コンタクトレンズはどこで買える?お店と通販のメリット・デメリットを徹底比較!
コンタクトレンズって、メガネと違って「どこでも買える」というわけじゃないから、初めて買う時や、いつものお店に行けない時など、
どこで売っているのか迷うことってありますよね。
ドラッグストアやコンビニでも見かけるけれど、本当に自分のレンズが手に入るのか、そして何より安全に使えるのかが一番気になるところだと思います。
この記事では、
✅ 店舗販売(ドラッグストア、専門店など)
✅ ネット通販(Amazon、楽天など)
それぞれのメリット・デメリットを、筆者モモストアが詳しく解説していきますね!
・ドラッグストア(マツキヨ・スギ薬局など)でのコンタクトレンズの取り扱い状況
・コンビニ(セブン・ローソン・ファミマ)でコンタクトレンズは買える?
・ディスカウントストア(ドン・キホーテ)での購入のメリットと注意点
・眼科・コンタクトレンズ専門店で購入する最大のメリットとは?
- コンタクトレンズはどこで買える?主な販売チャネル一覧
- ドラッグストア(マツキヨ・スギ薬局など)でのコンタクトレンズの取り扱い状況
- コンビニ(セブン・ローソン・ファミマ)でコンタクトレンズは買える?
- ディスカウントストア(ドン・キホーテ)での購入のメリットと注意点
- 眼科・コンタクトレンズ専門店で購入する最大のメリットとは?
- 通販(Amazon・楽天・Yahoo!ショッピング)でコンタクトレンズを買うメリット・デメリット
- 度なしカラコンと度ありコンタクトレンズの販売場所の違い
- コンタクトレンズは処方箋なしでも買える?法律と現実
- 【価格帯比較】販売場所によってコンタクトレンズの値段は変わる?
- コンタクトレンズを安全に購入するためのチェックリスト
- 購入後のアフターフォローが充実しているのはどこ?
- 1Day・2Week・マンスリー別におすすめの購入場所
コンタクトレンズはどこで買える?主な販売チャネル一覧

さて、早速ですが、コンタクトレンズが実際に手に入る場所を、大きく分けてご紹介しますね。
実は、私たちが思っている以上に、コンタクトレンズの販売チャネルは多岐にわたっているんです。
販売場所によって、在庫の有無や価格、購入のハードルが大きく変わってくるので、自分の状況に合わせて最適な場所を選ぶことが大切ですよ。
販売チャネルは大きく分けて「店舗」と「通販」の2種類
コンタクトレンズの購入ルートは、大きく分けてこの二つに分類できます。
1. 店舗販売(リアル店舗)
これは、実際に足を運んで購入する場所のことです。
例えば、眼科に併設されている専門店や、一般的なドラッグストア、
そして最近ではディスカウントストアなどでも取り扱いが増えていますね。
最大のメリットは、「その場ですぐ手に入る」ことと、特に専門店のスタッフさんに「直接相談できる」という安心感があることです。
2. 通販販売(インターネット)
こちらは、Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングといったECサイトを利用する方法です。
家から一歩も出ずに注文でき、価格が安いことが多いのが魅力ですが、
初めて買う方や目にトラブルがある方は特に注意が必要です。
購入前には、必ず眼科の定期検査を受けるようにしてくださいね。
それぞれの販売場所の主な特徴を比較表にまとめてみました。あなたのライフスタイルに合わせて、どこが便利か見てみましょう。
| 販売チャネル | 主なメリット | 主なデメリット | 適している人 |
| 眼科・専門店 | 検査・処方箋(指示書)がすぐもらえる、安心感 | 待ち時間がある、価格が高めになる傾向 | 初めての方、目に不安がある方、定期検査重視の方 |
| ドラッグストア | 生活用品のついでに買える、ポイントが貯まる | 種類が限定的、度数の確認が必要 | 緊急で欲しい方、軽い度数の方 |
| 通販(ECサイト) | 価格が安い、24時間注文可能、品揃えが豊富 | 自己責任で購入、届くまで時間がかかる | リピーター、コスト重視の方、正しい度数を把握している方 |
| ディスカウントストア | 価格が安い、カラコンの種類が豊富 | 在庫に限りがある、保証やアフターフォローが手薄 | お試し感覚で欲しい方、カラコンを探している方 |
このように、どこで買うかによって、メリットとデメリットが大きく変わります。特に、目に直接触れるコンタクトレンズは、安さだけでなく安全性と利便性のバランスを考えて選ぶことが大切になってきます。
ドラッグストア(マツキヨ・スギ薬局など)でのコンタクトレンズの取り扱い状況
「急にコンタクトが切れた!」「旅行先で予備が欲しい!」
そんな時、私たちの生活圏に一番身近なのがドラッグストアですよね。
マツキヨ、スギ薬局、ウエルシア、ココカラファインなど、主要なドラッグストアでコンタクトレンズは販売されているのでしょうか?
