クリックポストはどこで買える？送料やサイズ、自宅で完結する手順を徹底解説！

せっかくフリマアプリやネットオークションで商品が売れたのに、
「発送方法が多すぎてどれを選べばいいか分からない…」
「送料はできるだけ安く抑えたいけど、追跡はつけたい！」
と悩んでいませんか？
そんな時に注目されるのが、日本郵便の提供する「クリックポスト」です。

安くて便利と評判だけど、「どこで買えるの？」「どうやって使うの？」と疑問に感じている方も多いはず。
結論から言うと、実はクリックポストはコンビニや郵便局で「購入」するものではありません。

この記事では、クリックポストの正しい利用方法から、気になる料金、サイズ規定、そして自宅で簡単に手続きを完了させる手順まで、モモストアが詳しく解説していきます！
最後まで読めば、あなたも今日からクリックポストを迷わず使いこなせるようになりますよ。

それでは、クリックポストに関する疑問を一つずつ解決していきましょう！

クリックポストはコンビニや郵便局で「購入」するものじゃない！

まず、一番多くの方が疑問に感じるであろう「どこで買えるの？」という点について、スッキリさせておきましょう。

よくある勘違いとして、「レターパックのように専用の封筒を郵便局やコンビニで買う」と思われている方がとても多いのですが、実はそうではありません。
クリックポストは、日本郵便が提供する「サービス名」であり、切手や資材として販売されている商品ではないのです。

クリックポストは「切手」ではなく「運賃の支払い」

クリックポストの最大の特徴は、

１．専用サイトで登録・決済を行う

２．自宅やコンビニで送り状を印刷する

３．荷物に貼り付けてポスト投函または窓口差し出しする

という、一連の流れをネット上で完結させる点にあります。

つまり、クリックポストを利用するために、あなたが店頭で「クリックポストをください」と言う必要は一切ありません。
レジでお金を払って資材を買うのではなく、専用サイト（日本郵便のクリックポストサイト）からクレジットカードで運賃を支払う仕組みになっています。

「じゃあ、コンビニや郵便局に行く必要は全くないの？」というと、最後の「差し出し」の段階では、

• 自宅や会社近くの郵便ポストに投函する
• 郵便窓口に差し出す

という行動が発生します。

そのため、「どこで手続きができるの？」という問いに対しては、「日本郵便の公式サイトで」というのが最も正しい答えになります。専用の資材がないので、お手持ちの封筒や箱を使えるのも嬉しいポイントですよね。この手軽さが、クリックポストが選ばれる大きな理由の一つなんです。

＜クリックポストの利用場所の真実＞

場所	手続き（支払い）	差し出し（投函）
郵便局	✕（できません）	〇（窓口・ポスト）
コンビニ	✕（できません）	✕（できません）
自宅/会社	〇（ネット手続き）	〇（ポスト投函）

切手での支払いはできるの？

「もしクレジットカードがない場合、切手を貼って送ることはできないの？」という疑問もよく聞かれます。

残念ながら、クリックポストの運賃は、切手で支払うことができません。

クリックポストのサービスは、送り状に印字されたバーコードによって追跡を行う仕組みと、事前登録・事前決済がセットになっています。
そのため、運賃を支払う方法は「クレジットカード決済のみ」と定められています。

もしクレジットカードを持っていない場合は、デビットカードや一部のプリペイドカードで決済できる可能性もありますが、基本的にはクレジットカードが必須となります。

＜決済可能なカード＞

• Visa
• MasterCard
• JCB
• American Express
• Diners Club

また、事前に登録した決済情報を使って、利用する度に自動で決済されるため、手間がかかりません。
この決済の手軽さが、フリマアプリやネットオークションを頻繁に利用するユーザーから支持される理由の一つでもあります。

「手軽に発送したいけど、毎回郵便局に行くのは面倒」という方にとって、クリックポストはまさに理想的な配送方法と言えるでしょう。

ただし、注意点として、クリックポストの公式サイトは時々メンテナンスで利用できなくなることがあります。
発送を急ぐ場合は、事前に公式サイト（クリックポスト公式サイト）で稼働状況を確認しておくと安心です。

郵便局やコンビニでクリックポストの「資材」や「切手」は販売されていません。
この点をしっかりと覚えておけば、もう窓口で戸惑うことはありませんね。

クリックポストの利用手順をステップごとに徹底解説

クリックポストが「購入」するものではなく、インターネット上で手続きを行うサービスだと理解できたところで、
次に気になるのは「具体的にどうやって利用するの？」という手順ではないでしょうか。

