【2025年最新】日本のクリスマスマーケットで絶対買うべき人気商品とグルメを徹底紹介

冬の訪れと共に、街を華やかに彩るクリスマスマーケット。
「イルミネーションは綺麗だけど、具体的にどんなものが売っているんだろう？」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか？
本場ドイツの雰囲気そのままの空間で、何を食べるべきか、どんなお土産を買うべきか、迷ってしまいますよね。

この記事では、筆者モモストアが全国のマーケットをリサーチし、絶対にチェックすべき定番グルメと、長く愛用できる素敵な雑貨・お土産を徹底的に解説します。
この記事を読めば、今年のクリスマスマーケットで後悔しない「最高の体験」ができること間違いなしです！

クリスマスマーケットで売ってる商品の全体像とは？

日本の主要都市で開催されるクリスマスマーケットですが、そのルーツは中世ヨーロッパ、特にドイツやオーストリアにあります。
そのため、売られているもののラインナップも、日本の一般的なお祭りやイベントとは一線を画しています。

売られている商品は大きく分けて、「グルメ・フード」と「雑貨・オーナメント」の2つのカテゴリーに分けられます。
特に初めて訪れる方は、この2つの軸でブースを巡ると効率的で楽しめますよ。

グルメ・フードは「温かさ」がテーマ

マーケットを歩いていると、まず鼻をくすぐるのが、香辛料の効いたホットワインや焼きたてのソーセージの香りです。
ヨーロッパの冬は非常に寒いため、マーケットのグルメは体を内側から温めることを目的としたものが中心です。

主な定番グルメとしては、以下のようなものがあります。

• グリューワイン（ホットワイン）：赤ワインにシナモンやクローブなどのスパイスと柑橘類を加えて温めたもの。アルコールが苦手な方向けの「ホットフルーツジュース」も人気です。
• ソーセージ（ヴルスト）：ハーブが効いた本格的なドイツソーセージ。パンに挟んだり、ザワークラウトと一緒に提供されます。
• シュトーレン：ドライフルーツやナッツがたっぷり入ったドイツの伝統的なパン菓子。クリスマスを待つ間に少しずつスライスして食べる習慣があります。
• その他スイーツ：バウムクーヘン、クレープ、アーモンドをキャラメルでコーティングした「焼きアーモンド」など。

これらのフードは、その場で食べられるものが多いですが、シュトーレンのように日持ちして持ち帰れるものもあります。特にグリューワインを飲む際に手に入る限定デザインのマグカップは、最高の記念品になりますよ！

雑貨・オーナメントは「伝統」と「手作り」が魅力

次に、マーケットの雰囲気を最も色濃く作り出しているのが、様々な雑貨やオーナメントのブースです。
多くの商品は、職人の手によって一つ一つ丁寧に作られており、大量生産品にはない温かみと物語を感じることができます。

筆者モモストアが注目する定番の雑貨・オーナメントは下記の通りです。

商品名	特徴と用途
クリスマスオーナメント	ガラス、木、陶器製など素材は様々。ツリーの飾りとしてはもちろん、窓辺に飾るインテリアとしても人気。
くるみ割り人形	ドイツの伝統工芸品。見た目の可愛らしさから、コレクションやインテリアのアクセントとして高い人気を誇ります。
スノードーム	雪が舞う様子がロマンチック。日本のマーケット限定のデザインも多く、お土産に最適。
キャンドル・アロマ	蜜蝋など天然素材を使ったキャンドルや、クリスマスらしい香りのアロマオイル。お部屋を特別な空間にします。
木製玩具	素朴で温かい手触りの木製のおもちゃ。小さなお子様へのプレゼントにぴったり。

これらの雑貨ブースをゆっくり巡り、今年のクリスマスを彩る一品を探すのが、マーケットの醍醐味の一つです。特に木工品などは、時間と共に風合いが増すため、毎年一つずつ買い足してコレクションする楽しみもありますよ。

【定番グルメ】体が温まるホットドリンクとフードをチェック！

クリスマスマーケットの寒さ対策に欠かせないのが、温かいグルメです。
単にお腹を満たすだけでなく、立ち止まってホッと一息つく時間こそが、このイベントの醍醐味と言えます。
ここでは、特に人気の高いホットドリンクとフードを深掘りしてご紹介します。

グリューワイン（ホットワイン）の魔法

マーケットの代名詞とも言えるのが「グリューワイン」です。
スパイスの香りが立ち込めるブースの前には、常に人だかりができています。飲んだ瞬間、体の中からじんわりと温まり、冬の寒さを忘れさせてくれます。

