NMAXが売ってない?買えない理由と在庫車を確保する具体的な対策

NMAXが売ってない?買えない理由と在庫車を確保する具体的な対策

 

「NMAXがどこにも売ってない…」「バイク屋を何軒回っても在庫がないと言われた…」
ヤマハのプレミアムスクーター「NMAX」を探しているあなたは、今まさにそんな壁にぶつかっているのではないでしょうか。
私もバイク探しで苦労した経験があるので、その気持ちは痛いほどよく分かります。

結論から言うと、NMAXは「在庫がないわけではない」ものの、特定の理由から非常に入手しにくい状況にあります。
この記事では、なぜNMAXが売ってないのかという背景から、今すぐNMAXを手に入れるための具体的かつ現実的な方法まで、モモストアが徹底的に解説していきます。
この記事を読めば、あなたのNMAX探しが必ず前進しますよ!

・NMAXが「売ってない」「買えない」と感じる3つの大きな理由
・新車NMAXの現在の納期は?モデルや販売店で大きく変わる実態
・【最重要】NMAXの新車在庫をすぐに確保できる販売店の見つけ方
・NMAXが今、大幅モデルチェンジ!海外最新情報から見る国内導入の期待
・NMAX 125とNMAX 155、今買うならどちらを選ぶべきか徹底比較
  1. NMAXが「売ってない」「買えない」と感じる3つの大きな理由
    1. 需要過多による販売店在庫の枯渇が最大の原因
    2. 海外で新型モデルが発表されたことによる期待と混乱
    3. 中古車市場の活況と新車価格高騰の影響
  2. 新車NMAXの現在の納期は?モデルや販売店で大きく変わる実態
    1. NMAX 125とNMAX 155で異なる納期の傾向
    2. 「ヤマハ正規取扱店」と「一般のバイク販売店」の違い
      1. 正規取扱店(YSPなど)のメリット・デメリット
      2. 一般のバイク販売店のメリット・デメリット
  3. 【最重要】NMAXの新車在庫をすぐに確保できる販売店の見つけ方
    1. ステップ1:近隣店舗だけでなく「広範囲」で検索する
    2. ステップ2:キャンセル待ちリストに必ず登録する
    3. ステップ3:中古車情報サイトの新車掲載をチェックする
  4. NMAXが今、大幅モデルチェンジ!海外最新情報から見る国内導入の期待
    1. NMAX TURBO(155cc)の革命的な進化
      1. 新型NMAX TURBOの主な注目ポイント
    2. NMAX 125/TECH MAX(欧州仕様)も豪華装備に
  5. NMAX 125とNMAX 155、今買うならどちらを選ぶべきか徹底比較
    1. 維持費と購入費用:125ccの圧倒的な優位性
    2. 走行性能と用途:高速道路が鍵
      1. NMAX 125の適正用途
      2. NMAX 155の適正用途
  6. 新旧モデル比較!デザインと機能でNMAXの進化をチェック
    1. デザイン:よりアグレッシブに、より高級感ある佇まいに
      1. フロントフェイスの比較
      2. サイドビューとリア周りの比較
    2. 機能:スマホ連携から走行性能まで別次元へ
      1. TFTフルカラー液晶(TECH MAX/TURBO)
      2. YECVT(NMAX TURBO 155cc)
      3. USB-Cソケットとスマートキーの進化
  7. NMAXの中古車市場は今どうなってる?高年式モデルの相場を公開
    1. NMAXの中古車価格は新車に近接する傾向
      1. NMAX 中古車価格帯の目安(直近6ヶ月間の取引相場を元に推測)
    2. 走行距離別の平均買取価格から見る価値
  8. 中古車でも「すぐに乗りたい」!良質なNMAXを探す3つのポイント
    1. ポイント1:保証期間と整備内容を徹底的に確認する
    2. ポイント2:試乗、またはエンジン始動の様子をチェックする
    3. ポイント3:カスタム内容が「やりすぎ」でないか見極める
  9. NMAXを諦める前に!ライバル車との比較でわかるNMAXの魅力
    1. NMAX vs PCX:スポーツ性能か、快適性か
    2. NMAX vs リード125:価格と実用性のバランス
  10. NMAXの欠点って?購入前に知っておきたいユーザーのリアルな声
    1. 欠点1:シート下収納は「容量より深さ」が足りない
    2. 欠点2:カスタムパーツは豊富だが人気ゆえに品薄も
    3. 欠点3:足つき性がややタイト
  11. NMAXが売ってないなら予約!失敗しないための販売店交渉術
    1. 交渉術1:「色は何色でも良い」と伝える
    2. 交渉術2:複数の販売店で納期を聞き、競争させる
    3. 交渉術3:キャンセル時の「全額返金」を契約書で確認する
  12. 結論:NMAXは本当に買えないのか?モモストアが考える最善の行動
    1. 最善の行動チャート
    2. 焦らない!でも行動は迅速に

