クリスマスツリーの電飾はどこで買える？人気店舗から選び方の裏技まで徹底解説！

「クリスマスまであと少し！」「今年こそ豪華なツリーにしたいけど、電飾ってどこで買うのが正解？」
そう思ってこの記事にたどり着いたあなたは、きっと素敵なクリスマスを迎えたいと考えていますよね。
実は、電飾の購入場所や選び方を少し知るだけで、お家のクリスマスの輝きは格段にアップします！
この記事では、モモストアの筆者が、定番の場所から穴場、そして失敗しない電飾の選び方まで、徹底的に解説していきますね！

クリスマスツリーの電飾が買える場所【定番＆穴場ショップ10選】

クリスマスツリーの電飾（イルミネーション）を探し始めたとき、「どこに売っているんだろう？」と迷いますよね。
安心してください、クリスマスアイテムは意外なほど多くの場所で手に入ります！
ここでは、手軽に買える定番のお店から、ちょっと意外な穴場まで、モモストアが厳選した10か所をご紹介します。

店舗ごとの特徴を比較！あなたに合ったお店はどこ？

まずは、主要な販売チャネルと、それぞれの強みと弱みをまとめてみました。
自分の予算や、欲しい電飾のイメージに合わせて、どこで探すか決めるのがおすすめです。

店舗カテゴリー	具体的な店名	強み（メリット）	弱み（注意点）
ホームセンター系	ニトリ、IKEA、カインズ、コメリなど	価格帯が手頃、大型ツリーや屋外用も豊富。セット販売が多い。	デザインのバリエーションは少なめ。シーズン以外は取り扱いがない。
100円ショップ系	ダイソー、セリア、キャンドゥ	とにかく安い！デコレーションを統一しやすい。電池式が多い。	品質はそれなり。球数が少なく、メインの電飾には不向き。
バラエティショップ系	ロフト、東急ハンズ、Afternoon Tea LIVINGなど	おしゃれでデザイン性が高い。トレンドを取り入れた商品が多い。	価格は高め。品切れが早い場合がある。
ネット通販	Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング	種類・価格帯が圧倒的に豊富。専門店の高品質商品も買える。	実物を見られない。購入から到着まで時間がかかる。
家電量販店系	ヨドバシカメラ、ビックカメラ	LEDや省エネ性能の高い電飾に強い。	ツリー装飾用より、家庭用の照明器具の延長線上の品揃え。

特に、ニトリやIKEAといったホームセンター系は、ツリー本体からオーナメント、電飾までトータルで揃えやすいのが魅力です。初めてツリーを飾る方には、まずこれらの店舗をチェックすることをおすすめします。
もし、最新のトレンドや、人とは違う個性的なデザインを探しているなら、ロフトや東急ハンズ、そしてネット通販が断然おすすめです。特にネット通販は、海外の専門店の商品も手に入りますから、選択肢がぐっと広がりますよ。

意外な穴場！家電量販店や雑貨店も要チェック

前述の表には出てきませんでしたが、実は電飾を売っている隠れた名店も存在します。
それは、家電量販店（例えばヨドバシカメラなど）や、雑貨店の大型チェーンです。

• 家電量販店:
  ここでは、LED技術を駆使したハイエンドな電飾が見つかることがあります。例えば、スマートフォンと連動して色やパターンを細かく制御できるスマートライトなど、普通のホームセンターでは見かけない機能性の高い商品が並んでいることがあります。屋外用の本格的なイルミネーションを考えているなら、防水性能や耐久性、省エネ性能について詳しい店員さんに相談できるのも大きなメリットです。
• バラエティ/雑貨店:
  アフタヌーンティー・リビングのような生活雑貨店も、クリスマスシーズンにはツリーや電飾の取り扱いが増えます。これらの店の電飾は、光の色やワイヤーの色にこだわったものが多く、点灯していないときでもインテリアとしておしゃれに見えるのが特徴です。例えば、ワイヤーが極細で目立たない「フェアリーライト」などは、こうしたお店でよく見かけますね。

販売時期としては、一般的に10月下旬から11月上旬にかけて一斉に店頭に並び始めます。特に人気の商品はすぐに売り切れてしまうので、「これ！」というものを見つけたら早めにゲットするのが鉄則です。モモストアが調べたところ、ニトリなどは早い時期からウェブサイトで予約を受け付けていることもあるようですので、事前にチェックしてみてくださいね。

