図書カードはどこで買える?販売場所から購入方法、お得な情報まで徹底解説!

図書カードはどこで買える?販売場所から購入方法、お得な情報まで徹底解説!

こんにちは!モモストアの筆者です。
読書好きの方や、大切な人への贈り物に「図書カード」を検討されている方は多いのではないでしょうか?
昔ながらの図書券から、今の「図書カードNEXT」に変わって、「どこで買えるの?」「コンビニでも買える?」といった疑問を持つ方が増えています。私も昔はコンビニで買っていたのに…と戸惑った一人です。
この記事では、そんな図書カードNEXTの最新の購入場所や購入方法、プレゼントにするときの注意点まで、皆さんの疑問を一気に解決していきます!

・図書カードNEXTはどこで買える?主要な販売場所を徹底チェック!
・コンビニで図書カードはもう買えないの?最新情報と代替手段
・金券ショップでの図書カード購入は本当にお得?注意点も解説
・図書カードNEXTの種類と金額一覧!プレゼントに最適な選び方
・図書カードを購入する際の支払い方法は?クレジットカードは使える?
  1. 図書カードNEXTはどこで買える?主要な販売場所を徹底チェック!
    1. 図書カードNEXTの購入は「書店」が基本!
    2. その他の意外な購入場所(一部)と注意点
  2. コンビニで図書カードはもう買えないの?最新情報と代替手段
    1. 主要コンビニでの図書カード取り扱い状況
    2. コンビニで買えなくなった図書カードの代替手段「ネットギフト」
  3. 金券ショップでの図書カード購入は本当にお得?注意点も解説
    1. 金券ショップで購入するメリットと相場
    2. 金券ショップで購入する際の重要な注意点
      1. ① 図書カードNEXTは有効期限がある
      2. ② 残高や使用済みかどうかの確認
      3. ③ プレゼントには不向きなデザイン
  4. 図書カードNEXTの種類と金額一覧!プレゼントに最適な選び方
    1. 図書カードNEXTの基本的な額面とデザイン
    2. 多様なデザインから選ぶ楽しみ!オリジナルデザインの種類
    3. プレゼントに最適な額面の選び方
  5. 図書カードを購入する際の支払い方法は?クレジットカードは使える?
    1. 基本は「現金払い」の理由
    2. 例外的にクレジットカードが使える可能性があるケース
      1. ① 百貨店や大型商業施設内の書店
      2. ② 図書カードネットギフトの購入時
  6. 図書カードNEXTをオンラインで買う方法(ネットギフトとの違いも)
    1. 物理カード「図書カードNEXT」の公式オンライン販売は存在しない
    2. オンラインで購入できる「図書カードネットギフト」
  7. Amazonや楽天で図書カードは買える?購入時のリスクと知っておきたいこと
    1. ECサイトでの図書カードの正体
    2. ECサイトで購入する際のリスクと注意点
      1. ① 残高保証がない
      2. ② 有効期限が迫っている可能性がある
      3. ③ 配送中のトラブル
  8. 図書カードNEXTの有効期限はいつまで?使い残しがないか確認する方法
    1. 図書カードNEXTの有効期限は「発行日から10年間」
    2. 残高・利用履歴をオンラインで確認する方法
  9. 図書カードの残高確認と利用履歴を見る方法
    1. 残高確認はインターネットで一発!
    2. 利用履歴の詳細も確認できる
  10. 図書カードの使い道!本以外に購入できるものとは?
    1. 原則は「書籍・雑誌」のみ
    2. 例外的に購入できる場合があるもの
  11. 図書カードを贈る時のラッピング・のしはどうする?
    1. 書店での無料ラッピングサービス
    2. 「のし」の取り付けについて
  12. 法人・企業が図書カードを大量購入する方法とメリット
    1. 法人向けの購入方法と窓口
      1. ① 日本図書普及株式会社の公式サイトから直接注文
      2. ② 大手書店チェーンに相談
    2. 図書カードを景品・記念品にするメリット
  13. 図書カードNEXTの種類と金額一覧!プレゼントに最適な選び方
    1. レギュラーカード(定番額面)の全ラインナップ
    2. ギフトの目的に合わせた選び方
      1. ① 子どもへのプレゼント(入学祝いなど)
      2. ② 目上の方・ビジネスシーンでの贈り物
      3. ③ 結婚式の引き出物・内祝い
  14. 図書カードNEXTはどこで買える?主要な販売場所を徹底チェック!
    1. 確実に購入できるのは「全国の図書カード取扱い書店」
    2. 図書カードの購入場所リスト
  15. コンビニで図書カードはもう買えないの?最新情報と代替手段
    1. コンビニ販売が終了した背景
    2. コンビニで買える代替ギフト券
  16. 金券ショップでの図書カード購入は本当にお得?注意点も解説
    1. 金券ショップの割引率と仕組み
    2. 必ず確認すべき「有効期限」と「残高」
      1. ① 図書カードNEXTは有効期限がある
      2. ② スクラッチが削られていないか
  17. 図書カードを贈る時のラッピング・のしはどうする?
    1. 書店に依頼できる基本のギフトサービス
    2. 自宅でできるオリジナリティあふれる工夫
  18. 図書カードNEXTの有効期限はいつまで?使い残しがないか確認する方法
    1. 有効期限はカード裏面でチェック!
    2. 残高確認と利用履歴の活用
  19. 図書カードの残高確認と利用履歴を見る方法
    1. 残高確認に必要な二つのコード
    2. 利用履歴で「読書の傾向」を把握する
  20. 図書カードの使い道!本以外に購入できるものとは?
    1. 図書カードの原則的な利用範囲
    2. 例外的に購入対象となる可能性のある商品

図書カードNEXTはどこで買える?主要な販売場所を徹底チェック!

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「図書カードNEXT」は、従来の磁気カード式図書カードから切り替わった、新しいタイプの図書カードです。
以前は様々な場所で販売されていましたが、現在ではその販売経路がかなり絞られています。
結論から言うと、図書カードNEXTを確実に購入できるのは「書店」です。

図書カードNEXTの購入は「書店」が基本!