結論から言うと、多くの主要なドラッグストアでコンタクトレンズは販売されています。
ただし、取り扱いの種類や、購入できる条件には、いくつかの注意点がありますよ。
ドラッグストアで買えるのはどんなコンタクトレンズ?
ドラッグストアで主に販売されているのは、比較的需要が高い製品に絞られていることが多いです。
1. 1日使い捨てレンズ(ワンデー)
最も取り扱いが多いのがワンデータイプです。手軽さが魅力で、週末だけ使う人や、予備として持っておきたい人には非常に便利です。
特に、人気メーカーの製品や、比較的度数の範囲が狭い製品が中心に陳列されています。
2. 度なしのカラーコンタクトレンズ(カラコン)
ファッション性の高いカラコンも、ドラッグストアの主要な商品の一つです。レジの近くや、化粧品コーナーの一角に並んでいることが多いですね。
ただし、度ありのカラコンは、専門性が高くなるため、取り扱いがない店舗や種類が限られていることが多いので注意が必要です。
3. ケア用品(洗浄液など)
2ウィークやマンスリーを使っている方にとって必須のケア用品は、ほぼ全てのドラッグストアで手に入ります。
色々なメーカーの洗浄液や保存液が並んでいるので、自分のレンズに合ったものを選びやすいのは大きなメリットです。
ドラッグストアで購入する際の注意点
手軽さが魅力のドラッグストアですが、いくつか知っておきたい注意点があります。
① 在庫と種類が限定的
特に、強度の近視や遠視、乱視用の特殊な度数のレンズは、ほとんど置いていません。
また、店舗の規模によっても在庫状況が大きく異なるため、必ず事前に電話などで確認することをおすすめします。
② 処方箋(指示書)の確認がある場合も
日本では、コンタクトレンズは高度管理医療機器に指定されています。そのため、一部のドラッグストアや、併設されている調剤薬局によっては、安全性の観点から「直近の処方箋(指示書)」の提示を求められることがあります。
法律上、処方箋の提出が義務付けられているわけではありませんが、お店側の安全管理体制を理解し、協力することが大切です。
初めてのコンタクトレンズをドラッグストアで購入するのは避けたほうが安心です。必ず眼科で検査を受けてからにしましょう。
③ 専門家による相談は基本的に不可
販売員さんはレジ打ちや品出しがメインで、コンタクトレンズの専門知識を持っているわけではありません。
「自分の目にこのメーカーのレンズは合うか?」「最近目が乾くけど、どうしたらいいか?」といった専門的な相談は、眼科や専門店でしかできませんので、そこは割り切って利用しましょう。
結局のところ、ドラッグストアは「いつものレンズの予備を緊急で買う」には便利ですが、「初めて選ぶ」「度数を変える」といった重要な場面には向いていない、と言えますね。
コンビニ(セブン・ローソン・ファミマ)でコンタクトレンズは買える?
深夜や早朝、「いますぐコンタクトが欲しい!」という究極のピンチの時、24時間開いているコンビニエンスストアはまさに救世主です。
セブンイレブン、ファミリーマート、ローソンなど、主要なコンビニでコンタクトレンズの取り扱いはあるのでしょうか?
結論から申し上げると、多くのコンビニでは、原則として「度あり」のコンタクトレンズは販売されていません。
しかし、一部の関連商品や例外的な取り扱いはあるので、詳しく見ていきましょう。
コンビニで見かけるコンタクト関連商品
コンタクトレンズ本体はなくても、ケアに役立つ商品は置いてあることがあります。
1. レンズケース、トラベルセット
出張や旅行でケースを忘れてしまった時、非常に役立ちます。保存液が少量セットになったトラベルキットや、シンプルなレンズケースが販売されていることがあります。
2. 一時的な目の乾燥を防ぐ目薬
コンタクトの上から点眼できるタイプの目薬は、たいていのコンビニで取り扱いがあります。目の乾燥はコンタクトの大敵なので、これは非常に助かりますね。
3. 一部のカラコン(度なし)
ごく稀に、ターミナル駅の大きな店舗など、立地条件の良い一部の店舗で、ファッション目的の度なしカラーコンタクトレンズ(高度管理医療機器ではないもの)が販売されているケースがあります。
ただし、これは非常に限定的なので、「コンビニで確実に買える」と期待するのはやめておいた方が良いでしょう。
なぜコンビニでの販売が難しいのか?
