iPhone純正充電器はどこで買える？確実に手に入れる販売場所を徹底解説

「iPhoneの純正充電器って、結局どこで買えるの？」
そう思って検索された方も多いのではないでしょうか？
iPhoneの充電器は、毎日使う大切なアクセサリーだからこそ、安価な非純正品ではなく、安心して使えるApple純正品を選びたいですよね。
特にiPhone 12以降、本体に充電器が付属しなくなり、「どこで買ったらいいのかわからない！」という声が非常に増えています。
この記事では、緊急で欲しい方から、少しでも安くお得に手に入れたい方まで、あなたのニーズに合わせた最適な購入場所と、購入時に知っておくべき重要なポイントを、徹底的に解説していきますね！

iPhone純正充電器が買える場所【実店舗編】

「今すぐ必要！」という場合、やはり実店舗で購入できると安心ですよね。
純正充電器を取り扱っている実店舗はいくつかありますが、それぞれに特徴やメリット、そして注意点があります。
ここでは、主要な実店舗での購入について詳しく見ていきましょう。

Apple Storeや家電量販店は在庫が豊富で確実性が高い！

純正充電器を販売している実店舗として、まず挙げられるのがApple Store、そして大手家電量販店（ヨドバシカメラ、ビックカメラ、ヤマダ電機など）です。
これらの店舗は、Apple製品の正規取扱店であるため、純正品の在庫が非常に豊富なのが最大のメリットです。
特に新しいモデルのiPhoneが発売された直後や、特定の高ワット数のアダプタが欲しい場合でも、他の店舗に比べて欠品しているリスクが格段に低いです。
また、店頭にはApple製品に詳しいスタッフさんが常駐しているため、「私のiPhoneのモデルに合った充電器はどれですか？」といった疑問や、「急速充電をしたいけど、どのワット数を選べばいい？」といった専門的な相談にも乗ってもらえるのも大きな魅力です。

純正品を扱う主要な実店舗一覧

店舗の種類	主なメリット	こんな人におすすめ
Apple Store	確実に純正品が入手可能、専門的なサポートが受けられる	保証やサポートを重視する人、最新のアクセサリが欲しい人
家電量販店	ポイント還元がある、実物を見て比較できる、店舗数が多い	ポイントを貯めたい人、色々なメーカー品と比較検討したい人
キャリアショップ	機種変更のついでに購入しやすい、通信契約と合わせて相談できる	docomo、au、SoftBankユーザーで、契約内容の相談もしたい人
セブン-イレブン	24時間いつでも買える、急なトラブルに対応できる	深夜や早朝など、緊急で必要な人、出張や旅行中の人

どの店舗を選ぶかによって、価格や手に入りやすさ、受けられるサービスが大きく変わってくるため、ご自身の状況に合わせて最適な場所を選ぶのが賢い選択と言えるでしょう。
店舗によっては、Apple製品の専用コーナーが設けられており、充電器だけでなくケーブルやイヤホンなどの純正アクセサリが一目でわかるようになっていることも多いので、ぜひ足を運んでみてくださいね。
また、多くの家電量販店ではオンラインストアでも購入が可能です。店舗に行く前に在庫をチェックしておくと、無駄足にならずに済みますよ。（家電量販店の在庫確認方法はこちらを参考に）

【急いでる人必見】コンビニ（セブン-イレブン）で純正品は買える？

外出先で「充電器を忘れた！」「ケーブルが断線した！」といった緊急事態に陥ったとき、真っ先に思い浮かぶのはコンビニではないでしょうか。
24時間営業でどこにでもあるコンビニで、あのApple純正の充電器が手に入るなら、これほど心強いことはありませんよね。

セブン-イレブンは唯一の「純正品」正規取扱店！

結論からお伝えすると、大手コンビニチェーンの中で、Apple純正の充電器（ケーブル含む）を正規に取り扱っているのはセブン-イレブンのみです。
2019年から順次、全国のセブン-イレブンでApple純正の「Lightningケーブル」や「イヤホン」などのアクセサリの取り扱いが開始されています。
ただし、注意が必要なのは、すべての店舗で取り扱いがあるわけではないという点です。
特に小型店舗や地方の一部店舗では、在庫がない場合や、取り扱い自体がない場合もあります。
もし急いでいる場合は、事前に電話で在庫を確認するか、比較的品揃えが良いと思われる大きめの店舗を訪れるのが確実です。

セブン-イレブンで買える純正充電器の種類と価格帯

コンビニで取り扱われているのは、主に以下の製品が多いようです。

• Lightning – USBケーブル (1m): 約2,780円（税込）前後
• 20W USB-C電源アダプタ: 約2,780円（税込）前後
• Lightning – 3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタ など

価格はApple Storeや家電量販店とほぼ同じか、若干高い場合もありますが、「24時間いつでも、家の近くで手に入る」という利便性を考えれば、緊急時には非常に助かる存在です。
ただし、コンビニではポイント還元などのお得なサービスは基本的に期待できませんので、「とにかく急いでいる！」という状況での利用がベストでしょう。
非純正品は多くのコンビニで販売されていますが、安全性を重視するならセブン-イレブンの純正品一択です。他のコンビニで売られている「iPhone対応」と書かれた製品の多くはMFi認証のない非純正品ですので、注意してくださいね。

他のコンビニや100円ショップの製品は避けるべき？

ファミリーマートやローソンなどの他のコンビニ、あるいはダイソーやセリアなどの100円ショップでも、iPhone用の充電ケーブルやアダプタを見かけることがあります。
しかし、これらのほとんどは、Appleが定める品質基準を満たしている証明であるMFi認証（Made For iPhone/iPad/iPod）を受けていない非純正品、または認証を受けていない互換品です。
価格は非常に魅力的ですが、非純正品を使用すると、以下のようなリスクがあります。

