薬局でピアスは売ってる？ピアッサーや透明ピアスの販売店と売り場を徹底解説

ピアスを開ける時や、急に透明ピアスが必要になった時、「近所の薬局（ドラッグストア）に売っているのかな？」と疑問に思いますよね。

特に忙しい時や、すぐに手に入れたい時には、手軽な薬局での購入が真っ先に思い浮かぶはずです。
この記事では、あなたが知りたい「薬局でのピアスの販売状況」を、ピアッサーから透明ピアス、種類、さらには具体的な売り場まで、モモストアが詳しく徹底解説していきます！

「化粧品コーナーにある？」「どの薬局なら確実？」といった具体的な疑問もすべて解決できるようまとめましたので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

さあ、一緒に薬局でピアスを探す旅に出かけましょう！

薬局（ドラッグストア）でピアスは本当に売っているのか？

結論からお伝えすると、薬局やドラッグストアで「ピアス」は売っています。ただし、皆さんが想像するようなファッションピアス専門店で売っているような、華やかなデザインのものは少ないかもしれません。

薬局が主に扱うのは、「医療用品」としての役割を持つピアス関連商品です。具体的には、ピアスを開けるための「ピアッサー」や、学校や職場でピアスを隠す必要がある時に使う「透明ピアス」が中心となります。

昔は「薬局でピアスを買う」という習慣はあまりありませんでしたが、近年はドラッグストアが多様な商品を扱うようになったため、医療衛生用品や美容・化粧品コーナーの一角で取り扱いが増えています。ただし、全ての店舗で取り扱っているわけではなく、店舗の規模や地域性によって大きな差があるのが現状です。

特に郊外の大型店舗や、美容関連の商品に力を入れている店舗ほど、取り扱っている可能性が高くなります。逆に、小さな街中の薬局や調剤薬局がメインの店舗では、置いていないことが多いので注意が必要です。

あなたが求めているものが、「今すぐピアスホールを開けたい」「一時的にピアスを隠したい」というニーズであれば、薬局は非常に便利な購入場所になりえます。

薬局で取り扱われる主なピアス関連商品

薬局で見つけられるピアス関連商品は、主に以下の3種類に分類されます。

種類	特徴と用途	販売目的
ピアッサー	セルフでピアスホールを開けるための器具。ファーストピアス（金属製・樹脂製）が付属していることがほとんど。	医療衛生用品、ファーストピアスとしての提供。
透明ピアス	シリコンや樹脂でできた、目立たない透明なピアス。ホールの一時的な保持や、学校・仕事での使用が目的。	化粧品小物、応急処置用、目隠し用としての提供。
消毒・ケア用品	ピアスホールを開けた後の消毒液、またはピアスホール専用の洗浄液やジェル。	衛生管理、トラブル予防のための提供。

このように、薬局で販売されているのは、あくまで「安全にピアスホールを開け、トラブルなく維持する」ための商品がメインであることが分かります。おしゃれなファッションピアスを探している方は、別の場所を探した方が良いかもしれませんね。

購入前に確認すべきこと：在庫と種類

「せっかく薬局に行ったのに、求めているものがなかった…」というのは避けたいですよね。特にピアッサーや透明ピアスは、店舗によっては在庫を少量しか置いていないことがあります。

購入前に以下のことをチェックしておくとスムーズです。

• 店舗の規模：大型のドラッグストアを選ぶ（例：マツモトキヨシ、ウエルシア、ツルハドラッグ、スギ薬局など）。
• 取り扱いブランド：「JPS（日本ピアスシステム）」など、医療用ピアッサーの有名ブランドを取り扱っているか。
• 在庫の確認：可能であれば、事前に電話で問い合わせるのが最も確実です。特に「ピアッサーが欲しい」場合は、販売しているかどうか、また在庫があるかどうかを聞いてみましょう。

「ピアッサーが売っている」という情報があっても、売り切れていたり、取り扱いを終了している可能性もありますので、訪問前のちょっとした確認が大切ですよ。

【主要薬局別】ピアスの取り扱い状況を徹底比較！

どの薬局に行けばピアス関連商品に出会えるのか、具体的な店舗名を知りたい方も多いと思います。ここでは、日本国内でよく見かける主要なドラッグストアチェーンのピアス・ピアッサーの取り扱い傾向を、モモストアが独自に調査し、比較表にまとめました。

ただし、大前提として、これらの情報は「一般的な傾向」であり、店舗や地域によって在庫状況や品揃えは大きく異なることをご理解ください。特に小型店舗や駅前の店舗は、大型店舗よりも品揃えが限られる傾向があります。

