ネコポスはどこで売ってる?コンビニ、郵便局、100均の販売場所と送り方・サイズを徹底解説
こんにちは、モモストアです!
フリマアプリやネットオークションが日常の一部になった今、「ネコポス」という言葉をよく聞くようになりましたよね。
「ネコポスって結局どこで売ってるの?」
「専用の箱はどこに置いているの?」
そう思って検索された方も多いのではないでしょうか?
結論から言うと、ネコポス自体は特定の場所で「売られている」わけではありませんが、ネコポスで送るための便利な梱包資材は様々な場所で購入できます。
この記事では、ネコポス対応の資材がどこで買えるか、そして損をしないための送料の仕組みや、サイズオーバーしないための重要なポイントまで、あなたが知りたい情報を徹底的に解説します!
この記事を読めば、もうネコポスで迷うことはなくなりますよ!
・【最重要】ネコポスのサイズと厚さ制限を徹底解説!
・コンビニでネコポス対応資材が買える?セブン・ファミマ・ローソンを比較
・100均(ダイソー・セリア)のネコポス専用箱・袋は使える?
・ネコポスを安く送る方法は?送料の仕組みとフリマアプリの活用
ネコポスはどこで「売ってる」?梱包資材が買える場所

「ネコポスが売ってる場所」と聞くと、ヤマト運輸の専用の箱が販売されているイメージを持つかもしれませんが、実はネコポスは、ヤマト運輸と契約した個人事業主やECサイト運営者、そしてメルカリやヤフオクなどのフリマサービスを通して利用する配送サービスです。
つまり、一般の人が直接ヤマトの窓口で「ネコポスを送りたい」と言っても受け付けてもらえず、フリマアプリなどを経由する必要があるんです。
そのため、あなたが探している「売ってるもの」というのは、ネコポスの規格(主に厚さ3cm以内)に対応した「梱包資材」のことだと考えられます。
この「ネコポス対応の梱包資材」は、驚くほど多様な場所で手に入ります。急いでいる時、安く済ませたい時、大量にストックしたい時など、あなたのニーズに合わせて最適な購入場所を選ぶことが、ネコポスを賢く利用する第一歩となります。
ネコポス対応の梱包資材が買える場所リスト
急いで資材が必要なときや、日常の買い物ついでに手に入る場所をまとめました。これを知っておけば、「資材がないから発送できない」というトラブルを避けられます。
| 購入場所の系統 | 代表的な店舗・サイト | 購入のメリット |
|---|---|---|
| コンビニエンスストア | ローソン、ファミリーマート、セブンイレブン | 24時間購入可能。急な発送に対応できる。 |
| 100円ショップ | ダイソー、セリア、キャンドゥ | 安価で少量購入可能。サイズ感がわかりやすい。 |
| ホームセンター/大型店 | カインズ、コーナン、DCM、東急ハンズ | 耐久性の高い資材や特殊な緩衝材も揃う。 |
| インターネット通販 | Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング | 大量購入で最安。計測定規付きセットも豊富。 |
この中で、最も手軽に買えておすすめなのは「100円ショップ」と「インターネット通販」です。
100円ショップは、ネコポスの厚さ3cmギリギリに対応した専用の段ボール箱やクッション封筒が、複数枚セットでお得に手に入ります。特に、初めてネコポスを使う方にとっては、サイズ感がわかりやすいので安心ですよね。ただし、頻繁に発送するようになると、1枚あたりのコストが割高に感じられるかもしれません。
一方、頻繁に発送する方や、大量にストックしておきたい方は、Amazonや楽天市場などのネット通販でまとめ買いするのが最もコストパフォーマンスに優れています。ネコポスは、わずかなサイズオーバーでも受け付けてもらえないシビアな規格なので、最初から規格ギリギリで作られた資材を使うのが賢明な方法と言えます。ネット通販であれば、自宅に居ながらにして、高品質な専門資材を格安で手に入れられますよ。
