ドライフラワー用シリカゲルはどこで買える？販売店を徹底調査！通販から実店舗まで

こんにちは、モモストアです！
最近、自宅でドライフラワー作りに挑戦したいという方が増えていますよね。
押し花や自然乾燥も素敵ですが、生花の鮮やかな色をそのまま残すなら、やっぱりドライフラワー用シリカゲルが欠かせません。

でも、いざ「買おう！」と思っても、一体どこで売っているのか迷いませんよね。
ホームセンター？ 100円ショップ？ それともネット通販？
この記事では、「ドライフラワー用シリカゲル」の販売場所を徹底的に調査し、それぞれのメリット・デメリットを詳しく解説します。
あなたの用途にぴったりの購入場所を見つけて、素敵なドライフラワー作りを始めましょう！

ドライフラワー用シリカゲルはどこで買える？結論からお伝えします！

「ドライフラワー用シリカゲルが欲しいけど、家の近くで確実に手に入る場所を知りたい！」という方も多いはず。
結論からお伝えすると、ドライフラワー用シリカゲルは主に「ホームセンター」「手芸店」「ネット通販」の3つのルートで購入するのが最も確実です。

シリカゲル自体は乾燥剤として広く使われていますが、ドライフラワー用として販売されているものは、特に粒子が細かく、花びらの間に入り込みやすいように調整されています。このため、お菓子などに入っている通常のシリカゲルとは少し別物だと考えてくださいね。
ただし、最近は100円ショップでも手に入るようになり、購入の選択肢が広がっています。

具体的な販売場所と、それぞれの特徴をまとめたのがこちらの表です。

購入場所	確実性	価格帯	メリット	デメリット
ホームセンター	高	中〜高	大容量がある、専門的な商品も多い、実物を見て選べる	店舗によって品揃えにばらつきがある
手芸店	中	高	ドライフラワー専用品が多い、関連資材も揃う	店舗数が少ない、価格が高め
100円ショップ	中	低	とにかく安い、気軽に試せる	少量しかない、品切れが多い、粒子が粗い場合がある
ネット通販	高	低〜中	最安値を見つけやすい、大容量も小容量もある、家まで届く	送料がかかる場合がある、実物を見られない

ご覧の通り、「何を重視するか」によって、ベストな購入場所は変わってきます。

例えば、
「初めてだから安く少量だけ試したい」という方は、100円ショップや小容量のネット通販がおすすめです。
「たくさんのお花をドライフラワーにしたい」という方は、ホームセンターや大容量のネット通販が圧倒的にお得です。
そして、「品質にこだわりたい、失敗したくない」という方は、手芸専門店やメーカー直販のネット通販をチェックしてみてくださいね。

この後の見出しでは、それぞれの販売店について、より具体的な商品の探し方や注意点を掘り下げていきますので、ぜひ参考にしてください！

ドライフラワー用シリカゲルは通常の乾燥剤と何が違うの？

ここでよくいただく質問として、「お菓子に入っているシリカゲルや、靴用の乾燥剤じゃダメなの？」という疑問があります。
結論から言うと、通常の乾燥剤で代用することも不可能ではありませんが、ドライフラワーの仕上がりに大きな差が出るため、専用品の使用を強くおすすめします。

専用シリカゲルと一般的なシリカゲルの違いは、主に以下の2点です。

1. 1. 粒子の大きさ（粒度）

ドライフラワー用シリカゲルは、非常に細かいパウダー状や微粒子状になっていることがほとんどです。これは、花びら一枚一枚の間や、複雑な形状のガクの中までシリカゲルが入り込み、水分を均一に吸い取るためです。粒子が粗いと、花とシリカゲルの間に隙間ができてしまい、その部分だけ乾燥が遅れたり、色が変わってしまったりする原因になります。

1. 1. 含まれる吸湿指示薬（青い粒）

多くの場合、ドライフラワー用シリカゲルには、水分を吸い切ると色が変化する青い粒（またはオレンジ色の粒）が混ぜられています。これは「吸湿指示薬」と呼ばれ、シリカゲルの乾燥能力がまだ残っているか（青い色）、もう再生が必要か（ピンクや白っぽい色）を一目で判断できるようにするためのものです。通常の乾燥剤には、この指示薬が入っていないものが多く、いつ交換・再生すればいいのかが分かりにくいというデメリットがあります。

特に、バラのような複雑な構造を持つ花や、色落ちさせたくないデリケートな花を扱う場合は、専用のシリカゲルを選ぶことで失敗のリスクを大幅に減らせるので、少しでもきれいな仕上がりを目指すなら、ぜひ専用品を探してみてくださいね。もし近隣の店舗で見つからなかった場合は、ネット通販をチェックしてみるのが一番早くて確実ですよ。

【最安値】100円ショップ（ダイソー・セリア）の販売状況を徹底チェック！

ドライフラワー作りを「ちょっと試してみたい」という方にとって、まず気になるのが100円ショップの存在ではないでしょうか？
結論から言うと、ダイソーやセリアなどの大手100円ショップでも、ドライフラワー用シリカゲルは販売されています！

ダイソーでの探し方と注意点

ダイソーでは、主に「手芸コーナー」や「園芸コーナー」の周辺で販売されていることが多いです。
商品名もそのまま「ドライフラワー用シリカゲル」や「押し花乾燥剤」といった名前で、他の手芸材料と一緒に並んでいることが多いので、チェックしてみてください。

