コーンスターチはどこで売ってる?安く手に入る場所から代用品まで徹底解説!
こんにちは!モモストアです。
お菓子作りや料理で「コーンスターチ」が必要になったとき、「あれ?これってどこに売ってるんだっけ?」と迷ったことはありませんか?
スーパーのどこにあるのか、ドラッグストアにもあるのか、緊急でコンビニで買えるのかなど、意外と売ってる場所がわからない調味料の一つですよね。
この記事では、コーンスターチが確実に手に入るお店の場所から、お得な価格でゲットする方法、さらには「コーンスターチがない!」という時に役立つ代用品まで、モモストアが詳しく解説していきます!
最後まで読めば、もうコーンスターチ探しで困ることはなくなりますよ!
・【スーパー】コーンスターチの品揃えをチェック!メーカーや価格帯も紹介
・【ドラッグストア・薬局】コーンスターチの取り扱いはある?
・【100円ショップ】ダイソー・セリア・キャンドゥで見つかる?
・【コンビニ】セブン、ローソン、ファミマで緊急調達は可能?
- コーンスターチはどこで買える?主な販売店と売り場を解説!
- 【スーパー】コーンスターチの品揃えをチェック!メーカーや価格帯も紹介
- 【ドラッグストア・薬局】コーンスターチの取り扱いはある?
- 【100円ショップ】ダイソー・セリア・キャンドゥで見つかる?
- 【コンビニ】セブン、ローソン、ファミマで緊急調達は可能?
- コーンスターチの価格帯を徹底比較!安く手に入れる裏技とは?
- コーンスターチの主な用途は何?料理やお菓子作りでの活用法
- コーンスターチがない!緊急時に役立つ代用品を徹底紹介
- コーンスターチと片栗粉、小麦粉の違いを分かりやすく解説!
- 【ネット通販】コーンスターチを確実に手に入れるならココがおすすめ!
- コーンスターチを選ぶときのポイントと人気メーカー3選
- コーンスターチの賞味期限と正しい保存方法
- モモストア的!コーンスターチを使ったおすすめレシピ
コーンスターチはどこで買える?主な販売店と売り場を解説!

コーンスターチは、私たちの生活の中で意外と身近に使われている粉末ですが、いざ買おうとすると「どのコーナーに行けばいいんだ?」と迷いがちですよね。結論から言うと、コーンスターチは主に「製菓材料」と「粉物」が置いてあるエリアに陳列されています。
モモストアが調べた結果、コーンスターチの取り扱いがある可能性が高い主な販売店と、それぞれの売り場について詳しく見ていきましょう。
これを読めば、お店に入ってから迷子になる心配はありませんよ!
最も確実!スーパーの製菓材料・小麦粉コーナー
コーンスターチを最も確実に見つけられるのは、やはりスーパーマーケットです。ほぼ全ての大手スーパーで取り扱いがあると言っても過言ではありません。ただ、売り場が2パターンに分かれることがあるので注意が必要です。
一つは、「小麦粉・片栗粉・パン粉」といった粉物が集まったコーナーです。この場合、コーンスターチは片栗粉や米粉などと同じ棚に並んでいることが多いです。もう一つは、「製菓材料」コーナーです。ここはホットケーキミックスやベーキングパウダー、チョコレート、デコレーション用品などが集まる場所で、コーンスターチは主に「とろみ付け」や「ケーキの粉」としてこのコーナーに置かれています。特に、小さな袋に入った製菓用のコーンスターチは、こちらのコーナーにあることが多いですね。
お店によってどちらのパターンを採用しているか異なるため、まずはスーパーの製菓材料コーナーをGoogle検索で探してみるのがおすすめです。もし見当たらなければ、遠慮なく店員さんに「コーンスターチはどこですか?」と尋ねてみましょう。聞くのが一番の時短になりますよ!
また、スーパーの中でも特に製菓材料に力を入れている店舗や、大型の店舗では、海外製のオーガニックコーンスターチや、大容量パックの取り扱いもあるため、用途に応じて使い分けることができます。例えば、毎日のお料理で大量消費するなら大容量パック、お菓子作りで少量だけ欲しいなら小袋タイプを選ぶのが賢い買い方です。
ドラッグストアでも見つかる?日用品と食品の境目
「ドラッグストアに食品?」と思うかもしれませんが、最近のドラッグストアは食品や調味料の品揃えが充実しています。コーンスターチも、取り扱いがある店舗が多いです。ただし、スーパーと比べて品揃えは限定的になる傾向があります。
ドラッグストアでの主な売り場は、スーパーと同じく「粉物」や「小麦粉」の棚です。食料品エリアの一角にあることが多いので、片栗粉や小麦粉を探してみると、その隣にひっそりとコーンスターチが置かれているのを見つけられるはずです。特売品として安くなっていることもあるので、見かけたらラッキーですね!
ただ、ドラッグストアでは製菓材料としてのコーンスターチよりも、「とろみ付け」など一般的な調理用のコーンスターチがメインで置かれていることが多い印象です。もし製菓メーカーのものが欲しければ、スーパーの方が確実かもしれません。
緊急時を救う!コンビニや100円ショップの可能性
「今すぐコーンスターチが必要なのに!」という緊急時には、コンビニや100円ショップが選択肢に入ってきますが、こちらは確実性は低いです。特にコンビニでは、大手3社(セブンイレブン、ローソン、ファミリーマート)を調査しましたが、基本的には調味料の中でも使用頻度の高いもの(塩、砂糖、醤油など)のみの取り扱いがほとんどで、コーンスターチのような製菓・調理材料は置いていないケースが多いです。
一方、100円ショップ(ダイソー、セリア、キャンドゥなど)では、小袋タイプのコーンスターチを取り扱っていることがあります。特に製菓材料のシーズン(バレンタインやクリスマス前など)には、一時的に陳列されることもありますので、少量だけ試したい、あるいは急ぎで少しだけ欲しいという場合には、覗いてみる価値はありますよ。詳しくは、次のH2で解説しますね!