図書カードNEXTの最大の目的は、読書文化の振興です。そのため、販売の主体も、最終的な利用場所である書店に集中しています。
大手書店チェーンはもちろん、個人経営の小さな書店でも、ほとんどの店舗で取り扱いがあります。ただし、全ての書店で販売しているわけではないので、心配な方は事前に電話で確認するのが確実です。
特にプレゼント用として購入する場合、デザインの種類も豊富な書店で選ぶのがおすすめです。多くの書店では、季節の柄や人気キャラクターのデザインなど、様々な種類の図書カードを店頭に並べていますよ。

また、書店で購入するメリットとして、在庫切れの心配が比較的少ないという点が挙げられます。特に額面が高めのものや、特定のデザインを求める場合は、駅ビル内の大型書店などに行ってみましょう。

その他の意外な購入場所(一部)と注意点

書店以外の場所では、図書カードの公式販売はほとんどありませんが、一部の文具店や百貨店内の書籍売り場、あるいは大学の生協などで取り扱っているケースがあります。
しかし、これらの場所での販売は一時的なものであったり、取り扱いを終了している可能性も高いため、あまり期待しすぎない方が良いでしょう。
たとえば、以前は一部のスーパーやドラッグストアでも見かけましたが、現在はほぼ撤退しています。
最新の情報は、日本図書普及株式会社の公式サイト、またはGoogle検索で「図書カードNEXT 販売店」と調べて、近くの店舗をチェックするのがおすすめです。
もし、急ぎでカードが必要な場合は、まず最寄りの大型書店を訪れるのが最も早い解決策と言えます。

図書カードの購入場所をリストにまとめました。

場所 取り扱い状況 備考
書店(街の本屋さん) ◎(ほとんどの店舗で販売) デザイン豊富。確実な購入場所。
コンビニエンスストア ×(原則取り扱い終了) 「図書カードネットギフト」に代替。
金券ショップ △(販売は中古扱い) 額面より安く購入可能。ただし種類は限定的。
百貨店・大型商業施設 △(書籍売場がある場合のみ) 売り場が縮小傾向にあるため確認が必要。
オンライン通販 ×(公式販売はなし) ネットギフトは公式あり。Amazon等は金券ショップ出品。

図書カードNEXTは、QRコードで残高を管理する方式なので、紛失しないように注意しましょう。万が一の紛失・盗難に備えて、裏面のPIN番号を控えておくことを強く推奨します!

コンビニで図書カードはもう買えないの?最新情報と代替手段

昔はセブンイレブンやローソン、ファミリーマートといった大手コンビニチェーンで図書カードを気軽に買えた時代がありましたよね。
急なプレゼントやちょっとしたお礼に、コンビニで購入できるのは非常に便利でした。
しかし、現在の「図書カードNEXT」の販売体制に変わって以降、ほとんどのコンビニエンスストアでは、物理的な図書カードの取り扱いを終了しています。
これは、図書カードの販売が「書店」中心に移行したことと、POSレジでの取り扱いの複雑さなどが背景にあると言われています。

主要コンビニでの図書カード取り扱い状況

主要なコンビニチェーンの現在の取り扱い状況をまとめてみました。
もし店舗によっては例外があるかもしれませんが、原則として「店頭の陳列棚には置いていない」と認識しておいた方が良いでしょう。

コンビニ名 図書カードNEXTの取り扱い 備考
セブンイレブン ×(なし) 過去には旧カードの取り扱い実績あり。
ローソン ×(なし) Loppi端末での購入も不可。
ファミリーマート ×(なし) Famiポートでの取り扱いもありません。
ミニストップ・その他 ×(なし) 現行の図書カードNEXTは販売していません。

もし、どうしてもコンビニで「本に関わるギフト」を購入したい場合は、「Amazonギフト券」や「App Store & iTunes ギフトカード」など、他の種類のプリペイドカードを検討するのが現実的です。
これらは本や電子書籍の購入にも利用可能ですし、多くのコンビニで販売されています。ただし、図書カードのように「本以外に使えない」という制限がないため、純粋な読書好きの方へのプレゼントとしては、やはり書店で購入できる図書カードNEXTの方が気持ちが伝わるかもしれませんね。

コンビニで買えなくなった図書カードの代替手段「ネットギフト」

物理的なカードではなく、すぐにギフトとして送りたい場合は、「図書カードネットギフト」というサービスがあります。
これは、図書カードNEXTを発行している日本図書普及株式会社が提供するオンライン専用の図書カードです。
図書カードネットギフトについて詳しく検索すると分かりますが、これはEメールやSNSを通じて、URL形式で相手に送ることができるデジタルギフトです。

コンビニで買えない代わりに、このネットギフトを利用すれば、24時間いつでもどこでも購入でき、すぐに相手に贈れるという大きなメリットがあります。
急にプレゼントが必要になったときや、遠方に住む方に贈りたいときには、非常に便利な代替手段となりますよ。
ただし、ネットギフトは物理カードとは異なり、贈られた側もオンラインで残高を確認したり、利用できる書店が限られる場合があるので、その点は事前に確認しておきましょう。物理カードが良いか、デジタルギフトが良いかは、相手の好みによって決めると良いですね。

金券ショップでの図書カード購入は本当にお得?注意点も解説

「少しでも安く図書カードを手に入れたい!」と考えて、金券ショップを思い浮かべる方もいるでしょう。
確かに、金券ショップでは定価よりも数パーセント安く図書カードを購入できる場合があります。特に、大量に購入したい場合や、自分用として使う場合には、この割引率は大きな魅力となりますよね。
しかし、金券ショップで図書カードを購入する際には、いくつかの重要な注意点があります。お得になる反面、デメリットも理解しておくことが大切です。

金券ショップで購入するメリットと相場

金券ショップで購入する最大のメリットは、やはり「割引率」です。
図書カードは、額面に対して0.5%から2%程度の割引で販売されていることが多いです。例えば、10,000円の図書カードが9,800円で売られていれば、200円分お得になる計算です。
自分自身で利用する場合は、この割引分がそのまま節約になりますから、賢く利用したい方にはおすすめです。

また、金券ショップでは、古い磁気式の「図書カード」や「図書券」が販売されていることもあります。これらは現行の「図書カードNEXT」とは異なりますが、多くの書店で引き続き利用可能です。古いタイプの方が割引率が高い場合もあるので、「とにかく安く買えれば良い」という方はチェックしてみると良いでしょう。
ただし、図書カードNEXTへの切り替えが進んでいるため、旧カードは使用期限がないか確認してから購入するようにしましょう。

