大人のキックボードはどこで買える?販売店の特徴と失敗しない選び方を徹底解説!

大人のキックボードはどこで買える?販売店の特徴と失敗しない選び方を徹底解説!

最近、街中で大人が颯爽とキックボードに乗っている姿を見かけることが増えましたよね!

通勤やちょっとしたお出かけ、休日のレジャーに「自分も欲しいな」と考えている方も多いのではないでしょうか?
でも、いざ買おうと思っても、「大人のキックボードってどこに売ってるの?」「種類がたくさんあって、どう選べばいいの?」と迷ってしまいますよね。

ご安心ください!この記事では、モモストアが大人のキックボードが買えるお店を実店舗とネットの両方で徹底解説し、さらに失敗しないための選び方のポイントを分かりやすくお伝えします。
この記事を読めば、あなたにぴったりの一台を見つけて、快適なキックボードライフをスタートできますよ!

・大人のキックボードはどこで買える?実店舗とネットを徹底比較!
・【実店舗】スポーツ用品店(ゼビオ・デポなど)のメリットとデメリット
・【実店舗】大型量販店(ドンキ・ホームセンター)での探し方と注意点
・【実店舗】自転車専門店やアウトドアショップも穴場ってホント?
・【オンライン】Amazon、楽天、Yahoo!ショッピングの圧倒的な品揃え
  1. 大人のキックボードはどこで買える?実店舗とネットを徹底比較!
    1. 実店舗で購入するメリット・デメリットと向いている人
    2. オンラインショップで購入するメリット・デメリットと向いている人
  2. 【実店舗】スポーツ用品店(ゼビオ・デポなど)のメリットとデメリット
    1. スポーツ用品店のメリット
    2. スポーツ用品店のデメリット
    3. スポーツ用品店でのチェックポイント
  3. 【実店舗】大型量販店(ドンキ・ホームセンター)での探し方と注意点
    1. 大型量販店のメリットと注意点
    2. ホームセンターのメリットと注意点
  4. 【実店舗】自転車専門店やアウトドアショップも穴場ってホント?
    1. 自転車専門店が穴場である理由
    2. アウトドアショップで見つけるメリット
  5. 【オンライン】Amazon、楽天、Yahoo!ショッピングの圧倒的な品揃え
    1. オンラインモールが持つ3つの強み
    2. オンラインでの注意点
  6. 失敗しない!大人のキックボード選び方3つの重要ポイント
    1. ポイント1:利用目的と走行距離を明確にする
    2. ポイント2:使用する人の体重と身長に合うか
    3. ポイント3:公道走行のルール(電動か非電動か)
  7. 重視すべきはタイヤの大きさ!8インチ以上が快適な理由
    1. 小さなタイヤ(6インチ以下)のメリット・デメリット
    2. 大きなタイヤ(8インチ以上)が大人におすすめな理由
  8. 折りたたみ機能やブレーキの種類、耐荷重も要チェック!
    1. 折りたたみ機能(携帯性と収納性)
    2. ブレーキの種類(安全性を左右する重要ポイント)
    3. 耐荷重と耐久性(長く愛用するために)
  9. 【価格帯別】大人用キックボードの相場とコスパ最強モデル
    1. 価格帯別:手に入るキックボードの特徴
    2. コスパ最強ゾーンは「15,000円~30,000円」
    3. 高級モデルの価値とは?
  10. 電動キックボードを買う前に知っておきたい!公道走行のルール
    1. 非電動と電動の決定的な違い
    2. 特定小型原動機付自転車(特例を含む)について
    3. 電動を買うなら「保安基準適合車」を選ぶこと
  11. 大人のキックボードを長く愛用するためのメンテナンス方法
    1. 日常的に行うべき3つの簡単チェック
      1. ブレーキの効き具合のチェック
      2. タイヤの空気圧と摩耗チェック(エアタイヤの場合)
      3. 接続部とネジの緩みチェック
    2. 少し専門的なメンテナンス
  12. 中古やフリマアプリ(メルカリなど)での購入はアリ?ナシ?
    1. 結論:中古は「リスクあり」だが「アリ」
    2. 中古購入のメリットと潜むリスク
      1. 非電動キックボードの場合の注意点
      2. 特に危険!電動キックボードの場合の注意点

大人のキックボードはどこで買える?実店舗とネットを徹底比較!

momo-store.jp

大人のキックボードを探すとき、まず悩むのが「どこに行けば見つかるの?」という点ですよね。子どものおもちゃ売り場にはあるけど、大人用はあまり見かけない…というのが正直なところかもしれません。

