ダイソーでホウ砂は売ってる?スライム作りや掃除に使える?売場と代用品を徹底調査!

ダイソーでホウ砂は売ってる?スライム作りや掃除に使える?売場と代用品を徹底調査!

こんにちは、モモストアです!
お子さんの夏休みの自由研究や、おうち時間の充実に、手作りの「スライム作り」が大人気ですよね。そんなとき、多くの人が最初に探すのが「ホウ砂(ほうしゃ)」ではないでしょうか?

「ホウ砂って、結局ダイソーで売っているの?」
「もし売ってないなら、どこで手に入るの?」「スライム作り以外にも何か使える?」
と、疑問に思っている方が非常に多いようです。
この疑問を解決するため、モモストアが全国のダイソーの販売状況や陳列場所、さらにはホウ砂の活用法や、手に入らなかった場合の代用品までを徹底的に調査しました!

この記事を読めば、あなたの「ホウ砂探し」はきっと解決するはずです。ぜひ最後までご覧くださいね!

・ダイソーにホウ砂は売っている?販売状況を徹底調査!
・ダイソーのホウ砂はどの売り場にある?見つけ方のコツは?
・ホウ砂はスライム作り以外にも使える?便利な活用方法をご紹介!
・ダイソーでホウ砂が売り切れ・見つからない場合の対処法
・ホウ砂の「代用品」はダイソーで手に入る?
  1. ダイソーにホウ砂は売っている?販売状況を徹底調査!
  2. ダイソーのホウ砂はどの売り場にある?見つけ方のコツは?
    1. スライムの材料を探すなら「クラフト・手芸コーナー」が第一候補!
    2. 掃除や洗剤の代わりを探すなら「掃除用品コーナー」をチェック!
  3. ホウ砂はスライム作り以外にも使える?便利な活用方法をご紹介!
    1. 【掃除・洗濯】海外ではメジャーなナチュラルクリーニング材!
      1. 頑固な汚れの予洗い・つけ置きに
      2. カビやぬめりの除去に
      3. 消臭剤として
    2. 【園芸・害虫駆除】意外な場所での活用法
  4. ダイソーでホウ砂が売り切れ・見つからない場合の対処法
    1. 他のコーナー・店舗の在庫をチェックする
    2. 代用品やスライムキットを購入する選択肢に切り替える
    3. オンライン通販でまとめて購入する(強く推奨!)
  5. ホウ砂の「代用品」はダイソーで手に入る?
    1. コンタクトレンズ洗浄液と重曹の合わせ技!
    2. シェービングフォームと洗剤でふわふわスライム!
  6. ダイソー以外の100均(セリア・キャンドゥ)でのホウ砂の取り扱い
    1. セリアのホウ砂・スライム関連商品
    2. キャンドゥのホウ砂・スライム関連商品
  7. ドラッグストア(マツキヨ・ウェルシアなど)やホームセンターのホウ砂の価格比較
    1. ドラッグストア(薬局)でのホウ砂の取り扱い
    2. ホームセンター(カインズ・コーナンなど)でのホウ砂の取り扱い
  8. ホウ砂を購入するならオンライン通販(Amazon・楽天・Yahoo!ショッピング)がコスパ最強!
    1. 圧倒的な在庫量と価格の安定性
    2. 用途に合わせた「純度・グレード」を選べる
    3. レビューを参考に失敗を避けられる
  9. 【注意点】ホウ砂を安全に扱うための正しい知識
    1. 絶対に「口に入れない」「誤飲させない」こと
    2. 使用後は必ず「手を洗う」習慣を
    3. 「保管場所」を徹底管理する
  10. スライム作りに必要なダイソーアイテムとホウ砂水の作り方
    1. スライム作りに必要なダイソーアイテム一覧
    2. 失敗しないホウ砂水溶液(ホウ砂水)の作り方
      1. 【黄金比レシピ】
      2. 【作り方の手順】
  11. ホウ砂の成分と種類:薬局で売られている「ホウ酸」との違いは?
    1. ホウ砂(Borax)とホウ酸(Boric Acid)の化学的な違い
    2. スライム作りでのホウ砂とホウ酸の違い
    3. その他の用途での使い分け
  12. ズバリ!ホウ砂の購入はダイソー・薬局・通販どれがおすすめ?
    1. 結論:ホウ砂は「オンライン通販」での購入が圧倒的におすすめ!
    2. 【ダイソーが勝る点】「今すぐ少量だけ欲しい」ならダイソーの代替品
    3. 【通販が最強の理由まとめ】
  13. ホウ砂が手に入らない地域や時期におすすめの「コンタクトレンズ洗浄液スライム」の完全レシピ
    1. 【ダイソーで揃う】洗浄液スライムの材料と準備
    2. 失敗しない!完全レシピと調整のコツ
    3. 洗浄液スライムのメリット・デメリット
  14. ホウ砂を使った掃除術:場所別の濃度と活用法を徹底ガイド
    1. 基本のホウ砂水(洗浄スプレー)の作り方
    2. 場所別のホウ砂活用法
    3. ホウ砂をペースト状にしてカビ取りにも!
  15. ホウ砂を使った虫対策!ホウ酸団子とアリ駆除の安全な作り方
    1. ホウ酸団子に使うのは「ホウ酸」が基本
    2. 【注意】自作ホウ酸団子のリスクと市販品の推奨
  16. ホウ砂が必須ではない!話題の「クリアスライム」の作り方と代用材料
    1. クリアスライムの材料は「透明な洗濯のり」と「液体洗剤」
    2. ホウ砂なしのメリットとデメリット
  17. メルカリでもホウ砂は買える?個人売買のメリット・デメリット
    1. メルカリで購入するメリット
    2. メルカリで購入するデメリット(注意点!)
    3. モモストアのおすすめは「Amazon・楽天の公式販売」
  18. ホウ砂と一緒にダイソーで買うべきスライム作り「デコレーション材料」
    1. キラキラ感アップ!グリッター・ラメ
    2. 感触を変える!ビーズやスパンコール
    3. 色や香りで個性を出す!絵の具・アロマオイル
  19. ホウ砂が持つ毒性の科学的根拠と子どもへの安全教育の重要性
    1. ホウ砂の毒性:どのくらいの量で危険になるのか?
    2. 子どもへの「化学物質」としての正しい教え方
  20. ホウ砂の「重曹スライム」との違い:固まり方、手触り、耐久性の比較
    1. ホウ砂スライム vs 重曹スライム:3つの決定的な違い
    2. 作りたいスライムに合わせた選び方

ダイソーにホウ砂は売っている?販売状況を徹底調査!

momo-store.jp

まず最も気になる結論からお伝えします。ダイソーでは、過去に「ホウ砂」そのものが販売されていた時期もありましたが、現在では純粋な「ホウ砂」の取り扱いは非常に少ない、もしくはほとんどないというのが実情です。

というのも、ホウ砂は医薬品や医薬部外品としての側面があり、その取り扱いには薬事法などの関連法規が絡んできます。100円ショップのような小売店では、安全性の観点や管理体制の面から、「純粋なホウ砂」の販売をやめている店舗が多いのです。

しかし、「スライムの材料としてホウ砂が必要なんだ!」という方はご安心ください。ダイソーは、ホウ砂の代わりとなる商品や、ホウ砂成分を含んだ「スライムのり」や「スライムキット」を販売していることがあります。特に、スライムブームが到来する時期(夏休み前など)には、関連商品が豊富に並ぶ傾向にあります。そのため、「ホウ砂単体」ではなく、「スライム作りに必要な成分が含まれたキット」を探すのが、ダイソーで目的を果たすための近道となります。

