今話題のグラスフェッドバターはどこで買える？お店の選び方とおすすめ購入先を徹底解説！

こんにちは、モモストアです！

最近、健康意識の高い方々から注目を集めている「グラスフェッドバター」。名前は聞くけれど、いざ買おうと思ったら「どこに売っているんだろう？」と迷ってしまう方が多いのではないでしょうか。

普通のバターと違って、スーパーの乳製品コーナーを探してもなかなか見つからない、なんてこともありますよね。

この記事では、グラスフェッドバターが買える具体的な店舗から、お得に手に入れるためのオンライン通販の活用術まで、モモストアが徹底的に解説します！

最後まで読めば、もう購入場所で迷うことはなくなりますよ。ぜひ、あなたのグラスフェッドバターライフにお役立てください！

グラスフェッドバターはどこで買える？主な販売場所を一覧でチェック

「グラスフェッドバター」は、文字通り「牧草（Grass）」を食べて育った牛のミルクから作られたバターのことです。

一般的なバターとは製造背景が異なるため、取り扱っている店舗が限られているのが実情です。ここからは、まず実店舗と通販、それぞれの主な購入先を一覧でご紹介していきますね。

実店舗で購入するなら「専門店」と「高級スーパー」が狙い目

すぐに手に入れたい！という方は、以下のタイプの店舗をチェックしてみてください。

グラスフェッドバターは、健康志向の高い消費者や、特定の食生活（例：バターコーヒー）を送る人たちに特に需要があるため、品揃えが専門的なお店で見つかることが多いです。

• オーガニック系専門店：自然食品や健康食品を専門に扱う店舗では、ほぼ確実に手に入ります。特に冷凍コーナーを探すと見つかりやすいですよ。
• 高級スーパーマーケット：普通のスーパーでは見かけなくても、成城石井や紀ノ国屋といった、輸入食品や高品質な食品に特化した高級スーパーなら取り扱いがあることが多いです。
• 大型ディスカウントストア：コストコのような会員制の大型店では、大容量パックで売られていることがあり、非常に人気があります。

ただし、これらの店舗でも、地域や店舗の規模によっては在庫がない場合もありますので、訪問前に電話で確認してみるのが一番確実です。

最も確実で種類豊富なのは「オンライン通販」

忙しくてお店を回る時間がない方、より多くの種類から選びたい方には、オンライン通販が最もおすすめです。

特に、冷凍品として届けてくれる通販サイトを利用すれば、鮮度を保ったまま自宅まで届けてもらえるので、品質の心配もありません。

主な購入ルートとメリット・デメリット

購入ルート	メリット	デメリット
実店舗（専門店・高級スーパー）	すぐに手に入る、実物をチェックできる	価格が高い傾向、在庫切れの可能性、種類が少ない
オンライン通販	種類が豊富、大容量でお得な場合も、自宅まで配送	送料がかかる場合がある、届くまでに時間がかかる
フリマサイト（メルカリなど）	掘り出し物がある、定価より安く買える場合も	品質の保証がない、配送時の温度管理に不安

モモストアとしては、品質と価格のバランスが最も取れている、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングといった大手通販サイトを最も推奨しています。多くのメーカーの商品を比較検討できるのが大きな強みです。

スーパーマーケットでの取り扱いは？意外な穴場と選び方

「近所のスーパーでサッと買いたい！」そう思っている方も多いでしょう。

結論から言うと、一般的な地域密着型のスーパーマーケットでは、グラスフェッドバターの取り扱いはまだ少ないのが現状です。しかし、近年は健康ブームを受けて、少しずつ取り扱いを増やすスーパーも出てきています。

イオンやライフ、西友などの大型スーパーの状況

全国展開しているイオン（AEON）や、ライフ、西友などの大型スーパーでは、店舗の規模や立地条件によって、グラスフェッドバターが陳列されていることがあります。

特に、プライベートブランド（PB）商品としてグラスフェッドバターを取り扱う動きはまだありませんが、輸入食品コーナーや、高級志向の乳製品を扱う「ちょっと良いもの」コーナーを探すと、輸入されたパッケージ商品が見つかることがあります。

ポイントとしては、以下の点に注目してみてください。

• 輸入チーズ・バターのコーナー：普通のバターとは別の場所に置かれていることが多いです。
• 冷凍食品コーナー：冷凍保存された状態で販売されているケースも増えています。
• 地元の高級志向のスーパー：例えば、関西圏なら「いかりスーパー」、首都圏なら「クイーンズ伊勢丹」のような、ちょっと価格帯が高めのスーパーなら、まず間違いなく見つかります。

