タイルシールはどこに売ってる?人気店から裏技まで徹底調査!
こんにちは、モモストアです!
最近、SNSやインテリア雑誌でよく見かける「タイルシール」、気になっている方も多いのではないでしょうか?
キッチンや洗面所を手軽におしゃれにDIYできるとあって、人気が急上昇していますよね!
でも、いざ「買おう!」と思っても、「タイルシールって、どこに売ってるの?」と迷ってしまうこと、ありますよね。
実は、100円ショップからホームセンター、そしてもちろんネット通販まで、意外と多くの場所で手に入るんです。
この記事では、「タイルシールが買える場所」を徹底的に調査し、それぞれの店舗の特徴や、あなたにぴったりのタイルシールを見つけるための情報を詳しくご紹介します!
・【100均編】ダイソー・セリア・キャンドゥのタイルシールは使える?
・ホームセンターのタイルシール売り場と種類!ニトリやIKEAとの違い
・ネット通販(Amazon・楽天・Yahoo!ショッピング)で買うメリット・デメリット
・タイルシールの種類別ガイド!モザイク・サブウェイ・大理石調で迷ったら
- タイルシールが売ってるお店を徹底解説!【全販売店リスト】
- 【100均編】ダイソー・セリア・キャンドゥのタイルシールは使える?
- ホームセンターのタイルシール売り場と種類!ニトリやIKEAとの違い
- ネット通販(Amazon・楽天・Yahoo!ショッピング)で買うメリット・デメリット
- タイルシールの種類別ガイド!モザイク・サブウェイ・大理石調で迷ったら
- 賃貸OK?「剥がせる」タイルシールを見分けるたった一つのポイント
- キッチン・洗面所・トイレ別!失敗しないタイルシールの選び方
- タイルシールを貼る前に!準備と初心者でも簡単にできる貼り方ガイド
- タイルシールで失敗したくない!よくあるトラブルとその解決策
- 【価格帯別】安くておしゃれ!コスパ最強のタイルシールを探す裏技
- タイルシールを組み合わせる!ワンランク上のDIYアイデア集
- 貼った後のメンテナンスはどうする?タイルシールのお手入れ方法
- タイルシールが売ってるお店を徹底解説!【全販売店リスト】
- 【100均編】ダイソー・セリア・キャンドゥのタイルシールは使える?
- ホームセンターのタイルシール売り場と種類!ニトリやIKEAとの違い
- ネット通販(Amazon・楽天・Yahoo!ショッピング)で買うメリット・デメリット
- タイルシールの種類別ガイド!モザイク・サブウェイ・大理石調で迷ったら
- 賃貸OK?「剥がせる」タイルシールを見分けるたった一つのポイント
- キッチン・洗面所・トイレ別!失敗しないタイルシールの選び方
- タイルシールを貼る前に!準備と初心者でも簡単にできる貼り方ガイド
- タイルシールで失敗したくない!よくあるトラブルとその解決策
- 【価格帯別】安くておしゃれ!コスパ最強のタイルシールを探す裏技
- タイルシールを組み合わせる!ワンランク上のDIYアイデア集
- 貼った後のメンテナンスはどうする?タイルシールのお手入れ方法
- まとめ:タイルシールをどこで買うか迷ったらココ!
タイルシールが売ってるお店を徹底解説!【全販売店リスト】

「タイルシール」と一言で言っても、実は売られている場所によって、商品の種類、サイズ、品質、そして価格帯が大きく異なります。そのため、「どこで買うか」を決めるのが、DIY成功の第一歩と言えるでしょう。
モモストアが調べた結果、タイルシールは主に以下の場所で取り扱いがあることがわかりました。
| 販売カテゴリ | 主な店舗名 | 特徴・価格帯 |
| プチプラ・お試し | ダイソー、セリア、キャンドゥ(100円ショップ) | 価格は最安。種類は少なめだが、DIYのお試しやポイント使いに最適。 |
| 専門性・実用性 | カインズ、コーナン、DCM、コメリ(ホームセンター) | 種類が豊富でプロ仕様や大判サイズもあり。実物を見て買える安心感がある。 |
| インテリア・雑貨 | ニトリ、ロフト、東急ハンズ(バラエティショップ) | デザイン性が高い商品が多い。ニトリは特にキッチン向けが充実。価格は中~高。 |
| 利便性・品揃え | Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング(ネット通販) | 品揃えは圧倒的No.1。珍しいデザインや大容量パックも豊富。レビューを参考にできる。 |
| 中古・掘り出し物 | メルカリ、ラクマ(フリマアプリ) | 廃盤品や余ったシールをお得に買える可能性あり。品質確認は自己責任で。 |
ご覧の通り、選択肢は非常に幅広いです。例えば、「ちょっとした模様替えを試したい」という方は100均からスタートするのがおすすめですが、「キッチンの壁全体を本格的にリフォームしたい」という方は、品質や耐久性に優れたホームセンターやネット通販の商品を選ぶべきでしょう。
次項からは、それぞれの販売店の特徴を詳しく深掘りしていきますね。
販売店を選ぶときに考えるべき3つの基準
どの店舗を選ぶか迷ったら、以下の3つの基準で考えると、失敗を防ぎやすくなります。
- 用途と予算:お試しなら100均、本格派ならホームセンターやネット通販。予算によって品質の許容範囲を決めましょう。
- デザインの豊富さ:特定のデザイン(例:モロッカンタイル)を探しているなら、品揃え豊富なネット通販が有利です。実物と色を合わせたい場合は、店舗販売が安心です。
- 必要な枚数とサイズ:広範囲に貼る場合は、大容量セットや大判サイズがあるホームセンターやネット通販が効率的です。100均だと大量に購入する必要があります。
特にネット通販では、実物を見られないというデメリットがありますが、ユーザーのレビューや写真が参考になります。もし不安なら、「タイルシール 購入報告」などで検索してみると、実際に貼った人の感想が見つかりますよ。
【100均編】ダイソー・セリア・キャンドゥのタイルシールは使える?
DIYの強い味方、100円ショップ!もちろん、タイルシールも豊富に並んでいます。
「どうせ100円だから安っぽいんでしょ?」と思われがちですが、最近の100均のクオリティは侮れません。
ここでは、主要な100均3社(ダイソー、セリア、キャンドゥ)のタイルシールの特徴と、賢い使い方をご紹介します。
ダイソーのタイルシール:とにかく種類豊富で初心者向け!
ダイソーは、タイルの種類が最も多いのが特徴です。
例えば、一般的なモザイクタイル風はもちろん、レンガ調、木目調、さらには大理石風など、他の100均にはないデザインに出会える可能性が高いです。
ただし、100円(税抜き)の商品なので、サイズは小さめ。主に以下の用途で活用するのがおすすめです。
- 小さなスペースのデコレーション:トレイの底、写真立てのフレーム、キャビネットの引き出しなど。
- DIYのお試し:「このデザインを貼るとどんな雰囲気かな?」というテスト使い。
- カビ・水はねガード:コンロ横や洗面台の一部など、特に汚れやすい部分へのピンポイントでの使用。
注意点:ダイソーのものは比較的薄手で、耐久性や耐熱性が高いとは言えません。水回りで使う際は、水の侵入を防ぐために継ぎ目なく丁寧に貼ることが重要です。
セリアのタイルシール:デザイン性重視ならココ!