コーンスターチの販売店をまとめると、以下の表のようになります。
| 販売店の種類 | 取り扱い確実性 | 主な売り場 | 価格帯の特徴 |
| スーパーマーケット | ◎(ほぼ確実) | 製菓材料コーナー、小麦粉コーナー | メーカー品から大容量まで様々。特売あり。 |
| ドラッグストア・薬局 | ○(取り扱い多し) | 食料品、粉物・調味料コーナー | 品揃えは限定的。お安くなっていることも。 |
| 100円ショップ | △(少量タイプあり) | 製菓材料コーナー、食品コーナー | 小袋タイプのみ。コスパは◎。 |
| コンビニエンスストア | ×(基本なし) | – | 緊急時の調達は非常に難しい。 |
| ネット通販(Amazonなど) | ◎(確実) | – | 大容量や専門店の商品が豊富。 |
いかがでしたか?コーンスターチを探すなら、まずはスーパーの製菓材料コーナーに向かうのがベストだとわかりますね。これで、お店に入っても迷わず一直線に向かうことができます!
【スーパー】コーンスターチの品揃えをチェック!メーカーや価格帯も紹介
やはりコーンスターチを探すなら、スーパーマーケットが本命です。ここでは、国内の主要なスーパーで見られるコーンスターチの具体的な品揃えや、どのようなメーカーの商品が置かれているのか、そして気になる価格帯までを深掘りしていきましょう。普段利用しているスーパーがどんな商品を置いているのかを知っておくと、お買い物がもっとスムーズになりますよ。
大手スーパーの陳列傾向:プライベートブランドの存在
イオンやイトーヨーカドーなどの大手総合スーパー(GMS)では、コーンスターチは必ずと言っていいほど陳列されています。特徴として挙げられるのは、以下の点です。
- 陳列場所の統一性:多くの場合、小麦粉やホットケーキミックスなど、他の「粉物」や「製菓材料」と一緒に並べられています。
- プライベートブランド(PB)の取り扱い:最近では、各社が独自に開発したPB商品(例:トップバリュ、セブンプレミアムなど)のコーンスターチが置かれていることが多いです。PB商品は一般のメーカー品よりも比較的安価なので、特にこだわりがなければこちらを選ぶのがおすすめです。
- サイズ展開:製菓用に使いやすい小袋(100g程度)と、業務用や日常の料理に使いやすい大袋(500g程度)の両方が用意されていることがあります。
例えば、モモストアが調べたところ、製菓材料が充実しているスーパーでは、海外のオーガニック食材ブランドのコーンスターチや、遺伝子組み換えでない(Non-GMO)コーンスターチなど、より詳細なニーズに応える商品まで揃っていることが分かりました。これは、本格的なお菓子作りをする人にとっては嬉しいポイントですよね。
人気メーカーとだいたいの価格帯を知っておこう
スーパーで見かけるコーンスターチの主要メーカーは、主に以下の3社が多いです。価格帯は時期や店舗のセールによって変動しますが、大体の目安を知っておくと予算が立てやすくなります。
主要メーカーと価格帯の目安(100gあたり)
コーンスターチの価格は、商品の容量やメーカーのブランド力、そしてセール状況によって大きく変わります。ここでは、一般的に流通している商品の価格帯を比較してみました。
| メーカー・ブランド | 特徴 | 価格帯(100gあたり目安) |
| 日清製粉グループ | 安定した品質。一般的な調理用から製菓用まで。 | 約100円~150円 |
| オタフク(製菓材料系) | 製菓向けの商品が多く、小袋タイプも豊富。 | 約150円~200円 |
| プライベートブランド(PB) | コスパ重視の選択肢。大容量パックもある。 | 約80円~120円 |
| 海外オーガニック系 | Non-GMOや有機JAS認定など、こだわり派向け。 | 約250円~350円 |
この表からもわかるように、安く済ませたい場合はPB商品、品質にこだわりたい場合は専門メーカーやオーガニック系を選ぶのが賢明です。特にPB商品が100gあたり100円を切る価格で販売されている場合もあり、日常的に使う方には非常におすすめですよ。
特売日を狙う!賢いスーパーでの買い物術
コーンスターチは保存がきく食材なので、特売日を狙ってまとめ買いするのが非常に経済的です。スーパーでは、月に数回「粉物セール」や「製菓材料割引デー」といったイベントを実施していることがあります。普段はメーカー品を選んでいる方も、特売日ならお得に購入できるチャンスです。
また、スーパーのポイント会員になっている場合は、ポイントアップデーに購入することで実質的な割引を受けることもできます。少しでも安く手に入れたい方は、普段から利用しているスーパーのチラシやアプリをチェックして、コーンスターチが割引対象になっていないか確認してみてくださいね。モモストアの経験上、スーパーの特売情報はGoogle検索でも確認できることが多いので、お出かけ前にチェックするのも一つの手ですよ!
【ドラッグストア・薬局】コーンスターチの取り扱いはある?
