フライパンはどこで売ってる?ホームセンター・専門店・ドラッグストアの在庫と選び方

フライパンはどこで売ってる?ホームセンター・専門店・ドラッグストアの在庫と選び方

こんにちは、モモストアです!
料理の必需品であるフライパンですが、いざ買い替えようと思うと「あれ、どこで売ってるんだろう?」と迷うことはありませんか?
特に最近はホームセンターだけでなく、ドラッグストアやネット通販でも見かけるようになり、選択肢が多すぎて困りますよね。
この記事では、フライパンの主要な販売場所を徹底的に洗い出し、それぞれの店舗で買うメリット・デメリット、さらに失敗しないための選び方まで、詳しく解説していきます!

・フライパンが買える場所を一挙公開!販売店の種類と特徴
・ホームセンターのフライパン在庫とメリット(カインズ・コーナン・コメリ)
・ニトリ・IKEA・無印良品で買うメリット・デメリット
・家電量販店(ヨドバシ・ビックカメラ)は意外な穴場?
・ドラッグストア(マツキヨ・スギ薬局)やディスカウント店(ドンキ)のフライパン
  1. フライパンが買える場所を一挙公開!販売店の種類と特徴
    1. 最もメジャーな販売場所はやっぱりココ!
    2. 意外と見つかる穴場と専門性の高いお店
  2. ホームセンターのフライパン在庫とメリット(カインズ・コーナン・コメリ)
    1. カインズ(CAINZ)の「圧倒的なコスパとPB」
    2. コーナン(KOHNAN)とコメリ(KOMERI)の「地域密着型の品揃え」
  3. ニトリ・IKEA・無印良品で買うメリット・デメリット
    1. ニトリの「お、ねだん以上。」はフライパンにも健在?
    2. IKEA(イケア)の「デザイン性と機能性の両立」
    3. 無印良品の「シンプル・イズ・ベスト」
  4. 家電量販店(ヨドバシ・ビックカメラ)は意外な穴場?
    1. なぜ家電量販店にフライパンが置いてあるのか?
    2. ビックカメラやヨドバシで買う時の裏技
  5. ドラッグストア(マツキヨ・スギ薬局)やディスカウント店(ドンキ)のフライパン
    1. ドラッグストアは「緊急時」の味方
    2. ドン・キホーテ(ドンキ)の「お宝」フライパン
  6. 100円ショップ(ダイソー・セリア)のフライパンは使える?
    1. ダイソーの「ミニフライパン」と「スキレット」
    2. セリアは「玉子焼き器」や「調理小物」が充実
  7. フライパン選びで失敗しないための3つの重要ポイント
    1. ポイント1:自宅の熱源と「IH対応」を最優先でチェック
    2. ポイント2:毎日使うなら「重さ」と「バランス」が命
    3. ポイント3:用途に合わせた「コーティング」と「耐久性」
  8. 【素材別】フッ素樹脂・鉄・ステンレス・セラミックの違いと比較
    1. フッ素樹脂加工(テフロンなど):初心者・時短料理の絶対エース
    2. 鉄製:プロの味を求めるなら、一生モノの相棒
    3. ステンレス製:煮込み料理や保温性を重視するなら
    4. セラミック・マーブルコート:安全性を求める健康志向な人に
  9. 取っ手が取れるフライパンのメリット・人気ブランド徹底比較
    1. 着脱式フライパンを選ぶべき3つの理由
    2. ティファール vs アイリスオーヤマ:人気ブランド比較
  10. IH対応?ガス火専用?自宅の熱源に合わせた選び方
    1. ガス火専用とIH対応の決定的な違い
    2. IHの性能を最大限に引き出す選び方
  11. 目的別!おすすめのフライパンサイズ(一人暮らし〜大家族まで)
    1. まずはコレ!迷ったら「26cm」と「玉子焼き器」のセット
    2. サイズ選びで失敗しないための応用編
  12. 予算別!高性能フライパンとコスパ最強フライパン
    1. 高性能・高耐久な「投資型」フライパン(5,000円以上)
    2. コスパ最強!バランスの取れた「消耗品型」フライパン(2,000円〜4,000円)
    3. とりあえずOK!「最低限型」フライパン(1,000円〜2,000円)
  13. 迷ったらコレ!人気ブランド別おすすめフライパンランキング
    1. 第1位:T-fal(ティファール)インジニオ・ネオシリーズ
    2. 第2位:evercook(エバークック)
    3. 第3位:アイリスオーヤマ ダイヤモンドコートパン
  14. 中古やフリマアプリ(メルカリ)で買うのはどう?注意点
    1. 中古購入で狙うべきフライパンの種類
    2. 絶対に避けるべき中古フライパン
    3. メルカリ購入時のチェックポイント
  15. まとめ:あなたのキッチンに最適なフライパンを見つけるために

フライパンが買える場所を一挙公開!販売店の種類と特徴

momo-store.jp

フライパンは私たちの生活に密着したアイテムなので、実は本当に多くの場所で販売されています。
しかし、お店によって取り扱いブランドや価格帯、専門性が大きく異なるため、事前にどこに行くべきか目星をつけておくのが賢い買い方です。
ここでは、主要な販売チャネルと、それぞれの店舗でどんなフライパンが見つかるのか、その特徴をまとめました。

最もメジャーな販売場所はやっぱりココ!