• 充電が遅い、または不安定になる
• iPhone本体やバッテリーを損傷する可能性がある
• iOSアップデート後に使えなくなることがある
• 発熱・発火のリスクが高まる

モモストアとしては、大切なiPhoneを長く安全に使うためにも、多少値段が高くても、Apple純正品かMFi認証を受けた信頼できるメーカーの製品を選ぶことを強くおすすめします。（MFi認証について詳しくはこちら）

Apple Store（アップルストア）で購入するメリットと注意点

iPhone純正充電器を最も安全かつ確実に手に入れられる場所、それがApple Store（アップルストア）とApple公式サイトです。
「当たり前でしょ」と思われるかもしれませんが、Apple Storeでの購入には、他の場所では得られない大きなメリットがあるんですよ。

唯一無二！「確実性」と「専門性」が最大の魅力

Apple Storeで購入する最大のメリットは、何と言っても確実な純正品の入手と圧倒的な専門性です。
他の販売店では、偽物が混入するリスクがゼロではありませんが、Apple Storeならその心配は一切ありません。また、最新モデルの充電器や、特殊なワット数のアダプタなども、真っ先に手に入ります。
さらに、店頭のスタッフ、ジーニアス（Genius）と呼ばれる専門家から、あなたのiPhoneの使い方や充電の習慣に合わせた最適な充電器選びのアドバイスを受けられるのも大きな利点です。

Apple Storeでの購入が向いている人

項目	詳細
品質・安心重視	絶対に偽物を掴みたくない、最高の品質を求める人
サポート重視	充電速度や互換性について専門家に直接相談したい人
最新アクセサリ	発売直後の新製品や、Apple独自のMagSafe充電器などをいち早く手に入れたい人
保証重視	購入後の保証や修理対応をスムーズに行いたい人

デメリットとしては、実店舗の数が限られているため、お住まいの地域によってはアクセスしにくいという点と、基本的には定価販売であるため、家電量販店のようなポイント還元や大幅な割引が期待できない点です。
価格よりも「安心」と「サポート」を最優先したい方には、Apple Storeでの購入が最もおすすめです。

公式サイトなら店舗に行けない人も安心！

近くにApple Storeがない、あるいは忙しくて店舗に行けないという方は、Apple公式サイトを利用しましょう。
公式サイトも当然ながら純正品のみの取り扱いですし、注文すれば自宅まで配送してもらえます。
特にオンライン限定の製品や、在庫切れになりやすい製品も、公式サイトなら確実に入手できます。
また、公式サイトではギフトラッピングサービスや、特定の製品で刻印サービスが利用できる場合もあるため、プレゼントとしても活用できますね。
ただし、配送には時間がかかるため、翌日にでも欲しいという緊急時には不向きです。急ぎの場合は、後述するオンラインストアの「エクスプレス配送」などを利用するか、家電量販店の店頭在庫を確認しましょう。

大手家電量販店（ヨドバシ・ビック・ヤマダ）での取り扱い状況

日本全国に店舗を構える大手家電量販店は、iPhone純正充電器の購入場所として最も身近で利用しやすい場所の一つです。
Apple正規取扱店として、純正品を安心して購入できるだけでなく、独自のメリットもたくさんあります。

ポイント還元でお得！実店舗とオンラインの二刀流が便利

家電量販店（ヨドバシカメラ、ビックカメラ、ヤマダ電機など）で純正充電器を購入する最大のメリットは、ポイント還元があることです。
Apple Storeでは基本的に定価販売ですが、これらの量販店では購入金額の数パーセントがポイントとして還元されます。
このポイントは、次回の買い物（iPhoneケースや保護フィルムなど）に使えるため、実質的に少しでもお得に手に入れたい方には非常におすすめです。
また、家電量販店は実店舗とオンラインストアを併設していることが多く、使い分けができる点も便利です。

家電量販店を賢く利用するコツ

• ポイント還元率をチェック: 店舗や時期によって還元率が変わることがあるので、購入前に確認してみましょう。
• オンラインストアの活用: 実店舗で在庫がない場合でも、オンラインストアなら在庫があることが多く、最短翌日配送に対応している場合もあります。（ビックカメラのオンライン在庫を見る）
• 実機確認: 純正品だけでなく、AnkerやBelkinなどMFi認証を取得したサードパーティ製品と比較しながら、実物を見て購入を検討できるのも量販店ならではのメリットです。

ただし、週末やセール期間中は、純正充電器のコーナーが混雑していたり、人気のモデル（特に20Wアダプタ）が一時的に品切れになる可能性もあります。
確実に手に入れたい場合は、事前にオンラインで「店舗在庫」を確認してから来店するのが最も確実な方法です。
特に地方の店舗や小型店舗では、Apple製品の品揃えが限られている場合もあるので、心配な方は大型店を選ぶようにしましょう。

サードパーティ製品との比較検討もできる

純正品はもちろん品質が保証されていますが、最近はMFi認証を取得した優秀なサードパーティ製充電器もたくさん販売されています。
例えば、純正品よりも小型で持ち運びに便利なもの、複数のポートがついていて同時に何台も充電できるものなど、純正品にはない機能を持った製品があります。
家電量販店では、純正品とこれらサードパーティ製品を同じコーナーで見比べることができるため、「純正品にこだわるべきか」「より機能的なサードパーティ製品にするか」をじっくり比較検討できる最高の場所と言えます。
専門スタッフに「このサードパーティ製品は純正品と同じくらい安全ですか？」と質問できるのも心強いですね。