セリアは、商品全体のデザイン性やセンスの良さに定評があります。
タイルシールに関しても例外ではなく、北欧風やモノトーン、くすみカラーなど、トレンドを押さえたデザインが多いのが特徴です。
特に、本物のタイルのような凹凸感や立体感を追求した商品が多く、100円とは思えない高見え効果が期待できます。
- トイレの壁面DIY:タンクの裏側やペーパーホルダーの上の壁など、狭い空間を一気に垢抜けさせられます。
- 小物リメイク:植木鉢や空き缶をリメイクして、オリジナルの収納グッズを作るのに最適。
セリアのタイルシールは、貼るだけで「雑貨屋さんで買ったみたいな仕上がり」になるので、DIY初心者でも失敗しにくいでしょう。ただし、人気商品はすぐに売り切れてしまうので、見つけたら即ゲットが鉄則です!
キャンドゥのタイルシール:ちょっと変わったデザインを見つけたいなら
キャンドゥは、上記2社と比較すると、少し個性的でユニークなデザインを取り扱っている傾向があります。
例えば、メタリックな質感のタイルや、立体的な3Dタイプなど、他の店にはない斬新なデザインを探している方におすすめです。
- 鏡の周りのデコレーション:メタリックなタイルシールで、鏡を囲んでゴージャス感をプラス。
- オリジナルのコースター作り:コルクボードに小さなタイルシールを貼り付けて、水に強いコースターにDIY。
いずれの100均商品も、本格的なリフォームには向きませんが、「まずは試してみたい」「飽きたらすぐに貼り替えたい」という方には最適の選択肢です。
まずは、お近くの100均で実物をチェックして、「ダイソー タイルシール レビュー」などで口コミを調べてから購入すると安心ですよ。
ホームセンターのタイルシール売り場と種類!ニトリやIKEAとの違い
本格的なDIYや、広い面積に貼りたい場合は、やはりホームセンターや専門のインテリアショップが頼りになります。
100均にはない、高品質で大判、そして耐久性に優れた商品が見つかるのが魅力です。
カインズ、コーナン、DCM(旧ホーマックなど)のホームセンター
ホームセンターのタイルシール売り場は、基本的に「DIYコーナー」や「壁材・床材コーナー」の一角に設けられていることが多いです。
お店によっては「リフォーム用品」や「キッチン用品」の近くにある場合もありますので、見つからない場合は店員さんに「タイルシールの場所はどこですか?」と聞くのが確実です。
- 専門性の高さ:耐熱性や耐水性に特化した高機能な商品が多く、本物のタイルに近い質感のものが多いです。
- 豊富なサイズ:小さなピースのシートから、キッチンのコンロ周り全体をカバーできる大判サイズまで揃っています。
- 色合わせの安心感:実物を見て、家の壁や家具の色と合わせられるのは、店舗購入の最大のメリットです。
購入時のポイント:ホームセンターの商品は、1枚あたりの単価は高くなりますが、その分、粘着力や耐久性が高いです。特にキッチンで使う場合は、「防炎加工済み」のマークがあるかを確認しましょう。カインズのオリジナルブランドなど、コスパの良い商品も見つかることがありますよ。
ニトリのタイルシールはデザインと価格のバランスが優秀!
ニトリは、家具やインテリア雑貨がメインですが、実はタイルシールも隠れた人気商品です。
ニトリの特徴は、「お値段以上」のデザイン性の高さと、生活空間になじむカラー展開。
特に、人気のサブウェイタイル調や、淡い色味のモザイクタイルなど、おしゃれなデザインが手頃な価格で手に入ります。
ニトリの公式サイトや店舗でチェックしてみてくださいね。
IKEA、無印良品の取り扱いは?
IKEAや無印良品は、基本的にタイルシール(貼るだけDIY用のシート)の専門的な取り扱いは少ない傾向にあります。
IKEAでは、キッチン用品として「パネル」状の壁用プロテクターは見つかることがありますが、一般的にイメージされる「シールタイプ」のタイルはほとんど見かけません。
無印良品も、シンプルな生活雑貨が中心のため、タイルシールは基本的には取り扱いがないと考えて良いでしょう。
もし、IKEAや無印良品のような「ニトリ タイルシール レビュー」が好きなら、ネット通販で「北欧風 タイルシール」や「モノトーン タイルシート」と検索すると、ニトリと似たテイストの商品がたくさん見つかりますよ。
ネット通販(Amazon・楽天・Yahoo!ショッピング)で買うメリット・デメリット
もしあなたが「とにかくデザインにこだわりたい」「大量に、しかも安く手に入れたい」と考えているなら、ネット通販(Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング)一択です。
ネット通販の最大の魅力は、その品揃えと価格競争力にあります。
ネット通販のメリット:圧倒的な選択肢と価格
ネット通販でタイルシールを購入するメリットは以下の通りです。
| メリット | 詳細 |
| 品揃え | 実店舗では見つからない珍しいデザイン、色、柄が無限にあります。海外製品や専門メーカーの高級品も見つかります。 |
| 価格 | 多くのショップが競合しているため、同じ品質の商品でも実店舗よりも安く買えることが多いです。大容量パックがお得。 |
| 比較の容易さ | 家にいながら、複数メーカーの商品を価格、サイズ、レビューで比較検討できます。 |
| レビュー | 実際に購入した人の評価や写真付きのレビューを参考にできるため、失敗を減らせます。 |
特に、DIYブームで人気が出た商品は、ネット通販の専門ショップがいち早く新デザインを取り入れている傾向があります。例えば、「韓国風インテリア」に合うくすみカラーのサブウェイタイルなどは、ネットで探す方が効率的です。
ネット通販のデメリット:実物が見られないのが最大の難点
もちろん、ネット通販にはデメリットもあります。最大の壁は「実物を見られない」ことです。
- 色の違い:画面で見た色と、実際に届いた商品の色が微妙に違う、ということがよくあります。特に、大理石調などの複雑な柄は、イメージと異なる可能性があるので要注意です。
- 質感・厚さ:「ペラペラで安っぽかった」「思っていたより厚みがあってカッターで切りにくかった」など、質感や厚みは届くまでわかりません。
- 送料:少量だと送料が高くつく場合があります。
これらのデメリットを避けるためには、「レビュー数が多い」かつ「評価が高い」ショップを選ぶこと、そして、最初に「お試しセット」や「サンプル」を購入してみるのがおすすめです。少額の出費で、失敗を防ぐことができますよ。
もし、フリマアプリのメルカリで探すなら、「メルカリ タイルシール 端材」などで検索すると、余ったシールをお得に買えるチャンスもあります。
タイルシールの種類別ガイド!モザイク・サブウェイ・大理石調で迷ったら
タイルシールを探し始めると、その種類の多さに驚くかもしれません。どんなデザインを選ぶかによって、部屋の雰囲気はガラリと変わります。
ここでは、特に人気の高い3つの種類の特徴と、それぞれがどんな場所に合うかをご紹介します。
モザイクタイル調:可愛らしさと清潔感を両立!
