自分でできる!パーマ液はどこで買える?市販品の選び方を徹底解説

自分でできる!パーマ液はどこで買える?市販品の選び方を徹底解説

「急にパーマをかけたくなったけど、パーマ液ってどこで売ってるの?」
そう思って、近所の薬局やコンビニを探してみたけど見つからず、困っている方も多いのではないでしょうか?
美容室に行かずに自宅でセルフパーマを試したい時、パーマ液の販売場所や種類が気になりますよね。 この記事では、市販のパーマ液が手に入るお店と、失敗しないための選び方をモモストアが詳しく解説します!

・パーマ液はどこで買える?市販されている主要な販売店リスト
・ドラッグストア(薬局)での取り扱い状況を徹底調査!
・バラエティショップ・ホームセンター・ドンキでの購入可否
・コンビニや100円ショップ(ダイソー・セリア)では手に入る?
・オンラインストア(Amazon・楽天・Yahoo!)で購入するメリット
  1. パーマ液はどこで買える?市販されている主要な販売店リスト
  2. ドラッグストア(薬局)での取り扱い状況を徹底調査!
    1. ベネゼルやプロカリテなどの定番ブランドは必ずある?
    2. 店舗によって品揃えに違いはある?
  3. バラエティショップ・ホームセンター・ドンキでの購入可否
    1. ドン・キホーテのパーマ液の品揃えは?
    2. ロフト・東急ハンズ(ハンズ)・プラザなどのバラエティショップ
    3. ホームセンター(カインズ・コーナンなど)の状況
  4. コンビニや100円ショップ(ダイソー・セリア)では手に入る?
    1. セブン・ローソン・ファミマなどのコンビニエンスストア
    2. ダイソー・セリア・キャンドゥなどの100円ショップ
  5. オンラインストア(Amazon・楽天・Yahoo!)で購入するメリット
    1. オンライン購入が最強である5つの理由
    2. フリマアプリ(メルカリなど)での購入は避けるべき理由
  6. 市販のパーマ液の主な種類と成分を知ろう
    1. パーマ液の主要な成分3タイプ
      1. チオグリコール酸系(しっかりウェーブ派におすすめ)
      2. システイン系(マイルドでナチュラルな仕上がり)
      3. システアミン・ブチロラクトンチオール系(化粧品分類に多い)
  7. 【医薬部外品】と【化粧品】の違いって何?
    1. 医薬部外品パーマ液の特徴
    2. 化粧品パーマ液の特徴
  8. 失敗しない!自宅用パーマ液の選び方の3つのポイント
    1. ポイント1:現在の髪のダメージレベルを把握する
    2. ポイント2:目的のウェーブの強さに合ったものを選ぶ
    3. ポイント3:ニオイの対策がされているかを確認する
  9. パーマ液使用時の注意点と安全に使うためのコツ
    1. 絶対にしてはいけないこと!使用禁止の条件
    2. 使用前のパッチテストは必須
    3. 放置時間は絶対に守ること
  10. 強いウェーブをかけたい人におすすめの市販パーマ液ブランド
    1. ダリヤ ベネゼル ウェーブパーマ液(全体用)
    2. プロカリテ EXストレートパーマ ショート用・ロング用
  11. 髪へのダメージを抑えたい人におすすめの優しいパーマ液
    1. ベネゼル ウェーブパーマ液(ダメージヘア用)
    2. 化粧品分類のパーマ剤(主にオンライン・バラエティショップ)
      1. システアミン系のメリット
  12. パーマ液と一緒に用意したい必須アイテムリスト
    1. パーマ液を塗布する際に必要なもの
    2. パーマ後のケアに必要なもの
  13. 市販のパーマ液でセルフパーマを成功させるためのコツ
    1. コツ1:準備は入念に!作業環境と時間の確保
    2. コツ2:ロッドは「きつく」「均一に」巻く
    3. コツ3:第1剤は「たっぷり」と「素早く」塗る
  14. まとめ:パーマ液はドラッグストアかオンラインで!

