英語の勉強に最適!漫画の英語版はどこで買える?ネットと実店舗の販売店を徹底解説

英語の勉強に最適!漫画の英語版はどこで買える?ネットと実店舗の販売店を徹底解説

こんにちは!モモストアの筆者です。
「好きな漫画で楽しく英語を勉強したい!」そう思って、英語版の漫画を探している方も多いのではないでしょうか?

書店に行ってもなかなか見つからなかったり、ネットで探しても種類が多すぎてどこで買えばいいか迷いますよね。
この記事では、英語版の漫画が買える場所を「実店舗」と「ネット通販」に分けて徹底的に解説します!

これを読めば、あなたにぴったりの購入先が見つかり、すぐに英語学習を始められますよ!
最後まで読んで、効率よく英語版漫画をゲットしちゃいましょう!

・漫画の英語版が語学学習に最適な理由とは?
・【実店舗編】英語版の漫画を買える大型書店と探し方のコツ
・紀伊國屋書店:洋書・漫画の品揃えは日本一?
・丸善ジュンク堂書店:都心店での取り扱い状況をチェック
・意外な穴場!TSUTAYAやヴィレッジヴァンガードでの取り扱い
  1. 漫画の英語版が語学学習に最適な理由とは?
    1. 既に内容を知っているから、挫折しにくい
      1. 生の英語表現と日常会話を学べる
      2. 視覚情報があるから理解が早い
  2. 【実店舗編】英語版の漫画を買える大型書店と探し方のコツ
    1. 大型書店は洋書コーナーのチェックが必須!
      1. 実店舗で買うメリット・デメリット
  3. 紀伊國屋書店:洋書・漫画の品揃えは日本一?
    1. 新宿本店はまさに英語版漫画の聖地!
      1. オンラインストアでの在庫確認が超便利
  4. 丸善ジュンク堂書店:都心店での取り扱い状況をチェック
    1. 丸善 丸の内本店とジュンク堂 池袋本店は要チェック
      1. 店舗ごとの差が大きいので注意が必要
  5. 意外な穴場!TSUTAYAやヴィレッジヴァンガードでの取り扱い
    1. 蔦屋書店(TSUTAYA)のセレクトに注目
    2. ヴィレッジヴァンガードは「掘り出し物」の宝庫!
      1. 大型書店と穴場の使い分け
  6. 【ネット通販編】家から一歩も出ずに英語版漫画を買う方法
    1. ネット通販の最大の魅力は「在庫の豊富さ」と「利便性」
      1. ネット通販で購入する際の重要ポイント
  7. 日本のAmazon・楽天ブックスで買うメリット・デメリット
    1. メリット:国内配送の安心感とスピード
    2. デメリット:品揃えの限界と割高な価格
      1. 賢い使い方
  8. アメリカのAmazon(US)から直接輸入する際の注意点と流れ
    1. メリット:圧倒的な品揃えと現地価格
    2. デメリットと注意すべき3つのポイント
      1. 言語の壁と商品検索
      2. 高額になりがちな送料
      3. 関税と消費税
  9. 電子書籍版(Kindle/Kobo)の英語版漫画はどう選ぶ?
    1. 電子書籍版の圧倒的メリット
      1. 辞書機能が内蔵されている
      2. 安くて、すぐに手に入る
    2. 電子書籍を選ぶ際の注意点
      1. 日本語版と同じストアで購入する
      2. 紙の本との違いを理解する
  10. 中古で安く手に入れるなら「ブックオフ」と「フリマサイト」を狙おう
    1. ブックオフの「洋書コーナー」は宝の山?
    2. メルカリやラクマなどのフリマサイトを利用する
      1. メリット:セット売りでお得になることが多い
      2. デメリット:状態と出品者への確認
  11. 英語版漫画を選ぶ際のポイント!レベルやジャンルはどう決める?
    1. 自分の英語レベルに合わせた「難易度」を選ぶ
      1. 初級者におすすめ:日常系・シンプルなストーリー
      2. 中級者におすすめ:少年漫画・ファンタジー系
    2. 知っている作品 vs 初めての作品
  12. 英語版漫画が手に入らない時の代用アイデアと代替教材
    1. 代替アイデア1:日本語版と英語版の電子書籍の併用
    2. 代替アイデア2:日本の漫画原作のアニメや映画の「英語字幕」
    3. 代替アイデア3:児童向けの洋書や絵本

漫画の英語版が語学学習に最適な理由とは?

