ストーンズジンジャーワインは終売?飲めないの?現状の入手方法とそっくりな代替品
こんにちは、モモストアです!
あのスパイシーで独特な甘さを持つ「ストーンズジンジャーワイン」の終売の噂を聞いて、不安に思っている方は多いのではないでしょうか?
一度この味を知ってしまうと、他のジンジャー系ドリンクでは満足できない、という熱烈なファンがいるほど、非常に中毒性の高いお酒ですよね。
結論からお伝えすると、残念ながら現在、ストーンズジンジャーワインは正規のルートでは日本国内での販売を停止している状態です。
「もう飲めないの?」とがっかりされるかもしれませんが、ご安心ください!
このページでは、終売の真相から、現在の入手方法、さらには「味がそっくり!」と評判の代替品まで、モモストアが徹底的に調査して解説します!
この記事を読むとわかること
- ・ストーンズジンジャーワインがなぜ手に入らなくなったのかの真相
- ・今現在、どこでなら購入できる可能性が残っているのか
- ・あの味を再現できる「そっくりな代替品」と「簡単カクテルレシピ」
- ・今後の再販の見込みについて
- ・ジンジャーワインの歴史と健康効果
- ストーンズジンジャーワインは本当に終売(販売終了)してしまったのか?
- 国内での正規ルート販売が止まった時期と現在の状況を詳しく解説
- ストーンズジンジャーワインの魅力とは?多くの愛飲者がハマった理由
- ネット通販で「在庫あり」を見つけたらすぐに買うべき?購入時の注意点
- どうしても飲みたい!ストーンズジンジャーワインを諦めずに探す秘策
- 【代替品1】味がそっくり!と評判の「ジンジャーワイン」類似商品
- 【代替品2】ストーンズジンジャーワインを再現する簡単なカクテルレシピ
- 【代替品3】ジンジャーの風味を活かした世界の変わり種ドリンク
- ストーンズジンジャーワインの歴史と本場イギリスでの立ち位置
- 海外通販(並行輸入品)での購入はあり?関税や送料はどうなる?
- ジンジャーワインは健康に良いって本当?体を温める効果について
- ジンジャーワインを使ったカクテル「ポーラー・ベア」の作り方とアレンジ
- ストーンズジンジャーワインの今後の再販の可能性についてモモストアの解説
ストーンズジンジャーワインは本当に終売(販売終了)してしまったのか?

結論からお話しすると、多くの愛飲家が心配している通り、ストーンズジンジャーワインは「日本国内においては事実上の終売」の状態にあります。
公式に「販売終了」と大々的に発表されたわけではありませんが、日本の正規輸入代理店を通じた供給は、残念ながら長期間にわたり止まってしまっているのです。
特に2020年頃から、国内の大手酒販店やスーパーの棚からその姿が消え始めました。 これは、製造元のイギリスのストーンズ社(Stones)自体が製造を止めたというよりは、「日本への正規の輸入ルートが途絶えてしまった」という点が大きな要因と考えられています。 輸入元の変更や、国際的な流通コストの上昇、あるいは日本市場での販売戦略の見直しなど、様々な要因が絡み合っての結果でしょう。
しかし、この「事実上の終売」という曖昧な表現が、逆にファンに「どこかに在庫が残っているかもしれない」「輸入が再開されるかも」という希望を抱かせ続けているのも事実です。
私たちモモストアも、様々な情報を集めましたが、現時点では正規の安定供給が再開されたという確たる情報はありません。
もし、近所の酒屋さんで「ストーンズジンジャーワインが普通に売られていた!」という情報をお持ちの方がいらっしゃいましたら、ぜひご一報いただきたいくらい、その情報価値は高いと言えます。
「終売」と「輸入停止」の違いは?私たちが知っておくべきこと
ここで、「終売」と「輸入停止」の違いについて、少し掘り下げて考えてみましょう。
終売(Discontinuation)とは、製造元が製品自体の製造を完全にやめてしまうことを指します。この場合、世界中どこを探しても、新しく作られた製品を手に入れることはできません。
一方、輸入停止(Import Halt)とは、製品自体は海外で製造され続けているものの、特定の国(この場合は日本)への流通や販売のルートが一時的、または長期的に途絶えてしまうことを指します。
