ココナッツオイルはどこで買える?主要な販売店から選び方まで徹底解説
近年、健康や美容意識の高まりから、ココナッツオイルを探している方が急増していますよね。
モデルさんやセレブが愛用していることもあり、「試してみたいけど、一体どこで買えるの?」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、ココナッツオイルが買える身近な店舗から、賢い選び方、さらには用途別の活用法まで、あなたが知りたい情報をモモストアが徹底解説します。
さあ、一緒にココナッツオイル探しを始めましょう!
・【スーパー】身近な場所で手に入る?大手スーパーの取り扱い状況
・【ドラッグストア】マツキヨやスギ薬局などの薬局での販売はある?
・【専門店・雑貨店】カルディや成城石井、無印良品などでの見つけ方
・【コストコ・業務スーパー】大容量で買うならココ!お得な商品の種類
- ココナッツオイルはどこに売ってる?主な販売場所を一覧でチェック
- 【スーパー】身近な場所で手に入る?大手スーパーの取り扱い状況
- 【ドラッグストア】マツキヨやスギ薬局などの薬局での販売はある?
- 【専門店・雑貨店】カルディや成城石井、無印良品などでの見つけ方
- 【コストコ・業務スーパー】大容量で買うならココ!お得な商品の種類
- 【ネット通販】Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングのメリットと選び方
- ココナッツオイルの主な種類と製法|バージン、RBD、MCTの違い
- 食用?美容用?用途別ココナッツオイルの選び方ガイド
- 買う前に知っておきたい!ココナッツオイルの正しい保存方法と賞味期限
- ココナッツオイルQ&A|固まってる場合はどうする?溶かし方
- ココナッツオイルの主な種類と製法|バージン、RBD、MCTの違い
- ココナッツオイルを料理に使う際のメリットと注意点
- ココナッツオイル以外の代用品はある?似た用途のオイル紹介
- 食用?美容用?用途別ココナッツオイルの選び方ガイド
- 買う前に知っておきたい!ココナッツオイルの正しい保存方法と賞味期限
- ココナッツオイルQ&A|固まってる場合はどうする?溶かし方
- 【スーパー】身近な場所で手に入る?大手スーパーの取り扱い状況
- 【ドラッグストア】マツキヨやスギ薬局などの薬局での販売はある?
- 【専門店・雑貨店】カルディや成城石井、無印良品などでの見つけ方
- 【コストコ・業務スーパー】大容量で買うならココ!お得な商品の種類
- 【ネット通販】Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングのメリットと選び方
- ココナッツオイルの主な種類と製法|バージン、RBD、MCTの違い
- ココナッツオイルを料理に使う際のメリットと注意点
- ココナッツオイル以外の代用品はある?似た用途のオイル紹介
ココナッツオイルはどこに売ってる?主な販売場所を一覧でチェック

「ココナッツオイルが欲しい!」と思ったとき、まず思い浮かぶのが近所のスーパーやドラッグストアかもしれませんね。
実は、ココナッツオイルは一昔前と比べて、驚くほど多くの場所で手に入るようになりました。
ここでは、代表的な購入場所と、それぞれのメリット・デメリットを一覧で比較しながら、あなたが今すぐ買いに行ける場所を探っていきます。
| 販売場所 | 取り扱い商品の特徴 | メリット | デメリット |
| 大手スーパー (例:イオン、イトーヨーカドー) |
食用油コーナー。メジャーな精製タイプ(RBD)や、少量のバージンオイル。 | 普段の買い物ついでに買える。価格帯が比較的安価。 | 種類が少ない。美容用のオイルはほとんどない。 |
| ドラッグストア (例:マツモトキヨシ、ウエルシア) |
食用油コーナーの他、サプリメントや美容品コーナーにもある場合がある。 | Tポイントや楽天ポイントなどが貯まる。急ぎで欲しい時に便利。 | 店舗によって品揃えにバラつきがある。 |
| 専門店・雑貨店 (例:カルディ、成城石井) |
オーガニックや海外産、高品質なエキストラバージンオイルが多い。 | 珍しい商品や高級品が見つかる。試食やスタッフの説明を受けられることがある。 | 価格が少し高め。店舗数が限られる。 |
| コストコ・業務スーパー | 大容量の食用ココナッツオイルがメイン。カークランドなどのプライベートブランドも人気。 | コストパフォーマンスが非常に高い。まとめ買いに最適。 | 量が多すぎる場合がある。会員制(コストコ)。 |
| ネット通販 (Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング) |
全ての種類・ブランドが揃う。海外直輸入やMCTオイルも豊富。 | 自宅にいながら購入可能。価格比較がしやすい。 | 実物を見られない。送料がかかる場合がある。 |
販売場所を選ぶ際のポイント:何に使うかを明確に
ココナッツオイルを探す場所を決めるには、「何に使うか」を明確にすることが一番大切です。
例えば、普段の炒め物や揚げ物などの加熱調理に使いたいなら、無臭のRBDオイルがおすすめです。RBDオイルはスーパーやドラッグストアでも比較的安価で手に入ります。
一方で、コーヒーに入れたり、そのまま食べたり、美容液代わりに肌に塗ったりと、香りや栄養を重視したい場合は、エキストラバージンココナッツオイル(VCO)を選びましょう。こちらは専門店やネット通販の方が種類が豊富に見つかりますよ。
あなたが「どんなココナッツオイルが欲しいか」を頭の中で整理してからお店に向かうと、迷うことなく目当ての商品を見つけられるはずです!
【スーパー】身近な場所で手に入る?大手スーパーの取り扱い状況
最も身近な購入場所といえば、やはり地域のスーパーですよね。
毎日の買い物ついでにサッと手に入れたいという方のために、大手スーパーでのココナッツオイルの取り扱い状況について、詳しく解説します。
大手総合スーパー(イオン、イトーヨーカドーなど)
大手総合スーパーでは、基本的にココナッツオイルを取り扱っています。
ただし、置いてある場所は店舗の規模や地域によって少々異なるため、初めて探すときは迷ってしまうかもしれません。
【主な設置場所の傾向】
- 食用油コーナー:キャノーラ油やオリーブオイル、ごま油などと一緒に並んでいることが多いです。ここでは、比較的安価で大容量の「精製ココナッツオイル(RBD)」が見つかりやすいです。
- 健康食品・自然食品コーナー:プライベートブランドのオーガニック商品や、少量のエキストラバージンオイルが、ナッツ類やドライフルーツの近くに置かれていることがあります。
もし見つからない場合は、お近くの店舗のサービスカウンターで尋ねてみるのが一番確実です。
プライベートブランドとして、イオンなら「トップバリュ グリーンアイ」、セブン&アイなら「セブンプレミアム」など、オーガニック系のココナッツオイルを販売している場合もあるので、チェックしてみると良いでしょう。(大手スーパーのココナッツオイルの取り扱いをGoogleで検索)
地域密着型スーパー(ライフ、サミットなど)
地域に根ざしたスーパーでは、健康志向の強い店舗ほど、品揃えが充実している傾向にあります。
特に、健康志向の棚を設けている店舗では、海外の輸入食品メーカーのバージンココナッツオイルを置いていることもありますよ。
価格はネット通販に比べると割高になることが多いですが、「今すぐ欲しい!」という時には大変便利です。
スーパーで購入する最大のメリットは、やはり「手軽さ」です。重い瓶詰めのオイルでも、日用品と一緒に持ち帰れるのは嬉しいポイントですね。
| スーパー利用のメリット | スーパー利用の注意点 |
| 日常の買い物ついでに購入できる。 | 種類やブランドの選択肢が少ない。 |
| 実際に商品を見てサイズや状態を確認できる。 | 高品質なオーガニック製品は取り扱いがない場合がある。 |
| 在庫切れの心配が比較的少ない(定番商品の場合)。 | 価格がネット通販より高めになることがある。 |
もし、スーパーで探しても見つからなかったり、もっと種類豊富な商品を見てみたい場合は、次のドラッグストアや専門店をチェックしてみましょう!
【ドラッグストア】マツキヨやスギ薬局などの薬局での販売はある?
日用品やサプリメントを買いに行くことが多いドラッグストアでも、ココナッツオイルは手に入るのでしょうか?