モザイクタイルは、小さな四角形のタイルが組み合わさってできています。カラーバリエーションが豊富で、単色はもちろん、複数の色がミックスされたデザインも人気です。
- 特徴:ポップで可愛らしい雰囲気、清潔感がある。光の反射でキラキラと輝くものも多い。
- おすすめの場所:洗面所の鏡の周り、トイレの手洗い場、キッチンのニッチ(飾り棚)など。
- 選び方のコツ:色がたくさん入っているものを選ぶと、個性的な空間になります。淡いブルーやグリーンを選ぶと、より清潔感のある印象になります。
モモストアの視点:モザイクタイルは、面積が狭くても存在感が出やすいので、DIY初心者の方でも挑戦しやすいデザインです。100均でも多く見かけますが、本物のようなぷっくりとした厚みがあるものを選ぶと、より高級感が出ますよ。
サブウェイタイル調:カフェ風・ブルックリン風インテリアに!
サブウェイタイルは、地下鉄(サブウェイ)の駅構内で使われていた長方形のタイルを模したデザインで、近年非常に人気が高まっています。
- 特徴:シンプルながらも洗練された印象。縦に貼るか横に貼るかで雰囲気が大きく変わる。
- おすすめの場所:キッチンのコンロ周りの壁、パントリーの壁、リビングの一部のアクセントウォールなど。
- 選び方のコツ:白や黒といったモノトーンが定番ですが、最近は淡いグレーやブルーグリーンなども人気です。目地(タイルとタイルの間の線)の色が黒だとより引き締まった印象になります。
DIYのコツ:サブウェイタイルは直線的なデザインなので、貼る時にシートの歪みがあると目立ちやすいです。貼り始めの水平・垂直を特に意識して慎重に作業しましょう。
大理石調・メタリック調:高級感とモダンさを演出
本物のタイルとは少し違いますが、最近は石目調(大理石風)や金属のような光沢を持つメタリック調のタイルシールも人気です。
- 特徴:高級ホテルやモダンなマンションのような、落ち着いた大人の空間を演出できる。
- おすすめの場所:ダイニングテーブルの天板、カウンターの側面、玄関のたたき(床用シール)、洗面所の床(床用シール)など。
- 選び方のコツ:大理石調は、柄が細かすぎると逆に安っぽく見えることがあるので、大きな柄の入った、リアルなデザインを選びましょう。メタリック調は、貼りすぎるとギラギラしすぎるので、部分使いがおすすめです。
注意点:大理石調は、「大理石調 タイルシール 色合わせ」が非常に重要です。家具の色(特に木材の色)との相性をよく考えましょう。
賃貸OK?「剥がせる」タイルシールを見分けるたった一つのポイント
タイルシールDIYに挑戦したいけれど、「賃貸だから壁に傷をつけられない」「退去時に原状回復できるか不安」という方も多いですよね。
ご安心ください!最近のタイルシールは、賃貸でも使える「剥がせるタイプ」「弱粘着タイプ」が主流になりつつあります。
賃貸で使うタイルシールを選ぶ際の鉄則
賃貸住宅でタイルシールを選ぶ際に、最も重要なたった一つのポイントは、「壁紙(クロスの材質)に合うかどうか」です。
タイルシールの多くは、ツルツルした面(ガラス、金属、本物のタイルなど)に貼ることを前提に作られています。そのため、一般的な賃貸のビニールクロス(壁紙)に直接貼ると、以下の問題が起こりやすいです。
- 剥がすときに壁紙が破れる:粘着力が強すぎると、剥がす際に壁紙の表面を一緒に剥がしてしまうことがあります。
- 粘着剤が残る:特に熱が加わるキッチンなどで長時間貼っていると、粘着剤が壁に張り付いてしまうことがあります。
これを防ぐために、商品パッケージや説明書きで以下の情報を必ず確認しましょう。
| 確認すべき点 | 賃貸OKのサイン | 注意が必要なサイン |
| 粘着力表記 | 「弱粘着」「剥がせる」「賃貸OK」「糊残りなし」 | 「超強力粘着」「強力タイプ」「長期間貼付け推奨」 |
| 対応素材 | 「ツルツルした面はもちろん、壁紙の上からも貼れる」 | 「凹凸のある面には貼れません」「ビニール壁紙には非推奨」 |
もし、商品の表記が曖昧な場合は、「マスキングテープと両面テープ」の二重貼りをするのが最も安全な方法です。
賃貸対策の裏技:マスキングテープを下地に貼る
この方法は、賃貸DIYの鉄板テクニックです。壁紙を傷つけずにタイルシールを貼ることができます。
- 下準備:タイルシールを貼りたい壁の面に、まず幅広のマスキングテープ(養生テープでもOK)を、壁紙全体を覆うように隙間なく貼ります。
- 強度アップ:マスキングテープの上に、両面テープ(剥がしやすいタイプ)を補強のために貼ります。
- 本貼り:その上からタイルシールを貼ります。
これで、タイルシールの強力な粘着力はすべてマスキングテープが受け止めてくれます。退去時はマスキングテープごと剥がせば、壁紙を傷つける心配はありません。
手間はかかりますが、このひと手間が大きな安心につながります。特に、「賃貸 DIY マスキングテープ 下地」で検索すると、詳しい貼り方の動画なども見つかりますよ。
キッチン・洗面所・トイレ別!失敗しないタイルシールの選び方
タイルシールを貼る場所によって、求められる機能は大きく異なります。せっかく綺麗に貼っても、すぐに剥がれたり、カビが生えたりしては残念ですよね。
場所ごとの特性を理解し、「耐久性」と「清潔感」を重視した選び方を解説します。
キッチン(コンロ周り・水はねガード)
キッチンは、タイルシールにとって最も過酷な環境です。
「熱」「水」「油汚れ」の3つの敵がいるため、選ぶ基準は最も厳しくなります。
- 最優先事項:耐熱性・防炎性
コンロ周りに貼る場合は、必ず「防炎」または「耐熱温度120℃以上」と記載された商品を選びましょう。特に、IHヒーターの排気口周りやガスコンロの近くは注意が必要です。 - 耐久性:厚みと表面加工
油汚れや調味料が飛び散るため、表面がツルツルしていて、拭き取りやすい素材(エポキシ樹脂など)がおすすめです。安価な薄手のシートは、継ぎ目から水や油が浸入しやすいので避けた方が無難です。 - デザイン:サブウェイタイル、ガラス調
機能的な場所に貼るため、シンプルで飽きのこないサブウェイタイルや、油ハネが目立たないガラス調のデザインが人気です。
裏技:コンロから離れた壁面(調理台の上など)は、そこまで高温にならないため、耐熱性を気にせずデザイン重視で選んでも大丈夫です。
洗面所(鏡周り・水栓周り)
洗面所は、「水」と「湿気」がメインの敵です。特に水栓の周りは、水滴が常に溜まりやすい場所です。
- 最優先事項:耐水性・防カビ性
水に強く、継ぎ目から水が浸入しにくい「立体的で分厚いタイプ」を選びましょう。防カビ加工がされているとなお安心です。 - デザイン:モザイクタイル、大理石調
顔を洗う場所なので、明るく清潔感のあるデザインがおすすめです。モザイクタイルのキラキラ感や、大理石調の上品さが映えます。
注意点:木製の洗面台の横などに貼る場合は、湿気で剥がれやすくなる可能性があります。端っこが浮いてきたら、すぐにコークボンドや強力な両面テープで補強しましょう。
トイレ(壁面・床)
トイレは、水が飛び散ることは少ないですが、「消臭・抗菌」と「掃除のしやすさ」が重要です。
- 最優先事項:掃除のしやすさ
消臭スプレーや洗剤がかかっても変色しない素材を選びましょう。また、床に貼る場合は、「床用タイルシール」を選ばないと、すぐに破れたりズレたりするので要注意です。 - デザイン:明るい色、柄物
狭い空間なので、明るい色のモザイクタイルや、大胆な柄のフロアタイルシールで思い切って雰囲気を変えると、非日常感が出て楽しい空間になりますよ。
モモストアの視点:トイレの床は、面積が狭いのでDIYがしやすい場所です。ぜひ「トイレ 床 タイルシール DIY」に挑戦してみてくださいね!