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なぜ、英語版の漫画が英語学習にこんなにもおすすめされるのか、その理由を深く掘り下げてみましょう。
ただ単に「楽しいから」というだけでなく、英語力アップに直結する合理的な理由がいくつもあるんです。

既に内容を知っているから、挫折しにくい

これが英語版漫画学習の最大のメリットかもしれません。
皆さんが英語版で読もうとしているのは、きっと日本語版で何度も読み返し、内容を熟知している大好きな作品ではないでしょうか。

通常の洋書を読み始めると、知らない単語や表現、文化的な背景が壁となって、最初の数ページで「もう無理……」と挫折してしまうことがよくあります。
しかし、漫画であれば、ストーリー展開やキャラクターのセリフの意図が頭に入っているため、多少英語が分からなくても、絵や文脈から内容を推測できるのです。

例えば、「ルフィが『海賊王になる!』と言うシーン」で、その英語表現が分からなくても、ルフィの表情や背景の絵から「ああ、これは夢や決意を表明しているんだな」と理解できますよね。
この「知っている情報」が、英語の文章を理解する際の強力な手がかりとなり、辞書を引く回数を減らし、何よりも「最後まで読み切る」というモチベーションを維持させてくれます。

生の英語表現と日常会話を学べる

多くの日本の漫画が英語圏で翻訳・出版される際、翻訳家は直訳ではなく、その国の読者に自然に伝わるような表現を使います。
そのため、英語版漫画には、学校の教科書やビジネス英語では学べない、生きたスラングや感情表現、日常会話でよく使われるイディオムが豊富に含まれています。

特に、バトルシーンでの緊迫したやり取り、友達同士のくだけた会話、感動的な告白のシーンなど、感情が動く場面での英語は、記憶に残りやすく、実際に英語を使う際にも応用しやすいのが特徴です。

  • スラング(例:Awesome! / Bummer!)
  • 感情表現(例:Gotta go / What the heck?)
  • 擬音語・擬態語(例:*BOOM* / *Clink*)

これらの表現をストーリーの流れの中で学ぶことで、単語帳で覚えるよりも遥かに定着率が高くなります。

視覚情報があるから理解が早い

漫画は、小説とは違い、セリフだけでなく絵という視覚情報が半分以上を占めています。
この絵が、辞書代わりになることが非常に多いです。

例えば、「She was clad in a ceremonial robe.」という文だけでは、「clad in」の意味がすぐに分からなくても、キャラクターが豪華な服を着ている絵があれば、「ああ、これは『~を身に着けている』という意味だな」と一瞬で理解できます。

英語学習の初期段階では、文字情報だけでなく、絵や図といったマルチメディアな情報と一緒に学ぶことが、脳への定着を早める鍵となります。
漫画はまさに、その理想的な教材と言えるでしょう。

さらに、日本の漫画は世界中で大人気ですから、取り扱われている作品の種類も非常に豊富です。
少年漫画、少女漫画、SF、ファンタジー、恋愛、日常系など、自分の興味のあるジャンルから選べるので、飽きずに続けられるというのも大きな利点です。

もし、これから英語版漫画で学習を始めたいと思っているなら、まずは大好きな作品の英語版を探してみることからスタートしてみてくださいね!

【実店舗編】英語版の漫画を買える大型書店と探し方のコツ

「やっぱり、中身を見てから買いたい!」という方のために、まずは実際に足を運んで英語版の漫画を見つけられる実店舗について解説します。

大型書店は洋書コーナーのチェックが必須!