結論から言うと、大人のキックボードは「実店舗」と「オンラインショップ」のどちらでも購入可能です。ただし、それぞれに大きな特徴とメリット・デメリットがあるため、あなたの購入スタイルに合わせて選ぶことが重要です。ここからは、それぞれの販売チャネルのメリット・デメリットを徹底的に比較していきますね。

実店舗で購入するメリット・デメリットと向いている人

実店舗の最大の魅力は、なんといっても「実物に触れられる」ことです。キックボードは乗り物ですから、実際に乗ってみて、ハンドルの高さ、デッキ(足を乗せる部分)の広さ、そして何より走行感を確かめることが、失敗しないためのカギとなります。特に、折りたたみの際の操作感や、持ち運んだ時の重さなど、スペック表だけでは分からない部分をチェックできるのは大きなメリットです。

また、スポーツ用品店や自転車専門店などでは、専門知識を持った店員さんからアドバイスをもらえるのも心強い点です。例えば、「このモデルは通勤用におすすめ」「このモデルは安定性が高い」といった具体的な情報を聞くことで、購入後のミスマッチを防ぐことができますよ。ただし、デメリットとして、店舗の在庫には限りがあるため、特定の色や最新モデルが置いていない場合が多いです。また、オンラインに比べて価格が若干高めに設定されていることもあります。

メリット デメリット
試乗・実物の確認ができる 品揃えが限られる
専門スタッフに相談できる オンラインより価格が高めな場合がある
すぐに持ち帰れる 在庫がない場合がある

【実店舗が向いている人】
初めてキックボードを買う人、特に走行感やサイズ感を重視したい人。また、すぐに使いたい人におすすめです。

オンラインショップで購入するメリット・デメリットと向いている人

一方、オンラインショップ(Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなど)の魅力は、その圧倒的な品揃えと価格の安さにあります。実店舗では見かけない海外メーカーのモデルや、最新の電動キックボードまで、あらゆる種類を一画面で比較検討できます。価格競争も激しいため、実店舗よりも安く手に入ることが多いのも嬉しいポイントですね。セールやポイントアップを活用すれば、さらにお得に購入できます。

しかし、最大のデメリットは「実物が見られない」ことです。写真やレビューを頼りに選ぶことになるため、「思ったより大きかった」「乗り心地が合わなかった」という失敗談も少なくありません。特に、耐荷重やタイヤの素材といった重要なスペックをしっかり確認することが必要です。また、届くまでに数日かかるため、すぐに欲しい人には不向きかもしれません。

メリット デメリット
圧倒的な品揃え(海外モデルも) 試乗ができない
価格が安い、セールが豊富 写真と実物のイメージが異なることがある
レビューで情報収集しやすい 届くまでに時間がかかる

【オンラインショップが向いている人】
2台目以降の購入者や、ある程度キックボードの知識があり、デザインや価格を重視したい人におすすめです。初めての人でも、人気ブランドのレビューをしっかり読み込めば失敗は避けられますよ。

どちらの購入方法を選ぶにしても、まずは人気モデルの比較サイトなどで情報を集めてから、お店を選ぶのが賢い方法です。

【実店舗】スポーツ用品店(ゼビオ・デポなど)のメリットとデメリット

実店舗の中でも、大人のキックボードを探す際に最も有力な選択肢となるのが、大型のスポーツ用品店です。具体的には、「スポーツゼビオ」や「アルペン、スポーツデポ」といった店舗ですね。これらの店舗は、キックボードを「アクティビティ」や「移動手段」として捉えているため、大人向けのしっかりしたモデルを扱っている可能性が高いんです。

スポーツ用品店のメリット

① 信頼性の高いメーカーが多い
スポーツ用品店で取り扱われているキックボードは、耐久性や安全基準を満たした、信頼性の高いメーカーの製品が中心です。特に、アウトドアブランドや自転車メーカー系のモデルが並ぶことが多く、長く使えるしっかりとした品質を期待できます。安価なモデルもありますが、店員さんに聞けば「これは折りたたみの耐久性が高いですよ」など、品質面でのアドバイスをもらえます。

② 試乗スペースがある場合も!
店舗の規模にもよりますが、大型店では広いフロアの一角に試乗スペースが設けられていることがあります。特に、大きなタイヤを搭載したモデルや、サスペンション付きのモデルなど、乗り心地が大きく変わる製品を選ぶ際は、実際に数メートルでも乗ってみるのが一番です。試乗はできませんか?と店員さんに尋ねてみる価値は十分にありますよ。 ③ 関連商品が一緒に揃えられる
キックボードに乗るなら、安全のためにヘルメットやプロテクターも欲しくなりますよね。スポーツ用品店なら、キックボード本体と同時に、安全装備やメンテナンスグッズもまとめて購入できるのが大きなメリットです。サイズ合わせが必要なヘルメットなども、その場ですぐに試着して選べるのは本当に助かります。

