【2024年最新】楽天でんきのリアルな口コミ評判！料金メリット・デメリットと切替手順を徹底解説

「最近、周りで電気代が高いって聞くけど、楽天でんきってどうなの？」
そう思って、この記事にたどり着いたあなたは、きっと電気料金の見直しを真剣に考えていることでしょう。筆者であるモモストアも、かつては大手電力会社一択だと思っていました。
でも、今は新電力の時代です。特に「楽天経済圏」を利用している人にとって、楽天でんきは見過ごせない選択肢になっています。

この記事では、楽天でんきを実際に使っているユーザーのリアルな口コミを徹底的に掘り下げ、
料金メリットだけでなく、多くの方が不安に感じるデメリットや料金変動のリスクまで、分かりやすく解説していきます。
この記事を読めば、あなたが楽天でんきに切り替えるべきかどうかが、たった10分でスッキリとわかりますよ！

楽天でんきって実際どうなの？利用者からのリアルな口コミ・評判を徹底調査！

新電力への切り替えを考えるとき、一番気になるのが「実際に使っている人の声」ですよね。
テレビCMや公式サイトの情報だけでは分からない、リアルな口コミや評判こそが、契約の決め手になります。モモストアが様々なSNSやレビューサイト、そして実際に利用している知人・友人の声を集めて分析した結果、楽天でんきに対する評判は大きく分けて「料金・ポイント」に関するメリットの声と、「料金変動リスク」に関する懸念の声に分かれることが分かりました。

「電気代が安くなった」という節約効果を実感した声

楽天でんきは、大手電力会社の従来のプランと比べて、基本料金がゼロ円である点が大きな特徴です。
この基本料金ゼロという仕組みが、特に単身世帯や、日中の在宅時間が少ない共働き世帯など、「電気使用量が平均的または少なめ」という層からの高い評価に繋がっています。
実際に口コミを見ると、「切り替えてから毎月数百円だけど確実に安くなっている！」「基本料金がないのは精神的に安心」といった声が目立ちます。
また、以前は従量電灯プランで契約していた家庭が、楽天でんきに切り替えたことで、電気の使用量が少ない月ほど節約効果を実感しているケースが多いようです。
ただし、電気料金の安さは住んでいる地域や、季節、家族構成によって大きく変わるため、一概には言えません。
あくまで「自分の利用状況と楽天でんきの料金体系がマッチした」場合に、大きなメリットを感じられる、というわけですね。
事前にシミュレーションを行うことが、後悔しないための最初のステップとなります。

「ポイントが貯まる・使える」楽天経済圏のヘビーユーザーからの絶賛の声

楽天でんきの口コミで最も多いのが、やはり楽天ポイントに関するポジティブな意見です。
楽天でんきの利用料金200円（税抜き）ごとに1ポイントが貯まるだけでなく、貯まったポイントを電気代の支払いに充当できるのが、楽天経済圏で生活するユーザーにとっては神のような仕組みだと評価されています。
「楽天市場での買い物で貯めた期間限定ポイントを、失効させることなく電気代に使えるのが便利すぎる！」という口コミは、本当に多いです。
ポイントの有効活用という視点で見ると、楽天でんきは単なる電力会社ではなく、生活コスト全体を最適化するツールとして機能していると言えるでしょう。特にSPU（スーパーポイントアッププログラム）の対象サービスではないものの、日常生活の中で自然とポイントが回り、それが固定費である電気代を圧縮してくれるのは非常に魅力的です。
ポイントで電気代を賄うことで、実質的な電気代を大幅に下げているという利用者の声も、説得力がありますよね。
このポイント循環のメリットを最大限に活かせるかどうかで、楽天でんきの満足度は大きく変わってきます。

料金変動リスクやカスタマーサポートに関する厳しい意見

一方で、楽天でんきに対して厳しい意見も存在します。主に懸念されているのは、電力市場価格に連動するプランの存在、そして一時的な高騰リスクです。
特に2021年冬の電力需給ひっ迫時には、市場価格が高騰し、一部のユーザーから「電気代が以前の倍以上になった」という悲鳴にも似た口コミが見られました。
楽天でんきも、この件を受けてプラン内容を改定し、現在はリスクが軽減されていますが、このネガティブな経験がユーザーの間に「楽天でんき＝料金が高騰する可能性がある」というイメージを残してしまった側面は否定できません。
また、カスタマーサポートに関する口コミも、大手電力会社と比較すると「電話が繋がりにくい」「問い合わせの回答に時間がかかる」といった声が散見されます。
もちろん、切り替え手続き自体は非常にスムーズで簡単なのですが、万が一のトラブルや疑問が生じた際の対応について、もう少し改善を求める声があるのも事実です。
これらの口コミからわかるのは、楽天でんきはメリットが非常に明確である一方で、ユーザー側にも料金体系やリスクに関する一定の理解が求められる電力会社だということです。公式サイトの情報だけでなく、外部の信頼できる情報源（楽天ポイントの最新情報について検索）も参考にしながら、総合的に判断することが大切です。