NMAXが「売ってない」「買えない」と感じる3つの大きな理由

momo-store.jp

NMAXは、そのスタイリッシュなデザインと、走りの楽しさを両立させた「BLUE COREエンジン」で、常に高い人気を誇っています。
それなのに「売ってない」と感じてしまうのは、主に以下の3つの要因が絡み合っているからです。これらの理由を理解しておけば、闇雲に探すのをやめ、より効率的な行動に移れますよ。

需要過多による販売店在庫の枯渇が最大の原因

まず何と言っても、NMAXの人気が非常に高いことが挙げられます。
特に125ccクラス(原付二種)は、通勤・通学から休日のちょっとしたツーリングまでこなせる汎用性の高さから、ここ数年で需要が爆発的に増加しています。

NMAXは、ライバル車種と比較しても、ABSやトラクションコントロール、スマートキーなど、装備面で頭一つ抜けているため、「どうせ買うならNMAXが良い」という層が集中しています。
バイクメーカーであるヤマハも生産努力を続けていますが、世界的な部品供給の遅延や、生産枠の制約などもあり、需要に供給が追いついていないのが実情です。

多くの販売店では、予約リストが数十人待ちという状況も珍しくなく、店頭に並べる「フリー在庫」がほとんど存在しないため、初めて訪れたお客さんには「売ってない」と伝わる形になっているんです。

海外で新型モデルが発表されたことによる期待と混乱

2024年〜2025年にかけて、NMAXは海外(特に欧州やインドネシア)で大幅なモデルチェンジが発表されました。
新型モデルは、よりアグレッシブなデザインになり、TFTメーター(一部グレード)や「YECVT」(NMAX TURBO)といった最新技術が搭載されているため、国内のライダーの注目度も非常に高いです。

この「新型発表」の情報が広がることで、以下のような動きが生まれます。

  • 【買い控え】:「どうせなら新型を待ちたい」と、現行モデルの購入を見送る人が増える。
  • 【現行モデルの駆け込み需要】:「新型は高くなるだろうから、現行モデルを今のうちに手に入れたい」と考える人が増え、在庫がさらに逼迫する。
  • 【販売店の販売戦略】:新型の国内導入に備え、現行モデルの在庫を積極的に仕入れず、新型の予約に切り替える店舗が増える。

結果として、新型待ちの混乱と、現行モデルの在庫調整が同時に起こり、「今、店頭で買えるNMAXがない」という状況を加速させていると言えますね。

中古車市場の活況と新車価格高騰の影響

「新車が買えないなら中古で」と考えるユーザーも多く、NMAXの中古車市場も非常に活発です。
特に、走行距離が少ない高年式モデルは、新車価格とほとんど変わらない、もしくはそれ以上のプレミア価格が付いていることもあります。
中古車ならすぐに手に入るというメリットがありますが、その分、価格は高くなりがちです。

後ほど詳しく解説しますが、中古車を探す際は、新車の納期や価格を念頭に置き、本当にその価格を出す価値があるのかを冷静に見極める必要がありますよ。

 

新車NMAXの現在の納期は?モデルや販売店で大きく変わる実態

NMAXの新車が欲しいけれど、いつ手に入るのかが一番知りたいところですよね。
実際のところ、NMAXの納期は一律ではありません。車種(125ccか155ccか)と、あなたが訪れる販売店の「仕入れの強さ」によって大きく変わってきます。

NMAX 125とNMAX 155で異なる納期の傾向

まず、排気量による納期の傾向を比べてみましょう。

モデル 特徴 納期の傾向
NMAX 125 原付二種クラスで最も人気。 最も需要が高く、納期が長期化しやすい。予約から3ヶ月〜半年以上待ちのケースも。
NMAX 155 高速道路利用可能。125よりニッチ。 125ccほどではないが人気。海外での新型TURBOモデルの登場で、現行モデルの納期が短縮傾向にある場合も。

