タイヤチェーンはどこで売ってる?急な雪でも安心な販売場所と最安値情報!
冬のドライブで突然の雪!「ヤバい、チェーンがない!」と焦った経験はありませんか?
スタッドレスタイヤを履いていても、チェーン規制が発令されたら、ノーマルタイヤはもちろん、スタッドレスでもタイヤチェーンを装着しないと走行できない区間があります。
この記事では、「タイヤチェーンが今すぐ必要なのにどこで買えるの?」という疑問を、モモストアが徹底的に解決します!
カー用品店からホームセンター、さらにはネット通販や緊急時の購入場所まで、タイヤチェーンの販売状況と、失敗しないための正しい選び方を詳しく解説していきますね。
・【カー用品店】オートバックス・イエローハットの在庫と価格帯
・【ホームセンター】コーナン・カインズ・DCMカーマでの取り扱いと選び方
・【家電量販店】ヨドバシカメラやビックカメラでも買えるの?
・【ディスカウントストア】ドン・キホーテは緊急時に役立つ?
- タイヤチェーンの販売店舗一覧!どこで買えるの?
- 【カー用品店】オートバックス・イエローハットの在庫と価格帯
- 【ホームセンター】コーナン・カインズ・DCMカーマでの取り扱いと選び方
- 【家電量販店】ヨドバシカメラやビックカメラでも買えるの?
- 【ディスカウントストア】ドン・キホーテは緊急時に役立つ?
- 【コンビニ・サービスエリア】急な降雪!本当に売ってるの?
- タイヤチェーンの種類別メリット・デメリットと価格相場
- ネット通販(Amazon・楽天・Yahoo!ショッピング)で購入するメリットと注意点
- メルカリで中古タイヤチェーンを買うのはアリ?
- サイズを間違えない!正しいタイヤチェーンの選び方
- タイヤチェーンの取り付けは難しい?コツと練習方法
- タイヤチェーン規制とノーマルタイヤでの罰則について
- 【モモストアの結論】タイヤチェーンはどこで買うのが一番おすすめ?
タイヤチェーンの販売店舗一覧!どこで買えるの?

「タイヤチェーンが欲しい!」と思ったときに、まず思い浮かぶのはどこでしょうか?
実は、タイヤチェーンは多種多様な店舗で販売されていますが、時期や在庫状況によって取り扱いが大きく変わるのが特徴です。
急な雪に対応できるか、自分の車に合ったサイズが見つかるかという点で、店舗選びは非常に重要になります。
販売場所ごとの特徴と選び方のポイント
タイヤチェーンの主な販売場所と、それぞれのメリット・デメリットをまとめてみました。
| 販売場所 | メリット | デメリット | 適した購入シーン |
| カー用品店 (オートバックスなど) |
品揃えが豊富、専門知識を持つ店員に相談できる、取り付けサービスがある。 | 定価販売が多い、繁忙期は在庫切れしやすい。 | 事前にじっくり選びたい、取り付けに不安がある。 |
| ホームセンター (カインズなど) |
比較的安価、生活必需品と同時に購入できる。 | 品揃えが限定的、専門的なアドバイスは期待薄。 | 価格重視、自分で取り付けできる。 |
| ディスカウントストア (ドンキなど) |
とにかく安い、深夜まで営業していることが多い。 | 安価なタイプが中心、人気商品はすぐに売り切れる、サイズが偏る。 | 緊急時、価格を抑えたい。 |
| ネット通販 (Amazon/楽天など) |
最安値を見つけやすい、種類が圧倒的に豊富、家まで届けてくれる。 | 実物を確認できない、届くまでに時間がかかる(緊急時には不向き)。 | 事前に準備したい、特定のメーカーや種類を探している。 |
| ガソリンスタンド ・コンビニ・SA/PA |
緊急時の最終手段、24時間購入可能な場合がある。 | 価格が割高、品揃えやサイズが極端に少ない(特に都市部)。 | 本当に急いでいるとき。 |
このように、それぞれの店舗には強みと弱みがあるため、「いつ」「どれくらい急いでいるか」「何を重視するか」で選ぶ場所が変わってきますね。
もし雪が降る予定があるなら、迷わずネット通販で事前に購入しておくのが、コストと種類の面で最もおすすめです。
購入時期によって在庫状況はどう変わる?
