コピックはどこに売ってる？主要な販売場所と種類別の選び方を徹底解説！

イラストを描かれる方、デザインをされる方にとって、コピック（COPIC）はなくてはならない存在ですよね。

あの滑らかな塗り心地と、色の豊富さ、そして美しいグラデーションは、他の画材ではなかなか再現できません。
しかし、「いざコピックを買おう！」と思っても、どこに売っているのか、全色揃っているお店はどこなのか、迷うことってありませんか？

特に地方にお住まいの方や、特定のインクやニブ（ペン先）を探している方にとっては、販売店の情報がとても重要になります。
この記事では、コピックが買える全国の主要な店舗から、お得なオンラインショップ、さらには種類ごとの選び方や裏話まで、モモストアが詳しく解説していきます！

コピックが売っている場所【店舗編】専門の画材店から大型雑貨店まで

コピックを探すとき、まず思い浮かぶのが実店舗ですよね。
実際に手に取って色味や書き心地を確かめたい、という方も多いはずです。
ただ、一口に「お店」と言っても、その品揃えや価格帯は店舗の規模や種類によって大きく異なります。

ここでは、コピックが購入できる主要な店舗を、品揃えの傾向と合わせてご紹介します。

画材・文房具の専門店（世界堂、トゥールズなど）

コピックの購入先として、最も確実で品揃えが豊富なのが、画材や大型文具を専門に扱うお店です。

• トゥールズ（Tools）：コピックの製造元である株式会社Tooの直営店です。新宿店や梅田店など、主要都市に展開しており、ここはコピックの聖地と言っても過言ではありません。
  コピックスケッチ、チャオ、クラシックの全色はもちろん、替え芯（ニブ）、バリオスインク（リフィルインク）、専用紙など、関連商品もダントツの品揃えです。
  もしお近くにあれば、まずここを訪れることを強くおすすめします。店員さんも商品知識が豊富なので、相談にも乗ってくれるでしょう。
• 世界堂：言わずと知れた画材の大型専門店です。こちらも非常に豊富な品揃えを誇り、特にセット商品や、画材全般と一緒に購入したい場合に便利です。
  ただし、店舗によっては単色の全色展開がない場合もあるので、特定の珍しい色を探している場合は事前に確認した方が安心かもしれません。
• 大型の文具店（紀伊国屋文具、有隣堂、伊東屋など）：専門の画材店ほどではないものの、大型店や都心の店舗であれば、主要なコピックシリーズ（チャオやスケッチ）の単色やセットを扱っていることが多いです。
  特に伊東屋さんのように、デザインやクリエイティブな商品に力を入れている店舗では、品揃えも充実している傾向があります。

これらの専門店では、基本的に定価販売が多いですが、会員割引やセール期間を狙うと、お得に購入できるチャンスもありますよ。

大型雑貨店・量販店（東急ハンズ、ロフト）

次に、日常生活圏内で気軽に立ち寄りやすいのが、東急ハンズやロフトといった大型雑貨店です。

• 東急ハンズ：文具・画材フロアが充実している店舗が多く、コピックも比較的広いスペースで展開されていることが多いです。特に「コピックスケッチ」や「コピックチャオ」の単色と、売れ筋のセットはほぼ間違いなく置いてあると考えて良いでしょう。
  ハンズの良いところは、コピックだけでなく、一緒に使う手帳やノート、DIY用品など、関連する様々な商品もワンフロアで揃えられる利便性の高さです。
• ロフト：ロフトも大型店であればコピックを取り扱っていますが、ハンズに比べると、おしゃれな文具や雑貨寄りの品揃えになる傾向があります。
  そのため、チャオのセットや、イラストレーターとのコラボセットなど、初心者や趣味層を意識した商品展開が目立つかもしれません。

これらの店舗も多くの駅直結の商業施設に入っていることが多く、仕事帰りや買い物のついでに立ち寄りやすいのが大きな魅力です。ただし、専門の画材店に比べると、インクや替え芯などのマイナーな商品は置いていない可能性が高くなります。

これらの店舗で見つからない場合は、次に紹介するネット通販を検討するのも一つの手です。

主要店舗のコピック取り扱い傾向

店舗の種類	主な店舗名	単色（全色）	セット商品	インク・ニブ	価格傾向
画材専門店	トゥールズ、世界堂	◎（非常に豊富）	◎（豊富）	◎（ほぼ全種）	定価～会員割引
大型雑貨店	東急ハンズ、ロフト	〇（売れ筋中心）	〇（売れ筋中心）	△（一部のみ）	定価
大型文具店	伊東屋、紀伊国屋文具	△～〇	〇	△	定価

コピックの種類別に見る！取り扱い店舗の傾向と品揃えの違い

コピックには「チャオ」「スケッチ」「クラシック」「アクレア」といった主要なシリーズがあり、種類によって店頭での取り扱われ方が大きく異なります。
あなたが探しているのがどのタイプかによって、足を運ぶべきお店が変わってくるんですよ。

コピックチャオ（COPIC Ciao）の取り扱い

コピックチャオは、コピックの中で最も安価で、初心者向けのモデルです。
価格が手頃で、比較的コンパクトなため、多くの店舗で取り扱いがあります。

• 大型雑貨店（ロフト、ハンズ）：セット商品（12色、24色、36色など）がメインで置かれています。
  単色販売も行っていますが、色の種類は定番の肌色やビビッドカラーなど、売れ筋の約72色程度に絞られていることが多いです。
• 専門の画材店：もちろん全色（180色）揃っています。単色を少しずつ買い足したい方には最適です。
• 大型書店の一部：文具コーナーが充実している書店では、入門セットとしてチャオを置いていることもあります。

