香川でしか買えないお土産！地元民が選ぶ絶品・限定の銘菓から雑貨まで徹底解説

こんにちは、モモストアです！
「うどん県」として全国的に有名な香川県ですが、実はその魅力はうどんだけにとどまりません。瀬戸内海の美しい景色、金刀比羅宮に代表される歴史、そして小豆島のオリーブなど、地域特有の文化が育んだ、他県では絶対に見つけられない特別な限定お土産がたくさんあるんですよ！
この記事では、旅の思い出を豊かにしてくれる、地元民が太鼓判を押す「香川でしか買えない」絶品のお菓子や話題のグルメ、おしゃれな雑貨まで、幅広くご紹介します。お土産選びで迷わないよう、ぜひ最後までチェックしてくださいね。

香川土産で絶対に外せない！王道かつ限定の「銘菓」5選

まずは、香川を訪れたら誰もが「これぞ香川！」と納得する、長く愛され続ける定番中の定番銘菓をご紹介します。これらは単なるお菓子ではなく、香川の歴史や風土を背景に持つ、まさに香川でしか味わえない物語を秘めた逸品ばかりです。
特に、老舗和菓子店の製品は、その上品な味わいと洗練されたパッケージで、目上の方や大切な人へのお土産として失敗知らずの選択肢になりますよ。

「名物かまど」：創業80年以上の歴史が詰まった讃岐の顔

香川県坂出市で生まれた「名物かまど」は、その名の通り、塩を炊く「かまど」を模した形が特徴的な和菓子です。昭和初期から地元民に愛され続けており、今や香川土産の代名詞と言っても過言ではありません。
【特徴と魅力】
一つ一つ丁寧に作られたカステラ風のしっとりとした生地の中に、厳選された手亡豆（てぼうまめ）を使った上品な甘さの黄味餡がたっぷり詰まっています。この黄味餡の優しい甘さが、どこか懐かしくホッとする味わいを生み出しているんです。コーヒーにも日本茶にも合う万能さも魅力の一つですね。
特に、かまどの形は縁起が良いとされ、地元では結婚式の引き出物や贈答品としても重宝されています。また、姉妹品としてサクサク食感がたまらない「かまどパイ」も大人気！和菓子が苦手な方には、こちらの洋菓子タイプがおすすめです。
販売店舗も多く、高松空港、JR高松駅、そして県内各地の直営店で購入できますが、やはり地元の総本店（坂出市）で買うと、より一層特別感が増しますね。

「灸まん」：金刀比羅宮の参道で生まれた伝統の味

香川県のパワースポットとして有名な金刀比羅宮（こんぴらさん）の参拝土産として約70年以上前から親しまれているのが「灸まん」です。見た目がお灸に似ていることからこの名前が付けられましたが、もちろん食べるお菓子ですよ！
【特徴と魅力】
ひとくちサイズの可愛らしいフォルムが特徴で、しっとりとした薄皮の中に、白餡をベースにした黄味餡が包まれています。この黄味餡が非常に滑らかで、口の中でスッと溶けていくような上品な舌触りがたまりません。
「灸まん」は、もともと「お灸で体を温めるように、お菓子で心を温めてほしい」という想いから生まれたとされており、その優しい甘さとサイズ感は、お遍路さんや参拝客の疲れを癒やしてきました。
金刀比羅宮の門前町でしか買えない限定感も魅力の一つです。琴平町の本店では、できたての「灸まん」を味わうこともできますので、ぜひ参拝の休憩に立ち寄ってみてください。
賞味期限が比較的長めなのも、お土産として嬉しいポイントですね。

「瓦せんべい（宗家くつわ堂）」：高松城の歴史を秘めたユニークな形

明治10年創業の老舗「宗家くつわ堂」が手がける「瓦せんべい」は、高松城の袖瓦をモチーフにした、香川県を代表する焼き菓子です。その名の通り、見た目は本物の瓦のようにどっしりとしていて、ユニークなインパクトがあります。
【特徴と魅力】
讃岐名産の砂糖や良質の小麦粉を使用し、一枚一枚手焼きで仕上げられています。見た目の重厚さとは裏腹に、サクッとした歯ごたえと、口の中に広がる素朴で優しい卵と砂糖の甘さが特徴です。
瓦せんべいはサイズ展開が豊富で、「小瓦」は子どもにも食べやすい一口サイズ、「中瓦」はお手頃サイズ、そして顔が隠れるほどの「特大瓦」まであります。特に特大瓦は、記念撮影やお祝い事のユニークな贈り物として人気があります。
高松市の老舗の味であり、香川の歴史を感じられるこの瓦せんべいは、郷土菓子としての価値も高い逸品です。高松市内の主要店舗や、主要な駅、空港で購入可能ですが、できれば宗家くつわ堂の店舗で、その歴史を感じながら購入したいですね。

「観音寺（かんのんじ・白栄堂）」：香川の西で愛される和洋折衷銘菓

香川県西部の観音寺市で長く愛され続ける「銘菓 観音寺」は、そのパッケージにも描かれている寛永通宝の銭形にちなんだ焼き印が特徴の和洋折衷のお菓子です。このお菓子もまた、香川でしか手に入らない特別な一品です。
【特徴と魅力】
「観音寺」は、バターと卵をたっぷり使った洋風の生地で、上品な甘さの白餡を包み込んだ焼き菓子です。その味わいは、まるで洋風のパイ饅頭のようで、和菓子と洋菓子の良いとこ取りをしたような、どこにもない独特の風味を持っています。
白餡には、地元の素材も活かされており、香川の恵みを感じることができます。特に、生地の香ばしさと餡のねっとりとした甘さが絶妙なバランスを保っており、緑茶だけでなく紅茶やコーヒーとも非常に良く合います。
この銘菓は、主に観音寺市周辺や香川西部の主要な土産店で販売されているため、東部の高松市周辺を観光する方は、意識して探さないと見逃してしまうかもしれません。西讃岐エリアを旅した証として、ぜひ手に入れたい限定銘菓です。