パーマ液はどこで買える?市販されている主要な販売店リスト

momo-store.jp

まず結論からお伝えしますと、パーマ液は特定の場所でしっかりと市販されています。ただし、一般的な日用品とは少し異なる棚に置かれていることが多いため、「見つけにくい」と感じる方もいるかもしれませんね。
パーマ液は、髪の組織に働きかける薬剤なので、薬機法(旧薬事法)に基づいた規制があり、販売ルートが限られているわけではありませんが、お店側が「どの棚に置くか」という判断をしています。

主に市販のパーマ液を取り扱っているお店をリストアップしました。まずはここからチェックしてみてください。

販売場所の種類 取り扱いの有無 商品の特徴 購入のポイント
ドラッグストア/薬局 ◎(最も一般的) 主要なブランド(ベネゼル、プロカリテなど)が揃う。種類も豊富。 ヘアケア、ヘアカラー剤のコーナーを探す。
バラエティショップ ○(大型店のみ) 美容系のトレンド商品や少し専門的なものが置かれていることがある。 店舗の規模に左右される。
ホームセンター △(一部店舗) 日用品や理美容用品コーナーに、少数の定番品がある場合も。 店舗の品揃えを確認する必要がある。
ディスカウントストア(ドン・キホーテなど) 定番品から、海外製や特殊な商品が見つかることも。価格も安い場合あり。 在庫状況が不安定なことがある。
オンラインストア ◎(最も豊富) プロ仕様のものや、日本では珍しい商品も購入可能。 レビューをしっかり確認し、成分表もチェックすること。

この中でも、やはりドラッグストアとオンラインストアが最も手に入りやすい場所となります。

ドラッグストア(薬局)での取り扱い状況を徹底調査!

市販のパーマ液を探す上で、まず最初にチェックすべきなのは、やはりマツモトキヨシやウェルシア、サンドラッグ、ツルハなどの大手ドラッグストアです。これらの店舗では、セルフパーマ用の薬剤が非常に高い確率で置いてありますよ。

ベネゼルやプロカリテなどの定番ブランドは必ずある?

ドラッグストアで市販されているパーマ液の定番といえば、

  • ダリヤの「ベネゼル ウェーブパーマ液」シリーズ
  • ウテナの「プロカリテ 縮毛矯正セット/EXストレートパーマ」シリーズ

この2大ブランドは、多くのドラッグストアで取り扱いがある主力商品です。特に「ベネゼル」は、ウェーブ用と部分用、さらにダメージヘア用と、細かく種類が分かれているのが特徴的ですね。
店頭では、これらの商品がヘアカラー剤やブリーチ剤が並んでいる棚の隅に置かれていることが多いです。もし見当たらない場合は、店員さんに「セルフパーマ剤はどこですか?」と尋ねてみましょう。

店舗によって品揃えに違いはある?

はい、実はドラッグストアでも、店舗の規模によって品揃えには大きな違いがあります。
郊外の大型店舗や、美容品に力を入れている店舗では、ウェーブ用だけでなく、ストレートパーマ用や部分用、あるいは成分の優しい「化粧品」分類のパーマ液など、数多くの種類を取り扱っている傾向があります。
一方、駅前の小さな店舗やコンビニ併設型の店舗では、定番の「ベネゼル ウェーブパーマ液(全体用)」の1種類だけ、といった最小限の品揃えになっていることもありますので、注意が必要です。

もし、特殊なパーマ液や、特定の成分(例:システアミン系)のパーマ液を探している場合は、マツキヨのオンラインストア(新しいタブで開きます)や、ウエルシアなど、各ドラッグストアのオンラインストアで在庫をチェックしてから行くのが賢い方法ですよ!

バラエティショップ・ホームセンター・ドンキでの購入可否

ドラッグストア以外にも、パーマ液が手に入る可能性のある店舗を詳しく見ていきましょう。「もしかしてあのお店にもあるかな?」という疑問をスッキリさせますね。

ドン・キホーテのパーマ液の品揃えは?