チャオを探しているなら、まずはお近くの東急ハンズやロフトを覗いてみるのが効率的です。

コピックスケッチ（COPIC Sketch）の取り扱い

コピックスケッチは、全358色という圧倒的な色の豊富さが特徴のプロ仕様モデルです。
プロの漫画家やイラストレーター、デザイナーに最も愛用されています。

• 専門の画材店（トゥールズ、世界堂）：スケッチの真価を発揮するには全色が必要となるため、これらの専門店が主要な購入場所となります。
  特に全色単色バラ売りを店頭で展開しているのは、ほぼ画材専門店に限られます。
• 大型雑貨店：スケッチは価格が高いため、チャオに比べてセットの取り扱いは少なく、単色も非常に限定的です。
  ごく一部の主要な色（無彩色や肌色など）しか置いていない場合が多いので、特定の濃い色や淡い色を探す場合は期待しない方が良いでしょう。

本格的にイラストを描くなら、スケッチのセットをネットで一気に揃えるか、画材専門店で単色を少しずつ揃えるのが王道です。

コピッククラシック（COPIC Classic）やその他のシリーズ

コピッククラシックは、角型ボディでインク容量が多い、初期のモデルです。全214色で、主にデザインや工業デザインの分野で根強い人気があります。
また、新シリーズの「コピックアクレア」は不透明インクを使用しており、これまでのコピックとは異なる表現が可能です。

• コピッククラシック：チャオやスケッチに比べると、店頭での取り扱いはかなり限られます。
  トゥールズや世界堂といった、画材専門店での購入が基本になります。
• コピックアクレア：新しいシリーズのため、取り扱い店舗はまだ少ないです。
  コピックの公式サイトにある公式取り扱い店舗情報（新しいウィンドウで開きます）などを確認するのが確実です。

いずれにしても、特定のマイナーなシリーズや色を探す場合は、専門店のオンラインショップをチェックするか、実店舗に電話で在庫を確認するのが賢明です。

コピックシリーズ別　購入場所の目安

シリーズ名	特徴	最も確実な購入場所	穴場・その他
コピックチャオ	安価・初心者向け（180色）	大型雑貨店、ネット通販	文具店、一部書店
コピックスケッチ	全色358色・プロ向け	専門の画材店、ネット通販	東急ハンズ（一部色のみ）
コピッククラシック	角型・インク容量多（214色）	専門の画材店（実店舗・ネット）	–
コピックアクレア	不透明インク・新シリーズ	トゥールズ（直営店）、公式通販	–

コピックはコンビニや100円ショップでも買える？意外な穴場を検証

「急にコピックが必要になったけど、近くに画材店がない！」という状況、ありますよね。
そんな時、「コンビニや100円ショップで手に入らないかな？」と考える方もいるかもしれません。結論から言うと、正規のコピック本体は、コンビニや100円ショップでは販売されていません。

コピックはアルコールマーカーの中でも特に高品質な画材であり、小売価格もそれなりにするため、これらの日常的な小売店で扱われることはまずありません。

コンビニ（セブンイレブン、ローソン、ファミマなど）の状況

大手コンビニエンスストア（セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートなど）では、文具の取り扱いはありますが、主にボールペン、シャープペンシル、ノートなどのごく一般的な事務用品や筆記具が中心です。
コピックのような専門的な画材は、残念ながらラインナップに含まれていません。
ただし、急ぎでイラストの線画を描きたい場合は、コンビニで販売されている油性や水性のサインペンが代用できる可能性はあります。もちろん、コピックのようなブレンド（混色）はできませんが、急場をしのぐのには役立つかもしれません。

100円ショップ（ダイソー、セリア、キャンドゥなど）の検証

最近の100円ショップ（ダイソー、セリア、キャンドゥなど）は文具のクオリティが驚くほど向上しており、アルコールマーカーやツインマーカーといった商品も売られています。

• ダイソーの「アルコールマーカー」：SNSなどで一時期話題になり、コピックの代用品として注目されました。
  発色や使い心地はコピックには及びませんが、1本あたりのコストパフォーマンスは非常に優れています。
  「試しにアルコールマーカーを使ってみたい」「色数を増やしたいけど予算がない」という方には、良い選択肢になります。
• セリア、キャンドゥ：こちらもツインマーカーなどの画材系マーカーを扱っていますが、コピックとは全く別物と考えるべきです。
  色を混ぜる「ブレンディング」や、インクの補充、ペン先の交換といったコピックならではの機能は期待できません。

結論として、コピック本体はコンビニや100円ショップにはありませんが、100均のアルコールマーカーは、コピックの練習用や代用品としては検討の余地がある、というのがモモストアの見解です。

意外な穴場！大型ショッピングモール内の専門店

逆に、意外な穴場となるのが、イオンモールやららぽーとといった大型ショッピングモール内にある文具店や雑貨店です。
これらの施設には、東急ハンズやロフト、あるいは地域に根差した大型文具チェーン店が入っていることが多く、郊外にお住まいの方にとっては、主要なコピックシリーズが手に入る貴重な場所となります。
特に休日は家族連れなどで賑わうため、立ち寄りやすいのがメリットです。