タイルシールを貼る前に!準備と初心者でも簡単にできる貼り方ガイド
タイルシールは「貼るだけ」なので簡単そうに見えますが、実は「準備」と「最初の一枚」が仕上がりを大きく左右します。
どんなに高価でおしゃれなシールを選んでも、下地処理を怠るとすぐに剥がれたり、見た目が悪くなったりしてしまいます。
ここでは、失敗しないための準備と、プロのような仕上がりになる貼り方のコツをご紹介します。
ステップ1:下地処理を徹底的に行う
下地処理とは、タイルシールを貼る面をきれいにすること。これが最も重要な工程です。
- 汚れを落とす:キッチンの場合、まずは油汚れを完全に落とします。中性洗剤やアルコールで拭き取り、特に目地やタイルの継ぎ目に溜まった汚れをブラシなどでかき出しましょう。
- 水分を完全に乾燥させる:水拭きをした後は、完全に乾かすことが重要です。ドライヤーの冷風を当てるなどして、水分が残らないようにしましょう。水分が残っていると、シールの粘着力が弱まり、すぐに剥がれてしまいます。
- 凹凸をなくす:もし、貼る面に大きな凹凸(古いタイルや壁の傷など)がある場合は、パテなどで平らにしてから貼るようにしましょう。
モモストアからのアドバイス:キッチン周りの油汚れは、一見きれいになったように見えても、触るとヌルヌルしていることがあります。そのヌルヌルが残っているとシールは絶対に剥がれてしまうので、「指で触ってキュッキュッと音がするくらい」まで徹底的にきれいにしてください。
ステップ2:正確な採寸とカット
「貼りながら調整すればいいや」はNG!事前に採寸し、必要な枚数とカットする場所を把握しましょう。
- 採寸:貼りたい面の縦と横の長さを正確に測ります。
- 仮置き:実際にタイルシールを並べてみて、端で細かくカットしなくて済むように、シールの配置(目地のライン)を決めましょう。
- カット:タイルシールは、ハサミやカッターで簡単に切れます。立体的で厚みのあるタイプは、厚手のカッターナイフ(ホームセンターで売っているもの)を使い、定規を使って何回かに分けて切るときれいに仕上がります。
特に重要なこと:コンロや水栓の周りの曲線部分や、コンセント周りの穴をくり抜く作業は、新聞紙などで型紙を作ってから作業すると失敗しにくいですよ。
ステップ3:貼り始めと圧着のコツ
貼り始めは、目線が一番行く場所、つまり「真ん中」や「部屋の入口から見て一番目立つ場所」から始めるのがおすすめです。端のカットした部分は、家具などで隠れるように配置するのが理想的です。
- 最初の一枚:水準器やメジャーを使って、最初の一枚を完璧に垂直・水平に貼ることが、全体の仕上がりを決定づけます。
- 空気を抜く:シールを台紙から少しずつ剥がしながら、タオルやヘラ(スキージー)を使って中心から外側へ空気を押し出すように貼っていきます。
- 継ぎ目の処理:二枚目以降を貼るときは、前のシートの目地とラインが合うように、慎重に重ねすぎず、隙間が開きすぎないように貼っていきます。
- 最後の圧着:全体を貼り終えたら、もう一度、タオルなどで強く圧着し、特に端っこや継ぎ目が浮いていないかを確認しましょう。
タイルシールで失敗したくない!よくあるトラブルとその解決策
DIYにつきものなのが「失敗」や「トラブル」ですが、タイルシールは比較的簡単なDIYなので、ほとんどの失敗は事前の準備やちょっとした工夫で防げます。
ここでは、多くの人が経験する「あるある失敗談」と、その対処法をご紹介します。
トラブル1:貼った直後や翌日に端っこが剥がれてきた
これは最も多いトラブルの一つです。原因はほぼ100%、「下地処理の不備」か「湿気」です。
解決策
- 原因が下地処理の場合:剥がれてきた部分を丁寧に剥がし、もう一度貼る面をアルコールなどで拭き取り、完全に乾燥させます。その後、木工用ボンド(速乾タイプ)や強力な両面テープを塗布して補強してから貼り直しましょう。
- 原因が湿気や熱の場合:特に洗面所やコンロ周りは湿気・熱がこもりやすいです。剥がれ始めた部分の継ぎ目に、「バスコーク」などの防水・防カビ性のコーキング剤を細く注入して、水の浸入を防ぎ、接着力を高めましょう。
注意:一度剥がれたタイルシールは、粘着力がかなり落ちています。再利用する際は、必ず新しい接着剤で補強してください。
トラブル2:継ぎ目のラインがずれてガタガタになってしまった
遠くから見ると気にならなくても、近くで見ると目地のラインがずれていると、一気に安っぽく見えてしまいます。
解決策
- 軽度のずれの場合:指でタイルシールを軽く押して、少しずつズレを修正します。貼ってすぐなら動かせることが多いです。
- 重度のずれの場合:諦めて剥がし、最初から貼り直すのが一番きれいに仕上がります。ただし、タイルシールがもったいない場合は、ずれた部分の目地をホワイトのコーキング剤で埋めてしまうという裏技もあります。多少のズレなら目立たなくなります。
- 予防策:貼り始めるときに、垂直・水平を測るだけでなく、床や天井のラインに対して垂直かを定規で確認しながら進めましょう。
モモストアの視点:プロでも完璧に貼るのは難しいです。少しのズレは「手作りの味」として気にしないことも大切ですよ!