「さぬき銘菓 源平餅（吉岡源平餅本舗）」：歴史好きにはたまらない紅白のお餅

約150年続く老舗和菓子店が誇る「さぬき銘菓 源平餅」は、源平合戦における「屋島の戦い」にちなんで作られた伝統的なお菓子です。源氏の白旗と平家の赤旗を象徴する、紅白の小さなお餅が目を引きます。
【特徴と魅力】
香川県の歴史と文化を色濃く反映したこのお餅は、とても上品でなめらかな舌触りが特徴です。もち米と餡のシンプルな組み合わせですが、その素朴で優しい味わいが幅広い年齢層に愛されています。
紅白のお餅はそれぞれ違った風味を持ち、一度に二つの味を楽しめるのも魅力です。一つ一つが一口サイズで食べやすく、個包装になっているものが多いため、職場や友人へのばらまき土産としても非常に優秀です。
賞味期限が製造日から40日と比較的長持ちするのも、お土産として選びやすいポイントですね。歴史の舞台となった屋島エリアを訪れた際に購入すると、より一層感慨深いお土産となるでしょう。

讃岐ならではの「和三盆」を使った芸術的な限定スイーツ

香川県のお土産を語る上で欠かせないのが「和三盆（わさんぼん）」です。和三盆糖は、四国東部で伝統的に作られる、きめ細かく、口溶けの良さと上品な甘さが特徴の高級砂糖です。
この讃岐でしか生産されない希少な和三盆糖をふんだんに使用したお菓子やスイーツは、その美しさから「芸術品」とも呼ばれ、特におしゃれな女性や甘いものが好きな方に大変喜ばれます。限定の和三盆スイーツをご紹介します。

「くす玉（ばいこう堂）」：目にも鮮やかなカラフルな干菓子

ばいこう堂の「くす玉」は、和三盆糖を木型に詰めて固めた「お干菓子」の詰め合わせです。直径約7cm強の缶に、友禅や浴衣柄などの華やかな布が手作業で貼られており、缶自体がすでに美しい工芸品のようです。
【特徴と魅力】
缶の中には、季節のモチーフや幾何学模様を象ったカラフルな和三盆のお干菓子が詰まっています。見た目の美しさもさることながら、口に入れるとサッと溶け、後に残るのは和三盆特有の透き通るような優しい甘さだけ。雑味のない、極上の口溶けを体験できます。
和三盆の干菓子は、日持ちも良く、常温保存ができるため、持ち運びにも便利です。また、その優雅な見た目から、日本茶や抹茶だけでなく、シンプルな紅茶やシャンパンのお供としても楽しめます。
特に、ばいこう堂は高松市に本店を構える和三盆専門店で、その品揃えは圧巻です。本店や主要土産店、または高松三越などで、この美しい「くす玉」やその他の和三盆製品を見つけることができます。一つ一つ職人の手仕事が光るため、大量生産されていない限定品と言えます。

「和三盆フィナンシェ（PETITE ROSE）」：和と洋の融合が新しい

香川県内のお菓子屋さんが手がける「PETITE ROSE（プチ・ローズ）」の和三盆フィナンシェは、伝統的な和三盆糖を現代的な洋菓子に取り入れた、新しい香川土産のトレンドです。
【特徴と魅力】
洋菓子として馴染み深いフィナンシェですが、砂糖の一部を和三盆糖に置き換えることで、バターの豊かな風味の中に、和三盆ならではの「すっきりとした」甘さが加わり、非常に上品で洗練された味わいになっています。
一般的なフィナンシェよりもきめ細かく、しっとりとした食感が楽しめ、甘さ控えめなため、甘いものが苦手な方でも美味しくいただけます。
このフィナンシェは、新しいお土産として近年人気が急上昇しており、特に若い女性やビジネスシーンでの贈り物として注目を集めています。特定の洋菓子店や、比較的新しい感覚の土産物店、高松空港などで販売されていることが多いです。和三盆の伝統を守りつつ、進化させた限定スイーツとしておすすめです。

「讃岐和三盆とろけるわらび餅（かねすえ）」：本わらび粉と和三盆の極上コラボ

香川県の老舗和菓子店「かねすえ」のわらび餅は、本わらび粉と讃岐和三盆糖を使用して作られた、極上の限定和菓子です。これは「香川でしか食べられない」と言っても過言ではない、別格の食感と風味を持っています。
【特徴と魅力】
最大の特徴は、その名の通り「とろける」ような食感と、和三盆の品の良い甘さです。本わらび粉を使うことで、しっかりとした弾力と、もっちりとしたコシがありながらも、口の中に入れるとスッと溶けていくような繊細さを両立させています。
付属のきな粉にもこだわっていることが多く、すべてが一体となって口の中で調和し、至福のひとときを与えてくれます。
わらび餅は生菓子のため、賞味期限が非常に短い（当日〜翌日程度）ことが多く、まさに「現地でしか味わえない」限定品です。もし持ち帰りを検討する場合は、賞味期限をよく確認し、購入日当日に渡せる方への手土産として限定することをおすすめします。本店や高松市内のデパートなどで販売されていますが、特に人気が高いため、午前中に売り切れることもあるほどの限定品です。

SNS映えもバッチリ！香川発祥の「可愛い」お土産・お菓子

最近の旅行では、見た目が可愛らしくてつい写真を撮りたくなってしまう「SNS映え」するお土産も大人気ですよね！香川には、伝統的な和菓子でありながら、現代の感覚にマッチしたフォトジェニックでユニークな限定お菓子がたくさんあります。特に若い世代や、女性へのお土産選びに最適ですよ。

「おいり」：お嫁入りの定番！カラフルでフワフワの縁起菓子

香川県、特に西讃岐地方で古くから結婚式の引き出物として使われてきたのが、この「おいり」です。「お入りもの（お嫁入り）」の縁起を担いだこのお菓子は、見た目の可愛らしさから全国的に人気が広がりつつあります。
【特徴と魅力】
もち米を主原料にして作られた、直径1cmほどのカラフルな粒々のお菓子です。赤、黄、緑、白、ピンクなど、パステルカラーの色合いが非常に可愛らしく、写真映えは抜群です。
最大の特徴は、その食感。中がほぼ空洞になっているため、口に入れた瞬間に「フワッ」「サクッ」と音を立てて溶けていきます。ほんのりとした優しい甘さで、いくつでも食べられてしまう軽やかさも魅力です。
近年では、このおいりをトッピングしたソフトクリームやパフェも登場しており、香川のカフェ文化にも影響を与えています。日持ちも良く、パッケージも可愛らしいものが多いため、友人や同僚へのお土産として非常に喜ばれます。スーパーや道の駅、主要なお土産屋さんならたいてい見つけることができる、地元色の強い限定品です。

