ナースシューズはどこで売ってる?専門店からドラッグストアまで徹底調査!
現役の看護師さんや、これから医療現場で働く予定の方にとって、
ナースシューズ選びは本当に重要ですよね。
一日の大半を立ち仕事や歩き回ることに費やすわけですから、足に合わない靴を選ぶと、腰痛や膝の痛みに直結してしまいます。
でも、「いざ買おう!」と思っても、どこに売っているのか、どんな種類があるのか、情報が多すぎて迷ってしまう方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、ナースシューズが買える場所を、専門店から意外な穴場まで徹底的にリサーチしました!
この記事を読めば、あなたのニーズにぴったりの購入先が必ず見つかりますよ。
・実は穴場?意外と知られていないナースシューズの販売店
・ナースシューズはネット通販が一番便利でお得な理由
・専門店(ナースリー・アンファミエ)と一般店舗の違いを比較
・ドラッグストアやホームセンターでも買える?取り扱い調査
ナースシューズを今すぐ買える!実店舗はココをチェック

「明日の勤務に間に合わせたい」「実際に履き心地を確かめてから買いたい」という方にとって、実店舗での購入は一番安心できる方法ですよね。
ナースシューズを置いてある可能性が高い、代表的な店舗をいくつかご紹介します。
医療・介護用品の専門店は品揃えが豊富で間違いない
ナースシューズを探すなら、やはり「ナースリー」や「アンファミエ」といった看護師さん向けのカタログ販売・オンラインストアを運営している会社の店舗や、病院の近くにある医療用品販売店が最も確実です。
これらの専門店では、単に「白い靴」というだけでなく、軽量性、通気性、クッション性、そして静音性といった、現場で求められる機能に特化したシューズが豊富に揃っています。
特に、ナースリーやアンファミエは、カタログやネット通販がメインですが、一部地域には実店舗や期間限定の催事コーナーを設けていることもあります。
近くに店舗がないか、公式ウェブサイトでチェックしてみる価値はありますよ!
専門店がおすすめな理由をまとめました。
| ポイント | 詳細 |
| 品揃え | 医療現場特化の商品のみなので、機能性重視の選択肢が多い。 |
| 専門知識 | スタッフがナースシューズに詳しいため、相談しやすい。 |
| 価格帯 | 少し高めの高機能モデルから、手頃なものまで幅広い。 |
大手靴販売店ならサイズ確認がしやすい
「ABC-MART」や「ASBEE」などの大手靴販売チェーンでも、ナースシューズとして使えるスニーカーや、介護施設などで使われるシューズを取り扱っていることがあります。
特に、純粋なナースシューズではなくても、軽量で滑りにくいシンプルなデザインのスニーカーであれば、多くの職場で許容されるケースが増えています。
靴屋さんの一番のメリットは、試着が非常にしやすいこと。
ナースシューズはサイズだけでなく、幅や甲の高さも重要なので、実際に履いてみて、足にフィットするかどうかを確かめられるのは大きな利点です。
店員さんに「長時間立ち仕事に使える靴を探している」と相談してみましょう。
思わぬ掘り出し物が見つかるかもしれませんよ。
注意点として、靴販売店では「ナースシューズ」という専用コーナーがない場合がほとんどです。
ウォーキングシューズや白のスニーカーコーナーを探すのがコツです。
大型商業施設やディスカウントストアの衣料品コーナー
イオンやイトーヨーカドーのような大型商業施設の衣料品売り場や、ドン・キホーテのようなディスカウントストアでも、ナースシューズの取り扱いがある場合があります。
これらは主に安価で汎用性の高いナースサンダルやシンプルなシューズが中心です。
もし「一時的に使えればいい」「そこまで高機能なものは求めていない」というのであれば、これらの店舗で手軽に購入できます。
ただし、専門的な機能(衝撃吸収性など)については、専門店の商品に劣る場合が多いので、あくまで緊急用や予備として検討するのが賢明です。
実は穴場?意外と知られていないナースシューズの販売店
上記の定番の場所以外にも、「え、こんなところにも売っているの?」と驚くような穴場スポットがあります。
特に急いでいる時や、価格を抑えたい時に役立つ情報なので、ぜひ頭に入れておいてくださいね。
ワークマン(WORKMAN)のプロ向けシューズ
近年、一般層にも大人気のワークマンですが、プロの職人向けに作られたシューズがナースシューズとして非常に優秀だと話題になっているのをご存知でしょうか?