主要ドラッグストアのピアス・ピアッサー取り扱い傾向

薬局チェーン名	ピアッサー	透明ピアス	傾向とコメント
マツモトキヨシ（マツキヨ）	〇（耳用が多い）	◎（取り扱い豊富）	美容・化粧品に力を入れているため、衛生用品としての透明ピアスや医療用ピアッサーの取り扱いが多いです。大型店が狙い目。
ウエルシア	△（店舗による）	〇（取り扱いあり）	店舗の規模によるバラつきが大きいですが、最近は美容関連商品が増加傾向にあります。化粧品・スキンケア小物コーナーを探しましょう。
ツルハドラッグ	〇（耳用ピアッサー）	◎（見つけやすい）	広範囲で取り扱い実績があります。特にファーストピアス用の医療用透明ピアスを見つけやすいという声が多いです。
スギ薬局	〇（取り扱いあり）	〇（取り扱いあり）	医療衛生用品として、ピアッサーやケア用品を取り扱っている店舗があります。大型の「スギ薬局」が中心。
ココカラファイン	△（店舗による）	〇（取り扱いあり）	都市部の店舗や大型店では取り扱いがあるケースが多いです。こちらも化粧品コーナー付近を探すのが基本です。
その他の小型薬局	×（ほとんどなし）	△（稀にあり）	調剤専門や小型店では、ほとんど期待できません。置いていても、透明ピアス数点程度でしょう。

これらの情報から、「ピアッサー」や「透明ピアス」を探すなら、マツモトキヨシやツルハドラッグのような、全国展開している大型ドラッグストアを選ぶのが最も賢明だと言えます。

ピアッサーを探すなら「医療衛生用品」コーナーを

ピアッサーは、ピアスホールを開けるという医療行為に近い用途であるため、「医療衛生用品」のカテゴリーで扱われています。これは、絆創膏や包帯、消毒液などが置いてあるコーナーと同じ場所にあることが多いです。

ただし、近年は「セルフビューティー」の需要の高まりから、化粧品やビューティー用品のレジ前に近い棚に陳列されているケースも見られます。特に、ピアスを開ける時期（卒業シーズンや夏前など）には、特設コーナーが設けられることもありますよ。

もし、コーナーをくまなく探しても見つからない場合は、恥ずかしがらずに店員さんに「ピアッサーはありますか？」と尋ねてみましょう。大抵の店員さんは取り扱い状況を知っているので、すぐに場所を教えてくれます。

薬局でよく見かけるピアスの種類と特徴

薬局で見つけられるピアスは、前述の通り、ファッション性よりも「機能性」と「安全性」を重視したものが中心です。ここでは、具体的にどんな種類のピアスが売られているのか、それぞれの特徴と、なぜ薬局で売られているのかを解説します。

医療用ファーストピアス（ピアッサー付属）

薬局で最も確実に見つけられるのが、ピアッサーに付属しているファーストピアスです。これらは「医療用」と銘打たれていることが多く、初めてピアスホールを開ける人が安全に使えるように設計されています。

• 素材：サージカルステンレス、チタン、または医療用樹脂（プラスチック）。これらは金属アレルギーを起こしにくい素材として知られています。
• デザイン：非常にシンプルで、小さなボールやクリアストーン（ラインストーン）が一般的です。ホールが安定するまでの数週間〜数ヶ月間、装着し続けることを前提としているため、引っかかりにくいデザインが選ばれています。
• 針の太さ（ゲージ）：一般的に16G（ゲージ）または18Gが多いです。日本人の一般的なピアッシングに適した太さです。

ピアッサーに付属しているタイプは、清潔な状態でセットされているため、そのまま使用できるのが大きなメリットです。ピアスを開けた後、この付属のピアスを外さずにホールが安定するのを待つことになります。

透明ピアス（シークレットピアス）

学生さんや、職場やアルバイトの規則でピアスが禁止されている方にとって、透明ピアスは非常に重要なアイテムです。薬局で売られている透明ピアスは、主に以下の2種類に分けられます。

① 医療用樹脂製透明ピアス

これは、ピアスホールが完成していない状態、つまりファーストピアスの期間中にも使えるよう設計されたタイプです。非常に柔らかいシリコンや医療用樹脂で作られています。

• 特徴：柔軟性があり、寝る時や運動時も皮膚に負担をかけにくい。
• 用途：ピアスを開けたばかりで、どうしても一時的に隠したい場合に緊急で使用されます。ただし、基本的にはホールが安定するまでは金属製ファーストピアスを外すべきではないため、使用は最低限に抑えるべきです。

② 完成ホール用透明ピアス

こちらは、ピアスホールが完全に完成した後（セカンドピアス移行後）に使用するための、目立たない樹脂製のピアスです。

• 特徴：プラスチック製で硬さがあり、通常のピアスと同じように装着・取り外しが可能です。
• 用途：授業や会議、面接など、短時間だけピアスを隠したいときに使用します。

どちらの透明ピアスも薬局の化粧品コーナーやヘアアクセサリーコーナーで見つけることができますが、パッケージをよく見て、「医療用」や「ファーストピアス対応」といった記載があるかを確認することが重要です。

ピアスホールケア用品

ピアスそのものだけでなく、ケア用品も薬局の大切なラインナップです。

具体的なケア用品としては、「消毒液（非推奨の場合もあり）」「ピアスホール専用の洗浄液」「ホールクリーナー」などがあります。これらのケア用品は、ピアスホールを清潔に保ち、トラブル（炎症や化膿）を未然に防ぐために欠かせません。

