ガンプラが売ってないのはなぜ?最新の在庫状況と確実に買える場所を大公開

ガンプラが売ってないのはなぜ?最新の在庫状況と確実に買える場所を大公開

「ガンプラがどこにも売ってない!」と、店頭やネットで探しても見つからずに途方に暮れていませんか?
人気のキットが品切れ状態だと、ストレスが溜まりますよね。
実は、この品薄状態にはいくつかの複雑な理由が絡み合っているんです。
この記事では、ガンプラが売ってない本当の原因を深掘りしつつ、
モモストアが独自に調査した「今、在庫を確保しやすい穴場店舗」と、
「確実に手に入れるための具体的な行動計画」を詳しくご紹介します!

・「ガンプラが売ってない」と感じる本当の理由は何ですか?
・一番の原因は?ガンプラ品薄の裏にある「3つの大きな壁」
・【最新動向】転売ヤーによる買い占めは今どうなっている?
・ガンプラはどこで売ってる?在庫がある可能性が高い「穴場店舗リスト」
・在庫が豊富!ガンプラを確実に入手できる公式オンライン販売サイト
  1. 「ガンプラが売ってない」と感じる本当の理由は何ですか?
    1. コロナ禍と巣ごもり需要による世界的な模型ブームの到来
    2. アニメ新作や映画化による新規ユーザー層の急増
  2. 一番の原因は?ガンプラ品薄の裏にある「3つの大きな壁」
    1. 壁1: バンダイホビーセンターの生産能力の限界
    2. 壁2: 金型の老朽化とメンテナンスの問題
    3. 壁3: 原材料の高騰と物流コストの増大
  3. 【最新動向】転売ヤーによる買い占めは今どうなっている?
    1. メーカーと小売店が導入した「購入制限と販売方法の変更」
    2. メルカリなどのフリマアプリでの「転売価格」の現状
  4. ガンプラはどこで売ってる?在庫がある可能性が高い「穴場店舗リスト」
    1. 大手家電量販店を避けて狙うべき「地域密着型ホビー店」
    2. 地方の大型ショッピングモール内の「おもちゃ屋」
  5. 在庫が豊富!ガンプラを確実に入手できる公式オンライン販売サイト
    1. 「プレミアムバンダイ(プレバン)」は限定品だけじゃない!
    2. ガンダムベース・サテライト店での限定キットと通常キット
  6. 家電量販店での在庫状況と「ゲリラ入荷」を狙うコツ
    1. 「水曜・木曜」の開店直後を狙うべし
    2. 店員さんとのコミュニケーションと在庫確認の方法
    3. 人気キットの入荷を待つより「幅広く購入候補を持つ」
  7. ホビー専門店の抽選販売や予約販売を上手に活用する方法
    1. Joshin、イエローサブマリン、あみあみなどの応募規則の比較
    2. 複数の抽選に申し込むための「アカウント管理術」
  8. 中古やジャンク品も視野に!リサイクルショップやフリマアプリの活用術
    1. ハードオフなどのリサイクルショップでの「掘り出し物」の探し方
    2. メルカリ・Yahoo!オークションでの安全な購入テクニック
  9. 【再販カレンダー】人気ガンプラの再入荷時期を効率的に知る方法
    1. バンダイホビーサイトの公式情報と非公式情報の活用
    2. 再販情報を見た後の「入荷待ち戦略」
  10. ガンプラが売ってない時に試すべき「代替キット」のススメ
    1. バンダイの「30 MINUTES MISSIONS (30MM)」シリーズ
    2. コトブキヤなどの他社メーカーのプラモデル
  11. 諦めないで!田舎や地方の店舗で在庫を見つけるための裏ワザ
    1. 「高速道路のサービスエリア」近くの店舗を狙う
    2. あえて「おもちゃ」の扱いが小さい店舗を回る
  12. モモストアが考える!これからガンプラとどう向き合うべきか?
    1. 手に入らないキットを待つ間に「技術を磨く」
    2. 「作るガンプラ」から「集めるガンプラ」への意識改革

「ガンプラが売ってない」と感じる本当の理由は何ですか?

