ピルはどこで買える？避妊薬の種類・値段・購入方法を徹底解説！

「ピルを始めたいけど、一体どこで買えるの？」「病院に行くのは抵抗があるけど、オンラインってどうなの？」
そう思って、この記事にたどり着いた方が多いのではないでしょうか？
安心してください。実はピルの購入方法はいくつかあり、あなたのライフスタイルに合わせて選ぶことができます。
この記事では、ピルの種類から、病院、オンライン、ドラッグストアといった購入場所ごとのメリット・デメリット、そして気になる値段まで、モモストアが詳しく解説していきますね！

「ピルはどこで買える？」購入場所の選択肢は大きく分けて3つ！

ピル（経口避妊薬）と一口に言っても、避妊目的の「低用量ピル」や月経移動などに使う「中用量ピル」、緊急時に使用する「アフターピル」など、その種類はさまざまです。
そして、それぞれのピルの種類によって、購入できる場所や必要な手続きが大きく異なります。
購入場所は大きく分けると、次の3つのルートが主流となります。

ピル購入の三大ルートと特徴

ピルは日本では原則として医師の診察が必要な「医療用医薬品」に分類されるため、薬局で自由に買える市販薬とは扱いが異なります。
そのため、基本的には医師の処方を受けることが必須となるのです。
以下に、主な購入ルートとそれぞれの特徴をまとめたので、まずは全体像を掴んでみてくださいね。

購入ルート	主な特徴	メリット	デメリット
① 病院・クリニック	対面での診察と処方。最も一般的な方法。	体調や持病を直接相談できる。血液検査など詳細なチェックが可能。	待ち時間がある。通院の手間や時間がかかる。
② オンライン診療	ビデオ通話やチャットでの遠隔診療と処方。	自宅にいながら診察・処方・配送まで完結。プライバシーが守られる。	対面より情報量が少ない場合がある。緊急性の高い場合（アフターピル）には配送時間がネックになることも。
③ 薬局・ドラッグストア	薬剤師がいる店舗で購入。現在、原則的に「アフターピル」のみ試験運用中。	最も手軽に手に入る可能性がある。	購入できる種類が限られる（現在は低用量ピルは不可）。導入店舗がまだ少ない。

ご覧の通り、病院・クリニックが最も安心で確実なルートですが、最近ではオンライン診療の利便性が非常に高まり、利用者も急増しています。
そして、一部で話題になっている薬局・ドラッグストアでの購入については、現状ではまだ低用量ピルは買えません。この点についても後ほど詳しく解説しますね。

ピルを購入するまでの基本的な流れをチェック！

どのルートを選ぶにしても、ピルを手に入れるための基本的な流れはほぼ共通しています。
それは、「診察・問診」→「処方箋の発行（または直接処方）」→「薬の受け取り」というステップです。
ピルはホルモンに作用する薬なので、血栓症などのリスクがないか、医師が慎重に判断する必要があります。
そのため、初診時には特に、あなたの健康状態や既往歴、喫煙の有無などを詳しく聞かれることになります。
初診で聞かれる可能性がある具体的な内容をリストアップしました。心の準備をしておくとスムーズですよ。

• 現在の健康状態：頭痛、吐き気、高血圧などの症状の有無
• 既往歴：血栓症、乳がん、子宮筋腫、肝臓病などの有無
• 生活習慣：喫煙の有無（特に重要！）、飲酒量
• 服用経験：過去にピルを飲んだことがあるか、副作用はどうか
• 服用目的：避妊、月経困難症の改善、PMS対策など

これらの問診を踏まえて、医師があなたに合ったピル（種類、世代、用量など）を選んで処方してくれます。
安全にピルを使うために、嘘偽りなく、正直に答えることが最も大切です。

【最主流】低用量ピルを買うなら「病院・クリニック」での対面診療が基本

低用量ピルの購入方法として、最も昔から主流であり、安心感が最も高いのが「病院やクリニック」での対面診療です。
特に初めてピルを服用する方は、まずは対面で医師にしっかり相談することをおすすめします。
産婦人科や婦人科を訪れることに最初は抵抗があるかもしれませんが、多くの女性が通っている場所ですから、構える必要はありませんよ。
このセクションでは、対面診療の具体的な流れや、クリニック選びのポイント、そして対面だからこそ得られる安心感について深掘りしていきます。

対面診療を選ぶべき理由と診察の流れ

なぜ対面診療が「最主流」なのかというと、それは医師があなたの体の状態を最も詳細に把握できるからです。
例えば、ピル服用開始前や定期的な検査で、以下のような詳細なチェックを受けることができます。

• 内診・超音波検査：子宮や卵巣に異常がないかを確認
• 血液検査：肝機能、脂質代謝、そして血栓症のリスクを高める要因がないかをチェック
• 血圧測定：高血圧の方はピルを服用できないケースがあるため、必ず測定