購入方法 メリット デメリット
書店(定価) 確実に新品が手に入る、デザインが豊富、安心感。 定価購入。
金券ショップ(割引) 額面より安く購入できる(節約になる)。 中古品扱い、デザインが選べない、偽造リスク(非常に低い)。

金券ショップで購入する際の重要な注意点

金券ショップでの購入は魅力的ですが、以下の点に注意が必要です。

① 図書カードNEXTは有効期限がある

従来の図書券・図書カード(磁気式)には有効期限はありませんでしたが、現行の図書カードNEXTには有効期限(10年)が設定されています。金券ショップで売られているカードは発行から時間が経っている可能性があるため、残りの有効期限を必ず確認しましょう。

 

② 残高や使用済みかどうかの確認

金券ショップで販売されている図書カードNEXTは、一度誰かの手に渡った「中古品」です。そのため、稀に残高がゼロになっていたり、使用済みであるにも関わらず販売されているというトラブルが報告されています。
購入前に、残高確認ができるかどうかを店員さんに確認しましょう。金券ショップによっては、その場で残高を確認させてくれるところもあります。

③ プレゼントには不向きなデザイン

金券ショップで取り扱っている図書カードは、特定の記念品や企業の粗品として発行されたデザインが多いです。プレゼントとして贈るには、少し味気ないデザインかもしれません。贈り物として利用する場合は、定価でも書店で購入した方が喜ばれるでしょう。

これらの注意点を踏まえた上で、自分用として少しでもお得に手に入れたい場合に、金券ショップを上手に活用してくださいね。

図書カードNEXTの種類と金額一覧!プレゼントに最適な選び方

図書カードNEXTは、様々な種類と額面が用意されており、贈る相手や目的に合わせて選ぶことができます。
金額によってデザインが固定されているものと、自由なデザインを選べるものがあるのが特徴です。

図書カードNEXTの基本的な額面とデザイン

図書カードNEXTには、主に以下の基本的な額面が用意されています。

額面(税込) 販売価格(税込) 基本的なデザイン 主な用途
500円 500円 定番デザイン ちょっとしたお礼、景品
1,000円 1,000円 定番デザイン 友人へのプレゼント
2,000円 2,000円 定番デザイン 入学祝い、誕生日プレゼント
3,000円 3,000円 定番デザイン 目上の方への贈り物
5,000円 5,000円 定番デザイン 昇進祝い、記念品
10,000円 10,000円 定番デザイン 高額な贈り物、お祝い事

いずれの額面も販売価格は額面通りで、手数料などはかかりません。例えば、10,000円の図書カードNEXTを購入すれば、そのまま10,000円分の本が購入できます。
定番デザインは、落ち着いた色合いや、文学的なイラストなどが多く、幅広い年齢層の方に贈りやすいデザインとなっています。

多様なデザインから選ぶ楽しみ!オリジナルデザインの種類

定番のデザインの他に、書店によっては「オリジナルデザイン」の図書カードを取り扱っている場合があります。
特に、人気アニメやキャラクター、季節のイベントに合わせたデザインなどは、プレゼントとして非常に人気が高いです。

  • 限定デザイン図書カード:特定の期間や地域、書店でのみ販売されるデザイン。
  • キャラクター図書カード:子どもから大人まで人気のキャラクターが描かれたデザイン。
  • オーダーメイド図書カード:企業や団体が、自社のロゴやメッセージを入れて作成するカード(主に法人向け)。

これらのデザインは、書店によって取り扱いが異なるため、「このキャラクターの図書カードが欲しい!」という具体的な希望がある場合は、事前に書店の公式サイトやSNSで情報をチェックするのがおすすめです。
プレゼントの相手の趣味嗜好に合わせて、ピッタリのデザインを選ぶことで、より気持ちのこもった贈り物になりますよ。

プレゼントに最適な額面の選び方

プレゼントとして贈る場合、どの額面を選べば良いか迷いますよね。

  • 友人や同僚へのちょっとしたお礼1,000円〜2,000円
    文庫本や新書を1〜2冊買える金額です。気軽に贈れる金額として最適です。
  • 入学祝いや誕生日プレゼント3,000円〜5,000円
    話題の単行本や専門書も買える金額です。ちょっとした記念品としても喜ばれます。
  • 卒業・退職祝い、目上の方への贈り物10,000円
    豪華な画集や高価な専門書も購入でき、心のこもった贈り物として最適です。

贈る相手との関係性や、お祝いの度合いに応じて、最適な額面を選んでください。「いくらまで買っていいか」という選択肢を相手に委ねられるのも、図書カードの大きな魅力です。

図書カードを購入する際の支払い方法は?クレジットカードは使える?

図書カードNEXTを購入する際、「現金以外で支払えるの?」という疑問を持つ方は多いです。特に、クレジットカードのポイントを貯めたい方にとっては、重要なポイントですよね。
結論から言うと、図書カードNEXTの購入は「現金払い」が基本となり、クレジットカードや電子マネーは使えないケースがほとんどです。

基本は「現金払い」の理由

図書カードNEXTは、金券(商品券)として扱われます。金券類は、購入時にクレジットカードや電子マネーでの支払いを認めてしまうと、クレジットカードのショッピング枠を「現金化」できてしまうという問題が生じるため、多くの店舗で規制されています。

そのため、図書カードNEXTを販売しているほとんどの書店や販売店では、現金での支払いのみを受け付けています。
「せっかく高額な図書カードを買うのに、ポイントが付かないのはもったいない!」と感じるかもしれませんが、これは業界のルールとしてご理解いただく必要があります。

もし、クレジットカードのポイントをどうしても貯めたい場合は、図書カードではなく、直接オンライン書店や電子書籍ストアで電子書籍を購入し、それをプレゼントするという代替手段を検討する方が現実的かもしれません。しかし、相手に「好きな本を選んでほしい」という気持ちを伝えるには、やはり図書カードが一番ですね。

支払い方法 図書カードNEXT購入 備考
現金 ◎(基本の支払い方法) 確実に購入できます。
クレジットカード ×(原則不可) 金券類のため、現金化防止の観点から制限されます。
電子マネー(Suica, iDなど) ×(原則不可) クレジットカードと同様の理由で利用できません。
ポイント利用 △(店舗による) Tポイントなど、提携しているポイントは使える場合がありますが、非常に稀です。