評価項目	ポジティブな口コミ（メリット）	ネガティブな口コミ（懸念点）
料金	基本料金ゼロで安くなった	市場価格高騰時に電気代が跳ね上がった
ポイント	ポイントで電気代を支払えるのが最高	ポイント還元率はそれほど高くない
手続き	Webで簡単に切り替えができた	問い合わせ窓口が繋がりにくい時がある
安心感	楽天ブランドで安心感がある	燃料費調整額が予測しにくい

【料金メリット】楽天でんきに切り替える最大の魅力！電気代がお得になるって本当？

楽天でんきに切り替えるかどうかを検討する上で、最も重要なのが「結局、電気代は安くなるのか？」という点です。
結論から言うと、多くの方にとって安くなる可能性はありますが、「全ての人に必ず安くなる」わけではありません。
しかし、楽天でんきには、大手電力会社にはない、お得になるための仕組みと明確なメリットが存在します。このセクションでは、その具体的なメリットを深掘りしていきましょう。
あなたがもし「電気の使用量が平均的で、日中の利用が少ない」ライフスタイルであれば、間違いなく検討する価値がありますよ。

メリット1：基本料金がずっと0円の分かりやすい料金体系

楽天でんきの料金体系の根幹をなすのが、この「基本料金ゼロ」という点です。
一般的な大手電力会社のプランでは、電気を使っても使わなくても、契約アンペア数（A）や契約容量（kVA）に応じて毎月固定の基本料金が発生します。特にアンペア数が大きい契約をしている世帯ほど、この基本料金が負担になりますよね。
ところが、楽天でんきの最も人気のあるプラン「楽天でんき Sプラン」や「楽天でんき Mプラン」では、この基本料金が完全に無料です。
これは、電気の使用量に応じてかかる「従量料金」と、その他の費用のみで電気代が構成されるということ。
電気をあまり使わなかった月でも、基本料金の負担がないため、「使った分だけ支払う」という、非常にシンプルで納得感のある電気代になります。
従来のプランでは、夏場や冬場の電気使用量が多い月は従量料金が高くなるだけでなく、基本料金も合わさって大きな出費となっていました。
しかし、楽天でんきなら、まずは基本料金の負担がなくなる分だけ、節約に繋がるというわけです。このシンプルさが、家計管理のストレス軽減にも役立つという声も多いんですよ。

メリット2：従量料金（電力量料金）が大手電力会社より割安に設定されているケースが多い

基本料金がゼロであることに加えて、楽天でんきは、実際に電気を使った量に応じて支払う「従量料金（電力量料金）」も、大手電力会社の規制料金プランと比較して、割安に設定されているケースが多いです。
大手電力会社の従量料金は、電気の使用量が増えるほど単価が高くなる「三段階料金制」を採用していることが一般的です。これは、たくさん電気を使う家庭ほど、単価が高くなってしまうという仕組みです。
しかし、楽天でんきの主力プランでは、電気の使用量に関わらず、単価が一定に設定されていることがほとんどです（「市場連動型」は除く）。
これにより、特に電気をたくさん使う中〜大家族世帯や、リモートワークなどで日中の電気使用量が多い家庭でも、大手電力会社の第三段階料金（単価が最も高い部分）を避けることができ、電気代のトータルコストを抑えることが可能になります。
楽天でんきの公式サイトにある料金シミュレーションツールを使うと、現在の電気料金と比較してどれくらい安くなるのかがすぐにわかりますので、ぜひ一度試してみることをおすすめします。
楽天でんきの料金シミュレーションはこちらから検索

• 基本料金：大手電力会社は固定費が発生、楽天でんきは0円。
• 従量料金：大手電力会社は使用量に応じて3段階で単価が上昇、楽天でんきは単価が一定（市場連動型を除く）。
• ポイント：大手電力会社は基本的にポイント付与なし、楽天でんきは楽天ポイント付与＆利用可能。
• 契約のしやすさ：楽天でんきはWeb上で全て完結し、最短5分で申し込み可能。

【楽天ポイントの仕組み】電気代でポイントが貯まる・使える！効率的な活用法

楽天でんきの最大の魅力であり、多くのユーザーが切り替えを決意する理由となっているのが、楽天ポイントとの強力な連携です。
「電気代なんて、ただの固定費でしょ？」そう思っていた人も、楽天でんきにすれば、電気代の支払いを通して「ポイントが貯まる、そして使える」という、お得なポイント循環サイクルを生活に取り入れることができます。
ここでは、楽天でんきのポイントの仕組みと、それを最大限に活用するための具体的な方法を、モモストア流に解説していきますね。

電気代の支払い200円（税抜）ごとに1ポイントが貯まる

楽天でんきでは、毎月の電気代の支払い額200円（税抜）ごとに、楽天ポイントが1ポイント付与されます。還元率にすると0.5%です。
「あれ、0.5%ってそこまで高くないかも…」と感じる方もいるかもしれません。確かに、クレジットカードによっては1.0%以上の還元率を誇るものもありますからね。
しかし、重要なのは電気代という「毎月必ず発生する固定費」で、意識せずにポイントが貯まるという点です。
例えば、毎月の電気代が平均10,000円（税抜）の家庭であれば、年間で約600ポイントが自然と貯まる計算になります。これは、わざわざポイントを貯めるための行動をしなくても得られる、「不労所得」のようなポイントだと言えるでしょう。
さらに、このポイントは「通常ポイント」として付与されるため、楽天経済圏のサービスで幅広く利用できるのが強みです。
電気代の支払いでポイントを稼ぎ、そのポイントでまた楽天市場で買い物をする…というループが、あなたの家計を強力にサポートしてくれます。

