ピアッサーはどこで売ってる?購入場所と失敗しない選び方を徹底解説

ピアッサーはどこで売ってる?購入場所と失敗しない選び方を徹底解説

ピアスデビューを考えている皆さん、ピアッサーをどこで買えばいいか迷っていませんか?
ドラッグストアやドン・キホーテなど、たくさんの場所で売られていますが、種類や価格、そして何より「安心して使えるかどうか」が気になりますよね。
この記事では、実店舗からネット通販まで、ピアッサーが手に入るすべての場所を徹底的に調査し、初めての方でも失敗しないための選び方をモモストアが詳しく解説していきます!

・ピアッサーが売っている実店舗を徹底調査!どこで買えるの?
・【ドラッグストア・薬局】ピアッサーの取り扱い状況と種類
・【ドン・キホーテ】はピアッサーの種類が豊富?価格帯もチェック
・【ロフト・ハンズ】バラエティショップの品揃えとメリット
・【大型店・家電量販店】イオンやヨドバシでもピアッサーは手に入る?
  1. ピアッサーが売っている実店舗を徹底調査!どこで買えるの?
    1. 実店舗での購入は「すぐに手に入る」のが最大のメリット
      1. 主な実店舗の取り扱い状況一覧
  2. 【ドラッグストア・薬局】ピアッサーの取り扱い状況と種類
    1. マツモトキヨシやスギ薬局の販売状況をチェック
    2. ピアッシング後のケア用品も同時に買えるのが便利
  3. 【ドン・キホーテ】はピアッサーの種類が豊富?価格帯もチェック
    1. ドンキホーテがピアッサー購入場所として人気の理由
    2. ドンキで買う際の注意点:陳列場所と品質
  4. 【ロフト・ハンズ】バラエティショップの品揃えとメリット
    1. おしゃれと安心を両立したいならここ
      1. ロフト・ハンズで購入する際のポイント
  5. 【大型店・家電量販店】イオンやヨドバシでもピアッサーは手に入る?
    1. イオン・イトーヨーカドーなどの大型スーパーの場合
    2. ヨドバシカメラ・ビックカメラなどの家電量販店の場合
  6. ネット通販(Amazon・楽天・Yahoo!)での購入が断然おすすめの理由
    1. オンラインショップが最強である3つの理由
    2. ネット通販で購入する際の注意点
  7. 初めてでも失敗しない!ピアッサーを選ぶ時の最重要チェックポイント
    1. ポイント1:必ず「滅菌済み」であることを確認する
    2. ポイント2:ゲージ(G)の太さと素材の確認
      1. ゲージサイズ(G)について
      2. 素材について
    3. ポイント3:有効軸の長さ(ポストの長さ)
  8. ピアッサーの主要メーカーと人気の種類を徹底比較
    1. JPS(ジェーピーエス):医師が開発した安心のブランド
    2. ワンダーワークス:樹脂製で金属アレルギーの心配なし
    3. ナック:ピナックIIαなどのロングセラー製品
  9. ピアッシング前に知っておきたい!準備と正しい使い方の手順
    1. ピアッシング前の最重要準備リスト
    2. ピアッサーを使った正しいピアッシングの手順
  10. 耳たぶ以外(軟骨・へそ・鼻)のピアッサーの選び方と注意点
    1. 軟骨ピアッシングのピアッサー選び
    2. へそ・鼻ピアッシングのピアッサー選びとリスク
  11. ピアッサーの値段相場はどれくらい?安く購入する方法
    1. ピアッサーの一般的な値段相場
    2. ピアッサーを安く購入するための裏ワザ
  12. ピアッシング後のアフターケア用品はどこで手に入る?
    1. アフターケア用品の主要な販売場所
    2. 最低限揃えておきたい3つのケア用品
  13. ピアッシング後にトラブルが起きた場合の対処法と相談先
    1. よくあるトラブルとその対処法
    2. 困ったときの相談先リスト
  14. まとめ:賢くピアッサーを選んで安心安全なピアスライフを!

ピアッサーが売っている実店舗を徹底調査!どこで買えるの?

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ピアッサーは、特定の医療機器でありながら、実は身近な場所で広く販売されています。
「すぐに欲しい」「実物を見て選びたい」という方のために、主な実店舗の販売状況をまとめました。実際に足を運んで購入できる場所のメリットとデメリットを知っておくことで、無駄足を踏まずに済みますよ!

