ハンドメイドタグはどこに売ってる?人気タグの選び方と安く買う方法
「作品が完成した!でも、なんだか物足りないな…」と感じたことはありませんか?
そんな時、最後のひと手間としてハンドメイドタグを付けるだけで、作品が一気にプロの仕上がりになりますよね。
この記事では、「あの素敵なタグ、どこに売ってるんだろう?」というあなたの疑問を、モモストアが徹底的に解決します!
実店舗からオンライン、さらにはオーダーメイドの方法まで、
あなたの作品にぴったりのタグを見つけるための情報を詳しくご紹介しますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
・【実店舗】手芸専門店でのタグ探し!豊富な品揃えのメリット・デメリット
・【実店舗】100円ショップ(ダイソー・セリア)で買えるハンドメイドタグの種類と活用術
・【実店舗】ホームセンターや大型雑貨店での取り扱い状況
・【オンライン】大手通販サイト(Amazon・楽天・Yahoo!)での購入がお得な理由
- ハンドメイドタグの主要な販売店!実店舗とオンラインを徹底比較
- 【実店舗】手芸専門店でのタグ探し!豊富な品揃えのメリット・デメリット
- 【実店舗】100円ショップ(ダイソー・セリア)で買えるハンドメイドタグの種類と活用術
- 【実店舗】ホームセンターや大型雑貨店での取り扱い状況
- 【オンライン】大手通販サイト(Amazon・楽天・Yahoo!)での購入がお得な理由
- 【オンライン】クリエイター向けサイト(minne・Creema)で個性的なオリジナルタグを探す
- プロ仕様!オリジナルタグを業者にオーダーメイドする際のポイント
- タグの種類別!あなたにぴったりのハンドメイドタグの選び方
- 作品の魅力を高める!織りネームタグとプリントタグの違いと使い分け
- 初心者でも簡単!アイロンタグやスタンプタグの便利な使い方
- ハンドメイドタグを賢く安く買うための裏ワザと節約術
- タグを付ける際の注意点!失敗しない取り付け方法と場所
- 【モモストア解説】最新トレンドのタグデザインと人気の素材をご紹介
ハンドメイドタグの主要な販売店!実店舗とオンラインを徹底比較

ハンドメイドタグを探すとき、「とりあえず近くの手芸屋さんに行けばいいかな?」と思いがちですが、実は販売場所によって品揃えや価格帯、特徴が大きく異なります。
あなたの求めているタグがどこにあるのか、まずは実店舗とオンラインのそれぞれのメリット・デメリットを比較してみましょう。
モモストアがおすすめするのは、用途や求めるデザインに応じて両方を賢く使い分ける方法です。
実店舗の魅力と賢い使い方
実店舗の最大の魅力は、なんといっても「現物を手に取って確認できる」ことです。
特にハンドメイドタグの場合、生地の質感、色味、そしてサイズ感が非常に重要になってきますよね。
オンラインで写真を見ただけでは判断が難しい、「思ったより厚手だった」「写真と色が違った」といった失敗を防ぐことができます。
主な実店舗としては、ユザワヤやオカダヤ、トーカイなどの手芸専門店、そしてダイソーやセリアといった100円ショップが挙げられます。
手芸専門店はプロ仕様の高品質なタグや、特殊な素材(本革、リネンなど)のタグを見つけやすいのが特徴です。
一方、100円ショップはデザインや素材の選択肢は限られるものの、コスパ最強で、気軽に試せるのが大きなメリットです。
実店舗を訪れる際は、あらかじめ作品の生地や色を持っていくと、
その場ですぐにタグとの相性を確認できるので失敗が少ないですよ。
ただし、実店舗は営業時間が決まっており、閉店後や遠方に住んでいる場合はすぐに買いに行けないのがデメリットです。
そのため、緊急で少量だけ必要な場合や、質感重視で選びたい場合に実店舗を利用するのがベストです。
オンラインショップの無限の可能性
オンラインショップは、時間や場所を選ばず、まさに「無限の選択肢」から選べるのが最大の魅力です。
大手通販サイト(Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング)はもちろん、
クリエイター専用のマーケット(minne、Creema)や、海外のショップ、そしてタグ専門のオーダーメイド業者まで、
日本全国、世界中のタグが自宅から簡単に手に入ります。
オンラインでの購入は、特に「大量に購入したい」「特定のデザインを安く手に入れたい」「オーダーメイドをしたい」といった場合に力を発揮します。
大量購入で単価が下がる業者や、実店舗では取り扱いのない珍しいデザイン、