一般的に、街乗りや通勤で人気の高いNMAX 125の方が、予約待ちが長く、納車まで時間がかかる傾向にあります。
もし「高速道路に乗れなくてもいいから、少しでも早く欲しい」という場合は、NMAX 155の在庫状況も合わせて確認してみるのがおすすめです。
155ccモデルは、125ccモデルほど予約が集中していないケースもあるため、穴場となる可能性がありますよ。

「ヤマハ正規取扱店」と「一般のバイク販売店」の違い

納期に最も影響を与えるのが、販売店がメーカーからどれだけの割り当て枠をもらっているか、という点です。

正規取扱店(YSPなど)のメリット・デメリット

ヤマハの正規ディーラーや、メーカーとの結びつきが強い販売店(YSPなど)は、他の一般店よりも多くの車両の割り当て(入荷枠)を確保しています。

  • メリット: 予約待ちの列は長くても、結果的に一般店よりも早く納車される可能性が高いです。また、新型モデルの情報も早く、確実に予約できます。
  • デメリット: 既に予約リストがぎっしり埋まっている可能性が高く、新規の予約では順番待ちとなる覚悟が必要です。

一般のバイク販売店のメリット・デメリット

中小のバイクショップや、様々なメーカーの車種を扱う一般店でもNMAXは購入可能ですが、仕入れは正規店を経由するため、割り当てが少なくなります。

  • メリット: たまたまキャンセルが出たり、予約リストがまだ少ない穴場の店舗である可能性があります。
  • デメリット: 入荷枠が少ないため、一度納車が遅れると、納期がどんどん後ろ倒しになってしまうリスクがあります。

モモストアからのおすすめは、まずは割り当ての多いヤマハ正規取扱店を複数店舗回って、正直な納期を聞いてみることです。
その上で、「入荷が早いお店」に予約を入れるのが最短ルートになります。

 

【最重要】NMAXの新車在庫をすぐに確保できる販売店の見つけ方

「売ってない」と言われても、諦めるのはまだ早いです!
世の中には、キャンセル待ちや、奇跡的に確保できた在庫を持っている販売店が必ず存在します。ここでは、在庫を勝ち取るための具体的な行動リストをご紹介します。

ステップ1:近隣店舗だけでなく「広範囲」で検索する

多くの人は自宅から通える範囲(半径10km以内など)でバイクを探しがちですが、NMAXが欲しいなら、その範囲を思い切って広げましょう。

例えば、「都心部から離れた郊外の店舗」や、「大型のバイク販売チェーン店」の在庫は、意外なほど回転が早かったり、まだフリー在庫を持っていたりする可能性があります。

【広範囲検索のコツ】

  • 隣の県や、高速道路で1〜2時間で行ける範囲まで対象を広げる。
  • ウェブサイト上で在庫検索をこまめに行っているバイク情報サイトを活用する。
  • 「店頭在庫あります」と明記している店舗には、迷わずすぐに電話をする。

「遠いから…」と躊躇している間に、誰かに在庫を取られてしまうのがこの世界です。少しくらい遠くても、NMAXが手に入るなら行く価値は十分にあります!

ステップ2:キャンセル待ちリストに必ず登録する

実は、NMAXのような人気車種は、購入予約をした人が何らかの事情でキャンセルすることが珍しくありません。

  • 急な転勤や引っ越し
  • 他の車種(PCXやシグナスなど)に心変わり
  • 納期の長期化による待ちきれなさ

これらの理由でキャンセルが出た場合、販売店は次に待っている人にすぐに連絡をします。

多くの販売店では、キャンセル待ちリストへの登録を無料で受け付けていますので、最寄りの正規取扱店(YSPなど)には必ずリスト登録をお願いしましょう。
ただし、この時、「色は何色でもいい」「オプションは最低限でいい」など、受け入れ態勢を広く伝えることで、キャンセル枠が回ってくる可能性が格段にアップしますよ。

ステップ3:中古車情報サイトの新車掲載をチェックする

中古車情報サイトには、実は「新車」を掲載している販売店も多くあります。
これは、販売店が確保した新車在庫を、全国のユーザーに向けてアピールするために行われています。

【チェックすべき情報サイト】

サイト名 特徴
GooBike 掲載数が多く、全国の店舗から探しやすい。絞り込み検索で「新車」を選択可能。
バイクブロス 新車・中古車情報が豊富。地域を絞ってNMAXの新車を探してみるのがおすすめ。
バイク館SOX 大型チェーン店で、グループ在庫からの取り寄せが可能な場合もある。

これらのサイトで「NMAX」「新車」で検索し、「店頭在庫あり」「即納可能」といった記載を見つけたら、すぐに問い合わせてみましょう。
在庫車は早い者勝ちなので、スピードが命です!