• 味のバリエーション：基本は赤ワインですが、最近では白ワインベースや、ベリー系フレーバーを加えたものも増えてきています。会場によっては、その土地ならではのオリジナルスパイスを使っている場合もあるため、飲み比べをしてみるのも楽しいです。
• スパイスの秘密：グリューワインに使用されるスパイス（シナモン、クローブ、スターアニスなど）には、血行を促進する効果があると言われており、体を温めるのに理にかなった飲み物なのです。
• ノンアルコールも充実：アルコールが飲めない方でも安心！「キンダープンシュ」や「ホットフルーツジュース」といった、温かいノンアルコールドリンクが必ず用意されています。お子様やドライバーの方も一緒に楽しめるのが嬉しいポイントです。

グリューワインは、多くの場合、次の項目で詳しく説明する「限定マグカップ」に入れて提供されます。このマグカップがまた、マーケットを訪れた記念として最高に可愛いんです！

ガッツリ食べたい！ドイツの国民食「ヴルスト」

ドリンクのお供に、そしてランチやディナーの主役となるのが、ドイツ語でソーセージを意味する「ヴルスト」です。
ブースで鉄板で焼かれているソーセージは、肉汁と香ばしい香りで食欲をそそります。

主なヴルストの種類と楽しみ方

日本のマーケットでよく見かける、代表的なヴルストをご紹介します。

種類	特徴
ブラートヴルスト	最もポピュラーな焼きソーセージ。パリッとした皮とジューシーな肉が特徴。パンに挟んで提供されることが多いです。
カリーヴルスト	焼いたソーセージにケチャップベースのソースとカレー粉をかけたもの。ベルリン発祥と言われ、スパイシーな味が病みつきになります。
ヴァイスヴルスト	白いソーセージで、ハーブやレモンピールが入っていることが多いです。茹でて提供され、皮を剥いて食べるのが伝統的なスタイルです。

ヴルストは、ザワークラウト（キャベツの酢漬け）やマスタードと一緒に食べるのが本場流。酸味と塩気の組み合わせが、寒い外で食べるソーセージの旨味を最大限に引き出します。
もちろん、他にもフライドポテトやジャーマンポテトなど、ヴルストに合うサイドメニューも充実しています。

記念に絶対欲しい！クリスマスマーケット限定マグカップのデポジット制を解説

クリスマスマーケットで温かい飲み物を注文すると、プラスチックカップではなく、その年限定の絵柄が入ったオリジナルマグカップで提供されることが多いです。
これが、マーケットに来た記念として「絶対欲しい！」と毎年楽しみにしているファンが多い人気商品なのです。

デポジット制度の仕組みとは？

このマグカップは、購入時に「デポジット（預かり金）」が上乗せされる仕組みになっています。
これは環境への配慮と、記念品として持ち帰るかどうかの選択肢を来店者に与えるための、ヨーロッパで一般的なシステムです。

デポジット制度の流れは非常にシンプルです。

1. ドリンク注文時：ドリンク代に加えて、マグカップ代として500円〜1,000円程度のデポジットが上乗せされます。
2. そのまま持ち帰る場合：デポジットは返却されず、マグカップがそのままお土産になります。
3. 返却する場合：飲み終わった後、ブースの返却窓口に持っていくと、支払ったデポジット分のお金が返金されます。

多くの人は、この可愛いマグカップを旅の思い出として持ち帰ります。特に会場名や年号がデザインに入っているものは、その年の思い出を形に残せる最高のアイテムとなります。
もし「やっぱりいらないかな」と思っても、返却すればお金が戻ってくるので、気軽に試せるのも良い点ですね。

マグカップのデザインをチェックするポイント

会場によってデザインは異なりますが、チェックすべきポイントがいくつかあります。

• 開催地と年号：最も重要なのは、会場名（例：日比谷、大阪、福岡）と開催年（例：2025）が入っているかどうかです。これが入っていることで、より限定感が増します。
• カラーバリエーション：同じデザインでも、赤、白、緑など数種類のカラーバリエーションがある場合があります。自分の好みの色を選ぶ楽しみもあります。
• サイズと形状：グリューワイン用は小さめ、スープ用は少し深めなど、用途によって形状が異なることもあります。実用性を考えて選ぶのもおすすめです。