まず、フライパンを探す上で最も有力な選択肢となるのが、以下の3つのカテゴリーです。この3つを回れば、大抵の有名ブランドや人気商品は見つかると言っていいでしょう。

  • ホームセンター・DIYストア:
    カインズ、コーナン、コメリ、DCMなど。キッチン用品売り場が充実しており、アイリスオーヤマやエバークックなど、実用的な人気ブランドが豊富です。価格帯も幅広く、手頃なものから高性能なセットまで揃っています。特にプライベートブランド(PB)の機能性の高さも見逃せません。
  • 家具・インテリア専門店:
    ニトリ、IKEA、無印良品など。特にニトリは、自社のN-シールドや超軽量シリーズなど、コスパ最強のオリジナル商品が人気です。IKEAはデザイン性が高く、無印良品はシンプルな鉄製やステンレス製の商品に定評があります。
  • 総合スーパー・百貨店:
    イオン(AEON)、イトーヨーカドー、高島屋、三越など。普段使いのベーシックなものから、高級ブランド(ル・クルーゼ、ストウブなど)まで、幅広い層をターゲットにした品揃えが特徴です。特に百貨店は、贈答品や一生モノの調理器具を探すのに適しています。

これらの店舗は、実際に手に取って重さやバランスを確認できるのが最大のメリットです。筆者モモストアも、最初は必ずこれらの店舗で実物を見て、ネットで価格比較をするという手順を踏んでいますよ。

意外と見つかる穴場と専門性の高いお店

「近くにホームセンターがない」「もっとニッチなフライパンが欲しい」という方のために、以下の穴場もチェックしておきましょう。

フライパン販売の穴場リスト
販売店 特徴・見つかる商品 価格帯
家電量販店(ヨドバシ、ビック) ティファールのセットやIH対応モデルなど、
調理家電と関連性の高い商品が多い。
中〜高
ディスカウントストア(ドンキ) 格安なPB商品や、話題の調理器具の限定品。 低〜中
ドラッグストア(マツキヨ、スギ) PBの安価なフッ素加工品や、緊急時の買い替え用。
100円ショップ(ダイソー、セリア) 小型のミニフライパン、スキレット、玉子焼き器。 超低
専門料理道具店 鉄のプロ仕様(山田工業所など)、銅製品、
マニアックな素材やサイズのフライパン。

特に専門料理道具店は、職人が作る一生モノの鉄フライパンや、特殊な素材を使ったものが揃っています。「料理が趣味で、ワンランク上の道具が欲しい」という方は、ぜひ「かっぱ橋道具街」のような場所を調べてみてください。オンラインでは伝わらない専門的なアドバイスを受けられるのも魅力です。

ホームセンターのフライパン在庫とメリット(カインズ・コーナン・コメリ)

フライパン探しの王道と言えば、やはりホームセンターです。全国どこにでもある安心感と、圧倒的な品揃えと手頃な価格帯が最大の魅力と言えるでしょう。各ホームセンターには、それぞれ個性的な特徴があるので、事前に知っておくと無駄なく買い物ができますよ。

カインズ(CAINZ)の「圧倒的なコスパとPB」

カインズは、なんと言ってもそのプライベートブランド(PB)商品の充実度が特筆ものです。フライパンも例外ではありません。特に「ストーンマーブルコートフライパン」や「IH対応ダイヤモンドコート」などは、他社の同価格帯の商品と比較しても、耐久性が高く、焦げ付きにくいと評判です。モモストアの周りの主婦仲間でも愛用者が多いです。

カインズのメリット:

  • PB商品が充実しており、高品質・低価格を実現している。
  • キッチン用品売り場が広大で、サイズのバリエーションが豊富(小型の玉子焼き器から大型の中華鍋まで)。
  • キッチングッズ全般(調理器具、洗剤、収納用品)がワンストップで揃う。

知っておきたいこと: 有名ブランド(ティファールなど)の取り扱いはありますが、PB商品がメインの陳列になっていることが多いです。特定ブランドにこだわらない人には最適です。

コーナン(KOHNAN)とコメリ(KOMERI)の「地域密着型の品揃え」

コーナンやコメリは、地域に根ざした店舗展開をしており、ベーシックで実用性の高いフライパンが充実しています。特にコメリは農業地域での店舗が多いため、プロ仕様に近いタフな鉄製フライパンや、大型の業務用サイズの取り扱いが多い傾向にあります。

コーナン・コメリのメリット:

  • 地域特有のニーズに応じた、実用的な製品が揃う。
  • セールやチラシの割引対象になりやすく、タイミングを狙えばお得に購入できる。
  • 調理の基本を押さえた、定番のフッ素樹脂加工品が多い。

ホームセンターでフライパンを選ぶ際は、必ず陳列棚の横にある「IH対応」または「ガス火専用」のマークをチェックしましょう。最近はIHとガス火の両方に対応した製品が増えていますが、安価なものの中にはガス火専用のものもあるため、特に注意が必要です。

また、フライパンの買い替えサイクルは一般的に1〜2年と言われています(フッ素樹脂加工の場合)。ホームセンターのPB商品であれば、数千円でこのサイクルを維持できるため、消耗品として割り切って購入するのにも向いています。もし今すぐ買い替えたいなら、近くのホームセンターの「最新チラシ情報」をチェックしてみるのがおすすめですよ!