ディスカウントストアのドン・キホーテは、美容関連商品の品揃えが非常に豊富なことで知られています。パーマ液に関しても、定番のパーマ液はもちろん、時々、他の店舗では見かけないような珍しい輸入ブランドや、終売間近の掘り出し物が見つかることもあります
価格も、ドラッグストアよりも少し安くなっていることがあるため、もし近くにあれば立ち寄ってみる価値は十分にあります。
ただし、ドンキは商品の入れ替わりが激しいため、特定のパーマ液を目当てに行く場合は、事前に電話などで在庫を確認することをおすすめします。

ロフト・東急ハンズ(ハンズ)・プラザなどのバラエティショップ

ロフトやハンズ、プラザなどのバラエティショップは、化粧品や美容グッズに特化したコーナーがありますが、実はパーマ液自体の取り扱いは少ないか、全くない場合があります。これらの店舗では、パーマ液よりも、パーマを長持ちさせるためのスタイリング剤やトリートメント、コテ・アイロンなどの電化製品が中心の品揃えとなっていることが多いからです。
もし、これらの店舗で探すとしたら、「プロ仕様」に近い、少し高価格帯のパーマ関連アイテムがごく少数置かれている可能性があります。

ホームセンター(カインズ・コーナンなど)の状況

ホームセンターも、一部の大型店舗では日用品や美容品コーナーを広く設けていますが、パーマ液に関しては「取り扱いがない」か「ごくわずかな定番品のみ」というケースがほとんどです。
ホームセンターのメイン商品は、DIY用品やガーデニング用品なので、パーマ液のような専門的な美容品の優先順位は低いと考えられます。
時間がない方は、最初からドラッグストアかオンラインストアに絞って探す方が効率的ですよ。

コンビニや100円ショップ(ダイソー・セリア)では手に入る?

手軽さでいえば、コンビニや100円ショップは最強ですが、さすがにパーマ液となるとどうでしょうか?多くの人が気になる疑問を解決します。

セブン・ローソン・ファミマなどのコンビニエンスストア

結論から言うと、主要なコンビニエンスストアでは、パーマ液の販売はしていません
コンビニの美容品は、シャンプーやリンス、歯ブラシ、カミソリ、簡単なヘアスプレーなど、旅行や急な宿泊時に必要な最低限のものに絞られています。パーマ液は「緊急性の高い日用品」とは見なされないため、基本的に店頭には並んでいません。
もし、コンビニで見かけるとすれば、それはパーマ液ではなく、パーマ後のウェーブを復活させるための「パーマもどしフォーム」などのスタイリング剤だと思って間違いないでしょう。

ダイソー・セリア・キャンドゥなどの100円ショップ

100円ショップは、最近は驚くほど色々なものが手に入りますよね!でも、パーマ液に関してはどうでしょうか?
残念ながら、ダイソーやセリア、キャンドゥなどの100円ショップで、髪の構造を変えるための「パーマ液(第1剤・第2剤)」が販売されている例は、現在確認されていません。パーマ液は、成分が厳しく管理されている「医薬部外品」または「化粧品」であり、その製造コストや品質管理の観点から、100円での販売は難しいと予想されます。
ただし、パーマ液を塗布する際に使う「ロッド(カーラー)」や「イヤーキャップ」「ケープ」などの小物類は、100円ショップでも豊富に手に入ります。パーマ液本体はドラッグストアで購入し、ツール類は100円ショップで揃えるのが賢い方法ですよ!