貯まったポイントは電気代の支払いに1ポイント＝1円として充当可能

楽天でんきのポイント連携の真骨頂は、「貯める」だけでなく「使える」仕組みにあります。
貯まった楽天ポイントは、1ポイント＝1円として、毎月の電気料金の支払いに充てることができます。
しかも、この支払いには、楽天市場でのキャンペーンなどで獲得した「期間限定ポイント」も利用可能なのです！
期間限定ポイントは有効期限が短いものが多く、「使い道に困る」「期限切れで失効させてしまった」という経験がある方も多いのではないでしょうか？
しかし、楽天でんきがあれば、その期間限定ポイントを毎月の固定費である電気代に充当することで、実質的な電気代をゼロに近づけることが可能になります。
この「期間限定ポイントの消化先」として優秀であるという点が、楽天でんきが楽天ヘビーユーザーから熱狂的に支持される最大の理由と言っても過言ではありません。電気代の支払いに充てる設定も、Webのマイページから簡単に設定できるので、手間もかかりませんよ。

ポイントを賢く活用するための具体的なアクションプラン

楽天でんきのポイントを最大限に活かすためには、いくつかの工夫が必要です。
ただ支払うだけでなく、少し意識を変えるだけで、ポイント還元率を実質的に高めることができます。
モモストアがおすすめするアクションプランを以下にまとめました。

ポイント活用アクション	目的とメリット
期間限定ポイントを優先的に使う設定にする	失効リスクの高い期間限定ポイントを固定費で確実に消化し、現金の支出を抑える。
楽天カードで支払う	楽天でんきのポイント（0.5%）に加え、楽天カード利用分のポイント（1.0%）も獲得できるため、実質的な還元率を向上させる。
キャンペーンをチェックする	新規入会や友達紹介キャンペーンで、数千ポイント単位の特典を獲得し、初期費用を大幅に回収する。
家族のポイントと合算する	家族カードの利用やポイント口座の連携により、ポイント残高を集中させ、一気に電気代に充当して大きな節約効果を実感する。

特に「楽天カードでの支払い」は非常に重要です。電気代を楽天カードで支払うことで、楽天でんき利用分のポイントとは別に、カード利用ポイントが貯まります。
ポイントを「貯める」と「使う」の両面でメリットを享受できるのが、楽天でんきならではの強みです。

楽天でんきの料金体系はどうなってる？プランの種類と知っておくべき基本情報

楽天でんきには、主に家庭向けの「プラン」がいくつか用意されています。
ただ「楽天でんきに切り替える」と言っても、自分のライフスタイルに合わないプランを選んでしまうと、かえって電気代が高くなる可能性もあります。
ここでは、楽天でんきの基本的な料金体系と、主要なプランの種類、そしてあなたがどのプランを選ぶべきかを知るためのポイントを解説します。
複雑に思えるかもしれませんが、実は大手電力会社よりもシンプルで分かりやすい仕組みになっていますよ。

基本は「楽天でんき Sプラン」「楽天でんき Mプラン」の2種類

一般家庭向けの楽天でんきには、主に「楽天でんき Sプラン」と「楽天でんき Mプラン」の2つのプランがあります。
この2つのプランの違いは、契約アンペア数（A）や契約容量（kVA）の違いです。

• 楽天でんき Sプラン：主に契約アンペア数（A）で契約するエリア（北海道電力エリア、東京電力エリア、中部電力エリアなど）の家庭向け。従来の従量電灯Bに相当します。
• 楽天でんき Mプラン：主に契約容量（kVA）で契約するエリア（関西電力エリア、中国電力エリア、四国電力エリア、沖縄電力エリアなど）の家庭向け。従来の従量電灯Aに相当します。

どちらのプランも、共通しているのは「基本料金が0円」であり、「従量料金（電力量料金）の単価が一定」である点です。
このシンプルで均一な料金体系こそが、楽天でんきの大きな魅力です。
ただし、地域によってプラン名や供給条件が異なる場合がありますので、申し込み前に必ず公式サイトで自分のエリアの情報を確認しましょう。

知っておくべき「燃料費調整額」と「再生可能エネルギー発電促進賦課金」

電気料金は、基本料金と従量料金だけで決まるわけではありません。
どの電力会社と契約しても必ず含まれるのが、「燃料費調整額」と「再生可能エネルギー発電促進賦課金（再エネ賦課金）」です。

費用の種類	概要	楽天でんきの特徴
燃料費調整額	燃料価格の変動を電気料金に反映させるための費用。毎月変動します。	大手電力会社の「規制料金」プランと異なり、上限設定がないため、燃料価格高騰時に変動幅が大きくなるリスクがあります。（現在は価格高騰対策がされています）
再エネ賦課金	再生可能エネルギーの普及を支援するための費用。全国一律で、どの会社を選んでも同額です。	どの会社でも同額。電気使用量に応じて加算されます。

