マイクロポアテープはどこで買える？販売店ごとの在庫状況と選び方を徹底解説！

顔のメイクや傷の手当て、医療現場まで幅広く使われている「マイクロポアテープ」ですが、「いざ欲しい！」と思った時にどこで買えるのか迷ってしまった経験はありませんか？
このテープは汎用性が高いからこそ、様々な場所で売られています。この記事では、あなたの疑問を一発で解決できるよう、最新の販売状況と賢い選び方について、モモストアが詳しく解説していきます！
「近所のドラッグストアで見つからなかった」という人も、ぜひ最後まで読んで、最適な購入場所を見つけてくださいね。

マイクロポアテープの主要な販売店をまとめてチェック！

マイクロポアテープを探している方が最初に知りたいのは、きっと「どこに行けば確実に手に入るの？」という点ですよね。このテープは医療用としても美容用としても人気が高いため、非常に多くの販売チャネルが存在します。
しかし、売られている場所によって「種類」や「価格」が大きく異なるため、自分の目的に合った場所を選ぶのが賢い方法です。
モモストアが調査した結果、マイクロポアテープが手に入る主な販売店は以下の通りです。

販売チャネル一覧と製品傾向

マイクロポアテープは、主に製造元である3M（スリーエム）社の「サージカルテープ」シリーズや、一般消費者向けの「ネクスケア」ブランドとして流通しています。
販売場所によって取り扱い製品の傾向があるので、チェックしておきましょう。

販売店カテゴリ	主な取り扱い製品の傾向	在庫の確実性
ドラッグストア・薬局	一般家庭用の幅広サイズ、肌色（スキントーン）や白色の定番品、ネクスケア製品が多いです。	高（ほぼ確実）
総合スーパー（イオンなど）	医薬品コーナーや日用雑貨コーナーに、ドラッグストアに近い品揃えがあります。	中～高
コンビニエンスストア	緊急性の高い少量の白色テープなど、限定的な種類のみの場合が多いです。	低～中
100円ショップ（ダイソー・セリア）	3M社製品ではなく、類似品（代替品）が衛生用品コーナーに置かれていることが多いです。	低（3M製品はほぼ無し）
ホームセンター	医療用というよりは、資材・工具用の強力なテープ類と混ざって、衛生用品として置かれています。	中
ネット通販（Amazon/楽天/Yahoo!）	全種類・全サイズが揃い、大容量の業務用パックも購入可能です。	極高（在庫豊富）

販売店を巡る前に知っておきたいテープの種類

一口に「マイクロポアテープ」と言っても、実は複数の種類があるのをご存知でしたか？
これが、「探しに行ったけど見つからなかった！」となる原因の一つです。
主に以下の2つのシリーズがありますので、店頭で探す際は、自分が欲しいタイプを明確にしておくとスムーズですよ。

1. 3M マイクロポア サージカルテープ（医療用）：
   病院やクリニックなどで使われる業務用がベースで、主に白色（品番1530）と肌色（スキントーン/品番1533）があります。一般のドラッグストアでも販売されていますが、特にネット通販では業務用サイズ（大容量）が手に入りやすいです。
2. 3M ネクスケア マイクロポア メディカルテープ（一般消費者向け）：
   パッケージが家庭用にデザインされたブランドです。サイズ展開やパッケージが小さく、ドラッグストアやコンビニでも取り扱いやすい製品です。「キズあと保護」や「肌にやさしい」といったキャッチフレーズが目印です。

特に美容目的で使いたい方は、肌に馴染んで目立ちにくいスキントーン（肌色）を選ぶのがおすすめです。これは主にドラッグストアやネット通販で探すと見つけやすいでしょう。

ネットでの検索も活用して在庫をチェック

無駄足を踏まないために、気になる店舗の在庫状況を事前に確認するのも賢い方法です。多くのドラッグストアチェーンはオンラインストアや、公式アプリで在庫検索機能を提供しています。
また、Google検索で「3M マイクロポア 在庫 店舗」のように具体的なキーワードを入れて探すことで、取り扱い情報が見つかることもあります。
特に地方にお住まいの方や、特定のサイズが欲しい方は、事前にチェックする手間を惜しまないようにしましょう。