スポーツ用品店のデメリット

一方で、スポーツ用品店にもデメリットはあります。それは、「種類が偏る傾向がある」という点です。例えば、移動手段として特化したモデルや、非常にデザイン性の高いおしゃれなモデルなどは、専門店やオンラインの方が豊富かもしれません。また、電動キックボードに関しては、まだ取り扱いが少ない店舗も多いのが現状です。

スポーツ用品店でのチェックポイント

スポーツ用品店へ行く際は、事前に「どのメーカーのどのモデルを扱っているか」をウェブサイトでチェックするか、電話で確認してから行くとスムーズです。特に大人のキックボードは子供用と比べて在庫数が少ない傾向にあるため、在庫確認は必須です。もし店頭になくても、カタログから取り寄せてもらえるケースもありますので、店員さんに相談してみてくださいね。

【実店舗】大型量販店(ドンキ・ホームセンター)での探し方と注意点

次に、より手軽にキックボードを探せる場所として、大型量販店(ドン・キホーテなど)やホームセンターが挙げられます。これらの店舗は、日常生活圏内にあることが多く、「ついでに見てみよう」という探し方ができるのが魅力です。

大型量販店のメリットと注意点

ドン・キホーテのような大型量販店は、「価格の安さ」と「バラエティに富んだ品揃え」が特徴です。特に、時期によっては大人用のキックボードがお買い得価格で販売されていることがあります。ポップなデザインのものや、目を引くカラーバリエーションが豊富なのも楽しいですよね。

しかし、注意したいのが「品質とアフターサポート」です。ドン・キホーテなどで売られているキックボードの中には、趣味でたまに乗る分には問題ないけれど、毎日通勤で使うといった耐久性を求める用途には向かないモデルも混ざっている可能性があります。パッケージに記載されている「耐荷重」や「対象年齢」を必ずチェックしましょう。また、専門知識を持つ店員さんが少ないため、細かい質問や故障時の相談は難しいかもしれません。

ホームセンターのメリットと注意点

カインズやコーナンなどのホームセンターでは、主にアウトドア用品売り場や自転車コーナーの近くにキックボードが置かれていることがあります。ホームセンターのキックボードは、実用性やシンプルさを重視したモデルが多い傾向があります。特に、タイヤが大きめで安定感のあるモデルなど、日常の移動に使えそうなものが時々見つかります。

注意点としては、取り扱いがない店舗や、在庫が非常に少ない店舗が多いことです。また、スポーツ用品店ほど種類は豊富ではありません。もしホームセンターで購入を検討するなら、事前にウェブサイトで「レジャー用品」「アウトドア用品」などのカテゴリをチェックするか、お店に電話で問い合わせてから出かけるのがおすすめです。展示品を触って、折りたたみ機構がスムーズに動くかどうかを確認できるのはメリットですよ。

店舗タイプ 得意なこと 注意点
大型量販店 価格の安さ、面白いデザイン 耐久性やサポート
ホームセンター 実用性の高いシンプルモデル 在庫が少ない、種類が限定的

これらの店舗で掘り出し物を見つけるためには、自分の目でしっかり品質を確認し、過度な期待をしないことが重要です。専門的なサポートが必要な場合は、次に紹介する専門店も検討しましょう。

【実店舗】自転車専門店やアウトドアショップも穴場ってホント?

スポーツ用品店や量販店以外にも、大人のキックボードを探す上で見逃せない「穴場」的な存在があります。それが、自転車専門店や、モンベルなどのアウトドア専門ショップです。「キックボードなのに自転車屋?」と思うかもしれませんが、実は理にかなっているんです。

自転車専門店が穴場である理由

キックボード、特にタイヤが大きくて空気入れが必要なタイプ(フットバイクやキックスクーターと呼ばれることも)は、自転車に近い構造を持っています。そのため、以下の点で自転車専門店は非常に優秀な購入先となります。

  • メンテナンス・修理がしやすい: パンク修理やブレーキ調整など、自転車の知識で対応できる部分が多いため、購入後のメンテナンスの相談に乗ってもらいやすいです。
  • 質の高いモデルの取り扱い: 移動手段としての機能性を重視した、走行性能の高いヨーロッパメーカーのモデルなどを扱っていることがあります。
  • 付属品の調達が容易: ライトやベル、泥除けといった、キックボードにも使える自転車用のパーツを同時に購入できます。