特に「燃料費調整額」は、楽天でんきのような新電力会社を選ぶ際に非常に重要なポイントになります。
大手電力会社の「規制料金プラン」には燃料費調整額に上限が設けられていますが、楽天でんき（自由料金プラン）の多くは上限がありませんでした。
しかし、近年の電力高騰を受け、楽天でんきはプランを改定し、現在は「市場価格連動型」ではないプランを提供しており、リスクを抑える努力をしています。
この料金体系の詳細は、次の「デメリット」のセクションでさらに詳しく解説しますね。
まずは、「基本料金ゼロで従量料金が一定」というシンプルさが、楽天でんきの最大のメリットだと覚えておいてください。

楽天でんきにはデメリットもある？利用者が見つけた「ここはちょっと…」な点

楽天でんきが魅力的なのはよく分かりましたが、良いことばかりではありません。
どんなサービスにもメリットとデメリットがあり、特に電気という生活に必須のインフラに関しては、デメリットをしっかりと理解しておくことが、後悔しないための最重要ポイントになります。
このセクションでは、モモストアが収集した口コミや、料金体系を深く分析した結果見えてきた「楽天でんきの残念な点」「ここはちょっと…」と感じるデメリットについて、正直にお話ししていきます。

デメリット1：オール電化プランや時間帯別プランがない

楽天でんきのプランは、先述の通り「基本料金ゼロ」で「従量料金が一定」のシンプルな体系が中心です。
このシンプルさがメリットである一方で、特定のライフスタイルを送る方にとってはデメリットになってしまいます。
例えば、オール電化住宅に住んでいる方や、エコキュートなどで深夜帯に集中的に電気を使う方です。
これらの家庭は、大手電力会社などが提供する「オール電化プラン」や「時間帯別プラン」のように、深夜帯の電気料金単価が安く設定されているプランを利用することで、大きな節約効果を得ています。
しかし、楽天でんきには現在、そうした時間帯によって単価が変わるプランの提供がありません。
そのため、オール電化住宅の方が楽天でんきに切り替えてしまうと、昼夜問わず単価が一定になることで、トータルの電気代が以前よりも高くなってしまう可能性が高いのです。
もしあなたがオール電化住宅にお住まいなら、楽天でんきへの切り替えは慎重に検討し、必ず現在のプランとのシミュレーションを綿密に行うことをおすすめします。

デメリット2：電気の使用量が非常に多いヘビーユーザーには節約効果が出にくい場合がある

楽天でんきは基本料金がゼロなので、電気の使用量が少ない家庭ほど節約効果が出やすい、という話をしましたね。
逆に言えば、毎月の電気使用量が非常に多いヘビーユーザーの場合、他の新電力会社や大手電力会社のプランの方が安くなる可能性があります。
大手電力会社の中には、大口の顧客向けに、使用量が多くなるほど割引率が高くなるプランや、楽天でんきよりもさらに安い従量料金単価を設定している新電力会社もあります。
楽天でんきの場合、従量料金の単価が一定であるため、電気の使用量が極端に多くなると、割引のメリットが相対的に薄れてしまうことがあります。
ご自身の過去1年間の電気使用量をチェックしてみて、もし常に高い水準（例えば、毎月500kWh以上など）で電気を使っているようであれば、楽天でんき以外の大容量ユーザー向けのプランも比較検討してみる価値があるでしょう。

デメリット3：市場価格連動型プランはリスクが伴う（現在は新規受付停止）

このデメリットについては、次のセクションで詳しく解説しますが、かつて楽天でんきが提供していた「市場価格連動型プラン」は、電力市場の価格に連動して電気料金単価が変動するというものでした。
平時であれば安くなるメリットがあったのですが、2021年冬のような電力市場の異常な高騰が発生した場合、電気代が文字通り桁違いに高くなるリスクがありました。
現在は、楽天でんきもこのリスクを考慮し、この市場価格連動型プランの新規受付を停止し、より安定した料金体系のプランを推奨しています。
ただし、この過去の経験から「楽天でんき＝危険」というイメージを持っている方も少なくありませんので、最新のプランの内容を正しく理解することが大切です。
この料金変動リスクについては、次のセクションで詳しく掘り下げていきましょう。

楽天でんきの主なデメリット	対象となるユーザー	対策・検討事項
オール電化プランがない	オール電化住宅、深夜に電気を集中して使う家庭	現在のプランと徹底比較する、時間帯別プランを持つ他社を検討する。
大口利用でのメリットが薄い	毎月500kWh以上の電気を使うヘビーユーザー	大容量ユーザー向けのプランを持つ他社と比較する。
市場価格変動リスク（過去の教訓）	料金の安定性を最優先するユーザー	現在のプランが「市場価格連動型」でないことを確認する。

楽天でんきは「値上げ」や「市場価格連動」で損するって本当？料金変動リスクを解説

先ほども少し触れましたが、楽天でんきを検討する上で最も懸念されがちなのが、「値上げリスク」や「市場価格連動」による料金の高騰です。
このイメージは、過去の電力市場の異常事態に起因しているため、正確な情報と現在の楽天でんきの対応を理解することが重要です。
「損をするかもしれない」という不安を解消するために、この料金変動リスクについてモモストアが詳しく解説していきますね。