例外的にクレジットカードが使える可能性があるケース

「原則不可」とお伝えしましたが、ごく稀にクレジットカードが使える例外的なケースも存在します。

 

① 百貨店や大型商業施設内の書店

百貨店や特定の大型商業施設内に入っている書店では、その施設全体のルールとして、商品券類もクレジットカードで購入を認めている場合があります。
ただし、この場合でも、図書カードのような金券類は除外されていることが多いので、レジで確認するか、「図書カード クレジットカード 書店」で検索して、具体的な店舗情報を探してみる価値はあります。

② 図書カードネットギフトの購入時

物理カードではなく、オンラインで購入する「図書カードネットギフト」であれば、クレジットカードでの支払いが可能です。
オンライン決済システムを利用しているため、この場合はポイントを貯めながら購入できます。どうしてもクレカを使いたい場合は、ネットギフトを検討しましょう。

これらの例外を除き、書店で購入する際は、現金を忘れずに用意していくようにしましょう。

図書カードNEXTをオンラインで買う方法(ネットギフトとの違いも)

図書カードNEXTは、基本的に「書店」で購入するものですが、「オンラインで買いたい」というニーズも高まっています。ここでは、オンラインでの購入方法と、物理カードのNEXTとデジタル版のネットギフトの違いを解説します。

物理カード「図書カードNEXT」の公式オンライン販売は存在しない

残念ながら、現時点(2025年11月現在)では、図書カードNEXT(物理カード)の公式な一般向けオンライン販売は行われていません
理由は、図書カードの主な購入場所を書店に限定し、読書文化の振興を促すという目的があるためです。
「じゃあ、ネットで見た図書カードは何?」という疑問が生じるかもしれませんが、それは主に以下の2パターンです。

  1. 金券ショップがAmazonや楽天市場に出品している中古品:これは定価ではなく、金券ショップが仕入れたものを販売しているため、公式販売ではありません。(これについては後述します)
  2. 図書カードネットギフト:次に説明する、デジタル版の図書カードです。

そのため、「新品の物理カード」を定価で購入したい場合は、お近くの書店へ足を運ぶ必要があります。

オンラインで購入できる「図書カードネットギフト」

オンラインで唯一、公式に購入できるのは「図書カードネットギフト」です。
これは、物理的なカードではなく、QRコードとPINコードが記載されたURLをメールやメッセージで相手に送信するデジタルギフトです。

項目 図書カードNEXT(物理カード) 図書カードネットギフト(デジタル)
形態 プラスチック製のカード QRコード・PINコードのURL
購入場所 主に書店(現金払い) 公式サイト(クレジットカード払い可)
利用方法 カード裏面をスキャン(または手入力) URLにアクセスし、表示されたコードを利用
利用可能店舗 ほぼ全ての図書カード加盟店 加盟店のうち、ネットギフト対応店舗

ネットギフトのメリットは、24時間いつでも購入・即時送信が可能なこと、そしてクレジットカードで購入できることです。急いでいる時や、遠方に住む方に贈りたい時には、ネットギフトが非常に便利です。
ただし、利用できる書店が物理カードよりもやや少ない場合があるので、贈る相手がよく利用する書店が対応しているかを確認しておくと親切ですね。

また、法人利用として大量に図書カードが必要な場合は、公式サイトから直接申し込むことで、物理カードを注文・配送してもらうことは可能です。個人での利用とはルールが異なるので、大量購入を検討している方は「図書カードNEXT 法人購入」で検索してみてください。

Amazonや楽天で図書カードは買える?購入時のリスクと知っておきたいこと

大手ECサイトのAmazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングで「図書カード」と検索すると、商品が表示されることがあります。しかし、これらは公式に販売されているものではありません。

ECサイトでの図書カードの正体

Amazonや楽天市場などで販売されている図書カードのほとんどは、金券ショップや個人セラーが出品している「中古品」「転売品」です。
新品・定価で公式に販売されているわけではありませんので、購入する際にはいくつかのリスクと注意点があります。

これらのECサイトでは、以下のような形で販売されています。

  • プレミアム価格での販売:額面よりも高い価格(プレミア)がついて売られていることがあります。特に人気キャラクターのデザインなどは、額面以上の価格で取引されることがあります。
  • 額面より安い販売:金券ショップが出品している場合、数パーセントの割引価格で販売されていることもあります。
  • 古い磁気カードの販売:現行の図書カードNEXTではない、古い磁気式の図書カードが売られていることもあります。

公式ではないため、購入後のトラブル対応などは、出品者のポリシーに依存することになります。

ECサイトで購入する際のリスクと注意点

「定価より安いならお得!」と思うかもしれませんが、以下のリスクを理解しておく必要があります。

 

① 残高保証がない

購入した図書カードNEXTが、すでに一部利用されていたり、残高が不足していたりする可能性があります。金券ショップであっても、出品者が「残高保証」を明記していない限り、自己責任での購入となります。
購入前に「残高保証あり」といった記載があるか確認し、信頼できる出品者から購入しましょう。

 

② 有効期限が迫っている可能性がある

図書カードNEXTは有効期限が10年です。転売品の場合、すでに発行から数年が経過している可能性があります。期限切れのカードを購入してしまうと、ただの紙切れになってしまうので、有効期限について出品者に質問するなどして確認を取りましょう。

 

③ 配送中のトラブル

物理カードを郵送で送ってもらうため、配送中に紛失したり、破損したりするリスクもゼロではありません。特に、高額な図書カードを購入する場合は、追跡可能な配送方法を選ぶなどの対策が必要です。

結論として、図書カードを最も安全かつ確実に手に入れたいのであれば、定価であっても「書店」で購入することをモモストアの筆者は強くおすすめします。どうしてもECサイトを利用したい場合は、信頼できる金券ショップの出品に絞り、口コミなどを参考に慎重に選びましょう。

図書カードNEXTの有効期限はいつまで?使い残しがないか確認する方法

従来の図書券や磁気式の図書カードには有効期限がありませんでしたが、現行の「図書カードNEXT」には有効期限が設定されています。
この変更は、カードの管理方法が磁気からQRコード(PINコード)に変わったことに伴うものです。
「せっかくもらった図書カードを無駄にしたくない!」という方のために、有効期限の詳細と残高確認の方法を詳しく解説します。