これらの情報が、あなたが理想の電飾を見つける手助けになれば嬉しいです！

100均（ダイソー・セリア）の電飾は使える？安かろう悪かろうを回避する方法

「とりあえず安く済ませたい」「ちょっとした小物を飾りたい」と思ったとき、真っ先に思い浮かぶのがダイソーやセリアなどの100円ショップですよね。
結論から言うと、100均の電飾は「使い方次第」で超優秀なアイテムになります！
ただし、メインのツリー装飾として使うには、いくつか知っておくべきメリットとデメリット、そして回避方法がありますので、詳しく解説していきます。

100均ライトで失敗しないための注意点

100均の電飾は、主に電池式（ボタン電池や単三電池）で、球数が少ないものが中心です。この特性を理解せずに使うと、「暗すぎる」「すぐに電池が切れる」といった失敗に繋がります。

【100均電飾のメリット】

• 圧倒的な低価格:
  110円〜550円（税込）程度で手に入ります。いくつも買って、まとめて飾ってもお財布に優しいのは最大の魅力です。
• コードレスで安全:
  コンセントが不要なため、棚の上や窓辺、玄関など、どこでも手軽に飾ることができます。コードが引っかかる心配もないため、小さいお子さんやペットがいる家庭でも安心です。
• 小物デコレーションに最適:
  ガラス瓶に入れたり、リースに巻き付けたり、小さなオーナメントとして使うのにぴったりなサイズ感と明るさです。

【100均電飾のデメリットと回避策】

デメリット	回避策（モモストア流）
メインツリーには球数が足りない	メインは専門店やネットで大容量のものを購入し、100均ライトは隙間埋めやオーナメントのアクセントとして使う。
電池の消費が早い	タイマー機能付きのライトを別途用意するか、使用時間を決めてこまめにON/OFFする。充電式の電池を使うのもおすすめです。
耐久性にやや不安がある	基本的に屋内用として割り切り、屋外での使用は避ける。防水仕様かどうかをパッケージで必ず確認する。

特にセリアでは、おしゃれなワイヤーライト（フェアリーライト）が数多く販売されており、これはSNSでも非常に人気が高いです。ワイヤーが細いので、ツリーの枝に馴染みやすく、繊細な光を演出できます。メインツリーを飾るなら、120cmのツリーで最低でも5～8個の100均電飾を使うくらいの気持ちでいた方が、華やかになりますよ！

また、ダイソーのライトの中には、以前はボタン電池式で交換が面倒だったものが、単三電池式に変わるなど、使い勝手が進化している商品もあります。
購入時には、ダイソー公式サイトやセリア公式サイトで最新の取り扱い情報をチェックしてみるのも良いですね。シーズン直前になると品薄になることが多いので、早めの確保が肝心です！
賢く使えば、100均電飾はクリスマスの飾り付けの強い味方になってくれますよ。

安くて使える電飾を見つけたら、ぜひ他のアイテムも一緒にチェックしてみてください。

ニトリ・IKEA・カインズ！ホームセンター系で買うメリットと注意点

ニトリ、IKEA、カインズ、コーナンといったホームセンターや大型家具店は、電飾を探す上で絶対に外せない場所です。
なぜなら、これらの店舗は「コスパの良さ」と「トータルコーディネートのしやすさ」において、群を抜いているからです。
特にクリスマスツリー本体と電飾をセットで購入したい方にとっては、一箇所で全て完結できるのが大きなメリットとなります。

ニトリの「ヌードツリーセット」は超お得？

多くのホームセンターが力を入れているのが、ツリー本体、オーナメント、そして電飾が全てセットになっている「スターターキット」です。
中でもニトリのクリスマスコーナーは、その手軽さから毎年非常に人気が高いです。
例えば、ニトリの「ヌードツリーセット」は、ツリーのサイズに合わせた電飾（LEDライト）が付属していることが多く、面倒な球数計算が不要なのが魅力です。