モモストアの経験上、人気のデザインや珍しいカラーは、夕方には売り切れてしまうことがあります。
もし絶対に欲しいマグカップがあれば、早い時間にチェックすることをおすすめします！
また、マグカップを家に持ち帰って、来年のクリスマスシーズンにホットドリンクを飲む際に使うと、またマーケットの楽しい雰囲気を思い出すことができますよ。

SNS映えもばっちり！本場ドイツの絶品スイーツ＆パン

グルメのブースの中でも、特に女性や若い世代に人気なのが、ヨーロッパの伝統的なスイーツやパンです。
見た目も華やかで可愛らしく、写真映えもするため、SNSでもよく見かけます。
ここでは、マーケットで絶対に味わいたい絶品スイーツを詳しくご紹介します。

クリスマスの準備に欠かせない「シュトーレン」

ドイツでは、クリスマスまでの期間（アドベント）に、このシュトーレンを薄くスライスして毎日少しずつ食べるという素敵な習慣があります。
ドライフルーツやナッツがたっぷり練り込まれた生地は、日を追うごとに熟成され、味が深まっていくのが特徴です。

シュトーレンの魅力と購入時の注意点

• 日持ちの良さ：バターが豊富に使われ、表面が粉砂糖でコーティングされているため、非常に日持ちします。購入後、自宅でゆっくりとクリスマスの訪れを待つことができます。
• 職人の個性：マーケットには、本場のドイツ人ベーカリーや、日本の有名ベーカリーが出店しています。それぞれのお店で、フルーツの漬け込み方やスパイスの配合に個性があり、数種類のシュトーレンを食べ比べるのも楽しみの一つです。
• 購入時のポイント：試食ができる場合は、ぜひ味わってみましょう。また、持ち帰りしやすいようにハーフサイズやミニサイズを用意している店舗もあります。

シュトーレンは、自宅で紅茶やグリューワインと一緒に楽しむのに最適なお土産です。
薄切りにして、クリスマスまでのカウントダウンを楽しむという本場のスタイルを、ぜひ試してみてください。

アツアツが美味しい！その他の人気スイーツ

シュトーレン以外にも、マーケットには魅力的なスイーツが盛りだくさんです。

焼きアーモンド（Gebrannte Mandeln）
砂糖とシナモンでコーティングされたアーモンドを、その場でキャラメリゼしながら販売するブースです。
甘く香ばしい香りがマーケット中に広がり、引き寄せられるように人が集まってきます。
小腹が空いた時や、歩きながら食べるのにぴったりで、袋詰めにしてもらえるのでお土産にもできます。

バウムクーヘン
ドイツの伝統的なお菓子で、「木のケーキ」という意味を持ちます。マーケットでは、焼きたてを提供するブースもあり、温かいバウムクーヘンを味わうことができます。
本場のものは、日本のものよりも少し素朴で、しっかりとした食感が特徴です。

クレープやワッフル
ドイツ以外のヨーロッパ諸国からも、クレープやワッフルなどのスイーツが出店していることがあります。
温かい生地に、チョコレートソースや生クリーム、フルーツをトッピングして、その場で味わうのは格別です。
特に寒い日には、このアツアツのスイーツが、冷えた体を癒やしてくれます。

SNSで写真を撮る際は、背景にイルミネーションや賑わうマーケットの様子を入れると、より雰囲気のある一枚になりますよ！

本格的で可愛い！クリスマスオーナメントと雑貨の種類

マーケットの魅力の半分は、間違いなくこの雑貨ブースにあります。
まるでヨーロッパの小さな村のクリスマス市を歩いているかのような気分になれる、精巧で美しいオーナメントや雑貨を見て回りましょう。

オーナメントの素材と選び方

ツリーを飾るオーナメントは、マーケットの主役の一つです。素材やテーマによって、ブースの雰囲気が全く異なります。

• ガラス製オーナメント：ドイツのラウシャ地方などで作られる伝統的なガラスオーナメントは、繊細で光を反射してキラキラと輝きます。サンタや星形だけでなく、動物や食べ物などユニークなデザインも多く、見ているだけで楽しいです。
• 木製オーナメント：素朴で温かみのある木製オーナメントは、ナチュラルな雰囲気が好きな方に人気です。レーザーカット技術で複雑なデザインが施されているものや、手描きで色付けされたものがあります。
• 陶器・テラコッタ製：重厚感があり、シックなツリーを演出したい場合に最適です。家や教会の形をしたものは、中に小さなLEDライトを入れて飾ることもできます。

選び方のコツとしては、毎年テーマを決めて少しずつ買い足していくことです。
例えば、「今年は赤とゴールド」と決めたら、それに合うオーナメントを数点購入します。
そうすることで、数年後には自分だけの物語が詰まったオリジナルツリーが完成します。

