スギ薬局でボタン電池は売ってる?全種類・値段・探し方を徹底解説!

スギ薬局でボタン電池は売ってる?全種類・値段・探し方を徹底解説!

「急にリモコンが動かなくなった」「体温計の液晶が薄くなってきた」なんて時、ボタン電池が必要になりますよね。
ドラッグストアのスギ薬局は、日用品から薬まで何でも揃うので、ボタン電池も売っているのか気になっている方は多いのではないでしょうか?

結論から言うと、スギ薬局では主要な規格のボタン電池を取り扱っています!
この記事では、スギ薬局で買えるボタン電池の種類や価格、そして店内でどこを探せば見つけられるのか、モモストアが詳しく解説していきます。
売り切れの場合の対処法や、お得に買うための購入先の比較まで網羅しているので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

・スギ薬局でボタン電池は購入可能?取り扱い状況を解説
・スギ薬局で買えるボタン電池の主な種類と規格を調査
・気になる値段は?スギ薬局のボタン電池の価格帯
・店内のどこに売ってる?ボタン電池の陳列場所と探し方
・売り切れていたらどうする?在庫がない場合の対処法
  1. スギ薬局でボタン電池は購入可能?取り扱い状況を解説
    1. 「電池がない!」と焦る前に知っておきたいスギ薬局の品揃え傾向
    2. プライベートブランドの電池はある?メーカー品の取り扱いについて
  2. スギ薬局で買えるボタン電池の主な種類と規格を調査
    1. 最もポピュラーな「CR」規格(リチウムコイン電池)の種類
    2. 価格と入手のしやすさが魅力の「LR」規格(アルカリボタン電池)の種類
    3. 規格以外にチェックしたい「パッケージ」と「鮮度」
  3. 気になる値段は?スギ薬局のボタン電池の価格帯
    1. 規格別の一般的な価格レンジを公開
    2. スギ薬局でお得に買うための裏ワザ:ポイント活用
    3. 液漏れや品質を重視するならメーカー品一択
  4. 店内のどこに売ってる?ボタン電池の陳列場所と探し方
    1. 探し方その①:最も可能性が高い「家電・小物雑貨コーナー」
    2. 探し方その②:急な電池切れに対応する「レジ付近」
    3. 探し方その③:意外と見落としがちな「乾電池コーナー」
  5. 売り切れていたらどうする?在庫がない場合の対処法
    1. 他店を回る前に!スギ薬局の「お取り寄せ」サービスを確認
    2. 周辺のドラッグストアの在庫をチェックする
    3. 緊急時の最終手段:コンビニや100円ショップへ
  6. スギ薬局と他の購入先(100均・コンビニ・家電店)との徹底比較
    1. 購入先別:価格・品揃え・利便性の比較一覧表
    2. 「緊急度」で選ぶ!お店の使い分けのコツ
    3. 100均のボタン電池は本当に大丈夫?品質への懸念
  7. 買う前に知っておきたい!ボタン電池の正しい選び方と注意点
    1. 規格が同じでも互換性がない?アルカリ電池と酸化銀電池の違い
    2. 子どもの誤飲事故を防ぐ!パッケージの安全対策
  8. ボタン電池の規格の見分け方と古い電池の処分方法
    1. 規格が読めない時の対処法:ノギスで測るという手も
    2. 使い終わったボタン電池は危険!正しい処分方法
    3. 大量に余った場合の賢い保管術
  9. 【モモストア解説】ネット通販(Amazon・楽天)での購入が便利なケース
    1. ネット通販の最大のメリット:大容量パックの圧倒的安さ
    2. ネット通販のデメリット:即時入手不可と偽造品リスク
  10. まとめ:スギ薬局でのボタン電池購入に関するQ&A
    1. Q1: スギ薬局のボタン電池は、他のドラッグストアより安いですか?
    2. Q2: 補聴器用の特殊なボタン電池(空気電池)は売っていますか?
    3. Q3: ボタン電池の寿命はどのくらいですか?