【ホームセンター系で電飾を買うメリット】

1. コスパが良い:
   特にLED電飾は、ネット通販の専門業者ほど高品質ではないかもしれませんが、家庭で使う分には十分なクオリティのものが、非常にリーズナブルな価格で手に入ります。
2. 大型・屋外用が充実:
   庭や玄関先に置くような大型ツリー用の長いコードの電飾や、屋外仕様の耐久性の高い製品も、他の店舗に比べて充実しています。
3. 実物を見て確認できる:
   光の色（暖色なのか、白色なのか）は、写真と実物で印象が大きく変わります。ホームセンターなら、実際に点灯している状態を確認してから購入できるので、失敗が少ないです。

ただし、注意点もあります。ホームセンターの電飾は、シーズン限定のアイテムです。
11月後半〜12月に入ると人気商品は品切れになりがちです。特に暖色のLEDライトや、特定のカラーミックスのものは、早めに売り切れる傾向がありますので、欲しいと思ったらすぐに購入を検討しましょう。
また、IKEAはデザイン性が高く、シンプルな北欧風の電飾が多いですが、こちらも人気が高く、シーズンイン直後が狙い目です。

モモストアの筆者としては、「失敗したくないけど、実物を見て決めたい」という方には、ニトリやIKEAに足を運んでみることを強くおすすめします。その場でツリー本体とのバランスも見られますし、価格も明瞭で安心です。
購入する際は、必ずパッケージに「屋内用」か「屋外用」か明記されているかを確認してくださいね。

ネット通販（Amazon・楽天・Yahoo!）の電飾が圧倒的にオススメな理由

もしあなたが、「とにかく種類が多くて、他にはない電飾が欲しい」「店舗に行く時間がない」「高品質で長持ちする電飾を探している」というタイプなら、ネット通販（Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング）が最もおすすめの選択肢になります。
実店舗ではスペースの都合上、どうしても定番品しか置けませんが、ネット通販なら専門店のニッチな商品から、海外メーカーの最新トレンドアイテムまで、文字通り無限の選択肢があります。

Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの探し方

ネット通販で電飾を探すときの最大のコツは、「キーワード」と「絞り込み検索」を駆使することです。
ただ「クリスマスツリー電飾」と検索するだけでなく、あなたが求める特徴を付け加えることで、理想のアイテムに早くたどり着けます。

【検索で使うべきキーワード例】

目的	検索キーワード	得られる情報
おしゃれさ、繊細さ	「フェアリーライト クリスマス」	極細ワイヤーで目立たず、繊細な光を演出するライト。
本格的な豪華さ	「ベロア調 クラスタライト」	球と球の間隔が狭く、ツリーを覆うように豪華に光るタイプ。
屋外での利用	「クリスマス 電飾 ソーラー式」	電源不要で、日中の太陽光で充電できるエコなライト。
壊れにくいもの	「業務用 イルミネーション LED」	プロ仕様の耐久性が高い電飾。価格は高めだが長持ちする。

ネット通販のもう一つのメリットは、ユーザーレビューが豊富なことです。特に「明るさ」「コードの太さ」「耐久性」に関するレビューは、実物を見られない欠点を補ってくれます。
「このライトは暖色と書いてあるが、実際は白っぽい」といった、写真ではわからない情報が手に入るので、購入前には必ずチェックしましょう。
また、Amazonや楽天市場では、メルカリで中古品や未使用品が出品されていることもあります。特に、一回しか使わなかった高品質な電飾が半額以下で手に入ることもあるので、フリマアプリも並行してチェックしてみるのも賢い選択です。

ただし、海外から直接発送される商品の場合、日本のコンセント規格（PSEマーク）がない、または電圧が異なる可能性があるため、必ず「PSEマークあり」や「日本国内仕様」であることを確認してから購入してくださいね。安全が最優先です。

電飾を選ぶ前に知っておきたい！ツリーサイズとライトの球数の黄金比

電飾選びで最も失敗しやすいのが、「球数不足」です。せっかくツリーを飾っても、ライトが少なすぎると寂しい印象になってしまいます。
逆に、球数が多すぎるとツリーの枝が隠れてしまうこともあります。ここで、あなたのツリーを最も美しく輝かせるための「黄金比」をご紹介します！
これは、モモストアが調べた情報と、長年クリスマス装飾に携わっている専門家の意見をまとめたものです。ぜひ参考にしてください。

