東進日本史一問一答はどこに売ってる?売ってない時の代用教材も徹底解説!
こんにちは、モモストアです!
大学受験の日本史対策で欠かせない参考書といえば、東進ブックスの「日本史B一問一答【完全版】」ですよね。
ところが、「書店を何軒回っても売ってない…」と困っている受験生が非常に多いと話題になっています。
この記事では、東進一問一答が売ってないと言われる本当の理由から、
どこなら確実に手に入るのか、そしてもし買えなかった場合の最強の代用教材まで、筆者モモストアが徹底的に解説していきます!
・東進日本史一問一答【完全版】の基本情報と改訂履歴をチェック
・【市販の販売店舗】東進日本史一問一答は本屋ならどこで買える?
・【コンビニ・100均】東進日本史一問一答の取り扱い状況を徹底調査
・オンライン通販で確実に手に入れる!Amazon・楽天・Yahoo!ショッピングの在庫状況
- 東進日本史一問一答が「売ってない」と話題になる理由とは?
- 東進日本史一問一答【完全版】の基本情報と改訂履歴をチェック
- 【市販の販売店舗】東進日本史一問一答は本屋ならどこで買える?
- 【コンビニ・100均】東進日本史一問一答の取り扱い状況を徹底調査
- オンライン通販で確実に手に入れる!Amazon・楽天・Yahoo!ショッピングの在庫状況
- フリマサイト(メルカリ・ラクマ)で売ってる?中古品の注意点
- 東進日本史一問一答が売ってない!代わりになる最強の代替教材3選
- 山川 vs 東進!一問一答問題集の選び方と違いを徹底比較
- 【受験生必見】東進一問一答の効果的な使い方と挫折しないコツ
- 過去問と連携!東進一問一答と併用したいおすすめ参考書
- 最新版を賢く選ぶための見分け方と注意点
- Q&A:東進日本史一問一答に関するよくある疑問を解決
- まとめ:東進日本史一問一答の入手ルート総まとめ
東進日本史一問一答が「売ってない」と話題になる理由とは?

結論からお伝えすると、東進の日本史一問一答は現在も現行版が販売されています。それにも関わらず、「売ってない」「どこにもない」という声が毎年上がるのには、いくつかの明確な理由があるんです。
特に受験勉強を始めたばかりの高校生や、初めてこの問題集を使おうとしている浪人生は、「もしかして絶版になった?」と不安になるかもしれませんが、心配は無用です。ただ、その人気ゆえに特定の時期には入手困難になりやすいという事実があります。
東進一問一答が品薄になりやすい「受験の季節」
東進日本史一問一答は、その網羅性の高さと詳細な解説から、難関大学を目指す受験生にとってのバイブル的な存在です。そのため、毎年決まった時期に需要が爆発的に高まります。
具体的には、
- 夏休み前(6月〜7月):部活を引退し、本格的に受験勉強をスタートする生徒が増える時期。
- 共通テスト後(1月後半〜2月):私立大学の一般入試や国公立の二次試験対策として、知識の最終確認をする時期。
- 新学期(4月):新高3生や浪人生が一年間の学習計画を立てる時期。
これらの時期になると、主要な大型書店はもちろん、オンラインストアでも一時的に在庫が切れてしまうことが頻繁に発生します。特に人気のある参考書コーナーでは、平積みされていた在庫が一晩でなくなってしまうことも珍しくありません。書店も大量に発注はしているものの、発行元である東進ブックスの生産ペースと、全国からの注文ペースが合わず、一時的な供給不足に陥ってしまうんですね。
もし、今まさにその時期に直面しているなら、まずはオンラインストアの在庫をチェックすることが、最も確実で迅速な対策となります。リアル店舗を巡る前に、サクッと在庫状況を確認してみましょう。 東進ブックスの公式サイトで最新情報を確認してみる
東進日本史一問一答【完全版】の基本情報と改訂履歴をチェック
「売ってない」と探している皆さんが、正しい教材を探せているかを確認するためにも、まずはこの問題集の正式名称と特徴、そして重要な改訂履歴について確認しておきましょう。誤って古いバージョンや別の一問一答を探している可能性もゼロではありませんからね。
正式名称は「日本史B一問一答【完全版】」
私たちが一般的に「東進の一問一答」と呼んでいるこの教材の正式な書名は、『日本史B一問一答【完全版】』です。表紙のデザインは何度か変わっていますが、この「完全版」という名前がキーポイントになります。これ以前には、高校生向けの基礎的な一問一答も存在していましたが、現在主流となっているのはこの「完全版」です。
この教材の特徴は、大学入試に必要な日本史の知識をほぼ全て網羅している点にあります。単に語句を覚えるだけでなく、その背景や関連知識まで確認できるような作りになっているのが人気の秘密です。
内容のレベルは、語句の重要度に応じてA・B・Cの3段階で示されており、自分の志望校のレベルに合わせて学習範囲を調整できるのが大きなメリットです。
| 正式タイトル | 日本史B一問一答【完全版】 |
| 出版社 | 東進ブックス(ナガセ) |
| 特徴 | 網羅性が非常に高く、難関大受験に最適。重要度がA・B・Cでランク分け。 |
最新版は何年発行?古い版でも使える?