例えば、水に強い特殊な素材や、極細の糸で織られた高級な織りネームタグなども見つけやすいです。
デメリットとしては、やはり実物を見られないこと。
レビューや詳細な商品画像をしっかり確認し、可能であれば少ロットでのサンプル購入を検討するなど、
失敗しないための対策を講じることが重要です。モモストアがおすすめするのは、Amazonで人気のタグを見てみるなど、レビュー数の多い商品から試してみることですよ。
| 販売場所 | メリット | デメリット | おすすめの利用シーン |
|---|---|---|---|
| 手芸専門店 | 現物確認、高品質・特殊素材が豊富 | 価格が高め、店舗が限られる | 質感重視、色合わせをしたい時 |
| 100円ショップ | 圧倒的な低価格、気軽に試せる | 種類が少ない、デザインが限定的 | 練習用、コスパ重視の時 |
| 大手通販サイト | 品揃えが豊富、価格競争で安い、ポイントが使える | 実物を見られない、送料がかかる場合がある | 大量購入、価格重視、多様なデザインを探したい時 |
| クリエイターサイト | 一点もの、個性的・オリジナル性の高いデザイン | 価格は高め、在庫限りが多い | 特別な作品、他の人と差をつけたい時 |
【実店舗】手芸専門店でのタグ探し!豊富な品揃えのメリット・デメリット
ハンドメイド作家さんにとって、手芸専門店はまさに「宝の山」ですよね。
タグについても例外ではなく、専門店ならではの圧倒的な品揃えと、品質の高さが最大の魅力です。
ここでは、なぜ手芸専門店でタグを探すべきなのか、そして注意すべき点についても深掘りしていきます。
高品質・高機能なタグが見つかる
手芸専門店に並んでいるタグは、素材や縫製にこだわったものが多く、プロの作品にも耐えうる品質を持っています。
例えば、洗濯に強いポリエステル素材の織りネームタグ、
時間が経つほど味が出る本革(レザー)のタグ、
アレルギー対応のニッケルフリーの金属チャームタグなど、専門的な要求に応える商品が充実しています。
特に注目したいのは、「素材へのこだわり」です。
コットン100%でも、生成り、シーチング、ツイルといった織り方によって風合いが異なりますし、
リネン素材のタグは、ナチュラルで素朴な作品に驚くほど馴染みます。
これらの微妙な違いは、やはりユザワヤやオカダヤなどの実店舗で、
実際に触れてみることでしか分からない、大切なポイントです。
また、お店によってはタグだけでなく、タグの取り付けに必要な副資材(リベット、カシメ、専用の接着剤など)も一緒に手に入るため、
「タグを買ったけど、どうやって付ければいいの?」といった問題もその場で解決できます。
デメリットは価格とデザインの傾向
しかし、手芸専門店にもデメリットはあります。
一つは、やはり100円ショップや大量仕入れのオンラインショップと比較すると、単価が高くなりがちであること。
特に、高級な素材や有名デザイナーとのコラボレーションタグなどは、数十円~数百円/枚と高価になるため、
原価を抑えたい販売作品には使いにくいと感じるかもしれません。
もう一つは、デザインの傾向です。
手芸専門店は伝統的なクラフト向けの、シックで落ち着いたデザインのタグが多い傾向にあります。
もしあなたが、現代風のポップでカラフルなデザインや、
キャラクターものといったトレンド性の高いタグを探している場合は、
期待していたほどの品揃えではない可能性もあります。
その場合は、迷わず次のセクションで紹介するオンラインショップや100円ショップをチェックしてみてください。
手芸専門店は、「最高の品質を求める」「作品の高級感を追求したい」「微妙な色合いや質感を確認したい」
といった、品質優先のタグ選びに最適と言えるでしょう。
【実店舗】100円ショップ(ダイソー・セリア)で買えるハンドメイドタグの種類と活用術
「とりあえず試してみたい」「大量に作りたいからコストを抑えたい」というハンドメイド初心者さんや、
練習用、または趣味の作品用にタグを探している方に、モモストアが強くおすすめしたいのが100円ショップでのタグ探しです。
侮るなかれ、近年の100円ショップのハンドメイドコーナーは驚くほど進化しています。
ダイソー・セリアで見つかるタグの種類
主にダイソーやセリアで手に入るハンドメイドタグは、以下のようなものが中心です。
- アイロン接着タグ(ネームテープタイプ): 布製品にアイロンで簡単に圧着できる、非常に便利なタイプです。主に白地のネーム用が多いですが、最近ではおしゃれな柄やシンプルなロゴ入りのものも見かけます。