過去に発生した市場価格高騰と楽天でんきの対応

2021年の冬、そして2022年のウクライナ情勢などによる燃料価格の高騰を受け、日本の電力市場価格は一時的に異常な高騰を見せました。
この時、旧プランで「市場価格連動型」の料金体系を採用していた楽天でんきの一部ユーザーは、その高騰が電気代に直接反映され、通常の何倍もの電気代を請求されるという事態が発生しました。
これは、楽天でんきに限らず、同様のプランを提供していた他の新電力会社でも見られた現象です。
この事態を受け、楽天でんきは即座に対応に乗り出しました。
現在、楽天でんきが提供している主流プラン（例：Sプラン、Mプラン）は、市場価格に直接連動する方式ではなくなっています。
そして、過去にリスクが高かったプランについては新規受付を停止し、より安定した料金体系への移行を推奨しています。

現在の主力プランの料金変動リスクは？

では、現在、楽天でんきに新規で申し込む場合、料金変動リスクはどの程度あるのでしょうか？
答えは、「大手電力会社の自由料金プランと同等、ただし燃料費調整額に上限はない」という点がポイントになります。

• 従量料金（単価）：一定であり、市場価格に直接連動して毎時間変わることはありません。
• 燃料費調整額：これは全ての電力会社に共通するリスクですが、楽天でんきを含む新電力の多くは、燃料費調整額に上限を設けていません。（大手電力会社の「規制料金プラン」は上限があります）

つまり、世界的な燃料価格の高騰が続けば、燃料費調整額が高くなることで、電気代が値上がりする可能性はあります。
しかし、これは現在のほとんどの自由料金プランで共通しているリスクであり、楽天でんきだけが特別に危険というわけではありません。
大切なのは、楽天でんきのメリットである「基本料金ゼロ」と「ポイント還元」で得られるメリットが、この燃料費調整額の上限がないリスクを上回るかどうかを判断することです。
特に、電気使用量が少ない家庭や、ポイントを賢く使えるユーザーにとっては、十分なメリットがあると言えるでしょう。
最新の電力市場価格の動向は、Google検索で「電力市場価格の現状」を検索して確認できますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

料金高騰を回避するためにできること（対策）

楽天でんきに切り替えるとしても、料金高騰のリスクは最小限に抑えたいですよね。
高騰を回避し、安定して電気代を抑えるためにできることは以下の通りです。

対策	具体的な行動
プランの確認	新規申し込み時に「市場価格連動型」ではない、単価が一定のプラン（S/Mプランなど）を選んでいるか再確認する。
楽天ポイントの活用	電気代が高騰した月に備え、ポイントを貯めておき、そのポイントで高騰分を相殺できるように準備しておく。
節電の徹底	燃料費調整額は電気使用量にかかるため、電気代が高くなりそうな時期は特に節電を意識する。
他社比較の継続	電力市場の状況が変わるたび、楽天でんきが本当に最適かを他社と比較し続ける。

楽天でんきは、デメリットを理解し、ポイントでリスクをヘッジできる人にとっては、非常に優秀な電力会社だと言えます。

【引っ越し・解約時】楽天でんきの手続きは簡単？面倒な手続きは一切なし！

「電力会社の切り替えって、手続きが面倒そう」「引っ越しが多いから、解約や再契約が大変そう」
そう考えて、新電力への切り替えをためらっている方も多いのではないでしょうか？
しかし、ご安心ください。楽天でんきに限らず、新電力への切り替え手続きは、想像以上に簡単でスムーズになっています。
このセクションでは、楽天でんきへの切り替え手続き、そして引っ越しや解約時の手順について、モモストアが丁寧に解説しますね。

切り替え手続きはWebで完結！検針票を用意すればOK

現在、他の電力会社と契約している方が楽天でんきに切り替える場合、手続きはすべてWeb上で完結します。
必要なのは、現在の契約内容がわかるもの、つまり「検針票」または「Web明細の情報」です。

【切り替えに必要な情報】

• お客様番号（現在の電力会社のもの）
• 供給地点特定番号（22桁の番号）
• 契約者名、連絡先、支払い情報（楽天カード推奨）

これらの情報さえ手元にあれば、楽天でんきの公式サイトから最短5分程度で申し込みが完了します。
最も素晴らしいのは、現在の電力会社への解約手続きは、楽天でんき側が代行してくれるという点です。
あなたは、現在の会社に電話をする必要も、書類を送る必要も一切ありません。
この手間いらずの仕組みが、新電力への切り替えハードルを劇的に下げています。

解約金・違約金は基本的にゼロ！縛りがないから安心

これもまた、楽天でんきの大きなメリットの一つです。
楽天でんきの主力プランには、契約期間の「縛り」や「解約金（違約金）」が基本的に設定されていません。
「もし切り替えてみて、やっぱり合わなかったらどうしよう…」という不安も、これなら解消されますよね。
つまり、もし料金が高くなってしまったとしても、いつでも好きなタイミングで、費用を気にすることなく他の電力会社に切り替えることが可能です。
この自由度の高さは、特に初めて新電力にチャレンジする方にとって、心理的な安心感につながるでしょう。
ただし、法人向けの特殊なプランや、キャンペーンによっては特別な契約条件が付帯する場合もゼロではありませんので、申し込み前に最終的な契約約款をチェックする癖をつけておくと完璧です。