＜ダイソー購入のメリット＞

• 価格の安さ: 110円（税込）で手に入るため、初期費用を抑えられます。
• 入手のしやすさ: 店舗数が多いため、見つけやすいです。

＜ダイソー購入のデメリット＞

• 容量が少ない: ほとんどが100g〜200g程度の小容量です。バラやユリなど大きな花を複数作るには、数袋必要になります。
• 品切れが多い: シーズンによっては人気が高く、品切れになっている店舗も少なくありません。
• 粒子の種類: 稀に、粒子が粗めのタイプしかない場合もあり、繊細な花には不向きなことがあります。

もし、お近くのダイソーで見つからなかった場合は、Googleで「ダイソー ドライフラワー用シリカゲル 在庫」と検索してみると、購入者の最新の情報を得られるかもしれません。

セリア、キャンドゥでの取り扱いはどう？

セリアやキャンドゥでも、同様に「手芸・クラフトコーナー」で取り扱いがあることが確認されていますが、ダイソーよりもさらに品揃えが不安定な傾向があります。
特にセリアは、おしゃれなクラフト商品に力を入れているため、関連商品として置いていることが多いですが、店舗によって取り扱いの有無が大きく分かれます。

100円ショップで購入する際は、「少量でいいから安く試したい」という目的をはっきりさせておき、もし見つからなくてもすぐに通販やホームセンターに切り替えられるように心の準備をしておくのがおすすめです。

【モモストアからのアドバイス】
100円ショップのシリカゲルは、小さなアクセサリー用の花や、試しに一輪だけドライフラワーにしたい場合に最適です。本格的に趣味として始めたい場合は、コスパが良い大容量パックが手に入る次の選択肢を検討しましょう。

ホームセンター（カインズ・コメリ・DCMなど）は園芸コーナー？手芸コーナー？

ドライフラワー用シリカゲルを探す上で、最も確実で選択肢が多いのがホームセンターです。大型ホームセンターであれば、ほとんどの場合取り扱いがあります。
ただし、ホームセンター内には「園芸」「DIY」「生活用品」「手芸」など様々なコーナーがあるため、「どこにあるの？」と迷ってしまうかもしれませんね。

販売されている可能性が高い３つのコーナー

ホームセンターでドライフラワー用シリカゲルを探す際は、以下の３つのコーナーを重点的にチェックしてください。

園芸・ガーデニングコーナー

ここは最も見つけやすい場所です。花の種や肥料、土などが並んでいるエリアの近く、または「乾燥剤」「除湿剤」の類と一緒に陳列されていることが多いです。
特に、切り花や押し花関連の資材として扱われていることが多いので、ブリザードフラワーの材料などが近くにないか探してみましょう。ホームセンターによっては、500g～1kgといった大容量サイズも豊富に揃っているため、たくさん作りたい方にはおすすめです。

手芸・クラフトコーナー

店舗によっては、手芸用品のコーナー（レジン、UVライト、粘土など）の一角に置かれている場合があります。この場合、比較的小容量で、「ドライフラワー専用」と明記された高品質なタイプが多い傾向があります。もし園芸コーナーで見つからなかった場合は、クラフト用品の近くも確認してみてください。

DIY・塗料・接着剤コーナー（例外的な場合）

ごく稀にですが、工業用や保存用の乾燥剤として、DIY関連のエリアに大袋のシリカゲルが置かれていることがあります。ただし、このタイプは粒度が粗く、ドライフラワーには不向きな場合もあるため、必ず「粒子の細かさ」を確認してから購入するようにしましょう。

大手ホームセンターの傾向

ホームセンター名	取り扱い傾向	おすすめの点
カインズ (CAINZ)	自社ブランドの取り扱いあり。園芸、手芸コーナーのいずれか	オリジナルブランド品が比較的安価で大容量のものが多い
コメリ (KOMERI)	園芸コーナーが充実。専門的な商品もある	プロ仕様の資材も多く、品質にこだわる人向けの商品が見つかりやすい
DCMグループ (カーマ・ホーマックなど)	広範囲の取り扱い。店舗規模による	様々なメーカーの製品を比較検討しやすい品揃えが期待できる

ホームセンターは、実際に手に取って商品の重さや粒子の粗さを確認できるのが最大のメリットです。初めてシリカゲルを購入する方や、大容量パックを検討している方は、ぜひ一度足を運んでみてください。
もし売り場がわからなければ、店員さんに「ドライフラワー用のシリカゲルはどこですか？」と尋ねるのが一番早いですね！

また、ホームセンターのオンラインストアで事前に在庫を確認してから行くのもおすすめです。例えば、「カインズ ドライフラワー用シリカゲル」のように検索すれば、最新の情報を確認できますよ。

手芸専門店（ユザワヤ・トーカイ）では品質の良いシリカゲルが見つかる！

「ドライフラワーの仕上がりにはとことんこだわりたい」「趣味として長く続けたい」という方にぜひおすすめしたいのが、ユザワヤやトーカイといった大手手芸専門店での購入です。
これらの専門店では、ドライフラワーだけでなく、レジンアクセサリーやハーバリウムなど、関連するクラフト材料全般を取り扱っているため、より専門性の高い高品質なシリカゲルを見つけることができます。