スギ薬局でボタン電池は購入可能?取り扱い状況を解説

momo-store.jp

普段からお世話になることが多いスギ薬局ですが、結論からお伝えすると、ほとんどの店舗でボタン電池は取り扱いがあります。
「急に必要になったけど、わざわざ家電量販店に行くのは面倒だな」という時に、自宅や職場の近くにあるスギ薬局で手に入るのは非常に便利ですよね。
しかし、全種類が揃っているわけではなく、店舗の規模や地域によって品揃えには少し差があるのが実情です。

一般的に、スギ薬局のような大手ドラッグストアが取り扱うのは、最も需要の高い「CR」と「LR」規格の電池が中心です。
例えば、小型のリモコンやキーレスエントリー、LEDライト、子供のおもちゃなどに使われるものがメインとなります。
これらの規格は日々の生活で最も消費されるため、ドラッグストア側も在庫を厚く持っていることが多いのです。

「電池がない!」と焦る前に知っておきたいスギ薬局の品揃え傾向

ボタン電池には本当にたくさんの種類があり、初めて交換する時に「どれを買えばいいんだろう?」と戸惑う方も多いでしょう。
スギ薬局の品揃えは、「一般家庭でよく使われるもの」に特化していると考えればイメージしやすいです。
例えば、腕時計や補聴器など、特殊な機器に使われる「SR」規格の酸化銀電池や、非常に大きなサイズのボタン電池は、店舗によっては置いていないことがあります。

モモストアの経験上、もし特殊な規格を探している場合は、最初から家電量販店や専門店に行く方が、時間の節約になることもあります。
しかし、一般的な体温計やキッチンスケール、ゲーム機のコントローラーなどに使われるボタン電池であれば、スギ薬局に立ち寄ってみる価値は十分にあると言えます。
特に、電池交換の頻度が高い方は、スギ薬局のポイントアップデーなどを活用して、まとめ買いをするのも賢い方法ですね。

プライベートブランドの電池はある?メーカー品の取り扱いについて

スギ薬局といえば、お得なプライベートブランド(PB)商品が魅力的ですが、ボタン電池についてはどうでしょうか?
現状、ボタン電池のPB商品展開は少ないか、店舗によっては見かけないことが多いようです。
多くの場合、パナソニック、マクセル、FDK(富士通)といった、信頼性の高い有名メーカーの製品が並んでいます。

メーカー品は、品質が安定しており、液漏れなどのトラブルも少ないため、安心して使用できます。
多少値段が高くても、大切な機器に使うものなので、信頼できるメーカー品を選ぶのがおすすめです。
ただし、近年はPB商品の充実が進んでいるため、もしかすると今後、スギ薬局独自のボタン電池が登場する可能性もゼロではありません。
陳列棚をチェックする際は、有名メーカーのロゴと一緒に、スギ薬局のPBブランドのパッケージにも目を光らせてみてくださいね。

スギ薬局で買えるボタン電池の主な種類と規格を調査

ボタン電池と一口に言っても、その種類と規格は非常に多岐にわたります。
電池の規格は、主に「直径」と「厚さ」、そして「材質(化学反応)」で決まります。
ご自身の機器に適合しない電池を入れてしまうと、故障の原因になったり、最悪の場合、発熱・破裂の危険性もあります。
そのため、必ず元々入っていた電池と同じ規格のものを選ぶようにしてください。

スギ薬局で主に取り扱われているのは、以下の二つの主要な系統です。

  • CR規格(リチウムコイン電池):電圧が3Vと高く、長寿命。リモコンや自動車のキーレス、パソコンのマザーボードなどに広く使われます。
  • LR規格(アルカリボタン電池):電圧が1.5Vで、比較的安価。おもちゃや電卓、体温計などに使われます。

この二つ以外にも「SR規格(酸化銀電池)」などがありますが、こちらは時計などに使われることが多く、スギ薬局では取り扱いが限定的になることがあります。

最もポピュラーな「CR」規格(リチウムコイン電池)の種類

「CR」規格は、その高い電圧と長い保存期間から、現代のデジタル機器に欠かせない存在です。
スギ薬局でよく見かける代表的な種類を見ていきましょう。

【CR規格の代表的なラインナップ】

規格 直径(mm) 厚さ(mm) 主な用途
CR2032 20.0 3.2 自動車のキーレス、パソコンのマザーボード、LEDライト
CR2016 20.0 1.6 リモコン、電子手帳、小型のゲーム機
CR2025 20.0 2.5 薄型電卓、PDA、小型電子機器

