ダイソーで領収書は買える?種類、売り場、代用できる商品まで徹底解説!
こんにちは、モモストアです!
個人事業主の方や、ちょっとした集金、イベント運営などで「急に領収書が必要になった!」という経験はありませんか?
そんな時、真っ先に思い浮かぶのが、安くて手軽に手に入るダイソーですよね。
結論から言うと、ダイソーでは様々な種類の領収書が販売されています。ただ、店舗によって在庫や品揃えが違うので、「どこで売っているのか」「どんな種類があるのか」を知っておくことが大切です。
この記事では、ダイソーで買える領収書の種類から、見つけやすい売り場、さらには領収書がない時の代用アイデアまで、あなたの疑問をすべて解決できるように徹底的に解説していきます!
ぜひ最後まで読んで、ぴったりの一冊を見つけてくださいね。
・ダイソーで買える領収書の種類と特徴を徹底比較!
・複写式と単式、どっちを選ぶべき?あなたの用途別おすすめ!
・領収書以外に使える!ダイソーの優秀な「代用アイテム」リスト
・100均なのに高品質?ダイソー領収書のコスパを徹底検証してみた
- ダイソーの領収書売り場はどこ?確実にゲットするための探し方
- ダイソーで買える領収書の種類と特徴を徹底比較!
- 複写式と単式、どっちを選ぶべき?あなたの用途別おすすめ!
- 領収書以外に使える!ダイソーの優秀な「代用アイテム」リスト
- 100均なのに高品質?ダイソー領収書のコスパを徹底検証してみた
- 【要チェック】領収書を購入する際の失敗しない選び方
- ダイソー以外の100均(セリア・キャンドゥ)の領収書の品揃えは?
- ビジネスシーンでも使える?ダイソー領収書の正直なレビューと注意点
- 急ぎで欲しい!ダイソーが近くにない場合の最強の購入ルート
- ダイソーの領収書をAmazon・楽天で買うメリットとデメリット
- 領収書の最新トレンドと人気商品ランキング
ダイソーの領収書売り場はどこ?確実にゲットするための探し方

ダイソーで領収書を探しに行ったけど、「見つからない!」と困った経験がある方もいるかもしれませんね。売り場は店舗の規模やレイアウトによって異なりますが、いくつかの決まった法則があります。
まず、領収書は事務用品の中でも「伝票」や「会計用品」というカテゴリーに分類されます。そのため、以下の場所を重点的に探してみてください。
最も確率が高いのは「文具・事務用品コーナー」
ほとんどのダイソー店舗で、領収書や伝票類は「文具・事務用品」が集中している棚に置かれています。
- 伝票・帳簿の棚: ノートやルーズリーフ、ファイルなどが並ぶ一角に、「納品書」「請求書」「出金伝票」などと一緒に並んでいることが多いです。
- レジ周りの文具: ボールペンやふせんなどが置いてある棚の、少し目立たない下の方に置かれていることもあります。
- 大型店の事務用品特化エリア: 規模の大きなダイソー(DAISO Standard Productsを併設しているような店舗)では、事務用品だけで広大なエリアを占めている場合があります。この場合は、必ず「伝票」「帳簿」といった表示を探しましょう。
探すときのポイント:パッケージの色とサイズを覚えておく
ダイソーの伝票類は、メーカー品に比べてデザインがシンプルで、棚に埋もれてしまいがちです。
領収書のパッケージは、白や青、緑などのシンプルなデザインが多いことを覚えておくと見つけやすくなります。特に「複写式」のものは厚みがあるため、棚の奥や下段に置かれていることもあります。
また、ダイソーのオンラインストア(ダイソーネットストアはこちら)で事前に商品名や品番をチェックしておくと、よりスムーズに探すことができますよ。もし見つからなかったら、焦らず店員さんに尋ねてみましょう。
迷った時の店員さんへの聞き方
広い店内をさまようより、店員さんに一言尋ねるのが一番早いです!
「伝票や帳簿が置いてある場所を教えていただけますか?」と聞くのがベストです。
「領収書」とピンポイントで聞いてももちろん大丈夫ですが、「伝票」コーナーを把握しておけば、領収書だけでなく出金伝票やお会計票などもまとめて確認できます。
ちなみに、ダイソーの領収書は110円(税込)で手に入るため、経費を抑えたい方にとって非常にコスパが良い商品です。
しかし、もしあなたの求めるデザインや機能性(例えば、非常にしっかりした紙質や、特殊なインボイス対応フォーマット)が必要な場合は、Amazonや楽天市場などのネット通販で購入する方が賢明な場合もあります。
特に急いでいない場合は、豊富な種類の中から選べるネット通販が、実はコスパ最強の選択肢になることが多いんです。
ダイソーで買える領収書の種類と特徴を徹底比較!
