ICOCAは京都のどこで買える？販売場所の全詳細と購入方法を徹底解説！

こんにちは！モモストアです。
京都観光や新生活を始めるにあたって、交通系ICカードのICOCAを手に入れたい！でも「どこで買えるの？」「地下鉄でも買える？」といった疑問を持っている方が多いのではないでしょうか？

この記事では、ICOCAを京都で確実に購入できる場所を徹底的に調査し、スムーズに手に入れるための裏ワザや、購入時に知っておきたいデポジットの仕組みまで、初心者の方にも分かりやすく解説していきます。
この記事を読めば、もうICOCAの購入で迷うことはありませんよ！

京都でICOCAを買える場所はどこ？主要な販売所を徹底解説！

京都でICOCAを購入したいと思ったとき、まず頭に浮かぶのは「JRの駅」ではないでしょうか？
結論から言うと、ICOCAはJR西日本が発行しているICカードなので、JR西日本の駅で購入するのが最も確実で簡単です。京都府内には多くのJR線が走っており、主要な駅であればたいてい購入することができますよ。

しかし、「JR以外では買えないの？」という疑問も当然出てきますよね。
実は、京都府内においては、JR以外にもICOCAの取り扱いがある私鉄の駅があります。特に観光や生活の拠点となる京都市内では、JR線だけでなく、私鉄や地下鉄、バスなどの交通機関が複雑に絡み合っているので、購入場所を正確に把握しておくことが非常に重要になります。

ここでは、京都府内でICOCAを新規購入（カード自体を初めて手に入れる）できる主要な場所と、その場所で販売されているICOCAの種類（通常ICOCA、こどもICOCA、定期券など）について、詳しく見ていきましょう。

ICOCA購入可能な場所の全体リストと購入のポイント

ICOCAは、原則としてICOCAエリア内にある駅でしか購入できません。京都府内は主要な交通網がICOCAエリアに属しているため、購入の選択肢は比較的豊富にありますよ。

購入場所を大きく分けると、以下の2つの場所がメインとなります。

京都府内におけるICOCAの主な購入場所

購入場所	具体的な駅名（京都府内）	購入できるICOCAの種類	購入方法
JR西日本の駅	京都駅、山科駅、長岡京駅、宇治駅、嵯峨嵐山駅など、 ICOCAエリアの全駅	通常ICOCA、こどもICOCA、ICOCA定期券	自動券売機、みどりの窓口（一部）
近畿日本鉄道（近鉄線）の駅	近鉄京都駅、竹田駅、新田辺駅など、 ICOCAエリアの主要駅	通常ICOCA、こどもICOCA、ICOCA定期券	自動券売機、特急券・定期券うりば（一部）

見てわかる通り、JR西日本の駅が圧倒的に多く、選択肢も豊富です。特に京都駅は、JR西日本と近鉄の両方が乗り入れているため、どちらの窓口や券売機でも購入のチャンスがあるということになります。

逆に、「ICOCAは買えないの？」と聞かれることが多い場所についても触れておきましょう。
京都市内を走る京都市営地下鉄や京都市バスでは、基本的にはICOCAの新規購入はできません。これらの交通機関では、ICOCAは「利用する」ことはできても、「販売する」ことはしていないため、注意が必要です。特に地下鉄や市バスをメインで利用する予定の方も、まずはJRや近鉄の駅でICOCAを手に入れる必要がありますね。

意外な購入場所の可能性はある？金券ショップやコンビニは？

通常、ICカードは駅以外で売られているイメージがないかもしれませんが、「金券ショップやリサイクルショップでICOCAが手に入るのでは？」と考える方もいるかもしれません。
しかし、ICOCA（および他の交通系ICカード）は、カードの残高や個人情報が紐づいているため、金券ショップやリサイクルショップで販売されることはありません。新品・中古問わず、ICOCA本体を正規ルート以外で手に入れることは不可能なので、そういったお店を探すのは時間の無駄になってしまいます。