実店舗での購入は「すぐに手に入る」のが最大のメリット

実店舗で購入する最大の魅力は、なんといっても「その場ですぐに手に入る」ことと、商品を手に取って「パッケージや説明を直接確認できる」点です。
また、店舗によっては美容関連の専門知識を持つスタッフに相談できる可能性もあります。
ただし、取り扱いが店舗や時期によって異なったり、在庫がない場合もあるため、事前に電話などで確認してから行くのがおすすめです。

主な実店舗の取り扱い状況一覧

ピアッサーの取り扱いが確認されている主な実店舗はこちらです。

店舗カテゴリー 具体的な店舗例 取り扱い傾向 価格帯(目安)
ドラッグストア・薬局 マツモトキヨシ、スギ薬局、ウエルシア、ココカラファインなど 耳たぶ用ピアッサーの取り扱いが多い。一部店舗ではボディ用も。 1,000円~2,000円
ディスカウントストア ドン・キホーテ 種類が豊富で、デザイン性のあるものや軟骨用、ボディ用も扱う。 1,000円~3,000円
バラエティショップ ロフト、東急ハンズ(ハンズ) デザインや素材にこだわった高品質なものが多い。ケア用品も充実。 1,500円~2,500円
大型店・家電量販店 イオン、イトーヨーカドー、ヨドバシカメラ、ビックカメラなど 美容・健康コーナーやアクセサリーコーナーで取り扱いあり。 1,500円~2,500円

このように、販売場所は多岐にわたりますが、特に初めてピアスを開ける方には、取り扱いが多く、店員さんに相談しやすいドラッグストアやバラエティショップ、あるいは種類豊富なドン・キホーテが人気のようですね。
次の見出しでは、それぞれの店舗についてもう少し詳しく見ていきましょう。

【ドラッグストア・薬局】ピアッサーの取り扱い状況と種類

マツモトキヨシ、スギ薬局、ウエルシアなどのドラッグストアや薬局は、ピアッサーの定番の販売場所の一つです。薬剤師さんや登録販売者さんがいる安心感もあり、多くの人が最初にチェックする場所でしょう。
ただし、全ての店舗で常に販売されているわけではなく、店舗の規模や立地によって取り扱いの有無や種類が大きく変わる点に注意が必要です。

マツモトキヨシやスギ薬局の販売状況をチェック

多くのドラッグストアでは、美容や衛生用品のコーナー、またはレジの近くなどでピアッサーが販売されています。
特に置いてあることが多いのは、「JPS(ジェーピーエス)」や「ワンダーワークス」といった医療機器メーカーが販売する、安全性の高い医療用ピアッサーです。
これらは滅菌済みで、ファーストピアスが内蔵されているため、衛生的にピアッシングできるのが特徴です。
取り扱いの主流は、最も需要の高い「耳たぶ用」で、ゲージサイズ(太さ)は16G(G=ゲージ)や18Gが中心となります。軟骨用やへそ用といった特殊な部位のピアッサーは、残念ながらドラッグストアでは見つけにくい傾向にあります。

もし、お目当ての店舗でピアッサーが見つからない場合は、美容品の棚だけでなく、絆創膏や消毒液などが並ぶ救急用品のコーナーも確認してみると良いかもしれません。これらの商品は、医薬品や医療機器と同じカテゴリーとして扱われることが多いためです。

ピアッシング後のケア用品も同時に買えるのが便利

ドラッグストアでピアッサーを購入する大きなメリットは、ピアッシング後のケア用品を同時に購入できることです。ピアッシングは穴を開けることがゴールではなく、その後の「安定」が非常に重要になります。
ホールを清潔に保つための専用の消毒液や、炎症を抑えるための軟膏なども、同じ店舗内で手軽に揃えられます。特に、ピアスホールを安定させるために欠かせない「消毒用ジェル」や「専用ソープ」などは、ドラッグストアが最も種類豊富に取り扱っています。
商品の選び方や使用方法で疑問があれば、薬剤師や登録販売者に相談できるのも、実店舗、特に薬局ならではの安心感につながりますね。

知っておきたい情報:
ドラッグストアで購入できるピアッサーの多くは、ファーストピアスが医療用ステンレス製または純チタン製です。特に金属アレルギーが心配な方は、純チタン製や医療用樹脂製(透明ピアス)のピアッサーを意識して選ぶようにしましょう。パッケージに必ず記載がありますので、チェックを怠らないようにしてください。

【ドン・キホーテ】はピアッサーの種類が豊富?価格帯もチェック

「とりあえずドンキに行けば何でもある!」というのは、あながち間違いではありません。
驚安の殿堂ドン・キホーテは、ピアッサーの取り扱い種類と在庫が非常に豊富なことで知られています。特に若者向けのファッションアイテムが充実しているため、ピアッサーもその一環として力を入れているようです。

