虫かごはどこで売ってる?夏の必需品を今すぐ手に入れるための販売店と選び方を徹底解説!
皆さん、こんにちは!モモストアです。
夏の自由研究や週末のお出かけで、お子さんに「虫捕りに行きたい!」とせがまれること、ありますよね。
でも、いざ「虫かご、どこで買えるんだっけ?」となると、意外とすぐに思いつかないもの。
季節商品だし、今すぐ欲しいのに!と焦ってしまうパパ・ママも多いはずです。
この記事では、「虫かごが売ってる場所」をドラッグストアやホームセンター、100円ショップなど、
身近なお店から意外な穴場まで徹底的にリストアップしてご紹介します。
さらに、カブトムシ用、バッタ用など、捕まえたい虫に合わせた
失敗しない虫かごの選び方もお伝えしていきますね!
・【100均】ダイソー、セリア、キャンドゥ!コスパ最強の虫かごはコレ!
・ホームセンターの虫かごコーナーをチェック!品揃えと価格帯は?
・ドラッグストアやスーパーで虫かごは買える?意外な穴場を公開
・ドン・キホーテや家電量販店の「おもちゃコーナー」も要チェック
- 虫かごはどこで売ってる?主な購入場所を徹底リストアップ!
- 【100均】ダイソー、セリア、キャンドゥ!コスパ最強の虫かごはコレ!
- ホームセンターの虫かごコーナーをチェック!品揃えと価格帯は?
- ドラッグストアやスーパーで虫かごは買える?意外な穴場を公開
- ドン・キホーテや家電量販店の「おもちゃコーナー」も要チェック
- 虫かごの選び方ガイド!失敗しないための3つのポイント
- アミカゴとプラスチックケース、どっちを選ぶべき?メリット・デメリット比較
- カブトムシ・クワガタ用とバッタ・チョウ用で虫かごは違うの?
- オンライン通販(Amazon・楽天・Yahoo!)で虫かごを買うメリット・デメリット
- 虫かご以外に用意したい!あると便利な虫捕りグッズ
- 季節によって販売時期は変わる?虫かごが店頭に並ぶのはいつから?
- 虫かごを長く使うための簡単なお手入れ・保管方法
- 【モモストア解説】中古品やフリマアプリ(メルカリなど)で買うのはアリ?
虫かごはどこで売ってる?主な購入場所を徹底リストアップ!

結論からお伝えすると、虫かごは夏のレジャーシーズンが近づくと、本当に様々な場所で手に入るようになります。
急に必要になった時も慌てないように、まずは代表的な購入場所と、それぞれの
お店の特徴をモモストアが詳しく解説しますね。
購入場所を選ぶポイントは、「今すぐ欲しいのか」「どんな種類が欲しいのか」「予算はいくらか」の3点です。
例えば、「とりあえず今すぐ安く手に入れたい!」なら100円ショップ、「カブトムシ用の本格的なものが欲しい」ならホームセンター、という選び方がおすすめです。
虫かごが手に入る!代表的な実店舗一覧
夏の虫かご探しの旅は、まずこのお店からチェックしてみてください!
店舗ごとに品揃えや価格帯がかなり変わってくるので、目的に合わせて選ぶことが大切ですよ。
| 購入場所 | 特徴 | 価格帯(目安) | おすすめ度 |
| 100円ショップ(ダイソー、セリアなど) | 最も安価で手軽。簡易的なものや小さな虫かご、飼育グッズも一部あり。 | 110円~330円 | ★★★★★ |
| ホームセンター(カインズ、コーナンなど) | 品揃えが豊富。本格的な飼育ケース、エサ、専門用品も充実。 | 500円~3,000円 | ★★★★★ |
| 大型スーパー(イオン、イトーヨーカドーなど) | おもちゃコーナーや季節用品コーナーに陳列。急な買い物にも便利。 | 300円~1,500円 | ★★★★☆ |
| ドラッグストア(マツキヨ、ウェルシアなど) | 季節限定で取り扱いがある場合が多い。お菓子売り場付近やおもちゃコーナーを探してみて。 | 300円~800円 | ★★★☆☆ |
| ディスカウントストア(ドン・キホーテなど) | バラエティ豊かで、他では見ないユニークなデザインのものが並ぶことも。 | 500円~2,000円 | ★★★★☆ |
| オンライン通販(Amazon、楽天など) | 種類とサイズが圧倒的に多い。自宅にいながら比較検討可能。 | 300円~5,000円以上 | ★★★★★ |
ご覧の通り、選択肢はたくさんありますね。特に、夏の本格的な虫捕りシーズン(6月~8月)に入ると、普段は取り扱いのないお店でも店頭に並び始めることが多いので、まずは最寄りの店舗をチェックするのがおすすめです。ただし、シーズンを外れると在庫が極端に少なくなる点には注意が必要です。
オンライン通販の利便性は見逃せない!