 

NMAXが今、大幅モデルチェンジ!海外最新情報から見る国内導入の期待

NMAXが今、注目されている理由の一つに、海外での新型モデルの登場があります。
特にインドネシアやヨーロッパで発表されたモデルは、日本のNMAXユーザーの間でも大きな話題となっており、「売ってない」状況をさらに複雑にしています。

NMAX TURBO(155cc)の革命的な進化

海外で最も注目を集めているのが、155ccモデルの新型「NMAX TURBO」です。
名前の通りターボが搭載されたわけではありませんが、ヤマハが独自に開発した「YECVT(ヤマハ電子制御CVT)」が搭載されているのが最大の特徴です。

このYECVTにより、ライダーは追い越し時や上り坂で、電子制御によってギアを「シフトダウン」させたような力強い加速を得ることができます。これは従来のスクーターの概念を覆すほどの革命的な進化と言えます。

新型NMAX TURBOの主な注目ポイント

  • YECVT搭載: スポーツライディングを可能にする電子制御CVT。
  • デザイン一新: より精悍でアグレッシブなフロントフェイスに進化。
  • TFTフルカラー液晶: 高級車のような視認性の高いメーター。

これらの装備は、現在日本で販売されているNMAXにはない、非常に魅力的なポイントです。
「売ってないなら新型を待つ」という選択肢も、現実的になってきていますね。

NMAX 125/TECH MAX(欧州仕様)も豪華装備に

125ccクラスでも、欧州市場向けに新型「NMAX 125」と上級グレードの「NMAX 125 TECH MAX」が発表されています。

  • デザイン刷新: TURBOモデルと同じく、シャープでスポーティな外観に。
  • TECH MAXグレード: ゴールドステッチ入りの豪華なシートや、専用カラー、そしてガーミン製ナビゲーションのフルマップ表示に対応したTFTディスプレイが装備されます。

TECH MAXのような豪華装備モデルが国内に導入されれば、125ccクラスのスクーターとしては最高峰のコミューターとなるでしょう。
現行モデルが売ってないのは、もしかしたらこの新型が近々国内に導入される前触れなのかもしれませんよ。

最新の公式情報については、ヤマハ発動機のグローバルサイトを定期的にチェックすることをおすすめします。

 

NMAX 125とNMAX 155、今買うならどちらを選ぶべきか徹底比較

「NMAXが買えない」という状況の中で、もし125ccと155ccのどちらかの在庫が見つかった場合、どちらを選ぶべきか迷いますよね。
どちらも「NMAX」ですが、排気量が違うだけで、用途やコストが大きく変わってきます。ここでは、あなたのライフスタイルに合うのはどちらか、モモストアが詳しく解説します。

維持費と購入費用:125ccの圧倒的な優位性

まず、バイクを所有する上で重要な「コスト面」から比較してみましょう。

項目 NMAX 125 (原付二種) NMAX 155 (軽二輪)
車両価格(現行) 約369,600円(税込) 約423,500円(税込)
税金(軽自動車税) 年間2,400円 年間3,600円
保険 ファミリーバイク特約加入可能で格安 任意保険必須。保険料が高くなる。
維持費総合 圧倒的に安い 125ccより高くなる。

125ccの最大のメリットは、ファミリーバイク特約を利用できる点です。
これは、あなたが加入している自動車保険などに付帯できる特約で、単独で任意保険に入るよりも圧倒的に安く済みます。年間数千円で済む場合もあり、維持費を重視するならNMAX 125一択と言えるでしょう。

走行性能と用途:高速道路が鍵

次に、走行性能と、バイクを何に使うかを考えましょう。

NMAX 125の適正用途

NMAX 125は、都市部の通勤・通学、日常の足としては最高のパフォーマンスを発揮します。
VVA(可変バルブ)を搭載したBLUE COREエンジンは、スタートからスムーズで、バイパスなどでも流れに乗れる十分な加速力があります。
しかし、排気量の制約上、高速道路や自動車専用道路を走行することはできません。あなたの生活圏に自動車専用道路が多い場合は、注意が必要です。