ネコポス対応資材の価格帯と選び方のポイント
梱包資材を選ぶ際、価格はもちろん大事ですが、それ以上に「使いやすさ」と「商品の保護力」が重要になります。せっかく安く購入しても、厚さ制限をオーバーしてしまっては意味がありませんからね。資材を選ぶときの最大のポイントは、「ネコポスの厚さ3cmにどれだけ余裕を持って対応できるか」という点に尽きます。
一般的な価格帯は以下のようになります。この単価の差が、発送回数を重ねるごとに大きなコスト差になります。
| 購入場所 | 主な種類 | 1枚あたりの価格目安(税込) | コスト効率 |
|---|---|---|---|
| 100円ショップ | 段ボール箱(2~3枚入) | 35円~50円 | 少量購入なら◎。コスパは△。 |
| ホームセンター | 段ボール箱、紙袋(10枚セットなど) | 30円~80円 | 品質は安定。単価はネット通販に劣る。 |
| ネット通販(100枚単位) | 段ボール箱、クッション封筒 | 15円~30円 | 大量購入で最安。プロも利用する高コスパ。 |
資材を選ぶときの最大のポイントは、「厚さの定規」がセットになっている商品を選ぶことです。
特にネット通販では、ネコポス専用の3cm定規がついたセット商品が多数販売されています。これがあれば、梱包後に「本当に3cm以下かな?」と不安になることなく、安心してポストに投函できますね。この定規の有無が、発送時の安心感を大きく左右します。
また、衣類や布製品を送る場合は、軽量でテープ付きの「ビニール製の宅配袋」がおすすめです。紙袋よりも水濡れに強く、コストも抑えられますよ。
逆に、アクセサリーやDVDなどの壊れやすいものは、衝撃を吸収する「クッション封筒」や、厚紙でできた「段ボール箱」を選ぶようにしましょう。特に、壊れやすいものを送る場合は、資材の価格をケチらず、しっかりしたメーカー品を選ぶのが、結果的にトラブルを避ける最善策になります。
筆者(モモストア)も、以前は100円ショップで都度購入していましたが、発送頻度が増えてからは、断然ネット通販に切り替えました。大量購入すると価格差が歴然で、資材がなくなる心配もなくなるので、ストレスフリーになりました。ネコポスヘビーユーザーのあなたには、ネット通販でのまとめ買いを強くおすすめします。
【最重要】ネコポスのサイズと厚さ制限を徹底解説!
ネコポスを利用する上で、最もシビアにチェックされるのが「サイズと厚さの制限」です。
この規格を少しでもオーバーしてしまうと、ヤマト運輸の営業所や提携コンビニエンスストアで、残念ながら受付を断られてしまいます。
そうなると、他の配送方法に切り替えたり、商品を再度梱包し直したりと、余計な手間と時間がかかってしまいますよね。だからこそ、このルールをしっかり理解しておくことが大切です。特に、「たかが1mm」の誤差が、取引全体の遅延につながることを肝に銘じておきましょう。
ネコポスの具体的なサイズ規定
ネコポスには、それぞれ最大と最小のサイズが定められています。これを満たしていないと、そもそも配送ができません。特に重要なのは、最大厚さ3cmのルールです。郵便ポストに投函されることを前提としているため、この厚さ制限は非常に厳格です。
| 項目 | 最小サイズ | 最大サイズ |
|---|---|---|
| 厚さ | 制限なし | 3cm以内 |
| 縦(長さ) | 23cm | 34cm以内 |
| 横(幅) | 11.5cm | 25cm以内 |
| 重さ | 制限なし | 1kg以内 |
特に注目すべきは、厚さが「3cm以内」であるという点です。これは、ゆうパケットの3cmと同じですが、計測が非常に厳格に行われます。コンビニのレジ横やヤマトの営業所には、ネコポス専用の計測ゲージが設置されており、無理やり押し込んでも入らない場合はアウトです。計測ゲージが通過しない限り、ネコポスとして受け付けてもらえません。