トラブル3:コンセントや角のカットに失敗して隙間ができた
曲線や複雑な形にカットする作業は、タイルシールDIYで最も難しい部分です。
解決策
- 隙間が小さい場合:隙間が1〜2mm程度であれば、先述の通り、白いコーキング剤や目地埋め材で埋めてしまいましょう。
- 隙間が大きい場合:別のタイルシールの端材(カットで余った部分)から、必要なサイズのピースを切り出し、隙間にパズルのように埋め込みます。この時、元のシートとの継ぎ目が目立たないように、丁寧に貼り合わせましょう。
- 予防策:複雑なカットをする際は、必ず新聞紙などで「型紙」を作り、型紙に合わせて慎重にカットしましょう。
これらのトラブルを防ぐためにも、「タイルシール 貼り方 動画」などで、プロのテクニックを事前に見ておくことをおすすめします。
【価格帯別】安くておしゃれ!コスパ最強のタイルシールを探す裏技
タイルシールは、100円ショップの1枚から、ネット通販の高級品まで、価格帯が非常に幅広いです。当然、高価なものほど品質は良い傾向にありますが、「安くてもおしゃれに見えるコスパ最強のアイテム」を見つけ出すのが、賢いDIYerの醍醐味ですよね。
ここでは、予算別のタイルシール選びのコツと、コスパを上げるための裏技をご紹介します。
予算別:購入場所と選び方の目安
| 予算の目安 | 主な購入場所 | 最適な用途 |
| 100円~300円/枚 | 100円ショップ(ダイソー、セリアなど) | 小物リメイク、お試し、部分的なデコレーション |
| 500円~1,000円/枚 | ニトリ、ホームセンター(低価格帯)、ネット通販(安価な大容量パック) | 広い面積のDIY(洗面所、トイレなど)、耐久性も重視したい場合 |
| 1,500円~3,000円/枚 | ホームセンター(高機能品)、ネット通販(専門メーカー品) | キッチンコンロ周り(耐熱・防炎)、本格的なリフォーム、高級感重視 |
コスパ最強の狙い目:ずばり、ネット通販の「大容量パック」です。
例えば、1枚あたり1,000円の商品でも、10枚セットで買うと1枚あたり800円になるなど、まとめ買いで割引率が高くなることが多いです。広い面積を貼る予定があるなら、最初にまとめて購入する方が断然お得です。
コスパを上げるための裏技3選
裏技1:アクセント使いに徹する
壁全体に貼るとコストがかさみますが、タイルシールは「部分使い」するだけでも、非常に高いアクセント効果が得られます。
- キッチンの換気扇の下だけ
- 洗面所の鏡の下の小さなスペースだけ
- トイレのペーパーホルダーの上の壁だけ
このように、面積が狭いところに絞って使うことで、高級なタイルシールでも予算内で収めることができます。狭い面積だからこそ、質感の良いものを選ぶのがおすすめです。
裏技2:フリマアプリの「端材」を狙う
メルカリやラクマなどのフリマアプリでは、DIYの後に余った「端材」や「数枚セット」が出品されていることがあります。特に、人気メーカーの廃盤品や、あと数枚だけ欲しいという時に非常に便利です。
ただし、中古品なので、粘着力が落ちていないか、汚れがないかなどを出品者にしっかり確認してから購入しましょう。
裏技3:デザインは「単色・シンプル」を選ぶ
複雑なデザインや多色使いのタイルシールは、生産コストが高くなるため、単価も高くなりがちです。
白、黒、グレーなどの「単色」のサブウェイタイル調などは、デザインがシンプルであるにもかかわらず、モダンでおしゃれに見えるため、コスパが高いと言えます。
特に白は、光を反射して部屋を明るく広く見せる効果もあるので、一石二鳥ですよ。
タイルシールを組み合わせる!ワンランク上のDIYアイデア集
タイルシールを単体で使うだけでも十分おしゃれですが、「他の素材」や「別のデザイン」と組み合わせることで、まるでプロが手掛けたような、ワンランク上のインテリアを実現できます。
ここでは、モモストアがおすすめする、タイルシールの組み合わせDIYアイデアをいくつかご紹介します。
アイデア1:壁紙とタイルの「ツートーン」でメリハリを
壁の全面にタイルシールを貼るのではなく、壁の下半分だけ、または上半分だけに貼る方法です。
例えば、壁の下半分に白のサブウェイタイルを貼り、上半分は淡いブルーの壁紙(貼ってはがせるタイプ)にするだけで、海外風のカフェのような空間が生まれます。
- キッチンの場合:コンロ周りの油ハネしやすい部分のみ、機能性の高いタイルシールを貼り、残りは防水性の壁紙やペンキで仕上げる。
- 洗面所の場合:水はねの高さに合わせてタイルシールを貼り、それより上は清潔感のある白やグレーの壁紙にする。
組み合わせのコツ:組み合わせる壁紙やペンキの色は、タイルシールの中に入っている「目地の色」と合わせると、全体に統一感が出ます。
アイデア2:木目調シートとの異素材ミックス
温かみのある「木目調」のリメイクシートと、クールで清潔感のある「タイルシール」は、実は相性抜群の組み合わせです。
この組み合わせは、「西海岸風」や「男前インテリア」を目指す方に特におすすめです。
- 家具のリメイク:カラーボックスの側面を木目調シートで、天板をモザイクタイルシールで仕上げる。
- キッチンのカウンター:カウンターの下部に落ち着いたブラウンの木目調シートを貼り、天板と接する部分にサブウェイタイルを貼る。
注意点:木目調シートもタイルシールも、厚みや素材感がバラバラだと安っぽく見えやすいです。同じメーカーや、質感の似た商品を選ぶようにしましょう。
アイデア3:鏡やフレームのデコレーションに「余り」を活用
タイルシールは、広い面積に貼ると端材が必ず出ます。この端材を捨てるのはもったいない!