ドコモ・au・ソフトバンクなどのキャリアショップはどう？

iPhoneを購入した際にお世話になる、ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルなどのキャリアショップやそのオンラインストアでも、純正充電器は取り扱われています。
機種変更や契約手続きのついでに充電器を購入できるため、非常に便利な購入先の一つです。

機種変更や修理のついでに！安心のキャリア純正ルート

キャリアショップで純正充電器を購入するメリットは、在庫の確実性とサポートの手厚さです。
これらのショップはApple製品を正規に取り扱っているため、純正品のみが販売されています。
特に、機種変更や修理対応で店舗を訪れた際に、「ついでに充電器も」と購入できるのは非常にスムーズです。
また、キャリアの保証サービスを利用している場合、充電器の故障や不具合についても相談しやすいというメリットもあります。

キャリアショップでの購入がおすすめなケース

ケース	理由
機種変更時	最新iPhoneの性能を活かす充電器を同時に購入できる
携帯料金と合算	充電器の代金を月々の携帯料金とまとめて支払いたい人
キャリアのポイント利用	dポイント、Pontaポイント、ソフトバンクポイントなどを利用して購入したい人
郊外に住んでいる	Apple Storeや大型家電量販店よりもキャリアショップの方が近くにある場合が多い

ただし、キャリアショップのデメリットとしては、家電量販店ほど多種多様なサードパーティ製充電器の取り扱いがないことや、店舗によっては待ち時間が長い場合があることです。
急いでいる場合は、キャリアのオンラインストアの利用を検討しましょう。オンラインストアなら、24時間いつでも注文でき、自宅や指定の場所に配送してもらえます。
また、オンラインストアでもキャリア独自のポイントを利用できることが多いので、ポイントが貯まっている方はチェックしてみてくださいね。（ドコモオンラインショップでの取り扱いをチェック）

キャリアオンラインショップは24時間対応で便利

「仕事で忙しくて、なかなかキャリアショップの営業時間内に行けない…」という方には、各キャリアが運営するオンラインショップがおすすめです。
オンラインショップは、24時間いつでもどこでも注文可能で、店舗での待ち時間もありません。
また、多くのキャリアでは、一定金額以上の購入で送料無料になるサービスを提供しており、家電量販店に行くための交通費や手間を考えると、非常にお得で便利な選択肢と言えます。
オンラインで購入する際は、ご自身のキャリアのポイント残高を確認して、ポイントを利用すれば、さらに安く純正充電器を手に入れることができますよ！

iPhone純正充電器が買える場所【オンラインストア編】

実店舗での購入も安心感がありますが、より多くの選択肢の中から、価格を比較しながらお得に購入したいなら、オンラインストアの利用は欠かせません。
特に、Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングといった大手ECサイトは、純正充電器の主要な販売ルートとなっています。

価格・品揃え・スピードを兼ね備えたECサイト

オンラインストアの最大のメリットは、その価格競争力と品揃えの豊富さ、そして配送スピードです。
Amazonではプライム会員向けの「お急ぎ便」を利用すれば、最短で注文した翌日に商品が届くことも珍しくありません。これは、急なトラブル時にも非常に心強いですよね。
また、楽天市場やYahoo!ショッピングでは、「お買い物マラソン」や「スーパーセール」といった定期的なイベントが開催されており、ポイント還元率が大幅にアップするタイミングを狙えば、実質的な購入価格を大幅に抑えることができます。

オンラインストア購入のメリット・デメリット

項目	メリット	デメリット
価格	ポイント還元やセールでお得になる機会が多い	定価以上の価格で販売されている悪質な業者もいる
利便性	24時間いつでもどこでも注文可能、自宅まで配送	実物を見られない、届くまでにタイムラグがある
品揃え	純正品からMFi認証品まで、膨大な種類の中から選べる	偽物や粗悪品が混入しているリスクがある

オンラインストアで純正品を購入する際は、「偽物」のリスクをどう避けるかが最も重要なポイントになります。
次のセクションで詳しく解説しますが、必ず「Apple公式」または「Apple正規取扱店」が運営するストアから購入するように徹底してくださいね。

オンラインでの「偽物」リスクを避けるために

残念ながら、大手ECサイトには、Apple純正品を装った偽物や、品質の低い粗悪品が紛れ込んでいるのが現状です。
これらの偽物は、見た目こそ純正品に似せていますが、性能や安全性は全く異なります。
特に、極端に安く販売されている製品は注意が必要です。
安全にオンライン購入を進めるためには、販売元や出荷元が信頼できるかどうかを必ず確認しましょう。

• Amazonの場合: 販売元が「Amazon.co.jp」または「Apple公式ストア」であることを確認。
• 楽天市場・Yahoo!ショッピングの場合: 「Apple正規取扱店」の記載があるか、出店しているのが大手家電量販店の公式ストア（例: 〇〇カメラ楽天市場店）であるかを確認。

個人が出品しているメルカリやヤフオクなどのフリマアプリでの購入は、さらにリスクが高まるため、純正品を確実に入手したい方は、正規の販売ルートを利用することを強くおすすめします。

Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングで購入する際のポイント

前述の通り、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングといった大手オンラインモールは、純正充電器をお得かつ便利に手に入れるための強力な選択肢です。
しかし、どこから買っても同じ、というわけではありません。賢く安全に購入するための具体的なポイントを見ていきましょう。