ストーンズジンジャーワインの場合、後者の「輸入停止」に近い状況だと考えられます。つまり、本場イギリスや一部の国では流通している可能性は残っているということです。
これが、並行輸入品や海外からの個人輸入といった形で、ごく稀に日本のネット通販市場に姿を現す理由でもあります。
私たちが今、このお酒を求めて奮闘しているのは、まさにこの「輸入停止」という状況のおかげとも言えるでしょう。
もし完全に終売していたら、現存する在庫が尽きた時点で完全にアウトですからね。
現状を正確に把握することで、在庫を探す「探索モード」と、代替品を探す「切替モード」のバランスをとりやすくなります。 次の章では、具体的な販売停止の時期と、現在の市場で何が起こっているのかをさらに詳しく解説していきます。
国内での正規ルート販売が止まった時期と現在の状況を詳しく解説
ストーンズジンジャーワインの国内流通が不安定になったのは、先に述べた通り2020年頃からです。 多くの愛飲者が「あれ?最近見ないな」と感じ始めた時期と一致します。
大手通販サイトでの動向から見る販売状況の変化
この状況を裏付けるのが、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングといった大手通販サイトの販売履歴です。 以前は、複数の酒販店が常に在庫を持ち、価格も安定していましたが、輸入停止が囁かれ始めた頃から以下のような変化が見られました。
| 時期 | 状況 | 価格帯(参考) |
| 〜2019年頃 | 安定して供給。常に在庫があり、定価に近い価格で販売。 | 1,500円〜2,000円程度 |
| 2020年〜2021年頃 | 在庫が不安定化。在庫切れが増え、一時的に高騰する店舗が出現。 | 2,500円〜4,000円程度 |
| 2022年〜現在 | ほとんどが「在庫切れ」または「取り扱い終了」。稀に並行輸入品が高額で登場。 | 5,000円〜10,000円以上(プレミア価格) |
この表からもわかる通り、現在は完全にプレミア価格となっており、非常に手が出しにくい状況です。
特にメルカリなどのフリマサイトでも、未開封のボトルが「幻の品」として高値で取引されるケースが散見されます。 これは、ストーンズジンジャーワインがいかに多くの人々に愛され、需要があるかを物語っていますね。
現在の日本の市場に流通しているボトルはどこから来ているのか?
では、たまに見かける「在庫あり」のボトルはどこから来ているのでしょうか?
考えられる主なルートは以下の3つです。
- 正規輸入代理店が抱えていた最終在庫:
販売ルートが途絶える直前に輸入されたものが、小規模な酒販店の倉庫に眠っていたケース。これはもうほとんど残っていないでしょう。 - 海外からの並行輸入品:
日本の業者が、海外のルートを使って独自に輸入したもの。関税や送料、為替の影響を受けるため、どうしても価格が高くなります。これが現在の主な流通ルートです。 - 個人が海外で購入し持ち帰ったもの(フリマ・オークション):
海外旅行の際に購入したものを、フリマサイトなどで出品しているケース。品質管理の面で不安が残るため、購入には細心の注意が必要です。
「ストーンズジンジャーワインの現在の状況」についてさらに詳しく知りたい場合は、お手数ですが、最新の情報はGoogleで最新情報を検索してみてください。 並行輸入品の在庫状況は日々変動しています。
モモストアとしては、品質の保証がされている並行輸入品のショップを選ぶことを強くおすすめします。
次の章では、なぜそこまでして人々がこのお酒を求めるのか、その魅力に迫ります。
ストーンズジンジャーワインの魅力とは?多くの愛飲者がハマった理由
なぜ、ストーンズジンジャーワインがこれほどまでに熱狂的なファンを持つのでしょうか。 それは、一般的なジンジャーエールやジンジャービールとは一線を画す、その「圧倒的な生姜感と複雑な甘さ」に秘密があります。
ただの甘口ワインではない、独特な風味の正体
ストーンズジンジャーワインは、その名の通りワインをベースにしていますが、メインの風味は生の生姜(ジンジャー)から抽出されています。 アルコール度数は約13.5%と、一般的なワインとほぼ同じですが、口に含んだ瞬間に感じるのは以下の要素が複雑に絡み合った独特の味わいです。
- 突き抜けるような強い生姜の辛味(スパイシーさ):