コピックをネット通販で買うメリットとデメリット！Amazon・楽天・Yahoo!ショッピング

実店舗で見つからない色や、大量のコピックを一気に揃えたい場合は、やはりネット通販が最強の選択肢となります。
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングといった主要なオンラインモールは、画材専門店の通販サイトと並び、コピックの購入ルートとして非常に強力です。

ネット通販のメリット

ネット通販でコピックを購入する最大のメリットは、以下の3点に集約されます。

1. 圧倒的な品揃え：特にコピックスケッチの全色（358色）や、マイナーなクラシック、インク、替えニブなども含め、ほぼ全ての商品が手に入ります。
   実店舗では色数が限られることが多いですが、ネットではその心配がほとんどありません。
2. 価格競争による割引：専門の画材店や文具店が出店していることが多く、定価よりも安く購入できるチャンスが多いです。
   特にセット商品は、実店舗よりも割引率が高い場合が多く、予算を抑えたい方には朗報です。
3. 自宅にいながら購入可能：重い荷物を持って帰る必要がなく、欲しい時にすぐに注文できる手軽さは、忙しい現代人にとって大きなメリットです。

特に楽天市場やYahoo!ショッピングでは、ポイントアップキャンペーンやセール（楽天スーパーセール、Yahoo!ショッピングのゾロ目の日など）を利用すれば、実質的な価格をさらに抑えることができますよ。

ネット通販のデメリットと注意点

もちろん、ネット通販にはデメリットもあります。購入前に以下の点に注意してください。

• 色味の確認ができない：これが最大のデメリットです。コピックの色は、PCやスマホのモニターで見る色と、実際に紙に描いた色とで差が出ることがあります。
  もし初めて買う色であれば、事前に実店舗で試し書きをするか、信頼できるカラーチャートを参考にすることをおすすめします。
• 送料が発生する場合がある：単色を数本だけ購入する場合、送料を加味すると実店舗で買うより高くなることがあります。
  送料無料ラインをチェックしたり、まとめて購入するなど、工夫が必要です。
• 偽造品や古い在庫の可能性（Amazonなど）：Amazonのマーケットプレイスなどでは、正規の販売元ではない出品者から購入すると、インクが乾いている、古い型の製品が届くといったトラブルが報告されています。
  購入する際は、必ず「販売元」「発送元」が信頼できるショップ（画材専門店など）であることを確認しましょう。

総合的に見て、特定のセットや大量の色を一気に揃えるならネット通販、色を厳選して少しずつ買い足すなら実店舗、と使い分けるのが賢い買い方と言えます。

主要ネット通販の比較

通販サイト	特徴	コピックの種類	価格・ポイント
Amazon	即日配送が魅力、出品者が多数	豊富だが、信頼できる出品者を見極める必要あり	価格は変動的、Amazonポイント
楽天市場	画材専門店の出店が多い、楽天ポイント	非常に豊富、インク・ニブも充実	ポイント還元率が高く、お得な場合が多い
Yahoo!ショッピング	PayPayユーザーに有利、Tポイント（LOHACOなど）	豊富、楽天市場と同様に専門店の出店あり	PayPayポイント還元率が高い
メルカリなどのフリマアプリ	中古品や廃盤色が見つかる	出品者次第、品質にバラつきあり	安価だが、トラブルのリスクあり

初心者必見！コピックの種類（チャオ、スケッチ、クラシック）と選び方

コピックを買おうとして、まずぶつかる壁が「種類が多すぎる！」ということではないでしょうか。
チャオ、スケッチ、クラシック…それぞれの違いを理解しておくと、無駄なく自分に合ったコピックを選ぶことができます。モモストアが、各シリーズの特徴と、初心者の方への選び方をアドバイスしますね。

コピックの主要3シリーズの徹底比較

コピックの主要なラインナップは、「チャオ」「スケッチ」「クラシック」の3種類です。

コピック主要シリーズ比較表

シリーズ名	形状	色数	ペン先（ニブ）	インク容量	価格帯（単色）
コピックチャオ	丸型	180色	スーパーブラシ＋ミディアムブロード	少なめ	最も安価
コピックスケッチ	楕円型	全358色	スーパーブラシ＋ミディアムブロード	普通	中間
コピッククラシック	角型	214色	太（ブロード）＋細（ファイン）	最も多い	やや高価

• コピックチャオ（Ciao）：とにかく初心者におすすめ！
  価格が最も手頃で、アルコールマーカーの醍醐味である「スーパーブラシ」（筆のようなペン先）と「ミディアムブロード」（太い平らなペン先）の両方が使えます。
  色数はスケッチより少ないですが、基本的な色は揃っているので、まずはこのチャオで試してみるのがベストです。
• コピックスケッチ（Sketch）：プロや上級者、色にこだわりたい人向け。
  圧倒的な全358色展開で、微妙なグラデーションや複雑な色表現が可能です。
  チャオと同じペン先ですが、本体の楕円形は机上で転がりにくく、カラーナンバーも見やすいという利点もあります。
• コピッククラシック（Classic）：デザインや建築パース向け。
  ペン先が太い「ブロード」と細い「ファイン」になっており、スケッチやチャオの「スーパーブラシ」とは異なります。
  インク容量が最も多く、広範囲を均一に塗りたい場合に重宝されます。