ドンキホーテがピアッサー購入場所として人気の理由

ドン・キホーテがピアッサーの購入場所として人気を集める理由は主に以下の3点です。

1. 種類とデザインの多様性:
ドラッグストアではあまり見かけない、軟骨用(ヘリックス用)やボディ用(へそ・鼻用)のピアッサーも取り扱っていることが多いです。また、内蔵されているファーストピアスのデザインも、シンプルなボールだけでなく、誕生石を模したストーンや、ハート型など、ファッショナブルなものが豊富に揃っています。
「どうせ開けるなら可愛いファーストピアスがいい!」というニーズに応えてくれるのがドンキの魅力です。

2. リーズナブルな価格帯:
全体的に価格がリーズナブルに設定されており、他の店舗よりも安く購入できる可能性があります。
価格は1,000円前後から2,500円程度で、複数セットで販売されているものもあり、コスパを重視する方には特におすすめです。

3. 営業時間と利便性:
24時間営業している店舗も多く、急に「今すぐ開けたい!」と思い立ったときでも購入できる利便性は他店にはない強みです。深夜や早朝など、自分の都合に合わせて買いに行けるのは助かりますよね。

ドンキで買う際の注意点:陳列場所と品質

ドンキホーテのピアッサーは、主にコスメコーナーやアクセサリーコーナー、または特定の雑貨売り場に陳列されていることが多いです。
ただし、あまりにも種類が多いため、どのピアッサーを選んでいいか迷ってしまうかもしれません。
特に注意していただきたいのは、「安価なものを選ぶこと」と「品質」は必ずしも比例しないという点です。金属アレルギーが心配な方は、必ずパッケージを確認し、「医療用ステンレス」「純チタン」「医療用樹脂」といった記載がある、信頼できるメーカーの製品を選ぶようにしましょう。
迷った際は、ネットで商品の口コミを参考にしたり、「セイフティピアッサー」や「ピナック」など、実績のあるメーカー名で検索してみることをお勧めします。例えば「JPS セイフティピアッサーについて調べる」といった検索で、詳しい情報を探せますよ。

【ロフト・ハンズ】バラエティショップの品揃えとメリット

ロフト(Loft)や東急ハンズ(Hands)といったバラエティショップは、ファッション性の高い雑貨や美容アイテムが充実しているため、ピアッサーも人気が高い購入場所です。
価格はドラッグストアやドンキホーテよりやや高めになる傾向がありますが、それには理由があります。

おしゃれと安心を両立したいならここ

ロフトやハンズの魅力は、「おしゃれなデザイン」と「安心感」を両立している商品が多い点です。
取り扱いの中心となるのは、信頼性の高い医療用ピアッサーですが、内蔵されているファーストピアスも、単なるボールではなく、少し凝ったデザインのものや、季節に合わせたカラーバリエーションが豊富な傾向にあります。
また、これらの店舗はピアッシング後のケアグッズも非常に充実しています。ホールを清潔に保つための専用の石鹸や、トラブル対策のジェル、セカンドピアスに移行するまでの間使えるおしゃれな透明ピアスなど、関連商品と一緒にトータルでチェックできるのが大きなメリットです。

ロフト・ハンズで購入する際のポイント

・品質へのこだわり:
バラエティショップで取り扱われているピアッサーは、サージカルステンレスや純チタンなど、アレルギーを起こしにくい素材にこだわったものが多く、特に肌が弱い方や金属アレルギーが心配な方に安心感があります。価格だけでなく、素材を重視して選びたい方には最適な場所と言えるでしょう。

・スタッフの知識:
店舗にもよりますが、美容関連の知識を持つスタッフが配置されていることが多く、ピアッサーの種類や使い方、ファーストピアスの選び方などについて、比較的気軽に相談できる環境が整っている場合があります。特に初めてのピアッシングで不安な方は、店員さんに声をかけてみるのも良い方法です。

店舗名 特徴 おすすめしたい人
ロフト ファーストピアスのデザインが豊富。トレンドを意識したアイテムが多い。 デザインと品質の両方を重視したい人。
東急ハンズ 実用性・機能性に優れた商品が多い。セルフピアス用のアクセサリーも充実。 素材の安全性や機能性を重視したい人。

【大型店・家電量販店】イオンやヨドバシでもピアッサーは手に入る?