ちなみに、ロッドの太さの種類が豊富なのは、手芸店や大型のバラエティショップ(新しいタブで開きます)でもチェックしてみるといいかもしれません。

オンラインストア(Amazon・楽天・Yahoo!)で購入するメリット

「近くのお店に欲しい種類がなかった」「誰にも見られずにゆっくり選びたい」という方には、オンラインストアでの購入が断然おすすめです。

オンライン購入が最強である5つの理由

オンラインショッピングは、実店舗にはない多くのメリットがあります。パーマ液の購入において特にメリットとなる点をまとめました。

  1. 品揃えが圧倒的に豊富: 市販の定番品から、美容室専売品(プロ仕様)に近いアイテムまで、幅広い選択肢から選べます。
  2. 価格比較が容易: Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングで価格や送料を瞬時に比較でき、最もお得なショップを見つけられます。
  3. 詳細なレビューを確認できる: 実際に使用した人のリアルな口コミ(かかり具合、ニオイ、ダメージなど)を参考に、失敗を避けられます。
  4. 成分をじっくり比較できる: 商品ページで成分表を拡大して確認し、自分の髪質に合った薬剤を時間をかけて選べます。
  5. 大型のセットや業務用品も手に入る: 複数回使える大容量のものや、ロットなどの付属品がセットになった商品も簡単に見つかります。

フリマアプリ(メルカリなど)での購入は避けるべき理由

稀に、メルカリなどのフリマアプリでパーマ液が出品されているのを見かけますが、パーマ液などの薬剤は、フリマアプリでの購入は絶対に避けるべきです

  • 品質の保証がない: 薬剤は使用期限や保管状態が非常に重要です。フリマアプリでの購入では、いつ製造されたものか、適切に保管されていたかの保証がありません。
  • 効果が出ない、またはダメージが強い: 劣化した薬剤を使うと、パーマが全くかからなかったり、逆に髪を極度に傷つけてしまうリスクがあります。
  • 使用方法のサポートがない: 公式ショップからの購入であれば、万が一の際にメーカーに問い合わせることも可能ですが、個人売買ではそうしたサポートは一切期待できません。

大切な髪を守るためにも、パーマ液は必ず、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなどの正規のルートで購入するようにしましょう。

市販のパーマ液の主な種類と成分を知ろう

お店やオンラインでパーマ液を探し始めると、「種類が多くてどれを選べばいいかわからない!」と迷ってしまうかもしれません。パーマ液は、含まれている主成分によって、効果の強さや髪への優しさが大きく異なります。ここでは、市販されているパーマ液の主な成分とその特徴について解説します。

パーマ液の主要な成分3タイプ

市販のパーマ液の主要な有効成分は、主に以下の3種類に大別されます。自分の目的(しっかりかけたいか、優しくかけたいか)に合わせて選びましょう。

チオグリコール酸系(しっかりウェーブ派におすすめ)

医薬部外品に分類されるパーマ液の代表的な成分です。

  • 特徴: 髪の結合を強く切断し、しっかりとしたウェーブやストレートを形成する力が非常に強いです。
  • 向いている人: 髪が太くて硬い人、パーマがかかりにくいと感じている人、強めのカールを望む人。
  • 注意点: 効果が強い分、髪への負担も大きめです。すでにダメージがある髪に使う際は、特に慎重に選ぶ必要があります。

システイン系(マイルドでナチュラルな仕上がり)

チオグリコール酸よりも作用がマイルドで、髪への負担が比較的少ない成分です。

  • 特徴: ゆるやかで自然なウェーブや、毛先に動きを出す程度の仕上がりを目指すのに適しています。
  • 向いている人: 髪が細い・柔らかい人、初めてセルフパーマに挑戦する人、自然なニュアンスを求める人。
  • 注意点: 強いカールはかかりにくいため、剛毛の人やしっかりパーマをかけたい人には物足りない場合があります。

システアミン・ブチロラクトンチオール系(化粧品分類に多い)

主に化粧品に分類されるパーマ剤に使用される成分です。

  • 特徴: 作用は非常に穏やかで、髪へのダメージを抑えながら、トリートメント感覚でパーマをかけられます。
  • 向いている人: 髪のダメージが気になる人、パーマ液のツンとしたニオイが苦手な人(システアミンは独特なニオイがありますが、商品によっては抑えられています)。
  • 注意点: 持続力はチオグリコール酸系に比べて短い傾向があります。

【医薬部外品】と【化粧品】の違いって何?

