E14口金電球が売ってない！どこで買える？代用品は？【徹底解説】

お部屋の照明器具の電球が切れてしまって、いざ交換しようと思ったら「E14口金なんて見たことない！」と焦ってしまった方も多いのではないでしょうか？
E26やE17といった一般的な口金と違って、E14は確かに店頭で見かけることが少なく「売ってない」と感じてしまう規格ですよね。

でも安心してください。モモストアが詳しく調べた結果、E14口金電球はちゃんと売っています！
この記事では、E14電球がなぜ見つかりにくいのかという理由から、確実に手に入れることができる店舗、そしていざという時のための代替品や互換性まで、詳しく解説していきます。
もう電球探しで困ることはありませんよ。

E14口金電球が「売ってない」と感じる3つの理由とは？

「電球くらい近所のコンビニやドラッグストアで買えるだろう」と思って探しに行ったのに、見事にE14口金だけが棚に並んでいなかった。
そんな経験をすると、まるでE14規格が日本から消えてしまったかのように感じてしまいますよね。

しかし、これはE14電球自体に問題があるわけではなく、日本の住宅事情や流通の仕組みに原因があるんです。
主に以下の3つの理由が、「売ってない」という誤解を生んでいる大きな要因となっています。

理由１：日本国内での規格シェアが非常に低い

日本の一般家庭で最も普及している電球の口金は、直径26mmのE26と、少し細い17mmのE17です。
E14口金は直径14mmとさらに細く、これは主にヨーロッパ系の照明器具や、シャンデリア、輸入デザインのテーブルランプなどに採用されている規格なんです。

国内メーカーの照明器具はほぼE26かE17で設計されているため、ホームセンターやスーパーの店頭といった「大多数の人が求める商品」を置く場所には、必然的にE14は並びません。
流通量が少ないため、小売店側も在庫リスクを考えて積極的に仕入れない、というサイクルができてしまっています。

• E26: 日本の一般照明のスタンダード。
• E17: ダウンライトや小型ペンダントライトで利用。
• E14: 輸入照明、デザイン照明に特化。

理由２：LED電球への移行による店頭スペースの縮小

近年、白熱電球からLED電球への移行が急速に進みました。
LED電球は長寿命であるため、以前に比べて電球の交換頻度が劇的に減っています。これは消費者にとって大きなメリットですが、小売店にとっては「電球の売り場面積」を縮小する原因となりました。

限られた店頭スペースで、最も売れるE26とE17のLED電球を優先的に並べるのは当然のことです。
以前は棚の隅にあったかもしれないE14の白熱電球やLED電球が、今では完全にオンライン販売に切り替わってしまい、実店舗から姿を消してしまったケースが非常に多いのです。

特に、調光機能付きや特殊な形状（炎型、キャンドル型など）のE14電球は、互換性がシビアなため、実店舗での取り扱いはますます少なくなっています。

理由３：ブランドやメーカーによる限定的な販売

E14口金を採用している照明器具の多くは、IKEAやニトリ、あるいは一部の輸入家具ブランドなど、特定のメーカーのオリジナル商品に組み込まれていることが多いです。
そのため、E14電球もそのブランドの「消耗品」「純正品」として、そのブランドの店舗や公式サイトでのみ販売されていることがよくあります。

「どこのメーカーの電球でも合うだろう」という一般的な感覚で家電量販店に行っても、純正品しか使えないと思い込んでいると、結局見つからずに諦めてしまう結果になりがちです。

しかし、実は特定のメーカー品でなくても、口金サイズとワット数さえ合えば使えることがほとんどです。
大切なのは、どの規格の電球が、どこに売っているのかを知ること。次の見出しでは、具体的な販売場所をご紹介しますね！

ちなみに、E14電球の規格や技術的な側面に興味がある方は、信頼できる情報源も参考にしてみてください。電球の口金規格についての詳細をGoogle検索で調べるのもおすすめです。

【販売店まとめ】E14口金電球を確実に購入できる実店舗はココ！

E14口金電球が「売ってない」というのは、単に「どこでも売ってるわけじゃない」ということだと分かりましたね。
では、確実に手に入れるためには、どのような店舗を狙って探せばいいのでしょうか？