NMAX 155の適正用途

NMAX 155は、もちろん日常の足としても使えますが、その真価は高速道路を利用できる点にあります。
週末に少し足を延ばして遠出したい、長距離ツーリングも視野に入れている、という方には155ccが断然おすすめです。

また、排気量の余裕は、二人乗り(タンデム)をした際や、荷物を積んだ際の走行安定性や加速力にも直結します。
維持費よりも「自由な移動」を優先したいなら、155ccを選ぶべきでしょう。

 

新旧モデル比較!デザインと機能でNMAXの進化をチェック

NMAXが「売ってない」原因の一つが、海外で発表された新型モデルの存在でした。
現行モデルを急いで買うか、新型の国内導入を待つか、判断するためにも、新旧モデルのデザインと機能の具体的な違いを知っておきましょう。

デザイン:よりアグレッシブに、より高級感ある佇まいに

現行モデルも「MAXシリーズ」らしいブーメランデザインが特徴的ですが、新型(海外モデル)はさらにシャープで、フラッグシップモデルであるTMAXのような高級感とスポーティさを増しています。

フロントフェイスの比較

  • 現行モデル: 左右に配置されたデュアルヘッドライトが特徴。丸みを帯びた優しい印象。
  • 新型モデル(海外): 2眼LEDポジションライトの中央にプロジェクターヘッドライトを配置し、精悍で鋭い眼光に進化。まるでスポーツバイク「YZF-Rシリーズ」を思わせるアグレッシブな表情になっています。

サイドビューとリア周りの比較

サイドカバーのブーメラン形状は継承しつつ、新型ではより立体的に、前方に流れ出るようなデザインに一新されています。
特にリア周りは、テールランプが細いLEDラインとなり、ウインカーがボディに内蔵されたことで、より洗練された、一体感のある後ろ姿になりました。
「仮面ライダーみたい」と言われることもあった現行のリアデザインから、より未来的で都会的なデザインへと進化しています。

機能:スマホ連携から走行性能まで別次元へ

機能面では、新型モデルは「別次元」と言っても過言ではありません。特に注目すべきは以下の3点です。

TFTフルカラー液晶(TECH MAX/TURBO)

現行モデルは視認性の良いLCDメーターですが、新型の上級グレードは、大型のTFTフルカラー液晶を採用。
これが導入されれば、車両情報の表示だけでなく、スマホ連携によるナビゲーション画面の表示など、利便性が飛躍的に向上します。
長距離を走るライダーにとっては、これが決め手になるかもしれませんね。

YECVT(NMAX TURBO 155cc)

先ほども触れましたが、電子制御CVTのYECVTは、スクーターの走りをスポーツバイクに近づける革命的な技術です。
単なる通勤快速ではなく、「走る楽しさ」を追求したいライダーは、この技術が国内導入されるのを待つ価値は十分にあるでしょう。

USB-Cソケットとスマートキーの進化

現行モデルもスマートキーや電源ソケットを装備していますが、新型はソケットが最新のUSB Type-Cに対応。さらに利便性が高まっています。
小物入れもフタ付きとなり、より使い勝手が向上しているなど、細かなアップデートが多数施されています。

 

NMAXの中古車市場は今どうなってる?高年式モデルの相場を公開

「売ってないなら中古で買うしかない!」と決めたあなたのために、NMAXの中古車市場の現状をモモストアが詳しくお伝えします。
中古車は新車と比べて納期が早いというメリットがありますが、価格と状態の見極めが非常に重要になってきますよ。

NMAXの中古車価格は新車に近接する傾向

人気車種であるNMAXは、中古車になっても価値が落ちにくいのが特徴です。
特に、現行モデル(2021年〜)や、走行距離の少ない高年式モデルは、新車価格とほとんど変わらない、あるいは諸費用込みで新車を超える「プレミア価格」が付いているケースもあります。

NMAX 中古車価格帯の目安(直近6ヶ月間の取引相場を元に推測)

型式/年式 走行距離 車両価格の目安(平均) 特徴
SEL1J型 (2025年~) 5,000km未満 31万円~40万円 最も高値。ほぼ新車に近い状態。
SEG6J型 (2021~2023年) 10,000km未満 20万円~30万円 現行モデルのメイン。状態により価格差大。
SED6J型 (2017~2020年) 10,000km以上 13万円~22万円 旧モデル。カスタム車が多く見られる。