手芸店で購入する最大のメリットは「品質」と「専門知識」

手芸専門店で販売されているシリカゲルは、ドライフラワーや押し花作りを専門とするメーカーの製品が多いのが特徴です。
価格はホームセンターや通販に比べて少し高めになる傾向がありますが、それに見合うだけの仕上がりの美しさや、粒子の細かさ（パウダー状）が保証されています。

特に、以下の点にこだわりたい方は手芸店をチェックしましょう。

• パウダー状のシリカゲルが欲しい: 微細な粒子のシリカゲルは、花びらにダメージを与えにくく、仕上がりが格段にきれいになります。
• 色落ちを最大限防ぎたい: 乾燥スピードや均一性を高める設計になっている製品が多いです。
• 関連商品も一緒に揃えたい: シリカゲルを入れるための密閉容器、乾燥後に使用するレジン液、ワイヤー、専用のピンセットなど、ドライフラワー作りに必要なすべての材料を一度に揃えることができます。

また、手芸店のスタッフさんは、クラフト全般に詳しい方が多いため、「バラをきれいに作るには？」「このシリカゲルは再生できるの？」といった具体的な質問にも答えてもらいやすいというメリットもあります。初めてで不安な方は、店員さんに相談してみるのも良い方法ですよ。

購入の際の注意点：店舗の規模

手芸専門店は、ホームセンターほど店舗数が多くありません。特に地方にお住まいの場合は、お近くに店舗がない、あるいは店舗の規模が小さく、シリカゲルは置いていないという可能性もあります。
お出かけになる前に、Googleで「ユザワヤ ドライフラワー用シリカゲル」と検索したり、お店の公式サイトや電話で在庫を確認することをおすすめします。
もし近隣に店舗がない場合は、次に解説するネット通販の利用が、高品質なシリカゲルを手に入れるためのベストな選択肢となります。

意外と穴場！ドラッグストアや大型雑貨店（ドンキ）でも手に入るの？

「急に思い立って作りたくなったけど、ホームセンターも手芸店も遠い…」そんな時、普段の生活圏にあるドラッグストアやドン・キホーテなどの大型雑貨店でもシリカゲルが手に入るか気になりますよね。
結論から言うと、ドライフラワー専用品を見つけるのは難しいですが、代用できる乾燥剤や、ごく稀に専用品が置かれていることがあります。

ドラッグストア（マツキヨ・スギ薬局など）の状況

ドラッグストアの主な取り扱い商品は、衣類用、食品用、靴用といった「生活用品としての乾燥剤・除湿剤」です。
そのため、「ドライフラワー用シリカゲル」という名前の商品は、基本的に置いていません。

ただし、以下のコーナーをチェックすると、代用できる商品が見つかる可能性があります。

• 防虫剤・除湿剤コーナー: 部屋全体やクローゼット用の除湿剤の中に、シリカゲル（B型）やゼオライトが使われているものがあります。これらは粒度が粗いため、花に使うのはおすすめしません。
• お菓子・食品保存コーナー: 食品保存用の乾燥剤が小袋で売られていることがありますが、これも粒度が粗く、少量しか手に入らないため、緊急時の「代用」としてのみ検討してください。

【結論】
ドラッグストアでのドライフラワー用シリカゲル探しは、「ほぼ不可能」と考えておいた方が良いでしょう。時間と労力を節約するためにも、最初から他の販売店を探すことをおすすめします。

大型雑貨店（ドン・キホーテなど）の状況

ドン・キホーテ（ドンキ）は、その幅広い品揃えから「何でも売っている」というイメージがありますが、ドライフラワー用シリカゲルの取り扱いは店舗や時期によって大きく異なります。

ドンキで見つかる可能性があるのは、以下のいずれかの商品です。

1. 手芸用品コーナー（稀に設置）: ごく一部の大型店では、クラフト用品が置かれており、その中に紛れていることがあります。
2. 除湿・乾燥剤コーナー: 衣類や布団用の大容量乾燥剤が並んでいます。これもドラッグストアと同様、ドライフラワーには不向きな粒度のものです。

ドンキで見つかればラッキーですが、確実性を求めるなら、やはりホームセンターかネット通販が賢明です。時間があれば、ついでにチェックしてみる程度の感覚で探してみてくださいね。

【モモストアからのアドバイス】
シリカゲルが見つからず、どうしても今すぐドライフラワーを作りたい場合は、無理に代用乾燥剤を探すよりも、次の見出しで解説するネット通販で翌日配送サービスを利用する方が、確実かつ高品質な商品を手に入れられますよ！

大量に買うならココ！ネット通販（Amazon・楽天・Yahoo!ショッピング）のメリット

実店舗での探索に疲れてしまった方、または最初から手間をかけたくない方に、最もおすすめできるのがネット通販です。
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングといった大手通販サイトは、ドライフラワー用シリカゲルを購入する上で、「品揃え」「価格」「容量」の全てにおいて最強の選択肢と言えます。

ネット通販が最強である３つの理由

理由１：大容量パックのコスパが圧倒的に良い

ホームセンターでも大容量は売られていますが、ネット通販では1kg、3kg、さらには5kgといった業務用サイズまで取り扱われています。たくさんの花をまとめてドライフラワーにしたい場合、グラムあたりの単価が非常に安くなり、実店舗で購入するよりも圧倒的にコスパが良くなります。