また、多くの交通系ICカードは「無記名式」であっても、JRの規定に基づいて販売されています。そのため、コンビニエンスストアや一般の小売店での販売も行っていないのが現状です。これは、カード発行時のデポジット（預かり金）の取り扱いや、初期チャージの手続きが複雑になるためだと考えられます。

つまり、京都でICOCAを買いたいなら、「JR西日本の駅」か「近鉄線の駅」に絞るのが、最も賢明で確実な方法ということになりますね！
次の項目からは、それぞれの駅での詳しい購入方法を見ていきましょう。

もし京都旅行でICOCAをスムーズに使いたいとお考えなら、事前にチャージ方法や残高確認の方法を調べておくことをおすすめします！

ICOCAはJR京都駅構内でスムーズに手に入る？自動券売機と窓口のどちらがいい？

京都の玄関口であるJR京都駅は、ICOCAを購入する上で最も利便性が高く、確実に手に入る場所と言えます。観光客の方も、地元の方も、まずは京都駅での購入を検討するのがベストでしょう。しかし、京都駅は非常に広く、券売機も窓口も多数あるため、「どこでどう買えばいいの？」と迷ってしまう方も少なくありません。

この項目では、JR京都駅でのICOCA購入について、自動券売機とみどりの窓口それぞれのメリットと購入手順を詳しく解説していきます。あなたの状況に合わせて、最適な購入方法を選んでくださいね。

みどりの窓口での購入方法と営業時間

JR京都駅には、中央口や西口（地下）などに「みどりの窓口」があります。みどりの窓口で購入する最大のメリットは、対面でスタッフの方に質問しながら購入できる点です。特に、初めてICOCAを購入する方や、「こどもICOCA」や「ICOCA定期券」など、特殊なICOCAを購入したい方には非常におすすめです。

みどりの窓口での購入の流れ

1. 窓口を探す: JR京都駅の主要な改札口付近にあります。
2. スタッフに伝える: 「ICOCAを新規で購入したい」と伝えます。記名式にする場合は、その旨も伝えましょう。
3. 購入手続き: 申し込み用紙の記入（記名式・こどもICOCAの場合）や、身分証明書の提示（こどもICOCAの場合）を求められます。
4. 支払い: 原則として現金のみの支払いとなります。（デポジット500円＋初期チャージ額）
5. 受け取り: その場でICOCAを受け取って完了です。

注意点：
みどりの窓口は、朝の時間帯や夕方の帰宅ラッシュ時、観光シーズンの週末などは非常に混雑します。行列に並ぶ時間がもったいないと感じる方は、次に説明する自動券売機での購入を検討しましょう。

自動券売機での購入ステップと注意点

JR京都駅構内には、多くの自動券売機が設置されています。中でも、「ICOCA」と書かれた青い券売機や、一部の多機能券売機でICOCAを購入することができます。自動券売機での購入は、待ち時間が少なく、自分のペースで手続きができるのが大きな魅力です。

自動券売機でのICOCA購入手順

1. 券売機の選択: 「ICOCA」の表示がある券売機（または多機能券売機）に立ちます。
2. メニュー選択: 画面に表示される「ICOCA購入」または「新規ICOCA」のボタンをタッチします。
3. ICOCAの種類選択: 「無記名ICOCA」か「記名ICOCA」を選択します。記名式の場合は、画面の指示に従って氏名、生年月日、電話番号を入力します。
4. チャージ金額の選択: デポジット500円に加えてチャージする金額（1,000円、2,000円、3,000円など）を選択します。
5. 支払い: 現金（紙幣・硬貨）を投入します。クレジットカードでの購入はできません。
6. カード発行: ICOCAが発行され、おつりがあれば出てきて完了です。