「コーンスターチのためだけにスーパーに行くのはちょっと…」という方や、「日用品のついでに調達したい」という方は、ドラッグストアや薬局での取り扱いが気になりますよね。結論から言うと、コーンスターチは多くのドラッグストアで取り扱いがあります。ただし、スーパーと比べて陳列の場所や種類が独特なので、事前に知っておく必要があります。
マツキヨ、スギ薬局、ウエルシアなどの大手チェーン
サンドラッグ、マツモトキヨシ、ウエルシア、スギ薬局といった大手ドラッグストアチェーンの多くは、近年、食料品や日用消耗品の品揃えを強化しています。コーンスターチもその一環として、取り扱われることが増えています。
- 陳列場所:主に「食品・調味料」エリアにあります。具体的には、小麦粉や片栗粉、お好み焼き粉など、他の粉物と一緒に並べられています。スーパーの「製菓材料コーナー」のような専門的な売り場は少ないため、「粉物全般」の棚を探すのがポイントです。
- 品揃えの傾向:スーパーと比べて、取り扱うメーカーや種類は少なめです。多くの場合、最も一般的な国内メーカーのコーンスターチが1~2種類置かれている程度です。大容量パックやこだわりのオーガニック商品は、ほとんど見かけません。
- 価格帯:通常価格はスーパーと大差ありませんが、ドラッグストアは「ポイント還元」や「〇%オフクーポン」が使える日が多いのが魅力です。例えば、ウエルシアでは毎月20日にTポイントを使ってお得に買い物ができる日がありますし、スギ薬局でも独自のポイント制度があります。これらの特典を上手に使えば、実質的にスーパーよりも安く購入できる可能性があります。
ドラッグストアの意外な「穴場」コーナー
ドラッグストアの店舗によっては、コーンスターチが「ベビー用品」のコーナーに置かれていることも稀にあります。これは、コーンスターチがベビーパウダーの代わりや、離乳食のとろみ付けに使われることがあるためです。
ただし、これは非常に稀なケースで、探す際はまず調味料コーナーをチェックするのが鉄則です。もし、調味料コーナーに無かった場合や、小型の店舗で一般的な食品の取り扱いが少ない場合は、残念ながら取り扱いがない可能性が高いです。無理に探し回るよりも、次のH2で紹介する100円ショップやネット通販を検討する方が効率的でしょう。
モモストアのまとめとしては、ドラッグストアは「日用品を買うついでにコーンスターチも欲しい」という場合に便利ですが、「特殊なコーンスターチが欲しい」というこだわりがある場合は、スーパーやネット通販を利用するのがおすすめです。
【100円ショップ】ダイソー・セリア・キャンドゥで見つかる?
「ちょっとだけ使いたい」「お試しで少量だけ欲しい」というニーズにぴったりなのが100円ショップです。ダイソー、セリア、キャンドゥといった主要な100円ショップでも、コーンスターチの取り扱いがあるのでしょうか?
ダイソー・セリア・キャンドゥのコーンスターチ事情
結論から言うと、100円ショップでもコーンスターチは見つかります!しかし、その形状と陳列場所には特徴があります。
- サイズは小袋がメイン:100円(税抜)という価格設定のため、当然ながら内容量は少なめです。主に50g〜100g程度の小袋タイプが販売されています。これは、お菓子作りで少しだけ使いたい、あるいは粉物のストックを切らしたくない、という方には大変便利です。
- 陳列場所:ほとんどの店舗で「製菓材料コーナー」か「粉物・調味料コーナー」にあります。特に製菓材料のシーズンには、ホットケーキミックスや型と一緒に賑やかに陳列されていることが多いです。
- 品揃え:基本的にPB商品や、100円ショップ向けのパッケージ商品が中心です。大手メーカーのパッケージをそのまま見ることは少ないですが、品質としては問題なく使用できます。
モモストアが特に注目したいのは、100円ショップは「試しに使ってみたい」というニーズに最適だという点です。例えば、コーンスターチを初めて使うレシピに挑戦する際、大袋を買って余らせてしまうのはもったいないですよね。そんな時、100円ショップのコーンスターチなら気軽に試せます。
100円ショップのメリット・デメリットを徹底比較!
100円ショップでコーンスターチを購入するメリットとデメリットをまとめました。
| メリット | デメリット |
| 価格が安く、失敗を恐れず試せる。 | 容量が少ないため、大量消費には向かない。 |
| 小袋なので、保存場所に困らない。 | 品切れになっている可能性が高い(特にシーズン中)。 |
| 製菓材料コーナーで他の道具も一緒に揃えられる。 | 取り扱いがない店舗や、時期がある。 |
特にデメリットとして挙げられる「品切れ」は、週末や長期休暇前など、お菓子作りをする人が増える時期にはよくあることです。そのため、「確実に今日欲しい!」という場合は、やはりスーパーかネット通販をメインで考えた方が良いでしょう。しかし、普段からダイソーなどで日用品を購入するついでに探してみる、というスタンスがおすすめです。
また、100円ショップのコーンスターチは、お菓子作り以外にも、掃除や洗濯の裏技に使うために購入する人も多いようです。例えば、窓拭きの際の水に少量混ぜる、洋服の染み抜きに使うなど、意外な活用法があるんですよ。興味のある方は、100均コーンスターチの裏技をGoogle検索で調べてみるのも面白いかもしれません。
【コンビニ】セブン、ローソン、ファミマで緊急調達は可能?