モモストアが調べた結果、E14口金電球の購入を検討する際に訪れるべき実店舗は、以下の3つのカテゴリーに分類されます。

カテゴリー１：輸入家具・雑貨に強い大型専門店

E14口金電球を採用している照明器具の多くが海外製、特に北欧デザインやヨーロッパデザインのものであるため、それらをメインで扱う大型専門店は狙い目です。

IKEA（イケア）

IKEAはE14口金電球の代表的な販売場所です。IKEAのペンダントライトやテーブルランプの多くはE14口金を採用しているため、店舗内の電球売り場には必ず在庫があります。

IKEAで購入するメリットは、純正品として照明器具との相性を気にせず購入できる点です。
また、最近のIKEAの電球はほとんどがLEDで、調光対応のものや色温度が選べるものなど、種類も豊富に揃っています。
店舗によっては欠品していることもあるので、事前に公式サイトで在庫を確認しておくと安心です。

ニトリ

ニトリでも一部のシャンデリアや、輸入デザインを取り入れた小型照明でE14口金を採用しているものがあります。
ただし、IKEAほどE14の品揃えが豊富ではないため、ニトリの電球売り場全体を探すというよりは、照明器具コーナーで該当の電球が並んでいないかチェックする方が効率的です。

また、ニトリの電球はE17への移行が進んでいる傾向もあるため、お店のスタッフに直接「E14口金電球はありますか？」と尋ねるのが一番確実ですよ。

カテゴリー２：特殊な照明を扱う専門店

もしお使いの照明がアンティーク調や特殊なデザインの場合は、一般的な家電量販店ではなく、以下のような専門店を探してみるのがおすすめです。

• 照明専門ショップ： 地域にある老舗の電気屋さんや、輸入照明を専門に扱うショップ。ここでは、特殊な形状のE14電球や、調光システムに対応した製品などが見つかる可能性があります。
• ホームセンターの専門コーナー： 大型ホームセンターの一部店舗には、電気工事士が常駐するような専門性の高いコーナーがあり、そこで取り寄せ対応をしてくれる場合があります。

実店舗で見つからなかった場合でも、専門店の店員さんに相談すれば、最適な代替品やオンラインでの購入先を教えてくれることもあるので、ぜひ活用してみてください。

照明器具と電球の互換性についてより詳しく知りたい方は、照明器具の互換性についてGoogle検索で調べることもできます。

IKEAやニトリでE14電球は買える？店舗ごとの最新在庫情報

先ほども触れましたが、E14口金電球を探す上で、IKEAとニトリは非常に重要な存在です。なぜなら、これらのブランドが販売する照明器具の多くにE14規格が採用されているからです。

ここでは、それぞれの店舗でのE14電球の具体的なラインナップと、在庫を探すコツについて深掘りしていきましょう。

IKEA（イケア）のE14電球ラインナップ

IKEAは、E14口金電球を最も安定的に、かつ多様な種類で提供している小売店の一つです。
IKEAのE14電球は「TRÅDFRI（トロードフリ）」などのシリーズ名で販売されており、機能性が非常に高いのが特徴です。

スマート照明としてのE14電球

IKEAのE14電球の多くは、単に点灯するだけでなく、スマートフォンやリモコンで調光・調色ができるスマート照明に対応しています。
これは、「電球が切れたついでに、照明環境をアップグレードしたい」と考えている方にとっては大きなメリットです。

機能	IKEAのE14電球の特徴
調光・調色	リモコンやハブを使って明るさや色温度（暖色〜寒色）を自由に変更可能。
種類	シャンデリア球（細長い炎型）、フロスト球、丸型など、デザインが豊富。
価格帯	比較的リーズナブルで、まとめ買いもしやすい。

IKEAで電球を探すときは、電球コーナーだけでなく、スマートホームコーナーもチェックしてみると、思いがけない高機能なE14電球が見つかることがあります。

ニトリのE14電球の状況

ニトリでは、E14口金の照明器具の取り扱いはありますが、電球単体での品揃えはIKEAに比べると控えめです。

「シャンデリア球」としての取り扱いが多い

ニトリでE14電球が見つかるのは、主にシャンデリア用の細身の電球や、クリプトン球と呼ばれる小型の電球です。
しかし、これらの商品はE17口金に規格変更されたり、在庫限りで販売終了になってしまうケースも少なくありません。

