クリスマスケーキの食べられる飾りはどこに売ってる？人気店と通販を徹底調査！

いよいよ待ちに待ったクリスマス！
手作りのケーキを華やかに彩りたいけれど、「プラスチックの飾りはゴミになるし、どうせなら全部食べられるものがいいな」とお考えではありませんか？
実は、食べられるサンタや雪の結晶のデコレーションは、身近な場所から製菓材料専門店、そしてもちろん通販でも手軽に手に入ります。
この記事では、モモストアが「食べられるクリスマスケーキの飾り」がどこで売っているのかを徹底調査し、人気の商品や飾り付けのコツまでご紹介していきますね！
最後まで読んで、今年のクリスマスケーキを最高に可愛く、そして美味しく仕上げるヒントを見つけてください！

クリスマスケーキの「食べられる飾り」の主な種類を解説！

「食べられる飾り」といっても、その素材や形状は多岐にわたります。
単なるプラスチックや紙の飾りではないため、お子様にも安心で、ケーキの味を損なわないのが最大の魅力です。
ここでは、特に人気があり、よく使われる食べられる飾りの種類を詳しく見ていきましょう。それぞれの特徴を知ることで、作りたいケーキのイメージにぴったりのデコレーションを見つけられますよ！

アイシング・砂糖菓子（シュガークラフト）系の飾り

クリスマスケーキの定番として最も流通しているのが、このアイシングや砂糖菓子でできたデコレーションです。
主な原料は砂糖と卵白（ロイヤルアイシングの場合）や、砂糖にゼラチンなどを加えたペースト（フォンダンやガムペースト）です。

これらの素材は着色がしやすく、非常に細かいディテールを表現できるため、サンタクロースや雪だるま、トナカイ、クリスマスツリーといった立体的なキャラクターや、精巧な雪の結晶の形を作ることができます。

市販されているものは、ほとんどが既に形作られており、ケーキに乗せるだけでプロのような仕上がりになるのが嬉しいポイントです。
例えば、海外の製菓ブランド「Wilton（ウィルトン）」や「Culpitt（カルピット）」などからも、カラフルでかわいいアイシングの飾りが販売されています。

購入時の注意点:
砂糖が主成分のため、湿気に弱いです。クリームの上に飾る場合は、直前に乗せるようにしましょう。また、独特の甘さがあるので、味見をしてから購入を検討することをおすすめします。

種類	特徴	よく見かける形
ロイヤルアイシング	卵白と粉砂糖でできており、非常に硬く乾く。繊細な模様が可能。	雪の結晶、ヒイラギの葉、文字（Merry Christmas）
フォンダン/マジパン	砂糖やアーモンドを練ったもの。粘土のように成形しやすい。	サンタクロース、雪だるま、動物の立体的なフィギュア
シュガースプリンクル	小さな粒や棒状の砂糖。ケーキの周りや全体に散らして使う。	星、丸、棒、クリスマスのカラーミックス

この手の飾りは、製菓材料専門店はもちろん、大手スーパーの製菓コーナーでも見つけやすいですよ。

チョコレート製の飾り

チョコレート製のデコレーションも、食べられる飾りとして非常に人気が高いです。
特に、ケーキの上に乗っている「サンタの顔」や「家」の形のプレートは、子どもの頃からお馴染みという方も多いのではないでしょうか？

チョコレートは、口溶けが良く、ケーキとの相性も抜群です。生クリームやスポンジと一緒に美味しく食べられるため、飾りの味も妥協したくない方におすすめです。

最近では、有名パティスリーがオリジナルのチョコレート細工を単品で販売していることもありますし、製菓材料店では、プロ仕様の高品質なクーベルチュールチョコレートを使ったプレートやオーナメントが手に入ります。

種類と活用法:

1. 転写シートを使ったオリジナルプレート: 無地のホワイトチョコプレートに、クリスマス柄の転写シートで模様を付けるだけで、簡単にプロ風のプレートが作れます。
2. チョコ細工（テンパリング不要）: シリコン型に溶かしたチョコレートを流し込んで固めるだけで、立体の雪だるまやツリーが完成します。
3. 削りチョコ（シャトー）: ケーキの側面などに貼り付けるための削りチョコレートも、飾りとして非常に優秀です。

特にクリスマスシーズンは、製菓用の高品質なクーベルチュールチョコが手に入りやすくなります。これを溶かしてオリジナルプレートを作るのも楽しいですよ。

【販売場所その１】スーパー・コンビニの製菓コーナーを探してみた

「思い立ったらすぐ欲しい！」というときに頼りになるのが、近所のスーパーやコンビニエンスストアですよね。
クリスマスシーズンは、普段はあまり製菓材料を置いていないお店でも、期間限定で特設コーナーが設けられることがあります。
ここでは、緊急時や手軽さを重視したい方のために、これらの店舗での食べられる飾りの取り扱い状況を詳しく見ていきましょう。

大手スーパー（イオン、西友など）の製菓材料売り場

大手スーパーマーケットは、食べられる飾りを探す上でまずチェックすべき場所です。

取り扱い傾向：

• 製菓材料の定番品: ケーキミックスやホイップクリームの近くに、アイシングペン、カラーシュガー（スプリンクル）、チョコペンなどが常備されています。
• クリスマス限定品: 12月に入ると、専用の棚に、サンタやヒイラギの葉の形をした小さな砂糖菓子（シュガークラフト）が並び始めます。特に「Wilton」などの海外ブランドのカラフルな商品が並ぶこともあります。
• フルーツ系デコレーション: 缶詰のチェリーや生のイチゴ、ブルーベリーなど、自然の素材を飾りとして使うためのフルーツ類はいつでも手に入ります。

特に、製菓材料の品揃えが良い店舗や、プライベートブランドで製菓用品を強化している店舗（例：イオンの「トップバリュ」）は要チェックです。見つからない場合は、店員さんに「クリスマスケーキのデコレーションはありますか？」と尋ねてみましょう。期間限定の特設コーナーを案内してくれるかもしれません。

コンビニエンスストア（セブン、ローソン、ファミマ）の可能性

残念ながら、一般的なコンビニでは、食べられる飾りを単品で購入できる可能性は低いです。

コンビニで手に入るのは、せいぜい以下のものに限られます。

• チョコペン: ケーキに文字を書いたり、顔を描いたりする用途。
• 板チョコ・お菓子: ケーキのトッピングとして使えるチョコレート菓子（例：キットカット、アポロなど）。
• フルーツ: カットフルーツや、冷凍フルーツ（一部店舗）を代用する。

しかし、クリスマス直前になると、セブンイレブンやローソン、ファミリーマートなどで予約したケーキに付属しているチョコプレートが多めに用意されている場合や、簡単なアイシングクッキーがスイーツコーナーに並ぶことがごく稀にあります。

もしコンビニで探すなら、お菓子コーナーやアイスコーナーの近くに、デコレーションに使えそうなカラフルなグミやキャンディがないかを見てみるのが、一つの手かもしれません。あくまで応急処置として活用を検討してみてくださいね。

【販売場所その２】ダイソーやセリアなどの100均でも買える？

「100円ショップはなんでも揃うから！」と期待している方も多いのではないでしょうか？
結論から言うと、100円ショップでも食べられる飾りは手に入りますが、品揃えは時期と店舗に大きく左右されます。
高額な製菓材料店の商品と比べると、手軽に試せるのが魅力です。

ダイソー・セリア・キャンドゥの取り扱い傾向

100円ショップの製菓コーナーは、クリスマスが近づくと一気に華やかになります。

＜主な取り扱い商品＞

1. チョコペン・カラースプレー: 最も定番で、常に数種類の色が揃っています。
2. 砂糖菓子（スプリンクル）： クリスマスカラー（赤・緑・白）の星形や、雪の結晶型のカラフルなスプリンクル（トッピングシュガー）が見つかることがあります。
3. クリスマスのクッキー型: 飾り自体ではありませんが、食べられる飾りを自作するための型は豊富です。
4. アイシングパウダー: 水を混ぜるだけで簡単にアイシングができるパウダーが売られていることもあります。