ニトリ・IKEA・無印良品で買うメリット・デメリット

インテリア専門店でのフライパン購入は、デザイン性や収納性を重視したい方にとって非常に魅力的な選択肢となります。ここでは、特に人気の高いニトリ、IKEA、無印良品の3ブランドに焦点を当てて、それぞれの特徴と、買う際の注意点を見ていきましょう。

ニトリの「お、ねだん以上。」はフライパンにも健在?

ニトリは、そのキャッチコピー通り「お、ねだん以上。」のフライパンを提供しています。特に着脱式の取っ手付きシリーズは、収納スペースが限られている一人暮らしや、ファミリー層に大人気です。

ニトリのメリット:

  • N-シールドシリーズ: ニトリ独自の高耐久コーティングが施されており、価格の割に長持ちすると評判です。
  • 超軽量タイプ: 腕の負担を減らしたい方や、お年寄りにも使いやすい軽量モデルが充実しています。
  • システムキッチン対応: 収納しやすいように、サイズや色を統一したシリーズ展開がされており、セットで揃えやすい。

デメリット: フッ素樹脂加工品がメインなので、本格的な鉄のフライパンや、特殊な調理法に対応した製品は少ない傾向にあります。また、人気商品は品切れになっていることも多いので、店舗に行く前に「ニトリのオンラインストア」で在庫を確認することをおすすめします。

IKEA(イケア)の「デザイン性と機能性の両立」

IKEAのフライパンは、シンプルでモダンなデザインが特徴です。特に、ステンレス製や厚底のアルミ製など、熱伝導と保温性に優れた製品が多いのが魅力です。価格帯はニトリより若干高めですが、その分、ヨーロッパブランドらしい堅牢な作りが際立っています。

IKEAのメリット:

  • デザイン: 北欧デザイン特有のシンプルさとカラーバリエーションが豊富で、キッチンをオシャレに演出できます。
  • 機能性: 厚底設計の製品が多く、ムラなく加熱できるため、プロのような仕上がりを目指せます。

デメリット: 郊外に店舗が多いため、気軽に買いに行けない場合があります。また、海外製品ならではのサイズ感(少し大きめ)があるため、日本の狭いキッチンには合わない場合もあります。

無印良品の「シンプル・イズ・ベスト」

無印良品は、製品の構造が非常にシンプルです。無駄な装飾がなく、本当に必要な機能だけを備えているため、長く使える鉄製やオールステンレス製のフライパンを求める層に支持されています。

無印良品のメリット:

  • 耐久性: 鉄製やステンレス製は、メンテナンスが必要ですが、適切に使えば一生モノとして活躍します。
  • 統一感: 他の無印良品のキッチングッズとの相性が抜群で、キッチン全体の雰囲気を損ないません。

もし、あなたがデザインやブランドの統一感を重視するなら、ニトリ、IKEA、無印良品は最高の選択肢となります。ただ、フッ素樹脂加工の寿命が来たら買い替える「消耗品」と考えるなら、ホームセンターの方がコスパが良い場合もあります。

家電量販店(ヨドバシ・ビックカメラ)は意外な穴場?

「フライパンを家電量販店で買う」と聞くと、少し意外に感じるかもしれませんね。しかし、実はヨドバシカメラやビックカメラなどの大型家電量販店は、ティファールなどの有名ブランドのフライパンセットや、IH対応の高性能モデルを探す上での隠れた優良店なのです。

なぜ家電量販店にフライパンが置いてあるのか?

理由はシンプルで、調理家電との相乗効果を狙っているからです。特にIHクッキングヒーターや、電気圧力鍋、オーブンなど、熱を加える調理器具の隣に、それらに対応したフライパンを陳列することで、購入者の利便性を高めているのです。

家電量販店の強み:

  • ティファールが充実: 取っ手の取れるシリーズ「インジニオ・ネオ」など、ティファールの品揃えが非常に豊富です。単体ではなく、お得なセット販売を大々的に展開していることが多いです。
  • ポイント還元: フライパンも家電製品と同様に、ポイント還元の対象となることが多いです。大型のセットを購入する際などは、ポイントを利用して実質的な値引きを得られるのが大きなメリットです。
  • IH対応モデルの専門性: IHクッキングヒーターの専門コーナーがあるため、IHに最適な熱伝導率の高いフライパンや、最新の技術を搭載した製品を見つけやすいです。

ビックカメラやヨドバシで買う時の裏技

家電量販店でフライパンを購入する際のちょっとした裏技をお教えします。

  1. 調理家電のセールと連動: 新しいIHヒーターや電子レンジのセール期間中は、関連するフライパンも同時に割引対象になっていることがあります。
  2. オンラインストアの活用: 実店舗で実物を確認し、在庫がなかったり、よりお得な価格を見つけたい場合は、各社のオンラインストアをチェックしましょう。特に「ビックカメラ.com」や「ヨドバシ.com」は、在庫確認から配送までスムーズです。
  3. 展示品のチェック: 時々、展示品限りの割引が行われていることがあります。傷がないか確認が必要ですが、非常にお得に購入できるチャンスです。

もしティファールの購入を検討しているなら、ポイント還元率が高い家電量販店をまず訪れてみることを強くおすすめします!

