ダンボールはどこで売ってる?用途別のおすすめ購入場所と失敗しない選び方

ダンボールはどこで売ってる?用途別のおすすめ購入場所と失敗しない選び方

こんにちは、モモストアです!
引っ越しや荷物の発送、部屋の整理整頓など、「ダンボールが急に必要になった!」という経験はありませんか?
いざ買おうと思っても、コンビニにはないし、ホームセンターまで行く時間もない…と困ってしまう方も多いのではないでしょうか。

この記事では、ダンボールがどこで売っているのかを徹底的に解説します!
購入場所ごとのメリット・デメリット、さらに失敗しないダンボールの選び方や、無料で手に入れる裏技まで、詳しくご紹介していきますね。
この記事を読めば、もうダンボール探しで悩むことはありません!

この記事のポイント
・ダンボールが買える主要な販売場所を知ることができます。
・ホームセンターや100均、ネット通販など、場所ごとの特徴が分かります。
・引っ越しや発送など、用途に合わせた最適なダンボールの選び方が分かります。
・無料でダンボールをゲットする方法がわかります。
・ダンボールと一緒に買うべき梱包材がわかります。

ここからは、さっそく、ダンボールの購入場所について詳しく見ていきましょう!

  1. ダンボールはどこで買える?主要な購入場所を徹底比較!
    1. ダンボールが売っている主な実店舗とオンライン
  2. 【ホームセンター編】カインズ・コーナンなどで買うメリットとデメリット
    1. ホームセンターの最大の強みは「サイズと種類の豊富さ」
    2. ホームセンターで購入する際の注意点
      1. 基本は持ち帰りが必要
      2. 専門通販サイトより割高な場合がある
  3. 【100円ショップ編】ダイソーやセリアの小型ダンボールのサイズとコスパ
    1. 100均ダンボールは「フリマアプリ発送」に最適
    2. コスパと注意点:専門品と比べると強度はやや劣る?
  4. 【ドラッグストア・コンビニ】急いでいる時の意外な販売状況と手軽さ
    1. ドラッグストアは「販売」よりも「無料提供」の可能性大!
    2. コンビニで買えるのは「宅急便コンパクト専用箱」がメイン
  5. 【オンラインショップ】大量・特殊サイズならAmazonや専門通販が最強!
    1. Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングのメリット
    2. 専門通販サイトの利用でさらにコストを抑える
  6. 郵便局(ゆうパック)の箱はダンボールとして活用できる?
    1. ゆうパック・宅急便の「専用資材」の特徴
    2. 一般的な引越しや収納に使うのはどう?
  7. 引越し用ダンボールの選び方!失敗しないための3つのチェックポイント
    1. チェックポイント1:サイズは「大小」で明確に使い分ける
    2. チェックポイント2:強度(材質)を必ず確認する
    3. チェックポイント3:便利な「機能性」に注目する
  8. 発送用ダンボールを選ぶときのサイズ規格と強度の基準
    1. 発送方法別のサイズ規格とコスト
    2. フリマアプリで送料を節約するための箱選び
    3. 高強度ダンボールが必要なケース
  9. ダンボールを無料で手に入れる!お店でもらうための賢い交渉術
    1. 無料でもらえるお店は主に4つのタイプ
    2. 成功率を上げる「賢い交渉術」と「注意点」
      1. 忙しい時間を避ける
      2. 丁寧な言葉遣いで「廃棄予定のものを」と伝える
      3. 清潔で状態の良いものを選ぶ
  10. フリマアプリ(メルカリ・ラクマ)で売るための梱包材の準備
    1. 梱包の基本:ダンボール+必須アイテム
    2. フリマ用ダンボールは「セット買い」が効率的
    3. 梱包が丁寧だと「評価」が上がる!
  11. ダンボールと合わせて買いたい!梱包に必須のおすすめアイテム
    1. 強度と使いやすさを決める「粘着テープ」
    2. 荷物を守る「緩衝材」
    3. 引越しを効率化する「その他アイテム」
  12. 使わないダンボールを捨てる時のルールと注意点
    1. ダンボールは「資源ごみ」として捨てるのが基本
    2. 個人情報や伝票の処分に注意!
  13. 【モモストア解説】ダンボールの豆知識とプチDIY活用法
    1. 意外と知らない!ダンボールの豆知識
    2. ダンボールを使ったお手軽なプチDIY活用法
      1. 緊急時の断熱材として
      2. 引き出し内の仕切り(ディバイダー)として
      3. 子供の遊び道具・知育玩具として

ダンボールはどこで買える?主要な購入場所を徹底比較!