ただし、自転車専門店でもキックボードを常時置いている店舗は限られています。特に小規模な店舗では、取り寄せ対応となることが多いので、事前に電話で確認するのがおすすめです。自転車のついでにキックボードも見せてください、と尋ねてみましょう。

アウトドアショップで見つけるメリット

モンベルなどのアウトドアショップは、キャンプや登山用品がメインですが、「軽量性」「携帯性」「悪路での耐久性」に優れた製品を探している人には特におすすめです。アウトドアブランドが扱うキックボードは、キャンプ場での移動や、旅先でのちょい乗りを想定して作られていることが多く、折りたたみ機構が非常にスムーズで丈夫なのが特徴です。

  • 軽量・コンパクト: 持ち運びを前提としたモデルが多く、車に積んだり、公共交通機関で移動したりする際に便利です。
  • デザイン性: アウトドアらしいシンプルで洗練されたデザインのモデルが多いです。

このタイプのキックボードは、本格的なシティライド用というよりは、レジャーやセカンドユースに向いています。お店によっては試乗もできるかもしれませんので、店員さんに声をかけてみてください。

これらの専門店を巡ることで、量販店や一般的なスポーツ用品店では見つけられない、個性豊かで高品質な大人用キックボードに出会える可能性が高まりますよ。

【オンライン】Amazon、楽天、Yahoo!ショッピングの圧倒的な品揃え

実店舗での購入に不安がある方や、とにかく多くの選択肢からじっくり比較したいという方には、オンラインショッピングモールが最もおすすめです。Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングといった巨大モールは、大人のキックボードを探す上で「品揃え」と「価格」において最強のチャネルと言えます。

オンラインモールが持つ3つの強み

① 国内外のあらゆるブランドが手に入る
実店舗ではスペースの都合上、一部の国内ブランドしか置けないことが多いですが、オンラインではRazor(レイザー)やMicro(マイクロ)といった世界的ブランドから、比較的新しいガレージメーカー、さらにコスパに優れたOEM製品まで、文字通り何万種類ものキックボードが販売されています。特に海外で人気のモデルは、国内の正規代理店を通さずに販売されているケースもあり、最新のトレンドをいち早くチェックできます。

② ユーザーレビューが最大の情報源となる
実物が見られないというデメリットを補ってくれるのが、実際に購入したユーザーの生の声である「レビュー」です。「折りたたみはスムーズだった」「10kmの通勤に使っているが問題ない」「タイヤが小さいので段差は厳しい」など、具体的な使用感や耐久性について、購入前に深く知ることができます。レビューは星の数だけでなく、必ず低評価の意見にも目を通すようにすると、商品の欠点まで把握できて失敗しにくくなりますよ。 ③ ポイントやセールでお得に購入できる
ご存知の通り、オンラインモールは定期的にポイントアップキャンペーンやお買い物マラソンを実施しています。高額になりがちな電動キックボードや、高性能な大人用モデルを購入する際は、これらのセール時期を狙うことで実質的な価格を大幅に抑えることが可能です。お気に入り登録をしておいて、価格変動をチェックするのも賢い方法ですね。

オンラインでの注意点

メリットが多いオンラインですが、特に注意したいのは「販売元」です。Amazonや楽天に出店しているのが公式メーカーなのか、それとも並行輸入品を扱う業者なのかを確認しましょう。公式や正規代理店からの購入であれば、保証やアフターサポートがしっかりしていますが、並行輸入品の場合は保証期間が短かったり、修理が受けられなかったりするケースがあります。安さだけにつられず、信頼できる人気メーカーの公式ストアや、販売実績の多い優良店を選ぶようにしてください。

失敗しない!大人のキックボード選び方3つの重要ポイント

さて、どこで買えるかが分かったら、次は「どう選ぶか」が重要になってきます。大人のキックボード選びで失敗しないためには、子どものものとは違う視点を持つ必要があります。ここでは、購入前に必ずチェックしてほしい3つの重要ポイントを、モモストアが詳しく解説します!