結論から言うと、多くの大手ドラッグストアで取り扱いがあります!
ドラッグストアは、スーパーよりも健康食品やサプリメントに特化した商品を置いていることが多く、ココナッツオイルも健康志向のオイルとして陳列されていることが多いんですよ。
大手ドラッグストア(マツモトキヨシ、ウエルシア、スギ薬局など)の販売傾向
大手ドラッグストアの多くは、ココナッツオイルを以下の2つの場所で販売している傾向があります。
調味料・食用油コーナー
スーパーと同様に、サラダ油やごま油などと同じ棚に、食用油としてのココナッツオイルが並びます。
ここでは、比較的、無香タイプや精製タイプのオイルが目立ちます。普段使いの料理に使いたい人向けですね。
サプリメント・美容コーナー
これがドラッグストアの特徴的な売り場です!
ダイエットサプリや健康食品、ヘアケアオイルなどと一緒に、美容や健康を目的としたココナッツオイルが置かれています。
- MCTオイル(中鎖脂肪酸オイル):ココナッツオイルから特定の成分だけを抽出したもの。ケトジェニックダイエットなどで人気があり、サプリメントの棚に置かれることが多いです。
- カプセル型ココナッツオイル:手軽に摂取したい人向け。サプリメントとして販売されています。
特にMCTオイルは、通常のココナッツオイルとは別物として扱われることが多いため、探すときは「MCTオイル」の棚もチェックしてみてください。(ドラッグストアのココナッツオイルの取り扱いをGoogleで検索)
ドラッグストアで購入するメリット
ドラッグストアはポイントサービスが充実していることが多いですよね。
例えば、ウエルシアならTポイント、マツキヨなら自社ポイントなど、普段から貯めているポイントを活用して、ココナッツオイルをお得に購入できるのが大きな魅力です。
また、薬剤師さんや登録販売員さんがいるため、健康に関する相談をしながら商品を選べるという安心感もあります。
「ダイエット目的で使うには、どのオイルが良いですか?」といった質問をしてみるのも良いかもしれませんね。
ただし、ドラッグストアもスーパーと同様に、高級な海外ブランドの品揃えは少ない傾向があります。定番の商品で十分という方には、最も利便性の高い場所と言えるでしょう。
【専門店・雑貨店】カルディや成城石井、無印良品などでの見つけ方
「どうせ買うなら、ちょっと珍しいものや、質の高いものが欲しい!」という方に特におすすめなのが、輸入食品店や専門店、雑貨店です。
これらの店舗では、スーパーやドラッグストアにはない、個性豊かで高品質なココナッツオイルに出会える可能性が高いですよ。
輸入食品店:カルディコーヒーファーム、成城石井
これらの輸入食品をメインに扱う店舗は、ココナッツオイルの宝庫と言えます。
カルディコーヒーファーム
カルディでは、特に海外のオーガニック食品を豊富に取り扱っています。
ココナッツオイルは、主にレトルトカレーやエスニック食材の近く、またはオイル・調味料の棚で見つかることが多いです。瓶詰めの可愛いデザインのものが多く、見ているだけでも楽しいですよね。
- 取り扱い傾向:タイやスリランカ産のエキストラバージンココナッツオイルが中心。
- 注意点:商品の入れ替わりが早いため、お気に入りの商品がいつもあるとは限りません。
成城石井
成城石井は、高品質なグロサリー(食料品)に特化しているため、ココナッツオイルも厳選されたものが並びます。
オーガニック認証を受けた商品や、有名な海外ブランドのものが多く、価格帯は高めですが、品質にこだわる方には最適です。
- 取り扱い傾向:バージンココナッツオイル、有機JAS認証を受けた商品、一部MCTオイル。
- 特徴:高級スーパーならではの安心感と品質の高さ。
ライフスタイル雑貨店:無印良品、東急ハンズ
食用だけでなく、美容目的でココナッツオイルを探している方は、雑貨店やコスメ売り場もチェックしましょう。
無印良品
無印良品では、食用としてのココナッツオイルではなく、美容オイルとしての「ココナッツオイル」が販売されていることがあります。ただし、店舗や時期によって取り扱いの有無や種類が変動するため、事前に確認することをおすすめします。
シンプルで洗練されたパッケージは、スキンケアやヘアケアに取り入れるのにぴったりです。
東急ハンズやロフト
これらのバラエティショップでは、オーガニックコスメやアロマテラピーのコーナーで、キャリアオイル(マッサージオイル)としてのココナッツオイル(ココナッツ由来のオイルを含む)が販売されています。
食用ではないため、必ず用途を確認してから購入しましょう。(カルディのココナッツオイルの取り扱いをGoogleで検索)
【コストコ・業務スーパー】大容量で買うならココ!お得な商品の種類
「家族全員で使う」「毎日コーヒーに入れるから消費が早い」「お菓子作りやパン作りに大量に使いたい」というように、大量にココナッツオイルを消費する方にとっては、コストコや業務スーパーが救世主となります。
これらの店舗は、驚くほどの低価格と大容量が魅力。コストパフォーマンスを最優先したいなら、迷わずチェックすべき場所です。
コストコ(Costco)
コストコでココナッツオイルを探すなら、食品の缶詰やオイルが並ぶ巨大な棚に向かいましょう。
- カークランドシグネチャー (Kirkland Signature) のオーガニックココナッツオイル:コストコのプライベートブランドであり、その大容量(2.3kgなど)と安さから非常に人気があります。品質もオーガニックでエキストラバージンという高スペック。
- 他の輸入ブランド:時期によっては、世界中のメジャーなオーガニックココナッツオイルブランドもスポットで入荷されます。
コストコは会員制ですが、その年会費を払う価値があるほど、一つあたりの価格が抑えられています。ただし、一度に購入する量が非常に多いため、保存場所と消費期限をしっかり確認してから購入を決めましょう。冷蔵庫での保管場所を確保できるかがポイントになります。
業務スーパー
業務スーパーは、プロの料理人から一般の消費者まで、幅広い層に支持される安さが魅力です。
ココナッツオイルは、食用油のコーナーや、輸入食品が並ぶ棚に置かれています。
- 取り扱い傾向:業務用の大容量の精製ココナッツオイル(RBD)が多いです。これは、ココナッツ特有の香りが苦手な方や、業務用として大量に揚げ物などに使いたい場合に最適です。
- 価格:コストコと同様に非常に安価ですが、業務スーパーのココナッツオイルは、精製度が高く香りがほとんどしないタイプが多いので、美容や健康目的で「ココナッツの香り」を楽しみたい方は、エキストラバージンオイルを専門店で探す方が良いかもしれません。
大容量パックを検討する際は、瓶の蓋を開けたら、清潔なスプーンを使うなど、雑菌が入らないように注意することが、オイルを最後まで美味しく使い切るための秘訣ですよ!
| 大容量購入の注意点 | 賢く消費する方法 |
| 容量が多いため、消費期限内に使い切れるか確認が必要。 | 食用としてだけでなく、ヘアケアやボディケアにも活用する。 |
| 置き場所(特に固まる冬場)の確保。 | 小分けにして、家族や友人とシェアする。 |
| 購入時に瓶にヒビなどがないか入念にチェックする。 | パンに塗ったり、コーヒーに入れたりと、毎日使う習慣にする。 |
【ネット通販】Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングのメリットと選び方
もし、お近くの店舗で満足できる商品が見つからなかったり、世界中のあらゆるブランドを比較検討したいなら、やはりネット通販が最強です!