特に血栓症はピルの最も重篤な副作用の一つですが、これらの検査によって、発症リスクを極力下げることができます。
診察の流れは、問診から始まり、必要に応じて検査を行い、最後に処方箋が発行されます。処方箋を受け取ったら、院内薬局または調剤薬局でピルを受け取って完了です。
初診時はこれらの検査を含めて約1時間ほどかかることが多いですが、2回目以降は問診と血圧測定のみで10分～15分程度で終わる場合がほとんどです。
通院頻度は、基本的には3ヶ月に一度のペースで、ピルを3シート分処方してもらうのが一般的です。

クリニック選びのポイントと注意点

「どのクリニックに行けばいいかわからない」という方も多いでしょう。
ピルの処方で失敗しないクリニック選びのポイントをモモストアが厳選してご紹介します。

1. ピル処方の実績が豊富か：多くの女性が訪れており、ピルに関する知識や経験が豊富な医師がいるか。
2. アクセスが良いか：最低でも3ヶ月に一度は通うことになるため、自宅や職場から通いやすい場所にあるか。
3. プライバシーへの配慮があるか：待合室での呼び出し方法や、診察室での配慮など、他人に聞かれない環境が整っているか。
4. 費用が明確か：診察料やピル代、検査費用などが明確に提示されているか。

特に大切なのは、医師との相性です。ピルに関する疑問や不安を気軽に相談できる雰囲気の医師を選ぶことが、長期的な服用を続ける上で非常に重要になります。
最近は、土日診療や夜間診療を行っているクリニックも増えているので、忙しい方はそういったクリニックを探すのも一つの手ですね。
また、かかりつけの婦人科を持つことは、ピルのことだけでなく、女性特有の健康管理全般において大きなメリットとなります。

「オンライン診療」の利用者が急増中！自宅でピルが届く手軽さ

ここ数年で、ピル購入の新しい選択肢として一気に広まったのが「オンライン診療」です。
「病院に行く時間がない」「近所に婦人科がない」「誰にも知られずにピルを始めたい」という方の強い味方となっており、その利便性から利用者が急増しています。
オンライン診療の最大の魅力は、なんと言っても自宅にいながら診察を受けられ、ピルをポストで受け取れるという手軽さにあります。
特に、一度対面でピルの処方を受けたことがあり、継続処方のみを希望する方にとっては、これほど便利な方法はありません。

オンラインピル処方の仕組みとメリット

オンライン診療の基本的な流れは、専用のアプリやWebサイトを通じて予約を取り、ビデオ通話や音声通話、あるいはチャット機能を使って医師の診察を受けるというものです。
診察後、問題がなければピルが処方され、登録した住所に配送業者が届けてくれます。早ければ翌日には手元に届くサービスもありますよ。
このシステムによって得られる具体的なメリットは計り知れません。

1. 時間と場所を選ばない：仕事の休憩時間や、夜間の自宅など、自分の都合の良い時間に診察が受けられます。
2. 待ち時間がない：病院のように長時間待つ必要がありません。予約した時間になったらすぐに診察開始です。
3. プライバシーが守られる：誰にも会わずに診察が受けられるため、「知り合いに会ったらどうしよう」という心配が一切ありません。
4. 定期配送サービスが便利：毎月や数ヶ月ごとに自動でピルが送られてくるため、「ピルを飲み忘れた！」というミスを防ぎやすいです。

ただし、もちろんデメリットも存在します。オンライン診療では、対面診療のような詳細な内診や血液検査ができないため、医師は問診のみでリスク判断をしなければなりません。
そのため、初めてピルを服用する方や、持病がある方、血栓症のリスクが高いと思われる方は、最初の診察だけでも対面診療を選ぶ方が安心できるかもしれません。
オンライン診療サービスを選ぶ際は、複数のサービスを比較検討することが大切です。

主要なオンラインサービスを比較する

現在、日本には多数のオンラインピル処方サービスが登場しています。それぞれに特色があり、料金体系や取り扱っているピルの種類、配送スピードなどが異なります。
主な人気オンラインピル処方サービスの特徴を比較してみました。

サービス名（例）	診察形式	対応ピル	配送スピード	特徴
Aサービス	ビデオ/チャット	低用量/アフター	最短当日発送	低価格帯のピルが豊富、定期便がお得
Bサービス	ビデオ/音声	低用量/中用量/アフター	翌日～3日	産婦人科専門医が監修、相談体制が充実
Cサービス	チャット	低用量のみ	最短翌日	深夜・早朝の診察にも対応

「どのピルを飲みたいか」「とにかく安く済ませたいか」「医師としっかり話したいか」など、あなたの優先順位に合わせて選ぶと失敗が少ないでしょう。
特に、アフターピルのように緊急性の高い場合は、診察時間と配送時間に特に注意してサービスを選びましょう。