特に、最近では消毒液よりも「泡タイプの専用洗浄液」が主流になりつつあります。消毒液は強力すぎて、かえって肌の治癒を妨げる可能性があるため、専用の優しい洗浄剤を選ぶことをモモストアは強くおすすめします。

薬局の「ピアス売り場」はどこ？見つけにくいコーナーの探し方

いざ薬局に行っても、目的のピアスやピアッサーがどこに置いてあるのか分からない、という経験はありませんか？薬局は商品ジャンルが多岐にわたるため、陳列場所が予想外の場所にあることも少なくありません。

ここでは、薬局内でピアス関連商品がよく置かれている「狙い目のコーナー」を詳しく解説します。事前に知っておけば、店内で迷う時間を大幅に短縮できますよ！

第一の候補：医療衛生用品コーナー

ピアッサーやファーストピアスは、その機能上、「医療衛生用品」のカテゴリーに分類されます。ここが最もピアッサーを見つけやすい場所の第一候補です。

• 具体的な場所：
  • 絆創膏（バンドエイド）、包帯、ガーゼが陳列されている棚。
  • 消毒液や傷薬、皮膚炎の薬などが並ぶエリア。
  • 眼帯や耳栓、サポーターなど、体のパーツに関する衛生用品の近く。
• 注意点：このコーナーにあるのは、主に「ピアッサー」と「ピアスホール専用の消毒・洗浄液」です。ピアスのデザインそのもの（ファッションピアス）は、ほとんど置いていません。

もしこの棚で見つからなくても、ピアッサーの有名ブランド（JPSなど）のパッケージデザインを覚えておくと、探しやすくなります。

第二の候補：化粧品・美容小物コーナー

透明ピアスや、簡単なファッションピアス（稀に）は、この美容関連のコーナーに紛れていることが多いです。

• 具体的な場所：
  • つけまつげ、ネイル用品、ヘアアクセサリー（ヘアゴム、バレッタ）が並ぶ棚。
  • ファンデーションやアイシャドウなどのメイクアップ商品の近く。
  • レジ前の特設コーナーや、季節のトレンド商品が並ぶ棚。
• 注意点：透明ピアスは、他の小さな化粧品小物（爪切りや毛抜きなど）と一緒に、フックにかけて陳列されていることが多いです。パッケージが小さく、他の商品に紛れて見過ごしやすいので、目線を低くしてじっくり探してみてください。

第三の候補：レジ周辺の「ついで買い」コーナー

薬局によっては、急な需要に応えるための商品をレジ周辺の棚に集めていることがあります。これは、ガムや飴、ポケットティッシュなどが置かれている場所です。

特に「透明ピアス」は、急に必要になることが多いため、この「ついで買い」コーナーにひっそりと置かれていることがあります。レジに並ぶついでに、周囲の棚をチェックしてみる価値は十分にありますよ。

見つからない時の最後の手段

どの棚を探しても見つからない場合は、遠慮なく店員さんに聞いてみましょう。

店員さんは商品の場所を把握していますし、「透明ピアスはどこにありますか？」と尋ねるだけで、すぐに解決します。特にピアッサーは、安全管理上、ストック棚に保管している場合もあるため、店員さんに確認するのが最も確実で時間短縮につながります。

薬局で購入できる「透明ピアス」の選び方と注意点

薬局で見つけやすいアイテムの一つに「透明ピアス」があります。学校や仕事の都合で、一時的にピアスを隠したい人にとっては救世主のような存在ですが、選び方を間違えるとピアスホールに大きなトラブルを引き起こす可能性があります。

ここでは、薬局で賢く透明ピアスを選ぶためのポイントと、使用上の注意点を詳しく見ていきましょう。

選び方の最重要ポイント：ホール完成度と素材

「ファーストピアス期間中」か「完成後」かで選ぶ

• ホールが未完成（開けてから数ヶ月以内）の場合：
  この期間は、原則として金属製のファーストピアスを外すべきではありません。どうしても必要な場合でも、「医療用」と明記された、極めて柔軟性の高い医療用樹脂製の透明ピアスを選びましょう。硬いプラスチック製は、まだ柔らかいホール内部を傷つけたり、ピアスの抜き差しでホールが塞がってしまうリスクがあります。パッケージに「ファーストピアス対応」とあるものを選んでください。
• ホールが完成済み（安定している）の場合：
  この場合は、比較的硬いプラスチック製（アクリルやポリプロピレンなど）の透明ピアスでも問題ありません。ただし、長時間の連続使用は、素材の性質上、ホール内に雑菌が繁殖しやすくなるため、「短時間だけ」の使用に留めるようにしましょう。

素材のチェック：シリコンと硬質プラスチック

素材	特徴	メリット	デメリット
医療用シリコン・樹脂	非常に柔軟で柔らかい。	ホールを傷つけにくい。肌に優しい。	安定性が低く、ホールに通りにくいことがある。長期間で劣化しやすい。
硬質プラスチック（アクリル）	硬く、形状がしっかりしている。	抜き差しがしやすい。目立ちにくい。	未完成ホールを傷つけやすい。長時間装着で雑菌が繁殖しやすい。