また、店舗によっては、ホウ砂ではなく「ホウ酸」を扱っているケースもあります。ホウ砂(四ホウ酸ナトリウム)とホウ酸(オルトホウ酸)は化学的には異なりますが、一部の用途や、特に海外のダイソー(DAISO JAPAN)では取り扱いが異なるため、ネット上の情報が混在していることも事実です。日本のダイソーでホウ砂を探す際は、以下のポイントを意識してください。

  • 医薬品コーナー:ホウ砂は目薬やうがい薬の成分としても使われるため、医薬品コーナーを探す方がいますが、ダイソーの医薬品コーナーでホウ砂単体が売られていることは稀です。
  • 手芸・クラフトコーナー:スライム作り関連の商品(洗濯のり、絵の具、ビーズなど)と一緒に、ホウ砂の代用品となるアイテムが陳列されていることが多いです。

結局のところ、ダイソーで手間をかけずに確実に入手したいなら、オンライン通販が最もおすすめです。特に、Amazonや楽天市場では、大容量でコスパの良いホウ砂(またはホウ酸団子用のホウ酸)が豊富に揃っており、自宅まで届けてくれるので、時間を節約できます。以下の表で、ダイソーでの販売状況と、確実な購入方法をまとめました。

ダイソーとオンライン通販のホウ砂入手比較
販売場所 ホウ砂単体 スライム関連商品 確実性・コスパ
ダイソー店舗 ×(ほとんどなし) △(時期による) 店舗によって異なる
Amazon・楽天市場 〇(豊富) 〇(豊富) ◎(コスパ最強)
薬局・ドラッグストア △(ホウ酸が多い) ×(ほぼなし) 薬剤師の有無による

次の見出しでは、もしダイソーで見つかった場合の具体的な陳列場所について深掘りしつつ、楽天やアマゾンで手軽に購入できる情報をご紹介しますので、引き続き読み進めてくださいね。

ダイソーのホウ砂はどの売り場にある?見つけ方のコツは?

前述の通り、純粋なホウ砂はダイソーでは珍しい商品となっていますが、もし販売されていたり、類似品や代用品を探す際の「売場」には一定の法則があります。ホウ砂は用途が多岐にわたるため、複数のコーナーをチェックする必要があるのが、見つけにくい最大の理由かもしれません。

スライムの材料を探すなら「クラフト・手芸コーナー」が第一候補!

ダイソーのホウ砂探しで最も有望なのは、やはり「クラフト・手芸コーナー」です。ここは、スライム作りに必要な「洗濯のり(PVAのり)」や「絵の具」「計量カップ」などが集められている場所です。ホウ砂自体がなくても、「スライムキット」の中の「スライムの素」として、ホウ砂の代替成分が入っている商品が見つかることがあります。また、このエリアには、ホウ砂と同じく水溶液として使われることもある「重曹」や「クエン酸」などの掃除用品のミニサイズが置かれているケースもあります。お子様と一緒にスライム作りをする場合は、まずこのコーナーをじっくり探してみてください。

<探し方のコツ>
商品のパッケージには「ホウ砂」「ホウ酸」という名称が直接書かれていない場合が多いです。「スライムの素」や「凝固剤」といった表記を探すのがコツです。小さな袋やボトルに入っていることが多いので、目線の高さだけでなく、陳列棚の上下も確認しましょう。

掃除や洗剤の代わりを探すなら「掃除用品コーナー」をチェック!

ホウ砂は海外では掃除用洗剤として広く使われています。そのため、ダイソーでもしホウ砂(またはホウ酸)が販売されている場合は、「掃除用品コーナー」に置かれている可能性があります。特に、重曹やセスキ炭酸ソーダといった、ナチュラルクリーニング系の粉末洗剤の近くを探してみましょう。ただ、ダイソーではホウ砂の代わりに「過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)」や「クエン酸」といった、より一般的な掃除用品が主流です。

<店員さんに聞くときのポイント>
店員さんに尋ねる際は、「ホウ砂(ほうしゃ)」という名称が通じにくい場合もあるため、「スライムを作るための白い粉」や「洗濯のりに入れる固めるための材料」といった、具体的な用途を伝える方がスムーズに案内してもらえることが多いです。

しかし、やはり店舗をハシゴして探すのは手間がかかりますよね。特に週末などは貴重な時間です。モモストアの結論としては、確実に、そしてお得に手に入れるなら、やはりオンライン通販が最強です。Amazonや楽天市場なら、大容量パックをダイソーの価格と変わらない、むしろコスパ良く購入できますし、重たい荷物を持って帰る必要もありません。特に、スライム作りを頻繁にする方や、掃除にも使いたいと考えている方は、一度にまとめて買えるオンラインショッピングが圧倒的におすすめです。

ホウ砂はスライム作り以外にも使える?便利な活用方法をご紹介!

ホウ砂と聞くと「スライムの材料」というイメージが強いかもしれませんが、実はスライム作りはホウ砂の用途のごく一部に過ぎません。ホウ砂(四ホウ酸ナトリウム)は古くから、医療、洗浄、防腐、そして殺菌作用を持つことで知られており、様々な場面で活用できる非常に便利なアイテムなのです。

【掃除・洗濯】海外ではメジャーなナチュラルクリーニング材!

ホウ砂は水に溶かすと弱アルカリ性を示すため、酸性の汚れ(皮脂汚れ、油汚れ、手垢など)を中和して落とすのに優れています。海外では「20 Mule Team Borax」といった名称で、一般的な洗濯洗剤や掃除用品として広く使われています。

頑固な汚れの予洗い・つけ置きに

ホウ砂水溶液に汚れた衣類をつけ置きすることで、皮脂やタンパク質の汚れを分解し、洗濯の洗浄力をアップさせることができます。特に、ワイシャツの襟や袖の黄ばみ、スポーツウェアの汗染みなどに効果的です。

カビやぬめりの除去に

ホウ砂には静菌作用もあるため、水回りのカビやぬめり対策にも使えます。排水溝や浴槽のエプロン内など、湿気がこもりやすい場所にホウ砂水溶液をスプレーしておくと、カビの発生を抑制する効果が期待できます。重曹とホウ砂を混ぜてペースト状にして磨くと、より強力な洗浄効果が得られます。

消臭剤として

ホウ砂は嫌な臭いの原因となる雑菌の繁殖を抑える働きがあります。靴箱や生ゴミのゴミ箱、ペットのトイレ周りなどにホウ砂の粉末を少量まいておくと、強力な消臭剤として機能します。特にアンモニア臭など、アルカリ性の臭いに効果を発揮します。

【園芸・害虫駆除】意外な場所での活用法

ホウ砂は、植物に必要な微量元素である「ホウ素」の供給源としても使われます。ホウ素が不足すると、植物の生育不良や実の付きが悪くなることがあるため、適切に希釈したホウ砂水溶液を土壌に与えることで、植物の成長をサポートすることができます。

また、害虫駆除(特にアリ対策)にも利用されます。ホウ酸と砂糖などを混ぜた団子(ホウ酸団子)として使用することが最も有名ですが、これはホウ砂が体内に入ると毒性を示すためです。ただし、家庭内での使用はお子様やペットが誤飲しないよう、厳重な管理が必要です。安全性を考慮すると、市販のホウ酸団子や専門の駆除剤の使用をおすすめします。

このように、ホウ砂は非常に多機能ですが、ダイソーではなかなか見つかりません。せっかくホウ砂を色々活用したいと思っても、店舗を巡って在庫切れに落胆するのは時間の無駄です。そのため、用途が広いホウ砂こそ、大容量でお得なAmazonや楽天での購入がベストな選択となります。掃除にも、スライム作りにも、惜しみなく使える量をストックしておけば、急な必要にも対応できて安心ですよ。