ダイソーにある領収書は、一口に「領収書」といっても、その種類は意外と豊富です。あなたの用途に合わせて、最も適したものを選ぶことが大切です。モモストアが、ダイソーで見かける主要な領収書の種類とその特徴をまとめました。
最もポピュラーな「単式」領収書
単式領収書は、領収書自体が1枚で完結しているタイプです。記入後に切り離して相手に渡すと、発行者側の手元には控えが残りません。
- メリット:
- 本体価格が安い(1冊あたりの単価が複写式より低め)。
- 下敷きが不要で、サッと記入して渡せる手軽さがある。
- 枚数が多めに綴じられていることが多い。
- デメリット:
- 控えが残らないため、別途「売上管理表」などを作成して記録する必要がある。
- 税務調査などで控えの提示を求められた際、領収書そのものの控えがないため、別の帳簿や伝票で証明する必要がある。
主に、頻繁に領収書を発行しない個人や、その場での簡易的な金銭授受の記録に使われます。
控が必要な時に便利な「複写式」領収書
複写式領収書は、記入した内容が下の控えの紙に転記されるタイプです。ダイソーでは「ノーカーボン複写」タイプが主流で、カーボン紙を挟む手間がありません。
- メリット:
- 手書きの控えが自動で残るため、記録漏れや記入ミスを防げる。
- 控えには連番が印刷されていることが多く、管理がしやすい。
- 税務調査の際など、証憑(しょうひょう)として安心感がある。
- デメリット:
- 単式に比べて1冊あたりの枚数が少ないことが多い。
- 筆圧が弱いと下の紙に複写されないことがあるため、必ず下敷きを使ってしっかり記入する必要がある。
小規模なイベントやフリーマーケット、個人事業主で対面取引が多い方には、複写式が断然おすすめです。ダイソーでも複写式は人気で、小切手判サイズなど使いやすいものが揃っています。
さて、ここまでダイソーで買える領収書を見てきましたが、もしあなたが「より多くの枚数が欲しい」「インボイス制度に完全対応したものがいい」とお考えなら、やはりAmazonや楽天市場をチェックしてみてください。
特に、業務で大量に使う方にとっては、ネット通販で大容量パックを購入した方が、トータルでのコストパフォーマンスが非常に良い場合が多いです。ダイソーで試しに使ってみて、気に入ったらネットでまとめ買い、という流れが最も賢い購入方法かもしれませんね!
サイズ・デザイン別ラインナップ
ダイソーには、サイズやデザインにもバリエーションがあります。
| 種類 | 特徴 | 主な用途 |
|---|---|---|
| 小切手判(大きめ) | 標準的なサイズで、記入欄が広く使いやすい。 | 一般的な業務、イベント |
| B7/B8サイズ(小さめ) | コンパクトで持ち運びやすい。財布やポーチに入れられる。 | 出張先、移動が多い個人事業主 |
| アンティーク柄領収証 | おしゃれなデザイン。手書きの温かみを演出したい時。 | カフェ、雑貨店、趣味のサークル |
| 内訳付(軽減税率対応) | 消費税率(8%・10%)の内訳を記入する欄がある。 | 税率の異なる商品を扱う場合 |
このように、ダイソーはただ安いだけでなく、利用シーンに合わせた配慮がされています。特に「内訳付」の領収書は、インボイス制度が始まった現代において非常に重要です。購入する際は、内訳欄や適格請求書発行事業者登録番号を記入できる欄があるか確認しましょう。
モモストアとしておすすめしたいのは、デザインが可愛いものや、ちょっとしたおしゃれな領収書をネットで探すことです。ダイソーは実用性重視ですが、ネット通販には楽天市場のおしゃれな領収書一覧など、渡す相手に好印象を与えるデザイン性の高い領収書がたくさんあります。お客様の記憶に残るような領収書選びも、ビジネスにおいては大切ですよ。
複写式と単式、どっちを選ぶべき?あなたの用途別おすすめ!