薬局では、主に硬質プラスチック製の透明ピアスが多く販売されています。未完成のホールに使用する場合は、必ず医療用のシリコンや樹脂製を探すようにしてください。

透明ピアスを使用する際の超重要注意点

透明ピアスは、金属製のピアスと比べて通気性が悪く、傷つきやすいため、雑菌が繁殖しやすいという大きなデメリットがあります。トラブルを避けるために、以下の点を厳守してください。

• 連続装用は避ける：透明ピアスは「シークレット（秘密）」目的のため、連続で24時間以上の装着は避けるべきです。特に寝る時は外し、金属製のアフターピアスに戻すのが理想です。
• 毎日洗浄する：使用後は必ず、ぬるま湯と専用の洗浄液（石鹸不可）で丁寧に洗い、清潔な状態で保管してください。
• 傷んだら交換：樹脂やプラスチックは劣化しやすく、表面に細かい傷がつくと、そこから雑菌が入り込みやすくなります。変色したり、表面がザラザラしてきたら、すぐに新しいものに交換しましょう。

透明ピアスはあくまで「応急処置」と心得て、基本はホールに負担の少ないサージカルステンレスやチタン製のピアスを装着するように心がけましょう。

薬局のピアッサーは「医療用」？安全性を詳しくチェック

ピアスホールを開けるための「ピアッサー」は、薬局で購入できる商品の中でも特に注意が必要です。自分で安全にピアッシングを行うためにも、「薬局で売っているから安心」と決めつけず、その種類と安全性について深く理解しておくことが大切です。

「医療用」ピアッサーとは？

薬局で販売されているピアッサーの多くは、「管理医療機器」として認証を受けている製品です。これは、特定の医療機器の基準を満たしているという意味で、その多くは以下のような特徴を持っています。

1. 滅菌処理済み：ピアッサー本体と付属のファーストピアスが、完全に滅菌された状態でパッケージされています。これにより、雑菌の侵入を防ぎ、ピアッシング時の感染リスクを最小限に抑えます。
2. バネ式（ワンタッチ式）：力を入れなくても、一瞬でピアッシングが完了するバネ式の機構を持っています。これにより、手で針を押し込むよりも痛みや失敗のリスクが少なくなります。
3. 付属ピアスの素材：サージカルステンレスや純チタンなど、アレルギーを起こしにくい医療現場でも使われる素材が採用されています。

「医療用」という言葉は、「医療従事者が使用する」という意味ではなく、「医療機器として認められた安全基準を満たしている」という意味合いが強いです。したがって、薬局のピアッサーは、セルフピアッシングツールとしては高い安全性を確保していると言えます。

注意！カーブドピアッサーやボディピアス用は稀

薬局で見かけるピアッサーは、ほとんどが「耳たぶ用」です。軟骨用、ヘリックス用、トラガス用、へそピアス用といったボディピアス用の特殊なピアッサーは、薬局ではまず見つかりません。

もし、耳たぶ以外の場所にピアスを開けたい場合は、薬局でのピアッサー購入は避け、専門のボディピアス店や病院（クリニック）で相談・施術を受けることを強く推奨します。自己判断で耳たぶ以外の箇所にピアッサーを使用すると、神経を傷つけたり、感染症を引き起こしたりするリスクが非常に高くなります。

ピアッサー選びのチェックリスト

薬局でピアッサーを購入する際は、パッケージで以下の3点を必ず確認してください。

チェック項目	確認すべき内容	重要性
素材	サージカルステンレス、純チタン、医療用樹脂のいずれかか？	金属アレルギーや炎症のリスクを避けるため、最重要。
針の太さ（ゲージ）	16Gまたは18Gか？（細すぎるとホールが安定しにくい）	ホール完成後のピアスの選択肢を広げ、安定を促すため。
滅菌表示	「滅菌済み」「個別包装」などの記載があるか？	感染症予防のため、必須。

ピアッサーは、あなたの体に穴を開けるための医療器具です。安易な気持ちで選ばず、信頼できるメーカーの製品であることを確認し、説明書を熟読してから使用しましょう。ピアッシング後のケア用品も同時に購入し、万全の体制で臨んでくださいね。

薬局以外でピアスの種類が豊富な意外な販売店3選

薬局はピアッサーや透明ピアスを探すのには便利ですが、おしゃれを楽しめるファッションピアスや、ボディピアスなど、もっと種類が豊富な場所を知りたいですよね。特に「薬局では見つからない、個性的なデザインのピアスが欲しい！」という方のために、モモストアがおすすめする意外な販売店を3つご紹介します。

バラエティショップ（ドン・キホーテ、ロフト、東急ハンズ）

これらのバラエティショップは、薬局とは異なり、ファッション雑貨や美容用品のラインナップが非常に充実しています。

• ドン・キホーテ：
  • 特徴：とにかく品揃えが豊富で、価格帯も手頃なものが多いです。ファッションピアスはもちろん、ボディピアス（軟骨用なども含む）、そして薬局と同じくピアッサーも取り扱っていることが多いです。
  • 売り場：コスメやカラコン、ヘアカラー用品などが集まる「ビューティー」または「アクセサリー」コーナー。
• ロフト・東急ハンズ：
  • 特徴：高品質なアクセサリーや、デザイン性の高いピアスが多く、特に「金属アレルギー対応」を意識したチタンやサージカルステンレス製のピアスの取り扱いもあります。
  • 売り場：アクセサリー・服飾雑貨コーナー、または美容・コスメコーナーの一角。