日本史の教科書や入試傾向は、数年に一度のペースで改訂されます。東進の一問一答も例外ではなく、最新の入試傾向や教科書改訂に合わせて定期的に改訂されています。
この教材の最新版は、たいてい発行年月の記載で確認できます。書店で見つけたら、まずは奥付(本の最後のページ)を見て、最新の発行年になっているかを確認しましょう。最新版にこだわるのは、以下のような理由があるからです。
- 新課程対応:教科書の改訂により、一部の単元名や内容の深さが変更されている場合があります。
- 最新入試傾向の反映:史料問題やテーマ史など、最近の入試で問われやすくなった分野が強化されている場合があります。
- 文化史・美術史の記述強化:入試で頻出にも関わらず見落とされがちな分野の記述が最新の研究に基づいてアップデートされていることがあります。
とはいえ、古い版が全く使えないわけではありません。特に近代以前の歴史は大きな変更がないため、数年前の版であっても主要な知識をインプットする上では十分に役立ちます。もし旧版しか手に入らない場合は、最新版と見比べながら、近現代史の部分だけを重点的に最新情報で補うという使い方をすれば問題ありませんよ。
不安な場合は、東進ブックスの公式情報を確認して、最新版と旧版で内容に大きな差があるかを確認しておくと安心です。
【市販の販売店舗】東進日本史一問一答は本屋ならどこで買える?
「売ってない!」という声が多い中でも、東進日本史一問一答が確実に取り扱われている可能性が高いリアル店舗があります。特に、受験生向けの教材に力を入れている書店を狙うのが鉄則です。
大型書店・大学受験専門コーナーの在庫を狙う
東進一問一答は、他の受験参考書と同様に、大規模な書店ほど在庫が豊富です。特に以下のような書店は、受験生や予備校生をメインターゲットとしているため、積極的に在庫を確保していることが多いです。
- 紀伊國屋書店、丸善ジュンク堂書店、三省堂書店などの全国展開の大型チェーン店。
- 大学のキャンパス内やその周辺にある専門書店。
- 予備校の校舎近くにある書店。
これらの書店では、たいてい「大学受験参考書コーナー」や「東進ブックスコーナー」のような専用棚が設けられており、在庫切れの場合でも「次の入荷日」が明確にわかることがあります。在庫確認の際は、電話で「東進ブックスの日本史B一問一答【完全版】の在庫はありますか?」と確認するのが最も確実です。
地方の書店や小規模店舗での状況
一方で、地方の小さな書店や、文芸書や雑誌がメインの小規模店舗では、東進一問一答の取り扱い自体がない、または極端に在庫が少ないという状況があります。
これは、書店側の在庫スペースや、その地域の受験生人口が少ないことが原因です。小さな書店は、限られたスペースにできるだけ多くの種類の本を置きたいため、どうしても「売れ筋中の売れ筋」に絞って仕入れをします。東進一問一答は売れ筋ではありますが、山川の日本史一問一答など、他の定番教材と比較検討された結果、仕入れ数が抑えられている場合があります。
もし、お近くの小さな書店で売ってない場合は、その場で店員さんに「お取り寄せ」を依頼してみましょう。在庫さえあれば、数日〜一週間程度で手配してもらえる可能性が高いです。お取り寄せは無料でできることがほとんどなので、諦めずに相談してみてください。
ただし、お取り寄せを待つ時間がない場合は、オンライン通販が圧倒的に早くて確実です。特にAmazonプライム会員であれば、翌日には届くことも多いですから、急いでいる方はそちらを最優先でチェックすべきです。
ちなみに、東進ハイスクールや東進衛星予備校などの東進の校舎内には、ブックスコーナーが設けられている場合もありますが、基本的には受講生向けの商品がメインです。一問一答も販売されていることが多いですが、校舎の在庫状況によるため、一般の書店と同じく事前に確認するか、オンラインでの購入をお勧めします。
【コンビニ・100均】東進日本史一問一答の取り扱い状況を徹底調査
「本屋になかったから、通勤・通学途中のコンビニで買えないかな?」「もしかして100円ショップで簡易版が売ってたりしない?」と考える方もいるかもしれません。結論から言うと、この2箇所で東進日本史一問一答を見つけるのは極めて難しいです。
コンビニ(セブンイレブン・ローソン・ファミマなど)での販売は?