日本の一般的な書店では、英語版の漫画(洋書扱い)は、通常、日本語の漫画コーナーではなく、「洋書コーナー」や「輸入書籍コーナー」に置かれています。

特に、都心や主要駅近くの大型書店であればあるほど、洋書コーナーの規模も大きくなり、取り扱い作品数も増える傾向にあります。

探し方のコツ:

  1. 「洋書」の看板を探す: まずは店舗内で「洋書」「Foreign Books」「Imported Books」といった表示を探しましょう。
  2. コミック・グラフィックノベルの棚: 洋書コーナーの中でも、「Literature(文学)」や「Business(ビジネス)」とは別に、「Comics & Graphic Novels」や「Manga」といった専用棚が設けられていることが多いです。
  3. 店員さんに聞く: もし見つからなければ、すぐに店員さんに「英語版の日本の漫画はどこにありますか?」と尋ねるのが一番早いです。在庫状況や最新刊の入荷予定なども教えてもらえる可能性があります。

ただし、地方の書店や小規模な書店では、残念ながら洋書コーナー自体がない、またはあっても漫画の取り扱いが非常に少ない場合があります。
そのため、事前の電話確認や、書店の公式サイトで在庫検索をしてから行くのがおすすめです。

実店舗で買うメリット・デメリット

メリット デメリット
実物を確認できる 取り扱い店舗が限られる
送料がかからない 価格がネットよりも高い場合がある
すぐに手に入る 在庫切れのリスクがある

やはり、実際に手に取って、本の大きさや紙質、文字のフォントなどを確認できるのは、実店舗ならではの大きなメリットですね。

次に、具体的な大型書店チェーンの状況を見ていきましょう。

紀伊國屋書店:洋書・漫画の品揃えは日本一?

英語版漫画を探す上で、まず真っ先に候補に挙がるのが「紀伊國屋書店」です。
特に、新宿本店や梅田本店など、国際的な大型店舗の洋書コーナーは、その品揃えの豊富さから「日本一」と称されることも少なくありません。

新宿本店はまさに英語版漫画の聖地!

紀伊國屋書店 新宿本店は、洋書のフロアが設けられており、その中には日本の漫画の英語版、いわゆる「English Manga」の専用コーナーが非常に広く確保されています。
人気作品はもちろんのこと、海外ではカルト的な人気を誇るニッチな作品まで、幅広く取り扱っているのが特徴です。

  • 少年漫画、少女漫画、青年漫画といったジャンル分けがされている
  • 海外で出版されているマーベルやDCコミックスなどのアメコミも充実
  • 輸入洋書のため、価格は日本の定価よりも割高になることが多い

筆者も以前訪れた際、日本では手に入りにくいレアな英語版を見つけて、思わず衝動買いしてしまった経験があります(笑)。
もし、お探しの作品が見つからない場合は、洋書担当のスタッフさんに尋ねてみてください。洋書の知識が豊富な方が多いため、取り寄せや在庫確認などもスムーズに対応してくれます。

オンラインストアでの在庫確認が超便利

紀伊國屋書店は、店頭在庫をオンラインで確認できるサービスを提供している場合があります。
お出かけ前に、公式サイトの検索窓に「(作品名) English Edition」と入力して、取り扱いがあるか、そしてどの店舗に在庫があるかをチェックするのが賢明です。

注意点:

紀伊國屋書店は、他の書店に比べて英語版のコミックスの回転が早い傾向にあります。
人気作品の最新刊などは、入荷後すぐに売り切れてしまうことも珍しくないので、在庫を見つけたら早めに購入することをおすすめします。

また、紀伊國屋書店では、洋書専門のポイントアップキャンペーンなどを実施している時期もあります。購入前に公式サイトやSNSで情報をチェックしておくと、お得に手に入れられるかもしれませんよ!