券売機利用の注意点：
券売機でスムーズにICOCAを購入するには、操作に慣れていないと時間がかかってしまう可能性があります。特に「こどもICOCA」や「ICOCA定期券」の新規購入は、券売機では対応していない場合や、手続きが複雑になる場合があるため、これらの特殊なICOCAを購入したい場合は、迷わずみどりの窓口を利用するのがおすすめです。

どちらの方法を選ぶにしても、京都駅でのICOCA購入は非常に簡単です。ぜひ、あなたの旅行や通勤・通学に役立ててくださいね！

自動券売機での操作が心配な方は、JR西日本の公式ページで券売機の操作シミュレーションを確認しておくと安心ですよ。

近鉄線の駅でICOCAは購入できる？京都駅以外の路線情報もチェック！

JR西日本の駅がICOCAのメインの販売場所であることは分かりましたが、京都府内にはJR以外にも非常に重要な私鉄路線があります。それが近畿日本鉄道（近鉄）です。特に近鉄京都線は、奈良方面への移動や、京都市内の南部エリアを結ぶ上で欠かせない路線ですよね。では、近鉄線の駅でもICOCAは買えるのでしょうか？

答えは、「はい、近鉄線のICOCAエリア内の駅でも購入できます！」です。JR西日本と近鉄は、ICOCAに関する相互利用協定を結んでおり、近鉄の主要駅でもICOCAを購入したり、チャージしたりすることが可能です。これは、近鉄沿線にお住まいの方や、近鉄線を利用して京都に来る方にとっては非常に便利なポイントですよね。

近鉄京都駅でのICOCAの購入方法

近鉄京都駅は、JR京都駅に隣接しており、近鉄線側の改札口付近に特急券・定期券うりばや自動券売機が設置されています。JR側の窓口が混雑している場合、近鉄側のうりばを狙ってみるのも一つの手ですよ。

購入場所と対応内容

場所	購入できるICOCA	購入のポイント
特急券・定期券うりば（窓口）	通常ICOCA（記名式/無記名式）、こどもICOCA、ICOCA定期券	対面で購入できるため、定期券やこどもICOCAの購入におすすめ。
自動券売機（青色または多機能型）	通常ICOCA（無記名式）	待ち時間が少なく、手早く購入したい場合に便利。

近鉄京都駅は、JR京都駅ほどではありませんが、観光客も多く利用する駅なので、時間帯によっては窓口が混雑することもあります。特急券うりばは特急券の購入客がメインとなりますが、ICOCAの取り扱いもあるので、JRの窓口が長蛇の列になっている場合は、ぜひ近鉄側もチェックしてみてくださいね。

近鉄線内のその他の駅での取り扱いは？

近鉄線は京都府内の南部エリアにも路線が伸びています。例えば、竹田駅（京都市営地下鉄との接続駅）、桃山御陵前駅、新田辺駅などは、京都駅ほど大きくはありませんが、ICOCAエリア内の主要な駅です。

これらの駅では、「特急券・定期券うりば」や「自動券売機」でのICOCA販売が行われています。特に近鉄奈良線や京都線沿線にお住まいの方は、わざわざ京都駅まで行かなくても、お近くの近鉄駅で購入できる可能性が高いので、事前に近鉄の公式ウェブサイトで確認してみるのが確実です。

購入の際の注意点として、近鉄線内の一部の小さな駅では、自動券売機がICOCAの新規購入に対応していない場合があります。また、みどりの窓口のような有人窓口がない駅もありますので、地方の小さな駅でICOCAを購入しようとする場合は、事前に電話などで確認するか、確実に購入できる大きな駅（京都駅、竹田駅、新田辺駅など）を利用することをおすすめします。

ICOCAを購入すれば、近鉄線はもちろん、JR線やその他の多くの交通機関でスムーズに乗り降りできるようになります。京都での移動が格段に便利になりますよ！

京都市営地下鉄や市バス車内でのICOCA販売状況はどうなっている？

京都の移動手段として、JRや近鉄と並んで非常に重要になるのが、京都市営地下鉄と京都市バスです。特に観光スポットへのアクセスは、市バスが担っている部分が非常に大きいですよね。「どうせなら、地下鉄や市バスの駅や車内でICOCAが買えたら便利なのに！」と思う方も多いのではないでしょうか。