実店舗を回ってもお目当てのものが見つからなかったり、もっと大きなサイズや特殊なデザインのものが欲しい場合は、オンライン通販の利用が最も確実で便利です。
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでは、実店舗では取り扱いがないようなプロ仕様の大型飼育ケースから、おしゃれなデザインの持ち運び用虫かごまで、本当に幅広い商品が揃っています。
レビューを比較しながら選べるのも大きなメリットですね。今すぐ欲しい!というときも、お急ぎ便を利用できることが多いので、活用しない手はありません。
ただし、週末に間に合わせたい場合は、発送までの日数や、大型商品の場合は送料も事前にしっかり確認しておくことが大切です。
フリマアプリのメルカリなどでも、状態の良い中古品や、コレクション整理で珍しい飼育ケースが出品されていることがあるので、選択肢の一つとして検討してみるのも面白いですよ。
【100均】ダイソー、セリア、キャンドゥ!コスパ最強の虫かごはコレ!
「ちょっと公園でバッタやチョウを捕まえるだけ」「お試しで使いたい」という方にとって、100円ショップは最強の味方です。手軽に買えて、万が一壊れても惜しくない価格が魅力ですよね。
主要な100円ショップであるダイソー、セリア、キャンドゥそれぞれの虫かごのラインナップや特徴について、モモストアが深掘りしてご紹介します。
ダイソー:サイズと色のバリエーションが豊富
ダイソーは、虫かごの種類やサイズ展開が他の100均と比べても豊富な傾向があります。
特に、子どもが持ち運びやすい小型のプラスチックケースは、赤や青、緑などカラフルなバリエーションが揃っていることが多いです。
価格は、小型のもので110円(税込)、中型~大型の飼育ケースになると220円や330円(税込)の商品が主流です。
ダイソーの魅力は、虫かご本体だけでなく、飼育用のマットや昆虫ゼリー、水槽用の飾り石など、周辺グッズも一緒に手に入りやすいことです。
「虫捕りセット」として、虫かご、網、飼育マットなどをまとめて購入できるのは、本当に便利ですよね。
ただし、人気商品なので夏休みシーズンに入るとすぐに売り切れてしまうことがあります。もし見つけたら、予備も含めて購入しておくことをおすすめします。
また、ダイソーは園芸コーナーにもプラスチック製のフタ付きケースが置かれていることがあり、これが水槽や小型飼育ケースとして代用可能な場合もあるので、虫かごコーナーで見つからなかった場合は、視野を広げて店内を探してみるのも一つのテクニックですよ!
セリア・キャンドゥ:おしゃれなデザインと飼育に便利なアイテム
セリアやキャンドゥは、ダイソーと比べて虫かご本体のサイズバリエーションはやや少ないかもしれませんが、デザイン性の高い商品を見つけられることがあります。
例えば、シンプルなモノトーンやクリアカラーのケースなど、インテリアにも馴染みやすい「おしゃれな飼育ケース」を探している方には特におすすめです。
セリアは特に収納グッズが充実しているので、フタ付きのクリアボックスを虫かご代わりに活用するアイデアも人気です。
ただし、その場合は通気性を確保するために、フタに小さな穴を開けるなどのDIYが必要になることもあります。
キャンドゥでは、昆虫採集のシーズンに合わせて、網戸を補修するための小さなメッシュ素材が売られていたり、
虫かごのカスタマイズに役立つグッズが見つかることもあります。
100均の虫かごはあくまで簡易的なものなので、長期間の飼育には不向きな場合が多いですが、数日間の観察や持ち運びには十分すぎるほどの性能を持っています。季節商品の陳列棚をぜひチェックしてみてくださいね。 [ダイソー公式サイト](https://www.daiso-sangyo.co.jp/ “ダイソー公式サイト”)の最新情報も参考になります。
ホームセンターの虫かごコーナーをチェック!品揃えと価格帯は?
本格的に昆虫を飼育したい、特にカブトムシやクワガタのように力の強い虫や大型の虫を捕まえたいなら、ホームセンターが一番確実な購入場所になります。ホームセンターは、昆虫飼育に必要なすべてが揃う専門的な場所と言っても過言ではありません。
カブトムシ・クワガタ向け!専門的な飼育用品が充実
カインズ、コーナン、DCMなどの大型ホームセンターでは、夏になると専用の昆虫コーナーが特設されます。
そこで見つかる虫かご(飼育ケース)の特徴は、耐久性が非常に高く、通気性に優れていることです。
特に、カブトムシやクワガタはフタを押し開ける力が強いため、フタが二重構造になっていたり、しっかりロックできるタイプのケースが主流です。
サイズも豊富で、小型の携帯用から、成虫を複数匹飼育できる超大型サイズ(通称「特大プラケース」)まで揃っています。
価格帯は、小型のもので500円~1,000円程度、本格的な大型の飼育ケースになると2,000円~5,000円程度が目安になります。
また、ホームセンターの店員さんに尋ねると、飼育方法やケースの選び方について専門的なアドバイスをもらえることもあります。
初めてカブトムシを飼育する方は、ぜひ利用してみてください。虫かごだけでなく、幼虫飼育用の土、成虫用のゼリー、止まり木などもまとめて購入できるため、一ヶ所で全て揃えたい方には最適な場所です。
アミカゴもプラケースも!幅広いニーズに対応
ホームセンターは、専門的な飼育ケースだけでなく、昔ながらのアミカゴ(網状の虫かご)も取り扱っています。
アミカゴは、チョウやバッタ、トンボなどの飛ぶ虫や草食系の虫を捕まえた際に、
中身が見やすく、通気性が抜群というメリットがあります。
価格も比較的安価で、300円~800円程度で手に入ることが多いです。
プラスチックケースは、虫の脱走を防ぎたい、土やマットを入れて長期飼育したい、というニーズに応えますが、
アミカゴは、短時間の観察や、虫捕り体験そのものを楽しむ目的に向いています。
また、ホームセンターには園芸用品も豊富にあるため、虫かごを置くための台や日よけのネットなど、
飼育環境を整えるためのアイテムも一緒に見つけやすいという利点があります。
これらの周辺グッズも上手に活用することで、より快適な虫捕り・飼育ライフを送ることができますよ。
ドラッグストアやスーパーで虫かごは買える?意外な穴場を公開
「ホームセンターまで行くのは遠い」「いつもの買い物のついでにサッと買いたい」という方にとって、
ドラッグストアやスーパーマーケットは非常に身近で便利な購入場所です。
一見、虫かごとは無縁そうに見えますが、実は夏のシーズンには意外な穴場として大活躍することがあります。
ドラッグストアの販売状況:季節商品コーナーをチェック!
