ポスカはどこで売ってる?購入できる場所とおすすめの選び方を徹底解説!
「ポスカってどこに売っているんだろう?」
そう思ってこのページにたどり着いたあなたは、きっと急ぎでポスカを探しているか、たくさんの種類の中から自分にぴったりの一本を見つけたいと考えているはずですよね。
ポスカは、紙だけでなく、プラスチックやガラス、金属などさまざまな素材に描ける万能な水性マーカーとして大人気です。
この記事では、主要な販売店を全てリストアップするほか、急いでいる時や逆にじっくり選びたい時に「どこに行けば一番確実か」を徹底解説していきます。
さらに、ポスカの魅力や太さ・色の選び方まで、知りたい情報をすべて詰め込みましたので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
この記事でわかること(ポスカの購入完全ガイド)
・ポスカが買える主要なリアル店舗(文具店、コンビニ、100均など)
・色やセットを豊富に揃えられる通販サイトのメリット
・ポスカの太さや色の賢い選び方
・ポスカが人気な理由と活用方法
・ポスカに関するよくある疑問と対処法
- ポスカはどこで売ってる?主要な販売店をリストアップ
- ポスカを確実に手に入れたい!大型文具店・専門店での取り扱い
- コンビニや100均でも買える?急ぎで欲しい時の購入場所
- ポスカはホームセンターや家電量販店にもあるの?
- 色数やセットを揃えるなら絶対ココ!通販サイトのメリット
- ポスカの「太さ」を徹底比較!選び方のポイント
- ポスカの「色」の選び方!定番色から限定色まで
- ポスカはなぜ人気?紙以外にも書ける驚きの特徴
- ポスカが売ってない時の対処法と代替品
- ポスカの値段はいくら?バラ売りとセットの価格帯
- ポスカを購入する際の注意点!偽物に注意?
- モモストアが教える!ポスカを使ったクリエイティブなアイデア
- 【Q&A】ポスカに関するよくある疑問を解決!
ポスカはどこで売ってる?主要な販売店をリストアップ

結論からお伝えすると、ポスカは非常にポピュラーな商品なので、文房具を取り扱うほとんどのお店で手に入ります。
しかし、「ポスカ」といっても太さや色の種類が豊富なので、「どこで買っても同じ」というわけではありません。欲しいポスカの種類や、今いる場所によって、最適なお店が変わってきます。
ポスカの取り扱いがある店舗のタイプ一覧
ポスカを販売しているお店のタイプは、大きく分けて以下の4つに分類できます。
| 店舗タイプ | 具体的なお店の例 | 特徴・品揃え |
| 専門文具店・大型店 | 東急ハンズ、ロフト、世界堂、伊東屋など | 全色・全太さが揃いやすい。セット販売も豊富で、試し書きスペースがあることも。 |
| 日用品・量販店 | ホームセンター(カインズ、DCMなど)、家電量販店(ヨドバシ、ビックカメラなど) | 定番の色や太さは手に入る。急ぎで必要な時に便利。 |
| ディスカウント店・100均 | ドン・キホーテ、ダイソー、セリア、キャンドゥ | ドンキは比較的豊富。100均は単色・特定の太さのみで、品切れ注意。 |
| コンビニ・スーパー | セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマート、イオン、イトーヨーカドー | 極細の黒や赤など、緊急性の高い色のみの取り扱いが多い。 |
この中で、確実に、かつ豊富な種類から選びたい場合は、「専門文具店・大型店」や「通販サイト」を利用するのが最もおすすめです。
逆に、「とりあえず1本だけ黒が欲しい」「今すぐ油性ペン代わりに使いたい」という場合は、「コンビニ・スーパー」や「日用品・量販店」をチェックすると見つかる可能性が高いですよ。
次の見出しから、それぞれの店舗での詳しい取り扱い状況と、どんなポスカを求めている人に最適かについて、モモストアが詳しく解説していきますね。
知っておくと便利なのは、ポスカの正式名称が「ユニポスカ (uni POSCA)」であること。お店によってはこの名前で探す方が確実なこともあります。
もし、お近くの店舗を調べるのが面倒であれば、今すぐ自宅から注文できる通販サイトも非常に便利です。特にAmazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでは、リアル店舗には置いていない限定セットや全色セットが手に入りやすいので、要チェックですよ!