「ちょっとくらいなら…」という甘い考えは通用しないので、余裕をもって2.8cm程度の厚さに抑えるのが安全策と言えます。
また、最小サイズも重要です。ハガキより小さいもの、例えばアクセサリーのパーツなど小さなものを送る場合は、この最小サイズ(縦23cm、横11.5cm)を満たすように、大きめの台紙に貼り付けるなどの工夫が必要になります。これを怠ると、仕分けの過程で紛失するリスクが高まるため、ヤマト運輸側で受け付けてもらえません。最小サイズも守りましょう。
3cmの壁を乗り越える!賢い梱包テクニック
ネコポスをよく利用する方にとって、この「厚さ3cmの壁」は永遠の課題かもしれません。特に衣類などを送る際、つい商品を詰め込みすぎて3cmを超えてしまうことはよくあります。中身を保護しつつ、厚さ制限をクリアするための梱包テクニックは、スムーズな発送に不可欠です。
ここでは、プロの発送者も実践している、厚さ制限をクリアするためのテクニックをいくつかご紹介します。
- 圧縮袋・ジップロックを活用する:Tシャツや薄手のセーターなどの衣類を送る際、衣類用ではなくても、一般的な食品保存用のジップロックなどに入れるだけで、空気が抜けて厚みが大幅に減ります。特に空気が抜けることで厚さが激減するダウン製品などは、この方法が効果的です。ただし、中身がシワになる可能性があるため、商品の材質をよく考えて使いましょう。
- 薄い段ボール箱ではなく「厚紙封筒」を使う:ネコポス専用と謳われている段ボール箱は便利ですが、段ボール自体の厚みが約1〜2mmあります。わずかな差ですが、この「箱の厚み」で3cmを超えてしまうケースも少なくありません。
中身が壊れにくいもの(本や薄い雑貨など)であれば、厚紙製の封筒や、OPP袋に補強用の厚紙を入れる方法のほうが、より中身に厚みの自由度が増します。厚紙封筒は、段ボールよりも柔軟性があり、厚さ3cmギリギリの商品を圧縮しやすいというメリットもあります。 - 最後の計測は「真ん中」を測る:ネコポスで送る荷物は、たいてい真ん中が一番厚くなります。計測ゲージを通す際も、真ん中部分が引っかかりやすいです。梱包の最後に、メジャーや定規で必ず最も厚い部分を測り、3cmに収まっているかを確認する習慣をつけましょう。定規だけでなく、ネコポス専用の計測定規を常に手元に置いておくのが、最も確実な方法です。
- 緩衝材(プチプチ)は「片面」のみに:割れやすいものを送る際、全体をプチプチで厳重に包むと、それだけで厚さオーバーの原因になります。厚さ3cmが限界の場合、片面だけ、または商品の一部分だけを保護するなど、緩衝材の使い方を工夫する必要があります。両面を厚く包むのは避けましょう。
ネコポスは、ポスト投函という利便性から、厚さチェックが厳しくなる傾向にあります。無理な梱包は避け、最初から余裕をもった資材と方法を選ぶことが、スムーズな取引の秘訣と言えます。特にフリマアプリでは、購入者に迷惑をかけることになるので、サイズオーバーによる返送リスクは絶対に避けたいですよね。
コンビニでネコポス対応資材が買える?セブン・ファミマ・ローソンを比較
「今すぐ梱包したいけど、100均は遠いし、ホームセンターに行く時間もない!」
そんな時、私たちの身近にあるコンビニエンスストアは本当に頼りになりますよね。コンビニはネコポスの「発送場所」として主要な役割を担っていますが、実はネコポスにぴったりな梱包資材を取り扱っている店舗もあります。ただし、どのコンビニでも同じ資材が売られているわけではないので、違いを知っておくことが大切です。
コンビニ3社(セブン・ファミマ・ローソン)の資材取り扱い状況
コンビニでは、ヤマト運輸の専用資材は販売されていませんが、ネコポス規格に合う汎用的な封筒や箱が販売されています。ただし、店舗によって取り扱いが大きく異なるため、注意が必要です。特に、都市部の小型店舗などでは、梱包資材の取り扱いがない場合もあります。