まさに、英語版漫画を「見て、選んで、手に入れる」なら、紀伊國屋書店は外せない選択肢と言えるでしょう。

丸善ジュンク堂書店:都心店での取り扱い状況をチェック

紀伊國屋書店と並んで、洋書の品揃えが豊富な大型書店チェーンといえば、「丸善ジュンク堂書店」です。
こちらも、都心や大都市圏の主要店舗では、充実した洋書コーナーの中に英語版漫画の取り扱いがあります。

丸善 丸の内本店とジュンク堂 池袋本店は要チェック

特に規模が大きいのは、丸善 丸の内本店ジュンク堂書店 池袋本店です。
これらの店舗は、フロア面積が広く、専門書から洋書まで幅広く取り扱っているため、掘り出し物が見つかる可能性が高いです。

丸善は、伝統的に洋書に力を入れてきた歴史があり、その選書にもこだわりが見られます。
ジュンク堂書店は、専門分野の書籍に強いイメージがありますが、洋書コーナーも力を入れており、学術的な洋書と一緒に、リラックスして読める英語版漫画が並んでいるのが面白いところです。

店舗ごとの差が大きいので注意が必要

丸善ジュンク堂書店チェーンの注意点としては、店舗ごとの洋書の取り扱い規模に大きな差があるという点です。
たとえば、ビジネス街にある店舗では、英語版のビジネス書や経済誌は多くても、漫画の品揃えは少ないかもしれません。逆に、学生街やサブカルチャーに強い地域にある店舗では、漫画の取り扱いが充実している可能性があります。

事前に確認するポイント:

  • 店舗の公式サイトで、洋書のフロアガイドを確認する。
  • TwitterなどのSNSで、その店舗の洋書担当アカウントがないか探してみる。
  • 電話で「Japanese Manga English Editionの在庫」について問い合わせてみる。

ジュンク堂書店では、在庫検索システムが充実している店舗も多いため、訪れる前に検索してみると無駄足にならずに済みますよ。

紀伊國屋書店と丸善ジュンク堂書店を比較検討しながら、ご自宅や職場の近くでアクセスしやすい店舗を見つけてみてください。

意外な穴場!TSUTAYAやヴィレッジヴァンガードでの取り扱い

大型書店以外にも、実は英語版漫画を取り扱っている「穴場」的なお店があります。
それが、TSUTAYA(一部店舗)やヴィレッジヴァンガード(通称:ヴィレヴァン)といった店舗です。

蔦屋書店(TSUTAYA)のセレクトに注目

全てのTSUTAYAではありませんが、代官山 蔦屋書店や六本木 蔦屋書店などの「蔦屋書店」を名乗るライフスタイル系の大型店舗では、洋書や輸入雑貨と一緒に英語版の漫画をセレクトして置いていることがあります。

これらの店舗の特徴は、ただ商品を並べるだけでなく、「どのようなライフスタイルに合うか」を提案するディスプレイをしている点です。
そのため、英語学習コーナーや旅行コーナーの近くに、「休憩時間のお供に」といったコンセプトで英語版の漫画が置かれていることがあります。

メリット:

  • おしゃれな空間で、コーヒーなどを飲みながらゆっくり選べる。
  • 一般的な洋書店のラインナップとは違う、独自のセレクトに出会える可能性がある。
  • 漫画の最新刊よりも、名作やアート性の高い作品の英語版が置かれやすい。

特に、「ちょっと変わった作品の英語版を探している」という方には、蔦屋書店のセレクトコーナーは非常に魅力的かもしれません。

ヴィレッジヴァンガードは「掘り出し物」の宝庫!