ポスカを確実に手に入れたい!大型文具店・専門店での取り扱い
「どうせ買うなら、全色の中からじっくり選びたい」「探している太さや限定色があるか心配」
もしあなたがそう考えているなら、迷わず大型文具店や専門店へ足を運んでみましょう。
これらの店舗は、ポスカの品揃えにおいて最強のラインナップを誇ります。
東急ハンズ、ロフト、世界堂はポスカの聖地!
特に以下の大型店では、ポスカのコーナーが独立して設置されていることが多く、圧巻の品揃えを見ることができます。
- 東急ハンズ(ハンズ): DIY用品や雑貨も扱うため、ポスカを「文具」としてだけでなく、「クラフト用品」として強力にプッシュしています。セット販売も豊富です。
- ロフト: おしゃれな文具や雑貨に特化しているため、トレンドの限定色やデザイン性の高いセットが置かれやすい傾向があります。
- 世界堂、伊東屋など専門文具店: 画材や専門的な筆記具を扱うため、プロユースのポスカ(顔料インクの特性など)も詳しく説明してもらえることが多いです。
これらの店舗が「確実」である理由は、ポスカの全太さ(極細、細字、中字、太字、極太など)と、基本の全色(約20色以上)のバラ売りがほぼ揃っているからです。
また、これらの店舗では試し書き用のポスカが用意されていることも多く、紙やプラスチックのサンプル素材を使って、実際の書き心地や発色を確かめてから購入できるのが大きなメリットです。
セット品とバラ売りの選び方
大型文具店では、セット品も充実しています。
| 購入パターン | メリット | こんな人におすすめ |
| バラ売り | 必要な色だけをピンポイントで買える。使い切った色だけ補充できる。 | 既にポスカを持っている人、特定の色(白や黒など)だけを多用する人。 |
| セット品(8色、12色など) | 単色で買うよりお得なことが多い。色が統一されていて管理しやすい。 | 初めてポスカを買う人、プレゼントを探している人、イラストを趣味で始める人。 |
モモストアからのアドバイスとして、初めてポスカを買うなら、まずは定番の8色セットなどを買って、使い心地を試すのがおすすめです。その上で、よく使う色をバラで買い足していくと無駄がありませんよ。
もしお近くに大型店がない場合は、この後ご紹介する通販サイト(ポスカ販売サイト検索)の品揃えが、これらの大型店に匹敵しますので、チェックしてみてくださいね。
コンビニや100均でも買える?急ぎで欲しい時の購入場所
「今すぐポスカの白が欲しい!」「夜だけど、どこか近くで手に入らないかな?」
そんな緊急性の高いニーズに応えてくれるのが、コンビニエンスストアや100円ショップです。ただし、これらの場所では品揃えに大きな特徴(そして制限)があります。
コンビニ(セブン、ローソン、ファミマ)でのポスカ事情
コンビニは、文具の品揃えは基本的に「緊急用」に絞られています。
- 取り扱い: ほとんどの店舗で、文具コーナー(レジ付近や雑誌コーナー近く)に置いてあります。
- 種類: 主に黒、赤などの基本色、そして細字(PC-3Mなど)や極細(PC-1Mなど)の取り扱いが多いです。
- 価格: 定価での販売が基本ですが、急な必要性を考えれば、多少高くても便利な選択肢です。
ポスカの特徴である「白」は、POP作成やデコレーション用途で需要が高いため、オフィス街や学生街の店舗では、黒や赤に並んで白が置かれていることもあります。しかし、色や太さの選択肢は期待できません。本当に必要な一本が手に入るか、事前に電話で確認するのも賢明かもしれません。
ダイソー、セリア、キャンドゥ:100均のポスカは本物?