領収書を選ぶ上で、最も頭を悩ませるのが「複写式にするか、単式(単票式)にするか」という点ではないでしょうか。どちらも一長一短があり、あなたの業務内容や管理体制によってベストな選択は変わってきます。ここでは、それぞれのタイプがどんな人におすすめなのかを具体的に解説します。
複写式がおすすめなケース
「控えを確実に残したい」「記入の手間を最小限にしたい」という方には、複写式が最適です。
- 売上管理をシンプルにしたい個人事業主:控えがそのまま売上の証拠となるため、別途ノートなどに転記する手間が省けます。特に、外出先での取引が多い方や、自宅に戻ってからの経理作業を減らしたい方に向いています。
- 頻繁に領収書を発行する小規模店舗:お客様に渡す領収書と、お店の控えが同時に作られるため、渡し間違いや記入ミスによるトラブルを防げます。連番で管理できるため、紛失した際のチェックもしやすいです。
- 税務調査への安心感を重視したい方:税務調査の際、領収書の控えは非常に重要な書類となります。手書きの内容がそのまま残る複写式は、最も証明力の高い証拠書類となります。
複写式を選ぶ際は、ダイソーであってもノーカーボン紙を使用しているものを選びましょう。カーボンを挟むタイプは手間がかかるだけでなく、手が汚れる原因にもなります。
単式で十分なケース
「コストを最優先したい」「発行頻度が低い」という方には、単式で十分かもしれません。
- 一時的なイベントやサークルの集金:年に数回しか使わない、あるいは金額が少額な取引が多い場合は、安価な単式で十分です。控えが必要な場合は、領収書に記載した内容をスマホで撮影したり、別のメモ帳に記録したりする手間は発生しますが、初期費用は抑えられます。
- デジタル管理がメインの方:領収書を発行した後、すぐに会計ソフトやスキャナーで控えをデジタル化する体制が整っている場合、紙の控え(複写)は必須ではありません。単式で安く済ませ、デジタルで保管するという方法も合理的です。
- お店の雰囲気に合わせたデザインを求める場合:単式は複写式に比べて紙質やデザインの自由度が高く、おしゃれなものが多く見られます。ダイソーでも、前述の「アンティーク柄」など、デザイン重視の単式が人気です。
結局のところ、手間やリスクを避けたいなら「複写式」、コストと手軽さを優先するなら「単式」と覚えておくと選びやすいですよ。
もし、ダイソーの店頭で在庫が見つからなかったり、欲しい形式(例えば、3枚綴りの複写式)が見当たらなかった場合は、AmazonやYahoo!ショッピングで探すのが最善です。業務用の伝票メーカーが作った、非常に高品質な領収書がダイソーとさほど変わらない価格で手に入ることも少なくありません。特に、自宅やオフィスで使うなら、一度に数冊まとめてネットで購入しておくと、買い足しの手間が省けて非常に楽になりますよ。
領収書以外に使える!ダイソーの優秀な「代用アイテム」リスト
もし、ダイソーの文具コーナーで領収書が売り切れていたり、あなたの欲しいサイズや形式が見つからなかったりした場合でも、諦めるのは早いです!
実は、ダイソーには正式な領収書として活用できる「代用アイテム」がいくつか存在します。
経費精算や金銭授受の記録として十分な役割を果たす、優秀なアイテムをご紹介します。
簡易的な会計票・お会計票
領収書の隣、またはレジ周りの文具コーナーに必ずと言っていいほど置いてあるのが「お会計票」や「勘定書」と呼ばれる伝票です。
- 代用できる理由:会計票には、通常「日付」「金額」「内訳」を記入する欄があり、支払いの事実と金額が明確に記録できます。正式な領収書に必要とされる要件(宛名を除く)の多くを満たしているため、簡易的な証拠書類として十分機能します。
- 代用時のポイント:お会計票を領収書として代用する場合、空いたスペースに「領収いたしました」という文言と、発行者の氏名または屋号を記入し、捺印(必須ではないが信頼性が増す)をするとより正式なものとなります。
出金伝票を活用する
領収書を受け取れない場面(例えば、電車やバスの運賃、割り勘など)で、経費として処理するために使うのが「出金伝票」です。