特に注目すべきは、「滑りにくい靴底」や「軽量設計」といった、作業現場で必須の機能が備わっている点です。
医療現場でも、水回りや急な体勢の変化で滑ってしまうリスクは無視できません。
ワークマンのシューズは、高い安全性を持ちながら、価格が非常にリーズナブルなのが魅力です。
デザインもシンプルで白いものも多く、ナースシューズとして問題なく使えるものが増えています。
「とにかく耐久性とコスパを重視したい!」という方には、ぜひ一度ワークマンの店舗やオンラインストア(ワークマン公式ウェブサイト)を覗いてみることをおすすめします。
ホームセンターの介護・作業用品コーナー
カインズやコーナン、DCMなどの大型ホームセンターの介護用品コーナーや作業服コーナーには、ナースシューズと共通する機能を持つシューズが置かれています。
例えば、介護用シューズは、脱ぎ履きしやすさ、軽量性、そして足への負担軽減に重点を置いて作られています。
デザインは地味なものが多いかもしれませんが、機能性は現場で十分役立つレベルです。
また、農作業や軽作業向けのシューズの中にも、土や水に強く、洗える素材のものがあり、衛生面を重視したいナースさんにはぴったりです。
お住まいの近くに大きなホームセンターがあるなら、靴コーナーだけでなく、これらの専門コーナーもチェックしてみましょう。
| 販売チャネル | おすすめポイント | 注意点 |
| ワークマン | 高耐久、高コスパ、滑りにくさに特化。 | デザインの選択肢が少ない可能性あり。 |
| ホームセンター | 介護用シューズなど機能性重視の商品が見つかる。 | おしゃれさ、トレンド感は期待できない。 |
医療系の学校や病院内の売店
これは少し限定的ですが、看護学校の売店や、大きな総合病院内の売店では、職員や学生向けにナースシューズを置いている場合があります。
特に学校の売店では、指定のナースシューズを販売していることも多く、その品質は一定の基準を満たしていることがほとんどです。
病院内の売店は、サイズやデザインのバリエーションは少ないものの、急な破損や汚れで予備が必要になった時には、非常に頼りになります。
もし勤務先の病院に売店があれば、一度覗いてみるのも手です。
病院によっては、生協や購買部のような形式で、職員割引が適用される場合もありますよ!
ナースシューズはネット通販が一番便利でお得な理由
実店舗で試着するのは安心ですが、圧倒的な品揃えと価格の優位性を考えると、やはりネット通販は外せません。
今の時代、ナースシューズを探すメインの購入先は、ネット通販になっていると言っても過言ではないでしょう。
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングのメリット
大手ECサイトであるAmazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングは、ナースシューズを探す上で最強のツールです。
そのメリットは計り知れません。
専門店の商品が一気に比較できる
ナースリーやアンファミエといった専門店の公式ショップが、これらのモールに出店しているケースが非常に多いです。
これにより、複数の専門店の人気商品や価格を、サイトを行き来することなく一箇所で比較できるのが最大の強みです。
レビューも豊富に集まっているので、「実際に現場で使っている人の生の声」を参考にしながら選べるのは、実店舗にはない大きなメリットです。
セールやポイントでお得に購入可能
Amazonのプライムデー、楽天スーパーセール、Yahoo!ショッピングのPayPay祭りなど、大規模なセールやポイントアップキャンペーンの対象になることが多く、実店舗で定価で買うよりもずっとお得になるチャンスがあります。
まとめ買いや、高機能なシューズを狙っているなら、ポイント還元率が高い日を狙って購入するのが賢いやり方です。
配送サービスが充実している
プライム会員であれば最短翌日配送、楽天市場でもお急ぎ便対応のショップが多く、急ぎで必要な場合でも対応可能です。
また、サイズが合わなかった場合の返品・交換サービスも充実しているショップが多いので、実店舗での試着ができないというデメリットを、これらのサービスがカバーしてくれます。
ネット通販の進化により、以前よりもずっと安心して靴を購入できるようになりましたね。
ちなみに、Amazonでは「ナースシューズ」と検索するだけで、非常に多くの商品がヒットします。
特に評価の高い商品をチェックしてみると、今のトレンドや人気機能がすぐにわかりますよ!