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「ダンボールが売っている場所」と一口に言っても、実は選択肢はたくさんあります。
それぞれに得意なサイズや価格帯、購入方法が異なりますので、ご自身の用途や、今すぐ必要なのか、大量に欲しいのか、といった状況に合わせて選ぶのが賢明です。

ダンボールが売っている主な実店舗とオンライン

ダンボールを購入できる場所は、大きく分けて「実店舗」と「オンライン」の2つに分類できます。
それぞれの場所でどのような特徴があるのかを、まずはざっくりと把握しておきましょう。

実店舗で購入するメリット・デメリット

実店舗の最大のメリットは、「今すぐ手に入る」という点です。
サイズや強度を実際に目で見て確認できるため、失敗が少ないのも魅力ですね。
しかし、大型のダンボールをたくさん買うと、「持ち帰りが大変」という大きなデメリットが伴います。車がないと、なかなか難しいですよね…。

種類 特徴 主なサイズ
ホームセンター 種類・サイズが豊富。引越しセットや大物もあり。 60〜160サイズ、引越し用
100円ショップ 小ロット・低価格。手軽に買えるがサイズは限定的。 60〜80サイズが中心
郵便局・宅配業者 発送規格に合った専用箱。確実に送れる安心感。 ゆうパック、宅急便コンパクトなど

オンラインで購入するメリット・デメリット

Amazon、楽天市場、専門通販サイトなど、オンラインでの購入は、「自宅まで届けてもらえる」のが何より便利です。
特に引っ越しなどで大量に必要な場合や、特殊なサイズ・高強度のものが欲しい場合は、オンラインショップが圧倒的に品揃え豊富で、価格も安くなる傾向があります。
ただし、すぐに必要な場合は到着までのリードタイムを考慮する必要があるのと、実際に触って強度を確認できないのがデメリットですね。

このように、どこで購入するかは、「いつまでに、どれくらいの量とサイズのダンボールが必要か?」で決めるのがベストです。

ここからは、それぞれの店舗について、モモストアが詳しく解説していきますね!

【ホームセンター編】カインズ・コーナンなどで買うメリットとデメリット

急ぎでダンボールが欲しい!大きなサイズが必要だ!という時に、まず頭に浮かぶのがホームセンターではないでしょうか。
カインズ、DCM、コーナン、コメリといった大手ホームセンターでは、基本的にダンボールを豊富に取り揃えています。

ホームセンターの最大の強みは「サイズと種類の豊富さ」

ホームセンターが他の店舗と決定的に違うのは、その品揃えの幅広さにあります。

ホームセンターで手に入るダンボールの特徴

  • 大型サイズ:160サイズやそれ以上の大きなサイズも取り扱っていることが多いです。
  • 用途別セット:引っ越し用として、大小のサイズがセットになった商品も販売されています。
  • 強度違い:一般的なものから、重い荷物にも耐えられる強化タイプまで選べます。
  • 梱包資材も一緒に揃う:ガムテープ、緩衝材(プチプチ)、カッター、結束バンドなど、梱包に必要なものがすべて同じ売り場や近くで手に入るのも大きなメリットです。

特に「引越しセット」は、どれくらいの量が必要か計算するのが面倒な方にとっては非常に便利です。
もし、今週末に引っ越しを控えていて、まだ何も準備できていないという状況なら、迷わずホームセンターに足を運んでみましょう。

ホームセンターで購入する際の注意点

とても便利なホームセンターですが、いくつか注意しておきたい点があります。

基本は持ち帰りが必要

先ほどもお伝えしましたが、大量に購入した場合は持ち帰りが大変です。
車がない、または軽自動車などで大きなダンボールを何十枚も運ぶのは、かなり骨が折れる作業になります。

この問題を解決するために、最近では多くのホームセンターが「ネット注文・店舗受取」や、「配送サービス」を提供しています。
例えば、ホームセンター大手のカインズの公式サイトでは、ダンボールのサイズを比較しながらネットで注文し、自宅へ配送してもらうことができます。特に大量に必要な場合は、送料を考慮しても配送サービスを利用した方が楽で、結果的に安く済むこともありますよ。

専門通販サイトより割高な場合がある

一枚単位で購入できるのは便利ですが、大量購入する場合は、ダンボールの専門通販サイトやAmazonなどのオンラインショップの方が、一枚あたりの単価が安くなるケースが多いです。
10枚や20枚程度の少量ならホームセンターが便利ですが、50枚以上必要なら、一度オンラインの価格と比較検討してみることをおすすめします。

【モモストアの結論】
ホームセンターは、「今すぐ欲しい人」「サイズや強度を実際に確認したい人」、そして「梱包資材を一箇所で済ませたい人」に最適です。

【100円ショップ編】ダイソーやセリアの小型ダンボールのサイズとコスパ

ちょっとした荷物の発送や、小物整理にダンボールが1~2枚だけ欲しい、という時には、100円ショップが強い味方になります。
ダイソー、セリア、キャンドゥなど、どこでも手軽に立ち寄れるのが魅力ですよね。