- 利用シーン:あなたが支払う側(経費精算をする側)であれば、領収書の代わりに出金伝票に以下の情報を記入し、証拠書類として残すことができます。
出金伝票に記載する必須項目 項目 記入する内容 日付 支払いを行った日 支払先 (例)〇〇線 〇〇駅 勘定科目 (例)旅費交通費 金額 支払った正確な金額 摘要/理由 (例)〇〇取引先訪問のための電車賃
出金伝票は、ダイソーの伝票コーナーに必ずと言っていいほど置いてあり、1冊110円で手に入ります。領収書がない場合の「保険」として、常に数冊ストックしておくことをモモストアは強く推奨します。
事務用メモ帳の裏技活用法
「本当に何もない!」という究極の状況では、事務用のシンプルなメモ帳や便箋も代用できます。ただし、これはあくまで最終手段です。
- 利用方法:メモ帳の一番上のページに、以下の領収書の必須事項を全て手書きで記入します。
- タイトル:「領収書」
- 日付:支払いが行われた年月日
- 宛名:代金を支払った相手の名称
- 金額:金額(数字の頭に「¥」や「金」、末尾に「-」や「也」を忘れずに)
- 但し書き:何に対する支払いか(例:お品代として)
- 発行者の名称・住所:あなたの屋号や氏名、所在地
メモ帳を代用する場合は、宛名や但し書きなど、形式が崩れないように丁寧に記載することが信頼性を保つ上で重要です。
これらの代用アイテムを探しても見つからない場合や、そもそもダイソーに行く時間がない場合は、インターネットで「領収書 テンプレート」と検索し、PDFをダウンロードして自宅のプリンターで印刷するという手もあります。
もちろん、Amazonで領収書を注文すれば、翌日には手元に届くため、緊急時でも安心です。特に、デザインや紙質にこだわりたい方は、ダイソーの代用ではなく、ネット通販で正規の伝票メーカー品を購入することを検討してみてください。
100均なのに高品質?ダイソー領収書のコスパを徹底検証してみた
ダイソーの領収書が110円(税込)で買えることは知っていても、「安すぎて品質が心配…」「税務署に出して大丈夫なの?」と不安に感じる方もいらっしゃるかもしれません。
ここでは、モモストアがダイソー領収書の実際の品質と、費用対効果(コスパ)について、客観的に検証してみた結果をお伝えします。
100均領収書と文具店商品の価格比較
まず、価格面での比較です。一般的に、文具メーカー(コクヨやヒサゴなど)の複写式領収書(小切手判、50組)は、文具店やホームセンターで400円〜700円程度で販売されています。
これに対し、ダイソーの複写式領収書(30~40組程度)は110円です。1冊あたりの組数に差があるものの、単純な単価で見れば、ダイソーはメーカー品の約4分の1から5分の1の価格で提供していることになります。
| 購入先 | 価格(税込) | 組数(目安) | 1組あたりのコスト(目安) |
|---|---|---|---|
| ダイソー | 110円 | 35組 | 約3.1円 |
| 文具店(メーカー品) | 550円 | 50組 | 約11円 |
この表からわかるように、ダイソーの領収書は圧倒的な低コストを誇ります。組数あたりのコストで比較しても、約3分の1程度に抑えられるため、コストを重視する方にとっては非常に魅力的です。
紙質・印刷の品質はどうか?
次に、懸念されがちな品質についてです。
- 紙質:ダイソーの領収書は、メーカー品に比べて紙が薄い傾向があります。特に単式の場合は、一般的なコピー用紙に近い薄さのものもあります。複写式はノーカーボン紙を使用しているため、ある程度の厚みはありますが、高級感はありません。
結論:実用上は問題ないレベルですが、お客様に高級感や重厚な印象を与えたい場合は不向きです。 - 複写の鮮明さ:ノーカーボン複写の品質は年々向上しており、ダイソーの最新版であれば、強い筆圧で書けば十分鮮明に複写されます。ただし、古い在庫や筆圧が弱い場合は、下の紙の文字が薄くなることがあるため、記入後に必ず控えを確認する習慣をつけましょう。
- レイアウト:レイアウトは非常にシンプルで、必要最低限の項目が記載されています。余計な装飾がなく、むしろそれが「事務用品」としての信頼感を高めているとも言えます。最近は軽減税率対応版も出ており、形式的な問題もありません。