| コンビニ名 | 主な取り扱い資材 | ネコポス規格への適合度 | 購入のポイント |
|---|---|---|---|
| セブン-イレブン | 宅配便コンパクト専用箱、レターパック、汎用封筒 | △(汎用封筒のみ) | ネコポス用の箱は期待薄。厚さ3cmを自分で作る必要がある。 |
| ファミリーマート | 宅急便コンパクト専用箱、薄型段ボール(店舗による) | ○(店舗によりネコポス規格品あり) | 一部店舗でネコポス規格対応の箱を取り扱い。ただし在庫は不安定。 |
| ローソン | ゆうパケットポスト専用箱、レターパック、汎用封筒 | ◎(ゆうパケットポスト箱はネコポスにも流用可能) | 「ゆうパケットポスト専用箱」はネコポスとサイズが共通。 |
この表からわかるように、セブン-イレブンではネコポスに特化した資材を見つけるのは難しいです。基本的には、文房具コーナーにあるA4サイズの封筒などを利用し、自分で厚さ3cm以下に調整する必要があります。テープや緩衝材も合わせて購入できるのは便利ですが、厚さ調整の手間を考えると少しハードルが高いかもしれません。
一方、ローソンで販売されている「ゆうパケットポスト専用箱」は、ネコポスと同じ厚さ3cmに対応しているため、これを購入し、ネコポスとして利用することは可能です。ただし、見た目がゆうパケットポストの箱なので、レジで発送手続きをする際に間違えないよう注意してくださいね。このローソンの箱は、ネコポスとゆうパケットポスト、両方に使えるため、非常に汎用性が高くおすすめです。
コンビニでネコポス発送手続きをする際の注意点
資材の購入だけでなく、実際にコンビニからネコポスを発送する際にも、いくつか知っておくべきポイントがあります。特に、深夜や早朝に発送する場合は、店員さんの負担にならないようにスムーズに手続きを済ませたいですよね。
- 発送できるのはフリマアプリ経由のみ:ヤマト運輸と契約していない一般の利用者がネコポスを発送できるのは、メルカリの「らくらくメルカリ便」や、ヤフオク!の「ヤフネコ!パック」といった提携サービスを利用した場合に限られます。伝票に記載されるのは、フリマアプリ運営会社の情報や、匿名配送用の特殊なコードのみです。
- レジでの計測は厳格:コンビニの店員さんは、レジに設置されている計測用のゲージを使って、荷物の厚さをチェックします。このとき、少しでも無理に押し込むような行為はNGです。店員さんが「これ、ギリギリですね…」と渋るようなら、潔く諦めて宅急便などに切り替えるか、一度持ち帰って梱包し直す勇気も必要です。
- 伝票は自分で発行:コンビニでは、専用のマルチメディア端末(LoppiやFamiポートなど)を使って、自分で配送用の伝票を発行する必要があります。バーコードを読み込ませるだけで簡単にできますが、初めての方は少し戸惑うかもしれません。事前にアプリで手続きを済ませておくと、端末での操作がスムーズになります。印刷した伝票は、荷物にしっかり貼り付けてからレジに持って行きましょう。
- 集荷は午後が多い:コンビニで発送した場合、ヤマト運輸のドライバーが荷物を集荷に来るタイミングは、店舗によって異なりますが、一般的に午後の時間帯が多いです。午前の早い時間に発送しても、集荷が午後になるため、配達を急ぐ場合は、午前中にヤマト運輸の営業所に直接持ち込むのが最速です。
特に、発送頻度が高い方は、コンビニでの手間を減らすためにも、自宅にストックがあるネット通販で梱包資材を準備しておくことを強くおすすめします。コンビニはあくまで「緊急時の購入場所」または「発送拠点」として利用するのが賢い方法です。
100均(ダイソー・セリア)のネコポス専用箱・袋は使える?
ネコポス用の梱包資材を探しているなら、まずチェックしてほしいのが100円ショップです!