大型ショッピングモールや家電量販店は、日常的に訪れる場所ですが、実はピアッサーの取り扱いがあることがあります。
「まさかこんなところにも?」と思うかもしれませんが、健康・美容関連の売り場や、アクセサリー、雑貨コーナーを探してみましょう。

イオン・イトーヨーカドーなどの大型スーパーの場合

イオンやイトーヨーカドーなどの総合スーパーでは、店舗内のドラッグストアエリアや、化粧品・ビューティー用品を扱うコーナーでピアッサーを見つけることができます。
特に規模の大きな店舗では、JPSなどの定番メーカーの製品が、耳たぶ用を中心に販売されていることが多いです。
大型スーパーの利点は、食料品や日用品の買い物ついでに立ち寄れる手軽さです。ただし、品揃えは専門のバラエティショップやドンキホーテに比べると控えめな傾向があります。

ヨドバシカメラ・ビックカメラなどの家電量販店の場合

「なぜ家電量販店?」と思うかもしれませんが、最近の家電量販店は美容家電や健康グッズに非常に力を入れています。
ヨドバシカメラやビックカメラでは、美容・健康関連のフロアやコーナーでピアッサーが販売されている事例が確認されています。こちらもドラッグストアと同様に、定番の医療用ピアッサーが中心です。
もし購入を検討されている場合は、店舗のウェブサイトで取り扱いがあるかどうかを事前に確認するか、店舗のスタッフに尋ねてみるのが確実です。

覚えておきたい利点:
これらの大型店は、ポイント還元率が高い場合があるため、ピアッサーだけでなく、消毒液やセカンドピアスもまとめて購入することで、お得にポイントを貯められる可能性があります。普段から利用しているポイントカードがある場合は、ぜひチェックしてみてください。

ネット通販(Amazon・楽天・Yahoo!)での購入が断然おすすめの理由

実店舗で購入するメリットもたくさんありますが、モモストアとしては、特に初めてピアッサーを購入する方には、ネット通販(Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなど)の利用を断然おすすめします。その理由は、実店舗では得られない多くのメリットがあるからです。

オンラインショップが最強である3つの理由

1. 圧倒的な種類と在庫数:
ネット通販では、実店舗の限られた陳列スペースでは並べられない、あらゆるメーカーのあらゆる種類のピアッサーが手に入ります。耳たぶ用はもちろん、軟骨用、へそ用、鼻用、さらには舌用といった特殊な部位のピアッサーまで、欲しいものが必ず見つかります。ゲージの太さや軸の長さ(有効軸)の選択肢も豊富です。
特に、金属アレルギー対応の「純チタン製」や「医療用樹脂製」など、素材にこだわったピアッサーも選び放題です。

2. ユーザーレビューで失敗を防げる:
ネット通販の最大の強みは、実際にそのピアッサーを使った人の「生の声」であるレビュー(口コミ)を読めることです。「痛くなかった」「使いやすかった」といったポジティブな意見だけでなく、「軸が短かった」「バネが硬くて少し怖かった」といったネガティブな意見も参考にすることで、自分に合ったピアッサーを慎重に選ぶことができます。これは実店舗ではできない、非常に重要なチェック項目です。

3. 価格比較とセット販売のお得さ:
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングの間で簡単に価格比較ができるため、最安値で購入しやすいのが魅力です。また、ピアッサー2個セット(両耳用)や、ピアッサー本体+消毒液+予備の透明ピアスがセットになった「初心者セット」など、お得なセット販売も充実しています。これらを活用すれば、あれこれ探す手間もなく、必要なものがすべて揃います。

ネット通販で購入する際の注意点

便利すぎるネット通販ですが、注意点もいくつかあります。

  • 届くまでに時間がかかる: 注文から到着まで数日かかるため、「今すぐ開けたい」という衝動には対応できません。
  • 販売元を確認する: 信頼できるメーカーや正規の販売店からの購入を心がけましょう。特にメルカリなどのフリマアプリでは、滅菌状態が保証されていない商品も出回っている可能性があるため、ピアッサーのような衛生用品は避けるのが賢明です。

購入の際は、ネット通販の最新ランキングをチェックしてみるのがおすすめです。

初めてでも失敗しない!ピアッサーを選ぶ時の最重要チェックポイント

いざピアッサーを買おうと思っても、種類がたくさんあって迷ってしまいますよね。ピアッシングの失敗を避けるためには、ピアッサー選びが最も重要です。
ここでは、初めての方が特に注意すべき3つのチェックポイントを解説します。

ポイント1:必ず「滅菌済み」であることを確認する

ピアッサーは、皮膚に穴を開ける医療器具です。パッケージに「滅菌済」「EOガス滅菌済」などと記載されているか、必ず確認してください。
衛生管理がされていないピアッサーを使うと、化膿や感染症などの深刻なトラブルを引き起こす原因になります。ほとんどの市販されているピアッサーは滅菌済みですが、フリマアプリなどでの個人間取引や安すぎる海外製品には注意が必要です。