「讃岐うどん風グミ」：うどん県の遊び心溢れる限定ユニーク菓子

「うどん県」を名乗る香川県ならではの、遊び心満載の限定お土産が「讃岐うどん風グミ」です。見た目のインパクトと、話のタネになるユニークさから、特に学生や子供に大人気です。
【特徴と魅力】
その名の通り、グミがまるで本物のうどんのように細長い麺状になっていて、パッケージも本格的なうどんの袋を模しています。味は、うどんのダシの味がするわけではなく（笑）、甘酸っぱいフルーツ系の味が主流ですが、ユニークなのはそのネーミングと見た目です。
「讃岐うどん風」という名前と、グミなのに「コシ」があるような食感も再現されており、食べると思わず笑みがこぼれるお土産です。
このようなユニークな地域限定グミは、旅行のハイライトとして話題にしやすいのが大きなメリット。高速道路のサービスエリアや道の駅、高松駅や空港の土産物店で販売されていることが多いので、探してみてください。パッケージの裏側には、うどんに関する豆知識が書かれていることもあり、ちょっとした楽しみもありますよ。

「骨付鳥風味ポテトチップス」：ソウルフードをスナック菓子で再現

香川県のソウルフードといえば「骨付鳥」。その濃厚な旨みとスパイシーな風味を、手軽に楽しめるポテトチップスとして再現したのが、この地域限定スナックです。これも、香川の食文化を表現した限定品と言えます。
【特徴と魅力】
ポテトチップスに、骨付鳥特有のガーリックとコショウのパンチが効いた濃厚な味付けがしっかりと施されています。一口食べれば、まるで店で骨付鳥を頬張っているかのような、ジャンキーでありながらもクセになる味わいが広がります。
ビールなどのお酒のおつまみとしても相性抜群で、自宅での晩酌のお供に買っていく人も多いようです。
このようなご当地ポテトチップスは、コンビニエンスストアやスーパーではなかなか見つからず、お土産屋さんの「ご当地スナックコーナー」に限定して置かれていることが多いです。高松駅や空港の大型土産物店なら、ほぼ確実に見つけることができるでしょう。かさばらないので、ばらまき土産の候補としても優秀です。

うどんだけじゃない！本場讃岐の「絶品ご当地グルメ」系土産

香川県といえば讃岐うどんですが、実はうどん以外にも、瀬戸内の温暖な気候と豊かな海に育まれた、限定のご当地グルメがたくさんあります。ここでは、自宅に帰ってからも香川の味を楽しめる、限定の調味料や加工品、レトルトグルメをご紹介します。食にこだわる方への贈り物に最適です。

「さぬき骨付鶏（若鶏・お試しセット）」：家庭で味わう香川のソウルフード

香川の夜の定番グルメといえば、コショウが効いたスパイシーで肉厚な「骨付鳥」です。専門店の味をそのまま再現したレトルトや真空パックのお試しセットは、自宅で手軽に香川の味を楽しめる限定お土産として大人気です。
【特徴と魅力】
骨付鳥には、肉質が柔らかくジューシーな「若鶏」と、歯ごたえと旨みが強い「親鶏」がありますが、お土産用には食べやすい「若鶏」のセットがおすすめです。真空パックになっているものが多く、賞味期限が長く常温保存が可能なので、持ち運びの心配がいりません。
パックのまま湯煎したり、レンジで温めたりするだけで、お店で食べるような本格的な骨付鳥の風味とジューシーさを再現できます。残った肉汁でキャベツやうどんを炒めれば、二度美味しい楽しみ方もできますよ。
骨付鳥専門店や、主要な土産物店、一部のスーパーでも限定販売されています。特に、さぬき鳥本舗など、地元で有名なメーカーの製品を選ぶと失敗がありません。

「鎌田醤油のだし醤油」：香川県民の台所に欠かせない万能調味料

香川県民の台所には必ずある、と言われるほど愛されているのが「鎌田醤油のだし醤油」です。全国的にも知名度が上がっていますが、やはり香川で買うと種類や限定品が多く、特別な気分になれます。
【特徴と魅力】
このだし醤油は、醤油にかつお節、昆布、椎茸などの厳選された天然素材の旨みを合わせた万能調味料です。うどんのつゆはもちろん、卵かけご飯、煮物、おひたしなど、どんな料理にも使える「かけるだけで味が決まる」魔法の調味料です。
香川県内、特に鎌田醤油の直営店や大型の土産物店では、通常のだし醤油に加えて、季節限定や地域限定のフレーバー（例えば、柑橘系やオリーブ入り）が販売されていることがあります。これらの限定品を探すのが、香川土産上級者の楽しみ方です。
ガラス瓶入りのものは重いですが、最近はペットボトル入りや、小容量のセットも販売されているので、お土産として持ち帰りやすくなっています。特に料理好きの方には、絶対に喜ばれる限定グルメ土産です。

「しょうゆ豆」：香川の伝統的な素朴な家庭の味

「しょうゆ豆」は、ソラマメを煎ってから、醤油、砂糖、みりんなどで甘辛く煮含めた、香川県の伝統的な郷土料理です。地元では、お茶請けやご飯のおかずとして日常的に食卓に並びます。
【特徴と魅力】
豆のほっくりとした食感と、甘じょっぱい、どこか懐かしい味わいが特徴です。特に、素朴な味わいでありながら、製造元によって甘さや豆の硬さに個性があるため、食べ比べをするのも楽しいです。
日持ちがするものが多く、常温で保存できるため、お土産として非常に優秀です。特に、高齢の方や、昔ながらの和の味を好む方には最適です。
地元スーパーや道の駅、農産物直売所など、地元の生活に密着した場所で見つけることが多いですが、もちろん主要な土産物店でも取り扱いがあります。地元のメーカーが作るパック入りのものが、手軽に持ち帰れておすすめです。

お酒好きに贈りたい！香川が誇る「地酒」と限定おつまみ

香川県は、瀬戸内の温暖な気候と良質な水、そして「さぬきよいまい」をはじめとする酒米に恵まれ、個性豊かな地酒造りが盛んです。ここでは、地元でしか手に入りにくい限定酒や、その地酒に合う限定のおつまみをご紹介します。お酒好きな方へのお土産なら、これで決まりです。