実は、クリックポストの利用手順は驚くほどシンプルです！
一度覚えてしまえば、あとはルーティンワークとしてサクサク発送準備ができるようになりますよ。

ここでは、初めての方でも迷わないように、クリックポストの利用に必要な4つのステップを詳しく解説していきます。

Step1: Yahoo! JAPAN IDまたはAmazonアカウントでログイン

クリックポストを利用するには、まず日本郵便のクリックポストサイト（クリックポスト公式サイト）にアクセスします。

ここで必要になるのが、Yahoo! JAPAN IDまたはAmazonアカウントです。

以前はYahoo! JAPAN IDのみでしたが、利便性向上のためAmazonアカウントでもログインできるようになりました。

＜アカウントの選び方＞

• Yahoo! JAPAN ID：Yahoo!ショッピングやヤフオク!をよく利用する方におすすめ。
• Amazonアカウント：Amazonをよく利用する方におすすめ。

どちらのアカウントでログインしても、クリックポストの機能に違いはありませんが、登録後に変更することはできませんので、普段使い慣れている方を選ぶとスムーズでしょう。

ログイン後、利用規約への同意や、氏名・住所・クレジットカード情報などの初回登録が必要になります。
特にクレジットカード情報は、今後の決済に使うため、間違いのないように入力してください。

Step2: 発送先の情報と内容物の入力

ログインが完了したら、いよいよ発送準備に入ります。

「新規発送」の画面から、以下の情報を入力していきます。

１．お届け先の情報：
受取人様の郵便番号、住所、氏名、電話番号を入力します。
手書きでラベルを作る手間がないので、住所の書き間違いなどのミスを防げるのが大きなメリットです。

２．ご依頼主の情報：
あなたの住所と氏名が表示されますが、必要に応じて変更も可能です。

３．内容物の情報：
発送する商品の内容（例：書籍、衣類、雑貨など）を簡単に記入します。
これは税関や郵便局での確認のために必要な情報で、詳細すぎる必要はありませんが、具体的な品目を書くようにしましょう。

４．決済情報：
利用するクレジットカードを選択します。初回登録時に設定したカードが自動で表示されるので、確認して進みます。

すべての入力が完了したら、内容を確認し、「支払い手続きへ」と進んでください。
この時点で運賃が確定し、登録したクレジットカードから引き落としが行われます。

Step3: ラベル（送り状）の印刷

決済が完了すると、PDF形式の送り状（ラベル）が生成されます。

これをA4用紙に印刷する必要があります。

＜印刷に関する注意点＞

• 用紙サイズ：必ずA4サイズで印刷してください。
• 縮小/拡大：PDFの印刷設定で、拡大・縮小せずに「等倍」で印刷することが重要です。バーコードが読み取れなくなると、発送が遅れたり、戻されたりする原因になります。
• カラー/モノクロ：モノクロ印刷で問題ありません。
• プリンターがない場合：自宅にプリンターがない場合は、コンビニのマルチコピー機を利用することもできます。PDFファイルをUSBメモリやスマホアプリで持ち込んで印刷しましょう。

印刷したラベルは、「荷物に貼り付ける部分」と「ご依頼主控」の2つに分かれています。

荷物に貼り付ける部分は、切り取って封筒や箱の表面にしっかり貼り付けてください。
この際、バーコードが折れたり、インクが滲んだりしないように注意しましょう。
透明なテープで上から完全に覆ってしまうのがおすすめです。控えは、追跡番号が記載されているので、商品が届くまで大切に保管しておきましょう。

Step4: ポスト投函または郵便窓口へ差し出し

ラベルの貼り付けまで完了したら、あとは荷物を差し出すだけです。

クリックポストは、郵便ポストに投函することが可能です。

ただし、ここにも注意点が！

荷物が規定サイズギリギリだったり、厚さ3cmをわずかに超えていたりする場合、ポストの投入口を通らないことがあります。

無理に押し込もうとすると、荷物が破損したり、ラベルが破れて追跡ができなくなったりするリスクがあります。

• サイズに不安がある場合：迷わず郵便窓口に差し出しましょう。窓口でサイズや厚さを確認してもらえます。
• ポスト投函の場合：集荷時間に間に合えば、その日のうちに受付扱いとなります。追跡サービスの反映は、投函後すぐにはされず、郵便局に到着してからになることが多いです。

このように、クリックポストの利用はすべてネット上で完結し、最後に荷物を差し出すという流れになります。

特に、「自宅でラベル印刷→ポスト投函」の流れを確立できると、発送作業が劇的に楽になりますよ。

クリックポストの料金体系と決済方法をチェック！

フリマアプリユーザーやネットショップ運営者にとって、送料は利益を大きく左右する重要な要素です。
クリックポストが多くの人に選ばれるのは、その「全国一律」というシンプルで分かりやすい料金体系にあります。
ここでは、クリックポストの具体的な料金と、必須となる決済方法について詳しく見ていきましょう。