ニトリの店舗で探す際は、以下のポイントを意識してください。

• 小型のフロアランプやテーブルランプの隣： これらの照明の近くにある電球コーナーを確認。
• プライベートブランド（ニトリ）品： 他のメーカー品ではなく、ニトリ独自のパッケージの商品を優先的に探す。

どうしても見つからない場合は、ニトリのオンラインストアで「E14」と検索し、在庫がある場合は店舗に取り寄せが可能かどうかをスタッフに確認するのが最速です。

大型家電量販店（ヨドバシ・ビックカメラ）でのE14口金の取り扱い状況

「電球」と聞けば、まず思い浮かぶのがヨドバシカメラやビックカメラといった大型家電量販店ですよね。
品揃えの豊富さでは右に出るものがないイメージがありますが、果たしてE14口金電球は手に入るのでしょうか？

結論から言うと、大型店でもE14電球を見つけることは可能ですが、その販売方法には特殊な傾向があります。

E14電球は「専門店エリア」に隠れている

家電量販店は、売れ筋のE26やE17の電球をメインフロアの目立つ場所に陳列しています。
E14のような特殊口金は、以下のどちらかのエリアに分類されて陳列されていることが多いです。

1. 特殊電球・業務用電球コーナー： 売り場の一番奥や、レジカウンターの裏側など、「店員さんに聞かないと見つからない」ような場所にまとめて陳列されていることがあります。
2. 照明器具メーカーの陳列棚： パナソニック、東芝ライテック、オーム電機などの主要メーカーのコーナーに、E14がひっそりと置かれていることがあります。

棚の全体を漫然と探すのではなく、「E14」という文字が書かれたパッケージを探すことを意識してください。ただし、在庫は非常に不安定です。

大型店で購入する際のメリットとデメリット

大型家電量販店で購入するメリットとデメリットをまとめました。

メリット	デメリット
メーカー品（国内大手）の安心感がある。	在庫が不安定で、欠品している可能性が高い。
ポイント還元がありお得に購入できる。	価格が高めに設定されていることが多い。
店員に専門的な相談ができる。	取り扱い種類が非常に少ない。主にクリア球、フロスト球のみ。

特に、調光対応やスマートLEDなどの「付加価値の高いE14電球」は、IKEAやオンラインストアに比べて見劣りする傾向があります。
急ぎで、かつシンプルな電球（ワット数だけ合えばいい）を探している場合に、立ち寄ってみる価値はある、という認識でいると失敗が少ないでしょう。

大型量販店のオンラインストアで「E14」と検索すると、実店舗での在庫状況も確認できることが多いので、出かける前にヨドバシカメラのE14電球在庫をGoogle検索で確認することをおすすめします。

ホームセンター（カインズ・コーナンなど）でE14電球を探すときの注意点

日曜大工用品から日用品まで揃うホームセンターは、電球探しでも頼りになる存在です。
カインズ、コーナン、DCMホーマックなど、どのホームセンターも電球コーナーを設けていますが、E14口金電球の取り扱いはどうなっているのでしょうか？

結論から言うと、期待しすぎは禁物ですが、大型のホームセンターであれば可能性はあります。ただし、いくつかの注意点があります。

注意点１：店舗の規模によって在庫が全く違う

ホームセンターの中でも、売場面積が非常に広い「メガホームセンター」と呼ばれる店舗では、E14口金電球を見つけることができるかもしれません。
これらの大型店は、特殊なDIY用品や建材なども扱っているため、通常の店舗では見かけない特殊な電球を置いていることがあります。

• 取り扱いがある可能性が高い店舗： 郊外の大型店、プロ向けの資材館を併設している店舗。
• 取り扱いがない可能性が高い店舗： 駅前などの都市型小型店舗、日用品の比重が高い店舗。