特に、ドライフラワー作りが趣味になると、シリカゲルの消費量は意外と多いものです。再生して繰り返し使うとはいえ、予備を持っておくためにも、大容量パックを最初に購入するのが賢い選択と言えます。

理由２：粒子の種類や品質を比較しやすい

通販サイトでは、様々なメーカーの製品が並んでおり、「パウダー状」「細粒状」「標準粒」といった粒子の種類を、レビューや商品説明でじっくり比較できます。
実店舗では置いていないような、海外メーカーの高品質なシリカゲルや、リピーターが多い人気の定番商品を見つけやすいのも大きなメリットです。

【検索キーワードのヒント】

• 「ドライフラワー シリカゲル 5kg」：大容量を探す時
• 「シリカゲル ドライフラワー パウダー」：繊細な仕上がりを求める時
• 「ドライフラワー シリカゲル メーカー名」：特定のブランドを探す時

理由３：家まで届く手軽さと翌日配送の速さ

シリカゲルは意外と重く、特に大容量パックになると持ち帰るのが大変です。ネット通販なら、重い荷物を玄関先まで届けてもらえるので、手間がかかりません。
また、Amazonプライムや楽天のあす楽対応商品を選べば、注文した翌日に届くことも可能です。「今週末に届いた花をすぐにドライにしたい！」という時にも非常に便利です。

Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでそれぞれ「ドライフラワー用シリカゲル」と検索して、価格と容量を比較してみてください。きっとあなたのニーズに合う商品が見つかりますよ！

【モモストアからの購入推奨】
筆者モモストアも、大量購入する際は必ずネット通販を利用しています。特に、初めて購入する方は、レビュー数が多い人気商品を選ぶと失敗が少ないのでおすすめです。ぜひ、「Amazon ドライフラワー用シリカゲル 人気」で検索して、売れ筋商品をチェックしてみてください。

フリマアプリ（メルカリ・ラクマ）で安く手に入れる裏ワザと注意点

「ドライフラワー用シリカゲルを、新品で買うよりもっと安く手に入れたい」という方は、メルカリやラクマといったフリマアプリをチェックしてみましょう。
フリマアプリは、シリカゲルを手に入れるための「裏ワザ」的な穴場ですが、いくつかの注意点もあります。

メルカリ・ラクマで見つかる商品の種類

フリマアプリで売られているドライフラワー用シリカゲルは、主に以下の３つのパターンがあります。

1. 未使用・未開封の余剰品:「大量に買いすぎた」「趣味で使おうと思ったが使わなかった」といった理由で、新品・未開封のシリカゲルが出品されていることがあります。この場合、定価よりも安く手に入るため、非常にお得です。
2. 開封済み・使いかけの残り:一度開封し、少量使った残りがまとめて売られているパターンです。当然ながら価格は安くなりますが、「どのくらい使ったのか」「再生処理はされているのか」を商品説明でしっかりと確認する必要があります。
3. 再生済みのシリカゲル:出品者が自宅で再生処理（乾燥）を行ったものが売られていることがあります。これは非常に安価ですが、再生が不十分だとすぐに吸湿してしまい、ドライフラワー作りには使えない可能性があるため、購入の際は慎重な判断が必要です。

フリマアプリで購入する際の３つの注意点

フリマアプリを利用する際は、以下の点に特に注意してください。

注意点１：吸湿状態と再生の有無を確認する

シリカゲルは湿気を吸いやすい製品です。「新品未開封」と書かれていても、長期保管されていた場合は、すでに吸湿してしまっている可能性があります。
購入前に、「シリカゲル内の青い粒（吸湿指示薬）が青い状態か？」を質問したり、写真で確認したりすることが重要です。ピンクや白っぽくなっている場合は、購入後に自分で再生処理を行う必要があります。

注意点２：送料込みの価格を比較する

フリマアプリでは、本体価格が安くても、送料が出品者負担で高めに設定されていることがあります。ネット通販の大容量パックと、送料込みのフリマ価格を比較し、グラムあたりの単価が本当に安いのかを計算してから購入しましょう。

注意点３：粒子の種類と用途を確認する

「乾燥剤」として売られている商品の中には、ドライフラワーに不向きな粗い粒子のものも紛れていることがあります。必ず「ドライフラワー用」と明記されているか、または「パウダー状」「細粒」と記載されているかを確認し、写真で粒子の細かさを確認してください。食品用のシリカゲルを間違って購入しないように注意が必要です。

少し手間はかかりますが、運が良ければ掘り出し物に出会えるのがフリマアプリの魅力です。特に、メーカー品を安く試したい方にはおすすめですよ。

ドライフラワー用シリカゲルを選ぶ際の3つの重要なポイント

販売場所がわかったら、次に重要になるのが「どのシリカゲルを選ぶか」です。
ドライフラワー作りを成功させるには、シリカゲルの品質が仕上がりに直結するため、選び方を間違えると「色が綺麗に残らなかった」「花がシワシワになってしまった」という失敗につながりかねません。
ここでは、失敗しないための３つの重要なポイントを解説します。