- 既製の織りネームタグ: 「Hand Made」「Merci」「For You」といった定番のメッセージや、シンプルな英字ロゴが入った小さな織りタグが数枚セットで販売されています。素材はポリエステルやコットンミックスが中心です。
- レザータグ(合皮): 本革ではありませんが、合皮素材でエンボス加工が施された、ちょっとしたアクセントになるレザータグも登場しています。キーホルダーやバッグの持ち手部分などに最適です。
- タグパーツ(金属・ウッド): タグとして使うには少し工夫が必要ですが、ウッドプレートやシンプルな金属チャームなども、アイデア次第で立派な「タグ」として活用できます。
最大の魅力は、もちろん価格が110円(税込)であること。失敗を恐れずに試せるため、
「このデザイン、作品に合うかな?」と迷ったときに、まず100円ショップで類似品を買って試す、という賢い使い方ができます。
100均タグを「高見え」させる活用術
100円ショップのタグは、そのまま使ってももちろん良いですが、少しの工夫で「高見え」させることができます。
- 重ね付けテクニック: 100均のシンプルな織りタグと、別の場所で買った小さな金属チャームを一緒に縫い付けて「二重タグ」にする。
- 染色・カスタマイズ: アイロンタグや白地のネームテープを、紅茶やコーヒーで染めてアンティーク風にしたり、布用スタンプでオリジナルの模様やイニシャルをプラスする。
- カットと折り方: 長方形のタグを、あえて斜めにカットしてフリンジのようにしたり、作品の端にピスネーム(二つ折りにして縫い付ける小さなタグ)のように挟み込むことで、既製品のような仕上がりに見せられます。
ただし、100円ショップの商品は、商品の入れ替わりが激しいというデメリットがあります。
「これだ!」というタグを見つけたら、必要な分をまとめて購入しておくのが鉄則です。
セリアのハンドメイドコーナーは特にデザイン性が高いと評判ですので、ぜひ一度チェックしてみてくださいね。
【実店舗】ホームセンターや大型雑貨店での取り扱い状況
手芸専門店や100円ショップの次に、「もしや?」と思って探す場所として、ホームセンターや大型雑貨店が挙げられます。
結論から言うと、ハンドメイドタグ専門のコーナーは少ないですが、
特定の用途に特化したタグや、代用できるアイテムが見つかる可能性があります。
DIYとネームタグの視点
ホームセンターでは、主にDIYや補修用品のコーナーに注目しましょう。
| コーナー | 見つかる可能性のあるアイテム | タグとしての用途 |
|---|---|---|
| 補修・手芸用品 | ゼッケン、ネームテープ、ワッペン | 大型作品の名前タグ、バッグの目印 |
| レザークラフト | 革のハギレ、刻印ツール、カシメ、リベット | 本格的なレザータグの自作 |
| 木材・DIY | 小さな木製プレート、焼きペン | ウッドタグの作成、刻印タグの自作 |
たとえば、革のハギレを購入して自分でタグの形にカットし、
刻印ツールでイニシャルやロゴを打てば、オリジナリティ溢れる本革タグを安価に作ることができます。
また、衣類やバッグの修理用品として売られている、強力な粘着力を持つアイロン接着テープも、
タグとしてだけでなく、裏地の補強としても活用できる優れものです。
ロフトや東急ハンズなど大型雑貨店
一方、ロフトや東急ハンズ(ハンズ)といった大型雑貨店は、よりデザイン性が高く、ユニークなタグが見つかる可能性が高いです。
これらの店舗では、手芸用品というよりも、「ステーショナリー」や「ラッピング用品」のコーナーに、
以下のような商品が並んでいることがあります。
- ギフトタグ: 紙やクラフト素材のタグで、作品のラッピングや販売時に添えるメッセージカードとして最適です。
- シーリングスタンプ関連: シーリングワックス(蝋)を使って、オリジナルの模様を小さなタグとして作るためのキット。
- マステ・シール: 質の良いマスキングテープや布製のシールを、タグ代わりに作品に貼り付けるアイデアもあります。
特に、期間限定のポップアップストアや、季節のイベントコーナーでは、
その時々のトレンドを反映したユニークなタグやチャームが見つかることもありますので、
ホームセンターや大型雑貨店は、「代用品や素材を探す場所」として立ち寄ってみる価値があると言えるでしょう。
【オンライン】大手通販サイト(Amazon・楽天・Yahoo!)での購入がお得な理由
実店舗でのタグ探しも楽しいですが、時間と労力を節約し、圧倒的な種類と価格競争の恩恵を受けられるのが、
Amazon、楽天市場、そしてYahoo!ショッピングといった大手通販サイトです。