100均ダンボールは「フリマアプリ発送」に最適

100円ショップで販売されているダンボールは、主に小型〜中型サイズ(60サイズ〜80サイズ程度)が中心です。
大型のものはほとんど見かけませんが、特にフリマアプリで利用するような小型の荷物を送るには、サイズ感がぴったりで非常に便利です。

100円ショップで見つかる主なサイズと用途

サイズ目安 用途 向いているフリマ便
小型(ネコポス/ゆうパケット相当) アクセサリー、薄手の衣類、文庫本、CD/DVD ネコポス、ゆうパケット
中型(60サイズ) Tシャツ数枚、化粧品、小型フィギュア、雑貨 宅急便コンパクト、ゆうパック60サイズ
A4サイズ(厚さ3cm以内) 書類、雑誌、薄いトレーナーなど ネコポス/ゆうパケットMAX

特にダイソーは、フリマアプリの発送規格に合わせたダンボール箱を意識的にラインナップしている印象があります。
送料を少しでも抑えたい場合、「規定サイズギリギリのダンボール」を見つけることが重要ですが、100均ならそうしたニーズに応える商品が見つかりやすいです。

コスパと注意点:専門品と比べると強度はやや劣る?

100円(またはそれ以上)でダンボールが買えるのは、確かにコスパが良いと感じますが、専門の通販サイトなどで大量購入した際の「一枚あたりの単価」と比べると、実は割高になることもあります。

また、強度の面でも、プロ仕様のダンボール(K5/Aフルートなど)と比べると、100均のものは若干薄く、強度が劣る傾向にあります。

  • 重い荷物(本や食器など):重さで底が抜けたり、潰れたりする可能性があるため、あまりおすすめできません。
  • デリケートな精密機器:十分な緩衝材と補強(ガムテープを十字に貼るなど)が必要です。

「ちょっとした小物」「軽い衣類」を送るには十分ですが、大切なものを遠方に送る際や、引越しで重ねて運ぶ必要がある場合は、ホームセンターや専門サイトで購入した、より強度の高いダンボール(Google検索へ)を選ぶ方が安心です。

【モモストアの結論】
100円ショップは、「少量だけ欲しい人」「フリマアプリの発送に使う小型サイズを探している人」、そして「今すぐ手軽に手に入れたい人」に最適です。ただし、強度には少し注意しましょう。

【ドラッグストア・コンビニ】急いでいる時の意外な販売状況と手軽さ

ホームセンターや100円ショップが近くにないけど、急いでダンボールが欲しい…そんな時、普段の生活圏にあるドラッグストアやコンビニは、頼れる存在になり得るのでしょうか?
モモストアが調べた結果と、裏技的な情報をご紹介します!

ドラッグストアは「販売」よりも「無料提供」の可能性大!

マツモトキヨシやスギ薬局、ウエルシアなどのドラッグストアでは、基本的にダンボール自体を商品として販売しているケースは非常に稀です。
しかし、ダンボールを「もらえる」可能性は非常に高いです。

ドラッグストアが狙い目な理由

  • 毎日大量の荷物が入荷する:飲料、トイレットペーパー、洗剤など、かさばる商品が多く、毎日大量のダンボールが発生します。
  • 頑丈なダンボールが多い:特に飲料や洗剤は重量があるため、使われているダンボールの強度が高い傾向にあります。
  • サイズが均一なことが多い:トイレットペーパーやペットフードの箱など、同じ商品が繰り返し入荷するため、同じサイズのダンボールを複数枚手に入れやすいです。

販売目的ではないため、必ず店員さんに声をかけて、「廃棄する予定のダンボールを分けていただけませんか?」と尋ねてみましょう。
ただし、店舗によってはリサイクル業者との契約で外部への提供を断っている場合もあるので、まずは丁寧に確認することが大切です。

コンビニで買えるのは「宅急便コンパクト専用箱」がメイン

セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートなどのコンビニエンスストアでは、一般的なダンボール(60サイズや100サイズ)は販売していません。
しかし、一部店舗では、ヤマト運輸の「宅急便コンパクト専用箱」や、日本郵便の「ゆうパケットプラス専用箱」といった、配送サービス専用の資材を販売していることがあります。

  • 宅急便コンパクト専用箱:薄型とボックス型の2種類があり、手軽に発送できるのが魅力。価格は70〜80円程度です。
  • ゆうパケットプラス専用箱:厚みのあるものも送れるサイズで、価格は65円程度です。