クリックポストの全国一律料金

クリックポストの魅力はなんといっても、日本全国どこへ送っても一律の料金で利用できることです。

＜現在のクリックポストの運賃＞

料金	全国一律〇〇円	適用条件
クリックポスト	185円（税込）	A4サイズ・厚さ3cm・重さ1kg以内

この料金は、追跡サービスが付いていることを考えると、非常にリーズナブルです。

例えば、定形外郵便（規格内）で重さ250g以内の荷物を送る場合と比較してみましょう。

発送方法	料金	追跡
クリックポスト	185円	〇（標準サービス）
定形外郵便（250g以内）	300円	✕（特定記録は別途160円）

このように、定形外郵便に追跡（特定記録）を付けると、送料だけで460円（300円＋160円）かかってしまいます。

クリックポストは、定形外郵便よりも安く、さらに追跡が標準で付いてくるため、小さな商品の発送には最適なのです。

ただし、この料金は改定されることがあります。
利用前には必ず、日本郵便の公式サイト（日本郵便のクリックポスト情報）で最新の情報を確認するようにしましょう。

決済はクレジットカードが必須

前述の通り、クリックポストはクレジットカード決済が唯一の支払い方法です。

「コンビニで現金で払いたい」「切手で支払いたい」という要望には応えられません。
このクレジットカード決済が必須という点が、クリックポストの利用における最大のハードルになるかもしれません。

なぜクレジットカード決済限定なのかというと、これはオンライン上で手続きを完結させるというサービスの特性によるものです。

利用者が専用サイトで送り状を作成し、決済を済ませることで、日本郵便側はすぐに追跡番号を発行し、発送の準備に入ることができます。

もし、あなたがクレジットカードを持っていない、または利用したくない場合は、以下の代替策を検討してみてください。

＜クレジットカードがない場合の代替策＞

 

• 家族のカードを利用させてもらう：事前に了承を得て、家族のクレジットカードを登録させてもらう。
• デビットカードを利用する：銀行口座と直結したデビットカードであれば、クレジットカードと同じように決済できることが多いです。ただし、事前に発行会社に確認が必要です。
• 他の発送方法を検討する：現金決済をしたい場合は、レターパックやゆうパック、あるいはフリマアプリ独自の配送方法（メルカリ便など）を利用するのが確実です。

クレジットカードを登録する際は、セキュリティ面を心配される方もいるかもしれませんが、クリックポストのサイトは日本郵便が運営しており、セキュリティ対策はしっかりと行われています。

登録情報を二重に確認し、安心して利用してくださいね。

クリックポストのサイズ・厚さ・重さの規定を詳しく確認

クリックポストは安くて便利ですが、なんでも送れるわけではありません。

最大の注意点は、サイズ・厚さ・重さに厳しい規定があることです。

規定を超えてしまうと、郵便ポストに入らなかったり、郵便局で引き受けてもらえなかったり、最悪の場合は追加料金を請求されたり、返送されてしまうこともあります。

トラブルなくスムーズに発送するために、ここでクリックポストの規定を正確に把握しておきましょう。

クリックポストの許容サイズと重さ

クリックポストの規定は非常に明確です。

＜クリックポストの規定＞

項目	規定	ポイント
長さ（縦）	14cm以上34cm以内	A4サイズが目安です。
幅（横）	9cm以上25cm以内	長すぎる・短すぎる荷物はNGです。
厚さ	3cm以内	これが最も厳しいチェックポイントです。
重さ	1kg以内	厚さ3cmを超えなければ、大体のものはクリアできます。