安価なジンジャー風味とは違い、喉の奥を温めるような生姜本来のガツンとした辛味があります。これが癖になる最大の要因です。 - とろみのある甘さ:
ハチミツやシロップのような、コクのある濃厚な甘さが辛味と対比することで、飲む手が止まらなくなります。 - 複雑なハーブとスパイスの香り:
生姜以外にも、様々なハーブやスパイスがブレンドされており、一般的なワインでは感じられないエキゾチックで深みのあるアロマを生み出しています。
特に、冷やして飲むと辛さが際立ち、ホットで飲むと甘さと温かさが体を包み込むため、季節を問わず楽しめる万能性も人気の秘訣でした。
様々な飲み方で楽しめる汎用性の高さ
ストーンズジンジャーワインが愛されたもう一つの理由は、そのカクテルベースとしての優秀さです。 そのままストレートで飲んでももちろん美味しいですが、様々な割り材と組み合わせることで、無限のバリエーションが楽しめます。
ストーンズジンジャーワインの定番の楽しみ方
| 飲み方 | 特徴 | おすすめのシーン |
| ストレート(冷やして) | 最も辛味と甘さのバランスが楽しめる。食前酒や寝る前の一杯に最適。 | リラックスタイム、食前 |
| ホット(お湯割り) | 体がポカポカ温まる。甘みが強く出て、まるで高級なホットジンジャーシロップのよう。 | 冬の夜、冷え性対策 |
| ソーダ割り | 辛味を活かしつつ、さっぱりと飲める。食事との相性も抜群。 | バーベキュー、食事中 |
| ビール割り(シャディ) | イギリスで定番の飲み方。ビールに深みとスパイシーさが加わる。 | パブ気分、ビール好きに |
特にジンジャーワインとビールを割る飲み方は、本場イギリスでは「シャディ」と呼ばれ親しまれています。 日本のビールでは味わえない、独特の奥深い味わいになるので、もし手に入った際はぜひ試していただきたい飲み方の一つです。
ネット通販で「在庫あり」を見つけたらすぐに買うべき?購入時の注意点
今の時代、ストーンズジンジャーワインがネット通販で「在庫あり」になっているのを見かけたら、それはもう「奇跡」に近い出来事だと思ってください。 そして、結論から言えば「すぐに買うべき!」なのですが、いくつかの注意点があります。 焦って高値の不良品を掴まされないよう、モモストアと一緒に確認していきましょう。
相場はいくら?「適正価格」を見極めるポイント
終売前、正規輸入品の価格は1,500円~2,000円程度でした。しかし、現在は並行輸入品や希少在庫のため、5,000円~8,000円程度が「現実的な相場」になってしまっています。
もし、10,000円を超えるような価格設定であれば、それは明らかにプレミア価格であり、購入は慎重になるべきです。 ただし、品質が保証されている信頼できるショップからの並行輸入品であれば、この価格帯でもやむを得ないと考えられます。
購入前に必ずチェックしたい3つのポイント
「在庫あり」の表示に飛びつく前に、以下の3点を必ず確認してください。
- 販売元の信頼性:
大手通販サイト内のショップであっても、初めて聞くような名前の酒販店や、レビューが極端に少ない店舗は避けた方が無難です。
できれば「酒類販売免許を持っているか」を明記している、実績のある酒屋のオンラインストアを選びましょう。 - 並行輸入品であることの明記:
「並行輸入品」と明記されている場合、価格が高くなるのは仕方ありません。しかし、その分「日本語の品質表示ラベル」が貼られているかを確認できると安心です。
海外から直接輸入する際は、通関手続きや品質管理が適切に行われているかどうかが重要になります。 - 製造年月日または賞味期限:
ストーンズジンジャーワインは、ワインベースとはいえ長期保存には向きません。製造から時間が経ちすぎているものは風味が劣化している可能性があります。
可能であれば、製造年月日を確認するか、「ボトルに澱(おり)や浮遊物がないか」を写真でチェックしましょう。
特にフリマアプリなどでの個人間取引は、上記のような品質保証が一切ありませんので、開封済みや個人保管のものは避けるのが賢明です。
賢く購入するためのヒント
どうしても手に入れたいなら、「在庫復活通知」を徹底的に活用してください。
Amazonや楽天市場では、在庫切れの商品でも「再入荷通知」を設定できる機能があります。
