JINSの目が小さくならないレンズの評判は?強度近視さんのリアルな口コミを徹底調査!
メガネをかける人にとって、特に近視が強い方にとって永遠の悩みの一つが「目が小さく見えてしまう」問題ですよね。
せっかくお気に入りのフレームを選んでも、レンズの厚みや屈折によって目の輪郭が内側に寄ってしまい、「宇宙人みたい」「イメージと違う」と感じてしまう方も多いのではないでしょうか。
そんな悩みを解決するためにJINSが提供しているのが、通称「目が小さくならないレンズ」です。
この記事では、筆者であるモモストアが、このレンズが本当に効果があるのか?
どのような仕組みで目が小さく見えるのを軽減しているのか?
そして、実際に購入した人のリアルな良い口コミ・悪い口コミまで、徹底的に調査して解説していきます。
特に強度近視で見た目を気にしている方は、後悔しないメガネ選びのためにぜひ最後まで読んでみてくださいね。
・そもそもメガネで「目が小さく見える」のはなぜ?原因を徹底解説
・JINSの「目が小さくならないレンズ」はなぜ見た目が自然になるのか?
・【良い口コミ】実際に使って感動!「目が小さく見えなくなった」ユーザーの評判
・【悪い口コミ】購入前に知っておきたい!後悔した点やデメリット
- JINSの「目が小さくならないレンズ」って一体どんな商品?
- そもそもメガネで「目が小さく見える」のはなぜ?原因を徹底解説
- JINSの「目が小さくならないレンズ」はなぜ見た目が自然になるのか?
- 【良い口コミ】実際に使って感動!「目が小さく見えなくなった」ユーザーの評判
- 【悪い口コミ】購入前に知っておきたい!後悔した点やデメリット
- 「目が小さくならないレンズ」は強度近視じゃなくても効果があるの?
- 気になるレンズの価格は?通常のレンズとの料金比較
- 目が小さく見えないメガネを作るためのフレーム選びの超重要ポイント
- JINS以外で「目が小さく見えないレンズ」を扱っているメーカーは?
- メガネで目が小さく見えるのを軽減する裏ワザ・対策3選
- JINS店舗でのレンズ選びや購入時に注意すべきこと
- 【結論】JINSの「目が小さくならないレンズ」は本当に買う価値があるのか?
- モモストアが解説!メガネのお悩み解決グッズはネット通販でも買える?
- JINSの最新レンズ技術に関するH3解説(さらに詳しく知りたい方へ)
- JINSの「遠近両用レンズ」でも目が小さく見えるのを軽減できる?
- メガネの度数と「小さく見える」効果に関する技術的な考察
- Amazonや楽天市場で買える!メガネのお悩み解決グッズ徹底比較
JINSの「目が小さくならないレンズ」って一体どんな商品?

JINSが提供する「目が小さくならないレンズ」とは、正式には特定の名前があるわけではなく、主に「高屈折率レンズ」や「薄型レンズ」の組み合わせと、特定の技術や加工を指すことが多いです。
ユーザーやスタッフの間で「目が小さくならないレンズ」として話題になっているものの中心にあるのは、JINSが近年力を入れている「見た目の自然さ」を追求したレンズ技術です。
強度近視の救世主!薄型レンズの進化と選択肢
メガネのレンズには、度数に応じて様々な「屈折率」があります。
この屈折率が高ければ高いほど、レンズは薄く軽く作れるようになります。
たとえば、一般的にJINSで選べる屈折率は以下の通りです。
| 屈折率 | 特徴 | 推奨される度数 |
| 1.50(標準) | 最も一般的なレンズで、価格も標準的。 | S-2.00程度まで |
| 1.60(薄型非球面) | 標準より薄く、多くの人が選ぶ人気レンズ。 | S-4.00程度まで |
| 1.67(超薄型非球面) | かなり薄いレンズで、見た目と軽さを重視する方向け。 | S-6.00程度まで |
| 1.74(極薄型非球面) | JINSで最も薄いレンズ。強度近視の方に最適。 | S-8.00以上 |
「目が小さくならない」と話題になるのは、主に最も薄い「屈折率1.74」の極薄型レンズに、さらに「両面非球面設計」と呼ばれる加工を加えたものです。
この「両面非球面設計」こそが、従来の片面非球面レンズよりもレンズの歪みを少なくし、結果的に「目の輪郭のズレ(小さく見える現象)」を大幅に軽減してくれるキーポイントとなるのです。
ただし、ここで注意していただきたいのは、JINSのメガネは基本料金に含まれる標準レンズ(屈折率1.55の非球面レンズ)でも十分高性能だということです。
この「目が小さくならないレンズ」の真髄は、「強い度数でも、見た目を限りなく自然に保ちたい」という願いを叶えるためのオプションレンズであるということを理解しておく必要があります。
このオプションレンズは、見た目の問題だけでなく、周辺視野の歪みも軽減してくれるため、実は機能面でも非常に優れているんですよ。特に初めて強度近視のメガネを作る方は、この薄さの恩恵を強く感じられるはずです。
そもそもメガネで「目が小さく見える」のはなぜ?原因を徹底解説
「メガネを外したら目が大きく見える」「度の強いメガネをかけると目が小さく見える」という現象は、誰でも一度は感じたことがあるのではないでしょうか。
これは目の錯覚などではなく、実は物理的な原理に基づいた避けられない現象なんです。その原因を理解することで、「目が小さくならないレンズ」がどのように作用しているのかがより明確になりますよ。
近視のレンズが引き起こす「縮小効果」のメカニズム
近視矯正用のメガネレンズは、専門用語で「凹レンズ(おうレンズ)」と呼ばれています。
この凹レンズには、以下の2つの大きな物理的特性があります。
- 光を広げる(屈折させる)作用がある
- レンズを通して見た物体を実際よりも小さく見せる作用がある
私たちがメガネをかけると、目の前に置かれた凹レンズを通して自分の目を見ることになります。
その結果、レンズの度数が強くなるほど、レンズが光を大きく屈折させ、外側から見た目の輪郭が内側にギュッと集まって見えてしまうのです。