ポイント2:ゲージ(G)の太さと素材の確認

ピアッサーに内蔵されているファーストピアスの太さ(ゲージ)と、素材は、安定したピアスホールを作るために非常に重要です。

ゲージサイズ(G)について

ゲージ(G)は数字が小さいほど太くなります。
耳たぶ用ピアッサーの主流は、16G(約1.2mm)または18G(約1.0mm)です。一般的に16Gの方がホールが安定しやすいと言われていますが、痛みや抵抗が不安な方は18Gから試すのもアリです。軟骨用は14G(約1.6mm)が主流です。

ゲージ(G) 太さ(目安) 適した部位
18G 約1.0mm 耳たぶ(初めての方、目立たせたくない方)
16G 約1.2mm 耳たぶ(標準)、軟骨(細め)
14G 約1.6mm 軟骨(標準)、へそ、舌

素材について

ファーストピアスは、ホールが完成するまでつけっぱなしにするため、素材は最も重要です。
・医療用ステンレス(サージカルステンレス):最も一般的で安価。金属アレルギーが出にくいとされていますが、重度の場合は反応することも。・純チタン/チタン処理:金属アレルギーを起こしにくい素材として非常に優秀。特にアレルギー体質の方に推奨されます。・医療用樹脂(プラスチック):透明で目立ちにくい。金属アレルギーの心配がないため、学校や職場で目立たせたくない方にも人気です。

ポイント3:有効軸の長さ(ポストの長さ)

ピアッサーに内蔵されているファーストピアスの「軸の長さ(有効軸)」も、非常に重要です。
耳たぶが厚い方は、標準の長さ(約6mm)だと軸が足りず、ピアスホールが圧迫されて腫れやすくなる原因になります。耳たぶが厚めの方(約6mm以上)は、有効軸が8mmや10mmといった「ロングタイプ」のピアッサーを選びましょう。
特に軟骨ピアッシングの場合は、軟骨が腫れることを見越して、標準よりも長めの軸を選ぶのが鉄則です。

ピアッサーの主要メーカーと人気の種類を徹底比較

ピアッサー市場には、安全性を追求した医療機器メーカーから、デザイン性を重視したメーカーまで、いくつかの主要なブランドがあります。どのメーカーを選ぶかによって、ピアッシングのしやすさや内蔵されているファーストピアスの品質が変わってきます。

JPS(ジェーピーエス):医師が開発した安心のブランド

JPSの「セイフティピアッサー」は、日本の医師が開発に携わった、非常に信頼性の高いピアッサーです。多くの病院やクリニックでも採用されている実績があり、初めてピアッシングをする方に最もおすすめです。

  • 特徴: 滅菌処理、使い捨てタイプ。バネ式で瞬間的に穴を開けるため、痛みが少ないとされています。
  • 種類: 耳たぶ用(16G、18G)、軟骨用(14G)、鼻用、へそ用など、全身の部位に対応したラインナップがあります。
  • 素材: 医療用ステンレス、純金処理済医療用ステンレス、純チタンなど、アレルギー対応素材が豊富です。
  • 特にここがおすすめ: 有効軸の長さが選べる「ロングタイプ」があるため、耳たぶの厚さに合わせて選べるのが嬉しいポイントです。

ワンダーワークス:樹脂製で金属アレルギーの心配なし

ワンダーワークスが展開する「ピアチェーレ(PiaCere)」や「ぷりぴあ(prepier)」は、医療用樹脂製の透明ピアスが内蔵されているピアッサーが有名です。

  • 特徴: 金属アレルギーの心配が一切ない医療用樹脂製。透明で目立ちにくいため、仕事や学校の都合でピアスを目立たせたくない方に最適です。
  • 種類: 主に耳たぶ用(16G、18G)。
  • 素材: 医療用樹脂製。非常に軽量で、ピアッシング後も負担が少ないとされています。
  • 特にここがおすすめ: ピアッシング位置を固定する機能が付いている製品が多く、狙った場所に失敗なく開けやすいのが初心者にとって大きな魅力です。

ナック:ピナックIIαなどのロングセラー製品

ナックの「ピナック」シリーズも、昔から親しまれているロングセラーのピアッサーです。特に「ピナックIIα」は有名で、安価で手に入りやすく、手軽にピアッシングできるのが魅力です。