小型店舗では、E26とE17の電球しか置いていないことがほとんどです。わざわざ遠出して無駄足にならないよう、事前に電話で在庫を確認するのが賢明です。

注意点２：海外メーカー品ではなく「変換ソケット」をチェック

ホームセンターでは、E14電球そのものよりも、E17口金（日本の小型電球の標準）をE14口金に変換するための「変換ソケット」が売られていることがあります。

もしE14のLED電球が見つからなくても、この変換ソケットとE17のLED電球を組み合わせることで、問題を解決できる可能性があります。

ただし、変換ソケットを使う際には以下のリスクと注意点があります。

リスク・注意点	詳細	対策
サイズが大きくなる	ソケットの分、電球が長くなり、照明器具のカバーに当たることがある。	器具のサイズを確認し、小型のE17電球を選ぶ。
電気的相性	粗悪なソケットは接触不良の原因になる。	PSEマーク付きの、信頼できるメーカーの製品を選ぶ。
ワット数の制限	器具とソケットそれぞれにワット数の上限があるため、必ず確認する。	LED電球ならワット数が低いため、ほとんどの場合問題ない。

この「変換ソケット作戦」は、E14電球が手に入らない時の非常に有効な代替手段としてぜひ覚えておいてください。

ダイソー・セリア・キャンドゥなど100均でE14口金電球は売っている？

「とりあえず100均で済ませたい」という気持ち、非常によく分かります！
最近の100円ショップ、特にダイソーやセリアでは、LED電球の取り扱いが増えており、そのクオリティも昔と比べて格段に向上しています。

しかし、E14口金電球に関して言えば、残念ながらほとんどの店舗で取り扱いはありません。E14は規格が特殊すぎるため、100円ショップのメインのターゲット層が求める商品ではないからです。

E14は「特殊口金」枠から外れる

100円ショップで販売されているLED電球は、ほぼ100%がE26またはE17口金です。
これは、日本の一般家庭での使用頻度が極めて高く、大量仕入れによるコストダウンが可能なためです。

E14は、先に述べたように輸入照明器具に採用されることが多く、「安価な日用品」という100均のカテゴリーには当てはまりにくいのです。

100均で買えるE14関連アイテムはある？

電球本体は売っていませんが、E14に関連する「ちょっとしたアイテム」は手に入る可能性があります。

1. 電球の色調整フィルム： 100均では、LED電球に貼り付けて色味を変えることができるカラーセロハンやフィルムが売られています。もし既存の電球の色味が気に入らない場合に活用できます。
2. 照明器具の掃除用品： E14口金はシャンデリアに使われることが多いため、ホコリを払いやすいマイクロファイバークロスなどは100均で高品質なものが手に入ります。

電球本体の購入は諦めて、オンラインストアやIKEAなどの専門店で購入するのが最善策でしょう。
もし100均でE14を見つけたら、それは非常に珍しい「レア物」としてSNSなどで話題になるかもしれませんね！

ちなみに、100均の電球の最新のラインナップについては、100均のLED電球ラインナップをGoogle検索でチェックしてみるのも面白いですよ。

E14電球を買うならやっぱりAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングが最強の理由

実店舗での購入が難しいE14口金電球ですが、最終的にモモストアが最も推奨するのは、やはりAmazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングといった大手オンラインショッピングモールでの購入です。

なぜオンラインが最強なのか、その理由を詳しく解説します。

理由１：圧倒的な品揃えと在庫の安定性

実店舗がE26/E17に集中しているのに対し、オンラインストアは日本国内では流通しにくい輸入メーカーの製品や、特殊なワット数の製品まで網羅しています。
「売ってない」と思っていたE14電球が、オンラインでは数え切れないほどのバリエーションで販売されていることに驚くはずです。

• 国内メーカー： 東芝ライテックやオーム電機などの製品も、店頭在庫がなくてもオンラインには確実にある。
• 海外メーカー： Philips Hueなどのスマート照明、デザイン性の高い輸入ブランドのE14製品が豊富。
• 特殊形状： 炎型、ロウソク型、G45などのボール型など、デザイン照明器具に最適な形状が選べる。

店頭では見つからなかった調光対応や、光色（昼光色、電球色など）のバリエーションも、オンラインなら選び放題です。

理由２：価格競争によるコスパの高さ

オンラインモールでは、多数の出店者が同じ商品を販売しているため、価格競争が激しくなります。
これにより、実店舗で売られているE14電球よりも、安価に購入できることが多いです。
特に、複数個セットでの販売も多いため、予備も含めてまとめて購入する際のコストパフォーマンスは非常に優れています。