偽物リスクを避けるための「販売元チェック」

これがオンライン購入で最も重要なステップです。
同じ商品ページでも、販売元や出荷元が異なっているケースが多く存在します。
特にAmazonでは注意が必要です。純正品を安心して購入できるのは、主に以下の二つのパターンです。

安全なオンライン購入ルート一覧

ECサイト	信頼できる販売元・ショップ
Amazon	「販売元: Amazon.co.jp」または「Apple公式ストア」
楽天市場	大手家電量販店の公式ショップ（例: ヤマダ電機楽天市場店など）、またはApple正規取扱店の記載がある店舗
Yahoo!ショッピング	大手家電量販店の公式ショップ、または評価の高い正規取扱店

個人事業主や、評価が極端に少ないショップからの購入は、たとえ商品名に「純正」と書かれていても、偽物の可能性を否定できません。
購入者のレビューを参考にすることも大切ですが、レビュー自体が偽装されている可能性もあるため、まずは販売元をチェックする習慣をつけましょう。
また、楽天やYahoo!ショッピングでは、各モールのポイントアップキャンペーンを狙うのがおすすめです。
例えば、「5と0のつく日」や「SPU（スーパーポイントアップ）」などを活用すれば、実質的な価格が家電量販店のポイント還元を上回ることもありますよ。

メルカリやヤフオクなどのフリマアプリはどうか？

「純正充電器を中古で安く手に入れたい！」という方もいらっしゃるかと思います。メルカリやヤフオクなどのフリマアプリでは、未開封品や使用頻度の少ない純正充電器が出品されていることがあります。
価格は定価よりもかなり安く設定されていることが多く、お得に手に入る可能性はあります。 しかし、フリマアプリでの購入は、基本的にモモストアとしてはおすすめできません。 その理由は、出品されている商品が本当に純正品であるかを確認する術がないからです。
箱だけ純正で中身は偽物というケースや、数回使っただけで故障するような粗悪品を掴まされるリスクが非常に高いです。さらに、購入後の保証も基本的にありません。
もしフリマアプリを利用する場合は、出品者の評価が極めて高いこと、レシートや保証書などの購入証明が提示されていること、商品の写真が多角的で詳細であることを、厳重に確認するようにしてください。

純正品と非純正品は何が違う？見分けるポイントと選び方

店頭やオンラインで見比べると、純正品と非純正品（サードパーティ製品）の価格差に驚くことがあるかもしれません。
「どうせ充電できれば一緒でしょ？」と思われるかもしれませんが、この価格差には安心と安全の対価が含まれているのです。
ここでは、純正品と非純正品の決定的な違いと、安全な充電器を選ぶためのポイントを解説します。

MFi認証（Made For iPhone/iPad/iPod）の重要性

非純正品の中でも、特に信頼できる製品を見分けるためのキーワードがMFi認証です。
MFi認証とは、Appleが定めた性能基準を満たし、「iPhoneやiPadとの互換性・安全性が保証されている」ことを示すライセンスプログラムです。
MFi認証を受けた製品には、パッケージに専用のロゴマーク（「Made for iPhone」の文字とAppleのロゴ）が記載されています。
この認証がない非純正品は、価格が非常に安くても、最悪の場合、異常発熱や発火、そしてiPhone本体の故障に繋がる危険性があります。

純正品とMFi認証品の比較表

製品の種類	MFi認証	安全性・保証	価格帯
Apple純正品	必須（メーカーがApple）	最高レベルの安全性が保証される	高め（定価）
MFi認証品	あり	Apple基準の安全性が保証される	中〜高め（機能次第で純正より高価な場合も）
非認証品（粗悪品）	なし	互換性・安全性の保証は一切ない	極端に安い

モモストアからのアドバイスとしては、純正品を選ぶのが最も安全ですが、機能性や携帯性を重視して非純正品を選ぶ場合は、必ずMFi認証マークがある製品を選んでください。
特にケーブルは、非認証品を使うとiOSのバージョンアップ後に「このアクセサリは使用できません」と表示されて使えなくなることがあります。これは充電器のチップがAppleの最新規格に対応していないために起こる現象です。

アダプタのワット数（W）を選ぶポイント

現在、iPhoneの充電器として主流なのは20WのUSB-C電源アダプタです。
これを選べば、iPhone 8以降のモデルであれば急速充電に対応し、約30分で50%程度まで充電できます。
しかし、他にも30W、35W、そしてMagSafe充電器など様々な種類があります。ワット数は、充電スピードに直結します。

• 20W: 最も標準的でコスパが良い。iPhoneを急速充電したいならこれで十分。
• 30W/35W以上: iPhoneだけでなく、MacBook AirやiPad Proなど他のApple製品も充電したい場合に最適。
• MagSafe: ワイヤレス充電をしたい場合に選ぶ。充電速度はケーブルよりやや遅くなるが、手軽さが魅力。

まずはご自身のiPhoneのモデルを確認し、急速充電に対応しているか、そしてどれくらいの充電スピードを求めるかを考えて選ぶと良いでしょう。迷ったら20Wを選んでおけば間違いありません。

純正充電器の価格帯は？モデル（20W, 30W, MagSafe）別に比較

純正充電器は、モデルやワット数によって価格が異なります。もちろん、アダプタ本体とケーブルは別売りになっている場合が多いので、それぞれにかかる費用を把握しておくことが大切です。
ここでは、主要な純正充電器のモデル別価格帯について、詳しく解説していきます。