「金陵（きんりょう）」・「川鶴（かわつる）」など：讃岐の酒蔵が誇る限定酒

香川県には、長い歴史を持つ酒蔵が点在しており、特に「金陵」や「川鶴」などの銘柄は全国的にも有名です。しかし、地元でしか販売されていない「限定流通品」や「季節の生酒」こそが、お酒好きにはたまらないお土産になります。
【限定酒の探し方】
1. 生酒・しぼりたて： 冬から春にかけて販売される「しぼりたて」の生酒は、フレッシュでフルーティーな香りが特徴です。これらは基本的に要冷蔵で賞味期限が短いため、現地限定販売となることが多いです。 2. 地元限定流通銘柄： 地元商店とのみ取引されている小規模な酒蔵の銘柄や、特定の酒販店とのコラボレーションで生まれた限定品を探すのも醍醐味です。 3. オリーブ酵母酒： 香川ならではの、オリーブの葉から分離した酵母で醸造された日本酒など、ユニークな限定酒もあります。
これらの限定酒は、空港や駅の土産物店ではなく、地元に密着した酒販店や、各酒蔵の直営店で探すのがベストです。地元の酒屋さんで「この時期限定の生酒はありますか？」と尋ねてみるのが、一番の近道ですよ。

「海苔の佃煮（瀬戸内の早どれ海苔）」：日本酒に合う磯の香り

瀬戸内海で早摘みされた新鮮な海苔を使った佃煮は、香川でしか味わえない限定の海の幸です。特に、朝獲れの海苔をすぐに加工したものは、磯の香りが非常に強く、濃厚な味わいがあります。
【特徴と魅力】
熱々のご飯に乗せるのはもちろん最高ですが、日本酒のおつまみとして少しずつ舐めるようにいただくのも絶品です。香川の日本酒のキレのある辛口と、海苔の持つ濃厚な旨みが口の中で見事に調和します。
地元漁協の直売所や、道の駅、または小豆島や直島などの島しょ部の土産物店で、特に質の高い限定品を見つけることができます。添加物控えめの、素材の味を活かした商品を選ぶのがおすすめです。

「オリーブ牛 旨飯だれ・みそ漬け」：高級ブランド肉の限定加工品

香川県で育てられたオリーブの搾りかすを飼料に加えて育てる「オリーブ牛」は、香川ならではの高級ブランド牛です。このオリーブ牛を贅沢に使った「旨飯だれ」や「みそ漬け」も、限定お土産として人気があります。
【特徴と魅力】
「旨飯だれ」は、ご飯のお供として、または豆腐や野菜にディップしても美味しい万能調味料です。オリーブ牛の旨みが凝縮されており、甘辛い味付けはビールや焼酎のおつまみとしても優秀です。
また、オリーブと味噌が融合した「みそ漬け」は、焼くだけで高級料亭のような味わいを楽しめる限定品です。肉の旨みとオリーブの香りが、味噌の深いコクによって引き立てられています。
これらの加工品は、高松市内のデパートや、大型の土産物店、肉の専門店などで購入できます。少し高価ですが、その分、贈った相手には香川の贅沢な味わいを確実に届けることができますよ。

小豆島発！「オリーブ」を使った美容・グルメの限定品

香川県の島しょ部、特に「日本のエーゲ海」とも呼ばれる小豆島は、日本におけるオリーブ栽培の発祥地です。ここでしか手に入らない、オリーブを活かした限定のオイル、コスメ、加工品は、おしゃれな女性や健康志向の方へのお土産として非常に人気があります。

「エキストラバージン緑果オリーブオイル（井上誠耕園など）」：収穫時期限定の特別な風味

小豆島で収穫されたオリーブを搾って作られるエキストラバージンオリーブオイルは、品質の高さから全国的にも有名です。特に、収穫初期の「緑果」を使ったオイルは、香りが高く、フレッシュな風味が特徴の限定品です。
【特徴と魅力】
オリーブオイルは、一般的に「完熟した実」から採油されますが、「緑果」はまだ青い実を使うため、ポリフェノールが豊富で、若々しい、スパイシーな辛みと苦みがあります。まるで青りんごのようなフレッシュな香りは、まさに小豆島でしか味わえない限定の風味です。
サラダやパンにかけるだけでなく、魚介類や豆腐にかけても美味しく、料理の風味を格段にアップさせてくれます。
特に、小豆島にある「井上誠耕園」や「小豆島オリーブ園」などの直営店では、試食をしながら、その年の限定オイルを選ぶことができます。このフレッシュなオイルは、鮮度が命なので、ぜひ現地で直接購入することをおすすめします。

「食べるオリーブオイル」：万能調味料として大ブレイクした限定品

数年前に大ブームとなり、今や香川土産の定番の一つとなった「食べるオリーブオイル」。オリーブオイルの中に、フライドガーリックやフライドオニオン、唐辛子などを混ぜ込んだ、具材感たっぷりの調味料です。
【特徴と魅力】
単なる調味料ではなく、具材として存在感があるため、パスタや炒め物、トースト、冷奴など、様々な料理にトッピングするだけで味が決まります。特に、ガーリックのパンチとオリーブオイルの風味が食欲をそそる、中毒性のある味わいが特徴です。
これも小豆島の特産品であり、様々なメーカーから個性豊かな商品が販売されています。中には、香川名産のしょうゆ豆を混ぜ込んだ限定の「食べるオリーブオイル」など、ユニークな製品もあります。
常温で日持ちがするものが多く、お土産として非常に便利です。高松市内の土産物店や道の駅、小豆島のフェリーターミナルなど、どこでも手に入りますが、メーカーごとに味が違うので、複数の種類を買い集めるのも楽しいですよ。

「オリーブコスメ」：オリーブの恵みが詰まった限定美容品

小豆島のオリーブオイルは、食用としてだけでなく、美容成分としても非常に優れています。オレイン酸が豊富に含まれており、保湿力が高く、肌に優しいのが特徴です。
【特徴と魅力】
小豆島産のオリーブオイルを使った化粧水、石鹸、ハンドクリームなどは、その成分の良さから、特に美容に関心の高い女性へのお土産として喜ばれます。限定品としては、オリーブの葉のエキスを配合したものや、収穫時期限定のオイルを使ったものがあります。
例えば、「オリーブリーフエキス配合の石鹸」は、肌を優しく洗い上げながら、しっとりと保湿してくれると評判です。
これらのオリーブコスメは、小豆島フェリーターミナルや、小豆島オリーブ園、または高松市内のデパートのコスメコーナーなどで、地域限定品として販売されています。試供品を試して、ご自身の肌に合うものを選んでみてください。