特に注意していただきたいのが、「厚さ3cm以内」という規定です。

・荷物の梱包材や緩衝材も含めて3cm以内であること。

・無理に圧縮したり、押し込んだりしても、元の厚さが3cmを超えているとNG。

例えば、Tシャツを2〜3枚重ねて送る場合や、厚めの雑誌を送る場合などは、すぐに3cmを超えてしまう可能性があります。

不安な場合は、定規や「厚さ測定定規」（100円ショップでも売っています）を使って、事前にしっかりと計測することをおすすめします。

また、重さ1kg以内という規定ですが、A4サイズで厚さ3cm以内の荷物であれば、よほど重い金属製品などでない限り、1kgを超えることは滅多にありません。

しかし、念のため、キッチン用の秤などで重さを測っておくと完璧です。

梱包時の厚さ対策：3cmを確実にクリアする方法

厚さ3cmの壁は、クリックポストを利用する上で最大の課題です。

ここでは、3cmを確実にクリアしつつ、中身を安全に届けるための梱包テクニックをご紹介します。

＜3cmクリアの梱包術＞

• 緩衝材は最小限に：プチプチなどの緩衝材は非常に優秀ですが、厚さを稼ぎやすい素材でもあります。必要最低限の箇所（角など）に使うか、薄いクッションシートなどで代用しましょう。
• 圧縮袋の利用：衣類などを送る際は、100円ショップなどで手に入る小型の圧縮袋を使うと、厚さを大幅に減らせます。ただし、シワになりやすいものは避けた方が良いでしょう。
• 薄い段ボール箱を使う：ポスト投函の際に荷物が曲がるのが心配な場合は、厚さ0.5mm程度の薄い段ボール箱を梱包材として利用すると、強度を保ちながら厚さを抑えられます。
• 定規で「通過チェック」：3cmの隙間を作った定規や段ボールの切れ端などを利用して、荷物がその隙間をストレスなく通過するかどうかを事前にチェックする習慣をつけましょう。

特に、ポスト投函する際は、郵便局の方が手作業で厚さをチェックすることはありません。

しかし、集荷後に規定オーバーが判明すると、「返送」または「追加料金を請求」されることになります。

これらのトラブルを避けるためにも、自分で厳しくチェックすることが重要です。

「クリックポストの厚さ3cmは、郵便局員さんのさじ加減ではなく、物理的な規定である」という認識を持って、梱包に取り組みましょう。

クリックポストのメリットとデメリットは？他の発送方法と比較

クリックポストの利用方法や規定が分かってきたところで、「結局、クリックポストって他の発送方法と比べてどうなの？」という疑問が浮かんでくるでしょう。

ここでは、クリックポストの具体的なメリットとデメリットを洗い出し、よく使われる他の発送方法（定形外郵便、レターパックライトなど）と比較しながら、どのような商品を送る際に最適なのかを解説します。

クリックポストの４つのメリット

クリックポストが多くのユーザーに愛用されるのには、明確な理由があります。

１．送料が安い（全国一律185円）
これが最大のメリットです。追跡付きの配送サービスとしては、トップクラスの安さです。遠方への発送でも追加料金がかからないため、全国どこへ発送しても利益計算がしやすいのが魅力です。

２．追跡サービスが標準で付いている
フリマアプリでは、荷物の追跡は必須と言っても過言ではありません。購入者も安心できますし、万が一の紛失や遅延があった場合も状況を把握できます。追加料金なしで追跡が付くのは非常に助かります。

３．自宅で手続きが完了する
送り状の作成、決済まですべて自宅のPCやスマホで完了します。郵便局の窓口で並ぶ必要がないため、忙しい方や、小さな子供がいる方には特に嬉しいポイントです。

４．土日祝日も配達される
普通郵便（定形外郵便など）は、2021年以降、土日祝日の配達が休止されましたが、クリックポストは日本郵便の「ゆうメール」や「ゆうパック」と同じように、土日祝日も配達が行われます。早く届けたい荷物には最適です。

クリックポストの３つのデメリット

一方で、クリックポストにはいくつかのデメリットも存在します。

１．損害賠償がない（補償なし）
これが最大の注意点です。クリックポストは、万が一、配送中に荷物が紛失したり、破損したりした場合の損害賠償（補償）が一切ありません。高価な商品や、代えのきかない貴重品を送る際には、補償のある「ゆうパック」などを選ぶべきでしょう。

２．クレジットカード決済が必須
前述の通り、クレジットカードを持っていない方は利用できません。また、決済の手続きがオンラインに限定されるため、ネットでの手続きに慣れていない方にはハードルが高いかもしれません。

３．厚さ3cmの制限が厳しい
わずかでも3cmを超えると送れないため、梱包に手間がかかることがあります。「もうちょっとだけ厚いんだけど…」という荷物には、別の方法を検討する必要があります。

主要な発送方法との比較

ここで、クリックポストと競合する主な発送方法との比較表を見てみましょう。

＜主要な小型配送方法との比較＞

項目	クリックポスト	定形外郵便（規格内）	レターパックライト
料金（最安値）	185円	120円〜	370円
追跡	〇（標準）	✕（別料金）	〇（標準）
補償	✕（なし）	✕（なし）	✕（なし）
厚さ制限	3cm	3cm	3cm
専用資材	✕（なし）	✕（なし）	〇（必要）

この比較からわかるように、クリックポストは「追跡が必要で、かつ送料を抑えたい」というニーズに完璧に応えるバランスの取れたサービスであることが分かります。

＜結論＞

• 最安値優先（追跡不要）：定形外郵便（規格内）
• 追跡・安さ重視（厚さ3cm以内）：クリックポスト
• 手軽さ・専用資材利用（厚さ3cm以内）：レターパックライト