規格の数字は、「CR」の後の4桁の数字で直径と厚さを示しています。
例えば、CR2032なら「直径20mm、厚さ3.2mm」という意味です。これが分かれば、電池を間違える心配がぐっと減りますね。
CR2032は、多くの機器で使われる最もポピュラーな種類なので、スギ薬局でも間違いなく手に入ると言えます。

価格と入手のしやすさが魅力の「LR」規格(アルカリボタン電池)の種類

「LR」規格のアルカリボタン電池は、CR規格に比べて電圧は低い(1.5V)ものの、価格が非常に手頃なのが最大の魅力です。
特に電力消費量が少ない機器や、動作時間が短くても問題ない機器によく使われます。

【LR規格の代表的なラインナップ】

  • LR44:体温計、おもちゃ、電卓、レーザーポインターなど、最も汎用性が高い。
  • LR43, LR1130:小型の時計やおもちゃ、電子メトロノームなど。LR44より少し小さい。

体温計の電池切れで慌てる経験は誰にでもあると思いますが、LR44は体温計の約9割に使われている規格とも言われており、スギ薬局でも必ずと言っていいほど店頭に並んでいます。
ただし、アルカリ電池は液漏れを起こしやすい性質もあるため、長期間使わない機器からは取り出しておくなど、注意が必要です。(アルカリ電池の規格についてもっと詳しく知りたい方は、こちらの情報も参考にしてみてください。アルカリ電池の規格について調べる

規格以外にチェックしたい「パッケージ」と「鮮度」

ボタン電池を選ぶ際、規格の確認はもちろん大切ですが、パッケージにも注目してください。
特に、電池の「使用推奨期限」が記載されているかどうかは非常に重要です。
電池は未使用でも、時間とともに自然放電してしまうため、期限が切れていると、いざ使おうと思った時にすぐに切れてしまうことがあります。

スギ薬局のような回転率の高いドラッグストアでは、古い在庫が残っている可能性は低いですが、念のためチェックする習慣をつけておくと安心です。
また、パッケージが破れていたり、汚れていたりするものは、湿気などで劣化している可能性もあるので避けた方が無難です。
未開封で、湿気の少ない冷暗所(冷蔵庫はNG)で保管されているものを選ぶようにしましょう。

気になる値段は?スギ薬局のボタン電池の価格帯

ボタン電池を購入する際、やっぱり気になるのはその価格ですよね。
スギ薬局は「安さ」と「ポイント還元」で知られるドラッグストアですから、家電量販店やコンビニと比較して、どの程度の価格で手に入るのかを詳しく見ていきましょう。

結論から言うと、スギ薬局のボタン電池の価格は、コンビニよりも安く、100円均一やネット通販の最安値には及ばない「中価格帯」に位置することが多いです。
これは、メーカー品の取り扱いが多いこと、そして立地の良さや急なニーズに対応できる便利さが価格に反映されているためです。

規格別の一般的な価格レンジを公開

スギ薬局での一般的なボタン電池の価格レンジを、規格別にまとめたのが以下の表です。(※価格は店舗や時期により変動する場合があります)

規格 入数 価格レンジ(税込目安) 特徴
CR2032 1個 or 2個 300円~600円程度 デジタル機器に多用され、需要が高いため価格も安定している。2個入りパックがお得。
LR44 2個 or 4個 300円~500円程度 体温計などに使われる汎用性の高い規格。アルカリで価格が安く、多パック展開が多い。
CR2016, CR2025 1個 or 2個 350円~650円程度 CR2032に次いで需要あり。特殊な規格は入数が少ない分、割高になることも。

ご覧の通り、単価で見ると、100円ショップのボタン電池(1個110円)よりも高めです。
しかし、100円ショップの電池は品質にばらつきがあることも報告されているため、信頼できるメーカー品を「この価格で手に入れられる」という点を評価すべきでしょう。
特に、急な電池切れで困っている時、すぐに手に入る利便性は、価格以上の価値があると言えますね。

スギ薬局でお得に買うための裏ワザ:ポイント活用

スギ薬局でボタン電池をお得に買う最大の裏ワザは、やはりポイントの活用です。
スギ薬局のポイント制度は非常に充実しており、特定の日や曜日にはポイントが2倍、3倍になるキャンペーンを実施していることがあります。