急にお菓子作りを思い立ったり、料理で「とろみが足りない!」と気づいた深夜や早朝、「近くのコンビニにコーンスターチがあれば…」と思う瞬間、ありますよね。では、大手コンビニチェーン(セブンイレブン、ローソン、ファミリーマート)でコーンスターチは手に入るのでしょうか?モモストアが実態に迫ります。
残念ながら…基本的には取り扱いなし
結論から申し上げますと、コーンスターチのコンビニでの取り扱いは、基本的に「ない」と考えていただいて大丈夫です。
コンビニは、限られたスペースの中で、最も需要の高い日用品や食料品を陳列しています。調味料に関しても、塩、砂糖、醤油、顆粒だしなど、日常的に使用頻度が非常に高いものが中心です。コーンスターチは、これらの調味料と比べると、どうしても需要が低くなってしまうため、ほとんどの店舗で陳列されていません。
ただし、ごく稀なケースとして、
- 観光地や地方の店舗:周辺にスーパーがない、あるいは夜間に営業している店が少ないといった立地の場合、例外的に置いていることがあります。
- 大型のショッピングモール内店舗:製菓材料の需要が見込める立地にある場合、品揃えが豊富になることがあります。
といった例外はありますが、これらは非常にレアケースです。「コンビニに行けば買えるだろう」という期待はしない方が賢明です。夜間に急に必要になった場合は、24時間営業のスーパーや、後述するネット通販の翌日配送サービスを利用するのが現実的な解決策になります。
「片栗粉」で代用できる可能性を頭に入れておこう
もし、レシピで「コーンスターチ」と指定されているけれど、緊急でコンビニしか開いていない場合、代わりに「片栗粉」を探してみてください。片栗粉なら、コンビニでも取り扱いがある可能性がコーンスターチよりも高いです。
片栗粉とコーンスターチは全く同じものではありませんが、料理のとろみ付けや、揚げ物の衣をサクサクにしたいといった用途であれば、片栗粉で代用できることが多いです。ただし、お菓子作り、特にケーキやクッキーの生地を軽く仕上げたい場合は、片栗粉ではコーンスターチの代わりは務まりません。この代用に関しては、後のH2で詳しく解説しますね。
緊急時には、コンビニで片栗粉を探しつつ、もし見つからなければ「今日は諦めて次の日の朝にスーパーで買う」というプランに切り替えるのが、一番ストレスなく問題を解決する方法だと言えます。
コーンスターチの価格帯を徹底比較!安く手に入れる裏技とは?
コーンスターチの価格は、どこで買うか、どのメーカーを選ぶかによって大きく変動します。「どうせ使うなら安くて質の良いものがいい!」というのは当然の願いですよね。ここでは、販売場所別の価格帯を比較し、モモストアがおすすめする「安く手に入れる裏技」を紹介します。
販売チャネル別の価格帯比較(100gあたりの目安)
ここでは、一般的なコーンスターチ(国内メーカー品、またはPB品)を想定した価格帯の目安を比較します。
| 販売チャネル | 容量(目安) | 100gあたりの価格(目安) | コストパフォーマンス |
| スーパーマーケット | 100g〜500g | 80円〜150円 | 安定して安い。特売時が狙い目。 |
| ドラッグストア | 100g〜300g | 90円〜160円 | クーポンやポイント利用で実質安くなる。 |
| 100円ショップ | 50g〜100g | 100円(固定) | 少量だけ欲しい場合は最安。 |
| ネット通販(大容量) | 1kg〜5kg | 50円〜100円 | 大量消費するなら圧倒的に最安。 |
| ネット通販(こだわり品) | 100g〜500g | 150円〜350円 | 品質重視。オーガニックなどは高め。 |
この比較から分かるように、最も安くコーンスターチを手に入れる方法は、「ネット通販で大容量パックを購入する」ことです。もし、頻繁にお菓子作りをする、あるいは家庭料理でとろみ付けを多用するという方は、1kg単位などの業務用サイズを選ぶことで、100gあたりの単価を大幅に抑えることができます。
裏技1:メルカリやフリマアプリの「未使用・未開封品」を狙う
コーンスターチは、お菓子作りが趣味の人が「多めに買いすぎてしまった」「レシピ本で買ったけど使わなかった」といった理由で、メルカリやラクマといったフリマアプリに出品されることがよくあります。
特に、海外製の珍しいコーンスターチや、賞味期限が近いという理由で格安になっている未使用・未開封品を狙うのは一つの裏技です。ただし、食品なので賞味期限と保存状態を必ず出品者に確認し、自己責任で利用するようにしてくださいね。開封済みのものは衛生上避けるのが賢明です。
裏技2:富澤商店やクオカなどの製菓材料専門店をチェック!
スーパーやドラッグストアにはない、質の高いコーンスターチをお得に手に入れたいなら、製菓材料の専門店をチェックしてみてください。富澤商店(TOMIZ)やクオカ(cuoca)などの専門店は、一見すると高そうに思えますが、実は製菓材料のセールを頻繁に行っています。
これらの専門店では、一般的なコーンスターチだけでなく、有機コーンスターチやタピオカスターチなどの特殊なデンプンも取り扱っており、セール時期を狙えば通常よりもお得に購入できます。また、専門店のものは品質が安定しているため、「失敗したくない」という本格派の方には非常におすすめです。特に、富澤商店などのセール情報をGoogle検索で確認してから買いに行くのが、賢い買い物術ですよ!