ダイソー、セリア、キャンドゥなど、どの店舗でもネコポス(ゆうパケット)の規格に対応した専用の箱や封筒が販売されており、コストパフォーマンスが非常に優れています。特に、フリマアプリを始めたばかりの方や、たまにしか発送しない方には最適の購入場所と言えます。
100円ショップの資材は、その「厚さ3cm以内」という規格が非常に分かりやすいのが最大の魅力です。迷ったら100均のネコポス専用箱から試してみることをおすすめします。
ダイソー・セリアのネコポス対応資材ラインナップ
100円ショップの梱包資材コーナーは、日々進化しており、ネコポス対応商品も充実しています。ここでは、特におすすめのアイテムと、それらがどのような商品に適しているかをご紹介します。
| 店舗名 | おすすめ商品名(一例) | セット枚数 | 適した商品 |
|---|---|---|---|
| ダイソー | 厚さ3cm以内の段ボール箱 | 2枚~3枚入り | 書籍、ゲームソフト、薄手の小物、型崩れさせたくないもの |
| セリア/キャンドゥ | クッション付き封筒(A4対応) | 1枚入り(ものにより2枚) | アクセサリー、スマホケース、割れやすい雑貨(補強は必要) |
| 共通 | 宅配用ビニール袋(テープ付き) | 5枚~10枚入り | Tシャツ、薄手の衣類、水濡れ対策が必要なもの、圧縮したいもの |
| 共通 | ネコポス対応サイズ計測定規 | 1個 | 発送前の最終チェックに必須!(店舗によっては取り扱いなし) |
100円ショップの素晴らしい点は、「この箱を使えば絶対に3cmを超えない」という安心感があることです。
箱や封筒自体がネコポスの最大厚さ3cmぴったりに設計されているため、中に入れる商品さえ3cm以下に収まっていれば、発送時に「サイズオーバーで返送…」といったトラブルを避けられます。
ただし、ダイソーでは「3cm」と「5cm」の箱が混在していることがあるため、購入前にパッケージをよく確認してください。ネコポスはあくまで「3cm以内」ですよ!間違って5cmの箱を買ってしまうと、ネコポスとしては使えません。
100均資材のメリット・デメリットと大量購入の注意点
100円ショップの資材は非常に優秀ですが、あなたの発送スタイルに合っているかどうか、メリットとデメリットを理解して利用しましょう。特に、発送頻度が増えてきた場合は、ネット通販への切り替えを検討すべきタイミングがあります。
メリット
- 安価で手軽: 110円(税込)で手に入るため、コストを抑えたい場合に最適です。お試しで買うのに最適です。
- サイズが明確: 規格に合わせて作られているため、初心者でも安心して使えます。サイズが不安な方には最高です。
- どこでも買える: ほとんどの店舗に在庫があるため、急な発送にも対応できます。在庫切れの心配が少ないです。
デメリット
- 割高になる可能性がある: 1枚あたりの単価は、ネット通販での大量購入に比べると高くなります。頻繁に発送する方は割高感を感じるかもしれません。
- 耐久性が低い場合も: 段ボールの厚みやクッション材の質は、専門の梱包材メーカー品に劣る場合があります。高額な商品や壊れやすいものを送る際は、補強が必要です。
- 在庫が少ない: 100枚単位での在庫はないため、大量にストックしたい人には不向きです。
もしあなたが月に10個以上ネコポスを利用するヘビーユーザーなら、100円ショップではなく、Amazonや楽天市場で100枚単位のセットを購入するほうが、最終的なコストは大きく削減できます。例えば、100均で1枚50円のものが、ネット通販なら1枚20円以下になることも珍しくありません。
「今は試しに買いたい」「数枚あれば十分」という場合に、100均は最高の選択肢となります。
ネコポスを安く送る方法は?送料の仕組みとフリマアプリの活用
ネコポスの最大の魅力は、そのリーズナブルな送料にあります。厚さ3cmまで送れる配送方法の中では、トップクラスの安さです。しかし、実はネコポスは、利用するサービスによって送料が大きく異なります。「最安で送りたい!」と考えるなら、送料の仕組みと、どのフリマアプリを使うかをしっかり理解しておく必要があります。
ネコポス利用には「提携サービス」が必須!送料比較表
ネコポスはヤマト運輸と契約した事業者が利用できるサービスであり、一般の人がヤマトの窓口で直接「ネコポスで」と送ることはできません。必ず、以下のいずれかの提携サービスを経由する必要があります。この提携サービスこそが、送料を決定づけているのです。
| サービス名 | 利用プラットフォーム | 全国一律送料(税込) | 特徴 |
|---|---|---|---|
| らくらくメルカリ便 | メルカリ | 210円 | 匿名配送対応、宛名書き不要、補償あり。最もポピュラー。 |
| ラクマパック(日本郵便) | ラクマ | 179円 | 匿名配送対応、ポスト投函サイズで最安級。郵便局ルート。 |
| ヤフネコ!パック(ネコポス) | ヤフオク!、PayPayフリマ | 210円~ | 匿名配送対応、オークション・フリマに特化。 |
| 個人・法人契約 | ヤマト運輸と直接契約 | 180円~385円(契約による) | 大量発送者向け、料金は交渉で変動。 |
ご覧の通り、フリマアプリを経由するのが最も安く、かつ匿名配送や補償といったサービスも付いてくるため、圧倒的におすすめです。
特に、ラクマの「ゆうパケット」はネコポスとほぼ同等のサイズで、送料が179円と最安級です。送りたい商品のサイズや、どのフリマアプリで販売するかによって、最適な配送方法が変わってきます。
「ネコポスで送りたい」=「らくらくメルカリ便で送りたい」となるケースが多いので、まずはメルカリで出品することが、安くネコポスを利用する近道だと覚えておきましょう。メルカリ便は、宛名書きが不要という大きなメリットもあり、発送手続きの手間を大幅に削減できます。
送料をさらに安くする裏技:厚さ制限を最大限に活かす!