特に、ダイソーやセリアは、製菓用品のラインナップに力を入れている傾向があります。
ただし、サンタクロースや雪だるまのような立体的なアイシングのフィギュアは、数百円の商品として販売されることはあっても、100円では見つからないことが多いです。

100均で買う際のメリットと注意点

メリット:

• 価格が安い: 失敗しても惜しくない価格で、様々な色や形を試せる。
• 気軽に試せる: 専門店に行く時間がないときでも、買い物のついでにチェックできる。
• 自作用の材料が豊富: クッキー型や絞り袋、ラッピング用品など、関連商品も一気に揃う。

注意点:

• 季節商品: クリスマスのデコレーションは、12月に入るとすぐに売り切れる可能性があります。早めのチェックが必要です。
• 品質: 味や見た目のクオリティは、専門店や通販の高級品に比べて劣る場合があります。
• 成分: 着色料や香料の種類が気になる方は、購入前に裏面の表示をよく確認しましょう。

モモストアが調べたところ、セリアは特にシュガークラフトやクッキー型が充実しているという声が多く見られました。ぜひお近くの店舗を覗いてみてくださいね。

【販売場所その３】製菓材料専門店（富澤商店・クオカ）が最強な理由

「とにかく種類豊富で、プロ仕様の高品質な飾りを探したい！」という方には、製菓材料専門店が断然おすすめです。
代表的なお店として「富澤商店（TOMIZ）」や「クオカ（cuoca）」が挙げられますが、これらのお店に行けば、あなたの理想とする食べられる飾りが必ず見つかると言っても過言ではありません。

富澤商店（TOMIZ）やクオカ（cuoca）の品揃え

製菓材料専門店が「最強」と言われる理由は、その専門性と品揃えの幅にあります。

専門店の魅力:

• 種類が桁違い: 立体的なマジパン細工、アイシングクッキー、様々な形状のシュガースプリンクル、食用金箔・銀箔など、他の店では見つからない珍しい飾りまで揃っています。
• 高品質な素材: 欧米の有名製菓ブランド（Culpitt、Wiltonなど）の商品や、製菓学校で使われるようなプロ仕様の材料も手に入ります。
• アレルギー対応品: 小麦、乳、卵を使用していない、米粉や大豆を使った飾りや材料も見つけやすいです。

特にクリスマスシーズンは、「クリスマス特集」として、デコレーションコーナーが大きく展開されます。
サンタやツリーの他に、繊細なレース模様のチョコレートプレートや、雪が積もったような表現ができるココナッツパウダーなど、プロのアイデアをそのまま再現できるようなアイテムが並びます。

店舗とオンライン通販の使い分け

富澤商店やクオカは、デパートやショッピングモール内に店舗を構えていることが多いですが、お住まいの地域によっては近くに店舗がない場合もあります。

店舗で購入するメリット	オンライン通販で購入するメリット
実物を見て色や大きさを確認できる。	全国どこからでも購入できる。
専門知識を持つ店員に相談できる。	限定品や在庫の多い商品を選べる。
その場ですぐ持ち帰れる。	重たい粉類やシロップなども自宅に配送される。

初めて購入する場合は、一度店舗で実物を見てみるのがおすすめです。その上で、翌年以降はオンラインでリピート購入するという使い分けが良いでしょう。
オンラインショップは、人気商品は早めに売り切れてしまうので、11月中にチェックを済ませておくのが賢明です。

【販売場所その４】無印良品やカルディでも意外な商品が見つかる！

実は、製菓材料専門店やスーパー以外にも、「ここにも売ってたの？」と驚くような穴場スポットがいくつか存在します。
それが、無印良品やカルディコーヒーファームといった、食料品や雑貨を扱うお店です。

無印良品の「自分でつくる」シリーズ

無印良品には、「自分でつくる」シリーズという手作りキットが充実しています。

ポイント:

• 製菓キットに含まれる: クリスマスシーズンには、「自分でつくるヘクセンハウス」や「自分でつくるブッシュドノエル」などのキットが発売されます。これらのキットには、生地だけでなく、デコレーション用のアイシングや砂糖菓子、またはチョコペンなどがセットで含まれていることが多いです。
• 単品でのデコレーション: 食べられる飾りとしての単品販売は少ないですが、お菓子売り場に並ぶ「ココアパウダー」「抹茶パウダー」「製菓用チョコレート」などは、デコレーションの材料として活用できます。

特に、無印良品のキットに付属しているデコレーションは、シンプルでナチュラルなデザインが多いのが特徴です。「ゴテゴテした飾りは苦手」「おしゃれな手作り感を出したい」という方には、無印良品のキットに含まれる飾りを一部流用するのもおすすめです。

カルディコーヒーファームや輸入食品店

カルディは、海外の珍しいお菓子や食材が手に入るため、クリスマスの時期には宝の山となります。

チェックすべき商品:

• 海外のスプリンクル: カラフルで大胆な色使いの、輸入物のトッピングシュガー（スプリンクル）が並びます。一般的なスーパーでは見かけない、派手な星やツリーの形のものが多いです。
• マジパン・チョコレート: ドイツや北欧のマジパン菓子や、ベルギー・イタリアの高品質な製菓用チョコレートが手に入ることがあります。
• ジンジャーブレッド: ジンジャーブレッドマンやハウスの形をしたクッキーは、そのまま飾りとして立てたり、砕いてトッピングに使えます。

カルディのデコレーションは、見ているだけでも楽しくなるようなユニークなものが多く、他とは違うケーキにしたいときにぜひチェックしてほしいお店です。ただし、食べられる飾りとして明確に販売されているものだけでなく、お菓子をデコレーションとして転用する視点も持つと、見つかる商品の幅が広がりますよ。
例えば、マシュマロやカラフルなグミなども、デコレーションとして活用できますよね。

【通販サイトを徹底比較】Amazon、楽天、Yahoo!ショッピングのメリット

近くに専門店がない場合や、外出せずにじっくり選びたい場合は、やはりAmazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングといった大手通販サイトが便利です。
自宅にいながら、世界中のデコレーションを比較検討できるのが最大の強みです。

Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングの選び方

各サイトにはそれぞれ特徴があり、使い方によってメリットが異なります。

通販サイト	メリット	デメリット
Amazon	即日発送が可能な商品が多い。海外ブランド品も比較的見つけやすい。	専門的な知識を持つ販売者が少ない場合がある。
楽天市場	富澤商店やクオカなどの専門店が出店しており、安心感がある。ポイントが貯まりやすい。	店舗ごとに送料や納期が異なるため、確認が必要。
Yahoo!ショッピング	TポイントやPayPay残高など、日常のポイントを活用できる。	楽天と比べて、製菓専門店の出店数がやや少ない傾向がある。

おすすめの検索キーワード:
「クリスマス アイシング 飾り」
「食用 雪の結晶 シュガー」
「ケーキ トッパー 食べられる クリスマス」

これらのキーワードで検索すると、専門店の公式ページや、個人でアイシングクッキーを販売しているクリエイターの商品など、幅広い選択肢が見つかりますよ。

通販を利用する際の注意点（破損・納期）

通販は便利ですが、食べられる飾りを購入する際にはいくつかの注意点があります。

破損のリスク:
アイシングクッキーや立体的な砂糖菓子は、非常にデリケートです。配送中に割れてしまうリスクがゼロではありません。特に、年末の物流が混み合う時期は、取り扱いが雑になる可能性もあります。