暮らしを彩る可愛い雑貨アイテム

オーナメント以外にも、家で使える素敵な雑貨がたくさん売られています。

スノードーム
雪の舞う様子がいつ見ても美しいスノードームは、クリスマスマーケットの定番お土産です。
マーケット限定のランドマークやシンボルが入ったデザインは、その会場を訪れた記念として最適です。
ドームを振って雪を降らせる瞬間のワクワク感は、大人になっても変わりません。サイズも様々あるので、いくつか並べて飾るのも可愛いです。

クリスマスカード・ポストカード
ヨーロッパらしいレトロで美しいデザインのクリスマスカードやポストカードも見逃せません。
日本のものとは一味違う、活版印刷やエンボス加工が施されたカードは、大切な人へのメッセージを送るのにぴったりです。
その場で切手を買って、友人や家族に送るのも素敵な思い出になります。

テーブルランナーやクロス
クリスマスの食卓を華やかにするテーブルクロスやランナー、ナプキンなどのテキスタイルも人気です。
赤や緑を基調としたチェック柄や、雪の結晶の刺繍が入ったものは、一気にクリスマスムードを高めてくれます。
こうしたアイテムを少し取り入れるだけで、いつもの食卓が特別な場所に変わりますよ。

ヨーロッパの伝統工芸品「くるみ割り人形」はどこで買える？

クリスマスマーケットのブースの中でも、特に目を引くのが、木製の伝統工芸品です。
その中でも、バレエ作品でも有名な「くるみ割り人形（Nutcracker）」は、マーケットのシンボル的な存在と言っても過言ではありません。
この人形は、どこで、そしてどのような種類が売られているのでしょうか？

くるみ割り人形の歴史と意味

くるみ割り人形は、元々ドイツのザイフェン村を中心とするエルツ山地地方で作られていました。
彼らは、木こりの仕事が減る冬の間に、木材を使って様々な人形や玩具を作り、生活の糧としていたのです。
その中でも、くるみ割り人形は、悪いものを追い払う「守り神」として、また、歯の丈夫な人間に幸せが訪れるというジンクスから、魔除けの意味も込められていました。

マーケットで販売されているくるみ割り人形は、職人の手仕事によるものが多く、一つ一つ表情や装飾が異なります。
高価なものから手頃なサイズのものまであるので、コレクションしやすいのも魅力です。

代表的なモチーフとサイズ感

• モチーフ：兵隊、王様、鉱夫、サンタクロースなど、様々な職業やキャラクターがモチーフになっています。伝統的なものは兵隊や王様が多く、現代的なマーケットではコックさんや音楽家なども見られます。
• サイズ：手のひらサイズのミニチュアから、人の背丈ほどもある特大サイズまであります。マーケットでよく見かけるのは、30cm〜50cm程度の中サイズで、飾るのにちょうど良いサイズです。
• 木製ピラミッド：くるみ割り人形と同じ木工品として、「クリスマスピラミッド」も人気です。キャンドルの熱でプロペラが回り、木製の人形たちが回転する仕組みになっており、見た目のインパクトと伝統的な雰囲気が最高です。

オンラインでの購入も検討してみましょう

くるみ割り人形は非常にデリケートな工芸品であり、持ち帰る際に破損させてしまうリスクもあります。
また、マーケットに出店しているブースは限られているため、気に入ったデザインが見つからないこともあるかもしれません。

もしマーケットで「これ！」という一品に出会えなかった場合は、Amazonや楽天市場で「くるみ割り人形 ドイツ製」と検索してみることをおすすめします。
正規輸入店や専門店が出品していることが多く、豊富なラインナップからじっくり選ぶことができます。
特に、自宅に帰ってからじっくりと吟味したい方にとっては、オンラインでの購入は非常に便利です。

もちろん、マーケットで実物を見て購入する体験も大切ですが、持ち運びのしやすさやラインナップの豊富さを考慮すると、オンラインショッピングも選択肢に入れると良いでしょう。モモストアもよくオンラインで、マーケットで見て気になったものを購入することがあります。

光と香りの癒やし！キャンドルやアロマグッズの魅力

クリスマスマーケットは、視覚的な美しさだけでなく、香りの演出も非常に重要です。
グリューワインのスパイスや焼き菓子の甘い香り、そしてキャンドルやアロマグッズから漂う、クリスマスらしい香りが、訪れる人々を温かく包み込みます。