初心者が最初に選ぶべきコピックセットは？

「よし、コピックを買うぞ！」と決めても、何色セットを買えばいいのか迷いますよね。モモストアのおすすめは、ズバリ「コピックチャオ スタート24色セット」です。

なぜこのセットをおすすめするのか、その理由を解説します。

おすすめは「コピックチャオ 24色セット」

• 理由１：価格と色数のバランス：コピックの醍醐味である混色（ブレンディング）を試すには、ある程度の色の幅が必要です。
  12色では足りず、72色は高すぎます。24色セットは、赤、青、緑、黄色といった基本色に加え、肌色やグレイ系もバランス良く入っているため、様々なイラストに挑戦できます。
• 理由２：使いやすさ：チャオは細身で持ちやすく、特に女性や手の小さな方にも負担になりません。
  また、インクが切れてもスケッチと共通の「バリオスインク」で補充できるので、長く使える点も安心です。
• 理由３：後から買い足しが可能：24色で描き慣れてきたら、欲しい色だけを単色で買い足していけば、無駄がありません。
  最初から全色セットを買って「使わない色が多い…」と後悔するより、ずっと賢い方法です。

まずはこの24色でコピックの楽しさを体験して、そこから少しずつ自分だけのカラーコレクションを増やしていくのが、最も楽しく、長く続けられる選び方だとモモストアは考えます。

コピックの平均的な値段は？セットと単色、最もお得に買う方法

コピックの購入を検討する際、誰もが気になるのが「値段」ではないでしょうか。
コピックは他の一般的なマーカーに比べると高価なため、「なぜこんなに高いの？」「どうすればお得に買えるの？」といった疑問を持つ方も多いでしょう。ここでは、コピックの標準価格と、賢い購入方法を解説します。

コピックの標準価格（定価）

コピックの単色、および主要なセットの定価は以下の通りです。（※価格は変動する可能性があります。）

コピック主要製品の標準価格（定価・税込）

製品名	単色価格	12色セット（チャオ）	36色セット（チャオ）	72色セット（スケッチ）
コピックチャオ（Ciao）	440円	5,280円	15,840円	–
コピックスケッチ（Sketch）	605円	7,260円	21,780円	43,560円

ご覧の通り、コピックチャオの単色1本が440円（税込）、コピックスケッチは605円（税込）と、確かに一般的な文具のマーカーと比較すると高価です。
特にコピックスケッチの72色セットになると、4万円を超える価格となり、気軽に手が出せる金額ではないと感じる方も多いかもしれません。

最もお得にコピックを購入する裏技

高価なコピックですが、実は賢く購入する方法がいくつかあります。モモストアがお教えする、お得な購入ルートはこちらです。

１．ネット通販の「ポイント還元」を狙う
これは最も手軽で効果的な方法です。
前述の通り、楽天市場やYahoo!ショッピングでは、画材専門のネットショップが出店しています。これらのショップは、定価よりわずかに割引しているだけでなく、ポイント還元率が高い日やセール期間を狙うと、実質的な価格が大きく下がります。

• 楽天市場：お買い物マラソン、楽天スーパーセール
• Yahoo!ショッピング：5のつく日、ゾロ目の日、超PayPay祭

これらのキャンペーンを利用すると、数百円～数千円分のポイントが還元されるため、実店舗で定価で買うよりもずっとお得になります。

２．画材専門店の「会員割引」を利用する
世界堂やトゥールズといった画材専門店では、多くの場合、会員制度を設けています。
入会することで、いつでもコピックが割引価格（例：10%～20%オフ）で購入できる場合があります。
特にコピックを大量に購入する予定がある方や、継続的に画材を使う方にとっては、この会員割引は非常に大きな節約になります。

３．メーカーの「キャンペーン・セール」を利用する
年に数回、コピックのメーカーであるToo社や、主要な画材店が、コピックの特別セールやキャンペーンを行うことがあります。
これらの情報は、専門店の公式サイトや、SNSなどをこまめにチェックしていると見つけやすいです。時期によってはセット商品が大幅に割引されることもありますよ。

「単色を数本だけ買う」なら会員割引のある実店舗、「セットやリフィルをまとめて買う」ならポイント還元率の高いネット通販、と使い分けるのが賢明です。

コピック セール情報はこちらを検索（新しいウィンドウで開きます）

インク切れは悲しい！コピックインク（バリオスインク）が買える場所

お気に入りのコピックを使い続けていると、必ず直面するのが「インク切れ」の瞬間です。
特に、イラストの途中でよく使う色が切れてしまうと、作業が中断してしまい、悲しい気持ちになりますよね。
しかし、コピックが他のマーカーと決定的に違うのは、インクを補充できる（リフィル可能）という点です。この補充用インクが「コピックインク」（旧名：バリオスインク）です。

コピックインクが買える場所

コピック本体は比較的多くの場所で手に入りますが、補充用のインク（リフィル）となると、取り扱い店舗は少し絞られます。

１．コピックの「専門店」または「直営店」
インクが最も確実に、そして全色手に入るのは、トゥールズ（Tools）や世界堂などの画材専門店です。
コピックインクはコピックスケッチの全358色に対応して展開されており、実店舗で全色を揃えているのは、これらの専門性の高いお店だけと言っても過言ではありません。
もし、珍しい色や、特定のインクをピンポイントで探している場合は、迷わず専門店の画材コーナーへ向かいましょう。