近年、100円ショップでもポスカ(またはポスカ風マーカー)が並ぶようになりました。
- 取り扱い: ダイソーやセリアの文具・画材コーナーで見つけることができます。
- 種類: ほとんどの場合、単色のみの販売で、太さも限られています。特に人気の色はすぐに売り切れてしまう傾向があります。
- 品質: 100均で販売されているものは、ポスカと同じ三菱鉛筆製のOEM品(そっくり品)であるか、または別メーカーの類似品であることが多いです。
重要なのは、100円ショップの製品が「ポスカ」というブランド名で販売されているかどうかです。もし「水性顔料マーカー」などの名称であれば、性能が本家ポスカと異なる可能性があります。
品質を重視し、本家ポスカの「抜群の隠ぺい力(下に書いた色が透けない)」を求めるなら、100均はあくまで「お試し」や「間に合わせ」として利用するのがおすすめです。もし、パッケージに「uni POSCA」のロゴが見当たらない場合は、別の製品だと考えておきましょう。
急いでいる時ほど、まずはコンビニを覗き、次に少し離れた100円ショップをチェック、という流れで探してみると、無駄足にならずに済みますよ。
ポスカはホームセンターや家電量販店にもあるの?
日用品の買い出しついでにポスカも手に入れたいという方は多いはず。ホームセンターや家電量販店の文具コーナーも、ポスカの重要な販売ルートとなっています。
ホームセンター(カインズ、コーナン、DCMなど)のポスカ
ホームセンターは、DIYや工作の材料が豊富に揃う場所です。ポスカはその「木材やガラスにも書ける」という特性から、DIY用品、クラフト用品、あるいは文具コーナーのいずれかに置かれています。
- 品揃え: 日常的に使う中字(PC-5M)などの定番太さ、白・黒・赤・青などのベーシックカラーが中心です。
- 用途: 業者向けや大容量の需要があるため、単色セットや、太字・極太など実用的な太さの取り扱いがあるのが特徴です。
- 探し方: 文具コーナーにない場合は、DIYコーナーやペイント用品の近くを探してみると見つかることがあります。
特に「ポスカの白」は、黒板や窓へのPOP書き、ちょっとした補修などで使われるため、ホームセンターでは比較的見つけやすいアイテムの一つです。
家電量販店(ヨドバシカメラ、ビックカメラなど)の文具コーナー
「なぜ電気屋さんにポスカが?」と思うかもしれませんが、大型の家電量販店には非常に充実した文具・おもちゃコーナーが併設されていることが多いですよね。
- 品揃え: こちらも定番色と太さ(中字・細字)が中心ですが、最近はお絵描きやイラストを描くための需要が増えているため、セット品を置いている店舗も増えてきました。
- 特徴: 文具売り場が明るく広いため、見やすく選びやすいのがメリットです。
ただし、これらの量販店は店舗によって文具コーナーの規模が大きく異なります。郊外の大型店舗であれば期待できますが、駅前の小型店では取り扱いがない、またはごくわずかということもあるので、注意が必要です。
これらの店舗を利用する際は、「ついで買い」を目的とするのが最も効率的です。ポスカだけを求めていくと、欲しい色や太さがなかった場合に徒労に終わってしまう可能性がありますからね。
色数やセットを揃えるなら絶対ココ!通販サイトのメリット
「全色セットで一気に揃えたい!」「近隣の店舗では見つからない限定色を探している!」
もしあなたが豊富な種類と色数、そしてお得な価格を重視するなら、リアル店舗よりも通販サイトの利用を強くおすすめします。
通販サイトの圧倒的な品揃えと価格メリット
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングといった主要な通販サイトは、ポスカのラインナップにおいて、もはやリアル店舗を上回るレベルです。
通販サイトでポスカを購入する最大のメリットは、以下の3点に集約されます。
- 全種類・全色コンプリート可能: リアル店舗ではスペースの都合上置けない、全50色以上のラインナップや、極太(PC-17K)や超極細(PC-1MR)といった特殊な太さまで揃います。
- お得なセット販売: 8色、12色、15色、24色といったセットはもちろん、全色を網羅した「コンプリートセット」が用意されており、バラで買うより断然お得です。
