ダイソーでマクラメヤーンは売ってる？在庫状況と代用できる商品、確実な入手方法を徹底解説！

こんにちは、モモストアです。
「ダイソーでマクラメヤーンが全然売ってない！」と、お店を何軒もハシゴして探し回っている方も多いのではないでしょうか？
SNSで話題になって以来、品切れが続いていて、手芸好きさんにとっては幻のアイテムになっていますよね。

この記事では、ダイソーのマクラメヤーンの最新の在庫状況を調査しつつ、「売ってない」時の見つけ方のコツや、代用品として使えるアイテムまで、詳しくご紹介していきます。

ダイソーの「マクラメヤーン」は本当に売ってない？最新の在庫状況を徹底調査！

結論からお話しすると、ダイソーの「マクラメヤーン」は、現在も販売が続いている商品です。ただし、多くの人が「売ってない」と感じるのには、いくつかの理由があります。

マクラメヤーンが「幻のアイテム」になった背景

マクラメ編みがブームになったのは、数年前からですが、ダイソーが100円（税抜）で販売を始めてから、爆発的に人気が加速しました。
インテリア雑誌やSNSで、おしゃれなタペストリーやプラントハンガーが紹介され、「こんなにおしゃれなものが100均でつくれるの？」と、手芸初心者さんから上級者さんまで飛びついたのがきっかけです。

この人気に対し、ダイソーの生産・供給が追いつかず、特に定番の「生成り（きなり）」や「ホワイト」といった人気色は、入荷してもすぐに売り切れてしまう状況が長く続きました。
季節によって入荷数が変動したり、急な欠品が発生したりするため、お店に行くタイミングによっては、棚が空っぽということも珍しくありません。

地域や店舗規模によって在庫状況は大きく異なる

在庫の有無は、店舗の規模や立地によって大きく異なります。

• 大型店舗（ロードサイド店やSC内店舗）：手芸用品のコーナーが広く、在庫数も多い傾向にありますが、その分、お客さんの数も多いので売り切れるのが早い場合もあります。
• 小型店舗（駅前やオフィス街）：そもそも手芸用品の取り扱いが少ない、またはマクラメヤーン自体を置いていない場合があります。

そのため、「売ってない」と感じた場合は、一つの店舗だけで判断せず、少し離れた大型のダイソーを狙ってみるのがおすすめです。また、季節商品の入れ替えタイミングで、急に店頭に並ぶこともあるので、定期的にチェックする粘り強さも必要になります。

＜人気色の在庫傾向＞

カラー	特徴	在庫状況（難易度）
生成り（きなり）	最も人気な基本色。どんなインテリアにも合う。	★（最も見つけにくい）
ホワイト	清潔感があり、夏場に人気。	★★（入荷があれば手に入りやすい）
グレー/ベージュ	シックで大人っぽい作品に。	★★★（比較的見つけやすい）
ブルー/ピンク（シーズン色）	季節限定で登場することがある。	★★★★（見つけやすいが期間限定）

まずは、ご近所のダイソーの大型店からチェックを始めてみましょう。在庫状況については、こちらのダイソー公式サイトで新商品の情報を確認してみるのも有効です。

ダイソーのマクラメヤーンが「売ってない」と言われる3つの理由とは？

なぜ、ダイソーのマクラメヤーンはこんなにも「売ってない」という声が多いのでしょうか。手芸用品の中でもこれほど品薄が続くのは珍しいです。
主な原因を3つに分けて、詳しく掘り下げてみます。これらの理由を知っておくことで、今後入荷を見つけるためのヒントにもなりますよ。

理由１：ブームによる需要の急増と供給のバランス崩壊

やはり一番の理由は、マクラメ編みブームによる需要の急増です。
ダイソーは基本的に、日常使いの消耗品や便利グッズを中心に扱っています。マクラメヤーンのような専門性の高い手芸用品が、ここまで爆発的に売れることは想定外だったのかもしれません。

安価で高品質（とSNSで評価された）な商品が、急に多くの人に求められると、工場での生産が間に合わなくなります。
特に、ダイソーは世界中から商品を仕入れているため、一度品切れになると、次の入荷までに数ヶ月かかることも珍しくありません。一時期よりは落ち着いたとはいえ、「欲しい時に買えない」状況が定着してしまったことが、「売ってない」というイメージに繋がっています。