【ポイントを活用するメリット】

  • ポイント倍増デーを狙う:ポイントが貯まりやすく、実質的な割引になる。
  • ポイントで購入する:貯まったポイントを支払いに充てれば、現金の出費ゼロで済む。

「たかがボタン電池」と思うかもしれませんが、ポイント還元率が高ければ、家電量販店の割引価格に匹敵する、もしくはそれ以上にお得になることもあります。
来店前にスギ薬局のアプリやウェブサイトでチラシやポイント情報をチェックしてから行くのがおすすめです。

液漏れや品質を重視するならメーカー品一択

ボタン電池の価格を比較する際、最も重視してほしいのが「品質」です。
特に高額な時計や精密な医療機器(補聴器など)に使う場合は、多少高くても、信頼できるメーカー品を選ぶことが重要です。
安価なノーブランド品の中には、液漏れのリスクが高いものがあり、機器をダメにしてしまう可能性があります。

スギ薬局で取り扱っているパナソニックやマクセルなどの商品は、品質管理が徹底されているため、その点では安心できます。
ボタン電池は「安ければ良い」というものではなく、「大切な機器を守るための投資」と捉えるのが、モモストア流の考え方です。

店内のどこに売ってる?ボタン電池の陳列場所と探し方

いざスギ薬局に行っても、ボタン電池がどこに売っているのか分からず、店内をさまよってしまう…なんて経験はありませんか?
ドラッグストアは広大で、日用品から食品まであらゆるものが並んでいるので、初めて探す人には難しいかもしれませんね。
でも大丈夫!ボタン電池の陳列場所には、実は共通のパターンがあるんです。

主要な陳列場所は、以下の3つのゾーンに絞られます。

  1. 家電・小物雑貨コーナー:最も可能性が高い場所です。
  2. レジ付近のカウンター:急なニーズに対応する場所です。
  3. 日用品・乾電池コーナー:単三・単四電池と一緒になっている場所です。

もし見つからなければ、すぐに店員さんに声をかけるのが一番早いですが、自分で探せるように、それぞれの場所の特徴を詳しく解説していきます。

探し方その①:最も可能性が高い「家電・小物雑貨コーナー」

スギ薬局の店内を回ってみると、シェーバーや電動歯ブラシ、小型の加湿器などの家電製品、あるいは時計や電卓といった小物雑貨が並んでいる一角があります。
ボタン電池は、これらの製品のすぐ近く、または専用の小型フックに吊るされて陳列されていることが多いです。

特に、デジタル体温計やキッチンスケールなどが近くに置かれている場合、それらに使用する電池(LR44やCR2032など)がセットで陳列されていることが多い傾向にあります。
ポイントは、「ボタン電池を使う機器」の近くを探すことです。この法則を知っておくだけで、店内を無駄に歩き回る時間を大幅に短縮できますよ。

探し方その②:急な電池切れに対応する「レジ付近」

急ぎの買い物に対応するため、レジ付近の陳列棚にもボタン電池が置かれていることがあります。
特に、CR2032やLR44といった使用頻度の高い規格は、レジ横の小さなフックや、ガム・清涼菓子などが並ぶカウンター周りに設置されていることがあります。

これは、お客さんが会計中に「あ、そういえば!」と思い出して、ついでに購入できるようにするための戦略的な配置です。
大型の電池(単三・単四)のように大きなスペースを必要としないボタン電池ならではの陳列方法と言えるでしょう。
もし店内の奥まで探す時間がない場合は、まずレジ周りをサッとチェックしてみるのも一つの手です。

探し方その③:意外と見落としがちな「乾電池コーナー」

一般的な乾電池(単三・単四など)が並ぶ、専門の「電池コーナー」にも、もちろんボタン電池はあります。
しかし、単三電池の大きなパッケージに紛れて、ボタン電池の小さなパッケージが見落とされがちなので注意が必要です。

【電池コーナーでのチェックポイント】

  • 壁面の陳列棚の「下の方」や「上の方」など、目線の高さから外れた場所。
  • 乾電池のパッケージよりも一回り以上小さな、透明なプラスチックケースに入った状態。
  • 他の種類の電池(角形電池など)とまとめて、「特殊電池」として扱われている棚。