残念ながら、結論からお伝えすると、京都市営地下鉄の駅や市バスの車内では、原則としてICOCAの新規購入はできません。これには、京都の交通事情やICカードの歴史が関係しています。京都市交通局は、独自にPiTaPa（ピタパ）をメインのICカードとして推進してきた歴史があるため、ICOCAの販売には積極的ではないのです。

しかし、全くICOCAに関係ないわけではありません。この項目では、京都市営の交通機関でのICOCAの取り扱いについて、詳しく解説し、「じゃあどこで買うのが一番賢いの？」という疑問にお答えします。

地下鉄駅でのICOCA購入のリアルな状況

京都市営地下鉄（烏丸線・東西線）の各駅には、自動券売機や定期券発売所があります。しかし、これらはPiTaPaの定期券や、京都市交通局独自の企画乗車券（一日乗車券など）の販売がメインとなっており、ICOCAのカード本体を新規で購入することはできません。

ただし、知っておきたい重要な情報として、ICOCAは地下鉄での利用は可能です。つまり、JRや近鉄の駅でICOCAを購入さえしてしまえば、その後は京都市営地下鉄の全ての駅で、スムーズに改札を通過し、運賃の精算をすることができます。これは、SuicaやPASMOといった他の主要な交通系ICカードも同様です。

【京都市営地下鉄でのICOCAの取り扱い】

内容	可否	詳細
新規購入（カード発行）	× 不可	PiTaPaの定期券などの販売がメイン。
チャージ（入金）	〇 可能	一部の自動券売機でチャージが可能。
乗車・利用	〇 可能	全国相互利用サービスにより利用可能。

地下鉄駅でICOCAをチャージすることはできても、購入はできないという点が、少しややこしいかもしれませんね。もし、地下鉄の定期券を購入したい場合は、ICOCAではなくPiTaPaを選択することになりますので、その点もご注意ください。

市バス車内でICOCAを買える？チャージや利用の注意点

京都市バスは、京都観光には欠かせない移動手段です。バスに乗る際に、そのまま運転手さんからICOCAを購入できたら便利ですよね。しかし、残念ながら市バスの車内でもICOCAの新規購入はできません。

これは、車内での販売業務が運転手さんの負担になることや、ICOCAのデポジットや初期チャージの管理が車内では困難なためです。これは全国の多くのバス会社でも共通している傾向です。

【京都市バスでのICOCAの取り扱い】

1. 新規購入（カード発行）: 不可。
2. チャージ（入金）: 可能。運転手さんに声をかければ、バス車内で1,000円札を使ってチャージが可能です。（ただし、高額紙幣は不可の場合が多いので、小銭や1,000円札を用意しておきましょう。）
3. 乗車・利用: 可能。乗車時と降車時に読み取り機にタッチして利用できます。

バス車内でチャージはできますが、カード自体は購入できませんので、必ずJRか近鉄の駅で手に入れてから利用するようにしてくださいね！

京都市交通局のサービスについてもっと知りたい場合は、京都市交通局の公式案内も確認してみましょう。

コンビニや家電量販店（ヨドバシなど）でもICOCAは買える？

ICカードを購入する場所として、駅以外で真っ先に思い浮かぶのが、コンビニエンスストアや大型の家電量販店ではないでしょうか。「駅は混んでいるから、サクッと近くのセブンイレブンやローソンで買えたらいいのに…」そう思うのは当然のことです。特に京都駅周辺には、コンビニや大型商業施設が多数ありますからね。

では、ICOCAはコンビニや家電量販店で購入できるのでしょうか？この項目では、多くの人が勘違いしやすいこの点について、購入の可否と、チャージの利便性について詳しく解説します。