図書カードNEXTの有効期限は「発行日から10年間」

図書カードNEXTの有効期限は、カードが発行されてから「10年間」です。
「10年もあれば十分」と感じるかもしれませんが、プレゼントなどで受け取った場合、いつ発行されたものかを確認することが重要になってきます。

有効期限は、図書カードNEXTの裏面に記載されているPINコードの下に「有効期限」として年月が印字されています。この年月までに使い切る必要があります。
もし期限が切れてしまうと、そのカードは一切利用できなくなってしまいますので、もらった直後や、久しぶりに使う前には必ずチェックする癖をつけましょう。

また、有効期限の管理が面倒に感じる方は、図書カードを使い切ったらすぐに処分するのではなく、PINコードだけをメモして、残高がゼロになったことを確認してから捨てるようにすると安心です。

残高・利用履歴をオンラインで確認する方法

図書カードNEXTの大きなメリットの一つは、オンラインで簡単に残高確認ができることです。
従来の磁気カードでは、残高は使用時にレシートで確認するしかありませんでしたが、NEXTではいつでもどこでも確認できます。

  1. カード裏面のPINコードを確認する:図書カード裏面のスクラッチ部分を削り、8桁のPINコードを確認します。
  2. 専用サイトにアクセスする図書カードNEXTの公式サイトにある残高確認ページにアクセスします。
  3. PINコードとIDを入力する:PINコードと、その下にあるカードIDを入力すると、現在の残高、利用履歴、そして有効期限が表示されます。

残高だけでなく、「いつ、どの書店で、いくら使ったか」という利用履歴まで確認できるので、家計簿代わりにもなり、非常に便利です。
使い残しがないか心配な場合は、このオンライン確認システムを積極的に活用して、期限までにしっかりと使い切りましょう。

図書カードの残高確認と利用履歴を見る方法

図書カードNEXTは、以前の図書カードよりもずっと残高管理がしやすくなっています。
これは、カードの裏面にあるQRコードとPINコードを利用して、インターネット上で情報が管理されているからです。
残高確認は利用者の権利でもあり、安全に使い切るために必須の手順です。

残高確認はインターネットで一発!

図書カードNEXTの残高確認は、専用のウェブサイトから行うのが最も簡単で確実です。
必要なのは、カード裏面の2つの情報だけです。

  1. カードID:カードの左上に記載されている16桁の番号。
  2. PIN番号:裏面にある銀色のスクラッチ部分を軽く削ると出てくる8桁の番号。

これらの番号を図書カードNEXTの公式サイトの残高確認ページに入力するだけで、現在の正確な残高が表示されます。
このシステムがあるおかげで、「あといくら残っているかわからないまま、次の買い物をすることになるかも」という不安から解放されますね。

利用履歴の詳細も確認できる

残高確認と同じページで、利用履歴(いつ、どの店で、いくら使ったか)も確認できます。
この機能は、特に以下のような場合に役立ちます。

  • 使い過ぎ防止:自分がいつ、どれだけの金額を使ったかを把握することで、読書のための予算管理がしやすくなります。
  • 不正利用の確認:万が一、カードを紛失したり盗難に遭ったりした場合に、身に覚えのない利用がないかをすぐにチェックできます。
  • 経費精算:法人や団体から支給された図書カードの場合、利用履歴を元に経費の申請や報告がスムーズに行えます。

PIN番号は、一度削ってしまうと誰でも確認できてしまうため、紛失には十分注意が必要です。万が一のために、PIN番号を写真に撮ったり、別の場所にメモしたりしておくことをおすすめします。ただし、メモは厳重に管理してくださいね。

図書カードの使い道!本以外に購入できるものとは?

図書カードNEXTは、「図書」という名前がついている通り、本を購入するためのカードですが、「本以外に何か買えるものはないの?」と疑問に思う方もいるかもしれません。
基本的に、図書カードは「書籍」や「雑誌」を購入するために発行された金券であり、利用目的が明確に定められています。

原則は「書籍・雑誌」のみ

結論から言うと、図書カードNEXTで購入できるのは「書籍」と「雑誌」のほぼ全てです。
コミックや文庫本、専門書、写真集、児童書など、ISBNコード(国際標準図書番号)が付いているものが対象となります。

店頭で販売されている商品であっても、以下のような「本・雑誌以外のもの」は、図書カードでの購入ができません

  • 文房具:ノート、ペン、消しゴム、レターセットなど
  • CD・DVD:音楽や映像作品
  • ゲームソフト・カードゲーム:ゲーム本体や周辺機器
  • 食品・飲料:書店内のカフェで販売されているコーヒーなども不可
  • 図書カードそのもの:他の金券と同じく、図書カードを使って図書カードを買うことはできません。

これは、図書カードNEXTを発行している日本図書普及株式会社と、各書店との契約に基づいたルールなので、「この書店ならOK」という例外はほとんどないと考えて良いでしょう。
レジで図書カードを出す際には、「これは本ですか?」と一度確認してみるのも良いかもしれません。

例外的に購入できる場合があるもの

ただし、書店によっては、以下のような商品について、「書籍に関連する商品」として例外的に図書カードでの購入を認めている場合があります。

  • カレンダー・手帳:ISBNコードが付いているカレンダーや手帳は、多くの場合購入可能です。
  • 地図:書籍として扱われる地図は、もちろん購入できます。
  • 一部の知育玩具:児童書のコーナーなどで販売されている、本とセットになった知育玩具などが、例外的に購入対象となることがあります。

これはあくまで「店舗の判断」に委ねられる部分が大きいため、「買えたらラッキー」くらいの認識でいるのが良いでしょう。
最も確実な使い道は、近隣の書店で好きな本を見つけることです。図書カードを最大限に活用して、素敵な読書ライフを楽しんでくださいね!

図書カードを贈る時のラッピング・のしはどうする?