- 限定色や廃盤色が見つかる可能性: ネット上の専門店や、メルカリなどのフリマアプリでは、過去に販売された限定色が見つかるチャンスもあります。
フリマアプリ(メルカリなど)での賢い購入術
新品だけでなく、フリマアプリもポスカの購入先として見逃せません。
- メリット: 中古品ならではの安価さや、バラ売りされていないセットを「お試し」価格で購入できる場合があります。
- 注意点: ポスカはインクが乾燥しやすいマーカーのため、中古品の場合は「インク残量」や「ペン先の状態」を必ず確認しましょう。「インクが出ない」というトラブルを避けるためにも、出品者に質問してから購入するのが鉄則です。
モモストアからのアドバイスとして、セット品を探すなら、まずはAmazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングで価格比較(ポスカセット比較)をしてみてください。ポイント還元やセール時期を狙えば、リアル店舗よりもずっと安く手に入れることができますよ。自宅にいながら、欲しいポスカが玄関まで届くのは、本当に便利ですよね。
ポスカの「太さ」を徹底比較!選び方のポイント
ポスカの購入場所が分かったところで、次に悩むのが「どの太さを選べばいいんだろう?」という問題です。
ポスカは、なんと0.7mmの超極細から、15mmの極太まで、実に幅広いペン先が用意されています。用途に合わせて最適な太さを選ぶことが、ポスカを使いこなすための第一歩です。
ポスカの太さ別ラインナップとおすすめの用途
ポスカの代表的な太さを、芯の形と合わせて比較してみましょう。
| 太さ(型番) | 芯の形状 | 線幅の目安 | おすすめの用途 |
| 超極細(PC-1MR) | 金属チップ | 0.7mm | 細かい文字書き、手帳、イラストのハイライト、模型の彩色。 |
| 細字(PC-3M) | 丸芯 | 0.9~1.3mm | 通常の文字書き、POPの作成、細かいイラストの塗りつぶし。 |
| 中字(PC-5M) | 丸芯 | 1.8~2.5mm | 最もポピュラー!一般筆記、メッセージカード、Tシャツなど布への描画。 |
| 太字(PC-8K) | 角芯 | 8.0mm | 太い文字、ポスター、看板、広い面積の塗りつぶし。 |
| 極太(PC-17K) | 角芯 | 15.0mm | 大型の看板、ウィンドウアート、イベントの立て看板。 |
どれを選べばいいか迷ったら「中字(PC-5M)」がおすすめ!
初めてポスカを購入するなら、モモストアは「中字(PC-5M)」を強くおすすめします。
PC-5Mは、ノートや手帳に書くには少し太いと感じるかもしれませんが、その適度な太さのおかげで、さまざまな素材(石、木、プラスチックなど)に安定して描くことができます。また、丸芯なので、ペンの角度を変えることで線の太さに多少の変化をつけやすいのも魅力です。
「中字」を基準として、「もっと細かい文字やイラストを描きたい」と思ったら「細字(PC-3M)」へ、逆に「ポスターや大きな作品を作りたい」と思ったら「太字(PC-8K)」へと、段階的に太さを揃えていくと良いでしょう。
用途が決まっている場合は、その用途に合った太さを最初から選ぶのがベストですが、多用途に使いたいなら、まずは中字からスタートするのが失敗が少ない選び方ですよ。
ポスカの「色」の選び方!定番色から限定色まで
ポスカの魅力の一つは、その豊富なカラーバリエーションにあります。基本の「くっきり色」に加え、「パステルカラー」や「メタリックカラー」など、表現の幅を広げる特殊な色も充実しています。
まずは揃えたい!定番色の特徴とおすすめの組み合わせ
ポスカの定番色は、黒、白、赤、青、緑、黄、桃、水色、紫、橙、黄緑、茶、灰色、やまぶき、うすだいだい、金、銀の17色です。このうち、特に人気が高いのが以下の3パターンです。
- 万能のモノトーン(白・黒・銀):ポスカの「白」は、特に他のマーカーと一線を画す存在です。下の色が透けず、濃い色の紙や素材の上にもくっきり発色します。黒や銀と組み合わせれば、メッセージカードやPOPに高級感を出すことができます。
- 基本の原色セット(赤・青・黄・緑):Tシャツなどの布製品への描画や、ポスター制作など、目立たせたい時に必須のセットです。はっきりとした発色が、遠くからでも目を引きます。