この「目が小さく見える現象」は、メガネレンズが持つ「縮小効果」と呼ばれます。
縮小効果を左右する2大要素
縮小効果の度合い、つまり「どれくらい目が小さく見えるか」は、主に以下の2つの要素によって決まります。
1.レンズの度数(パワー)
近視の度数が強い(マイナス値が大きい)ほど、レンズのカーブが強くなり、光の屈折率も大きくなります。
当然ながら、度数が強いほど目が小さく見える効果は大きくなります。
2.レンズと目の距離(頂点間距離)
レンズと目の表面が離れれば離れるほど、縮小効果は増大します。
つまり、顔からレンズが離れているフレームや、鼻パッドの調整が不十分なメガネは、より目が小さく見えやすくなります。
JINSの「目が小さくならないレンズ」は、このうち「レンズの度数(の見た目の影響)」と「レンズの設計」の両方にアプローチすることで、縮小効果を視覚的に軽減しているのです。
特に度数が強い方は、この縮小効果によって、顔の横幅と比較して目が極端に小さく見えてしまうため、どうしても見た目を気にせざるを得ません。だからこそ、JINSのようなメーカーの技術革新が求められているわけですね。
JINSの「目が小さくならないレンズ」はなぜ見た目が自然になるのか?
目が小さく見える原理が分かったところで、次に気になるのは「では、JINSのレンズは具体的に何を改善しているのか?」という点でしょう。
単に薄くするだけではない、JINS独自の工夫がここに詰まっています。
鍵は「非球面設計」と「両面」の技術
従来のメガネレンズは、レンズの表面がボールのような球面形状で、中心から離れるほど歪みが大きくなっていました。
この歪みが、目が小さく見える現象をさらに強調してしまう原因の一つでした。
この問題を解決するために登場したのが「非球面設計」です。
レンズのカーブを複雑な非球面カーブにすることで、中心から端まで均一な見え方と、より自然な輪郭を実現しています。
片面非球面 vs. 両面非球面
JINSの「目が小さくならないレンズ」が効果を発揮するのは、多くの場合「両面非球面設計」が採用されているからです。
| レンズの設計 | 特徴と目が小さく見える効果 |
| 片面非球面 | レンズの片側(主に外側)のみが非球面カーブ。 見え方の歪みは軽減されるが、縮小効果はまだ残りやすい。 |
| 両面非球面 | レンズの両面(外側と内側)に複雑な非球面カーブを設計。 光の屈折を細かくコントロールし、周辺視野の歪みと縮小効果を最大限に軽減。 これが「目が小さく見えない」と言われる最大の理由。 |
特に強度近視の場合、レンズの厚みが避けられないため、この両面で歪みを補正する技術が、レンズの厚みだけでなく、目元の輪郭も自然に見せるための重要な役割を果たしています。
レンズの薄さ(屈折率)がもたらす副次的な効果
先ほども触れましたが、JINSで選べる最も薄いレンズ(1.74)を選ぶことも、見た目の自然さに大きく貢献します。
レンズが厚いと、メガネをかけたときにレンズの端の部分がフレームからはみ出したり、横から見たときに「グルグルとした渦巻き」のように見えたりすることがあります。
この渦巻き現象もまた、他者から見て「度数が強いメガネ」だと認識され、目が小さく見えている印象を強めてしまいます。
1.74のような薄型レンズは、レンズ自体の厚みを減らすことで、フレームにすっきりと収まり、横顔の印象も非常に自然になります。
「目が小さくならない」という直接的な効果だけでなく、「レンズが薄いことによる見た目のスマートさ」も、このレンズの大きな魅力と言えるでしょう。
このようにJINSの「目が小さくならないレンズ」は、物理的な薄さと、光学的な設計(両面非球面)の2つのアプローチで、長年のメガネユーザーの悩みに寄り添ってくれているのです。
【良い口コミ】実際に使って感動!「目が小さく見えなくなった」ユーザーの評判
仕組みが分かったところで、一番気になるのは「で、結局、本当に効果があるの?」という点ですよね。
ここでは、実際にJINSで「目が小さくならないレンズ」を購入し、使用している人たちのリアルな良い口コミや評判をまとめてみました。
「期待以上!」と満足度が高い具体的な声
特に強度近視(-6.00D以上)の方からの口コミは、その変化の大きさに驚く声が目立ちました。
1.「横顔の印象が全く違う!」
「今まで使っていた1.67のレンズでも薄いと思っていたんですが、JINSの1.74両面非球面にしたところ、横から見たときのレンズの分厚さがほぼ気にならなくなりました。
特にレンズのフチから目が奥まって見える感じが減り、横顔がスッキリしたのが一番の収穫です!」
2.「-8.00Dでも目元が自然に見える!」
「私は本当に度が強いので、どんなメガネでも目が小さくなるのは諦めていました。でも、店員さんに勧められて一番薄いレンズにしたところ、確かに縮小効果はゼロではないけど、格段にマイルドになりました。
友達にも『なんか目元がパッチリしたね』と言われたのが嬉しかったです。」
3.「顔の歪みが少なく、一日中快適!」
「目が小さく見えるだけでなく、以前のメガネは周辺視野が歪んで見えたり、顔の輪郭がレンズのフチで変に歪むのが嫌でした。
この両面非球面レンズにしてから、顔の歪みが減って自然に見えるようになっただけでなく、視界がクリアでストレスなく過ごせています。」
4.「写真写りが良くなった!」
「集合写真を撮るとき、自分のメガネ姿を見ていつもガッカリしていました。
レンズが反射して目が小さく見えたり、顔が削れて見えたり…。このレンズにしてから、レンズの反射が少なく、目元が自然に映るようになった気がします。これは本当に革命的!」
SNSでの評判まとめ
SNSでも「#JINS_目が小さくならない」といったハッシュタグで検索してみると、以下のようなポジティブな意見が多数見受けられます。