図書カードは、誕生日や入学祝い、卒業記念など、様々なシーンで活躍するプレゼントです。そのため、贈り物として渡す際には、ラッピングや「のし」をどうするかも重要なポイントになってきます。
書店で購入する場合、ほとんどの店舗で気持ちの良い対応をしてもらえますよ。

書店での無料ラッピングサービス

図書カードNEXTを販売している多くの書店では、購入時に無料のラッピングサービスを提供しています。
これは、図書カードを専用の封筒や小型のギフトケースに入れてくれるサービスで、そのまま渡しても失礼のないように配慮されています。

ラッピングの種類は、店舗によって異なりますが、主に以下のパターンがあります。

  • 図書カード専用封筒:シンプルで上品なデザインの封筒です。
  • メッセージカード付きミニケース:図書カードを入れられる手のひらサイズの小さな箱や台紙。
  • 季節限定ラッピング:クリスマスやお正月、入学シーズンなどに合わせた可愛らしいデザイン。

購入時に「プレゼント用です」と一言伝えれば、店員さんが最適なラッピング方法を提案してくれます。特に高額な図書カード(5,000円や10,000円)を購入する際は、少し豪華なラッピングをお願いしてみるのも良いでしょう。

「のし」の取り付けについて

目上の方へのお礼や、企業・団体からの記念品として図書カードを贈る場合、「のし」を付けて渡すのがマナーとされています。

用途 のしの種類 表書きの例
一般的なお祝い 蝶結び(何度でも結び直せる) 御祝、御礼、粗品、寸志
結婚や快気祝いなど 結び切り(一度きりが望ましい) (図書カードでは基本的に使わない)
入学・卒業祝い 蝶結び 御入学祝、御卒業祝

書店では、「のし」のサービスを提供しているところも多いです。特に大手チェーンの書店では、名入れまで対応してくれる場合があります。
ただし、のし紙の在庫状況は店舗によって異なるため、大量にのしを付けてもらいたい場合や、特殊な表書きが必要な場合は、事前に書店に問い合わせて確認しておくことをおすすめします。事前に準備することで、当日慌てずに済みますよ。

法人・企業が図書カードを大量購入する方法とメリット

企業や学校、各種団体などが、景品や記念品、福利厚生の一環として図書カードを大量に購入するケースは多いです。
個人で購入する場合とは異なり、法人には特別な購入ルートと手続きが用意されています。

法人向けの購入方法と窓口

法人・企業が図書カードを大量購入する場合、主に以下の2つの方法があります。

 

① 日本図書普及株式会社の公式サイトから直接注文

図書カードNEXTを発行している日本図書普及株式会社のサイトから、直接、大量注文の申し込みができます。
この方法のメリットは、最新のデザインや、オリジナルのデザインをオーダーできる点です。
例えば、自社のロゴを入れた図書カードを作成して、周年記念品やキャンペーンの景品に利用することができます。また、高額な注文となるため、配送やセキュリティ面でも安心感があります。

② 大手書店チェーンに相談

紀伊國屋書店や丸善ジュンク堂書店といった、全国展開している大手書店チェーンの法人営業部などに相談して購入する方法もあります。
地元の書店でまとめて購入する方が、後々のやり取りがスムーズになる場合もあります。まとまった数量が必要な場合は、まずは「図書カードNEXT 大量購入 法人」で検索して、最寄りの大手書店の窓口に問い合わせてみましょう。

図書カードを景品・記念品にするメリット

法人景品として図書カードを選ぶことには、様々なメリットがあります。

  • 普遍的な需要:本や雑誌は、趣味や年齢を問わず誰もが利用するものであり、景品として受け取って困る人が少ないです。
  • 贈答品としてのイメージが良い:「知的な贈り物」「教養を深めてほしい」というメッセージを伝えることができ、企業イメージの向上にもつながります。
  • 持ち運びの便利さ:カード型でかさばらないため、イベント会場での配布や郵送が非常に簡単です。
  • 税務上のメリット:景品や福利厚生費として計上できるため、税務上の処理も比較的しやすいです。

特に、オリジナルデザインの図書カードを作成すれば、受け取った人に会社の名前やメッセージを強く印象づけることができるので、景品としての効果も高まりますよ。

図書カードNEXTの種類と金額一覧!プレゼントに最適な選び方

図書カードNEXTは、プレゼントとして非常に人気が高い商品ですが、その額面やデザインにはいくつかの種類があります。贈る相手の年齢や関係性、そして予算に合わせて、最適なカードを選ぶための情報をお伝えします。

レギュラーカード(定番額面)の全ラインナップ

図書カードNEXTの基本的な額面は、以下の通りです。これらは、全国の主要な書店で比較的安定して購入できます。

額面 用途の目安 特徴
500円 手軽な景品、ちょっとしたお礼 文庫本1冊分。気軽に贈れます。
1,000円 友人へのカジュアルなプレゼント 新書や雑誌1冊分。最も汎用性が高い額面。
2,000円 ちょっとしたお祝い、読書好きの友人へ 話題の単行本1冊分。
3,000円 入学・卒業の記念品 少し豪華な本を選べる額面。
5,000円 目上の方への贈り物、誕生日祝い 専門書や高額な書籍も視野に入ります。
10,000円 高額なお祝い、退職記念など 画集や洋書なども購入でき、非常に豪華です。

これらのカードは、額面ごとにデザインが共通している場合が多いですが、書店によっては季節のデザインや地域限定のデザインを取り扱っていることもあります。

ギフトの目的に合わせた選び方

図書カードを贈る目的によって、最適な額面やデザインは変わってきます。

 

① 子どもへのプレゼント(入学祝いなど)

子どもへ贈る場合は、好きな絵本や学習漫画を選べる「2,000円〜3,000円」の額面が人気です。
デザインは、店頭で販売されている人気キャラクターのものを選ぶと、より喜ばれるでしょう。

 

② 目上の方・ビジネスシーンでの贈り物

目上の方やビジネスシーンでは、失礼のないよう「5,000円」や「10,000円」といった高額なものを選び、落ち着いたデザインの専用封筒やのしを付けてもらうのがおすすめです。
また、職場の異動や退職のお祝いでは、あまりにも安価なものだと失礼にあたる可能性があるので、少し奮発すると良い印象を与えられます。

 

③ 結婚式の引き出物・内祝い

内祝いや引き出物として利用する場合は、「500円〜1,000円」の額面で、オリジナルデザインをオーダーする企業もあります。
特に、結婚式の引き出物として贈る場合は、図書カードの引き出物に関する情報を調べて、他の商品券とのバランスも考えて選ぶと良いでしょう。

贈る側の「本を読んでほしい」という気持ちを込めて、最適な図書カードを選んでくださいね。

図書カードNEXTはどこで買える?主要な販売場所を徹底チェック!