天然素材にこだわったキャンドル

マーケットで売られているキャンドルは、素材にこだわっているものが多く、特に「蜜蝋（ミツロウ）」を使ったものが人気です。
蜜蝋はミツバチが巣を作るために分泌する蝋で、燃やしてもすすが出にくく、ほんのり甘い自然な香りがするのが特徴です。

キャンドルの種類と選び方

種類	特徴
ピラーキャンドル	柱状の太いキャンドル。火を灯す時間が長く、テーブルセンターに置いてメインの装飾として使われることが多いです。
ティーライトキャンドル	小さなカップに入ったキャンドル。クリスマスピラミッドやアロマポットの熱源として、または窓辺に並べて飾るのに使われます。
アロマキャンドル	シナモン、バニラ、モミの木などの香りが付けられたもの。火を灯すと、クリスマスの雰囲気が部屋いっぱいに広がります。

選び方としては、パッケージの可愛さだけでなく、素材や燃焼時間もチェックしましょう。
特に、就寝前に使用する場合は、途中で火を消しやすいティーライトや、燃焼時間の短いものを選ぶと安心です。

クリスマス限定のアロマとポプリ

火を使わずに香りを楽しむアロマグッズも充実しています。

アロマオイル・エッセンシャルオイル
クリスマスシーズンにぴったりの香りは、モミの木やパイン、オレンジ、シナモン、クローブなどです。
これらの香りは、リラックス効果や、気持ちを前向きにする効果があると言われています。
アロマディフューザーで焚いたり、お風呂に数滴垂らしたりして、自宅でマーケットの香りを再現してみるのも素敵です。

ポプリとサシェ
ドライフラワーやスパイスを混ぜ合わせたポプリは、見た目も可愛く、置くだけで良い香りが持続します。
布の袋に入ったサシェは、クローゼットや引き出しに入れて、衣類にほのかなクリスマスの香りを移すのに最適です。
これらは比較的手頃な価格で手に入るため、ちょっとしたお土産にも喜ばれます。

モモストアのおすすめは、ポプリを透明なガラス容器に入れて、小さなオーナメントを添えて飾ることです。
視覚と嗅覚の両方から、クリスマスの癒やし空間を作ることができますよ！

もし、気に入ったキャンドルが見つからない場合は、クリスマスキャンドルの手作りキットを試してみるのも面白いかもしれません。自分で作れば、さらに愛着がわきます。

持ち帰り必須の定番お土産！シュトーレンと焼き菓子

マーケットで楽しむグルメも大切ですが、家に帰ってからもクリスマスの余韻に浸れるお土産もぜひ購入したいところです。
特に、日持ちがして家族や友人と分け合える焼き菓子は、定番中の定番です。
改めて、特におすすめの持ち帰りグルメと、その保存方法についてご紹介します。

シュトーレンの賢い選び方と保存方法

先述の通り、シュトーレンはマーケットの絶対的なお土産の主役です。

選び方：味とサイズを考慮する

• マジパンの有無：シュトーレンの中央には、マジパン（アーモンドのペースト）が入っているものと入っていないものがあります。マジパン好きなら「あり」を、シンプルにパンの風味を楽しみたいなら「なし」を選びましょう。
• フルーツの漬け込み期間：長い期間（1年以上）洋酒に漬け込まれたフルーツを使っているものは、より深い味わいと香りがあります。店員さんに聞いてみるのも良いでしょう。
• サイズ：重い荷物になるのを避けたいなら、食べ切りサイズの「ミニシュトーレン」もおすすめです。お試しで買うには最適です。

長期保存の秘訣

シュトーレンは、適切な方法で保存すれば、クリスマスを過ぎても美味しく食べられます。

1. ラップで包む：乾燥を防ぐため、全体をぴったりとラップで包みます。
2. アルミホイルで包む：さらにアルミホイルで包み、光と酸化を防ぎます。
3. 涼しい場所で保存：常温で冷暗所（戸棚や地下室など）で保存します。日本の場合は、暖房のない玄関先や冷蔵庫の野菜室などが適しています。ただし、冷蔵庫に入れると固くなりやすいため、食べる数時間前に常温に戻すと美味しくいただけます。