(Amazonで人気のナースシューズを見る)
フリマサイト(メルカリなど)での購入はアリ?
メルカリやラクマといったフリマサイトでも、ナースシューズが出品されていることがあります。
「少しでも安く済ませたい」という気持ちは分かりますが、フリマサイトでの靴の購入は、筆者(モモストア)としてはあまりおすすめできません。
中古の靴は足の形に癖がついている
靴は、履いている人の足の形に合わせて変形し、癖がついてしまうものです。
前の持ち主の足の形にフィットしたシューズをあなたが履くと、あなたの足に合わず、逆に負担をかけてしまうリスクがあります。
ナースシューズは健康を左右する大事なツールなので、ここはケチらず新品を購入するのがベストです。
新品・未使用品狙いが基本
もしフリマサイトを利用するなら、「新品・未使用」「タグ付き」の、一度も足を通していない商品に限定しましょう。
モデルチェンジ前の旧型モデルや、サイズを間違えて購入した未使用品など、掘り出し物が見つかる可能性はあります。
ただし、返品ができないことがほとんどなので、購入前にはサイズや色、商品の状態を、出品者に詳しく確認してくださいね。
専門店(ナースリー・アンファミエ)と一般店舗の違いを比較
ナースシューズを買う場所として、専門店と一般店舗(靴屋やホームセンターなど)のどちらを選ぶべきか、迷いますよね。
ここでは、それぞれのメリット・デメリットを具体的に比較し、あなたが重視すべきポイントを明確にします。
専門店の最大の強みは機能特化とデザインの多様性
ナースリーやアンファミエなどの専門店は、「看護師さんがより快適に働けるように」という一点に集中して商品を開発しています。
そのため、一般の靴にはない、以下のような機能が標準装備されていることが多いです。
- 超軽量設計:片足100g台の軽量モデルも多数あり、一日の終わりに足が棒になるのを防ぐ
- 静音設計:夜勤中や病室で歩く際に、足音が響きにくい特殊な靴底
- 通気性・抗菌防臭:長時間履きっぱなしでも蒸れにくく、ニオイの発生を抑える
- 血行促進機能:インソールに工夫があり、足のむくみを軽減する
また、デザインも、「かわいい」「おしゃれ」を意識したカラフルなものや、キャラクターとコラボしたものなど、一般の作業靴にはないバリエーションがあります。
これは、ナースさんが仕事中でも自分らしさを表現したいというニーズに応えているからですね。
一般店舗の強みは即時性と価格の安さ
ABC-MARTやワークマンなどの一般店舗の強みは、なんといっても「今すぐ買える」という即時性と、価格の安さです。
特に、安価なナースサンダルやシンプルな白スニーカーであれば、1,000円台~3,000円台で購入できることも珍しくありません。
「明日から研修で必要になった」「予備が急に必要になった」という時には、近くの一般店舗が非常に便利です。
しかし、機能面ではどうしても専門店のものに一歩劣るため、毎日長時間履くメインの靴としては、機能性を考慮する必要があります。
購入場所ごとの比較表
| 専門店・通販 | 一般店舗(靴屋など) | 穴場(ワークマンなど) | |
| 品揃え | ◎(機能性特化) | △(汎用スニーカーが中心) | 〇(作業向け機能に特化) |
| 価格帯 | 中~高(高機能モデルが多い) | 低~中 | ◎(非常に安い) |
| 試着のしやすさ | △(通販がメイン) | ◎(すぐに試着可能) | 〇(店舗による) |
| おすすめ度 | メインシューズに最適 | サイズ確認や緊急時に | コスパ・耐久性重視なら |