引っ越し時の手続きはWebと電話でスムーズに

引っ越しの場合、「旧居での解約手続き」と「新居での利用開始手続き」が必要になります。

手続き	必要な対応
旧居の解約	Webのマイページまたは電話で、旧居での電気使用停止日を連絡する。
新居での契約	新居の住所情報、希望利用開始日などをWebで申し込み直す。

引っ越し先のエリアが楽天でんきの提供エリア内であれば、スムーズに継続利用が可能です。
引っ越しが多い方でも、解約金がないため、気軽に手続きができるのが魅力です。
電気の利用開始には立ち会いが必要な場合もあるので、引っ越し日の1週間前くらいまでには手続きを済ませておくと安心ですね。

楽天でんきへの切り替え手順を解説！たった5ステップで完了するカンタン手続き

さて、メリット・デメリットを理解し、いよいよ「楽天でんきに切り替えてみよう！」と決意したあなたのために、具体的な申し込みから利用開始までの手順を、モモストアが丁寧に解説していきます。
「たった5ステップ」と聞くと驚くかもしれませんが、本当にシンプルなので、スマホ片手にサクッと完了できますよ。

ステップ1：現在の電気料金の検針票（またはWeb明細）を用意する

まずは、現在の契約内容を確認するための「検針票」または「Web明細」を用意しましょう。
前述の通り、「お客様番号」と「供給地点特定番号」という、切り替えに必須の情報を確認するためです。
特に「供給地点特定番号」は、電気メーターが設置されている場所を特定するための22桁の番号で、この番号がないと申し込みができません。
もし検針票が見当たらない場合は、現在の電力会社のWebサイトで確認するか、カスタマーセンターに問い合わせてみましょう。

ステップ2：公式サイトで料金シミュレーションを行う

必須ではありませんが、切り替え前に必ず公式サイトのシミュレーションツールを利用しましょう。
ステップ1で確認した情報を入力することで、現在の電気代と比較してどれくらいお得になるかを、具体的な金額で把握できます。
このシミュレーション結果が、あなたの「本当に切り替えるべきか」の最終的な判断材料になります。
シミュレーションで満足のいく結果が出たら、そのまま申し込み画面に進みましょう。

ステップ3：楽天でんきの申し込みフォームに必要情報を入力する

申し込みフォームでは、主に以下の情報を入力します。

• 契約プラン：通常はSプランかMプランを選びます。
• 利用場所の情報：氏名、住所、電話番号、メールアドレスなど。
• 現在の契約情報：お客様番号、供給地点特定番号など。
• 支払い方法：クレジットカード情報（楽天カードがおすすめです）。

ここで特に注意したいのが、支払い方法の選択です。
楽天カードで支払うと、カード利用分のポイントも貯まるため、最もお得な組み合わせになります。

ステップ4：現在の電力会社への解約手続きを待つ

申し込みが完了したら、あとは楽天でんき側が現在の電力会社への解約手続きを代行してくれます。
あなたは特に何もする必要はありません。
申し込み内容に不備がなければ、数日以内に楽天でんきから「契約手続き完了」のメールが届きます。
もし、供給地点特定番号などに誤りがあった場合は、楽天でんき側から連絡が来ることがありますので、メールはしっかりとチェックしておきましょう。

ステップ5：切り替え完了日の通知を受け取り、利用開始！

最終的に、楽天でんきから「切り替え完了日」が記載されたメールが届きます。
この日をもって、電気の供給元が楽天でんきに切り替わります。
工事やメーターの交換が必要な場合もありますが、立ち会い不要の場合がほとんどです。
切り替え後も、今まで通り電気を使い始めるだけでOKです。
これで、あなたは無事に楽天経済圏での新しい電気生活をスタートできます！最新のキャンペーン情報は、楽天でんきのキャンペーン情報をGoogle検索で探してみましょう。

オール電化住宅や特定エリアでも使える？楽天でんきの提供エリアと対象ユーザー

「うちの地域は新電力に切り替えられるの？」「オール電化だけど、本当にメリットがあるの？」
こうした疑問を持つ方も多いでしょう。
このセクションでは、楽天でんきが提供されているエリアと、切り替えるべきではない「対象外」のユーザーについて、詳しく解説していきます。
ご自身の環境が楽天でんきに合っているかを、最終確認してみてください。

楽天でんきの提供エリアは全国（沖縄・離島を除く）

楽天でんきは、北海道から九州まで、日本全国のほとんどのエリアで利用可能です。
ただし、現在のところ、沖縄電力エリアと一部の離島では提供されていません。
あなたが現在お住まいの地域が、以下の大手電力会社の供給エリア内であれば、基本的に楽天でんきへの切り替えが可能です。