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あなたが「ガンプラが売ってない!」と感じるのは、決して気のせいではありません。これは、単なる一時的なブームではなく、構造的な需要と供給のバランスが崩れていることが原因なんです。
特に2020年以降、ガンプラを取り巻く環境は劇的に変化しました。以前なら棚に山積みになっていたはずの定番キットすら、見かけることが少なくなりましたよね。
この状況を理解するために、まずは「なぜ欲しいキットが手に入らないのか」を掘り下げてみましょう。

コロナ禍と巣ごもり需要による世界的な模型ブームの到来

一つ目の大きな要因は、やはり新型コロナウイルスの影響です。世界中で人々が自宅で過ごす時間が増えたことで、手軽に始められて、集中して楽しめる「プラモデル」に再び注目が集まりました。
特にガンプラは、日本のアニメ文化とともに世界中にファンがいるため、その需要は爆発的に増大したんです。

これまでは日本国内のファンがメインでしたが、今では海外の新規ファンや、子どもの頃に楽しんでいた出戻りファン(私モモストアもその一人かもしれません!)が一気に市場に流入しました。その結果、メーカーが予想していた需要を遥かに超える注文が世界中から殺到し、慢性的な品薄状態が生まれてしまったわけです。

アニメ新作や映画化による新規ユーザー層の急増

二つ目は、メディアミックス戦略の成功です。
近年、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』や劇場版などの新しい映像作品が次々と公開・放送されていますよね。これらの作品は、従来のファンだけでなく、今までガンダムに触れてこなかった若い世代や女性層を大量に呼び込みました。

特に『水星の魔女』のキットは、デザイン性の高さと作りやすさから、発売直後から壮絶な争奪戦になりました。作品が盛り上がるたびに、主人公機やライバル機のガンプラに対する需要が爆発的に増加するため、メーカー側も生産を急ピッチで進めていますが、追いつかないのが現状です。

また、新しいシリーズのキットが発売されると、それに合わせて過去の関連キットも一緒に注目され、連鎖的に品薄になってしまう傾向もあります。

このように、ガンプラが売ってない状況は、日本国内だけの問題ではなく、世界的なブームと新作の成功が複合的に絡み合った結果なんです。単純に「買いに行くのが遅かった」という問題だけではない、ということを知っておくだけでも、少し気持ちが楽になるかもしれませんね。

一番の原因は?ガンプラ品薄の裏にある「3つの大きな壁」

需要が増えたのは理解できても、「バンダイさん、もっと作ってよ!」というのが正直な気持ちですよね。しかし、ガンプラが潤沢に市場に出回らない背景には、メーカー側にも超えられない3つの物理的・構造的な壁が存在するんです。

壁1: バンダイホビーセンターの生産能力の限界

ガンプラは、静岡にある「バンダイホビーセンター」という一つの工場で、ほぼ全ての製品が一貫して生産されています。
この工場は、世界最高水準の技術を誇る「多色成形技術」など、非常に高度な技術を使ってガンプラを生み出していますが、残念ながら、その生産能力には物理的な限界があります。

もちろん、メーカーは増産体制を敷いていますが、新しい金型を作るための時間成形機をフル稼働させるための電力や人員など、一朝一夕には解決できない問題が山積みです。
特に、ガンプラの品質を維持しながら生産量を増やすという点で、妥協できない職人技と技術が必要とされるため、急激な増産は難しいと言われています。

壁2: 金型の老朽化とメンテナンスの問題

ガンプラは、非常に精密な「金型」を使ってプラスチックのパーツを射出成形して作られます。この金型は、生産すればするほど摩耗し、メンテナンスが必要になります。

特に、長年愛されている定番キットの金型は、酷使されているため、定期的な修理や交換が不可欠です。修理や交換には時間がかかり、その間は生産がストップしてしまいます。
これは、人気キットであればあるほど、生産ラインが止まるリスクも高くなることを意味します。
メーカーは再販カレンダーを公表していますが、この金型メンテナンスのスケジュールも、再販のタイミングに大きく影響していると考えられます。

壁3: 原材料の高騰と物流コストの増大

これはガンプラに限った話ではありませんが、プラスチックの原材料である石油化学製品の価格高騰は続いています。また、世界的な物流網の混乱や燃料費の上昇により、製品を世界中に出荷するためのコストも大幅に増えています。

これらのコスト増は、メーカーの利益を圧迫するだけでなく、結果として店頭に並ぶ商品の価格にも影響を与えかねません。メーカーは品質を維持しつつ、これらのコスト増を吸収しようと努力していますが、生産量を増やすこと自体がコスト高につながるというジレンマに陥っているのです。

私たちが「売ってない」と感じる裏側には、こうした企業の努力と、世界経済の波が深く関わっているんですね。

【最新動向】転売ヤーによる買い占めは今どうなっている?

