100均でSDカードリーダーは売ってない?どこで買えるか徹底調査!

100均でSDカードリーダーは売ってない?どこで買えるか徹底調査!

大切な写真や動画をSDカードからパソコンに移したい! でも、いざSDカードリーダーを探し始めると、どこに売っているのか迷いますよね。
「もしかして100均にあるんじゃない?」と思ってダイソーやセリアを巡った方もいるかもしれません。
この記事では、「SDカードリーダーは100均で手に入るのか?」という疑問をスッキリ解決し、
万が一売っていなかった場合にどこで、どうやって購入するのが一番お得で確実なのかをモモストアが徹底的に調査しました。
急いでいる時の緊急調達場所から、失敗しない選び方まで、全部お話ししていきますね!

・SDカードリーダーは本当に100均(ダイソー・セリア・キャンドゥ)に売ってないの?
・SDカードリーダーが売っているお店はどこ?販売店を徹底比較!
・家電量販店(ヤマダ電機・ヨドバシカメラ・ビックカメラ)での取り扱い状況と価格帯
・ホームセンター(カインズ・コーナンなど)やドン・キホーテでもSDカードリーダーは買える?
・コンビニ(セブン・ローソン・ファミマ)でSDカードリーダーは手に入る?緊急時の対処法
  1. SDカードリーダーは本当に100均(ダイソー・セリア・キャンドゥ)に売ってないの?
    1. 100均のデジタル周辺機器のラインナップ事情
      1. 過去には販売されていた?SDカードリーダーの100均での歴史
  2. SDカードリーダーが売っているお店はどこ?販売店を徹底比較!
    1. 主要な販売チャネルと特徴
      1. 急いでいる人向けの最短調達ルート
  3. 家電量販店(ヤマダ電機・ヨドバシカメラ・ビックカメラ)での取り扱い状況と価格帯
    1. 家電量販店のメリット・デメリット
      1. 価格帯の目安と購入時の注意点
  4. ホームセンター(カインズ・コーナンなど)やドン・キホーテでもSDカードリーダーは買える?
    1. ホームセンター(カインズ・コーナンなど)の取り扱い事情
      1. ドン・キホーテの「激安の殿堂」での掘り出し物はあるか?
  5. コンビニ(セブン・ローソン・ファミマ)でSDカードリーダーは手に入る?緊急時の対処法
    1. コンビニで売っているデジタル関連商品
      1. SDカードリーダーがない場合の緊急時の対処法
  6. モモストアおすすめ!失敗しないSDカードリーダーの選び方3つのポイント
    1. ポイント1:転送速度を決める「USB規格」と「SDカード規格」をチェック!
      1. 要素A:USBの規格(パソコン側の端子)
      2. 要素B:SDカードの規格(UHS規格)
    2. ポイント2:必要なカードスロットの種類と数を決める!
    3. ポイント3:持ち運び方で選ぶ「直差し型」か「ケーブル型」か?
  7. SDカードリーダーの種類と規格を解説!どのタイプがあなたのデバイスに合う?
    1. SDカードの種類とリーダーの対応規格
    2. パソコン・スマホとの接続端子タイプ
      1. Type-A(標準USB端子)対応リーダー
      2. Type-C(楕円形リバーシブル端子)対応リーダー
      3. Lightning端子対応リーダー
  8. 【価格帯別】人気メーカーのSDカードリーダーおすすめモデルを紹介
    1. 予算1,000円台:とにかく安く最低限の機能が欲しい方向け
      1. おすすめメーカー:エレコム (ELECOM) / サンワサプライ (SANWA SUPPLY)
    2. 予算2,000円~4,000円台:速度と品質を両立させたい方向け
      1. おすすめメーカー:トランセンド (Transcend) / バッファロー (BUFFALO)
    3. 予算5,000円~10,000円以上:プロフェッショナルや多機能重視の方向け
      1. おすすめメーカー:ソニー (SONY) / Lexar / SanDisk
  9. SDカードリーダーをAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングで購入するメリットと注意点
    1. ECサイトで購入する最大のメリット3つ
      1. メリット1:圧倒的な価格の安さとポイント還元
      2. メリット2:豊富な種類と客観的な口コミ・評価
      3. メリット3:家にいながらにして購入・最短当日配送
    2. ECサイトで購入する際の注意点
      1. 注意点1:必ず「正規販売店」または「メーカー直営店」から購入する
      2. 注意点2:USB規格とSD規格の「両方」が対応しているか確認する
  10. 中古品やフリマアプリ(メルカリ・ヤフオク)でSDカードリーダーを買うのはアリ?
    1. 中古品・フリマアプリ購入のメリットと潜むリスク
      1. メリット:価格の安さ
      2. リスク1:転送速度の保証がない
      3. リスク2:保証・サポートがない
      4. リスク3:古い規格の製品が多い
  11. SDカードリーダーが壊れた?データ転送速度が遅い時のチェックリスト
    1. チェックリスト1:パソコン側のUSBポートが原因ではないか?
    2. チェックリスト2:SDカードやリーダーの規格がボトルネックになっていないか?
    3. チェックリスト3:ドライバやOSが原因ではないか?
  12. 結論:SDカードリーダーはどこで買うのが一番コスパが良いのか?
    1. 最良の選択は「ECサイトでの購入」一択!
  13. SDカードリーダーに関する読者からの「よくある質問」Q&A
    1. Q1: SDカードリーダーを長く使うための保管方法はありますか?
    2. Q2: Wi-Fi対応のSDカードとSDカードリーダーはどちらが便利ですか?
    3. Q3: SDカードリーダーで複数のカードを同時に読み込んでも大丈夫ですか?
    4. Q4: データ転送ソフトが原因で遅くなることはありますか?