また、大量購入をするユーザーもいるため、入荷直後にすぐに棚が空になってしまう現象も後を絶ちません。

理由２：陳列場所がわかりにくく見逃しやすい

次に大きいのが、陳列場所の問題です。

多くの店舗で、マクラメヤーンは「手芸用品コーナー」の中でも、「毛糸」や「刺繍糸」とは別の棚に置かれていることがよくあります。
これは、マクラメ編みが「編み物」というより「ロープワーク」や「DIY」に近い扱いをされるためです。

具体的には、以下のような場所に置かれていることがあります。

• 園芸コーナーの近く：ロープや麻ひもなどが置かれている棚の一角。
• DIY・工具コーナー：紐やヒモ、ワイヤーなどがまとめられている場所。
• インテリアコーナー：フェイクグリーンや小さな雑貨と一緒にディスプレイされている。

慣れていないと、毛糸の棚だけを見て「やっぱり売ってない」と諦めてしまいがちですが、実は店内の別の場所にひっそりと置いてある、というパターンも多いのです。
まずは、店員さんに直接聞くのが一番早いのですが、次章でさらに詳しく陳列場所の傾向を解説していきますね。

理由３：SNSでの在庫報告により入荷即売り切れが起こる

現代の品薄商品の宿命とも言えるのが、SNSの影響です。
もし、あなたがマクラメヤーンを見つけたら、嬉しくてTwitterやInstagramに「今日、○○店のダイソーで売ってた！」と投稿するかもしれませんよね。

これが、他のマクラメファンに瞬時に拡散され、翌日にはその店舗の在庫が完全にゼロになるという現象が頻繁に起こっています。
入荷情報はすぐに広まるため、もし入荷を見かけても、翌日に買いに行けばもう手遅れ、ということも珍しくありません。

「売ってない」と感じる理由は、単に「入荷がない」のではなく、「入荷してもすぐ売れるから見かけない」という状況にあることを理解しておきましょう。これを踏まえると、朝一番の開店直後を狙うなどの対策が有効になってきます。

見つけにくい！マクラメヤーンはダイソーのどこに置いてある？陳列場所の傾向

前述の通り、マクラメヤーンは陳列場所がわかりにくい「迷子になりやすい商品」です。
モモストアの調査結果と、実際に購入できた人たちの情報を元に、ダイソーの店内でマクラメヤーンを見つけるための具体的なヒントを3つのパターンでご紹介します。

パターン１：王道の「手芸・編み物コーナー」の端

多くの大型店舗では、やはり手芸用品コーナーの一角に置かれています。
このコーナーの特徴は、毛糸、刺繍糸、フェルト、布地、レジン用品などが集まっていることです。

しかし、マクラメヤーンは「毛糸」ではないため、毛糸の棚の真ん中ではなく、「紐（ひも）」「ロープ」のカテゴリとして端の方に置かれがちです。
特にチェックしたいのは、以下の棚です。

• 麻ひも、ジュートひも：これらの天然素材の紐の隣。
• Tシャツヤーン、極太毛糸：最近流行りの編み物糸と並べられている場合。
• パッケージ入りの手芸キット：マクラメ編みのキットと一緒に置いてある場合。

もし、毛糸の棚にマクラメヤーンがなくても、必ずその近くの「紐類」の棚をくまなく探してみることが重要です。

パターン２：穴場の「DIY・園芸コーナー」

意外な盲点となるのが、園芸コーナーやDIYコーナーです。
マクラメ編みでプラントハンガーを作る人が多いため、ダイソー側も「園芸用品」として分類していることがあります。

具体的には、以下のアイテムの近くを探してみてください。

• 鉢植え、フェイクグリーン：ハンギング（吊るす）系のアイテムと一緒に。
• 園芸用の麻ひも、結束バンド：ロープや紐が豊富に並んでいる場所。

特に、手芸コーナーが極端に狭い小型店舗の場合、マクラメヤーンは手芸用品とは切り離され、園芸・DIY用品として陳列されている可能性が高いです。
もし手芸コーナーになかったら、諦めずに店内を大きく回り、これらのコーナーをチェックしてみましょう。

パターン３：シーズン商品入れ替え時期のワゴン

これは季節的なヒントになります。
マクラメ編みのブームが夏場に特に盛り上がったため、マクラメヤーンを夏の手芸用品として扱っている店舗もあります。

季節の変わり目（例えば、夏物から秋物に切り替わる時期）には、在庫処分や見切り品のワゴンにひっそりと置かれていることがあります。
通常の手芸コーナーとは関係なく、レジ近くや通路の目立つ場所にワゴンが出ていたら、「マクラメヤーン」の目撃情報がないかチェックしてみてください。思わぬ掘り出し物が見つかるかもしれません。