ドラッグストアでは扱っているのに、なぜコンビニでは難しいのでしょうか。その主な理由は以下の通りです。
① 高度管理医療機器の規制
度ありのコンタクトレンズは、法律で「高度管理医療機器」に分類されています。
これを販売するには、「高度管理医療機器等販売業の許可」が必要で、専門の管理者(資格を持つ人)を配置しなければなりません。
24時間営業で、多様な商品を扱うコンビニエンスストアで、この資格を持つ人材を常時配置するのは現実的ではないからです。
② スペースの問題
コンタクトレンズは度数やベースカーブ(BC)、種類(ワンデー、2ウィークなど)が非常に多く、全てを陳列するには大きな棚が必要になります。
限られたスペースで食品や日用品を優先するコンビニでは、そこまでの在庫を持つことが難しいのです。
結論として、急ぎでレンズが欲しい場合は、コンビニではなく24時間営業のディスカウントストアか、通販の「お急ぎ便」を検討する方が賢明です。
ディスカウントストア(ドン・キホーテ)での購入のメリットと注意点
ディスカウントストアの代名詞といえば、「驚安の殿堂」ドン・キホーテですよね。
食料品から家電、パーティグッズまで何でも揃うイメージですが、もちろんコンタクトレンズも例外ではありません。
特に、ドン・キホーテは若年層をターゲットにした商品展開が強いため、ある特定の種類に関しては、他の店舗よりも非常に充実しています。
ドン・キホーテで買う最大のメリットは「カラコンの豊富さ」
ドン・キホーテのコンタクトレンズ売り場は、度あり・度なしを問わず、特にカラーコンタクトレンズ(カラコン)の品揃えが圧倒的です。
最新のトレンドデザインや、有名モデルがプロデュースした商品など、他のドラッグストアでは見かけないような幅広いブランドとデザインが手に入ります。
豊富な品揃えの理由
これは、ドン・キホーテが単なる日用品店ではなく、ファッションやコスメのトレンドに敏感な若者を主要な顧客層としているからです。
そのため、
✅ 休日のおしゃれ用としてカラコンが欲しい
✅ 色やデザインを試してみたい
という方にとっては、宝探しのような楽しさがある場所と言えるでしょう。
さらに、ディスカウントストアというだけあり、価格も専門店やドラッグストアより安い場合が多いのも魅力です。まとめ買いセールなどを活用すれば、さらにお得に購入できる可能性があります。
購入時の注意点:度数確認と営業時間
メリットが多い一方で、ディスカウントストアならではの注意点も知っておきましょう。
① ドン・キホーテも「高度管理医療機器」の販売許可が必要
度ありのコンタクトレンズ(通常の透明なものも含む)は、ドン・キホーテも「高度管理医療機器等販売業の許可」を取得して販売しています。
これは法律に基づいた正規の販売ですが、購入時には自分の正しい度数やBC(ベースカーブ)を自己責任で把握しておく必要があります。
初めての購入や、久しぶりの購入で度数が変わっているかもしれない方は、必ず眼科で検査を受けてからにしましょう。
② 専門的なスタッフは少ない
ドラッグストアと同じく、ドン・キホーテのスタッフは商品の陳列やレジ業務がメインです。
「このカラコンは私の瞳に合うか」「ケアの方法が分からない」といった専門的な質問には答えられないことがほとんどです。知識は自分で調べておくか、事前に眼科で相談しておきましょう。
ただし、多くの店舗が深夜まで営業しているため、仕事帰りや夜間に買いに行けるのは大きな利便性です。営業時間を確認してから行くと無駄足にならずに済みますよ。
ドン・キホーテは、特にカラコン愛用者にとっての聖地と言えますが、目の健康を守るためには、定期的な眼科受診を忘れずに行うことが大前提です。
眼科・コンタクトレンズ専門店で購入する最大のメリットとは?