ポイント1:利用目的と走行距離を明確にする

まず、「何のためにキックボードに乗るのか」を明確にしましょう。これが、選ぶべきモデルの方向性を決定します。

利用目的 重視すべき機能 おすすめモデル
通勤・通学 走行安定性、耐久性、ブレーキ性能、折りたたみ・軽量性 タイヤの大きいモデル、ディスクブレーキ搭載モデル
レジャー・フィットネス 乗り心地(サスペンション)、デザイン、広めのデッキ 空気入りタイヤ(エアタイヤ)モデル、デザインブランドの製品
近所のちょい乗り 手軽さ、価格、コンパクトさ 6~7インチ程度の標準モデル

例えば、毎日5km以上の距離を通勤で使うなら、走行安定性を高めるためにタイヤの大きさ耐久性を最優先すべきです。逆に、車に積んで旅先で使うのがメインなら、多少の走行性能を犠牲にしてでも、軽量でコンパクトに折りたためるモデルを選ぶべきでしょう。

ポイント2:使用する人の体重と身長に合うか

大人用モデルは基本的に大人の体格を想定して作られていますが、特に重要なのが「耐荷重」と「ハンドルの高さ」です。

  • 耐荷重: 多くの大人用キックボードは耐荷重100kg程度ですが、少し体格の良い方や、重い荷物を持って乗る予定がある方は、念のため120kg以上のモデルを選ぶと安心です。
  • ハンドルの高さ: 調整幅が重要です。キックボードはハンドルが高すぎても低すぎても疲れやすく、操作性が悪くなりますおへそからみぞおちの間の高さにハンドルが来るのが理想的と言われています。購入前に、自分の身長に対して十分な高さ調整ができるか、スペック表で必ず確認しましょう。

ポイント3:公道走行のルール(電動か非電動か)

最も重要なのがこの点です。電動キックボードは法律が大きく関わってきますが、非電動(足で蹴って進むタイプ)でも守るべきルールがあります。この詳細は後述しますが、購入前に「電動にするか非電動にするか」を決めておくことで、選択肢がガラリと変わってきます。電動を検討している方は、大人のキックボードの選び方ガイドなどを参考に、特に法規制について深く理解しておく必要があります。

重視すべきはタイヤの大きさ!8インチ以上が快適な理由

キックボードの走行性能を左右する要素の中で、最も重要と言っても過言ではないのが「タイヤの大きさ」です。特に大人の場合、子どものモデルとは違い、8インチ(約20cm)以上のタイヤを選ぶことが、快適なキックボードライフを送るための必須条件となります。

小さなタイヤ(6インチ以下)のメリット・デメリット

小さなタイヤ(6インチ、約15cm以下)は、主に持ち運びの便利さを重視したモデルに採用されます。折りたたんだ時に非常にコンパクトになり、軽量なのがメリットです。しかし、デメリットの方が大きく、大人の体重で乗ると以下のような問題が発生しやすくなります。

  • 振動がひどい: 路面の小さな石やひび割れ、マンホールの段差など、わずかな凹凸でも強い振動が手や足に直接伝わり、長時間乗ると非常に疲れます。
  • 速度が出にくい: 一蹴りで進む距離が短いため、同じ速度を出すにも何度も蹴る必要があり、体力を消耗します。
  • 安定性が低い: スピードが出ている状態や、カーブでの安定性が低く、転倒のリスクも高まります。

大きなタイヤ(8インチ以上)が大人におすすめな理由

一方、8インチ以上の大きなタイヤは、大人の使用を前提とした設計になっています。8インチ、10インチ、あるいはそれ以上のサイズを選ぶことで、以下のような走行性能の劇的な向上が期待できます。

  • 圧倒的な安定感: タイヤが大きいほど接地面が広くなり、車体が安定します。多少のスピードを出してもブレにくく、安心して乗ることができます。
  • 衝撃吸収性が高い: 段差や砂利道での衝撃を吸収しやすくなるため、小さなタイヤと比べて疲労度が格段に軽減されます。特にサスペンション機能と組み合わせると、まるで絨毯の上を滑るような乗り心地になります。
  • 少ない力で長距離走行が可能: 一蹴りで進む距離(慣性)が長くなるため、何度も足を蹴り直す必要がなく、通勤などの長距離移動でも疲れにくいです。

また、タイヤには「ポリウレタン製」と「空気入りタイヤ(エアタイヤ)」があります。ポリウレタンはノーメンテナンスでパンクの心配がありませんが、エアタイヤは乗り心地がさらに快適になる代わりに、パンクのリスクと空気入れの手間がかかります。快適な乗り心地を追求するなら、8インチ以上のエアタイヤモデルが最高に気持ちいいですよ。

折りたたみ機能やブレーキの種類、耐荷重も要チェック!