モモストアも、頻繁に使う定番タグや大量に必要なタグは、ほとんどオンラインで購入しています。
価格競争と大量購入のメリット
これらの大手通販サイトでは、国内外の多くの業者やショップが競合しているため、
同じような品質のタグでも価格競争が起こりやすく、安価に購入できるチャンスが多いです。
特に、海外のタグを輸入しているショップも多いため、
日本国内の手芸専門店では見かけないようなデザインやフォントのタグも手に入ります。
さらに、オンライン購入の最大の利点は、「大量購入(ロット買い)」がしやすいことです。
例えば、10枚セットで500円のタグが、100枚セットだと3,000円になり、
1枚あたりの単価が大幅に下がるといったケースが多く見られます。
販売目的でハンドメイド作品を作っている方は、このロット買いの仕組みをぜひ活用してください。
また、ポイントシステムも大きな魅力です。
楽天ポイントやTポイント(Yahoo!ショッピング)など、
普段の買い物で貯めているポイントをハンドメイド資材の購入に充てられるため、
楽天市場でポイントを賢く使うことで、実質的な費用をさらに抑えることができます。
注意点と失敗しないためのチェック項目
オンラインでの購入にはメリットが多い一方で、失敗しやすいポイントも存在します。モモストアが実践しているチェック項目をご紹介します。
| チェック項目 | 確認すべきポイント |
|---|---|
| サイズ表記 | 必ず「mm」単位で確認する。特に横幅だけでなく、縦幅(タグの高さ)も重要。 |
| 素材表記 | 「コットン風」「レザータッチ」などの表記に注意。本物志向なら「本革」「綿100%」を確認。 |
| ロット数 | 表示価格で「何枚セット」なのかを必ず確認する。 |
| レビュー | 写真付きレビューを最優先で確認し、実物の色味や縫製の荒さがないかをチェックする。 |
| 送料 | 送料無料ラインや、送料を含めた総額で実店舗や他のサイトと比較する。 |
特に海外製品を多く取り扱うAmazonや一部の楽天市場のショップでは、
届くまでに時間がかかる場合もありますので、
急ぎで必要な場合は「あす楽」対応や、国内発送のショップを選ぶようにしましょう。
【オンライン】クリエイター向けサイト(minne・Creema)で個性的なオリジナルタグを探す
大手通販サイトが「大量仕入れ」と「価格競争」の場であるなら、
minne(ミンネ)やCreema(クリーマ)といったクリエイター向けマーケットは、「一点もの」と「個性」の宝庫です。
あなたの作品に、他の誰とも被らない、特別なタグを付けたいなら、
このクリエイターサイトを覗いてみることをモモストアは強くおすすめします。
クリエイターサイトで見つけるタグの魅力
minneやCreemaで販売されているタグは、主に「資材・素材」カテゴリに出品されています。
その魅力は、既存の業者製品にはない独創性と手作り感にあります。
- 手染めタグ: 作家さんが一つ一つ手染めした、独特のムラや色合いを持つタグ。
- 消しゴムはんこタグ: オリジナルデザインの消しゴムはんこを布に押した、温かみのあるタグ。
- 名入れサービス: 既製品のタグに、作品に合わせたフォントやメッセージをカスタムオーダーできるサービスを提供している作家さんもいます。
- 珍しい素材: 廃材をアップサイクルしたタグや、珍しいアンティーク生地を使ったタグなど、素材自体に物語性があるものが多いです。
これらのタグは、「タグが作品の一部」として成り立つほど、デザイン性に優れています。
作品のコンセプトに合わせて、タグ自体に物語を込めることで、
販売時にminneで購入したタグであるという付加価値を付けることも可能です。
作家さんとのコミュニケーションが重要
クリエイターサイトでタグを購入する際の重要なポイントは、「作家さんとのコミュニケーション」です。
特に、名入れやサイズ調整などのセミオーダーをお願いする場合は、
メッセージ機能を使って、以下の点を丁寧に伝えるようにしましょう。
- 用途: 「ベビー用品に使うので、肌に優しい素材を希望」など、用途を伝える。
- サイズ: 希望の縦横のサイズを正確に伝える。
- 納期: いつまでに必要かを伝え、可能かどうか確認する。
作家さんが丁寧に作ってくださる分、価格は既製品よりも高めになる傾向がありますが、
その価値は間違いなくあります。大量生産品ではない、あなただけの特別なタグを探しているなら、
時間をかけて、ゆっくりとクリエイターサイトを巡ってみてください。
ただし、購入前に必ず、「資材販売」を専門としている作家さんなのか、