マクラメヤーンの在庫を店舗に問い合わせる方法は？電話やアプリで確認！

「もう探すのに疲れた…」という方にとって、一番確実で労力がかからないのが、事前に在庫を確認する方法です。しかし、ダイソーでは商品の在庫確認に関して少し注意が必要です。

基本は「電話」での問い合わせが最速だが、聞き方にコツがある

一般的に、個別の商品在庫について知りたい場合は、店舗に電話で問い合わせるのが最速です。しかし、ダイソーの店舗は常に忙しく、特に人気商品の在庫確認には時間がかかる場合があります。

問い合わせをする際の３つのコツをご紹介します。

1. 商品名を正確に伝える：単に「マクラメヤーン」だけでなく、「ダイソーのコットンマクラメヤーン」「品番XXXXX（あれば）」など、より具体的に伝えると、店員さんもスムーズに検索できます。
2. 色と数量を絞る：「白または生成りの在庫はありますか？」と、欲しい色と、おおよその数量（例：5個）を具体的に伝えることで、確認の手間を減らせます。
3. 忙しい時間帯を避ける：開店直後や土日祝日の昼間など、混雑している時間帯は避け、平日の午後（14時〜16時など）の比較的落ち着いている時間帯に電話しましょう。

ダイソーは在庫管理システムが統一されていない場合もあり、電話口での確認に時間がかかる可能性があることを理解し、丁寧な対応を心がけましょう。

ダイソー公式アプリの在庫検索機能は使える？

実はダイソーには公式のアプリがあり、商品の情報を検索することができます。

しかし、現在のダイソーのアプリ（または公式オンラインストア）では、個別の店舗ごとのリアルタイムの在庫状況を確認する機能は提供されていません（2025年12月現在）。
アプリでできることは、主に以下の通りです。

• 新商品の情報や、取り扱いのある商品の基本的な情報を知る。
• お気に入り店舗を登録し、店舗のイベント情報などを確認する。

今後、店舗在庫検索機能が搭載される可能性はありますが、現状はあくまで「その商品がダイソーで取り扱いがあるか」の確認に留まることを覚えておきましょう。在庫の有無は、やはり電話か、直接店舗に行くしかありません。

ダイソー以外でマクラメヤーンを確実に手に入れる！他のおすすめ購入場所

「ダイソーにこだわらず、とにかく早くマクラメヤーンを手に入れたい！」という方も多いはずです。
ここからは、ダイソー以外でマクラメヤーンを購入できる場所と、それぞれのメリット・デメリットを比較していきます。

選択肢１：他の100円ショップ（セリア・キャンドゥ）

マクラメヤーンはダイソーだけでなく、セリアやキャンドゥでも販売されています。
これらの店舗も人気が高いため品薄になることもありますが、ダイソーと仕入れルートが異なるため、ダイソーで売ってなくても、他店には在庫があるというケースはよくあります。

セリアとキャンドゥの特徴については、次の見出しで詳しく比較しますが、それぞれの店舗の近隣にある場合は、必ずチェックする価値があります。

選択肢２：大手手芸専門店（ユザワヤ・トーカイなど）

「100均以外でもOK」「少し高くてもいいから高品質で大容量のものが欲しい」という場合は、手芸専門店が確実です。

専門店では、太さや素材、色のバリエーションが豊富で、マクラメ編みの専門書や道具も揃っています。
価格はダイソーより上がりますが、100均の商品を何個も買うよりも、大容量パックの方が結果的にコスパが良くなることもあります。

また、手芸専門店の店員さんはマクラメ編みに詳しいことが多く、作品の作り方や糸の選び方についてアドバイスをもらえるのも大きなメリットです。

選択肢３：ネット通販（Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング）

「家から一歩も出ずに確実に手に入れたい！」という方に最適なのがネット通販です。

ネット通販では、ダイソーでは扱っていない特殊なカラーや、業務用のような大巻（500mや1000m巻きなど）の購入が可能です。送料がかかる場合もありますが、価格と在庫の安定性はピカイチです。
特に、大型作品や、同じ色を大量に使いたい場合は、ネット通販での大容量パックの購入をおすすめします。
Amazonでマクラメヤーンを検索してみると、世界中のメーカーの商品が見つかりますよ。

【セリア・キャンドゥ】100均のマクラメヤーンのラインナップを徹底比較！

ダイソーで売ってない場合、多くの方が次に探しに行くのがセリアとキャンドゥです。
実は、店舗によってマクラメヤーンの特徴や品揃えが違うため、作りたい作品に合わせてお店を選ぶのが賢い方法です。