ガンプラが売ってない最大の原因の一つとして、多くの人が怒りを感じているのが「転売ヤー」の存在でしょう。
発売日に店頭に並び、根こそぎ人気キットを買い占めて、メルカリやオークションサイトで定価の数倍の価格で販売する行為は、本当に許しがたいですよね。
しかし、最近ではメーカーや小売店の対策が進み、転売を目的とした買い占め行為に対して徐々に効果が出始めています。

メーカーと小売店が導入した「購入制限と販売方法の変更」

転売ヤー対策として最も効果を発揮しているのが、「購入個数制限」「抽選販売の徹底」です。
大手家電量販店やホビーショップでは、人気キットの発売日には必ず「お一人様1点まで」といった制限を設けています。

さらに、本当に需要が高いキットや限定品については、店頭に並べるのではなく、Webやアプリを通じた事前抽選販売に切り替える店舗が増えました。これにより、早朝から並ぶことによるトラブルや、組織的な買い占めが難しくなっています。

小売店の主な転売対策 具体的な内容 効果
購入個数制限 原則として「お一人様1点」を徹底。 転売ヤーの仕入れ量が大幅に減少。
抽選販売移行 人気商品はWebまたは店頭での事前抽選を実施。 徹夜組や組織的な並び屋を排除。
ポイントカード連携 購入時にポイントカードの提示を義務化し、過去の購入履歴をチェック。 同一人物による複数店舗での買い集めを防ぐ。

メルカリなどのフリマアプリでの「転売価格」の現状

一時期は、定価の3倍、4倍といった異常な価格で取引されていたガンプラですが、最近ではその状況にも変化が見られます。
メーカーの地道な再販と、上記のような購入制限の強化により、転売ヤーが一度に大量に仕入れることが難しくなり、市場に出回る転売品自体の価格が下落傾向にあるんです。

特に、再販頻度が高まってきた定番キット(例:HGUC RX-78-2ガンダム)などは、フリマアプリでも定価に近い価格で売買されることが増えてきました。もちろん、限定品やプレバン(プレミアムバンダイ)商品については、依然として高値で取引されていますが、以前のような「何でもかんでも高額」という状態ではなくなりつつあります。

この流れは、私たち本当にガンプラを楽しみたいファンにとっては朗報ですよね。このままメーカーと小売店の対策が進めば、健全な市場に戻っていくことが期待されます。

ガンプラはどこで売ってる?在庫がある可能性が高い「穴場店舗リスト」

さあ、ここからは実戦編です。ガンプラが売ってないのは理由がありますが、それでも「今すぐ欲しい!」という気持ちは変わりませんよね。
そこでモモストアが、一般的な店舗よりも在庫が見つかる可能性が高い「穴場店舗」と、その店舗を狙う際のコツをご紹介します。

大手家電量販店を避けて狙うべき「地域密着型ホビー店」

多くの方が、ヨドバシカメラやビックカメラ、Joshinなどの大手家電量販店を最初にチェックするでしょう。しかし、これらの店舗は注目度が高い分、人気キットはすぐに売り切れてしまいます。

穴場となるのは、昔から営業している「地域密着型の模型店」です。

これらの店舗は、常連客への販売を重視しており、新規顧客や転売ヤーの目につきにくいというメリットがあります。また、店主さんが独自の仕入れルートや在庫管理をしているため、思わぬ掘り出し物が見つかることも少なくありません。

ただし、在庫がネットで公開されていないことがほとんどなので、直接お店に電話をしてみたり、実際に足を運んでみることが必要になります。「ちょっと遠いけど行ってみるか!」という行動力が、ガンプラゲットへの鍵を握りますよ。

地方の大型ショッピングモール内の「おもちゃ屋」

都心部や大都市のホビーショップは競争率が高いですが、地方の大型ショッピングモールに入っているような、「プラモデル専門ではない、総合的なおもちゃ屋さん」も狙い目です。

これらの店舗は、ガンプラが主力商品ではないため、入荷数自体は少ないものの、入荷直後であれば人気キットが残っていることがあります。
特に、ガンプラファンが少ない地域や、家族連れが主な客層のモールは、大人が単独でガンプラを買いに来るケースが少ないため、意外なキットがひっそりと残っている可能性があります。