オンラインピル処方のメリット・デメリットと選び方のポイント

前のセクションでオンライン診療の概要はお伝えしましたが、ここではより具体的に、オンラインピル処方を利用する際に知っておくべきメリットとデメリット、そしてサービスを選ぶ際の具体的なポイントを掘り下げて解説します。
オンライン診療は非常に便利ですが、人によっては対面診療の方が適している場合もあります。
ご自身の状況と照らし合わせて、最適な購入方法を見つけるための参考にしてくださいね。

オンライン診療が「おすすめできる人」と「注意すべき人」

オンライン診療は、特に以下のような生活を送っている方には強くおすすめできます。

• 忙しくて平日の昼間に時間が取れない人：仕事や学業で日中の時間が拘束されている方にとって、夜間や週末に診察を受けられるのは大きなメリットです。
• 定期的な継続処方を受けたい人：一度病院でピルを処方してもらい、その後は特に問題なく継続したい場合、オンラインでの定期便は手間が少なく最適です。
• 地方や離島に住んでいる人：近くに婦人科がない、または交通の便が悪い地域に住んでいる人にとって、移動時間や費用を気にせずピルを手に入れられるのは助かります。

一方で、オンライン診療の利用には注意が必要な方もいます。

＜注意すべき人＞

• 初めてピルを服用する人：ピルの正しい知識、副作用への対処法など、初めは対面でしっかり指導を受ける方が安心です。
• 特定の持病や喫煙習慣がある人：血栓症のリスクが高まる要因がある方は、血液検査など詳細な検査ができる対面診療が望ましいです。
• 不安感が強く、医師に直接会って話したい人：オンラインでは画面越しのため、不安が解消しにくいと感じる方もいます。

オンラインサービスを利用する際は、必ず「医療機関が提供しているサービスであるか」をチェックし、厚生労働省のガイドラインに沿った適正な診療が行われているかを確認しましょう。

オンラインサービス選びで失敗しないためのチェックリスト

オンラインピル処方サービスは種類が多く、選ぶのが難しいと感じるかもしれません。失敗しないためには、次の3つのポイントを軸に比較検討してください。

取り扱いピルの種類と価格の透明性

あなたが希望するピル（例：ラベルフィーユ、マーベロンなど）の取り扱いがあるか、そして診察料、配送料、ピル代金、全てを含めた総額が明確に提示されているかを確認します。
「ピル代は安いけど、送料がやたらと高い」といったケースもあるため、必ずトータルコストで比較しましょう。
定期便を利用すると割引になるサービスが多いので、継続利用を考えているなら定期便の価格を比較するのがおすすめです。

配送スピードと梱包方法

ピルは毎日決まった時間に服用することが非常に重要です。そのため、配送遅延がないよう、信頼できる配送業者を使っているか、そして「最短当日発送」「翌日配送」などのスピードをチェックします。
また、家族や同居人に知られたくない場合は、中身がピルだとわからないように配慮された「プライバシー梱包」になっているかも重要なポイントです。

医師やスタッフとのコミュニケーションの取りやすさ

服用中に不安なことがあった時、すぐに相談できる体制が整っているかも重要です。
チャットサポートが24時間対応しているか、土日祝日も医師の診察が受けられるかなど、サポート体制の充実度を確認しておきましょう。
ピルに関する疑問は尽きないものですから、安心して頼れる環境があるサービスを選んでください。

アフターピル（緊急避妊薬）はどこで買える？時間との勝負だから知っておくべきこと

低用量ピルとは異なり、アフターピル（緊急避妊薬）は予期せぬ出来事の後に服用するもので、「時間との勝負」となります。
避妊効果は服用が早ければ早いほど高くなるため、「どこで買えるか」を緊急時に慌てて調べるのでは遅すぎます。
このセクションでは、アフターピルの購入場所と、購入時に最優先すべきポイントについて詳しくお伝えします。
もしもの時のために、ぜひこの情報を頭に入れておいてください。

アフターピルの主な購入場所は「病院・クリニック」と「オンライン」

アフターピルも、低用量ピルと同様に医師の処方が必要な医療用医薬品です。
購入できる主な場所は、やはり「産婦人科・婦人科クリニック」と、「オンライン診療」の2つです。

対面診療：最も確実で安心できる方法

対面診療の最大のメリットは、その場ですぐにピルを服用できることです。緊急性の高い薬なので、診察後に院内薬局で直接受け取れるクリニックを選ぶのが最も確実です。
ただし、夜間や休日、祝日などは休診しているクリニックが多いため、事前に休日・夜間診療に対応している病院を調べておく必要があります。
また、アフターピルは緊急時の薬なので、多くのクリニックが電話連絡をすれば優先的に診察してくれる体制を整えています。まずは落ち着いて電話で状況を伝えることが大切です。