マツモトキヨシ、スギ薬局、ウェルシアなどの大手ドラッグストアでは、通年で虫かごを扱っていることは稀ですが、
5月下旬〜8月のお盆過ぎにかけての期間は、季節商品として店頭に並ぶことがあります。
陳列場所としては、殺虫剤や虫よけスプレーが並ぶ「害虫対策コーナー」の近くや、
レジ横、あるいは「夏のレジャー用品」を集めた特設コーナーなどが狙い目です。
取り扱っているのは、主に小型〜中型の簡易的なプラスチック製虫かごや、
虫捕り網とセットになったものが中心です。価格も手頃で、300円~800円程度で販売されていることが多いです。
ドラッグストアの利点は、全国どこにでも店舗が多く、営業時間も比較的長いことです。
土壇場で必要になったときや、仕事帰りにサッと立ち寄りたい場合に非常に便利です。
ただし、品揃えは店舗や地域によって大きく異なるため、確実に入手したい場合は事前に電話で問い合わせる方が確実でしょう。
大型スーパー(イオン、イトーヨーカドーなど)は安定した供給源
イオン、イトーヨーカドー、西友などの大型スーパーマーケットは、虫かごの定番の販売場所の一つです。
特に、日用品やおもちゃを扱うフロアにある「玩具コーナー」や「季節用品コーナー」には、必ずと言っていいほど虫かごが陳列されています。
スーパーで扱われているのは、100円ショップのものよりは少ししっかりした作りで、
ホームセンターのものよりはカジュアルな、中間的な価格帯のものが中心です。
虫かごと虫捕り網がセットになった商品が多く、初めて虫捕りをするお子さんには最適です。
また、スーパーの強みは、食料品の買い物と同時に虫かごが買える利便性にあります。
「今日の夕飯のついでに、明日の虫捕りグッズも買っちゃおう!」という使い方ができるのが嬉しいポイントですね。
時期によっては、スーパー独自ブランドの低価格なオリジナル商品が販売されていることもあるので、
夏の入り口である5月頃から、おもちゃ売り場をチェックしてみることをおすすめします。
ドン・キホーテや家電量販店の「おもちゃコーナー」も要チェック
ここまで紹介したお店以外にも、虫かごを探す際に見落としがちな穴場がいくつかあります。それが、ドン・キホーテのようなディスカウントストアや、ヨドバシカメラ、ビックカメラといった大型の家電量販店です。これらの店舗は、ユニークな商品やセット品を見つけることができる可能性を秘めています。
ドン・キホーテ:バラエティ豊かなラインナップが魅力
「ドンキ」の愛称で知られるドン・キホーテは、商品の入れ替わりが激しく、他の店では見かけないバラエティ豊かな商品が並ぶのが特徴です。
虫かごについても例外ではなく、定番のプラスチックケースはもちろんのこと、
キャラクターグッズとコラボレーションしたデザイン性の高い虫かごや、
夜間でも虫捕りが楽しめるようにLEDライトが搭載されたセット商品など、
遊び心をくすぐるアイテムが見つかることがあります。
陳列場所は、レジャー用品コーナーやおもちゃコーナー、時には季節のイベントコーナーに置かれています。
ドンキの価格設定は、他店と比較して安いものもあれば、珍しい商品は少し高めに設定されていることもあるため、
価格チェックは欠かせませんが、ユニークな虫かごを探している方にはぜひ訪れてみてほしいお店です。
ただし、こちらも季節商品であるため、夏の最盛期を過ぎると急に在庫がなくなることがありますので、早めのチェックが肝心です。
家電量販店:意外と侮れないおもちゃ売り場
ヨドバシカメラやビックカメラなどの大型家電量販店には、大抵の場合、広大なおもちゃ売り場が併設されています。
ここでは、虫かご単体というよりも、「昆虫採集セット」として販売されていることが多いです。
セット内容には、虫かご、虫捕り網、そして昆虫図鑑や観察キットなどが含まれていることが多く、
初めて虫捕りを始めるお子さんへのプレゼントとしても非常に人気があります。
家電量販店で販売されている虫かごは、機能性とおもちゃとしての楽しさを両立させているものが多く、
特に有名メーカーの高品質な商品が並んでいる傾向があります。
価格はセット商品のため、1,500円~3,000円程度と、単体の虫かごよりは高めですが、
必要なものがすべて揃うという利便性を考えると、十分にお得だと言えるでしょう。
こちらも夏のシーズン限定の取り扱いとなるため、早めの確認をおすすめします。
[カインズオンラインショップ](https://www.cainz.com/ “カインズオンラインショップ”)のような大型店舗のオンライン情報も確認しておくと安心です。
虫かごの選び方ガイド!失敗しないための3つのポイント
虫かごがどこで買えるか分かったら、次は「どんな虫かごを選ぶべきか」という疑問が出てきますよね。
見た目だけで選んでしまうと、「すぐにフタを開けられた!」「中の虫が弱ってしまった…」といった失敗につながることもあります。
ここでは、モモストアが考える失敗しない虫かご選びの3つのポイントを、詳しく解説していきます。
ポイント1:虫の種類と大きさに合わせた「サイズ選び」
虫かご選びで最も重要なのが、捕まえる予定の「虫の種類と大きさ」に合わせたサイズを選ぶことです。