セリアのマクラメヤーンの特徴：カラーバリエーションが魅力

セリアのマクラメヤーンは、ダイソーと比べて「色のバリエーション」に力を入れている傾向があります。

• 色展開：ベーシックカラーに加え、パステルカラーや、くすみ系カラーなど、トレンドを意識した色が並ぶことがあります。
• 太さ：ダイソーと同じくらいの標準的な太さがメイン。小さな小物やアクセサリー作りに適しています。
• 質感：比較的しっかりとしたハリがあり、結び目がきれいに決まりやすいと評判です。

特に、季節のイベント（クリスマス、ハロウィンなど）に合わせて、限定カラーが登場することもあるので、チェックしてみる価値があります。
小さなプラントハンガーや、キーホルダー、イヤリングなどのアクセサリーを作りたい場合は、セリアを覗いてみましょう。

キャンドゥのマクラメヤーンの特徴：太めのタイプもある

キャンドゥのマクラメヤーンは、店舗や時期にもよりますが、「太めのマクラメコード」の取り扱いがあるのが特徴です。

• 太さ：標準的な太さに加え、ダイソーやセリアでは見かけない、少し太めのコードが並ぶことがあります。
• 用途：太いコードは、大きなタペストリーやラグマットなど、インパクトのある大型作品を作る際に重宝します。
• パッケージ：少量パックで複数の色を試せるようにしている店舗もあります。

また、キャンドゥは他の100均に比べて、手芸用品の配置が比較的わかりやすいことが多いのも嬉しいポイントです。手芸コーナーがギュッと凝縮されていて見つけやすいので、「とにかくマクラメヤーンを探したい」というときは、キャンドゥを最初にチェックするのもおすすめです。

＜100均マクラメヤーン比較表＞

店舗名	特徴	向いている作品	在庫傾向
ダイソー	SNSで大人気の定番品。生成り色は品薄。	プラントハンガー、中型タペストリー	人気色・定番色が極端に少ない
セリア	カラーバリエーションが豊富。	アクセサリー、キーホルダー、小型小物	特定のカラーが品薄になることがある
キャンドゥ	太めのコードが見つかる可能性がある。	大型タペストリー、ラグ、存在感のある作品	比較的見つけやすい店舗が多い

ダイソーのマクラメヤーンの「種類・色・太さ」のバリエーションを紹介！

ダイソーでマクラメヤーンを探すなら、どんな種類や色のものが売っているのかを知っておくことが大切です。
探しているものが明確であれば、店員さんに聞くときにもスムーズですし、代用品を探す際の基準にもなります。

マクラメヤーンの素材と太さ：コットンが主流

ダイソーで販売されているマクラメヤーンの主流は、「コットン（綿）素材」です。
コットン素材は、肌触りが良く、結び目が柔らかく仕上がるため、インテリア雑貨に最適です。

• 素材：コットン（綿）100%または、コットンとポリエステルの混紡。
• 太さ：約3mm～4mm程度のものが最も一般的です。これは、マクラメ編みで最も標準的に使われる太さで、アクセサリーから中型のタペストリーまで幅広く対応できます。
• 撚り（より）：いくつかの繊維を束ねた「撚り」のあるタイプと、複数の紐を編み込んだ「編み込み」タイプがあります。ダイソーでは、初心者にも扱いやすい「撚り」タイプが多い傾向です。

太さが3mm〜4mmというのは、編み目もわかりやすく、初心者でも力を入れすぎずに編める適度な太さなので、このサイズを基準に探してみましょう。

定番色から限定色まで！ダイソーで人気のカラー

色は、作品の雰囲気をガラッと変える重要な要素です。

＜定番カラー＞
先ほどもお伝えしたように、「生成り（きなり）」が圧倒的な人気です。漂白されていない自然な色合いは、ボヘミアンやナチュラル系のインテリアにぴったり合います。
次いで「ホワイト」や「ライトベージュ」も人気で、明るい雰囲気の作品に向いています。

＜限定・派生カラー＞
時期によっては、以下のようなカラーも見つかることがあります。

• アースカラー：カーキ、テラコッタ（オレンジがかった茶色）、ダークグレーなど。シックな作品や、男性的な雰囲気の作品を作るのに適しています。
• メタリックカラー：ごく稀に、ラメが入った糸や、紐の表面が光沢のある素材のものが出ることもあります。

人気カラーの「生成り」や「ホワイト」が売り切れていたら、「グレー」や「ベージュ」などの落ち着いた色を試してみるのもおすすめです。意外と部屋に馴染んで、おしゃれな仕上がりになることもありますよ。