- 「値段は高くなるけど、見た目への投資としては最高。コンタクトと併用しなくなった。」
- 「フレームからはみ出していたレンズの端が、スッキリ収まって感動。」
- 「特に細めのメタルフレームでも、目が小さく見えるのを防いでくれるからフレームの選択肢が広がった。」
- 「度が強い人にこそ試してほしいオプション!」
これらの口コミから分かる通り、JINSの「目が小さくならないレンズ」は、特に度数が強い方にとって、見た目のコンプレックスを解消するための非常に有効な手段となっているようです。高額なオプションではありますが、その効果は多くのユーザーに実感されていますね。
【悪い口コミ】購入前に知っておきたい!後悔した点やデメリット
良い口コミばかりで「すぐにでも買いに行きたい!」と思った方もいるかもしれませんが、どんな商品にもデメリットや注意点はあります。
ここでは、実際に購入した人が感じた「ちょっと残念だったな」「後悔した」というネガティブな意見や、購入前に知っておくべき注意点を包み隠さずご紹介します。
値段や効果の感じ方にまつわるネガティブな意見
最も多く聞かれるのは、やはり「値段」と「効果の感じ方」に関するものです。
1.「価格が高い…」
「JINSは安さが魅力ですが、一番薄い両面非球面レンズにすると、フレーム代+オプション料金で、一般的なメガネ屋さんと同じくらいの価格帯になってしまいました。
予算オーバーでしたが、見た目のために仕方なく選びました。」
2.「劇的な変化は感じなかった」
「期待値が高すぎたせいか、『全く目が小さくならない!』というレベルの変化は感じませんでした。
もちろん、以前のレンズよりは良いんですが、数十%の軽減効果というイメージで、完全にコンタクトのような自然さにはなりません。」
3.「対応できるフレームが限られる場合がある」
「薄型レンズは、レンズの中心に光学的中心を合わせるのが非常に重要です。
そのため、極端に大きなフレームや、特殊な形のフレームだと、レンズの性能を最大限に発揮できないと店員さんに言われ、選べるフレームが制限されてしまいました。」
4.「レンズの端が光を反射しやすい?」
「極薄レンズは、側面(コバ)が非常に薄く透明度が高いので、角度によっては光を反射してキラッと目立ってしまうことがあります。
これを防ぐには、レンズのコバ部分に色を塗る加工(コバ磨き)を検討する必要があります。」
デメリットと対策のまとめ
これらのデメリットを踏まえると、購入前に以下の対策をしておくことをモモストアは強くおすすめします。
| デメリット | 具体的な対策・アドバイス |
| 価格が高い | JINSはキャンペーンを行うことがあります。急ぎでなければ、割引情報をチェックしましょう。 また、JINSの最新レンズオプション割引情報を確認して賢く購入を検討しましょう。 |
| 効果はゼロではない | 過度な期待は禁物。コンタクトレンズとの比較ではなく、「以前のメガネとの比較」で効果を判断しましょう。 必ず店頭で試着用フレームに一番薄いレンズをはめたサンプルを見せてもらうべきです。 |
| フレーム選びに制約が出る | 「目が小さく見えないメガネを作るためのフレーム選びの超重要ポイント」の章で詳しく解説しますが、フレームサイズは小さめ・丸形や楕円形を選びましょう。 |
デメリットを理解した上で選べば、「こんなはずじゃなかった」と後悔することは格段に減るはずです。特に費用対効果をよく考えて決断してくださいね。
「目が小さくならないレンズ」は強度近視じゃなくても効果があるの?
このレンズの主なターゲットは「強度近視の方」ですが、では、度数がそれほど強くない方(軽度〜中度近視)がこのレンズを選んでも意味がないのでしょうか?
結論から言うと、軽度・中度近視の方でも十分に恩恵はあります。ただし、その恩恵は「見た目の変化」よりも「視覚的な快適性」にウェイトが移るのが特徴です。
軽度〜中度近視の方が得る3つのメリット
度数が弱い方は、標準レンズでも厚みが気にならないことが多いですが、両面非球面レンズを選ぶことによるメリットは主に以下の3点です。
メリット1:周辺視野の歪みがさらに減少する
標準的な非球面レンズでも歪みは少ないですが、両面非球面はさらに光学性能が高く設計されています。
特に、レンズの端の方を通して物を見たときの「物がゆがんで見える感覚」や「遠近感が狂う感覚」が、より自然に、より滑らかになります。
これは、車を運転する方や、スポーツをする方など、広い視野を頻繁に使う方にとって、大きなメリットになります。
メリット2:とにかくレンズが軽い
度数が弱い方でも、レンズの屈折率を1.67や1.74に上げると、その分レンズの体積が減り、さらに軽くなります。
「目が小さくならない」目的でなくても、メガネをかけていることを忘れるくらいの軽さを追求したいなら、薄型レンズは最適な選択肢です。
特に、JINSの軽量フレームと組み合わせると、その快適性は最高レベルに達します。
メリット3:見た目がよりクリアでシャープになる
両面非球面レンズは、光の収差を極限まで抑える設計が施されています。
これにより、度数が弱い方でも、視界がさらにクリアでシャープに感じることがあります。
デジタル機器を長時間使用する方など、細かな文字を追うことが多いシーンでは、このクリアさの違いが疲れにくさにつながることもあります。
ただし、軽度〜中度近視の場合、標準レンズ(1.55や1.60)でも十分に薄く、縮小効果も目立ちにくいのが事実です。
そのため、オプション料金を払う価値があるかどうかは、「見た目の自然さ」よりも「視界の快適性や軽さ」をどこまで求めるか、という視点で判断するのが良いでしょう。
気になるレンズの価格は?通常のレンズとの料金比較
「目が小さくならないレンズ」を検討する上で、最も現実的な問題となるのが「追加料金」です。
JINSの魅力は何と言ってもその分かりやすい料金体系と安さですが、オプションレンズを選ぶとどれくらいの費用がかかるのでしょうか?