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングといった大手ECサイトでは、店頭では見かけないような珍しい製法や産地のココナッツオイルが簡単に見つかります。ここでは、ネット通販のメリットと、失敗しないための選び方のコツをお伝えします。
ネット通販が最強である3つの理由
モモストアが考える、ネット通販でココナッツオイルを買う最大のメリットはこちらです。
圧倒的な品揃えと価格競争
店頭では数種類しか並んでいませんが、ECサイトでは何百種類ものココナッツオイルが販売されています。
海外のオーガニックブランド(例:ブラウンシュガーファースト、ココウェルなど)はもちろん、iHerbなどで人気の輸入品まで、簡単に比較できます。
また、店舗運営費などがかからない分、店頭価格よりも安く手に入ることが多いのも魅力です。
MCTオイルなど専門的な商品の入手が容易
特定の健康目的で人気が高まっている「MCTオイル」は、通常のココナッツオイルとは区別され、専門的なブランドから販売されています。
これらの商品は、一般のスーパーにはほとんど置いていませんが、ネット通販なら「MCTオイル」と検索するだけで、多くの選択肢が出てきます。
購入者のレビューを参考にできる
実際にその商品を使った人の「生の声」を聞けるのは、ネット通販ならではのメリットです。
「香りの強さ」「料理への使いやすさ」「美容効果」など、購入前に知りたい情報をレビューでチェックできるため、失敗しにくい賢い買い物ができるでしょう。
ネットで失敗しない選び方:チェックすべき3つのポイント
たくさんの商品の中から自分にぴったりの一本を見つけるために、以下の3点を必ずチェックしてください。
| チェックポイント | 確認すべき内容 |
| 種類と製法 | エキストラバージン(香りあり・生食用)、RBD(無香・加熱調理用)、MCT(特定の脂肪酸のみ)のどれか。 |
| 認証マーク | 有機JASマークやUSDAオーガニックマークなど、信頼できる認証を受けているか。 |
| 内容量と価格 | 容量と価格を比較し、g単価で考える。特に大容量のものはコスパが良いか確認。 |
また、楽天市場やYahoo!ショッピングでは、定期的に開催されるセールやポイントアップキャンペーンを狙うと、さらにお得に購入できますよ!
ココナッツオイルの主な種類と製法|バージン、RBD、MCTの違い
ココナッツオイルを探し始めると、「バージン」「RBD」「MCT」といった聞き慣れない言葉を目にしますよね。
これらは、ココナッツオイルがどのように作られ、どんな特徴を持っているかを示す重要なキーワードです。これらの違いを理解すれば、あなたの目的に合ったオイルを迷わず選べるようになります!
バージンココナッツオイル(VCO)
「バージン(Virgin)」とは、「未精製」を意味します。
【特徴と製法】
- 製法:新鮮なココナッツの胚乳を乾燥させずに、低温で圧搾して抽出します(コールドプレス製法が多い)。
- 香り:ココナッツ特有の濃厚で甘い香りが強く残っています。
- 用途:主にそのまま食べる、コーヒーやスムージーに入れる、パンに塗るなど、香りと栄養を楽しみたい生食向けです。
- 栄養:ココナッツの持つ天然のビタミンやミネラル、抗酸化物質がそのまま残っています。
さらに高品質なものは、「エキストラバージンココナッツオイル」と呼ばれますが、明確な国際基準がないため、メーカーのこだわりや製法(一番搾りなど)を参考に選ぶことになります。
RBDココナッツオイル(精製ココナッツオイル)
RBDは「Refined(精製)」「Bleached(脱色)」「Deodorized(脱臭)」の頭文字を取ったものです。化学的な処理を含む場合もありますが、品質の良いものは物理的なろ過や加熱処理のみで行われます。
【特徴と製法】
- 製法:乾燥させたココナッツ胚乳(コプラ)を原料とし、高温で処理して色や香りの元となる不純物を除去します。
- 香り:ほとんど無臭・無味です。
- 用途:揚げ物や炒め物など、加熱調理全般に使われます。料理の風味を邪魔しないため、普段使いのオイルとして最適です。
- 栄養:精製の過程で一部の栄養素は失われますが、ココナッツオイルの最大の特徴である「中鎖脂肪酸」は保持されています。
MCTオイル(中鎖脂肪酸オイル)
MCTオイルは、ココナッツオイルそのものではなく、ココナッツオイルに豊富に含まれる「中鎖脂肪酸」だけを抽出・精製したオイルです。
【特徴と製法】
- 成分:カプリル酸(C8)とカプリン酸(C10)という特定の中鎖脂肪酸だけが抽出され、脂肪酸の濃度がほぼ100%になっています。
- 目的:体内で素早くエネルギーに変わりやすく、ダイエットや集中力アップを目的とした健康志向の人々に非常に人気があります。
- 注意点:加熱調理には向きません。そのまま飲むか、コーヒーやサラダにかけるなど、非加熱で使います。
| 種類 | 香り | 製法 | おすすめの用途 |
| バージン/エキストラバージン | 強いココナッツの香り | 低温圧搾(未精製) | 生食、コーヒー、美容、アロマ |
| RBD(精製) | ほぼ無臭 | 高温処理・脱色・脱臭 | 加熱調理、普段使いの油、炒め物 |
| MCT | 無臭・無味 | 中鎖脂肪酸の抽出・精製 | ダイエット、集中力、非加熱ドリンク |
あなたのライフスタイルに合わせて、この3つの違いを参考に選んでみてくださいね。
食用?美容用?用途別ココナッツオイルの選び方ガイド
ココナッツオイルは、まさに万能オイル!
「食べる」だけでなく、「塗る」「磨く」といった美容目的にも活用できるのが魅力ですが、用途によって最適なオイルは異なります。
間違ったオイルを選んでしまうと、効果が半減したり、香りが邪魔になったりすることもあるので、ここでしっかり選び方をチェックしましょう。
料理・食用で使う場合
「食べる」目的の場合、さらに「香りを楽しむか」「香りを邪魔しないか」で選び方が分かれます。
香りを楽しみ、栄養を重視するなら:エキストラバージン
トーストに塗る、コーヒーに入れる(バターと混ぜて話題の「バターコーヒー」にするのもおすすめ)、スムージーに加える、といった生食の場合は、エキストラバージンココナッツオイル一択です。
- 理由:ココナッツ本来の豊かな風味と、未精製ゆえの豊富な栄養素をそのまま摂取できます。
炒め物・揚げ物など加熱調理に使うなら:RBD(精製)
和食や洋食など、いつもの料理に使う場合は、香りが残らないRBD(精製)ココナッツオイルを選びましょう。
RBDオイルはココナッツの風味が完全に抜けているため、味噌汁やパスタなど、どんな料理にも違和感なく使えます。また、発煙点が高く、加熱に強いのも特徴です。
美容・スキンケアで使う場合
美容目的で使う場合も、基本的に「高品質なバージンココナッツオイル」をおすすめします。
髪、顔、体の保湿ケアとして
ココナッツオイルは、天然の保湿剤として優秀です。お風呂上がりのボディマッサージや、パサついた髪の毛先のケア、クレンジングオイルとして使う方も多いですね。
- 選ぶポイント:できるだけオーガニックで純度の高いものを選びましょう。肌に直接塗るため、不純物が少ないものが安心です。
- 注意点:ニキビができやすい方は、ココナッツオイルの脂肪酸が肌に合わない場合もあるため、少量から試してください。
オイルプリング(口腔ケア)として
オイルプリングとは、ココナッツオイルを口に含んでうがいをする美容法です。この目的で使う場合も、口の中に入れるため、品質の高いエキストラバージンオイルを選びましょう。
| 用途 | おすすめの種類 | チェックすべき点 |
| コーヒーやトースト(風味重視) | エキストラバージン | コールドプレス(低温圧搾)かどうか。 |
| 加熱調理(香りなし) | RBD(精製)オイル | 大容量でコストパフォーマンスが良いか。 |
| ダイエット・健康補助 | MCTオイル | MCT成分の割合(C8、C10)が高いか。 |
| スキンケア・ヘアケア | エキストラバージン(食用レベル) | オーガニック認証があるか。 |
買う前に知っておきたい!ココナッツオイルの正しい保存方法と賞味期限
ココナッツオイルは、他の植物油と比べて非常に安定しており、酸化しにくいという素晴らしい特性を持っています。
そのため、適切に保存すれば長期間楽しむことができますが、少し特殊な性質を持っているため、保存方法にはちょっとしたコツが必要です。
ココナッツオイルは「固まる」のが普通!