SDカードリーダーは本当に100均(ダイソー・セリア・キャンドゥ)に売ってないの?

momo-store.jp

「SDカードリーダーくらいなら100円ショップにもあるでしょ?」
そう思って近所のダイソーやセリア、キャンドゥをチェックした方も多いはずです。結論から言うと、現在のところ、SDカードリーダー本体が100円(税抜)で販売されているケースは非常に稀で、基本的には売っていません。
昔は一時期、USB接続のシンプルなmicroSDカードリーダーが販売されていた時期もありましたが、現在ではほとんど見かけなくなりましたね。

100均のデジタル周辺機器のラインナップ事情

なぜSDカードリーダーが姿を消したのでしょうか?
これは100円ショップの商品のトレンドと品質管理が大きく関わっています。
100均はイヤホンや充電ケーブル、スマホスタンドなど、需要が高くシンプルな構造のデジタル周辺機器を多く取り扱っています。
しかし、SDカードリーダーは内部にデータを読み書きするための基盤(チップ)が必要で、安定した品質と高速なデータ転送を実現しようとすると、どうしても原価が100円を超えてしまいがちなんです。
また、SDカードの規格(SDHC、SDXCなど)やUSBの規格(2.0、3.0、Type-Cなど)が進化するにつれて、安価な製品では対応できなくなり、取り扱いを終了する店舗が増えました。

ただし、100均でも「SDカード」自体や「SDカードケース」、そして「microSDをSDカードサイズに変換するアダプター」などは売っています。
これらは、既にSDカードリーダーを持っている方や、microSDのデータ整理には役立つアイテムですね。
もし、どうしても100均で代用品を探したい場合は、「スマホのOTGケーブル」と「SDカードリーダー機能付きのハブ」など、複数のアイテムを組み合わせて代用できるか試す手もありますが、動作保証はありませんのでおすすめはしません。
確実かつ高速なデータ転送を望むなら、信頼できるメーカーの製品を選ぶべきです。

過去には販売されていた?SDカードリーダーの100均での歴史

過去には、特にUSB2.0規格が主流だった頃、一部の100円ショップで簡素なSDカードリーダーが売られていたという情報があります。当時の製品はSDHC規格に非対応だったり、転送速度が極端に遅かったりと、現在の用途には耐えられないものがほとんどでした。
もし、今でも古い製品の在庫を見かけたとしても、最新のSDカード(大容量のSDXCなど)や高速なデータ転送を求める方には不向きです。
今の時代、写真や動画のデータ量は非常に大きくなっています。特に4K動画などを扱う場合、SDカードリーダーの転送速度が遅いと、データの移動だけで何時間もかかってしまうこともあります。
時間を無駄にしないためにも、少し予算をかけてでもUSB3.0やUSB3.1に対応した製品を選ぶ方が、結果的にコスパが良いと言えますね。
例えば、Amazonや楽天市場で販売されている1,000円台の製品でも、100均製品とは比べ物にならないくらい高性能なものが見つかります。

100均で売っているもの・売っていないもの比較(2025年現在)
アイテム名 取り扱い状況 主な販売場所
SDカードリーダー本体 × ほぼ売っていない 家電量販店、ECサイト(Amazon/楽天)
microSD→SD変換アダプター 〇 売っていることが多い ダイソー、セリア、キャンドゥ
SDカードケース 〇 売っていることが多い ダイソー、セリア、キャンドゥ
充電ケーブル(USB Type-Cなど) 〇 売っている ダイソー、セリア、キャンドゥ

以上の理由から、100均でSDカードリーダーを探すのは諦めて、次のステップである「どこで確実に、高性能なSDカードリーダーを手に入れるか」を考えるのが最善策です。

SDカードリーダーが売っているお店はどこ?販売店を徹底比較!

100均で手に入らないことがわかったSDカードリーダーですが、急いでいる時にどこへ行けば手に入るのでしょうか?
ここでは、主要な販売チャネルをピックアップし、それぞれのメリット・デメリットを比較しながら、あなたに最適な購入場所を見つけていきましょう。
販売店選びのポイントは、「価格」「品揃え」「専門知識の有無」の3点です。

主要な販売チャネルと特徴

SDカードリーダーを販売しているお店は多岐にわたりますが、大きく分けて以下の3つのチャネルに分類できます。

  1. 家電量販店・PC専門店:品揃えが豊富で専門スタッフに相談できる。価格は定価寄り。
  2. 総合スーパー・ディスカウントストア:手軽に立ち寄れるが、種類は限定的。価格は比較的安価。
  3. ECサイト(Amazon・楽天・Yahoo!ショッピング):価格が安く、種類が圧倒的に豊富。すぐに手に入らない場合がある。

これらのうち、高性能かつコスパの良い製品を求めるなら、やはりECサイトが圧倒的に有利です。
例えば、Amazonや楽天市場では、エレコムやサンワサプライといった有名メーカーの製品が、店頭価格よりも安く、レビューを参考にしながら購入できます。
もし急ぎでなければ、ECサイトでの購入を強くおすすめします。
しかし、「今日中に必要!」という場合は、やはり店舗で購入するしかありません。

SDカードリーダー主要販売店の比較
販売店 価格帯 品揃え 緊急時の調達難易度 主なメリット
Amazon/楽天/Yahoo! ★(最安価) ★★★★★(豊富) 低(当日配送の地域なら最高) 価格、種類、口コミの豊富さ
家電量販店 ★★★(定価寄り) ★★★★(豊富) 中(ほぼ確実に手に入る) 専門スタッフの助言、実物を見られる
ドン・キホーテ ★★(安価) ★★(限定的) 高(店舗による、種類が少ない) 急な出費を抑えられる
ホームセンター ★★★(平均的) ★(非常に少ない) 中(ついで買いは可能) DIY用品と一緒に購入
コンビニ ★★★★★(割高) ×(ほぼ売っていない) 極めて高い(期待できない) 24時間営業