JINSのレンズオプション料金体系(目安)
JINSのメガネの基本料金(5,900円、8,900円、12,900円など)には、屈折率1.55の非球面レンズが含まれています。
そこから「目が小さくならない」ための薄型・高機能レンズにアップグレードする場合、主に以下のオプション料金が加算されます。(※料金は変動する可能性があるため、最新情報はJINS公式サイトで確認してください。)
| レンズの種類 | 屈折率 | オプション料金(目安) | 「目が小さくならない」への貢献度 |
| 標準レンズ | 1.55 | 基本料金内 | 低(厚みが出やすい) |
| 超薄型非球面 | 1.67 | +5,500円~8,800円程度 | 中(薄くなることで軽減) |
| 極薄型非球面 | 1.74 | +8,800円~11,000円程度 | 高(最も薄い) |
| 両面非球面(1.74に付加) | 1.74 | 上記1.74の料金に含む場合と、 さらに追加料金が発生する場合がある |
最高(光学設計で縮小を軽減) |
最も目が小さく見えにくい組み合わせの費用感
もしあなたが「とにかく目が小さく見えないメガネが欲しい!」と考えるなら、選ぶべきは「極薄型非球面1.74レンズ」と「両面非球面設計」の組み合わせになります。
例えば、5,900円のフレームを選んだ場合:
フレーム代(5,900円)+極薄型レンズ代(約11,000円)=合計約16,900円(税込)
となり、通常のJINSのイメージよりは高額になります。
ただし、この価格で両面非球面設計の極薄レンズが手に入るのは、メガネ業界全体で見てもかなりコストパフォーマンスが高いと言えます。
メガネは毎日使うものですから、数年に一度の買い物と考えると、見た目や快適さに対するこの投資は十分にペイできるとモモストアは考えます。
予算と効果を天秤にかけて、あなたにとって最適なレンズを選んでくださいね。
目が小さく見えないメガネを作るためのフレーム選びの超重要ポイント
どんなに高性能な「目が小さくならないレンズ」を選んでも、フレームの選び方を間違えると、その効果は半減してしまいます。
実は、「フレーム選び」こそが、目が小さく見えるかどうかを決定づけると言っても過言ではありません。ここでは、強度近視の方がレンズの性能を最大限に引き出すための、フレーム選びの重要ポイントを解説します。
ポイント1:レンズの厚みと縮小効果を軽減するフレームサイズ
最も重要なのは、フレームのサイズ、特に「レンズの横幅」です。
メガネは、レンズの中心(光学的中心)と、瞳の中心(瞳孔間距離)を一致させることで、最も快適な視界が得られます。
度数が強い場合、中心から離れたレンズの端に行くほど厚みが増し、縮小効果も大きくなります。
つまり、顔の幅いっぱいの大きなフレームを選んでしまうと、レンズの中心から瞳孔の中心が大きくズレてしまい、結果的に「目が小さく見えるエリア」が大きくなってしまいます。
理想は「顔幅に対して小さめ」のフレーム
「目が小さくならない」メガネを選ぶ際の鉄則は、フレームサイズを、顔の幅に対してギリギリか、やや小さめに抑えることです。
これにより、瞳孔の中心がレンズの中心近くに位置し、レンズの最も薄い・歪みの少ない部分で物を見ることになります。
ポイント2:目の輪郭をごまかす「濃い色・太いリム」のフレーム
レンズの縮小効果を視覚的にごまかすテクニックとして、フレームの「リム(レンズの周りを囲む部分)」の太さが非常に重要になります。
- 細いメタルフレーム(NG例):レンズの端の厚みや、縮小して内側に寄った目の輪郭が強調され、非常に目立ちやすい。
- 太いセルフレームや黒縁フレーム(推奨例):太いリムが、レンズの厚みや目の輪郭のズレを物理的・視覚的に隠してくれます。
特に黒や茶色など濃い色のフレームを選ぶと、錯覚効果で目元の印象が強くなり、目の小ささが目立ちにくくなります。
細いフレームを選びたい気持ちは分かりますが、強度近視の方は、思い切って少し太めのフレームを選んでみましょう。見た目の悩みが一気に解消されるはずですよ。
ポイント3:レンズの収まりが良い「真円・楕円」の形
レンズの形も重要です。度数が強いレンズは、丸い形(真円や楕円)の方が、レンズの端の厚みを均等に分散させやすく、比較的薄く仕上がりやすい傾向があります。
逆に、鋭角な部分が多いスクエア型や、天地幅が極端に狭いフレームは、レンズを削る際に厚みが残ってしまいやすく、目が小さく見える効果も大きくなりがちです。
これらのポイントを踏まえて、JINSの店舗で色々なフレームを試着してみてくださいね。
JINS以外で「目が小さく見えないレンズ」を扱っているメーカーは?