ココナッツオイルの主成分である中鎖脂肪酸は、約20~25℃以下で白く固まる性質があります。これは品質が悪いわけではなく、非常に天然で正常な状態です。
- 夏場(25℃以上):透明な液体状
- 冬場(20℃以下):白い固形バター状
このため、保管場所の温度によって、オイルの状態が変化することを知っておきましょう。
正しい保存方法:常温保存が基本
「油」と聞くと冷蔵庫に入れたくなるかもしれませんが、ココナッツオイルは基本的に常温保存がおすすめです。
- NGな保存場所:冷蔵庫(カチカチに固まって使いにくい)、直射日光が当たる場所(品質劣化の原因)。
- OKな保存場所:キッチンの棚や床下収納など、直射日光が当たらず、温度変化が少ない冷暗所が最適です。
特に冬場は固まってしまうので、「使うたびに溶かすのが面倒」という方は、固まりにくいMCTオイルを選ぶか、使用する分だけ別の容器に移して湯煎で溶かすなど、工夫が必要になります。
気になる賞味期限は?
未開封のココナッツオイルの賞味期限は、製品によりますが、通常1年半〜2年程度と長めに設定されています。
しかし、一度開封すると空気や光に触れることで酸化が少しずつ進みます。開封後の賞味期限は、メーカーにもよりますが、半年から1年以内を目安に使い切るのがベストです。
また、固まっている状態のオイルを取り出す際は、必ず清潔で乾いたスプーンやヘラを使うようにしてください。水分や雑菌が瓶の中に入ると、カビや劣化の原因になってしまうので、この点は特に注意が必要です。
| 状態 | 保存方法 | 使う時の注意点 |
| 液体(夏場) | 常温の冷暗所 | こぼさないように注意。蓋をしっかり閉める。 |
| 固形(冬場) | 常温の冷暗所 | 清潔なスプーンで削るように取る。無理に溶かそうとしない。 |
| 開封後 | 常温(半年〜1年で消費) | 湿気・水分・雑菌が入らないよう、手や濡れた器具を入れない。 |
ココナッツオイルQ&A|固まってる場合はどうする?溶かし方
ココナッツオイルを買った後、特に冬場になると「固まってしまったけど、どうすればいいの?」「電子レンジで温めても大丈夫?」といった疑問が出てきますよね。
ここでは、ココナッツオイルを快適に使うための実用的なQ&Aにお答えします!
Q1. ココナッツオイルがカチカチに固まってしまった!どうすればいいですか?
A. ご安心ください、固まっているのは正常な状態です!
固まったココナッツオイルを液体に戻す方法はいくつかありますが、最も推奨されるのは「湯煎」です。
【湯煎で溶かす方法】
- 鍋に水を入れて火にかけ、約50〜60℃のお湯を用意します(沸騰させなくても大丈夫です)。
- ココナッツオイルの瓶の蓋を緩めるか、開けて、お湯の中に瓶ごと入れます。
- 数分待つと、外側から徐々にオイルが溶けて液体に戻ります。
注意点:瓶の中に水が入らないように注意し、火傷にも気を付けてください。
【電子レンジは使っても大丈夫?】
少量なら使えますが、過度な加熱は品質を劣化させる可能性があるため、あまりおすすめできません。
もし使う場合は、必ず蓋を外し、耐熱容器に少量移し替えて、「10秒ずつ」様子を見ながら加熱してください。一気に加熱すると、オイルが飛び散る可能性もあります。
Q2. 固形をスプーンで取るのが面倒です。簡単に使う方法はありますか?
A. 冬場に固形化するのは避けられませんが、日常使いの工夫でストレスを減らせます。
- 製氷皿で小分けにする:一度湯煎で溶かした後、製氷皿やシリコン型に流し込み、固まったら一つずつ取り出してジッパー付きの袋で保存しておくと、使いたい分だけサッと取り出せて便利です。
- 削り取るためのスプーンを選ぶ:普通の金属スプーンよりも、バターナイフや小さなヘラなど、削りやすい器具を使うと、力を入れずに済みます。
- 洗面所や脱衣所に置く:美容目的で少量使いたい場合、温度が比較的高い洗面所や脱衣所に置いておくと、完全に固まりきらず、柔らかい状態で使えることがあります。
Q3. ココナッツオイルは酸化しにくいと聞きましたが、どうやって判断すればいいですか?
A. ココナッツオイルは安定していますが、やはり酸化はします。判断基準は主に「臭い」です。
- 酸化したオイル:独特の油臭さ、酸っぱい臭いがしたり、風味が落ちたりします。
- 対処法:もし酸化していると感じたら、もったいないですが、食用としては使わず、石鹸やワックスとして活用するなどしましょう。(ココナッツオイルの酸化の見分け方をGoogleで検索)
ココナッツオイルの主な種類と製法|バージン、RBD、MCTの違い
ココナッツオイルを探し始めると、「バージン」「RBD」「MCT」といった聞き慣れない言葉を目にしますよね。
これらは、ココナッツオイルがどのように作られ、どんな特徴を持っているかを示す重要なキーワードです。これらの違いを理解すれば、あなたの目的に合ったオイルを迷わず選べるようになります!
バージンココナッツオイル(VCO)
「バージン(Virgin)」とは、「未精製」を意味します。
【特徴と製法】
- 製法:新鮮なココナッツの胚乳を乾燥させずに、低温で圧搾して抽出します(コールドプレス製法が多い)。
- 香り:ココナッツ特有の濃厚で甘い香りが強く残っています。
- 用途:主にそのまま食べる、コーヒーやスムージーに入れる、パンに塗るなど、香りと栄養を楽しみたい生食向けです。
- 栄養:ココナッツの持つ天然のビタミンやミネラル、抗酸化物質がそのまま残っています。
さらに高品質なものは、「エキストラバージンココナッツオイル」と呼ばれますが、明確な国際基準がないため、メーカーのこだわりや製法(一番搾りなど)を参考に選ぶことになります。
RBDココナッツオイル(精製ココナッツオイル)
RBDは「Refined(精製)」「Bleached(脱色)」「Deodorized(脱臭)」の頭文字を取ったものです。化学的な処理を含む場合もありますが、品質の良いものは物理的なろ過や加熱処理のみで行われます。
【特徴と製法】
- 製法:乾燥させたココナッツ胚乳(コプラ)を原料とし、高温で処理して色や香りの元となる不純物を除去します。
- 香り:ほとんど無臭・無味です。
- 用途:揚げ物や炒め物など、加熱調理全般に使われます。料理の風味を邪魔しないため、普段使いのオイルとして最適です。
- 栄養:精製の過程で一部の栄養素は失われますが、ココナッツオイルの最大の特徴である「中鎖脂肪酸」は保持されています。
MCTオイル(中鎖脂肪酸オイル)
MCTオイルは、ココナッツオイルそのものではなく、ココナッツオイルに豊富に含まれる「中鎖脂肪酸」だけを抽出・精製したオイルです。
【特徴と製法】
- 成分:カプリル酸(C8)とカプリン酸(C10)という特定の中鎖脂肪酸だけが抽出され、脂肪酸の濃度がほぼ100%になっています。
- 目的:体内で素早くエネルギーに変わりやすく、ダイエットや集中力アップを目的とした健康志向の人々に非常に人気があります。
- 注意点:加熱調理には向きません。そのまま飲むか、コーヒーやサラダにかけるなど、非加熱で使います。
| 種類 | 香り | 製法 | おすすめの用途 |
| バージン/エキストラバージン | 強いココナッツの香り | 低温圧搾(未精製) | 生食、コーヒー、美容、アロマ |
| RBD(精製) | ほぼ無臭 | 高温処理・脱色・脱臭 | 加熱調理、普段使いの油、炒め物 |
| MCT | 無臭・無味 | 中鎖脂肪酸の抽出・精製 | ダイエット、集中力、非加熱ドリンク |
あなたのライフスタイルに合わせて、この3つの違いを参考に選んでみてくださいね。
ココナッツオイルを料理に使う際のメリットと注意点
ココナッツオイルは、健康志向の方々から「次世代の万能オイル」として注目されています。しかし、実際に料理に使うとなると、オリーブオイルやごま油とは違う特性があるため、いくつか知っておくべきメリットと注意点があります。
料理にココナッツオイルを使う3つのメリット
中鎖脂肪酸の摂取による効率的なエネルギー補給
ココナッツオイルの約60%は「中鎖脂肪酸」で構成されています。これは、一般的な植物油(長鎖脂肪酸)に比べて、消化吸収が非常に速く、すぐにエネルギーとして利用されやすいという特徴があります。
特に、スポーツをする方や、朝から集中力を高めたい方にとって、非常に魅力的なオイルと言えます。料理に少し加えるだけで、効率的に栄養を摂取できるのは大きなメリットです。
加熱に強く酸化しにくい
ココナッツオイルは、飽和脂肪酸が多いため、熱を加えても酸化しにくいという安定性を持っています。
これは、揚げ物や炒め物で高温調理をする際にも、油の劣化を気にせずに使えるという点で、非常に優れています。サラダ油の代わりに使えば、酸化しにくいヘルシーな揚げ物が作れますよ。
独特の風味を料理に活かせる(バージンオイルの場合)
エキストラバージンココナッツオイルを使えば、ココナッツの甘い香りと風味を料理にプラスできます。特に、カレーやタイ料理などのエスニック料理、パンケーキやクッキーなどの焼き菓子との相性は抜群です!