【市販】ドラッグストア（薬局）での取り扱い状況と探し方

おそらく、マイクロポアテープを探す方が最も訪れるのがドラッグストアや薬局ではないでしょうか。
結論から言うと、主要なドラッグストアであれば、マイクロポアテープはほぼ確実に手に入ります。
しかし、「どこに置いてあるか分からない」という方も多いはず。ここでは、具体的な販売店と、店内のどこを探せば見つかるのかを解説していきます。

主要ドラッグストアチェーンの取り扱い

以下の大手ドラッグストアチェーンでは、3Mのマイクロポアテープ（サージカルテープまたはネクスケアブランド）の取り扱いがあることが確認されています。

• ウエルシア：自社ブランドの類似品に加え、ネクスケアシリーズなど複数の種類を取り扱っていることが多いです。
• マツモトキヨシ（マツキヨ）：衛生用品、救急用品コーナーで定番品が並んでいます。
• スギ薬局：同様に、絆創膏やガーゼなどと一緒に陳列されています。
• ココカラファイン：医療用テープのラインナップが充実している傾向があります。
• ツルハドラッグ：地域によって品揃えに差はありますが、基本的には定番の白色・肌色テープがあります。

これらの店舗では、特に幅12.5mmや25mmといった汎用性の高いサイズの在庫が豊富です。
もし売り場で見つからなくても、薬剤師さんや店員さんに「3Mのマイクロポアテープはありますか？」と尋ねれば、すぐに案内してもらえるはずです。

店内の具体的な販売場所は「救急用品コーナー」

マイクロポアテープは、どのドラッグストアでも決まった場所に置かれています。
それは、「絆創膏（ばんそうこう）」「ガーゼ」「包帯」といった救急用品が集まるコーナーです。
このテープは、傷口のガーゼを固定する目的で使われることが多いため、これらのアイテムと同じ棚に陳列されているのが一般的です。

探す際のポイントは、以下のとおりです。

1. 棚の上段、または下段の端にある「医療用テープ」「サージカルテープ」と書かれた小さなブロックを探す。
2. 絆創膏が並んでいる棚の、少し専門的な医療用品が置かれているエリアに注目する。
3. 白色の箱や、肌色（ベージュ）の小箱に入っていることが多いので、パッケージの色を目印にする。

また、一部の店舗では「美容コーナー」や「まつ毛エクステ用品」の近くに、美容用途に特化した小型パッケージのネクスケア製品が置かれていることもあります。もし救急用品コーナーで見つからなければ、そちらもチェックしてみると良いでしょう。
どうしても見つからない場合は、無駄に探す時間をかけるよりも、店員さんに聞くのが最も早い解決策です。

ドラッグストアでの購入のメリット・デメリット

最も身近な購入場所であるドラッグストアですが、メリットとデメリットを理解しておくと、より賢く買い物ができます。

メリット	デメリット
すぐに手に入る即時性。	業務用や特殊なサイズ（極細・極太）の取り扱いが少ない。
Tポイントや楽天ポイントなど、ポイントが貯められる。	価格がネット通販と比較して割高になる場合がある。
実際に製品パッケージやサイズを確認できる。	店舗の在庫状況に左右される。

「ドラッグストア 店舗検索」を事前に利用して、在庫を確認してから向かうのがおすすめです。

コンビニエンスストア（セブン・ローソン・ファミマ）に置いてある？

「今すぐちょっとだけ欲しい」「急な出張で忘れてしまった」という時に頼りになるのがコンビニエンスストアですよね。
では、セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソンといった大手コンビニでマイクロポアテープは買えるのでしょうか？
結論から言うと、大手コンビニでも買える可能性はありますが、種類は非常に限定的です。

コンビニの品揃えは「最小限の応急処置」が基本

コンビニエンスストアの衛生用品の品揃えは、「旅行先や急な怪我など、緊急時に最低限必要なもの」というコンセプトで構成されています。
そのため、絆創膏、消毒液、そして医療用テープが数種類置かれていることが多いです。