図書カードNEXTは、デジタル化が進んだ現代においても、紙媒体の読書を支える非常に重要なギフトカードです。しかし、その販売場所は昔と比べて大きく変わりました。
「どこで買えるの?」という疑問に答えるため、最新の主要な販売場所を詳しく見ていきましょう。

確実に購入できるのは「全国の図書カード取扱い書店」

図書カードNEXTを定価で、かつ確実に購入できるのは、日本図書普及株式会社と契約している「書店」です。

  • 大手書店チェーン:紀伊國屋書店、丸善ジュンク堂書店、三省堂書店など、ほとんどの店舗で取り扱っています。
  • 地域の個人書店:中小規模の書店でも、図書カード加盟店であれば購入可能です。
  • 大学生協:大学構内の生協書籍部でも、学内での利用を前提として販売されている場合があります。

書店で購入するメリットは、様々なデザインの中から選べること、そして新品・未使用のカードを安心して購入できることです。特にプレゼント用として購入する場合は、書店員さんに相談しながら選べるのも嬉しいポイントですね。

図書カードの購入場所リスト

もう一度、図書カードの購入場所を整理しておきましょう。

場所 図書カードNEXT(物理カード) 図書カードネットギフト(デジタル)
書店 ◎(確実) ×(不可)
コンビニ ×(不可) ×(不可)
金券ショップ △(中古品・割引あり) ×(不可)
公式サイト ×(法人注文のみ) ◎(確実・クレカ可)
ECサイト(Amazon/楽天) △(金券ショップの出品) ×(不可)

見ての通り、物理カードを新品で購入したい場合は、書店一択となります。オンラインで手軽に贈りたい場合は、図書カードネットギフトを利用しましょう。

コンビニで図書カードはもう買えないの?最新情報と代替手段

コンビニで図書カードを買うことができたのは、もう過去の話です。現在の「図書カードNEXT」は、コンビニでは販売されていません。
これは、多くの方にとって不便に感じる点かもしれませんが、背景には図書カードのシステム変更と販売戦略があります。

コンビニ販売が終了した背景

図書カードの旧モデル(磁気カード)は、コンビニでも販売されていました。しかし、図書カードNEXTへの移行に伴い、コンビニのPOSシステムと図書カードNEXTのQRコード読み取りシステムとの連携が難しかったこと、そして前述の通り、販売チャネルを書店に集中させるという方針転換があったことが主な理由です。

急にプレゼントが必要になったときにコンビニで買えないのは困りますが、これも読書文化を大切にするための変化だとご理解いただけると幸いです。

コンビニで買える代替ギフト券

「どうしても今すぐコンビニでギフト券を買いたい!」という場合は、図書カード以外の商品券を検討することになります。

ギフト券 用途(本・電子書籍関連) 図書カードとの違い
Amazonギフト券 Amazonで本・電子書籍(Kindle)が購入可能 ほぼ全てのAmazon商品に利用でき、汎用性が高い。
App Store & iTunes ギフトカード Apple Booksなど、電子書籍アプリ内での購入に利用可能 Apple製品のアプリ・音楽・動画購入にも使える。
Google Play ギフトコード Google Playブックスなど、電子書籍購入に利用可能 Androidアプリやゲーム内課金にも使える。

これらのギフト券は、ほとんどのコンビニで、マルチメディア端末(Loppi、Famiポートなど)やレジ横の陳列棚で購入可能です。
図書カードのように「本だけ」に限定されないため、贈る相手が電子書籍派の場合や、より汎用性の高いものが良い場合は、これらの代替手段も非常に有効です。

金券ショップでの図書カード購入は本当にお得?注意点も解説

金券ショップは、図書カードを少しでも安く手に入れたいと考える方にとっては魅力的な選択肢です。しかし、そこには「お得」の裏に潜むいくつかの注意点があります。モモストアの筆者が、リスクをしっかり解説します。

金券ショップの割引率と仕組み

金券ショップでは、図書カードNEXTを額面の98%〜99.5%程度で販売していることが多いです。この割引率は、「買取価格」と「販売価格」の差額で利益を出しているためです。

例えば、10,000円の図書カードを9,800円で売っていれば、200円分お得になります。しかし、このカードは誰かが不要になったものを売却した「中古品」であることを忘れてはいけません。

  • メリット:定価より安く買える。自分用であれば文句なしにお得。
  • デメリット:有効期限の残りに注意が必要。デザインが選べない。

特に大量に本を買う習慣のある方にとっては、年間で数千円の節約につながる可能性もあるため、金券ショップの割引率は無視できない魅力です。

必ず確認すべき「有効期限」と「残高」

金券ショップで購入する最大の注意点は、「有効期限」と「残高」の確認です。

 

① 図書カードNEXTは有効期限がある

従来の図書カードと異なり、NEXTは有効期限(発行から10年)があります。金券ショップのカードは発行日が不明なことが多いため、裏面に印字されている有効期限がどれくらい残っているかを必ず確認しましょう。

② スクラッチが削られていないか

図書カードNEXTのPINコードが隠されているスクラッチ部分が、もし削られていたら要注意です。削られているカードは、すでに残高確認などで使用されている可能性があり、残高が減っているリスクがあります。信頼できる金券ショップでは、削られていないカードのみを販売していますが、念のため確認してください。

これらのリスクを踏まえ、「少額であれば金券ショップ、高額なプレゼントなら書店」という使い分けをするのが、賢い購入方法と言えます。

図書カードを贈る時のラッピング・のしはどうする?