クリスマスまでの期間、毎日少しずつスライスして食べる「アドベント」の習慣を、ぜひご自宅でも楽しんでみてください。

その他、日持ちする焼き菓子

ドイツのクッキーや、ジンジャーブレッドなども人気です。

• レープクーヘン（Lebkuchen）：ドイツの伝統的なクリスマスクッキーで、ハチミツとスパイスが効いた素朴な味わいです。ハート型でメッセージが書かれたものは、見た目も可愛く、プレゼントにぴったりです。
• バニラキプフェル（Vanillekipferl）：三日月型のバニラ風味のクッキー。口の中でホロホロと崩れる食感が特徴で、軽いので持ち運びにも便利です。
• プラリネ・チョコレート：ベルギーやスイスなど、他国の本格的なチョコレートが出店していることもあります。特別な日に食べる贅沢なチョコレートは、自分へのご褒美にもなります。

こうした焼き菓子は、Amazonや楽天市場でも、海外直輸入のものや日本の有名パティスリーのものが手に入ります。マーケットで試食して気に入ったものがあれば、後日オンラインで探してみるのも良いでしょう。

グッズの値段の相場は？予算別おすすめアイテム

クリスマスマーケットのグッズは、手作りの工芸品が多いため、価格帯も幅広く設定されています。
「どのくらいの予算を見ておけばいいんだろう？」と悩む方のために、モモストアが予算別のおすすめアイテムと価格の相場を解説します。

【〜1,500円】気軽に買えるプチプラアイテム

この価格帯は、友人や職場へのちょっとしたお土産や、自分のお試し用に最適です。

主なアイテムと相場

• グリューワインマグカップ：デポジットを返金しない場合、実質500円〜1,000円程度で手に入ります。最も安価で記念になるアイテムです。
• 焼き菓子・クッキー：小袋入りの焼きアーモンドや、単品のレープクーヘンなどは500円〜1,200円程度。
• ミニオーナメント：木製やフェルト製の小さなオーナメントは800円〜1,500円程度。ツリーの隙間を埋めるのにちょうど良いサイズです。
• ポストカード・ミニキャンドル：500円〜800円程度で、お土産として気軽に渡せます。

予算を抑えつつも、マーケットの雰囲気を持ち帰りたい！という方には、限定マグカップと焼き菓子が最もおすすめです。

【1,500円〜5,000円】本格的な定番アイテム

この価格帯になると、長く使える本格的な工芸品や、少し大きめのお土産が購入できます。

主なアイテムと相場

• 本格オーナメント：手の込んだガラス製のオーナメントや、セット売りのオーナメントは2,000円〜4,000円程度。
• シュトーレン（フルサイズ）：本格的なサイズのシュトーレンは、2,500円〜4,500円程度が相場です。
• スノードーム：手のひらサイズの可愛らしいスノードームは3,000円〜5,000円程度。
• アロマオイル・キャンドルセット：高品質な蜜蝋キャンドルや、クリスマス限定のアロマオイルは3,000円〜5,000円程度。

この予算で、「今年の一品」として、ツリーの主役になるオーナメントや、自宅で楽しむための本格的なシュトーレンを選ぶと満足度が高くなります。

【5,000円〜】一生ものの高級工芸品

この価格帯は、くるみ割り人形やクリスマスピラミッドなどの伝統工芸品が中心となります。

主なアイテムと相場

• くるみ割り人形：中〜大サイズ（30cm以上）のものは、5,000円〜30,000円以上と幅があります。職人のサイン入りや、限定品はさらに高価になります。
• クリスマスピラミッド：キャンドルで動く多層式のピラミッドは、10,000円〜50,000円以上が相場です。非常に繊細で、親から子へと受け継がれる「家宝」となるようなアイテムです。
• 大型ガラス細工：熟練の職人による大型のガラス細工は、数万円になることもあります。

これらの工芸品は、毎年見るたびにその年の思い出が蘇る「一生もの」の買い物です。衝動買いせずに、ブースをじっくり見て、本当に気に入ったものを選びましょう。

キャッシュレスは使える？購入前に知っておきたいこと

近年、日本のクリスマスマーケットでもキャッシュレス決済が普及していますが、会場や出店ブースによって対応状況が大きく異なるため、事前に知っておくことが重要です。
スムーズに買い物を楽しむために、決済方法に関する情報をチェックしておきましょう。

現金（キャッシュ）は必須と考えておくのが安全

大手主催のクリスマスマーケットでは、多くのブースでクレジットカードや主要なQRコード決済（PayPay、楽天ペイなど）が使えるようになっています。

しかし、特に地方のマーケットや、ヨーロッパから短期出店しているブースなどでは、現金しか受け付けていない場合も少なくありません。
また、決済端末の電波状況が悪く、決済に時間がかかったり、エラーが出たりすることもあります。