マイクロポアテープそのもの（3Mの正式な製品）が置かれていることもありますが、多くの場合、コンビニ独自のプライベートブランド（PB）の「不織布テープ」や、ニチバンなどの他社製品の小巻タイプが中心となります。

• セブン-イレブン：PBブランドの「救急用テープ」など、白色の不織布テープが置かれていることがあります。
• ファミリーマート：小型の医療用テープや、絆創膏セットの一部として販売されているケースがあります。
• ローソン：医薬品取り扱い店舗であれば、3M製品を含む医療用テープの取り扱いがある可能性が高まります。

【注意点】
コンビニで取り扱われているのは、ほとんどが白色で幅の狭いタイプ（12mm程度）です。
もしあなたが、顔に貼って目立ちにくい「肌色（スキントーン）」や、特定の幅（例：25mm）を探している場合は、コンビニで見つけるのは難しいでしょう。
あくまで「応急処置」や「緊急時の仮止め」として割り切って購入するのがおすすめです。

コンビニで見つからなかった場合の代替品

もし近所のコンビニを回ってもマイクロポアテープが見つからなかった場合、以下の代替品で間に合わせることを検討してください。

1. 一般的な絆創膏：小規模な傷の固定には十分です。
2. 透明なフィルムテープ：防水性が必要な場合に、ラップのような素材の透明フィルムテープが置かれていることがあります。
3. ニチバンなどの他社製ホワイトテープ：3M製品ではありませんが、同じ用途で使える不織布テープが並んでいることが多いです。

ただし、肌が弱い方や、長時間の使用を考えている方は、コンビニの応急処置的なテープではなく、やはりドラッグストアやネット通販で3Mのマイクロポアテープを探すことを強くお勧めします。
高品質なマイクロポアテープは、肌への刺激が少なく、通気性に優れているからです。

急いでいる時ほど、まずはコンビニを覗いてみて、なければ迷わずドラッグストアや24時間営業のネット通販に切り替えるのが賢明な判断と言えるでしょう。

100円ショップ（ダイソー・セリア）やホームセンターでの販売はある？

コスパ最強の100円ショップや、日用品・DIY用品が揃うホームセンターでも、マイクロポアテープのようなサージカルテープは見つかるのでしょうか？
結論として、取り扱いはありますが、販売されている製品の性質が大きく異なります。
あなたの求めているものが「3M社のマイクロポアテープ」なのか、「不織布タイプの粘着テープ」なのかによって、利用すべき店舗が変わってきます。

100円ショップ（ダイソー・セリア）のテープ事情

ダイソーやセリアといった100円ショップでは、衛生用品コーナーに必ずと言っていいほど、「不織布テープ」や「救急用テープ」という名称の製品が並んでいます。

• 価格のメリット：なんといっても110円（税込）で手に入るため、お試しやちょっとした用途には最適です。
• 製品のデメリット：販売されているのは、ほとんどが3M社ではないプライベートブランドや他社メーカーの製品です。

【特に注意！】
3Mのマイクロポアテープは「低アレルギー性」や「優れた通気性」を特徴としていますが、100円ショップの製品は、その品質が3M製品と同等であるとは限りません。
特に敏感肌の方や、長時間にわたって顔や皮膚のデリケートな部分に使用する予定がある方は、肌トラブルを避けるためにも、正規のマイクロポアテープを選ぶことを強く推奨します。
もし100円ショップのテープを使う場合は、目立たない部分で試してから使用するようにしてください。

≪100円ショップで見つけやすい類似品≫

店舗	よく見かける製品	特徴
ダイソー	不織布テープ（小巻）	応急処置用。幅は細めが多く、白色が中心。
セリア	衛生テープ	美容用途（ネイル、まつエク）にも使える小型タイプが見つかることも。
キャンドゥ	救急用不織布テープ	ドラッグストアに似たパッケージで販売されていることがある。