ネコポスの送料は一律料金(210円など)ですが、厚さ3cmまで送れるという特性を最大限に活かすことが、実質的なコスト削減につながります。これが、プロの発送者が実践する「賢い送料削減術」です。
例えば、厚さ2cmの荷物を送る場合でも、厚さ3cmの荷物を送る場合でも、送料は同じ210円です。この差は問題ありません。しかし、最も避けたいのは、厚さ3.1cmのせいでネコポスが利用できず、宅急便(例えば750円)に切り替える羽目になることです。この場合、差額の540円は、実質的な送料の損失になってしまいます。
つまり、「ネコポスを安く送る」とは、「ネコポスの規格(3cm)を絶対に守り抜き、より高い配送料金になるのを防ぐこと」とも言えるのです。
そのため、梱包資材の選び方が極めて重要になります。ネット通販で、ネコポス専用の定規や計測ツールがセットになった商品を購入し、発送前の最終チェックを必ず行うことで、余計な出費を防ぎ、送料を最も安く抑えることができるわけです。厚さ3cmギリギリを攻めるためには、専用の計測ツールが本当に役に立ちます。
また、衣類を発送する際は、複数の薄手商品をまとめてネコポスで送るのではなく、個別に出品してネコポスを複数回利用したほうが、購入者側の送料負担を抑えられる場合もあるので、出品戦略も重要になりますよ。購入者の立場に立って、送料を最適化することが、リピーター獲得にもつながります。
ネコポスを出すのはどこ?郵便局は使えないので要注意
ネコポスは、ヤマト運輸が提供するサービスであるため、「ポストに投函するタイプの郵便物」とは異なり、郵便局の窓口やポストからは発送できません。
これは、ネコポスを利用する方が意外と間違えやすいポイントの一つです。「ポスト投函だから郵便局でいいや」と思って持っていくと、受付を断られてしまうので、事前に発送場所をしっかり確認しておきましょう。うっかり郵便局のポストに投函してしまうと、荷物の回収が遅れたり、差出人に返送されたりするといったトラブルにつながります。
ネコポスを発送できる主要な場所一覧
ネコポスを発送できる場所は、フリマアプリなどの提携サービスを利用しているかどうかによって異なります。ここでは、一般の利用者がネコポスを発送できる主な場所をご紹介します。これらの場所は、すべてヤマト運輸の配送網と連携しています。
| 発送場所 | 利用可能なサービス | 受付時間 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| ヤマト運輸 営業所 | すべて(メルカリ便など) | 営業時間内 | 最も確実な発送場所。計測も確実に行ってくれるため、サイズに不安がある時に最適。 |
| セブン-イレブン | らくらくメルカリ便、ヤフネコ!パックなど | 24時間 | 利便性抜群。レジで計測・手続き。 |
| ファミリーマート | らくらくメルカリ便、ヤフネコ!パックなど | 24時間 | 利便性抜群。マルチメディア端末で手続き。 |
| 宅配ロッカーPUDO | らくらくメルカリ便、ヤフネコ!パックなど | 24時間(設置場所による) | 非対面で発送できる。対面が苦手な方におすすめ。 |
最もおすすめなのは、ヤマト運輸の営業所です。
特にサイズが微妙な荷物の場合、営業所のスタッフの方が正確に計測し、もしネコポスが難しそうであれば、代替の配送方法についてアドバイスをくれることもあります。もちろん、コンビニも24時間いつでも発送できるので非常に便利ですが、大量の荷物や、サイズに不安がある場合は営業所を選ぶと安心ですね。また、営業所に持ち込むと、コンビニよりも集荷が早く行われるため、配達スピードが上がることもあります。
なぜ郵便局からはネコポスが出せないのか?