コーンスターチの主な用途は何?料理やお菓子作りでの活用法
コーンスターチは「トウモロコシのでんぷん」から作られていますが、具体的にどんな料理やお菓子に使われるのでしょうか?その特性を知れば、キッチンでの活用の幅がぐっと広がります。モモストアが、コーンスターチの最も重要な役割と、知っておきたい活用法を解説します。
役割1:料理における「とろみ付け」のスペシャリスト
コーンスターチの最もポピュラーな使い道の一つが、料理の「とろみ付け」です。中華料理の餡や、シチュー、ポタージュスープなどのとろみ付けに使われます。
コーンスターチでとろみをつけた時の特徴は、片栗粉でつけた時のとろみよりも透明度が高く、光沢があり、冷めても分離しにくい点です。特に、冷製スープやデザートのソースなど、見た目の美しさが重要な料理に使うと、仕上がりが格段に良くなります。また、片栗粉に比べてダマになりにくく、サラッとした状態で水に溶けるため、初心者の方でも扱いやすいのが魅力です。
ただし、とろみ付けの際は、必ず水で溶いてから(水溶きコーンスターチにしてから)料理に加えるようにしてください。粉のまま熱い液体に入れると、一瞬でダマになってしまい、元に戻せなくなってしまうので注意が必要です。
役割2:お菓子作りの「食感改善」になくてはならない存在
コーンスターチは、お菓子作りにおいては「名脇役」とも言える存在です。特に、以下のような目的で使われます。
- クッキーやタルト生地:生地に少量加えることで、小麦粉のグルテン(粘り気)の生成を抑え、サクサクとした軽い食感に仕上がります。
- カスタードクリームやプリン:卵の凝固を助け、加熱中の分離を防ぎます。また、舌触りがなめらかで上品な口当たりになります。
- スポンジケーキ:一部をコーンスターチに置き換えることで、きめ細かく、ふんわりとした食感のスポンジになります。
この「食感改善」の役割こそ、コーンスターチが片栗粉や他の粉物と決定的に違う点です。特にパティシエが作るような本格的な焼き菓子やクリームには、コーンスターチは欠かせない材料です。もし、あなたの作ったクッキーが「なんか重たいな…」と感じたら、レシピにあるコーンスターチの役割を見直してみてください。
役割3:揚げ物の「衣」や「打ち粉」としての隠れた才能
意外と知られていないコーンスターチの活用法が、揚げ物の衣や、肉の下ごしらえに使う「打ち粉」としての役割です。
- 揚げ物:小麦粉の代わりにコーンスターチを衣に使うと、水分をよく吸ってくれるため、非常にサクサクとした軽い食感に揚がります。特に、フライドチキンやフライドポテトなどの衣に使うと、その違いがよく分かります。
- 打ち粉:肉や魚にコーンスターチを薄くまぶす(打ち粉をする)と、焼いたり炒めたりする際に食材の旨味を閉じ込め、表面が香ばしく仕上がります。また、ソースが絡みやすくなるというメリットもあります。
このように、コーンスターチは料理の仕上がりを一段階グレードアップしてくれる万能な粉なのです。皆さんのご家庭でも、ぜひ色々な用途で試してみてくださいね!
コーンスターチがない!緊急時に役立つ代用品を徹底紹介
いざ料理やお菓子作りを始めようとした時に、「あっ、コーンスターチがない!」と気づくことはよくありますよね。特に深夜や休日のように、すぐに買いに行けない状況だと焦ってしまいます。
そんな緊急時に備えて、モモストアがコーンスターチの代わりになる身近な食材と、それぞれの代用時のポイントを詳しく解説します。代用する際は、「どんな役割のためにコーンスターチを使いたかったのか」によって、選ぶべき代用品が変わってきますよ。
代用品1:【とろみ付け・揚げ物】片栗粉(カタクリコ)
日本の家庭で最も一般的なデンプンであり、コーンスターチの代用品として最も使われるのが片栗粉です。片栗粉はジャガイモのデンプンから作られています。
代用時のポイントと注意点
- とろみ付け:◎(最も適している)
片栗粉もコーンスターチと同じように、加熱すると強いとろみがつきます。ただし、コーンスターチよりとろみが強く、冷めると白く濁りやすいという特性があります。使用量はコーンスターチと同じ量、あるいは少し少なめから試してみてください。 - 揚げ物:○(問題なく使える)
揚げ物の衣に使うと、コーンスターチほどサクサクにはなりませんが、カラッと揚がります。 - お菓子作り:△(クッキーやタルトの代用は厳しい)
片栗粉はグルテン抑制効果が弱く、粉の粒子もコーンスターチより粘り気が出やすいため、クッキーやケーキに使うと重い食感になりがちです。特に食感を重視するお菓子作りでは、代用はおすすめできません。
総評:とろみ付けや、つなぎとしての代用は可能ですが、お菓子作りの食感改善には不向きです。
代用品2:【とろみ付け・お菓子作り】薄力粉(小麦粉)
薄力粉は、ほとんどの家庭に常備されているため、緊急時の代用品として便利です。薄力粉はグルテン(粘り)の性質が強く、コーンスターチとは大きく異なりますが、工夫次第で代用が可能です。
代用時のポイントと注意点
- とろみ付け:○(使えるが、加熱時間が長めに必要)
薄力粉でとろみをつける場合は、コーンスターチや片栗粉よりも長い時間加熱し、しっかりと煮込む必要があります。また、とろみがつく際に白く濁り、口当たりが重くなる傾向があります。ルーのように油脂と一緒に炒めてから加える(ベシャメルソースなど)と成功しやすいです。 - お菓子作り:○(代用可能だが、食感が変わる)
クッキーやパウンドケーキのレシピで、コーンスターチを薄力粉で代用すると、生地が硬く、重くなりがちです。コーンスターチが持つ「サクサク感」や「口溶けの良さ」は失われてしまいます。
総評:コーンスターチの役割を完全に果たすのは難しいですが、手元に薄力粉しかない場合は、量を少し減らして代用し、粘り気が出ないよう注意しながら使うと良いでしょう。
代用品3:【お菓子作り・とろみ付け】米粉・タピオカスターチ
よりコーンスターチの性質に近いデンプンとして、米粉やタピオカスターチ(キャッサバ芋のデンプン)があります。これらはスーパーの製菓材料コーナーにも置かれていることが増えています。
代用時のポイントと注意点
- 米粉:グルテンフリーで、コーンスターチに近いサラッとした粉質です。お菓子に使うと、コーンスターチほどではないものの、軽い食感になります。とろみ付けにも使えますが、コーンスターチよりも少しとろみが付きにくい傾向があります。
- タピオカスターチ:コーンスターチよりもさらに強いとろみと、高い透明度が出ます。もっちりとした食感になるため、団子や和菓子、中華の餡など、もっちり感が欲しい料理に最適です。お菓子作りでは、コーンスターチとは異なる「もっちり感」を活かすレシピで代用できます。
これらの代用品は、コンビニや100円ショップにはまず置いていませんが、普段からグルテンフリーの料理やお菓子作りをする方にとっては、非常に便利な代用品となります。
緊急時の代用品をまとめた表がこちらです。
| 代用品 | とろみ付けの適性 | お菓子作り(サクサク感)の適性 | 入手しやすさ |
| 片栗粉 | ◎(とろみが強い) | △(重くなる) | ◎(スーパー、ドラッグストア) |
| 薄力粉 | ○(長時間加熱が必要) | △(硬くなる) | ◎(どこでも) |
| 米粉 | ○(上品なとろみ) | ○(比較的軽い) | △(スーパーの製菓コーナー) |
| タピオカスターチ | ◎(強い透明度) | △(もちもちになる) | △(スーパーの製菓コーナー) |
コーンスターチと片栗粉、小麦粉の違いを分かりやすく解説!