残念ながら、どの店舗でも必ずある、という状況ではないため、期待しすぎずにチェックする、くらいの気持ちで探すのがおすすめです。

意外な穴場！ドラッグストアやコンビニの可能性

「え、まさか？」と思われるかもしれませんが、近年、ドラッグストアの食品コーナーが充実してきており、一部の店舗でグラスフェッドギー（Ghee）の取り扱いが始まっています。

ギーとは、グラスフェッドバターを煮詰めて水分やタンパク質を取り除いた「純粋なオイル」のことです。バターそのものではありませんが、グラスフェッドの恩恵を受けられる商品として、ドラッグストア（例：マツモトキヨシ、ウエルシアなど）のレジ横や健康食品コーナーに置かれていることがあります。

スーパーでの探し方と注意点

店舗形態	見つかる可能性	チェックポイント
地域密着型スーパー	低	特になし、期待薄
大型チェーンスーパー（イオンなど）	中	輸入食品、冷凍食品コーナーをチェック
高級・デパ地下系スーパー	高	乳製品コーナーにほぼ確実にある
ドラッグストア	低〜中	ギー（オイル）の形で販売されている可能性あり

コンビニエンスストアでの取り扱いは、現状ではほぼゼロです。日配品のサイクルが早く、高価格帯のニッチな商品は置かれにくいのが理由です。もし、本当にコンビニで見つけたら、それは超ラッキーな出来事でしょう！

【必見】コストコ・業務スーパーで買えるグラスフェッドバターは？

大容量かつ、価格を抑えて購入したい方にとって、コストコ（Costco）や業務スーパーは非常に魅力的な選択肢です。

これらの店舗は、一般的なスーパーとは異なり、独自の仕入れルートや大量購入の仕組みを持っているため、他店よりもお得に手に入る可能性が非常に高いです。

コストコは定番商品！ウェストゴールドは売り切れ注意

コストコは、グラスフェッドバターの購入先として、今や最も有名で人気の高い場所の一つです。多くの店舗で定期的に取り扱いがあるため、安心して買いに行けるのが魅力です。

コストコで取り扱いの多いブランドは、主にニュージーランド産のウェストゴールド（Westgold）です。

このウェストゴールドバターは、無塩と有塩の両方が販売されていることが多く、特に大容量のブロックタイプが人気を集めています。

• 容量：通常、400g〜454gのブロックが数個セットになった大容量パックでの販売が多いです。
• 価格：通常のスーパーで同ブランドを買うよりも、グラム単価が圧倒的に安くなるため、コストパフォーマンスは最高峰と言えます。
• 注意点：人気商品のため、週末や入荷直後は売り切れてしまうことがあります。特にSNSなどで入荷情報が出た際は、早めの購入をおすすめします。

コストコのウェブサイト（コストコ公式ウェブサイト）やメルマガをチェックして、在庫状況やセールの有無を確認してから行くのが賢い方法です。

業務スーパーでの取り扱いは？探し方のコツ

「業務スーパー」にもしグラスフェッドバターがあれば、最強のコストパフォーマンスが期待できますよね。しかし、現状、業務スーパーは価格の安さを追求する傾向が強いため、グラスフェッドバターのような高付加価値な商品のレギュラー取り扱いは非常に稀です。

ほとんどの場合、業務スーパーで見かけるのは、通常の製菓・調理用の大容量バターやマーガリンが主となります。

ただし、「グラスフェッドギー」であれば、一部の業務スーパーで取り扱っているという情報があります。

ギーは常温保存ができるため、乳製品の冷蔵コーナーではなく、油や調味料のコーナーに置かれていることが多いです。業務スーパーを訪れる際は、以下の商品をチェックしてみてください。

• グラスフェッドギー：インド産のものが時折入荷することがあります。
• 大容量冷凍バター：グラスフェッドではないものの、製菓用として非常に安価な大容量バターは常に置いてあります。

業務スーパーは店舗によって仕入れ品が大きく異なるため、あくまで「あればラッキー」程度に考えておくのが良いでしょう。もし見つからなければ、オンライン通販の業務スーパーのグラスフェッドバターの最新情報を検索してみるのも手です。

オーガニック系・輸入食品店（カルディ・成城石井など）の最新情報

実店舗の中で、グラスフェッドバターと最も相性が良く、取り扱いが高確率で期待できるのが、オーガニック系や輸入食品を扱う専門店です。

これらの店舗は、商品の背景にあるストーリーや、高品質であることを重視する顧客層をターゲットにしているため、グラスフェッドバターのような「こだわりの食材」を積極的に仕入れています。