ドラッグストアやホームセンターでも買える?取り扱い調査
「近くに靴屋や専門店がないから、いつもの買い物ついでにドラッグストアで買えたら便利なのに」と思う方も多いですよね。
実際に、ドラッグストアやホームセンターでのナースシューズの取り扱い状況をリサーチしました。
ドラッグストアは取り扱いが限定的
マツモトキヨシやスギ薬局、ウエルシアなどの大手ドラッグストアでは、残念ながらナースシューズ(医療従事者向けの専門靴)を常時取り扱っている店舗は非常に少ないです。
稀に、高齢者向けの介護用品コーナーで、リハビリシューズや脱ぎ履きしやすい室内履きが置かれていることはあります。
これらはナースシューズとして代用できる可能性もありますが、やはり長時間の勤務を想定した設計ではないため、機能性は期待できません。
基本的に、ドラッグストアは消耗品や衛生用品の購入場所と考え、ナースシューズは専門の場所で探すのが賢明です。
ただし、ドラッグストアの店頭で「ナースシューズ」と名のつく商品を見かけたら、それは主に軽作業用のナースサンダルである可能性が高いです。
ホームセンターは「作業用」に絞れば見つかる
カインズやDCMなどのホームセンターは、先ほども触れた通り、作業用品の売り場が充実しています。
「ナースシューズ」という商品名ではなく、「厨房シューズ」「白衣用シューズ」「メディカルシューズ」といった名称で販売されていることが多いです。
これらのシューズは、飲食店の厨房や工場での作業など、滑りやすさや衛生管理が重視される現場向けに作られているため、医療現場でも十分通用する機能性を持っています。
特に、水や油による滑り止め機能は非常に優秀なので、清潔感と安全性を重視するならチェックする価値があります。
(ホームセンターでメディカルシューズを検索)
100円ショップや無印良品は?
セリアやダイソーなどの100円ショップでは、残念ながらナースシューズの取り扱いはありません。
無印良品では、シンプルで履きやすいスニーカー(疲れにくい撥水スニーカーなど)が人気ですが、ナースシューズとして特化した機能を持っているわけではないため、使用は個人の判断になります。
ナースシューズは消耗品ではありますが、健康に関わる大切なアイテムです。
筆者(モモストア)としては、最低でも専門メーカーが作った3,000円以上の商品を選ぶことを強く推奨します。
激安・お財布に優しいナースシューズはどこで手に入る?
「高いシューズは魅力的だけど、できれば費用を抑えたい」というのが正直な気持ちですよね。
特に新生活の準備で出費がかさむ場合や、複数足購入してローテーションしたい場合、激安価格で手に入る場所を知っておくことは大切です。
ここでは、お財布に優しいナースシューズを見つけるための具体的な購入先と、そのメリット・デメリットを解説します。
ネット通販のセール期間を狙うのが最強
ナースシューズを新品で、かつ機能性も確保しつつ激安価格で手に入れるなら、やはりAmazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングといった大手通販サイトのセール期間を狙うのが最も効率的です。
特に、ナースリーやアンファミエなどの専門店は、頻繁に「在庫処分セール」や「決算セール」を実施しています。
型落ちモデルや、少し前のデザインのモデルであれば、半額以下になることも珍しくありません。
セール情報はメールマガジンやLINE公式アカウントで配信されることが多いので、気になる専門店の公式アカウントをフォローしておくと、情報を逃さずに済みますよ!