それとも「作品のついでに余った資材を売っている」のかを確認しましょう。
資材販売を専門としている作家さんの方が、品質管理や在庫管理がしっかりしている場合が多いです。
プロ仕様!オリジナルタグを業者にオーダーメイドする際のポイント
ハンドメイド作家として活動していく上で、いつか必ずぶつかる壁。
それが、「自分のブランドロゴが入った、完全オリジナルのタグが欲しい」という願いです。
作品に自身のロゴが入ったタグを付けることで、作品の信頼性が増し、ブランド力が格段にアップします。
ここでは、モモストアが考える、業者にオーダーメイドする際の重要ポイントを解説します。
織りネームとプリントネーム、どちらを選ぶべきか
オリジナルタグの主流は、「織りネーム」と「プリントネーム」の2種類です。どちらを選ぶかで、仕上がりも費用も大きく変わってきます。
| 種類 | 特徴 | メリット | デメリット | おすすめ作品 |
|---|---|---|---|---|
| 織りネーム | ロゴを糸で織り込んで表現 | 高級感、耐久性、洗濯に強い | 表現できる色数に限界がある、コスト高、納期長め | アパレル、バッグ、長期間使うもの |
| プリントネーム | 生地にロゴを印刷して表現 | フルカラーOK、低コスト、短納期 | 洗濯で色落ち・にじみの可能性、高級感は織りネームに劣る | ベビー用品、Tシャツ、一時的なもの |
結論として、「耐久性」「ブランドの格」を優先するなら織りネーム、
「色数」「コスト」「納期」を優先するならプリントネームを選ぶと良いでしょう。
特に、ベビー用品や肌に触れるものには、タグの端がほつれないよう、「ヒートカット加工」を依頼するなど、
細かなオプションにも注意を払う必要があります。
業者選びと発注時のチェックポイント
オーダーメイドタグを扱う業者は数多く存在しますが、特に以下の点を確認して選びましょう。
- 最低ロット数: 業者によっては最低500枚、1,000枚からしか受け付けていない場合があります。初心者さんは50枚や100枚といった小ロットに対応している業者を探しましょう。
- サンプルの有無: 実際に発注する前に、生地の色味や織りの細かさを確認できるサンプルを提供してくれるか確認しましょう。
- デザインのデータ形式: ロゴデータをIllustrator形式(.ai)で求められることがほとんどです。手書きのデザインしかない場合は、データ化のサービスがあるか、または自分でデータを作成できるか確認が必要です。
モモストアからのアドバイスとして、一度作成したデータは将来的にずっと使うことになるため、
最初の発注時は少し手間とコストがかかっても、ロゴの色番号(DICやPantone)を明確に指定し、最高品質で作成することをおすすめします。
そうすることで、作品の統一感を保ちながら、長期的なブランド展開が可能になります。
また、メルカリなどで「タグのオーダーメイド代行」サービスを提供している個人クリエイターもいるので、
データ作成が苦手な方は、そういったサービスを利用するのも一つの手です。
タグの種類別!あなたにぴったりのハンドメイドタグの選び方
一口に「ハンドメイドタグ」と言っても、素材や取り付け方によって様々な種類があります。
あなたの作品に最適なタグを選ぶためには、まずそれぞれの種類の特徴を理解することが大切です。
ここでは、代表的なタグの種類と、それぞれどのような作品に合うのかをモモストアが解説します。
布タグ(織りネーム、プリントネーム)
最も一般的で、アパレル製品や布小物によく使われるのが布タグです。
先述の通り、高級感を求めるなら織りネーム、デザインの自由度を求めるならプリントネームが良いでしょう。
- 作品例: Tシャツ、ワンピース、トートバッグ、ポーチ、ベビー服、ブランケット
- 選び方: 肌に触れるベビー服には、刺激の少ないコットン素材、または端が丸くカットされたヒートカット加工のタグを選びましょう。
バッグのサイドに挟むなら、折り返して縫い付ける「ピスネーム」タイプがスタイリッシュに決まります。
レザータグ・合皮タグ
革や合皮のタグは、作品に「重厚感」と「ヴィンテージ感」を与えたいときに最適です。
使い込むほどに味わいが出る本革は、長く愛用してほしい作品におすすめです。
- 作品例: デニム製品、帆布バッグ、キーケース、財布、かごバッグ、帽子
- 選び方: 本革は水濡れに弱いですが、風合いは格別です。洗濯が必要な布製品には、水濡れに強い合皮タグを選びましょう。