JINSのレンズは非常に優れていますが、「他のメーカーも比較したい」「もっと選択肢を増やしたい」と考えるのは当然のことです。
実は、「目が小さくならないレンズ」の技術はJINSに限ったものではなく、他の大手メガネチェーンやレンズメーカーでも提供されています。
大手メガネチェーン店の対応レンズ
大手メガネチェーン店では、JINSと同様に「高屈折率」と「両面非球面」の組み合わせで、見た目の自然さを追求しています。
Zoff(ゾフ)
- 薄型レンズ:Zoffでも1.74の高屈折率レンズ(極薄型レンズ)を選択可能です。
- 設計:同様に、両面非球面設計のレンズもオプションで用意されており、強度近視の方に推奨されています。
- 特徴:Zoffはコラボフレームの種類が豊富なので、好きなデザインと薄型レンズを組み合わせたい場合に魅力的です。
眼鏡市場 / ALOOK
- 薄型レンズ:こちらでも1.74レンズの取り扱いがあり、多くの場合は追加料金で選択できます。
- 特徴:眼鏡市場は、メガネ一式価格に超薄型レンズ(1.74)まで含んでいるキャンペーンやセット価格を提供していることがあるため、JINSのオプション料金よりもお得になる可能性があります。
価格重視で最も薄いレンズを選びたい場合は要チェックです。
レンズメーカー独自の技術
メガネ店ではなく、レンズそのものを作っているメーカーも独自の技術を開発しています。
1.HOYA(ホヤ)
HOYAは、両面非球面設計のさらに上を行く「両面複合累進設計」などの高性能レンズを提供しています。
より高度な光学設計で、極限まで歪みを抑え、見た目の自然さだけでなく、視界全体の快適性を高めることに成功しています。
2.Nikon(ニコン・エシロール)
カメラレンズでも有名なNikonは、メガネレンズにもその光学技術を応用しています。
特に「目が小さく見える」問題に特化した設計のレンズもあり、医師や専門家からの評価も高いです。
これらのメーカーのレンズは、JINSやZoffといったチェーン店よりも、専門的な眼鏡店での取り扱いが多い傾向にあります。
高度なレンズ設計を試したい場合は、専門店に相談してみるのも一つの手ですよ。
メガネで目が小さく見えるのを軽減する裏ワザ・対策3選
「オプションレンズに高額な追加料金は払いたくないけど、目が小さく見えるのは嫌だ!」という方もいらっしゃるでしょう。
ここでは、レンズのオプション料金に頼らず、今お持ちのメガネや、これから作るメガネで「目が小さく見える」のを軽減するための、裏ワザ的な対策を3つご紹介します。すぐに実践できるものばかりなので、ぜひ試してみてください。
対策1:メガネの「かけ方」を徹底的に調整する
先ほど「縮小効果を左右する2大要素」で解説した通り、レンズと目の距離(頂点間距離)は非常に重要です。
この距離を短くすることが、目が小さく見えるのを軽減する最も簡単な方法です。
鼻パッド調整の重要性
レンズをできるだけ目に近づけるために、メガネの「鼻パッド」を調整してもらいましょう。
- 鼻パッドを調整することで、メガネ全体が顔に近づき、縮小効果が抑えられます。
- 特に、鼻パッドがついていない一体型のフレームの場合でも、テンプル(つるの部分)のカーブを調整することで、レンズが目に近づくようにフィッティングしてもらえます。
JINSの店舗では、購入後のフィッティング調整は基本的に無料です。
「できるだけ目に近づけてください」とスタッフに具体的に伝えて調整してもらうだけで、見た目の印象がかなり変わりますよ。
対策2:レンズのコバ(側面)を染色・磨き上げする
レンズの厚みが気になる場合、その厚みを「目立たなくする」という視覚的な対策が有効です。
強度近視のレンズは、側面(コバ)が白く光を反射しやすく、この反射がレンズの厚みを強調してしまいます。
これを解消するのが「コバ磨き(コバ染色)」という加工です。
- レンズの側面に、フレームの色に近い色(黒や茶色など)を塗ることで、横から見たときの厚みを目立たなくすることができます。
- この加工は、JINSでもオプションとして提供されていることが多いです(店舗によってはできない場合もあるので確認が必要です)。
- 追加料金はかかりますが、両面非球面レンズほど高額ではない場合が多いため、コストを抑えつつ見た目を改善したい方におすすめです。
対策3:髪型やメイクで視線を分散させる
これは物理的な対策ではありませんが、心理的・視覚的な対策として非常に効果的です。
「目が小さく見えること」に意識が集中しないよう、メガネ以外のパーツに視線を集める工夫をしましょう。
| 対策の種類 | 具体的な方法 |
| 髪型 | 前髪を斜めに流す、顔周りにレイヤーを入れて輪郭をぼかすなど、目元を強調しすぎないヘアスタイルにする。 |
| メイク | チークやリップに濃い色を使い、顔の下半分に視線を誘導する。 アイメイクは控えめにし、まつげをしっかり上げてメガネのフレームに触れないようにする。 |
| 服装 | 明るい色や柄物のトップスを着て、顔全体ではなく上半身に視線を集めるようにする。 |
特にメイクは、目の縮小を補うためにアイラインを太く引きすぎると、逆にメガネのレンズ越しに不自然に見えることがあります。