パーマ液を選ぶ際にパッケージを見ると、「医薬部外品」と「化粧品」という表示があることに気づくはずです。「なんだか難しそう…」と感じるかもしれませんが、この違いを知っておくと、自分の髪に合ったパーマ液を確実に選べるようになりますよ!

医薬部外品パーマ液の特徴

医薬部外品は、厚生労働大臣が定めた有効成分が一定濃度で配合されており、「人に対する効果・効能」を標榜することが認められている製品です。

  • 効果: 作用が強く、髪の組織(シスチン結合)をしっかり変形させる力が強いです。
  • 主成分: チオグリコール酸や、その塩類が中心です。
  • 向いている髪質: 剛毛、太い髪、パーマがかかりにくい髪。しっかりとしたカールやストレートを目指したいとき。
  • 注意点: 作用が強い分、使用法を間違えると髪へのダメージも大きくなるため、説明書をよく読むことが非常に重要です。

化粧品パーマ液の特徴

化粧品は、作用が穏やかで、髪を美しく健やかに保つことを目的とした製品です。

  • 効果: 作用がマイルドで、主に髪の表面近くに働きかけます。ゆるいウェーブや、パーマをかけた後のメンテナンス、ニオイの軽減などを目的にしています。
  • 主成分: システアミンやブチロラクトンチオールなどが中心です。
  • 向いている髪質: ダメージヘア、細い髪、猫っ毛。ゆるいニュアンスやトリートメント効果を求める場合。
  • 注意点: 強いパーマ効果は期待できません。髪の太い人や硬い人にはパーマがかかりにくい可能性があります。

「しっかりかけたいなら医薬部外品」「優しくかけたいなら化粧品」と覚えておくと選びやすいですね!
自分の髪質がどちらに分類されるか不安な場合は、髪質診断のセルフチェック(新しいタブで開きます)を試してみるのも良いでしょう。

失敗しない!自宅用パーマ液の選び方の3つのポイント

パーマ液の種類や販売場所が分かったところで、いよいよ「どれを選ぶか」が重要になります。せっかくセルフパーマに挑戦するなら、失敗は避けたいですよね。ここでは、あなたの髪を素敵に仕上げるための選び方の3つのポイントをご紹介します。

ポイント1:現在の髪のダメージレベルを把握する

パーマ液を選ぶ上で、最も大切なのは今の自分の髪がどれくらい傷んでいるかを正確に知ることです。

髪の状態 選ぶべきパーマ液 理由
健康な髪(カラー・パーマ経験なし、剛毛) 医薬部外品(チオグリコール酸系) 強い薬剤でなければ、しっかりパーマがかかりにくいです。
軽度なダメージ(1,2回のカラー経験あり) 医薬部外品(システイン配合) マイルドな作用で、ダメージを抑えつつカールを出せます。
重度のダメージ(ブリーチや縮毛矯正を繰り返している) 化粧品(システアミン系) これ以上髪を傷めないことを最優先に。強い薬剤は毛切れの原因になります。

特に、ブリーチ毛やハイダメージ毛に強いパーマ液を使うと、チリチリになってしまう「ビビリ毛」の原因になります。不安な方は、最初からダメージヘア専用と記載された、作用の優しいものを選びましょう。

ポイント2:目的のウェーブの強さに合ったものを選ぶ

「しっかりパーマをかけたい」のか、「毛先にゆるい動きを出したい」のかによって、選ぶべきパーマ液のパッケージが異なります。

  • しっかりウェーブ向け: パッケージに「しっかりウェーブ」「強め」などと記載されている、作用の強いタイプ(チオグリコール酸系が多い)。
  • ゆるふわウェーブ向け: パッケージに「ふんわり」「ナチュラルウェーブ」「ダメージ用」などと記載されている、作用がマイルドなタイプ(システイン・システアミン系が多い)。

また、パーマ液には「全体用」と「部分用」があります。前髪やトップなど、一部だけパーマをかけたい場合は、薬剤の量が少なく扱いやすい「部分用」を選ぶと無駄がありませんよ。