２．主要な「ネット通販」
実店舗が近くにない場合は、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングの画材専門ショップを利用するのが最も便利です。
ネット通販であれば、全色を在庫として抱えているショップが多く、自分の必要な色番をまとめて注文できます。
単色を何本も購入するよりも、インクを補充した方が経済的なので、ネットでまとめて購入するのがおすすめです。

３．大型雑貨店・文具店（ハンズ・ロフト）
残念ながら、東急ハンズやロフトでは、コピック本体はあってもインクの取り扱いは非常に少ないか、全くないことが多いです。
もしあったとしても、無彩色（グレー系）や黒など、ごく一部の頻出する色のみに限定されている場合がほとんどです。インク目当てで訪れるとガッカリする可能性が高いので、注意が必要です。

インク補充のメリットと注意点

コピックインクの価格は、単色1本あたり462円（税込）です。チャオ本体が440円なので、インクの方が高いと感じるかもしれませんが、このインク1本でチャオなら約9回、スケッチなら約7回もインクを補充できます。
つまり、長期的に見れば、本体を買い替えるよりも圧倒的にお得なんです！

ただし、インク補充には少しコツが必要です。
ニブ（ペン先）を抜く工具を使ったり、インクを垂らしすぎないように慎重に行う必要があります。
初めての方は、コピック公式サイトで公開されているインク補充の動画（新しいウィンドウで開きます）を参考にしながら、チャレンジしてみてくださいね。

コピックインク購入ルート

購入ルート	特徴	品揃え
画材専門店（実店舗）	全色を実際に確認できる	◎（ほぼ全色）
ネット通販（画材ショップ）	安価、ポイント還元でお得	◎（ほぼ全色）
大型雑貨店・文具店	取り扱いが少ないか、ほぼ無し	△～×

コピックはなぜ高い？プロも愛用する品質と人気の理由を深掘り

コピックの値段を見て、「なぜこんなに高いんだろう？」と疑問に思った方もいるでしょう。
一般的な文具マーカーが100円～300円程度で買えるのに対し、コピックは1本440円～605円（税込）です。
この価格差には、プロの要求に応えるための様々な理由と、高品質な技術が詰まっています。

コピックが高価な3つの理由

コピックが高価である最大の理由は、その「品質の高さ」「リフィル（再利用）できる構造」、そして「色の均一性」にあります。

理由１：高品質なインクとペン先の採用
コピックは、色を混ぜてもムラになりにくい高品質なアルコール染料インクを使用しています。
特に「スーパーブラシ」と呼ばれるペン先は、筆のようなしなやかさがあり、グラデーションや細かな表現を可能にする日本の職人技術の結晶です。
このペン先だけでも非常に高価であり、耐久性にも優れています。

理由２：インク補充・パーツ交換が可能な構造
コピックは、インクが切れても補充でき、ペン先（ニブ）が摩耗しても交換できる設計になっています。
これは、「使い捨て」の一般的なマーカーとは異なり、本体を「道具」として半永久的に使えることを意味します。
初期投資は高くても、長く使えば使うほどコストパフォーマンスが良くなる、サステナブルな構造なのです。

理由３：厳密な色管理と圧倒的な色数
コピックスケッチは全358色という膨大な色数がありますが、どの色も常に同じ色味を保てるよう、厳密な品質管理が行われています。
ロットが変わっても色が変わらない安定性は、プロの仕事においては絶対条件です。
この厳しい品質基準を維持するためのコストが、製品価格に反映されているのです。

つまり、コピックはただのマーカーではなく、「繰り返し使えるプロフェッショナルな画材ツール」として設計・製造されているため、この価格帯になっているわけですね。

プロから愛される人気の理由

コピックが世界中のイラストレーター、漫画家、デザイナーに愛用されているのは、単に色が多いから、というだけではありません。

• 美しいグラデーション：最も大きな理由です。特殊なインクとペン先により、重ね塗りや「ブレンディング」（混色）が驚くほど滑らかにでき、水彩画のような美しいグラデーションが簡単に表現できます。
• 速乾性：アルコールインクなので乾きが速く、次の色をすぐに重ね塗りできます。これにより、作業効率が格段に向上します。
• 色の再現性：色の名前や番号が世界共通で使われているため、デザインの現場や教材として、色の伝達ミスがない信頼性があります。

これらの理由から、コピックは「表現の幅を広げ、プロの要求に応える信頼性の高い道具」として、高い支持を得続けているのです。

コピック公式サイトはこちら（新しいウィンドウで開きます）

コピックと他のアルコールマーカーとの違いは？代用品を探す時の注意点

最近は、コピック以外にも様々なメーカーから「アルコールマーカー」が発売されています。
特に100円ショップやAmazonなどで、非常に安価なセットを見かけることが増え、「コピックの代わりになるかな？」と考える方もいるでしょう。
結論から言うと、「コピックと完全に同じ」性能の代用品は、現在のところ存在しません。
しかし、用途によっては代用品で十分な場合もあります。コピックと他のマーカーとの違いを理解し、代用品を探す際の注意点を知っておきましょう。

コピックと代用マーカーの決定的な違い

コピックと、安価なアルコールマーカーとの最大の違いは、「ペン先の品質」「インクの品質」、そして「拡張性」の3点です。

１．ペン先の品質（ニブ）
コピックの「スーパーブラシ」は、耐久性が高く、筆のような絶妙な弾力としなやかさを持っています。
これにより、力の入れ方で線の太さを自由に変えたり、紙へのインクの含ませ方をコントロールしたりできます。
代用品のブラシペン先は、多くの場合、この「筆のしなやかさ」と「耐久性」がコピックに劣る傾向があります。使っているうちにすぐに毛先が潰れてしまったり、思うようなグラデーションが出せないことも多いです。