通販やドラッグストアなど、手軽な購入方法が増えている今でも、やはり最も安心できるのは「眼科・専門店ルート」です。
価格だけを比べると高く感じるかもしれませんが、目の健康と安心を買うという意味では、費用対効果は非常に高いと言えます。
コンタクトレンズは「医療機器」であることの再認識
私たちが普段、当たり前に使っているコンタクトレンズですが、これはれっきとした「高度管理医療機器」です。
直接、角膜に触れるものなので、たった一つのミスやサイズ違いが、重篤な目の病気につながる可能性を秘めています。
眼科や専門店での購入は、この医療機器を安全に、そして正しく使うための「プロのサポート」をセットで買うことなのです。
専門店で購入する3つの大きなメリット
1. 最適なレンズを選んでもらえる
コンタクトレンズ選びは、「度数」だけではありません。
・BC(ベースカーブ):角膜のカーブとレンズのカーブが合うか
・DIA(直径):レンズの大きさ
・含水率:レンズに含まれる水分量
これらが合っていないと、目がゴロゴロしたり、最悪の場合、角膜に傷がついてしまいます。
専門店では、眼科医の診断に基づき、あなたの目の形状や涙の量、生活習慣に合わせた最適なレンズを処方(指示)してもらえます。
2. 定期的な目の健康チェックができる
コンタクトレンズを使い続けると、自覚症状がないまま角膜に酸素不足による傷ができていたり、アレルギー反応を起こしていることがあります。
眼科での定期検査は、レンズの度数チェックだけでなく、目の状態そのものをプロの目で確認できる唯一の機会です。
特にワンデー以外のレンズを使っている方は、3ヶ月~半年に一度の検査を欠かさないようにしましょう。
3. アフターフォローが充実している
購入したレンズに不具合があった場合、度数が合わなくなった場合など、購入後のフォロー体制がしっかりしています。
保証期間内であれば無料で交換してくれるサービスなど、「買って終わり」ではないサポート体制が整っているのは、専門店ならではの安心感です。
最近では、専門店もネット価格を意識した価格設定をしているところや、ポイントサービスを導入しているところが増えています。
「高いから」と敬遠せずに、まずは一度、専門家に相談してみることを強くおすすめします。
通販(Amazon・楽天・Yahoo!ショッピング)でコンタクトレンズを買うメリット・デメリット
現代において、コンタクトレンズ購入の主流となりつつあるのが、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングといったインターネット通販です。
特にリピーターの方にとっては、その利便性と価格の安さは計り知れない魅力がありますよね。
しかし、手軽さの裏には、店舗購入にはない自己責任の部分も多く含まれています。通販を利用するなら、メリットとデメリットをしっかり把握しておきましょう。
通販を利用する4つの大きなメリット
1. 圧倒的な価格の安さ
通販サイトは、人件費や店舗運営費がかからない分、店舗販売に比べて販売価格が安い傾向にあります。
特に、まとめ買いをすることでさらに割引が適用されたり、ポイント還元率が高くなるキャンペーンなども頻繁に実施されています。
2. 24時間いつでもどこでも注文可能
これが通販最大のメリットです。仕事で帰りが遅くなっても、真夜中にふと思い出しても、スマホ一つで簡単に注文が完了します。
「営業時間」を気にする必要がないのは、忙しい現代人にとって非常に助かります。
3. 豊富な品揃えと在庫
特定のメーカーや珍しい度数のレンズでも、通販サイトなら見つけやすいです。
店頭では陳列スペースに限りがありますが、通販では無数のブランドと度数から選ぶことができます。
また、在庫切れの心配も店舗よりは少なく、入荷待ちの場合もメールで通知が来るなど、便利です。
4. 処方箋(指示書)の提出が不要な場合が多い
多くの通販サイトでは、購入時に処方箋の画像アップロードなどを必須としていません。
これは、日本の法律上、販売者が処方箋の提出を義務付けることはできないためです。(ただし、目の安全のために「定期検査を受けていること」を推奨している業者がほとんどです。)
通販の自己責任とデメリット
価格と利便性だけを見て飛びつくのは危険です。通販には店舗にはないデメリットがあります。
1. 全てが自己責任となる
最も重要な点です。度数やBCが合わなくなっていても、自分で気づかなければそのまま使い続けることになります。
また、「このレンズは目に合うか?」といった使用感に関する相談はできません。
2. 届くまで時間がかかる