穴場店舗のメリット・デメリット メリット デメリット
地域密着型模型店 常連優先、掘り出し物が多い、転売ヤーの目から逃れやすい。 在庫がネット非公開、場所が分かりにくい、営業時間が短い場合がある。
地方のショッピングモール内おもちゃ屋 競争率が低い、家族の買い物ついでにチェックできる。 入荷数が少ない、専門知識を持つ店員が少ない。

在庫が豊富!ガンプラを確実に入手できる公式オンライン販売サイト

店舗を回る「足」を使うのも良いですが、最も確実性が高く、自宅にいながらにしてガンプラを手に入れるチャンスがあるのは、やはり公式のオンライン販売サイトです。
特に、バンダイが運営するサイトは、転売対策が最も厳しく、本当に欲しいファンに渡る仕組みが整っています。

「プレミアムバンダイ(プレバン)」は限定品だけじゃない!

プレミアムバンダイ、通称「プレバン」は、「限定品ばかり」というイメージがあるかもしれませんが、実はそうではありません。

プレバンでは、通常販売品であっても、再販の予約販売を頻繁に行っています。店頭で争奪戦になっている人気キットも、プレバンで予約すれば確実に手に入るんです。ただし、予約してから手元に届くまでに数ヶ月かかるのがデメリットですが、「待てば必ず手に入る」という安心感は何物にも代えがたいですよね。

プレバンのサイトは、予約開始と同時にすぐにアクセスが集中しがちなので、事前に会員登録を済ませ、クレジットカード情報なども登録しておくことをお勧めします。予約開始時刻は公式サイトやSNSで告知されるので、見逃さないようにしましょう。

ガンダムベース・サテライト店での限定キットと通常キット

「ガンダムベース」は、ガンプラ好きの聖地のような場所です。ここでは、ガンダムベース限定の特別カラーやメッキ加工のキットが販売されていますが、これら以外にも、通常販売されている人気キットが比較的潤沢に在庫されていることがあります。

ガンダムベースは、全国にサテライト店舗も増えているため、以前よりもアクセスしやすくなりました。
店舗限定品を購入するには入場整理券が必要な場合もありますが、通常キットであれば整理券なしで購入できることが多いです。

また、サテライト店は本家ガンダムベースよりも混雑が少ない場合があるため、お近くにあれば定期的にチェックする価値は十分にありますよ。ただし、遠方の方は交通費なども考慮して、プレバンでの予約と比較検討してくださいね。

家電量販店での在庫状況と「ゲリラ入荷」を狙うコツ

やはり、店頭で実際にキットを見て選びたい!というモデラーの方も多いはずです。大手家電量販店は、品揃えの豊富さやポイント還元など、魅力的な要素が多いですよね。
しかし、前述の通り競争率は高め。そこで、モモストアが日頃から実践している「家電量販店でガンプラをゲットする確率を上げるコツ」をご紹介します。

「水曜・木曜」の開店直後を狙うべし

ガンプラをはじめとするホビー商品は、小売店の物流サイクルによって入荷日が異なりますが、一般的に木曜日(または水曜日)に問屋からの配送が多いと言われています。特に新製品の発売日(木曜や土曜が多い)だけでなく、定番品の再販分もこの時期に入荷することが多いんです。

「ゲリラ入荷」とは、再販品が特に告知なく店頭に並ぶことを指しますが、これを狙うなら平日の開店直後がベストです。土日はライバルが多いですし、夕方以降は学校や仕事帰りの人が増えます。人が少ない時間帯を狙うことで、運良く入荷したてのキットを手にするチャンスが高まりますよ。

店員さんとのコミュニケーションと在庫確認の方法

在庫状況について店員さんに聞くのは気が引けるかもしれませんが、親切な店員さんを見つけることは非常に有効な手段です。
ただし、聞き方にはコツがあります。

❌「ガンプラ売ってますか?」→ 大雑把すぎてNG
⭕「HGのエアリアルの再販分が入荷する予定はありますか?」→ 具体的な商品名と再販日を聞く

店員さんは、基本的に在庫システムで確認できますが、入荷予定日までは把握していないことも多いです。しかし、顔見知りになることで「来週は〇〇が入るかもしれませんよ」といった非公式な情報を教えてもらえる可能性もゼロではありません。迷惑にならない範囲で、丁寧なコミュニケーションを心がけましょう。