小さな虫かごにたくさんの虫を詰め込んだり、大きすぎる虫を無理に入れたりすると、虫がストレスを感じて弱ってしまう原因になります。
カブトムシ・クワガタ(大型昆虫)の場合
これらの大型で力の強い昆虫は、最低でも体長の5〜10倍程度の底面積があるケースを選んでください。
また、オス同士の喧嘩を防ぐためにも、広めの空間が必要です。
ケースの素材は、頑丈なプラスチック製(プラケース)一択です。アミカゴでは、すぐにアゴやツノで網を破られて脱走されてしまいます。
特に、フタのロック機能は重要です。「ワンタッチロック式」や「二重フタ構造」になっているものを選ぶことで、脱走のリスクを大幅に減らすことができます。土や止まり木などの飼育用品を入れるスペースも考慮して、少し大きめを選ぶのが基本です。
バッタ・チョウ・トンボ(飛ぶ・跳ねる昆虫)の場合
これらの昆虫は、立体的な空間と通気性を重視する必要があります。
チョウなどは、羽を傷つけずに飛び回れる高さが必要ですし、バッタは跳ねた時にフタにぶつからないような高さが必要です。
選択肢としては、網状の「アミカゴ」が最も適しています。アミカゴは通気性が非常に良いため、湿度を嫌うバッタなどの飼育に適しています。
ただし、網目が粗すぎると小さな虫は逃げてしまうので、捕まえたい虫の大きさに合った網目であることを確認しましょう。
プラスチックケースを選ぶ場合は、通気穴が十分にあること、そして底面積だけでなく高さがあるデザインを選ぶようにしてください。
ポイント2:虫の健康を守る「通気性」と「フタの構造」
虫かごは、人間でいう「家」です。虫が健康に過ごせる環境を整えるためには、通気性とフタの密閉性という、相反する要素を両立させたものを選ぶ必要があります。
通気性の確保
特に夏の暑い時期は、虫かご内部の温度と湿度が上がりやすく、蒸れて虫が弱ってしまう最大の原因となります。
プラスチックケースの場合、フタだけでなく、側面や上部にも小さな通気穴が均等に開いているものを選んでください。
ホームセンターなどで販売されている本格的な飼育ケースは、通気性に特化したメッシュ素材が使われているものもあり、おすすめです。
逆に、アミカゴは通気性が良すぎて、乾燥しやすいというデメリットもあるので、飼育する虫によっては時々霧吹きで水分を与えるなどの工夫が必要になります。
フタの構造と安全性
フタは、脱走防止の観点から、簡単には開かない構造であることが必須です。
特にカブトムシやクワガタは、少しでも隙間があるとこじ開けようとするため、しっかりとロックできるタイプを選びましょう。
また、フタの開け閉めが簡単すぎるものは、お子さんがうっかり開けてしまうリスクもあるので、
大人が少し力を入れないと開かない程度の適度なロック感があるものが安心です。
ポイント3:持ち運びやすさと観察のしやすさ
虫かごは、持ち運ぶための道具であり、観察するための道具でもあります。この2つの機能性も、選ぶ上で重要な要素です。
持ち運びの機能性
虫捕りに行く場所によっては、長時間持ち運ぶことになるため、軽量で持ちやすいハンドルが付いているものがおすすめです。
アミカゴは一般的に非常に軽量ですが、プラスチックケースは土や虫を入れると重くなるため、
ハンドルがしっかりしていて、手に食い込みにくいデザインを選ぶと、お子さんの負担を減らせます。
また、持ち運び中に中身が揺れて虫にストレスを与えないよう、安定感のある形状(底が広いものなど)を選ぶことも大切です。
観察窓の大きさ
捕まえた虫をじっくり観察するためには、クリアで観察窓が大きい虫かごが適しています。
特に、フタが透明になっていて、上から虫の様子を観察できるタイプは、
虫を驚かせることなく観察できるため、お子さんの学習意欲を高めるのにも役立ちます。
ただし、透明度の高いプラスチックは傷つきやすいというデメリットもあるため、
お手入れの際には柔らかい布で優しく拭くなどの注意が必要です。
アミカゴとプラスチックケース、どっちを選ぶべき?メリット・デメリット比較
虫かごを探しに行くと、大きく分けて「アミカゴ」と「プラスチックケース(プラケース)」の2種類があることに気づきます。
どちらも一長一短があり、捕まえる虫や、虫捕りの目的に合わせて使い分けるのが正解です。
ここでは、それぞれのメリットとデメリットを比較し、どのような場合に適しているのかをモモストアが詳しく解説しますね。
アミカゴ(網の虫かご)の特徴と適した虫
昔ながらの竹やプラスチックの枠に網を張ったタイプがアミカゴです。
主に飛んだり跳ねたりする昆虫を一時的に入れておくのに向いています。
アミカゴのメリット
- 通気性が圧倒的に良い:全体が網なので、ケース内に湿気がこもりにくく、蒸れによる虫の衰弱を防げます。バッタやチョウなど、乾燥を好む虫に最適です。
- 非常に軽量:素材が網と簡単なフレームだけなので、小さなお子さんでも長時間楽に持ち運べます。
- 中身が見やすい:網目が細かいものは、虫の観察に適しており、光も十分に取り込めます。
アミカゴのデメリット
- 長期飼育には不向き:土やマットを敷けないため、本格的な飼育には向いていません。あくまで一時的な捕獲・観察用です。
- 耐久性が低い:プラスチック製のものと比べ、網が破れやすい、フレームが歪みやすいなどの弱点があります。