ポイント3:ニオイの対策がされているかを確認する

パーマ液特有の「ツン」としたニオイは、硫黄化合物が原因で発生します。このニオイが苦手でセルフパーマをためらっている方もいるかもしれません。

最近の市販パーマ液は、ニオイ対策がしっかりされているものが多いです。例えば、「さわやかなフローラルの香り」「カモミールの香り」など、香料を配合してニオイをマスキングしている製品を選ぶと、自宅でも快適に作業ができます。
特に、システアミン系の薬剤はニオイが強くなりがちなので、口コミで「ニオイが気にならない」と評価されている商品を選ぶと安心ですよ。

パーマ液使用時の注意点と安全に使うためのコツ

パーマ液は、髪の組織に作用する薬剤ですので、安全に、そして確実に効果を出すためには、いくつかの注意点を守る必要があります。

絶対にしてはいけないこと!使用禁止の条件

以下の条件に該当する場合は、パーマ液の使用を絶対にお控えください。無理に使用すると、重大な髪の損傷や皮膚トラブルにつながる可能性があります。

  1. 過去にパーマ液でかぶれやアレルギーを起こしたことがある。
  2. 皮膚に傷、はれもの、湿疹などの異常がある。
  3. 妊娠中または病中・病後の回復期にある。(ホルモンバランスの変化でパーマがかかりすぎたり、体調を崩す原因になることがあります)
  4. ブリーチや縮毛矯正を繰り返していて、髪が著しく傷んでいる。(毛髪が溶けたり、チリチリになるリスクがあります)

特に妊娠中の方や体調が優れない時は、パーマ液の成分が体に与える影響を考慮し、使用を控えるべきです。

使用前のパッチテストは必須

パーマ液を使用する48時間前には、必ずパッチテスト(皮膚アレルギー試験)を行ってください。これは、頭皮や顔につく可能性のある薬剤に対して、体がアレルギー反応を起こさないかを確認するための重要な手順です。

商品の説明書に従って、少量の薬剤を腕の内側などに塗布し、48時間放置します。この間に、かゆみ、赤み、はれなどの異常が出た場合は、そのパーマ液は使用できません。面倒に感じるかもしれませんが、安全のためには絶対に省いてはいけないステップです。
パッチテストの方法については、メーカーの公式サイト(新しいタブで開きます)で確認できますよ。

放置時間は絶対に守ること

「もっとしっかりかけたいから」と、説明書に書かれている放置時間よりも長く放置するのはNGです。
パーマ液は、放置時間が長すぎると髪に過剰なダメージを与え、最悪の場合、髪が切れてしまったり、不自然なチリチリの仕上がりになることがあります。逆に短すぎるとパーマが全くかかりません。
必ずタイマーで時間を計り、指定された放置時間を厳守しましょう。

強いウェーブをかけたい人におすすめの市販パーマ液ブランド

「とにかくしっかりとしたカールが欲しい!」「髪が太くて硬いから、強めのパーマ液じゃないと不安」という方におすすめの、高評価を得ている市販パーマ液ブランドをご紹介します。

ダリヤ ベネゼル ウェーブパーマ液(全体用)

市販パーマ液のド定番中のド定番です。ドラッグストアに行けば必ず見つかると言っても過言ではありません。

  • 特徴: チオグリコール酸を主成分とした「医薬部外品」で、ウェーブ形成力が非常に強いです。液だれしにくいミルキーベースのパーマ液が、髪にしっかり密着して作用します。
  • おすすめポイント: 説明書が非常に分かりやすく、カラー写真付きでロッドの巻き方まで解説されているため、初めてセルフパーマをする方でも安心して使えます。
  • 向いている人: 剛毛、健康毛の人。失敗せずに強めのカールを出したい人。