ご覧の通り、価格と品揃えのバランスが良いのはECサイトです。
店舗での購入を考える場合でも、まずはECサイトで相場や人気モデルをチェックしてからお店に向かうと失敗が少なくなりますよ。
特に、データ転送速度の速いUSB 3.0やUSB Type-C対応のモデルは、ECサイトの方が安く手に入りやすい傾向があります。

急いでいる人向けの最短調達ルート

今日中にどうしても必要な場合は、以下のルートが最短です。

  1. 都心部の家電量販店:品切れのリスクが最も低い。
  2. Amazonの当日お急ぎ便対応エリア:午後までに注文すれば、その日のうちに届く可能性がある。
  3. 駅前のPCパーツショップ:ニッチなモデルまで置いてある可能性があるが、店舗数は少ない。

ただし、店舗で購入する場合、ECサイトのような大幅な割引は期待できません。
それでも、その日のうちに作業を終わらせたいという緊急性が高い場合は、迷わず家電量販店へ向かいましょう。
店員さんに「今使っているSDカードの種類」と「接続したいパソコンやスマホの端子の種類(USB-AかType-Cかなど)」を伝えれば、適切なモデルを選んでくれますよ。

家電量販店(ヤマダ電機・ヨドバシカメラ・ビックカメラ)での取り扱い状況と価格帯

SDカードリーダーを「実物を見て選びたい」「専門家に相談したい」「今日すぐに欲しい」という方にとって、家電量販店は最も頼りになる場所です。
ヤマダ電機、ヨドバシカメラ、ビックカメラといった大手家電量販店では、ほぼ確実にSDカードリーダーを取り扱っています。
ただし、価格帯や品揃えには特徴があるので、事前に知っておくとスムーズです。

家電量販店のメリット・デメリット

メリットは、何と言っても「安心感」と「専門性」です。
多くのメーカー(エレコム、サンワサプライ、バッファロー、トランセンド、ソニーなど)の製品を比較でき、高速転送対応モデルやマルチカード対応モデルなど、幅広い選択肢の中から選べます。
また、知識豊富な店員さんに「このカメラのSDカードを使いたいんだけど…」「Type-CのMacbook Proに接続したいんだけど…」といった具体的な相談ができるのも大きな利点です。

デメリットは、ECサイトと比較して価格が割高になる傾向があることです。
ポイント還元があるとはいえ、純粋な販売価格ではAmazonや楽天市場の方が安い場合がほとんどです。
また、店舗によってはレジ待ちなどで時間がかかることもあります。

価格帯の目安と購入時の注意点

家電量販店でのSDカードリーダーの価格帯は、機能によって大きく異なります。

  • ベーシックモデル(USB2.0/3.0対応):1,000円~2,000円程度
  • 高速モデル(USB3.1 Gen1/Gen2対応):2,500円~4,000円程度
  • マルチカード対応モデル(SD/microSD/CFなど):3,000円~5,000円程度
  • プロフェッショナル向け(高速規格UHS-II対応など):5,000円~10,000円以上

緊急でなければ、まずはECサイトで価格と口コミをチェックし、店頭で実物を確認してから、最終的にどこで購入するかを判断する「ハイブリッド型」の買い方が最も賢いかもしれませんね。
特に、Amazonや楽天市場では、「タイムセール」や「ポイントアップキャンペーン」を利用すれば、店頭では考えられないような価格で高性能モデルが手に入ることがあります。

購入時の注意点として、必ず「対応するSDカードの種類(SDHC/SDXC)」「接続するパソコンやスマホの端子の種類(USB Type-A/C)」を確認しましょう。
特に新しいMacBookなどのPCは、従来のUSB-A端子がなくType-Cのみの場合が多いので、Type-C対応モデルを選ぶ必要があります。
この確認を怠ると、せっかく買ったのに使えないという残念なことになりかねません。

家電量販店でチェックすべきポイント
チェック項目 内容 重要度
接続端子 USB-A、USB-Cのどちらか、または両方に対応しているか ★★★★★
対応カード規格 SDHC、SDXC、UHS-I、UHS-IIなど、手持ちのカードに対応しているか ★★★★★
転送速度 USB3.0(5Gbps)以上に対応しているか ★★★★
ケーブル一体型/直差し型 使用環境に合わせてどちらが便利か ★★★

家電量販店では、これらの情報をパッケージで確認できますが、もし不明な点があれば、遠慮なく店員さんに尋ねてみてください。失敗なく最適なSDカードリーダーを選ぶことができますよ。

ホームセンター(カインズ・コーナンなど)やドン・キホーテでもSDカードリーダーは買える?

家電量販店以外にも、日常生活でよく利用するホームセンターやディスカウントストアでもSDカードリーダーは手に入るのでしょうか?
これらの店舗は、郊外に多く、駐車場も広いので、立ち寄りやすいのが魅力です。
結論から言うと、どちらも取り扱いがある可能性はありますが、品揃えは非常に限定的だと覚悟しておく必要があります。

ホームセンター(カインズ・コーナンなど)の取り扱い事情

ホームセンターは、DIYや園芸用品がメインですが、一部の店舗では「電材コーナー」や「OAサプライコーナー」にSDカードリーダーが置かれていることがあります。
しかし、置いてあるのは非常にベーシックなモデル(USB2.0や古いUSB3.0規格)がほとんどで、高速転送対応の高性能モデルを探すのは難しいでしょう。
価格は家電量販店と大差ないか、やや安価な程度です。
もしホームセンターでSDカードリーダーを見つけたら、それは「緊急で最低限のデータ転送ができればOK」という場合のみ購入を検討するのがおすすめです。
例えば、旅行先で急にSDカードリーダーが必要になったが、近くに家電量販店がない、というようなケースですね。

ドン・キホーテの「激安の殿堂」での掘り出し物はあるか?