送る商品の値段や厚さに応じて、最適な方法を選んでくださいね。

クリックポストの追跡サービスはどこまで安心できる？

クリックポストの大きな利点の一つが、標準で付帯している追跡サービスです。

しかし、「追跡ができる」と聞いても、具体的にどれくらいの頻度で更新され、どこまで情報が確認できるのかが気になりますよね。

ここでは、クリックポストの追跡サービスの実態と、安心して利用するためのポイントを解説します。

追跡情報の確認方法と更新タイミング

クリックポストの追跡情報は、日本郵便の追跡サービスサイト（郵便追跡サービス）で確認できます。

送り状（ラベル）に印字されている「お問い合わせ番号」（12桁の数字）を入力することで、荷物の現在地や配送状況を確認できます。

＜主な追跡情報の更新タイミング＞

• 引受：郵便局で荷物が受け付けられた時点（ポスト投函の場合は、郵便局に到着し、最初の処理が行われた時点）。
• 中継：荷物が各地の主要な郵便局や物流センターを通過した時点。
• 到着：配達を担当する最寄りの郵便局に荷物が到着した時点。
• お届け先にお届け済み：受取人様の郵便受けに投函が完了した時点。

ここで注意していただきたいのが、「ポスト投函後の反映の遅れ」です。

ポストに投函した直後は、追跡番号を入力しても「登録されていません」と表示されることがほとんどです。

これは、ポストから集荷され、最初に郵便局に到着してバーコードが読み込まれるまでのタイムラグがあるためです。

地域や集荷時間にもよりますが、追跡情報が更新されるまで半日〜1日程度かかる場合があることを理解しておきましょう。

購入者からの「まだ追跡が反映されない」という問い合わせに対しては、「集荷後の郵便局での処理待ちです。夕方以降または明日午前中に改めてご確認ください」と丁寧に伝えれば安心してもらえます。

追跡サービスがあることの安心感

クリックポストは補償がないというデメリットがあるにも関わらず、多く選ばれるのはこの追跡サービスのおかげです。

１．紛失リスクの低減：

荷物がどこにあるのかが分かるため、万が一、行方不明になった場合でも、最終的な場所を特定しやすくなります。

２．購入者への信頼感：

フリマアプリでは、追跡番号を購入者に伝えることができれば、安心感につながり、取引の評価向上にも役立ちます。

３．配達完了の証明：

「お届け先にお届け済み」という情報をもって、配達が完了したことを証明できます。
購入者が「届いていない」と主張した場合でも、この追跡情報が解決の糸口となります。

ただし、クリックポストは「郵便受けへの投函」をもって配達完了となります。

対面での受け取りではないため、「ポストから盗まれた」といった事態には対応できません。

高額な商品を送る際は、追跡だけでなく、補償も付いている「ゆうパック」などを利用するのが賢明です。

追跡サービスはあくまで「今どこにあるか」を教えてくれるサービスであり、「荷物を守ってくれる」サービスではないことを覚えておきましょう。

クリックポストの送り状（ラベル）はどうやって印刷するの？

クリックポストの利用手順で最も重要なのが、「送り状（ラベル）の印刷」です。

自宅で手軽にできるとはいえ、プリンターの設定や用紙の種類など、いくつか注意すべき点があります。

ここでは、印刷に関する疑問を解消し、スムーズに作業を進めるための具体的な方法を解説します。

自宅のプリンターでの印刷手順

決済が完了すると、クリックポストのサイトからPDF形式で送り状がダウンロードできるようになります。

＜自宅印刷の３ステップ＞

１．プリンターの接続確認：
プリンターがPCまたはスマートフォンと正しく接続されているか確認します。インク切れや紙詰まりがないかもチェックしましょう。

２．PDFファイルを開く：
ダウンロードしたPDFファイルをAdobe Acrobat Readerなどのソフトで開きます。

３．印刷設定を正確に行う：
ここが最も重要です！
必ず「実際のサイズ」または「等倍」で印刷してください。
「用紙に合わせる」や「拡大・縮小」の設定にすると、送り状のサイズが変わり、バーコードの読み取りができなくなる恐れがあります。用紙サイズはA4を選択します。

＜印刷時のチェックリスト＞

 

設定項目	正しい設定	理由
サイズ調整	「等倍」または「100%」	バーコードの読み取り精度を確保
用紙サイズ	A4	指定のフォーマット
用紙種類	普通紙（コピー用紙）でOK	特別な用紙は不要
色	モノクロでOK	カラーである必要はない

印刷が終わったら、ミシン目に沿って「荷物に貼る部分」と「ご依頼主控」を切り離し、「荷物に貼る部分」を封筒や箱にしっかりと貼り付けます。

コンビニのマルチコピー機を利用する裏技

「自宅にプリンターがない！」という方もご安心ください。

クリックポストの送り状は、コンビニのマルチコピー機（セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマートなど）でも印刷することが可能です。