高さ別・球数目安一覧表

この表は、ツリーの「全体をしっかり光らせたい」という場合の目安です。ツリーを壁際に置く場合（180度装飾）は、この球数の7割程度で十分な場合もあります。

ツリーの高さ	最低限欲しい球数（自然な明るさ）	豪華に見える球数（プロ級の輝き）
90cm	50〜80球	100〜150球
120cm	100〜150球	200〜300球
150cm	200〜300球	400〜600球
180cm	300〜400球	600〜800球
210cm	400〜600球	800〜1200球
240cm以上	600球〜	1000球以上を複数セット

例えば、あなたが150cmのツリーを持っているとしましょう。最低限の200球では、確かに光りますが、オーナメントを飾ると少し暗く感じるかもしれません。しかし、400球以上になると、枝の奥から光が漏れ、まるで魔法がかかったような豪華な輝きを放ちます。
筆者（モモストア）としては、せっかくのクリスマスなので、「豪華に見える球数」の方を選ぶことを強くおすすめします！
特に最近のLEDライトは消費電力が少ないため、球数を増やしても電気代をそれほど気にする必要がありません。むしろ、「球数は多ければ多いほど良い」という専門家の意見も多いのです。

【球数計算の裏技】
電飾の長さを計算する際、コードの長さ全体ではなく、「点灯部分の長さ」に注目してください。
例えば、コード全長10m、点灯部分7mの電飾があった場合、ツリーに巻き付けることができるのは7mの部分だけです。ツリーの高さに対して、点灯部分の長さが最低でもツリーの高さの4〜5倍あると、ゆとりを持って巻くことができます。
もし今持っている電飾が足りないと感じたら、ネット通販で「ツリー 球数 足りない」と検索して、追加のライトを探すことを検討してください。メインカラーとは違う、遊び心のある色をプラスするのも楽しいですよ！

これだけは外せない！電飾の種類（ストレート・ネット・つらら）と特徴

電飾と一口に言っても、実は様々な形状があり、それぞれ得意な装飾の場所が異なります。
適切な形の電飾を選ぶだけで、飾る手間が格段に減り、見た目の仕上がりもプロ級に変わります！
主要な電飾のタイプである「ストレートライト」「ネットライト」「つららライト」の3種類について、特徴と使い分けを解説しますね。

電飾の種類別おすすめ設置場所

飾り付けたい場所に合わせて、最適なライトを選びましょう。

電飾の形状	特徴	おすすめの設置場所	向いている人
ストレートライト	最も一般的な形状。一本のコードにライトが連なっている。	ツリー本体（巻き付け）、窓のフレーム、柱への巻き付け。	ツリー装飾の自由度を高くしたい人。
ネットライト	網状にライトが配置されている。	生け垣や低木、壁面、窓ガラス。短時間で広範囲をカバーしたいとき。	手早く簡単に装飾を済ませたい人。
つららライト（アイスドロップ）	メインのコードから、短いコードが何本も垂れ下がっている。	軒先、ベランダの手すり、雨どいなど。	屋外のデコレーションで立体感を出したい人。
クラスターライト	球と球の間隔が非常に狭く、密集している。	ツリー全体にボリュームを出すとき、豪華さを追求したいとき。	プロのような圧倒的な輝きを求める人。

特にツリー本体に飾る場合、初心者の方は「ストレートライト」をただグルグルと外側に巻いてしまいがちですが、これだと光が平面に見えてしまい、立体感がなくなってしまいます。
【モモストアおすすめの巻き方】
ストレートライトは、ツリーの枝の「奥から手前」、そして「上から下」へと、らせん状ではなく「S字」を描くように、枝の中に潜り込ませながら配置するのがコツです。
こうすることで、光がツリーの奥行き全体に行き渡り、オーナメントの影まで美しく照らし出すことができます。もし巻き付けが苦手なら、ネット通販で「ツリー用 ネットライト」を探してみてください。ネットを被せるだけで、ツリー全体に光が行き渡るので、時短にもなりますよ！
ネットライトは、庭木や生垣をイルミネーションで覆いたいときにも大活躍します。あっという間にプロ並みの装飾が完成しますので、ぜひ試してみてください。

電源別（コンセント・電池・ソーラー）の選び方と使用シーンを徹底比較

電飾を選ぶ際、デザインや色と同じくらい重要なのが「電源方式」です。
設置場所によって最適な電源方式は異なります。「せっかく買ったのに、コンセントが届かない…」なんてことにならないように、それぞれの特徴をしっかり把握しておきましょう！