• 対策: 評価の高いショップを選ぶこと、可能であれば予備を含めて多めに注文することをおすすめします。届いたらすぐに開封し、破損がないかチェックしましょう。

納期の確認:
クリスマス直前は、注文が殺到します。大手サイトでも、人気商品は発送が遅れることがあります。

• 対策: 12月上旬までには注文を済ませておきましょう。特に海外から輸入される商品は、国内在庫がないと時間がかかるため、早めの行動が鉄則です。

送料のチェック:
小さな飾り一つだけを頼むと、送料の方が高くなってしまうこともあります。他の製菓材料（粉、バター、生クリームなど）や、日用品とまとめて購入することで、送料を節約するのが賢い方法です。

子どもが大喜び！人気の「食べられるサンタ」や「雪の結晶」の選び方

せっかく食べられる飾りを選ぶなら、見た目も可愛くて、子どもたちが「わあ！」と声を上げるようなものを選びたいですよね。
ここでは、特に人気の高いモチーフと、選ぶ際のポイントをご紹介します。

不動の人気の王様「食べられるサンタクロース」

クリスマスケーキにサンタクロースは欠かせません。食べられるサンタクロースの飾りは、主にマジパンやチョコレート、あるいはアイシング（砂糖菓子）でできています。

選ぶポイント:

1. 表情とサイズ: 子どもが食べることを考えると、優しい表情で、あまりリアルすぎないデフォルメされたサンタが人気です。また、ケーキの大きさに合わせて、主役になる大きめサイズや、カップケーキに使えるミニサイズを選びましょう。
2. 素材: マジパンはしっとりとしていて風味が豊かですが、チョコレートは誰もが好きな味です。食べる人の好みに合わせて選ぶと良いでしょう。
3. 耐湿性: 生クリームの上に長時間乗せる場合は、チョコレート製や、しっかり乾燥させたアイシング製を選ぶ方が、形崩れしにくいです。

特に楽天市場では、有名メーカーの「食べられるサンタ」がセット販売されていることが多く、レビューを見て品質をチェックできるのでおすすめです。

ケーキ全体を彩る「雪の結晶」と「ヒイラギ」

サンタが主役なら、雪の結晶やヒイラギはケーキ全体を華やかにする名脇役です。

＜雪の結晶の飾り＞
ほとんどがロイヤルアイシングや砂糖のシート（エディブルペーパー）で作られています。

• ロイヤルアイシング: 繊細でキラキラとした質感があり、本物の雪のような透明感が出ます。
• エディブルペーパー: 印刷が可能で、リアルな雪の結晶の模様や、銀色のキラキラした模様が楽しめます。

これらの雪の結晶を、ケーキの側面に貼り付けたり、全体に散らしたりすると、一気に冬らしい幻想的な雰囲気になります。
＜ヒイラギの飾り＞
ヒイラギの葉と赤い実は、クリスマスの伝統的な色合いです。

• マジパン製: 葉っぱの緑と実の赤のコントラストが美しく、手作り感のある温かい雰囲気を演出できます。
• チョコレート製: ケーキの味を邪魔せず、美味しく食べられます。

飾りの種類を単調にせず、立体的なサンタと平らな雪の結晶、そして立体的なヒイラギの実を組み合わせることで、プロのパティシエのような奥行きのあるデコレーションが完成しますよ。

ケーキ屋さんの「チョコプレート」や「マジパン」は単品で売ってる？

「いつもケーキ屋さんで買っているあのチョコプレートだけが欲しい！」と思うことはありませんか？
実は、ケーキ屋さんによっては、デコレーションパーツを単品で販売していることがあります。

個人経営の洋菓子店やパティスリー

大手チェーン店よりも、個人経営の洋菓子店や地域に根ざしたパティスリーに問い合わせてみるのがおすすめです。

単品販売の理由:

• 追加の要望対応: 予約ケーキに追加のデコレーションを求めるお客様のために、多めに用意していることがあります。
• 手作りキット販売: 最近では、手作りケーキを楽しむ人のために、自店の焼き菓子やオリジナルチョコプレートをセットで販売するお店も増えています。

ただし、ほとんどの場合、これらのパーツは「商品」として店頭に並んでいるわけではありません。

お願いする際のコツ:

1. 「手作りのケーキに、お店の素敵な飾りを少しだけ分けていただけませんか？」と、丁寧にお願いしてみる。
2. クリスマス直前（12月23日〜25日）の忙しい時間帯を避けて、事前に電話で問い合わせてみる。

運が良ければ、プロのパティシエが作った繊細なチョコレート細工や、高品質なマジパン細工を分けてもらえるかもしれません。

大手チェーン店（シャトレーゼ、不二家など）の場合

シャトレーゼや不二家などの大手ケーキチェーン店は、商品の規格が厳しく決まっているため、基本的にデコレーションの単品販売はしていません。

しかし、一部の店舗では、クリスマスシーズン限定で、デコレーション用の簡易なクッキーや、チョコペンなどを販売していることがありますので、店頭の「クリスマスコーナー」をチェックしてみる価値はあります。

もしケーキ屋さんで手に入らなくても、落ち込まないでください。
先述した通り、製菓材料専門店の通販サイトを見れば、プロが使うものと同等、あるいはそれ以上のクオリティのデコレーションパーツが簡単に手に入りますよ。まずは通販サイトで探して、それでも見つからなかったら近所のパティスリーに問い合わせてみる、という流れがスムーズです。

【失敗しない】食べられる飾りをケーキに飾る際の注意点とテクニック

せっかく素敵な飾りを手に入れても、飾り付けの途中で溶けてしまったり、ケーキから落ちてしまったりすると台無しです。
ここでは、モモストアが実践している食べられる飾りを美しく、そして長持ちさせるためのテクニックをご紹介します。

飾りを乗せるタイミングと配置のコツ

食べられる飾り、特に砂糖やチョコレートでできたものは、温度や湿度の変化に非常に弱いです。

タイミング:

• 直前が鉄則: ケーキを冷蔵庫から出して、食べる1〜2時間前に飾り付けを行うのがベストです。
• 早すぎるのはNG: 飾りが生クリームの水分を吸ったり、冷蔵庫の湿気で溶けたり、変形したりするのを防ぐためです。

配置のコツ:
立体的なフィギュアを安定させるために、以下のテクニックを試してみてください。

1. 土台を作る: 飾りを置く場所に、少量のチョコレートを溶かして丸く絞り出し、それを土台にして飾りの底を接着します。
2. クリームを固く絞る: 飾りの下に絞る生クリームを、いつもより固めに泡立てておくと、沈みにくくなります。
3. パウダーで保護: マジパンなどの砂糖菓子を乗せる場所に、粉砂糖（泣かないタイプがおすすめ）を軽く振りかけると、湿気から飾りを保護できます。

これにより、飾りが生クリームに触れる面積を減らし、長く綺麗な状態を保つことができます。

食用金箔・銀箔やグリッターを効果的に使う方法

キラキラとした金箔や銀箔、エディブルグリッター（食用ラメ）は、一気にケーキをゴージャスにしてくれるアイテムです。

金箔・銀箔（フレークタイプ）:

• 貼り付け方: ピンセットを使い、静かにケーキの表面に乗せていきます。生クリームの水分で自然に貼り付きます。
• 注意点: 息を吹きかけたり、強い風が当たったりすると飛んでいってしまうので、作業中は静かに行いましょう。

エディブルグリッター:

• 使い方: 小さなブラシ（清潔なもの）を使い、アイシングクッキーやフルーツの表面に優しく塗りつけます。
• 効果: 仕上げに全体に軽く振りかけると、雪が降っているようなロマンチックな演出ができます。

これらの輝く素材は、光の当たり方で表情を変えるため、デコレーションのアイデア次第で、シンプルなケーキも高級感あふれる仕上がりになります。

食べられる飾りを自作！初心者でも簡単な「アイシングクッキー」の作り方

「市販品もいいけど、世界に一つだけのオリジナル飾りを作りたい！」という方のために、食べられる飾りの王道、アイシングクッキーの簡単な作り方をご紹介します。

基本のアイシングクッキーの作り方とコツ

アイシングクッキーは、焼き上げたクッキーの上に、粉砂糖と卵白（または水）で作ったアイシングクリームでデコレーションを施したものです。

＜準備するもの＞

• クッキー生地（市販のホットケーキミックスでも可）
• クリスマスのクッキー型（星、ツリー、ジンジャーブレッドマンなど）
• 粉砂糖、乾燥卵白（または卵白）、水（またはレモン汁）
• 食用色素
• コルネ（絞り袋）