在庫がある商品でも、注文から到着までに数日かかることがあります。急な欠品や、配送トラブルがあった場合は、さらに遅れる可能性もあります。
「明日必要!」という緊急時には、通販は不向きです。(ただし、Amazonプライムなどの有料会員サービスで「お急ぎ便」を利用できるサイトもあります。)
3. 不良品の判断が難しい
届いたレンズがパッケージ内で破れていた、明らかに装着感が悪い、といった初期不良があった場合、返品・交換の手続きが必要になります。
店舗であればその場ですぐ交換できますが、通販ではやり取りに時間がかかる場合があります。
通販を安全に利用するためのヒント
通販を賢く、安全に使うには、以下のことを守りましょう。
| ✅ 必須事項 | チェック内容 |
| 定期検査 | 必ず眼科で3ヶ月~半年に一度の定期検査を受ける。 |
| 度数・BCの把握 | 自分の最新かつ正確な度数、BC(ベースカーブ)を知っておく。 |
| メーカー変更 | レンズのメーカーや種類を変える際は、必ず事前に眼科で試着・相談をする。 |
| 信頼できるサイト | 高度管理医療機器の販売許可番号を公開している信頼できるサイトを選ぶ。 |
特に、初めてコンタクトレンズを使う方は、最初の数回は眼科・専門店で丁寧に指導を受けてから、通販に移行するのが最も安全なルートです。目の健康あってこその便利なコンタクトライフですよ。
度なしカラコンと度ありコンタクトレンズの販売場所の違い
コンタクトレンズと言っても、大きく分けて「視力矯正のための度ありレンズ」と「瞳の色を変えるための度なしカラコン」の2種類があります。
実は、この2種類、販売場所や購入のしやすさが大きく異なることをご存知でしょうか?
度なしカラコンは「雑貨に近い感覚」で買える場所が多い
度なしのカラーコンタクトレンズは、視力矯正を目的としていないため、規制が比較的緩い傾向にあります。
(もちろん、高度管理医療機器として承認されている商品も多いですが、こと販売場所に関しては自由度が高いです。)
主な販売場所
| 場所 | 特徴 |
| バラエティショップ | ロフト、東急ハンズ、PLAZAなどで多数取り扱い。ファッションアイテムとして充実。 |
| ドラッグストア | 化粧品コーナーの近くに陳列されていることが多い。 |
| ディスカウントストア | ドン・キホーテが圧倒的に強い。種類が非常に豊富。 |
| アパレル系ショップ | 若い女性向けのファッションビル内店舗でも取り扱いがある。 |
これらの場所では、自分の好きな色やデザインを選んで、服やコスメを選ぶ感覚で手軽に購入できます。処方箋の提示を求められることはほぼありません。
ただし、度なしであっても、目の健康に関わることには変わりありません。
装着感が悪いと感じたらすぐに使用を中止し、眼科を受診することが重要です。
度ありコンタクトレンズは「専門的な場所」での購入が基本
一方で、視力矯正を行う度ありのレンズは、目の健康に直接影響を与えるため、販売には高度な規制が伴います。
販売店側は「高度管理医療機器等販売業の許可」が必須です。
主な販売場所
度なしカラコンが買える上記のような場所でも、度ありとなると取り扱いがグッと減ります。 主要な販売場所は、「眼科併設の専門店」「大手ドラッグストアの一部店舗」「許可を取得した通販サイト」に限られます。
特に、乱視用や遠近両用といった特殊なレンズは、専門店のルート以外ではなかなか手に入りません。
まとめ
度なしカラコン:
手軽に買えるが、あくまでファッションアイテムとして、目の健康状態をチェックしつつ自己責任で楽しむ。
度ありレンズ:
目の安全のためにも、必ず眼科の指導(処方箋/指示書)に基づき、専門店や信頼できる通販サイトで購入する。
どちらのレンズを使うにしても、「自分の目」は一つしかありません。大切に守りながら、快適なコンタクトライフを送りましょう。
コンタクトレンズは処方箋なしでも買える?法律と現実
「処方箋なしでコンタクトレンズって買えるの?」
これは、コンタクトユーザーなら一度は疑問に思ったことがあるはずです。
結論から言うと、法律上は「処方箋の提出が義務」ではありません。
しかし、これは「処方箋がなくても安全に使える」という意味では決してありません。この法律と現実のギャップについて、詳しくご説明します。
「処方箋」ではなく「指示書」という表現
まず、コンタクトレンズの購入時に必要なのは、厳密には医師が発行する「指示書(装用指示書)」と呼ばれるものです。
これは、目に合ったレンズの種類(BCやDIA)、度数、そして装用時間を定めたもので、販売店側はこれに基づき安全にレンズを販売することが求められています。
なぜ処方箋の提出が義務ではないのか?