大手コンビニエンスストア(セブンイレブン、ファミリーマート、ローソンなど)では、基本的に大学受験向けの本格的な参考書は取り扱っていません。雑誌、コミック、文庫本、そして一部のビジネス書や資格試験対策の簡易的な教材が中心です。
東進日本史一問一答は、分厚さや専門性の高さから見ても、コンビニで販売される商品ラインナップには含まれていません。受験シーズンでも特別に仕入れられることはありませんので、コンビニを巡る労力は別の対策に回しましょう。もし、あなたが立ち寄ったコンビニで売っていたとしたら、それは「奇跡」と言っていいレベルです。
ダイソー・セリア・キャンドゥなどの100円ショップは?
100円ショップ(ダイソー、セリア、キャンドゥなど)では、最近、文具や雑貨だけでなく、ドリルやワークブックなどの教育系商品も充実してきています。しかし、ここで販売されているのは、小学生や中学生向けの基礎的な内容や、英単語のミニブック、簡単な漢字ドリルなどが中心です。
東進日本史一問一答のような、大学受験の最高峰レベルをカバーする専門的な参考書は、残念ながら100円ショップの取り扱い商品ではありません。「東進ブックス」というブランドの教材は、100円ショップでは販売されていませんので、こちらも探すのは時間と体力の無駄になってしまいます。
これらの場所で探すよりも、まずはオンラインでの在庫確認に注力することが、最も効率的な戦略になりますよ。
オンライン通販で確実に手に入れる!Amazon・楽天・Yahoo!ショッピングの在庫状況
「リアル店舗で売ってない…」と絶望しているあなたに、最もおすすめしたいのがオンライン通販です。在庫回転率が高く、複数の販売元(書店や出版社、個人ストア)が一元的に管理されているため、リアル店舗よりも確実に入手できる可能性が高いです。
Amazonでの在庫確認と購入のポイント
Amazonは、東進日本史一問一答を購入する上で最もおすすめのプラットフォームの一つです。その理由は、「Amazonが直接販売・発送している在庫」と「マーケットプレイス(書店など)が出品している在庫」の二重のチャンスがあるからです。
- Amazon本体の在庫:在庫がある場合、配送スピードが速く(プライム会員なら最短翌日)、価格も定価(またはそれに近い)で安定しています。品切れになりやすいですが、在庫復活も早いです。
- マーケットプレイスの在庫:Amazon本体の在庫が切れていても、全国の書店がAmazonに出品している場合があります。この場合、定価より少し高い、または送料がかかる場合がありますが、「売ってない」状況を打破できます。
Amazonで購入する際の注意点は、商品ページで「新品」を選んでいるか、そして「販売元と出荷元」が信頼できる名前になっているかを確認することです。特に品薄時は、定価を大きく上回る価格で出品する業者が現れることがあるので、価格チェックは怠らないようにしましょう。
楽天市場・Yahoo!ショッピングの穴場を狙う
Amazonで在庫切れの場合でも、楽天市場やYahoo!ショッピングは穴場になることが多いです。これらのモールには、全国の小〜中規模の書店や、受験参考書専門店が出店していることが多く、彼らが独自のルートで在庫を確保している場合があります。
楽天市場やYahoo!ショッピングの検索結果で、東進日本史一問一答を探す際は、以下のポイントを意識してください。
【楽天市場・Yahoo!ショッピングでの探し方】
- 検索ワードを「東進 日本史B一問一答 完全版」と正確に入力する。
- 「在庫あり」で絞り込み検索をする。
- 複数のショップの在庫状況を比較する。
- 送料や到着までの日数を考慮し、最も早く届くショップを選ぶ。
特に地方の書店が運営するオンラインショップは、大手通販サイトの在庫が切れた後でも残っているケースがあります。また、ポイント還元率が高い日を狙うと、実質的な価格も抑えられるため、急いでいない場合はポイントアップデーを待つのも賢い選択ですよ。
電子書籍(Kindleなど)での取り扱いは?