- 力の強い虫は脱走する:カブトムシやクワガタは、アゴやツノを使って網を破ったり、枠と網の隙間から強引に出てしまう可能性があります。
適した虫:チョウ、トンボ、バッタ、カマキリ、コオロギなど。
プラスチックケース(プラケース)の特徴と適した虫
透明なプラスチック製のフタ付きボックスで、主に長期飼育を目的として設計されています。
ホームセンターなどで見かける本格的な飼育ケースはこちらのタイプです。
プラスチックケースのメリット
- 長期飼育に最適:底に土、マット、水入れなどを敷き詰められるため、虫の自然な生息環境を再現しやすいです。
- 高い耐久性と密閉性:頑丈な作りで、ロック機能付きのフタを選べば、力の強いカブトムシやクワガタでも脱走を防げます。
- 掃除がしやすい:水洗いが可能で、衛生的に保ちやすいのも大きなメリットです。
プラスチックケースのデメリット
- 通気性に注意が必要:アミカゴに比べると通気穴が少なく、特に夏場は内部が高温多湿になりやすいので、設置場所に注意が必要です。
- 重くなりやすい:土やマットを入れると、持ち運びには不向きな重さになることがあります。
- 持ち運びに注意:透明度が高い分、傷がつきやすく、また直射日光に当たると内部温度が急激に上昇しやすいです。
適した虫:カブトムシ、クワガタ、カタツムリ、ザリガニ、幼虫飼育など。
カブトムシ・クワガタ用とバッタ・チョウ用で虫かごは違うの?
「虫かごなんてどれも一緒でしょ?」と思われがちですが、実は捕まえる虫の生態によって、適した虫かごのタイプは全く異なります。
虫かごが合っていないと、虫がすぐに弱ってしまうだけでなく、最悪の場合、脱走してしまう原因にもなりかねません。
ここでは、特に人気の高いカブトムシ・クワガタと、バッタ・チョウに適した虫かごの違いを、
生態に基づきながら詳しく解説します。
地中生活者(カブトムシ・クワガタ)に最適なケース
カブトムシやクワガタは、地中に潜る習性があり、高い湿度と安定した温度を好みます。また、前述の通り、非常に力が強いのが特徴です。
「縦穴を掘れる深さ」と「ロック機能」が命
彼らが快適に過ごすためには、飼育マット(土)を十分な深さで敷けることが絶対条件です。
成虫でも、夜間や日中の休息時に潜りやすいよう、マットを10cm以上の深さに敷ける高さがあるプラスチックケースを選んでください。
また、彼らは乾燥に弱いため、適度な湿度が保てるように、通気穴が小さく、数が限定されているタイプ(ホームセンターの本格的な飼育ケースなど)が適しています。
一番重要なのは、フタの強度です。特にクワガタの大きなアゴや、カブトムシのツノは、フタとケースの隙間に差し込んで簡単にフタを開けてしまいます。
必ず強固なロック機構(ネジ式、バックル式、二重ロック式など)を備えたケースを選ぶようにしてください。
アミカゴは、彼らにとってはただの脱走装置になってしまうため、絶対に避けるべきです。
空中生活者(バッタ・チョウ)に最適なケース
バッタやチョウは、常に移動し、空気の循環が良い環境で活動します。また、非常にデリケートな体を持っており、羽が傷つきやすいのが特徴です。
「高さと通気性」が最優先
バッタやチョウに適しているのは、圧倒的な通気性を誇る「アミカゴ」です。
彼らは湿度が高いとすぐに弱ってしまいますし、飛んだり跳ねたりする時に空間が必要だからです。
プラスチックケースのように透明な壁だと、壁に何度もぶつかって羽を傷つけてしまうリスクが高まります。
アミカゴであれば、網にぶつかっても衝撃が少ないため、比較的安全に飼育できます。
また、バッタは植物食なので、エサとなる葉っぱを入れてあげる必要がありますが、
アミカゴであれば、葉っぱの水分が蒸発しやすく、ケース内にカビが生えにくいというメリットもあります。
プラスチックケースを使用する場合は、通気穴をDIYで増やすなど、通気性を極限まで高める工夫が必要です。
持ち運びの際も、中の虫が揺れ動かないよう、優しく運ぶことが大切です。
オンライン通販(Amazon・楽天・Yahoo!)で虫かごを買うメリット・デメリット
実店舗を回るのも楽しいですが、やはり現代の買い物においてオンライン通販は外せません。
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングといった大手通販サイトは、虫かご探しの最終兵器とも言えます。
ここでは、オンラインで購入することの具体的なメリットとデメリット、そして賢い利用法をモモストアがご紹介します。
オンライン通販の「圧倒的な」メリット
オンライン通販の強みは、何と言ってもその品揃えの豊富さと価格の比較のしやすさにあります。
実店舗では手に入らないプロ仕様の商品が見つかる
ホームセンターでも専門的な商品は扱っていますが、オンラインではさらにニッチな商品が見つかります。
例えば、「温度計・湿度計付きのフタ」や、「虫の脱走を防ぐ特殊な目の細かいメッシュ」を使用したケース、
あるいは、特定のブリーダー向けに作られた超大型・多層式の飼育ラックなど、
実店舗ではスペースの都合で置けないようなプロユースの商品が豊富に揃っています。
カブトムシのブリード(繁殖)を考えているような本格的なユーザーにとっては、オンラインでの購入が必須となります。