ドラッグストア(マツキヨ・スギ薬局)やディスカウント店(ドンキ)のフライパン

「まさかドラッグストアにフライパンが?」と思うかもしれませんが、最近はマツモトキヨシやスギ薬局、ココカラファインなど、日用品の取り扱いが広いドラッグストアチェーンでは、フライパンも置かれていることがあります。また、ディスカウントストアのドン・キホーテも、意外な掘り出し物がある穴場です。

ドラッグストアは「緊急時」の味方

ドラッグストアのフライパンは、正直に言って、ホームセンターや専門店ほどのラインナップはありません。しかし、「今使っているフライパンのコーティングが剥がれて、とりあえず今日中に使いたい!」という緊急時には非常に役立ちます。

ドラッグストアのフライパンの特徴:

  • 種類: 26cmまたは28cmのスタンダードなサイズと、玉子焼き器が中心です。
  • 価格帯: 非常に安価なもの(1,000円〜2,000円台)が多く、消耗品として割り切れます。
  • PB商品: マツキヨのPBなど、特定のブランドの安価なフッ素加工品が並んでいることがあります。

注意点: あくまで「緊急用」「ベーシックな消耗品」と捉えるべきです。耐久性や機能性を求めるなら、やはり専門店やホームセンターを選ぶべきでしょう。

ドン・キホーテ(ドンキ)の「お宝」フライパン

ドンキホーテは、その名の通り、何でも揃うディスカウントの殿堂です。フライパン売り場も非常にカオスな状況ですが、時々「え、このブランドがこんな価格で!?」というお宝商品に出会えることがあります。

ドンキのフライパンの特徴:

  • 格安PB: ドンキ独自のPB「情熱価格」のフライパンは、驚くほど安価です。短期間の利用であれば十分な性能を持っています。
  • 型落ち・在庫処分: 有名ブランドの型落ち品や、パッケージ破損などのワケあり品が、通常価格の半額以下で売られていることがあります。
  • ユニークな商品: 変わった形状のフライパンや、アニメキャラクターとのコラボ商品など、他店にはないユニークな製品も見つかります。

筆者のモモストアも、以前ドンキでダイヤモンドコートの玉子焼き器を破格の800円で購入したことがあります。耐久性はそれなりでしたが、価格を考えれば大満足でした。

結論として、「価格最優先」「掘り出し物狙い」ならドンキ、「とりあえず今すぐ」ならドラッグストアをチェックしてみてください。

100円ショップ(ダイソー・セリア)のフライパンは使える?

「まさか100円でフライパンが買えるの?」と思うかもしれませんが、ダイソーやセリアなどの100円ショップでも、小型の調理器具が販売されています。もちろん、本格的な料理には向きませんが、特定の用途においては非常に便利でコスパ最強のアイテムとなります。

ダイソーの「ミニフライパン」と「スキレット」

ダイソーでは、200円や300円、500円商品として、さまざまな小型フライパンが販売されています。特に人気があるのが以下の2種類です。

  • ミニフライパン(12cm〜16cm):
    一人分の朝食、例えば目玉焼き一つや、ソーセージを焼くのに最適です。わざわざ大きなフライパンを出すのが面倒な時や、お弁当のおかずを少しだけ作りたい時に大活躍します。
  • スキレット(鋳物フライパン):
    300円〜500円で手に入るスキレットは、そのまま食卓に出せるおしゃれなアイテムとして大人気です。アヒージョやパンケーキなど、保温性を活かした料理を作るのに重宝します。

ただし、100円ショップのフライパンは、サイズが小さい、コーティングの耐久性が低い、IH対応ではない(ガス火専用が多い)という点には注意が必要です。メインの調理器具としてではなく、あくまで「補助的なサブツール」として利用するのが賢明です。

セリアは「玉子焼き器」や「調理小物」が充実

セリアも小型フライパンや、玉子焼き器の取り扱いがありますが、どちらかというと、フライパンと合わせて使う「調理小物」のユニークな品揃えが魅力です。

100円ショップで役立つ関連グッズ
アイテム 用途 おすすめ店舗
シリコン製のヘラ・ターナー フライパンのコーティングを傷つけずに調理 ダイソー・セリア
レンジで使える調理プレート 洗い物を減らしたい時に便利(フライパンではないが) ダイソー
玉子焼き器用シリコンシート 焦げ付き防止と油の使用量削減 セリア

モモストアの経験上、100円ショップのフライパンは、フッ素加工がすぐに剥がれてしまうことが多いです。ですので、短い期間で買い替える覚悟が必要ですが、まずは試してみたいという初心者の方や、一人暮らしの方の最初の一個としては十分選択肢に入ります。

フライパン選びで失敗しないための3つの重要ポイント

販売場所が分かったところで、次に重要なのは「どう選ぶか」です。フライパンは安くはありませんし、毎日使うものなので、失敗するとストレスが溜まりますよね。ここでは、モモストアが考える、フライパン選びで絶対に外せない3つの重要ポイントを解説します。

ポイント1:自宅の熱源と「IH対応」を最優先でチェック

これは最も基本的なことですが、見落とすと全く使えないことになります。あなたの家のキッチンが「ガス火」なのか「IHクッキングヒーター」なのかを確認しましょう。

  • ガス火専用: ガス火での使用に特化しており、IHでは加熱できません。安価なものに多いです。
  • IH対応(ガス火兼用): IHでもガス火でも使用可能です。最近は、引っ越しやライフスタイルの変化を見越して、IH対応品を選ぶのが主流になりつつあります。