したがって、モモストアからのアドバイスとしては、「現金（キャッシュ）は必須」と考えて、ある程度の金額を財布に入れておくのが最も安全です。
特に、少額のグルメ（グリューワインやソーセージなど）のブースでは、現金のほうがスムーズに購入できることが多いです。

利用可能なキャッシュレス決済の種類

近年、導入が進んでいる主なキャッシュレス決済の種類は以下の通りです。

決済方法	対応ブースの傾向
クレジットカード	比較的対応しているブースが多い（VISA, Master）が、JCBなどは使えない場合も。
QRコード決済	PayPayや楽天ペイなど、国内で利用者の多いサービスは導入が進んでいる。
電子マネー（交通系）	SuicaやPASMOなど、交通系ICは、特に駅近の会場で利用できることが多い。
デポジットカード	会場によっては、独自のチャージ式カードを発行し、そのカードでのみ決済できるシステムを採用している場合がある。

会場の公式サイトやSNSで、「キャッシュレス決済対応」と記載されているかを確認しておくと安心です。
もし独自のデポジットカードを導入している場合は、最初にそのカードへのチャージが必要になります。チャージ機が混雑する場合があるので、早めのチャージを心がけましょう。

また、現金しか使えないブースで「どうしても欲しい！」というグッズに出会うこともあるので、近くにATMがあるかどうかも事前にチェックしておくと完璧です。
会場近くのATM検索はこちらからどうぞ。

【会場別比較】東京・大阪・福岡など人気マーケットの特徴

「クリスマスマーケット」と一口に言っても、開催地によって規模、雰囲気、そして売っているものに大きな違いがあります。
ここでは、特に人気の高い主要都市のクリスマスマーケットの特徴を比較し、あなたが行きたいマーケットを見つけるヒントをご紹介します。

東京：日比谷・六本木の特徴

東京では複数の大規模なマーケットが開催されますが、それぞれ異なる魅力を持っています。

クリスマスマーケット in 日比谷公園（または明治神宮外苑など）

• 特徴：ドイツ・ドレスデンをモチーフにした本格的な雰囲気が魅力。日本で最も歴史があり、巨大なクリスマスピラミッドがシンボルです。
• グルメ：ドイツビール、グリューワイン、本格的なシュトーレンやヴルストなど、伝統的なラインナップが充実しています。
• 雑貨：ドイツ・エルツ地方のくるみ割り人形やオーナメントなど、ヨーロッパ直輸入の工芸品ブースが多く、質の高いアイテムが揃います。
• 客層：落ち着いた雰囲気で、本格的なクリスマス文化を楽しみたい大人向けの客層が多いです。

六本木ヒルズ（けやき坂）のマーケット

• 特徴：ショッピングとイルミネーションが一体となった洗練された空間。ブランド店や有名レストランに囲まれた都会的なマーケットです。
• グルメ：比較的、日本人に馴染みやすいグルメや、見た目がおしゃれなスイーツも多く出店します。
• 雑貨：海外の有名ブランドのクリスマス雑貨や、デザイナーズアイテムなど、モダンでスタイリッシュな商品が多い傾向にあります。
• 客層：若者やカップル、観光客が多く、賑やかで華やかな雰囲気を楽しめます。

大阪：梅田・天王寺の特徴

大阪のマーケットは、エンターテイメント性が高く、家族連れでも楽しめる場所が多いです。

• 梅田スカイビル（ドイツ・クリスマスマーケット大阪）：巨大なクリスマスツリーとレトロなメリーゴーランドがシンボル。遊べる要素が多く、ファミリー層に人気です。ドイツの姉妹都市提携などもあり、本場感も高いです。
• グルメ：ドイツの伝統的なフードに加え、日本の人気洋菓子店とのコラボ商品なども見られ、バラエティに富んだメニューが特徴です。
• 雑貨：手作りの温かみのある雑貨や、可愛らしいキャラクターグッズも充実しています。

また、福岡のクリスマスマーケットは、複数の会場で開催される「はしご」が楽しいのが特徴です。博多駅前や天神など、場所によって出店ブースが異なるので、一日かけて巡るのもおすすめです。

ヨーロッパの伝統的な雰囲気を自宅で楽しむ方法

クリスマスマーケットでしか手に入らないアイテムは魅力的ですが、すべての商品を購入するのは難しいですよね。
特に、「あのグリューワインの味を家で再現したい」「気に入ったオーナメントが見つからなかった」という方もいるでしょう。
ここでは、オンラインショッピングを賢く活用して、ヨーロッパのクリスマスの雰囲気を自宅で楽しむ方法をご紹介します。