コンセントがなくても大丈夫！電池式の進化がすごい

最近の電飾は、電源方式のバリエーションが非常に豊富になっています。

電源方式	メリット	デメリット・注意点	最適な使用シーン
コンセント式（AC電源）	球数が多く、長時間安定した光を得られる。価格が比較的安い。	配線が目立つ、延長コードが必要になることがある。屋外では防水対策が必須。	リビングのメインツリー、庭全体を明るくしたい屋外装飾。
電池式	設置場所を選ばないコードレス。100均ライトの多くがこれ。	球数が少ないものが多く、電池交換が必要。使用時間が短い。	棚の上、リース、ガラス瓶、ニッチなスペースの飾り付け。
ソーラー式	日中の太陽光で充電し、自動で点灯する。電気代がゼロ。	設置場所に太陽光が当たる必要がある。曇りの日は光が弱い。	庭、ベランダ、エントランスなど、屋外の日の当たるところ。

特に電池式は、以前に比べて格段に進化しています。最近は、単三電池3本で数十時間点灯可能なLEDライトも増えてきました。さらに、多くの製品に「タイマー機能」が付いています。
例えば、「ONにしてから6時間後に自動でOFF、18時間後に自動でON」といった設定ができるため、「つけっぱなしで電池が切れてしまった！」という失敗が防げます。
このタイマー機能は、ネット通販のレビューで必ず確認すべきポイントです。

また、屋外で使用する場合は「ソーラー式」も非常に便利です。電気代を気にせず、環境にも優しいのが魅力です。ただし、日本の冬は日照時間が短くなりがちですので、「蓄電容量が大きい」と明記されている製品を選ぶか、補助的に電池式ライトを併用するのも賢い方法です。
コンセント式を選ぶ場合は、コードが絡みにくいように設計されたコードリールや、屋外で使用できる延長コードも一緒に検討することをおすすめします。適切な電源方式を選んで、安全で美しいイルミネーションを楽しんでくださいね。

失敗しない！屋内用と屋外用の電飾を見分けるたった一つのポイント

電飾を選ぶ際、最も危険な失敗が「屋外に屋内用を設置してしまう」ことです。これは故障の原因になるだけでなく、漏電や火災といった大きな事故につながる可能性もあります。安全のためにも、屋内用と屋外用を区別する方法をしっかり覚えておきましょう。

【見分けるたった一つのポイント】
それは、パッケージや製品本体に記載されている「防水保護等級（IPコード）」を確認することです。

IPコードは、国際規格で定められた防塵・防水のレベルを示すものです。IPに続く2つの数字があり、1つ目の数字が「防塵（ちりやほこり）」、2つ目の数字が「防水（水の侵入）」のレベルを表します。

【屋外用として安全なIPコードの目安】

• IP44以上:
  雨や水滴がかかる程度の場所（軒下など）であれば、この等級で十分です。「4」は防塵レベル、「4」は防水レベルで、あらゆる方向からの飛沫による影響を受けません。
• IP65以上:
  風雨にさらされる場所（庭や生垣など）に設置する場合は、IP65以上が理想的です。「6」は完全に粉塵の侵入を防ぎ、「5」はあらゆる方向からの噴流水に耐えることを意味します。

【屋内用の場合】
屋内用ライトには、そもそもIPコードが記載されていないことが多いか、記載されていても「IP20」など、防水機能がほとんどない等級になっていることが一般的です。
もし、パッケージにIPコードの記載がない場合は、絶対に屋外で使用しないでください。ホームセンターやネット通販で購入する際は、必ず商品詳細のスペック表を確認するようにしましょう。特に海外メーカーの商品をAmazonや楽天市場で購入する場合は、PSEマーク（電気用品安全法）の有無と合わせて、IPコードのチェックは欠かせません。

また、屋外用電飾のコードは、屋内用に比べて太く、しっかりとした素材でできていることが多いです。触ってみてコードが細すぎる、またはやわらかすぎる場合は、屋外での使用は避けた方が無難でしょう。手間を惜しまず、安全なクリスマスイルミネーションを心がけてくださいね。

【2025年最新】トレンドは？人気カラー（暖色・寒色）の選び方

クリスマス電飾のカラーは、大きく分けて「暖色（ウォームホワイト）」と「寒色（クールホワイト/ブルー）」、そして「マルチカラー」の3種類があります。どの色を選ぶかで、お部屋や庭の雰囲気がガラッと変わります。 2025年のトレンドも踏まえ、それぞれのカラーの特徴と選び方をご紹介しますね。