成城石井・紀ノ国屋などの高級スーパーの品揃え

成城石井や紀ノ国屋といった高級スーパーマーケットでは、海外から直輸入したフォンテラ（Fonterra）やウェストゴールド（Westgold）などのニュージーランド産グラスフェッドバターを、ほぼ通年で販売しています。

特に成城石井では、輸入食品コーナーの乳製品ケースをチェックすれば、必ず数種類のグラスフェッドバターが見つかるでしょう。

• 品揃えの傾向：一般的なスーパーに比べて、海外メーカーのラインナップが豊富です。有塩、無塩の区別だけでなく、発酵バタータイプのグラスフェッドバターが置いてあることもあります。
• 価格帯：通常価格は高めですが、その分、鮮度や品質管理は徹底されています。大容量パックの取り扱いは少ないため、日常的に少量ずつ使いたい方に向いています。
• メリット：他の輸入食材（チーズやオーガニック野菜など）と一緒に購入できるため、食生活全体を豊かにしたい方には最適です。

高級スーパーは、商品の回転も速いため、新鮮なものを手に入れやすいのも大きなメリットです。

カルディ（KALDI）と無印良品での取り扱い可能性

次に、輸入食品店として人気の高いカルディコーヒーファーム（KALDI）と、近年食品の品揃えを強化している無印良品について見てみましょう。

結論から言うと、カルディでのグラスフェッドバター（バターそのもの）の取り扱いは、今のところ非常に少ないです。

カルディの冷蔵ケースはチーズや生ハムがメインであり、バターは一般的なものが中心です。しかし、代わりに「ギー」や「MCTオイル」といった、バターコーヒー関連の健康オイルは取り扱いがあることが多いので、そちらをチェックする価値はあります。

一方、無印良品では、レトルト食品や体に優しい食品のラインナップが充実していますが、冷蔵・冷凍食品の取り扱いは店舗によって大きく異なります。全国の無印良品で、グラスフェッドバターが定番商品として置かれているという情報はほとんどありません。

ただし、どちらの店舗もシーズン限定やキャンペーンで「ニュージーランドフェア」などを実施することがあり、その際に一時的に入荷することがあります。最新情報はカルディの最新情報を検索して確認してみてくださいね。

オンライン通販で購入するメリットとおすすめの選び方

グラスフェッドバターを最も確実に、そしてお得に手に入れるなら、やはりオンライン通販が最強の選択肢です。

実店舗での在庫切れや品揃えの少なさに悩まされることもなく、自宅にいながらにして、世界中の高品質なグラスフェッドバターを比較検討できるのは大きな魅力です。モモストアが考える、通販利用のメリットと賢い選び方を詳しくご紹介します。

通販サイト利用の3つの大きなメリット

オンラインでグラスフェッドバターを購入すると、特に以下の3つのメリットがあります。

１．種類とメーカーが圧倒的に豊富

実店舗では、冷蔵ケースのスペースに限りがあるため、数種類しか置けません。しかし、オンライン通販では、ニュージーランド、オーストラリア、アイルランド産など、世界各国のメーカーのものが数十種類以上並んでいます。

例えば、「発酵タイプ」や「無塩タイプ」といった、自分の用途に合わせた細かい違いで選ぶことが可能です。特に、日本国内では流通が少ない希少なメーカーの商品も手に入りやすいです。

２．大容量パックやセット買いでお得になる

グラスフェッドバターは高価なため、少しでもコストを抑えたいですよね。通販では、400gパックの3個セットやキロ単位のブロックといった大容量商品が用意されていることが多いです。

これらをまとめて購入することで、単価を大幅に下げることができ、冷凍保存しておけば長期間利用できます。実店舗では持ち帰りの手間もありますが、通販なら自宅まで届けてくれるので楽ちんです。

３．価格比較が容易で最安値を見つけやすい

Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングといった複数のサイトで、同じ商品の価格を瞬時に比較できます。さらに、ポイント還元率やセール情報を考慮に入れることで、その時々の最安値を簡単に見つけ出すことが可能です。特に、「定期購入」のオプションがある商品を選べば、さらに割引が適用されることもあります。

通販で失敗しないための「保存」と「配送」のチェックポイント

冷凍食品であるグラスフェッドバターの通販には、いくつか注意すべき点があります。

チェックポイント１：配送方法が「クール便」か

バターは温度変化に弱い乳製品です。特にグラスフェッドバターは融点が高いものもありますが、日本の夏場は溶けて品質が劣化する恐れがあります。購入する際は、必ず配送方法が「クール冷凍便」であることを確認してください。常温配送は、避けた方が無難です。

チェックポイント２：送料と本体価格のバランス

本体価格が安くても、送料が高くては意味がありません。「送料無料ライン」を設定している店舗や、他の冷凍食品（例：冷凍パンなど）と同梱することで送料が無料になる店舗を選ぶと、トータルコストを抑えられます。