また、ポイント還元やセールを活用すれば、さらに安く手に入れられるチャンスもあります。

理由３：詳細なスペック情報とレビューで失敗を防げる

オンラインの商品ページには、口金サイズだけでなく、全光束（ルーメン）、色温度（ケルビン）、演色性（Ra）などの詳細なスペックが記載されています。
また、実際に購入したユーザーのレビューも豊富です。

• レビュー活用： 「IKEAの〇〇（照明器具名）にぴったりでした」「変換ソケットとの相性も良かった」といった具体的なレビューを参考にすることで、購入後の「サイズが合わない」「思っていた色と違う」といった失敗を劇的に減らすことができます。

実店舗で店員に尋ねるよりも、オンラインのレビューの方が、実際の使用感に基づいた生きた情報として役立つことが多いのです。

もし、お急ぎでなければ、まずはオンラインストアで探すのがE14電球探しの最適解と言えるでしょう。

E14口金の選び方：失敗しないための3つのチェックポイント

E14口金電球は種類が豊富だからこそ、「どれを選べばいいの？」と迷ってしまうかもしれません。
せっかく手間をかけて探したのに、いざ取り付けてみたら失敗した！とならないために、購入前に必ずチェックすべき3つのポイントをモモストアが伝授しますね。

チェックポイント１：照明器具の「最大消費電力（ワット数）」を厳守する

これが最も重要で、安全に関わるチェックポイントです。
照明器具本体には必ず「定格電圧 100V」「最大消費電力 40W（または60W）」といった表示がされています。

電球のワット数（消費電力）は、必ずこの最大消費電力を下回るものを選んでください。

• 例： 器具に「最大40W」と記載されていたら、40W以下の電球を選ぶ。
• LED電球の場合： LED電球は消費電力が非常に少ないため（例：4Wで白熱電球40W相当）、通常は問題ありません。

特に白熱電球を使用していた器具に、規格外のワット数の高い電球を取り付けてしまうと、過熱により火災や器具の破損につながる危険性があるため、絶対に守ってください。

チェックポイント２：電球の「全長」と「最大径」を確認する

E14口金は小型な分、照明器具のカバーやシェードも小型に作られていることが多いです。
口金サイズ（E14）が合っていても、電球の頭がカバーに当たってしまい、取り付けられないケースが頻繁に発生します。

購入前に、以下の2点を必ず確認しましょう。

測定箇所	測定方法	重要性
全長	電球の端から端までの長さ。	カバー内に収まるか、長すぎないかを確認。
最大径	電球の一番太い部分の直径。	カバーの入り口や、器具内部の金具に引っかからないかを確認。

特に、シャンデリア球（キャンドル型）やボール球（丸型）など、形状によって全長や最大径が大きく変わるため、オンラインで購入する際は、商品ページに記載されている寸法をしっかり確認してください。

チェックポイント３：「調光器対応」の有無を確認する

もしお使いの照明器具が、壁スイッチで明るさを調整できる「調光機能付き」の場合、電球も必ず「調光器対応」のものを選ばなくてはいけません。

非対応のLED電球を調光機能付きの器具に取り付けると、ちらつき（フリッカー）が発生したり、電球や調光器が故障する原因になります。

「調光器対応」の電球は、通常、パッケージや商品名に大きく明記されていますので、見落とさないように注意してください。
調光機能がないシンプルな器具であれば、このチェックは不要です。

E14電球の代替品・互換性について徹底検証！変換ソケットは使える？

E14電球が「売ってない！」という緊急事態に直面したとき、最も気になるのが「他の電球で代用できないか？」ということですよね。
特に、日本で手に入りやすいE17口金への変換ソケットは、E14の代替品として非常に有用です。ここでは、その互換性について徹底的に検証し、安全に使用するための注意点もお伝えします。

E14とE17のサイズ差と変換ソケットの仕組み

E14とE17は、口金の直径がわずか3mmしか違いません。

• E14: 14mm
• E17: 17mm

この差を埋めるために使うのが「E14→E17変換ソケット」です。
これは、E14口金にねじ込むことで、一回り大きいE17の電球を装着できるようにするアダプターのようなものです。

メリット：選択肢が広がる

E17口金は日本の一般的な規格であるため、家電量販店、ホームセンター、100均など、どこでもLED電球を安価に手に入れることができます。E14の品揃えの悪さを、E17の豊富さでカバーできるのが最大のメリットです。