プレゼントとしての図書カードは、贈る相手に気持ちを伝えるためのもの。そのため、ラッピングや「のし」といった細部にまで気を配ることで、その価値は何倍にもなります。書店での対応と、自分でできる工夫を紹介します。

書店に依頼できる基本のギフトサービス

図書カードNEXTを購入する際、ほとんどの書店で以下のサービスを無料で受けられます。

  • 専用の封筒への封入:図書カードがぴったり収まる、落ち着いたデザインの専用封筒に入れてくれます。これが最もシンプルなラッピングです。
  • メッセージカード:小さなメッセージカードを添えられるよう、サービスとして提供している店舗もあります。
  • のし紙の対応:入学祝いや記念品として贈る場合、「御祝」「御礼」などの表書きが入ったのし紙をかけてくれるサービスがあります。名入れまで対応しているか事前に確認しましょう。

高額な図書カードを大量に購入する場合は、ラッピングやのしの準備に時間がかかるため、事前に電話で「○月○日に図書カードを○円分購入し、のしを付けてもらいたい」と伝えておくと、当日スムーズに受け取ることができますよ。

自宅でできるオリジナリティあふれる工夫

書店のシンプルなラッピングだけでは物足りない、もっとオリジナリティを出したいという方は、自分でラッピングに一工夫加えてみましょう。

  • 手作りのメッセージカード:図書カードを専用封筒に入れた後、自筆のメッセージカードを添えるだけで、心のこもった贈り物になります。
  • ブックカバー風ラッピング:図書カードを包む封筒を、おしゃれなデザインのブックカバーに見立ててラッピングペーパーで作ってみるのも素敵です。
  • セットで贈る:図書カードと、相手が好きそうなテーマの「しおり」や「付箋」などの文具をセットにして贈るのもおすすめです。図書カードだけを渡すよりも、豪華な印象になります。

図書カードは「本を読む時間」を贈るギフトです。ぜひ、素敵なラッピングで、その気持ちを最大限に表現してくださいね。

図書カードNEXTの有効期限はいつまで?使い残しがないか確認する方法

図書カードNEXTは、有効期限があるという点が、旧式の図書カードとの大きな違いです。この期限を意識していないと、せっかくのカードが使えなくなってしまう恐れがあります。ここでは、その有効期限と、安心して使い切るための残高確認方法を再確認しましょう。

有効期限はカード裏面でチェック!

図書カードNEXTの有効期限は、「発行日から10年間」です。
カードの裏面、PINコードが記載されている部分の下に、「有効期限 20XX年XX月」という形式で年月が印字されています。この期限までに、必ずカードを使い切る必要があります。

例えば、「有効期限 2035年05月」とあれば、2035年5月31日の閉店時間までに利用しなければならないということです。
期限が迫っているカードを持っている場合は、「使い残しがないように、今月中に本を買おう」と計画的に利用することが大切です。

残高確認と利用履歴の活用

期限が近づいてきたら、使い残しがないか不安になりますよね。
図書カードNEXTなら、インターネット上で残高を確認し、無駄なく使い切ることができます。

  1. PINコードを削る:カード裏面の銀色の部分を優しく削り、PINコード(8桁)を露出させます。
  2. 公式サイトへアクセス図書カードNEXTの残高確認ページにアクセスします。
  3. コードを入力:カードIDとPINコードを入力します。

この手続きを行うと、残高だけでなく、過去の利用履歴(いつ、どこで、いくら使ったか)も一覧で表示されます。
使い残しの金額が少額(例えば数十円)であっても、次回本を購入する際に端数として使えば無駄がありません。
PINコードを削ってしまったら、紛失しないように保管し、定期的に残高をチェックする習慣をつけると、期限切れの心配はなくなりますよ。

図書カードの残高確認と利用履歴を見る方法

図書カードNEXTの利便性が向上した最大の点は、オンラインで残高と利用履歴が確認できることです。これにより、「いくら残っているかわからない」「どこで何に使ったか忘れた」という不安が解消されました。

残高確認に必要な二つのコード

残高確認を行うために、図書カードNEXTの裏面にある以下の二つの情報が必要です。

  1. カードID (16桁):カード左上に記載されている、比較的大きな数字です。
  2. PINコード (8桁):銀色のスクラッチ部分の下に隠されている数字です。

残高確認の際、PINコードは必ず必要になります。カード裏面には「残高確認の際にはスクラッチを削ってください」と記載されていますので、安心して削りましょう。

確認手順は非常にシンプルで、専用サイトにアクセスし、この二つのコードを入力して「確認」ボタンを押すだけです。

利用履歴で「読書の傾向」を把握する

残高だけでなく、利用履歴まで確認できるのは非常に便利です。履歴には、「利用日時」「利用店舗名」「利用金額」が記録されています。

  • 利用店舗名:どこの書店で本を購入したかがわかるため、自分のお気に入りの書店を再確認できます。
  • 利用日時・金額:いつ、どれくらいの頻度で本を買っているかが把握できるため、自分の読書ペースや支出の傾向を知るのに役立ちます。

残高がゼロになったカードでも、利用履歴は一定期間(通常は有効期限まで)確認可能です。「このカードでたくさん本を買ったな」という思い出を振り返ることもできますよ。

図書カードの使い道!本以外に購入できるものとは?

「図書カードで本当に本しか買えないの?」という疑問は、多くの人が持つ共通の疑問です。せっかくもらった図書カード、最大限に活用したいですよね。

図書カードの原則的な利用範囲

図書カードNEXTは、「書籍・雑誌」の購入のみに利用できるという原則があります。
これは、図書カードが「図書」の流通と販売を促進する目的で作られているためです。

しかし、書店では本以外にも様々な商品が売られています。それらは買えるのでしょうか?

  • 文具、雑貨、CD/DVD基本的に購入できません。これらは「図書」に分類されない商品のため、レジで断られてしまいます。
  • 切手・はがき:購入できません。これらは金券類、またはそれに準じるものとして扱われるためです。

レジで図書カードを提示する前に、「これは書籍か?」と自分で判断することが大切です。

例外的に購入対象となる可能性のある商品

以下のような商品は、「書籍」と一体または密接に関連していると判断され、店舗によっては購入できる例外的なケースがあります。

  • ISBNコード付きのカレンダーや手帳:国際標準図書番号(ISBN)が付与されている商品は、書籍として扱われることが多いです。
  • 図録・画集:美術展などの図録や高価な画集は、もちろん購入できます。
  • 書籍の付録:本とセットになって販売されている付録は、図書カードでの購入が可能です。

ただし、店舗のPOSシステムの登録状況や店員さんの判断に依存するため、どうしても気になる商品がある場合は、レジで聞くのが一番確実です。図書カードを使い切るための最後の数円、数十円を使う際に、これらを活用できると嬉しいですね。

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