近年、多くの参考書が電子書籍化されていますが、東進日本史一問一答【完全版】については、紙媒体での販売が基本となっており、主要な電子書籍ストア(Kindle、楽天Koboなど)では販売されていない可能性が高いです。
一問一答形式の教材は、書き込みをしたり、赤シートで隠したり、付箋を貼ったりと、物理的な操作が学習効率を高めるため、出版社としても電子書籍化には慎重なようです。もし電子書籍版を見つけたという情報があれば、それは非公式な情報である可能性が高いので、必ず公式の紙媒体での購入をおすすめします。
フリマサイト(メルカリ・ラクマ)で売ってる?中古品の注意点
「新品が売ってないなら中古でもいい!」と考える受験生も多いですよね。フリマサイト(メルカリ、ラクマなど)では、東進日本史一問一答が出品されていることが多いですが、購入にはいくつかの注意点があります。
中古品購入のメリットと潜むデメリット
フリマサイトでの購入は、「売ってない」問題を解決する一つの手段ですが、メリットとデメリットをしっかり理解しておきましょう。
| メリット | デメリット |
| 新品より安価に手に入る可能性がある。 | 書き込みやマーカーがある場合が多い(特に答えのチェック)。 |
| 絶版になった古い版でも見つかることがある。 | 最新版ではない可能性がある(発行年の確認必須)。 |
| 新品が品薄の時でも出品されていることが多い。 | 出品者とのやり取りや送料で手間がかかる。 |
「書き込みあり」の中古品は本当に使える?
フリマサイトでよく見かけるのが「書き込みあり」の中古品です。この書き込みが「赤シートで隠せるペン」でのチェック程度であれば、学習には問題ありません。むしろ、前使用者の努力の跡が見えて、モチベーションにつながることもあります。
しかし、以下のような書き込みがある場合は、学習効率を大きく下げてしまうので避けるべきです。
- 答えそのものがボールペンなどで書き込まれている:一問一答の学習の根幹が崩れてしまいます。
- 蛍光ペンでの線引きが多すぎる:本当に重要な部分が分かりづらくなります。
- 自分の受験科目とは関係ないメモが多すぎる:集中力が途切れる原因になります。
購入前には、出品者に「書き込みは赤シートで隠せるペンだけですか?」と質問したり、「問題文や解答部分の拡大写真を見せてほしい」と依頼したりするなど、詳細な確認を怠らないようにしてください。特に、解答のチェックマークが黒ペンでついているものは、もはや一問一答として機能しませんから、絶対に避けましょう。
メルカリ・ラクマでの価格相場と最新版の見分け方
中古品の価格相場は、本の状態や書き込みの有無、そして何より「最新版かどうか」によって大きく変動します。
最新版に近い、または書き込みが少ない美品であれば、定価の7割〜9割程度で取引されることが多いです。一方、古い版や書き込みが多いものは、定価の3割〜5割程度で出品されることもあります。
フリマサイトで最新版を見分けるには、出品ページに記載されている「発行年」を必ず確認しましょう。もし記載がなければ、遠慮なく出品者に「何年発行の版ですか?」と質問してください。曖昧な返答や返答がない場合は、購入を控えるのが賢明です。
ちなみに、フリマサイトでは稀に「裁断済み」のものが安価で出品されていることがあります。これは電子化(自炊)のために背表紙を断裁したもので、普通に本として読むことは非常に困難です。iPadなどで電子化して使いたい人向けなので、間違って購入しないように注意が必要です。
東進日本史一問一答が売ってない!代わりになる最強の代替教材3選
あらゆる手を尽くしても「東進一問一答が売ってない!」という状況に直面したら、立ち止まっている暇はありません。受験は待ってくれませんから、すぐにでも代替の優秀な教材に切り替えるべきです。東進一問一答に匹敵、あるいはそれ以上の強みを持つ、最強の代用教材を3つご紹介します。
代替教材その1:山川出版社『日本史B一問一答』
東進一問一答と並び、日本史受験生の中で双璧をなす定番中の定番が、山川出版社の一問一答です。山川出版社の教材は、高校の授業で使われる教科書や資料集を発行しているだけあり、歴史学的な正確性や網羅性において非常に信頼度が高いです。
東進一問一答が「とにかく入試で点を取るための実践的知識」に特化しているのに対し、山川一問一答は「歴史の流れを理解しつつ、基本的な語句から難関大レベルまでを網羅する」というバランス型です。