「激安の殿堂」でおなじみのドン・キホーテは、家電製品も幅広く取り扱っているため、SDカードリーダーも見つけることができます。
ドン・キホーテの特徴は、オリジナルブランドの「情熱価格」の製品や、期間限定の格安商品が多いことです。
運が良ければ、他店では考えられないような破格のSDカードリーダーが見つかるかもしれません。
ただし、ここでも注意が必要なのは、その製品が「どの規格に対応しているか」です。
パッケージをしっかりチェックし、特に「USB3.0対応」や「UHS-I対応」といった記載があるかを確認しましょう。
格安だからといって、転送速度の遅いUSB2.0規格の製品を選んでしまうと、後で後悔することになるかもしれません。
ドンキホーテで購入する際は、品質よりも「とにかく安いこと」や「今すぐ手に入ること」を優先する場合に限るのが賢明です。

ドン・キホーテで購入する際のチェック項目
チェック項目 注意点
転送速度の記載 「High Speed」などの曖昧な表現ではなく、「USB3.0」や「5Gbps」と具体的な記載があるか
メーカー名 有名メーカー品であれば安心。オリジナルブランド品は口コミを検索(新しいタブで開きます)してから判断
保証期間 初期不良があった場合の保証期間がしっかり記載されているか

どちらの店舗も、品揃えの豊富さや価格の安さで言えばECサイトには敵いませんが、「ついで買い」や「緊急時の調達場所」としては選択肢に入ります。
もし、これらの店舗で良い製品が見つからなかった場合は、迷わずAmazonや楽天市場で最新の高性能モデルをチェックしてみてください。すぐに手配すれば、翌日には届く可能性が高いですよ。

コンビニ(セブン・ローソン・ファミマ)でSDカードリーダーは手に入る?緊急時の対処法

「深夜だけど今すぐSDカードのデータを取り込みたい!」「外出先で急にSDカードリーダーが必要になった!」
こんな時、24時間営業のコンビニ(セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートなど)が頭に浮かぶかもしれません。
しかし、残念ながら、主要なコンビニエンスストアでSDカードリーダーが販売されていることは、ほぼありません。

コンビニで売っているデジタル関連商品

コンビニで取り扱っているデジタル関連商品は、主に緊急性の高い以下のアイテムに限定されています。

  • 充電器・充電ケーブル(スマホ、モバイルバッテリー用)
  • イヤホン(有線・Bluetooth)
  • SDカード、microSDカード本体(ごく一部の店舗)
  • 乾電池、モバイルバッテリー

SDカードリーダーは、一般的に需要が低く、サイズも小さいため、コンビニの限られた陳列スペースを割いてまで置かれることは稀なのです。
これは、ホームセンターやディスカウントストアよりもさらに品揃えが期待できない点だと言えます。

SDカードリーダーがない場合の緊急時の対処法

では、コンビニにSDカードリーダーがない場合、緊急時にはどうすれば良いのでしょうか?

対処法1:コンビニのコピー機を利用する
これは最終手段ですが、セブンイレブンやローソンなどのマルチコピー機の中には、SDカードを直接挿入して写真などをプリントできる機能があります。
「データを取り込みたい」という目的は果たせませんが、「今すぐ写真や書類を印刷したい」という目的であれば、これで代用できます。
データそのものをパソコンに移したい場合は、次の対処法を試しましょう。

対処法2:スマホやタブレットを経由する
もし、お持ちのスマホやタブレットがSDカードリーダー機能を搭載しているか、または「OTG(On-The-Go)」対応のケーブルとSDカードリーダーを接続できる場合、一旦スマホにデータを取り込んでから、クラウドサービス(Google Drive、Dropboxなど)経由でパソコンにデータを転送するという方法があります。
この方法であれば、SDカードリーダー本体がなくても、データ転送の目的は達成できます。
ただし、データ量が非常に多い場合は時間がかかる点に注意が必要です。

SDカードリーダー調達の緊急ルート
緊急度 おすすめの調達場所 注意点
高(今すぐ) 家電量販店、Amazon当日お急ぎ便 価格は割高、当日配送エリア限定
中(明日までに) Amazon、楽天市場 圧倒的なコスパと品揃え、翌日配達エリアが広い
低(週末までに) Amazon、楽天市場、PC専門店 じっくり比較検討可能、最安値を見つけやすい

結局のところ、緊急時でもコンビニに期待するのは難しいということがわかります。
やはり、あらかじめAmazonや楽天市場で予備のSDカードリーダーを一つ持っておくのが最善の備えだと言えますね。
特に、自宅用と持ち運び用で2つ持っておくと、急なトラブルにも対応できて安心ですよ。

モモストアおすすめ!失敗しないSDカードリーダーの選び方3つのポイント

どこで売っているか分かったら、次は「どれを選ぶか」が重要です。
SDカードリーダーは見た目が似ていても、性能によってデータ転送速度が大きく異なり、作業効率に直結します。
ここでは、モモストアが厳選した「失敗しないSDカードリーダーの選び方」を3つのポイントに絞って解説します。

ポイント1:転送速度を決める「USB規格」と「SDカード規格」をチェック!

SDカードリーダーを選ぶ上で最も重要なのは、データの読み書きスピードです。これが遅いと、大量の写真や動画の転送に膨大な時間がかかってしまい、ストレスになります。
転送速度を決める要素は主に2つあります。

要素A:USBの規格(パソコン側の端子)

現在主流の規格は「USB 3.0」または「USB 3.1 Gen1/Gen2」です。
古い「USB 2.0」は理論値で最大480Mbps(約60MB/秒)しか出ませんが、USB 3.0(または3.1 Gen1)は最大5Gbps(約625MB/秒)と、約10倍も速くなります。
特に動画や高解像度の写真を扱う方は、必ず「USB 3.0以上」に対応した製品を選びましょう。Type-C端子のPCをお使いの方は、Type-C接続対応のリーダーを選ぶとさらに快適です。

USB規格と転送速度の目安
USB規格 理論上の最大転送速度 備考
USB 2.0 480Mbps(約60MB/秒) 非常に遅い。非推奨。
USB 3.0 / 3.1 Gen1 5Gbps(約625MB/秒) 現在の主流。コスパが良い。
USB 3.1 Gen2 10Gbps(約1,250MB/秒) より高速。プロ向けに最適。

USBの規格についてさらに詳しく知りたい方は、Google検索で調べてみる(新しいタブで開きます)と、より専門的な情報が得られますよ。

要素B:SDカードの規格(UHS規格)

SDカード自体にも「UHS-I」や「UHS-II」といった規格があり、リーダー側もこれに対応している必要があります。
UHS-II対応のSDカードを使っているのに、UHS-Iまでしか対応していないリーダーを使うと、宝の持ち腐れになってしまい、転送速度が大幅に制限されてしまいます。
UHS-II対応モデルは価格が高くなりますが、対応したカードをお持ちの方は、ぜひ検討してくださいね。

ポイント2:必要なカードスロットの種類と数を決める!