＜コンビニ印刷の手順概要＞

• PDFをアップロード：クリックポストのサイトからダウンロードしたPDFファイルを、各コンビニが提供するネットプリントサービス（アプリやウェブサイト）に事前にアップロードします。
• 店舗で印刷：コンビニに設置されているマルチコピー機で、予約番号やQRコードを入力し、A4サイズの普通紙に印刷します。

コンビニ印刷を利用する際も、必ず「原寸大」または「等倍」で印刷する設定を選びましょう。

また、コンビニでの印刷には数十円の印刷代がかかりますが、プリンター本体の購入費やインク代を考えれば、必要な時だけ利用するのは賢い選択と言えます。

印刷したラベルは、水濡れや擦れに弱いので、透明なOPPテープなどで上から保護してから荷物に貼り付けるのが、トラブル防止の鉄則です。

クリックポストはポスト投函でOK？受付場所と差し出し方法

クリックポストの利便性を最大限に享受できるのが、「ポスト投函」という差し出し方法です。

しかし、「本当にポストに入れていいの？」「郵便局の窓口とどっちがいいの？」といった疑問を持つ方もいるでしょう。

ここでは、クリックポストの差し出しに関するルールと、それぞれの方法のメリット・デメリットを解説します。

基本は郵便ポストに投函でOK

結論から言うと、クリックポストの荷物は、規定サイズ（34cm×25cm×3cm、1kg以内）をクリアしていれば、郵便ポストに投函して問題ありません。

これが、クリックポストが「自宅で完結する」と言われる最大の理由です。

＜ポスト投函のメリット＞

• 24時間いつでもOK：集荷時間に間に合わせる必要はありますが、時間を気にせずいつでも差し出せます。
• 並ぶ手間がない：郵便局の窓口が混雑していても関係ありません。
• 非接触：対面でのやり取りがないため、感染症対策としても有効です。

ただし、ポスト投函の際には、荷物がスムーズに投入口を通過するかを必ず確認してください。

無理やり押し込むと、荷物が破損したり、送り状のバーコードが傷つき、追跡ができなくなるリスクがあります。

ポストの投入口のサイズは、大体34cm×3.5cm程度ですが、ポストによって若干の差があるため、ギリギリのサイズの場合は注意が必要です。

不安な時は郵便窓口へ差し出し

「サイズがギリギリでポスト投函が不安」「確実に集荷してもらった証拠を残したい」という場合は、郵便窓口に直接差し出すことも可能です。

＜窓口差し出しのメリット＞

• サイズ・厚さの確認：郵便局の職員さんが、規定サイズをオーバーしていないかをチェックしてくれます。もしオーバーしていれば、その場で別の発送方法を提案してもらうことができます。
• 追跡の早期反映：窓口で引き受けてもらった直後に、追跡情報が「引受」として反映されるため、安心感が得られます。
• 領収書の発行：窓口で領収書が必要な旨を伝えれば、発行してもらえます。

窓口に差し出す際は、「クリックポストの差し出しをお願いします」と伝えるだけでOKです。

ただし、クリックポストはすでに決済が完了しているため、窓口で運賃を支払う必要はありません。

もし、職員さんから「追加で切手を貼ってください」などと言われた場合は、クリックポストは切手での支払いができない旨を丁寧に伝えてください。

＜結論＞

・薄くて余裕のある荷物：迷わずポスト投函

・厚さがギリギリの荷物：郵便窓口でチェックしてもらう

という使い分けがおすすめです。

クリックポストはこんな人におすすめ！利用の注意点

ここまでクリックポストの詳細を見てきましたが、具体的にどのような商品を、どのような人が送るのに適しているのでしょうか。

また、便利なクリックポストですが、知っておくべき利用上の注意点も合わせて解説します。

クリックポストが最適なユーザーと商品

クリックポストが最も力を発揮するのは、以下の条件に当てはまる場合です。

１．フリマアプリ（メルカリ、ラクマなど）やネットオークションの利用者

• 安価な商品を発送する：単価がそれほど高くない商品であれば、補償なしでも追跡が付いているクリックポストは最適です。
• 小さな商品を大量に送る：薄手の衣類、アクセサリー、コスメ、薄い書籍、CD/DVDなど、厚さ3cm以内の小さな商品を頻繁に送る人にぴったりです。

２．ネットショップの運営者（小型商品）

• ポスト投函をメインにしたい：顧客に手間をかけさせず、ポストで受け取ってもらいたい場合に便利です。
• 全国一律料金でコスト計算をシンプルにしたい：地域による送料の変動がないため、販売価格の設定が容易になります。