チェックポイント３：届いたら即「冷凍保存」

大容量パックで購入した場合、届いたらすぐに小分けにしてラップで包み、ジップロックなどに入れて冷凍庫で保存しましょう。これにより、開封後も酸化を防ぎ、新鮮な状態を保つことができます。小分けにしておけば、使う分だけ解凍できて便利です。

Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングで比較！最安値を見つけるコツ

前述の通り、オンライン通販はグラスフェッドバターのメインの購入先です。ここでは、特に利用者の多い大手3大通販サイト、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングで、どのように比較し、最安値を見つけるか、モモストア流のテクニックをご紹介します。

価格と品質のバランスで選ぶAmazonのメリット

Amazonの最大のメリットは、配送の速さと安定した品揃えです。

特にプライム会員であれば、送料が無料になることが多く、すぐに必要な場合に非常に便利です。グラスフェッドバターを探す際は、以下のポイントに注目してください。

• 検索キーワード：「グラスフェッドバター 冷凍」「グラスフェッドバター 454g」のように、具体的なメーカー名や容量を加えて検索すると、目当ての商品が見つかりやすいです。
• レビュー評価：特に「溶けずに届いたか」「配送時の梱包は丁寧か」といった、配送品質に関するレビューをチェックすることが重要です。
• 価格の変動：Amazonは価格変動が激しい傾向にあるため、購入履歴やウォッチリストに入れて、安くなったタイミングで購入するのもおすすめです。

また、Amazonでは、ウェストゴールドやその他の有名輸入ブランドの取り扱いが特に充実しています。

ポイント還元を最大限に活用する楽天市場・Yahoo!ショッピング

楽天市場とYahoo!ショッピングは、ポイント還元を最大限に利用することで、実質的な最安値になることが多いのが特徴です。

楽天市場の活用術：

• お買い物マラソンや楽天スーパーSALEといった、ポイントアップキャンペーン中に購入する。
• 「5のつく日」など、特定の日に購入することでポイントが倍増するキャンペーンを利用する。
• 「ふるさと納税」の返礼品としてグラスフェッドバターを取り扱っている自治体があり、ポイントバックでお得に手に入れることも可能です。

Yahoo!ショッピングの活用術：

• PayPayとの連携が強く、PayPay残高払いを利用することで高還元率となることが多いです。
• 「ゾロ目の日」や「5のつく日」など、独自のキャンペーン日を狙う。

両サイトとも、「業務用」や「オーガニック専門店」が出店していることが多く、Amazonよりもさらに大容量で、単価の安い商品が見つかることがあります。価格だけでなく、ポイント還元率を考慮してトータルコストを比較するのが、賢い購入のコツです。

メルカリやフリマサイトでも売ってる？品質と注意点

フリマサイト、特にメルカリやラクマでもグラスフェッドバターが出品されているのを見かけることがあります。「定価より安く買えるのでは？」と魅力的に感じるかもしれませんが、食品である以上、品質面での注意が必要です。

フリマサイト利用のメリットと潜むリスク

フリマサイトでグラスフェッドバターを購入する最大のメリットは、価格の安さと掘り出し物を見つける可能性です。

例えば、コストコで購入したものの使いきれなかった人や、バターコーヒーを卒業した人が、未使用のまま冷凍保存していたものを安価で出品していることがあります。

しかし、それ以上にリスクが大きいため、モモストアとしてはあまり推奨していません。

【フリマサイトの大きなリスク】

１．配送時の温度管理の不安
出品者がクール便（冷蔵または冷凍）ではなく、通常の宅配便（常温）で発送してしまうケースが散見されます。特に夏場は、常温で配送されると確実にバターが溶け、品質が大きく劣化します。一度溶けて再凝固したバターは、風味が落ちるだけでなく、酸化が進んでいる可能性もあります。

２．賞味期限と保存状態の不確実性
購入者がいつ購入し、どのように保存していたかを確認する手段がありません。冷凍保存されていたとしても、長期間保存されていたり、冷凍庫の開閉頻度が高く温度変化に晒されていたりすると、品質は落ちてしまいます。

３．衛生面のリスク
もし小分けにして出品されている場合、その際の衛生管理がどうなっていたか全く分かりません。食品の小分け販売は、衛生管理の観点から推奨できません。