コンビニでのICOCA購入は「チャージ」のみ！

残念ながら、コンビニエンスストア（セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートなど）では、ICOCAのカード本体を新規で購入することはできません。

これは、前述したように、ICOCAの発行にはデポジット（預かり金）の取り扱いが必要であり、さらに券売機や窓口といった専用のシステムが必要になるためです。コンビニはあくまで「販売」がメインであり、「発行」業務は行っていないと考えると分かりやすいでしょう。

【コンビニでのICOCA取り扱い】

サービス	可否	利用可能な場所
新規購入（カード発行）	× 不可	不可
チャージ（入金）	〇 可能	レジ、一部の多機能端末（Loppiなど）
買い物での利用	〇 可能	全国の交通系ICカード対応店舗

しかし、コンビニはICOCAユーザーにとって非常に重要な場所です。なぜなら、ICOCAへの「チャージ（入金）」は、ほぼ全てのコンビニのレジで行えるからです！

「残高が足りない！」と思ったときに、駅まで戻る必要がなく、すぐにチャージできるのは非常に便利ですよね。京都の観光中も、移動中にお腹が空いたときや飲み物を買いたいときに、ついでにチャージができるのは大きなメリットと言えます。

ヨドバシカメラマルチメディア京都での取り扱いは？

JR京都駅のすぐ近くには、大型の家電量販店であるヨドバシカメラマルチメディア京都があります。PiTaPaなどの一部のICカードは、過去に提携のクレジットカードとセットで発行されることがありましたが、ICOCAのカード自体は、ヨドバシカメラの店頭で購入することはできません。

ただし、ヨドバシカメラや他の大型商業施設でも、ICOCAを「電子マネー」として利用することは可能です。多くの店舗が交通系ICカードでの支払いに対応しているため、お財布代わりにICOCAを活用することができますよ。

まとめると、京都でICOCAのカードを新規に手に入れたいなら、迷わずJRまたは近鉄の駅に向かいましょう！コンビニや家電量販店は、購入後のチャージや買い物での利用場所として活用するのがおすすめです。

ICOCAでの買い物対応店舗について、最新の情報をチェックしておくと、より便利に京都ライフを楽しめますよ。

ICOCAを購入する際の「デポジット」って何？最初に必要な料金はいくら？

いざICOCAを購入しよう！と思って券売機や窓口に行くと、「デポジット500円」という言葉を目にして、「え、何それ？」「初期チャージとは別にお金がかかるの？」と疑問に思うかもしれません。特に初めて交通系ICカードを持つ方にとっては、少し分かりにくい制度ですよね。

この項目では、ICOCA購入時の「デポジット」について、その仕組みと、あなたが実際に最初に支払うことになる総額について、すっきり解説していきます。これで、券売機の前で戸惑うことはなくなりますよ！

デポジット500円の仕組みと返金方法

ICOCAを購入する際にかかる「デポジット（Deposit）」とは、ICOCAカードの製造費用や保証金として、鉄道会社が一時的にお預かりするお金のことです。これは、ICOCAのカード自体を使い捨てにせず、リサイクルして大切に使ってもらうための仕組みなんですね。

【デポジットの基本情報】

金額	500円（固定）
目的	カードの保証金、リサイクル促進
支払い方法	新規購入時に現金で支払う（初期チャージとは別）
返金（払い戻し）	カードを返却する際に、全額が返金される

このデポジット500円は、カード本体の料金ではありません。ICOCAが不要になったとき、JR西日本の駅などにカードを返却（払い戻し）すれば、残高と合わせてこの500円も全額手元に戻ってきます。これは、ICOCAを長く使わないで保管しておくよりも、使わない場合は早めに払い戻しをすることで、資源を有効活用しましょうというメッセージでもありますね。