このように、ダイソーの領収書は「高級感はないが、経理上の証拠書類としては十分な機能と品質を備えている」と言えます。日常的な利用やコスト削減には最適です。
ただし、もしあなたが「大量に購入したい」「1組あたりのコストをさらに下げたい」と考えるなら、やはりYahoo!ショッピングのオフィス用品専門店などを利用し、業務用メーカーの大容量(10冊セットなど)を購入するのが最もコスパが高い方法です。特に、最初のH2でもお伝えした通り、Amazonや楽天の業務用メーカー品は、ダイソーの価格帯に迫るまとめ買い割引があるため、頻繁に領収書を使う方には非常にコスパが良くおススメです。
【要チェック】領収書を購入する際の失敗しない選び方
領収書は、単に金銭のやり取りを記録するだけでなく、税務上の証拠(証憑)として非常に重要な役割を果たします。ダイソーなどの100円ショップで手軽に買えるからこそ、購入する際に「失敗した!」とならないように、いくつかのチェックポイントを押さえておきましょう。モモストアが考える、領収書選びで絶対に外せない3つのポイントを解説します。
控えの必要性で決める:管理の手間 vs コスト
前述の通り、単式か複写式かを決めることが、領収書選びの最初のステップです。
控えを必要としない場合:
- 社内のみの簡易的なやり取り。
- 経費精算ではなく、サークル内の集金など、税務とは無関係な金銭授受。
- 取引後にすぐにデジタルで控えを保管する体制がある。
このような場合は、安価な単式を選び、コストを抑えましょう。
控えを必ず残したい場合:
- 外部の取引先との金銭授受。
- 売上高の記録として保管する必要がある。
- 手書きで控えを作る手間を省きたい。
この場合は、迷わず複写式(ノーカーボンタイプ)を選んでください。ダイソーの複写式でも十分な役割を果たしますが、枚数が少ないため、頻繁に使うならネットで大容量パックを探す方が賢明です。
記載事項のチェックポイント:インボイス対応は必須
2023年10月より始まったインボイス制度(適格請求書等保存方式)により、領収書に記載すべき項目が厳格化されました。事業者が使う領収書を購入する場合、以下の項目が記入できるようになっているか、必ず確認しましょう。
- 適格請求書発行事業者の登録番号: Tから始まる13桁の番号を記入できる欄があるか。
- 税率ごとの合計金額(税抜または税込): 10%と8%の税率を分けて記載できる欄があるか。
- 適用税率: 10%または8%のどちらが適用されているか明記できるか。
ダイソーでも「軽減税率対応」と明記された領収書が販売されています。もし、購入した領収書にこれらの記載欄がない場合は、別の書類(請求書など)と合わせて保存することで対応できますが、手間が増えるため、最初から対応しているものを選ぶのがベストです。
サイズとデザイン:持ち運びやすさと印象を考える
領収書のサイズは、主に「小切手判(一般的なサイズ)」と「B7・B8判(コンパクトサイズ)」があります。
- 小切手判: 記入欄が広いため、但し書きや内訳を詳しく書きたい場合に便利です。主に事務所内での使用に向いています。
- コンパクトサイズ: 財布やポケットに入れて持ち運びやすいため、出先での取引が多い方に適しています。ただし、記入欄が狭いため、簡単な内訳しか書けないことが多いです。
また、デザインは、渡す相手に与える印象を左右します。ダイソーの領収書は実用性重視ですが、カフェやサロンなど、おしゃれな雰囲気を大切にする業種であれば、インターネットで個性的なデザインの領収書を探してみるのも良いでしょう。
もしダイソーの在庫が薄く、気に入ったデザインがない場合は、ぜひメルカリもチェックしてみてください。時折、個人の方が趣味で作ったおしゃれな領収書や、メーカー品の新品がセットで安く出品されていることがあります。掘り出し物が見つかるかもしれませんよ。
ダイソー以外の100均(セリア・キャンドゥ)の領収書の品揃えは?
領収書はダイソーで手に入ることがわかりましたが、他の100円ショップ、特にセリアやキャンドゥではどうでしょうか?