２．インクの品質とブレンド性
コピックインクは、重ね塗りや混色（ブレンディング）をした際に、色がにごりにくく、紙にムラなく定着するように開発されています。
安価なマーカーのインクは、発色こそ良くても、重ね塗りした際に色がにごったり、塗りムラができやすい傾向があります。
コピックのような滑らかなグラデーションを表現するのは、非常に難しいでしょう。

３．拡張性（リフィル・ニブ交換・色数）
これは先に解説した通り、コピックはインク補充とペン先交換が可能で、色数が358色もありますが、代用品のほとんどは使い捨てで、色数もせいぜい100色程度が限界です。
「長く使う道具」として見たときの価値が、コピックと代用品とで大きく異なります。

代用品を探す際の注意点

「趣味で時々使うだけだから、安価なもので十分」という方は、代用品を選ぶのもアリです。ただし、以下の点に注意してください。

• 用途を限定する：線画や簡単な色付けなど、グラデーションを必要としない用途に留めましょう。
• 試し書きをチェック：可能であれば、レビューなどを参考に、ムラになりにくいか、発色はどうかを確認しましょう。
• 耐光性に注意：コピックはインクの耐光性（光に当たっても色が飛びにくい性質）も高いですが、安価なマーカーは時間が経つと色が褪せてしまうことがあります。
  描いた作品を長く保存したい場合は、やはりコピックを選ぶべきです。

まとめると、代用品は「アルコールマーカーのお試し」や「練習用」としては優秀ですが、「作品制作」や「プロの仕事」に使うなら、コピック一択だとモモストアは断言します。

コピックの代用マーカー情報はこちらを検索（新しいウィンドウで開きます）

コピック関連の紙やアクセサリー（マルチライナーなど）はどこで手に入る？

コピックの魅力を最大限に引き出すためには、コピック本体だけでなく、一緒に使う専用の紙や周辺アクセサリーも非常に重要になります。
特にコピック専用紙や、線画に欠かせない「マルチライナー」は、コピックユーザーにとって必須アイテムです。これらはどこで手に入るのでしょうか？

コピック専用紙と画材用紙の取り扱い

コピックはアルコールインクを使用しているため、一般的なコピー用紙やノートに描くと、裏にインクが染み出してしまう「裏抜け」が発生します。
これを防ぎ、インクの発色を良くするために、コピック専用紙や、アルコールマーカーに対応した画材用紙が必要になります。

• コピック公式の「特選上質紙」など：コピックの直営店であるトゥールズや、公式のネット通販では、コピックが最も美しく発色するように作られた専用紙が手に入ります。
  もちろん、世界堂などの画材専門店でも購入可能です。
• 大型画材店、文具店：東急ハンズやロフト、大型文具店では、マルマンの「クロッキー帳」や「スケッチブック」など、コピックの使用に適した厚手の紙や、上質なデザイン用紙などが豊富に揃っています。
  「アルコールマーカー対応」と明記されている用紙を選ぶと安心です。
• ネット通販：画材用紙はサイズが大きく持ち運びが大変な場合があるため、ネット通販で箱買いやまとめて購入するのもおすすめです。

線画に必須！コピックマルチライナーの購入場所

コピックでの着色を行う前に描く線画には、コピックのアルコールインクで滲まない「耐水性のペン」が必要です。その代表格が「コピックマルチライナー」です。

• 全色・全線幅を揃えるなら：専門の画材店（トゥールズ、世界堂）です。
  マルチライナーは、線の太さが0.03mmから1.0mmまで、さらに筆タイプやカラーインク（セピア、ワインなど）もあり、非常にバリエーション豊富です。
  これらの全種類を扱っているのは、やはり専門店に限られます。
• 売れ筋の黒（ブラック）や太さなら：大型雑貨店（ハンズ、ロフト）や、大型文具店でも、黒の主要な線幅（0.1、0.3、0.5など）は置いてあることが多いです。
  コピック本体の近くに陳列されていることが多いので、合わせてチェックしてみてください。

マルチライナーは、普通の水性ペンで線画を描くと、コピックのインクに触れた瞬間に線が溶けて滲んでしまうため、コピックユーザーにとっては絶対に欠かせないアクセサリーです。

この他にも、インクを吸い込ませて使う「空ペン（バリアブルインクブレンダー）」や、エアブラシのように使える「コピックエアブラシシステム」といった周辺機器がありますが、これらはトゥールズなどの直営店か、ネットの専門ショップでの取り扱いとなります。

コピック関連アクセサリーの購入場所

アイテム名	用途	主要な購入場所
コピック専用紙	裏抜け防止、発色向上	画材専門店、ネット通販
コピックマルチライナー	耐水性の線画ペン	画材専門店、大型雑貨店（黒のみ）
コピックインク	インク補充	画材専門店、ネット通販
空ペン、エアブラシ	オリジナル色作成、特殊表現	トゥールズ（直営店）、ネット通販