ポイント１：粒子のサイズ（粒度）

ドライフラワー用シリカゲルの選び方で、最も重要と言っても過言ではないのが粒子のサイズ、すなわち「粒度」です。

シリカゲルは、主に以下の３タイプに分けられます。

1. パウダー状（微粒子）:最もおすすめのタイプです。非常に細かいため、花びらと花びらの間、ガクの奥まった部分にまで均一に行き渡り、ムラなく水分を吸い取ります。特に、バラやカーネーション、繊細な小花など、複雑な形状の花を美しいまま残したい場合に最適です。仕上がりは最も綺麗ですが、価格はやや高めになります。
2. 細粒状（標準）:ホームセンターやネット通販で最も多く見られる一般的なタイプです。パウダー状ほどではありませんが、適度な細かさがあり、初心者でも比較的扱いやすいのが特徴です。コスパのバランスも良いので、迷ったらこのタイプを選びましょう。
3. 大粒状（粗粒）:一般の乾燥剤として売られていることが多いタイプです。粒が大きいため、花との間に大きな隙間ができやすく、乾燥ムラや花びらの変形を引き起こす可能性が高いです。ドライフラワー作りには基本的には不向きですが、カゴなどに入れて除湿目的に使う分には問題ありません。

【選び方の結論】
仕上がり重視なら「パウダー状」、コスパ重視なら「細粒状」を選びましょう。

ポイント２：吸湿指示薬の色

ほとんどのドライフラワー用シリカゲルには、吸湿指示薬が混ぜられています。この指示薬の色によって、シリカゲルが水分を吸ったかどうかがわかります。

指示薬の色	状態	対応
青色	乾燥能力あり（使用可能）	そのまま使用できます
ピンク/白っぽい色	吸湿済み（乾燥能力なし）	電子レンジやフライパンで再生処理が必要です

以前は青色の指示薬にコバルト化合物が使われていましたが、最近は環境や安全性を考慮して、オレンジ色から緑色に変わる「コバルトフリー」のシリカゲルも増えています。どちらでも機能に違いはありませんが、気になる方は「コバルトフリー」と記載された製品を選ぶと安心ですね。

ポイント３：容量とコスパ

ドライフラワー作りでは、花を完全にシリカゲルの中に埋めて乾燥させるため、思った以上に大量のシリカゲルが必要です。
目安として、バラを10輪程度作るだけでも、最低1kg〜2kg程度のシリカゲルが必要になります。

大容量パックを購入する方が、グラムあたりの価格は断然お得になるため、趣味として継続するつもりであれば、最初から3kg～5kgといった大容量パックの購入を検討しましょう。
前述の通り、シリカゲルは再生して何度でも使えるため、初期投資を回収しやすいですよ。

これらのポイントを踏まえて、ご自身に最適なシリカゲルを選んでみてください。迷ったらネット通販でレビューを参考にしたり、「ドライフラワー用シリカゲル 口コミ」で検索して、実際に使っている人の意見を聞いてみるのも良い方法です。

シリカゲルを使ったドライフラワー作りの基本的な手順と成功のコツ

適切なシリカゲルを手に入れたら、いよいよドライフラワー作りの実践です！
シリカゲルを使った方法は、「埋没法」と呼ばれ、生花に近い状態、特に色を鮮やかに残せるのが最大の魅力です。
ここでは、基本的な手順と、失敗しないためのモモストア流のコツを詳しく解説します。

基本的な手順（バラを例に）

H3: STEP 1: 花の準備

花を摘む、または購入したら、なるべく早く作業を始めましょう。
【重要なコツ】

• 新鮮さが命: 完全に開花しきっておらず、少しつぼみが残っているくらいの新鮮な状態がベストです。
• 茎の処理: 茎は、密閉容器に入る長さに短くカットします。後でワイヤリングをする予定なら、完全に切り落としても構いません。
• 水気の除去: 花びらに水滴や露が残っていると、その部分から変色やカビの原因になるため、優しくティッシュなどで拭き取っておきましょう。

H3: STEP 2: シリカゲルで埋める

密閉できるプラスチック容器（タッパーなど）を用意します。

1. 底に敷く: 容器の底に、シリカゲルを約1〜2cmの厚さで敷き詰めます。
2. 花を配置: シリカゲルの上に、花を上向きまたは横向きにそっと置きます。花同士が触れないように間隔を空けましょう。
3. 花びらの間を埋める: ここが最も重要な工程です。スプーンや絵筆などを使って、花びらと花びらの間に、シリカゲルを少しずつ、優しく流し込みます。花びらを広げるようにして、奥までしっかり詰めるのがポイントです。
4. 完全に埋める: 花全体が完全に隠れるまで、上からシリカゲルを静かに注ぎ入れます。注ぐ際は、シリカゲルが重みで花びらを押しつぶさないように、ゆっくりと丁寧に行いましょう。

H3: STEP 3: 乾燥と取り出し

容器のフタをしっかりと閉め、湿気の少ない冷暗所で保管します。
【乾燥期間の目安】

花の種類	乾燥期間
バラ、カーネーション	約4日〜7日
コスモス、パンジー（薄い花）	約3日〜5日
チューリップ（肉厚な花）	約10日〜2週間

乾燥期間が経過したら、シリカゲルを傾けて少しずつ流し出し、花をそっと取り出します。
この際、花にシリカゲルが残っていたら、筆やブロワーで優しく払い落としてください。強く触ると花びらが割れてしまうので、慎重に扱うことが成功のコツです。