どうしてもフリマサイトで買う場合のチェックリスト

「それでも少しでも安く手に入れたい！」という方のために、最低限チェックすべき項目をまとめました。

フリマサイト購入時の品質チェックリスト

チェック項目	確認すべきこと
配送方法	「クール便（冷凍）」での発送が可能か、購入前に出品者に質問する。
商品状態	未開封のパッケージ全体と、賞味期限の日付が写った写真を要求する。
保存方法	「いつ頃購入し、どのように保存していたか（常に冷凍庫か）」を具体的に聞く。
評価	出品者の評価をチェックし、特に食品の取引でトラブルがないか確認する。

これらの質問に対して、曖昧な回答しか得られない場合は、購入を控えるのが賢明です。安心と安全を最優先にするなら、多少高くても公式な販売ルートを利用することをおすすめします。

人気グラスフェッドバターの主要メーカーと商品ラインナップ

グラスフェッドバターは、世界中の酪農が盛んな地域で作られています。特に有名なのは、広大な土地で牛が放牧されているニュージーランドやオーストラリア、そしてアイルランドのメーカーです。

ここでは、日本国内で特に人気が高く、手に入りやすい主要メーカーとその商品ラインナップを詳しくご紹介します。

日本で最も流通しているニュージーランド産大手メーカー

日本の市場で最も目にする機会が多いのが、ニュージーランド産のメーカーです。温暖な気候と豊かな牧草地帯で育った牛のミルクは、栄養価が高く、黄色みが強いのが特徴です。

１．Westgold（ウェストゴールド）

• 特徴：コストコでもおなじみの大手メーカーで、日本でのグラスフェッドバターブームの火付け役とも言えます。豊かな風味と、比較的安価な価格設定が魅力です。
• ラインナップ：無塩（Unsalted）と有塩（Salted）があり、用途に合わせて選べます。料理やお菓子作り、バターコーヒーなど、幅広い用途に使えます。
• 購入場所：コストコ、高級スーパー、Amazon、楽天市場。

２．Fonterra（フォンテラ）

• 特徴：ウェストゴールドと並ぶニュージーランドの大手乳業メーカーです。こちらもグラスフェッドバターを製造しており、高品質な乳製品として世界中に輸出されています。
• ラインナップ：業務用としても流通しているため、大容量のブロックを見かけることもあります。
• 購入場所：一部の高級スーパー、業務用の食材を取り扱う通販サイト。

どちらも品質が高く、グラスフェッドバターを初めて試す方にもおすすめです。特にウェストゴールドは、コスパの面で群を抜いています。

注目が高まるその他の国のメーカーと国産品

ニュージーランド産以外にも、近年人気が高まっているメーカーがあります。

１．Kerigold（ケリーゴールド）- アイルランド

• 特徴：アイルランド産のグラスフェッドバターで、「ゴールデンイエロー」と称される鮮やかな色とクリーミーな口溶けが特徴です。アイルランドは酪農大国であり、その品質は世界中で高く評価されています。
• ラインナップ：ブロックタイプや、より使いやすいスティックタイプも販売されています。
• 購入場所：成城石井などの輸入食品店、iHerb、Amazon。

２．国産グラスフェッドバター（希少品）

日本国内でも、北海道や九州の一部の牧場では、グラスフェッド（牧草飼育）にこだわったバターを製造しています。しかし、その多くは生産量が非常に少なく、入手が難しい希少品となっています。

• 特徴：新鮮な国産牛乳を原料としているため、輸入ものとはまた違った、きめ細やかで上品な風味があります。
• 購入方法：生産者直販のオンラインストア、またはデパートの催事場などで限定的に販売されることが多いです。

国産品を見つけたら、ぜひ一度試してみてほしい逸品ですが、国産グラスフェッドバターの最新の販売状況は常にチェックが必要です。

初心者向け！グラスフェッドバターの選び方と失敗しないコツ

種類が豊富で、「どれを選べばいいの？」と迷ってしまう初心者の方も多いはずです。

ここでは、「初めてのグラスフェッドバター選び」で失敗しないために、チェックすべき3つのポイントと、用途別の選び方をご紹介します。モモストアが、あなたの用途にぴったりの一品を見つけるお手伝いをしますね！

失敗しないための3つのチェックポイント

グラスフェッドバターを選ぶ際に、パッケージや商品説明で確認すべき重要な点は以下の3つです。

１．「グラスフェッド」の割合は100％か？

厳密には、牛が「通年牧草だけ」を食べているかどうか（100% Grass-Fed）が重要です。一部の商品では、冬場などの季節的な理由で穀物飼料が混ざることもあります。

最高品質を求めるなら、パッケージに「100% Grass-Fed」や「Pasture-Raised（放牧飼育）」といった記載があるかを確認しましょう。これらの記載がない場合でも、大半は牧草主体で育っていますが、こだわるならチェックしてみてください。