タイヤチェーンは季節商品なので、購入するタイミングによって在庫状況が大きく変わります。
一番在庫が充実しているのは、雪が降り始める前の10月~11月頃です。この時期はまだ需要が少ないため、じっくりと吟味して選ぶことができますし、セール価格になっていることもあります。
一方、12月下旬~2月にかけては、人気商品のサイズからどんどん売り切れていきます。
特にニュースで「大雪」が報じられた週末や、チェーン規制が発表された直後は、カー用品店やディスカウントストアの店頭から一瞬で姿を消すことも珍しくありません。
「どうせ必要になったら買えばいいや」と考えていると、いざという時に手に入らない!ということになりかねないので、冬の初めに準備しておくのが賢明です。
さらに詳しく、各販売店の詳細な情報を見ていきましょう!
【カー用品店】オートバックス・イエローハットの在庫と価格帯
タイヤチェーンを購入する場所として、真っ先に名前が挙がるのがオートバックスやイエローハットといったカー用品の専門店ですよね。
ここでは、カー用品店で購入する際のメリットと、具体的な価格帯について詳しく見ていきます。
カー用品店の最大のメリットは「安心感」と「取り付けサポート」
カー用品店が他の販売店と決定的に違うのは、専門知識を持つスタッフがいること、そして豊富な品揃えです。
「私の車のタイヤサイズはどれだっけ?」「このチェーンは取り付けやすい?」といった疑問に、すぐに答えてもらえるのは大きな安心材料です。
特に、初めてタイヤチェーンを購入する方や、自分の車に適合するか不安な方には、カー用品店での購入を強くおすすめします。
さらに、多くのカー用品店では、有料でタイヤチェーンの取り付けサービスを提供しています。
もし雪が降る前に購入して、練習のために一度取り付けてみたい場合や、雪道での取り付け作業に自信がない場合に、このサービスは非常に頼りになりますよ!
事前に予約が必要な場合が多いので、店舗に確認してみてくださいね。
オートバックス・イエローハットでの具体的な価格帯
カー用品店で取り扱われているタイヤチェーンは、主に以下の3種類です。価格帯は、耐久性や取り付けやすさによって大きく変動します。
| 種類 | 特徴 | 価格帯(目安) |
| 金属製チェーン | 雪や氷への食いつきが良く、耐久性が高い。取り付けに手間がかかる。 | 5,000円~15,000円 |
| 非金属製チェーン (ウレタンなど) |
取り付けが比較的簡単で、走行音が静か。乾燥路面の走行も可能(推奨はしない)。 | 15,000円~30,000円 |
| 布製チェーン (タイヤソックス) |
軽量で取り付けが最も簡単。緊急時用。耐久性・性能は他のチェーンに劣る。 | 8,000円~20,000円 |
カー用品店では、高品質な非金属チェーンや、特許技術を用いた高性能なチェーンが充実しているため、価格は高めになる傾向があります。
予算と使用頻度を考慮して、最適なものを選んでくださいね。店舗によっては在庫をオートバックスの公式サイトやイエローハットの公式サイトで確認できる場合もあるので、足を運ぶ前にチェックすることをおすすめします。
冬の雪予報が出たら、まずはカー用品店をチェックするのが確実な方法です!
カー用品店での注意点:FF車・FR車・4WD車の確認
タイヤチェーンは、どのタイヤに装着するかが重要です。これは車の駆動方式によって決まります。
- FF車(前輪駆動):前輪に装着
- FR車(後輪駆動):後輪に装着
- 4WD車(四輪駆動):基本的に取扱説明書に従う(前輪または後輪のどちらか、または両方に装着する場合もある)
特に4WD車は、誤った位置に装着すると車両制御システムに影響を与える可能性があるため、必ず車の取扱説明書を確認してから購入・装着するようにしましょう。
カー用品店のスタッフに車のメーカーと車種を伝えれば、正しい情報を教えてもらえますよ。
【ホームセンター】コーナン・カインズ・DCMカーマでの取り扱いと選び方
「カー用品店はちょっと敷居が高いな…」と感じる方や、「ついでに他の冬物も買いたい」という方におすすめなのが、ホームセンターです。
コーナン、カインズ、DCMカーマといった大手ホームセンターでも、冬の時期にはタイヤチェーンが販売されます。
ホームセンターの魅力は「手軽さ」と「低価格帯の充実」
ホームセンターの最大のメリットは、そのアクセスしやすさと価格の手頃さです。
カー用品店に比べて、比較的手頃な価格の金属製チェーンや、簡易的な非金属チェーンが多く取り揃えられる傾向にあります。