実は、これらの店舗でも領収書は主力商品の一つとして扱われています。ただし、各社で品揃えや特徴に違いがあるため、あなたの好みや用途に合わせて使い分けるのが賢い方法です。モモストアが、ダイソーにはない、他の100均の魅力を解説します。
セリアの領収書は「おしゃれさ」がポイント
セリアは、100円ショップの中でも特に「おしゃれ」「かわいい」といったデザイン性の高い商品が多いことで知られています。領収書に関しても、その傾向は顕著です。
- デザイン重視のアイテムが多い:単なる事務用品としてだけでなく、カフェ風、北欧風、アンティーク調など、デザイン性の高い領収書や会計票が豊富に揃っています。女性のお客様や、お店の雰囲気を大切にしたい個人店に人気です。
- サイズは小さめが主流:ダイソーに比べて、全体的にコンパクトで使い切りやすいサイズのものが多く見られます。持ち運びやすさを重視する方にはセリアがおすすめです。
結論:「実用性も大事だけど、見た目の可愛さやおしゃれさも諦めたくない!」という方は、一度セリアの文具コーナーを覗いてみる価値があります。
キャンドゥの領収書は「シンプルさ」が魅力
キャンドゥは、セリアほど派手なデザイン性はありませんが、「シンプルで使いやすい」「機能的」なアイテムが多いのが特徴です。
- スタンダードな伝票が多い:領収書、納品書、出金伝票など、基本的な伝票類が過不足なく揃っています。特に、ビジネスライクなデザインを好む方や、性別・年齢を問わず使える標準的なものを探している方にはぴったりです。
- 多枚数や複写式のバリエーション:ダイソーと同様に、複写式の領収書も取り扱っています。店舗によっては、ダイソーやセリアでは見かけないような珍しい多枚数綴りの伝票が見つかることもあります。
結論:「飾り気は不要、とにかくビジネスで使えるシンプルで機能的なものが欲しい」という方にはキャンドゥがおすすめです。
このように、100均によって個性がありますので、もしダイソーで欲しい領収書が見つからなかったら、セリアやキャンドゥをハシゴしてみるのも良いでしょう。ただし、移動時間や手間を考えると、やはりネット通販が最強の解決策です。特にAmazonでは、主要な100均では見つからないようなニッチな形式(例:英文領収書、建設業向け伝票など)も必ず見つかるため、探す手間を省きたい方は最初からAmazonの伝票カテゴリで検索することをおすすめします。
ビジネスシーンでも使える?ダイソー領収書の正直なレビューと注意点
「100円の領収書を仕事で使うのはちょっと…」と躊躇する気持ちはよくわかります。しかし、法的に見れば、必要な項目が記載されていれば、価格に関係なく領収書として有効です。ここでは、モモストアがダイソーの領収書をビジネスで活用する際の「正直なレビュー」と、信頼性を損なわないための「注意点」を深掘りします。
どんなビジネスならダイソーでもOK?
ダイソーの領収書は、主に以下のビジネスシーンでの利用に適しています。
- BtoC(消費者向け)の小規模な個人事業:フリーマーケット、ハンドメイド作品の販売、オンラインレッスン、小規模なイベントなど、お客様との取引金額が比較的小さく、カジュアルな関係性のビジネスに適しています。デザイン性の高いものを選べば、逆に親近感を与えることも可能です。
- 社内での金銭のやり取り:部署間での備品購入費の清算や、従業員への立替金の支払いなど、社内での記録として使う分には全く問題ありません。コスト削減にも繋がります。
- 取引開始直後の簡易的な記録:まだ取引が安定しておらず、大量の領収書が必要ない段階や、急な出費に対応するための「つなぎ」としても役立ちます。
信頼性を高めるためのひと工夫
ダイソーの領収書は紙質が薄いなど、メーカー品に比べてややチープに見えてしまうのは否めません。しかし、いくつかの工夫をすることで、ビジネスにおける信頼性を高めることができます。
- 屋号入りスタンプを使う:手書きのサインだけでなく、屋号(店舗名や会社名)と住所、電話番号が入ったスタンプを綺麗に押すことで、一気にプロフェッショナルな印象になります。スタンプもダイソーや他の100均で手に入りますが、シャチハタタイプはネット通販の方が確実です。
- 捺印(角印など)を忘れずに:領収書への捺印は必須ではありませんが、日本の商習慣では信頼の証とされています。角印や代表者印をきちんと押すことで、正式な書類としての重みが増します。
- 但し書きを具体的に記入する:「お品代として」だけでなく、「○○(商品名)代金として」や「○○(サービス名)利用料として」など、具体的な内容を記入するほど、受け取る側の経理処理がスムーズになり、信頼性が増します。
また、一つ大きな注意点として、「金額の訂正はしない」という点があります。書き間違えた場合は、二重線と訂正印で直すよりも、新しい領収書に書き直す方が、受け取る側も発行する側も安心です。1冊110円なので、気軽に新しいものを使えるのはダイソーならではのメリットとも言えますね。
もし、あなたのビジネスがBtoB(企業間取引)で、取引先が大手企業である場合や、高額な取引が多い場合は、ダイソーではなく、やはりAmazonや楽天で販売されている高品質なメーカー品の領収書を使うことを強くおすすめします。長期的な取引を考えると、信頼性を優先すべきだからです。
急ぎで欲しい!ダイソーが近くにない場合の最強の購入ルート
領収書が急に必要になったのに、「近くにダイソーがない!」「ダイソーに行ったけど、欲しかった複写式が売り切れだった!」という緊急事態に陥ることはあります。
そんな時に頼りになる、「ダイソー以外の緊急購入ルート」を、モモストアが厳選してご紹介します。知っておくと安心ですよ。
コンビニの文具コーナーはどう?