タグの取り付けは、手縫いのステッチを見せるか、専用のカシメ(リベット)で留めるかで印象が大きく変わります。
アイロン接着タグ(ネームテープ)
裁縫が苦手な方や、作品を傷つけたくない方に人気のタグです。
家庭用のアイロンがあれば、簡単にタグを付けられます。
- 作品例: 入園・入学グッズ(お名前付け)、Tシャツの裾、靴下、タオル
- 選び方: 接着力が強い反面、一度貼ると剥がしにくいため、貼る位置は慎重に決めましょう。
業務用アイロンを使うと、家庭用よりも強力に接着できます。
スタンプタグ・紙タグ
自作のスタンプを押して作るタグや、厚手の紙やクラフト素材のタグは、ラッピングやギフト用として活躍します。
- 作品例: 焼き菓子、アクセサリー、ラッピング、販売時の価格タグ、メッセージタグ
- 選び方: 紙タグは、油性インクや水濡れに強いピグメントインクのスタンプを使うと、にじまず綺麗に仕上がります。
布用のスタンプインクを使って布タグを自作するのも、コストを抑える裏ワザです。
あなたの作品の「コンセプト」と「用途」に合致したタグを選ぶことで、
作品の魅力は最大限に引き出されますよ。
作品の魅力を高める!織りネームタグとプリントタグの違いと使い分け
オリジナルタグの選択肢として最も悩ましいのが、織りネームとプリントタグのどちらを選ぶかという問題です。
どちらも布製のタグですが、製造方法が全く異なるため、作品に与える印象や耐久性も大きく違ってきます。
ここでは、モモストアがそれぞれの特徴をさらに深く掘り下げ、賢い使い分け方を提案します。
織りネームタグの「格」と耐久性
織りネームタグは、名前の通り、デザインを糸の織り方で表現するタグです。
まるでタペストリーのように、色糸を組み合わせてロゴや文字を作り出すため、非常に手間がかかり、その分、高級感と重厚感があります。
アパレルブランドの多くが、メインのブランドタグとして織りネームを採用しているのは、
耐久性と品質の象徴として位置づけているからです。
メリット:
- 圧倒的な耐久性: 洗濯や摩擦に強く、色落ちやカスレの心配がほとんどありません。長期間使うバッグやアウターに最適です。
- 風合い: 糸の立体感があり、印刷では出せない温かみや高級感が生まれます。
- 肌触り: 織り方によっては、プリントよりも柔らかく、肌への刺激が少ないタグも作れます(サテン織りなど)。
デメリット:
- 細かいデザインが苦手: 糸の太さで表現するため、細かすぎる線や、グラデーションのような表現はできません。
- コストと納期: 初期費用が高く、制作期間が長くなる傾向があります。
使い分け: ブランドロゴや品質表示など、恒久的に必要な情報や、
高単価で販売する作品には織りネームを選びましょう。
プリントタグの「自由」と速攻性
プリントタグは、ポリエステルやコットンのテープに、インクジェットやシルクスクリーンなどの方法でロゴを印刷するタグです。
写真やグラデーションなど、複雑なデザインやフルカラー表現が可能な点が最大の魅力です。
メリット:
- デザインの自由度: ほぼ制約なく、細かい文字やロゴ、写真なども印刷できます。
- 低コスト・短納期: 織りネームに比べて安価で、小ロット(少量)でも短期間で制作可能です。
- 裏面の利用: 裏面にも情報(洗濯表示、素材など)を印刷しやすく、品質表示タグとしても優れています。
デメリット:
- 耐久性: 長期間の洗濯や強い摩擦によって、インクが薄れたり、ひび割れたりする可能性があります。
- 質感: 織りネームのような立体感や高級感はありません。
使い分け: 季節限定のメッセージ、イベント用のタグ、洗濯表示、または低単価な作品にはプリントタグが最適です。
特に、「今すぐオリジナルのタグが欲しい」という緊急性の高い場合にもプリントタグは強い味方になります。
初心者でも簡単!アイロンタグやスタンプタグの便利な使い方
ミシンが苦手、または手縫いの工程をできるだけ減らしたいというハンドメイド初心者さんにとって、
アイロンタグやスタンプタグは救世主のような存在です。
面倒な作業なしに、作品に「らしさ」をプラスできる、これらのタグの便利な使い方をモモストアがご紹介します。
アイロン接着タグは「貼るだけ」の魔法
アイロン接着タグは、裏面に特殊な接着剤が塗られており、
熱を加えるだけで布にしっかりとくっつく仕組みになっています。
主にネームタグやお名前付け用として販売されていますが、
最近はデザイン性の高いものも多く、おしゃれなロゴタグとしても活用できます。
アイロンタグを失敗なく貼るコツ
- 予熱: アイロンは必ず適温(中温〜高温)にしっかり温めておく。