大手電力会社	エリア
北海道電力	北海道
東北電力	青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島、新潟
東京電力	栃木、群馬、茨城、埼玉、千葉、東京、神奈川、山梨、静岡（富士川以東）
中部電力	岐阜、愛知、三重（一部除く）、静岡（富士川以西）、長野
北陸電力	富山、石川、福井、岐阜（一部）
関西電力	滋賀、京都、大阪、奈良、和歌山、兵庫、福井（一部）、三重（一部）
中国電力	鳥取、島根、岡山、広島、山口、香川（一部）、愛媛（一部）
四国電力	徳島、高知、香川、愛媛（一部）
九州電力	福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島

もちろん、切り替え後も電気の供給自体は、地域の送配電網を介して行われるため、電気の質や安定性が変わることは一切ありません。
万が一、楽天でんきが倒産・撤退したとしても、地域の送配電会社が電気を供給し続けるため、電気が止まる心配はないのでご安心ください。

楽天でんきを避けるべき「対象外」ユーザー

提供エリア内であっても、楽天でんきに切り替えることで損をしてしまう可能性が高いユーザーが存在します。

• オール電化プランを利用中のユーザー：前述の通り、深夜単価の安いプランからの切り替えは、電気代が高くなるリスクが高いです。
• 電気使用量が極端に少ないユーザー：基本料金はゼロになりますが、従量料金単価が他の地域電力会社の最低使用量枠よりも高い場合があり、思ったほどの節約効果が出ないことがあります。
• 楽天ポイントを全く使わないユーザー：楽天でんきの最大のメリットであるポイント還元や利用の恩恵を受けられないため、他のポイントや現金還元に特化した新電力の方が有利な場合があります。

特に「オール電化」と「楽天ポイントの非利用者」は、切り替え後に後悔する可能性が高いので、ご自身がこれに該当しないかをよく確認しましょう。

他社と比較！楽天でんきはどんな人に一番おすすめ？後悔しないための選び方

新電力会社は星の数ほどあり、「結局、楽天でんきは他の会社と比べてどうなの？」「どんな人が一番得をするの？」という疑問は尽きませんよね。
このセクションでは、楽天でんきの強みを再確認し、他の主要な新電力会社と比較することで、楽天でんきがあなたのライフスタイルに合っているかどうかを最終判断するための情報を提供します。
後悔しないためには、自分の価値観と電力会社の提供価値がマッチしていることが重要です。

楽天でんきが「絶対におすすめ」な人の3つの特徴

モモストアが断言しますが、楽天でんきは以下の3つの特徴に当てはまる人にとって、最もメリットが大きい電力会社です。

• 楽天経済圏を日常的に利用している人：楽天市場、楽天モバイル、楽天証券など、日頃から楽天グループのサービスを利用し、ポイントを貯めたり使ったりしている人。期間限定ポイントの消化先として、電気代が利用できるのは最強のメリットです。
• 毎月の電気使用量が平均的または少なめの世帯：基本料金ゼロの恩恵を最大限に受けられ、毎月の固定費削減効果を実感しやすいです。単身者や共働き夫婦などにおすすめです。
• シンプルな料金体系を好む人：時間帯別や複雑な割引プランではなく、「基本料金ゼロ」「従量料金一定」という分かりやすい料金体系を好む人には最適です。

特に、「楽天ポイントのヘビーユーザー」であるかどうかが、楽天でんきの満足度を決定づけると言っても過言ではありません。

他の新電力会社との比較（代表的な事例）

新電力会社は、それぞれ独自の強みを持っています。楽天でんきと比較されやすい代表的な会社の強みを理解しておきましょう。

電力会社	主な強み	楽天でんきとの違い
東京ガス（エネファームプランなど）	ガスとのセット割が強力。都市ガスを利用している人には大きなメリット。	楽天でんきは電気のみ。ガスとのセット割を求めるなら東京ガスが有利。
auでんき	auユーザー向けの携帯電話料金とのセット割が強力。auポイント（Pontaポイント）が貯まる。	ポイント経済圏の違い。Pontaポイント派ならauでんきが有利。
Looopでんき	解約金・違約金ゼロ、基本料金ゼロが特徴。時間帯別の単価変動が少ないプランもある。	ポイント還元がない点で劣るが、料金体系のシンプルさは同等以上。

このように、楽天でんきは「ポイント経済圏」という非常に明確な強みを持っています。
もしあなたが「ドコモユーザーだけど、電気代は安くしたい」という場合は、携帯電話会社とのセット割がないため、純粋な電気代単価の安さで他社と比較する必要があります。
この比較検討には、電力会社の一括比較サイトをGoogle検索して利用するのが最も効率的です。

後悔しないための最終的な選び方

結局のところ、電力会社選びで後悔しないためには、以下のステップを踏むことが大切です。

• ステップ1：現在の電気使用量（kWh）と年間料金を把握する。
• ステップ2：楽天でんき公式サイトでシミュレーションを行い、節約効果を確認する。
• ステップ3：もしオール電化やガスとのセット割を求めているなら、それらが得意な他社と料金を比較する。
• ステップ4：「基本料金ゼロ」「ポイント活用」「解約金ゼロ」のメリットが、料金変動リスクを上回ると判断できれば、楽天でんきに切り替える。