「A4サイズ以下の荷物を送りたい」という目的が明確であれば、コンビニで専用箱を購入するのは非常に手軽で便利です。
特に、深夜や早朝など、他の店舗が閉まっている時間帯に急に必要になった時には、コンビニが最後の砦となってくれます。

ただし、コンビニでゆうパックの箱(Google検索へ)が買えるわけではありませんので、ご注意くださいね。

【モモストアの結論】
販売目的のダンボールは少ないですが、「宅急便コンパクトなどの専用箱が欲しい人」や、「廃棄ダンボールを無料でもらいたい人」にとっては、ドラッグストアやコンビニは利用価値の高い場所と言えます。

【オンラインショップ】大量・特殊サイズならAmazonや専門通販が最強!

「何十枚も必要」「特殊なサイズや高強度のものが欲しい」「とにかく安く済ませたい」という方は、迷わずオンラインショップを利用しましょう!
実店舗にはない圧倒的な品揃えと価格競争力が最大の魅力です。

Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングのメリット

大手ECサイトのメリットは、その「スピード」と「選択肢の多さ」です。

  • 価格比較が容易:多くのダンボール業者が参入しているため、サイズや枚数で検索すれば、一番安い商品がすぐに見つかります。
  • レビューで強度確認:実際に購入した人のレビュー(「本を入れても大丈夫だった」「すぐに底が抜けた」など)を見て、強度の目安をある程度把握できます。
  • 最短翌日配送:プライム会員やあす楽対応商品を選べば、注文した翌日には届くことも多く、急ぎの場合でも助かります。

特に引っ越しシーズンなど、ホームセンターからダンボールが品切れになってしまう時期でも、オンラインでは在庫が確保されていることが多いので安心です。

ここでポイントなのは、ECサイトで「ダンボール」と検索すると、「ダンボール専門業者」が出品している商品が多くヒットするということです。
専門業者は、サイズ規格が非常に細かく、強度(K5, C5など)やフルート(Aフルート、Bフルートなど)の種類も選べるため、プロが使うような高品質なダンボールを手に入れることができます。

専門通販サイトの利用でさらにコストを抑える

Amazonや楽天市場の他にも、「ダンボールワン」や「アースダンボール」といったダンボール専門の通販サイトも存在します。
これらのサイトは、大量購入する際の単価がECサイトよりもさらに安くなる傾向があります。

専門通販サイトの主なメリット

メリット 内容
カスタムサイズ対応 ミリ単位で希望のサイズをオーダーできることが多い。
オリジナル印刷 ロゴや注意書きなどのオリジナル印刷を依頼できる。(ビジネス用途)
高強度な特殊品 二重構造(Wフルート)やトライウォールなど、超重量物向けの特殊なダンボールも取り扱う。

「うちの商品にぴったりの箱が欲しい」といった法人利用や、美術品など壊れやすいものを送るなど、非常に高い品質や特殊な形状を求める場合は、専門通販サイトが最も適しています。

また、オンラインショップでは中古のダンボールを取り扱う業者や、メルカリでも梱包材セット(Google検索へ)が出品されていることもあるので、コストを徹底的に抑えたい方はチェックしてみる価値がありますよ。

【モモストアの結論】
オンラインショップは、「大量購入でコストを抑えたい人」「特殊なサイズ・高強度のダンボールが必要な人」、そして「持ち帰りの手間を省きたい人」にとって最強の選択肢です。

郵便局(ゆうパック)の箱はダンボールとして活用できる?

宅配便のサービスを提供している場所といえば、郵便局(日本郵便)やヤマト運輸、佐川急便などの営業所です。
これらの場所で販売されている箱は、もちろんダンボールとして活用可能ですが、いくつか「専用品ならではの制約」があるため、知っておくと便利です。

ゆうパック・宅急便の「専用資材」の特徴

郵便局や宅配業者が提供しているダンボールは、主に「その業者のサービス規格に合わせた専用の資材」です。

郵便局(ゆうパック)の場合

  • 箱の種類:ゆうパック専用箱(大・中・小)、ゆうパケットプラス専用箱などがあります。
  • メリット:配送規格にぴったり合っているので、サイズオーバーの心配がありません。比較的安価に設定されています。
  • デメリット:箱にサービス名(ゆうパック)やロゴが印刷されているため、別の用途(収納やフリマ発送)で使いたい場合に、ロゴが気になることがあります。また、サイズの種類はそれほど多くありません。

特にゆうパックの専用箱は、頑丈で使いやすいと評判です。
もし、荷物を発送する予定が決まっていて、サイズも規格内に収まることが分かっているなら、郵便局の窓口やオンラインショップ(Google検索へ)で購入するのが最も確実です。

一般的な引越しや収納に使うのはどう?