伝統工芸品をお土産に！日常で使える「讃岐の雑貨」

お土産は食べ物だけではありません。香川県には、長い歴史の中で育まれてきた伝統工芸品があり、これらの中には現代の生活でも活躍する、おしゃれで限定的な雑貨がたくさんあります。大切な人への特別な贈り物として、いかがでしょうか。

「讃岐かがり手まり」：色鮮やかな幾何学模様が美しい伝統品

香川県の伝統工芸品の一つである「讃岐かがり手まり」は、木綿の糸を使い、幾何学模様をかがって作られる繊細な手まりです。その美しさと丁寧な手仕事は、海外でも評価されるほどです。
【特徴と魅力】
何色もの色鮮やかな糸が複雑に絡み合い、一つの手まりの中に無限の美しさを表現しています。以前は、子どもの遊び道具として使われていましたが、現在では美しいインテリア雑貨や、縁起物として贈り物に重宝されています。
特に、小さなサイズの「かがり手まりストラップ」や、ペーパーウェイトとして使える少し重めのものなど、日常で使いやすいようにアレンジされた限定品も販売されています。
これらは、かがわ物産館「栗林庵」や、高松市内の工芸品店、「讃岐かがり手まり保存会」の直営店などで購入できます。一つ一つ手作りのため、まさに世界に一つだけの限定品です。

「丸亀うちわ（さぬきうどん柄など）」：実用性と遊び心を兼ね備えた限定デザイン

丸亀市は、全国でも有数のうちわの生産地であり、その歴史は江戸時代にまでさかのぼります。ここで作られる「丸亀うちわ」は、実用性とデザイン性を兼ね備えた、香川の限定雑貨です。
【特徴と魅力】
しっかりとした竹の骨組みと、手に馴染む形状が特徴で、夏の暑い時期だけでなく、インテリアとして飾っても様になる美しさがあります。
お土産として人気なのは、「さぬきうどん柄」「金刀比羅宮の石段柄」「瀬戸内の風景柄」など、香川ならではのモチーフが描かれた限定デザインのうちわです。特に「さぬきうどん柄」は、遊び心があり、海外の方へのお土産としても喜ばれます。
丸亀うちわの製造元や、丸亀市内の土産物店、高松駅や空港でも限定デザインのものが販売されています。軽量で持ち運びやすいのも、お土産として嬉しいポイントです。

「保多織（ぼたおり）」：江戸時代から伝わる軽くて丈夫な綿織物

「保多織（ぼたおり）」は、江戸時代から高松藩の特産品として発展してきた、軽くて丈夫な綿織物です。「保多」とは「長持ちする」という意味に由来しており、長く愛用できるのが特徴です。
【特徴と魅力】
独自の技法で織られており、非常に軽く、吸水性・速乾性に優れているため、特に夏場に重宝されます。
お土産としては、保多織を使ったふきん、コースター、ハンカチ、ブックカバーなどが人気です。手触りが良く、使い込むほどに肌に馴染むため、日用品として使ってもらうのに最適です。
岩部保多織本舗など、専門店や高松市内の工芸品店で限定販売されています。シンプルで上品なデザインのものが多く、目上の方や、品質にこだわる方へのお土産としておすすめです。

迷ったらココ！主要駅・空港で限定品を探す方法

「時間がなくて、お土産をゆっくり選ぶ暇がない！」という方もご安心ください。香川の主要な玄関口である高松駅、高松空港、そして高松港の周辺には、地域限定品を効率よく集めた優秀なお土産スポットがあります。限られた時間の中で、確実に限定品を手に入れる方法をご紹介します。

高松駅周辺：かがわ物産館「栗林庵」をチェック

JR高松駅に隣接する「かがわ物産館 栗林庵（りつりんあん）」は、香川県のお土産を探すなら、まず立ち寄るべきスポットです。
【栗林庵の限定品】
1. 工芸品・雑貨： 前述の「讃岐かがり手まり」や「丸亀うちわ」など、香川の伝統工芸品が豊富に揃っています。職人さんの作品を直接見られるので、限定の一品を探しやすいです。 2. 限定コラボ商品： 栗林庵と地元メーカーがコラボした、ここでしか買えない限定パッケージのお菓子や、限定フレーバーの調味料などが販売されていることがあります。 3. 試食・試飲コーナー： 運が良ければ、人気の銘菓や地酒の試飲・試食ができることもあり、味を確かめてから購入できます。
駅直結ではないものの、駅から徒歩圏内にあるため、帰りの電車を待つ間にサッと立ち寄れるのが魅力です。営業時間は事前に確認しておきましょう。

高松空港：「空の駅」や保安検査場前ショップを最大限活用

高松空港の土産物店は、旅の最後に駆け込みで限定品を購入するのに最適です。特に、保安検査場（手荷物検査）を通過した後の制限エリア内のショップも侮れません。
【空港の限定品の傾向】
1. 日持ちのする銘菓： 「名物かまど」や「かまどパイ」「灸まん」といった定番銘菓はもちろん、日持ちが長く、個包装になっている「ばらまき土産」が特に充実しています。 2. うどんのお土産： 「うどん県」だけあって、様々なメーカーの生麺・半生麺の讃岐うどんセットが並びます。空港限定のパッケージや、有名店の限定コラボセットなども要チェックです。 3. ご当地スナック： 「骨付鳥風味ポテトチップス」などのユニークな地域限定スナック類は、保安検査場前のショップで購入可能です。
制限エリア内のショップは、外のショップよりも混雑しにくいことがあり、出発直前でも落ち着いて限定品を選べる場合があります。

フェリーターミナル（高松港）：小豆島・直島行きの前後でチェック

高松港は、小豆島や直島といったアートの島への玄関口です。これらの島々へ行くフェリーターミナル内やその周辺にも、島限定の特別なお土産があります。
【フェリーターミナルの限定品】
1. 小豆島オリーブ製品： 小豆島へ行く方は、港周辺でオリーブオイルやオリーブコスメの限定品を扱う店をチェックしてみてください。島内の方が種類は豊富ですが、時間がなければここで購入するのも手です。 2. 直島限定グッズ： 直島の地ビールや、島のアートをモチーフにした限定パッケージのお菓子、塩クッキーなど、アート作品をモチーフにしたユニークな限定土産が見つかります。
特に、船内で販売されている、地元のパン屋さんとコラボした限定パンやお弁当なども、移動中に楽しめる現地限定のグルメです。