ダイソーでホウ砂が売り切れ・見つからない場合の対処法

ダイソーでホウ砂を探しているけれど、「やっぱり見つからない!」「売り切れていた!」という事態は非常によくあります。特に、夏休みなどの長期休暇前は、スライム需要の急増で関連商品がすぐに品薄になる傾向があります。そんなとき、諦めずに目的を達成するための、具体的な対処法とモモストアおすすめの代替行動をご紹介します。

他のコーナー・店舗の在庫をチェックする

先述したように、ホウ砂はクラフトコーナー以外にも、掃除用品コーナーや、場合によっては理科実験用品のコーナーに陳列されている可能性があります。店員さんに尋ねる際は、「スライムの凝固剤」というキーワードだけでなく、「ホウ酸」「重曹」の場所も合わせて尋ねてみると、思わぬヒントが得られるかもしれません。

また、ダイソーは大型店と小型店で品揃えが大きく異なります。小型店ではホウ砂のような特定用途の商品の取り扱いがないケースが多いため、大型店舗(ギガダイソーなど)を狙って探しに行くのが非常に有効な手段です。移動が面倒かもしれませんが、もし近隣に大型店があるなら、まずはそちらをチェックしてみてください。

ホウ砂が見つからない時の行動リスト
優先度 具体的な行動 メリット
Amazon・楽天市場で即購入する 最も確実で大容量・低価格。労力ゼロ。
大型のダイソー店舗を調べる 品揃えが豊富で、見つかる可能性が上がる。
後述の「代用品」をダイソーで探す ホウ砂がなくてもスライム作りが可能になる。

代用品やスライムキットを購入する選択肢に切り替える

ホウ砂が見つからなくても、スライム作りは可能です。後述しますが、ダイソーでは「コンタクトレンズの洗浄液」と「重曹」を組み合わせてスライムを作る方法が非常に人気です。これらはダイソーで比較的簡単に入手できます。

また、手間をかけたくない場合は、最初からホウ砂が入っている「スライムキット」を購入するのも手です。これはクラフト・手芸コーナーで売られていることが多く、必要な材料が全て揃っているため、失敗せずに作れるという大きなメリットがあります。

オンライン通販でまとめて購入する(強く推奨!)

結局のところ、何度も店舗に足を運び、時間を無駄にするのは非常にもったいないです。ダイソーでの販売が不安定なホウ砂は、オンライン通販でまとめて買ってストックしておくのが最も賢い選択です。

特に、楽天やAmazonでは、500gや1kgといった大容量のホウ砂が、ダイソーで100円(税抜)で売られていたとしても、グラム単価で見れば圧倒的に安く手に入るケースがほとんどです。スライム作りのみならず、掃除にも使いたい方は、絶対にオンラインでのまとめ買いをおすすめします。

ホウ砂の「代用品」はダイソーで手に入る?

ダイソーでホウ砂が見つからなかった場合、次に考えるべきは「ホウ砂の代わりになるもの」ですよね。ホウ砂の役割は「洗濯のり(PVA)の分子と結合して固める(架橋する)」ことです。この役割を果たせる成分をダイソーで手に入れる方法として、今や定番となっている2つの代用品をご紹介します。

コンタクトレンズ洗浄液と重曹の合わせ技!

これが現在、最も一般的で手軽なホウ砂の代用品として知られています。多くのコンタクトレンズ洗浄液には、ホウ砂と同じくホウ素を主成分とする「ホウ酸」が含まれています。このホウ酸が、洗濯のりを固める役割を果たしてくれます。

  • コンタクトレンズ洗浄液:ダイソーでも販売されていますが、ホウ酸濃度は商品によって異なるため、ホウ酸が成分表示されているものを選ぶと成功率が上がります。
  • 重曹(ベーキングソーダ):ダイソーの掃除用品コーナーか製菓コーナーで手に入ります。重曹を少量加えることで、スライムの粘度を調整し、固まりやすくする効果があります。

<作り方のポイント>
洗濯のり(PVA)に水と着色料を混ぜた後、重曹をひとつまみ入れます。最後にコンタクトレンズ洗浄液を少量ずつ加えながら、よく混ぜるのが成功のコツです。一気に洗浄液を入れすぎると、硬くなりすぎるので注意が必要です。

この方法は、ホウ砂を使う方法とほぼ同じ感触のスライムが作れるため、ホウ砂が見つからない場合の最終手段として覚えておくと便利ですよ。

シェービングフォームと洗剤でふわふわスライム!

こちらは、ホウ砂やホウ酸を一切使わない方法です。ダイソーで手に入る「シェービングフォーム」と「洗濯洗剤(液体)」を使って作る、通称「ふわふわスライム(バタースライム)」です。

  • シェービングフォーム:ダイソーの化粧品・理美容品コーナーで手に入ります。
  • 洗濯洗剤:一部の液体洗剤(特に界面活性剤が多く含まれるもの)には、のりを固める成分が含まれていることがあります。

<作り方のポイント>
洗濯のりに水を混ぜ、大量のシェービングフォームを加えて混ぜます。そこに液体洗濯洗剤を少しずつ加えながら混ぜると、まるでパン生地のような、もっちりとしたふわふわの質感のスライムが完成します。ホウ砂を使ったスライムとは異なる感触を楽しめるため、新しいバリエーションとして試すのもおすすめです。

代用品でのスライム作りも楽しいですが、やはりオーソドックスなホウ砂を使ってみたいという方もいるでしょう。ホウ砂は品質が安定しており、スライムの固まり具合をコントロールしやすいというメリットがあります。そういった意味でも、失敗したくないなら、オンライン通販で高品質のホウ砂を購入しておくのが、遠回りせず確実に目的を達成する一番の方法です。また、Amazonや楽天市場なら、スライムの色付けに使うグリッターやラメ、蓄光パウダーなども一緒に購入できるので、非常に便利ですよ。

ダイソー以外の100均(セリア・キャンドゥ)でのホウ砂の取り扱い

ダイソーで見つからなかった場合、次に気になるのは他の100円ショップでの取り扱い状況ですよね。セリア(Seria)やキャンドゥ(Can☆Do)といった主要な100円ショップチェーンでも、ホウ砂の販売状況はダイソーと同様に非常に限定的です。これは、前述したように、医薬品や医薬部外品に関する取り扱いの規制が関係しているためです。

セリアのホウ砂・スライム関連商品

セリアは、クラフト用品や手芸用品の品揃えに定評があり、特に女性や手作り好きな層からの支持が厚いのが特徴です。そのため、スライム作りに必要な「洗濯のり」や「計量カップ」、そして様々な色や形の「ビーズ」「ラメ」「グリッター」といったデコレーション素材は非常に豊富です。

しかし、ホウ砂単体の取り扱いについては、ダイソーと同様に「ほぼない」と考えておいた方が良いでしょう。セリアで見つけるべきは、ホウ砂そのものではなく、スライム作りの成功率が高い「スライム用ボンド」や、先ほど紹介した「コンタクトレンズ洗浄液」と「重曹」のセットです。特にセリアの洗濯のりは、スライム作りに適したPVA濃度が高いものが多いという口コミもあり、ホウ砂なしでも良質なスライムが作れる可能性が高いです。

キャンドゥのホウ砂・スライム関連商品

キャンドゥもまた、生活雑貨やアイデア商品が魅力的な100円ショップです。キャンドゥでも、スライム作りの関連商品は時期によって取り扱いがありますが、ホウ砂単体の販売は確認されていません。

キャンドゥで探すなら、季節商品として発売される「手作りキット」をチェックしてみてください。過去には、ホウ砂が不要なタイプのスライムキットや、水のりで作るジェル状のスライムキットなどが販売されていた実績があります。キャンドゥは他の100均にはない、ユニークな商品が並ぶことがあるので、公式サイトやSNSで最新のキット情報を探してみるのも楽しいかもしれません。