バラエティショップは、ピアッサーからファッションピアスまで、幅広いニーズに対応できるのが最大の強みです。特にドン・キホーテは、夜遅くまで営業している店舗が多いので、急な入り用にも対応しやすいのが魅力ですね。

100円ショップ・300円ショップ（ダイソー、セリア、3COINS）

「え、100均でピアス？」と驚かれるかもしれませんが、最近の100円ショップや300円ショップのアクセサリーのクオリティは侮れません。

• 特徴：
  • 価格：圧倒的な安さで、トレンドのデザインを気軽に試せます。
  • 注意点：ほとんどが安価な合金やメッキ素材のため、金属アレルギーのある方や、ピアスホールが未完成の方は絶対に使用しないでください。一時的なファッションとして楽しむ用途に限定しましょう。
• 3COINS（スリーコインズ）：
  最近は、一部チタンポストや樹脂ポストのピアスも取り扱いが増えており、アレルギーが軽度の方でも試せる商品が登場しています。デザインも非常に可愛く、高見えするものが多いのでチェックする価値ありです。

専門のボディピアス店（RIN、MEDI STOREなど）

特に軟骨やへそなど、ボディピアスを探している方は、専門店の利用が不可欠です。

• 特徴：
  • 素材：サージカルステンレス316Lやチタンなど、最高品質の医療用素材を使ったピアスが中心です。
  • 種類：ゲージサイズ（太さ）や内径のバリエーションが豊富で、耳たぶはもちろん、ヘリックス、トラガス、インダストリアルなど、あらゆるピアッシング部位に対応した商品が見つかります。

専門店のスタッフは知識も豊富なので、ピアスホールのトラブルや、サイズ選びについても相談できるのが大きなメリットです。安全性を最優先するなら、専門店の利用をおすすめします。

薬局でピアスを買うメリットとデメリット

薬局は手軽にピアス関連商品を購入できる場所ですが、購入する前に、他の販売店と比較してどんなメリットとデメリットがあるのかを知っておくと、後悔のない選択ができます。モモストアが、薬局購入の「得する点」と「気を付けるべき点」を整理しました。

薬局で買う大きな3つのメリット

医療用・衛生用品としての安心感

これが薬局で購入する最大のメリットです。

薬局が取り扱うピアッサーや透明ピアスは、「医療機器」または「衛生用品」として、一定の基準を満たしている商品が中心です。特にファーストピアスやピアッサーに関しては、サージカルステンレスやチタンなどのアレルギーを起こしにくい素材が使われており、安全性が高いと言えます。ピアスホールを開けるという行為の安全性を最優先したい方にとっては、薬局での購入は安心感があります。

急なトラブルや「隠したい」ニーズにすぐ対応

「明日、面接があるからすぐに透明ピアスが欲しい！」「ピアスホールが急に腫れてきたから、消毒液が欲しい！」というような緊急時のニーズに、薬局は完璧に応えてくれます。

営業時間も長く、店舗数も多いため、思い立った時にすぐに立ち寄れるアクセスの良さが魅力です。ネット通販のように到着を待つ必要がありません。

ケア用品と同時に購入できる利便性

ピアッシング後のケアは非常に重要ですが、薬局ではピアッサーや透明ピアスと「ピアスホール専用の消毒液や洗浄液」を同じ場所で同時に購入できます。

「このピアッサーには、どの消毒液がいいですか？」といった質問も、店員さんに確認しやすい環境にあるため、トータルで必要なものを漏れなく揃えられるのが強みです。

薬局で買う時に注意すべきデメリット

ファッション性・デザイン性の欠如

前述の通り、薬局のメイン商品はあくまで「医療用」と「隠すためのもの」です。最新のトレンドを反映したデザインピアスや、複雑な形状のボディピアスは見つかりません。おしゃれを楽しみたいなら、専門店やネット通販の利用が必須となります。

品揃えと在庫のバラつき

大型店舗ならまだしも、中小型の薬局ではピアスの取り扱いがない、または特定のブランドのピアッサーしか置いていない、ということがよくあります。特にピアッサーは、シーズンによっては在庫切れになっていることも多く、「行ったけど無かった」という無駄足を踏む可能性があります。

価格が割高になることも

ピアッサーや透明ピアスは、ネット通販（Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなど）の方が、複数個セット販売や割引価格で手に入るケースが多いです。薬局は「定価販売」が基本となるため、価格面では通販に軍配が上がることがあります。急ぎでない場合は、通販での購入を検討するのが賢明です。

金属アレルギー対応！薬局で選ぶべきピアスの素材とは

ピアスを楽しむ上で、多くの方が悩むのが「金属アレルギー」です。特にピアスホールを開けたばかりのファーストピアス期間中は、アレルギー反応を起こすとホールが化膿したり、治癒が遅れたりする大きなトラブルにつながります。