「余り」を組み合わせて、小さなインテリア雑貨を作るのがおすすめです。
- コースター:コルク板やMDF材に端材を貼り、レジンでコーティングしてオリジナルのコースターに。
- 写真立て:写真立てのフレームにモザイクタイルの小さなピースを貼り付けてデコレーション。
- スイッチカバー:シンプルなスイッチカバーの周囲にタイルシールを貼り、部屋の雰囲気に合わせる。
特にモザイクタイルの小さなピースは、「タイルシール 端材 コースター」などのアイデアとしてSNSでも人気ですよ。
貼った後のメンテナンスはどうする?タイルシールのお手入れ方法
タイルシールは、貼った後のお手入れも非常に簡単です。本物のタイルと違って、目地に汚れが染み込む心配がほとんどないため、常に清潔な状態を保ちやすいのが大きなメリットです。
ここでは、場所別に簡単で効果的なお手入れ方法をご紹介します。
キッチンの油汚れ・水垢のお手入れ
キッチン周りは、油汚れや水垢がすぐに付着してしまいますが、お手入れは非常にシンプルです。
- 日常のお手入れ:食器用の中性洗剤を薄めたものを布やスポンジに含ませて、優しく拭き取ります。
- 頑固な油汚れ:重曹水をスプレーし、しばらく置いてから拭き取ると、油が乳化して簡単に落ちやすくなります。
- 水垢:水垢はアルカリ性の汚れなので、クエン酸水(水200mlにクエン酸小さじ1)をスプレーし、数分置いてから拭き取るとピカピカになります。
絶対に避けるべきこと:研磨剤入りのクレンザーや、金たわし、硬いブラシなどでゴシゴシ擦るのは絶対にやめましょう。タイルの表面が傷つき、ツヤがなくなってしまう原因になります。
洗面所・トイレの湿気・カビ対策
洗面所やトイレは、カビの発生が一番心配な場所です。
- 日常のお手入れ:入浴後や顔を洗った後、水滴を布で拭き取るだけでも、カビの発生をかなり抑えられます。
- カビの発生:もし目地部分などに黒いカビが発生してしまったら、塩素系漂白剤(カビキラーなど)を薄めた液を綿棒などに含ませて、カビの部分だけに塗布し、しばらく放置してから水拭きしましょう。
注意:塩素系漂白剤は強力なので、換気を十分に行い、他の洗剤(特に酸性のもの)と混ぜないように注意してください。また、色柄物のタイルシールは、変色の恐れがあるため、目立たない場所で試してから使用しましょう。
長持ちさせるための裏技
タイルシールを長持ちさせるための裏技は、ズバリ「仕上げのコーティング」です。
- フッ素コーティング:市販のフッ素系の撥水スプレーやコーティング剤を、全体に吹き付け、乾燥させます。
- 効果:このコーティングをしておくと、表面に薄い膜ができ、水や油を弾いてくれるため、汚れが付きにくくなります。特にキッチン周りでは、お手入れが格段に楽になりますよ。
モモストアの視点:長期間貼っていると、どうしても端っこが浮いてきやすくなります。剥がれる前に、定期的に指で端を強く押さえる「圧着メンテナンス」をすることが、長持ちの秘訣です。
タイルシールが売ってるお店を徹底解説!【全販売店リスト】
このセクションは既に別のセクションとして存在していますが、全体像をまとめる形でさらに詳しく、各店の傾向を掘り下げて解説していきます。
先にご紹介した通り、タイルシールが売っている場所は多岐にわたりますが、あなたが「何を一番重視するか」によって、最適な購入先は変わってきます。
「価格」を最優先するなら:100均(ダイソー、セリア、キャンドゥ)
- メリット:なんと言っても安さ。DIYに失敗しても諦めがつく価格帯。
- デメリット:サイズが小さい、種類が限られる、耐水性・耐熱性は期待できないものが多い。
- 用途:小物のリメイク、狭い範囲へのポイント使い。
買うべきタイミング:DIYに初めて挑戦する時や、イベント時の一時的なデコレーションに使いたい時。
「品質とサイズ」を重視するなら:ホームセンター(カインズ、コーナンなど)
- メリット:防炎・耐熱など機能性の高い商品が豊富。大判サイズやロール状のシートもあり、広範囲のDIYに適している。
- デメリット:100均やネット通販に比べて、デザインのトレンド感はやや控えめ。
- 用途:キッチンコンロ周り、浴室以外の水回りの壁全体。
買うべきタイミング:リフォームに近い本格的なDIYをしたい時や、実物を見て色や厚みを確かめたい時。
「デザインとトレンド」を重視するなら:ネット通販(Amazon、楽天など)
- メリット:国内外のあらゆるデザインが集まっている。韓国風や北欧風など、最先端のトレンドデザインが見つかる。価格競争により安価な大容量セットが多い。
- デメリット:実物が見られない。送料がかかることがある。
- 用途:インテリア雑誌のようなおしゃれな空間を目指したい時や、特定の珍しい柄を探している時。
買うべきタイミング:ネットで様々な商品を比較し、デザインのイメージが固まっている時。まずはサンプル購入をおすすめします。
どの店舗にも一長一短がありますから、ご自身のDIYレベルと予算、そして「タイルシール 購入レポート」などを参考に、最適な購入先を見つけてくださいね。
【100均編】ダイソー・セリア・キャンドゥのタイルシールは使える?
このセクションも、先の内容を補完しつつ、具体的な活用例や注意点をさらに深掘りしていきますね。
100均タイルの具体的な活用例と限界
100均のタイルシールは、その手軽さから非常に人気がありますが、「貼る場所を選ぶ」ことが非常に重要です。
| 活用例 | 理由 | 注意点 |
| キッチンカウンターの立ち上がり部分 | 水ハネや油ハネが少ない場所。目線がいくのでアクセントに最適。 | 熱源の近くは避けること。 |
| プラスチック製の収納ボックス | 表面がツルツルしていて粘着力がしっかり効く。 | 継ぎ目をしっかり貼らないと水が入ってカビの原因に。 |
| 洗面所の鏡の縁(ふち) | 水滴が直接かかりにくい場所を選べばOK。 | 毎日水がかかるような場所は避けるべき。 |
立体感(ぷっくり感)と耐久性の関係
最近の100均のタイルシールは、本物のタイルに近い「ぷっくり」とした立体感を持つものが増えています。この立体感は、見た目の高級感を出すだけでなく、実は耐久性にも関わっています。
- 薄いシートタイプ:水が継ぎ目から浸入しやすく、剥がれやすい。汚れも拭き取りにくい。
- 分厚い立体タイプ:水滴が表面を流れ落ちやすく、継ぎ目まで水が到達しにくい。汚れもサッと拭き取れる。
100均で選ぶ際も、できるだけ「分厚くて立体感のあるタイプ」を選ぶようにすると、安っぽく見えず、長持ちしやすいですよ。
ホームセンターのタイルシール売り場と種類!ニトリやIKEAとの違い
ホームセンターでタイルシールを探す場合、「DIY上級者向け」「プロ仕様」の本格的な商品が見つかるチャンスがあります。ニトリやIKEAなどのインテリアショップとの違いを明確にして、あなたにぴったりの商品を探しましょう。
ホームセンターで見つかる「プロ仕様」の商品
ホームセンター、特に大型店舗では、ネット通販の安価なものとは一線を画す、高品質なタイルシールが売られています。
- 目地付きロールタイプ:広い面積に貼るための、壁紙のようにロール状になった大判タイプ。継ぎ目が少なく、まるで本物のタイルを職人が貼ったような仕上がりになります。
- 防炎・耐熱専門品:キッチンのガスコンロやIHヒーターの側面に特化した、高い耐熱温度を持つ商品。パッケージに具体的な耐熱温度や防炎マークが記載されています。
- 床用タイル:壁用のシールとは別に、土足でも歩けるほどの耐久性を持つ床用フロアタイルシール(クッションフロアのような素材)も豊富に揃っています。
ニトリとホームセンター:購買層の違い
| 店舗 | 主な購買層 | 重視する点 |
| ニトリ | 手軽にトレンドを取り入れたい層 | デザイン性、価格の手頃さ、生活空間との調和 |
| ホームセンター | 耐久性や機能性を重視するDIY層 | 耐久性、耐熱性、プロ仕様の機能、実用的なサイズ |
つまり、「おしゃれなアクセントが欲しい」ならニトリやネット通販、「長く使えて機能性も完璧なものが欲しい」ならホームセンター、という使い分けができます。IKEAは基本的にDIY用の粘着シートの取り扱いが少ないため、本格的なタイルシール探しには向いていません。
ネット通販(Amazon・楽天・Yahoo!ショッピング)で買うメリット・デメリット
ネット通販は「実物を見られない」という大きなデメリットを抱えながらも、なぜこれほどまでにタイルシール探しで人気を集めているのでしょうか?