＜作り方の流れ＞

1. クッキー作り: 型抜きクッキー生地を作り、クリスマスの型で抜いて焼き上げ、完全に冷まします。この時、生地を厚めに焼くと、ケーキに飾る時に割れにくいです。
2. アイシングクリーム作り: 粉砂糖と乾燥卵白（または卵白）に水を少しずつ加え、固さを調整します。縁取り用（硬め）と塗りつぶし用（緩め）の2種類を用意します。
3. デコレーション:
   • 硬めのクリームでクッキーの輪郭を縁取ります。
   • 輪郭が乾いたら、緩めのクリームで内側を塗りつぶします（これを「フローディング」と言います）。
   • 完全に乾かした後、チョコペンや硬めのアイシングで細かい模様を描き足します。

コツ: 失敗しないためには、アイシングを塗った後にしっかりと乾燥させることが重要です。冬場でも、できれば一晩自然乾燥させるか、食品乾燥機（あれば）を使うのがおすすめです。

マジパンで立体的なキャラクターを作る方法

マジパンは、アーモンドと砂糖を練り合わせたペースト状の素材で、粘土遊びのように自由に成形できるのが魅力です。市販のマジパンペーストを購入すれば、すぐに作り始められます。

＜準備するもの＞

• 市販のマジパンペースト
• 食用色素（ジェルタイプがおすすめ）
• 竹串、つまようじ（細工用）
• 打ち粉（コーンスターチや粉砂糖）

＜作り方の流れ＞

1. 着色: マジパンペーストを必要な分量に分け、竹串の先に付けたごく少量の食用色素を練り込んで色付けします。
2. 成形: サンタの顔、体、帽子、ひげなど、パーツごとに丸めて成形していきます。
3. 接着: パーツ同士は、少量の水やアイシングクリームを「のり」代わりにして接着します。

マジパンは触りすぎると手の熱でベタベタになってしまうので、手早く作業するのが成功の秘訣です。
作り終わったら、乾燥を防ぐため、密閉容器に入れて保管し、直前にケーキに飾りましょう。

【海外トレンド】エディブルフラワーやグリッターの入手方法

最近の海外のケーキデコレーションのトレンドとして、自然素材を活かした「エディブルフラワー（食用花）」や「エディブルグリッター」を使った、大人っぽく洗練されたデザインが注目されています。
これらのアイテムはどこで手に入るのでしょうか？

エディブルフラワー（食用花）の選び方と購入場所

エディブルフラワーは、農薬を使わずに栽培された、安全に食べられる花です。

購入場所:

1. 専門の農家/通販サイト: 信頼できる農家から直接購入するのが最も安全です。「エディブルフラワー 通販」で検索すると、クリスマスの時期に合ったパンジーやビオラ、カーネーションなどが見つかります。
2. 高級スーパー: ごく稀に、高級志向のスーパーの生鮮野菜コーナーに、パック詰めされたエディブルフラワーが並んでいることがあります。

活用法:
エディブルフラワーは、生クリームのケーキに乗せるだけで、非常に繊細で上品な印象になります。クリスマスなら、赤や白、深緑の色合いの花を選ぶと雰囲気が増します。飾る直前に、花びらの裏側をキッチンペーパーで軽く拭き、水分を取り除いてから乗せましょう。

ケーキを輝かせるエディブルグリッターの入手方法

エディブルグリッター（食用ラメ）は、ケーキ全体や特定の飾りをキラキラと輝かせたいときに使います。通常のラメとは異なり、デンプンやアラビアガムなどでできており、食べても安全です。