IH対応のフライパンは、底面に鉄やステンレスなどの磁性体を使用しているため、ガス火専用品よりも重い傾向があります。特にIH非対応のフライパンをIHで使うと、最悪の場合、ヒーターが故障する原因にもなりかねませんので、購入時にはパッケージや裏面のマークを必ず確認してください。

ポイント2:毎日使うなら「重さ」と「バランス」が命

料理は毎日行うもの。特に女性や高齢の方、握力に自信がない方は、重さのチェックが非常に重要です。いくら高性能でも、重すぎて振れないフライパンは、結局使わなくなってしまいます。

素材別・標準的な重さの目安(26cm)
素材 目安の重さ 特徴
フッ素樹脂加工(アルミ製) 500g〜700g 最も軽く、普段使いに最適。
セラミック・ダイヤモンドコート(厚底) 700g〜900g 耐久性を上げるため、やや重くなる。
鉄製・鋳物製 1,000g〜1,500g 非常に重い。プロや本格派向け。

お店で手に取れる場合は、必ず食材が入っている状態を想像して、片手で持ち上げてみることをおすすめします。重い方が熱が均一に伝わりやすいというメリットはありますが、あなたの体格や調理頻度に合わせてバランスの取れた重さを選びましょう。

ポイント3:用途に合わせた「コーティング」と「耐久性」

フライパンの寿命は、コーティングの剥がれで決まります。特にフッ素樹脂加工のフライパンを選ぶ際は、耐久性の高い加工を選ぶことが、長期的なコスト削減につながります。

  • ダイヤモンドコート: フッ素樹脂に人工ダイヤモンドの粒子を混ぜて耐久性を高めたもの。コスパが良いと人気です。
  • マーブルコート: 大理石の粉末を混ぜたもの。傷に強く、こちらも人気が高いです。
  • セラミックコート: フッ素樹脂を使わず、セラミックで焦げ付きにくくしたもの。健康志向の人に選ばれますが、強火に弱い傾向があります。

とにかく「焦げ付きにくさ」を重視するなら、ダイヤモンドコートやチタンコートなど、上位のコーティングが施された製品を選ぶのがベストです。少し高価でも、買い替えサイクルが伸びるので、結果としてお得になることが多いですよ。

【素材別】フッ素樹脂・鉄・ステンレス・セラミックの違いと比較

フライパン選びの核心とも言えるのが「素材選び」です。素材によって、調理のしやすさ、得意な料理、メンテナンス方法が全く異なります。このセクションでは、主要な4つの素材を比較し、あなたがどの素材を選ぶべきか判断できるように解説します。

フッ素樹脂加工(テフロンなど):初心者・時短料理の絶対エース

最も一般的で、家庭での普及率が非常に高いのがフッ素樹脂加工のフライパンです。テフロンは、このフッ素樹脂加工の商標名ですね。

メリット:

  • 焦げ付かない: 油の使用量を極限まで減らせ、後片付けが非常に楽ちん。
  • 軽い: アルミがベースなので軽量で、煽りやすい。
  • 安価: ホームセンターやドラッグストアなどで手軽に購入できる。

デメリット: 寿命が短いのが最大の弱点。高温(260℃以上)に弱い性質があり、強火での空焚きは厳禁です。コーティングが剥がれると、一気に焦げ付きやすくなります。

鉄製:プロの味を求めるなら、一生モノの相棒

中華料理店やプロの現場で愛用されているのが鉄フライパンです。重くて手入れが必要ですが、その分、料理の仕上がりは格別です。

メリット:

  • 蓄熱性が高い: 一度温まると冷めにくいので、ステーキや炒め物をパリッと、ジューシーに仕上げられる。
  • 耐久性: 適切な手入れ(油ならしや油返し)をすれば、文字通り一生使えます。
  • 鉄分補給: 調理中に微量の鉄分が溶け出し、自然に鉄分を補給できる。

デメリット: 重い。錆びやすいため、使用後の手入れ(洗剤を使わずに洗い、火にかけて水分を飛ばし、油を塗る)が必要です。最初の「慣らし(シーズニング)」が必要な場合もあります。

ステンレス製:煮込み料理や保温性を重視するなら

ステンレスは錆びにくく、保温性に優れているため、煮込み料理やソース作りに適しています。全面ステンレスの製品は熱が伝わりにくいため、底面と側面の間にアルミ層などを挟んだ「多層構造」になっているものが多いです。

メリット:

  • 錆びにくい: 手入れが比較的楽で、食洗機対応のものも多い。
  • 美しい見た目: シルバーの光沢が美しく、プロの道具という雰囲気がある。

デメリット: 熱が伝わりにくく、温まるのに時間がかかる。また、焦げ付きやすいので、中火以下でじっくり調理する技術が必要です。

セラミック・マーブルコート:安全性を求める健康志向な人に

セラミックやマーブルコートは、フッ素樹脂を使わない代替コーティングとして近年人気が高まっています。

メリット:

  • 安全性が高い: PFOAなどの化学物質を使用していないため、健康を気にする人に選ばれています。
  • デザイン性が高い: 白やカラフルな色が多いのが特徴です。