最もポピュラーな20Wアダプタの価格

現在、最も一般的に使われているのが20W USB-C電源アダプタです。
これは、iPhone 8以降の急速充電に対応し、コストパフォーマンスに優れているため、最初に選ぶべきモデルと言えます。
Apple Storeでの定価は、アダプタ単体で2,780円（税込）前後です。これに加えて、ケーブル（USB-C – Lightningケーブルなど）が別途必要になります。

主要純正充電器の価格比較（Apple定価）

製品名	ワット数	主な対応機種	価格帯（定価・税込）
USB-C電源アダプタ	20W	iPhone 8以降、iPad Airなど	約2,780円
USB-C電源アダプタ	30W	MacBook Air、iPad Proなど（iPhoneも充電可能）	約4,980円
MagSafe充電器	15W (最大)	iPhone 12以降（MagSafe対応モデル）	約6,480円
USB-C – Lightningケーブル (1m)	–	すべてのLightning対応iPhone	約2,780円

ご覧のように、ケーブルとアダプタを純正品で揃えると、合計で5,000円〜10,000円近くかかることになります。
この価格を高いと感じるか安いと感じるかは人それぞれですが、安全面とApple製品との最適な互換性を考慮すると、決して高すぎる買い物ではないとモモストアは考えています。
特に、MagSafe充電器はワイヤレス充電の手軽さが魅力ですが、アダプタが別売りのため、20Wアダプタと合わせて購入すると、それなりの出費になります。

MagSafe充電器はワイヤレス充電に特化した選択肢

MagSafe充電器は、iPhone 12以降のモデルに搭載されたマグネット機構を利用したワイヤレス充電器です。
iPhoneの背面にピタッと磁石でくっつくため、充電しながらの操作も非常に快適です。
価格は他のアダプタよりも高価ですが、「ケーブルの抜き差しから解放されたい」「寝室やデスクで手軽に充電したい」という方には、価格以上の価値があるでしょう。
ただし、MagSafe充電器をフルスペック（15W）で利用するためには、20W以上のUSB-C電源アダプタが別途必要になることを忘れないでくださいね。つまり、MagSafe充電器だけでは充電できないということです。

偽物を買わないために知っておきたい安全な購入ルート

オンライン、特にAmazonや楽天市場といったECサイトを利用する際に、最も気をつけたいのが偽物（模倣品）の存在です。
巧妙に作られた偽物は、一見すると純正品と区別がつかないものも多く、知らずに購入してしまうと、大切なiPhoneを危険にさらすことになりかねません。 ここでは、偽物を絶対に買わないための「安全な購入ルート」を改めて確認しましょう。

迷ったら「Apple Store」か「Apple正規サービスプロバイダ」へ

最も安全で、偽物を掴むリスクがゼロなのは、やはりApple Store（公式サイト含む）か、Apple正規サービスプロバイダ（AASP）が運営する店舗です。
AASPとは、カメラのキタムラや一部の修理専門店など、Appleが公式に認定している修理・販売店のことです。
これらの店舗では、純正の部品やアクセサリーしか取り扱っていないため、品質について一切心配する必要がありません。

絶対に安全な購入先リスト

• Apple Store（直営店）：実店舗、または公式サイト
• Apple正規サービスプロバイダ (AASP)：カメラのキタムラなど
• 大手キャリアショップ：ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイル
• 大手家電量販店：ヨドバシカメラ、ビックカメラ、ヤマダ電機（実店舗および公式オンラインストア）
• セブン-イレブン：コンビニでは唯一の正規取扱店（在庫に注意）

オンラインで購入する場合も、必ず上記の「大手家電量販店の公式オンラインストア」または「Amazon.co.jpが販売・発送」の製品を選ぶように徹底しましょう。特にAmazonでは、検索結果に上位表示されていても、販売元が個人業者であるケースもあるため、商品ページをよく確認することが重要です。（お近くの正規サービスプロバイダを検索）

パッケージや製品の細かいディテールを確認するポイント

万が一、非正規のルートで購入してしまった場合や、届いた商品に不安がある場合は、以下のチェックポイントを参考に、偽物ではないかを確認してみてください。

偽物チェックの具体例（20W USB-C電源アダプタの場合）

チェックポイント	純正品の特徴	偽物の特徴（ありがちな例）
パッケージの印刷	非常に鮮明で文字がシャープ、色味が正確	印刷が粗い、文字が滲んでいる、色味が薄い
プラグの作り	金属部分の仕上げが滑らか、刻印が精密	バリがある、仕上げが雑、刻印がぼやけている、端子が錆びやすい
「Designed by Apple in California」の印字	非常に小さく、薄いグレーで印字されている	印字が太すぎる、文字が潰れている、印字位置がずれている
シリアルナンバー	箱と本体のシリアルが一致している	シリアルナンバーがない、あるいはパッケージと本体で違う

特に、アダプタのUSB-Cポートの内部や、Lightningケーブルのコネクタ部分の仕上がりは、偽物と純正品で大きな差が出やすい部分です。少しでも違和感を感じたら、すぐに使用を中止し、販売元に返品・問い合わせるようにしてくださいね。

【裏技】純正品を少しでも安くお得に手に入れる方法

「純正品は安心だけど、やっぱり価格が高い…」そう思われる方も多いでしょう。
実は、定価以外で純正充電器を少しでも安く、お得に手に入れるための裏技的な方法がいくつかあります。賢く純正品をゲットするためのテクニックをご紹介します。

ポイントサイトやクレジットカードのキャンペーンを利用する

前述の通り、大手家電量販店やECサイト（楽天、Yahoo!ショッピング）で購入する際は、ポイント還元を最大限に活用しましょう。
これに加えて、ポイントサイトを経由してECサイトにアクセスしたり、特定のクレジットカードで決済したりすることで、さらにポイントの二重取り・三重取りが可能です。