単三・単四電池のコーナーに並んでいるのは、たいてい大容量のパック商品が多いですが、ボタン電池は1~2個入りの小パックが主流です。
「ここにはないだろう」と決めつけず、乾電池コーナー全体を、目線の高さを変えながらじっくりと確認してみてくださいね。

売り切れていたらどうする?在庫がない場合の対処法

スギ薬局にボタン電池を探しに行ったものの、「まさかの売り切れ…!」という状況に直面することもあるかもしれません。
特に、年末年始や新生活が始まる時期など、家電の入れ替えが多くなるタイミングでは、一時的に在庫が薄くなることがあります。
しかし、そこで諦めてしまうのはもったいない!在庫がない場合の対処法をいくつか知っておくことで、迅速に電池を手に入れることができますよ。

ここでは、売り切れが判明した際の、モモストアおすすめの具体的な行動パターンをご紹介します。

他店を回る前に!スギ薬局の「お取り寄せ」サービスを確認

もし急ぎでなければ、まずは店員さんに声をかけて、「お取り寄せ」が可能かどうか尋ねてみてください。
スギ薬局は物流システムが整っているため、店舗に在庫がなくても、倉庫や他の系列店から商品を取り寄せてもらえることがあります。

【お取り寄せを依頼する際の注意点】

  • 商品の規格(例:CR2032、LR44)を正確に伝えること。
  • お取り寄せにかかる日数を確認すること(通常、数日かかることが多い)。
  • 連絡先を伝え、入荷したら連絡をもらえるように手配すること。

お取り寄せであれば、確実に、スギ薬局で普段買っている価格とポイントで手に入れられるという大きなメリットがあります。
急ぎではないが、「この店で買いたい!」というこだわりがある方には最適な方法です。

周辺のドラッグストアの在庫をチェックする

「お取り寄せは待てない、今日中に欲しい!」という場合は、近くの競合ドラッグストアを巡るのが早いです。
ボタン電池は、スギ薬局だけでなく、マツモトキヨシ、ウェルシア、ココカラファインなど、他の大手ドラッグストアでも定番商品として取り扱われています。

ただし、同じ規格(CR2032など)であっても、メーカーや入数が異なる場合があります。
特に、マツキヨであれば独自のPB商品があるなど、価格や品質の傾向が異なるため、少し歩いて比較してみるのも良いでしょう。
もちろん、足を運ぶ前に店舗に直接電話で在庫を確認するのが、最も効率的な方法です。

緊急時の最終手段:コンビニや100円ショップへ

「今すぐ、この瞬間に入手しなければ困る!」という緊急事態であれば、コンビニエンスストア(セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートなど)や100円ショップに向かいましょう。

【コンビニ/100均のメリット・デメリット】

店舗 メリット デメリット
コンビニ 24時間営業、アクセスが良い、高品質メーカー品もある 単価が割高、種類がごく限られる(CR2032など数種類のみ)
100円ショップ 圧倒的に安い、入数が多いものもある 品質にばらつきがある、特殊な規格は少ない

緊急性に応じて、この選択肢から最も適した場所を選ぶことが重要です。
モモストアとしては、本当に急いでいるならコンビニ、少しでも安く済ませたいなら100円ショップという使い分けをおすすめします。

スギ薬局と他の購入先(100均・コンビニ・家電店)との徹底比較

ボタン電池が買える場所は、スギ薬局だけではありません。
それぞれのお店には、価格、品揃え、利便性において強みと弱みがあります。
用途や急ぎ度によって、どこで購入するのがベストなのかを把握しておくと、時間もお金も節約できますよ。
ここでは、スギ薬局を基準として、他の主要な購入先と比較した上で、それぞれの使い分けを詳しく解説します。

購入先別:価格・品揃え・利便性の比較一覧表

まずは、各店舗のメリット・デメリットを分かりやすく比較した表をご覧ください。

購入先 価格帯 品揃え 利便性(入手難易度) スギ薬局との違い
スギ薬局 中(ポイント還元でお得) 中(主要規格は揃う) ◎(日常的なアクセスが良い) ポイントでお得、日用品とついで買いできる
100円ショップ ◎(最安値) △(CR/LRの主要なもののみ) ○(店舗数が多い) 圧倒的な安さだが、品質は価格相応の可能性あり
コンビニ △(割高) ×(CR2032などごく限られる) ◎(24時間、どこでもある) 緊急時に最適だが、種類も価格も劣る
家電量販店 中~高 ◎(特殊な規格も充実) △(店舗が少ない) 特殊なボタン電池や大量購入に最適
ネット通販(Amazon・楽天) ◎(大容量パックで最安) ◎(全規格対応) △(即日~翌日配送) 安さと品揃えが最強だが、即時入手は不可