２．有塩（Salted）か無塩（Unsalted）か？

これは用途によって選び方が変わります。

• 有塩（Salted）：パンに塗ったり、料理の仕上げに使ったりと、そのままの風味を楽しむ用途に向いています。塩分が味を引き立ててくれます。
• 無塩（Unsalted）：バターコーヒーや、お菓子・パン作りなど、塩分量を自分で調整したい用途に向いています。グラスフェッドバター本来の風味を純粋に楽しむこともできます。

３．発酵バターか、非発酵バターか？

バターには、ミルクを乳酸菌で発酵させて作る「発酵バター」と、そのまま作る「非発酵バター」があります。

• 発酵バター：特有のヨーグルトのような豊かな酸味とコクがあり、香りが非常に良いです。パンに塗るだけで、まるでヨーロッパの朝食のような高級感が味わえます。
• 非発酵バター：ミルク本来の素直で優しい風味が特徴です。バターコーヒーなど、他の材料の風味を邪魔したくない場合に適しています。

用途別のおすすめタイプ早見表

用途別おすすめグラスフェッドバタータイプ

用途	おすすめタイプ	選び方のヒント
バターコーヒー	無塩・非発酵バター	コーヒーの風味を活かすため、無塩で主張が少なめなものが◎。ギーも代替品として優秀。
パンに塗る	有塩・発酵バター	塩気と酸味がパンの甘みを引き立て、香りの良さが満足度を高めます。
お菓子作り・製菓	無塩・非発酵バター	塩分を正確に測る必要があるため、無塩タイプが必須。風味は製品の仕上がりに合わせて選ぶ。
ステーキや魚料理の仕上げ	有塩・発酵バター	豊かな香りとコクが、メインディッシュの高級感を格上げしてくれます。

これらのポイントを踏まえて、ご自身のライフスタイルと目的に合ったグラスフェッドバターを選んでみてくださいね。

バターコーヒーに最適！グラスフェッドバターの活用レシピ

グラスフェッドバターが有名になった最大の理由の一つが、「バターコーヒー」（完全無欠コーヒー）の存在です。このコーヒーは、朝食を置き換えることで、集中力の向上やダイエット効果が期待できるとされ、一躍ブームとなりました。

ここでは、初心者でも簡単に作れるバターコーヒーのレシピと、グラスフェッドバターを日常の料理に活かすモモストアおすすめの使い方をご紹介します。

基本のバターコーヒーレシピと成功させるコツ

バターコーヒーは、以下の3つの主要な材料を混ぜ合わせるだけで完成します。

【基本のバターコーヒー レシピ】

材料：

• 深煎り（フレンチローストなど）のコーヒー：1杯分（約250ml）
• グラスフェッドバター（無塩推奨）：大さじ1〜2杯（約12g〜24g）
• MCTオイル（中鎖脂肪酸油）：大さじ1〜2杯

作り方：

1. コーヒーを淹れ、温かいうちにミキサーやブレンダーに入れる。
2. グラスフェッドバターとMCTオイルを加え、蓋をする。
3. 30秒〜1分間、しっかりと攪拌する。
4. 全体が白く泡立ち、カフェラテのような均一な状態になったら完成です。

成功のコツ：

最も重要なのは、「しっかりと乳化させること」です。スプーンでただ混ぜるだけでは、バターが分離して油っぽさが残り、美味しくありません。必ず電動のブレンダーやミルクフォーマーを使って、クリーミーな泡立ちを作るようにしてください。この乳化によって、味がまろやかになるだけでなく、腹持ちも格段に良くなります。

料理を格上げするグラスフェッドバター活用術

バターコーヒーだけでなく、グラスフェッドバターは普段の料理にも活用することで、風味と栄養価をアップさせることができます。

１．シンプルな卵料理に
スクランブルエッグやオムレツを作る際、通常の油ではなくグラスフェッドバターを使うと、濃厚なミルクの香りが加わり、いつもの卵料理がワンランク上の味わいになります。特に目玉焼きの仕上げに少し溶かしてかけるのもおすすめです。

２．トーストやパンケーキに
焼きたてのトーストに厚めに塗り、少しの塩を振るだけで、その風味の良さが際立ちます。パンケーキの生地に混ぜ込む代わりに、焼き上がった後に乗せることで、独特のコクと香りが引き立ちます。

３．ステーキやソテーの風味付けに
肉や魚をソテーする際、仕上げにグラスフェッドバターをひとかけら加える（モンテ・オ・ブール）ことで、熱で溶けたバターの風味が食材全体を包み込み、レストランのような濃厚な香りを演出できます。特に、発酵タイプのグラスフェッドバターを使うと、風味の深みが違います。