【東進との主な違い】
- 語句の重要度:山川は東進のようにA・B・Cといった明確なランク分けがされていない(版による)ため、自分で重要度を判断する必要がある場合があります。
- 記述量:東進の方がコンパクトにまとまっているのに対し、山川はやや記述が豊富で、流れの理解を助けてくれる側面があります。
もし東進一問一答が手に入らなくても、山川一問一答に切り替えれば、難関大対策としても全く遜色ありません。書店でも東進より在庫がある可能性が高いので、すぐにチェックしてみましょう。
代替教材その2:旺文社『日本史B史料問題一問一答』
「知識のインプットは東進一問一答にこだわらなくてもいいけど、特に史料問題に特化したものが欲しい」という、すでに基本的な知識はインプットしつつある中〜上級者におすすめなのが、旺文社の史料問題に特化した一問一答です。
最近の大学入試、特に難関私立大学や国公立大学の二次試験では、単なる年号や用語の暗記だけでなく、史料(古文書やグラフ、絵図など)を読み解く力が強く求められます。
この教材は、出題頻度の高い史料や、重要な史料からの抜粋を問題形式で問うてくれるため、知識の暗記と同時に実戦的な対応力を養うことができます。もし東進一問一答が手に入らず、代わりに山川一問一答を使うことにした場合、この旺文社の史料問題集を併用することで、さらに強力な日本史対策が完成します。
代替教材その3:Z会『入試に出る 日本史B 一問一答』
Z会が発行する一問一答も、東進、山川に次ぐ有力な選択肢です。Z会は通信教育や模試で培った「入試のツボ」を押さえるノウハウが非常に優れており、この一問一答もその特徴が色濃く出ています。
この教材の特徴は、「入試に出やすい」知識に絞り込まれている点です。東進一問一答が「完全版」と称し、多少マニアックな知識まで網羅しているのに対し、Z会は「頻出度」に重点を置いています。そのため、
- 日本史の勉強を始めたばかりで、どこから手を付けていいか分からない人。
- 時間があまり残されておらず、効率よく点数を伸ばしたい人。
- 基礎固めを早く終わらせて、次のステップに進みたい人。
…などにおすすめできます。東進一問一答が入手困難で、かつ「網羅性よりも効率性」を重視したい場合は、Z会の一問一答が最良の代替品となるでしょう。まずは山川一問一答の在庫をチェック、次にZ会、旺文社と順に調べてみてくださいね。
あなたが求めているレベルと学習スタイルに合わせて、最適な代替教材を選び、勉強のスピードを落とさないことが最も重要です。
山川 vs 東進!一問一答問題集の選び方と違いを徹底比較
東進一問一答が手に入らない場合、多くの受験生が次に検討するのが山川出版社の一問一答です。この二つの「最強の一問一答」には、それぞれ独自の哲学と特徴があります。どちらを選ぶべきか迷っているあなたのために、モモストアが徹底的に比較分析しました。
網羅性と難易度の違い
どちらも大学受験に必要な知識を網羅していますが、そのアプローチに違いがあります。
【東進日本史一問一答】
- 網羅性:非常に高い。「完全版」の名が示す通り、私大の最難関レベル(早慶、MARCH上位など)で問われる、細かすぎる知識までフォローしています。
- 難易度:最高レベルまで対応。A・B・Cのランク分けが明確で、Cランクはかなりマニアックな知識も含まれます。
- 目的:満点近くを目指す、他の受験生に差をつけたいという意識の強い受験生向け。
【山川日本史B一問一答】
- 網羅性:高い。教科書出版社だけあり、基本的な流れを理解した上で、標準〜難関レベルに必要な知識をバランスよく網羅しています。
- 難易度:標準〜難関レベル。東進ほど超マニアックな知識は含まれない傾向があります(ただし版によって違いあり)。
- 目的:教科書と連動させて、歴史の流れと知識を体系的に身につけたい受験生向け。
あなたが目指す大学の過去問を見て、「本当に細かい知識まで問われているか?」を判断基準にすると良いでしょう。もし、早慶レベルの超難関校を目指していて、なおかつ手に入らない場合は、無理に東進を追い求めるより、山川で確実に基礎を固めた方が賢明な場合もあります。
使いやすさとレイアウトの比較
毎日使う問題集だからこそ、使いやすさは非常に重要です。
| 東進一問一答 | 山川一問一答 | |