「遊べる本屋」がコンセプトのヴィレッジヴァンガード(ヴィレヴァン)は、洋書専門の書店ではありませんが、輸入雑貨やアメコミグッズの取り扱いがあるため、アメコミや、日本の漫画の英語版を少数ながら置いていることがあります。

ただし、こちらは店舗や時期によって取り扱いが大きく変わるため、確実に手に入る保証はありません。
しかし、思わぬ名作の英語版が紛れ込んでいたり、他の書店では見かけない翻訳版に出会えることもあるので、ショッピングのついでに覗いてみる価値は十分にあります。

大型書店と穴場の使い分け

確実に欲しい作品がある場合は、紀伊國屋書店や丸善ジュンク堂書店へ。
「どんな作品でもいいから、面白そうな英語版漫画に出会いたい!」という場合は、TSUTAYAやヴィレッジヴァンガードといった穴場を探してみるのがおすすめです。

実店舗巡りは、作品との一期一会を楽しむ、まさに冒険のような体験になりますよ。

【ネット通販編】家から一歩も出ずに英語版漫画を買う方法

「忙しくてお店に行く時間がない」「地方に住んでいるから大型書店がない」という方にとって、ネット通販は英語版漫画を手に入れる最も現実的で便利な方法です。
自宅にいながら、世界中の在庫から作品を選ぶことができます。

ネット通販の最大の魅力は「在庫の豊富さ」と「利便性」

実店舗では、どうしても店舗のスペースや地域ごとの需要に合わせた品揃えになりますが、ネット通販にはそうした物理的な制約がありません。

日本のAmazonや楽天市場はもちろん、アメリカのAmazon.comなどの海外サイトまで視野に入れることで、ほぼ全ての英語版漫画を手に入れることが可能になります。

ネット通販で購入する際の重要ポイント

ネット通販を利用する際には、以下の点に注意すると失敗が少なくなります。

  • 「English Edition」や「Original Edition」の表記を確認する: 間違えて日本語版を注文しないよう、商品名や商品説明文に「English Edition」「Import」などの記載があるか必ずチェックしましょう。
  • 「在庫」と「納期」をチェックする: 国内の倉庫にあればすぐに届きますが、海外から取り寄せる場合は数週間〜1ヶ月以上かかることがあります。急いでいる場合は特に納期を確認しましょう。
  • 送料と関税の確認: 海外サイトからの購入では、商品価格の他に高額な送料がかかることがあります。また、購入金額が一定額を超える(通常16,666円が目安ですが変動します)と関税がかかる可能性もあるため、事前にチェックが必要です。

ネット通販は利便性が高い分、「本当に英語版か?」「いつ届くのか?」といった確認事項が増えますが、これをクリアできれば最強の購入ルートになります。

次に、具体的なネット通販サイトのメリット・デメリットを比較してみましょう。

日本のAmazon・楽天ブックスで買うメリット・デメリット

私たちが普段から利用している日本のAmazon(アマゾン)や楽天市場、楽天ブックスでも、英語版の漫画は購入できます。まずは、この手軽な方法から見ていきましょう。

メリット:国内配送の安心感とスピード

日本の通販サイトから購入する最大のメリットは、やはり「安心感」と「スピード」です。

Amazon・楽天のメリット:

項目 詳細
配送スピード 国内在庫があれば、翌日〜数日で届くことが多い。
言語の壁 サイトが日本語なので、注文や問い合わせがしやすい。
決済方法 クレジットカード以外に、コンビニ決済や代引きなど多様な方法が選べる。
ポイント利用 楽天ポイントやAmazonポイントが貯まる・使える。

特に、日本の漫画は海外での人気が高いため、出版社や輸入業者が日本の倉庫に在庫を持っているケースが増えています。
「すぐに手元に欲しい!」という方には、国内サイトの在庫を探すのが最もおすすめです。

デメリット:品揃えの限界と割高な価格

一方で、日本のAmazonや楽天ブックスにもデメリットがあります。

Amazon・楽天のデメリット:

国内の業者が輸入して販売しているため、商品のラインナップは、「人気作品」「メジャーな作品」に限定されがちです。
マイナーな作品や、かなり前の巻数などは、国内では在庫切れになっていたり、取り扱い自体がないこともあります。