ホームセンターでの取り扱いと専門的な使い方

コーナン、カインズ、DCMなどのホームセンターは、意外な盲点かもしれません。ここでは、医療用テープとDIY用の強力テープが同じ売り場に並んでいることもあります。

1. 資材・工具コーナーの近く：
   DIY用の養生テープやビニールテープの近くに、業務用サイズの医療用テープが置かれていることがあります。これは、プロの現場で一時的な仮止めに使われる需要があるためです。
2. 医薬品・衛生用品コーナー：
   ドラッグストアとほぼ同じ品揃えで、一般向けのネクスケアシリーズが販売されています。

ホームセンターの大きなメリットは、「大巻サイズ」や「業務用パック」に出会える可能性があることです。
家庭で頻繁に使う方や、ハンドメイドなどの趣味で大量に消費する方にとっては、ホームセンターでのまとめ買いはコストパフォーマンスに優れている場合があります。
探す場所を間違えないように、まずは「絆創膏・ガーゼ」の看板がある場所か、「ホームセンター 医療用テープ コーナー」を検索して、店内マップを確認してから向かいましょう。

ネット通販（Amazon・楽天・Yahoo!）で購入するメリットと注意点

近年、マイクロポアテープの購入先として最も賢い選択肢の一つが、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなどのネット通販です。
市販の店舗では手に入らない圧倒的な種類の豊富さと、価格競争による「お得感」が最大の魅力と言えます。
ここでは、ネット通販を利用する具体的なメリットと、購入時に気をつけたいポイントを解説します。

ネット通販の圧倒的なメリット5選

モモストアが考える、ネット通販での購入が最も優れている点は以下の通りです。

• 【種類が豊富】：
  店舗では見かけない極細（6mm）から極太（50mm）まで、全サイズが揃っています。また、白色、肌色（スキントーン）、ブラウンなどの全色を比較して購入できます。
• 【業務用が買える】：
  病院やプロの美容師が使うような12巻入り、24巻入りの大容量パックが手に入ります。頻繁に使う人にとっては、これ以上ないコスパの良さです。
• 【価格が安い】：
  特に大容量パックや並行輸入品は、ドラッグストアで単品購入するよりも1巻あたりの単価が格段に安くなります。ポイント還元率が高い日を狙えば、さらにお得です。
• 【シリコーンテープも選べる】：
  「マイクロポアS やさしくはがせるシリコーンテープ」など、特に肌に優しく、剥がす時の痛みが少ない上位互換モデルも簡単に探せます。
• 【自宅まで届く】：
  重い荷物になるわけではありませんが、探して店舗を巡る手間がなく、自宅のポストなどに届けてもらえるのは大きなメリットです。

ネット購入時の注意点：偽物？並行輸入品？

ネット通販は便利ですが、いくつか注意すべき点もあります。特に価格が極端に安い商品を見つけた場合は、以下の点を確認しましょう。

注意点１：並行輸入品について

Amazonや楽天市場では、「並行輸入品」として販売されているケースがあります。

• メリット：価格が安いことが多いです。
• デメリット：パッケージが日本語表記ではない、または日本の医療機器としての承認が取れていない場合があります（製品自体の品質は同じ場合が多いですが、気になる方は避けた方が良いでしょう）。
  また、肌に貼るものなので、品質管理がしっかりしている販売元を選ぶことが重要です。

初めて購入する方や敏感肌の方は、「国内正規品」と記載された商品を選ぶのが最も安心です。

注意点２：フリマアプリで購入するのはアリ？

メルカリやラクマなどのフリマアプリでもマイクロポアテープは頻繁に出品されています。

• メリット：バラ売りや、廃盤になった旧パッケージのものが手に入る可能性があります。
• デメリット：衛生用品であるため、保管状況が不明なのはリスクです。特に粘着力が落ちていたり、ホコリが付着していたりする可能性があります。
  使用期限の記載がない商品も多いため、肌に使用する場合は極力避け、ネット通販の新品を購入することをおすすめします。