３．「自宅で完結」を最優先したい人

• 多忙なビジネスパーソンや主婦：郵便局の営業時間内に窓口に行けない人にとって、自宅で手続きを済ませ、ポストに投函できる手軽さは大きな魅力です。

特に、「追跡ありで、送料を200円以下に抑えたい」というニーズには、クリックポストが唯一無二の存在と言えます。

クリックポストを利用する上での４つの注意点

クリックポストをスムーズに利用するために、以下の注意点は必ず守りましょう。

１．信書（手紙）は送れない

クリックポストで送れるのは「荷物」のみです。法律上、「信書」（手紙、請求書、領収書、契約書など）を同封して送ることはできません。ただし、商品の説明書や挨拶状など、荷物の送付に付随する「添え状」は同封可能です。

２．現金、貴金属、危険物などは送れない

郵便法や航空法の規定により、現金、金、プラチナなどの貴金属、爆発物、劇薬、麻薬などの危険物は送れません。また、生きている動物も送ることができません。

３．日時指定はできない

クリックポストはポスト投函サービスであり、配達日時を指定することはできません。「○日までに必ず届けてほしい」という要望がある場合は、日時指定が可能なゆうパックなどを利用しましょう。

４．返送先住所の確認を怠らない

もし住所不明などで荷物が届かなかった場合、送り状に記載されている「ご依頼主」に返送されます。登録住所と返送先住所が正しいか、手続きの際に必ず確認してください。

これらの注意点を守り、規定サイズの範囲内で利用すれば、クリックポストは最高の味方になってくれるはずです。

クリックポストをよりお得に便利に使うための裏技

クリックポストの基本的な使い方をマスターした後は、さらに一歩進んで、より快適に、そしてお得に利用するためのちょっとした裏技やテクニックをご紹介します。

これらの情報を知っているかどうかで、発送の手間やコストに大きな差が出ますよ。

厚さ3cm定規を自作する

先ほども触れましたが、クリックポストの最大の難関は「厚さ3cm」のチェックです。

市販の厚さ測定定規を購入するのも良いですが、自宅にあるもので簡単に「3cm測定器」を自作できます。

＜3cm測定器の作り方＞

• 厚めの段ボール：厚さ3cmの段ボール片を2枚用意します。
• ボックスを自作：段ボールの切れ端を組み合わせて、内径が3cm×34cm×25cmの箱の枠だけを作ります。

この「3cmの隙間」に梱包済みの荷物を入れてみて、スムーズにスライドすれば合格です。

特に、荷物が柔らかくて手で圧縮できるような場合（衣類など）は、「ポストの投入口と同じくらいの圧力で押さえつけなくても、自然な状態で3cmを超えないか」をチェックすることが非常に重要です。

大量発送は「一括ファイル」を利用する

もしあなたがネットショップを運営していたり、一度に大量の商品をフリマアプリで販売したりする場合、一つずつ送り状を作成するのは大変手間がかかります。

そんな時に便利なのが、クリックポストのサイトにある「一括ファイル」機能です。

＜一括ファイル機能のメリット＞

• CSV形式で入力：発送先の住所などの情報をCSVファイル（エクセルなどで作成可能）にまとめて入力できます。
• 一括で登録・決済：複数の送り状を一括で登録・決済できるため、作業時間を大幅に短縮できます。
• PDFも一括生成：印刷用のPDFファイルもまとめて生成されるため、印刷の手間も削減できます。

大量発送を行う際は、この一括ファイル機能を活用することで、作業効率が格段にアップします。サイトからテンプレートをダウンロードして、形式に合わせてデータを入力するだけなので、ぜひ試してみてください。

Amazonや楽天市場で関連商品を購入する

クリックポストの「資材」は販売されていませんが、クリックポストで送るのに最適な梱包資材や、3cm定規はAmazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングといったオンラインショッピングサイトで手軽に購入できます。

＜おすすめの関連商品＞

商品カテゴリ	クリックポスト利用時のメリット
厚さ3cm対応ネコポス箱	最初から規定サイズに合わせて作られているため、梱包の手間が大幅に減ります。
A4サイズ対応のOPP袋	水濡れから荷物を守り、サイズもクリックポストにぴったりです。
厚さ測定定規	手軽に厚さをチェックできるため、郵便局への持ち込みや返送のリスクを避けられます。

これらの商品は、オンラインで手軽に手に入ります。特に厚さ3cm対応の段ボール箱は、初めてクリックポストを利用する方や、頻繁に発送する方には必須アイテムと言えるでしょう。