並行輸入品の在庫は非常に不安定で、ポロッと数本だけ入荷することがあるため、この通知を見逃さないことが、高値で買わずに済む唯一の方法かもしれません。
ストーンズジンジャーワインの在庫状況は、Googleで在庫状況を検索して、複数のサイトを定期的にチェックしてみることをお勧めします。
どうしても飲みたい!ストーンズジンジャーワインを諦めずに探す秘策
「プレミア価格でもいいから、とにかくあのボトルを手に入れたい!」という、熱い気持ちを持っている方のために、モモストアが最後の砦となる探索秘策をご紹介します。 通常のネット検索だけでは見つけられない場所や方法に焦点を当ててみましょう。
秘策1:個人経営の「街の酒屋さん」を徹底的に巡る
大手チェーン店やディスカウントストアは、在庫管理がデジタル化されているため、すでに「在庫なし」の情報が全国で共有されています。
しかし、昔ながらの個人経営の酒屋さんは、在庫管理が手書きや経験頼りであることも多く、輸入停止前に仕入れた商品が倉庫の奥で眠っているケースがごく稀にあります。
探す際のポイントは、「古そうなラベルのお酒が多い店」「輸入食品や珍しいリキュールを扱っていそうな店」に絞ることです。 思い切って店主に「ストーンズジンジャーワインを探しているのですが…」と尋ねてみましょう。思わぬお宝に遭遇するかもしれません。
秘策2:業務用酒販店の「実店舗」をチェックする
バーやレストランなどの飲食店に卸している「業務用酒販店」も狙い目です。 彼らは大口で仕入れていることが多く、一般客には見えない在庫を抱えている可能性があります。
ただし、基本的に一般向け販売をしていない店舗もありますので、事前に電話で確認してから訪問するのがマナーです。
また、在庫があったとしても、業務用サイズ(1リットルなど)しか残っていない場合もありますが、これもまた愛飲家にとっては嬉しい悲鳴かもしれませんね。
秘策3:海外のAmazonやEtsyなどのサイトを直接チェックする
日本のAmazonではなく、イギリスAmazon(Amazon UK)などの海外サイトを直接チェックする方法もあります。 イギリスでは流通が続いている可能性がありますが、問題は「日本への発送に対応しているか」「高額な国際送料と関税」です。
海外の骨董品やヴィンテージ品を扱うEtsy(エッツィー)でジンジャーワインを検索してみるのも面白いかもしれません。 古いラベルのボトルが、飲用ではなくコレクターズアイテムとして出品されていることがあります。
秘策4:SNSで在庫情報を呼びかける
Twitter(X)やInstagramで、「#ストーンズジンジャーワイン」「#StonesGingerWine」といったハッシュタグを付けて、「探しています!」と呼びかけるのも有効な手段です。 思わぬ在庫情報を持つ個人や、在庫を抱えているお店の人が見つけてくれる可能性があります。
SNSは情報の拡散力が非常に高いため、この種の「お宝探し」には非常に適しています。
これらの秘策は、成功率が高いとは言えませんが、熱意を持って行動すれば必ず道は開けると信じています。
もし、ストーンズジンジャーワインを見つけられなかったとしても、次の章でご紹介する代替品で、あのスパイシーな体験を追体験できるはずです!
【代替品1】味がそっくり!と評判の「ジンジャーワイン」類似商品
ストーンズジンジャーワインの終売は本当に残念ですが、幸いなことに、世界には他にも素晴らしいジンジャーワインや類似のドリンクが存在します。 ここでは、「ストーンズに味が似ている」「スパイシーさが強い」と評判の代替品をモモストアが厳選してご紹介します。 どうしてもあの味が恋しくなったら、まずはこれらの代替品を試してみてください。
① オールド・ダーツモア ジンジャーワイン (Old Dartmoor Ginger Wine)
ストーンズジンジャーワインの最も有力な代替品として挙げられることが多いのが、このオールド・ダーツモア ジンジャーワインです。
こちらもイギリス原産のジンジャーワインであり、ストーンズと同等、あるいはそれ以上の強烈な生姜の辛味とスパイシーさを持っていると評価されています。