オンラインで買える？自宅に帰ってからのお土産入手法

「お土産を買い忘れてしまった！」「あの味がまた恋しくなった！」そんな時でも諦めないでください。香川でしか買えない限定品の中には、実はオンラインショッピングで手に入れられるものもあります。ただし、「現地限定」のアイテムと「通販可能」なアイテムの見極めが重要です。

ネット通販で買える人気銘菓：Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングを活用

香川を代表する銘菓の多くは、メーカーの公式オンラインショップや、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングの「ご当地グルメ」や「四国物産」を扱うショップで取り扱いがあります。
【オンライン購入がしやすいもの】

銘柄	特徴
名物かまど	定番のおまんじゅうや、かまどパイは、ほぼすべての主要ECサイトで購入可能です。
鎌田醤油 だし醤油	人気が高いため、Amazonや楽天でセット販売されていることが多く、自宅にいながら簡単に手に入ります。
オリーブオイル	井上誠耕園など、主要メーカーは公式通販やECサイトにショップを構えています。
瓦せんべい	宗家くつわ堂の製品も、楽天市場などの和菓子カテゴリで比較的簡単に見つけられます。

オンラインで買うメリットは、重いものを持ち帰る手間がないこと、そして限定セットや割引価格で購入できるチャンスがあることです。ぜひ、自宅に帰ってからチェックしてみてください。
Amazonで香川のお土産を探す

メルカリやフリマアプリの活用：ユニークな限定品を見つける裏技

大手ECサイトでは見つからない、本当にコアな地域限定品や、賞味期限が短く通販ルートがないようなアイテムを見つけたい場合は、メルカリなどのフリマアプリを活用するのも一つの手です。
【フリマアプリで見つかる限定品】
* 生菓子・わらび餅： 賞味期限が非常に短い「かねすえのわらび餅」など、現地でしか買えない生菓子を、代行購入して出品しているケースがあります。ただし、鮮度や衛生面には十分注意し、自己責任で検討してください。 * 観光地限定の雑貨： 直島や豊島などのアートの島でしか買えない、アーティストとの限定コラボグッズなどが稀に出品されることがあります。 * ガチャガチャ商品： 香川限定のユニークなガチャガチャ（カプセルトイ）の商品など、雑貨系の限定品を探すのにも便利です。
フリマアプリを利用する際は、商品の状態や出品者の評価をよく確認し、特に食品の場合は賞味期限や保存方法について細心の注意を払ってください。

「現地限定」で終わってしまうレアアイテムの見極め方

以下の限定品は、鮮度や流通ルートの関係で、オンラインでの購入が非常に難しい、あるいは不可能である可能性が高いです。これらは「現地で買って、すぐに渡すか自分で楽しむ」と割り切る必要があります。

カテゴリ	例	オンライン購入の難易度
生菓子	かねすえのわらび餅、一部のフルーツ大福	非常に困難（賞味期限が短すぎる）
季節の生酒	蔵出しのしぼりたて（要冷蔵）	困難（クール便対応の酒販店を探す必要がある）
直島・美術館限定グッズ	アート作品をモチーフにした限定品	困難（公式通販がないことが多い）

香川土産を贈る相手別！失敗しない選び方ガイド

お土産選びで失敗しないためには、贈る相手の年代や関係性に合わせて選ぶのが一番です。「香川でしか買えない」という特別感と、相手の好みを組み合わせれば、きっと喜ばれる一品が見つかりますよ！モモストア流の相手別選び方ガイドを参考に、最高のお土産を選んでください。

【職場・取引先へ】失敗しない「ばらまき」と「格式」の選び方

職場や取引先への手土産は、個包装であること、日持ちすること、そして「格式」を保つことが重要です。香川の銘菓は、この条件を満たすものが豊富です。
【おすすめアイテムと理由】

相手	おすすめアイテム	選定理由
会社全体（ばらまき）	かまどパイ、瓦せんべい（中）、おいり	個包装で日持ちし、老若男女問わず楽しめる定番の味。特に「おいり」は話のタネにもなります。
上司・取引先（格式重視）	名物かまど、和三盆のくす玉、エキストラバージンオリーブオイル	「名物かまど」は歴史とブランド力があり、和三盆は高級砂糖を使った上品さが評価されます。オリーブオイルは実用的な高級品です。

特に「名物かまど」は、香川では贈答品の定番中の定番であり、その知名度と品質から間違いのない「格式高い」選択肢となります。

【友人・恋人へ】話題性重視の「ユニーク」＆「実用」土産

親しい友人や恋人へのお土産は、話題性やユニークさ、または実用性の高いものを選ぶと喜ばれます。「香川でしか買えない」という限定感を強調できるものがベストです。
【おすすめアイテムと理由】

相手	おすすめアイテム	選定理由
SNS好きの友人	おいり、讃岐うどん風グミ、骨付鳥風味ポテチ	見た目の可愛さや、ユニークな商品名で、すぐにSNSに投稿して話題にしやすいアイテムです。
料理好きの友人	鎌田のだし醤油（限定味）、食べるオリーブオイル、レモン塩	日常的に使える調味料は、もらって困らない実用性があります。限定フレーバーを選ぶと特別感が増します。
恋人・自分用	和三盆フィナンシェ、オリーブコスメ、讃岐かがり手まり（ストラップ）	上品な洋菓子や、美容品、長く使える手作りの雑貨など、愛着が持てる一品がおすすめです。

特に、小豆島限定のオリーブコスメなどは、話題性だけでなく美容効果も期待できるため、女性の友人には特に喜ばれますよ。

【家族・親戚へ】安心の定番と、家族で楽しめるグルメ土産

家族や親戚へのお土産は、みんなでシェアして食べられる、安心感のある定番品や、自宅で香川の味を楽しめるグルメ系がおすすめです。
【おすすめアイテムと理由】

相手	おすすめアイテム	選定理由
子供がいる家族	かまどパイ、うどん風味キャラメル、おいり	子供でも食べやすい甘さや、ユニークさがあるお菓子が喜ばれます。
両親・高齢の親戚	名物かまど、灸まん、しょうゆ豆	素朴で優しい甘さの和菓子や、昔ながらの郷土料理は、年配の方に安心感をもって受け入れられます。
食卓を囲む家族	骨付鳥（真空パック）、讃岐うどんセット、鎌田醤油	晩御飯の一品やお取り寄せ気分を楽しめるグルメ系は、家族みんなで香川の味を追体験できます。