デメリット：サイズと重さの増加

変換ソケットを装着することで、電球の全長と重さが当然増えます。
特に、シャンデリアや小型のペンダントライトなど、デザイン重視の器具の場合、変換ソケットの存在感が目立ってしまい、デザインを損なう可能性があります。

また、重さが増すことで、古い器具の場合は口金部分に負担がかかることも考慮しなくてはいけません。

変換ソケットを安全に使うためのチェックリスト

変換ソケットを使う際は、以下の3点を必ずチェックしてください。

１．ワット数（消費電力）の再確認

変換ソケットにも「最大60Wまで」といった使用制限があります。電球、ソケット、照明器具本体の3点すべての最大ワット数をチェックし、最も低いワット数の制限値を絶対に超えないようにしてください。

２．物理的な干渉の確認

ソケット装着後の全長と最大径を測り、照明器具のカバーやシェードに干渉しないことを確認してください。
ギリギリで接触していると、熱がこもりやすくなり、電球やカバーの寿命を縮める原因になります。

３．LED電球の使用を推奨

変換ソケットは、発熱量の少ないLED電球と組み合わせて使うことを強く推奨します。
白熱電球は発熱量が大きすぎるため、ソケット内部で熱がこもりやすく、故障や安全上のリスクが高まる可能性があります。

もし、E14口金の器具自体に強いこだわりがないなら、E17口金の照明器具への交換を検討するのも一つの手です。照明器具の交換は、照明器具の口金交換をGoogle検索で調べることで、自分でもできるかもしれません。

E14口金電球の寿命を延ばすための意外な裏ワザ

E14口金電球は、手に入れるのが大変なだけに、できるだけ長く使いたいですよね。
特にLED電球は長寿命ですが、使い方を工夫することで、さらに寿命を延ばすことができます。モモストアが知っている、電球の寿命を延ばすための意外な裏ワザをご紹介します。

裏ワザ１：点滅の回数を極力減らす

電球、特にLED電球は、「点灯している時間」よりも「電源を入れる回数（オン/オフ）」に寿命が左右されることが多くあります。
電球が点く瞬間に最も大きな電流が流れ、これが電球内部の電子部品に負荷をかけるからです。

• 推奨される使い方： 「ちょっと席を外すだけ」という場合は、こまめにスイッチを切るのではなく、つけっぱなしにしておく方が電球にとっては優しいと言えます。
• 注意： もちろん、長時間不在にする場合は消灯してくださいね。電気代とのバランスも大切です。

調光機能付きの器具であれば、明るさを最低限に絞っておくだけでも、消灯するよりは寿命を延ばすことにつながります。

裏ワザ２：密閉型器具での使用を避ける（または密閉型対応品を選ぶ）

E14口金が使われる照明器具の中には、外気を遮断する「密閉型」のものがあります。
電球が発する熱が器具内部にこもりやすく、この「熱」こそがLED電球の最大の敵なのです。

熱によって電球内部の電子回路やLED素子の劣化が早まり、結果として電球の寿命が縮んでしまいます。

• 電球のパッケージを確認： 購入する際に、必ず「密閉型器具対応」と記載されている製品を選んでください。
• 非対応品の対策： もし非対応品を密閉型器具で使っている場合は、使用時間を短くしたり、夏場など特に熱がこもりやすい時期は使用を控えるなどの対策が必要です。

裏ワザ３：適切な電圧で使用する

日本の家庭用電圧は100Vですが、稀に、電圧が不安定な地域や、他の家電製品との兼ね合いで、一時的に100Vを超える高電圧がかかることがあります。
電球は定格電圧より高い電圧がかかると、非常に明るく点灯しますが、その分、寿命は著しく短くなります。

これは個人で対策するのが難しいですが、もし頻繁に電球が切れる場合は、一度地域の電力会社や専門家にご相談いただくのが確実です。

E14口金電球を交換する際のワット数（W）に関する重要事項

電球選びで「口金サイズ」の次に重要となるのが「ワット数（W）」です。
特に白熱電球からLED電球へ交換する際に、このワット数の解釈を間違えると、明るすぎたり、暗すぎたり、最悪の場合は器具を破損させてしまうことにもなりかねません。