【ストーンズとの違い】 ストーンズジンジャーワインと比較すると、甘さがやや控えめで、よりドライな印象を受けるという意見が多いです。 ストレートで飲むと、生姜のパンチ力がダイレクトに伝わり、カクテルベースとしても非常に優秀です。 「ストーンズよりオールド・ダーツモアの方が好き」というファンも存在するほど、その品質は折り紙付きです。
幸いなことに、オールド・ダーツモアは現在も日本に正規輸入されているため入手は比較的容易です。
ストーンズ難民となった方は、まずこれを試してみることを強くお勧めします。
② クラウドベリー ワイン ジンジャー (Cloudberry Wine Ginger)
こちらは、北欧の雰囲気が漂う、少し変わり種のジンジャーワインです。 ベースにはクラウドベリー(ホロムイイチゴ)のワインが使われており、ベリー系のフルーティーな香りとジンジャーのスパイシーさが融合した、ユニークな味わいが特徴です。
【ストーンズとの違い】 ストーンズのような濃厚な甘さと「とろみ」は控えめですが、ジンジャーの風味はしっかりと主張してきます。 特に女性や、甘すぎるお酒が苦手な方にとっては、こちらの方が飲みやすく感じるかもしれません。 冷やしてそのまま、またはスパークリングワインで割って飲むと、非常に爽快で上品なカクテルになりますよ。
③ サッポロ ジンジャー リキュール
ワインベースではありませんが、国内メーカーが製造しているジンジャー系のリキュールとして非常に優秀なのがこちら。 国産の生姜をふんだんに使用しており、その辛味と香りはストーンズに負けず劣らずのレベルです。
【ストーンズとの違い】 アルコール度数が高く(約40%)、ストーンズよりもリキュール感が強いため、ストレートではなく、割り材として使うのが基本です。 しかし、「生姜の強い辛味」という点だけを見れば、ストーンズの魂を受け継いでいると言えるでしょう。 甘さを足したい場合は、ハチミツやメープルシロップを少量加えることで、ストーンズに近いコクを出すことができます。
【代替品2】ストーンズジンジャーワインを再現する簡単なカクテルレシピ
もし、ストーンズジンジャーワインが手に入らなくても、身近な材料を組み合わせることで、あの味を限りなく再現することは可能です。 ここでは、モモストアが考案した、ストーンズ愛飲家のための「なんちゃってストーンズ」カクテルレシピをご紹介します!
レシピ1:最強の生姜感!「ガツンとストーンズ風」
ストーンズの最大の魅力である「強烈な生姜の辛味」と「濃厚な甘さ」を再現するためのレシピです。
材料(1杯分)
| 材料名 | 分量 | ポイント |
| 白ワイン(安くてOK) | 60ml | 甘口または半甘口を選ぶとより近くなる。 |
| ジンジャーシロップ(辛口) | 30ml | 市販されている「超辛口」のものを必ず選ぶ。 |
| ウォッカまたはジン(度数高め) | 10ml | アルコール感を出すための隠し味。 |
| ハチミツまたはメープルシロップ | 小さじ1/2 | ストーンズ独特の「とろみのある甘さ」を再現。 |
| レモンスライス | 1枚 | 風味を引き締め、ワインの風味を補強。 |
作り方
- グラスに氷をたっぷり入れます。
- 白ワイン、ジンジャーシロップ、ウォッカ、ハチミツを全てグラスに入れます。
- スプーンで底からしっかりと混ぜ、ハチミツを溶かします。
- レモンスライスを飾れば完成です。
飲む前に、生姜のすりおろしを少量加えると、さらに本物に近づきます。 市販のジンジャーシロップの辛さに物足りなさを感じる方は、ぜひ試してみてください。
レシピ2:お手軽!「市販品でできるストーンズ風」
自宅に特別なリキュールがない方でも、すぐに作れる手軽さを重視したレシピです。
材料(1杯分)
| 材料名 | 分量 |
| シェリー酒(甘口/ミディアム) | 50ml |
| ウィルキンソン ジンジャエール(辛口) | 50ml |
| アロマティックビターズ(あれば) | 1〜2滴 |
作り方
シェリー酒には、ストーンズの持つ「熟成されたような複雑な甘さ」を再現する効果があります。 シェリー酒とジンジャエールを1:1で割ることで、お手軽ながらもストーンズの持つ深みのある風味を表現できます。 アロマティックビターズを一滴垂らすことで、さらに薬草のような複雑な香りを追加できますよ。
他のジンジャーワイン代替レシピも参考にしながら、自分だけのベストな配合を見つけてみてください!