もしフリマアプリで購入する場合は、出品者の評価をよく確認し、未開封品を選ぶようにしましょう。

ネット通販では、お得なセール期間（楽天スーパーセール、Amazonプライムデーなど）を狙ってまとめ買いするのが、最も賢い買い方の一つと言えるでしょう。

販売店別の価格比較！一番お得にマイクロポアテープを買う方法

マイクロポアテープは消耗品ですから、できるだけ安く、そして継続的に手に入れたいですよね。
ここでは、主要な販売店ごとに価格帯を比較し、「一番お得に買う方法」をモモストアがズバリ解説します！
価格はサイズや種類によって大きく変動しますが、今回は最もスタンダードな「幅25mm、長さ9.1m」のタイプ（医療用またはネクスケア大巻）を基準に比較します。

価格帯比較表（25mm×9.1mタイプを基準）

店舗で探す際の参考にしてください。あくまで目安であり、店舗やセールによって変動することを承知おきください。

販売場所	単価（1巻あたり）目安	まとめ買いの可否	お得度
ドラッグストア（単品）	450円〜650円	不可（多くは1個売り）	★★☆☆☆
コンビニ	300円〜500円（※小巻タイプ）	不可	★☆☆☆☆
ネット通販（単品）	400円〜550円（+送料）	可能	★★★☆☆
ネット通販（大容量パック）	250円〜400円	必須	★★★★★
フリマアプリ（中古・バラ売り）	100円〜300円	不可（出品に依存）	☆☆☆☆☆（衛生面で非推奨）

最も安く手に入れる方法は「ネット通販でのまとめ買い」

一目瞭然ですが、マイクロポアテープを最も安く手に入れる方法は、ネット通販で「12巻入り」や「24巻入り」などの大容量パックを購入することです。
ドラッグストアで1巻500円で買ったとして、12巻買うと6,000円かかりますが、ネット通販の大容量パックなら、その半額近い価格で手に入ることも珍しくありません。

Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングを賢く使う

 

• ポイント還元を狙う：
  楽天市場の「お買い物マラソン」やYahoo!ショッピングの「5のつく日」など、ポイント還元率がアップする日を狙って購入すると、実質価格がさらに下がります。
• 送料無料ラインを狙う：
  単品では送料がかかってしまうことが多いので、他の日用品や医薬品と組み合わせて、送料無料になる金額までまとめて購入するのが鉄則です。
• 定期おトク便（Amazon）を利用する：
  Amazonでは、定期的に購入する設定にすることで、さらに数パーセントの割引が適用されるサービスがあります。頻繁に使う方はぜひ活用してみてください。

「試しに使ってみたい」という方はドラッグストア、「長く、お得に使いたい」という方はネット通販の業務用パックという使い分けが最適解と言えるでしょう。
もしあなたが美容目的や医療目的で頻繁に使うのであれば、初期投資はかかっても、大容量パックを買う方がトータルコストは圧倒的に安くなります。

マイクロポアテープの全種類と最安値を比較するなら、ネット通販サイトの価格比較機能が最も便利ですよ。

用途に合わせて選ぶ！マイクロポアテープの色の種類と使い分け

マイクロポアテープには、主に「白色」と「肌色（スキントーン）」の2種類があるのをご存知でしょうか？
どちらも同じように見えますが、実はそれぞれに適した用途があり、目的によって使い分けるのが一般的です。
色選びを間違えると、かえって目立ってしまったり、目的を達成できなかったりするので、ここでしっかりと確認しておきましょう。

最もポピュラーな「白色（ホワイト）」

白色のマイクロポアテープ（品番1530など）は、最も古くからある、定番中の定番です。

• 特徴：医療用テープとして一般的で、ガーゼや包帯の固定、点滴ルートの固定など、病院で広く使われています。粘着力は中程度で、通気性に優れています。
• メリット：白色は視認性が高いため、貼った場所や貼っている範囲が明確に分かります。医療現場で「ここに貼ってある」ということを周囲に知らせる必要がある場合に適しています。
• 主な用途：
  • 医療用：ガーゼや包帯の確実な固定。
  • 家庭用：簡易的な応急処置、手芸やDIYでの仮止め。