※上記はあくまで目安であり、カスタム内容や店舗の保証内容によって大きく変動します。

注目してほしいのは、2021年以降のモデルは、まだ高い価値を維持しているという点です。これは、現行モデルの完成度が高く、中古車でも安心して購入できるというユーザーの信頼の表れでもあります。

走行距離別の平均買取価格から見る価値

中古車を買う際の「走行距離」の目安も確認しておきましょう。走行距離が短ければ短いほど、もちろん価格は高くなります。

【走行距離と平均買取価格の傾向(NMAX 125)】

  • 0〜4,999km:平均22.6万円前後(ほぼ新車に近い状態。乗り出し価格は30万円以上になることも)
  • 5,000km〜10,000km:平均17.4万円前後(中古車のボリュームゾーン。良い状態の車両が多い)
  • 10,000km〜20,000km:平均13.6万円前後(メンテナンス次第でまだまだ走れる価格帯)

「走行距離が短い=安心」と考えがちですが、年式が古く走行距離が極端に少ない車両(例えば2016年式で5,000km未満など)は、「長期間放置されていた」可能性もあります。バッテリーやタイヤ、エンジンオイルの状態をしっかりとチェックしてもらいましょう。

信頼できる販売店であれば、購入後の保証や整備をしっかり行ってくれますので、信頼のおける販売店で探すのが賢明です。

 

中古車でも「すぐに乗りたい」!良質なNMAXを探す3つのポイント

新車の納期を待てない!とにかく早くNMAXに乗りたい!という方は、中古車選びに集中することになりますが、失敗しないためにはいくつかのポイントがあります。
特にNMAXは人気車種ゆえに、粗悪な車両も紛れ込んでいる可能性があるため、注意が必要です。

ポイント1:保証期間と整備内容を徹底的に確認する

中古車は、新車と違って「前のオーナーがどのように乗っていたか」が不明です。
そのため、販売店の保証がどれくらい付いているかは、非常に重要なチェックポイントとなります。

  • 最低でも3ヶ月または3,000kmの保証があるか確認する。
  • 納車前にどのような整備(バッテリー交換、エンジンオイル交換、タイヤ残量チェックなど)が行われるのか、具体的な整備リストをもらう。
  • できれば、ヤマハの正規店や、認証工場を持っている販売店を選ぶ。

特に、NMAXのキモとなるVVA(可変バルブ)やスマートキーシステムなどの電子制御系の保証についても、細かく確認しておくと安心です。後々のトラブルを防ぐための保険だと思って、ここは妥協しないようにしましょう。

ポイント2:試乗、またはエンジン始動の様子をチェックする

可能な限り、購入前に実車を確認しに行きましょう。

  • エンジン始動: セル一発でかかるか、異音はしないか。
  • アイドリング: エンジン音が安定しているか、不規則な振動はないか。
  • 外観: 転倒痕(カウル、ミラー、マフラーの傷)がないか。特にハンドルストッパー部分をチェック。
  • タイヤとブレーキ: タイヤの溝が残っているか、ブレーキパッドの残量はどうか。

もし遠方で実車を見に行けない場合は、販売店に連絡して、エンジン始動時の動画や、細部の写真を送ってもらうようお願いしましょう。
丁寧に対応してくれる店舗は、信頼できる証拠です。

ポイント3:カスタム内容が「やりすぎ」でないか見極める

NMAXはカスタムパーツが豊富なので、中古車には様々なカスタムが施されている車両が多く見られます。

  • 良いカスタム: リアキャリア、ロングスクリーン、USB電源追加など、利便性を高めるカスタム
  • 注意が必要なカスタム: エンジン内部や排気系(マフラー)、吸気系など、走行性能に直結するカスタム

特に、マフラーを交換している車両は、騒音規制に適合しているか、燃調(燃料調整)をしっかり行っているかを確認する必要があります。
カスタムされた車両は、ノーマルに戻す費用がかかる場合もありますので、「ノーマル車に近い状態」の車両を選ぶのが、中古車購入のセオリーですよ。

 

NMAXを諦める前に!ライバル車との比較でわかるNMAXの魅力

NMAXがなかなか手に入らないと、「もう諦めて別のバイクにしようかな…」と弱気になってしまいますよね。
でも、NMAXに惹かれているのには、きっと理由があるはずです!
ここでは、NMAXの最大のライバルとされる車種と比較し、NMAXならではの揺るぎない魅力を再確認してみましょう。