コーンスターチ、片栗粉、小麦粉は、どれもキッチンで大活躍する「白い粉」ですが、その原材料も性質も全く異なります。この違いを知っておくと、料理やお菓子作りの失敗を減らし、仕上がりをワンランクアップさせることができます。モモストアが、それぞれの決定的な違いを分かりやすく解説します。
原材料の違い:何から作られている?
まずは、それぞれの原材料を見てみましょう。ここで全ての性質の違いが生まれています。
- コーンスターチ:トウモロコシのデンプン
- 片栗粉:ジャガイモのデンプン(元々はカタクリの根から作られていましたが、今はほとんどがジャガイモです)
- 小麦粉:小麦を挽いた粉(デンプンだけでなく、タンパク質や脂質、食物繊維なども含まれます)
コーンスターチと片栗粉は純粋なデンプン質であるのに対し、小麦粉はデンプン以外の成分を多く含んでいます。特に、小麦粉に含まれるタンパク質が水と混ざることでできる「グルテン(粘り気)」が、両者との最大の差を生み出しています。
性質の違い:とろみ・食感・加熱後の変化
料理やお菓子作りに大きな影響を与えるのは、これらの粉が「加熱された時」や「生地に加えられた時」にどう変化するかという性質です。
とろみ・粘り気の違い
とろみ付けの用途で比較すると、以下のようになります。
| 粉の種類 | とろみの強さ | とろみの透明度 | 冷めた時の変化 |
| 片栗粉 | 最も強い | 濁りやすい | 時間と共に粘りが戻る(老化)し、白く濁りやすい。 |
| コーンスターチ | 中程度 | 高い(光沢がある) | 冷めても粘りや透明度が比較的維持されやすい。 |
| 小麦粉 | 弱い | 非常に濁る | とろみをつけるのに時間と油脂(ルー)が必要。 |
特に、カスタードクリームやフルーツソースなど、冷やして使う料理には、コーンスターチの「冷めても分離しにくい」という性質が非常に重要になります。片栗粉は冷めると粘りが強くなりすぎてしまうため、これらの料理には不向きとされています。
お菓子作りの食感の違い
お菓子作りの仕上がりに関わる食感の違いは以下の通りです。
- コーンスターチ:グルテンを含まないため、生地の粘りを抑え、サクサク、ホロホロ、きめ細かく、軽い食感に仕上げます。カスタードクリームをなめらかにする役割も大きいです。
- 薄力粉:グルテンが含まれるため、単体で使うとしっとり、または硬い食感になります。ふっくらさせたいスポンジケーキや、しっとりしたパウンドケーキのベースとなります。
- 片栗粉:コーンスターチよりも粘り気が強いため、焼き菓子に使うと重い、ねっとりした食感になりがちです。製菓用途としては、ほぼ使われません。
この違いを理解しておけば、「このレシピでコーンスターチを使うのは、この食感を出したいからだな」と意図が分かり、代用すべきか否かの判断が的確にできるようになります。これからは、それぞれの粉を使い分けて、料理やお菓子作りのプロを目指しましょう!
【ネット通販】コーンスターチを確実に手に入れるならココがおすすめ!