- 位置決め: 貼りたい位置にタグを置き、動かないようにマスキングテープなどで仮止めする。
- 圧着: 当て布をし、アイロンを滑らせず、「ぎゅっ」と体重をかけて10秒〜20秒間強く押さえつける。
- 冷却: 完全に冷めるまで触らないこと!熱いうちに触ると接着が弱くなります。
特に、タオル地のような毛足が長い生地に貼る場合は、
接着が甘くなりやすいため、アイロンを押し当てる時間を長めにしたり、
一度タグを剥がして、タグの裏面と生地の両方に予熱を与えてから再度圧着すると、より強力に接着できます。
ただし、アイロンタグは水に弱い接着剤を使用している場合もあるため、
洗濯頻度の高い作品には、アイロンで貼った後に、タグの四隅をミシンで軽く縫い付けると、さらに安心です。
スタンプタグで無限のオリジナルタグを自作
スタンプタグは、「布用インク」と「スタンプ」さえあれば、
白い布テープやハギレを使って、無限にオリジナルのタグを作れる方法です。
スタンプタグ作りのポイント
- インク選び: 必ず「布用」または「マルチタイプ」のインクを選ぶこと。一般的なインクでは洗濯で流れ落ちてしまいます。
- 布選び: 織り目が細かい布(綿ローン、ブロードなど)の方が、スタンプのインクがにじみにくく、綺麗に仕上がります。
- 乾燥と定着: スタンプを押した後は、インクを完全に乾かし(説明書通りの時間)、
最後に必ずアイロンで熱処理をしてインクを定着させましょう。これを怠ると、洗濯で色が薄くなります。
スタンプは、英字のアルファベットスタンプセットを使えば、
「MOMO STORE」のように好きな文字を組み合わせて、オリジナルのブランドネームを簡単に作ることができます。
この方法なら、必要な分だけタグを作れるため、在庫を抱える心配もなく、
コストも大幅に抑えられるという大きなメリットがあります。
ハンドメイドタグを賢く安く買うための裏ワザと節約術
ハンドメイド作家さんにとって、資材費は作品の原価に直結するため、
タグ一つでも、できるだけ安く、賢く手に入れたいですよね。
モモストアが実践している、ハンドメイドタグの購入に関する裏ワザと節約術をご紹介します。
「業務用」や「海外直輸入」に注目する
手芸店や一般の通販サイトではなく、「業務用の資材卸サイト」や「海外のハンドメイド資材ショップ(Etsyなど)」をチェックしてみましょう。
これらのサイトは、販売目的のプロを主な顧客としているため、
少量販売はしていませんが、数十枚・数百枚単位で購入すると、
一般小売価格の半額以下になることも珍しくありません。
特に、海外サイトでは、日本では見かけないようなトレンドのデザインや、
非常に安価な織りネームタグが見つかることがあります。
ただし、海外からの輸入は送料が高くつく場合や、届くまでに時間がかかるというリスクもありますので、
数人の作家仲間と共同で購入する「共同購入」もおすすめです。
メルカリやラクマでの「タグおすそ分け」を活用する
「大量購入はしたくないけど、様々なデザインを試したい」という方には、
メルカリやラクマなどのフリマサイトで販売されている「タグのおすそ分けセット」が非常に役立ちます。
| メリット | 詳細 |
|---|---|
| 多種類を少量ゲット | 数種類のタグが数枚ずつ入っているため、様々なデザインを試せる。 |
| 試作品に最適 | 本番前に作品との相性を確認したい試作品に、コストをかけずに使用できる。 |
| アンティーク品も | 廃盤になった珍しいタグや、アンティークなレースタグなどが見つかることも。 |
ただし、フリマサイトでの購入は、品質や在庫の保証がないため、
あくまで「練習用」「お試し用」として活用し、
本格的な販売作品には、信頼できるオンラインショップや業者からの購入をおすすめします。
タグの「代用品」を見つける
節約の最終手段は、タグの代用品を見つけることです。
たとえば、細くカットしたグログランリボンにスタンプを押したり、
布製のバイアステープを少しだけ残して縫い付けたりするだけでも、
立派な「ブランドタグ」としての役割を果たしてくれます。
この「代用」のアイデアは、作品にオリジナリティを加えるという点で、最もクリエイティブな節約術かもしれません。
タグを付ける際の注意点!失敗しない取り付け方法と場所
せっかく素敵なハンドメイドタグを見つけても、取り付け方を間違えてしまうと、作品が台無しになってしまいます。
タグを付けるのは作品の最終工程であり、まさに「最後の仕上げ」。
モモストアが、失敗しないための取り付けのコツと、タグを付けるべき最適な場所を伝授します。
取り付け位置で印象は9割決まる!