「讃岐うどん」のセットは、日持ちがして家族みんなで楽しめますし、「ぶっかけうどん」のつゆなど、用途に合わせた限定のつゆをセットにすると、さらに喜ばれますよ。

観光地別にチェック！金刀比羅宮・直島・高松の限定土産

香川県は、エリアによって育まれてきた文化や特産品が大きく異なります。ここでは、主要な観光地を巡る方に向けて、その場所でしか買えない、よりコアな限定土産をピックアップしてご紹介します。

金刀比羅宮（こんぴらさん）エリア：参拝記念の限定銘菓

金刀比羅宮の門前町は、参拝客の疲れを癒やすための和菓子文化が発達しています。このエリアの限定品は、縁起物やお参りの記念品としての側面が強いのが特徴です。
【こんぴらさん周辺の限定品】
1. 灸まん： 前述の通り、このエリアを代表する銘菓です。本店ではできたてを購入できます。 2. さぬき松ぼうろ： 金刀比羅宮の参道近くにある御菓子処湊屋が作る、松の葉や枝をイメージしたスティック状の焼き菓子です。香川県産米粉や和三盆など地元の素材を使っています。カリッ、サクッとした食感が特徴で、この参道沿いの店での限定感が強いです。 3. 金陵の地酒： 金刀比羅宮の近くには、有名酒蔵「金陵」の資料館兼店舗があり、ここでしか買えない限定酒や、試飲コーナーを楽しむことができます。
長い石段を登り切った後に食べる限定スイーツや、ご利益がありそうな縁起物を探してみてください。
金刀比羅宮の公式サイト（参拝情報）

直島・豊島エリア：アートと融合したモダンな限定アイテム

直島や豊島は、現代アートの聖地として世界的に有名です。そのため、お土産もアート作品と融合した、モダンでおしゃれな限定品が多いのが特徴です。
【アートの島々の限定品】
1. 直島塩キャラメル： 小豆島ではなく、直島で作られた塩を使ったキャラメルです。塩のしょっぱさとキャラメルの甘さが絶妙なバランスで、パッケージも現代アート風のデザインになっており、おしゃれです。 2. 美術館・施設限定グッズ： 地中美術館やベネッセハウスミュージアムなどの施設では、その場所や展示作品にちなんだ限定デザインのポストカードやTシャツ、文具などが販売されています。これらは完全にその施設限定であり、非常にレア度が高いです。 3. 地ビール・クラフトビール： 直島や高松で製造されるクラフトビールなど、瀬戸内の潮風を感じるような限定ビールも人気があります。
直島のお土産は、高松港のフェリーターミナルでも一部取り扱いがある場合がありますが、現地（特に美術館内）のショップで買うのが一番確実で種類も豊富です。

高松市街地エリア：デパート・商店街で見つける洗練された限定スイーツ

高松市は香川県の中心地であり、デパートや活気ある商店街には、地元の有名パティシエや老舗の和菓子屋が手がける、洗練された限定スイーツが集まります。
【高松市街地の限定品】
1. 夢菓房たからのフルーツ大福： 高松市にある有名和菓子店で、特に季節のフルーツを丸ごと使った大福が人気です。みかん大福やいちご大福など、香川県産のフルーツを使った限定品は、まさにここでしか味わえません。ただし、日持ちがしないため、すぐに渡せる人へのお土産に限られます。 2. 菓子工房ルーヴの焼き菓子： 地元で人気の洋菓子店です。特に「讃岐おんまい」や「焼きドーナツ」など、香川の素材を使った限定の焼き菓子は、洋菓子好きにはたまりません。 3. 和三盆専門店： ばいこう堂など、和三盆専門店が高松市には集中しており、季節やイベントに合わせた限定の「お干菓子」が販売されます。
高松市街地でのお土産選びは、駅や空港よりも「食のレベルが高い」限定品が見つかるのが魅力です。

会社や学校で配るならこれ！個包装の「ばらまき」限定土産

会社や学校など、大人数に配るお土産は、個包装であること、常温で日持ちすること、そして価格と量のバランスが非常に重要です。香川県には、この条件を満たす優秀な「ばらまき限定土産」がたくさんあります。予算や人数に合わせて選びましょう。

ばらまき王道：迷ったらこの3種類を選んで！

個包装で、誰にでも喜ばれる安心感がある、香川の「ばらまき土産」の王道をご紹介します。これらは主要な土産店であれば、ほぼ間違いなく購入できます。

銘柄	特徴	向いているシーン
かまどパイ	サクサクの食感とバターの風味豊かなリーフパイ。個数が多く、見た目も上品。	職場の女性が多い部署、目上の方もいる集まり
瓦せんべい（小瓦）	瓦の形がユニークで、サクッとした歯ごたえ。素朴な甘さで老若男女OK。	学校や学生の友人、話のタネにしたいとき
さぬき銘菓 源平餅	一口サイズの紅白のお餅で縁起が良い。餡子の和菓子好きが多い場合に最適。	親戚の集まり、和菓子を好む同僚

予算別！ワンランク上の「ばらまき」限定品

定番の銘菓よりも少し予算を上げて、「ちょっと良いもの」を配りたい場合に最適な、限定のばらまき土産をご紹介します。
1. 「茶のしずく（高瀬茶饅頭）」： * 香川県産の「高瀬茶」というお茶を使ったお饅頭です。なめらかなお茶餡の中に抹茶の蜜が入っており、お茶の風味が非常に豊かです。上品で、緑茶好きや年配の方に特に喜ばれます。 2. 「讃岐 おいり風ラムネ」： * 見た目は可愛い「おいり」を模していますが、実はラムネ菓子です。フワフワのおいりと、サクッとしたラムネの食感の違いが面白く、ユニークで会話が生まれます。 3. 「うどん風味キャラメル」： * うどん県の名を冠した、まさに香川でしか買えない限定キャラメルです。味は普通のキャラメルですが、パッケージの面白さから、特に若い世代や、観光地のユニーク土産として最適です。
これらの限定品は、スーパーなどではあまり見かけず、主要な土産物店に限定されていることが多いので、見つけたらまとめて購入することをおすすめします。