それは、「専門店レベルの品揃え」と、ユーザーの知恵が集まる「レビュー」の存在にあります。
ネット通販ならではの「専門性」と「裏側」
ネット通販では、店舗を持たないタイルシール専門のメーカーやショップが出店しています。これらのショップは、特定のデザイン(例:トルコタイル、メキシカンタイルなど)に特化していることが多く、非常にユニークで高品質な商品を取り扱っています。
- 輸入タイルの再現:海外で人気のデザインを、日本の環境に合うように耐水・耐熱仕様で再現したシールが見つかります。
- 大口割引:大量に購入する法人や業者向けに用意された、非常に安価な大容量パックを一般消費者も購入できることがあります。
フリマアプリ(メルカリ)を活用する賢い方法
ネット通販に加え、フリマアプリをチェックすることも賢い購入方法の一つです。
- 廃盤品の発見:以前買って気に入った商品が廃盤になってしまった場合でも、フリマアプリで在庫を見つけられることがあります。
- 色味の確認用:「サンプルとして出品された数枚セット」を格安で購入し、本番のネット通販の前に色味を確認する、という使い方もできます。
ただし、フリマアプリでの購入は、あくまで自己責任です。粘着力の保証はありませんので、事前に質問で「何年前に購入したものか」「どこに貼っていたか」などを確認することを忘れないようにしましょう。
タイルシールの種類別ガイド!モザイク・サブウェイ・大理石調で迷ったら
デザイン選びで迷うのは、DIYの一番楽しいところでもあり、一番悩むところでもありますね。
もう一度、それぞれのタイルが持つ「性格」を深く掘り下げて、あなたの家の雰囲気に合うものを見つけましょう。
モザイクタイル調:色彩で遊ぶ、ポップな空間
モザイクタイルは、色彩が命です。特に、「カラーミックス」のモザイクタイルは、貼るだけでその空間の主役になります。
- パステルカラーミックス:洗面所や子供部屋に最適。明るく優しい雰囲気になります。
- ブルー系ミックス:地中海風やマリンテイストに。トイレの手洗い場などに貼ると、リゾートのような雰囲気に。
- モノトーンミックス:黒、白、グレーのみの組み合わせ。モダンでスタイリッシュなキッチンにぴったりです。
活用術:モザイクタイルは、「細かく分けて使う」のもおすすめです。例えば、余った小さなピースをガラス瓶に貼り付け、オリジナルの花瓶を作るなど、雑貨作りにも応用しやすいです。
サブウェイタイル調:シンプルisベスト、失敗知らずの万能選手
サブウェイタイルは、なぜここまで人気なのでしょうか?それは、どんなインテリアにも馴染む「シンプルさ」にあります。
- 白のサブウェイ:清潔感があり、キッチンや洗面所を広く見せる効果があります。迷ったらこれを選んでおけば間違いありません。
- 黒のサブウェイ:ブルックリン風やインダストリアルなインテリアに最適。家具や家電がより引き締まって見えます。
目地の色選び:サブウェイタイルは、タイル自体がシンプルなので、「目地(タイルの間の線)の色」が非常に重要です。白いタイルに黒い目地はモダンに、白い目地はより清潔感のある印象になります。
賃貸OK?「剥がせる」タイルシールを見分けるたった一つのポイント
賃貸にお住まいの方がタイルシールに挑戦するなら、原状回復のポイントは何度も確認すべきです。
「剥がせる」と書いてあっても、「壁紙が破れてしまった…」という悲しい失敗談は後を絶ちません。その原因を深く探り、安全なDIYをしましょう。
賃貸対策の「二重貼り」はなぜ有効なのか?
前述のマスキングテープと両面テープの二重貼りは、非常に手間がかかりますが、最も確実な方法です。
- 壁紙を守る層:マスキングテープ(和紙製など、粘着力が弱いもの)が、壁紙に直接貼られ、壁紙の表面を守ります。
- 接着力を確保する層:マスキングテープの上に貼られた両面テープが、タイルシールとマスキングテープをしっかりと固定します。
この二重構造により、剥がすときはマスキングテープの弱い粘着力だけが壁紙にかかるため、壁紙を傷つけずに剥がすことができるのです。
特に、キッチンのように熱が加わり、粘着力が強くなりやすい場所では、この二重貼りテクニックは必須と言えるでしょう。
「弱粘着」タイプでも注意したいこと
「弱粘着タイプ」と明記された商品でも、以下の点には注意が必要です。
- 貼る期間:弱粘着でも、長期間(数年)貼っていると、粘着剤が固着して剥がしにくくなることがあります。
- 貼る場所:直射日光が当たる場所や、高温になる場所は、粘着剤が溶けて、剥がすときに糊が残る可能性が高くなります。
賃貸にお住まいの方は、「見えない隅っこ」に小さくテスト貼りをして、数日間放置してから剥がしてみて、壁紙が破れないか、糊が残らないかを確認する「パッチテスト」を必ず行うようにしましょう。
キッチン・洗面所・トイレ別!失敗しないタイルシールの選び方
それぞれの空間が持つ特性に合わせたタイルシールの選び方を、さらに掘り下げてみます。
機能性を最優先し、後悔しない商品選びをサポートします。
キッチンの「継ぎ目」の処理が命!