  • 特徴: バネ式瞬間ピアッサー。シンプルで使いやすい構造。
  • 種類: 耳たぶ用(18Gが中心)。
  • 素材: サージカルステンレス製が中心。
  • 特にここがおすすめ: コストパフォーマンスが高く、両耳セットなどのお得な販売形態が多いです。

各メーカーの製品を比較する際は、「ピアッサーのメーカー別比較情報」を参考に、ご自身の体質や開けたい部位に合わせて選んでみてください。

ピアッシング前に知っておきたい!準備と正しい使い方の手順

ピアッサーを購入したら、いよいよピアッシングです!
ピアッシングはあっという間に終わりますが、その前の「準備」と「正しい手順」を怠ると、トラブルの原因になったり、穴の位置がずれてしまう失敗につながります。安心・安全にピアッシングを行うための、重要な手順をモモストアが解説します。

ピアッシング前の最重要準備リスト

ピアッシングは、清潔な状態で行うことが最も重要です。以下の準備を徹底しましょう。

  1. 体調を整える:体調が優れない時や寝不足の時は、免疫力が落ちているためピアッシングは避けましょう。万全の体調で行うことが、ピアッシング後のホール安定につながります。
  2. 場所を清潔にする:鏡の前など、落ち着いて作業できる場所を選び、ピアッシングする部位を石鹸などで丁寧に洗い、清潔にしておきます。
  3. マーキングをする:ピアッシングする位置を、専用のマーキングペン(なければアイライナーなどでも可)で正確にマークします。鏡で左右や高さを確認し、納得できる位置に印をつけましょう。
  4. 手を消毒する:ピアッサーを触る前、ピアッシング部位を触る前には、必ず手を石鹸で洗い、消毒用アルコールなどで消毒します。

ピアッサーを使った正しいピアッシングの手順

ピアッサーの種類によって多少の違いはありますが、基本的な流れは共通しています。

  • 1. ピアッサーの準備:パッケージから取り出し、ファーストピアスが正しい位置にセットされているか確認します。
  • 2. 位置合わせ:マーキングした位置にピアッサーの先端を合わせます。この時、鏡を使ってマークの中心にピアッサーがしっかり当たるように微調整します。
  • 3. 強く握る:位置が決まったら、ピアッサーを両手でしっかりと持ち、一気に「カチッ」と音がするまで強く握り込みます。躊躇してゆっくり握ると、貫通に時間がかかり、痛みが増したり、ホールが歪む原因になります。
  • 4. ピアッサーを外す:音がしてピアッシングが完了したら、ピアッサーが勝手に開くので、そのまま優しく耳から外します。
  • 5. 確認:ファーストピアスがしっかり装着されているか、軸の裏側のキャッチまで確認します。

ピアッサーを握り込む際には、「躊躇しない」「一気に」「最後まで」の3つのキーワードを意識してください。これが痛みと失敗を最小限に抑える秘訣です。不安な方は、「ピアッサーの正しい使い方を動画で確認」するのも良いでしょう。

耳たぶ以外(軟骨・へそ・鼻)のピアッサーの選び方と注意点

ピアッシングは耳たぶが一般的ですが、最近ではファッション性の高い軟骨(ヘリックス、トラガスなど)や、へそ、鼻といったボディピアスの人気も高まっています。
これらの部位は耳たぶとは構造が異なるため、専用のピアッサーと、より慎重な注意が必要です。

軟骨ピアッシングのピアッサー選び

軟骨は耳たぶに比べて硬く、分厚いため、耳たぶ用ピアッサーでは貫通させることができません。必ず「軟骨用」と明記された専用ピアッサーを選びましょう。

  • ゲージ: 14G(約1.6mm)が主流。軟骨は腫れやすいため、太めのゲージで開けておく方が安定しやすいです。
  • 有効軸: 軟骨はピアッシング後に大きく腫れるため、有効軸は標準よりも長め(8mm以上)のものを選ぶのが鉄則です。軸が短いと、腫れによってピアスが埋まってしまう(埋没)危険性があります。
  • 素材: 刺激の少ない純チタン製や医療用ステンレス製を選びましょう。

軟骨ピアッシングは耳たぶよりも難易度が高く、トラブルも起きやすいため、可能であれば皮膚科やピアススタジオでのピアッシングを検討することも大切です。

へそ・鼻ピアッシングのピアッサー選びとリスク

へそや鼻などの部位は、ピアッサーで開けることも可能ですが、耳たぶや軟骨に比べてさらに難易度が上がります。市販のピアッサーは「へそ用」「鼻用」と明記されているものを選びましょう。