デメリット: フッ素樹脂加工品より高価なことが多い。また、急激な温度変化に弱く、耐久性がフッ素樹脂加工より劣ることもあります。

どの素材を選ぶか迷ったら、まずは「手軽さ(フッ素)」か「美味しさ(鉄)」のどちらを優先するかで決めると良いでしょう。

取っ手が取れるフライパンのメリット・人気ブランド徹底比較

フライパン選びのトレンドとして、「取っ手が取れる(着脱式)タイプ」の人気が年々高まっています。収納スペースが限られている日本の住宅事情にマッチしているだけでなく、調理の幅も大きく広がるのが魅力です。ここでは、着脱式フライパンのメリットと、人気のツートップブランドを比較します。

着脱式フライパンを選ぶべき3つの理由

一度使ったら手放せないと言われる着脱式フライパンのメリットは、主に以下の3点です。

  1. 驚異的な収納力:
    取っ手を外せば、フライパン本体を重ねて収納できるため、通常の約3分の1のスペースで済むと言われています。引き出し式のキッチン収納を使っている人には特におすすめです。
  2. オーブン調理が可能に:
    取っ手を外せば、フライパンがそのままグラタン皿やケーキ型として、オーブンに入れられます。ハンバーグやチキンソテーの仕上げ、パン作りなど、調理の幅が格段に広がります
  3. お皿代わりになる:
    取っ手を外してそのまま食卓に出せば、洗い物が減らせるだけでなく、見た目もおしゃれです。特にスキレットのような保温性の高いフライパンは、温かい料理をそのまま提供できるので便利です。

ティファール vs アイリスオーヤマ:人気ブランド比較

着脱式フライパンの市場は、ほぼこの2つのブランドがシェアを二分していると言っても過言ではありません。それぞれに強みがあるので、比較検討してみてください。

着脱式フライパンの代表ブランド比較(一例)
ブランド名 代表シリーズ 強み・特徴 価格帯(セット)
ティファール インジニオ・ネオ 信頼性: 取っ手の着脱の安定感、熱が伝わる「お知らせマーク」。
コーティング: チタン・インテンスなど耐久性の高さ。
中〜高
アイリスオーヤマ ダイヤモンドコートパン コスパ: セット内容の豊富さ(多くの場合、蓋や保存用蓋付き)。
種類: カラーや素材のバリエーションが豊富。
低〜中

モモストアの視点:

ティファールは、やはり取っ手部分の安定感が群を抜いています。長年この分野のパイオニアとして培ってきた技術力の高さを感じます。一方、アイリスオーヤマは、価格に対するセット内容の充実度が魅力です。初めて着脱式を使う方や、予算を抑えたい方にはアイリスオーヤマがおすすめです。もちろん、ティファールもアイリスオーヤマも、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングといったネット通販でセット購入するのが最もお得ですよ。

IH対応?ガス火専用?自宅の熱源に合わせた選び方

フライパンを購入する際に、自宅の熱源に合っているかを確認するのは基本中の基本ですが、ここでは「IHとガス火のフライパンは何が違うのか?」という点に焦点を当て、さらに詳しく解説していきます。

ガス火専用とIH対応の決定的な違い

この二つのフライパンの大きな違いは、「底面」の構造にあります。

  • ガス火専用:
    炎で直接加熱するため、底面は比較的薄く、軽量化されています。熱源と接する面全体から熱を吸収するため、素材は熱伝導率の高いアルミ製が多いです。IHの磁力には反応しません。
  • IH対応:
    IHは、磁力線で底面の金属自体を発熱させる仕組みです。そのため、底面には必ず磁性体(鉄やステンレス)が必要です。この磁性体がプレートとして埋め込まれているため、底面が厚く、重くなる傾向があります。

IH対応品は、ガス火でも問題なく使用できますが、その重さから「煽る」ような調理には不向きな場合があります。

IHの性能を最大限に引き出す選び方

もしあなたの家がIHクッキングヒーターなら、以下のポイントを意識してフライパンを選んでください。

  1. 底面の厚さ:
    底面が薄すぎると、IHの強い火力でフライパンが反ってしまい、焦げ付きの原因になります。ある程度(3mm以上)の厚みがある製品を選びましょう。
  2. 底面の直径:
    IHヒーターの発熱範囲とフライパンの底面サイズが合っていることが重要です。IHのリングマークとフライパンの底面が極力一致するものを選びましょう。
  3. 全面物理加工:
    IH対応と謳っていても、底面の一部にしか磁性体が埋め込まれていない製品もあります。理想は、底面全体が均一に発熱するよう設計された製品です。

特に安いIH対応品の中には、底面中央だけが発熱して、周囲に熱が伝わりにくい「ドーナツ現象」が起きるものもあります。IHでムラなく美味しく調理したいなら、多少価格が高くても、底面の構造にこだわった製品を選ぶようにしましょう。

目的別!おすすめのフライパンサイズ(一人暮らし〜大家族まで)

フライパンのサイズ選びは、調理効率と収納に直結する重要な要素です。「大は小を兼ねる」と言われますが、大きすぎるフライパンは重く、洗うのも大変です。あなたのライフスタイルや家族構成に合わせた最適なサイズを見つけましょう。