バターの代わりにトーストに塗るだけでも、南国の香りが広がり、いつもの朝食が少し特別なものになります。
注意点:使いすぎは禁物!
どんなに体に良いオイルでも、油は油です。カロリーは他の油と変わりませんので、使いすぎには注意が必要です。
- 摂取量の目安:健康や美容目的の場合、1日に大さじ1〜2杯程度が推奨されています。
- 精製度を選ぶ:和食など、香りをつけたくない料理には必ず「RBD(無香タイプ)」を使いましょう。バージンオイルを味噌汁などに入れると、強烈なココナッツ臭になり、食事が台無しになる可能性があります。
賢く、適量を守って使えば、ココナッツオイルはあなたの食生活を豊かにしてくれる強い味方になるはずです。
ココナッツオイル以外の代用品はある?似た用途のオイル紹介
ココナッツオイルに興味はあるけれど、「香りがやっぱり苦手」「もっと他の健康オイルも知りたい」という方もいるかもしれませんね。
実は、ココナッツオイルと同じように、健康や美容に良いとされる優秀なオイルはたくさんあります。ここでは、用途別にココナッツオイルの代用となるオイルをご紹介します。
MCTオイルの代替品として:エネルギー効率を重視するなら
ココナッツオイルの人気の秘密は、中鎖脂肪酸(MCT)の含有量が多いことでした。MCTオイルはココナッツオイルから抽出されますが、ココナッツ以外の素材から作られるオイルにも中鎖脂肪酸は含まれています。
- パーム核油(パームカーネルオイル):ココナッツオイルと同様に、中鎖脂肪酸を豊富に含むオイルです。しかし、精製度合いや持続可能性(サスティナビリティ)への配慮が重要になるため、購入の際は認証マークなどをチェックしましょう。
ただし、MCTオイルほど高濃度の中鎖脂肪酸を手軽に摂れる食品は少ないため、MCTの効率を最優先するなら、やはり専門のMCTオイルが最も適しています。(MCTオイルの代替品についてGoogleで検索)
食用油の代替品として:加熱調理の安定性を重視するなら
加熱調理の安定性、つまり酸化しにくさをココナッツオイルに求めるなら、以下のオイルが代用になります。
- パーム油:ココナッツオイルと同様に飽和脂肪酸が多く、非常に安定しています。食品加工にも広く使われています。
- オリーブオイル(特にピュアや精製タイプ):エクストラバージンは香りや栄養素が豊富ですが、加熱にはピュアオリーブオイルや精製オリーブオイルの方が向いています。
美容オイルの代替品として:保湿やスキンケアを重視するなら
スキンケアやヘアケアの保湿剤として使うなら、肌に馴染みやすく、栄養豊富な天然オイルがおすすめです。
| 代替オイル | 特徴とココナッツオイルとの違い | 主な用途 |
| ホホバオイル | 人間の皮脂と構造が似ており、肌馴染みが非常に良い。酸化しにくさもココナッツオイルに匹敵。 | 全身の保湿、ヘアオイル、マッサージオイル |
| アルガンオイル | オレイン酸やビタミンEが豊富。少量でもよく伸び、アンチエイジング効果が期待される。 | 顔や髪の集中ケア、高級美容液 |
| アーモンドオイル | 軽いテクスチャーでベビーマッサージにも使われるほど優しい。 | 全身の保湿、敏感肌のケア |
これらのオイルも、ココナッツオイルと同じように、自然食品店やネット通販、ドラッグストアの美容コーナーなどで見つけることができます。あなたの肌や髪のタイプ、そして好みの香りに合わせて選んでみてくださいね。
食用?美容用?用途別ココナッツオイルの選び方ガイド
ココナッツオイルは、まさに万能オイル!
「食べる」だけでなく、「塗る」「磨く」といった美容目的にも活用できるのが魅力ですが、用途によって最適なオイルは異なります。
間違ったオイルを選んでしまうと、効果が半減したり、香りが邪魔になったりすることもあるので、ここでしっかり選び方をチェックしましょう。
料理・食用で使う場合
「食べる」目的の場合、さらに「香りを楽しむか」「香りを邪魔しないか」で選び方が分かれます。
香りを楽しみ、栄養を重視するなら:エキストラバージン
トーストに塗る、コーヒーに入れる(バターと混ぜて話題の「バターコーヒー」にするのもおすすめ)、スムージーに加える、といった生食の場合は、エキストラバージンココナッツオイル一択です。
- 理由:ココナッツ本来の豊かな風味と、未精製ゆえの豊富な栄養素をそのまま摂取できます。
炒め物・揚げ物など加熱調理に使うなら:RBD(精製)
和食や洋食など、いつもの料理に使う場合は、香りが残らないRBD(精製)ココナッツオイルを選びましょう。
RBDオイルはココナッツの風味が完全に抜けているため、味噌汁やパスタなど、どんな料理にも違和感なく使えます。また、発煙点が高く、加熱に強いのも特徴です。
美容・スキンケアで使う場合
美容目的で使う場合も、基本的に「高品質なバージンココナッツオイル」をおすすめします。
髪、顔、体の保湿ケアとして
ココナッツオイルは、天然の保湿剤として優秀です。お風呂上がりのボディマッサージや、パサついた髪の毛先のケア、クレンジングオイルとして使う方も多いですね。
- 選ぶポイント:できるだけオーガニックで純度の高いものを選びましょう。肌に直接塗るため、不純物が少ないものが安心です。(ココナッツオイルの美容効果をGoogleで検索)
- 注意点:ニキビができやすい方は、ココナッツオイルの脂肪酸が肌に合わない場合もあるため、少量から試してください。
オイルプリング(口腔ケア)として
オイルプリングとは、ココナッツオイルを口に含んでうがいをする美容法です。この目的で使う場合も、口の中に入れるため、品質の高いエキストラバージンオイルを選びましょう。
| 用途 | おすすめの種類 | チェックすべき点 |
| コーヒーやトースト(風味重視) | エキストラバージン | コールドプレス(低温圧搾)かどうか。 |
| 加熱調理(香りなし) | RBD(精製)オイル | 大容量でコストパフォーマンスが良いか。 |
| ダイエット・健康補助 | MCTオイル | MCT成分の割合(C8、C10)が高いか。 |
| スキンケア・ヘアケア | エキストラバージン(食用レベル) | オーガニック認証があるか。 |
買う前に知っておきたい!ココナッツオイルの正しい保存方法と賞味期限
ココナッツオイルは、他の植物油と比べて非常に安定しており、酸化しにくいという素晴らしい特性を持っています。
そのため、適切に保存すれば長期間楽しむことができますが、少し特殊な性質を持っているため、保存方法にはちょっとしたコツが必要です。
ココナッツオイルは「固まる」のが普通!
ココナッツオイルの主成分である中鎖脂肪酸は、約20~25℃以下で白く固まる性質があります。これは品質が悪いわけではなく、非常に天然で正常な状態です。
- 夏場(25℃以上):透明な液体状
- 冬場(20℃以下):白い固形バター状
このため、保管場所の温度によって、オイルの状態が変化することを知っておきましょう。
正しい保存方法:常温保存が基本
「油」と聞くと冷蔵庫に入れたくなるかもしれませんが、ココナッツオイルは基本的に常温保存がおすすめです。
- NGな保存場所:冷蔵庫(カチカチに固まって使いにくい)、直射日光が当たる場所(品質劣化の原因)。
- OKな保存場所:キッチンの棚や床下収納など、直射日光が当たらず、温度変化が少ない冷暗所が最適です。
特に冬場は固まってしまうので、「使うたびに溶かすのが面倒」という方は、固まりにくいMCTオイルを選ぶか、使用する分だけ別の容器に移して湯煎で溶かすなど、工夫が必要になります。
気になる賞味期限は?