結論:「出金伝票」なら手に入る可能性が高いが、「領収書」本体は期待薄。
ほとんどのコンビニ(セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートなど)では、文具の取り扱いがありますが、領収書や納品書といった本格的な伝票類は、店舗スペースの都合上、置いていないことが多いです。代わりに、
- 出金伝票(経費精算用)
- 簡単なメモ帳、ふせん
- 筆記用具
などは置いている場合があります。特に「出金伝票」は、領収書がもらえなかった時の代用として非常に優秀なので、緊急時にはコンビニで出金伝票を探すのが一番早いかもしれません。
ドラッグストアやホームセンターの事務用品売り場
ドラッグストア(マツモトキヨシ、スギ薬局など)やホームセンター(カインズ、コーナンなど)は、文具の品揃えが非常に充実しています。
- ホームセンター:文具コーナーが独立していることが多く、ダイソーにはないメーカー品の領収書(コクヨ、ヒサゴなど)が確実に手に入ります。価格はダイソーより高いですが、品質は保証されます。特に複写式や特殊な伝票を探している場合は、ここが最有力候補です。
- ドラッグストア:店舗によりますが、大型のドラッグストアであれば、領収書や会計伝票の取り扱いがある可能性が高いです。特に消耗品(封筒、便箋、電卓など)と一緒に並んでいることが多いので、確認してみましょう。
ネット通販が間に合わない時の最終手段
「今日中に必要!でもダイソーは遠い!」という場合、ネット通販は間に合いません。そんな時は、
- 職場のプリンターで自作: 無料の領収書テンプレート(前述)をダウンロードし、急いで印刷して使う。
- 近所の個人経営の文具店: 大手チェーン店では取り扱いがなくても、昔ながらの文具店には、意外と昔ながらの伝票が残っていることがあります。
これらの緊急対応策も重要ですが、日常的に領収書を発行する方は、やはり在庫切れの心配がなく、いつでも注文できるネット通販を主軸に置くことをおすすめします。特にAmazonや楽天市場では、注文から翌日には届くサービスが充実しているため、ダイソーの在庫に一喜一憂する必要がなくなりますよ。
ダイソーの領収書をAmazon・楽天で買うメリットとデメリット
ここまで、ダイソーの店頭での購入を中心に見てきましたが、ダイソーの商品であっても、実はAmazonや楽天市場(楽天ブックスなど)のサイト経由で購入できる場合があります。また、ダイソーの類似品や、それ以上の高品質な商品をネットで買う方が賢明なこともあります。ここでは、ネット通販を利用する際のメリットとデメリットを明確にします。
ネット通販の圧倒的な品揃えと利便性
Amazonや楽天市場で領収書を探す最大のメリットは、「品揃えの幅広さ」と「圧倒的な利便性」です。
- ダイソーにはないニッチな需要に対応:例えば、「英文の領収書」「建設業向けの特殊な伝票」「5枚複写の請求書」など、ダイソーや一般的な文具店では手に入らない特殊な伝票が、メーカー直販などで確実に見つかります。
- まとめ買いによるコストダウン:業務用メーカーの領収書は、10冊や20冊といった大容量パックで購入すると、1冊あたりの単価がダイソーの110円に迫るほど安くなることがあります。頻繁に使う事業者にとっては、ネットでのまとめ買いが最もコスパが良いです。
- 時間と手間の節約:ダイソーの店舗をハシゴしたり、売り場を探し回ったりする手間が一切ありません。スマホやPCから数クリックで注文でき、自宅やオフィスまで届けてくれるのは、忙しいビジネスパーソンにとって大きなメリットです。
まとめ買いのコスパはどうか?