メガネのレンズを活かすメイク方法もぜひ検索して試してみてくださいね。
JINS店舗でのレンズ選びや購入時に注意すべきこと
いざ「目が小さくならないレンズ」を購入しようとJINSの店舗へ足を運ぶ際、後悔なく最適なメガネを手に入れるために、特に注意すべき点がいくつかあります。
ここでは、スムーズかつ満足度の高いメガネ選びのために、モモストアが経験者としてアドバイスしておきたいチェックポイントをご紹介します。
注意点1:視力測定は「最高視力」よりも「快適視力」を重視する
度が強いメガネの場合、視力を「1.2」や「1.5」まで出す「最高視力」を追求しすぎると、レンズがさらに分厚くなり、縮小効果も増大してしまいます。
もちろん、安全な生活のために必要な視力は確保すべきですが、日常生活で「目が疲れない」「快適に使える」程度の視力(一般的には1.0〜1.2程度)に抑える「快適視力」を選ぶことも大切です。
度数を少しだけ弱めに抑えることで、レンズの厚みと縮小効果を軽減できる場合があります。
視力測定の際は、必ず「見た目の自然さを優先したいので、生活に支障がないギリギリの度数を試したい」とスタッフに伝えて、様々な度数で視界を比較させてもらいましょう。
注意点2:瞳孔間距離(PD)とフィッティングを必ず確認する
「目が小さくならないレンズ」の効果は、瞳孔間距離(PD)の正確さに大きく左右されます。
PDとは、左右の瞳の中心間の距離のことで、これが正確でないと、高性能な両面非球面レンズでも歪みが大きくなってしまいます。
JINSでは最新の機器を使ってPDを測定しますが、購入するフレームを選んだ後、必ずそのフレームに合わせて再度PDと目の高さを確認してもらいましょう。
また、先述の通り、メガネの「かけ方」一つで見た目が変わります。フレーム決定後、レンズを発注する前に、「このフレームに一番薄いレンズを入れた時のイメージサンプル」を見せてもらい、さらに鼻パッドとテンプルのフィッティング調整を細かく行ってもらってください。
注意点3:レンズオプションの組み合わせを確認する
JINSでは、薄型レンズ以外にも多くのオプションがあります。
しかし、特定のオプション同士は組み合わせられない場合があるため、以下の組み合わせの可否を事前に確認しておきましょう。
- 薄型レンズ(1.74)+ブルーライトカット
- 薄型レンズ(1.74)+調光レンズ(紫外線で色が変わるレンズ)
- 薄型レンズ(1.74)+コバ磨き(コバ染色)
特に、カラーレンズや調光レンズは、レンズの素材や加工が複雑になるため、最も薄い1.74レンズが選べない、あるいは納期が長くなる可能性があります。あなたのライフスタイルに必要なオプションは何か、優先順位をつけて選ぶようにしましょう。
【結論】JINSの「目が小さくならないレンズ」は本当に買う価値があるのか?
ここまで、JINSの「目が小さくならないレンズ」の仕組み、メリット・デメリット、そして後悔しないための選び方までを詳しく解説してきました。
最後に、筆者モモストアとしての総合的な結論と、「あなたがこのレンズを買うべきかどうかの判断基準」をまとめたいと思います。
「買うべき人」と「見送るべき人」の明確な線引き
JINSの「目が小さくならないレンズ」(極薄型・両面非球面レンズ)は、すべての人に必要というわけではありません。以下の表を参考に、ご自身がどちらに当てはまるか考えてみてください。
| このレンズを「買うべき人」 | このレンズを「見送るべき人」 |
| ✅ 近視の度数がS-6.00D以上の強度近視の方。 | ❌ 近視の度数がS-4.00D未満の軽度〜中度近視の方。 |
| ✅ これまでのメガネで、目が小さく見えることが長年のコンプレックスだった方。 | ❌ とにかく価格重視で、見た目より安さを優先したい方。 |
| ✅ 細いメタルフレームや、透明度の高いフレームを選びたい方。 | ❌ 太い黒縁フレームなど、元々レンズの厚みが目立ちにくいフレームを選ぶ方。 |
| ✅ 費用対効果を考えたとき、数万円の追加投資をしても快適な視界と見た目を手に入れたい方。 | ❌ メガネをかける頻度が少なく、主に自宅用や予備として使いたい方。 |
モモストアの最終結論:費用対効果は非常に高い
JINSの「目が小さくならないレンズ」は、「強度近視の方の見た目の悩みを、現実的な価格で解決する」という点において、非常に優れた選択肢だと断言できます。
確かに通常のJINS価格よりは高くなりますが、他社の眼鏡専門店で同等の極薄・両面非球面レンズを購入した場合、フレーム込みで3万円~5万円台になることも珍しくありません。
それを考えると、JINSの価格設定はコストパフォーマンスに優れており、多くの人が高性能レンズに手が届くという点で、価値ある商品です。
もしあなたが、長年メガネの見た目で悩んできたのであれば、このレンズを選ぶことで、毎日の生活の満足度が劇的に向上する可能性を秘めています。
ぜひ、JINSの店舗で実際にサンプルを手に取り、その薄さと見え方を体験してみてください。
あなたのメガネ選びが成功することを、モモストアは心から応援しています!
モモストアが解説!メガネのお悩み解決グッズはネット通販でも買える?