コピックを試し書きできる場所はある？購入前のチェックポイント

コピックは高価な画材だからこそ、「失敗したくない！」「色味を自分の目で確認したい！」と思うのは当然のことです。
PCやスマホのモニター越しでは、どうしても実際の色味とズレが生じてしまいます。
幸い、コピックは多くの実店舗で試し書きができるようになっています。購入前にぜひチェックしておきたいポイントをモモストアがご紹介します。

試し書きができるお店を見つけるには

コピックの試し書きコーナーを設けているのは、主に以下の店舗です。

• コピックの直営店・専門店（トゥールズ、世界堂）：これは間違いなく試し書きができます。
  多くの色見本と、試し書き用の専用紙が用意されており、ほとんどの色の書き心地や色味をチェックできます。
  店員さんもコピックに詳しいため、使い方や色の選び方で困ったら相談してみるのも良いでしょう。
• 大型雑貨店（東急ハンズ、ロフト）：文具・画材コーナーに、コピックの見本と試し書き用の紙が用意されていることが多いです。
  ただし、すべての色ではなく、主要な売れ筋の数十色のみという場合もあります。
• 大型文具店：こちらも店舗によりますが、コピック専用の什器（じゅうき）が置かれている場合は、試し書きができる可能性が高いです。
  試し書きができない場合でも、カラーチャート（色見本帳）は必ず置いてあるので、それを参考にすることもできます。

もし、店舗に試し書きが見当たらない場合は、遠慮せずに店員さんに「コピックの試し書きをしたいのですが」と尋ねてみてください。多くの場合、快く対応してくれるはずですよ。

購入前にチェックしたい4つのポイント

いざ試し書きをする際、ただ描くだけではもったいない！以下の4点を意識してチェックすることで、購入後の後悔を減らすことができます。

１．ペン先（ニブ）の弾力と状態
スーパーブラシの先端を軽く紙に当てて、筆のような弾力があるか、毛先が割れていないかを確認しましょう。
店頭の試し書き用ペンは劣化している可能性もあるので、実際に購入予定のペンと同じ種類の新しいペン先の状態をチェックできるとより安心です。

２．インクの出具合とブレンド（混色）
色を塗ってみて、インクが途切れずにスムーズに出るか確認します。
また、隣り合う2色を塗り、色がどれだけ滑らかに混ざるか（ブレンドできるか）を試してみると、コピックの真価がわかります。
特に肌色やグラデーションに使う色は、このブレンド性を確認しておくと失敗が少ないです。

３．色味（発色）の確認
画面で見た色と、実際に紙に描いた色が大きく異なることがあります。
特にグレー系（クールグレイ、ニュートラルグレイなど）は、同じグレイでも青みが強かったり、茶色っぽかったりするので、必ず自分の目で見て確認してください。

４．本体の持ちやすさ
チャオ（丸型）とスケッチ（楕円型）では、持った時の感覚が大きく異なります。
長時間使う予定があるなら、実際に握ってみて、どちらの形状が自分の手にフィットするかを確かめてみましょう。

コピックのイベントやセール情報！お得に購入できるチャンス

コピックは高価な画材だからこそ、できるだけお得に手に入れたいですよね。
幸い、コピックのメーカーや販売店は、定期的にイベントやセールを開催しており、これらを狙うことで通常よりもかなり安く購入できるチャンスがあります。モモストアが、チェックすべき情報をまとめてみました。

年に数回開催される大型セール

コピックの購入を検討しているなら、以下のセール時期は必ずチェックしてください。

１．画材専門店の「コピック祭り」や「セール」
世界堂やトゥールズといった画材専門店では、年に1～2回、コピック本体や関連商品が特別割引になるセールを開催することがあります。
特にトゥールズはコピックの直営店に近い存在なので、他店では割引にならないインクやアクセサリーまで割引対象になる場合があります。
情報を見逃さないよう、お店の公式ウェブサイトやSNS、メルマガを登録しておくのがおすすめです。

２．大型通販サイトの「ポイントアップキャンペーン」
これは前述した通りですが、楽天市場やYahoo!ショッピングなどの大型通販サイトのポイント還元セールは、実質的な割引率が非常に高くなります。
特にセット商品など、購入金額が高額になるほど、還元されるポイントも大きくなるため、セット購入を考えている方は、この時期を待つのが最も賢明です。

３．メーカー（Too社）主催のイベント
「コミックマーケット（コミケ）」や「デザインフェスタ」といった大型イベントの会場では、コピックのメーカーであるToo社がブースを出展していることがあります。
こうした場で、限定のセットや、お得な体験セットなどが販売されることがあります。
イベントによっては、プロのイラストレーターによるデモンストレーションが見られるなど、購入以外の楽しみもありますよ。

中古品やフリマアプリの活用

新品にこだわらないのであれば、中古品やフリマアプリ（メルカリ、ラクマなど）もお得な購入ルートになりますが、これには注意が必要です。（次の見出しで詳しく解説します。）

学割・美術系学校の購買割引

もしあなたが美術系の学生さんであれば、学校の購買や提携している画材店で、特別価格で購入できる場合があります。
これは非常に大きな割引になることが多いため、まずは学校の関係者に確認してみることをおすすめします。

また、一般的な学生でも、画材専門店によっては「学割」を適用してくれる場合もあります。
購入時に学生証を提示するだけで割引になることもあるので、諦めずに一度尋ねてみる価値はあります。