タイヤの大きさが決まったら、次に注目すべきは「付加機能」と「安全性」に関わる部分です。大人のキックボードはただ走れればいいわけではなく、公共交通機関への持ち込みや、緊急時の安全性も考慮して選ぶ必要があります。ここでは、重要な3つのチェックポイントを解説します。

折りたたみ機能(携帯性と収納性)

大人のキックボードの多くは折りたたみ式ですが、「どれだけ簡単かつスムーズに折りたためるか」が重要です。毎日、駅の改札やオフィスに入る際に折りたたむ必要があるなら、ワンタッチで操作できるモデルを選ぶべきです。

  • 折りたたみ方式の確認: レバー式、ボタン式、引き抜き式など様々な方式があります。店頭で触れる機会があれば、必ず実際に自分で折りたたみと展開を試してみましょう。スムーズさに加えて、折りたたんだ時のロックがしっかりかかるかどうかも確認ポイントです。
  • 折りたたみサイズ: 折りたたんだ状態で、電車内の荷物棚に乗せられるかオフィスのロッカーに収納できるかといった具体的なシチュエーションを想定して、サイズを確認してください。
  • 重さ: 持ち運ぶ時間が長い場合は、3kg~5kg程度の軽量モデルがおすすめです。6kgを超えると、折りたたんでも持ち運びがかなり大変に感じます。

ブレーキの種類(安全性を左右する重要ポイント)

キックボードのブレーキは主に3種類あり、安全性に大きく関わってきます。

ブレーキの種類 特徴 安全性・効き具合 向いている用途
フットブレーキ 後輪の泥除けを踏んで止める。最も一般的。 効きが弱い。慣れが必要。 短距離、低速走行
ハンドブレーキ(ドラム/Vブレーキ) 自転車のようにハンドルで操作。ワイヤー式。 フットブレーキより強力。雨の日でも比較的安心。 通勤、長距離走行
ディスクブレーキ 電動キックボードに多い。最も強力な制動力。 圧倒的な制動力。急な停止に最適。 高速走行、坂道の多い地域

特に通勤や坂道での使用を考えている方は、ハンドブレーキ以上のモデルを選ぶことを強くおすすめします。フットブレーキのみだと、急な下り坂や緊急時に止まりきれないリスクがあります。

耐荷重と耐久性(長く愛用するために)

前述の通り、耐荷重は非常に重要ですが、単に「体重に耐えられるか」だけでなく、「フレームの耐久性」にも注目しましょう。フレーム素材がアルミ合金などで、継ぎ目がしっかり溶接されているかなど、見た目の頑丈さもチェックポイントです。安価なモデルは、使用開始から数ヶ月でフレームが歪むといったトラブルも報告されています。長く安全に乗るためにも、耐久性に優れたモデルの比較記事などを参考に、しっかりとした作りかどうかを確認してください。

【価格帯別】大人用キックボードの相場とコスパ最強モデル

大人のキックボードは、価格の幅が非常に広いです。安いものでは1万円を切るものから、高性能な電動モデルでは10万円を超えるものまであります。ここでは、価格帯ごとにどのようなモデルが買えるのか、そして「コスパ最強」と言えるのはどのゾーンなのかを解説していきます。

価格帯別:手に入るキックボードの特徴

価格帯 特徴と機能性 主な用途
5,000円~15,000円 初心者向け、フットブレーキのみ。タイヤは小さめ(6~7インチ)。 近所の移動、短時間のレジャー利用。
15,000円~30,000円 大人の標準モデル。8インチ以上のタイヤ、ハンドブレーキ搭載モデルが出始める。 通勤・通学(中距離)、安定した走行を求める人。
30,000円~50,000円 高性能モデル。サスペンション付き、高耐久フレーム、ブランド品。 毎日長距離を使う人、乗り心地重視の人。
50,000円以上 電動キックボード、または超高性能な非電動フットバイク。 電動での移動、本格的な移動手段として。

コスパ最強ゾーンは「15,000円~30,000円」

モモストアが考える「コスパ最強」ゾーンは、ズバリ15,000円から30,000円の価格帯です。このゾーンのキックボードは、安価なモデルに比べて、以下のような大人が求める最低限の機能と安全性を確保しているからです。

  • 8インチ以上のタイヤ: 快適な走行には欠かせないサイズです。
  • ハンドブレーキ: 安心して停止できる制動力を備えています。
  • しっかりした耐荷重: 大人の体重と荷物に耐えうる耐久性があります。

特に、2万円前後で8インチ以上のタイヤとハンドブレーキを両方搭載しているモデルは、通勤にもレジャーにも使えるバランスの取れた一台としておすすめです。有名ブランドではなくても、レビュー評価の高いモデルを選べば、非常に満足度の高い買い物ができますよ。

高級モデルの価値とは?