未開封のココナッツオイルの賞味期限は、製品によりますが、通常1年半〜2年程度と長めに設定されています。
しかし、一度開封すると空気や光に触れることで酸化が少しずつ進みます。開封後の賞味期限は、メーカーにもよりますが、半年から1年以内を目安に使い切るのがベストです。
また、固まっている状態のオイルを取り出す際は、必ず清潔で乾いたスプーンやヘラを使うようにしてください。水分や雑菌が瓶の中に入ると、カビや劣化の原因になってしまうので、この点は特に注意が必要です。
| 状態 | 保存方法 | 使う時の注意点 |
| 液体(夏場) | 常温の冷暗所 | こぼさないように注意。蓋をしっかり閉める。 |
| 固形(冬場) | 常温の冷暗所 | 清潔なスプーンで削るように取る。無理に溶かそうとしない。 |
| 開封後 | 常温(半年〜1年で消費) | 湿気・水分・雑菌が入らないよう、手や濡れた器具を入れない。 |
ココナッツオイルQ&A|固まってる場合はどうする?溶かし方
ココナッツオイルを買った後、特に冬場になると「固まってしまったけど、どうすればいいの?」「電子レンジで温めても大丈夫?」といった疑問が出てきますよね。
ここでは、ココナッツオイルを快適に使うための実用的なQ&Aにお答えします!
Q1. ココナッツオイルがカチカチに固まってしまった!どうすればいいですか?
A. ご安心ください、固まっているのは正常な状態です!
固まったココナッツオイルを液体に戻す方法はいくつかありますが、最も推奨されるのは「湯煎」です。
【湯煎で溶かす方法】
- 鍋に水を入れて火にかけ、約50〜60℃のお湯を用意します(沸騰させなくても大丈夫です)。
- ココナッツオイルの瓶の蓋を緩めるか、開けて、お湯の中に瓶ごと入れます。
- 数分待つと、外側から徐々にオイルが溶けて液体に戻ります。
注意点:瓶の中に水が入らないように注意し、火傷にも気を付けてください。
【電子レンジは使っても大丈夫?】
少量なら使えますが、過度な加熱は品質を劣化させる可能性があるため、あまりおすすめできません。
もし使う場合は、必ず蓋を外し、耐熱容器に少量移し替えて、「10秒ずつ」様子を見ながら加熱してください。一気に加熱すると、オイルが飛び散る可能性もあります。
Q2. 固形をスプーンで取るのが面倒です。簡単に使う方法はありますか?
A. 冬場に固形化するのは避けられませんが、日常使いの工夫でストレスを減らせます。
- 製氷皿で小分けにする:一度湯煎で溶かした後、製氷皿やシリコン型に流し込み、固まったら一つずつ取り出してジッパー付きの袋で保存しておくと、使いたい分だけサッと取り出せて便利です。
- 削り取るためのスプーンを選ぶ:普通の金属スプーンよりも、バターナイフや小さなヘラなど、削りやすい器具を使うと、力を入れずに済みます。
- 洗面所や脱衣所に置く:美容目的で少量使いたい場合、温度が比較的高い洗面所や脱衣所に置いておくと、完全に固まりきらず、柔らかい状態で使えることがあります。
Q3. ココナッツオイルは酸化しにくいと聞きましたが、どうやって判断すればいいですか?
A. ココナッツオイルは安定していますが、やはり酸化はします。判断基準は主に「臭い」です。
- 酸化したオイル:独特の油臭さ、酸っぱい臭いがしたり、風味が落ちたりします。
- 対処法:もし酸化していると感じたら、もったいないですが、食用としては使わず、石鹸やワックスとして活用するなどしましょう。
【スーパー】身近な場所で手に入る?大手スーパーの取り扱い状況
最も身近な購入場所といえば、やはり地域のスーパーですよね。
毎日の買い物ついでにサッと手に入れたいという方のために、大手スーパーでのココナッツオイルの取り扱い状況について、詳しく解説します。
大手総合スーパー(イオン、イトーヨーカドーなど)
大手総合スーパーでは、基本的にココナッツオイルを取り扱っています。
ただし、置いてある場所は店舗の規模や地域によって少々異なるため、初めて探すときは迷ってしまうかもしれません。
【主な設置場所の傾向】
- 食用油コーナー:キャノーラ油やオリーブオイル、ごま油などと一緒に並んでいることが多いです。ここでは、比較的安価で大容量の「精製ココナッツオイル(RBD)」が見つかりやすいです。
- 健康食品・自然食品コーナー:プライベートブランドのオーガニック商品や、少量のエキストラバージンオイルが、ナッツ類やドライフルーツの近くに置かれていることがあります。
もし見つからない場合は、お近くの店舗のサービスカウンターで尋ねてみるのが一番確実です。
プライベートブランドとして、イオンなら「トップバリュ グリーンアイ」、セブン&アイなら「セブンプレミアム」など、オーガニック系のココナッツオイルを販売している場合もあるので、チェックしてみると良いでしょう。
地域密着型スーパー(ライフ、サミットなど)
地域に根ざしたスーパーでは、健康志向の強い店舗ほど、品揃えが充実している傾向にあります。
特に、健康志向の棚を設けている店舗では、海外の輸入食品メーカーのバージンココナッツオイルを置いていることもありますよ。
価格はネット通販に比べると割高になることが多いですが、「今すぐ欲しい!」という時には大変便利です。
スーパーで購入する最大のメリットは、やはり「手軽さ」です。重い瓶詰めのオイルでも、日用品と一緒に持ち帰れるのは嬉しいポイントですね。
| スーパー利用のメリット | スーパー利用の注意点 |
| 日常の買い物ついでに購入できる。 | 種類やブランドの選択肢が少ない。 |
| 実際に商品を見てサイズや状態を確認できる。 | 高品質なオーガニック製品は取り扱いがない場合がある。 |
| 在庫切れの心配が比較的少ない(定番商品の場合)。 | 価格がネット通販より高めになることがある。 |
もし、スーパーで探しても見つからなかったり、もっと種類豊富な商品を見てみたい場合は、次のドラッグストアや専門店をチェックしてみましょう!
【ドラッグストア】マツキヨやスギ薬局などの薬局での販売はある?
日用品やサプリメントを買いに行くことが多いドラッグストアでも、ココナッツオイルは手に入るのでしょうか?
結論から言うと、多くの大手ドラッグストアで取り扱いがあります!
ドラッグストアは、スーパーよりも健康食品やサプリメントに特化した商品を置いていることが多く、ココナッツオイルも健康志向のオイルとして陳列されていることが多いんですよ。
大手ドラッグストア(マツモトキヨシ、ウエルシア、スギ薬局など)の販売傾向
大手ドラッグストアの多くは、ココナッツオイルを以下の2つの場所で販売している傾向があります。
調味料・食用油コーナー
スーパーと同様に、サラダ油やごま油などと同じ棚に、食用油としてのココナッツオイルが並びます。
ここでは、比較的、無香タイプや精製タイプのオイルが目立ちます。普段使いの料理に使いたい人向けですね。
サプリメント・美容コーナー
これがドラッグストアの特徴的な売り場です!