初期チャージのおすすめ金額と総額

ICOCAを新規で購入する際、あなたはデポジット500円とは別に、「チャージ（入金）」をする必要があります。初期チャージの最低金額は、券売機によって異なりますが、一般的には1,000円から選択できることが多いです。

つまり、あなたがICOCAを手に入れるために、最初に必要な総額は以下のようになります。

【ICOCA購入時に必要な総額（最低額の例）】

項目	金額	備考
デポジット（預かり金）	500円	カード返却時に全額返金されます。
初期チャージ額（最低額）	1,000円	この金額が実際に交通費として利用できます。
合計支払額（最低額）	1,500円

ほとんどの券売機では、1,500円、2,500円、3,500円…というように、チャージ額に500円をプラスした金額を選択する形になります。1,000円や2,000円など、キリの良い金額だけを支払いたい場合は、購入メニューで初期チャージ額を選べるか、窓口で購入するとスムーズです。

京都観光で数日利用する程度であれば、3,000円〜5,000円程度をチャージしておくと安心です。ICOCAはチャージが非常に簡単なので、最初は必要最低限の金額にしておき、足りなくなったらコンビニや駅で追加チャージをするのが賢い使い方ですよ！

ICOCAのデポジットやチャージについてさらに詳しく知りたい場合は、JR西日本の公式情報を参考にしてみてください。

「こどもICOCA」を京都で購入するにはどうすればいい？必要書類も解説！

お子様が電車やバスを利用する場合、大人と同じ運賃ではなく、小児運賃（半額）が適用されますよね。ICOCAにも、小学生以下のお子様向けの「こどもICOCA」があり、これがあれば、切符を買う手間なく、自動的に小児運賃で乗り降りすることができます。京都では、修学旅行や遠足、習い事などで電車を利用する機会も多いため、こどもICOCAは非常に便利です。

しかし、大人用のICOCAとは異なり、こどもICOCAの購入にはいくつかの手続きや証明が必要になります。「どこで買えるの？」「何を持っていけばいいの？」という疑問にお答えしますね。

こどもICOCAの購入に必要な3つのものと場所

こどもICOCAは、大人用のICOCAよりも販売場所が限られます。なぜなら、年齢確認が必要なため、自動券売機では購入できず、原則として有人窓口での手続きが必要になるからです。

【こどもICOCAを購入できる場所】

京都府内では、以下の場所での購入が確実です。

• JR西日本の駅の「みどりの窓口」
• 近鉄線の駅の「特急券・定期券うりば」

これらの窓口で手続きを行う際に、必ず持参しなければならないものが以下の3つです。

1. お子様の本人確認書類: 健康保険証、パスポート、住民票など、氏名と生年月日が確認できる公的書類が必要です。
2. 保護者の同行: 原則として、保護者（または代理人）の同行が必要です。
3. 購入費用: デポジット500円＋初期チャージ額（1,000円など）の現金。

特に重要なのが、お子様の「生年月日が確認できる書類」です。これにより、購入時にお子様が12歳であるかどうかが確認され、有効期限が設定されます。証明書がないと購入できませんので、忘れずに持参してくださいね。

有効期限と更新手続きについて

こどもICOCAには、大人用のICOCAにはない「有効期限」が設定されています。

【こどもICOCAの有効期限】

期限	12歳となる年度の3月31日
例	小学6年生の3月31日まで

つまり、お子様が中学校に入学するタイミングで、自動的に大人用のICOCAに切り替える（または新しい大人用のICOCAに払い戻す）手続きが必要になります。有効期限を過ぎたこどもICOCAは、大人運賃が引かれるようになってしまいますので、注意が必要です。

更新手続きは不要！
有効期限が近づくと、みどりの窓口などで「大人用ICOCAへの切り替え」または「払い戻し」の手続きを行うことになります。この切り替え手続きは、期限の1か月前から行うことができますので、春休みなどを利用して早めに手続きを済ませてしまうのがおすすめです。