人気カラー（暖色・寒色・マルチ）の印象と選び方

カラー	印象・雰囲気	向いているツリー/場所	2025年のトレンド
暖色（ウォームホワイト）	温かい、クラシック、落ち着き、北欧風。電球色に近い優しい光。	木製家具の部屋、緑色の濃いツリー、暖炉やキャンドルと合わせる室内。	継続的な人気。特に「シャンパンゴールド」のような淡い暖色が人気。
寒色（クールホワイト/ブルー）	モダン、都会的、雪景色、クール。	モノトーンインテリア、ガラス製のオーナメント。屋外の積雪時。	人気は落ち着きつつも、高級ホテルのような洗練された演出に採用されることが多い。
マルチカラー	賑やか、楽しい、アメリカン、子供向け。赤・青・緑・黄などが混ざった光。	お子さんのいる家庭のリビング、イベント会場、にぎやかな屋外装飾。	レトロな雰囲気の復活で人気が再燃。最近は淡いパステル調のマルチカラーも登場。

近年、日本では「暖色（ウォームホワイト）」の人気が圧倒的です。これは、自宅の照明（電球色）と馴染みやすく、温かい家族の空間を演出できるためです。特に、ツリーの枝の濃い緑色と暖色の光は相性が抜群で、クラシックで上品な雰囲気を作り出してくれます。
もし迷ったら、まずは暖色を選ぶのが失敗しないための近道です。

一方、寒色を選ぶ場合は、ツリー全体を白やシルバーのオーナメントで統一し、「ウィンターワンダーランド」のような氷の世界をイメージすると、非常にモダンでスタイリッシュな装飾になります。寒色ライトの持つクールな輝きを最大限に活かすことができますよ。

また、最近の電飾には「調色機能」が付いているものもあります。これは、一つのライトで暖色から寒色まで、好きな色に切り替えられるという優れものです。これなら、気分やインテリアに合わせて色を変えられるので、飽きずに毎年楽しめますね。調色機能付きのライトは、特にネット通販の専門業者で多く取り扱われていますので、チェックしてみてください。

どちらのカラーを選ぶにしても、電飾の球（バルブ）部分が透明なものを選ぶと、より光がキラキラと反射して豪華に見えますよ！

古くなった電飾はどうする？安全な処分方法とリサイクル

毎年使ってきた電飾も、コードが切れたり、一部が点灯しなくなったりすると、残念ながら寿命を迎えることがあります。「壊れた電飾って、どう処分すればいいの？」と迷う方も多いのではないでしょうか。
電飾は電気製品なので、正しい方法で処分することが大切です。安全かつ環境に配慮した処分方法について解説します。

まだ使える電飾はフリマアプリで売れる？

完全に壊れてしまった電飾は、自治体のルールに従って処分します。多くの自治体では、「不燃ごみ」または「小型家電」として扱われます。

• 小型家電リサイクル:
  電飾の多くはLEDや銅線などの貴重な資源を含んでいます。自治体によっては、電飾を「小型家電リサイクル」の対象としている場合があります。
  市役所や大型電気店などに設置されている回収ボックスに入れるのが最も環境に優しい処分方法です。事前にお住まいの自治体のホームページで確認してみましょう。
• フリマアプリでの売却:
  まだ使える、あるいはほとんど使っていない状態の良い電飾は、フリマアプリ（メルカリなど）で売却することも可能です。特に、「電池式でタイマー機能付き」や「ソーラー式で屋外対応」といった高機能な製品は、シーズン前になると需要が高まります。
  ただし、「球切れが何個あるか」「屋内用か屋外用か」を正直に記載し、トラブルを避けるようにしましょう。また、コードが絡まっていると見栄えが悪くなるので、売却する際は綺麗に束ねて梱包するのがマナーです。
• 100均ライトの処分:
  100均の電池式ライトは、必ず電池を抜いてから処分してください。本体は不燃ごみ、電池は自治体の指示に従って回収に出します。

電飾を捨てる前に、もう一度コード全体を確認してみてください。ただの接触不良で、少しコードを動かせば点灯が復活することもあります。また、修理業者に出すほどではないけれど、愛着があって捨てたくない場合は、インテリアとして活用する裏技もあります。
例えば、ガラスケースに入れて間接照明として使ったり、鏡の周りに巻き付けてドレッサーライトとして再利用するのも素敵ですよ。