「年に数回、積雪の恐れがある地域に行くかも」という、使用頻度が低い方にとっては、価格を抑えられるホームセンターは非常に魅力的です。
ただし、品揃えはカー用品店に比べると限定的です。
特に、特殊なサイズのタイヤチェーンや、最新の高性能モデルは取り扱っていないことが多いので、事前に目当てのチェーンがあるか、電話やウェブサイトで確認することをおすすめします。
また、スタッフはチェーンの専門家ではないため、取り付け方法や適合サイズに関する専門的なアドバイスは期待薄です。購入前に、自分の車のタイヤサイズ(例:205/60R16)をしっかりメモしておくことが重要になります。
ホームセンターで探す際のチェックリスト
ホームセンターでタイヤチェーンを探すときは、以下の点に注意して売り場をチェックしてください。
- 設置場所: カー用品コーナー、または季節用品(雪対策用品)の特設コーナーに置かれていることが多いです。
- サイズ: パッケージに適合タイヤサイズが細かく記載されているか確認しましょう。特に重要なのが、タイヤ側面の「幅」「扁平率」「ホイール径」の3つの数字です。
- 種類: 金属製(耐久性重視)か、非金属製(取り付けやすさ重視)か、目的に合った種類を選びましょう。
- 付属品: チェーンだけでなく、取り付け用の手袋や説明書が揃っているか確認します。特に軍手などは別途購入が必要な場合もあるので、忘れずに準備しましょう。
また、ホームセンターによっては、プライベートブランド(PB)のタイヤチェーンを販売していることがあります。これらは、性能は標準的ですが、価格が非常に抑えられているのが特徴です。
「とにかく安く、規制区間をクリアできるものがあればいい」という方には、PB商品も選択肢の一つとなりますね。
ホームセンターを上手に利用して、冬の準備を賢く進めましょう。
【家電量販店】ヨドバシカメラやビックカメラでも買えるの?
「え、家電量販店でもタイヤチェーンって売ってるの?」と疑問に思う方もいるかもしれませんね。
実は、最近の家電量販店は、家電だけでなく、日用品やアウトドア用品など、商品の幅を大きく広げています。
結論から言うと、ヨドバシカメラやビックカメラの一部店舗、特に大型店や郊外店では、タイヤチェーンを取り扱っている場合があります!
家電量販店での取り扱いは「ネット通販の延長」
家電量販店がタイヤチェーンを取り扱う主な理由は、インターネット通販との連携が強いからです。
ヨドバシカメラの「ヨドバシ.com」やビックカメラの「ビックカメラ.com」といったオンラインストアでは、非常に多くの種類のタイヤチェーンが販売されています。そして、これらの在庫を、店頭でのピックアップや、店舗からの即日配送サービスに活用しているのです。
そのため、店頭の売り場に大量に並んでいるというよりは、「オンラインで注文して店頭受け取り」、または「店舗の在庫を探してもらう」という形式が多くなります。
特に雪の予報が出た直後は、オンラインで注文が殺到し、店舗在庫もすぐに品薄になる傾向があります。
家電量販店で購入する際のメリット・デメリット
メリット
- ポイントが貯まる・使える: 普段から利用しているポイントをチェーン購入に充てられるのは大きな魅力です。
- 都市部のアクセスが良い: 駅前などアクセスが良い場所に店舗があるため、仕事帰りなどに立ち寄りやすいです。
- 意外な掘り出し物があるかも: 在庫処分などで、有名メーカーのチェーンが割安で販売されていることがあります。
デメリット
- 専門知識を持つ店員が少ない: カー用品店と異なり、チェーンに関する専門的なアドバイスは基本的に期待できません。
- 店頭在庫は限定的: すべてのサイズが店頭に並んでいるわけではないため、事前確認が必須です。
ヨドバシカメラやビックカメラで購入を検討する場合は、まず各社のオンラインストアで在庫を確認し、「店舗在庫あり」となっているか、または「店舗受け取りが可能か」をチェックするのが最も効率的な方法です。
急ぎではないけれど、ポイントを有効活用したい!という方にはおすすめの購入場所ですよ。
もし近隣の店舗で在庫が見つからなくても、オンラインでの注文・配送は非常にスピーディーなことが多いので、そちらもチェックしてみてくださいね。
【ディスカウントストア】ドン・キホーテは緊急時に役立つ?
急な雪が降ったとき、深夜まで開いていて、しかも安価なものが手に入る場所といえば、ドン・キホーテを思い浮かべる方も多いでしょう。
「驚安の殿堂」ドン・キホーテは、本当に緊急時に頼りになるのでしょうか?