また、価格に関しても、輸入時の送料や関税、そして販売業者の利益が上乗せされるため、アメリカのAmazon(US)から直接購入するよりも割高になる傾向があります。

例えば、アメリカの定価が10ドル程度のコミックスでも、日本の通販サイトを通すと1,800円〜2,500円程度になることも珍しくありません。

賢い使い方

まずは日本のAmazonや楽天ブックスで検索し、お探しの巻数や作品が国内在庫として適正価格で販売されていないかをチェックするのが良いでしょう。
もし見つからなければ、次の項目で紹介するアメリカのAmazonに目を向ける、というステップが最も効率的です。

アメリカのAmazon(US)から直接輸入する際の注意点と流れ

「日本では売っていない作品が欲しい」「とにかく安く手に入れたい」という上級者の方におすすめなのが、アメリカのAmazon(Amazon.com)からの直接輸入です。

メリット:圧倒的な品揃えと現地価格

アメリカのAmazonは、まさに英語版漫画の「本場」です。
日本の漫画だけでなく、アメコミを含めた膨大な数のコミックが取り扱われており、最新刊から過去のレアな作品まで、探しているものが見つかる可能性が非常に高いです。

さらに、価格は米ドルの現地価格で設定されているため、為替レートにもよりますが、日本の通販サイトで購入するよりも安く手に入ることが多いです。

デメリットと注意すべき3つのポイント

直接輸入には、いくつかのハードルがあります。

言語の壁と商品検索

サイトは英語表記が基本です。商品の検索も、日本語タイトルではなく、必ず「英訳されたタイトル」「作者名(ローマ字表記)」で検索する必要があります。

例:

  • 『進撃の巨人』 → “Attack on Titan”
  • 『呪術廻戦』 → “Jujutsu Kaisen”

もし英訳タイトルが分からなければ、Google検索で「(日本語タイトル) English title」と検索してみましょう。

英語版漫画のタイトル検索(Google)

高額になりがちな送料

商品価格が安くても、日本への国際送料が高くつくことが多いです。
漫画は重量があるため、特に複数冊まとめて買うと送料が跳ね上がることがあります。

購入手続きの途中で、必ず送料込みの「Total Price(合計金額)」を確認しましょう。
場合によっては、日本の通販サイトで買うのと変わらない、あるいは高くなってしまうこともあります。

関税と消費税

個人輸入の場合、商品価格と国際送料の合計が16,666円を超える場合、関税や日本の消費税が課税される可能性があります。
もし課税対象となった場合、商品を受け取る際に配送業者から追加で支払いを求められます。

これらの注意点を理解した上で、価格や品揃えを追求したい方は、アメリカのAmazon.comにチャレンジしてみる価値は十分にありますよ!

電子書籍版(Kindle/Kobo)の英語版漫画はどう選ぶ?

物理的な本だけでなく、近年は電子書籍で英語版の漫画を読む人も増えています。
Kindle(Amazon)やKobo(楽天)などの電子書籍プラットフォームで英語版漫画を探すメリットと、選び方のポイントを見ていきましょう。

電子書籍版の圧倒的メリット

電子書籍には、物理的な本にはない、学習者にとって非常に強力なメリットがあります。

辞書機能が内蔵されている

これが電子書籍学習の最大の魅力です。
KindleやKoboなどの電子書籍リーダーやアプリでは、分からない単語を指で長押しするだけで、内蔵辞書が起動して意味を表示してくれます。

これにより、紙の辞書を引く手間が一切なくなり、読書と学習のスピードが格段に向上します。
辞書を引くのが面倒で挫折していた、という方には特におすすめの方法です。

安くて、すぐに手に入る

電子書籍は、印刷や輸送のコストがかからない分、紙の書籍よりも安価に設定されていることが多いです。
また、「在庫切れ」という概念がないため、クリック一つで、いつでもどこでもすぐにダウンロードして読み始めることができます。

海外の電子書籍ストアでも、日本のクレジットカードが使えることが多いので、国際送料や納期を気にする必要もありません。

Kindleで英語版漫画を探す(Google)