Amazonや楽天市場で「クリックポスト 梱包箱」などと検索すると、様々な商品が見つかりますよ！

クリックポストの送料は改定される？最新情報を確認する方法

クリックポストの魅力の一つである「全国一律185円」という低価格ですが、社会情勢や物価の上昇に伴い、送料が改定される可能性は常に存在します。

実際に、クリックポストの料金は過去にも何度か改定されており、利用者としては最新の情報を常に把握しておくことが重要です。

ここでは、クリックポストの送料改定の歴史と、最新情報を確認するための確実な方法を解説します。

過去の送料改定の歴史

クリックポストが初めて導入されたのは2014年でした。当時の料金は164円（税込）でした。

時期	料金	備考
2014年4月	164円	サービス開始時
2019年10月	188円	消費税増税に伴う改定
2020年4月	185円	料金体系の見直しにより値下げ

このように、クリックポストの料金は、サービス開始以降、常に変動しています。

特に2020年4月の188円から185円への値下げは、利用者にとって嬉しいサプライズとなりましたが、これは当時の経済状況や競合サービスとの兼ね合いで決定されたと考えられます。

今後も、人件費の上昇や燃料費の高騰などにより、再度値上げされる可能性は否定できません。

そのため、フリマアプリやネットショップで商品を販売する際は、送料をギリギリで計算するのではなく、多少の変動があっても利益が出るような価格設定をしておくことが賢明です。

最新情報を確実に入手する方法

「次にいつ改定されるの？」という情報は、日本郵便から公式に発表されるまでは誰も知ることはできません。

しかし、改定が発表された際には、以下の３つの情報源をチェックすることで、いち早く正確な情報を得ることができます。

１．日本郵便の公式サイト（重要）

クリックポストに関する最新情報、料金改定、サービス内容の変更などは、必ず日本郵便の公式サイトのニュースリリースや「お知らせ」ページで発表されます。ここが最も確実な情報源です。

２．クリックポストの専用サイト

クリックポストのログイン画面やトップページにも、重要な変更事項は掲載されます。実際に利用する直前に必ず確認しましょう。

３．大手ニュースサイトやSNS

送料改定のような大きなニュースは、一般のニュースサイトや、フリマアプリ関連の公式SNSアカウントでもすぐに拡散されます。速報として知るには、これらの情報源も有効です。

モモストアでも、クリックポストに関する最新情報が入り次第、随時記事を更新していきますので、ぜひ定期的にチェックしてくださいね。

クリックポストに関するよくある疑問（Q&A）

最後に、クリックポストに関して多くのユーザーから寄せられる、よくある疑問とその回答をまとめました。

これらの疑問を解決しておけば、もうクリックポストで迷うことはなくなります！

Q1: クリックポストで荷物が届くまでの日数はどれくらい？

A: クリックポストは、基本的に「おおむね差出日の翌日〜翌々日」に配達されます。

これは、日本郵便の「ゆうメール」や「普通郵便」に近いスピード感です。

ただし、以下の要因によって日数が変動することがあります。

• 遠方への発送：北海道、沖縄、離島などへの発送は、3日以上かかることがあります。
• 土日祝日：クリックポストは土日祝日も配達されますが、郵便局の集荷や仕分け作業は平日と比べて手薄になるため、若干遅れる可能性はあります。
• 天候や交通事情：台風や地震などの天災、年末年始やお盆などの繁忙期は、全国的に遅延が発生することがあります。

「翌日配達を保証するものではない」という点を理解しておき、余裕をもって発送することが大切です。

Q2: クリックポストの宛名ラベルを剥がしてしまったらどうなる？

A: 宛名ラベルを剥がしたり、バーコード部分を破損させてしまうと、追跡サービスが利用できなくなります。

また、送り状のバーコードには、運賃が支払われていることの証明も含まれています。

もしラベルが剥がれてしまった場合は、以下の対応が必要です。

• 再度印刷：サイトから送り状を再度PDFでダウンロードし、印刷して貼り直します。この際、二重に料金が請求されることはありません。
• 破損の場合：バーコードが破れたり、インクが滲んだりして読み取りが困難な場合は、新しいラベルを印刷し直すのが最も確実です。

一度貼り付けたラベルの上から、透明なテープで全体を覆うことで、水濡れや擦れによる破損を防ぐことができますよ。

Q3: クリックポストの領収書は発行できる？

A: クリックポストの運賃はオンラインで決済されるため、基本的に領収書は発行されません。

代わりに、以下のものを領収書の代わりとして利用できます。

• クレジットカードの利用明細：クレジットカード会社から発行される利用明細書には、クリックポストの利用料金が記載されます。
• クリックポストの「利用履歴」画面：クリックポストサイトのマイページにある「利用履歴」画面を印刷して、経費精算の証明として利用することもできます。

会社や個人の確定申告などで必要になる場合は、これらの書類を保管しておきましょう。