結論から言うと、郵便局や宅配業者の専用箱を、引越しや自宅での収納に使うことはできます
特に「ゆうパック大」の箱などは、引越し用ダンボールの100サイズ程度に近いため、重すぎない荷物を詰めるのに重宝します。

しかし、コスト面を考えると、専用箱は一枚あたりの単価がやや高めになる傾向があります。
例えば、引越しで50枚も必要な場合、専門業者から大量購入した方が、トータルコストは大幅に抑えられます。

【ポイント】
「発送する」ことが目的であれば、郵便局や宅配業者の箱は最適です。
「引っ越しや収納」が目的であれば、ホームセンターやオンラインショップで無地のものを買った方が、コストと見た目の観点から優位です。

これらの場所では、ダンボールと一緒に便利なガムテープなども購入できます。

引越し用ダンボールの選び方!失敗しないための3つのチェックポイント

さて、ここからは購入場所を離れて、実際にダンボールを選ぶ際の具体的なポイントについて解説していきます。
特に「引っ越し」はダンボールが大量に必要になるため、間違った選び方をすると、作業効率が落ちたり、大切な荷物が破損したりするリスクが高まります。
引越しを成功させるために、失敗しないための3つのチェックポイントを確認していきましょう!

チェックポイント1:サイズは「大小」で明確に使い分ける

引越し用ダンボールは、全て同じサイズにするのではなく、「重いもの用(小)」と「軽いもの用(大)」の2種類を用意することが基本です。

サイズ目安 適切な荷物 避けるべき荷物
小型(100サイズ以下) 本、雑誌、食器、調理器具など、まとめると重くなるもの 衣類、タオル、布団などかさばるもの
大型(120〜140サイズ) 衣類、寝具、ぬいぐるみ、かさばる雑貨など、軽いが大きいもの 本や食器などの重量物(重すぎて底が抜ける危険がある)

もし、大きなダンボールに本をパンパンに詰めてしまうと、底が抜けるだけでなく、作業員が持ち上げられず、腰を痛める原因にもなりかねません。
運ぶ人の負担を減らすためにも、重いものは「小型」に、軽いものは「大型」に、としっかり意識して使い分けましょう。

チェックポイント2:強度(材質)を必ず確認する

ホームセンターやオンラインでダンボールを購入する場合、材質の表示をチェックすることが重要です。
ダンボールの強度は、使用されている紙の質(ライナーの質)と厚み(フルート)で決まります。

  • 一般的な強度:K5/Aフルート(厚さ約5mm)やC5/Aフルートあたりが標準的です。
  • 高強度が必要な場合:精密機器や貴重品、長期間の保管を目的とするなら、K6や二重構造(Wフルート)を選ぶと安心です。

特に無料でもらったダンボールや100均のダンボールは、強度が低いものが多いので、食器などのデリケートな荷物を詰める際は、底をガムテープで十字に補強するなど、必ず対策をしてください。

チェックポイント3:便利な「機能性」に注目する

最近の引越し用ダンボールは、ただの箱ではなく、様々な便利機能がついています。

あると便利な機能性ダンボール

  • 手穴付き(持ち手付き):ダンボールの側面に持ち手となる穴が開いているタイプ。運搬が格段に楽になり、重くても比較的運びやすいです。
  • 記入欄付き:中身や搬入先(「寝室」「リビング」など)を大きく書き込めるスペースがあらかじめ印刷されているタイプ。マジックで探す手間が省けます。
  • ハンガーボックス:スーツやコートをハンガーにかけたまま運べる特殊なダンボール。シワをつけたくない衣類が多い場合に非常に役立ちます。

機能性の高いダンボールは、少し価格が上がりますが、引越し当日のストレスを大きく軽減してくれますので、ぜひ検討してみてくださいね。

発送用ダンボールを選ぶときのサイズ規格と強度の基準

引越しとは異なり、フリマアプリやネットオークションで商品を発送する際も、ダンボール選びは非常に重要です。
発送目的の場合、最も重視すべきは「送料を抑えるためのサイズ規格」です!
規格を1cmでも超えてしまうと、送料が大幅に上がってしまう可能性があるため、選び方には細心の注意を払いましょう。

発送方法別のサイズ規格とコスト

日本で一般的に使われる主な配送サービスには、それぞれ厳密なサイズ規格が定められています。
ダンボールのサイズは、「縦・横・高さの3辺合計」で決まることが多いです。

主要な宅配便のサイズ規格
サイズ呼称 3辺合計(目安) 重さ(目安)
60サイズ 60cm以内 2kg以内
80サイズ 80cm以内 5kg以内
100サイズ 100cm以内 10kg以内