モモストアの経験上、グラスフェッドバターは「シンプルな料理ほどその良さが際立つ」傾向にあります。ぜひ、いつもの料理と比べてみてくださいね。

グラスフェッドバターが高い理由と普通のバターとの違い

グラスフェッドバターを購入しようとして、その価格を見て「ちょっと高いな…」と感じた方もいるのではないでしょうか。

なぜ、一般的なバターと比べて価格が高いのか？それは、製造過程と、その栄養価の違いに理由があります。ここでは、グラスフェッドバターが高価である背景と、普通のバターとの決定的な違いを分かりやすく解説します。

価格が高くなる2つの主な理由

グラスフェッドバターが高価になる主な理由は、生産効率の低さと輸入コストにあります。

理由１：生産にかかる手間とコスト（放牧飼育）
通常の酪農では、効率を上げるために牛舎で大量の穀物飼料（トウモロコシや大豆など）を与えます。しかし、グラスフェッド（牧草飼育）では、牛を広大な牧草地で自由に放牧し、自然の牧草だけを主食として育てます。

• 牧草飼育は、穀物飼育に比べて手間がかかる（牧草地の管理、牛の移動など）。
• 穀物飼料に比べて成長が遅くなるため、ミルクの生産効率が低下する。
• 飼料となる牧草の品質が、天候や季節に左右されやすい。

これらの要因から、生乳の原価が通常のバターよりも高くなってしまうのです。

理由２：長距離の輸送と厳密な温度管理
日本で流通しているグラスフェッドバターの多くは、ニュージーランドやアイルランドなどの海外産です。これらの国から長期間かけて日本へ輸送するため、厳密な温度管理（冷凍便など）が必要となり、そのコストが製品価格に上乗せされます。

普通のバターにはない、グラスフェッドバターの栄養的優位性

単に「高い」だけでなく、価格に見合うだけの栄養的なメリットがあるのが、グラスフェッドバターの最大の特徴です。

１．オメガ3脂肪酸の含有量が多い
牧草には、魚油などにも含まれるオメガ3脂肪酸が多く含まれています。グラスフェッドバターは、穀物飼料で育った牛のバターに比べて、このオメガ3脂肪酸を2〜5倍多く含むと言われています。オメガ3は、体内で作れない必須脂肪酸であり、健康維持に役立つと注目されています。

２．共役リノール酸（CLA）が豊富
CLAは、共役リノール酸の略で、牧草を食べる牛のミルクに特に多く含まれる脂肪酸です。通常のバターよりもCLAの含有量が多く、美容やダイエットに関心がある人たちから注目されています。

３．ビタミンA、E、K2などが豊富
カロテン（ビタミンAの元）が豊富な牧草を食べるため、バターの色が濃い黄色（ゴールデンイエロー）になります。これは、ビタミンA、E、K2などの脂溶性ビタミンが豊富に含まれている証拠でもあります。

グラスフェッドバターと一般的なバターの比較

項目	グラスフェッドバター	一般的なバター
牛の主な飼料	牧草（グラス）	穀物飼料（グレイン）
オメガ3含有量	多い（2〜5倍）	少ない
色味	濃い黄色（ゴールデンイエロー）	薄い黄色〜白色
価格	高価	比較的安価

このように、グラスフェッドバターは、単なる嗜好品ではなく、機能性の高い健康食材として、価格が高いのにも納得できるだけの理由があるのです。

買える店舗が近くにない！賢く代用できる類似品とは？

「近くにコストコも高級スーパーもない…」「すぐに手に入れたいけれど、通販だと待てない！」そんな時もありますよね。

グラスフェッドバターがすぐに手に入らない場合に、その代わりとして使える類似品や代替品を知っておくと、非常に便利です。ここでは、グラスフェッドバターの「代用」として使える食材を、用途別にご紹介します。

バターコーヒーの代用なら「ギー」か「MCTオイル」

バターコーヒーの目的は、「良質な脂質」を摂取し、エネルギー源とすることです。この用途において、グラスフェッドバターの最も優れた代用となるのが、ギー（Ghee）とMCTオイルです。

１．グラスフェッドギー（Ghee）

ギーは、グラスフェッドバターを煮詰めて、水分とタンパク質（カゼインやホエイ）を取り除いた純粋なオイルです。

• メリット：グラスフェッドバターの栄養価（CLA、ビタミン類など）をほとんどそのまま凝縮しています。常温保存が可能で、賞味期限も長いため、非常に入手しやすく、ドラッグストアや一部のスーパーでも見つかることがあります。
• デメリット：バター本来のクリーミーさはないため、バターコーヒーの口当たりは少し変わります。