マクラメヤーンの代用品になる毛糸は？ダイソーで見つかるおすすめアイテム

何軒回ってもマクラメヤーンが売ってない！そんな時に諦める必要はありません。マクラメ編みは、専用のヤーンでなくても、工夫次第で様々な紐や毛糸で代用が可能です。
ダイソーで今すぐ手に入る、マクラメヤーンの代用品候補をご紹介します。

代用品１：Tシャツヤーン（ズパゲッティ風の紐）

数年前に大ブームになった「Tシャツヤーン」は、マクラメヤーンの代用品としてとても優秀です。
Tシャツなどのカットソー生地を細長く裁断し、それを毛糸のように巻いたもので、非常に太く、ボリュームのある作品が作れます。

• メリット：太いので早く編み上がる。しっかりとした厚みがあり、バッグやバスケットなどの立体的な作品に最適。
• デメリット：結び目が大きくなるため、繊細なデザインには不向き。重さも出るため、壁掛けタペストリーには不向きな場合がある。

ダイソーでもTシャツヤーンは販売されていることが多く、マクラメヤーンよりも在庫が安定している傾向があります。マクラメ編みの基本である「平結び」や「巻き結び」も問題なくできます。

代用品２：ジュート（麻ひも）

素朴でナチュラルな雰囲気が好きなら、ジュート（麻ひも）がおすすめです。
ダイソーの園芸コーナーや手芸コーナーで、太めの麻ひもを探してみてください。

• メリット：独特のざらつきと匂いが、本物のボヘミアンテイストを出してくれる。価格が非常に安く、大容量で手に入りやすい。
• デメリット：毛羽立ちやすく、結ぶ際に手が荒れることがある。コットンヤーンに比べて硬く、扱いが難しいと感じる人もいます。

ジュートでプラントハンガーを作ると、グリーンとの相性が抜群でおしゃれに仕上がります。ただし、室内で使う場合は、最初のうち、素材の匂いが気になるかもしれないので、換気をしながら作業しましょう。

代用品３：太めのコットン毛糸

ダイソーの手芸コーナーには、マクラメヤーンとは別に、「極太」や「超極太」と書かれたコットン素材の毛糸が置いてあります。

マクラメヤーンのように撚られてはいないので、少し柔らかく、作品にハリが出にくいというデメリットはありますが、色や在庫の選択肢が格段に増えるのが大きなメリットです。
ただし、毛糸は繊維がほぐれやすいため、結び目をほどいたりやり直したりする作業には、少し注意が必要です。

＜代用品まとめ＞

代用品	向いている作品	注意点	在庫傾向（ダイソー）
Tシャツヤーン	バッグ、バスケット、立体小物	重くなる、繊細さが出ない	安定している
ジュート（麻ひも）	プラントハンガー、ガーデン雑貨	硬く、毛羽立ちやすい、匂いがある	安定している
太めのコットン毛糸	タペストリー（柔らかい雰囲気）	ハリが出にくい、ほどきにくい	色を選ばなければ見つかりやすい

初心者でも簡単！ダイソーの材料でできるマクラメ編みの人気作品と作り方

マクラメヤーンを手に入れたら、まずどんな作品を作ろうかワクワクしますよね！
ここでは、マクラメ編みの基本となる結び方と、初心者の方でもダイソーの材料だけで簡単に作れる人気作品をご紹介します。

マクラメ編みの基本は「平結び」と「巻き結び」だけ！

マクラメ編みは難しそうに見えますが、実は覚えるべき基本の結び方は２つだけです。

１．平結び（ひらむすび）
これは、マクラメ編みで最もよく使われる結び方で、平らな模様（メッシュのような）を作るのに使われます。
紐が4本あれば作れ、これだけでコースターやブレスレット、タペストリーのベースが作れてしまいます。

２．巻き結び（まきむすび）
これは、斜めの線や、流れるような模様を作るのに使われます。
装飾性が高く、タペストリーの模様や、紐の長さを調節する部分など、様々な場所で活躍します。
この2つの結び方をマスターすれば、マクラメ編みの作品のほとんどをカバーできますよ。

ダイソー材料で作る人気作品ベスト３

１位：プラントハンガー

マクラメ編みの定番中の定番で、ダイソーで売っている鉢植えやフェイクグリーンと組み合わせて作るのが人気です。
主に「平結び」と「ねじり結び」を組み合わせて作ります。
必要なマクラメヤーンは比較的少なく、初心者の方が最初に挑戦する作品として最適です。