- 優しい中間色(パステルカラー):パステルイエロー、パステルグリーン、パステルパープルなど、ふんわりとした色合いが特徴です。ガラスや黒板に描くと、とてもおしゃれで柔らかい雰囲気になります。カフェのメニューボードやウィンドウアートで大活躍します。
限定色や特殊インクの種類を狙う
ポスカの楽しみは、定番色だけではありません。表現の幅を広げる特殊なインクの種類を知っておきましょう。
- メタリックカラー:金、銀に加え、メタリックピンクやメタリックグリーンなどがあります。光を反射してキラキラと輝くので、クリスマスカードやバースデーカードのデコレーションに最適です。濃い色の素材に描くと、より華やかさが際立ちます。
- ラメ入り(グリッター)カラー:インクに細かいラメが入っており、動かすたびにキラキラと光ります。子供向けの工作や、アクセサリー作りなど、遊び心あふれる作品にぴったりです。
- ナチュラルカラー:土や木のような自然な色合いで、素朴な作品やアンティーク風の仕上げに役立ちます。カフェや雑貨店で使われることが多い、落ち着いたトーンです。
ポスカの「色」は、あなたの作品のイメージを大きく左右します。まずは定番色で基本的な使い方をマスターし、表現したい世界観に合わせて特殊な色を買い足していくのが、賢い色の選び方と言えるでしょう。
ポスカはなぜ人気?紙以外にも書ける驚きの特徴
ポスカが発売されてから長い時間が経ちますが、その人気は衰えるどころか、さらに高まっています。その理由は、単なる水性マーカーではない、驚くべき3つの特徴にあるんです。
特徴1:抜群の「隠ぺい力」!濃い色の上からでもくっきり
ポスカの最大の魅力は、その「隠ぺい力(いんぺいりょく)」、つまりインクの下にある色を隠す力です。
ポスカは水性マーカーですが、インクに顔料(色の粉)を高濃度で配合しています。これにより、
- 黒い紙や濃い色の素材の上に、白やパステルカラーで書いても、インクの色がくっきりと発色します。
- 他のポスカで塗った色の上から、別の色を重ねて書いても、下の色が透けません。
この「重ね書きができる」という特性は、油性マーカーや一般的な水彩絵の具にはない、ポスカならではの強みです。イラストやレタリングで立体感を出す時、または失敗した部分を修正する時に、この隠ぺい力が絶大な威力を発揮します。
特徴2:水性なのに「耐水性」!乾けば水に流れない
ポスカのインクは、描いている最中は水性なので、嫌なニオイがなく、手や服についても水で洗い流しやすいというメリットがあります。
しかし、一度インクが完全に乾くと、その顔料が素材の表面に定着し、高い耐水性を発揮します。これにより、雨に濡れても滲みにくく、以下のような用途で活躍します。
- 屋外の看板やPOP。
- コップや皿などの食器へのマーキング(洗ってもすぐに落ちない)。
- 布製品への描画(洗濯にも比較的強い)。
もちろん、ゴシゴシと強くこすれば落ちてしまいますが、通常の環境下ではインクが流れ出す心配が少ないため、安心して使用できます。
特徴3:紙以外にも描ける「多用途性」
ポスカが文具店だけでなく、ホームセンターやクラフトショップにも並んでいるのは、この多用途性があるからです。ポスカは、以下のようなさまざまな素材に描くことができます。
- 非吸収面: ガラス、プラスチック、金属、陶器、鏡など(水拭きで消せる)。
- 吸収面: 紙、木材、布、石、段ボールなど(水拭きしても消えない)。
特に、ガラスや鏡に書いても、インクの跡が残りにくく、濡れた布で簡単に消せるというのは、お店のウィンドウアートや自宅のメッセージボードとして非常に便利な点です。
これらの3つの特徴が組み合わさることで、ポスカは「子供のお絵描き」から「プロのPOP制作」「DIY」まで、幅広い層に愛され続けているんですね。まさに「一家に一本」あっても損はないマーカーと言えるでしょう。
ポスカが売ってない時の対処法と代替品
せっかくお店に行ったのに、探していた太さや色が売り切れていた……。そんな時のために、ポスカが手に入らなかった場合の賢い対処法と、ポスカに似た機能を持つ代替品をご紹介します。
ポスカが売り切れだった場合の2つの対処法
対処法1:店舗の在庫確認は「大型店」か「通販」に切り替え
もしコンビニや100円ショップで売り切れていた場合、次に訪れるべきは、品揃えが豊富な大型文具店、または即日配送が可能な通販サイトです。