最後に、JINSの店舗に行く時間がない方や、「手軽に今のメガネの悩みを解決したい」という方に向けて、メガネのお悩み解決に役立つグッズがネット通販で手に入るかをご紹介します。
「目が小さく見える」問題の他にも、「鼻パッドが痛い」「メガネがずれる」といった小さな悩みは、実は通販で手に入るグッズで簡単に解決できることが多いんですよ。
通販で買える!メガネのお悩み解決アイテム3選
特に、見た目の悩みや、かけ心地の悩みを解決してくれるアイテムを厳選しました。
アイテム1:鼻パッドの高さ調整・増高グッズ
「目が小さく見える」のを軽減する最大の裏ワザは、「レンズと目の距離を近づけること」でしたよね。
ネット通販では、既存の鼻パッドの上に貼り付けて、高さを調整できるシリコン製のパッドが多数販売されています。
これにより、メガネが顔に近づき、縮小効果を軽減できるだけでなく、メガネの「ズレ落ち」も防止できるため一石二鳥です。
メガネのフレームによっては使えないものもあるので、事前に形状を確認して、Amazonや楽天市場で探してみてください。
アイテム2:レンズのくもり止めグッズ
冬場やマスクをしているときにレンズがくもると、視界が悪くなるだけでなく、目元がぼやけて目が小さく見えている印象を強めてしまいます。
強力な「くもり止めクロス」や「くもり止めスプレー」を一本持っておくと、メガネライフが格段に快適になります。
特に、レンズクリーナーとくもり止めが一体になったクロスは、持ち運びにも便利ですよ。
アイテム3:メガネのズレ防止用耳フック(モダンカバー)
メガネがずり落ちると、先述の通りレンズと目の距離が離れてしまい、縮小効果が増大します。
これを防ぐために、メガネのつる(テンプル)の先に引っ掛けて耳の裏で固定する「耳フック」や「モダンカバー」も通販で人気です。
シリコン製で目立ちにくいものが多く、装着するだけでメガネの位置が安定し、結果的に目が小さく見えるのを軽減する効果も期待できます。
運動時など、メガネを激しく動かすシーンが多い方には特におすすめです。
これらのグッズを活用して、今お使いのメガネをさらに快適に、そして見た目にも自信を持って使えるようにカスタマイズしてみてくださいね。JINSの高性能レンズと、ちょっとしたグッズの組み合わせで、あなたのメガネ生活はもっと楽しくなるはずです!
JINSの最新レンズ技術に関するH3解説(さらに詳しく知りたい方へ)
ここからは、JINSが力を入れているレンズ技術について、さらに深掘りしていきます。技術的な側面に興味がある方は、ぜひ読んでみてください。これらの技術が、「目が小さくならない」という見た目の満足度だけでなく、目の健康と快適な視界をどのように支えているのかが分かります。
「JINS SCREEN」は目が小さく見える問題に関係ある?
JINSといえば、ブルーライトをカットする「JINS SCREEN(ジンズ・スクリーン)」を思い浮かべる方も多いでしょう。
このレンズは、PCやスマホから出るブルーライトをカットすることで、目の疲れや睡眠の質を高めることを目的としています。
では、このJINS SCREENは「目が小さく見える」問題と何か関係があるのでしょうか?
結論から言うと、JINS SCREENそのものには、目が小さく見えるのを軽減する直接的な機能はありません。
- ブルーライトカットの仕組み:特定の波長の光を吸収・反射するコーティングをレンズに施しています。このコーティングが、レンズの屈折率や設計(球面・非球面)に直接影響を与えるわけではありません。
- 薄さとの関係:JINS SCREENも、標準レンズ(1.55)から最も薄い1.74レンズまで、どの屈折率でも選択可能です。
つまり、「目が小さくならないレンズ」の効果を最大限に活かしつつ、ブルーライトカットも加えたい場合は、「極薄型非球面1.74レンズ」+「JINS SCREENオプション」という形で、両方の機能を重ねて選択する必要があるということになります。
ただし、ブルーライトカットのコーティングの色(多くの場合、薄い黄色や茶色がかった色)がつくことで、レンズにわずかな色味が出ます。
この色味が、逆に目元を健康的に見せる効果を感じる方もいるようです。視覚的な効果は人それぞれなので、店頭でサンプルレンズを試着して、色味の出方を確認することをおすすめします。
JINSの「遠近両用レンズ」でも目が小さく見えるのを軽減できる?