プロカリテ EXストレートパーマ ショート用・ロング用

ウェーブではなく、ナチュラルなストレートヘアを目指したい方におすすめなのが、プロカリテのストレートパーマセットです。

  • 特徴: 髪をまっすぐにするための薬剤と、仕上げのトリートメントがセットになっています。プロカリテは、髪を保護しながらストレートにする「スムースキープ処方」を採用しているため、ストレートパーマ特有のパサつきを抑えてくれます。
  • おすすめポイント: 「ショート用」「ロング用」と髪の長さに合わせたセットがあり、薬剤の量を無駄なく使えるのが魅力です。
  • 向いている人: 生まれつきのクセ毛を抑えたい人。ボリュームをダウンさせたい人。

これらの商品は、Amazonや楽天市場でも非常に多くのユーザーレビューがついており、信頼性が高いです。

髪へのダメージを抑えたい人におすすめの優しいパーマ液

「過去のカラーリングで髪が傷んでいるけど、ゆるくパーマをかけたい」「できるだけ髪に負担をかけずにニュアンスを出したい」という、髪の優しさを最優先したい方へのおすすめをご紹介します。

ベネゼル ウェーブパーマ液(ダメージヘア用)

先ほど紹介したベネゼルシリーズの中にも、髪への優しさを考慮したタイプがあります。

  • 特徴: チオグリコール酸の作用をマイルドにし、その分トリートメント成分をたっぷり配合しています。ウェーブ力は定番品に比べて穏やかですが、髪への負担を大きく減らしています。
  • おすすめポイント: 髪の主成分であるシスチンを多く含むアミノ酸などが配合されており、パーマ中に失われがちな栄養を補給する設計になっています。ニオイも抑えられていますよ。
  • 向いている人: 細い髪、猫っ毛、カラーやドライヤーの熱などでパサつきが気になる人。

化粧品分類のパーマ剤(主にオンライン・バラエティショップ)

ドラッグストアではあまり見かけませんが、オンラインストアでは、システアミンやブチロラクトンチオールを主成分とした「化粧品」分類のパーマ剤が多く販売されています。

システアミン系のメリット

システアミンは、美容室のメニューでも使われる成分で、アルカリ度が低く、髪へのダメージを抑えながらも、自然な弾力のあるカールを作り出すことができます。

  • 仕上がり: 柔らかく、パサつきにくい。
  • ニオイ: 独特なニオイがありますが、商品によっては気にならないレベルに改良されています。
  • 探し方: Amazonや楽天市場で「システアミン パーマ液」で検索すると、美容室専売品を小分けにしたような商品が見つかることがあります。
    ただし、プロ用に近い商品を選ぶ際は、必ず使用経験者のレビューを参考に、自己責任で使用することが求められます。

パーマ液と一緒に用意したい必須アイテムリスト

パーマ液本体を購入したら、次に用意すべきなのは、セルフパーマを成功させるための「ツール」です。これらが揃っているかどうかで、仕上がりのクオリティと作業のしやすさが劇的に変わります!

パーマ液を塗布する際に必要なもの

パーマ液を均一に塗ることは、セルフパーマ成功の鍵です。

  1. ロッド(カーラー): ウェーブの大きさを決める最も重要なアイテム。細いほど強く、太いほどゆるいウェーブになります。様々な太さのものを複数用意すると便利です。100円ショップでも手に入りますよ。
  2. ダッカール(ヘアクリップ): 髪をブロック分けするのに使います。作業中に他の髪が邪魔にならないように固定します。
  3. コーム(くし): ロッドを巻く前に髪をきれいにとかす用と、薬剤を塗る時に使えるテールコームがあると便利です。
  4. 手袋: 薬剤から肌を守るために必須です。パーマ液のセットにも入っていますが、予備のビニール手袋を用意しておくと安心です。
  5. イヤーキャップ/ケープ: 薬剤が耳や服につくのを防ぎます。特にケープは、家にある大きめのタオルやゴミ袋などで代用することも可能です。

パーマ後のケアに必要なもの

パーマをかけた直後の髪は非常にデリケートです。適切なケア用品を用意しておきましょう。

アイテム 使用目的 購入場所
アフタートリートメント パーマ後の髪のアルカリに傾いた状態を中和し、ダメージを軽減。 ドラッグストア、オンライン
パーマ用シャンプー/コンディショナー パーマの持ちを良くし、カラーの色落ちも防ぐ。 ドラッグストア、オンライン
ヘアキャップ 放置時間中、頭の温度を保ち、パーマ液の作用を安定させる。 100円ショップ、バラエティショップ