日本の「薬機法(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)」では、
コンタクトレンズは「高度管理医療機器」に分類されています。
しかし、販売者に購入時の処方箋の提示や提出を義務付ける規定はありません。
これは、消費者の利便性を考慮した側面もありますが、あくまで「自己責任」で選ぶことが前提とされているからです。
処方箋なしで購入する場所と注意点
1. インターネット通販サイト
ほとんどの通販サイトでは、処方箋の画像アップロードなどは不要で、度数さえ分かれば購入できてしまいます。
しかし、多くの通販サイトが「3ヶ月~半年に一度の眼科受診を推奨します」という注意書きを添えています。
2. 一部のディスカウントストア・ドラッグストア
店舗によっては、過去のレンズの箱や処方箋を見せるだけで購入できるところもあります。これは、リピーターの利便性を優先しているためです。
処方箋(指示書)なしの購入が引き起こすリスク
処方箋なしで購入することの最大のリスクは、「目の状態の変化に気づかないこと」です。
| リスクの種類 | 詳細 | 結果起こりうること |
| 度数の変化 | 視力は日々変化するもの。古い度数のまま使い続ける。 | 見えにくい、眼精疲労、頭痛。 |
| BC(ベースカーブ)不適合 | 目のカーブに合わないレンズを使い続ける。 | 角膜への圧迫、ゴロゴロ感、角膜の傷。 |
| 目の病気の進行 | アレルギー、ドライアイ、角膜炎などが進行しても無自覚。 | 視力低下、最悪の場合失明の可能性。 |
コンタクトレンズは、メガネのように「合わなければ外す」で済むものではありません。
処方箋は、レンズの購入許可証ではなく、「現在のあなたの目が安全にコンタクトレンズを装用できる状態である」という証明書だと捉えましょう。
特に、初めてのレンズ購入、メーカーや種類を変更する際、そして少しでも目に違和感がある場合は、必ず眼科の診察を受けてから新しいレンズを選んでください。目の健康は、何物にも代えがたい財産です。
【価格帯比較】販売場所によってコンタクトレンズの値段は変わる?
コンタクトレンズをどこで買うか決めるとき、「価格」は最も大きな決定要因の一つですよね。
結論から言うと、販売場所によって価格は大きく変わります。
同じメーカーの同じ製品であっても、眼科併設の専門店と通販サイトでは、数千円の差が出ることも珍しくありません。
この価格差の背景と、賢くお得に買うためのコツを解説します。
なぜ価格に差が生まれるのか?
コンタクトレンズの価格差は、主に「提供されるサービスの質とコスト」に起因しています。
1. 眼科・専門店の価格が高い理由
専門店は、レンズ本体の価格に加えて、「検査費用」「人件費(専門スタッフによるカウンセリング)」「店舗の運営費用」などが含まれています。
つまり、レンズ代に「安心とプロのサポート」という付加価値が上乗せされているのです。
ただし、最近では検査費用とレンズ代をセットにして割引するサービスや、ポイント還元などで実質的な価格を下げている専門店も増えています。
2. 通販サイトの価格が安い理由
通販サイトは、実店舗を持たず、人件費も最小限に抑えられます。さらに、一度に大量に仕入れることで、メーカーからの仕入れ値を低く抑えることができます。
販売は基本的に「レンズ本体のみ」であるため、価格競争が激しく、結果としてユーザーは安く購入できるのです。
主要販売場所の価格帯比較(ワンデー30枚入りを想定)
あくまで一般的な傾向ですが、人気メーカーのワンデー30枚入りパックの価格帯を比較してみましょう。
| 販売場所 | 価格帯(1箱あたり) | サービス内容 |
| 眼科・専門店 | 約3,500円~5,000円 + 検査料 | 診察、度数・BCの決定、試供品提供、アフターフォロー |