例えば、商品を梱包した箱が80サイズ(3辺合計80cm)で収まるのに、間違って100サイズの箱を使ってしまうと、送料は100サイズの料金が適用されてしまいます。
オンラインショップやホームセンターでダンボールを買う際は、必ず「3辺合計が何cmまでか」が明記されている商品を選ぶようにしましょう。

フリマアプリで送料を節約するための箱選び

メルカリやラクマなどのフリマアプリでは、独自の配送方法(ネコポス、ゆうパケット、宅急便コンパクトなど)が用意されており、これらを活用することで送料を大幅に節約できます。

節約に役立つ梱包材の選び方

  • ネコポス/ゆうパケット(ポスト投函)厚さ3cm以内の箱や封筒を使います。薄手の衣類、本、アクセサリーなどに最適です。100円ショップで専用の薄型ダンボールが売られています。
  • 宅急便コンパクト/ゆうパケットプラス(専用箱):コンビニや郵便局で専用箱を購入します。送料はサイズに関わらず固定なので、専用箱に収まれば非常にお得です。

これらの専用規格のダンボールは、一般のダンボールと異なり、サイズが固定されているため、商品に合わせて選ぶのではなく、「この箱に収まるかどうか」で判断する必要があります。
少しでもコストを抑えたい方は、まず専用箱に挑戦してみることをおすすめします。

高強度ダンボールが必要なケース

発送用ダンボールでも、強度にこだわるべきケースがあります。

  • 陶器やガラス製品など壊れやすいもの:通常のダンボールでは輸送中に破損するリスクがあるため、二重構造や高強度のライナー(K6など)を使ったダンボールを選びましょう。
  • 海外発送:国内輸送よりも衝撃や湿気に晒されるリスクが高いため、必ず高強度のものを選んでください。

発送用のダンボールは、専門のオンラインサイト(Google検索へ)で「発送用」や「宅配サイズ」といったカテゴリから探すと、規格に合ったものを見つけやすいですよ。

ダンボールを無料で手に入れる!お店でもらうための賢い交渉術

「購入するほどではない」「とにかく費用をかけたくない」という場合は、お店で廃棄されるダンボールを無料でもらうという方法があります!
ただし、闇雲にもらいに行っても断られてしまうことも。ここでは、確実に、そして気持ちよくダンボールを無料で手に入れるための賢い交渉術をご紹介します。

無料でもらえるお店は主に4つのタイプ

無料でダンボールをもらえる可能性が高いお店は、毎日大量の商品を仕入れている店舗です。

無料でダンボールがもらえる可能性の高い店舗

店舗タイプ もらえる可能性が高い箱 入手のコツ
スーパーマーケット 均一サイズが多く、食品が入っていたため清潔なものも多い。 サービスカウンターやレジ袋詰めコーナーの近くを確認。
ドラッグストア 飲料やトイレットペーパー用など、やや大きめで頑丈な箱が多い。 店員さんに声をかける(バックヤードにある場合が多い)。
ホームセンター 工具や資材など、耐久性の高い商品が入っていた頑丈な箱。 店舗によっては回収ボックスを設置している場合も。
家電量販店 特殊な形や大型の箱、テレビなど家電の緩衝材も一緒に手に入る可能性。 大型家電の納品後など、入荷が多い時を狙う。

特にスーパーやドラッグストアは狙い目です。
スーパーでは、レジ横のサッカー台(袋詰めコーナー)に「ご自由にお持ちください」と置いてあることが多いので、気軽に持って帰れます。

成功率を上げる「賢い交渉術」と「注意点」

お店のスタッフに声をかける場合は、以下の点に注意することで、成功率が格段に上がります。

忙しい時間を避ける

お店が最も忙しい時間帯(例:スーパーの夕方、コンビニのランチタイム)は、スタッフも手が離せず、対応してもらえない可能性が高いです。
開店直後の午前中や、平日のお昼過ぎなど、比較的空いている時間帯を狙って訪問しましょう。

丁寧な言葉遣いで「廃棄予定のものを」と伝える

「ダンボールをください」とだけ言うよりも、「引っ越しで必要なのですが、もし廃棄される予定のダンボールがあれば、分けていただくことは可能でしょうか?」と丁寧に尋ねるのがベストです。
お店側も、廃棄の手間が省けるというメリットがあるため、快く提供してくれることが多いです。

清潔で状態の良いものを選ぶ

もらえるダンボールの中には、生鮮食品の汁が漏れていたり、虫がついている可能性があるものもあります。
特に再利用する場合は、できるだけ汚れがなく、角が潰れていない状態の良いものを選びましょう。

また、大量に必要な場合は、1店舗で無理にたくさんもらおうとせず、数店舗を回って少しずつ集めるのがモモストア流のおすすめの方法です。

フリマアプリ(メルカリ・ラクマ)で売るための梱包材の準備

最近では、メルカリやラクマなどのフリマアプリで、個人の方が気軽に商品を売買するのが当たり前になりました。
商品を無事に、そしてきれいに購入者の元へ届けるには、梱包材の準備が売上を左右する重要なカギとなります。
ここでは、フリマアプリで「売れる人」になるための梱包材の揃え方をご紹介します!