２位：キーホルダー・ミニタペストリー

マクラメヤーンの余りや、少しだけ手に入った時にぴったりなのが、キーホルダーやバッグチャームです。
ミニタペストリーも、平結びをメインに小さな枝やダイソーのウッドビーズを使って作れます。
短時間で完成する達成感が魅力で、プレゼントにもおすすめです。

３位：コースター

円形や四角形のコースターは、マクラメヤーンを平結びで編み込み、最後にフリンジをカットして作ります。
テーブルに置くだけでカフェのようなナチュラルな雰囲気が楽しめるため、非常に人気があります。

これらの作品の詳しい作り方は、YouTubeやマクラメワークショップのサイトなどで「平結び」「巻き結び」と検索すると、たくさんの動画が見つかるので、ぜひ参考にしてみてください。

マクラメヤーンの「品質」は価格で違う？手芸専門店の商品と比較

ダイソーの100円マクラメヤーンは本当に優秀なのでしょうか？
「売ってないなら、いっそ専門店で高いのを買うべきか？」と迷っている方のために、100均商品と手芸専門店の商品との品質の違いについて解説します。

専門店商品のメリット：均一性、大容量、色の深さ

手芸専門店（ユザワヤ、トーカイなど）で販売されているマクラメヤーンは、ダイソーの商品よりも価格が高い分、いくつかの明確なメリットがあります。

• 均一性（品質の安定）：紐の太さや、撚りの強さが均一なため、大きな作品を作ったときに編み目が揃いやすく、プロのような仕上がりになります。
• 大容量：100m、200mといった大巻で販売されていることが多く、大きなタペストリーを作る際の「途中で糸が足りなくなる」という心配がありません。
• 色の深さと素材：コットンだけでなく、リサイクルコットン、ヘンプ（麻）、ウール混など素材の選択肢が豊富で、色の染まりも深く、発色が美しいものが多いです。

特に、インテリアの主役になるような大型作品を作る場合や、販売を目的とした作品を作る場合は、専門店の商品を選んだ方が後悔が少ないでしょう。

ダイソー商品の賢い使い方：練習用や小型作品に最適

では、ダイソーのマクラメヤーンが劣っているかというと、決してそんなことはありません。

ダイソーのマクラメヤーンの最大の魅力は、やはり「100円で気軽に試せる」という点です。
品質のバラつきが多少あるとしても、以下のような目的には最適です。

• 練習用：結び方を覚えるための練習や、新しいデザインを試すための「試作」に惜しみなく使えます。
• 小型作品：コースター、キーホルダー、小さめのプラントハンガーなど、必要なヤーンが少ない作品には、ダイソー商品で十分すぎるほどの品質です。
• 色合わせ：「この色で試しに作ってみたいけど、合うか不安」という時に、手軽に色を試すことができます。

まずはダイソーで探してみて、もし見つかったら「練習用」として活用し、本格的に取り組むならネット通販や専門店の商品に移行する、という使い分けが最もおすすめです。

ネット通販（Amazon・楽天・Yahoo!）でマクラメヤーンを買うメリットと選び方

「ダイソーで売ってない」ストレスから解放され、確実にマクラメヤーンを手に入れるなら、ネット通販が一番確実です。
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングといった大手通販サイトで失敗しない選び方と、通販ならではのメリットをご紹介します。

ネット通販の３つの大きなメリット

通販でマクラメヤーンを購入するメリットは、店頭購入にはない利便性があります。

1. 在庫の安定性：ダイソーのような品薄とは無縁で、大容量の在庫から確実に購入できます。人気色でも基本的に欠品することが少ないです。
2. 豊富な種類とサイズ：3mm、4mmだけでなく、2mmの細いものから7mmの極太まで、太さの選択肢が格段に増えます。また、ダイソーにはないパステルカラーや蛍光色なども見つかります。
3. レビューで品質を確認：実際に購入した人のレビュー（結びやすさ、匂い、色落ちなど）を見てから購入できるため、失敗が少ないです。

特に、初めてマクラメ編みに挑戦する方や、「生成り色」を大量に欲しい方は、迷わずネット通販をチェックすることをおすすめします。

失敗しない！ネット通販でのマクラメヤーンの選び方

たくさんの商品の中から、自分に合ったマクラメヤーンを見つけるためのポイントは３つです。

１．素材をチェック：「コットン100%」が基本
マクラメ編みには、コットン100%が最も適しています。ポリエステルやアクリルなどの化学繊維は、結び目が滑りやすかったり、硬すぎたりすることがあります。
「ナチュラルコットンコード」や「オーガニックコットン」と記載されているものがおすすめです。