  • へそ用: ゲージは14Gが主流。軸が長いタイプ(10mm以上)を選びます。
  • 鼻用: ゲージは18Gや20G(細め)が主流。ファーストピアスはL字型やノストリルスクリュー型が内蔵されていることが多いです。

【注意】
へそや鼻のピアッシングは、開ける角度が非常に重要であり、セルフピアッシングは位置や角度の失敗リスクが非常に高いです。また、感染症のリスクも高まるため、これらの部位は専門のピアススタジオや医療機関で開けることを強く推奨します。自己責任で行う場合は、十分な知識と衛生管理が必要です。

ピアッサーの値段相場はどれくらい?安く購入する方法

ピアッサーの価格は、種類やメーカー、そして購入する場所によって大きく異なります。初めての方は「どれくらいの値段が妥当なの?」と疑問に思うかもしれません。ここでは、ピアッサーの一般的な値段相場と、賢く安く手に入れる方法を解説します。

ピアッサーの一般的な値段相場

ピアッサーの価格は、内蔵されているファーストピアスの素材や、ピアッシング機能の精密さによって決まります。

種類 相場価格帯(片耳用) 主な販売場所
スタンダードな耳たぶ用(医療用ステンレス) 1,000円 ~ 1,500円 ドラッグストア、ドン・キホーテ
高品質な耳たぶ用(純チタン・ロングタイプ) 1,500円 ~ 2,500円 バラエティショップ、ネット通販
軟骨用・特殊部位用 2,000円 ~ 3,500円 ネット通販、ピアス専門店
医療用樹脂製(透明ピアス) 800円 ~ 1,500円 ドラッグストア、ネット通販

ほとんどのピアッサーは、片耳用で1,000円から2,500円程度の範囲で収まります。あまりにも安すぎる(数百円程度)ピアッサーは、滅菌処理や素材の品質に不安が残るため、避けた方が賢明です。

ピアッサーを安く購入するための裏ワザ

1. ネット通販の「セット販売」を狙う:
先述の通り、Amazonや楽天市場では「両耳用2個セット」や「ピアッサー+ケア用品のセット」が、単品で購入するよりも割安になっていることが多いです。まとめて購入することで、一つあたりの単価を抑えることができます。

2. ドン・キホーテの特売日をチェック:
ドン・キホーテでは、特定のイベントやセール期間中に、ピアッサーが驚安価格で提供されることがあります。お近くの店舗のチラシやSNSなどをチェックしてみましょう。

3. 薬局・バラエティショップのクーポンを利用:
ドラッグストアやロフトなどのバラエティショップは、アプリ会員限定のクーポンや、特定の日(例:毎月〇日)に全品〇%オフといったセールを実施しています。これらのお得なタイミングを狙って購入すれば、高品質なピアッサーでも安く手に入れることが可能です。

安さも大切ですが、ピアッシング後のトラブルは医療費がかかることにもつながります。多少価格が高くても、純チタン製などの安心できる素材を選ぶことが、結果的に安上がりになることもありますよ。

ピアッシング後のアフターケア用品はどこで手に入る?

ピアッサーで穴を開けた後は、ホールが完成するまでの数ヶ月間、「アフターケア」が非常に重要になります。このアフターケア用品は、ピアッサー本体と同じくらい、もしくはそれ以上に慎重に選びたいアイテムです。

アフターケア用品の主要な販売場所

ピアッサーを購入した場所とほぼ同じ場所で、ケア用品も手に入ります。

  • ドラッグストア・薬局:
    最も手に入りやすい場所です。「ピアスホール用消毒液」「ピアスホール用洗浄ソープ」「抗炎症軟膏」など、基本的なケア用品が揃っています。特に消毒液は「非アルコール性」のものを選ぶことを推奨します。アルコール性のものは刺激が強すぎ、ホールを傷めてしまう可能性があるためです。
  • バラエティショップ(ロフト・ハンズ):
    機能性だけでなく、使いやすさにこだわったおしゃれな専用ソープや、肌に優しい成分で作られたケアジェルなど、ワンランク上のケア用品が手に入ります。
  • ネット通販:
    最も種類が豊富です。特に、ピアスの回転を滑らかにするための「ホールケアジェル」や、ピアスのつけ外しをサポートする「ピアス用ピンセット」など、細かな便利グッズも一緒に購入できるのが魅力です。

最低限揃えておきたい3つのケア用品

最低限、以下の3点は揃えておくようにしましょう。

ケア用品 役割 おすすめの選び方
洗浄ソープ(専用) ホール周りの汚れや分泌物を優しく洗い流す。 泡で出てくるタイプや、刺激の少ない弱酸性のもの。
消毒液・ジェル 雑菌の繁殖を防ぎ、感染を予防する。 必ず非アルコール性の「ピアスホール用」と記載されたもの。
軟膏(抗生物質入り) 腫れや軽い炎症が起きた際に使用する。 ドラッグストアで薬剤師に相談して購入できる市販薬。