２．MCTオイル（中鎖脂肪酸油）

MCTオイルは、ココナッツやパームの種に含まれる中鎖脂肪酸だけを抽出したオイルで、エネルギーに変わりやすい良質な脂質として知られています。バターコーヒーには必須の材料ですが、これを多めに使うことで、グラスフェッドバターの代用としても機能します。

ギーやMCTオイルであれば、オンライン通販だけでなく、iHerbなどの健康食品専門のECサイトでも簡単に手に入ります。

料理やトーストの代用なら「高品質な発酵バター」

料理やトーストに塗って「風味の良さ」を楽しみたい場合、グラスフェッドであることにこだわるよりも、「高品質であること」に焦点を当てたバターを選ぶのがおすすめです。

１．国産の高品質な発酵バター
例えば、よつ葉バターやカルピス特撰バターといった、国産の高品質な発酵バターは、風味とコクが非常に豊かです。グラスフェッドバターほどの特別な栄養価はありませんが、その深い香りと滑らかな口溶けは、料理やパンの味を十分に引き立ててくれます。これらは、比較的大きなスーパーの乳製品コーナーで見つかることが多いです。

２．エキストラバージンオリーブオイル
健康的な脂質として、グラスフェッドバターの代わりにエキストラバージンオリーブオイルをトーストにかけたり、料理に使ったりするのも有効です。特に、上質なオリーブオイルは、バターとは異なるフルーティーな香りとコクを与えてくれます。

代用品を選ぶ際は、「グラスフェッドバターで実現したいことは何か？」を考えて、栄養価（ギー・MCTオイル）か風味（高品質バター）のどちらを優先するかを決めると、選びやすくなりますよ。

【モモストアの結論】迷ったらココ！おすすめ購入先まとめ

さて、グラスフェッドバターがどこで買えるか、具体的な店舗からオンライン通販まで、たくさんの情報をお届けしました。

最後に、モモストアとして「結局どこで買うのが一番おすすめなの？」という疑問にお答えするために、あなたの状況別のおすすめ購入先をまとめました。迷ったときは、このリストを参考にしてみてください！

シチュエーション別！失敗しないベストな購入先

あなたがグラスフェッドバターをどう使いたいか、何を重視するかによって、最適な購入先は異なります。

🥇 コストパフォーマンスを最優先するなら：【コストコ】

• おすすめ理由：大容量パックのウェストゴールドバターが、グラム単価で最も安くなる可能性が高いです。日常的にバターコーヒーなどで大量消費する方に最適です。
• 注意点：会員である必要があることと、在庫がない場合があることです。

🥈 種類を比較して選びたい、確実性を求めるなら：【Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング】

• おすすめ理由：ニュージーランド産、アイルランド産など、世界中のメーカーを自宅にいながら比較でき、「クール便配送」を選べば品質も安心です。ポイント還元やセールを利用すれば、コストコに匹敵するお得な価格で手に入ります。
• 注意点：送料がかかる場合があるため、送料無料ラインを狙うか、まとめ買いが必須です。

🥉 今すぐ少量だけ試したい、こだわり派なら：【成城石井、紀ノ国屋などの高級スーパー】

• おすすめ理由：すぐに手に入り、品質の高いメーカーのバターが置いてあります。発酵バターなどの少しニッチな商品も選べるのが魅力です。
• 注意点：価格は最も高くなる傾向があります。

【モモストア流】賢くグラスフェッドバターを続けるための提案

グラスフェッドバターは、続けることに意味がある食材です。モモストアは、以下の方法で賢く続けていくことをおすすめします。

１．「オンラインでのまとめ買い＋冷凍保存」を基本とする

グラスフェッドバターの鮮度を保ちながら、コストを抑えるには、通販で大容量を買い、小分けにして冷凍保存するのが最も効率的です。これにより、頻繁に店舗を訪れる手間が省け、買い忘れの心配もなくなります。

２．用途に応じて「バター」と「ギー」を使い分ける

バターコーヒー用には、常温保存できるギーを使い、トーストや料理の風味付けには冷凍保存のブロックバターを使う、というように使い分けることで、冷蔵庫のスペースも有効活用でき、効率的です。

３．メルカリなどは「最終手段」と割り切る

フリマサイトは、品質の保証が難しいため、価格の安さに惑わされず、安全なルートでの購入を基本としましょう。健康のための投資ですから、品質を最優先にすることが、長い目で見ても最善の選択です。

この記事が、あなたのグラスフェッドバター選びのお役に立てたなら幸いです。ぜひ、良質なバターで、豊かな食生活を送ってくださいね！

ちなみに、モモストアの周りでは、Amazonでウェストゴールドを定期購入している人が一番多いですよ！