ネコポスと似たサービスに、日本郵便の「ゆうパケット」や「クリックポスト」があります。これらは郵便局や郵便ポストから発送するため、混同されがちですが、ネコポスが郵便局で扱えないのは、単純に管轄する配送業者が違うからです。
- ネコポス: ヤマト運輸のネットワークを利用。
- ゆうパケット/クリックポスト: 日本郵便のネットワークを利用。
配送業者や物流網が異なるため、郵便局の窓口やポストにネコポスの荷物を投函しても、ヤマト運輸の配送ルートには乗りません。ヤマト運輸の追跡番号では、郵便局側で荷物の状況を確認することもできないのです。もし誤って郵便局のポストに投函してしまった場合、荷物はヤマト運輸に引き渡されるまでに時間がかかったり、最悪の場合は差出人に返送されてしまうことがあります。
荷物の追跡番号もヤマト運輸独自のものですから、郵便局側では取り扱いができないのです。ポスト投函に慣れている方は、ネコポスとゆうパケットの発送場所を間違えないように、「ネコポス=ヤマト運輸(コンビニ・営業所)」と覚えておきましょう。
もし、どうしても郵便局から発送したい場合は、メルカリ便などで「ゆうパケット」を選択するなど、配送方法を切り替える必要があります。ネコポスの規格に合う梱包資材は、ゆうパケットでも使えることが多いので、柔軟に対応できるのがいいですね。どちらの配送方法を選ぶにしても、発送場所と配送業者の違いをしっかり理解しておくことが、トラブル回避の鍵となります。
ネコポスのデメリットは?配達日数や補償、匿名配送の注意点
ネコポスは安くて便利ですが、もちろんデメリットも存在します。すべての配送方法には、それぞれ長所と短所がありますから、自分の送りたい商品や取引相手の希望に合わせて、最適な方法を選ぶことが大切です。「安いからネコポスで」と安易に選んでしまうと、後で思わぬトラブルに巻き込まれる可能性もあります。
ネコポスを利用する前に、特に知っておくべき3つのデメリットについて解説します。
ネコポス最大のデメリット:補償額と配達日数
ネコポスは、宅急便とは異なり、手渡しではなくポスト投函が基本です。そのため、宅急便に比べると、補償や配達日数に制限があります。特に、高額な商品を送る際には、この補償額の上限に注意が必要です。
| 項目 | ネコポス | 宅急便(60サイズ) | 重要ポイント |
|---|---|---|---|
| 送料(メルカリ便) | 210円 | 750円 | 圧倒的な送料の差。 |
| 補償 | 上限3,000円 | 上限30万円 | 高額商品は宅急便必須。 |
| 配達方法 | ポスト投函 | 手渡し | 紛失・盗難リスクの有無。 |
| 配達日数 | 基本的に翌日配達(一部地域を除く) | 基本的に翌日配達 | スピードは互角。 |
ご覧の通り、補償額の上限が3,000円という点が、ネコポスの最大のデメリットと言えます。
もし、3,000円を超える高額な商品(例えばブランド品や高額なゲームソフトなど)を送る際に、紛失や破損が発生した場合、3,000円までしか補償されません。そのため、高額な商品を送る場合は、必ず宅急便などの補償が手厚いサービスを選ぶようにしましょう。目安として、販売価格が5,000円を超える商品は、宅急便コンパクト(補償額3万円まで)や宅急便の利用を強くおすすめします。
また、配達日数は比較的速いですが、ポスト投函の都合上、投函完了後の紛失リスクはゼロではありません。マンションの共有ポストなど、誰でもアクセスできる場所に投函された後で盗難に遭う可能性も考慮し、高額な商品や貴重品はポスト投函以外の配送方法を選ぶべきです。
ネコポスの「匿名配送」を利用する際の注意点