【代替品3】ジンジャーの風味を活かした世界の変わり種ドリンク
ストーンズジンジャーワインにこだわらず、「生姜の強烈なパンチ力」という点に着目すれば、世界にはまだまだ興味深い代替品があります。 ここでは、あえてワインベースではないものの、そのスパイシーさでストーンズロスを埋めてくれる可能性のある変わり種ドリンクをご紹介します。
① ジンジャービール(ジンジャービア)
名前はビールですが、実際はアルコール度数が非常に低いか、または全く含まれていないソフトドリンクが多いです。 有名なのは「フィバーツリー ジンジャービア」や「シュウェップス ジンジャービア」など。
【魅力】 通常のジンジャエールよりも遥かに生姜の含有量が多く、「土っぽい」「薬っぽい」とさえ言われるほどのガツンとした辛味が特徴です。 これをウォッカやラム酒で割ると、ストーンズとはまた違う、非常にパンチの効いたカクテルが完成します。
② ラオホビール(シュレンケルラなど)
これは完全にビールですが、ストーンズの持つ「スモーク感や複雑なハーブ感」という点で共通点を見出せるかもしれません。 ラオホビールは、麦芽を燻製して作られるため、ベーコンのような強烈なスモークフレーバーを持っています。
【魅力】 ストーンズジンジャーワインを「スパイシーな薬草酒」として捉えていた方には、このラオホビールの持つ「他に類を見ない独特の風味」が、もしかしたらストーンズの代替となる刺激を与えてくれるかもしれません。 ビール好きな方なら、一度は試す価値ありです。
③ ジャマイカン・ジンジャーワイン
これはストーンズとは別物ですが、カリブ海地域の自家製ジンジャーワインは、非常に濃く、生姜とスパイスを効かせた強烈な味わいが特徴です。 日本国内での入手は非常に困難ですが、海外の輸入食材店や、ジャマイカ料理店などで見かけることがあります。
【魅力】 ストーンズのような上品さよりも、よりワイルドで力強い生姜の風味と、ラム酒のような独特の甘い香りが融合しています。 「とにかく生姜のパンチ力命!」という方には、こちらの方向性のドリンクもおすすめです。
ストーンズジンジャーワインの歴史と本場イギリスでの立ち位置
多くの愛飲家を魅了し続けるストーンズジンジャーワインですが、その背景にはどのような歴史と、本場イギリスでの立ち位置があるのでしょうか。 そのルーツを知ることで、このお酒への愛着がさらに深まるはずです。
「ジンジャーワイン」のルーツは18世紀のイギリスにあり
ジンジャーワインの歴史は古く、その起源は18世紀のイギリスに遡ります。
当時、生姜は「体を温める」「消化を助ける」薬効があると信じられており、ワインに生姜や様々なスパイス、ハーブを漬け込んで作られるようになりました。 これは、寒い冬を乗り切るための「滋養強壮酒」としての側面が強かったのです。
特にストーンズジンジャーワインは、1740年代に誕生したと言われており、280年以上の歴史を持つ非常に伝統的なブランドです。
そのレシピは長年にわたり守られ、「イギリスの冬の定番酒」として、パブや家庭で親しまれてきました。
イギリスのパブで愛される定番の飲み方
イギリスでは、ストーンズジンジャーワインは非常に身近なお酒であり、様々な飲み方で楽しまれています。
イギリスの伝統的な飲み方
- ジンジャー・ホット:
寒い冬の定番。ジンジャーワインを温めて飲むシンプルな飲み方。風邪の予防や冷えた体を温めるために重宝されます。 - ポーラー・ベア(Polar Bear):
ジンジャーワインとペパーミントリキュール(クレーム・ド・ミント)を混ぜるカクテル。「北極の熊」という名前の通り、スパイシーさとミントの清涼感が独特の組み合わせです。 - シャディ(Shandy):
ビールやエールとジンジャーワインを割る飲み方。ビールに複雑な風味と甘さが加わり、飲みやすくなります。
このように、ストーンズジンジャーワインは単なるお酒というだけでなく、イギリスの生活や文化に深く根付いた存在なのです。 日本での輸入停止は、イギリス文化の一端が失われてしまったかのような寂しさがありますね。 次の章では、このポーラー・ベアの詳しいレシピとアレンジをご紹介します。
ストーンズジンジャーワインのブランドストーリーについては、Googleで歴史を検索してみると、さらに面白いエピソードが見つかるかもしれません。
海外通販(並行輸入品)での購入はあり?関税や送料はどうなる?