ご自身のライフスタイルとポイント経済圏の利用状況を天秤にかけて、最適な選択をしてくださいね。

楽天でんきに関するよくある疑問Q&A！解約金や支払い方法について

楽天でんきへの切り替えを検討している方々から寄せられる、特によくある疑問や、見落としがちなポイントについて、Q&A形式でまとめてみました。
このセクションを読むことで、残っている細かな不安要素を解消できますよ。

Q1：切り替え工事で電気が止まることはありますか？

A：いいえ、基本的に電気が止まることはありませんのでご安心ください。
新電力への切り替えは、電力メーターの交換（スマートメーターへの交換）が必要な場合がありますが、これは地域の電力会社（送配電部門）が行うものであり、停電することなく作業が完了します。
万が一、作業中に一時的に停電することがあっても、事前の連絡や立ち会いが必要な場合が多く、無断で電気が止まることはありません。

Q2：楽天でんきには本当に解約金や違約金はかかりませんか？

A：はい、一般的な家庭向けプラン（Sプラン、Mプランなど）には解約金や違約金は一切かかりません。
「契約期間の縛り」もありませんので、いつでも好きなタイミングで、他の電力会社に切り替えることが可能です。
ただし、過去に実施された特定のキャンペーン期間中の申し込みや、法人向けの特殊なプランには、解約金が設定されている場合もあります。
ご自身の契約プランを念のため、公式サイトの約款で最終確認することをおすすめします。

Q3：支払い方法は何が選べますか？

A：楽天でんきの支払い方法は、基本的にクレジットカード払いのみとなっています。

支払い方法	対応状況	推奨度
クレジットカード	対応（主要ブランド全てOK）	必須（楽天カード推奨）
口座振替	非対応	–
デビットカード	一部利用可能（カード会社による）	–

特に楽天カードでの支払いが最も推奨されています。
その理由は、楽天でんき利用分のポイント（0.5%）に加え、楽天カード利用分のポイント（1.0%）が二重で貯まり、実質的な還元率がアップするからです。
口座振替には対応していませんので、クレジットカードをお持ちでない方は、事前に準備が必要です。

Q4：賃貸住宅でも切り替えは可能ですか？大家さんの許可は必要ですか？

A：はい、賃貸住宅でも問題なく切り替え可能です。
電力会社の切り替えは、建物内部の電気設備に影響を与えるものではなく、契約先が変わるだけだからです。
大家さんや管理会社に許可を得る必要はありません。
ただし、建物の管理者から、一括で特定の電力会社との契約を求められている場合や、高圧一括受電契約をしているマンションなどの場合は、切り替えができないことがあります。

結論：楽天でんきは今すぐ切り替えるべき？モモストアが最終判断をまとめます

ここまで、楽天でんきのリアルな口コミから、メリット、デメリット、料金変動リスク、そして切り替え手順まで、徹底的に解説してきました。
読者の方の中には「結局、私は今すぐ切り替えるべきなの？」という疑問が残っているかもしれませんね。
最後に、筆者モモストアが考える楽天でんきへの切り替えを推奨する人、そして見送るべき人を明確にし、最終的な判断をまとめたいと思います。

切り替えを強く推奨する人（Goサイン！）

以下の条件に一つでも当てはまる方は、今すぐ楽天でんきへの切り替え手続きを始めるべきです。

• 楽天ポイントを日常的に貯めて・使っている人：電気代という固定費でポイントを消化できる最強の仕組みは、他の新電力にはないメリットです。
• 現在の契約が大手電力会社の「規制料金プラン」である人：特に電気の使用量が少ない世帯は、基本料金ゼロになるメリットが非常に大きいです。
• 電気の使用量が中程度で、安定した単価を求める人：市場価格連動型ではないプランを選べば、料金体系がシンプルで分かりやすくなります。
• 引っ越しが多く、解約金のリスクを避けたい人：契約期間の縛りがないため、安心して利用できます。

特に「楽天ポイントの使い道に困っている」という方は、楽天でんきがその問題を解決してくれるはずです。

切り替えを見送るべき人（Waitサイン！）

以下の条件に当てはまる方は、一旦立ち止まって他の電力会社との比較を再度行うべきです。

• オール電化プランを利用中の人：深夜の電気代単価の優遇がなくなるため、電気代が大幅に上がるリスクがあります。
• 楽天ポイントを全く利用しない人：楽天でんきの最大のメリットを享受できないため、純粋な料金単価の安さで他社を比較した方が得策です。
• ガスとのセット割など、他のセット割を既に利用していてメリットが大きい人：セット割のメリットを失うと、楽天でんきに切り替えるメリットを上回ってしまう可能性があります。

オール電化住宅の方は、特に注意が必要です。必ず現在のプランとのシミュレーションを綿密に行ってください。

モモストアからのメッセージ：まずはシミュレーションから

楽天でんきは、「基本料金ゼロ」と「楽天ポイント」という非常に強力な武器を持った新電力会社です。
過去の市場価格高騰のイメージが残っているかもしれませんが、現在のプランはリスクを軽減する方向に進化しています。
まずは、公式サイトで料金シミュレーションを行ってみることからスタートしてみてください。
あなたにとって最適な選択肢を見つけ、毎月の電気代を賢く節約できることを、モモストアは心から願っています！