フリマアプリ(らくらくメルカリ便、ヤフネコ!パックなど)を経由してネコポスを利用すると、「匿名配送」が利用できるのが大きなメリットです。これは、出品者も購入者も、お互いの住所や氏名を知ることなく取引を完了できるサービスです。個人情報の保護の観点から、非常に人気のあるサービスです。
しかし、この匿名配送には、一つだけ注意点があります。それは、ネコポスのサイズオーバーで返送になった場合です。
もし発送時にサイズオーバーが発覚し、ネコポスとして受け付けてもらえなかった場合、匿名配送の仕組みが崩れてしまい、一度取引をキャンセルして再出品し、改めて配送方法を選び直さなければならないケースが出てきます。この手続きは非常に手間がかかりますし、購入者にも迷惑をかけてしまいます。匿名配送のシステムは、一度受け付けられた荷物に対して機能するため、途中で規格外になると対応が難しくなるのです。
そのため、匿名配送を利用する場合は、自宅での梱包時に、ネコポスのサイズ(特に3cmの厚さ)を厳密にチェックすることが、スムーズな取引を行うための必須条件となります。サイズチェックを怠らなければ、匿名配送のメリットを最大限に享受できます。
「営業所止置きサービス」は利用できる?
受け取り手が、自宅ではなく、ヤマト運輸の営業所で荷物を受け取りたいという場合もあります。これは「営業所止置きサービス」と呼ばれますが、ネコポスでは、この「営業所止置きサービス」は利用できません。
ネコポスは、あくまで受取人のポストに投函することを前提としたサービスだからです。営業所で手渡しをするための仕組みが、ネコポスのサービス設計には含まれていません。もし、購入者が営業所での受け取りを希望する場合は、宅急便コンパクトや宅急便などのサービスを利用する必要があります。
取引メッセージなどで「営業所止め希望」とリクエストがあった場合は、ネコポスでは対応できない旨を丁寧に伝え、配送方法を再検討するか、別の配送方法への変更を提案するようにしましょう。ヤマト運輸の公式情報も確認して、間違いないように対応しましょう。この点も、ネコポスを選ぶ際の重要な判断基準の一つとなります。
ネコポスはポスト投函で届く?配達方法や追跡サービスについて
ネコポスの一番の特徴は、受取人の自宅の郵便受け(ポスト)に直接投函されるという点です。これは、受取人が在宅している必要がないため、非常に便利な仕組みですが、配達のされ方や追跡サービスについても、いくつか知っておくべき情報があります。特に、「ポスト投函」が完了した後のトラブル対応について理解しておくことは、出品者としての責任を果たす上で重要です。
ネコポスの配達方法:ポスト投函の「完了」とは?
ネコポスは、郵便受けの大きさが規定を満たしていれば、基本的にポストに投函されます。受取人がサインをする必要がないため、配達時間が短いのが魅力です。これにより、受取人との対面が不要になり、双方の時間を節約できます。
では、「配達完了」とはいつの状態を指すのでしょうか?
- 宅急便: 受取人に直接手渡した時点で「配達完了」。
- ネコポス: 投函が完了し、ヤマト運輸のドライバーが専用端末でその情報を入力した時点で「投函完了」となり、それが「配達完了」として扱われます。
重要なのは、ポストに投函された時点から、受取人が実際に荷物を手に取るまでの間に、紛失や盗難のリスクがわずかながら存在することです。もちろん、このリスクに対しては、フリマアプリ経由であれば3,000円を上限とした補償が適用されます。ポスト投函型サービスの性質上、このリスクは避けられません。
ポストの口が小さい、または鍵がないような古い集合住宅にお住まいの場合は、配達員がポストに入りきらないと判断し、「持ち帰り」や「手渡しを試みる」といった対応になることもあります。荷物の追跡画面を見て、「