特に、白や黒、赤といった人気色は、文具店でも週末などに一気に在庫が減ることがあります。無駄足を踏まないためにも、大型文具店へ行く前にオンラインで在庫を確認(ポスカ 在庫確認)できる店舗を探してみましょう。
また、通販サイトでは在庫が潤沢にあることがほとんどなので、「今すぐ必要ではないけれど、近いうちに使う予定がある」という場合は、通販で購入するのが最も確実でストレスがありません。
対処法2:他のポスカの太さで代用する
「中字(PC-5M)のポスカが欲しかったけど、細字(PC-3M)しか残っていない!」という場合でも、焦る必要はありません。
ポスカは同じ色のインクであれば、太さが違っても品質は同じです。細字を複数回重ねて塗ることで、中字に近い塗りつぶし効果を得ることができます。特に広い面積を塗りたい場合は、多少太さが違っても代用できることが多いですよ。
ポスカの代わりになる「水性顔料マーカー」
「ポスカの白」のような「濃い色の上から書ける」という隠ぺい力のあるマーカーは、他のメーカーからも販売されています。
| 代替品 | メーカー | 特徴 | ポスカとの違い |
| アクリルマーカー | サクラクレパス、ペベオなど | 隠ぺい力が非常に高く、より「絵の具」に近い。 | インクの粘度が高く、ペン先が太めのものが多い。 |
| デコレーゼ | サクラクレパス | ラメやメタリックカラーに特化した、デコレーション向き。 | 細字や極細が多く、デコレーション用途に特化している。 |
| ダーマトグラフ | 三菱鉛筆など | ガラス、金属、プラスチックなど、非吸収面に強く書ける。 | 鉛筆型で、線が細く、水性顔料ではない(油性・水性の色鉛筆)。 |
「水拭きで消したい」場合は、黒板アートなどで使われる「ボードマーカー」も選択肢に入ります。しかし、ボードマーカーはポスカほどの強い隠ぺい力はないので、「濃い色の上から書く」という用途には不向きです。
ポスカが持つ「隠ぺい力」「耐水性」「多用途性」の3つを完全に満たす製品は少ないため、やはりポスカが見つからない場合は、通販サイトを頼るのが一番の近道かもしれませんね。
ポスカの値段はいくら?バラ売りとセットの価格帯
ポスカは文房具の中でも比較的高価な部類に入るため、「どれくらいの予算を見ておけばいいんだろう?」と気になる方もいるかと思います。
ここでは、ポスカの一般的な価格帯と、賢くお得に購入するための価格戦略について解説します。
ポスカの一般的な価格帯(定価ベース)
ポスカは太さによって定価が異なります。あくまで目安ですが、バラ売りの定価は以下のようになっています。
| 太さ(型番) | 定価の目安(税抜) | 特記事項 |
| 超極細(PC-1MR) | 300円前後 | 特殊な金属チップのため、細字より高価になることが多い。 |
| 細字(PC-3M) | 200円前後 | 最もスタンダードな価格帯。 |
| 中字(PC-5M) | 200円前後 | 細字と同じ価格帯。 |
| 太字(PC-8K) | 350円前後 | ペン先が大きく、インク量も多いため価格が上がる。 |
| 極太(PC-17K) | 500円前後 | 大型POPや看板用。 |
リアル店舗では、この定価から10%〜20%程度の割引で販売されていることが多いです。特に大型文具店やホームセンターでは、まとめ買いキャンペーンなどが適用されることもあります。
セット品が断然お得!
ポスカを複数色揃えるなら、間違いなくセット品を購入するのがお得です。
- セット価格の傾向: 8色セット、12色セットなど、色数が多いほど1本あたりの単価が安くなる傾向があります。
- 通販の魅力: Amazonや楽天市場などの通販サイトでは、実店舗の割引率を大きく上回る30%〜40%オフで販売されていることも珍しくありません。
例えば、バラで200円のポスカを12本買うと2,400円ですが、通販サイトでは12色セットが1,500円前後で売られていることもあります。初期費用を抑えたいなら、通販サイトのセット販売を狙いましょう。
モモストアからの裏技として、楽天市場やYahoo!ショッピングの「お買い物マラソン」などのイベント時に購入すると、ポイント還元で実質価格がさらに安くなるのでおすすめです。ぜひ、お得なタイミングを逃さずにチェックしてみてくださいね。
ポスカを購入する際の注意点!偽物に注意?