SDカードリーダーには、SDカード専用のものから、複数のカードに対応したものまであります。

シングルスロット vs マルチスロット
SDカード(標準サイズ)とmicroSDカードの2種類しか使わない場合は、SD/microSDの2スロットタイプが一般的です。
もし、一眼レフカメラで使う「CFカード(コンパクトフラッシュ)」や「メモリースティック」なども使う可能性があるなら、それら全てに対応した「マルチカードリーダー」を選ぶと便利です。
ただし、スロット数が多いほど本体サイズが大きくなり、価格も高くなる傾向があります。

ポイント3:持ち運び方で選ぶ「直差し型」か「ケーブル型」か?

SDカードリーダーの形状は、大きく分けて2種類あります。

直差し型(スティック型)
USBポートに直接挿し込むタイプで、コンパクトで持ち運びに便利です。ノートPCでの利用に適しています。
ただし、他のUSBポートと干渉しやすいのがデメリットです。

ケーブル型(ハブ型)
ケーブルでPCと接続するタイプで、他のポートとの干渉を避けられます。デスクトップPCや、ポートが少ないノートPCにおすすめです。
ケーブルが邪魔になる、かさばる、といったデメリットがありますが、安定したデータ転送がしやすいというメリットもあります。

ご自身の使用環境に合わせて、最適な形状を選びましょう。
これらのポイントを踏まえて、Amazonや楽天市場で「USB3.1 SDカードリーダー」と検索すれば、失敗のない、高性能なモデルを簡単に見つけることができますよ。

SDカードリーダーの種類と規格を解説!どのタイプがあなたのデバイスに合う?

SDカードリーダーは、ただカードを挿せば良いというものではありません。先ほど少し触れたように、「SDカードの種類」「接続端子の種類」「転送速度の規格」の3つの組み合わせによって、その性能と使い勝手が大きく変わってきます。
ここでは、これらの種類と規格について、もう少し詳しく掘り下げていきましょう。

SDカードの種類とリーダーの対応規格

SDカードは容量によって規格が分かれており、古いSDカードリーダーでは新しい規格のカードを読み込めないことがあります。

SDカード規格一覧
規格名 容量 リーダーの対応
SD 最大2GB ほぼ全てのリーダーで対応
SDHC 4GB~32GB SDHC対応と記載のあるリーダーが必要
SDXC 64GB~2TB SDXC対応と記載のあるリーダーが必要
SDUC 4TB~128TB 最新規格。対応製品はまだ少ない

現在主流のSDカードは、大容量のSDXC(64GB以上)です。
お手持ちのSDカードがSDXCであれば、必ずリーダーのパッケージに「SDXC対応」と記載があることを確認してください。もし非対応のリーダーを買ってしまうと、エラーが出て読み込みができません。

また、SDカードの種類についてさらに詳しく(新しいタブで開きます)知りたい場合は、こちらのGoogle検索も活用してみてください。

パソコン・スマホとの接続端子タイプ

SDカードリーダーを接続するデバイスによって、必要な端子が変わります。

Type-A(標準USB端子)対応リーダー

最も一般的なパソコンの端子(四角い形状)に接続するタイプです。デスクトップPCや、古いノートPCをお使いの方はこちらを選びます。

Type-C(楕円形リバーシブル端子)対応リーダー

最新のMacBook Proや高性能なWindowsノートPC、Androidスマホ/タブレットに搭載されている端子です。
Type-Cは上下どちらでも挿せるのが魅力で、高速なデータ転送規格(USB 3.1 Gen2など)に対応していることが多いです。
今後の主流となる規格なので、新しいPCを購入する予定がある方は、Type-C対応モデルを選んでおくと長く使えます。

Lightning端子対応リーダー

iPhoneやiPadに接続するためのリーダーです。外出先でカメラからiPhoneに直接写真を取り込みたい場合に非常に便利です。
Apple製品専用となるため、他のPCでは使えませんが、特定の用途には欠かせないアイテムですね。

最近は、Type-AとType-Cの両方の端子に対応した「2in1タイプ」のSDカードリーダーも販売されており、複数のデバイスをお持ちの方には特におすすめです。Amazonや楽天市場で「USB Type-C A両対応 SDカードリーダー」と検索してみると、様々なメーカーから発売されているのがわかります。

【価格帯別】人気メーカーのSDカードリーダーおすすめモデルを紹介

SDカードリーダーの選び方が分かったところで、次は実際にどのような製品があるのかを見ていきましょう。
ここでは、信頼性の高い人気メーカーと、価格帯別のおすすめモデルをモモストアが紹介します。
「とにかく安さ重視」「速度と品質重視」「多機能重視」の3つの価格帯に分けて見ていきますね。

予算1,000円台:とにかく安く最低限の機能が欲しい方向け

この価格帯は、主にUSB3.0またはUSB2.0対応のベーシックモデルが中心です。
頻繁に使わない方や、古いSDカード(SDHCまで)のデータを取り込むのが主な用途の方におすすめです。
ただし、安価な製品は耐久性に劣る場合があるため、有名メーカー品を選ぶのが賢明です。