100円ショップのホウ砂・代替品比較
店舗名 ホウ砂単体の有無 探すべき代替品 特徴・備考
ダイソー ほぼなし スライムキット、重曹、洗浄液 大型店での品揃えに期待
セリア ほぼなし 高品質の洗濯のり、デコ素材 クラフト用品が充実
キャンドゥ ほぼなし アイデアキット、ユニークな材料 時々変わった商品が出る

このように、どの100円ショップを探してもホウ砂を見つけるのは至難の業です。時間をかけて店舗を巡る労力を考えると、やはりオンライン通販の利便性が際立ちます。特に、スライム作りは継続的に行う方が多いので、楽天やAmazonで一度にまとめて大容量のホウ砂を購入し、在庫切れの心配なく楽しむのが最もスマートな方法だとモモストアは確信しています。

ドラッグストア(マツキヨ・ウェルシアなど)やホームセンターのホウ砂の価格比較

100円ショップでのホウ砂探しに疲れてしまったら、次に検討すべきは「薬局・ドラッグストア」「ホームセンター」です。これらの店舗では、100円ショップよりも確実に、そして安定的にホウ砂(またはホウ酸)を入手できる可能性が高まります。ただし、販売されているホウ砂は「医薬品」または「医薬部外品」として扱われることが多く、100円ではない価格帯になること、また薬剤師や登録販売者の常駐が必要な場合があることに注意が必要です。

ドラッグストア(薬局)でのホウ砂の取り扱い

ドラッグストアで販売されているのは、ホウ砂そのものよりも「ホウ酸」の純粋な結晶であることが多いです。ホウ酸は、目薬の成分や、殺菌・消毒薬として使われることが多いため、医薬品コーナーの棚に並んでいます。有名なのが「ホウ酸団子」の材料として使われる粉末ホウ酸ですね。

<価格帯と購入の注意点>
* 価格:100gや500gといった単位で販売されており、数百円から1000円前後が相場です。100円ではありませんが、品質は非常に安定しています。 * 購入場所:目薬や消毒薬、殺虫剤などが並ぶ棚(マツモトキヨシ、ウェルシア、スギ薬局などの店内奥)に陳列されています。 * 注意点:医薬品のコーナーにあるため、薬剤師や登録販売者不在の時間は購入できない場合があります。また、用途を尋ねられたり、使用上の注意の説明を受けることがあります。特にスライム作りなど、本来の用途とは異なる目的で使用する場合は、安全管理について十分な理解が必要です。

ホームセンター(カインズ・コーナンなど)でのホウ砂の取り扱い

ホームセンターは、ホウ砂の「掃除・洗濯用品」または「殺虫・園芸用品」として取り扱われることがあります。特に、大容量で販売されていることが多いのが特徴です。

<価格帯と購入の注意点>
* 価格:大容量(1kgなど)パックもあり、グラム単価で見るとドラッグストアよりも安くなるケースがあります。 * 購入場所:農薬や肥料といった園芸用品コーナー、または洗剤・掃除用品のコーナーを探してみてください。 * 注意点:ホームセンターで見つかるホウ砂は、工業用や殺虫剤成分として含まれている製品であることが多く、スライム作りなどに使用する際は、純度や成分表示をよく確認し、厳重に管理することが必要です。

このように、ドラッグストアやホームセンターでもホウ砂は手に入りますが、「品揃えの安定性」「価格の安定性」「購入の手軽さ」という観点から見ると、オンライン通販には敵いません。店頭での購入は、重い荷物になる、在庫確認が手間、薬剤師の対応が必要というデメリットがあります。

しかし、Amazonや楽天市場なら、純度の高いホウ砂を最安値で、しかも自宅まで届けてもらえます。様々な商品を見比べて、レビューを参考にしながら選べるのも、オンラインならではの大きなメリットです。店頭を探し回る前に、一度オンラインで価格と品質を比較してみることを強くお勧めします。

ホウ砂を購入するならオンライン通販(Amazon・楽天・Yahoo!ショッピング)がコスパ最強!

ここまで、ダイソーをはじめとする各店舗でのホウ砂の取り扱い状況を見てきましたが、モモストアの結論は一貫しています。それは、「ホウ砂はオンライン通販で購入するのが最もコスパが良く、最も確実である」ということです。

店頭での購入は、在庫がない、売り場がわからない、重い、薬剤師の対応が必要など、様々なストレスが伴います。しかし、オンライン通販なら、これらの問題をすべて解決できます。ここでは、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでホウ砂を購入するメリットを詳しく解説します。

圧倒的な在庫量と価格の安定性

Amazonや楽天市場では、複数の業者がホウ砂やホウ酸を販売しているため、在庫切れの心配がほとんどありません。また、競争原理が働くため、価格も安定しており、時にはダイソーの100円(税抜)と比べてもグラム単価で安くなる大容量パックが手に入ります。

特にスライム作りや掃除に頻繁に使う方は、100g単位で買うよりも、500gや1kgといった業務用サイズを購入した方が断然お得です。以下の表で、店頭とオンラインの価格メリットを比較しました。

ホウ砂の購入先別メリット比較
購入先 価格メリット 利便性 品揃え
ダイソーなど100均 1個あたりは安いが少量 見つかればラッキー 非常に少ない
ドラッグストア 品質は安定(割高) 購入に時間がかかる場合あり ホウ酸が多い
Amazon・楽天市場 大容量でグラム単価が安い 自宅まで届く・時間指定可能 ◎(多種多様)

用途に合わせた「純度・グレード」を選べる

オンライン通販では、「試薬用」「理科実験用」「殺虫剤用」など、様々なグレードのホウ砂が販売されています。スライム作りや掃除に使うなら、高純度の製品を選びたいですよね。商品説明を細かくチェックし、自分の目的に合ったホウ砂を選べるのは、店頭では不可能なオンラインならではの大きなメリットです。

レビューを参考に失敗を避けられる

特にスライム作りでホウ砂を使う場合、「このホウ砂でスライムはちゃんと固まるのか?」という疑問は重要です。Amazonや楽天市場の商品ページには、実際に購入した人のレビューが多数掲載されています。これらの「スライム作りで使った感想」「掃除での使用感」といった生の声は、商品選びの際に非常に役立ちます。失敗を避け、確実に目的を果たせる商品を選べるのは、大きな安心材料です。

ダイソーでホウ砂探しに時間を費やすよりも、オンラインでサッと注文して、翌日には作り始めるという方が、ずっと賢明で楽しい選択だと思いませんか?今すぐAmazonや楽天市場でホウ砂をチェックして、手軽に手作りライフを始めてみましょう!