オンライン診療：最短で手元に届く利便性

オンライン診療も、アフターピルの購入に利用できます。
特に、夜間や早朝、クリニックが閉まっている時間帯でも診察を受けられるサービスが多いのが特徴です。
ただし、注意点として、オンラインで処方を受けても、ピルが手元に届くまでに時間がかかります。
最短で当日、または翌日配送が可能なサービスを選び、必ず「最短でいつ届くか」を確認してから利用しましょう。
アフターピルの効果は72時間以内、または120時間以内といった時間の制限があるため、「診察時間」と「配送時間」の合計を考慮して判断することが極めて重要です。

薬局での購入（試験運用）の現状と注意点

2023年頃から、一部の薬局・ドラッグストアでアフターピルの試験的な販売が始まっています。
これは、緊急時に少しでも早く薬を手に入れられるようにするための取り組みですが、現時点では全ての薬局で買えるわけではありません。

• 対象店舗が限られている：試験販売に参加しているのは、事前に研修を受けた薬剤師が在籍する一部の薬局のみです。
• 年齢制限と条件：基本的には16歳以上で、薬剤師による対面での厳格な問診が必要です。16歳未満は保護者の同意が必要となります。
• 時間制限：薬剤師が常駐し、研修を受けた薬剤師が対応できる時間帯に限られます。

試験販売の薬局で購入する場合でも、必ず薬剤師とのプライベートな空間での相談が必要であり、低用量ピルのように自由に手に取って買えるようになるには、まだ時間がかかりそうです。
最新の情報は、厚生労働省や日本産科婦人科学会などの公式サイトで確認するようにしましょう。

薬局やドラッグストアでピルは買える？市販化（OTC化）の最新情報をチェック

「風邪薬のように、近くのドラッグストアで気軽にピルが買えるようになったら便利なのに…」そう願う人は多いはずです。
特に欧米諸国では、一部のピルは処方箋なしで薬局で購入できる国も多く、日本でも「ピルの市販化（OTC化）」について長年議論が続けられてきました。
このセクションでは、低用量ピルが薬局で買えるようになるかどうかの現状と、その背景にある課題について、最新情報を交えて分かりやすく解説していきます。

低用量ピルの「市販化」はいつになる？

結論から言うと、現時点（2025年11月時点）で、低用量ピルを薬局やドラッグストアで自由に購入することはできません。
低用量ピルは、引き続き医師の診察と処方が必要です。
市販化の議論は確かに進んでいますが、厚生労働省の検討会でも、主に次のような理由から慎重な姿勢がとられています。

＜市販化への主な懸念点＞

• 重篤な副作用（血栓症）のリスク：ピルは非常に安全性が高い薬ですが、ごく稀に血栓症という重篤な副作用を引き起こす可能性があります。市販化により、このリスクを見極める医師の診察・検査を経ずに服用が始まることへの懸念があります。
• 性感染症予防の啓発の機会の損失：病院での診察は、避妊だけでなく、性感染症に関する相談や検査を行う重要な機会でもあります。市販化で医療機関への受診機会が減ると、性感染症の早期発見が遅れる可能性が指摘されています。
• 自己判断での長期服用：医師の指導なしに、自己判断で長期にわたってピルを服用し続けることによる健康リスクが懸念されています。

これらの課題をクリアするためには、薬局で販売する際の厳格な販売体制や、薬剤師による適切な情報提供の仕組みを整える必要があり、時間がかかっています。
特にアフターピルは緊急性があるため試験販売が進んでいますが、低用量ピルについては、現状はオンライン診療を含めた「医療機関ルート」が唯一の購入方法であると認識しておきましょう。
最新の動向は厚生労働省の公式発表を確認することが最も確実です。

薬局でピルを購入できる国との違い

海外では薬局でピルが買えるのに、なぜ日本はこんなに遅れているの？と感じる方もいるかもしれません。
これは、各国の医療制度や国民の健康リテラシー、そして医療へのアクセス環境の違いに起因しています。

国（例）	低用量ピルの購入方法	特徴
アメリカ	多くの州で処方箋が必要だが、一部州では薬剤師が処方可能	医療費が高いため、アクセス向上のための緩和が進む
イギリス	薬剤師の問診により薬局で購入可能（低用量ピル）	薬剤師の役割が広く、公共医療サービス（NHS）が充実
日本	原則、医師の処方箋が必要	安全性への配慮が非常に高く、医療機関での検査が重視される

日本は、ピルを服用する上での安全性を最優先し、医師による定期的な検査を必須とする考え方が根強いです。
すぐに市販化される見込みは低いものの、オンライン診療の普及は、「利便性と安全性の両立」を目指す日本の現状に合わせた現実的な選択肢として進化しています。
現状、手軽さを求めるならオンライン診療を、安心感を求めるなら対面診療を選ぶのがベストな選択と言えるでしょう。