| 色・デザイン | カラフルで見やすい。図やイラストも適度に使用。 | 比較的シンプルで文字が多い。情報量が詰まっている印象。 |
| ランク分け | A・B・Cで非常に分かりやすい。 | 版によるが、印などで示されることが多い。東進よりは直感的ではない。 |
| 解説の詳しさ | 解説は簡潔で、暗記の効率を重視。 | 歴史の流れを意識した詳しめの解説が含まれる。 |
レイアウトで選ぶなら、東進の方が視覚的に分かりやすく、テンポよく暗記を進めたい人に向いています。一方、山川は、じっくりと用語の背景を理解したい人に向いていると言えるでしょう。結局のところ、手に取ってみて「これなら毎日続けられる」と感じる方を選ぶのが、最も合格への近道です。
もし、今どちらも手元にないなら、大型書店で山川一問一答をパラパラとめくってみて、自分との相性を確認してみることをおすすめします。
【受験生必見】東進一問一答の効果的な使い方と挫折しないコツ
無事に東進日本史一問一答を手に入れた、あるいは代替教材を決めたとして、次に重要になるのが「どう使うか」です。この問題集は分厚く情報量が多いだけに、使い方を間違えると挫折しやすいという側面があります。モモストア流の、効果的かつ継続しやすい使い方を伝授しますね!
最初の1周は「Aランク」と「Bランク」に絞る
東進一問一答は、最初から最後まで全てを完璧に覚えようとすると、途中で息切れしてしまいます。特に、歴史の全体像が見えていない最初の段階では、Cランクの細かすぎる知識に時間を割くのは効率が悪すぎます。
最初の1周目は、「Aランク(絶対に落とせない基本知識)」と「Bランク(標準的な入試で必須の知識)」に絞って進めましょう。Cランクは飛ばしてしまって構いません。この「捨てる勇気」を持つことで、以下のメリットがあります。
- 短期間で1周目を終えられる:全体像を早く把握でき、達成感を得やすい。
- 基礎知識が定着しやすい:入試頻出度の高い知識に集中できるため、点数に直結しやすい。
2周目以降で、志望校のレベルに応じてCランクに手を付けるか判断すれば十分です。まずは「A・Bランクを完璧に」という目標を立てることが、この問題集を攻略する最初のステップです。
知識を「縦」と「横」で繋げる勉強法
一問一答形式の最大の欠点は、知識が「点」でしか覚えられないことです。しかし、入試では「線」(歴史の流れ)や「面」(複数の分野を横断するテーマ史)で知識が問われます。
そこで、以下のように「縦」と「横」で知識を繋げる習慣をつけましょう。
【縦の繋がり(流れ)】
- ある用語を覚えたら、その前後に起きた出来事を口頭で説明してみる。
- 例えば「大化の改新」を覚えたら、「その前の蘇我氏の専横」と「その後の律令制度の確立」をセットで確認する。
【横の繋がり(テーマ)】
- 「農業政策」の用語を覚えたら、原始〜現代までの主要な農業政策(班田収授法、荘園、太閤検地、地租改正など)を一覧にして確認する。
- 文化史を覚える際は、必ず同じ時代の政治史や外交史の出来事と結びつけて覚える。
このように知識を多角的に捉えることで、一問一答を卒業し、「応用力」のある日本史の実力が身につきます。一問一答を単なる暗記帳で終わらせず、常に参考書や教科書と連携させながら使う意識が重要です。
モチベーションを維持する「見える化」テクニック
分厚い問題集を前にすると、「いつになったら終わるんだろう…」と気が滅入ってしまいます。そこで、勉強の進捗を「見える化」して、モチベーションを維持しましょう。
- チェックボックス活用:各単元やページに小さなチェックボックスを作り、「完璧に覚えた」ら色を塗る。
- 付箋を貼る:苦手なページや用語に色違いの付箋を貼り、覚えるたびに剥がしていく。付箋の数が減っていくのが視覚的な達成感につながります。
- 学習記録をつける:受験勉強の進捗記録をつけるブログやアプリで、毎日何ページ進んだかを記録する。
特に重要なのは、「完全に覚えなくても、まずは前に進む」ことです。完璧主義に陥ると、一つの単元で何日も足踏みしてしまい、結果的に挫折につながります。少しでも不安な知識があっても、まずは最後までたどり着くことを最優先にしてください。完璧は3周目以降で目指しましょう。
過去問と連携!東進一問一答と併用したいおすすめ参考書
東進日本史一問一答は最強の暗記ツールですが、これだけで入試を突破できるわけではありません。暗記した知識を「使える知識」にするためには、他の参考書との連携が不可欠です。特におすすめしたい併用教材と、その連携方法をご紹介します。