スギ薬局は、この中で「価格」「品揃え」「利便性」のバランスが最も取れた場所と言えるでしょう。日常の買い物ついでにサッと買える手軽さが最大の魅力です。

「緊急度」で選ぶ!お店の使い分けのコツ

モモストアがおすすめするのは、「緊急度」に応じたお店の使い分けです。

【緊急度別:最適な購入先】

  1. 【超緊急】今すぐ必要!コンビニ(24時間営業で、CR2032ならほぼ確実)
  2. 【高緊急】今日中には欲しい!スギ薬局、または近くのドラッグストア(価格と種類のバランスが良い)
  3. 【低緊急】急がないけど、お得に買いたい!ネット通販、または100円ショップ(価格最優先)
  4. 【特殊規格】特殊な電池が必要!家電量販店(SR規格など、専門店レベルの品揃え)

このように分けて考えると、無駄な時間を費やすことなく、最適な場所でボタン電池を手に入れられます。
特に、体温計やリモコンなど、生活必需品に使うLR44やCR2032は、スギ薬局で日頃から予備を買っておくのが最も賢い方法です。

100均のボタン電池は本当に大丈夫?品質への懸念

「100円ショップの電池は安いけど、すぐに切れるんじゃないの?」という疑問は、多くの方が持っていることでしょう。
確かに、過去には品質にばらつきがあった時代もありましたが、最近の100円ショップのボタン電池は、大手メーカーのOEM品(製造元が同じ)であることも多く、品質は向上しています。

しかし、価格が安い分、液漏れ防止対策などが十分ではない可能性は残ります。
そのため、モモストアでは以下の使い分けを推奨しています。

  • 100均がおすすめの用途:子供のおもちゃ、安価な電卓、短期間だけ使う予定のLEDライトなど、万が一液漏れしても惜しくない機器。
  • スギ薬局がおすすめの用途:デジタル体温計、自動車のキーレス、高価な時計など、故障のリスクを最小限に抑えたい機器。

高品質なメーカー品を確実に手に入れたいなら、やはりスギ薬局や家電量販店を選ぶのが安心です。

買う前に知っておきたい!ボタン電池の正しい選び方と注意点

ボタン電池を選ぶ際には、規格や価格以外にも、知っておくべき重要なポイントがいくつかあります。
特に、安全面と、電池の性能を最大限に引き出すための知識は、電池交換をする前に必ずチェックしておきたいところです。
ここでは、モモストアがボタン電池選びで失敗しないための極意をお伝えします。

規格が同じでも互換性がない?アルカリ電池と酸化銀電池の違い

ボタン電池には、「LR(アルカリ)」、「CR(リチウム)」、「SR(酸化銀)」といった種類があり、それぞれ電圧や特性が異なります。
ここで特に注意したいのが、LR(アルカリ電池)とSR(酸化銀電池)の互換性です。

例えば、「LR44」と「SR44」は、サイズはほぼ同じで互換性があるように見えますが、実は使い分けが必要です。

種類 公称電圧 特徴と用途
LR(アルカリ) 1.5V 安価だが、電圧が徐々に低下する。電卓やおもちゃなど。
SR(酸化銀) 1.55V 最後まで高い電圧を維持。腕時計や医療機器など精密機器。

腕時計のような、常に安定した電圧を必要とする精密機器にLR(アルカリ)電池を使うと、動作が不安定になったり、寿命が極端に短くなったりすることがあります。
スギ薬局ではLR規格が主流ですが、もし交換したい電池が「SR」から始まる規格であれば、無理にLRを買わずに、家電量販店でSR規格を探す方が安全です。(ボタン電池の正しい知識について、さらに詳しく知りたい場合は、こちらの情報もご確認ください。コイン電池の正しい知識