NMAX vs PCX:スポーツ性能か、快適性か

NMAXの最大のライバルは、ホンダのPCX(ピーシーエックス)です。どちらも原付二種クラスのプレミアムスクーターですが、そのコンセプトは大きく異なります。

項目 ヤマハ NMAX ホンダ PCX
コンセプト スポーツ&プレミアム 快適&スタイリッシュ
エンジン VVA(可変バルブ)搭載 eSP+(高効率エンジン)
加速・走行性 高回転域まで伸びるスポーティな加速 低速から滑らかで静粛性が高い。
装備(125cc) 前後ABS標準、トラコン標準 フロントABSのみ、トラコン標準

NMAXを選ぶ最大の理由は、「VVAによる走りの楽しさ」と、「前後ABSとトラクションコントロールによる高い安全性」です。
ワインディングや峠道も楽しみたい、よりスポーティな走りを求めるなら、NMAXの魅力は揺るぎないものですよ。

NMAX vs リード125:価格と実用性のバランス

価格帯が少し下がり、実用性に特化したのがホンダのリード125です。

  • リード125: 価格が安く、シート下収納が圧倒的に広い(約37L)。日常の買い物や荷物が多い通勤には最適です。
  • NMAX: シート下収納は約23Lとリードより少ないですが、フロントの利便性(フタ付きポケット、USB電源)や、走行性能、そしてデザイン性で勝っています。

NMAXが売ってないからといってリード125に乗り換えるのは、「走りの楽しさ」や「デザインのこだわり」を諦めることになります。
NMAXのスポーティなデザインと高級感が譲れないなら、やはり諦めずにNMAXを探し続けるべきでしょう。

 

NMAXの欠点って?購入前に知っておきたいユーザーのリアルな声

NMAXは非常に優秀なバイクですが、完璧な乗り物ではありません。
「売ってない」という状況で焦って購入を決める前に、実際にNMAXを所有しているユーザーが感じる「欠点」や「気になる点」を把握しておくことは重要です。

欠点1:シート下収納は「容量より深さ」が足りない

前述の通り、NMAXのシート下収納は約23Lと、原付二種スクーターとしては標準的な容量です。
しかし、実際にフルフェイスヘルメットを収納しようとすると、「ヘルメットの形状によっては入らない」という声が非常に多いです。

これは、収納スペースの「深さ」が少し足りないためで、特に帽体が大きいヘルメットを使っている方は、購入前に自分のヘルメットが入るか試すか、リアボックスの追加を検討する必要があります。

【収納に関するリアルな声】

  • 「SHOEIのZシリーズは斜めにしないと入らない」
  • 「容量はあるけど、平たいものが多く、深さがない」
  • 「結局、雨の日対策でリアボックスを付けた」

日常的に荷物が多く、フルフェイスヘルメットを収納したい方は、NMAXの欠点として認識しておきましょう。

欠点2:カスタムパーツは豊富だが人気ゆえに品薄も

NMAXは世界中で販売されている人気車種なので、カスタムパーツ自体は非常に豊富です。
しかし、定番のカスタムパーツ(ロングスクリーン、リアキャリア、マフラーなど)は、バイク本体と同じく人気がありすぎて、常に品薄状態になることがあります。

特に、国内メーカーの高品質なパーツ(ワイズギア製など)は、本体と合わせて予約しないと、バイクが納車されてもパーツが届かない、という事態にもなりかねません。

もしカスタムも同時に考えているなら、バイクの予約時に「一緒にパーツも注文しておきたい」と販売店に相談し、納期を確認してもらうのがベストです。

欠点3:足つき性がややタイト

NMAXのシート高は770mmと、スクーターとしては標準的ですが、シート幅が広いため、小柄な方や女性の方からは「足つきがややタイト」という声もあります。

車両重量は131kg(125cc)と軽い部類ですが、信号待ちなどで両足がべったりと地面につかないと、不安を感じる方もいるかもしれません。

これも購入前に必ず実車に跨って確認したいポイントです。足つきに不安がある場合は、シート加工やローダウンキットなどのオプションも検討できますので、販売店に相談してみましょう。

 