作業服専門店(ワークマンなど)の低価格帯モデル
先述したワークマンなどの作業服専門店では、機能性に特化しつつも、徹底したコストカットにより低価格を実現したモデルが常に販売されています。
例えば、水場作業にも使える耐滑シューズが2,000円台で手に入るなど、コスパは最強レベルです。
ただし、デザインはシンプルで無機質なものが多いため、「職場のルールに合っているか」と「自分のモチベーションが保てるか」のバランスを考えて選びましょう。
ディスカウントストアのプライベートブランド品
ドン・キホーテなどのディスカウントストアでは、まれにプライベートブランド(PB)のナースサンダルなどが非常に安価で販売されていることがあります。
価格は魅力的ですが、耐久性やクッション性は期待しない方が良いでしょう。
「とにかく今すぐ履くものが欲しい」「院内履きとして、ちょっとそこまで歩く程度」など、使用頻度が低い用途であれば問題ありませんが、長時間の勤務には不向きです。
安さのあまり、すぐにダメになって買い替えが必要になり、結果的に高くつく可能性もあるので注意が必要です。
ナースシューズ選びで絶対に失敗しない3つのポイント
購入場所がわかったら、次は「どんな靴を選ぶか」が重要です。
ナースシューズ選びで失敗すると、足の疲れや痛みだけでなく、集中力の低下にも繋がりかねません。
現場で快適に働くために、絶対に押さえておくべき3つのポイントを解説します。
ポイント1:軽量性とクッション性は両立しているか
一日に何千歩、何万歩と歩くナースさんにとって、シューズの「軽さ」は非常に重要です。
重い靴は足への負担が大きく、夕方には足が鉛のように重く感じてしまいます。
目安として、片足200g以下の軽量モデルを選ぶと、体感的な疲労感が大きく軽減されます。
しかし、ただ軽いだけでなく、しっかりと「クッション性」が確保されていることが重要です。
クッション性のない靴は、歩くたびに地面からの衝撃が膝や腰に直接伝わり、長期的に見て身体を痛める原因になります。
インソールの厚みや、かかと部分の衝撃吸収材に注目して選びましょう。
最近のナースシューズは、軽量素材と高反発クッションを組み合わせることで、この二つを高いレベルで両立させているモデルが増えています。
ポイント2:滑りにくさと静音性は現場の安全を確保する
医療現場は、水や消毒液、時には血液などで床が滑りやすくなっていることがあります。
ナースシューズの靴底は、「耐滑性」に優れた素材とパターンで作られていることが、現場の安全にとって非常に重要です。
特に、ゴム底が多方向の溝(パターン)を持っているか、材質が柔らかくグリップ力が高いかを確認してください。
また、夜勤や深夜の見回りでは、足音が響かない「静音性」も求められます。
硬い靴底はカツカツと音が響きやすいため、柔らかいウレタンやEVA素材を使った靴底のモデルを選ぶと安心です。
(静音性の高いナースシューズの評判をチェック)
ポイント3:脱ぎ履きのしやすさとフィット感のバランス
病棟では、急いで手洗い場に行く時や、休憩室でサッと脱ぎたい時など、脱ぎ履きのしやすさも重視されます。
しかし、脱ぎ履きしやすいナースサンダルタイプは、足にフィットせず、かえって疲れやすいという側面もあります。
最近のトレンドは、「スリッポンタイプ」や「ベルクロ(マジックテープ)タイプ」です。
これらのタイプは、紐を結ぶ手間がなく、それでいて甲の部分でしっかりと足をホールドしてくれるため、ナースサンダルよりも疲れにくいと評価されています。
試し履きの際は、ただ履くだけでなく、少し早歩きをしてみて、かかとがパカパカ浮かないかを確認しましょう。
かかとが浮く靴は、靴擦れの原因になりますし、無駄な力を使ってしまうため、疲れが倍増します。
人気メーカーの注目ブランドとおすすめラインナップ
ナースシューズ市場には、様々なメーカーがありますが、特にナースさんからの支持が厚く、機能性やデザインで頭一つ抜けているブランドをいくつかご紹介します。
これらのブランドから選べば、「失敗した!」と後悔することはまずないでしょう。
ナースリー (Nursery) – 圧倒的な品揃えとトレンド感
ナースリーは、ナース服や小物全般を扱う業界最大手のブランドの一つです。