LED化する際のワット数の読み替え

現在のLED電球のワット数表記には、「消費電力（W）」と「明るさの目安（W相当）」の2種類があります。

１．消費電力（W）：

• LED電球が実際に消費する電気の量。E14では4W〜6W程度が一般的です。
• これが照明器具本体に記載されている「最大消費電力（例：Max 40W）」を超えてはいけない、安全に関わる数字です。

２．明るさの目安（W相当）：

• そのLED電球が、昔の白熱電球の何ワットに相当する明るさかを示す目安です。（例：40W相当、60W相当）
• 明るさを選ぶ際に参考にする数字です。

旧白熱電球のワット数とLEDのワット数の関係表

元の白熱電球の明るさに合わせて、LED電球を選ぶ際の参考にしてください。

白熱電球の明るさ（W）	LED電球の消費電力（W）目安	全光束（ルーメン/lm）目安
40W相当	約4W〜5W	約485 lm
60W相当	約6W〜8W	約810 lm
100W相当	約10W〜13W	約1520 lm

E14口金はシャンデリアや小型ランプに使われることが多いため、40W相当（約485lm）か、それ以下の明るさで十分なことが多いです。

ワット数以外の「ルーメン（lm）」と「ケルビン（K）」も重要

ワット数（明るさ）だけでなく、光の色や強さを正確に選ぶために、「ルーメン」と「ケルビン」も確認しましょう。

• ルーメン（lm）： 電球が発する光の総量。この数値が大きいほど明るくなります。
• ケルビン（K）： 光の色（色温度）。数値が低いほど赤みを帯びた暖色（電球色）に、高いほど青白い光（昼光色）になります。

E14はムードを重視する器具に使われるため、2700K〜3000K程度の暖色系の光（電球色）を選ぶと、元の照明器具の雰囲気を保てますよ。

電球の色温度についてさらに詳しく知りたい方は、電球の色温度とケルビンについてGoogle検索で調べるのがおすすめです。

廃盤になったE14電球の代わりを探す！フリマアプリ（メルカリなど）の活用術

お使いの照明器具がかなり古いもので、元々使われていたE14電球がすでに製造中止（廃盤）になっている、というケースも少なくありません。
特に白熱電球は環境規制などにより製造が終了しているものが多く、新品を手に入れるのは非常に困難です。

そんな時に頼りになるのが、メルカリやラクマなどのフリマアプリです。思わぬ「掘り出し物」が見つかる可能性がありますよ！

フリマアプリで見つかる3つのアイテム

フリマアプリでは、E14電球に関して主に以下の3種類のアイテムが見つかることがあります。

１．未使用・デッドストックの純正品

最も貴重なのが、照明器具を購入した時に予備として保管されていた、未使用の純正白熱電球です。
白熱電球の「光り方」や「デザイン」にこだわりがある方にとっては、これ以上ない代替品となります。

• 検索キーワード： 「E14 白熱電球 未使用」「（照明メーカー名） E14 予備」など、具体的なワードで検索しましょう。
• 注意点： 白熱電球は経年劣化しにくいですが、価格は割高になる傾向があります。

２．海外のアンティーク電球

ヨーロッパなどから輸入された、フィラメントが美しいエジソンランプ風のE14電球が出品されていることがあります。
おしゃれなカフェやバーのような、雰囲気のある空間を作りたい方に最適です。

３．変換ソケットや特殊なLED電球

前述のE14→E17変換ソケットが、オンラインショップよりも安く出品されていることがあります。
また、国内のオンラインストアでは取り扱いのない、海外製の特殊なLED電球（例：超小型、高演色性など）が見つかる場合もあります。

フリマアプリ利用時の注意点

フリマアプリは便利ですが、以下の点に注意して、トラブルなく購入しましょう。

注意点	確認すべきこと
中古品のLED電球	LEDは寿命が長いとはいえ、中古品は残りの寿命が分かりません。「点灯時間」や「購入時期」を質問し、動作確認済みかを確認しましょう。
電圧	海外の電球は「220V〜240V」仕様のものが多いです。日本の100Vで使用すると、暗く点灯する、または点灯しないことがあります。必ず「100V用」であることを確認してください。

特に電圧の確認は非常に重要です。「使える」と書いてあっても、日本の電圧で使えるかどうかは出品者も知らずに出品している場合があるため、ご自身でしっかりチェックしてくださいね。