電子書籍を選ぶ際の注意点

便利な電子書籍ですが、注意すべき点もいくつかあります。

日本語版と同じストアで購入する

Kindleには「日本ストア」と「USストア」など複数のストアがあります。
普段使っているアカウントと同じストアで英語版が販売されているかを確認しましょう。
日本のストアで英語版が販売されている場合もありますが、品揃えはUSストアの方が圧倒的に豊富です。

紙の本との違いを理解する

電子書籍版は、紙の漫画よりも画面が小さく、特にスマートフォンで読む場合は、文字が小さく感じられるかもしれません。
また、紙の質感を楽しみながらパラパラとページをめくる感覚は、電子書籍では味わえません。これは好みの問題ですが、事前に確認しておきましょう。

電子書籍は、価格、手軽さ、そして辞書機能という点で、英語学習のツールとしては非常に優秀です。まずは無料のサンプル版などを試して、自分に合うか確認してみるのも良いですね。

中古で安く手に入れるなら「ブックオフ」と「フリマサイト」を狙おう

英語版漫画は、輸入の都合上、どうしても定価が高くなりがちです。
そこで、出費を抑えたい方におすすめなのが、中古市場を狙う方法です。

ブックオフの「洋書コーナー」は宝の山?

ブックオフは、主に日本の古本を扱っていますが、大型店舗や洋書に力を入れている店舗では、「洋書コーナー」が設けられています

この洋書コーナーに、稀に英語版の日本の漫画が紛れ込んでいることがあります。価格は、日本の文庫本やコミックスと同じように、110円、330円、550円といった非常に手頃な価格で販売されていることが多いです。

探し方のポイント:

  • 大型の郊外店都心店の洋書コーナーを探す。
  • 洋書の棚の中でも、「Fiction」や「Others」といった分類の棚を重点的にチェックする。
  • 店員さんに「英語版の日本の漫画はありますか?」と聞いてみる。(ただし、専用の棚がない場合が多い)

ブックオフでの購入は、まさに「運とタイミング」です。欲しい作品を狙って行くよりは、「面白そうな作品があればラッキー」くらいの気持ちで立ち寄るのがおすすめです。

メルカリやラクマなどのフリマサイトを利用する

中古市場で最も品揃えが豊富で、かつ手軽なのが、メルカリやラクマといったフリマサイトです。

メリット:セット売りでお得になることが多い

フリマサイトでは、「全巻セット」「〇巻~〇巻セット」といったまとめ売りが多く見られます。
一冊ずつ買うよりも、セットで購入する方が、結果的に一冊あたりの価格が安くなり、送料も節約できることが多いです。

デメリット:状態と出品者への確認

フリマサイトは個人間の取引なので、商品の状態にはばらつきがあります。

確認すべきこと 理由
日焼けや汚れの状態 写真だけでは分かりにくい場合がある。
帯や付属品の有無 コレクターの方には重要。
商品の「版」 古い版と新しい版で翻訳に違いがある場合がある。

気になる点があれば、購入前に必ず出品者に質問をして、納得した上で購入しましょう。
「English Manga」や「英語版 コミックス」といったキーワードで検索すると、たくさんの商品が見つかりますよ。

メルカリで英語版漫画を探す(Google)

英語版漫画を選ぶ際のポイント!レベルやジャンルはどう決める?

いざ英語版の漫画を買おうと思っても、「どの作品がいいの?」「自分の英語レベルに合うかな?」と迷ってしまいますよね。
ここでは、失敗しないための選び方のポイントを解説します。

自分の英語レベルに合わせた「難易度」を選ぶ

「楽しく勉強」が目的なので、無理なく読めるレベルの作品を選ぶことが最も重要です。

初級者におすすめ:日常系・シンプルなストーリー

まだ英語学習を始めたばかり、または久しぶりに英語に触れる方には、複雑な専門用語やスラングが少ない、シンプルな日常系やギャグ漫画がおすすめです。

  • 『よつばと!』(Yotsuba&!):日常のシンプルな会話が多い。
  • 『クレヨンしんちゃん』(Crayon Shinchan):子供の会話が多く、日常的な表現が豊富。