梱包の基本:ダンボール+必須アイテム

フリマアプリでの梱包は、商品を保護しつつ、送料を最小限に抑えることが求められます。
基本となる梱包材の組み合わせは以下の通りです。

フリマ梱包の3種の神器

  • ① ダンボール(または袋):商品のサイズに合った箱。小さければ専用箱や紙袋でもOKです。
  • ② 緩衝材:プチプチ(エアキャップ)や新聞紙、クッションペーパーなど。商品を衝撃から守ります。
  • ③ 粘着テープ:ガムテープやOPPテープ。箱をしっかり閉じ、強度を高めます。

特に力を入れるべきは、「商品のサイズにぴったり合った箱を選ぶ」ことです。
箱が大きすぎると、輸送中に商品が箱の中で動き、破損の原因になったり、無駄に高い送料を払うことになります。

フリマ用ダンボールは「セット買い」が効率的

フリマアプリで継続的に商品を発送する場合、サイズの異なるダンボールや梱包材のセットをまとめて購入しておくと、非常に効率的です。

  • ネコポス/ゆうパケット用のセット:薄型ダンボール、OPP袋、小さなプチプチなどがまとまったセット。
  • 60〜80サイズ用のセット:中型ダンボール、ガムテープ、クッションペーパーなどがまとまったセット。

これらのセット商品は、Amazonや楽天市場、そしてメルカリの公式ストア(Google検索へ)でも販売されています。
バラバラに買うよりも安く、必要なものが一度に揃うため、モモストアもおすすめです。

梱包が丁寧だと「評価」が上がる!

購入者は、商品そのものだけでなく、「梱包の丁寧さ」も評価の対象にしています。

  • ダンボールに隙間なく緩衝材を詰める。
  • 水濡れ防止のために商品をビニール袋に入れる。
  • ダンボールの開け口に「ありがとう」などのメッセージを添える。

こうしたちょっとした心遣いが、良い評価につながり、「この人からまた買いたい」と思ってもらえます。
ダンボールの底抜け防止はもちろん、購入者の満足度を上げるためにも、梱包は丁寧に行いましょう。

ダンボールと合わせて買いたい!梱包に必須のおすすめアイテム

ダンボール箱だけ手に入れても、梱包は完了しません!
安全かつスムーズに荷造り・発送を行うためには、ダンボールと合わせて用意すべき「必須アイテム」がいくつかあります。
ここでは、モモストアが厳選する、ぜひ揃えておきたいアイテムをご紹介しますね!

強度と使いやすさを決める「粘着テープ」

ダンボールのフタを閉じるテープは、ダンボールの強度を左右する重要なパーツです。

梱包テープの種類と特徴
テープの種類 特徴 用途
OPPテープ(透明/茶色) 粘着力が非常に強く、水濡れにも強い。 重い荷物、湿気対策、長期保管。
布テープ(ガムテープ) 手で簡単に切れるため、作業性が高い。文字も書きやすい。 引っ越し、軽〜中程度の荷物。
クラフトテープ 紙製で安価。粘着力が弱いため、軽い荷物限定。 軽い荷物の封緘、仮止め。

引っ越しや重い荷物には、OPPテープや布テープ(ガムテープ)を使うのが基本です。
特にOPPテープは透明なので、ダンボールに印刷された文字を隠さずに済み、見た目もきれいに仕上がります。

荷物を守る「緩衝材」

大切な荷物を守るためには、緩衝材が欠かせません。

  • プチプチ(エアキャップ):定番の緩衝材。食器やガラス製品、家電など、壊れやすいものを包むのに最適です。
  • 新聞紙・チラシ:丸めて隙間に詰めれば立派な緩衝材に。コストゼロなのが魅力ですが、インクが商品に付着しないように注意が必要です。
  • バラ緩衝材(発泡スチロール):箱の隅々まで隙間を埋めるのに便利。非常に軽いものを送る際に有効です。

緩衝材は、ダンボールと商品の間に必ず「クッションとなる層」を作るイメージで、惜しみなく使用しましょう。
特に箱の底には厚めに敷き詰め、衝撃を吸収できるようにするのがポイントです。