目立たずに使える「肌色（スキントーン）」

肌色（スキントーン）のマイクロポアテープ（品番1533など）は、特に一般家庭や美容分野で人気が高い種類です。

• 特徴：肌の色に近いライトブラウンで、貼っても目立ちにくいように配慮されています。白色と同じく通気性に優れています。
• メリット：顔や露出する部分に貼っても、ほとんど目立ちません。美容目的や、傷跡を保護しながら日常生活を送りたい場合に最適です。
• 主な用途：
  • 美容用：まつ毛エクステ施術時の下まつ毛保護、二重メイクのサポート、敏感肌のメイク下地。
  • 傷あとケア：手術後の傷あとや、火傷あとの保護（紫外線透過率を抑える効果も期待できます）。

【色の使い分けの結論】
「誰にも知られずに使いたい」「目立たずに保護したい」
→肌色（スキントーン）一択です。
「家の中で使うだけ」「どうせ上から隠すから目立っても気にしない」
→白色（ホワイト）でOKです。白色の方が価格が若干安い場合もあります。

白色と肌色のその他の違いは？

粘着剤や基材（不織布）の素材自体は基本的に同じですが、肌色テープには、紫外線透過率を低く抑える工夫がされている製品もあります。
これは、傷あとを紫外線から守り、色素沈着を防ぐための重要なポイントです。
特に傷あとケアを目的とする場合は、この紫外線防御の観点からも肌色タイプを選ぶことをおすすめします。

【注意】マイクロポアテープのサイズ（幅）の種類と失敗しない選び方

色選びの次に重要なのが、テープの「幅」の選択です。
マイクロポアテープは非常に多くの幅が展開されており、用途に合わないサイズを選んでしまうと、使い勝手が悪くなるだけでなく、肌への負担が増える可能性もあります。
ここでは、主要な幅の種類と、それぞれの正しい選び方をご紹介します。

主要な幅のサイズと使い方の目安

主に市販されているマイクロポアテープの幅は、以下の4種類に大別されます。

幅（mm）	代表的な用途	適した購入場所
6mm〜10mm（極細）	二重メイク、美容ケア（目のキワ）、小さな傷のポイント固定	ネット通販（美容専門の販売店）
12.5mm（細幅）	ガーゼの固定（小）、指先の保護、まつエク施術時の下まつ毛保護（一般的なサイズ）	ドラッグストア、ネット通販
25mm（中幅・標準）	最も汎用性の高いサイズ、大きなガーゼの固定、創傷部の保護、大人の顔全体への使用	ドラッグストア、ネット通販
50mm以上（広幅）	広範囲の皮膚の保護、関節や曲がる部分の固定、業務用・大容量	ネット通販（業務用）

サイズ選びで失敗しないための3つのポイント

正しいサイズを選ぶためには、まず「何のために使うのか」を明確にすることが大切です。

ポイント１：顔に貼るなら「細幅（12.5mm以下）」を推奨

二重メイクや、まつ毛エクステのセルフケアなどで使用する場合、幅が広すぎると皮膚が引っ張られすぎてしまい、不自然な仕上がりになったり、剥がす時の負担が大きくなったりします。
特に目の周りの皮膚は非常にデリケートなので、細い12.5mm、またはネット通販で手に入る6mm～10mmの極細タイプを選ぶと、細かな作業がしやすく、肌への優しさも保てます。

ポイント２：ガーゼ固定なら「中幅（25mm）」が基本

一般的な救急箱に入れておくべき汎用サイズは25mmです。
この幅があれば、ほとんどのサイズのガーゼをしっかりと固定できますし、必要に応じてハサミで縦に切って細く使うことも可能です。
「マイクロポアテープ 25mm 定番」は、どこのドラッグストアでも見つけやすいサイズでもあります。

ポイント３：曲面には「横に切れるか」も重要

マイクロポアテープは手で簡単に切れる点が特徴ですが、横に（幅の方向に）きれいに切れるわけではありません。
関節や曲面など、細かくテープを貼りたい場合は、最初から適切な幅のものを購入するか、ハサミで丁寧にカットして使用しましょう。

もし、幅を迷ってしまったら、まずは12.5mmと25mmの2種類を揃えてみて、用途に応じて使い分けるのが賢い方法です。細いテープで事足りることもあれば、広いテープでガッチリ固定したい時もあるからです。