【注意点】ホウ砂を安全に扱うための正しい知識

ホウ砂は、スライム作りや掃除に非常に便利な化学物質ですが、その一方で、「取り扱いには十分な注意が必要な物質」であることを忘れてはいけません。特に小さなお子さんがいるご家庭では、安全管理を徹底することが何よりも重要です。モモストアから、ホウ砂を安全に扱うための3つの重要ポイントをお伝えします。

絶対に「口に入れない」「誤飲させない」こと

ホウ砂は、人体にとって毒性を持つ物質です。大量に摂取すると中毒症状を引き起こす危険性があります。特に、スライム作りでホウ砂水溶液を使う際、見た目や感触が食品と間違われやすいため、「食べ物ではない」ことをお子さんにしっかりと説明し、誤飲を絶対に防がなければなりません。

  • 作業中は、絶対に目を離さない。
  • 作業が終わったら、使った道具はすぐに洗浄し、ホウ砂の粉末や水溶液は厳重に保管する。
  • スライムが完成した後も、手を口に運ばないよう指導する。

使用後は必ず「手を洗う」習慣を

ホウ砂は皮膚から吸収されることはありませんが、肌の弱い方はかぶれや刺激を感じることがあります。また、目に入ると炎症を起こす危険性もあります。ホウ砂の粉末や水溶液に触れたり、完成したスライムで遊んだりした後は、石鹸を使って必ず手を洗いましょう。これは、ホウ砂を使う際の最も基本的な安全対策です。

<作業時の安全対策>
作業を行う際は、できればゴム手袋やビニール手袋を着用し、目に入らないよう保護メガネを使うのが理想的です。特に、ホウ砂の粉末を扱う際は、飛び散らないよう慎重に取り扱うことが大切です。

「保管場所」を徹底管理する

ホウ砂の粉末は、お子さんの手の届かない、鍵のかかるような高い場所に保管してください。また、食品や調味料と間違えないよう、必ず専用の容器に入れ、中身がホウ砂であることが明確にわかるようラベルを貼ることが重要です。

<容器の選び方>
* 密閉性が高く、湿気を防げるもの。 * 中身が見えない不透明な容器(食品と区別するため)。 * 「ホウ砂(毒物注意)」といった警告ラベルを貼る。

これらの安全知識を持っていれば、ホウ砂を使ったスライム作りや掃除は、非常に楽しく、有益な活動になります。安全第一で、正しくホウ砂を活用してくださいね。

ちなみに、Amazonや楽天市場で販売されているホウ砂は、詳細な安全データシート(SDS)や使用上の注意書きが添付されていることが多く、店頭品よりも安全知識を得やすいというメリットもあります。この点からも、オンラインでの購入をモモストアはおすすめします。

スライム作りに必要なダイソーアイテムとホウ砂水の作り方

ホウ砂が手に入った、またはホウ砂の代替品を使うにしても、スライム作りにはいくつかダイソーで揃えられる便利なアイテムがあります。ここでは、ホウ砂を使った最もオーソドックスなスライム作りに必要なアイテムと、失敗しないホウ砂水溶液の作り方を詳しく解説します。

スライム作りに必要なダイソーアイテム一覧

スライム作りは、基本的に「洗濯のり(PVA)」「ホウ砂(水溶液)」「水」「混ぜる道具」の4つがあれば可能です。ダイソーで揃う主要なアイテムは以下の通りです。

スライム作りの基本材料(ダイソーで揃うもの)
材料・道具 ダイソーでの売場 選び方のポイント
洗濯のり 文具・クラフトコーナー PVA(ポリビニルアルコール)のりを選ぶ
計量カップ キッチン・調理器具コーナー 正確な計量のために2つあると便利
混ぜる容器 食器・保存容器コーナー 少し深めで、混ぜやすいボウル型がおすすめ
着色料 絵の具・クラフトコーナー 水彩絵の具や食紅(少量)
飾り(オプション) 手芸・クラフトコーナー ラメ、グリッター、ビーズなど

失敗しないホウ砂水溶液(ホウ砂水)の作り方

スライム作りで最も重要なのが、このホウ砂水溶液の濃度です。濃すぎるとすぐに硬いスライムになってしまい、薄すぎるといつまでも固まらない原因になります。ここでは、初心者でも失敗しにくい黄金比をご紹介します。

【黄金比レシピ】

  • 水:100ml(ぬるま湯がベスト)
  • ホウ砂:4g(小さじ1杯弱)

【作り方の手順】

  1. 計量カップに水(100ml)を入れ、少し温かめのぬるま湯にするとホウ砂が溶けやすいです。
  2. ホウ砂(4g)を入れ、透明になるまでゆっくりと混ぜます。急いで混ぜると泡立ってしまうので注意してください。
  3. ホウ砂の粒が完全になくなったら「ホウ砂水溶液」の完成です。

<重要ポイント>
* ホウ砂水溶液は、スライムを作る際に一気に全部入れないでください。洗濯のり水に、このホウ砂水溶液を「少量ずつ」加え、混ぜながら固まり具合を見て調整するのが成功の秘訣です。 * 固まり具合が足りなければホウ砂水を足し、固まりすぎた場合は水(お湯)を少量足して揉み込んでみましょう。

このように、ダイソーで材料を揃えるのは楽しいですが、最も肝心なホウ砂の安定供給が課題です。そこで、モモストアは、ホウ砂だけはオンライン(Amazon、楽天市場)で大容量のものを購入し、残りの道具はダイソーで揃えるというハイブリッド方式を最もお勧めします。特に、楽天にはスライム作りの材料がセットになった商品もありますので、初めての方はそちらもチェックしてみてくださいね。

ホウ砂の成分と種類:薬局で売られている「ホウ酸」との違いは?

ホウ砂を探していると、「ホウ酸」という言葉もよく耳にしますよね。これらは名前も用途も似ているため、しばしば混同されますが、化学的には異なる物質であり、使用する上でも違いを理解しておくことが重要です。ここでは、ホウ砂とホウ酸の成分的な違いと、それぞれの主な用途について解説します。

ホウ砂(Borax)とホウ酸(Boric Acid)の化学的な違い

どちらもホウ素(B)を含む化合物であることは共通していますが、その構造とアルカリ性が異なります。

  • ホウ砂(四ホウ酸ナトリウム):化学式は $\text{Na}_2\text{B}_4\text{O}_7$ です。水に溶かすと「弱アルカリ性」を示します。このアルカリ性が、掃除の際に酸性の汚れ(皮脂や油)を中和・分解するのに役立ちます。また、スライム作りでPVAを固める作用を持つのは、このホウ砂(の持つホウ素イオン)の特性によるものです。
  • ホウ酸(オルトホウ酸):化学式は $\text{H}_3\text{BO}_3$ です。水に溶かすと「弱酸性」を示します。主に目薬やうがい薬、そして殺虫剤(ホウ酸団子)の成分として使われます。

つまり、ホウ砂は「アルカリ性で洗浄・凝固向き」、ホウ酸は「酸性で殺菌・殺虫向き」という違いがあります。薬局で「ホウ酸」が売られていることが多いのは、医薬品としての用途が広いためです。

スライム作りでのホウ砂とホウ酸の違い

スライム作りにおいては、ホウ酸もPVA(洗濯のり)を固める凝固剤として使用可能です。しかし、一般的にはホウ砂の方がより効率的かつ安定してPVAと反応し、扱いやすいスライムができると言われています。ホウ酸を使う場合、ホウ砂よりも多めに使用するか、アルカリ性の重曹と組み合わせて使う方が固まりやすくなります。そのため、スライム作りが目的であれば、純粋な「ホウ砂」を選ぶ方が失敗が少ないでしょう。

その他の用途での使い分け

ホウ砂とホウ酸の主な用途比較
ホウ砂(弱アルカリ性) ホウ酸(弱酸性)
スライム作り 最適な凝固剤 凝固剤として使用可能(重曹と併用推奨)
掃除 油汚れ、皮脂汚れなど酸性汚れの洗浄 カビの抑制、殺菌(ただし洗浄力はホウ砂が上)
害虫駆除 あまり使われない ホウ酸団子の主要成分

このように、ホウ砂とホウ酸には明確な違いがあるため、購入時にはパッケージの成分表示をしっかりと確認することが大切です。特に、スライム作りが目的であれば「ホウ砂」または「ホウ素含有」と記載された製品を選ぶのがベストです。

ダイソーなどの店頭では、この両者の区別がつきにくい場合や、そもそも取り扱いがない場合が多いです。しかし、Amazonや楽天市場であれば、商品名や説明文で「ホウ砂」と「ホウ酸」が明確に区別されて販売されています。用途に合わせて確実に選べるという点も、オンライン通販が優れている理由の一つです。ぜひ、商品ページで「四ホウ酸ナトリウム」の表示があるかを確認して購入してくださいね。

ズバリ!ホウ砂の購入はダイソー・薬局・通販どれがおすすめ?