子どもの誤飲事故を防ぐ!パッケージの安全対策

ボタン電池の最大の危険性は、小さな子どもが誤って飲み込んでしまう「誤飲事故」です。
万が一飲み込むと、食道や胃で放電し、組織を損傷させる危険性があります。
そのため、最近のメーカー品は、安全対策が強化されています。

【安全性の高いボタン電池のパッケージ】

  • 誤飲防止コート:電池表面に苦味成分のコーティングが施されている。
  • チャイルドプルーフ:ハサミを使わないと開けられないような、開けにくいパッケージになっている。

スギ薬局で売っている有名メーカーの製品は、こうした安全対策が講じられていることが多いので、パッケージ裏面などをチェックしてみてください。
また、購入後は子どもの手の届かない、鍵のかかる場所に保管することを徹底しましょう。

ボタン電池の規格の見分け方と古い電池の処分方法

ボタン電池を交換する際に、最も手間取るのが「どの規格の電池を買えばいいのか」を見分ける作業ですよね。
元の電池が小さすぎて文字が読めない、あるいは電池が古すぎて規格が消えてしまった、ということもよくあります。
また、使い終わった電池の処分方法についても、正しい知識がないと火災の原因になることもあるため、非常に重要です。

ここでは、誰もが直面する規格の見分け方と、安全な処分方法について解説します。

規格が読めない時の対処法:ノギスで測るという手も

元の電池の規格が「CR2032」などと書いてあるはずですが、もし文字がかすれて読めない場合は、以下の手順で規格を特定できます。

  1. 電池の直径を測る:規格の最初の2桁(例:2032の「20」)は直径(mm)です。
  2. 電池の厚さを測る:規格の最後の2桁(例:2032の「32」)は厚さ(0.1mm単位)です。

例えば、直径が約20mmで、厚さが約3.2mmであれば、「CR2032」でほぼ間違いないと判断できます。
一番正確に測れるのは「ノギス」という測定器具ですが、ご家庭にない場合は、定規でも大まかなサイズは把握できます。
どうしても分からない場合は、交換する機器の取扱説明書を確認するのが最も確実な方法です。

使い終わったボタン電池は危険!正しい処分方法

使い終わったボタン電池をそのままゴミ箱に捨ててしまうのは、非常に危険です。
なぜなら、わずかに残った電力が、他の金属や電池と接触することでショートし、発熱・発火する可能性があるからです。

【ボタン電池の正しい処分手順】

  1. 絶縁処理をする:使用済みボタン電池のプラス極(+)とマイナス極(-)の両方を、セロハンテープやビニールテープで完全に覆い隠します。
  2. 回収ボックスに入れる:絶縁処理をした電池は、自治体の指示に従い、「ボタン電池回収缶」または「回収ボックス」に投入します。

実は、スギ薬局の店頭にも、使用済み乾電池の回収ボックスが設置されていることが多いです。
新しいボタン電池を買うついでに、古い電池をテープで絶縁して持っていき、回収ボックスに入れるのが、最も手軽で安全な方法と言えるでしょう。(ボタン電池の正しい捨て方について、環境省のガイドラインも確認しておくと安心です。ボタン電池の正しい捨て方

大量に余った場合の賢い保管術

お得なパックを買って、ボタン電池が大量に余ってしまった場合、どのように保管すれば良いでしょうか?
間違った保管方法は、電池の寿命を縮めたり、危険につながったりします。

【賢いボタン電池の保管術】

  • 元のパッケージのまま:電池同士が触れ合わないよう、未開封のパッケージのまま保管するのがベストです。
  • 高温多湿を避ける:直射日光の当たる場所や、湿度の高い場所は避けてください。
  • 金属から離す:クリップやコイン、鍵などの金属製品と一緒に保管すると、ショートする危険があるので絶対にやめましょう。
  • 冷蔵庫はNG:温度変化によって結露が発生し、電池が劣化する原因になるため、冷蔵庫での保管は避けてください。

乾燥剤を入れた密閉容器に入れ、子どもの手の届かない冷暗所の棚に保管するのが、モモストアが推奨するベストな保管方法です。

【モモストア解説】ネット通販(Amazon・楽天)での購入が便利なケース

スギ薬局や他の実店舗での購入方法を解説してきましたが、ボタン電池の購入先として、ネット通販(Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング)も忘れてはいけません。
モモストアとしては、特定の条件下では、ネット通販が最もお得で便利な方法であると断言できます。