こどもICOCAがあれば、お子様も安心して京都の交通機関を利用できます。少し手間はかかりますが、ぜひ早めに手続きをしてあげてくださいね。

ICOCA定期券を京都のJR線・近鉄線で作る手順と購入場所

通勤や通学で毎日決まった区間を利用する場合、ICOCAを「ICOCA定期券」として利用するのが最もお得で便利です。定期券としての機能と、通常のICカード機能（チャージして定期区間外の移動や買い物に利用できる）を兼ね備えているため、これ1枚あれば全てOKという利便性の高さが魅力です。

京都府内では、JR西日本と近鉄線がICOCA定期券の発行に対応しています。ここでは、ICOCA定期券を新規で購入する際の手順と、特に注意が必要な「連絡定期券」について解説します。

定期券の新規購入と継続購入の違い

ICOCA定期券の購入は、大きく分けて「新規購入」と「継続購入」の2種類があり、それぞれ手続きの場所や必要なものが異なります。

【ICOCA定期券の購入方法の比較】

種類	手続き場所	必要なもの（新規）
新規購入	みどりの窓口、特急券・定期券うりば、一部の多機能券売機	購入申込書、通学証明書（通学定期の場合）、現 金（またはクレジットカード）
継続購入	自動券売機、多機能券売機	現在使用中のICOCA定期券、現金（またはクレジットカード）

新規購入の場合：
初めて定期券を作る場合は、「通学定期券」か「通勤定期券」かによって必要なものが変わります。特に通学定期券は、必ず学校が発行した「通学証明書」または「通学定期券購入兼用証明書」が必要です。これは自動券売機では確認できないため、新規の通学定期券は必ず窓口での購入となります。

継続購入の場合：
現在使用しているICOCA定期券の期限が切れる前に、同じ区間・期間で定期券を更新する場合を指します。継続購入は、多くの自動券売機で手続きが可能です。窓口に並ぶ必要がないため、非常にスムーズに更新できますよ。

複雑な連絡定期券の購入窓口

京都での通勤・通学では、JR線と近鉄線、またはJR線と京都市営地下鉄など、複数の鉄道会社を乗り継ぐ「連絡定期券」を利用することがよくあります。この連絡定期券の購入には、少し注意が必要です。

【連絡定期券の購入の原則】

原則として、定期券の「最初に利用する区間」を発行している鉄道会社の窓口で購入することになります。

例：
「近鉄線（自宅最寄り）→ JR京都駅 → JR山陰本線（学校最寄り）」のルートの場合、定期券の利用開始は近鉄線からなので、近鉄線の窓口（特急券・定期券うりば）で購入することになります。

また、京都市営地下鉄との連絡定期券は、原則としてPiTaPa定期券として発行されることが多く、ICOCA定期券としては購入できない場合があります。購入したい区間がICOCA定期券に対応しているかどうか、事前にJR西日本または近鉄の公式ウェブサイト、または窓口で確認することが重要です。

少し複雑に感じるかもしれませんが、窓口のスタッフに希望区間を伝えれば、適切な手続きを案内してくれますので、安心して購入に臨んでくださいね。

ICOCAのチャージはどこでするのが一番便利？京都でのチャージスポットまとめ

ICOCAを購入した後の利用で、最も頻繁に行うのが「チャージ（入金）」です。京都は交通機関の乗り継ぎが多く、観光中などは特に残高不足になりがちですよね。「残高が減ってきたけど、どこでチャージするのが一番早くて便利なの？」という疑問を解消するため、京都での便利なチャージスポットを徹底的にまとめました。

あなたの移動スタイルに合わせて、最適なチャージ場所を見つけてくださいね。

駅の券売機とコンビニチャージの比較

ICOCAのチャージ場所は多岐にわたりますが、利便性の高いのは「駅の券売機」と「コンビニのレジ」の2つです。それぞれにメリットとデメリットがあります。