これまでダイソー、他の100均、ドラッグストア、ホームセンター、そしてオンライン通販と、様々な購入先を見てきました。それぞれのメリット・デメリットを比較した上で、改めて「ホウ砂をどこで購入するのがベストか?」という疑問に、モモストアが最終的な結論をお出しします。

結論:ホウ砂は「オンライン通販」での購入が圧倒的におすすめ!

迷わず、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングといったオンライン通販での購入をおすすめします。理由は、「確実性」「コストパフォーマンス」「利便性」の全てにおいて、他の購入先を凌駕しているからです。

ホウ砂購入先別:最終評価(モモストア基準)
購入先 確実性(在庫) コスパ(グラム単価) 利便性(手間) 総合おすすめ度
ダイソーなど100均 非常に低い 高い(大容量はなし) 低い(探し回る手間)
ドラッグストア/ホームセンター 普通(ホウ酸が多い) 低い(割高になりがち) 普通(薬剤師の対応が必要な場合あり)
オンライン通販 非常に高い 最強(大容量パック) 最高(自宅配送)

【ダイソーが勝る点】「今すぐ少量だけ欲しい」ならダイソーの代替品

唯一、ダイソーでの購入が検討できるのは、「今すぐ、ホウ砂の代わりにスライムを作りたい」というケースです。この場合は、ホウ砂そのものではなく、前述した「コンタクトレンズ洗浄液+重曹」の材料をダイソーで調達するのが最も早いでしょう。ただし、純粋なホウ砂単体を探す目的であれば、ダイソーは避けるべきです。

【通販が最強の理由まとめ】

  • 時間と労力の節約:店舗をハシゴする必要がなく、注文ボタン一つで自宅に届きます。
  • 圧倒的なコスパ:大容量パックを選べば、グラム単価が圧倒的に安くなり、頻繁に使う人ほど得をします。
  • 品質の選択肢:スライム用、掃除用など、用途に合わせた純度や容量の商品をレビューを見ながら選べます。

ダイソーをはじめとした店頭でのホウ砂探しは、時間と労力がかかる割に、在庫切れで徒労に終わる可能性が高いです。その貴重な時間を、ホウ砂を手に入れてスライム作りや掃除に活用する時間に使いませんか?

賢く、お得に、そして確実にホウ砂を手に入れるなら、楽天やAmazonでの購入一択です。今すぐオンラインストアで価格をチェックし、購入を確定させることを強くお勧めします!

ホウ砂が手に入らない地域や時期におすすめの「コンタクトレンズ洗浄液スライム」の完全レシピ

オンライン通販での購入が最もおすすめであることはご理解いただけたかと思いますが、何らかの理由で「今すぐにホウ砂を使いたいけれど手元にない」という状況もあるかもしれません。特に、地方や離島など、配送に時間がかかる地域にお住まいの方や、夏休みシーズンでオンラインも品薄になっている場合は、ダイソーで手に入る材料を使った「コンタクトレンズ洗浄液スライム」の完全レシピを知っておくと非常に役立ちます。

【ダイソーで揃う】洗浄液スライムの材料と準備

このレシピの鍵となるのは、ダイソーの化粧品・衛生用品コーナーにある「コンタクトレンズ洗浄液」と、掃除・製菓コーナーにある「重曹(ベーキングソーダ)」です。これらの成分が、ホウ砂水溶液の役割を担ってくれます。

コンタクトレンズ洗浄液スライムの材料
材料名 目安量 ダイソーでの場所
洗濯のり(PVA) 50ml 文具・クラフト
25ml
重曹(ベーキングソーダ) 小さじ1/4程度 掃除・製菓
コンタクトレンズ洗浄液 少量ずつ(約5ml~10ml) 衛生用品
着色料、ラメなど お好みで クラフト

失敗しない!完全レシピと調整のコツ

ホウ砂を使う時よりも少しコツが必要ですが、以下の手順を踏めば、誰でも簡単にふわふわのスライムが作れます。

  1. のりと水を混ぜる:混ぜる容器に洗濯のり(PVA)と水を入れ、よくかき混ぜて薄めます。ここに、お好みの着色料やラメを加えます。
  2. 重曹を投入する:次に、重曹を小さじ1/4ほど入れ、ダマがなくなるまでよく混ぜます。重曹がスライムの粘度を高め、洗浄液のホウ酸成分と反応しやすくする重要な役割を担います。
  3. 洗浄液で固める(最重要):コンタクトレンズ洗浄液を少量(小さじ1杯程度)ずつ加えながら、素早く混ぜます。混ぜ続けると、徐々にスライムが塊になってきます。
  4. 固さを調整する:塊になってもまだベタベタする場合は、洗浄液をさらに数滴ずつ加えて混ぜます。耳たぶ程度の固さになったら、手で揉み込み、残りのベタつきを取り除いたら完成です。

<調整のコツ>
* 固まりすぎた場合:水を少量加えて、さらに手で揉み込んでみましょう。 * ベタつきが取れない場合:重曹を少しだけ足してから、洗浄液を数滴追加すると固まりやすくなります。

洗浄液スライムのメリット・デメリット

このレシピは非常に優秀ですが、ホウ砂スライムと比較してメリットとデメリットがあります。

洗浄液スライムのメリット・デメリット
メリット デメリット
ダイソーで揃うため即日作成可能 ホウ砂スライムより日持ちしにくい
ホウ砂単体より安全性が高い(少量使用のため) 洗浄液の種類によっては固まりにくいものもある
ホウ砂単体が見つからない地域でも作れる ホウ砂より材料費が少し割高になる場合がある

ホウ砂が手に入らない場合の強力な代替手段として、このレシピをぜひ活用してくださいね。それでも、本格的なスライムを大容量で楽しみたいなら、Amazonや楽天市場でホウ砂の業務用パックを注文しておくのが、結局は手間もコストもかからない一番のおすすめです。

ホウ砂を使った掃除術:場所別の濃度と活用法を徹底ガイド

ホウ砂のもう一つの強力な用途、それがナチュラルクリーニングです。ホウ砂は弱アルカリ性であるため、酸性の汚れに強く、環境にも比較的優しく、消臭効果も高いため、海外では非常にメジャーな掃除アイテムです。ここでは、ホウ砂を使った具体的な掃除術を、場所と濃度別に詳しく解説します。ダイソーでは手に入りにくいホウ砂ですが、オンラインで手に入れた大容量のホウ砂を、掃除にもどんどん活用していきましょう。

基本のホウ砂水(洗浄スプレー)の作り方

ホウ砂を使った掃除の基本となるのが、ホウ砂水です。弱アルカリ性のため、家庭内のほとんどの酸性の汚れ(油汚れ、皮脂汚れ、手垢など)に効果があります。

  • 水:500ml(ぬるま湯)
  • ホウ砂:大さじ1〜2杯(約15g〜30g)

水にホウ砂を完全に溶かしたら、スプレーボトルに入れて使用します。ホウ砂は水に溶けにくい性質があるため、ぬるま湯を使うと溶けやすくなります。完全に溶けないと、スプレーノズルが詰まってしまう原因になりますので注意してください。

場所別のホウ砂活用法

ホウ砂の場所別活用術
掃除場所 活用法・濃度 効果
キッチン周り 基本のホウ砂水(スプレー) 油汚れの分解、生ゴミの消臭
洗濯(つけ置き) 水4Lに対しホウ砂大さじ1 衣類の黄ばみ・臭い除去、洗剤効果アップ
浴室・排水溝 ホウ砂粉末を直接ふりかけ、水で流す ぬめり、カビの抑制(静菌作用)
カーペットの消臭 ホウ砂粉末を撒き、15分後に掃除機 不快な臭いの除去

ホウ砂をペースト状にしてカビ取りにも!