２．太さを確認：最初は「3mm〜4mm」を選ぶ
初心者の方は、ダイソーと同じくらいの「3mmまたは4mm」のコードを選ぶと、編みやすく、作品のイメージもしやすいです。
慣れてきたら、アクセサリー用に「2mm」、大型タペストリー用に「5mm以上」に挑戦してみてください。

３．長さと価格を比較：メートル単価で考える
「100m巻きで1,500円」と「30m巻きで500円」を比較する場合、単価はそれぞれ15円/mと約16.7円/mとなり、大巻の方がお得になります。購入前に必ずメートルあたりの単価を計算して、コスパを比較しましょう。
楽天市場で大巻コードを比較してみると、とてもお得な商品が見つかることがありますよ。

マクラメヤーンの在庫を店舗に問い合わせる方法は？電話やアプリで確認！

ダイソーは商品の入れ替わりが激しいため、「今、目の前の店舗に在庫があるか」を知ることが、購入への一番の近道です。
前述の通り、ダイソーに電話で問い合わせるのが最速ですが、さらに確実性を上げるためのテクニックと、その際の注意点について詳しく解説します。

電話で問い合わせる際の「商品情報」の伝え方

ダイソーの商品は、店舗によって品番の管理方法が異なることがあります。そのため、問い合わせる際は、可能な限り多くの情報を用意しておくとスムーズです。

＜準備したい情報＞

• 商品名：「コットンマクラメヤーン（またはマクラメコード）」
• 色：「生成り（きなり）」「白」など具体的に
• パッケージの情報：もし以前購入したパッケージが残っていれば、バーコードの下にある7桁程度の「商品番号（または品番）」を伝えるのが最も確実です。

「品番を教えてください」と伝えるのが一番早く、店員さんがレジの端末などで在庫を検索しやすくなります。もし品番が分からなくても、「SNSで人気の、コットン製のマクラメヤーンです」と伝えれば、ほとんどの店員さんが把握しているはずです。

在庫確認後の「取り置き」は可能？

人気商品の場合、「在庫がある」と聞いても、移動中に他の人に買われてしまうリスクがあります。
電話で在庫を確認した際、ついでに「取り置き」をお願いできるか尋ねてみましょう。

ダイソーの店舗や、その時の状況にもよりますが、基本的には「当日中にご来店いただけるなら」という条件で、取り置きをしてくれる店舗が多いです。
ただし、「人気商品のため、お一人様○個まで」などの購入制限を設けている場合もあるので、電話で必要な数量を伝えて、取り置きの可否と数量制限を確認しておくと安心です。

SNSの「目撃情報」を地図で活用する

最終手段として、SNSの目撃情報を地図検索と組み合わせる方法も有効です。
TwitterやInstagramで「ダイソー マクラメヤーン 〇〇（地域名）」と検索し、直近1週間以内の情報をチェックします。

情報が見つかったら、すぐにその店舗に電話で問い合わせるか、すぐに足を運んでみましょう。
ただし、前述したように、SNS情報はすぐに拡散され、在庫が瞬時になくなる可能性が高いので、見つけたら時間との勝負になります。

買いだめするならどっち？ダイソーとネット通販の「コスパ」を比較！

マクラメ編みを趣味として長く続ける場合、「どれが一番コスパが良いの？」という疑問が必ず出てきます。

ダイソーのマクラメヤーンと、ネット通販で買える大容量パックのコスパを、具体的な価格の目安を元に比較してみましょう。
（※価格は一般的な目安であり、変動する可能性があります）

ダイソー（店頭）のマクラメヤーンのコスパ

ダイソーのマクラメヤーンは、1玉が約40m〜50m巻きで110円（税込）程度が一般的です。

＜ダイソーの単価＞

110円 ÷ 40m ＝ 約2.75円/m

1mあたり約2.75円というのは、確かに破格の安さです。これこそが、ダイソーのマクラメヤーンが人気を集める最大の理由です。

ただし、大型のタペストリー（例：幅50cm、長さ100cm）を作る場合、ざっくりと計算して約300m〜400m必要になると言われています。

300mをダイソーで揃える場合： 300m ÷ 40m ＝ 7.5玉 → 8玉（880円）必要

この場合、途中で玉の色味や太さにバラつきが出るリスクがあるため、大型作品には向かないというデメリットも考慮しなければなりません。

ネット通販（大容量）のマクラメヤーンのコスパ

ネット通販では、品質が安定した大容量（例：200m〜400m巻き）のコードが主流です。

＜ネット通販の単価目安＞

300m巻きの高品質なコードが、セール時などに約2,500円〜3,500円で売られていると仮定します。

3,000円 ÷ 300m ＝ 10円/m

ダイソーの単価と比べると割高に見えますが、高品質で、継ぎ目なしで大型作品が作れるというメリットを考慮すると、決して高くありません。

＜結論：使い分けが賢い！＞

初心者の練習や小型作品にはダイソーの圧倒的な安さを、本格的なインテリア作品や販売目的にはネット通販の高品質と大容量を選ぶのが、最も賢いコスパ最強の買い方と言えるでしょう。