30,000円を超える高級モデルになると、素材や技術に明確な違いが出てきます。例えば、航空機にも使われるような軽量で強度の高いアルミ合金フレームを使用していたり、複雑な機構を持つ前後サスペンションが搭載されていたりします。これらは、路面からの衝撃を極限までカットし、長時間の走行でも疲れさせないための工夫です。毎日の通勤でキックボードを主力の移動手段にするなら、投資する価値は十分にあります。価格は高くなりますが、その分、乗り心地の良さと耐久性で長い間あなたの移動を支えてくれるでしょう。

まずは「15,000円~30,000円」の範囲で、8インチタイヤ+ハンドブレーキのモデルを探すことから始めてみましょう。この価格帯なら、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングで非常に多くの選択肢が見つかりますよ。

電動キックボードを買う前に知っておきたい!公道走行のルール

最近は、電源を入れて手元のスロットルで進む電動キックボードにも注目が集まっていますよね。楽に移動できるので魅力的ですが、通常の非電動キックボードとは法律上の扱いが全く異なります。電動キックボードの購入を検討している方は、まず日本の公道走行のルールをしっかりと理解しておく必要があります。

非電動と電動の決定的な違い

まず大前提として、足で蹴って進む「非電動キックボード」は、道路交通法上は「遊具」として扱われます。歩道走行は禁止(例外あり)で、車道の端を走行するなど、歩行者や自転車に配慮が必要です。しかし、免許やナンバープレートは不要です。

一方、「電動キックボード」は、出力によって大きく2種類に分けられ、それぞれ法律で厳しく定められています。

特定小型原動機付自転車(特例を含む)について

2023年7月の道路交通法改正により、電動キックボードは「特定小型原動機付自転車」という新しい区分が設けられました。この区分に該当するキックボードは、一定の基準を満たすことで比較的規制が緩和されます。

  • 対象: 以下の全てを満たすもの
    • 車体の長さ190cm以下、幅60cm以下
    • 最高速度が20km/h以下に設定されている
    • ナンバープレートの装着、保安部品(ライト、ウィンカーなど)の装備
  • 免許: 16歳以上であれば免許なしで運転可能(ただし、交通ルールは守る必要があります)。
  • ヘルメット: 着用は努力義務(強く推奨されています)。
  • 走行場所: 車道、自転車道、そして「特例」として時速6km以下に設定すれば歩道も走行可能となります(標識がある場合)。

特に重要なのが、「特例」を適用して歩道を走る際には、最高速度表示灯を点滅させ、時速6km以下で走るというルールです。購入前に、警察庁などの公式サイトで最新のルールを確認し、購入するモデルがこの「特定小型原動機付自転車」の保安基準を満たしているかを必ずチェックしてください。満たしていない場合は、原付バイクと同じ扱いになり、免許やヘルメット着用が必須となります。

電動を買うなら「保安基準適合車」を選ぶこと

電動キックボードは、購入後すぐに公道を走れるように、最初から保安基準を満たしているモデルを選ぶことが必須です。自分で改造したり、保安部品を後付けしたりするのは手間がかかるだけでなく、保安基準を正しく満たせないリスクもあります。販売店やオンラインショップの商品ページで、「特定小型原動機付自転車対応」「保安基準適合」といった記載があるかを最優先で確認しましょう。電動は便利ですが、安全と法律の知識も一緒に購入するつもりで慎重に選んでくださいね。

大人のキックボードを長く愛用するためのメンテナンス方法

お気に入りのキックボードを見つけても、メンテナンスを怠るとすぐに性能が落ちてしまったり、最悪の場合は故障や事故につながったりしてしまいます。大人のキックボードは走行距離が長くなりがちなので、子どものおもちゃとは違い、定期的なメンテナンスが必須です。ここでは、誰でも簡単にできる日常的なチェックポイントと、少し専門的なメンテナンス方法をご紹介します。

日常的に行うべき3つの簡単チェック

走行前後にたった数分でできる、安全を守るための基本的なチェックです。

ブレーキの効き具合のチェック

最も重要なチェック項目です。ハンドブレーキの場合はレバーを握ってみて、しっかりと制動力がかかるかを確認します。フットブレーキの場合は、足を乗せて軽く踏み込んでみて、異音や緩みがないかを確認してください。ワイヤーが緩んでいると感じたら、次の走行までに必ず調整しましょう。

タイヤの空気圧と摩耗チェック(エアタイヤの場合)