美容（まつエク・二重）目的で使う場合の選び方のポイント

マイクロポアテープは、元々は医療用ですが、その肌への優しさと適度な粘着力から、今や美容業界や一般の美容ケアにおいても欠かせないアイテムとなっています。
特に「まつ毛エクステ（まつエク）」の施術や「二重メイク」のサポートとして使われることが多いです。
ここでは、美容目的で使う場合の、失敗しない選び方と活用術について解説します。

まつエク施術時の「目元保護」の選び方

まつエクの施術中、上のまつ毛を扱いやすくするために、下のまつ毛を保護する目的でテープが使われます。

1. 色：肌色（スキントーン）一択！
   お客様の顔に貼るため、白色だと非常に目立ってしまい、抵抗がある方もいます。肌に馴染むスキントーンを選びましょう。
2. 幅：12.5mmが最も一般的
   目のカーブに沿って貼りやすく、細かすぎず広すぎない12.5mmがプロの現場でもよく使われます。
3. 素材：低アレルギー性かを確認
   目元は特にデリケートな部分です。3Mのマイクロポアテープは低アレルギー性の粘着剤が使われていますが、心配な方はさらに肌に優しい「マイクロポアS やさしくはがせるシリコーンテープ」を選ぶと安心です。
   剥がす時の痛みが格段に少なく、皮膚の薄い目元に最適です。ただし、価格は少し高めになります。

二重メイク・アイプチの「ライン作り」の選び方

二重のラインを固定したり、幅を調整したりする目的でマイクロポアテープを使用する方も多いです。

• 幅：6mm〜10mmの極細が必須
  二重のラインは非常に繊細です。25mmの太いテープでは不自然になってしまうため、ネット通販で見つかる6mmや10mmの極細タイプを推奨します。
• 色：肌色（スキントーン）
  メイクの上からでも目立ちにくいように、必ず肌色を選びましょう。また、その上からアイシャドウやファンデーションを塗って隠すことが多いので、化粧ノリが良いかどうかをレビューなどで確認するのも良いでしょう。
• 使い方：
  細くカットしてからラインに沿って貼り、プッシャーなどで固定します。テープの通気性が良いおかげで、通常のアイプチよりも肌が蒸れにくいというメリットもあります。

美容目的で使う場合、ドラッグストアで購入できる「ネクスケア」シリーズでも十分対応できますが、よりプロ仕様の細かなサイズや肌への優しさを求めるなら、ネット通販に頼るのがベストです。
特にプロ向けの美容材料を扱うショップ（ネットの美容用マイクロポアテープ 通信販売など）をチェックしてみると、6mm幅などの極細タイプが見つかりやすいですよ。

マイクロポアテープがない！緊急時の代用品とメーカー推奨の製品

いざという時にマイクロポアテープの在庫が切れていた、または外出先で急に必要になった、という状況は誰にでも起こり得ます。
そんな緊急時に役立つ代用品の知識と、テープがない場合に検討すべき、メーカーが推奨する類似製品について解説します。

緊急時に「一時的」に代用できるもの

あくまで一時的な応急処置として、自宅やコンビニで手に入るもので代用する方法です。ただし、肌への優しさや通気性はマイクロポアテープに劣るため、長時間の使用は避けてください。

代用品	用途	注意点
布絆創膏（一般的な救急絆創膏）	小さなガーゼや傷口の保護。	粘着力が強すぎて剥がす時に皮膚を傷める可能性、かぶれやすい。
紙テープ（医療用でないもの）	一時的な仮止め、書類の固定など。	防水性・通気性が劣る。肌に直接貼るのは非推奨。
マスキングテープ	軽度の仮止め、美容用途（パッチテストなど）。	粘着力は非常に弱い。肌に直接貼るのは避けるべき。

特に粘着力が非常に強いビニールテープやガムテープは、皮膚に直接貼ると剥がす時に皮膚の角質まで剥がしてしまい、深刻なダメージを与える危険性があります。絶対に皮膚には使用しないでください。

3M製品以外で検討すべき「代替となる不織布テープ」

「3Mの製品にこだわりはないけれど、マイクロポアテープと同じような肌に優しくて通気性の良い不織布テープが欲しい」という方もいるでしょう。
その場合、以下のような他社メーカーの不織布テープが、ドラッグストアで手に入りやすい代替品としておすすめです。