正規のルートが途絶えた今、ストーンズジンジャーワインを手に入れる現実的な方法の一つが、海外のショップから並行輸入品として購入することです。 価格は高くなりますが、確実にボトルを手に入れることができる可能性が高まります。 しかし、並行輸入品の購入には、特有のリスクとコストを理解しておく必要があります。
並行輸入品のメリット・デメリット
| メリット | デメリット |
| 確実に入手できる可能性が高い | 価格が非常に高くなる(プレミア価格+コスト) |
| 最新のボトルを入手できる可能性がある | 品質管理や保管状況が不明な場合がある |
| 日本未発売の関連商品も見つかるかも | 国際送料と関税・酒税が別途かかる |
購入時に発生する「隠れたコスト」を理解しよう
海外のオンラインショップで表示されている商品価格だけで判断してはいけません。 日本へ発送する際には、以下の3つの追加コストが必ず発生します。
① 国際送料
ガラス瓶の輸送は、破損防止のために梱包が厳重になるため、国際送料は予想以上に高額になります。
一本あたり数千円かかることも珍しくありません。複数のボトルをまとめて購入した方が、一本あたりの送料は安くなります。
② 関税・消費税
個人輸入の場合、商品価格が16,666円以下であれば免税になる場合がありますが、酒類には「酒税」が別途かかります。 アルコール度数や容量によって税率が細かく規定されているため、計算は非常に複雑です。
多くの場合、商品到着時に日本の郵便局や配送業者から請求されますので、あらかじめ予算に組み込んでおく必要があります。
③ 為替手数料
海外通貨での決済になるため、クレジットカード会社や決済サービスを通じて為替手数料が発生します。 この手数料も、見落とされがちな隠れたコストの一つです。
これらのコストを総合的に考えると、日本の並行輸入品として売られている高額なボトルを購入するのと、海外から自分で輸入するのとで、最終的な支払い総額はあまり変わらないという結論になることが多いです。 手間やリスクを考えると、信頼できる日本のショップの並行輸入品を選ぶ方が賢明かもしれません。
ジンジャーワインは健康に良いって本当?体を温める効果について
ストーンズジンジャーワインが昔から愛されてきた理由の一つに、「薬効がある」という伝承があります。 特に冬場に飲まれることが多いのは、ジンジャー(生姜)が持つ「体を温める効果」によるものです。 ジンジャーワインがもたらす健康効果について、科学的な視点も交えながら解説していきます。
生姜に含まれる「ジンゲロール」と「ショウガオール」
生姜が体を温める効果を持つのは、その主成分である「ジンゲロール」と「ショウガオール」の働きによります。
- ジンゲロール:
生の生姜に多く含まれる成分で、殺菌作用や免疫力を高める効果が期待できます。血行を促進し、体の末端(手足)を温める効果があります。 - ショウガオール:
生姜を加熱・乾燥することで、ジンゲロールが変化してできる成分です。胃腸を刺激し、体の内側(深部)からじっくりと温める作用があります。
ジンジャーワインは、生姜をアルコールに漬け込む過程や、加熱して飲むことで、これらの成分を効率よく摂取できると考えられていました。
特にストーンズジンジャーワインをホットで飲むと、体全体がポカポカと温まる感覚は、このショウガオールの効果を体感していると言えるでしょう。
ワインの持つリラックス効果との相乗効果
ジンジャーワインはワインベースであるため、アルコールが持つリラックス効果も期待できます。 適量のアルコールは血行を促進し、ストレスを軽減する効果があると言われています。
つまり、ジンジャーワインは、以下の要素が組み合わさった「リラックスと温活を兼ねたドリンク」として機能していたわけです。
- 生姜による体温の上昇
- アルコールによる血行促進と緊張緩和
- スパイスの香りによるアロマテラピー効果
ただし、お酒は飲みすぎると健康を害しますので、あくまでも「適量を楽しむ」ことが大切です。
特に就寝前にホットジンジャーワインを一杯飲むのは、最高の贅沢であり、心地よい眠りを誘う助けになるかもしれません。
生姜の健康効果について、より詳しい情報は、Googleで生姜の効果を検索して、確認してみてくださいね。
ジンジャーワインを使ったカクテル「ポーラー・ベア」の作り方とアレンジ
前の章でも少し触れた、イギリス伝統のジンジャーワインカクテル「ポーラー・ベア(Polar Bear)」。 直訳すると「北極の熊」という名前の通り、ジンジャーの熱さとミントの冷たさが不思議なコントラストを生み出す、非常にユニークなカクテルです。 ここでは、その基本的な作り方と、日本で簡単にできるアレンジレシピをご紹介します。