香川旅行の思い出を語る上で欠かせない歴史ある伝統銘菓

旅の思い出は、単なる景色や体験だけでなく、そこで出会った「食」とも密接に結びついています。香川の伝統銘菓は、その土地の歴史や文化を色濃く反映しており、自宅に帰ってからも旅の記憶を呼び覚ます、大切な役割を果たしてくれます。ここでは、特に歴史的背景が深い、限定の伝統銘菓に焦点を当てます。

「さぬき松ぼうろ（御菓子処湊屋）」：地元産素材へのこだわり

「さぬき松ぼうろ」は、高松市の老舗「御菓子処湊屋」が昭和28年から作り続けている焼き菓子です。松の葉や枝をイメージした細長いスティック状の形が特徴的です。
【歴史と限定素材】
このお菓子が長く愛されている理由は、その地元産素材への深いこだわりにあります。香川県産の米粉「おいでまい」や、高級砂糖「和三盆」、さらには白みそや抹茶といった、地元の特産品を組み合わせて作られています。
表面はカリッと香ばしく、中はサクサクとした軽い食感が特徴で、素朴ながらも洗練された味わいを持っています。
特に、米粉を使うことで、一般的な焼き菓子にはない独特の風味と軽やかさが生まれており、香川の風土が凝縮された限定銘菓と言えます。高松市内の本店や一部の土産店でしか手に入らないため、非常に限定感が高いです。

「宗家 くつわ堂」の歴史と瓦せんべいに込められた想い

明治10年創業の「宗家 くつわ堂」は、その歴史が瓦せんべいの味に深く関わっています。くつわ堂は、江戸時代に幕府への献上品でもあった讃岐の砂糖と、良質の小麦粉を使用してお菓子作りを始めました。
【瓦せんべいの限定的な背景】
瓦せんべいが、高松城の袖瓦をモチーフにしているのは、高松藩の歴史と文化への敬意が込められているからです。大きな瓦せんべいは、その威厳ある姿から、香川の繁栄を願う人々の想いも反映されていると言えます。
また、職人が一枚一枚手焼きで仕上げるという製法も、大量生産が主流の現代において、変わらぬ伝統を守り続ける「限定的な手仕事」の価値を持っています。
この瓦せんべいを食べるときは、ぜひ、かつての高松城を思い浮かべながら、その歴史の深さを感じてみてください。

「名物かまど」に秘められた塩業の歴史

名物かまどの名前の由来は、香川県坂出市が古くから塩業で栄えた土地であり、行基上人が塩を炊く「かまど」の作り方を教えたという伝承にちなんでいます。
【かまどに込められた限定的な物語】
お菓子としての「かまど」は、地元民にとって「塩を炊くことで栄えた香川の歴史」を象徴する存在であり、その素朴で優しい味わいは、人々の生活に寄り添ってきた証とも言えます。
特に、香川の銘菓は、茶道文化が栄えた京菓子のような繊細さというよりも、地元の人々の暮らしに根付いた、素朴ながらも確かな美味しさを持つものが多いのが特徴です。
「名物かまど」は、単なる土産品としてではなく、香川の風土と歴史が詰まった、かけがえのない限定品として、自信を持って贈ることができます。

モモストア厳選！香川土産をさらに楽しくする持ち帰りテクニック

せっかく「香川でしか買えない」限定品を手に入れても、持ち帰る途中で崩れたり、溶けてしまったりしては悲しいですよね。モモストアが、お土産を最高の状態に保つための、厳選持ち帰りテクニックと、旅のヒントをご紹介します。

生菓子・要冷蔵品の持ち帰り：保冷と時間管理が命

「かねすえのわらび餅」や「フルーツ大福」「季節の生酒」など、賞味期限が短く、要冷蔵のお土産は、持ち帰りに細心の注意が必要です。
【実践テクニック】
1. 専用保冷バッグと保冷剤： 購入するお店で保冷バッグと保冷剤（有料の場合も多い）を必ず購入しましょう。特に、わらび餅などは保冷剤が複数必要になる場合があるので、お店に相談してください。 2. 帰る直前に購入： 可能な限り、観光を終えて駅や空港に向かう直前、または空港の保安検査場近くの土産店で購入するようにしましょう。移動時間を最小限に抑えることが重要です。 3. 新幹線の活用： 東京方面や九州方面へ帰る場合、新幹線であれば車内販売で氷や飲み物を購入できたり、また駅のコインロッカーで一時的に冷やしたりすることも可能です。JR四国の主要駅情報をチェックしておくと安心です。
特に夏場は、保冷バッグを直射日光の当たらない、エアコンの効いた場所に置くなどの工夫を徹底しましょう。

オリーブオイル・醤油の持ち帰り：液漏れ対策と重さの分散

「鎌田醤油」や「オリーブオイル」などの瓶詰めの調味料は、液漏れや破損、そして重さが問題になります。
【実践テクニック】
1. 二重包装を依頼： 購入時に、お店の人に「遠方に持ち帰るため、厳重に梱包してほしい」と伝え、プチプチ（緩衝材）で二重に巻いてもらうようにお願いしましょう。 2. ジップ付き袋に入れる： 万が一、瓶が割れたりキャップが緩んだりして液漏れした場合に備え、調味料の瓶を個別にジップ付きのビニール袋に入れて密閉しましょう。これで、他の荷物が汚れるのを防げます。 3. 重さの分散： 複数の調味料を購入する場合は、一つのバッグにまとめず、スーツケースと手荷物に重さを分散させると、持ち運びが格段に楽になります。

お土産と旅の思い出をSNSでシェアする方法

香川の限定お土産は、SNS映えするものがたくさんあります。特に、以下のアイテムは「映え」を意識して撮影してみてください。

お土産	撮影テクニック
おいり	白やパステルカラーの皿に盛り付け、自然光の下で撮影。ふわふわ感を強調するために、少し接写するのがポイント。
和三盆のくす玉	布が貼られた缶を主役にして、背景に金刀比羅宮などの観光地のパンフレットを少し入れると、限定感が増します。
骨付鳥風味ポテチ	パッケージの骨付鳥のイラストを強調し、「香川限定」の文字がはっきり写るように撮影。ビールや地酒と一緒に撮ると、よりリアルに伝わります。

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