前述の通り、ダイソーの領収書は1冊110円という点で非常に優れていますが、ネット通販の業務用パックは、その優位性を覆す可能性があります。
| 購入先 | 商品例 | 1組あたりのコスト | 備考 |
|---|---|---|---|
| ダイソー | 複写式 35組 | 約3.1円 | 即日購入可。 |
| Amazon | メーカー品 50組×10冊セット | 約3.0円 | 大量購入でダイソーを下回ることも。品質も高い。 |
| 楽天市場 | おしゃれな単式 100枚×5冊セット | 約2.8円 | ポイント還元やクーポン利用でさらにお得に。 |
このように、組数あたりのコストで比較した場合、業務用メーカーの領収書をネットで大量購入した方が、品質が高いうえにコストも安くなるというケースが多々あります。特に、領収書は「消耗品」であり、在庫を切らすと業務に支障が出るため、ネットで常にストックしておくのがおすすめです。
ネット通販のデメリット
もちろん、デメリットもあります。
- 即日入手が難しい:どれだけ配送が早くても、その日のうちに手に入れることはできません。「今すぐ必要!」という緊急時には、ダイソーなどの実店舗が勝ります。
- 送料がかかる場合がある:少量の購入だと送料がかさんでしまい、ダイソーで買うよりも割高になってしまうことがあります。送料が無料になる「合わせ買い」や「プライム会員特典」などを活用しましょう。
これらの点を考慮しても、モモストアとしては、品質、コスト、利便性のすべてを総合的に判断すると、Amazonや楽天市場での業務用領収書の購入が、日常的なビジネス利用においては最強の選択肢だと断言します。特に中盤でもお伝えしましたが、楽天やアマゾンは、メーカー品の高品質な領収書をコスパ良く購入できるのでおススメです。
領収書の最新トレンドと人気商品ランキング
伝票といえば昔ながらの地味なデザインを想像しがちですが、実は領収書の世界も進化しています。インボイス制度への対応はもちろん、デザイン性や機能性において、新しいトレンドが生まれています。モモストアが注目の最新トレンドと、ネット通販で人気の高い領収書をご紹介します。
軽減税率対応版の有無
これはトレンドというよりも「必須の機能」ですが、未だに軽減税率対応の記載がない古い領収書を使っている方もいるかもしれません。
- インボイス対応の徹底:最新の領収書は、10%と8%の税率を分けて記載する欄、そして適格請求書発行事業者の登録番号を記入する欄が設けられています。ダイソーでも対応版が出ていますが、メーカー品はより細かく、税務の専門家がチェックしたレイアウトになっているため安心です。
領収書アプリとの使い分け
現代のビジネスパーソンは、手書きの領収書と、スマホアプリやクラウド会計ソフトの「電子領収書」を使い分けています。
- 手書き領収書の役割:対面での現金取引や、お客様が「紙の領収書」を希望された際に、その場で気持ちよくお渡しするために使われます。手書きならではの温かみや、その場での証拠としての役割が中心です。
- 電子領収書の役割:メール添付やクラウド上で発行し、デジタルでの記録・保管を効率化するために使われます。特に、リモートでの取引や、経費精算をデジタルで完結させたい場合に重宝します。
どちらか一方ではなく、両方を使い分ける「ハイブリッド運用」が、今の最も賢いトレンドと言えます。
ネット通販(Amazon・楽天)人気領収書ランキング
ダイソーの領収書はコスパで最強ですが、ネット通販では「使いやすさ」「品質」「枚数」で選ばれています。ここでは、Amazonや楽天市場で特に評価が高い領収書の特徴をランキング形式でご紹介します。
- コクヨ(KOKUYO)の複写領収証:王道の文具メーカー品で、書き心地、複写の鮮明さ、紙質、レイアウトのすべてにおいて高水準。特に、複写伝票用の下敷きが付属しているなど、使い勝手が計算されています。ビジネスシーンでの信頼性は抜群です。
- ヒサゴ(HISAGO)の領収証:伝票専門メーカーならではの豊富なバリエーションが魅力。インボイス対応はもちろん、おしゃれなデザイン、2枚複写、3枚複写など、細かなニーズに対応した製品が揃っています。
- 単式のおしゃれな領収書(デザインメーカー系):シンプルながらも罫線や色使いにこだわったデザイン性の高い単式領収書が人気。主に個人経営のカフェや雑貨店などで使われており、お客様に「かわいい!」と思ってもらえるようなデザインが豊富です。
ダイソーで「間に合わせ」の一冊を購入するのも良いですが、これらの人気メーカー品の領収書をネットでまとめ買いしておけば、長期的に安心して業務に集中できます。特に終盤でも述べた通り、楽天やアマゾンは、メーカー品の高品質な領収書をコスパ良く購入できるのでおススメです。