購入場所:

• 製菓材料専門店: 富澤商店やクオカなどのオンラインショップで「エディブルグリッター」「食用ラメ」として販売されています。
• 海外ブランドの取り扱い店: Wiltonなどの海外の製菓ブランドが特に豊富なカラーバリエーションを持っています。

使い方:
乾燥したアイシングクッキーやマジパンに、少量のアルコール（ウォッカなど）やレモン汁で溶いたグリッターを筆で塗布します。アルコールはすぐに蒸発し、キラキラだけが残ります。

エディブル グリッター 使い方の動画なども参考に、少しずつ試してみるのが失敗しないコツです。

デコレーションの保存方法と賞味期限はどれくらい？

食べられる飾りは、生鮮食品ではありませんが、やはり美味しく安全に楽しむためには、適切な保存が必要です。
「いつまでに買って、どう保存しておけばいいの？」という疑問にお答えしますね。

種類別の適切な保存方法と期間

食べられる飾りは、その主成分によって保存方法が大きく異なります。

飾りの種類	主成分	保存方法	期間の目安
砂糖菓子・アイシング	砂糖、卵白	常温で密閉保存（乾燥剤推奨）	製造後6ヶ月〜1年（湿気厳禁）
チョコレート製	カカオマス、砂糖	冷暗所（15〜20℃）での常温保存	製造後6ヶ月〜1年（温度変化厳禁）
マジパン細工	アーモンド、砂糖	乾燥しないように密閉容器に入れ、常温	製造後2週間〜1ヶ月（乾燥注意）
エディブルフラワー	生花	冷蔵庫の野菜室（乾燥させない）	購入後1〜2日（生鮮品）

特にアイシングや砂糖菓子は、湿気でベタベタになったり、溶けたりしやすいので、ジップロックなどに乾燥剤と一緒に入れ、光の当たらない常温の場所で保管するのが最適です。
チョコレートは、冷蔵庫に入れると「ブルーム現象」（表面が白くなること）を起こす可能性があるため、できるだけ温度変化の少ない冷暗所（戸棚など）で保管してください。

賞味期限をチェックする際の重要ポイント

市販されている食べられる飾りには、必ず賞味期限が記載されています。

チェックポイント:

1. 期限を厳守する: 基本的に賞味期限が長い商品が多いですが、必ずチェックしましょう。
2. 「泣かない粉砂糖」の活用: 食べられる飾りをケーキに飾る際、泣かない粉砂糖（デンプンなどが配合されており、湿気に強い）を軽く振りかけておくと、飾りが湿気を吸うのを防ぎ、結果的に長持ちしやすくなります。
3. 手作りの場合: 自作したマジパンやアイシングクッキーは、防腐剤が入っていないため、日持ちは短くなります。クリスマスよりもかなり前に作ってしまった場合は、早めに消費するか、乾燥剤と一緒に保存しましょう。

せっかくのクリスマスケーキです。飾りも最高の状態で味わえるよう、購入・手作りからケーキに乗せるまで、細心の注意を払ってくださいね。

まとめ：今年のクリスマスケーキは「飾り」も美味しく楽しもう！

ここまで、クリスマスケーキの食べられる飾りがどこで売っているのか、そして選び方や飾り付けのコツまで詳しくご紹介してきました。

もう一度、主要な購入場所をまとめておきましょう。

• 手軽さ重視: 大手スーパーの製菓コーナー、100円ショップ（品揃えは時期次第）
• 品質・種類重視: 富澤商店やクオカなどの製菓材料専門店（実店舗またはオンライン）
• 利便性重視: Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなどの大手通販サイト

今年のクリスマスは、食べ終わった後にゴミが出ない、地球にも優しい「食べられる飾り」で、ケーキを美味しく、そして華やかに彩ってみませんか？
この記事が、あなたの素敵なクリスマスケーキ作りのお役に立てたら、モモストアはとても嬉しいです！
さらに詳しい飾り付けのテクニックを探して、最高のデコレーションに挑戦してみてくださいね。