ドンキホーテの強みと弱み
ドン・キホーテ(ドンキ)は、冬のシーズンになると雪対策コーナーを設置し、タイヤチェーンを販売します。
ドンキでチェーンを買うメリット
- 圧倒的な安さ: PB商品や、型落ち・在庫処分品など、驚くほど安価なチェーンが見つかることがあります。
- 営業時間: 深夜や24時間営業の店舗が多いため、急な降雪にも対応しやすいです。
- 簡易チェーンの取り扱い: スプレー式や布製など、緊急時用の簡易的なチェーンの取り扱いがあることが多いです。
ドンキでチェーンを買うデメリット
- サイズと種類の偏り: 売れ筋の普通車サイズはあっても、特殊なサイズや高性能な非金属チェーンの品揃えは少ないです。
- 品質のばらつき: あまりにも安価なものは、耐久性に難がある場合があるため、注意が必要です。
- 在庫切れ: 大雪のニュースが出ると、速攻で売り切れてしまい、補充が間に合わないことがあります。
結論として、ドンキは「価格を抑えたい」「緊急でとにかく何か必要」という場合には非常に役立ちますが、本格的な雪山ドライブや、長期間の使用を前提とする場合は、カー用品店やネット通販の方が安心です。
ドンキで購入する場合は、必ずパッケージ裏の適合サイズを確認し、口コミなどもチェックして、極端にレビューが悪い商品は避けるようにしましょう。
ドンキで買える簡易チェーンってどうなの?
ドンキでは、通常のチェーンのほかに、スプレー式や布製(タイヤソックス)の簡易チェーンが売られていることがあります。
| 簡易チェーンの種類 | 性能 | チェーン規制での対応 |
| スプレー式 | 一時的な滑り止め。凍結路面や深雪にはほぼ効果なし。 | 規制区間では認められないことが多い。 |
| 布製チェーン (タイヤソックス) |
比較的取り付けやすく、一時的な走行には有効。 | 国土交通省の認可品であれば規制区間でも認められる。 |
雪がちらつく程度の走行ならスプレー式でも良いかもしれませんが、チェーン規制が発令されるような本格的な雪道では、布製でも認可品(JASAA認定品など)を選ぶ必要があります。
ドンキで簡易チェーンを選ぶときは、パッケージの裏に「チェーン規制対応」の記載があるか、忘れずにチェックしてくださいね。
【コンビニ・サービスエリア】急な降雪!本当に売ってるの?
雪が降り始めてしまった!ドライブ中にまさかのチェーン規制!こんな超・緊急時に頼りになるのは、やはりコンビニエンスストアや高速道路のサービスエリア(SA)・パーキングエリア(PA)です。
「本当に売ってるの?」という疑問に、モモストアが実態を解説します!
コンビニ(セブンイレブン・ローソン・ファミマ)での販売状況
結論から言うと、都市部のコンビニでは基本的にタイヤチェーンは売っていません。
しかし、豪雪地帯や、冬場に積雪が見込まれる地域のコンビニ(特に幹線道路沿いや観光地近く)では、緊急用として少量の在庫を置いている場合があります。
取り扱われるのは、非常に安価な金属製チェーンか、スプレー式の滑り止めが中心です。
- 価格: カー用品店やネット通販に比べて、非常に割高になります。緊急時の需要が高いため、定価以上の価格設定になっていることも珍しくありません。
- サイズ: 普通車用の売れ筋サイズ(軽自動車用やコンパクトカー用)に限定されることが多く、自分の車に合うサイズを見つけるのは難しいかもしれません。
コンビニでの購入は、あくまで「最終手段」と考えてください。
お店を見つける手間や、割高な価格を考えると、事前の準備が何よりも大切です。
高速道路のSA・PAはどうか?