1. ニチバン ホワイトテープ / メッシュポアテープ：
   ニチバンも医療用テープの有名メーカーです。ホワイトテープはマイクロポアテープと並ぶ定番品。メッシュポアテープはさらに通気性を高めたタイプです。
2. アルケア シルキーポア：
   こちらも医療現場でよく使われる不織布テープです。比較的粘着力が強く、剥がれにくい特徴があります。
3. 各社PB（プライベートブランド）の不織布テープ：
   ウエルシアの「くらしWelcia」やマツキヨなどのPB製品にも、不織布タイプのテープがあります。価格が安く、手軽に試せるのが魅力です。

これらの代替品は、いずれも皮膚の保護や固定を目的として作られていますが、肌への合う合わないは個人差が大きいため、初めて使う際は必ず少量タイプを購入し、腕の内側など目立たない部分でパッチテストを行ってから使用するようにしてください。
もし肌が弱いと自覚があるなら、やはり「マイクロポアS」のようなシリコーン粘着剤を使った、剥がす時の痛みが少ない製品を優先して探すべきです。

最終的に、緊急時を避けるためには、ストックを切らさないよう、ネット通販で大容量パックを定期的に購入しておくのが一番の対策になります。

著者（モモストア）が選ぶ！マイクロポアテープの賢い購入先とおすすめ製品

ここまで、マイクロポアテープの販売店、種類、選び方について詳しく解説してきました。
最後に、モモストアとしての結論として、「最も賢く、後悔しない購入方法」と、目的別のおすすめ製品をまとめてご紹介します。

賢い購入先の結論：用途で使い分ける「ハイブリッド購入」が最強！

 

1. 【メインの購入先】ネット通販（Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピング）
   頻繁に使う方や、美容・医療目的で大容量が必要な方は、迷わずネット通販でまとめ買いしましょう。
   ドラッグストアの半額近くの単価で手に入り、極細サイズやシリコーンテープなど、専門的な種類も全て揃っているからです。
2. 【サブの購入先】ドラッグストア
   「今すぐ1巻だけ欲しい」「急に必要になった」という時や、初めて使ってみる「お試し」の場合は、ドラッグストアで購入するのが便利です。
   ポイントが貯まるドラッグストアを選ぶと、お得感も得られます。

モモストアがおすすめする目的別マイクロポアテープ3選

どの製品を選べばいいか迷ったら、この3つから選んでみてください。

おすすめ１：【汎用性・コスパ最強】3M マイクロポア スキントーン サージカルテープ（品番1533）

• 特徴：医療用としても使われる定番の肌色テープ。目立ちにくさと通気性を両立。
• 適した人：傷あとケア、日常的なガーゼ固定、汎用的に使いたい全ての人。
• 購入方法：ネット通販で25mm幅の12巻パックなどを購入するのが最もお得です。

おすすめ２：【敏感肌・美容目的ならコレ】3M マイクロポアS やさしくはがせる シリコーンテープ

• 特徴：独自のシリコーン粘着剤を使用。皮膚を傷めず、剥がす時の痛みがほとんどありません。
• 適した人：皮膚が弱い方、高齢者、赤ちゃん、頻繁に貼り剥がしをする方、目元の美容ケアをする方。
• 購入方法：ドラッグストアでも見かけますが、ネット通販の方が種類や在庫が豊富です。

おすすめ３：【緊急時・最小限】ネクスケア マイクロポア メディカルテープ

• 特徴：一般家庭向けに小分けされたパッケージ。ドラッグストアや一部コンビニでも取り扱いがある。
• 適した人：「とりあえず1巻あればいい」という方、防災ポーチに入れておきたい方。
• 購入方法：近所のドラッグストアやコンビニで手軽に購入できます。

あなたの生活スタイルや用途に合わせて、最適なマイクロポアテープを見つけて、快適なテープライフを送ってくださいね！
モモストアは、今後も皆様の疑問解決のお手伝いをさせていただきます。