E14口金電球のLED化は簡単？交換のメリット・デメリットを解説

E14口金電球を探している方の多くは、古い白熱電球からのLEDへの交換を考えているかと思います。
「LED化って難しそう」「交換したら雰囲気が変わってしまうのでは？」といった不安を解消するために、E14口金のLED化についてメリットとデメリットを明確にお伝えします。

LED化のメリット：経済性と安全性が劇的に向上

白熱電球からE14のLED電球に交換することで、以下のようなメリットがあります。

• メリット１：電気代が1/5〜1/10に！
  白熱電球の40W相当の明るさを得るのに、LED電球はわずか4W〜6W程度の電力しか使いません。年間で計算すると、電気代が劇的に節約できます。
• メリット２：発熱量が少なく安全
  E14は小型器具に使われることが多いため、熱がこもりやすいという問題があります。LED電球は白熱電球に比べて発熱量が圧倒的に少ないため、火災のリスクが減り、器具の劣化も抑えられます。
• メリット３：交換の手間がほとんどなくなる
  白熱電球の寿命は1,000〜2,000時間ですが、LED電球は40,000時間と非常に長寿命です。一度交換すれば、約10年以上は交換の必要がないため、面倒な電球探しの手間から解放されます。

LED化のデメリット：注意点と対策

LED化にはほぼデメリットはありませんが、特にE14の器具で起こりがちな注意点があります。

デメリット	対策
光の広がり方が違う	白熱電球は360度均一に光が広がりますが、LEDは光が直線的です。全方向型、または広配光型と記載された電球を選びましょう。
デザイン性の問題	白熱電球の美しいフィラメント（線）や、ガラスの透明感をLEDで再現するのは難しいです。「フィラメントLED」と呼ばれる、フィラメントを再現した製品を選ぶことで解決できます。
調光器との相性	調光機能付きの器具の場合、非対応のLED電球を使うと故障の原因になります。必ず「調光器対応」を選んでください。

今のLED電球は、白熱電球の温かい光の色や、フィラメントの見た目まで忠実に再現した製品が多く販売されています。
「LEDにすると雰囲気が壊れる」という心配は、適切なデザインの電球を選べば、ほとんど解消できますよ。

【まとめ】E14口金電球は売ってないわけじゃない！探し方のコツと最適解

E14口金電球が「売ってない」というお悩みは、これで解消されたかと思います。
E14は確かに国内では少数派の規格ですが、「売ってない」のではなく、「売っている場所が限られている」ということがお分かりいただけたのではないでしょうか。

最後に、E14口金電球探しの最適解と、探し方のコツをまとめておきますね。

E14電球探しの最適ルート

時間と労力を無駄にしないための、モモストアおすすめのルートはこちらです。

1. 【最優先】オンラインショッピングモールをチェック：
   Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングで「E14 LED」と検索するのが最も確実で、品揃えも豊富です。価格、種類、レビューを比較検討できるため、失敗が少ない最適解です。
2. 【次にIKEA】IKEAまたはニトリの店舗：
   お近くにIKEAがあれば、純正品に近い電球が手に入ります。ニトリは在庫が少ない可能性があるので、事前にオンラインで確認しましょう。
3. 【最終手段】変換ソケット＋E17電球：
   どうしてもE14が見つからない、または手軽に手に入るE17電球を使いたい場合は、変換ソケットを購入して対応します。ただし、サイズオーバーとワット数制限に注意してください。
4. 【特殊用途】フリマアプリ（メルカリなど）：
   廃盤になった白熱電球や、デザイン性の高い特殊な電球を探す場合に利用します。

電球選びの最終チェックリスト

購入ボタンを押す前に、以下の3点をもう一度確認してください。

• １．安全： 照明器具の「最大ワット数」を超えていないか？（LEDの場合は消費電力を確認）
• ２．サイズ： 電球の「全長」と「最大径」が器具のカバー内に収まるか？
• ３．機能： 調光器付きの器具なら「調光器対応」の電球か？

これらのポイントを押さえれば、あなたの照明器具に最適なE14口金電球を、確実に見つけることができるはずです。
これで、快適で明るい照明環境を取り戻してくださいね！

最後に、E14口金に関する最新情報や、新商品の情報を集めるために、E14口金電球の新商品情報をGoogle検索でチェックしてみてください。