意外と知らない！電飾の電気代はどれくらいかかる？

「豪華に飾ると電気代が大変なことになるのでは？」と心配される方もいますが、安心してください！
結論から言うと、現在のLED電飾の電気代は、ほとんど気にする必要がないレベルです。従来の白熱電球時代とは比べ物にならないほど、省エネ性能が向上しています。
ここで、一般的なLED電飾の電気代の目安を計算してみましょう。（※1kWhあたり30円で計算）

LEDライトと白熱電球の電気代比較

同じ100球の電飾を、1日6時間点灯させた場合の電気代を比較してみました。

種類	消費電力（100球あたり）	1日あたりの電気代（6時間点灯）	30日間（約1ヶ月）の電気代
LEDライト	約3W〜5W	約0.54円〜0.9円	約16円〜27円
白熱電球	約30W〜50W	約5.4円〜9円	約162円〜270円

ご覧の通り、LEDライトであれば、100球の電飾を1ヶ月毎日点けても、電気代はわずか数百円程度で済みます。もしあなたが1,000球の電飾を使ったとしても、1ヶ月の電気代は200円〜300円程度で済む計算になります。これなら、安心して豪華なイルミネーションを楽しむことができますね！

ただし、ここで注意したいのが「ソーラー式」のライトです。
「電気代ゼロ」は魅力ですが、購入費用や耐久性がコンセント式よりも高くなる傾向があります。もし、光量や点灯時間の安定性を重視するなら、電気代を気にせずコンセント式のLEDを選ぶ方が、結果的に満足度が高くなるかもしれません。
また、電池式のライトは電気代自体はかかりませんが、電池交換の費用（特に単三電池や単四電池）がかさむことがあります。充電池を使うなど、ランニングコストを抑える工夫をしましょう。
電気代を気にせず、クリスマスツリーを最大限に輝かせてくださいね。

【モモストアの裏技】電飾を絡ませずに収納する簡単な方法

クリスマスが終わって電飾を片付けるとき、最大の難関は「コードがぐちゃぐちゃに絡んでしまうこと」ですよね。次の年に出すときに、絡まりをほどくだけで30分以上かかってしまい、せっかくのクリスマスの準備が憂鬱になってしまう…なんて経験はありませんか？
最後に、モモストアの筆者が実践している、電飾を絡ませずに、次の年まで美しく保存する超簡単な裏技をご紹介します！

絡まない！翌年もすぐに飾れる収納アイテム

特別な収納用品は不要です。使うのは、どのご家庭にもある「厚紙」か「キッチンペーパーの芯」です！

• 【方法1】厚紙（段ボール）に巻き付ける
  使わない段ボールを、縦20〜30cm、横10〜15cm程度の長方形にカットします。
  電飾のコンセント側（または電池ボックス側）を厚紙の端にテープで軽く固定し、そのままコードを平行に隙間なく巻き付けていきます。最後に端をテープで固定すれば完了です。これなら、絡む心配は一切ありません！
• 【方法2】キッチンペーパーの芯を使う
  電飾の長さが短い場合（100球程度まで）は、キッチンペーパーの芯が便利です。
  芯の端に小さな切り込みを入れ、そこにコードの端を引っ掛けます。あとは芯の周りに巻き付けていくだけ。芯の中にコードが収まるので、コンパクトに収納できます。
• 【方法3】専用リールを使う
  もし予算があるなら、ホームセンターやネット通販で販売されている「イルミネーション専用リール」を使うのが最も楽です。コードをハンドルで巻き取るだけなので、非常に手早く片付けられます。

ポイントは、コードを「折りたたむ」のではなく「巻き付ける」ことです。折りたたむと、コードに癖がついてしまい、来年広げたときに絡まりの原因になります。
そして、もう一つ重要なのが、「屋外用と屋内用を分けて収納する」ことです。
屋外用の電飾は汚れや土が付いている場合があるため、新聞紙などで包んでから収納ボックスに入れると、来年、屋内用のオーナメントが汚れるのを防げます。
絡まりのストレスなく、来年もスムーズにクリスマス装飾を始められるよう、今年はぜひこの裏技を試してみてくださいね！