| ドラッグストア | 約3,000円~4,000円 | ポイント還元、ついで買いの利便性 |
| 通販サイト | 約2,500円~3,500円 | 価格が安い、自宅配送、24時間注文 |
この表からもわかるように、価格だけ見れば通販サイトが最もお得に見えます。
しかし、「もし目に合わなかったら…」というリスクや、定期検査にかかる費用を総合的に考えると、一概に「通販が一番安い」とは言えません。
賢くお得にコンタクトレンズを買うコツ
① 最初は専門店、慣れたら通販へ
最も安全で賢い方法は、最初のレンズ選びと定期検査は必ず専門店(眼科)で行い、自分の目と度数、BCが確定したら、そのレンズを通販でリピート購入するという方法です。
② ポイントとクーポンを徹底活用
楽天市場やYahoo!ショッピングでは、「○倍ポイントデー」や「サプライズクーポン」が頻繁に発行されます。これらを活用すれば、表示価格以上の実質的な割引を受けることができます。
また、メルカリなどのフリマサイトでも、未開封のコンタクトレンズが出品されていることがありますが、安全性を考慮すると、信頼できるECサイトでの購入をおすすめします。
価格重視で選ぶなら、やはりAmazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのリピート購入が最強です。ただし、目の健康チェックだけは、決して怠らないようにしてくださいね。
コンタクトレンズを安全に購入するためのチェックリスト
「手軽に」「安く」コンタクトレンズを買う方法が増えた今、私たちユーザー自身が「安全に購入するための自己防衛策」を持つことが非常に重要になっています。
購入前に必ず確認してほしい、安全チェックリストを作成しました。購入方法に関わらず、毎回確認する習慣をつけましょう。
【購入前】最低限クリアすべき5つのチェック項目
以下の5つの項目が一つでもチェックできない場合、そのコンタクトレンズの購入は見送ることを強くおすすめします。
1. 最新の「装用指示書(処方箋)」を持っているか?
持っていなくても買えてしまうのが現状ですが、最新の指示書がない状態での購入は非常に危険です。特に購入から半年以上経っている場合は、必ず眼科の定期検査を受けてください。
指示書には、度数だけでなくBC(ベースカーブ)やレンズの種類(トーリック、遠近両用など)が記載されています。
2. BC(ベースカーブ)が自分の目に合っているか?
BCは、レンズのカーブがあなたの角膜のカーブと合致しているかを示す数値です。
合わないレンズを使うと、ゆるすぎてズレたり、きつすぎて角膜を圧迫し、重篤な目のトラブルの原因になります。必ず眼科で計測してもらってください。
3. 販売業者が「高度管理医療機器等販売業の許可」を持っているか?
これは、コンタクトレンズを販売するために国に義務付けられている許可です。
特に通販サイトの場合、サイト内のどこかに必ずその許可番号が記載されています。記載がない、あるいは不審なサイトでの購入は絶対に避けましょう。
4. 使用期限が十分に残っているか?
特にディスカウントストアや個人出品のフリマサイトで購入する場合、使用期限が残り少ない「型落ち品」が安く売られていることがあります。
ワンデーなら半年以上、2ウィークなら1年以上の期限が残っているか確認しましょう。
5. 少しでも目に違和感がないか?
購入しようとしている時点で、「ちょっと目がゴロゴロする」「最近、充血気味だ」「以前使ったこのメーカーのレンズは合わなかった」など、少しでも不安要素がある場合は、購入を控えて眼科に相談するべきです。
不安を抱えたまま新しいレンズを装用するのは、目に負担をかけるだけですよ。
これらのチェックを怠らずに、自分の目の健康は自分で守るという意識を持つことが、コンタクトレンズを快適に使い続けるための秘訣です。
購入後のアフターフォローが充実しているのはどこ?