Amazon・楽天市場で手に入るグリューワインとシュトーレン

グリューワインは、Amazonや楽天市場で「グリューワイン セット」と検索すると、ドイツ直輸入のボトルや、スパイスセットなどが簡単に見つかります。
スパイスセットを使えば、お気に入りの赤ワインを使って、自分好みの甘さやスパイスの効き具合に調整することができますよ。

シュトーレンについても、有名ベーカリーやドイツ菓子の専門店がオンラインショップを運営していることが多く、マーケットで売り切れてしまった商品も、時期をずらせば購入できる場合があります。
特に楽天市場では、「シュトーレン 食べ比べ セット」など、様々な店のシュトーレンを試せるセットも人気です。

高級雑貨や工芸品はYahoo!ショッピングやメルカリで探す

くるみ割り人形やクリスマスピラミッドなどの高級工芸品は、オンライン専門の輸入雑貨店がYahoo!ショッピングに出店していることがあります。
実店舗では見かけない珍しい職人さんの作品や、限定デザインが見つかるかもしれません。

また、メルカリやラクマなどのフリマアプリでは、過去のマーケット限定マグカップや、限定オーナメントが出品されていることがあります。
「あの年のマグカップが欲しい！」といった特定のアイテムを探している方には、フリマアプリのチェックもおすすめです。ただし、状態や価格をよく確認して、信頼できる出品者から購入しましょう。

オンラインで見つかるおすすめアイテムリスト

筆者モモストアが特にオンラインでの購入をおすすめするアイテムはこちらです。

アイテム	オンラインで買うメリット	検索キーワード例
グリューワイン スパイス	自宅のワインで手軽に再現できる。	グリューワイン スパイスキット
木製オーナメント	破損の心配がなく、ラインナップが豊富。	ドイツ 木製 オーナメント ザイフェン
くるみ割り人形	高額品なので、じっくりレビューを読んで選べる。	くるみ割り人形 ドイツ製 30cm

オンラインで事前に購入したいものをチェックしておき、マーケットではその場でしか味わえないグルメを堪能する、という楽しみ方も賢い方法と言えます。
事前に楽天市場でクリスマスマーケット関連グッズを探してみるのも楽しいですよ。

モモストア的結論！マーケットで後悔しないための賢い買い方

ここまで、クリスマスマーケットで売られている様々な商品や、賢い購入方法について解説してきました。
最後に、筆者モモストアが実践している「後悔しないための賢い買い方」をまとめてご紹介します。
この3つのステップを踏めば、最高のマーケット体験ができること間違いなしです！

ステップ１：会場に入ったらまずは「一周」する

会場に着いたら、すぐに何かを買ってしまうのは少しもったいないです。
まずは会場全体をゆっくりと一周し、どんなブースが出ているのか、どんなグルメや雑貨があるのかを把握しましょう。
特に雑貨は、似たようなアイテムでもお店によってデザインや価格が大きく異なることがあります。
気になるブースがあれば、写真に撮っておくか、場所を覚えておくのがおすすめです。

ステップ２：最初のドリンクとマグカップを決める

一周して体が冷えてきたら、グリューワインやホットドリンクのブースへ向かいましょう。
この時、マグカップのデザインをチェックし、今年のお土産として持ち帰るか、それとも返却するかを決めます。
マグカップはデポジット制のため、最初に手に入れておけば、その後のお買い物も手ぶらで身軽に楽しめます。
マグカップを手に、温まりながらお目当てのブースへ向かいましょう。

ステップ３：グルメを楽しみ、最後に雑貨を吟味して購入

お腹が空いてきたら、ヴルストやスイーツなどのグルメを堪能しましょう。
グルメは「その場でしか味わえない」体験なので、その時の気分で食べたいものを楽しむのが一番です。
十分にグルメを楽しんだ後、改めて雑貨ブースへ戻り、吟味した上で「これ！」という一品を購入します。

特に高額な工芸品（くるみ割り人形など）は、「本当に家に飾る場所があるか？」「来年も愛用できるか？」を自問自答してから購入することをおすすめします。
そして、最後に忘れずにシュトーレンなどの日持ちするお土産を購入して、マーケットを後にしましょう。

もし、気になるお店の連絡先やウェブサイトが分からなかった場合は、クリスマスマーケットの出店者一覧を検索して、後日オンラインで購入できないか調べてみるのも良いでしょう。

今年のクリスマスマーケットが、あなたにとって素敵な思い出になりますように！