お得に購入するためのテクニック

• 楽天カードやPayPayカードの利用: 楽天市場やYahoo!ショッピングでそれぞれのカードを使えば、常に高いポイント還元率が得られます。
• ポイントサイトの経由: サイト経由で家電量販店のオンラインストアやApple公式サイト（キャンペーン時のみ）にアクセスし、購入することで、ECサイトのポイントとは別にポイントサイトのポイントも獲得できます。
• 中古・整備済製品の活用: Apple公式サイトには「認定整備済製品」のページがあり、iPhone本体やiPadなどが安く販売されていますが、稀にアクセサリ類もセール対象になることがあります。

ただし、これらの方法もあくまで「正規のルート」で購入することが前提です。いくら安くても、信頼できない業者からの購入は、偽物のリスクを招くため避けるようにしましょう。
また、家電量販店では、たまに決算セールや在庫一掃セールでApple純正アクセサリが割引対象になることもあります。チラシやオンラインストアの告知をこまめにチェックしてみてくださいね。

少しでも安く買いたいなら「整備済」や「未使用品」を狙う

どうしても価格を抑えたいけれど、偽物は避けたいという方に最後の手段としておすすめしたいのが、中古市場の「未使用品」や「整備済品」を狙うことです。
中古品を取り扱う大手業者（例：イオシス、ソフマップ、ゲオなど）の中には、未使用・未開封の純正充電器を定価より少し安い価格で販売していることがあります。
これらの業者は、商品の真贋をチェックしているため、フリマアプリよりも信頼性が高いです。

• 未使用・未開封品: 誰かが購入したものの、使う機会がなく手放された製品。ほぼ新品の状態で定価より安く買えることが多いです。
• 整備済品: 初期不良などで返品された製品をメーカーや業者が修理・清掃して再販売するもの。品質は保証されていますが、純正充電器の整備済品はあまり流通していません。

重要なのは、信頼できる大手の中古販売業者から購入することです。個人間取引は避け、業者の保証が受けられるかどうかも確認しましょう。
（中古品を扱う信頼できる店舗はこちら）

目的別！あなたに最適なiPhone純正充電器の選び方まとめ

これまで、iPhone純正充電器の様々な購入場所と、純正品を選ぶことの重要性、そして価格について詳しく見てきました。
最後に、あなたのライフスタイルや充電の目的に合わせて、最適な充電器のモデルと購入ルートを選ぶためのまとめをご紹介します。

「スピード重視」vs「携帯性重視」vs「手軽さ重視」

充電器を選ぶ際、最も重要なのは「何を優先するか」です。以下の表を参考に、ご自身の目的を明確にしましょう。

目的別のおすすめ充電器モデル

目的	最適なモデル	おすすめの購入場所
スピード重視	20W USB-Cアダプタ + USB-C – Lightningケーブル	Apple Store（確実）、家電量販店（ポイント還元）
携帯性重視	Ankerなどの小型MFi認証アダプタ（純正は種類少なめ）	家電量販店、Amazon（MFi認証品を厳選）
手軽さ重視	MagSafe充電器 + 20W USB-Cアダプタ	Apple Store、Amazon（公式ストア）
緊急・即日入手	20W USB-Cアダプタまたはケーブル	セブン-イレブン、家電量販店の店頭在庫

もし、iPhoneだけでなくiPadやMacBookも持っているなら、30Wや35Wのデュアルポートアダプタを選ぶと、複数のデバイスを同時に、かつ急速に充電できるため、非常に便利です。
純正品でデュアルポートを選ぶこともできますが、サードパーティのMFi認証品も小型化が進んでいるため、比較してみる価値はあります。

購入の最終チェックポイント

どこで購入するにしても、以下の3つのチェックポイントだけは必ず守ってください。

純正品購入の最終3原則

1. 販売元を確認: AppleまたはApple正規取扱店（大手キャリア・家電量販店）から購入する。
2. MFi認証を確認: 純正品以外のケーブルを選ぶ場合は、必ずMFi認証マークがあるか確認する。
3. 価格に惑わされない: 極端に安い製品は偽物の可能性が高い。価格よりも安全性を優先する。

iPhoneは高価な精密機器です。粗悪な充電器が原因で故障してしまっては元も子もありません。
数百円〜数千円の節約のために、数万円の修理費用や、大切なデータを失うリスクを負う必要はありません。
今回ご紹介した情報を参考に、あなたのiPhoneライフを支える、最適な純正充電器を安心して手に入れてくださいね！（純正と非純正の違いをもう一度確認する）

偽物を見破るために知っておきたい「Lightningケーブル」の真贋

充電器のアダプタだけでなく、iPhoneの充電に不可欠な「Lightningケーブル」にも偽物が多く出回っています。
ケーブルは毎日抜き差しするため消耗しやすい部品ですが、だからこそ、安全性の高い純正品やMFi認証品を選ぶことが重要になります。
ここでは、特に偽物が多いLightningケーブルについて、本物を見分けるための具体的な方法を深く掘り下げて解説します。

コネクタ部分の造り込みが決定的な違い

Lightningケーブルの真贋を見分ける上で、最も注目すべきなのはLightningコネクタ（iPhoneに差し込む先端部分）の造り込みです。
Apple純正品やMFi認証品は、非常に精密な技術で製造されており、その仕上がりは偽物とは比べ物になりません。
特に、コネクタの端子部分や、コネクタを覆っている金属部分をよく観察してみてください。