コンタクトレンズは、購入したら終わりではありません。むしろ、「使用し始めてから」のサポートが非常に重要になってきます。
「届いたレンズに不良があった」「使っているうちに度数が合わなくなった」「レンズケアで困った」など、トラブルは予期せぬ時に起こります。
購入後のアフターフォローが手厚い販売場所を知っておけば、万が一の時も安心ですよ。
手厚いアフターフォローの販売場所No.1:眼科・専門店
アフターフォローの充実度で言えば、やはり眼科や専門店が群を抜いています。
1. レンズの保証交換サービス
多くの専門店では、「開封してしまったが、度数が合わなかった」「予備のレンズに初期不良があった」といった場合に、一定期間内であれば無料で交換してくれるサービスがあります。
特に、レンズが破れていたり、変形していたりする初期不良は、専門店であればその場ですぐに対応してくれるため、ストレスがありません。
2. 目のトラブルに直結した対応
「目が充血した」「痛い」といった症状が出た場合、すぐに眼科を受診でき、レンズとの関連性を含めて診察してもらえます。これは、目の健康を第一に考える上で最大の安心材料です。
3. ケア用品や装用方法の指導
特に2ウィークやマンスリーレンズを使っている方で、「洗浄方法に自信がない」「保存液の種類で迷う」といった場合でも、専門のスタッフが丁寧に指導してくれます。
通販サイトのアフターフォローは「返品交換」が中心
通販サイトの場合、アフターフォローは基本的に「届いた商品の初期不良に対する返品・交換」が中心となります。
・不良品対応:
未開封の状態で、レンズの変形や破損が見られた場合、メーカーまたは販売店に連絡すれば交換してもらえます。ただし、不良品を送り返し、新しいものが届くまでに数日かかることが多いです。
・度数間違い対応:
注文した度数と違うものが届いた場合は、もちろん交換してもらえますが、ユーザー自身が度数を間違えて注文した場合の返品・交換は、基本的に不可としているサイトが多いです。
結論として、「目の健康」に関するフォローは専門店、「商品に関するフォロー」は通販サイトでも可能ですが、対応のスピードと手厚さでは専門店に軍配が上がります。
1Day・2Week・マンスリー別におすすめの購入場所
コンタクトレンズには、使用期間に応じて3つの主要なタイプがあります。それぞれ、使用頻度やコスト、ケアの手間が違うため、どこで購入するのが最も適しているかも変わってきます。
あなたのライフスタイルに合ったレンズタイプを選び、最適な購入場所を見つけましょう。
1日使い捨て(ワンデー)タイプ
特徴:毎日新しいレンズを使うため、ケアが一切不要。最も清潔で目に優しいタイプです。
【おすすめの購入場所】
✅ 通販サイト(Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング)
ワンデーは使用頻度が高い分、コストを抑えることが最も重要になります。価格競争が激しい通販サイトを利用して、大量にまとめ買いするのが最も賢い方法です。
特に、ポイント還元率が高い日を狙えば、実質的な価格は店舗の半額以下になることもあります。
✅ ドラッグストア・ディスカウントストア
週末だけ使いたい、旅行で予備が欲しいなど、緊急時や少量購入の際に非常に便利です。ただし、強度の度数は置いていないことが多いので注意しましょう。
【モモストアからのアドバイス】
通販でのリピート購入がメインでOKですが、半年に一度は眼科で定期検査を受け、最新の度数と目の健康状態を確認してから、まとめ買いをするようにしてください。
2週間使い捨て(2ウィーク)タイプ
特徴:コストパフォーマンスに優れるが、毎日欠かさず洗浄・消毒が必要。ケア用品代もかかります。
【おすすめの購入場所】
✅ 眼科・専門店(初回購入時と定期検査時)
2ウィークは、ワンデーよりもレンズが厚く、BCや素材のわずかな違いが目に大きな影響を与えます。最初の購入時や、メーカーを変更する際は、必ず専門店でフィッティングと指導を受けてください。
✅ 通販サイト(リピート時)
レンズの品質が安定しているため、一度目に合うことが分かれば、通販でリピートするのがお得です。ただし、ケア用品の購入も忘れないようにしましょう。ケア用品も通販でまとめ買いすると安くなります。
【モモストアからのアドバイス】
ケアの手間を考えると、忙しい方はワンデーの方が楽ですが、コスト重視なら2ウィーク。レンズだけでなく、洗浄液も自分のレンズ専用のものを選ぶよう、専門家に確認してください。
1ヶ月使い捨て(マンスリー)タイプ
特徴:最もコストパフォーマンスが高いが、紛失や破損のリスク、そして毎日の徹底したケアが必須です。
【おすすめの購入場所】
✅ 眼科・専門店(メイン購入場所)
マンスリーレンズは、2週間よりもさらに目に負担がかかりやすく、酸素透過性や汚れの付着が目の健康に直結します。少しでも目に違和感を感じたらすぐに相談できる専門店のルートをメインにするのが安心です。
✅ 信頼できる通販サイト(予備の確保)
予備のレンズを安く手に入れたい場合や、ケア用品とセットで購入したい場合は、通販サイトも便利です。
ただし、目の定期検査は2ウィークよりもさらに頻繁に(最低でも3ヶ月に一度)行うことを強くおすすめします。
【モモストアからのアドバイス】
マンスリータイプは、最も自己管理が求められるレンズです。ケアをサボるとすぐに目のトラブルにつながるため、「面倒くさがりな人」にはワンデーをおすすめします。
ご自身がどれくらいの頻度で使うか、コストとケアの手間、そして目の健康状態を総合的に考えて、最適なレンズと購入場所を選んでくださいね。