SAやPAは、コンビニよりもタイヤチェーンの取り扱いが多い傾向があります。特に、雪が降る地域を結ぶ高速道路上の大きなSAでは、冬になると特設コーナーが設けられることがあります。
- メリット: チェーン規制が出た場合、高速道路を降りる直前などで購入できるため、緊急時の対応力は高いです。
- デメリット: やはり割高です。また、規制が発令されると、SA/PAのチェーンもすぐに売り切れてしまい、補充が追いつかないことが多々あります。
SAやPAのスタッフは、雪道の情報を提供してくれますが、チェーンの適合サイズに関するアドバイスは難しい場合が多いです。
本当に緊急でなければ、SA/PAの休憩施設にある国土交通省のチェーン規制の最新情報を確認しつつ、高速道路を降りてカー用品店やホームセンターを探す方が、選択肢は広がります。
タイヤチェーンの種類別メリット・デメリットと価格相場
「チェーンが売ってる場所はわかったけど、結局どれを選べばいいの?」という次の疑問を解決しましょう。
タイヤチェーンは、大きく分けて金属製、非金属製(ウレタン・ゴム)、布製の3種類があります。それぞれに一長一短あるので、使用目的や予算に合わせて最適なものを選ぶことが重要です。
金属製チェーン:雪や氷をしっかり掴む高い走行性能
最も古くからあるタイプで、その性能と耐久性には定評があります。
金属製チェーンの主な特徴は以下の通りです。
- 雪道・氷上性能: スパイクのような効果で雪や氷にしっかりと食い込み、非常に高いグリップ力を発揮します。本格的な雪山や凍結路面を走るなら、金属製が最強です。
- 耐久性: ゴムやウレタンに比べて切れにくく、耐久性に優れています。長期間使いたい人向けです。
- 価格: 比較的安価なものが多く、コストパフォーマンスに優れています。
一方で、デメリットもあります。
- 取り付け: 非金属製に比べて取り付けに手間がかかるものが多く、慣れが必要です。寒い雪の中で作業するのは大変です。
- 乗り心地: 走行時の振動や騒音が大きく、乗り心地は悪くなります。
- 速度制限: 制限速度が低く設定されていることが多いです(一般的に時速30km/h~50km/h以下)。
金属製チェーンの価格相場
5,000円~15,000円程度
低価格帯(5,000円前後)のものは、簡易的な「ラダー型」と呼ばれるハシゴのような形のものが多いです。高性能で取り付けが簡単な「亀甲型」は10,000円を超えてきます。
非金属製チェーン(ゴム・ウレタン):簡単装着と快適性
近年主流となっているのが、ウレタンやゴムを素材に使った非金属製チェーンです。
非金属製チェーンの主な特徴は以下の通りです。
- 取り付け: ジャッキアップ不要で簡単に装着できるモデルがほとんどです。初心者でも比較的短時間で取り付けられます。
- 乗り心地: 金属製に比べて振動や騒音が少なく、走行時の快適性が高いです。
- 雪道性能: 金属製には及びませんが、一般の雪道や緩やかな凍結路面であれば十分な性能を発揮します。
デメリットとしては、
- 価格: 金属製に比べて価格が非常に高くなる傾向があります(高性能モデルでは30,000円を超えることも)。
- 収納: かさばるため、車のトランクなどで場所を取ります。
- 耐久性: 金属製よりは耐久性で劣ります。特に乾燥したアスファルトの上を走ると、摩耗が激しくなります。
非金属製チェーンの価格相場
15,000円~30,000円程度
主流の価格帯ですが、高性能なクイック装着タイプや、国産メーカーのものは30,000円台になることもあります。
布製チェーン(タイヤソックス):超緊急時用
靴下のようにタイヤに被せるだけで装着できる、最も新しいタイプのチェーンです。
- 取り付け: 最も簡単で、力もいらず、数分で装着できます。
- 軽量・コンパクト: 使わないときの収納に困りません。
- 雪道性能: 新雪や圧雪路面では効果を発揮しますが、凍結路面や深雪には向いていません。
布製は、あくまで「一時的な緊急脱出用」と考えるのが賢明です。価格も非金属チェーンに近い水準であることが多いです。
ネット通販(Amazon・楽天・Yahoo!ショッピング)で購入するメリットと注意点
最近では、タイヤチェーンを購入する場所として、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングといったネット通販が主流になりつつあります。
多くの人にとって「最安値で手軽に買える」という魅力は計り知れません。
ネット通販の最大のメリット:最安値と圧倒的な品揃え
ネット通販でチェーンを購入する最大のメリットは、以下の2点に集約されます。
価格競争による最安値
実店舗と異なり、ネット上では複数の店舗が同じ商品を販売しています。
これにより、価格競争が激しくなり、実店舗よりも安価に購入できるチャンスが格段に増えます。
特にセール期間中(楽天スーパーセール、Amazonプライムデーなど)を狙えば、半額近くで購入できることもあります。
豊富な種類と詳細な情報
ネット通販では、国産メーカー品はもちろん、海外メーカーの製品、特殊なサイズのチェーンまで、実店舗では見つからないようなニッチな商品も豊富にあります。
また、購入者のレビューや評価が詳細に書かれているため、「取り付けやすさ」「耐久性」といった、実際に使ってみないと分からない情報を事前にチェックできるのも大きなメリットです。
ネット通販で購入する際の決定的な注意点
メリットが多いネット通販ですが、失敗しないために以下の注意点を守る必要があります。
適合サイズのダブルチェックは必須
実店舗では店員さんに適合サイズを見てもらうことができますが、ネットではすべて自己責任です。
「自分の車のタイヤサイズ」と「チェーンのパッケージ記載サイズ」を、最低でも二度確認しましょう。特に、車種や年式によってタイヤサイズが異なる場合があるので、現物(タイヤの側面)を見て確認するのが確実です。
もしサイズを間違えた場合、交換や返品の手間がかかるだけでなく、いざという時に使えないという最悪の事態になりかねません。
緊急時には間に合わない可能性
雪予報が出てから注文しても、到着までに1日~数日かかってしまいます。
「明日雪が降るから今日中に欲しい!」という緊急時には、ネット通販は向いていません。
必ず冬の準備として、早めに購入しておくようにしましょう。
ネット通販を賢く活用し、お得に、そして最適なタイヤチェーンを手に入れてくださいね。
メルカリで中古タイヤチェーンを買うのはアリ?