併用その1:教科書と山川『詳説日本史図録』
一問一答の勉強中に「あれ?この出来事ってどんな状況だったっけ?」と疑問に思うことは多々ありますよね。そんな時に、一問一答の解説だけでは不十分な場合があります。
そこで併用したいのが、高校で使っている教科書と、山川出版社の『詳説日本史図録』です。特に図録は、写真、図表、グラフ、史料などが豊富に収録されており、一問一答で暗記した用語を視覚的に理解するのに最適です。
- 一問一答で「○○」という用語を覚える。
- すぐに図録を開き、○○に関連する当時の写真や美術品、系図などを確認する。
この一手間を加えるだけで、単なる文字情報だった知識が、生きた歴史の知識へと変わります。文化史の用語は、図録で実物を見るか見ないかで定着度が全く違ってきますよ。
併用その2:実戦的なアウトプットができる問題集
一問一答でインプットした知識が、本当に試験で通用するかを確認するためには、実戦的な問題集でのアウトプット練習が必須です。
おすすめは、大学受験用の問題集で、単元別やテーマ別に分かれているものです。
- 『日本史B 史料問題集』(旺文社など):史料読解力の強化に。
- 『日本史B 正誤問題集』:紛らわしい知識や、正誤判定に慣れるための訓練に。
- 志望校の過去問:最も重要なアウトプット。
一問一答で1単元を完璧にしたら、すぐにその単元の過去問や問題集でアウトプットしてみてください。「暗記できたはずなのに、問題になると解けない…」という現象が起きるはずです。それが、一問一答と実戦問題の間に横たわる「知識の壁」です。その壁を壊すために、アウトプットと一問一答へのフィードバックを繰り返しましょう。
特に、大学入試センターの公式サイトなどで公開されている共通テストの過去問や試行調査は、基礎知識の定着度を確認するのに最適です。ぜひ早い段階で挑戦してみてください。
最新版を賢く選ぶための見分け方と注意点
東進日本史一問一答に限らず、受験参考書は毎年どこかしら改訂されています。最新版が手に入ったとしても、「本当に最新版なのかな?」と不安になるかもしれません。ここでは、最新版を確実に手に入れるための見分け方と、購入時の注意点を詳しくお伝えします。
奥付で「発行年」と「刷数」を確認する
最も確実な方法は、本の最後のページにある「奥付(おくづけ)」を確認することです。
- 発行年:最初にその本が出版された年です。ここが最新の改訂年になっていれば、最新版のベースとなっている証拠です。
- 刷数:その本が何回刷られたかを示す数字です。「第1版第1刷」であれば、そのバージョンが最初に出たロットです。「第1版第10刷」であれば、内容の変更はないまま10回増刷されたことを示します。
改訂があった場合、通常は「第2版第1刷」のように表記が変わります。もし書店やオンラインストアで、「発行年」が最新の受験年度に対応しているかを確認することが重要です。特に受験シーズンの真っただ中で購入する場合は、書店員さんに「一番新しい刷数・版のもの」をお願いすると、間違いが少なくなります。
タイトルやカバーデザインのマイナーチェンジに注意
出版社は、中身を大きく変えなくても、表紙のデザインをマイナーチェンジすることがあります。これは、受験生の「新しいものが欲しい」という心理に応えるため、また書店での目立ちやすさを意識しての工夫です。
東進日本史一問一答も、過去に何度かカバーデザインが変わっています。そのため、以前使っていた人の話を聞いて「あの青い表紙じゃないと!」と決めつけず、「【完全版】」という正式名称と「発行年」を最優先で確認するようにしてください。表紙の色やイラストが変わっても、中身の知識は最新版としてアップデートされている可能性があります。
もし、旧版と最新版で迷ったら、東進ブックスの公式サイトや、受験情報サイトで「改訂で追加・削除された内容」を比較したレビューを探してみましょう。わずかな差であれば、急いでいるなら旧版で対応し、足りない知識だけを自分で補うという戦略も有効ですよ。
Q&A:東進日本史一問一答に関するよくある疑問を解決
東進日本史一問一答を探している受験生から、モモストアによく寄せられる疑問にお答えします。あなたが抱えている疑問も、ここでスッキリ解決するかもしれません。
Q1. 答えの語句を隠す「赤シート」は付属していますか?