価格比較とレビューによる失敗の回避
Amazonや楽天では、同じ商品でも複数のショップが販売していることがあり、最安値を簡単に見つけ出すことができます。
また、購入者のレビューや評価を事前にチェックできるため、「フタのロックが甘い」「通気性が悪い」といった購入後の失敗を未然に防げるのは非常に大きなメリットです。
特に虫かごは、見た目では分からない通気性や耐久性が重要なので、実際に使った人の意見はとても参考になります。
オンライン通販のデメリットと注意点
便利なオンライン通販にも、注意すべき点がいくつかあります。購入前に確認しておきましょう。
「今すぐ欲しい」に対応できない場合がある
これがオンライン通販の最大のデメリットです。注文から到着までに時間がかかるため、「今日、虫を捕まえてしまった!」という緊急時には対応できません。
お急ぎ便を利用できる場合もありますが、送料が高くなることもあるため、虫捕りの予定が分かっている場合は早めに注文しておくことが大切です。
また、大型の飼育ケースは、思わぬ追加送料がかかることもあるので、最終的な支払い金額をしっかり確認してください。
実物を見られないことによるサイズ誤認
写真や寸法だけでは、虫かごの実際の大きさや素材感が分かりにくいことがあります。
特に、大型のケースは、想像以上に大きくて置き場所に困るという失敗談も少なくありません。
購入前に、メジャーを使って置く予定のスペースの寸法を測ったり、商品のレビューに書かれている「実際の使用感」を参考にすると、サイズ誤認を防げます。
フリマアプリ(メルカリなど)での賢い購入術
オンライン購入の選択肢として、フリマアプリのメルカリなども非常に魅力的です。
シーズンオフになると、状態の良い中古品が格安で出品されることが多々あります。
特に、カブトムシやクワガタの飼育を終えたブリーダーが、使用期間の短い大型ケースをまとめて出品することもあり、大変お得です。
ただし、中古品の場合は衛生面が気になります。購入後は必ず、漂白剤などで念入りに消毒・洗浄してから使用するようにしてください。
購入前に出品者に、使用期間や目立つ傷がないかを確認することも重要です。
虫かご以外に用意したい!あると便利な虫捕りグッズ
虫かごを手に入れたら、虫捕りへの準備は万全!…と言いたいところですが、虫捕りをもっと快適に、もっと安全に楽しむためには、虫かご以外にも用意しておきたいアイテムがいくつかあります。
ここでは、虫捕りの効率を上げ、捕まえた虫を大切に持ち帰るためにあると便利なグッズをモモストアがご紹介しますね。
捕獲の効率を上げる必需品:虫捕り網とエサ
虫かごは「家」ですが、虫捕り網は「道具」です。目的に合った網を選ぶことで、捕獲率が格段に上がります。
虫捕り網:種類と選び方のポイント
虫捕り網は、網の目の細かさと柄の長さが重要です。
- チョウ・トンボ用:網の目が細かく、直径が大きめのもの。柄が長く伸びるタイプ(伸縮式)が、高い場所の虫を捕まえるのに便利です。
- カブトムシ・クワガタ用:網は小さめで、網の材質が丈夫なものがおすすめ。彼らは木を蹴って落とすことが多いので、網というよりは「受け皿」のような感覚で使います。
- バッタ・地上生息用:網目が中程度で、柄が短めのもの。地面の草むらをサッと払うのに適しています。
網の柄は、アルミ製などの軽量で丈夫なものを選ぶと、長時間持っていても疲れません。
エサとなる昆虫ゼリーや樹液シート
カブトムシやクワガタを捕まえる場合、樹液に見せかけたゼリーや、バナナと焼酎などを混ぜた「バナナトラップ」が非常に有効です。
これらのエサを設置するための専用のカップや、木に巻いて使う「樹液シート」などもホームセンターで手に入ります。
捕まえた後の虫かごの中でも、昆虫ゼリーは必需品となります。種類も豊富なので、虫の好みに合わせて選んであげましょう。
安全・快適に楽しむための便利グッズ
虫捕り自体を楽しむための、ちょっとした工夫が凝らされたグッズもたくさんあります。
虫眼鏡や観察ルーペ
捕まえた虫をすぐに虫かごに入れるだけでなく、その場ですぐに観察できるように、虫眼鏡や観察ルーペを用意しておくと、お子さんの興味がさらに深まります。
特に、20倍以上の高倍率のルーペは、虫の毛や複眼の構造など、肉眼では見えない細かい部分まで観察できるため、自由研究にも役立ちます。
保冷剤と断熱シート
夏の虫捕りでは、虫かごの中がすぐに高温になってしまい、虫が熱中症で弱ってしまうことがあります。
保冷剤をタオルでくるんで虫かごの上や横に置くことで、内部の温度上昇を抑えることができます。
また、直射日光が当たる場所に長時間虫かごを置く場合は、断熱効果のあるシートやアルミホイルを上から被せるだけでも効果があります。
虫を連れて帰る移動中も、この保冷対策は欠かせません。
これらのグッズも、ホームセンターやオンライン通販でまとめて手に入れることができますよ。 [Amazon 虫かごランキング](https://www.amazon.co.jp/ “Amazon 虫かごランキング”)で、これらの周辺グッズもチェックしてみてください。
季節によって販売時期は変わる?虫かごが店頭に並ぶのはいつから?