初めての方や、乾燥期間の目安が知りたい方は、Googleで「ドライフラワー シリカゲル 乾燥時間 目安」を検索して、ご自身の環境に合わせた情報を探してみましょう。

使用後のシリカゲルは捨てるの？繰り返し使える再生方法を解説

ドライフラワー作りで一度使ったシリカゲルは、水分を吸って乾燥能力が落ちています。
「もう捨てるしかないの？」と思うかもしれませんが、ご安心ください！
ドライフラワー用シリカゲルは、適切な方法で乾燥させれば、何度でも繰り返し再生して使うことができます。
シリカゲルを再生させる方法は、主に「電子レンジ」と「フライパン」の２つです。

再生時期の見分け方

再生が必要なタイミングは、シリカゲルに含まれる「吸湿指示薬」の色で見分けます。

• 青い粒（またはオレンジ色の粒）: 乾燥能力あり。
• ピンク色（または緑色）: 吸湿済み。再生が必要です。

シリカゲル全体を再生させる前に、少量だけ取り出して色を確認してみましょう。指示薬の色が変わっていたら、全体の再生を行いましょう。

シリカゲルの再生方法（電子レンジ編）

最も手軽で時間もかからないのが、電子レンジを使った再生方法です。少量だけ再生したい時や、急いでいる時に最適です。

1. 耐熱容器に入れる: シリカゲルを耐熱性の平らなお皿や容器（深めのタッパーなど）に広げます。厚さは1cm以下にして、均一に熱が伝わるようにします。
2. 加熱する: 500W～600Wで、まずは1分30秒〜2分ほど加熱します。
3. 色の確認と追加加熱: 一旦取り出し、シリカゲル内の指示薬（ピンクや緑）の色が、元の青やオレンジ色に戻っているかを確認します。
4. 繰り返し: 色が戻っていなければ、30秒ずつ追加で加熱し、完全に色が戻るまで繰り返します。

【注意点】

• 焦げ付かないように: 一度に長時間加熱すると焦げ付いたり、シリカゲルが変質したりする可能性があるため、必ず小刻みに加熱してください。
• 煙が出たらNG: 焦げ付く直前で煙が出ることがあります。煙が出たらすぐに中止し、冷ましましょう。
• 高温注意: 加熱直後のシリカゲルは非常に熱くなっているので、火傷に注意し、冷めてから密閉容器に移しましょう。

シリカゲルの再生方法（フライパン・オーブン編）

電子レンジがない場合や、大容量をまとめて再生したい場合は、フライパンやオーブンがおすすめです。

• フライパンの場合:シリカゲルをフライパンに薄く広げ、弱火で焦げ付かないように混ぜながら加熱します。指示薬の色が戻ったら火を止め、熱が冷めるまで放置します。
• オーブンの場合:シリカゲルを耐熱皿に広げ、100℃〜120℃の低温で30分〜1時間ほど加熱します。こちらも色が戻ったら取り出します。

再生したシリカゲルは、完全に冷めてから密閉容器に入れて保管すれば、いつでも新鮮な状態で再利用できます。これによって、シリカゲルはほぼ永久的に使える資材となるわけです！

シリカゲルが見つからない時に！代用できるアイテムはある？

「すぐにでもドライフラワーを作りたいのに、シリカゲルがどこにも売ってない！」という緊急事態に直面した場合、何か代用できるアイテムはないのでしょうか？
結論として、シリカゲルほど完璧に色を残せるものはありませんが、いくつかのアイテムで代用して乾燥させることは可能です。

代用アイテム１：猫砂（鉱物系・シリカゲル系）

意外な代用品として、猫砂（ねこずな）が挙げられます。特に「シリカゲル系」や「鉱物系（ゼオライトなど）」の猫砂は、非常に高い吸水・吸湿性を持っています。

＜メリットとデメリット＞

• メリット: 非常に安価で大容量が手に入る、ホームセンターやスーパー、ドラッグストアなどどこでも売っている。
• デメリット: 粒が非常に大きく粗いため、花びらの間に入り込まず、花がシワシワになったり、変形したりする可能性が高いです。また、粉塵も多いため、花に付着しやすいという欠点もあります。

猫砂で代用する場合は、花の形をあまり気にしない、大きな花や葉物の乾燥に限定して試すのが良いでしょう。

代用アイテム２：ほう砂（ホウ砂）

海外ではシリカゲルの代わりに、「ほう砂（ホウ砂）」と「コーンスターチ（またはコーンミール）」を混ぜたものを乾燥剤として使う方法もあります。
ほう砂自体は薬局などで手に入ることがありますが、日本では毒物及び劇物取締法により、取り扱いに注意が必要です。また、完全に乾燥させるのに時間がかかり、シリカゲルほどのスピード感はありません。

【モモストアからのアドバイス】
特に、日本国内ではほう砂の入手や取り扱いが難しいため、「代用」として積極的に推奨はできません。

代用アイテム３：乾燥剤（B型シリカゲル）

お菓子や衣類に入っている乾燥剤のほとんどは「A型シリカゲル」ですが、衣類用や建築資材に使われる「B型シリカゲル」というものがあります。B型はA型ほど吸湿スピードは速くありませんが、湿度が高い環境で力を発揮します。