ダイエットサプリや健康食品、ヘアケアオイルなどと一緒に、美容や健康を目的としたココナッツオイルが置かれています。
- MCTオイル(中鎖脂肪酸オイル):ココナッツオイルから特定の成分だけを抽出したもの。ケトジェニックダイエットなどで人気があり、サプリメントの棚に置かれることが多いです。
- カプセル型ココナッツオイル:手軽に摂取したい人向け。サプリメントとして販売されています。
特にMCTオイルは、通常のココナッツオイルとは別物として扱われることが多いため、探すときは「MCTオイル」の棚もチェックしてみてください。
ドラッグストアで購入するメリット
ドラッグストアはポイントサービスが充実していることが多いですよね。
例えば、ウエルシアならTポイント、マツキヨなら自社ポイントなど、普段から貯めているポイントを活用して、ココナッツオイルをお得に購入できるのが大きな魅力です。
また、薬剤師さんや登録販売員さんがいるため、健康に関する相談をしながら商品を選べるという安心感もあります。
「ダイエット目的で使うには、どのオイルが良いですか?」といった質問をしてみるのも良いかもしれませんね。
ただし、ドラッグストアもスーパーと同様に、高級な海外ブランドの品揃えは少ない傾向があります。定番の商品で十分という方には、最も利便性の高い場所と言えるでしょう。
【専門店・雑貨店】カルディや成城石井、無印良品などでの見つけ方
「どうせ買うなら、ちょっと珍しいものや、質の高いものが欲しい!」という方に特におすすめなのが、輸入食品店や専門店、雑貨店です。
これらの店舗では、スーパーやドラッグストアにはない、個性豊かで高品質なココナッツオイルに出会える可能性が高いですよ。
輸入食品店:カルディコーヒーファーム、成城石井
これらの輸入食品をメインに扱う店舗は、ココナッツオイルの宝庫と言えます。
カルディコーヒーファーム
カルディでは、特に海外のオーガニック食品を豊富に取り扱っています。
ココナッツオイルは、主にレトルトカレーやエスニック食材の近く、またはオイル・調味料の棚で見つかることが多いです。瓶詰めの可愛いデザインのものが多く、見ているだけでも楽しいですよね。
- 取り扱い傾向:タイやスリランカ産のエキストラバージンココナッツオイルが中心。
- 注意点:商品の入れ替わりが早いため、お気に入りの商品がいつもあるとは限りません。
成城石井
成城石井は、高品質なグロサリー(食料品)に特化しているため、ココナッツオイルも厳選されたものが並びます。
オーガニック認証を受けた商品や、有名な海外ブランドのものが多く、価格帯は高めですが、品質にこだわる方には最適です。
- 取り扱い傾向:バージンココナッツオイル、有機JAS認証を受けた商品、一部MCTオイル。
- 特徴:高級スーパーならではの安心感と品質の高さ。
ライフスタイル雑貨店:無印良品、東急ハンズ
食用だけでなく、美容目的でココナッツオイルを探している方は、雑貨店やコスメ売り場もチェックしましょう。
無印良品
無印良品では、食用としてのココナッツオイルではなく、美容オイルとしての「ココナッツオイル」が販売されていることがあります。ただし、店舗や時期によって取り扱いの有無や種類が変動するため、事前に確認することをおすすめします。
シンプルで洗練されたパッケージは、スキンケアやヘアケアに取り入れるのにぴったりです。
東急ハンズやロフト
これらのバラエティショップでは、オーガニックコスメやアロマテラピーのコーナーで、キャリアオイル(マッサージオイル)としてのココナッツオイル(ココナッツ由来のオイルを含む)が販売されています。
食用ではないため、必ず用途を確認してから購入しましょう。
【コストコ・業務スーパー】大容量で買うならココ!お得な商品の種類
「家族全員で使う」「毎日コーヒーに入れるから消費が早い」「お菓子作りやパン作りに大量に使いたい」というように、大量にココナッツオイルを消費する方にとっては、コストコや業務スーパーが救世主となります。
これらの店舗は、驚くほどの低価格と大容量が魅力。コストパフォーマンスを最優先したいなら、迷わずチェックすべき場所です。
コストコ(Costco)
コストコでココナッツオイルを探すなら、食品の缶詰やオイルが並ぶ巨大な棚に向かいましょう。
- カークランドシグネチャー (Kirkland Signature) のオーガニックココナッツオイル:コストコのプライベートブランドであり、その大容量(2.3kgなど)と安さから非常に人気があります。品質もオーガニックでエキストラバージンという高スペック。
- 他の輸入ブランド:時期によっては、世界中のメジャーなオーガニックココナッツオイルブランドもスポットで入荷されます。
コストコは会員制ですが、その年会費を払う価値があるほど、一つあたりの価格が抑えられています。ただし、一度に購入する量が非常に多いため、保存場所と消費期限をしっかり確認してから購入を決めましょう。冷蔵庫での保管場所を確保できるかがポイントになります。
業務スーパー
業務スーパーは、プロの料理人から一般の消費者まで、幅広い層に支持される安さが魅力です。
ココナッツオイルは、食用油のコーナーや、輸入食品が並ぶ棚に置かれています。
- 取り扱い傾向:業務用の大容量の精製ココナッツオイル(RBD)が多いです。これは、ココナッツ特有の香りが苦手な方や、業務用として大量に揚げ物などに使いたい場合に最適です。
- 価格:コストコと同様に非常に安価ですが、業務スーパーのココナッツオイルは、精製度が高く香りがほとんどしないタイプが多いので、美容や健康目的で「ココナッツの香り」を楽しみたい方は、エキストラバージンオイルを専門店で探す方が良いかもしれません。
大容量パックを検討する際は、瓶の蓋を開けたら、清潔なスプーンを使うなど、雑菌が入らないように注意することが、オイルを最後まで美味しく使い切るための秘訣ですよ!
| 大容量購入の注意点 | 賢く消費する方法 |
| 容量が多いため、消費期限内に使い切れるか確認が必要。 | 食用としてだけでなく、ヘアケアやボディケアにも活用する。 |
| 置き場所(特に固まる冬場)の確保。 | 小分けにして、家族や友人とシェアする。 |
| 購入時に瓶にヒビなどがないか入念にチェックする。 | パンに塗ったり、コーヒーに入れたりと、毎日使う習慣にする。 |
【ネット通販】Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングのメリットと選び方
もし、お近くの店舗で満足できる商品が見つからなかったり、世界中のあらゆるブランドを比較検討したいなら、やはりネット通販が最強です!
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングといった大手ECサイトでは、店頭では見かけないような珍しい製法や産地のココナッツオイルが簡単に見つかります。ここでは、ネット通販のメリットと、失敗しないための選び方のコツをお伝えします。
ネット通販が最強である3つの理由
モモストアが考える、ネット通販でココナッツオイルを買う最大のメリットはこちらです。
圧倒的な品揃えと価格競争
店頭では数種類しか並んでいませんが、ECサイトでは何百種類ものココナッツオイルが販売されています。
海外のオーガニックブランド(例:ブラウンシュガーファースト、ココウェルなど)はもちろん、iHerbなどで人気の輸入品まで、簡単に比較できます。
また、店舗運営費などがかからない分、店頭価格よりも安く手に入ることが多いのも魅力です。
MCTオイルなど専門的な商品の入手が容易
特定の健康目的で人気が高まっている「MCTオイル」は、通常のココナッツオイルとは区別され、専門的なブランドから販売されています。
これらの商品は、一般のスーパーにはほとんど置いていませんが、ネット通販なら「MCTオイル」と検索するだけで、多くの選択肢が出てきます。
購入者のレビューを参考にできる
実際にその商品を使った人の「生の声」を聞けるのは、ネット通販ならではのメリットです。
「香りの強さ」「料理への使いやすさ」「美容効果」など、購入前に知りたい情報をレビューでチェックできるため、失敗しにくい賢い買い物ができるでしょう。
ネットで失敗しない選び方:チェックすべき3つのポイント
たくさんの商品の中から自分にぴったりの一本を見つけるために、以下の3点を必ずチェックしてください。
| チェックポイント | 確認すべき内容 |
| 種類と製法 | エキストラバージン(香りあり・生食用)、RBD(無香・加熱調理用)、MCT(特定の脂肪酸のみ)のどれか。 |
| 認証マーク | 有機JASマークやUSDAオーガニックマークなど、信頼できる認証を受けているか。 |
| 内容量と価格 | 容量と価格を比較し、g単価で考える。特に大容量のものはコスパが良いか確認。 |
また、楽天市場やYahoo!ショッピングでは、定期的に開催されるセールやポイントアップキャンペーンを狙うと、さらにお得に購入できますよ!