「近所のスーパーで見つからなかった」「大容量でコスパの良いものが欲しい」「オーガニックなど、こだわりの商品を選びたい」といった場合は、ネット通販の利用が最もおすすめです。Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングといった主要なプラットフォームを使えば、全国のメーカーのコーンスターチを自宅にいながら比較検討できます。
ネット通販の最大のメリット:品揃えの豊富さと低価格
ネット通販でコーンスターチを購入する最大のメリットは、以下の3点に集約されます。
- 圧倒的な品揃え:国内の一般的なメーカー品はもちろん、海外のオーガニックブランド、Non-GMO(遺伝子組み換えでない)のもの、無添加のものなど、スーパーでは手に入らない特殊なコーンスターチも簡単に見つかります。
- 大容量・業務用サイズ:頻繁にコーンスターチを使う方にとって、1kg、5kgといった大容量サイズが手軽に購入できるのは非常に魅力的です。前述の通り、100gあたりの単価が最も安くなる購入方法です。
- 価格比較の容易さ:複数のショップやプラットフォームで価格を比較できるため、最安値を見つけやすいです。また、ポイント還元率が高い日を狙って購入すれば、さらにお得になります。
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングの選び方
どの通販サイトを使うかは、普段利用しているサイトや、欲しいコーンスターチの種類によって使い分けるのがおすすめです。
| プラットフォーム | 特徴とおすすめの使い方 | チェックすべきポイント |
| Amazon | 即日配送サービスが魅力。すぐに欲しい時や、プライベートブランド(PB)商品を探す際に便利。 | 「Amazon限定」の大容量パックが狙い目。 |
| 楽天市場 | ポイントアップキャンペーンが豊富。製菓材料の専門店が多く出店しているため、専門的な商品を探すのに最適。 | 「楽天スーパーセール」などの大型セール時を狙う。 |
| Yahoo!ショッピング | PayPayポイント還元率が高く、Tポイントも貯まる。LOHACOなどのストアも利用できるため、日用品と合わせて購入しやすい。 | PayPayのキャンペーン開催日をチェック。 |
特に、本格的にお菓子作りをされている方には、楽天市場に出店している製菓材料専門店での購入をおすすめします。品質の良いコーンスターチだけでなく、関連する器具や他の材料も一緒に購入できるので、手間がかかりません。
メルカリやラクマなどのフリマサイトもチェック!
先ほどのH2でも少し触れましたが、メルカリやラクマもコーンスターチの購入先として注目されています。未開封品や、賞味期限がまだ十分に残っているものが、定価よりも安く出品されていることがあります。特に海外製の珍しいコーンスターチなどは、フリマサイトでしか見つからない場合もありますよ。
ただし、フリマサイトでの購入は「個人間取引」となるため、商品の状態や賞味期限、発送方法などについて、必ず購入前に出品者に質問し、納得した上で購入するようにしてくださいね。食品である以上、衛生管理には十分な注意を払いましょう。
コーンスターチを選ぶときのポイントと人気メーカー3選
コーンスターチと一口に言っても、実はいろいろな種類があり、価格も品質もさまざまです。ここでは、あなたの用途に合ったコーンスターチを選ぶためのポイントと、モモストアがおすすめする人気のメーカーを3つご紹介します。選び方をマスターすれば、失敗知らずのコーンスターチライフが送れますよ!
失敗しないコーンスターチ選びの3つのポイント
コーンスターチを選ぶ上で、特に注目すべきポイントは以下の3点です。
- 用途に合った容量を選ぶ:
・お菓子作り初心者や少量利用:100g前後の小袋タイプ(100円ショップや製菓コーナー)。
・日常的な料理や頻繁な製菓:500g程度の中袋タイプ(スーパー)。
・大量消費する方や業務用:1kg以上の大容量パック(ネット通販)。
余らせてしまうと風味が落ちてしまうため、使う量に見合った容量を選ぶことが重要です。 - 原材料と製造方法をチェック:
特に近年、健康志向の高まりから「遺伝子組み換えでない(Non-GMO)」や「オーガニック(有機JAS認定)」のコーンスターチを選ぶ人が増えています。価格は高くなりますが、食の安全にこだわりたい方は、パッケージの裏面や商品説明を必ずチェックしましょう。 - 粒子の細かさや品質:
品質の高いコーンスターチは、非常に粒子が細かく、サラサラとしています。これは、お菓子作りにおいてきめ細かく、軽い食感を実現するために非常に重要です。海外の製菓専門メーカーのコーンスターチは、特にこの粒子が細かい傾向があります。
特に、オーガニックのコーンスターチは、オーガニックコーンスターチをGoogle検索で探して、その違いを試してみるのも面白いかもしれません。一度高品質なものを試すと、仕上がりの違いに驚くはずです。
モモストアがおすすめする人気メーカー3選
モモストアの視点で、安心して使えて人気も高いコーンスターチメーカーを3つピックアップしました。
日清製粉ウェルナ
国内最大手の製粉メーカーの一つであり、そのコーンスターチも品質が安定しています。スーパーで最も見つけやすく、普段使いとして非常に優秀です。調理から製菓まで、幅広い用途で失敗なく使えます。パッケージも分かりやすく、初心者の方に特におすすめです。
ギャバン (GABAN)
主にスパイスなどで有名なメーカーですが、製菓材料も高い人気を誇ります。ギャバンのコーンスターチは、プロの料理人やパティシエにも愛用されているほど品質が高く、特に揚げ物の衣やお菓子作りの仕上がりを重視する方に最適です。少し価格は高くなりますが、その分満足度は高いでしょう。
共立食品
製菓材料の専門メーカーとして知られています。小袋や使い切りサイズのコーンスターチの品揃えが豊富で、製菓材料コーナーでよく見かけます。パッケージにレシピが載っていることもあり、これからお菓子作りを始める方にとって非常に親切なメーカーです。
これらのメーカーの中から、ご自身の予算や用途に合わせて選んでみてくださいね。
コーンスターチの賞味期限と正しい保存方法
コーンスターチは粉物なので、「賞味期限なんて気にしなくていいのでは?」と思いがちですが、実は正しい保存をしないと、風味が落ちたり、虫が発生したりする可能性があります。せっかく買ったコーンスターチを無駄にしないために、賞味期限の目安と、正しい保存方法をしっかりと学んでおきましょう。
未開封・開封後の賞味期限の目安
コーンスターチの賞味期限は、メーカーやパッケージにもよりますが、一般的に未開封の状態で製造日から1〜2年程度と設定されていることが多いです。これは、デンプン質なので腐ることはありませんが、時間が経つにつれて風味が落ちたり、吸湿によって固まったりするのを防ぐためです。
最も重要なのは、開封後の賞味期限です。コーンスターチは湿気や匂いを吸着しやすい性質を持っているため、開封後はできるだけ早く使い切ることが推奨されています。目安としては、開封後6ヶ月〜1年以内に使い切るのが理想です。
もし、開封から時間が経ってしまったコーンスターチを使う場合は、以下の2点をチェックしてみてください。
- 匂い:油が酸化したような「古い匂い」がしないか。
- 状態:粉が固まっていないか、またはダマになっていないか。
これらの異常が見られた場合は、残念ながら使用を控えることをおすすめします。
コーンスターチを長持ちさせる正しい保存方法
コーンスターチを長く、美味しく使うためには、以下の3つのポイントを守って保存しましょう。
密閉容器への移し替えは必須!