さらに強力な洗浄力を求めるなら、ホウ砂をペースト状にして使います。特に、浴室のタイルの目地や、キッチンコンロ周りの頑固な油汚れに効果的です。

  • ホウ砂:大さじ3
  • 水(または酸素系漂白剤):少量ずつ加えてペースト状にする

ペースト状にしたホウ砂を汚れに塗りつけ、30分〜1時間放置した後、ブラシで擦り落とし、水で洗い流します。カビ対策として使う場合は、酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)と混ぜることで、漂白・殺菌効果も高まり、より強力な掃除が可能です。

このように、ホウ砂はスライム作りだけでなく、家中の掃除に役立つ万能アイテムです。一度オンラインで大容量のホウ砂を手に入れれば、一年中、様々な用途で大活躍すること間違いなしです。ダイソーで一つひとつ揃えるよりも、Amazonや楽天市場で高品質なホウ砂を購入し、その分の時間を使って家の掃除をピカピカにしてみてはいかがでしょうか。

ホウ砂を使った虫対策!ホウ酸団子とアリ駆除の安全な作り方

ホウ砂(またはホウ酸)の活用法として、古くから知られているのが「害虫駆除」です。特にアリやゴキブリといった害虫対策として、「ホウ酸団子」が非常に有名ですよね。ホウ砂自体が体内に入ると毒性を示すため、この性質を利用して作られます。ここでは、ホウ砂とホウ酸の違いに触れつつ、安全に使えるアリ駆除のアイデアをご紹介します。

ホウ酸団子に使うのは「ホウ酸」が基本

一般的に、市販のゴキブリ駆除用のホウ酸団子に使われているのは、ホウ砂ではなく「ホウ酸」です。ホウ酸の方がホウ砂よりも毒性が強いため、駆除剤として使われます。

ただし、ホウ砂も体内でホウ酸に変化するため、駆除効果は期待できます。重要なのは、ホウ砂やホウ酸を餌に混ぜて食べさせることで、アリやゴキブリの体内に取り込ませることです。アリの場合は、ホウ砂を少量混ぜた砂糖水や、練り餌を作って、アリの通り道に少量ずつ置くことで効果が期待できます。

【注意】自作ホウ酸団子のリスクと市販品の推奨

ホウ酸やホウ砂を使った自作の駆除剤は非常に安価に作れますが、お子様やペットがいるご家庭では絶対に避けるべきです。誤って口にすると、大変危険な中毒事故につながる可能性があるからです。モモストアとしては、安全性を最優先し、以下を強く推奨します。

  1. 市販のホウ酸団子(誤飲防止ケース入り)を購入する。
  2. ホウ砂はスライムや掃除に限定して使い、厳重に管理された場所に保管する。

安全な環境づくりのためにも、リスクのある自作は避け、手間なく確実に効果が得られる市販品を選ぶのが賢明です。市販のホウ酸団子は、安全な場所(家具の裏、シンクの下など)に隠して設置するようにしましょう。

このように、ホウ砂は非常に多機能ですが、用途によって最適なグレードや形状が異なります。スライム作りや掃除に使うホウ砂は、オンラインで大容量かつ高純度の製品を選ぶのが、最も賢く、安全な選択です。ダイソーで探す手間を省いて、必要なものを確実に手に入れてくださいね。

ホウ砂が必須ではない!話題の「クリアスライム」の作り方と代用材料

スライム作りにも様々な流行があり、最近ではホウ砂を使わない「クリアスライム」「ふわふわスライム」といった新しいタイプのスライムが人気を集めています。特にクリアスライムは、透明度が高く、見た目が非常に美しいのが特徴で、ホウ砂が手に入らない地域でも楽しめます。

クリアスライムの材料は「透明な洗濯のり」と「液体洗剤」

クリアスライムは、ホウ砂ではなく、特定の成分を含んだ液体洗濯洗剤を使って作ることが可能です。ホウ砂の代わりに、洗剤に含まれる界面活性剤やその他の凝固成分が、洗濯のりのPVAと反応してスライムを固めてくれます。

  • 洗濯のり:透明度の高い液体洗濯のり(PVA濃度が高いもの)をダイソーなどで選びます。
  • 液体洗剤:一部の液体洗濯洗剤(特に海外製の洗剤や、濃縮タイプ)がスライム作りに適しています。

<作り方のポイント>
洗濯のりに水を少量混ぜ、そこに液体洗剤を少しずつ加えながら、静かに、ゆっくりと混ぜます。透明度を保つために、泡立たせないように注意深く混ぜるのが最大のコツです。完成した後、しばらく密閉容器に入れて置いておくと、泡が抜けてよりクリアになります。

ホウ砂なしのメリットとデメリット

ホウ砂なしスライムの比較
ホウ砂スライム ホウ砂なしスライム
メリット 安定して固まる、長持ちする 材料が手に入りやすい(ダイソーなど)
デメリット ホウ砂の入手が困難 固まり方が不安定、日持ちしにくい

このように、ホウ砂がなくてもスライム作りは十分に楽しめますが、やはり「品質の安定性」と「長持ちさせること」を考えると、ホウ砂を使ったスライムには敵いません。特にクリアスライムは日持ちしないため、作ったらすぐに遊び切る必要があります。

だからこそ、もしあなたが本格的にスライム作りを趣味にしたい、または頻繁にお子さんと一緒に作りたいと考えているなら、オンライン通販で高品質なホウ砂をまとめ買いしておくことをモモストアは改めて強くお勧めします。手間をかけずに、いつでも最高の材料を手に入れて、スライム作りを思い切り楽しみましょう!

メルカリでもホウ砂は買える?個人売買のメリット・デメリット

ダイソーやドラッグストアでの購入が難しいとなると、フリマアプリのメルカリでホウ砂が売られているのかも気になりますよね。結論から言うと、メルカリではホウ砂(ホウ酸)が個人によって出品されているのを見かけることはあります。特に、大量に買って余った分や、スライム作り用に小分けにしたものが販売されていることがあります。

メルカリで購入するメリット

  • 手軽さ:スマホから簡単に購入でき、掘り出し物が見つかることもあります。
  • 少量購入:「少量だけ試したい」という場合に、小分けパックが安価で手に入る可能性があります。
  • 価格交渉:出品者によっては価格交渉に応じてもらえる可能性があります。

メルカリで購入するデメリット(注意点!)