引越しを効率化する「その他アイテム」

引っ越し作業をスムーズにするための脇役たちも重要です。

  • 油性マジック:ダンボールに中身や「ワレモノ注意」「上積み厳禁」などを大きく記入するために使います。
  • カッター:テープを切る、ダンボールのサイズを微調整するなど、必須のアイテムです。
  • 軍手:手を保護するため。特に無料でもらったダンボールにはホチキス針などが残っている場合があるので安全のためにも使ってください。

これらのアイテムは、全てホームセンターやオンラインショップでダンボールと同時に購入できますので、買い忘れのないようにチェックリストを作っておくと安心です。

使わないダンボールを捨てる時のルールと注意点

引っ越しやネットショッピングで大量に増えたダンボールは、使用後、できるだけ早く処分したいですよね。
しかし、ダンボールの捨て方は、地域によってルールが異なるため、住んでいる場所の自治体のルールを必ず確認する必要があります。

ダンボールは「資源ごみ」として捨てるのが基本

ほとんどの自治体では、ダンボールは「資源ごみ」または「集団回収」として扱われます。
燃えるごみとして出してしまうと、回収してもらえないだけでなく、環境への負荷も大きくなってしまいますので、必ず分別しましょう。

一般的なダンボールの処分手順

  1. 分解する:ダンボールを広げ、平らな状態にします。
  2. 異物を取り除く:ガムテープやビニールテープ、伝票、金具(ホチキスの針)などは、全て剥がしたり取り除いたりします。これらが付いているとリサイクルできません。
  3. 十字に縛る:平らにしたダンボールを重ね、紐(ひも)を使って十字にしっかり縛ります。
  4. 指定された日時に出す:自治体が指定した資源ごみの収集場所や、古紙回収の拠点に出します。

特に、ダンボールを縛る紐は、緩んでいると運搬中にバラけてしまう原因になるため、「きつく、緩まないように」結ぶことが重要です。

個人情報や伝票の処分に注意!

ダンボールを捨てる際に最も注意したいのが、「個人情報の含まれる伝票」です。

  • 荷物の送り主や自分の住所・氏名が記載された伝票は、必ず剥がし、シュレッダーにかけるか、塗りつぶして細かくちぎってから、燃えるごみとして処分してください。
  • ダンボールに直接マジックで住所や電話番号を書き込んだ場合は、その部分だけを切り取ってから処分しましょう。

個人情報保護の観点から、伝票を貼ったままダンボールを資源ごみに出すのは絶対に避けましょう。
また、一部の引っ越し業者では、使用済みの自社ダンボールを無料で回収してくれるサービスを提供している場合もあります。引越しを依頼した際は、事前に確認してみると便利ですよ。

【モモストア解説】ダンボールの豆知識とプチDIY活用法

最後に、ダンボールに関するちょっとした豆知識や、すぐに試せるプチDIY活用法をモモストアからご紹介します!
ダンボールはただの「箱」ではなく、私たちの生活に役立つ素晴らしい素材です。

意外と知らない!ダンボールの豆知識

ダンボール(段ボール)は、その名の通り「段(波型の中芯)」があることで、優れた機能性を発揮しています。

  • 衝撃吸収性:波型の中芯がバネのような役割を果たし、外部からの衝撃を吸収します。
  • 断熱性・保温性:中芯の空洞が空気の層となり、高い断熱性を持ちます。冬場の冷気を遮断するのに役立ちます。
  • 軽量性:同じ強度を持つ木箱などと比べて、非常に軽量です。

ちなみに、一般的にダンボールの側面には「フルート」と呼ばれる波型の層の種類を示す記号(A、B、Cなど)と、紙の強度を示す記号(K5、C5など)が印刷されていることがあります。
もしご自宅にダンボールがあれば、ぜひ裏側を見て確認してみてくださいね!

ダンボールを使ったお手軽なプチDIY活用法

使わないダンボールは、捨てる前にちょっとした生活雑貨として活用できます。

緊急時の断熱材として

窓のサイズに合わせてダンボールを切り、窓枠に立てかけるだけで、簡易的な断熱材になります。
冬場の窓からの冷気対策や、夏場の日差し避けに効果的です。

引き出し内の仕切り(ディバイダー)として

タンスや引き出しの中にダンボールを入れ、仕切りを作ることで、靴下や下着、文房具などがごちゃごちゃになるのを防げます
布やおしゃれな紙を貼れば、見た目もバッチリです。

子供の遊び道具・知育玩具として

大型のダンボールは、子供にとって最高の遊び場です。
「秘密基地」「おままごとキッチン」「ロボットの衣装」など、無限の想像力を育む道具になりますよ。

ダンボールを捨てる際は、個人情報に気をつけ、自治体のルールに従って正しくリサイクルしましょう!

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