ただし、これらの乾燥剤はドライフラワーに適した粒度ではないことが多いため、仕上がりの美しさは専用品に劣ります。

結論として、「ドライフラワーの色や形を美しく残したい」のであれば、無理に代用品を探すよりも、ネット通販で専用シリカゲルを注文して待つのが、最も失敗のない方法だと言えます。
お花が枯れてしまう前にドライフラワーにしたい場合は、自然乾燥させる方法（ハンギング法）で一時的に乾燥を進めておくのも一つの手ですよ。自然乾燥の方法についても、「ドライフラワー ハンギング法 やり方」を検索して調べてみてください。

フッ素樹脂加工の密閉容器や保存袋も用意しよう！

シリカゲル自体は手に入ったとして、次に必要になるのがシリカゲルを入れて花を埋めるための容器です。
ドライフラワー作りを成功させるには、この「容器選び」も非常に重要なポイントになります。適切な容器を選ぶことで、シリカゲルの吸湿効果を最大限に引き出し、花を乾燥ムラなく仕上げることができます。

密閉容器を選ぶ際の３つの条件

ドライフラワー用シリカゲルを使う「埋没法」に適した容器には、以下の３つの条件があります。

1. 完全な密閉性:シリカゲルは空気中の湿気もすぐに吸ってしまうため、フタがパッキン付きなどで完全に密閉できるタイプを選びましょう。湿気が入ると、シリカゲルの乾燥能力が花よりも先に失われてしまいます。
2. フッ素樹脂加工の耐熱性:プラスチック容器を選ぶ際は、電子レンジでの再生処理に対応できる耐熱性があるかを確認しましょう。再生処理を容器ごと行うと手間が省けますが、耐熱温度が低いと容器が溶けてしまう危険性があります。
3. 十分な深さと広さ:花を完全にシリカゲルに埋め、さらに花の周りに1cm〜2cmのシリカゲルの層を作る必要があります。使用する花の大きさや本数に合わせて、深さのある容器を選びましょう。平たくて大きな容器は、押し花にも使えて便利です。

一般的なタッパーや、お菓子が入っていた缶なども使えますが、密閉性が低いものだと乾燥に時間がかかったり、失敗の原因になることもあるので注意が必要です。

複数の容器を使い分けるのがおすすめ

ドライフラワー作りが趣味になると、様々な種類の花を同時に乾燥させたくなります。その際、サイズ違いの複数の容器を使い分けるのがおすすめです。

容器サイズ	用途の例	ポイント
小型（深さ5cm程度）	アクセサリー用の小花、葉物、押し花	少量のシリカゲルで済み、再生も楽
中型（深さ10cm程度）	バラ、カーネーションなど一般的な花	最も出番が多いサイズ。数個あると便利
大型（深さ15cm以上）	ユリ、ひまわりなど大型の花、ブーケ	大容量のシリカゲルが必要。持ち運びにくいので定位置で作業

密閉容器は100円ショップでも手に入りますが、フタの密閉性が高いものは、ホームセンターや雑貨店で探す方が安心です。
シリカゲルと合わせて、適切な容器も用意して、ドライフラワー作りを万全の体制でスタートしましょう！

ドライフラワーを長持ちさせるためのシリカゲル乾燥後のアフターケア

シリカゲルで綺麗に乾燥させた後も、ドライフラワーは空気中の湿気を吸ってしまうと、色あせや変形、カビの原因になります。
せっかく手間をかけて作ったお花ですから、長く美しさを保つためのアフターケアも非常に重要です。

仕上げにスプレー（定着剤）を使う

花が完全に乾燥し、シリカゲルを払い落とした後、仕上げとして「ドライフラワー用のスプレー」または「ヘアスプレー」を使うのがおすすめです。

• ドライフラワー用スプレー:花びらにバリアを作り、湿気やホコリから守る効果があります。また、花びらが欠けたり崩れたりするのを防ぐ「強化剤」の役割も果たしてくれます。
• ヘアスプレー（ハードタイプ）:代用品として、一般的なヘアスプレー（ケープなど）のハードタイプも使えます。これは、花びらを固定し、空気中の湿気から守る簡易的なコーティングの役割を果たします。

スプレーをかける際は、花から30cmほど離して、薄く均一にかけるのがコツです。近づけすぎると液だれして、花が濡れて変色する原因になるので注意しましょう。

保管場所の重要性

ドライフラワーは、飾る場所によって寿命が大きく変わります。

1. 湿気の少ない場所:キッチンや洗面所など、湿気が多い場所は絶対に避けましょう。湿度はドライフラワーの最大の敵です。リビングや寝室など、空調が効いており湿度が安定している場所を選んでください。
2. 直射日光の当たらない場所:直射日光は、ドライフラワーの色あせ（退色）を急速に進行させます。窓際や日の当たる場所に飾るのは避け、日陰や照明の光で楽しむようにしましょう。
3. 密閉ケースでの保管:作品として完成したものを長期間保管したい場合は、密閉できるガラスケースやアクリルケースに入れるのがベストです。ケースの中に、少量のシリカゲル（再生したもの）を忍ばせておくと、さらに湿気対策になります。

これらのアフターケアを行うことで、シリカゲルで鮮やかに残したドライフラワーの美しさを、より長く楽しむことができますよ。お花を大切にする心が、長く愛用する秘訣です。