おすすめメーカー:エレコム (ELECOM) / サンワサプライ (SANWA SUPPLY)

この2社は、日本のOAサプライ業界の代表的なメーカーであり、安価なモデルでも一定の品質が保証されています。
特にエレコムは、コンパクトな直差し型モデルのラインナップが豊富で、持ち運びにも便利です。
パッケージに「USB3.0対応」としっかり明記されているモデルを選びましょう。

1,000円台の注目モデル(ECサイト価格目安)
モデルタイプ 主な特徴 適したユーザー
直差し Type-A SD/microSDの2スロットのみ。非常にコンパクト。 たまにデータ転送をするライトユーザー
直差し Type-C 最新のスマホやタブレットでの利用に特化。 最新のType-C搭載モバイル機器ユーザー

予算2,000円~4,000円台:速度と品質を両立させたい方向け

最も多くのユーザーにおすすめしたいのが、この価格帯です。
USB 3.1 Gen1/Gen2対応や、UHS-I対応など、高速転送に対応したモデルが充実しています。
写真や動画の編集を趣味で行う方や、仕事で頻繁にデータ転送を行う方には、このグレードが最適です。

おすすめメーカー:トランセンド (Transcend) / バッファロー (BUFFALO)

トランセンドはメモリー製品に特化しており、SDカードリーダーの性能と耐久性には定評があります。
バッファローも、パソコン周辺機器の老舗として信頼できる製品が多いです。
この価格帯になると、ケーブル型で安定した転送ができるモデルや、SDカードとmicroSDカードの同時読み書きに対応したモデルなど、利便性の高い製品が増えてきます。

ここで、主要メーカーの最新モデル一覧(新しいタブで開きます)を検索して、デザインや機能をチェックしてみるのも良いでしょう。

予算5,000円~10,000円以上:プロフェッショナルや多機能重視の方向け

この価格帯は、UHS-IIやCFexpress Type Bといった最新の高速規格に対応したプロ仕様のモデルが中心です。
4K/8K動画の撮影や、RAW画像の大量転送など、非常に大容量のデータを扱うプロのカメラマンや映像クリエイターに必須のグレードです。

おすすめメーカー:ソニー (SONY) / Lexar / SanDisk

これらのメーカーは、カメラやストレージ製品のトップブランドであり、SDカードリーダーも非常に高性能です。
特にソニーやLexarのモデルは、放熱性に優れた金属筐体を採用していることが多く、連続した高速転送でも安定して動作します。
「速度を最優先したい」「耐久性や信頼性を重視したい」という方は、ぜひこのグレードを検討してみてください。

高性能なSDカードリーダーは、初期投資こそ高くなりますが、転送時間の短縮はそのまま「作業時間の短縮」になり、長期的に見ればコストパフォーマンスは非常に高いと言えます。
モモストアとしては、最低でも2,000円台以上のモデルを選ぶことを強くおすすめします。

SDカードリーダーをAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングで購入するメリットと注意点

前述の通り、SDカードリーダーの購入先として、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングといったECサイトは最強の選択肢です。
ここでは、ECサイトで購入する際のメリットと、失敗しないための注意点について詳しく解説します。

ECサイトで購入する最大のメリット3つ

メリット1:圧倒的な価格の安さとポイント還元

ECサイトは店舗運営費がかからない分、家電量販店よりも販売価格が安いことがほとんどです。
さらに、楽天市場の「お買い物マラソン」や、Amazonの「プライムデー」など、大規模なセールやポイントアップキャンペーンが頻繁に開催されます。
これらを活用すれば、定価よりも数割引きで高性能なSDカードリーダーを手に入れることが可能です。

メリット2:豊富な種類と客観的な口コミ・評価

店頭では数種類しか並んでいないSDカードリーダーも、ECサイトでは数百種類の中から選べます。
また、実際に購入した人のリアルな口コミやレビューを事前に読むことができるため、「転送速度が速い」「すぐに壊れた」「ケーブルが短い」など、パッケージだけでは分からない情報を得て、失敗を避けられます。
特にレビューの星の数が多い製品や、レビュー数が数百件を超えている人気モデルから選ぶのがおすすめです。

メリット3:家にいながらにして購入・最短当日配送

店舗へ足を運ぶ手間がなく、24時間いつでも購入できます。
また、Amazonの「当日お急ぎ便」や、楽天の一部ショップが提供する「あす楽」サービスを利用すれば、注文したその日のうちに、または翌日の午前中には手元に届くことも珍しくありません。
緊急時でも、外出する時間がない方でも、手軽に高性能な製品を手に入れることができます。

ECサイトで購入する際の注意点

良いこと尽くしのECサイトですが、購入時に気をつけるべき点がいくつかあります。

注意点1:必ず「正規販売店」または「メーカー直営店」から購入する

Amazonや楽天市場には、偽物や粗悪品を販売する「非正規の出品者」が存在する可能性があります。
特に格安すぎる製品には要注意です。購入する際は、必ず商品ページ内の「販売元」を確認し、「Amazon.co.jp」「楽天市場の〇〇店(公式)」など、信頼できる販売元であることをチェックしてください。
偽物を購入してしまうと、データ転送速度が極端に遅かったり、最悪の場合、SDカードのデータが破損したりするリスクがあります。

注意点2:USB規格とSD規格の「両方」が対応しているか確認する

「USB 3.1対応」と書いてあっても、SDカードの規格が「UHS-II」に対応していない場合があります。
逆に「UHS-II対応」でも、接続するPCのUSBポートが「USB 2.0」だと、UHS-IIの速度は出ません。
リーダーとSDカードとPCの3つ全てが、高速規格に対応していることを確認してから購入しましょう。
この確認を怠ると、「買ったのに遅い!」という不満の原因になってしまいます。

ECサイトでの購入は、これらの注意点を守れば、最も賢く、最も多くの選択肢から最適なSDカードリーダーを選ぶことができる方法です。
ぜひ、この記事を参考に、Amazonや楽天市場でチェックしてみてくださいね。

中古品やフリマアプリ(メルカリ・ヤフオク)でSDカードリーダーを買うのはアリ?