薬局で購入する際、どの素材を選べば安全なのか、モモストアが金属アレルギー対策の観点から解説します。

アレルギーリスクを抑える「最強の3大素材」

金属アレルギーは、汗などで金属が溶け出し、それが体内に取り込まれることで免疫が過剰に反応して起こります。したがって、「溶け出しにくい金属」を選ぶことが重要です。

薬局のピアッサーやファーストピアスに付属しているピアスで、特に安全性が高いのは以下の3種類です。

サージカルステンレス316L

• 特徴：「サージカル」とは「外科の」という意味で、医療用のメスや工具にも使用される素材です。非常に錆びにくく、金属イオンが溶け出しにくいため、アレルギー反応を起こしにくいとされています。
• 薬局での見つけやすさ：ピアッサーの付属ピアスとして最も多く採用されています。パッケージに「サージカルステンレス」と記載されているか確認しましょう。

純チタン（ピュアチタン）

• 特徴：ステンレスよりもさらに軽量で強度が高く、金属アレルギー対応素材の中でもトップクラスの安全性を誇ります。体内に埋め込むインプラントなどにも使われるほど生体適合性が高いです。
• 薬局での見つけやすさ：サージカルステンレスに次いで多く採用されています。価格はやや高めになる傾向があります。

医療用樹脂（プラスチック）

• 特徴：金属ではないため、金属アレルギーの心配が一切ありません。特に、ピアッシング直後のホールの一時的な保持（目隠し）には最適です。
• 薬局での見つけやすさ：透明ピアスとして、化粧品小物コーナーに豊富にあります。ただし、長時間使用すると雑菌が繁殖しやすいという欠点があります。

避けるべき素材と表示

アレルギーの心配がある方は、以下の素材や表示があるものは避けるべきです。特にファッションピアスを購入する際に注意してください。

避けるべき素材	理由	注意すべき表示
ニッケル	最もアレルギーを起こしやすい金属の一つ。	「合金」「メッキ」「真鍮」といった表示の裏側にニッケルが含まれていることが多いです。
コバルト、クロム	ニッケルほどではないが、アレルギー源となることがあります。	安価なアクセサリーに含まれていることがあります。
安価なメッキ	表面のメッキが剥がれると、内部の安価な金属が露出し、アレルギーを引き起こします。	「K18コーティング」「ロジウムメッキ」など。メッキ層の厚さにもよりますが、長期使用は避けるべきです。

薬局でファーストピアスを選ぶ際は、パッケージの素材表記を必ず二重、三重に確認し、安全性の高いものを選びましょう。少しでも不安な場合は、皮膚科や専門医に相談するのが最も安心です。

ファーストピアスとセカンドピアスを薬局で購入する際のポイント

ピアスホールを開けるプロセスは、「ファーストピアス」期間と「セカンドピアス」期間に分かれます。それぞれの期間でピアスの役割が全く異なるため、薬局で購入する際にも、その目的に合わせた正しい選び方をする必要があります。

ファーストピアス（ピアッサー付属）の選び方

ファーストピアスの役割は、「ピアスホールを安定させ、皮膚が再生するまで外れないようにする」ことです。

• 太さ（ゲージ）を重視：
  薬局のピアッサーに付属しているピアスは、一般的に16G（約1.2mm）または18G（約1.0mm）です。16Gの方が太く、よりホールが安定しやすいため、迷ったら16Gを選ぶのがおすすめです。細すぎる18Gだと、後々セカンドピアスに移行する際に苦労することもあります。
• 長さ（有効軸長）をチェック：
  ファーストピアスは、ピアスホールが腫れることを見越して、通常のピアスよりも軸（ポスト）が長く作られています。軸が短すぎると、腫れた時に皮膚に食い込んで大きなトラブルになります。薬局で買うピアッサーは適切に設計されていますが、極端に耳たぶが厚い方は、念のため軸が長い「ロングタイプ」がないか探してみましょう。
• デザインはシンプルに：
  この時期は、飾りの部分が大きすぎたり、引っかかりやすいデザインだと、着替えやタオルなどで引っ張られてホールを傷つける原因になります。薬局のピアッサー付属のシンプルなボールや一粒石が最適です。

セカンドピアス（移行後）の選び方

セカンドピアスの役割は、「ファッションを楽しみながら、ホールの完成度をさらに高める」ことです。

薬局でセカンドピアスとして購入するのは稀ですが、もし薬局で選ぶなら、以下の点に注目してください。

ポイント	詳細	なぜ薬局で選ぶか
ポストの太さ	ファーストピアスと同じ16Gか18Gを選ぶのが基本。細すぎる（20Gなど）とホールが縮む原因になります。	薬局で売っているピアスは、細いもの（ファッション用）が多いので、ポストの太さを確認する必要があります。
ポストの素材	引き続きサージカルステンレスやチタンを選ぶ。安価なメッキは避ける。	薬局の化粧品コーナーにあるピアスは、アレルギー非対応のものが多いので、素材に特に注意が必要です。
デザイン	ファッション性を楽しむ。ただし、重すぎるものや、極端に揺れるものは、ホールに負担をかけるため最初のうちは避けるべき。	薬局でデザインを選ぶことは難しいので、これは専門店やネット通販での購入をおすすめします。