ピルを継続して購入する際の「値段の相場」を徹底比較

ピルは一時的なものではなく、継続して服用することで効果を発揮する薬です。そのため、購入する場所や選ぶピルの種類によって、毎月の費用が大きく変わってきます。
「毎月どれくらいの費用がかかるの？」というのは、ピルを始める方にとって最も気になる点の一つですよね。
このセクションでは、購入場所やピルの種類、そして診察料を含めたトータルコストの相場を具体的に比較し、賢くピルを継続するための情報を提供します。

対面診療とオンライン診療の価格差を比較！

低用量ピルを例に、対面診療（病院・クリニック）とオンライン診療でかかる費用の一般的な相場を比較してみましょう。
どちらも「自由診療」となるケースが多いため、クリニックやサービスによって価格設定が異なります。あくまで目安として参考にしてください。

項目	対面診療（相場）	オンライン診療（相場）
初診料	1,000円～3,000円	0円～1,500円（サービスにより無料あり）
再診料（毎月）	500円～1,500円	0円～550円（サービスにより無料あり）
ピル代（1シート・1ヶ月分）	2,500円～3,500円	2,000円～3,000円
配送料（毎月）	–	0円～550円（定期便で無料になるケース多数）
総額（1ヶ月あたり）	3,000円～5,000円程度	2,500円～3,500円程度

ご覧の通り、オンライン診療の方が、診察料や再診料が抑えられる傾向にあるため、トータルコストが安くなることが多いです。
特に、オンライン診療では定期便を利用することで、ピル代や送料が割引になるサービスが多く、継続するほどお得になります。
ただし、対面診療では初診時に血液検査などが別途必要になり、数千円～1万円程度の費用が加算される場合があることも考慮しておきましょう。

薬の種類による価格の違い（第1～第4世代）

低用量ピルには、開発された時期によって「第1世代」から「第4世代」まであり、それぞれ含まれるホルモン量や種類が異なります。
一般的に、新しい世代のピルほど副作用が軽減されている傾向がありますが、価格も高くなる傾向があります。

• 第1・第2世代：歴史が長く、実績も豊富。比較的安価なものが多い。（例：ラベルフィーユ、トリキュラー）
• 第3世代：ニキビや多毛症への効果が期待される一方、血栓症リスクがわずかに高まるとの報告もある。価格は中程度。（例：マーベロン、ファボワール）
• 第4世代：超低用量で、月経前症候群（PMS）や月経困難症の改善効果に特化したLEP（低用量エストロゲン・プロゲスチン）製剤が多い。価格はやや高め。（例：ヤーズ、ルナベル）

価格を優先するなら第1・第2世代を選ぶのも良いですが、ご自身の体質や目的に合ったピルを選ぶことが最優先です。
もし副作用が気になるようであれば、多少費用が高くても、副作用が少ないと言われる新しい世代のピルを医師に相談してみることをお勧めします。

【種類別】低用量ピル・中用量ピル・アフターピルの費用相場

ピルには大きく分けて3つの種類があり、目的が異なるため、当然ながらその購入費用や保険適用の有無も大きく異なります。
ここでは、それぞれのピルが「いくらくらいかかるのか」という費用相場を、より具体的な例を交えながら解説します。
自分がどのピルを必要としているのかを明確にし、費用の目安を把握することで、予算オーバーを防ぎましょう。

低用量ピルの費用相場

低用量ピルは主に「避妊目的」で処方されるOC（Oral Contraceptives）と、「月経困難症などの治療目的」で処方されるLEP（Low Dose Estrogen Progestin）の2種類があります。
OCは避妊目的のため、基本的に全額自己負担（自由診療）となります。

＜避妊目的（OC）の費用相場＞

• 1シート（1ヶ月分）あたり：2,500円～3,500円
• 3ヶ月分まとめ買い（オンライン）：6,000円～9,000円（割引適用）

一方、LEPは月経困難症や子宮内膜症などの治療薬として認められているため、医師の診断があれば保険適用となります。
保険適用となると、医療費の自己負担が3割になるため、費用が大幅に抑えられます。

＜治療目的（LEP）の費用相場（保険適用時）＞

• 1シート（1ヶ月分）あたり：1,500円～3,000円程度（3割負担後）

「避妊目的だけど生理の悩みもある」という方は、医師に相談してLEPを処方してもらうことで、費用を抑えることができる可能性があります。遠慮なく相談してみましょう。

中用量ピルとアフターピルの費用相場

低用量ピル以外のピルの費用相場も確認しておきましょう。

中用量ピル（月経移動・治療目的）

中用量ピルは、旅行やイベントに合わせて生理の日程をずらす「月経移動」の目的でよく使われます。
これは自由診療となります。

• 費用相場：3,000円～5,000円程度（移動させる日数によって錠数が異なる）
• 特徴：服用期間が短いため、低用量ピルよりも一度にかかる費用は少ないです。

また、生理不順の改善や機能性出血の治療目的で処方される場合は、保険が適用されることがあります。

アフターピル（緊急避妊薬）

アフターピルも緊急避妊目的のため、基本的には自由診療となります。

• 費用相場：7,000円～20,000円程度（薬の種類やクリニックで大きく異なる）
• 特徴：診察料込みの価格設定になっていることが多いです。時間との勝負なので、価格よりも「すぐに手に入るか」を最優先すべきです。