「すぐに必要ではないけど、いつか揃えたい」という方は、焦らずにセール情報を待つのが、コピックを最大限にお得に手に入れる秘訣です。

コピック イベント情報はこちらを検索（新しいウィンドウで開きます）

中古品やフリマアプリ（メルカリなど）でコピックを買うのはアリ？

「新品は高すぎる…」「廃盤になったあの色が欲しい！」といった理由で、フリマアプリ（メルカリ、ラクマなど）や中古の画材店でコピックを探す人も増えています。
中古での購入は、非常に安価に手に入る可能性がある一方、いくつかのリスクも伴います。
モモストアが、中古コピック購入のメリットと、失敗しないための注意点を解説します。

中古コピック購入のメリット

中古のコピックを購入する最大の魅力は、以下の2点です。

１．価格が安い
新品の定価に比べて、半額以下、場合によっては3分の1程度の価格で大量のコピックセットが出品されていることがあります。
特に「試しに使ってみたかった」という程度の美品であれば、非常にコストパフォーマンスが高いです。

２．廃盤色や旧型が見つかる
コピックは時々、色のラインナップが見直されることがあります。
新品では手に入らない、希少な「廃盤色」を探しているコレクターや、旧型の「バリオスインク」（旧名の補充インク）を探している方にとっては、中古市場が唯一の入手ルートとなります。

中古購入で絶対注意すべき4つのリスク

しかし、コピックは消耗品であるため、中古品ならではの重大なリスクがあります。購入前には必ず以下の点をチェックしてください。

１．インクの残量と乾燥
出品されているコピックの多くは、インクがかなり減っているか、最悪の場合、完全に乾いている可能性があります。
特に「使用頻度が少なかった」と書かれていても、長期間放置されていた場合、インクが揮発していることが考えられます。
インクが乾いている場合は、別途コピックインクを購入して補充する必要があり、結果的に新品を買うのと変わらないコストになることもあります。

２．ペン先（ニブ）の劣化・摩耗
コピックの命であるスーパーブラシのペン先が、潰れていたり、インクで固まっていたりする場合があります。
ペン先が摩耗していると、滑らかな線やグラデーションは描けません。ペン先は交換可能ですが、これも別途費用がかかります。

３．アルコール臭の有無
中古のコピックがアルコール臭を強く放っている場合、本体のキャップがきちんと閉まっていなかったり、本体にひび割れがあったりする可能性があります。
アルコールが揮発している証拠なので、注意が必要です。

４．セット内容の重複や偏り
フリマアプリのセット商品は、出品者がランダムに集めたものが多く、同じ色が重複していたり、肌色やグレーなど、よく使う色がごっそり抜けている場合があります。
セット全体の写真だけでなく、色のリストを必ず確認し、購入後に足りない色がないかチェックしましょう。

中古での購入は「宝探し」のような楽しさもありますが、「インク代や替えニブ代を足しても本当に新品よりお得か？」を冷静に判断することが重要です。

【モモストアの結論】コピックを今すぐ欲しい！あなたに最適な購入ルート

ここまで、コピックがどこに売っているのか、種類別の選び方、お得な購入方法など、多岐にわたって解説してきました。
最後に、モモストアが、あなたの状況別に「最適な購入ルート」をズバリ提案します！
あなたがどのタイプに当てはまるか、チェックしてみてくださいね。

状況別！コピックの最適な購入ルート

【タイプ１：コピックを今すぐ試してみたい初心者さん】
「アルコールマーカーってどんなものか、とりあえず試してみたい！」という方は、このルートが最適です。

→東急ハンズ、ロフト（実店舗）でコピックチャオの少量セット
理由：

• 大型雑貨店なら、画材専門店より気軽に立ち寄れる
• チャオは安価で持ちやすく、初心者向き
• セットなら必要な色がバランスよく揃っている

まずは2～3本の単色、もしくは12色セットあたりから始めるのがおすすめです。試し書きをして、自分に合うか確認してから購入しましょう。

【タイプ２：一気に色を揃えたい！コスト重視のイラストレーターさん】
「どうせならスケッチの72色セットをまとめて買って、本格的に使いたい！」という方は、このルートが最もお得です。

→楽天市場、Yahoo!ショッピング（ネット通販）のポイントアップ時
理由：

• 高額なセット商品ほど、ポイント還元率が高い時にお得度が跳ね上がる
• 自宅まで配送してくれるため、重い荷物運びの負担がない
• 専門の画材店が出店しているため、正規品が確実に手に入る

セール時期を狙って、ポイントを最大限活用しましょう。

【タイプ３：特定のインクや全色から単色を選びたいこだわり派さん】
「〇〇番のインクが切れた」「スケッチの358色の中から、特定の1本だけが欲しい」という方は、やはり専門的なお店を選ぶ必要があります。

→トゥールズ、世界堂（画材専門店）の実店舗またはネット通販
理由：

• コピック本体、インク、ニブ（ペン先）、専用紙など、すべての関連商品が揃う
• 実店舗では全色から好きな色を選んで試し書きができる
• 会員割引を利用すれば、定価よりもお得になる

特にインクを探している場合は、大型雑貨店では見つからないので、必ず専門性の高いお店に向かいましょう。

コピックは、決して安い買い物ではありませんが、手入れをすれば何年も使える、最高のパートナーになってくれます。
この記事を参考に、あなたにぴったりのコピックを、最適な場所で見つけてくださいね！

この記事を最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました！モモストアは、あなたのクリエイティブな活動を心から応援しています。