ピアッシング後のケアは、「清潔」と「乾燥させすぎない」が基本です。特に最初の1ヶ月間は、毎日のお風呂で優しくソープで洗浄し、その後、専用の消毒ジェルなどで保湿・消毒を行う習慣をつけましょう。正しいケア方法が知りたい方は、正しいアフターケア手順を詳しく検索しておきましょう。

ピアッシング後にトラブルが起きた場合の対処法と相談先

どんなに慎重にピアッシングやケアを行っても、ピアスホールにトラブルはつきものです。腫れや痛み、かゆみなどが起きた場合、パニックにならず、冷静に対処することが大切です。

よくあるトラブルとその対処法

1. 軽い腫れや痛み:
ピアッシング直後から数日間は、腫れや軽い痛み、赤みが出るのは正常な反応です。この場合、処方された(または市販の)抗炎症軟膏を塗布し、清潔を保ちながら様子を見ます。ファーストピアスは絶対に取り外さないでください。取り外すとホールが塞がり、再ピアッシングが必要になる上、中で膿が溜まる原因になります。

2. 膿が出てきた(化膿):
黄色や緑色の分泌物が出て、強い痛みや熱を伴う場合は化膿している可能性があります。この場合も自己判断でピアスを外さず、ピアスをつけたまま皮膚科を受診してください。抗生物質の飲み薬や塗り薬で治療できます。

3. しこりができた(肉芽腫):
ピアッシング部位にしこりのような塊ができることがあります。これは「肉芽腫(にくげしゅ)」という良性の腫瘍である可能性が高いです。放置すると大きくなる場合があるため、これも自己判断せずに皮膚科を受診し、適切な治療(ステロイド軟膏の塗布など)を受ける必要があります。

困ったときの相談先リスト

「これって大丈夫?」と少しでも不安に感じたら、専門家に相談しましょう。

  • 皮膚科・美容外科:
    最も安心できる相談先です。ピアッシングによるトラブルは、皮膚科の専門分野です。多くの皮膚科では、ピアスホールのケア指導や、化膿・肉芽腫の治療を行っています。
  • ピアススタジオ:
    ピアッシングのプロフェッショナルです。医療行為はできませんが、ホールの状態を見て、セカンドピアスへの移行時期や、日々のケア方法について的確なアドバイスをくれます。
  • ピアッサーのメーカー相談窓口:
    JPSやワンダーワークスといった医療機器メーカーは、公式サイトに相談窓口を設けていることがあります。使用した製品に関するトラブルや疑問について、電話やメールで相談できる場合があります。

ピアッシングは楽しいものですが、身体に傷をつける行為である以上、リスク管理は必須です。少しでも不安を感じたら、「まあいいか」と放置せず、早めに専門家の力を借りましょう。放置するとホールの形が崩れたり、跡が残ったりする可能性もあります。困ったらピアスによる肌トラブルを相談できる皮膚科を探すのが一番です。

まとめ:賢くピアッサーを選んで安心安全なピアスライフを!

ピアッサーが売っている場所から、失敗しない選び方、そしてピアッシング後のケアやトラブル対処法まで、詳しく解説してきました。
最後に、この記事の重要ポイントをもう一度おさらいしておきましょう。

  • 購入場所:実店舗では、ドン・キホーテが種類豊富、ドラッグストアはケア用品も揃うので便利です。
  • 最強の購入方法:ネット通販(Amazon・楽天)が種類、価格、口コミの面で最もおすすめです。
  • 選び方の鉄則:「滅菌済み」であることを確認し、自分の耳たぶの厚さに合わせて「有効軸の長さ」を選ぶことが最も重要です。金属アレルギーが心配なら「純チタン製」や「医療用樹脂製」を選びましょう。
  • ピアッシング:「一気に、最後まで」を意識して、清潔な環境で正確に行いましょう。
  • ケア・トラブル:アフターケアは毎日欠かさず行い、腫れや膿などトラブルが起きたら自己判断せず皮膚科へ相談しましょう。

ピアスデビューは、おしゃれがぐっと楽しくなる第一歩です。この記事を参考に、賢くピアッサーを選び、安全で快適なピアスライフを送ってくださいね!
もし、具体的な製品の比較や、特定の部位のピアッシングについてもっと深掘りしたいことがあれば、モモストアまでいつでもご相談ください!

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