では、具体的にどのような時にネット通販を利用すべきなのか、メリットとデメリットを交えて解説していきますね。

ネット通販の最大のメリット:大容量パックの圧倒的安さ

ネット通販の最大の魅力は、やはり価格の安さ大容量パックの充実です。
実店舗では1個入りや2個入りが主流ですが、Amazonや楽天市場では、10個入りや20個入りの大容量パックが、破格の値段で販売されています。

【ネット通販がおすすめな人】

  • 定期的に電池交換が必要な機器を持っている人:(例:ワイヤレスマウス、リモコン、小型ライトなど)
  • 複数の機器で同じ規格の電池を使っている人:(例:家中のリモコンがCR2032で統一されているなど)
  • 価格をとにかく抑えたい人:(大量に買うことで単価がスギ薬局よりも大幅に安くなる)

単価で比較すると、ネット通販の大容量パックは、スギ薬局の半額以下になることも珍しくありません。
在庫を気にせず、常に予備を持っておきたい方にとっては、最もコストパフォーマンスの高い選択肢と言えるでしょう。

ネット通販のデメリット:即時入手不可と偽造品リスク

もちろん、ネット通販にはデメリットもあります。

【ネット通販のデメリット】

  1. 即時入手不可:注文から到着までに、最低でも半日~数日かかります。
  2. 送料:少量だと、送料のせいで割高になってしまうことがあります。
  3. 偽造品リスク:特に海外のノーブランド品や極端に安い製品は、性能が低かったり、偽造品であったりするリスクがゼロではありません。

モモストアからのアドバイスとしては、ネット通販で購入する際は、「Amazon・楽天の公式ストア」や「有名メーカーの直営店」を選ぶなど、信頼できる販売元から購入するように心がけてください。
また、商品のレビューや評価をチェックするのも、偽造品や粗悪品を避けるための重要なポイントです。(Amazonのボタン電池売れ筋ランキングを見て、人気の規格を確認してみるのも良いでしょう。Amazonのボタン電池売れ筋ランキング

まとめ:スギ薬局でのボタン電池購入に関するQ&A

最後に、スギ薬局でボタン電池を購入する際に、よくある疑問点をQ&A形式でまとめておきます。
これで、皆さんの疑問がすべて解決すれば幸いです。

Q1: スギ薬局のボタン電池は、他のドラッグストアより安いですか?

A: 一概に「安い」とは言えませんが、ポイント還元を考慮すると、実質的な価格は非常に競争力があります。
他のドラッグストアやホームセンターでも価格は変動しますが、スギ薬局は「ポイント倍増デー」や「〇倍ポイント」などのキャンペーンを頻繁に行っているため、それらを活用すれば、他の店よりもお得に購入できる可能性が高いです。
「現金での安さ」なら100均やネット通販、「ポイント還元を含めたお得さ」ならスギ薬局、という使い分けを推奨します。

Q2: 補聴器用の特殊なボタン電池(空気電池)は売っていますか?

A: 補聴器用の電池(「PR」規格の空気亜鉛電池)は、店舗によりますが、取り扱っていない、または種類が限られていることが多いです。
補聴器の電池は、品質と鮮度が非常に重要であるため、基本的には補聴器専門店、または大手家電量販店の電池コーナーで購入することをおすすめします。
スギ薬局では、LRやCR規格の一般的なボタン電池がメインの品揃えとなっています。

Q3: ボタン電池の寿命はどのくらいですか?

A: ボタン電池の寿命には、「使用推奨期限」と「実際の使用寿命」の二種類があります。

  • 使用推奨期限(未開封):リチウム電池(CR)で約5年~10年、アルカリ電池(LR)で約2年~5年が一般的です。
  • 実際の使用寿命(開封・使用中):機器の種類や使用頻度によって大きく異なります。例えば、体温計なら数十回、キーレスリモコンなら数年程度が目安です。

スギ薬局で購入した際は、パッケージに記載された使用推奨期限を確認し、期限内に使い切るようにしましょう。
また、長期間使わない機器からは必ず電池を取り出しておくと、液漏れや自然放電を防ぐことができます。

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