ポスカの人気の高まりに伴い、残念ながら市場には類似品や非正規品が出回ることがあります。ポスカを長く愛用するためにも、購入時に気をつけておきたいポイントを解説します。
注意点1:フリマアプリでの「中古インク乾燥」リスク
前述の通り、フリマアプリ(メルカリなど)での購入は価格面で魅力的ですが、ポスカは水性顔料インクの特性上、キャップがしっかり閉まっていないとすぐにインクが乾燥してしまいます。
「ほとんど使っていない」と書かれていても、インクが出ない不良品である可能性もゼロではありません。中古品を購入する際は、必ず以下の点を確認しましょう。
- ペン先の状態: ペン先が白っぽく乾燥していないか、インクが滲み出ていないか。
- 出品者の評価: 信頼できる出品者かどうか、過去の文具の取引評価をチェック。
- 保証の有無: 「インクが出ない場合は返品可能」など、一文あると安心です。
多少高くても、新品のポスカはキャップを開けた時のインクの出方が段違いに快適です。品質や発色を最優先するなら、正規販売店や信頼できる通販サイトからの新品購入をおすすめします。
注意点2:類似品と本家「uni POSCA」の違い
100円ショップなどで見かけるポスカに似たマーカーは、インクの成分が異なるため、ポスカ特有の「隠ぺい力」が弱い場合があります。
特に、黒い紙に白で書きたい、濃い色の上から重ね書きしたい、というポスカの最も得意とする用途で使用したい場合は、必ずパッケージに以下のロゴがあることを確認してください。
「uni POSCA」または「三菱鉛筆」のロゴ
このロゴがあれば、それは信頼できる本物のポスカです。類似品は価格が安いですが、「水性マーカー」としか書かれていない場合は、意図した通りの発色や重ね塗りができない可能性が高いことを覚えておきましょう。
注意点3:インクの保管方法
ポスカを購入したら、長く使うためにも保管方法にも注意が必要です。
- 水平保管: インクが偏らないように、ペンを立てずに横向き(水平)にして保管しましょう。
- キャップをしっかり閉める: 使用後は必ず「カチッ」と音がするまでキャップを閉めましょう。
ポスカは、適切に保管すれば数年間は使用可能です。大切なマーカーを無駄にしないためにも、少しの気遣いを忘れずに行いたいですね。
モモストアが教える!ポスカを使ったクリエイティブなアイデア
ポスカの魅力は、その多用途性にあります。ここでは、モモストアが実際に試して楽しかった、ポスカを使ったクリエイティブなアイデアをいくつかご紹介します。
アイデア1:マグカップや食器のオリジナルデザイン
ポスカは陶器にも描くことができます。無地のマグカップや平皿にポスカでイラストやメッセージを描けば、世界に一つだけのオリジナル食器が完成します。
- 作り方:1. 陶器の表面をアルコールなどで拭き、油分を完全に除去します。
2. ポスカで自由にデザインします(文字や簡単なイラストがおすすめです)。
3. 完全にインクが乾いた後、オーブンで加熱して焼き付けます(インクの定着を強固にするため)。
- 注意点: 焼き付けを行っても、食器洗い機や強くこすり洗いすると剥がれることがあります。鑑賞用や手洗いできるものとして楽しみましょう。
アイデア2:スニーカーやTシャツのカスタムペイント
ポスカのインクは布に定着するため、オリジナルのファッションアイテムを作るのに最適です。
- 作り方:1. Tシャツの下に段ボールなどを敷き、インクが裏に移るのを防ぎます。
2. 布用インクではありませんが、ポスカは発色が良いため、白や黒などの単色を大胆に使うのがポイントです。
3. 描いた後は、アイロンをかけることで熱処理を行い、色落ちを多少防ぐことができます。
- おすすめの色: 定番色よりも、パステルカラーやメタリックカラーを使うと、既製品にはないポップな仕上がりになりますよ。
アイデア3:写真や手帳の「非日常的なデコレーション」
ポスカの白や銀、金は、写真や濃い色の紙に描くのに最適です。
- 写真への書き込み:普通のペンでは書けない光沢紙やポラロイド写真の上から、ポスカの白で日付やコメント、ハイライトを加えると、写真が一気に特別なものになります。
- 手帳のアクセント:黒や紺色の厚紙を手帳に貼り付け、その上からポスカのパステルカラーで文字を書くなど、「普段使いの文具」の枠を超えた使い方を試してみると、手帳を開くのがもっと楽しくなります。
ポスカは「筆記具」というよりも「固形絵の具」に近い感覚で使えます。ぜひ、身の回りの「これは描けないだろうな」と思う素材に、ポスカで挑戦してみてください。その驚きと楽しさが、ポスカの最大の魅力です。
【Q&A】ポスカに関するよくある疑問を解決!