まずはコレ!迷ったら「26cm」と「玉子焼き器」のセット

日本の家庭で最も一般的に使われているサイズが26cmです。このサイズ一つあれば、ほとんどの調理に対応できます。

家族構成別・おすすめのフライパンサイズ
家族構成 メインで使うサイズ サブで揃えるサイズ
一人暮らし 20cm〜24cm 玉子焼き器、16cmのミニパン
夫婦(2人暮らし) 26cm 20cm、玉子焼き器
ファミリー(3〜4人) 28cm、26cm 20cm、深型の炒め鍋(30cm)
大家族(5人以上) 28cm〜30cm(深型) 26cm、中華鍋

サイズ選びで失敗しないための応用編

サイズの数字だけでなく、その形状も重要です。

  • 深型フライパン(炒め鍋):
    通常のフライパンよりも側面が深く立ち上がっているタイプです。炒め物はもちろん、少量の煮込み料理や揚げ物にも対応できる万能型です。収納スペースに限りがある場合は、通常のフライパンと深型フライパンの2つ体制で済ませるのもおすすめです。
  • 玉子焼き器(またはエッグパン):
    玉子焼き専用の四角いフライパンは、あると非常に便利です。きれいな玉子焼きを作るのはもちろん、ちょっとした野菜炒めや、お弁当のおかずを作るのにも重宝します。

もしあなたが料理初心者なら、まずは26cmのフッ素樹脂加工品と玉子焼き器の2つから揃えるのがベストです。慣れてきたら、鉄製やステンレス製などの特殊な素材のフライパンを買い足していくのが、モモストア流のおすすめですよ。

予算別!高性能フライパンとコスパ最強フライパン

フライパンの価格は、100円ショップの格安品から、数万円するプロ仕様の製品まで非常に幅広いです。ここでは、予算に応じて「何を優先するか」という視点で、おすすめの価格帯とその特徴を解説します。

高性能・高耐久な「投資型」フライパン(5,000円以上)

予算に余裕があるなら、5,000円以上の「投資型」フライパンを選ぶのがおすすめです。この価格帯では、素材や技術にこだわった「一生モノ」や「長期使用」を前提とした製品が主流となります。

  • 鉄・銅製: リバーライト、山田工業所など。適切に手入れすれば10年以上使え、料理の味が格段に向上します。
  • 高耐久コーティング: ティファールのチタンコーティングや、高品質なセラミック製品。フッ素加工でも、5年以上使えるほどの耐久性を持つ製品があります。
  • 多層構造ステンレス: 焦げ付きにくさと保温性を両立させた、プロ仕様に近い製品。

「どうせすぐにダメになる」というフライパンのイメージを覆したいなら、ぜひこの価格帯から選んでみてください。最初の出費は大きく感じますが、買い替えの頻度が減るため、トータルコストで安くなることも多いですよ。

コスパ最強!バランスの取れた「消耗品型」フライパン(2,000円〜4,000円)

最も多くの方が選ぶのが、この中価格帯です。ホームセンターやニトリの主力商品もこの価格帯に集中しています。

この価格帯のフライパンの特徴:

  • フッ素樹脂加工やダイヤモンドコートなど、焦げ付きにくい加工が施されている。
  • 2〜3年の買い替えサイクルを前提としているが、普段使いには十分すぎる性能を持つ。
  • 軽量モデルや着脱式など、機能的なバリエーションが豊富。

特にカインズのPBやアイリスオーヤマのセットは、この価格帯で最高のパフォーマンスを発揮します。モモストアは「フライパンは消耗品」と割り切って、この価格帯で定期的に買い替える方法も推奨しています。焦げ付き始めたフライパンを使うストレスから解放されるだけでも、価値があります。

とりあえずOK!「最低限型」フライパン(1,000円〜2,000円)

一人暮らしを始める時や、滅多に料理をしない人、サブのフライパンが欲しい人にはこの価格帯で十分です。

注意点: この価格帯は、コーティングの耐久性が低いことがほとんどです。強火での調理を避け、優しく扱うことが長持ちさせるコツです。

迷ったらコレ!人気ブランド別おすすめフライパンランキング

ここまでの解説で、素材や価格帯の知識は深まったと思いますが、最終的に「結局、どのブランドの何を買えばいいの?」という疑問が残りますよね。ここでは、モモストアが自信を持っておすすめできる、人気ブランドの代表的なモデルをランキング形式でご紹介します。

第1位:T-fal(ティファール)インジニオ・ネオシリーズ

やはり、取っ手が取れるフライパンの代名詞であるティファールは外せません。特に「インジニオ・ネオ」は、耐久性、収納性、調理のしやすさ、ブランドの信頼性、全てにおいて高水準です。

  • おすすめポイント: 取っ手の着脱の安定感は他社製品と比べても安心感が違います。温度の変わり目を知らせる「お知らせマーク」は、料理初心者にとって非常に便利です。
  • 選ぶべき人: 収納を重視する人、オーブン調理もしたい人、多少高くても失敗したくない人。
  • 購入場所: 家電量販店(ポイント還元)、ネット通販(セットがお得)。

第2位:evercook(エバークック)

フッ素加工フライパンの弱点である「すぐに焦げ付く」を克服したのがエバークックです。独自のアンカー構造とフッ素コーティングにより、抜群の耐久性を誇ります。製品によっては「2年保証」が付いているのも、自信の現れです。