アフターピルは高額に感じるかもしれませんが、それは緊急性と、高い安全性を担保するためのコストだと理解し、必要な時にためらわず医療機関を受診することが大切です。

ピル購入前に知っておきたい！保険適用になるケースとならないケース

前のセクションでも触れましたが、ピルにかかる費用を大きく左右するのが「保険適用になるか、ならないか」という点です。
同じピル（薬）でも、目的が「避妊」なのか「治療」なのかによって、医療費の自己負担額が10割（自由診療）になるか、3割（保険診療）になるかが決まります。
このセクションでは、保険適用の判断基準について、初心者でも理解できるように詳しく解説します。賢く医療費を抑えるための知識として、ぜひ覚えておきましょう。

保険適用されるピル（LEP）の服用目的とは

日本で保険適用となるのは、主に「LEP（低用量エストロゲン・プロゲスチン）製剤」という種類のピルで、その目的は「治療」に限られます。
具体的に保険適用となるのは、以下の病気の治療を目的とする場合です。

• 月経困難症：生理痛が重く、日常生活に支障をきたすほどの症状がある場合。鎮痛剤が効かない、または大量に必要となる場合に処方されます。
• 子宮内膜症：子宮内膜に似た組織が子宮外にできる病気で、強い痛みや不妊の原因になることがあります。LEPは病状の進行を抑えるために使われます。

診察時に、医師がこれらの病気や症状があると診断した場合、保険診療としてLEPが処方されます。
この場合、ピル代だけでなく、初診料や再診料、そして血液検査などの検査費用も全て保険適用となり、自己負担額が大幅に軽減されます。
例えば、生理痛がひどい方は、避妊目的ではなく「月経困難症の治療」という形で医師に相談することで、保険適用でピルを始めることができる可能性があります。

保険適用外となるピル（OC）の服用目的

一方、保険適用外となるピルは、主に「OC（Oral Contraceptives）製剤」で、その目的は「避妊」です。

• 避妊目的：妊娠を望まない期間に、計画的に避妊をする目的で服用する場合。
• 美容目的：ニキビや肌荒れの改善を目的として服用する場合。
• 月経移動目的：旅行や結婚式などのイベントに合わせて生理日をずらす目的で服用する場合。

これらの目的でピルを処方される場合は、全て自由診療（全額自己負担）となります。
保険診療と自由診療は、同じ日に同じ医療機関で同時に行うことは原則として認められていません（混合診療の禁止）。
そのため、診察時に「避妊目的なのか」「治療目的なのか」を明確に医師に伝える必要があります。
「両方の目的がある」という場合は、保険適用となる治療目的（月経困難症など）をメインに相談し、LEPを処方してもらうのが最も費用を抑えられる方法です。

ただし、LEPは全て治療目的で保険適用になるわけではなく、治療薬として厚生労働省に承認されているピルの種類に限られます。
また、医師の判断で血液検査などの定期的な検査が必須となるため、保険適用を優先するあまり、必要な検査を怠らないように注意しましょう。安全な服用のためには、検査費用を惜しまないことが大切です。

「個人輸入」でピルを買うのは危険？知っておくべきリスクと注意点

「もっと安くピルを手に入れたい」「病院に行くのが面倒だから」という理由から、海外のウェブサイトを利用した「個人輸入」でピルを購入することを検討する方もいるかもしれません。
確かに、個人輸入のピルは安価に見えるかもしれませんが、これには日本の法律や、あなたの健康を脅かす重大なリスクが伴います。
このセクションでは、モモストアが個人輸入の危険性について詳しく解説し、絶対に避けてほしい理由を明確にします。

個人輸入ピルに潜む3つの重大なリスク

医薬品の個人輸入は、自己責任の範囲で認められている行為ですが、ピルのようなホルモン剤は、自己判断で使用することが非常に危険です。
個人輸入で購入したピルには、主に次の3つの重大なリスクが潜んでいます。

リスク１：偽造品や品質不良の危険性

海外のサイトで購入したピルが、本当に信頼できるメーカーの正規品である保証はありません。
錠剤の形や色が似ているだけの偽造品である可能性や、製造・輸送・保管の過程で品質管理が徹底されておらず、薬効成分が変質している可能性があります。
偽造品を服用しても効果がないどころか、何が入っているかわからないため、重篤な健康被害を引き起こす危険性さえあります。