NMAXが売ってないなら予約!失敗しないための販売店交渉術

NMAXの在庫を探すのに疲れてしまったら、いっそのこと「予約」に切り替えるのが精神的にも楽になります。
しかし、ただ予約をするだけでは、納車が遅れたり、希望の条件が通らなかったりすることもあります。
ここでは、予約を有利に進めるための交渉術と心構えをお伝えします。

交渉術1:「色は何色でも良い」と伝える

NMAXのカラーバリエーションは、マットダークブルー、ホワイト、マットダークグレーなど、どれも魅力的な色ばかりですが、人気色には予約が集中しがちです。

もし、あなたが「どうしてもこの色じゃなきゃダメ!」というこだわりがないのであれば、「在庫やキャンセルが出た色で構わない」と伝えてみましょう。

販売店としては、キャンセル車両をすぐに次の人に回したいので、「何色でもOK」と言ってくれるお客さんは非常にありがたい存在です。
これにより、キャンセル待ちの順番が多少前後して、あなたの納車が早まる可能性がありますよ。

交渉術2:複数の販売店で納期を聞き、競争させる

正規ディーラーや大規模チェーン店など、いくつかの販売店を回り、具体的な納期を聞き出しましょう。
その際、他店の納期情報をほのめかすことで、販売店側も「このお客さんにはうちで買ってもらいたい」と意識し、より現実的で早い納期を提示してくれる可能性が高まります。

  • 「A店では3ヶ月と言われたんですが、御社ではどれくらいで納車できますか?」
  • 「もしキャンセルが出た場合、すぐに回してもらえるようなら、ここで決めたいです」

このように、購買意欲を示しつつ、他社との比較を行っていることを伝えるのが効果的です。
また、遠方でも「取りに行きます」と伝えれば、対象となる在庫の幅も広がります。

交渉術3:キャンセル時の「全額返金」を契約書で確認する

長期の納期を待つ場合、やむを得ずキャンセルせざるを得ない状況になることも考えられます。
予約時に「手付金」や「内金」を支払うことになると思いますが、キャンセル時にそれが全額返金されるのかを、必ず契約書(またはそれに準ずる書類)で確認しておきましょう。

一般的に、メーカー側の事情で納期が大幅に遅れた場合は全額返金となりますが、お客さん側の都合でキャンセルする場合の規定は店舗によって異なります。

モモストアとしては、「万が一の際は気持ちよく全額返金に応じる」姿勢の販売店を選ぶことをおすすめします。

 

結論:NMAXは本当に買えないのか?モモストアが考える最善の行動

ここまで、NMAXが「売ってない」背景と、それを乗り越えるための具体的な戦略を解説してきました。
最後に、今の状況であなたが取るべき「最善の行動」を、モモストアがまとめます。

最善の行動チャート

今のあなたが「NMAXが欲しい!」という気持ちを叶えるための行動は、以下のチャートで判断できます。

あなたの状況 モモストアが推奨する行動 理由とリスク
今すぐ乗りたい 中古車の「高年式・低走行車」に絞り、価格と保証を徹底比較する。 価格は高くなるが、即納可能。新型へのモデルチェンジが近いので、価格が下落するリスクも考慮。
半年くらいなら待てる 複数の正規取扱店で予約・キャンセル待ちリストに登録する。 納期の遅延リスクはあるが、確実に新車が手に入る。新型の情報が出次第、予約変更の相談も可能。
新型のデザインに期待 現行の予約はせず、新型の国内発表を待つ 新型が国内導入されない、または導入されても納期がさらに長期化するリスクがある。

NMAXは、その高い走行性能と充実した装備から、待つ価値のある素晴らしいバイクです。
「売ってない」という状況は、あなたのNMAXに対する情熱を試されているのかもしれませんね。

焦らない!でも行動は迅速に

バイク選びは、楽しい時間であるはずです。焦って中古車の粗悪な車両に手を出したり、諦めて妥協したりするのはもったいないです。

しかし、人気車種の在庫は「早い者勝ち」であることも事実です。

「焦らず、でも行動は迅速に!」をモットーに、この記事で紹介した具体的な方法(広範囲検索、キャンセル待ち登録、中古車チェック)を実践してみてください。

そして、NMAX探しに疲れたら、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなどで、NMAXのカスタムパーツや関連グッズを見てみるのも楽しいですよ。
「NMAX」の検索結果から、あなたの理想のカスタムイメージを膨らませてみてください!

 

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