特にアフタートリートメントは、パーマ液のセットに含まれていることが多いですが、より高機能なものを使うと、仕上がりの手触りが格段に良くなります。

市販のパーマ液でセルフパーマを成功させるためのコツ

最後に、モモストア流のセルフパーマ成功のためのちょっとした裏ワザやコツをお伝えします!これであなたも自宅でプロ級の仕上がりに近づけますよ。

コツ1:準備は入念に!作業環境と時間の確保

パーマは、途中でやめることができない作業です。最低でも2~3時間は集中できる時間を確保し、薬剤を床にこぼしても大丈夫なように、新聞紙やビニールシートを敷いておきましょう。
また、鏡を2枚用意して、後ろ側も確認できるようにしておくと、巻き残しを防げます。

コツ2:ロッドは「きつく」「均一に」巻く

セルフパーマで最も失敗しやすいのが、「巻きが甘い」ことです。

  • きつく巻く: ロッドを巻く時は、髪の根元に向かってしっかりとテンションをかけ、たるみがないようにきつく巻きましょう。
  • 均一に巻く: 髪の毛束の量や、ロッドの太さがバラバラだと、パーマのかかり具合にもムラができます。なるべく同じ幅で毛束を取り、均等な力で巻きつけることが大切です。

美容師さんがやっているように、最初は太めのロッドで全体を巻き、慣れてきたら細かく分ける練習をしてみると上達が早いです。

コツ3:第1剤は「たっぷり」と「素早く」塗る

パーマ液の第1剤(ウェーブを作る薬剤)は、髪全体にムラなく浸透させなければ意味がありません。

  • たっぷりと: 髪の表面だけでなく、ロッドで巻いた内側までしっかり薬剤が染み込むように、惜しみなく塗布しましょう。
  • 素早く: 第1剤を塗った瞬間からパーマはかかり始めています。塗布に時間がかかりすぎると、最初に塗った部分と最後に塗った部分で放置時間に差が出てしまい、ムラの原因になります。できるだけ素早く、均一に塗り終えるように心がけてください。

セルフパーマは、準備と手順をしっかり守れば、自宅でも十分に理想のヘアスタイルを実現できます。ぜひ、この記事を参考にチャレンジしてみてくださいね!

この記事を最後まで読んでくださり、ありがとうございました。モモストアでした!
セルフパーマ成功の秘訣をもっと詳しく知りたい方はこちら(新しいタブで開きます)
自宅で縮毛矯正を行う場合の注意点はこちら(新しいタブで開きます)

まとめ:パーマ液はドラッグストアかオンラインで!

今回は、「パーマ液はどこで売ってるの?」という疑問から、販売店、選び方、そしてセルフパーマを成功させるためのコツまでを解説しました。

改めて、重要なポイントをまとめておきますね。

  • 販売場所:ドラッグストア(ベネゼル、プロカリテなどの定番品が豊富)か、オンラインストア(種類が最も豊富で価格比較も容易)で探すのがベスト。
  • 避けるべき場所: コンビニや100円ショップにはパーマ液本体は基本的にありません。フリマアプリでの購入は品質保証の面から避けるべきです。
  • 選び方:医薬部外品」(しっかりかかる)か「化粧品」(髪に優しい)かを、現在の髪のダメージレベルと、かけたいウェーブの強さで判断しましょう。
  • 最重要ポイント: 薬剤なので、使用前のパッチテストと、説明書通りの放置時間厳守は絶対に守ってくださいね!

自分にぴったりのパーマ液を見つけて、理想のヘアスタイルを手に入れてください。あなたのセルフパーマが成功することを、モモストアは心から応援しています!
髪の毛がパーマでウェーブする仕組み(新しいタブで開きます)
パーマ後のシャンプーはいつからOK?(新しいタブで開きます)

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