キッチンで特に大切なのは「継ぎ目の防水」です。タイルシール自体が防水でも、継ぎ目から水や油が浸入すると、その下地(壁紙など)が汚れたり、カビが生えたりしてしまいます。
- 対策:タイルシールを貼り終えた後、継ぎ目と壁の境目、継ぎ目とコンロ台の境目を、耐熱・防カビ性のコーキング剤で埋めてしまうのがおすすめです。
- 効果:見た目がプロの仕上がりになるだけでなく、水の浸入を完全に防げるため、シールが長持ちします。
洗面所の「鏡の周り」を華やかにするなら
洗面所では、鏡の周りのデコレーションが人気です。鏡の周りにタイルシールを貼るだけで、洗面台が一気に高級ホテルのような雰囲気に変わります。
- 選び方:明るい光が当たる場所なので、光沢のあるガラス調やパール入りのモザイクタイルを選ぶと、よりキラキラと輝き、華やかさがアップします。
- 注意点:鏡に貼る場合は、シールが鏡の端からズレて見えないように、慎重に位置決めをしましょう。
トイレの「床」をDIYするなら「フロアタイルシール」を選ぼう
壁用のタイルシールを床に貼るのは、絶対にやめましょう。すぐに傷がつき、剥がれてしまいます。
- 正しい選択:トイレの床には、「フロアタイルシール」または「クッションフロア」を選びましょう。これらは、水に強く、耐久性があり、重い便器の重さに耐えられるように設計されています。
- デザイン:床は大胆な柄に挑戦しやすい場所です。ヘリンボーン柄やテラコッタ風のフロアタイルシールを選ぶと、一気に海外のようなおしゃれな空間になりますよ。
タイルシールを貼る前に!準備と初心者でも簡単にできる貼り方ガイド
このセクションでご紹介した貼り方の基本に加え、さらに細かい「プロのコツ」をお伝えします。
「霧吹き」で失敗を恐れず貼る裏技
強力な粘着力を持つタイルシールは、一度貼ると貼り直しが難しいのが欠点です。しかし、この裏技を使えば、貼り直しが簡単にできます。
- 準備:貼る面に、中性洗剤を数滴混ぜた「石鹸水」を霧吹きで軽くスプレーします。
- 貼付け:その上からタイルシールを貼ると、水がクッションになり、滑らせて位置調整ができるようになります。
- 仕上げ:位置が決まったら、ヘラやスキージーを使って中心から外側に水と空気を完全に押し出します。
この方法は、車の窓にフィルムを貼るのと同じ原理で、特に広い面積に貼る場合に非常に有効です。水分が乾けば、粘着力がしっかり定着しますのでご安心ください。
カットした後の「バリ」の処理
カッターでタイルシールをカットした後、切り口にプラスチックの「バリ(ギザギザ)」が残ることがあります。これが原因で、継ぎ目がうまく合わなかったり、見た目が悪くなったりします。
- 対処法:カットし終わったら、目の細かいサンドペーパー(紙やすり)で、切り口を軽くこすってバリを滑らかにしましょう。このひと手間で、仕上がりが格段に綺麗になりますよ。
タイルシールで失敗したくない!よくあるトラブルとその解決策
トラブルへの対処法は、事前に知っておくことで、いざという時に冷静に対応できます。ここでは、特に厄介な「糊残り」と「変色」の対策を解説します。
トラブル4:剥がした後の「糊残り」をきれいにするには
賃貸DIYで最も恐れるのが、剥がした後のベタベタした糊残りです。
- 初期の糊残り:中性洗剤をつけた布で拭き取るか、「消しゴム」で優しく擦ると、小さな糊残りはきれいになります。
- 頑固な糊残り:シール剥がし専用の「溶剤スプレー」や、オレンジオイル配合の洗剤を使うと、成分が糊を分解してくれるので効果的です。
注意:シール剥がしスプレーは、壁紙の素材によっては変色させる可能性があるため、必ず目立たない場所で試してから使いましょう。
トラブル5:日焼けによる「変色」を防ぐには
窓際など、直射日光が当たる場所に貼ると、数年で色が黄色く変色したり、色あせたりすることがあります。
- 対策:UVカット効果のある窓ガラスフィルムを併用するか、「屋外対応」または「UV耐性」と表記された高品質な商品を選びましょう。
- 場所選び:直射日光が当たる場所は避け、できるだけ日陰になる場所を選ぶ方が無難です。
変色は一度起こると元に戻せないので、事前の対策が大切です。
【価格帯別】安くておしゃれ!コスパ最強のタイルシールを探す裏技
費用対効果を最大化するための、さらに具体的な「商品の見分け方」をご紹介します。
ネット通販で「高見え」する商品を見抜く3つのポイント
安価な商品の中にも、驚くほど高品質に見える「掘り出し物」があります。それを見抜くには、商品画像をよく観察しましょう。
- 商品の厚み:商品画像で横から見たときの厚みがしっかりあるか。薄いものは安っぽく見えやすいです。
- 目地の質感:目地(タイルとタイルの間の線)がグレーや黒で立体的に表現されているか。のっぺりした目地だと安っぽく見えます。
- レビューの写真:お店の宣伝写真だけでなく、「実際にユーザーが貼った写真」を必ずチェックしましょう。この写真が一番リアルな仕上がりを教えてくれます。
この3点をチェックするだけで、失敗する確率がぐっと下がりますよ。
タイルシールを組み合わせる!ワンランク上のDIYアイデア集
他の素材と組み合わせることで、タイルシールの可能性は無限に広がります。さらにもう一つ、上級者向けのアイデアをご紹介します。
アイデア4:間接照明で立体感を強調する
タイルシールは、その多くが立体的な凹凸を持っています。この立体感を最大限に活かすには、「光」を使うのが一番です。
- 活用:タイルシールを貼った壁の上下に、LEDの間接照明(テープライト)を設置し、光を当てます。
- 効果:光の陰影が強調され、タイルシールの凹凸が際立ち、まるで本物のタイルの壁のように見えます。夜のキッチンや洗面所が一気にムーディーで高級感のある空間に変わります。
この方法は、タイルシールの「高見え効果」を劇的にアップさせる裏技です。テープライトはネット通販で安価に手に入りますので、ぜひ試してみてください。
貼った後のメンテナンスはどうする?タイルシールのお手入れ方法
日々のメンテナンスを怠らなければ、タイルシールは長く美しさを保ってくれます。最後にお手入れの総まとめです。
水拭きだけでOK!お手入れが簡単な理由
タイルシールは、本物のタイルと異なり、タイルと目地が一体化した樹脂素材でできています。この構造のおかげで、目地に汚れが入り込む隙間がありません。
- 本物のタイル:目地はセメント系素材でできており、水や汚れを吸い込みやすく、カビや黒ずみの原因になりやすい。
- タイルシール:表面がツルツルの樹脂素材なので、付着した汚れはすべて表面に残るため、水拭きだけでサッと落ちます。
この手軽さが、タイルシールがDIY素材として人気を集めている最大の理由の一つと言えるでしょう。
まとめ:タイルシールをどこで買うか迷ったらココ!
ここまで、タイルシールがどこで売っているのか、そして失敗しない選び方から貼り方、お手入れまでを徹底的に解説してきました。
最後に、あなたが「どこで買うべきか」を迷ったときの、モモストアが考える最適な購入先を改めてまとめておきます。
| あなたの目的 | 最適な購入場所 | その理由 |
| お試し・小物DIY・最安値 | 100円ショップ(ダイソー、セリア) | コストを気にせず、まずはタイルシールの感覚を掴みたい場合に最適。 |
| キッチン周り・高機能性 | ホームセンター(カインズ、コーナンなど) | 防炎・耐熱性などの機能性や、大判サイズの実用性を求めるならここ。 |
| デザイン重視・品揃え・大容量 | ネット通販(Amazon、楽天市場など) | 最も選択肢が広く、トレンドデザインやコスパの良い大容量パックが見つかる。 |
タイルシールは、貼る場所や選び方さえ間違えなければ、あなたの家を手軽に、そして劇的に変えてくれる魔法のようなDIYアイテムです。
この記事を参考に、ぜひあなたのお部屋にぴったりのタイルシールを見つけて、快適でおしゃれな空間づくりを楽しんでくださいね!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