  • おすすめポイント: 「フッ素加工だけど長持ちしてほしい」という願いを叶えてくれます。アルミ製で軽量なモデルが多いのも魅力です。
  • 選ぶべき人: 毎日使う人、焦げ付きたくないけど鉄製は面倒な人。
  • 購入場所: ホームセンター、ネット通販。

第3位:アイリスオーヤマ ダイヤモンドコートパン

圧倒的なコスパで、日本のキッチンを席巻しているのがアイリスオーヤマです。特にセット販売の価格破壊ぶりは目を見張るものがあります。

  • おすすめポイント: フライパン、鍋、蓋、取っ手がセットになっているので、初めての一人暮らしや、調理器具を一新したい時に最適です。
  • 選ぶべき人: 予算を抑えたいけど、ある程度の品質は欲しい人、すぐに一式揃えたい人。
  • 購入場所: ホームセンター、ネット通販(セット品が最もお得)。

これらのブランドは、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングといった主要な通販サイトで、常にセール対象になっていることが多いので、購入前に必ず「最新のランキングとレビュー」をチェックしてみてください。

中古やフリマアプリ(メルカリ)で買うのはどう?注意点

「なるべく安く手に入れたい」という考えから、メルカリやラクマなどのフリマアプリや、リサイクルショップでフライパンを探す人もいるでしょう。結論から言うと、中古での購入は「素材と状態を厳選すればアリ」ですが、「フッ素樹脂加工品は避けるべき」です。

中古購入で狙うべきフライパンの種類

中古市場で探すなら、以下の素材のフライパンがおすすめです。

  1. 鉄製・鋳物製(スキレット・ダッチオーブンなど):
    鉄は表面のコーティングがないため、仮に錆びていても、自分で手入れ(サビ落としやシーズニング)をすることで、ほぼ新品に近い状態に戻すことが可能です。むしろ使い込まれた鉄フライパン(育っている)は、焦げ付きにくく、プロの間でも人気があります。
  2. ステンレス製:
    これもコーティングがないため、傷や焦げ付きを研磨剤で磨けば、ある程度きれいになります。耐久性が高いため、中古でも長く使える可能性が高いです。

これらの素材は、メンテナンスが前提となるため、多少使用感があっても問題ありません。ただし、取っ手のぐらつきや、底面の大きな歪みがないか、出品画像で細かく確認しましょう。

絶対に避けるべき中古フライパン

一方で、中古での購入を強く推奨しないのが、フッ素樹脂加工、ダイヤモンドコート、セラミックコートなどのコーティング系フライパンです。

  • 理由1:寿命が不明: コーティング系のフライパンは、見かけ上きれいでも、内部のコーティングが劣化している可能性があります。いつ寿命が来るか分からないものに投資するのはリスクが高いです。
  • 理由2:健康面のリスク: コーティングが剥がれかかっている状態で使い続けると、調理中に有害物質が発生する可能性があるという説もあります。特にフッ素樹脂加工は、剥がれたコーティング材を微量ながら摂取することになるため、不安が残ります。

中古でフッ素加工品を買うくらいなら、新品の1,000円台の安いフライパンを買う方が、気持ちよく使えて安心です。

メルカリ購入時のチェックポイント

フリマアプリで購入する際は、以下の点を必ず確認してください。

  • 「IH対応」かどうか: IH対応品を探している場合は、パッケージや底面の写真を見せてもらい、IHマークがはっきり写っているか確認しましょう。
  • 底面の歪み: 特にアルミ製のフライパンは、空焚きなどで底面が歪んでいる可能性があります。平らな台の上に置いた写真を見せてもらい、ガタつきがないか確認しましょう。
  • 付属品: 取っ手付きのセットの場合、取っ手が破損していないか、蓋や保存用蓋が全て揃っているかを確認しましょう。

メルカリでフライパンを探す際は、「鉄フライパン シーズニング済」などで検索すると、状態の良い掘り出し物が見つかることがありますよ。

まとめ:あなたのキッチンに最適なフライパンを見つけるために

フライパンがどこで買えるか、そしてどう選ぶかについて、かなり詳しく解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
ホームセンター、専門店、ネット通販、そして意外な穴場まで、本当にたくさんの選択肢があることが分かっていただけたかと思います。

モモストアがこの記事を通じて最もお伝えしたかったのは、「完璧なフライパンは存在しない。あなたのライフスタイルに合うものがベスト」ということです。

もしあなたが、「毎日料理をするけど、洗い物は楽に済ませたい!」というタイプなら、
エバークックアイリスオーヤマといった高耐久フッ素加工品を、ホームセンターやネット通販で探すのが最適です。

逆に、「料理の腕を上げたい!プロのような焼き上がりを目指したい!」という方であれば、
多少手間がかかっても、鉄製のフライパンを専門料理道具店やネット通販で見つけ、長く付き合っていくことをおすすめします。

あなたのキッチンと食卓を豊かにする、最高の相棒フライパンを見つけるための手助けになれば、モモストアとしてこれほど嬉しいことはありません。後悔のない買い物をするために、もう一度、熱源と重さ、そしてコーティングの耐久性をチェックしてみてくださいね!

タイトルとURLをコピーしました