しかし、メルカリのような個人間取引には、品質や安全面で大きなリスクが伴います。ホウ砂は取り扱いに注意が必要な物質なので、特に以下の点には十分警戒してください。

  • 品質・純度の保証がない:出品されているホウ砂が、本来の用途に使える純度であるか、一切保証がありません。スライムが固まらなかったり、不純物が混入している可能性もあります。
  • 安全性・保管状況が不明:ホウ砂は厳重に保管すべきですが、個人の保管状況は確認できません。湿気て固まっていたり、他の薬剤と混ざっている危険性もゼロではありません。
  • 衛生面での懸念:小分けパックの場合、計量時に衛生的な環境で作業されたかどうかわかりません。
  • 割高になる場合がある:送料込みの価格で考えると、Amazonや楽天市場の大容量パックのグラム単価よりも、結果的に割高になるケースが多いです。

モモストアのおすすめは「Amazon・楽天の公式販売」

ホウ砂のような化学物質を購入する場合、「品質保証」「安全性」「安定した供給」が最も重要です。この点で、メルカリのような個人売買よりも、Amazonや楽天市場に出店している信頼できる業者やメーカーから購入する方が、圧倒的に安全で確実です。

価格を重視してメルカリで少量買うよりも、オンライン通販で大容量パックを購入し、スライム作りにも掃除にも安心して使える品質のものを手に入れる方が、長い目で見れば賢い買い物になります。特に、Amazonや楽天市場のレビューは、商品の品質を知る上で非常に役立つ情報源ですよ。

ホウ砂と一緒にダイソーで買うべきスライム作り「デコレーション材料」

ホウ砂を使ってスライムを作る準備が整ったら、次にこだわりたいのが、スライムを可愛く、ユニークに仕上げる「デコレーション材料」です。この点に関しては、ダイソーは非常に強く、驚くほど豊富な種類のデコレーションアイテムが揃っています。ホウ砂は通販で購入し、デコレーション材料はダイソーで調達するのが、最も賢い組み合わせです。

キラキラ感アップ!グリッター・ラメ

スライムの定番のデコレーションといえば、やはりグリッターやラメです。ダイソーでは、非常に細かいパウダー状のものから、少し大きめの星形やハート形のものまで、様々な種類が販売されています。スライムに混ぜ込むことで、太陽の光や照明に当たったときに、キラキラと輝く美しいスライムが作れます。

  • 売場:手芸・クラフトコーナー、ネイル用品コーナー
  • 選び方:細かいラメは均一に混ざりやすく、大きなグリッターは質感の変化を楽しめます。

感触を変える!ビーズやスパンコール

ビーズやスパンコールを混ぜ込むと、スライムの触感が大きく変わります。「つぶつぶスライム」や「ジャリジャリスライム」など、音や感触を楽しむASMR(聴覚・感覚的な心地よさ)系スライムに最適です。

  • 売場:手芸・クラフトコーナー
  • 選び方:小さめのビーズや、角の丸いビーズを選ぶと、スライムが破れにくく、遊びやすくなります。

色や香りで個性を出す!絵の具・アロマオイル

スライムの色付けには、ダイソーで売られている水彩絵の具やアクリル絵の具が使えます。少量でしっかりと色が付くため、コストパフォーマンスも抜群です。

また、アロマオイルを数滴垂らすと、スライムに良い香りを付けることができます。特にラベンダーやミントなど、リラックス効果のある香りを選ぶと、遊びながら癒やされるスライムになります。

  • 売場:画材コーナー、アロマ・リラックスグッズコーナー
  • 選び方:絵の具は水溶性のものが使いやすいです。アロマオイルは「精油」ではなく、スライム作り用の「香料」を選ぶと香りが長持ちします。

このように、ダイソーはスライムの「トッピング」に関しては最高の品揃えです。ホウ砂はオンラインでしっかり確保し、ダイソーでは様々なデコレーション材料をチェックして、世界に一つだけのオリジナルスライム作りを楽しんでくださいね!

ホウ砂が持つ毒性の科学的根拠と子どもへの安全教育の重要性

繰り返しになりますが、ホウ砂は非常に有用な物質である一方で、人体に対して毒性を持つことも事実です。特に小さなお子さんがいる家庭でホウ砂を使う際は、この毒性について正しく理解し、子どもたちへの安全教育を徹底することが、親や保護者の大切な役割となります。ここでは、ホウ砂の毒性の科学的な根拠と、子どもに伝えるべき安全教育のポイントを解説します。

ホウ砂の毒性:どのくらいの量で危険になるのか?

ホウ砂(ホウ素化合物)は、主に摂取(誤飲)によって人体に影響を及ぼします。経口摂取した場合、消化管から吸収され、腎臓を通じて体外に排泄されますが、大量に摂取すると腎臓に負担をかけたり、神経系の症状を引き起こす可能性があります。特に乳幼児は体重が軽いため、少量でも影響を受けやすいとされています。

一般的な急性毒性を示す量(LD50:半数致死量)は、体重1kgあたり数グラム程度とされていますが、これはあくまで目安です。重要なのは、「少量であっても、絶対に口にしてはいけない」という認識を持つことです。

子どもへの「化学物質」としての正しい教え方

単に「危ないからダメ」と伝えるだけでなく、ホウ砂が「化学物質」であり、「食べ物ではない」ことを具体的に教えることが重要です。

  • ルール1:「遊んでいるスライムは、絶対に口に入れたり、舐めたりしないこと」と明確に伝える。
  • ルール2:「遊び終わったら、必ず手を洗うこと」を習慣づける。
  • ルール3:「パパやママがいないところで、ホウ砂の粉や水溶液を勝手に触らないこと」を約束させる。

スライム作りの過程で、ホウ砂の粉末や水溶液を扱う際は、必ず大人が付き添い、計量や希釈の作業は大人が行うようにしてください。この安全教育は、ホウ砂だけでなく、家にある他の洗剤や薬品の取り扱いにも繋がる、非常に重要な学習となります。

ホウ砂の安全管理は、オンラインで購入する際にメーカーや販売元が提供する注意書きをしっかりと読むことから始まります。ダイソーのような小売店では詳しい説明がないことが多いですが、Amazonや楽天市場の製品には、より詳細な安全情報が付随しています。高品質なホウ砂と共に、正しい知識を手に入れて、安全にスライム作りを楽しんでくださいね。

ホウ砂の「重曹スライム」との違い:固まり方、手触り、耐久性の比較

ホウ砂が手に入りにくい場合、もう一つの代用品として人気があるのが、ダイソーで手に入る「重曹スライム」です。これは、主に洗濯のりと液体洗剤(またはシェービングフォーム)を使い、重曹を加えて粘度を調整するスライムのレシピです。ホウ砂スライムと重曹スライムでは、固まり方や手触り、そして耐久性に明確な違いがあります。ここでは、それぞれの特性を詳しく比較し、あなたが作りたいスライムのタイプに合わせて選べるように解説します。

ホウ砂スライム vs 重曹スライム:3つの決定的な違い

ホウ砂スライムと重曹スライムの比較
ホウ砂スライム 重曹スライム
固まり方 化学反応で均一に、強く固まる 洗剤の成分と重曹で徐々に固まる(少しムラが出やすい)
手触り・質感 弾力があり、長期間安定したプルプル感 ふわふわ、もっちりした質感。バタースライム向き。
耐久性・長持ち 非常に高い(長期保存が可能) 低い(数日で固くなったり、カビが生えたりしやすい)

作りたいスライムに合わせた選び方

  • プルプル、弾力系スライムが好きなら:迷わずホウ砂スライムを選びましょう。ホウ砂水溶液の量を調整することで、固さを自由にコントロールでき、長く遊べるスライムが作れます。
  • ふわふわ、もっちり系スライムが好きなら:重曹スライム(シェービングフォームと併用)がおすすめです。パン生地のような感触は、ホウ砂スライムではなかなか出せない魅力があります。ただし、日持ちしないため、その日のうちに遊び切る覚悟が必要です。
  • コスパと手軽さを重視するなら:ホウ砂スライムが優位です。ホウ砂を一度オンラインで大容量購入しておけば、グラム単価が非常に安くなり、何度も作り直す手間も省けます。

結局のところ、「本格的なスライム」を作りたいのであれば、ホウ砂は必須の材料と言えます。ダイソーでホウ砂を探すのは非常に困難ですが、手間をかけて店頭を探し回るよりも、Amazonや楽天市場で高品質なホウ砂を購入し、最高の材料でスライム作りを始めることをモモストアは改めてお勧めします。重曹はダイソーで安く手に入るので、両方のスライムを楽しんでみるのも良いですね。

この記事はモモストアが執筆しました。

 

タイトルとURLをコピーしました