さらに詳しい定着スプレーの情報は、「ドライフラワー 定着スプレー おすすめ」で検索して、最適な商品を見つけてみてください。

シリカゲルを使う上でのQ&A！小さな疑問を解決しよう

ドライフラワー用シリカゲルについて、初めて使う方が抱きがちな小さな疑問や、よくあるトラブルシューティングをQ&A形式でまとめてみました。これであなたの不安も解消されるはずです！

Q. シリカゲルの再利用は本当に何回でもできるの？

A. はい、理論上は何度でも繰り返し再生して使うことができます。
シリカゲルは、多孔質の二酸化ケイ素でできており、加熱することで吸着した水分を放出し、吸湿能力が回復します。化学的に変質するわけではありませんので、再生処理を適切に行えば、ほぼ永久的に使用が可能です。ただし、以下の点には注意が必要です。

• 粒子の劣化: 何度も再生や使用を繰り返すうちに、シリカゲルの粒が細かく砕けて「粉」が増えることがあります。粉は花びらに付着しやすくなるため、細かくなりすぎたものは取り除くようにしましょう。
• 異物の混入: 花びらや花粉、ゴミなどが混入したまま再生すると、異物が焦げ付いたり、次の花に付着したりする原因になります。再生前には、目の細かいザルなどでシリカゲルをふるいにかけるのがおすすめです。

Q. 電子レンジで加熱しすぎるとどうなるの？

A. 電子レンジでの加熱しすぎは、シリカゲルを変質させたり、最悪の場合、発火したりする危険性があります。
具体的には、

1. 変色・変質: 過度な高温で加熱されると、シリカゲルが黄色や茶色に変色し、吸湿能力が低下することがあります。
2. 容器の変形・溶融: プラスチック容器を使っている場合、過熱によって容器が溶けたり、有害なガスが発生したりする可能性があります。
3. 発火の危険: 混入した不純物（花粉やゴミなど）が焦げ付いて、煙が出たり、最悪の場合は発火に至ることもあります。

そのため、再生は必ず「小刻みに」「30秒ずつ」追加加熱し、常にシリカゲルの色の変化と状態を監視しながら行うようにしてください。

Q. シリカゲルが手に付着したらどうすればいい？

A. ドライフラワー用シリカゲルは、基本的に無害ですが、微細な粉塵なので、作業中はマスクや手袋を着用することをおすすめします。
手に付着した場合は、流水で洗い流せば問題ありません。目に入った場合は、すぐに大量の流水で洗い流し、違和感が残るようであれば眼科を受診してください。
特に、再生処理の際に加熱されたシリカゲルは、乾燥してさらに粉塵になりやすいので、再生後の取り扱いには注意が必要です。

Q. シリカゲルが花に付着したまま残ってしまう…どうしたらいい？

A. 繊細な花ほど、シリカゲルが残ってしまうのはよくあることです。以下の方法で優しく取り除きましょう。

• 筆を使う: 毛先の柔らかい化粧筆や絵筆を使い、優しくなでるように払います。
• ブロワーを使う: カメラのレンズ清掃などに使うゴム製のブロワーを使い、弱い風で吹き飛ばします。口で息を吹きかけると、唾液の水分が付着する可能性があるため、ブロワーを使うのがおすすめです。
• 取り出し方を見直す: そもそも、花を取り出す際にシリカゲルを少しずつ傾けて流し出すようにすると、付着する粉の量を減らすことができます。

これらの小さな疑問を解消して、シリカゲルを使ったドライフラワー作りを思い切り楽しんでくださいね！

まとめ：用途に合わせたベストな購入場所を見つけよう！

今回は、「ドライフラワー用シリカゲルはどこに売っているのか？」という疑問を徹底的に解決するため、実店舗からネット通販、さらにはフリマアプリまで、あらゆる販売場所を調査し、それぞれのメリットやデメリット、購入の際の注意点を詳しく解説してきました。

改めて、あなたの目的に合わせたベストな購入場所をまとめます。

H3: ベストな購入場所まとめ

あなたの目的	ベストな購入場所	チェックすべき点
安く少量だけ試したい	100円ショップ（ダイソー・セリア）	品切れの多さ、粒子の細かさ
大容量を最もお得に買いたい	ネット通販（Amazon・楽天）	送料、グラム単価、レビュー
実物を見て確実に入手したい	ホームセンター（カインズなど）	園芸コーナー、大容量パックの有無
高品質・パウダー状を探したい	手芸専門店（ユザワヤ・トーカイ）	専門メーカー品、関連資材の有無
中古でも安く手に入れたい	フリマアプリ（メルカリ・ラクマ）	吸湿状態（色）、送料込みの価格

シリカゲルは、一度買ってしまえば、再生して半永久的に使える、非常にコスパの良いクラフト資材です。
最初の一歩さえ踏み出してしまえば、生花の鮮やかな色をそのまま残した、あなただけの特別なドライフラワーをたくさん作ることができますよ！

もし近隣のお店で見つからなかったとしても、ネット通販なら必ず取り扱いがありますので、諦めずに探してみてくださいね。
モモストアも、あなたのドライフラワー作りが成功することを心から応援しています！

素敵なドライフラワーライフを楽しんでくださいね！