老眼の症状が出始めた方や、遠近両用のメガネを検討している方にとって、
「遠近両用レンズでも、度が強くなったら目が小さく見えるのでは?」という疑問は当然出てくるでしょう。
遠近両用レンズは、「遠くを見るための度数」と「近くを見るための度数」が1枚のレンズの中に収められた特殊なレンズです。
レンズの設計が非常に複雑になるため、通常の単焦点レンズとはまた違った側面から「目が小さく見える」問題が発生します。
遠近両用レンズ特有の「歪み」と「小さく見える」問題
遠近両用レンズは、度数が連続的に変化する「累進屈折力レンズ」です。
この度数の変化を作るために、レンズの周辺部には避けられない「歪み」のエリアが生まれます。
- 遠くの度数が強い場合:レンズの上部(遠くを見る部分)で、目が小さく見える現象が発生します。
- 近くの度数が強い場合:レンズの下部(近くを見る部分)でも、度数が付加されているため、目元の輪郭に歪みが生じます。
しかし、JINSでは「遠近両用レンズ」にも、薄型化と歪み軽減の技術を応用しています。
遠近両用レンズこそ「両面非球面」の恩恵が大きい
実は、遠近両用レンズは、単焦点レンズ以上に「両面非球面設計」の恩恵を受けることができます。
両面に非球面設計を施すことで、レンズの外側の歪みエリアが狭くなり、より自然な視界と見た目が実現します。
JINSの遠近両用レンズも、最高クラスのオプションを選択すれば、極薄型で歪みの少ない設計を選ぶことができます。
特に遠近両用レンズは、度数差が大きくなるほど歪みが目立ちやすくなるため、多少の追加料金を払ってでも、高性能な薄型レンズを選ぶことをモモストアは強く推奨します。見た目だけでなく、快適な視界を得るためにも、この選択は非常に重要です。
メガネの度数と「小さく見える」効果に関する技術的な考察
もう少し踏み込んだ話になりますが、「目が小さく見える」という現象は、実はメガネの専門家にとって長年の研究テーマです。度数と見た目の関係について、さらに深く理解することで、ご自身のメガネ選びに活かせるかもしれません。
「マイナス度数」のメカニズムと見た目の関係
私たちが使っている近視矯正用のレンズは、凹レンズ、つまり「マイナス度数」のレンズです。
このマイナス度数のレンズは、レンズを通した光が目の網膜上でピントを結ぶように調整しますが、この光の屈折の過程で、レンズの奥にある目玉そのものが、外から見て「縮小」されて見えてしまうのです。
この縮小率(像倍率)は、おおよそ以下の計算式に影響されます。
$$ \text{縮小率} = \frac{1}{1 – (h \times D)} $$
($h$:レンズと目の距離(頂点間距離)、$D$:レンズの度数(マイナス値))
この式が示すように、度数$D$が大きくなるほど(近視が強くなるほど)、そしてレンズと目の距離$h$が離れるほど、縮小率はどんどん大きくなることが分かります。
JINSの「目が小さくならないレンズ」は、この$D$を物理的に変えることはできませんが、レンズ設計の工夫(両面非球面)により、レンズを通した光の入射角を最適化し、視覚的な歪みと縮小効果を補正することで、この縮小率がもたらす見た目の影響を最小限に抑えているのです。
これは非常に高度な光学技術であり、ただ単にレンズを薄くすれば解決する問題ではないということが、この計算からも理解できるでしょう。
Amazonや楽天市場で買える!メガネのお悩み解決グッズ徹底比較
最後に、先ほど紹介したメガネのお悩み解決グッズについて、Amazonや楽天市場などの主要なネット通販サイトでどのような商品が人気なのかを詳しく比較し、モモストアのおすすめアイテムを厳選してご紹介します。店舗に行かずに手軽に解決したい方は必見です。
アイテム1:鼻パッド増高パーツの比較と選び方
鼻パッドの増高パーツは、メガネの位置を上げて「目が小さく見える」のを軽減するために最も手軽で効果的なアイテムです。主に「貼り付けタイプ」と「交換タイプ」があります。
| タイプ | 特徴 | メリット | デメリット |
| 貼り付けタイプ (シリコン製) |
今のメガネの鼻パッドの上に直接貼る。 厚さ違いで数種類入っていることが多い。 |
価格が安い。手軽に試せる。 シリコンで滑り止め効果があり、ズレにくい。 |
耐久性が低い。汗で剥がれやすい。 貼り付け跡が残る可能性がある。 |
| 交換タイプ (ネジ止め式) |
既存の鼻パッドを外し、ネジで新しいパッドに交換する。 | 耐久性が高い。見た目が自然。 高さや素材(チタンなど)を選べる。 |
特殊なドライバーが必要。 JINSなどのメガネのネジ規格に合うか確認が必要。 |
モモストアのおすすめ:まずは貼り付けタイプのシリコン製パッド(厚さ1.8mm〜2.5mm程度)を試してみるのがおすすめです。安価で試せますし、効果が実感できたら、それを基準に本格的なメガネのフィッティングを検討できます。
アイテム2:コバ染色に近い効果を持つ「フレームシール」
レンズのコバ(側面)を目立たなくするコバ染色は専門的な加工が必要ですが、それに近い視覚効果を狙えるのが「フレームシール」です。
これは、フレームのテンプル(つる)やリムの目立つ部分に貼り付けて、フレームの太さや色を一時的に変えることができるシールです。
例えば、細いメタルフレームのリムに黒いフレームシールを貼ることで、視覚的にフレームを太く見せ、レンズの厚みをカムフラージュする効果が期待できます。
この方法は、「たまには太縁メガネの気分を味わいたい」という方にも人気があり、ファッションアイテムとしても活用できます。
Amazonやメルカリなどで、「メガネ フレームシール」「メガネ リムステッカー」といったキーワードで探してみてください。
アイテム3:メガネの曇り止めグッズの性能比較
快適な視界は「目が小さく見える」のを防ぐことにもつながります。曇り止めは性能と持続時間が重要です。
| 種類 | 主な商品形態 | 持続時間(目安) | 特徴 |
| クロスタイプ | 専用の曇り止め成分が染み込ませてある布。 | 数時間~半日程度 | 手軽さNo.1。持ち運びに便利。レンズに傷がつきにくい。 |
| スプレータイプ | 液状の曇り止めを吹きかけ、ティッシュで拭き上げる。 | 半日~1日程度 | 効果の持続性が高い。大量に使用できる。 |
| ジェルタイプ | 粘度の高いジェルを指で塗布し、軽く拭き取る。 | 1日以上 | 最も持続性が高い。ただし、塗りムラが出やすい。 |
モモストアのおすすめ:まずはクロスタイプから試しましょう。マスク生活が続く現代では、出先でサッと拭けるクロスはマストアイテムです。
本格的な対策をしたいなら、ジェルタイプを試すと、効果の持続時間に驚くはずです。もちろん、JINSのレンズにも安心して使える商品を選んでくださいね。
ご自身のメガネの悩みに合わせて、これらのアイテムも活用し、JINSの「目が小さくならないレンズ」と合わせて、最も満足度の高いメガネライフを実現させてください!