Lightningケーブル真贋チェック表

チェックポイント	純正品・MFi認証品	偽物（非認証品）
Lightning端子	端子部分が滑らかで、角が丸い。金メッキの色が一様で均一。	端子にバリや継ぎ目がある、色がくすんでいる、作りが粗い。
金属製スリーブ	iPhone本体に挿入する金属部分が滑らかで光沢がある。	スリーブの表面がザラザラしている、色が変色しやすい。
「Made for iPhone」の印字	ケーブル本体（USBコネクタから18cm程度の位置）に「Designed by Apple in California」と12桁のシリアル番号が小さく印字されている。	印字がない、印字が太すぎる、印字の位置がおかしい、シリアル番号が不規則。
USBコネクタ	金属の接点が金メッキされており、均一で滑らかな仕上がり。	USB端子の接点が銀色で薄っぺらい、またはメッキが剥がれている。

特に、ケーブルに記載されている印字は非常に重要です。純正ケーブルには、必ず「Designed by Apple in California」の後に「Assembled in China」「Assembled in Vietnam」「Indústria Brasileira」のいずれかと、12桁のシリアル番号が印字されています。
この印字がない、あるいは文字が滲んでいたり、明らかに太かったりする場合は、偽物の可能性が高いです。
フリマアプリなどで中古のケーブルを購入する場合は、出品者にこの印字部分の拡大写真を見せてもらうように依頼するのも有効な手段ですよ。

なぜ偽物ケーブルは危険なのか？

充電アダプタと同様に、偽物のケーブルもまた危険です。
ケーブルには、充電するための電力だけでなく、iPhoneと通信するためのチップが内蔵されています。
偽物のケーブルは、このチップがAppleの規格を満たしていないため、以下のような問題を引き起こします。

• 過電流・過電圧: 充電時に規定外の電流が流れ、iPhone本体のバッテリーや基板を損傷させる。
• 発熱・火災: ケーブル内部の配線が細く、許容電流を超えて発熱し、被覆が溶けたり、最悪の場合、火災の原因になる。
• データ転送不可: 充電はできても、PCとのデータ同期やiTunesでのバックアップができない。

たかがケーブル、と侮らず、信頼できる販売ルートから純正品かMFi認証品を選ぶことが、あなたのiPhoneを守る唯一の方法です。

【豆知識】純正充電器はレンタルできる？出張・旅行時の対応策

「出張先で充電器を忘れてしまった…」そんな緊急事態で、一時的に純正充電器を手に入れたい！というニーズもあるかと思います。
Apple純正充電器をレンタルできるサービスはあるのでしょうか？

一時的なレンタルは難しい！代替手段は？

結論から言うと、iPhone本体のように、充電器単体をレンタルできる公的なサービスはほとんどありません。
空港や一部のホテルで、レンタルできるモバイルバッテリーにケーブルが付属していることはありますが、それはあくまで「モバイルバッテリーのレンタル」であり、充電器本体ではありません。

出張・旅行時に充電器を忘れた場合の対処法

対処法	メリット	デメリット
セブン-イレブンで購入	24時間いつでも購入可能、純正品が手に入る。	取り扱いがない店舗もある、価格は定価。
主要駅・空港の家電量販店	確実に純正品が手に入る、ポイントも貯まる。	営業時間に限りがある。
コンビニのモバイルバッテリーレンタル	充電器・ケーブル不要、どこでも返却可能。	充電器（アダプタ）は手に入らない。
ホテルや友人から借りる	無料、手間がかからない。	純正品とは限らない、相手に迷惑がかかる。

もし急いでいて、近くにセブン-イレブンや家電量販店がない場合は、キャリアショップの店頭を覗いてみるのも一つの手です。在庫があれば、すぐに購入できます。
また、旅行や出張が多い方は、小型で折りたたみ式のMFi認証アダプタを、予備としてカバンの中に常備しておくことを強くおすすめします。
純正品でなくても、信頼できるメーカーの製品を一つ持っておけば、いざという時に安心です。

海外旅行時の純正充電器の注意点

純正充電器は海外でも使用できるのでしょうか？
Appleの純正アダプタは、基本的に「ユニバーサル対応」になっており、世界中の多くの電圧（100V〜240V）に対応しています。
そのため、アダプタ本体はそのまま世界中で使用可能です。
ただし、コンセントの形状が日本と異なる場合がほとんどですので、渡航先のコンセントに差し込むための変換プラグが必要になります。
変換プラグは100円ショップや空港でも手に入りますが、念のため、純正品の仕様書を確認し、電圧対応範囲を確認しておくとさらに安心です。（海外での利用に関する情報を検索）

iPhone純正充電器を長持ちさせるための使い方と保管のコツ

せっかく純正の充電器とケーブルを手に入れたら、できるだけ長く、安全に使いたいですよね。
実は、ちょっとした使い方や保管の工夫をするだけで、充電器の寿命を大幅に延ばすことができるんですよ。
ここでは、モモストアが実践している「充電器を長持ちさせるためのコツ」をいくつかご紹介します。

ケーブルの断線を防ぐ！正しい抜き差しの方法

充電器の故障で最も多いのが、ケーブルの断線です。
特にLightningケーブルは、コネクタの根元部分が曲がりやすく、負荷がかかると内部の線が切れてしまいます。
これを防ぐためには、「ケーブル本体ではなく、コネクタの硬い部分を持って抜き差しする」という基本動作を徹底することが重要です。
ケーブルを引っ張って抜くのは絶対にNGです。わずかな力でも、根元部分に致命的なダメージを与えてしまいます。