商品ラインナップの豊富さは群を抜いており、シンプルなものから、トレンドを取り入れたおしゃれなデザインまで何でも揃います。
特に、「超軽量」を謳うモデルや、「蒸れない」「通気性抜群」を追求したメッシュ素材のシューズが人気です。
また、価格帯も手頃なものが多く、予算に合わせて選びやすいのも魅力です。
ナースリーのおすすめモデル例
| モデル名(タイプ) | 主な特徴 | こんな人におすすめ |
| エアー入りスニーカー | かかと部にエアークッション搭載、衝撃吸収性が高い。 | 立ちっぱなし、足の疲労が激しい人。 |
| クロスサンダル | 着脱しやすいサンダルタイプで、甲が深くホールド感がある。 | 脱ぎ履きの頻度が高い、院内限定で履く人。 |
アンファミエ (Infirmiere) – 機能性とデザインの融合
アンファミエもナースアイテムの大手で、女性ナース向けの可愛らしいデザインや、医療従事者ならではの細かいニーズに応えた機能性に定評があります。
ナースリーと同様にカタログ通販やネット販売がメインで、デザイン性が高く、モチベーションが上がるシューズを多く取り扱っています。
「どうせなら可愛い靴で仕事したい!」というナースさんからの支持が特に厚いです。
アシックス (ASICS) – 運動靴メーカーならではの信頼性
スポーツシューズのトップメーカーであるアシックスが手掛けるナースシューズは、医療現場だけでなく、介護やリハビリの現場でも非常に高い信頼を得ています。
アシックスの強みは、足の構造に基づいた科学的なアプローチです。
特に、「GEL(ゲル)」を搭載したクッション性の高いモデルは、足裏全体への負担を軽減してくれます。
デザインはシンプルで業務用に特化していますが、長時間勤務や激しい動きが求められる職場では、その確かな機能性が最大の武器になります。
価格は他の専門店ブランドより少し高めですが、その価値は十分にあります。
ナースシューズの寿命と買い替え時期の目安
ナースシューズは毎日履く消耗品ですが、「いつ買い替えればいいの?」と迷う方もいるでしょう。
一見まだ履けそうに見えても、実はシューズの機能は低下していて、足に負担をかけていることがあります。
適切な買い替え時期を知ることは、あなたの足の健康を守る上で非常に重要です。
機能低下のサインを見逃さないで
ナースシューズの寿命は、使用頻度や体重、歩き方にもよりますが、一般的に「半年から1年半」と言われています。
特に以下のサインが出始めたら、買い替えを検討する時期です。
- クッション性の低下:以前より地面からの衝撃を感じやすくなった、かかとがペタンコになった。
- 靴底のすり減り:特に外側や内側など、靴底の一部が極端にすり減り、滑りやすくなった。
- 消臭・抗菌効果の低下:以前は気にならなかったニオイが目立つようになった。
- アッパーの劣化:メッシュ部分に穴が開いた、合皮部分がひび割れてきた。
最も重要なのは、「足が疲れやすくなった」という体感です。
クッション材は目に見えない形でへたっていくため、購入当初の快適さが失われたと感じたら、それはシューズが限界を迎えているサインだと捉えましょう。
足の健康は替えがききません。少しでも違和感を感じたら、早めに新しいシューズに交換してください。
ローテーションでシューズの寿命を延ばす
もし可能であれば、ナースシューズを2足以上用意して、日替わりで履き回す「ローテーション」をおすすめします。
シューズを休ませることで、汗を吸ったクッション材がしっかりと乾燥し、弾力が回復します。
これにより、一足のシューズにかかる負担が減り、トータルの寿命を延ばすことができるのです。
また、万が一、急な汚れや破損があった場合でも、予備があれば慌てる必要がありません。
安価なものと高機能なものを組み合わせて、ローテーションするのも賢い選択です。
ローテーションのメリット
| メリット | 効果 |
| 長寿命化 | シューズが完全に乾燥する時間を作れ、クッション材のへたりを防ぐ。 |
| 衛生面 | ニオイや雑菌の繁殖を抑え、清潔な状態を保ちやすい。 |
| 緊急対応 | 片方が汚れたり破損したりしても、すぐに代用できる。 |
男性用ナースシューズの取り扱いはある?