セカンドピアスは、薬局ではなく、Amazonや楽天市場で、デザインと素材を自由に選びながら、安全性の高いものを探すのが賢い方法です。

薬局のピアス・ピアッサーが売り切れの場合の対処法

「よし、今日こそピアスホールを開けるぞ！」と意気込んで薬局に行ったら、お目当てのピアッサーや透明ピアスが売り切れだった…という経験は、実はよくある話です。

特に卒業・入学シーズンや夏休み前など、ピアッシング需要が高まる時期には、人気のあるピアッサーは品薄になりがちです。ここでは、薬局で在庫がなかった場合の賢い対処法と、代替の購入先を解説します。

他の系列店や大型店を探す

特定の薬局チェーン（例：ウエルシア）で売り切れだった場合でも、同じチェーンの別の店舗、特に規模の大きい店舗には在庫がある可能性があります。

• 大規模店舗の優位性：
  地方の郊外型店舗や、大型ショッピングモール内に入っている店舗は、売り場面積が広いため、在庫数も多く、品揃えも充実している傾向があります。小さな駅前店や調剤薬局に併設された店舗よりも、在庫を見つけやすいでしょう。
• すぐに電話で確認：
  次の店舗に向かう前に、必ず電話で在庫確認をしましょう。無駄足を踏むのを防ぐ一番の方法です。「〇〇というブランドのピアッサーはありますか？」と具体的に尋ねるのがポイントです。

バラエティショップや専門店に切り替える

薬局以外にも、ピアッサーやピアス関連商品を扱っている店舗は多くあります。すぐに手に入れたい場合は、次の候補に切り替えましょう。

• ピアッサー：ドン・キホーテやロフトへ。これらはピアッサーの取り扱いが薬局よりも安定していることが多いです。特にドン・キホーテは夜遅くまで営業しているため、仕事終わりでも立ち寄りやすいのが魅力です。
• 透明ピアス：100円ショップ（セリア、ダイソー）にも、一時的に使うための透明ピアスが置いてあることがあります。ただし、素材が安価なものが多いため、ホールが完全に安定している場合に限って利用してください。

最も確実な「ネット通販」に切り替える

もし今日中でなくても大丈夫であれば、ネット通販での購入が最も確実で賢い選択です。

• 豊富な在庫と種類：
  Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでは、薬局では見つからない様々なゲージサイズ、デザインのピアッサーやピアスが豊富に揃っています。在庫切れの心配もほとんどありません。
• 翌日配送の活用：
  Amazonプライムや楽天市場の「あす楽」など、多くの通販サイトでは翌日配送に対応しています。急ぎの場合でも、ほとんど待つことなく手元に届くため、薬局を何軒も回るよりも時間と労力の節約になります。

特にアレルギー対応素材や、高品質なピアッサーを選びたい場合は、ネット通販でじっくり比較検討してから購入するのが、最も失敗の少ない方法だとモモストアは考えます。

ネット通販（Amazon・楽天・Yahoo!）でのピアス購入がおすすめな理由

ここまで、薬局でのピアスの購入について詳しく見てきましたが、実はピアス、特にファーストピアスや高品質なセカンドピアスを探すなら、ネット通販の利用が断然おすすめです。

薬局を何軒も探し回る手間や、在庫切れのリスクを考えれば、通販のメリットは計り知れません。ここでは、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングといった主要な通販サイトでの購入が優れている理由をまとめます。

圧倒的な品揃えとサイズ展開

通販サイトは、実店舗の何倍もの商品を陳列できる「仮想の棚」を持っています。そのため、薬局ではまず見つからないような特殊なサイズのピアスや、様々なデザインの高品質なボディピアスを簡単に見つけることができます。

• ゲージサイズ：14G、12Gなど、耳たぶ以外の軟骨ピアス用サイズも豊富。
• 軸の長さ（内径）：耳たぶの厚さに合わせて6mmから12mmまで、細かく選べます。
• アレルギー対応：サージカルステンレスやチタンだけでなく、純金やプラチナなど、さらに上質な素材も選択肢に入ってきます。

特にアレルギー体質の方や、耳の形が特徴的な方は、通販でじっくりと仕様を比較できるのが大きな強みになります。

利用者のレビューで安全性を確認できる

ピアッサーやピアスは、実際に使用した人の声が非常に重要です。通販サイトでは、購入者のレビュー（評価）を参考にできるのが、実店舗にはない決定的なメリットです。

• 「このピアッサーは一瞬で開いた」
• 「付属のピアスでアレルギーが出なかった」
• 「透明ピアスは硬すぎてホールに入りにくかった」

といったリアルな使用感を知ることで、失敗のリスクを大幅に減らすことができます。特にピアッサーのような医療機器に近い商品は、レビューの数をチェックして、多くの人に支持されている商品を選ぶことが、安全への近道となります。