これらの作品は、使われている単語も基本的なものが多く、日常生活で使える表現を学べます。

中級者におすすめ:少年漫画・ファンタジー系

ある程度英語の基礎がある方には、セリフが多く、感情表現や専門用語が少し入ってくる少年漫画やファンタジー系の作品がおすすめです。

  • 『ONE PIECE』:戦闘シーンでの熱いセリフ、海賊用語など、表現の幅が広い。
  • 『進撃の巨人』(Attack on Titan):軍隊用語や専門用語が多く、難易度は高めだが読み応えがある。

これらの作品で、辞書を引きながら「この単語はこういう状況で使うのか」という応用力を鍛えましょう。

知っている作品 vs 初めての作品

前述の通り、内容を知っている作品を選ぶと、挫折しにくいという大きなメリットがあります。まずは、大好きな作品の英語版から始めるのが鉄則です。

しかし、「初めて読む英語版漫画」に挑戦するのも、学習の幅を広げる上で非常に有効です。
初めて読む作品は、内容を推測する手がかりが少ない分、純粋な英語読解力が鍛えられます。

慣れてきたら、知っている作品と初めての作品を交互に読んでみるなど、工夫を加えてみましょう。

英語版漫画が手に入らない時の代用アイデアと代替教材

欲しい作品の英語版がどうしても見つからない、または価格が高すぎる、という場合もあります。
そんな時でも、英語学習を諦める必要はありません!英語版漫画に代わる、楽しく学べる代替教材をご紹介します。

代替アイデア1:日本語版と英語版の電子書籍の併用

紙の英語版漫画が見つからない場合は、電子書籍の力を借りましょう。

手順:

  1. 日本語版の電子書籍(KindleやKoboなど)を手元に用意する。
  2. 英語版の電子書籍(Amazon.comなどで販売)を手元に用意する。
  3. まずは日本語版で内容を確認し、次に英語版を読んでみる。

この方法であれば、辞書機能も使えますし、ページを切り替えればすぐに日本語版のセリフを確認できます
物理的な本を探す手間もなく、最も効率的な学習方法の一つと言えるでしょう。

アメリカAmazon(US)で漫画を探す(Google)

代替アイデア2:日本の漫画原作のアニメや映画の「英語字幕」

漫画ではなく、アニメや実写映画版の英語字幕を使うのも非常に有効です。

NetflixやHuluなどのストリーミングサービスでは、日本の人気アニメに「英語字幕」と「日本語音声」または「英語吹き替え」が用意されていることが多いです。

活用方法:

  1. 「日本語音声+英語字幕」で見て、耳で聞く音と文字で見る英語表現を一致させる。
  2. 「英語吹き替え+英語字幕」で見て、完全に英語のシャワーを浴びる環境を作る。

漫画のセリフよりも、アニメのセリフの方が、より自然な発音とスピードで聞けるため、リスニング力の向上にも繋がります。

Netflix 漫画 英語字幕(Google)

代替アイデア3:児童向けの洋書や絵本

もし、英語版漫画が難しすぎると感じた場合は、少し難易度を落として、英語圏の児童向けの小説や絵本から始めてみるのも良い方法です。

児童向けの書籍は、基本的な単語や文法を中心に構成されており、挿絵も豊富なので、無理なく英語の読解に慣れることができます。

例えば、人気シリーズの『マジック・ツリーハウス』や『ハリー・ポッター』の初級者向けバージョンなどから入ってみると、自信に繋がるはずです。

英語版漫画の購入は、英語学習の第一歩です。
実店舗、ネット、中古、電子書籍など、多様な選択肢を比較して、あなたにとって最も良い方法を見つけて、楽しい英語学習ライフをスタートさせてくださいね!
モモストアはいつでもあなたの学習を応援しています。

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