一度マクラメコードの比較サイトなどで、専門店のコードとダイソーのコードの仕上がりを比べてみるのもおすすめです。

マクラメヤーンを使う前に知っておきたい！色落ちや結びやすさの注意点

マクラメヤーン選びは、手芸の楽しさを左右する重要なポイントです。
最後に、ダイソーや100均のマクラメヤーンを使う前に知っておきたい、品質に関する注意点と、作品を長持ちさせるためのコツをまとめました。

コットン素材の宿命！「色落ち」と「縮み」に注意

ダイソーのマクラメヤーンの多くは、天然素材であるコットン（綿）が使われています。コットン素材には、避けられない以下の注意点があります。

• 色落ち（色移り）：特に濃い色（黒、紺、赤など）は、水に濡れると色落ち（色移り）しやすいです。タペストリーやプラントハンガーを壁に飾る際、もし結露などで壁が濡れると、壁に色が移ってしまう可能性があるので注意が必要です。
• 洗濯後の縮み：コットンは水洗いすると縮む性質があります。もしマクラメバッグなど洗濯する可能性がある作品を作る場合は、事前に水通し（一度水に浸して乾かす）をしてから使用するのがおすすめです。

もし、これらのリスクを避けたい場合は、ネット通販などで「ポリエステル混紡」や「色落ちしにくい加工済み」のコードを探すのも一つの手です。

結びやすさ：撚り（より）がほどけやすいか確認

ダイソーで販売されているマクラメヤーンの中には、紐が数本に撚られている（ねじられている）タイプがあります。
このタイプは、編んでいる最中に紐の先から撚りがほどけてしまい、作業がしにくいと感じることがあります。

＜対策＞

撚りがほどけるのを防ぐためには、紐の先端を以下の方法で処理するのがおすすめです。

• マスキングテープで巻く：紐の先端から約1cm程度の部分を、細いマスキングテープでしっかり巻いて留める。
• 木工用ボンドで固める：少量だけ木工用ボンドを塗り、固めてしまう。

特に、平結びや巻き結びを何度もやり直す初心者のうちは、紐先がすぐにボサボサになりやすいので、このひと手間を加えておくと、スムーズに作業ができますよ。

作品を長持ちさせるための簡単な手入れ方法

せっかく作ったマクラメ作品は長く楽しみたいですよね。

• ホコリ取り：タペストリーなどは、定期的にハタキやコロコロ（粘着クリーナー）を使ってホコリを取り除きましょう。
• フリンジのメンテナンス：タペストリーやプラントハンガーの下部のフリンジは、時間が経つと癖がついて曲がったりします。その際は、霧吹きで軽く湿らせてから、目の粗いクシ（ダイソーのペット用コームなど）で優しくとかすと、購入時のようにきれいに戻ります。

長く愛用することで、風合いが増し、さらに素敵なインテリアになっていきますよ。

まとめ：ダイソーのマクラメヤーンがなくても大丈夫！代用品や通販を活用して楽しもう

ダイソーでマクラメヤーンを探して「売ってない！」とがっかりしている皆さん、この記事を最後まで読んでくださり、本当にありがとうございます。

ダイソーのマクラメヤーンは、今も変わらず人気の商品であり、「見つけにくい」＝「取り扱いがない」ではないことがお分かりいただけたかと思います。

＜最終チェックリスト＞

ダイソーで見つけるための行動	売ってなかった時の代替案
大型店舗の「紐・ロープ」コーナーを探す	セリア・キャンドゥのラインナップを比較する
DIY・園芸コーナーをチェックする	Tシャツヤーン、麻ひもで代用してみる
開店直後の時間を狙って行く	ネット通販（Amazon・楽天など）で大容量・高品質なものを購入
事前に電話で在庫と品番を確認する	専門店でアドバイスを受けてみる

マクラメ編みは、手軽に始められるのが大きな魅力です。ダイソーのマクラメヤーンが見つからなくても、セリアやキャンドゥ、あるいはネット通販を賢く活用すれば、すぐにでも素敵な作品作りに取り組めます。

ぜひ、あなただけのオリジナリティあふれるマクラメ作品づくりを楽しんでくださいね！

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