価格比較とセット購入でお得に

通販サイトでは、複数のショップが同じ商品を販売しているため、自然と価格競争が起こり、実店舗よりも安価に手に入れられることが多いです。

• セット販売：透明ピアスやケア用品が、数個〜数十個単位でセット販売されていることが多く、単価を大幅に抑えることができます。
• ポイント還元：楽天市場やYahoo!ショッピングでは、購入時にポイントが還元されるため、実質的な支出を減らすことができます。

急いでいないのであれば、じっくりと価格を比較し、お得に購入できるネット通販の利用を強くおすすめします。

もし、中古でも良ければ「メルカリ」も選択肢に

ファッションピアスや、未使用のピアッシングニードル（上級者向け）などは、メルカリなどのフリマサイトでも取引されています。ただし、衛生上のリスクが伴うため、ピアッサーやファーストピアスの購入は絶対に避けてください。

あくまで「ファッションを楽しむためのセカンドピアス」として、安価な中古品を探すのはアリかもしれませんね。

薬局での「透明ピアス」購入にまつわるよくある疑問Q&A

薬局で透明ピアスを買う際に、読者の皆様が抱きやすい、いくつかの疑問をモモストアがQ&A形式でまとめてみました。これで、あなたも透明ピアス選びの達人です！

Q1: 薬局の透明ピアスはホールが完成してなくても使えますか？

A: 原則として、ホールが未完成のうちは、医療用の金属製ファーストピアスを外すべきではありません。

ただし、どうしても一時的に隠す必要がある場合は、薬局で販売されている透明ピアスの中でも、「医療用」または「ファーストピアス対応」と明記された、柔らかい樹脂製のものを選んでください。硬いプラスチック製は、まだデリケートなホール内部を傷つけ、治癒を妨げる原因になります。

使用は本当にやむを得ない短時間のみに限定し、帰宅後はすぐに金属製ファーストピアスに戻しましょう。

Q2: ピアッサーの針の太さ（ゲージ）はどこで確認できますか？

A: ピアッサーのパッケージに必ず記載されています。

薬局のピアッサーは、多くが「16G（ゲージ）」または「18G」のどちらかです。ゲージ数が小さいほど針が太くなります（例：14G < 16G < 18G < 20G）。日本人の一般的な耳たぶには16G〜18Gが使われますが、後々のファッションピアスの選択肢を広げるためにも、16Gを選ぶのが無難だとされています。

パッケージの裏側や、製品説明が書かれた小さな文字をよく読んで確認してくださいね。

Q3: 薬局で買ったピアッサーで失敗したらどうすればいいですか？

A: 落ち着いて、まずは医療機関に相談しましょう。

ピアッシングに失敗し、出血が止まらない、異常に腫れている、ピアスのキャッチが埋まってしまったなどの問題が発生した場合は、速やかにピアッシングを行っている皮膚科や美容外科を受診してください。自己判断で無理にピアスを抜き取ろうとすると、さらに傷口を広げてしまう可能性があります。

ピアッサーの使用前に、必ず説明書を熟読し、鏡を見ながらマーキングをしっかり行うなど、失敗しないための準備をすることが最も重要です。

Q4: ピアスホール専用の洗浄液と消毒液はどちらが良いですか？

A: 「ピアスホール専用の洗浄液（石鹸）」がおすすめです。

昔は消毒液を使うことが一般的でしたが、強力な消毒液は、傷の治りを遅らせたり、肌荒れの原因になることが分かってきました。それに対し、専用の泡状洗浄液は、ホール内の皮脂や汚れを優しく洗い流し、清潔に保つことを目的としています。

薬局でも、ピアスホール専用の優しい洗浄液が販売されていますので、そちらを選ぶようにしましょう。消毒液を使うのは、化膿など、トラブルが起きた時のみに限定するのが賢明です。

薬局（ドラッグストア）でのピアス購入は賢く！まとめ

ここまで、薬局でのピアス関連商品の販売状況について、ピアッサーから透明ピアス、具体的な売り場や選び方まで、詳しく解説してきました。

最後に、この記事の重要なポイントをまとめて、あなたのピアスライフを応援します！

薬局購入のポイントおさらい

• 販売の有無：大型ドラッグストア（マツキヨ、ツルハなど）では、ピアッサーや透明ピアスの取り扱いがあります。
• 売り場：「医療衛生用品コーナー」または「化粧品・美容小物コーナー」を探しましょう。
• ピアッサー：「医療用」と表示されたサージカルステンレスやチタン製を選びましょう。軟骨用ピアッサーは薬局にはありません。
• 透明ピアス：ホールが未完成なら「医療用樹脂」を短時間のみ使用。硬いプラスチック製は完成ホール用です。
• 売り切れ対策：在庫がなければ、ドン・キホーテやロフト、そして最も確実なネット通販に切り替えましょう。

薬局は、急な時や安全性を優先したい時の「ピアッシング準備拠点」として最適です。一方で、デザインや種類を豊富に選びたいなら、ネット通販や専門店を利用するのが賢明です。

この情報が、あなたの安全で楽しいピアスライフの助けになれば、モモストアとしてとても嬉しいです！