「新品は高いけど、数回しか使わないかも…」そんなときに気になるのが、フリマアプリのメルカリやヤフオク!などで売られている中古のタイヤチェーンですよね。
中古品は価格が安い分、いくつかのリスクもあります。モモストアが「アリかナシか」の判断基準を解説します。
中古チェーン購入のメリット
- 圧倒的な安さ: 新品価格の半額以下、またはそれ以下で手に入る場合があります。
- 既に廃盤のモデル: 昔乗っていた車に合うチェーンなど、今はもう売っていないモデルが見つかることがあります。
中古チェーン購入のデメリットとリスク
デメリットは、メリットをはるかに上回る場合がありますので、十分な注意が必要です。
チェーンの「消耗度」が見えない
タイヤチェーンは、使用回数とともに金属やウレタンが摩耗し、劣化していきます。
中古品の場合、「一回だけ使用」と書かれていても、実際には何度も使われていて、一部のフックやピンがすでに劣化している可能性があります。
特に、ゴム製のパーツは経年劣化で硬化し、走行中に破断するリスクがあります。走行中にチェーンが切れると、車体を傷つけるだけでなく、重大な事故につながる可能性もあります。
付属品が揃っていないリスク
チェーン本体はあっても、取り付け用のフック、軍手、説明書などが欠品していることが多々あります。
特に説明書がないと、正しい取り付け方が分からず、使用を断念せざるを得なくなることもあります。購入前に出品者に「付属品はすべて揃っていますか?」と確認しましょう。
適合サイズを間違えやすい
中古品の場合、パッケージが古くて読みにくかったり、別の車種用に加工されていたりするリスクがあります。
必ず、写真でチェーンのサイズ表記(例:K-4など)と、ご自身のタイヤサイズが合致するかを入念に確認してください。
結論:モモストア的「中古チェーン」はアリ?ナシ?
モモストアとしては、「年に数回でも雪道を走る可能性があるなら、新品の非金属チェーンを推奨」しますが、以下の条件をクリアできるなら「アリ」です。
- 出品写真でチェーンの摩耗が少ないことが確認できる。
- 「一度も使用していない」、または「試着のみ」と明記されている。
- 説明書、手袋など、すべての付属品が揃っている。
- 新品価格との差額が、手間とリスクに見合っている。
中古品はリスクを伴う分、価格が安いのは魅力的ですが、安全を優先するなら、信頼できる新品の購入を検討してくださいね。
サイズを間違えない!正しいタイヤチェーンの選び方
チェーンを購入する場所がわかっても、自分の車に合わないサイズを買ってしまったら、全く意味がありません。
タイヤチェーン選びで最も重要なのは、適合サイズです。
正しいサイズを選ぶための手順を詳しく解説します。
ステップ1:自分のタイヤサイズを確認する
タイヤの側面(サイドウォール)には、必ず以下のような数字と記号が刻印されています。これがあなたの車のタイヤサイズです。
例:215/60R16 95H
| 数字 | 意味 | 例の数値 |
| 215 | タイヤの幅(ミリメートル) | 215mm |
| 60 | 扁平率(ハイト) | 60% |
| R16 | ホイールの直径(インチ) | 16インチ |
この「215」「60」「16」の3つの数字が、チェーンを選ぶ際の基本情報となります。車の取扱説明書や、運転席側のドア付近に貼られたステッカーにも記載されている場合がありますが、必ず今履いているタイヤの現物を確認しましょう。
なぜなら、新車装着時とは異なるサイズのタイヤに交換している可能性があるからです。
ステップ2:チェーンの適合表を確認する
チェーンのパッケージには、必ず「適合サイズ表」が記載されています。
購入を検討しているチェーンのサイズ(例:品番K-4など)が、ステップ1で確認した自分のタイヤサイズ(例:215/60R16)をカバーしているかを、一つずつ丁寧にチェックします。
「ちょっと数字が近いから大丈夫だろう」という安易な判断は、絶対にNGです!