ココナッツオイルの主な種類と製法|バージン、RBD、MCTの違い
ココナッツオイルを探し始めると、「バージン」「RBD」「MCT」といった聞き慣れない言葉を目にしますよね。
これらは、ココナッツオイルがどのように作られ、どんな特徴を持っているかを示す重要なキーワードです。これらの違いを理解すれば、あなたの目的に合ったオイルを迷わず選べるようになります!
バージンココナッツオイル(VCO)
「バージン(Virgin)」とは、「未精製」を意味します。
【特徴と製法】
- 製法:新鮮なココナッツの胚乳を乾燥させずに、低温で圧搾して抽出します(コールドプレス製法が多い)。
- 香り:ココナッツ特有の濃厚で甘い香りが強く残っています。
- 用途:主にそのまま食べる、コーヒーやスムージーに入れる、パンに塗るなど、香りと栄養を楽しみたい生食向けです。
- 栄養:ココナッツの持つ天然のビタミンやミネラル、抗酸化物質がそのまま残っています。
さらに高品質なものは、「エキストラバージンココナッツオイル」と呼ばれますが、明確な国際基準がないため、メーカーのこだわりや製法(一番搾りなど)を参考に選ぶことになります。
RBDココナッツオイル(精製ココナッツオイル)
RBDは「Refined(精製)」「Bleached(脱色)」「Deodorized(脱臭)」の頭文字を取ったものです。化学的な処理を含む場合もありますが、品質の良いものは物理的なろ過や加熱処理のみで行われます。
【特徴と製法】
- 製法:乾燥させたココナッツ胚乳(コプラ)を原料とし、高温で処理して色や香りの元となる不純物を除去します。
- 香り:ほとんど無臭・無味です。
- 用途:揚げ物や炒め物など、加熱調理全般に使われます。料理の風味を邪魔しないため、普段使いのオイルとして最適です。
- 栄養:精製の過程で一部の栄養素は失われますが、ココナッツオイルの最大の特徴である「中鎖脂肪酸」は保持されています。
MCTオイル(中鎖脂肪酸オイル)
MCTオイルは、ココナッツオイルそのものではなく、ココナッツオイルに豊富に含まれる「中鎖脂肪酸」だけを抽出・精製したオイルです。
【特徴と製法】
- 成分:カプリル酸(C8)とカプリン酸(C10)という特定の中鎖脂肪酸だけが抽出され、脂肪酸の濃度がほぼ100%になっています。
- 目的:体内で素早くエネルギーに変わりやすく、ダイエットや集中力アップを目的とした健康志向の人々に非常に人気があります。
- 注意点:加熱調理には向きません。そのまま飲むか、コーヒーやサラダにかけるなど、非加熱で使います。
| 種類 | 香り | 製法 | おすすめの用途 |
| バージン/エキストラバージン | 強いココナッツの香り | 低温圧搾(未精製) | 生食、コーヒー、美容、アロマ |
| RBD(精製) | ほぼ無臭 | 高温処理・脱色・脱臭 | 加熱調理、普段使いの油、炒め物 |
| MCT | 無臭・無味 | 中鎖脂肪酸の抽出・精製 | ダイエット、集中力、非加熱ドリンク |
あなたのライフスタイルに合わせて、この3つの違いを参考に選んでみてくださいね。
ココナッツオイルを料理に使う際のメリットと注意点
ココナッツオイルは、健康志向の方々から「次世代の万能オイル」として注目されています。しかし、実際に料理に使うとなると、オリーブオイルやごま油とは違う特性があるため、いくつか知っておくべきメリットと注意点があります。
料理にココナッツオイルを使う3つのメリット
中鎖脂肪酸の摂取による効率的なエネルギー補給
ココナッツオイルの約60%は「中鎖脂肪酸」で構成されています。これは、一般的な植物油(長鎖脂肪酸)に比べて、消化吸収が非常に速く、すぐにエネルギーとして利用されやすいという特徴があります。
特に、スポーツをする方や、朝から集中力を高めたい方にとって、非常に魅力的なオイルと言えます。料理に少し加えるだけで、効率的に栄養を摂取できるのは大きなメリットです。
加熱に強く酸化しにくい
ココナッツオイルは、飽和脂肪酸が多いため、熱を加えても酸化しにくいという安定性を持っています。
これは、揚げ物や炒め物で高温調理をする際にも、油の劣化を気にせずに使えるという点で、非常に優れています。サラダ油の代わりに使えば、酸化しにくいヘルシーな揚げ物が作れますよ。
独特の風味を料理に活かせる(バージンオイルの場合)
エキストラバージンココナッツオイルを使えば、ココナッツの甘い香りと風味を料理にプラスできます。特に、カレーやタイ料理などのエスニック料理、パンケーキやクッキーなどの焼き菓子との相性は抜群です!
バターの代わりにトーストに塗るだけでも、南国の香りが広がり、いつもの朝食が少し特別なものになります。
注意点:使いすぎは禁物!
どんなに体に良いオイルでも、油は油です。カロリーは他の油と変わりませんので、使いすぎには注意が必要です。
- 摂取量の目安:健康や美容目的の場合、1日に大さじ1〜2杯程度が推奨されています。
- 精製度を選ぶ:和食など、香りをつけたくない料理には必ず「RBD(無香タイプ)」を使いましょう。バージンオイルを味噌汁などに入れると、強烈なココナッツ臭になり、食事が台無しになる可能性があります。
賢く、適量を守って使えば、ココナッツオイルはあなたの食生活を豊かにしてくれる強い味方になるはずです。
ココナッツオイル以外の代用品はある?似た用途のオイル紹介
ココナッツオイルに興味はあるけれど、「香りがやっぱり苦手」「もっと他の健康オイルも知りたい」という方もいるかもしれませんね。
実は、ココナッツオイルと同じように、健康や美容に良いとされる優秀なオイルはたくさんあります。ここでは、用途別にココナッツオイルの代用となるオイルをご紹介します。
MCTオイルの代替品として:エネルギー効率を重視するなら
ココナッツオイルの人気の秘密は、中鎖脂肪酸(MCT)の含有量が多いことでした。MCTオイルはココナッツオイルから抽出されますが、ココナッツ以外の素材から作られるオイルにも中鎖脂肪酸は含まれています。
- パーム核油(パームカーネルオイル):ココナッツオイルと同様に、中鎖脂肪酸を豊富に含むオイルです。しかし、精製度合いや持続可能性(サスティナビリティ)への配慮が重要になるため、購入の際は認証マークなどをチェックしましょう。
ただし、MCTオイルほど高濃度の中鎖脂肪酸を手軽に摂れる食品は少ないため、MCTの効率を最優先するなら、やはり専門のMCTオイルが最も適しています。
食用油の代替品として:加熱調理の安定性を重視するなら
加熱調理の安定性、つまり酸化しにくさをココナッツオイルに求めるなら、以下のオイルが代用になります。
- パーム油:ココナッツオイルと同様に飽和脂肪酸が多く、非常に安定しています。食品加工にも広く使われています。
- オリーブオイル(特にピュアや精製タイプ):エクストラバージンは香りや栄養素が豊富ですが、加熱にはピュアオリーブオイルや精製オリーブオイルの方が向いています。
美容オイルの代替品として:保湿やスキンケアを重視するなら
スキンケアやヘアケアの保湿剤として使うなら、肌に馴染みやすく、栄養豊富な天然オイルがおすすめです。
| 代替オイル | 特徴とココナッツオイルとの違い | 主な用途 |
| ホホバオイル | 人間の皮脂と構造が似ており、肌馴染みが非常に良い。酸化しにくさもココナッツオイルに匹敵。 | 全身の保湿、ヘアオイル、マッサージオイル |
| アルガンオイル | オレイン酸やビタミンEが豊富。少量でもよく伸び、アンチエイジング効果が期待される。 | 顔や髪の集中ケア、高級美容液 |
| アーモンドオイル | 軽いテクスチャーでベビーマッサージにも使われるほど優しい。 | 全身の保湿、敏感肌のケア |
これらのオイルも、ココナッツオイルと同じように、自然食品店やネット通販、ドラッグストアの美容コーナーなどで見つけることができます。あなたの肌や髪のタイプ、そして好みの香りに合わせて選んでみてくださいね。