リスク２：血栓症など重篤な副作用発症時の対処の遅れ

ピルはホルモン剤であり、服用開始後数ヶ月は血栓症などの副作用が起こりやすい期間です。
日本の医療機関で処方を受けていれば、医師が事前にリスクを診断し、服用中も定期的な検査で体調をチェックしてくれます。
しかし、個人輸入の場合、体調の異変を感じてもすぐに相談できる専門家がおらず、対処が遅れてしまう可能性があります。特に血栓症は、早期発見が命に関わります。

リスク３：自己判断による服用と薬物相互作用

ピルは、特定の抗生物質やサプリメントなど、他の薬や食品との飲み合わせ（相互作用）によって、効果が弱まったり、逆に副作用が強まったりすることがあります。
医師や薬剤師の指導なしに自己判断で服用を続けると、意図せず他の薬と悪い飲み合わせをしてしまい、避妊効果が失われたり、体調を崩したりする危険性があります。

オンライン診療との違いと「賢い」選択

「オンライン診療も、結局はピルが郵送で届くから個人輸入と同じではないの？」と思われるかもしれませんが、これは全く異なります。

＜オンライン診療と個人輸入の決定的な違い＞

項目	オンライン診療	個人輸入
処方者	日本の医師（日本の薬剤師が関与）	海外の業者または自己判断
安全性	日本の薬機法に基づき、正規品を処方	偽造品・品質不良の可能性あり
体調管理	診察時に専門家がリスク評価を行う	全て自己責任、健康被害時の保証なし

オンライン診療は、あくまで日本の医療法と薬機法に則った「正規の医療行為」です。
手軽にピルを手に入れたいなら、安易な個人輸入ではなく、必ず日本の医師が処方するオンライン診療を選ぶようにしましょう。
あなたの安全と健康を守るために、モモストアは個人輸入を強く非推奨とします。

ピルは結局どこで買うのが一番おすすめ？購入場所をタイプ別に診断！

これまで、病院・クリニック、オンライン診療、そして薬局での購入の可能性について詳しく見てきました。
結局、「自分はどこでピルを買うのが一番良いのだろう？」と迷っている方もいるかもしれませんね。
このセクションでは、あなたのライフスタイルやピルの服用経験、そして何を最も重視するかによって、最適な購入場所をモモストアが診断します！
次の質問に答えながら、あなたにピッタリの購入方法を見つけてみてください。

ライフスタイル別！最適なピル購入場所診断

次の3つのタイプのうち、あなたが最も当てはまるのはどれでしょうか？

タイプA：初めての服用で不安が大きい、持病や喫煙習慣がある

このタイプの方は、何よりも「安全」と「安心」を最優先すべきです。

• おすすめの購入場所：病院・クリニック（対面診療）

血液検査や血圧測定など、詳細な検査を受け、専門医と顔を合わせてじっくり相談することが、最もリスクを低減し、安心して服用をスタートできる方法です。
特に、喫煙者（35歳以上で1日15本以上）や高血圧などのリスク要因を持つ方は、血栓症のチェックが必須です。
最初の数ヶ月間は対面で診察を受け、ピルに慣れて問題がないと判断されてから、オンラインに切り替えるという方法もおすすめです。

タイプB：継続服用中で忙しい、誰にも会わずに手軽に手に入れたい

このタイプの方は、「利便性」と「プライバシー」を最優先できます。

• おすすめの購入場所：オンライン診療（定期便）

一度ピルの服用経験があり、副作用などもなく安定している方は、オンライン診療の定期便が圧倒的に便利です。
通院の手間や時間が一切かからず、24時間いつでも診察予約が可能です。
また、自宅のポストに届くため、家族にもバレにくい「プライバシー梱包」対応のサービスを選べば、誰にも知られずに継続できます。
ただし、1年に1回程度は血液検査のため、対面診療を受けることを推奨するオンラインサービスも多いです。

タイプC：すぐにアフターピルが欲しい、時間との勝負である

このタイプの方は、「スピード」を最優先すべきです。

• おすすめの購入場所：時間帯による使い分け

＜昼間・平日＞：近隣の婦人科クリニックに電話で連絡し、「今日中にアフターピルを希望」と伝え、すぐに駆けつける。
＜夜間・休日＞：24時間対応のオンライン診療サービスを利用し、最短配送が可能なサービスを選ぶ。ただし、手元に届くまでの時間を確認すること。
アフターピルは72時間や120時間という制限があるため、「今すぐ診察を受けられる場所」と「最短で薬を受け取れる方法」を瞬時に判断することが命綱となります。

購入場所の選び方まとめ表

最終的に、それぞれの購入場所がどんなニーズにマッチしているかを表にまとめました。

購入場所	向いている人	最も重視できる点
病院・クリニック	初めて服用する人、不安が大きい人、リスク要因（持病など）がある人	安全性、専門的な相談、詳細な検査
オンライン診療	継続服用中の人、忙しい人、費用を抑えたい人、プライバシーを重視する人	利便性、時間・場所の自由、費用対効果
薬局・ドラッグストア	（現時点では低用量ピルは不可）緊急時のアフターピル試験販売を利用したい人	緊急時のスピード（導入店舗が近くにある場合）