基本のポーラー・ベア・レシピ
このカクテルは、ストーンズジンジャーワインの濃厚な甘さとスパイシーさを、ミントの清涼感で引き締めるのがポイントです。
材料
| 材料名 | 分量 | ポイント |
| ストーンズジンジャーワイン | 45ml | 代替品を使う場合は、オールド・ダーツモアがおすすめ。 |
| ペパーミント・リキュール | 15ml | クレーム・ド・ミント(グリーンまたはホワイト)を使用。 |
| ソーダまたはトニックウォーター | 適量 | トニックウォーターを使うと、苦味が加わり大人の味に。 |
| 飾り | ライムスライス、またはミントの葉 | 見た目にも爽やかさをプラス。 |
作り方
- グラスに氷をたっぷりと入れます。
- ジンジャーワインとペパーミントリキュールを注ぎます。
- 軽くステア(混ぜる)します。
- ソーダまたはトニックウォーターで満たし、再度軽く混ぜます。
- ライムスライスやミントの葉を添えて完成です。
ミントの香りが非常に強いため、ジンジャーワインの甘さを苦手とする方にも飲みやすいカクテルになりますよ。
ポーラー・ベアのアレンジレシピ
アレンジ1:【ピリ辛度UP】「北極の炎熊」
ペパーミントリキュールを「ミント+少量のエクストラ・ジンジャーシロップ」に置き換えるアレンジです。 ミントの清涼感は残しつつ、ジンジャーの辛味を極限まで高め、よりストーンズの「熱さ」を強調したカクテルになります。
配合のポイント:ジンジャーワイン45ml、ミントリキュール5ml、辛口ジンジャーシロップ10ml。
アレンジ2:【まろやか】「トロピカル・ベア」
トニックウォーターの代わりに、パイナップルジュースやココナッツミルクで割るアレンジです。 ストーンズジンジャーワインに含まれるスパイスとトロピカルな風味が意外なほどマッチし、夏のカクテルとして楽しめます。
配合のポイント:ジンジャーワイン45ml、ミントリキュール15ml、パイナップルジュース60ml。
ジンジャーワインを手に入れた際は、ぜひ色々なカクテルを試して、その汎用性の高さを楽しんでみてください。
ストーンズジンジャーワインの今後の再販の可能性についてモモストアの解説
最後に、最も気になる「ストーンズジンジャーワインの今後の再販(輸入再開)の可能性」について、モモストアとしての見解を述べさせていただきます。 結論から言うと、「完全にゼロではないが、現時点では可能性は低い」というのが現実的な答えです。
再販の可能性が低いとされる理由
なぜ、これほどまでに人気のある商品なのに、輸入が再開されないのでしょうか。 主な要因として、以下の点が考えられます。
- 輸入元変更のハードル:
以前の正規輸入代理店が何らかの理由で取り扱いを停止した場合、別の会社がその輸入権を取得するには、イギリスの製造元との複雑な交渉や契約が必要になります。
採算性や販売ルートの確保など、ビジネス的なハードルは決して低くありません。 - 国際的な流通コストの高騰:
近年、国際的な輸送費や人件費は高騰しており、以前と同じ価格帯で販売することが難しくなっています。
現在のプレミア価格が示す通り、もし輸入が再開されても、以前よりかなり高額になる可能性が高いでしょう。 - 海外での販売状況:
製造元のイギリス国内での需要が非常に高い場合、わざわざコストをかけて日本市場に力を入れる優先度が下がっている可能性もあります。
再販の可能性を高める唯一の方法
では、ファンとして何ができるのでしょうか。 それはただ一つ、「熱意を可視化すること」です。
具体的には、以下の行動が将来の輸入再開につながる可能性があります。
- 代替品・類似品を積極的に購入する:
市場に「ジンジャーワイン」というカテゴリの需要があることを示すことが重要です。類似品が売れることで、「日本市場はジンジャーワインを求めている」というメッセージになります。 - 酒販店や輸入代理店に問い合わせを続ける:
「この商品を探している人がいる」という具体的な声は、代理店が輸入再開を検討する際の大きな判断材料になります。 - SNSで話題にし続ける:
「#ストーンズジンジャーワイン復活希望」などのハッシュタグで盛り上がりを作ることで、輸入代理店の目に留まる可能性が高まります。
ストーンズジンジャーワインは、単なるお酒ではなく、多くの人の思い出が詰まった「文化的な財産」です。 モモストアとしても、いつの日かこのボトルが再び日本の店頭に並ぶことを心から願っています。 その日が来るまで、代替品やカクテルを楽しみながら、一緒に熱い思いを発信し続けましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