A. はい、ご安心ください。東進日本史一問一答【完全版】には、標準で赤シートが付属しています。この赤シートを使って、問題集内の解答や重要な語句を隠し、効率的に暗記を進めることができます。
もし中古品を購入した場合や、書店で確認する際は、赤シートが付属しているかを必ず確認しましょう。赤シートがないと、暗記効率が大幅に落ちてしまいます。もし手元になくても、文房具店などで売っている赤の下敷きや、市販の赤シートで代用は可能ですので、過度に心配しないでくださいね。
Q2. 難しすぎて挫折しそうです。他の問題集に変えるべきでしょうか?
A. 挫折しそうになる気持ち、よくわかります。東進一問一答は網羅性が高いため、最初は「こんなに覚えることがあるの!?」と圧倒されてしまうものです。しかし、すぐに他の問題集に変えるのは少し待ってください。
挫折しそうな時の対策は、前述の通り「Cランクは一旦無視してA・Bランクに絞る」ことです。そして、必ず教科書や流れの参考書とセットで使いましょう。
この問題集は、あくまで「覚えるためのツール」であり、「歴史を学ぶための本」ではありません。流れを理解せずに暗記だけを進めると、すぐに飽きてしまいます。毎日少しずつでも良いので、「今日はここまで」という明確なノルマを設けて、達成感を積み重ねていきましょう。他の問題集に変えるのは、A・Bランクを完璧にしてもなお、志望校のレベルに達しない時で十分です。
Q3. 最新版が出るタイミングはいつ頃ですか?
A. 東進日本史一問一答のような人気参考書の改訂版は、通常、新年度が始まる前の12月〜3月頃に発売されることが多いです。この時期は、出版社も新課程や入試傾向の分析を終え、新しい受験年度に向けてラインナップを刷新するからです。
もし今が秋以降で、来年度入試に向けた新しい版が出る直前だとすると、書店が在庫調整のため、古い版の仕入れをストップしている場合があります。これが「売ってない」原因の一つかもしれません。
もし改訂直前のタイミングで、待てる時間があるなら、少し待って最新版を購入するのも手です。しかし、受験勉強は時間との勝負ですから、待てない場合は現行版を購入し、不足分だけを自分で補うという柔軟な対応が求められます。書店員さんやオンラインショップに、次の入荷・改訂情報を問い合わせてみるのも良いでしょう。
最後に、大学受験の情報サイトなどもチェックして、次の改訂情報を漏らさないようにしてくださいね。
まとめ:東進日本史一問一答の入手ルート総まとめ
東進日本史一問一答【完全版】が「売ってない」という問題は、その圧倒的な人気と、受験シーズンによる需要の集中が原因であることがわかりました。
最後に、現時点であなたが取るべき最良の入手ルートをまとめます。
- 最優先はオンライン通販:Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングで「新品」の在庫を検索する。リアル店舗を巡るより、在庫発見率が圧倒的に高いです。
- 大型書店を狙う:紀伊國屋、丸善ジュンク堂などの大型書店か、予備校近くの書店に電話で在庫を確認する。在庫切れの場合は、その場で「お取り寄せ」を依頼する。
- 最終手段は中古品:フリマサイト(メルカリなど)を探す。ただし、必ず「発行年」「書き込みの有無」を詳細にチェックし、トラブルを避けること。
もし、すべての入手ルートが絶たれてしまった場合は、山川一問一答、Z会一問一答などの代替教材に即座に切り替えましょう。東進一問一答へのこだわりを捨て、今手に入る最良の教材で勉強を進めることが、受験生にとって最も賢明な選択です。
この問題集を手に入れても、代替教材を使っても、大事なのは「毎日継続すること」です。諦めずに、一緒に合格を目指して頑張りましょう!モモストアも応援しています。