ポスカを使う上で、多くの方が抱える疑問をモモストアがまとめて解決します!
Q1:ポスカのインクが出なくなった!どうすれば直る?
ポスカは、ペン先を押すことでインクがしみ出す「弁」構造になっています。インクが出なくなった場合、以下の手順で直る可能性があります。
- 振る: キャップを閉めた状態で、カチカチと音がするまでポスカを上下に振り、中のインクを混ぜます。
- 押し込む: 不要な紙や布の上で、ペン先を垂直に強く、そして優しく何度か押し込みます。インクがジュワッと染み出してくるまで繰り返します。
強く押し込みすぎるとインクが溢れてしまうので、注意が必要です。それでも出ない場合は、ペン先が乾燥しきっているか、インクが残り少ない可能性が高いです。
Q2:ポスカは水で消せるって本当?
描いた素材によって、水で消せるかどうかが変わります。
- 水で消せる素材(非吸収面): ガラス、鏡、プラスチック、金属、ツルツルした面。→これらの素材に描いたポスカは、乾いた後でも水拭きや洗剤で比較的簡単に消すことができます。
- 水で消えない素材(吸収面): 紙、木材、布、素焼きの陶器。→これらの素材はインクを吸収してしまうため、一度描くと水で消すことはできません。修正する場合は、上から白のポスカで塗りつぶす必要があります。
用途に応じて「消せるか消せないか」を把握しておくことが、ポスカを使いこなす上での重要なポイントですよ。
Q3:ポスカは何年くらい使えるの?寿命は?
ポスカのインクには、明確な使用期限は設けられていませんが、適切に保管(水平保管、キャップをしっかり閉める)されていれば、数年間は使用可能です。
しかし、一度開封し、インクが外気に触れることで少しずつ乾燥は進みます。特に、ペン先を出しっぱなしにしたり、キャップを半開きにしたりすると、半年もしないうちにインクが出なくなることがあります。
長期間使用しない場合は、時々ペン先を押し込んでインクの出をチェックすると、インクの乾燥を防ぎ、より長く愛用することができますよ。
また、インクが完全になくなった場合は、残念ながらポスカは詰め替えインクは販売されていません。新しいものを購入する必要がありますが、その際は、バラ売りで買い足すか、お得なセット品を通販サイトで探す(ポスカ最安値)のがおすすめです。
Q4:ポスカのインクは人体に安全?子供が使っても大丈夫?
ポスカのインクは、有害な有機溶剤を使用していない「水性顔料インク」です。そのため、シンナーのような嫌な臭いがなく、子供が使っても安全性の高いマーカーとして知られています。
ただし、インクが口に入ったり目に入ったりすることは避けるべきです。万が一の場合に備えて、小さな子供が使用する場合は、必ず保護者の方が見守るようにしてくださいね。
多くの学校や幼稚園、保育園でも、ポスカは工作や描画材として採用されており、その安全性の高さと使いやすさは広く認められています。
Q5:紙に描くと裏写りする?
ポスカは、一般的な水性マーカーと比較するとインクが濃く、下の色を隠す力が強いですが、紙質によっては裏写りする可能性があります。
- 裏写りしやすい紙: 薄いノートの紙、コピー用紙など。
- 裏写りしにくい紙: 厚手の画用紙、ケント紙、ポストカードなど、しっかりとした厚みのある紙。
裏写りが気になる場合は、必ず厚手の紙を使うようにしましょう。また、紙に描く場合は、ポスカのインクが完全に乾燥するまで時間を置くことで、紙への浸透を防ぐことができますよ。