「よし、明日虫捕りに行くぞ!」と意気込んでお店に行っても、時期が早すぎたり遅すぎたりすると、「まだ売ってない…」「もう売り切れてた…」という悲しい経験をすることになります。
虫かごは、おもちゃや日用品と違って「季節商品」の扱いになるため、販売時期が限定されています。
ここでは、主要な販売店ごとに、虫かごが店頭に並び始める具体的な時期の目安をモモストアが解説します。
虫かごの販売開始時期:5月〜8月がピーク
虫かごの販売は、「初夏のレジャーシーズンが始まる少し前」からスタートし、
「夏休みが終わるまで」がピークとなります。具体的な時期は以下の通りです。
最も早いのはホームセンター:5月上旬〜中旬
カブトムシやクワガタの幼虫飼育やブリード用品の需要が高まるため、ホームセンターが最も早く虫かごの販売を開始します。
早いところでは、ゴールデンウィーク明けの5月上旬~中旬には、本格的な飼育ケースや昆虫マットなどが陳列され始めます。
特に、人気の大型ケースや専門性の高い商品は、夏休み直前になると売り切れてしまうことがあるため、
本格的な飼育を考えている方は、この5月〜6月の時期に購入しておくのがおすすめです。 また、この時期はまだ在庫も豊富で、焦らずにじっくりと商品を選ぶことができます。
100円ショップ・スーパー・ドラッグストア:6月上旬〜下旬
100円ショップ、スーパー、ドラッグストアなどの身近な店舗は、梅雨が明けて虫の活動が活発になる直前の、6月上旬~下旬にかけて販売を開始することが多いです。
特に、梅雨の晴れ間や、学校の課外活動で虫捕りが行われる時期に合わせて、簡易的な虫かごや虫捕り網が大量に店頭に並びます。
この時期は、最も手軽に、かつ安価に虫かごを手に入れることができるチャンスです。
しかし、夏休みに入ると一気に需要が高まり、人気商品はすぐに棚から消えてしまうため、
「夏休みに入ってからでいいや」と思っていると、お盆前には在庫がほとんどないという状況になることもあります。
在庫の確認とシーズン終了時期
虫かごの販売は、基本的に8月のお盆過ぎ〜下旬には、ほとんどの店舗で終了します。
9月に入ると、一気にハロウィングッズなどの秋物商品に陳列棚が切り替わってしまうため、
秋の虫(コオロギや鈴虫など)を飼育したい場合は、8月中に飼育ケースを確保しておく必要があります。
| 店舗カテゴリ | 販売開始時期(目安) | 販売終了時期(目安) |
| ホームセンター | 5月上旬~中旬 | 9月上旬(在庫限り) |
| 大型スーパー | 6月上旬~中旬 | 8月下旬 |
| 100円ショップ・ドラッグストア | 6月下旬~7月上旬 | 8月下旬(最も早くなくなる傾向) |
| オンライン通販 | 通年(種類豊富になるのは5月〜) | 通年 |
急ぎでなければ、早めにオンライン通販で手堅く購入するのが最も確実で、価格比較もしやすいのでおすすめですよ。
[環境省 昆虫採集のマナー](https://www.env.go.jp/ “環境省 昆虫採集のマナー”)にもあるように、虫の捕獲時期や方法についても注意して楽しみましょう。
虫かごを長く使うための簡単なお手入れ・保管方法
せっかく購入した虫かご、できれば長く、衛生的に使いたいですよね。
特にプラスチックケースは、手入れを怠るとカビが生えたり、悪臭が残ったりして、
翌シーズンに使えなくなってしまうことがあります。
ここでは、虫かごを清潔に保ち、長持ちさせるための簡単なお手入れと保管のコツをモモストアがお伝えします。
使用後の徹底洗浄と殺菌・消毒
虫かごをしまう前に最も重要なのは、「徹底的に汚れを落とすこと」です。
カブトムシやクワガタの飼育に使ったケースには、糞や食べ残し、そして目には見えない雑菌が多く付着しています。
洗浄の手順
- マット・土の除去:まず、ケース内の土やマット、止まり木などの飼育用品をすべて取り出します。土は再利用しない場合は、一般ごみとして自治体のルールに従って処分します。
- 中性洗剤で洗い流す:ケース本体を、食器用の中性洗剤と柔らかいスポンジで丁寧に洗います。
特に、フタの通気穴やケースの角は汚れが溜まりやすいので、使い古しの歯ブラシなどを使ってしっかりかき出しましょう。 - 殺菌・消毒:洗剤で洗い流した後、熱湯消毒をするか、市販の次亜塩素酸ナトリウム系の消毒液(ハイターなど)を薄めた水にしばらく浸けておきます。