少しでもサイズが違うと、チェーンがタイヤにしっかりと密着せず、走行中に外れたり、車体やブレーキホースを傷つけたりする原因になります。
特に、タイヤチェーンは雪の積もった状態で取り付けを行うため、取り付けやすさ(クリアランス)も重要になります。自分の車のタイヤと車体の隙間(クリアランス)が狭い場合は、薄型の非金属チェーンや布製チェーンを選ぶ必要があります。
スタッドレスタイヤとノーマルタイヤでの違い
スタッドレスタイヤとノーマルタイヤで、タイヤチェーンのサイズが異なる場合があります。
これは、スタッドレスタイヤの方がノーマルタイヤよりも若干太く(大きく)作られていることがあるためです。
チェーンの適合表には、「ノーマルタイヤ用」と「スタッドレスタイヤ用」が分けて記載されていることが多いので、あなたがチェーンを装着するタイヤの種類に合わせて、正しい表記の行を確認してください。
もし、カー用品店で購入する場合は、この3つの数字を店員さんに伝えれば、間違いないチェーンを選んでもらえますよ!
タイヤチェーンの取り付けは難しい?コツと練習方法
タイヤチェーンを購入する上で、多くの方が不安に感じるのが「取り付け」ですよね。
雪が降る寒い中、慣れない作業をするのは大変ですが、いくつかのコツさえ掴めば、実は誰でも簡単に装着できるようになります。
取り付け作業を簡単にする3つのコツ
チェーンの種類によって多少の違いはありますが、取り付けの基本は同じです。
平らな場所で、必ず軍手(滑り止め付き)を着用する
雪が積もり始めた坂道や、交通量が多い場所での取り付けは非常に危険です。
できるだけ安全で平らな場所に車を停めてから作業を開始しましょう。
また、チェーンは金属製・非金属製にかかわらず、手が滑りやすく、怪我をする可能性もあります。パッケージに付属していない場合は、滑り止め付きの軍手を必ず用意して着用してください。
できれば、作業用の防水性のある厚手のグローブがあると、手が冷えずに作業効率が上がります。
取り付け位置を間違えない(FF/FR/4WDの確認)
前述しましたが、チェーンは駆動輪に装着します。
FF車なら前輪、FR車なら後輪です。間違って駆動輪ではないタイヤに装着しても、ほとんど滑り止め効果は得られません。
取り付け前に、もう一度自分の車の駆動輪を確認しましょう。
「増し締め」を忘れない
チェーンを取り付けた直後、しばらく走行するとチェーンが少し緩みます。
そのまま放置して走行すると、チェーンが外れて車体を傷つけたり、事故につながったりする可能性があります。
チェーンを装着してから時速20km程度でゆっくりと走行し、50m~100mほど進んだところで車を停め、必ずチェーンの緩みを調整し直す(増し締め)作業を行ってください。
この「増し締め」は、安全走行のための最重要ステップの一つです!
雪が降る前にやっておきたい「予行練習」
雪が降った当日、初めてチェーンのパッケージを開けるのは絶対に避けたい行為です。
雪が降る前の天気の良い日、ガレージや駐車場などの安全な場所で、一度で良いので予行練習をしておくことを強くおすすめします。
JAFの公式サイトやメーカーのYouTube動画などで取り付け手順を確認しながら、実際に自分の車に装着してみましょう。
予行練習をしておくと、「ここが引っかかりやすい」「このフックをかけるのが一番大変」といった、自分の車とチェーンの相性や作業のコツを把握することができます。
事前に練習しておけば、本番の雪道でも焦らず、そして安全に作業を進められますよ。
タイヤチェーン規制とノーマルタイヤでの罰則について
冬の雪道で最も注意しなければならないのが、「タイヤチェーン規制」です。
この規制が発令されると、スタッドレスタイヤを履いていても、タイヤチェーンを装着しなければ走行できない区間が発生します。
モモストアが、規制の内容と、もし違反した場合の罰則について詳しく解説します。
「全車チェーン装着規制」とは?