「SDカードリーダーはたまにしか使わないから、中古品やフリマアプリで安く済ませたい」
そう考える方もいるかもしれません。メルカリやヤフオクなどのフリマアプリでは、確かに格安でSDカードリーダーが出品されています。
結論から言うと、中古品の購入は、リスクを理解した上で、自己責任で行うならアリですが、あまりおすすめはできません。

中古品・フリマアプリ購入のメリットと潜むリスク

メリット:価格の安さ

最大のメリットは、やはり価格の安さです。
特に、購入後すぐに上位モデルに買い替えた人や、景品でもらった人などの「ほぼ未使用品」が、半額以下の値段で出品されていることもあります。
もし、出品者が信頼できる方で、製品の状態も良ければ、非常にお得な買い物になります。

リスク1:転送速度の保証がない

中古のSDカードリーダーは、「使えます」としか説明がないことが多く、具体的な転送速度や耐久性が保証されていません。
「USB 3.0対応」と書いてあっても、内部の基盤が劣化していたり、端子に不具合があったりして、本来の速度が出ない可能性があります。
大容量のデータ転送で時間がかかってしまっても、文句は言えません。

リスク2:保証・サポートがない

新品であれば、メーカー保証や初期不良対応がありますが、中古品にはそれがありません。
購入後すぐに故障しても、修理や交換はできません。特に、フリマアプリでの個人間取引の場合、ノークレーム・ノーリターンが原則となることが多いです。

リスク3:古い規格の製品が多い

出品されている製品は、数年前に購入された古いモデルである可能性が高いです。
古いモデルは、最新のSDXCカードに対応していなかったり、転送速度がUSB2.0規格だったりと、性能面で見劣りすることがほとんどです。
「安物買いの銭失い」にならないよう、注意が必要です。

中古品購入前に確認すべき質問(フリマアプリ向け)
質問内容 目的
「SDXCカードに対応していますか?」 大容量カードが使えるか確認
「USB3.0または3.1に対応していますか?」 高速転送に対応しているか確認
「使用期間はどれくらいですか?」 製品の消耗度合いを把握

モモストアとしては、SDカードリーダーはデータの安定性を左右する重要な周辺機器なので、新品で信頼できるメーカーの製品をECサイトで購入することを強くおすすめします。
Amazonや楽天市場であれば、1,000円台後半からUSB3.0対応の製品が手に入りますので、無理に中古品を選ぶ必要はありませんよ。

SDカードリーダーが壊れた?データ転送速度が遅い時のチェックリスト

新しいSDカードリーダーを買ったのに「なんだか転送速度が遅いな…」と感じたことはありませんか?
または、急にリーダーが認識しなくなった!というトラブルに遭遇したことは?
ここでは、SDカードリーダーに関するトラブルや転送速度の低下が発生した時のチェックリストをご紹介します。意外なところに原因があるかもしれませんよ。

チェックリスト1:パソコン側のUSBポートが原因ではないか?

最も多いのが、リーダーではなく、パソコン側のUSBポートに原因があるケースです。

  1. 「USB 3.0/3.1」ポートに挿しているか確認:パソコンにはUSB 2.0と3.0のポートが混在していることがあります。USB 3.0ポートは内部が青色になっていることが多いので、青いポートに挿し直してみてください。USB 2.0ポートに挿すと、リーダーが3.0対応でも速度は2.0の最大値(非常に遅い)しか出ません。
  2. 他のポートに挿し直してみる:一時的にポートが認識不良を起こしている可能性もあります。別のUSBポートに挿し直すと直ることがあります。

もし、ポートの種類について不安がある場合は、お使いのPCの型番と「USBポート 規格」でGoogle検索(新しいタブで開きます)して確認してみてください。

チェックリスト2:SDカードやリーダーの規格がボトルネックになっていないか?

先述の通り、転送速度は「リーダー」「SDカード」「パソコン」の3つのうち、最も遅い規格に合わせて制限されてしまいます。

  • リーダーがUSB 3.0対応でも、SDカードが古い「Class 4」など低速なものだと、SDカード側の速度に制限されます。
  • SDカードがUHS-II対応でも、リーダーがUHS-Iまでしか対応していないと、リーダー側の速度に制限されます。

速度を最大化するためには、すべての機器の規格を統一するか、リーダーを最も速い規格に対応したものに買い替える必要があります。

チェックリスト3:ドライバやOSが原因ではないか?

パソコンのOS(Windows/Mac)のアップデートや、SDカードリーダーのドライバが古いために、認識しなかったり、動作が不安定になったりすることがあります。

  1. OSを最新の状態にする:まずはWindows UpdateやMac OSのアップデートを確認し、最新の状態にしてください。
  2. リーダーのメーカーサイトを確認:もしリーダーが認識しない場合は、メーカー(エレコム、サンワサプライなど)の公式サイトで、最新のドライバやファームウェアが公開されていないか確認してみましょう。

これらのチェックを行っても解決しない場合は、SDカードリーダー自体の故障、またはSDカード側の故障が疑われます。
特に頻繁に使用しているリーダーは、端子の抜き差しによって内部の接触不良を起こしている可能性もあります。
トラブルを避けるためにも、Amazonや楽天市場でレビュー評価の高い、信頼できるメーカーの製品に買い替えることをおすすめします。

結論:SDカードリーダーはどこで買うのが一番コスパが良いのか?

SDカードリーダーが100均では手に入らないことが分かりましたね。では、色々な販売店を見てきた中で、結局のところ「どこで買うのが一番コスパが良く、安心できるのか」という結論をモモストアが導き出します。

最良の選択は「ECサイトでの購入」一択!