熱湯消毒はプラスチックが変形する恐れがあるため、漂白剤を薄めた水に30分〜1時間浸けておくのが最も確実でおすすめです。 - しっかり乾燥:最後に、洗剤や消毒液が残らないように流水で十分にすすぎ、直射日光の当たらない風通しの良い場所で完全に乾燥させます。
水分が少しでも残っていると、カビや雑菌の繁殖の原因となるため、ここは時間をかけてください。
この手順を踏むことで、翌年までケースを清潔な状態で保管できます。
虫かごを長持ちさせる保管方法
綺麗に洗浄した虫かごも、保管方法が悪ければ変形したり、劣化したりしてしまいます。
直射日光と高温多湿を避ける
プラスチックは、直射日光や高温に弱い性質があります。
屋外や、夏の閉め切った物置などに保管すると、ケースが歪んでフタが閉まらなくなる、透明度が落ちてしまうなどの劣化が進みます。
保管場所は、屋内または、温度変化の少ない冷暗所を選びましょう。
押し入れの上段や、屋内の納戸などが最適です。
重ねて保管する際の注意点
複数の虫かごを持っている場合、重ねて保管することが多いと思いますが、重すぎるものを乗せたり、中に重いものを詰め込んだりすると、下のケースが歪んでしまいます。
可能であれば、軽いケースを上に、重いケースを下に、フタをしっかり閉めた状態で重ねるようにしてください。
アミカゴの場合は、形が崩れないように、中に新聞紙などを丸めて入れておくと型崩れを防げます。
【モモストア解説】中古品やフリマアプリ(メルカリなど)で買うのはアリ?
最後に、コストを抑えたい、あるいは特定の大型ケースを探している場合に気になる、中古品の虫かごについて、モモストアの視点から解説します。
フリマアプリのメルカリや、リサイクルショップなどで虫かごを買うのは「アリ」なのか、
そして「アリ」だとしたらどんな点に注意すべきかをお伝えしますね。
中古の虫かごは「アリ」!ただし徹底した洗浄と確認が必須
結論から言うと、中古の虫かごを買うのは全く問題ありませんし、むしろ賢い選択だと言えます。
特に、カブトムシやクワガタ用の大型飼育ケースは、新品で買うと高価なため、中古で手に入れられれば大幅なコストダウンになります。
メルカリなどでは、ブリーダーが一度しか使用していないような状態の良いケースを、定価の半額以下で手放していることも珍しくありません。
購入前に確認すべき3つのチェックポイント
中古品を購入する際は、以下の3点を出品者に確認するか、写真でチェックしましょう。
| チェックポイント | 確認すべき内容 | 購入後のリスク |
| フタのロック機構 | ロックが破損していないか、しっかりカチッと閉まるか。 | 虫が簡単に脱走してしまう。 |
| プラスチックのひび割れ | ケース本体やフタに修復不可能なひび割れや深い傷がないか。 | 強度が落ち、虫が脱走したり、水漏れの原因になる。 |
| 「匂い」の有無 | 動物の排泄物やカビの強い異臭がないか。 | 匂いが取れにくく、虫のストレスや衛生面に影響する。 |
特に、フタのロックが壊れていると、カブトムシやクワガタの脱走はほぼ確実です。この点だけは、絶対に譲らず確認してください。
中古品購入後の「モモストア流」完璧消毒法
たとえ出品者が「洗浄済み」としていても、目に見えない雑菌や病原菌が付着している可能性はゼロではありません。
中古の虫かごを手に入れたら、必ず「徹底的な消毒」を行ってから使用してください。
- 中性洗剤での洗浄:前述の通り、まずは中性洗剤と歯ブラシで、隅々まで汚れを物理的に除去します。
- 薄い漂白剤への浸け置き:家庭用漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム)を水で薄め(推奨濃度はメーカーの説明書に従ってください)、ケース全体を2〜3時間浸け置きします。これにより、ほとんどの雑菌や匂いの元が分解されます。
- 天日干し(紫外線消毒):漂白剤を洗い流した後、天気の良い日に数時間、直射日光に当てることで、残った雑菌を紫外線で殺菌します。ただし、長時間やりすぎるとプラスチックが劣化するので注意が必要です。
この手順を踏むことで、中古品でも新品同様に安全に使用することができます。
賢く中古品を活用して、快適な虫捕り・飼育ライフを楽しんでくださいね。 [メルカリガイド](https://www.mercari.com/jp/ “メルカリガイド”)で中古品の検索をしてみるのも良いでしょう。