この規制は、過去に雪による立ち往生が多発した区間や、急な坂道が多い区間で発令されます。
規制が発令されるのは、大雪特別警報や大雪警報が出るような、特に危険な降雪・積雪が見込まれる場合です。
規制区間の手前には、必ず大きな標識と電光掲示板で「チェーン規制中」であることが表示されます。
この規制の怖いところは、スタッドレスタイヤでもNGという点です。
「スタッドレスだから大丈夫だろう」とそのまま走行を続けると、規制区間の入り口で係員に止められ、引き返すか、その場でチェーンを装着するよう指示されます。
もしチェーンを持っていなければ、その場所で待機せざるを得なくなり、最悪の場合、交通の妨げとして罰則の対象となる可能性もあります。
チェーン規制の対象となる道路と場所
規制の対象となるのは、以下の場所です(全国13区間、2024年現在)。
- 高速道路:一部の急な峠越え区間
- 国道:特に山間部や豪雪地帯の難所
具体的にどの区間が規制対象になるかは、国土交通省の公式サイトで確認できます。
雪の予報が出たら、移動するルート上に規制区間がないか、必ず事前にチェックしておきましょう。
ノーマルタイヤで雪道を走った場合の罰則
「チェーン規制」が出ていない場合でも、道路交通法には「公安委員会が定めた地域の積雪・凍結した道路を運転するときは、滑り止めの措置を講じること」という規定があります。
ほとんどの都道府県で、雪が積もった道路をノーマルタイヤで走行することは「違反」となります。
- 罰則: 違反した場合、「積雪・凍結道路での運転違反」として、反則金が科せられる可能性があります。
(例:普通車で6,000円~7,000円程度の反則金)
罰金だけでなく、ノーマルタイヤでの走行はスリップによる事故のリスクが非常に高く、他の車や人に迷惑をかけてしまいます。
雪が降る可能性がある時期は、必ずスタッドレスタイヤに履き替えるか、タイヤチェーンを携行するようにしましょう。安全なドライブのためにも、早めの準備をお願いします!
【モモストアの結論】タイヤチェーンはどこで買うのが一番おすすめ?
これまで様々な販売場所と、チェーンの選び方について解説してきましたが、「結局、どこで買うのが一番賢い買い方なの?」という疑問にお答えします。
ケース別!モモストアが推奨する購入場所
あなたの状況に合わせて、最適な購入場所を推奨します。
| あなたの状況 | モモストアのおすすめ購入場所 | 理由 |
| ケースA: 雪が降る前に準備したい! (コストと性能重視) |
ネット通販 (Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピング) |
最安値で手に入る可能性が高く、品揃えが豊富で レビューを参考に高性能モデルを選べるため。 |
| ケースB: 初めてチェーンを買う! (安心とサポート重視) |
カー用品店 (オートバックス・イエローハット) |
専門スタッフに適合サイズや取り付け方のアドバイスをもらえ、 取り付けサービスを利用できるため。 |
| ケースC: 予報外で急に雪が降ってきた! (緊急性・時間重視) |
ディスカウントストア (ドン・キホーテ) または 高速道路SA/PA |
深夜まで営業しており、すぐに手に入る可能性が高いため。 ただし、価格は高め、サイズは限定的。 |
| ケースD: とにかく安く済ませたい! (価格重視) |
ホームセンター (プライベートブランド) または メルカリ(未使用品) |
PB商品や中古品は価格を大幅に抑えられますが、 品質や適合サイズの確認は自己責任となります。 |
モモストアが断言!ネット通販で買うなら「このメーカー」
ネット通販で購入する場合、数多くのメーカーがあって迷ってしまいますよね。
モモストアが、特に取り付けやすさと信頼性からおすすめするメーカーをご紹介します。
- カーメイト (CARMATE) – バイアスロン クイックイージー:
非金属チェーンの定番中の定番です。圧倒的な取り付けやすさと、高い雪道性能を両立しています。価格は高めですが、「取り付けが不安…」という方には最も推奨できます。 - ブリヂストン (BRIDGESTONE) – ブリザック:
タイヤメーカーの信頼感があります。金属製・非金属製ともに安定した品質と耐久性があり、安心して使用できます。 - FECチェーン (エフ・イー・シーチェーン) – スノーメッシュ:
非金属チェーンを主に扱っており、国産ならではの細やかな適合サイズ展開と、高い品質が魅力です。
これらのメーカーのタイヤチェーンであれば、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングのどこでも取り扱いがありますので、ぜひ価格を比較して、一番お得なショップから購入してください。
もちろん、中古で探す場合は、これらの信頼できるメーカー品を選ぶようにすると、トラブルを避けられますよ!
雪道の安全は、タイヤチェーンの有無にかかっています。この記事を参考に、万全の冬の準備を整えてくださいね。安全運転で、楽しい冬のドライブを!