購入時の袋は完全な密閉ではないことが多いため、開封後は必ず密閉性の高い容器に移し替えてください。ガラス製の保存容器や、蓋がしっかり閉まるプラスチック容器がおすすめです。この際、乾燥剤(シリカゲルなど)を一緒に入れておくと、湿気を防ぐ効果がさらに高まります。
温度と湿度の低い場所で保管する
コーンスターチは、湿気と高温を最も嫌います。キッチンの中でも、コンロやオーブンの近くなど、温度や湿度が上がりやすい場所は避けてください。理想は、直射日光の当たらない、涼しくて暗い戸棚の中です。冷蔵庫での保存も可能ですが、冷蔵庫から出した際の「結露」によって湿気を吸ってしまうことがあるため、出し入れを頻繁にする場合は避けた方が無難です。
匂いの強いものから離す
コーンスターチは匂いを吸着しやすいため、コーヒー豆やスパイス、洗剤といった匂いの強いものの近くに置いてしまうと、コーンスターチ自体に匂いが移ってしまうことがあります。保存場所を決める際は、周りに何が置かれているかにも注意してくださいね。
これらのポイントを守って、大切なコーンスターチを最後まで美味しく使い切りましょう!
モモストア的!コーンスターチを使ったおすすめレシピ
コーンスターチの基本を学んだところで、最後にモモストアが特におすすめしたい、コーンスターチの特性を最大限に活かしたレシピをご紹介します。どれも簡単で、コーンスターチの威力を実感できるものばかりですよ!
レシピ1:究極になめらかな「基本のカスタードクリーム」
カスタードクリームは、コーンスターチが最も活躍するレシピの一つです。コーンスターチを使うことで、加熱中の卵の分離を防ぎ、絹のようななめらかさを実現できます。
材料(作りやすい分量)
| 牛乳 | 200ml |
| 卵黄 | 2個分 |
| 砂糖 | 50g |
| コーンスターチ | 15g |
| バニラエッセンス | 少々 |
作り方とコーンスターチの役割
- 卵黄と砂糖を白っぽくなるまでよく混ぜ、コーンスターチを加えてさらに混ぜる。
- 鍋で温めた牛乳を少しずつ加えながら混ぜ、再び鍋に戻す。
- 中火にかけ、ヘラで絶えず鍋底を混ぜながら加熱する。とろみがつき、フツフツと沸騰してからさらに1分ほど加熱するのが、コーンスターチでとろみを安定させるためのコツです。
- バニラエッセンスを加えて火からおろし、冷まして完成。
ポイント:コーンスターチは、加熱でデンプンが糊化する際に、卵のタンパク質の凝固を助け、加熱しすぎても卵がボソボソになるのを防いでくれます。このひと手間が、お店のようななめらかさの秘密です!
レシピ2:サクサクホロホロ「スノーボールクッキー」
「コーンスターチ=サクサク」の法則を実感できるのが、スノーボールクッキーです。生地にコーンスターチを加えることで、小麦粉だけのクッキーには出せない、軽い口溶けが生まれます。
材料(約20個分)
| 無塩バター(常温) | 80g |
| 粉砂糖(生地用) | 30g |
| 薄力粉 | 100g |
| コーンスターチ | 20g |
| アーモンドプードル | 20g |
| 粉砂糖(まぶし用) | 適量 |
作り方のコツとコーンスターチの役割
バターに粉砂糖を混ぜる工程で、コーンスターチと薄力粉、アーモンドプードルを一気にふるい入れて混ぜるのがポイントです。コーンスターチが加わることで、生地のグルテン形成が抑えられ、ホロホロと崩れるような食感になります。小麦粉の一部をコーンスターチに置き換えるだけで、プロのような仕上がりになりますよ。
レシピ3:外はカリッと中はもちもち「揚げ鶏の甘酢あんかけ」
コーンスターチは、和食や中華の揚げ物にも大活躍します。特に甘酢あんかけの「あん」と「衣」のどちらにも使える、まさに万能レシピです。
- 衣として:鶏肉を揚げる直前に、小麦粉とコーンスターチを1:1で混ぜた粉をまぶして揚げると、外側がカリッと、香ばしく仕上がります。
- あんとして:甘酢のタレに、水溶きコーンスターチを少しずつ加えながら混ぜることで、透明感のある、ツヤツヤのあんができます。冷めてもトロミが分離しにくいので、お弁当のおかずにも最適です。
このように、コーンスターチ一つで、お菓子から料理まで幅広く、しかも美味しく仕上げることができます。ぜひ、今日からあなたのキッチンでコーンスターチを大活用してみてくださいね!
執筆者:モモストア