男性看護師の数が増えている昨今、「メンズのナースシューズってどこで買えるの?」という疑問を持つ方も少なくありません。
結論から言うと、男性用(メンズ)のナースシューズも、専門店や大型通販サイトで問題なく購入できます。
サイズ展開とデザインの特徴
女性用のナースシューズはS~L(22.0~24.5cm程度)が中心ですが、男性用モデルは25.0cmから30.0cm程度までの大きなサイズが用意されています。
デザインの特徴としては、以下の点が挙げられます。
- カラー:白、黒、ネイビーといった、シンプルで落ち着いた色が主流です。
- 幅広設計:男性は足幅が広い方が多いため、ゆったりとした幅広(3E~4E)設計になっているものが多いです。
- 耐久性:女性用よりもタフな使用に耐えられるよう、靴底やアッパーの耐久性が高めに設定されている傾向があります。
ナースリーやアンファミエ、そしてアシックスなどのスポーツメーカー系のラインナップを見ると、必ずメンズ専用のカテゴリやサイズ展開が用意されています。
特にアシックスは、運動性能の高さから男性ナースにも非常に人気があります。
(男性用ナースシューズを専門店のサイトで確認)
一般のスニーカーを代用する際の注意点
男性の場合、「白いスニーカーで代用しよう」と考える方もいますが、以下の点に注意が必要です。
- 通気性:通常のレザースニーカーは通気性が悪く、蒸れやすい。
- 重量:軽量化されていないスニーカーは、一日履くと足が疲れる。
- 靴底の色:黒い靴底は床に跡がつきやすいため、「ノンマーキング」仕様(白い靴底)を選ぶ必要がある。
職場の規定で「白」以外の色の靴が許されているなら、ワークマンのプロ向けシューズや、スポーツメーカーのランニングシューズの低価格モデルを検討するのも良いでしょう。
重要なのは、「見た目」よりも「機能性」です。
重労働の男性ナースこそ、足を守るための機能的なシューズを選ぶべきです。
仕事内容別に選ぶ!最適なナースシューズの種類
ナースシューズといっても、その種類は様々です。
「病棟勤務」「手術室」「外来」「訪問看護」など、仕事内容によって最適なシューズは異なります。
あなたの働く環境に合わせた「ベストな一足」を見つけましょう。
病棟・外来勤務:スリッポンまたは紐なしスニーカー型
最も一般的で、一日の歩行距離が非常に長い病棟や外来勤務では、足全体をしっかりとホールドし、衝撃吸収性の高いシューズが求められます。
- 求められる機能:高いクッション性、軽量性、静音性、脱げにくさ。
- おすすめタイプ:ベルクロ(マジックテープ)やゴム紐のスリッポンタイプ。紐で足をしっかり固定しつつ、脱ぎ履きの煩わしさが少ないのが特徴です。
- 選ぶ際の注意点:ナースサンダルは、脱げやすさから足が疲労しやすいため、長時間の勤務には向きません。
手術室勤務:サボまたはクロッグ型
手術室では、清潔区域と不潔区域の行き来が多く、サッと脱ぎ履きできることが重要です。
また、床に水や薬剤がこぼれるリスクもあるため、耐水性も必要です。
- 求められる機能:耐水性、耐薬品性、脱ぎ履きのしやすさ、抗菌性。
- おすすめタイプ:ゴムやEVA素材のサボ(クロッグ)型シューズ。丸洗いできるものが衛生的でベストです。
- 選ぶ際の注意点:足音が響きやすいため、静音性の高い素材を選ぶか、かかと部分に布を当てるなどの工夫をしましょう。