ピルに関するQ&A！初めての人が抱える素朴な疑問を解決

ピルを始めるにあたって、購入方法以外にも、副作用や飲み始めのタイミングなど、様々な疑問や不安があるかと思います。
このセクションでは、モモストアに寄せられることの多い、ピルに関する「素朴だけど大事な疑問」をQ&A形式でまとめて解決していきます。
これらの疑問を解消して、安心してピルライフをスタートさせましょう！

Q1: ピルを飲み始めたらすぐに避妊効果がありますか？

A: 飲み始めのタイミングによります。
低用量ピルは、通常、月経が始まった日（生理初日）から飲み始めると、飲み始めたその日から避妊効果が得られるとされています。
しかし、生理開始から2日目〜5日目までに飲み始めた場合、避妊効果が得られるのは「飲み始めてから7日間連続で服用した後」となります。
最初の1週間は他の避妊法（コンドームなど）を併用することが推奨されています。この「7日間ルール」は非常に重要なので、医師や薬剤師からしっかり指導を受けましょう。
また、初めてピルを飲む際は、不正出血などの副作用が出ることがありますが、多くは一時的なものなので過度に心配しないでくださいね。

Q2: ピルを飲むと太りますか？

A: 直接的に太る原因になるわけではありませんが、食欲が増すことがあります。
「ピル＝太る」というイメージを持っている方は多いですが、これは誤解です。最近の低用量ピルはホルモン量が非常に少なく、体重増加に直結する医学的根拠はほとんどありません。
しかし、飲み始めの頃に、ホルモンの影響で「食欲が増したように感じる」「水分を体に溜め込みやすくなる（むくみ）」といった症状が出ることはあります。
体重が増加したと感じる方の多くは、むくみによる一時的な体重増加か、食欲増加によるカロリー摂取量の増加が原因です。
ピル服用中は、規則正しい生活を心がけ、適度な運動を取り入れることで、体重コントロールは十分に可能です。もし気になる場合は、医師に相談してより低用量・低用量のピルに変更してもらいましょう。

Q3: 飲み忘れてしまったらどうすればいいですか？

A: 飲み忘れに気づいた時間によって対処法が異なります。
ピルは毎日ほぼ決まった時間に服用することが非常に大切です。

• 1日（24時間未満）の飲み忘れ：気づいた時点ですぐに前日分を飲み、当日の分も通常通り飲みます。つまり、その日は2錠飲むことになります。避妊効果は保たれます。
• 2日以上（48時間以上）の飲み忘れ：避妊効果が低下する可能性が高まります。気づいた時点ですぐに前日分を飲み、その後の服用は中止し、次の月経が来るまで他の避妊法を併用します。必ず医師に相談して、今後の服用方法の指示を仰ぎましょう。

飲み忘れを防ぐために、スマホのアラーム機能や、ピル専用のリマインダーアプリを活用するのがおすすめです。また、ピルケースに入れて持ち歩くなど、工夫してみてくださいね。

まとめ：自分に合った購入方法を見つけて、安心できる毎日を

この記事では、「ピルどこで買える？」という疑問を解決するために、ピルの種類から、購入場所（病院・オンライン・薬局）ごとの特徴、そして費用相場までを幅広く解説してきました。
最後に、最も重要なポイントを再確認しましょう。

ピル購入の決定打となる3つのポイント

ピルを安全に、そして快適に継続するために、以下の3つのポイントを基準にして購入場所を決定してください。

1. 安全性（対面診療）：初めての服用や健康に不安がある方は、詳細な検査と対面での相談ができる病院・クリニックを選びましょう。
2. 利便性（オンライン診療）：継続服用中で忙しい方は、自宅から手軽に処方を受けられ、定期便で飲み忘れを防げるオンライン診療を選びましょう。
3. 費用（保険適用）：生理痛や月経不順など、治療目的の症状がある方は、保険適用となるLEP製剤について医師に相談し、費用負担を軽減できるか確認しましょう。

ピルはあなたの人生を豊かにする、非常に強力なツールです。妊娠の計画、生理の悩み、PMSのコントロールなど、様々な面であなたの生活をサポートしてくれます。
ただし、その効果を最大限に引き出し、安全に服用を続けるためには、自己判断をせずに、必ず日本の医療機関で医師の処方を受けることが絶対条件です。
安さや手軽さだけを求めて個人輸入に手を出すのは、絶対にやめましょう。
モモストアは、あなたが自分自身の体と向き合い、納得のいく方法でピルを手にし、安心できる毎日を送れるよう応援しています。