タグを付ける場所は、作品の「顔」となります。定番の位置と、少し変化球な位置をご紹介します。
| 作品 | 最適位置 | 理由 |
|---|---|---|
| Tシャツ・アウター | 襟ぐりの内側(首元) | アパレルブランドの定番位置。肌に触れるため、柔らかい織りネームが必須。 |
| トートバッグ・ポーチ |
|
|
| ベビー用品・ブランケット | 作品の四隅の端 | 顔周りを避け、引っ張りやすい端に付けると赤ちゃんが触って遊べる。 |
| 帽子 | つばの縫い目、または内側のスベリ部分 | 内側なら品質表示、外側ならレザーなどのアクセントタグを。 |
特にバッグのピスネームは、作品をグッとプロフェッショナルに見せてくれますが、
バッグの底や側面の縫い目に挟むため、縫い代をしっかり確保し、歪まないようにまっすぐ縫い付ける技術が必要です。
縫い付け・接着の失敗回避テクニック
タグを取り付ける際の失敗は、主に「ズレる」「縫い目が汚くなる」「タグが浮く」の3点です。
- 仮止めを徹底する: タグを縫い付ける前に、必ず布用両面テープや、極細の待ち針でしっかりと仮止めしましょう。
タグは小さく薄いので、縫っている間にズレやすいです。 - 縫い目の長さ(ステッチ幅)を調整する: タグの周囲を縫う際は、通常よりも少しだけ細かめのステッチ(縫い目の長さ)に設定すると、
タグが剥がれにくく、見た目も綺麗に仕上がります。 - レザー・合皮タグは専用の道具を使う: レザータグは、手縫い前に「菱目打ち」や「革用ポンチ」で縫い穴を開けておくと、
縫い目が均一になり、革を無理に引っ張って傷めるのを防げます。
また、裏面にタグを付ける場合(例:品質表示タグ)は、
表側から見て縫い目が響かないか、試し縫いをして確認することも大切です。
【モモストア解説】最新トレンドのタグデザインと人気の素材をご紹介
ハンドメイドの世界でも、タグのデザインは常に進化しています。
ただ「付ければいい」ではなく、今のトレンドを押さえたタグを選ぶことで、
あなたの作品をより時代に合った、魅力的なものに見せることができます。
最後に、モモストアが注目している最新トレンドをご紹介します。
ミニマル(Minimal)で繊細なデザイン
最近のハンドメイド作品のトレンドは、全体的に「シンプル・イズ・ベスト」です。
タグも例外ではなく、過度な装飾やカラフルなデザインは減り、
極細のフォントを使った、線画のようなロゴや、
「made by…」といった手書き風のシンプルなメッセージが人気を集めています。
トレンドの要素:
- 極小ピスネーム: 1cm幅以下の、細く短い織りネームをサイドにちょこんと挟むスタイル。
- 同色系タグ: 作品の生地とほぼ同じ色(例:ベージュの生地に薄いベージュのロゴ)でタグを作り、
控えめにブランドを主張するスタイル。 - 透明・半透明素材: シリコンやビニール素材を使った半透明のタグ。特にポーチやビニールバッグなどに新鮮な印象を与えます。
サスティナブル(Sustainable)な素材の台頭
環境への意識の高まりから、ハンドメイド資材でもサスティナブルな素材が人気です。
タグにおいても、自然素材やリサイクル素材への注目度が高まっています。
- オーガニックコットンタグ: 農薬を使わずに栽培されたコットンを使ったタグ。ベビー用品や肌に優しい作品に最適です。
- コルク・ジュートタグ: 木材や麻といった自然素材を使ったタグは、エコバッグやナチュラル系のインテリア雑貨と相性抜群です。
- クラフトペーパータグ: 本革のような質感を持つ特殊な紙素材(ウォッシャブルペーパー)のタグは、
洗濯にも耐えられ、ヴィーガンレザーの代替品としても注目されています。
これらのトレンドを取り入れることで、あなたの作品は「今」を感じさせる、洗練された印象になります。
ぜひ、オンラインショップやクリエイターサイトで、最新のデザインをチェックしてみてくださいね。
あなたのハンドメイド作品作りを、モモストアは全力で応援しています!
素敵なタグを見つけて、さらに魅力的な作品をたくさん生み出してくださいね。
筆者:モモストア
モモストアは、読者の皆さんが日常生活や趣味をより豊かにするための情報提供を心がけています。この記事が、あなたのハンドメイドライフの一助となれば幸いです。