訪問看護:アウトドア・ウォーキングシューズ型
移動手段が車や自転車、徒歩で、屋外を歩くことが多い訪問看護では、完全に「ナースシューズ」の枠を超えた視点が必要です。
- 求められる機能:防水性、耐久性、高いグリップ力(雨の日対策)、長時間歩行のためのクッション性。
- おすすめタイプ:スポーツメーカーのウォーキングシューズや、シンプルなトレイルランニングシューズの白・黒モデル。
- 選ぶ際の注意点:靴底のゴツさが強すぎると、訪問先の床を傷つける可能性があるため、デザインは控えめなものを選びましょう。
ネットで買う前に知っておきたいサイズ選びの注意点
ネット通販は便利ですが、試着ができないという不安が残りますよね。
特に靴は、サイズだけでなく「足幅」「甲の高さ」も人それぞれ違うため、慎重に選ぶ必要があります。
ここでは、ネットでナースシューズを購入する際に失敗しないための、具体的なサイズ選びのコツをお伝えします。
自分の足のサイズを正確に把握する
「普段24.0cmを履いているから大丈夫」と過信するのは危険です。
実は、ほとんどの人が自分の正確な足のサイズ(特に幅と甲の高さ)を把握していません。
足長だけでなく足幅も測る
靴を選ぶ際は、「足長(足の最も長い部分の長さ)」だけでなく、「足囲(甲周りの長さ)」も測りましょう。
JIS規格では、足長と足囲の組み合わせで「A~E、2E、3E、4E」などの足幅(ワイズ)が決まります。
ナースシューズの多くはゆったり目の2E~3E設計が多いですが、自分のワイズと商品のワイズが合っているかを確認するだけで、失敗するリスクが大幅に減ります。
レビュー欄を徹底的に活用する
ネット通販の最大の武器は「レビュー」です。
特に、以下のようなレビューはサイズ選びの重要な手がかりになります。
- 「普段よりワンサイズ大きめ(または小さめ)を選んで正解でした」
- 「甲高の私には少しきつかったです」
- 「幅広ですが、この商品はゆったりしていて快適です」
「サイズが合わなかった」というネガティブなレビューをいくつか読むことで、その商品のサイズ感の特徴が見えてきます。
特に、同じ足長でも「甲高」や「幅広」と自己申告している人の意見は、あなたの足の形に合うかを判断するのに役立ちます。
返品・交換ポリシーを確認する
最終的に、「もし合わなかったらどうするか」を決めておくことが、ネット購入の不安を解消する最も確実な方法です。
購入前に、必ずそのショップやモールの返品・交換の条件、期間、そして送料の負担について確認しておきましょう。
大手通販サイトの多くは、試着程度であれば返品を受け付けている場合が多いので、積極的に利用しましょう。
返品・交換時のチェックポイント
| 項目 | 確認すべきこと |
| 返品期間 | 商品到着後、何日以内か。(通常7日~30日) |
| 返品送料 | 自己都合(サイズ違いなど)の場合、どちらが負担するか。 |
| タグ・箱 | タグを外したり、箱を破損したりすると返品不可になることが多い。 |
ここまで、ナースシューズを「どこで買うか」「どう選ぶか」について詳しく解説してきました。
あなたの仕事環境と足の形に合った、最高のパートナーシューズを見つけて、日々の業務を快適に過ごしてくださいね。