空気入りタイヤ(エアタイヤ)の場合は、空気圧が適正かどうかを確認します。空気が少ないと、乗り心地が悪くなるだけでなく、パンクしやすくなります。また、タイヤの溝が減っていないか、側面にひび割れがないかもチェックしましょう。ポリウレタンタイヤの場合は、ひび割れや欠けがないかを確認します。

接続部とネジの緩みチェック

キックボードは振動を受けながら走るため、ネジが緩みやすい乗り物です。特にハンドルとデッキの接続部、折りたたみ機構の接合部など、力が加わる部分のネジが緩んでいないか、ガタつきがないかを手で揺すって確認します。少しでも緩みを感じたら、増し締めを行ってください。六角レンチやスパナといった工具は、キックボードに同梱されていることが多いですが、なければホームセンターで揃えられますよ。

少し専門的なメンテナンス

日常のチェックに加えて、数ヶ月に一度は以下のメンテナンスを行うと、キックボードを長持ちさせることができます。

  • ベアリングの清掃と注油: タイヤの中心にあるベアリング(ボールが入っている部品)は、走行性能に直結します。ここにごみや砂が入ると、走行が重くなります。専用のクリーナーで清掃し、ベアリング用のオイルを注油すると、買ったばかりのような滑らかな走行感が復活します。
  • フレームの洗浄とワックス: 雨の日などに走行した後は、泥や塩分をしっかりと洗い流すことが重要です。特に、折りたたみ機構内部にごみが入ると故障の原因になります。洗い流した後は、自転車用のワックスなどでフレームを保護すると、サビや劣化を防げます。

これらのメンテナンス用品は、Amazonや楽天市場で「自転車 メンテナンス用品」として豊富に販売されています。お気に入りのキックボードを長く大切にするためにも、ぜひメンテナンスにも愛情を注いであげてくださいね。

中古やフリマアプリ(メルカリなど)での購入はアリ?ナシ?

「新品は高いけど、ちょっと試してみたい」「憧れの高級モデルを安く手に入れたい」という理由から、中古品やフリマアプリ(メルカリ、ラクマなど)での購入を検討する人も多いはずです。ここでは、中古での購入が「アリ」か「ナシ」か、そして中古で購入する際の絶対的な注意点について、詳しく解説します。

結論:中古は「リスクあり」だが「アリ」

結論から言うと、中古でのキックボード購入は「アリ」です。特に、人気ブランドの高性能モデルは中古でも需要が高く、状態が良いものが見つかれば非常にお得です。しかし、「リスクが伴う」ことを十分に理解した上で検討する必要があります。

中古購入のメリットと潜むリスク

メリット 潜むリスク
価格が安い、廃盤モデルが見つかる ベアリングやブレーキの消耗が見えない
交渉次第でさらに安くなる 電動キックボードのバッテリー劣化が激しい
現行モデルを試せる 公道走行不可の違法改造車の可能性がある

非電動キックボードの場合の注意点

非電動の場合は、主に「フレームの歪み」と「ベアリングの劣化」に注意が必要です。写真だけでは判断しにくいため、出品者に以下の点を質問しましょう。

  • 使用頻度と使用期間: 「週末のみ使用」なのか、「毎日通勤で使用」していたのかで、耐久性の消耗度が大きく異なります。
  • 異音の有無: 走行中に「カチャカチャ」「キーキー」といった異音がないかを確認してください。異音はベアリングやサスペンションの故障のサインである可能性が高いです。
  • 折りたたみ機構の状態: 折りたたんだ時のロックがしっかりかかるか、ガタつきがないかを確認しましょう。

特に危険!電動キックボードの場合の注意点

電動キックボードを中古で購入するのは、非電動よりもさらにリスクが高いです。バッテリーは消耗品であり、前所有者の充電方法や保管状況によって寿命が大きく左右されます。バッテリーを交換する場合、新品のキックボードが買えるほどの費用がかかることもあります。

さらに、前述した「特定小型原動機付自転車」の保安基準を満たしているかどうかが、中古では非常に分かりにくいです。もし違法な改造(スピードアップなど)がされている場合、公道走行はできませんし、元の状態に戻すのにも手間と費用がかかります。中古の電動キックボードを検討する場合は、必ずメーカーの正規販売店の中古品など、信頼できるルートを選ぶべきです。

個人的には、非電動であれば、状態と価格が納得できれば中古もアリですが、電動キックボードは安全と法規制の観点から、新品の保安基準適合車を購入することを強くおすすめします。中古を探す場合は、フリマアプリでの安全な購入方法を熟読してから臨んでくださいね。

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