結論として、SDカードリーダーの購入は、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングといったECサイトでの購入が最もコスパが高く、賢い選択です。

その理由をもう一度、簡潔にまとめます。

  1. 価格:店頭よりも安価で、セールやポイント還元を最大限に活用できる。
  2. 品揃え:最新のUHS-II対応モデルから、多機能なマルチカードリーダーまで、店頭では見られない製品が豊富。
  3. 情報量:購入者のリアルなレビューや評価を参考に、品質や速度を事前に確認できるため、失敗が少ない。
  4. 利便性:自宅にいながら24時間注文可能で、最短当日~翌日配送で手に入る。

もちろん、「今すぐ、たった今必要!」という緊急性の高い場合は、家電量販店へ向かうのが正解です。しかし、そうでない限りは、ECサイトでじっくりと性能を比較検討し、予算2,000円~4,000円程度の「USB 3.1(または3.0)対応」の製品を選ぶのが、最も満足度の高い購入方法となります。

SDカードリーダーは、一度買えば数年間は使える製品です。
ここで少しでも性能を妥協して、転送速度の遅い製品を選んでしまうと、後々のデータ転送作業で「ちりも積もれば山となる」で膨大な時間を無駄にしてしまうことになります。
賢く、高性能なSDカードリーダーを選んで、快適なデジタルライフを送ってくださいね。

SDカードリーダーの購入場所別評価まとめ
購入場所 コスパ 品揃え 安心感 総合評価
ECサイト ★★★★★ ★★★★★ ★★★★ ★★★★★
家電量販店 ★★★ ★★★★ ★★★★★ ★★★★
ホームセンター/ドンキ ★★★★ ★★★ ★★
100均/コンビニ × × ×

Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングで「USB 3.1 Gen2 SDカードリーダー」と検索し、エレコムやサンワサプライ、トランセンドなどの信頼できるメーカーの製品を選ぶことが、失敗しないSDカードリーダー選びの秘訣です。

SDカードリーダーに関する読者からの「よくある質問」Q&A

最後に、SDカードリーダーに関する読者の方から寄せられる、よくある疑問についてモモストアがお答えします。
これにより、購入前や購入後の不安を解消できるはずですよ。

Q1: SDカードリーダーを長く使うための保管方法はありますか?

SDカードリーダーを長く使うためのコツは、「端子を保護すること」に尽きます。
特に直差し型(スティック型)のリーダーは、USB端子部分がむき出しになっていることが多いですよね。この端子部分にホコリやゴミが付着すると、パソコン側との接触不良の原因になり、最悪の場合は故障につながります。

おすすめの保管方法は以下の2つです。

  • キャップ付きの製品を選ぶ:購入時に、USB端子にしっかりとはめられるキャップが付いている製品を選びましょう。
  • 専用のケースに入れる:もしキャップがない場合は、100均でも売っているような小さなジッパー付きのビニール袋や、SDカードケースに一緒に入れて保管すると、ホコリや衝撃から守ることができます。

ケーブル型の場合は、ケーブルを無理に折り曲げたり、引っ張ったりしないことも重要です。ケーブルの断線は、接触不良や動作不安定の大きな原因になります。

Q2: Wi-Fi対応のSDカードとSDカードリーダーはどちらが便利ですか?

最近は、Wi-Fi機能が内蔵されたSDカードも販売されており、ワイヤレスでスマホやPCにデータを転送できます。どちらが便利かは、使用目的によって異なります。

Wi-Fi SDカード vs SDカードリーダー
特徴 Wi-Fi SDカード SDカードリーダー
転送速度 △ (有線より遅い) ◎ (USB 3.0/3.1なら高速)
バッテリー × (カメラのバッテリーを消耗) ◎ (消耗しない)
安定性 △ (電波状況に左右される) ◎ (有線接続で安定)
使いやすさ ◎ (ケーブル不要で便利) △ (接続の手間がある)

結論として、大量の動画や高画質な写真のデータ転送には、安定性と速度で圧倒的に優れるSDカードリーダーがおすすめです。一方で、旅先で数枚の写真をすぐにSNSにアップしたいなど、手軽さを重視する場合はWi-Fi SDカードが便利です。どちらか一方を選ぶなら、汎用性の高いSDカードリーダーを選びましょう。

Q3: SDカードリーダーで複数のカードを同時に読み込んでも大丈夫ですか?

SDカードリーダーの製品仕様によりますが、SDカードとmicroSDカードなど、複数のカードスロットを搭載しているリーダーであれば、同時に複数のカードを読み書きすることが可能です。
しかし、その際の注意点として、「転送速度が分散・低下する可能性がある」ことを覚えておきましょう。
例えば、リーダー全体の最大転送速度が5Gbpsだとして、2枚のカードで同時に大容量のデータを転送すると、1枚あたりの速度は低下します。
大量のデータを高速で転送したい場合は、1枚ずつ転送するか、リーダーを複数用意するのが確実です。また、マルチカードリーダーを選ぶ際は、「同時読み書き対応」と明記されているかを確認すると安心です。

Q4: データ転送ソフトが原因で遅くなることはありますか?

はい、あります。特にWindowsのパソコンでは、ウイルス対策ソフトやクラウド同期ソフト(Google Drive, Dropboxなど)が裏側で動作していると、SDカードリーダーからのデータ転送速度が著しく遅くなることがあります。
これは、これらのソフトがデータ転送時にファイルをスキャンしたり、即座にクラウドへバックアップしようとしたりするためです。
もし、転送速度が遅いと感じたら、一時的にこれらのソフトを停止したり、パソコンを再起動して余計なプログラムが動いていない状態で転送を試みてください。
また、転送時に使用するソフトウェアによっても速度が異なる場合があります。
気になる方は、おすすめのデータ復元ソフト(新しいタブで開きます)なども調べておくと、万が一のデータ消失時に役立ちます。

タイトルとURLをコピーしました