ケーブルを長持ちさせるための習慣

• 根元補強グッズの利用: 市販されているケーブルの根元を補強するプロテクターやスプリングを使用する。
• 鋭角に曲げない: 充電中もケーブルを90度以上に曲げないよう、ゆとりのある場所で充電する。
• 絡ませて保管しない: 持ち運ぶ際は、ケーブルをきつく巻かずにゆったりとまとめ、絡まないように保管する。

もしケーブルの根元が少しでも破れてしまったら、自己修復は難しいので、安全のためにすぐに新しい純正品またはMFi認証品に交換することをおすすめします。
「まだ使えるから」と無理に使い続けると、露出した配線がショートして、iPhoneやアダプタ本体を故障させる原因にもなりかねません。

アダプタの発熱を防ぐ！安全な充電環境

充電アダプタは、電力を変換する際に必ず熱を持ちます。これは正常な現象ですが、過度に熱を持つと、アダプタ自体の寿命を縮めるだけでなく、安全上の問題にも繋がります。
アダプタの過熱を防ぐためには、「熱がこもりにくい場所で充電する」ことが大切です。

• 布団や毛布の上で充電しない: これらは熱を閉じ込めてしまうため、アダプタの温度が異常に上昇します。
• 直射日光を避ける: 窓際など、直射日光が当たる場所での充電は避けましょう。
• タコ足配線を避ける: 一つのコンセントに複数のアダプタを差し込むと、コンセント自体が過熱し、火災の原因になるリスクが高まります。

特に、急速充電対応の20Wアダプタは、従来の5Wアダプタよりも発熱しやすい傾向にあります。アダプタが熱くなりすぎていると感じたら、一旦充電を中止し、涼しい場所に移してから再開するようにしてくださいね。
正しい使い方と保管の習慣を身につけるだけで、充電器の買い替え頻度を減らし、結果的にコストの節約にも繋がりますよ。

【互換性】古いiPhoneの充電器を新しいiPhoneで使える？

iPhoneを新しいモデルに買い替えたとき、「前のiPhoneで使っていた充電器は、新しい機種でも使えるのかな？」と疑問に思う方もいるでしょう。
せっかく純正品を持っているなら、無駄なく使いたいですよね。
ここでは、純正充電器の互換性について解説します。

Lightningケーブルは全機種共通！ただしアダプタには注意

iPhone 5以降、現行のiPhoneまで採用されているLightningケーブルは、コネクタの形状自体は共通です。
そのため、古いiPhoneで使用していた純正のLightningケーブルは、最新のiPhoneでも問題なく使用できます。
ただし、そのケーブルが「USB-A端子」なのか「USB-C端子」なのかによって、接続できるアダプタが変わってきます。

古いアダプタと新しいアダプタの互換性

アダプタの種類	古いiPhone (USB-A)	最新iPhone (USB-C)	充電スピード
5W USB-Aアダプタ	OK	OK	遅い（通常の速度）
12W USB-Aアダプタ（iPad付属品など）	OK	OK	速い（5Wよりは速い）
20W USB-Cアダプタ	NG（USB-C – Lightningケーブルが必要）	OK	急速充電が可能

古いiPhoneに付属していた5WのUSB-Aアダプタは、最新のiPhoneでも充電はできますが、急速充電には対応していません。充電に非常に時間がかかってしまうため、できれば20WのUSB-Cアダプタに買い替えることをおすすめします。
もし、「USB-A to Lightning」ケーブルを持っている場合は、iPadなどに付属していた12WのUSB-Aアダプタと組み合わせると、5Wよりもかなり速く充電できますよ。これも立派な純正品の組み合わせです！

「USB-C化」への流れと今後の展望

最近のApple製品の動向として、USB-Cへの移行が急速に進んでいます。
iPadやMacBookはすでにUSB-Cが採用されており、最新のiPhone 15シリーズもEUの規制に伴い、LightningからUSB-Cポートに変更されました。
今後、iPhone 15以降のモデルを使う方は、「USB-C to USB-C」ケーブルとUSB-Cアダプタの組み合わせが標準になります。
そのため、これから新しく充電器を購入する方は、20W以上のUSB-C電源アダプタを選んでおくことで、今後iPhoneだけでなく、他のデバイスにも長く対応できるため、非常に賢明な選択と言えるでしょう。

【まとめ】iPhone純正充電器は安心と安全で選ぶのが一番！

ここまで、iPhone純正充電器をどこで、どのように買うのが最適なのかを徹底的に解説させていただきました。
最後に、この記事の重要なポイントをまとめて、あなたの最適な購入をサポートしますね。

あなたのニーズに合わせた最適な購入先

• 最優先は「安心・安全」！ → Apple Store公式サイトまたは大手家電量販店の公式ルート。
• 「今すぐ欲しい！」という緊急時 → セブン-イレブン（在庫確認必須）または大手家電量販店の店頭在庫。
• 「ポイントを貯めたい！お得に買いたい！」 → 大手家電量販店（ポイント還元）、楽天市場・Yahoo!ショッピング（ポイントアップキャンペーン時）。

iPhoneの充電器は、単なる付属品ではなく、大切なiPhoneの性能を最大限に引き出し、安全に使い続けるための要です。
安さだけを追求して偽物や粗悪品に手を出してしまうと、結局は「安物買いの銭失い」になってしまい、iPhone本体の寿命を縮めてしまう可能性もあります。
モモストアは、「多少高くても、純正品を選ぶ」という安心への投資を強くおすすめします。
この記事の情報が、あなたの快適で安全なiPhoneライフの一助となれば幸いです。最適な充電器を見つけて、ストレスフリーなデジタル生活を送ってくださいね！