人気キットの入荷を待つより「幅広く購入候補を持つ」

特定のキット(例:パーフェクトストライクガンダムなど)だけに固執していると、永遠に「売ってない」状態が続くかもしれません。

そこで、購入候補の幅を広げることも大切です。最新作だけでなく、ちょっと昔のマイナーなMSや、普段は作らないスケールのキット(SDやRE/100など)も視野に入れてみてください。

意外と作りやすくて出来がいいキットが多く、「これもガンプラなんだ!」という新しい発見があるはずです。常にアンテナを張って、「今、目の前にあるキットを楽しむ」という柔軟な姿勢が、ガンプラライフを豊かにする秘訣です。

ホビー専門店の抽選販売や予約販売を上手に活用する方法

「ホビー専門店の抽選は当たらないから…」と諦めていませんか?
確かに当選確率は低いかもしれませんが、当選確率を上げるための戦略的な応募方法は存在します。専門店のシステムを理解し、効率よくチャンスを掴みましょう。

Joshin、イエローサブマリン、あみあみなどの応募規則の比較

大手ホビー専門店の抽選販売は、それぞれに独自のルールがあります。これを理解することが、当選への第一歩です。

ホビー専門店名 主な応募条件 狙い目キット
Joshin (ジョーシン) Joshinカード会員であること。アプリでの応募が多い。 人気HG、MGなど定番キットの再販。
あみあみ 過去の購入履歴が重視されることが多い。Webでの抽選がメイン。 新作の予約抽選。転売対策で本人確認が厳しい場合もある。
イエローサブマリン 会員カードを持っていること。店頭での応募用紙記入が多い店舗もある。 マイナーキットや他店で在庫が少ないキット。

特に、「過去の購入履歴」を重視する店舗は、転売ヤーを排除する傾向があるため、日頃からポイントカードを利用して少額でも買い物をしている「まっとうなファン」が有利になります。抽選販売がない時でも、お店に足を運んで関連商品を買うことが、長い目で見て当選確率を上げることにつながります。

複数の抽選に申し込むための「アカウント管理術」

当然ですが、一つの抽選に絞るのではなく、複数の店舗やサイトの抽選に同時に申し込むことが重要です。

「当たらないからやらない」ではなく、「当たればラッキー!」くらいの気持ちで、毎回の抽選に淡々と応募し続けることが、ガンプラゲットの最短ルートかもしれません。

ただし、応募資格のないアカウントで申し込むのは規約違反です。必ず、ご自身の名義で、各店の規約を遵守した上で、応募しましょう。モモストアも、複数の抽選販売の情報を集めて、応募忘れがないようにカレンダーに登録していますよ。

中古やジャンク品も視野に!リサイクルショップやフリマアプリの活用術

「新品にこだわる必要はない」と割り切れるなら、中古市場に目を向けてみるのも一つの手です。リサイクルショップやフリマアプリには、新品未開封品だけでなく、素組み品やジャンク品など、様々な状態のガンプラが出品されています。

ハードオフなどのリサイクルショップでの「掘り出し物」の探し方

ハードオフやセカンドストリートなどのリサイクルショップは、「思わぬキットが驚きの低価格で眠っている」可能性がある、まさに宝の山です。
特に、ホビー専門ではないため、ガンプラに対する価値を正しく理解していない店員さんが値付けしている場合があり、人気キットが格安で手に入ることもあります。

リサイクルショップで狙うべきは、「箱は開いているが、パーツは未開封のまま」のキットです。これは、一度開封しただけで満足してしまった人や、作る時間がなくなった人が手放したもので、中身は新品同様なのに安価で手に入るチャンスがあります。

ただし、パーツ欠品や説明書の有無は必ず確認しましょう。心配な場合は、レジで「中身を確認させてください」とお願いしてみるのがおすすめです。

メルカリ・Yahoo!オークションでの安全な購入テクニック

フリマアプリやオークションは、在庫が豊富な反面、高額転売や詐欺のリスクもあるため、慎重な対応が必要です。

安全に購入するためのポイントは、以下の3点です。

  1. 出品者の評価を確認する: 悪い評価が多い、または新規アカウントの出品者からは購入を避ける。
  2. 商品の状態を細かく質問する: 「パーツの欠品はありませんか?」「ランナーは全て揃っていますか?」など、具体的な質問を投げかけ、回答の曖昧な出品者は避ける。
  3. 定価+送料程度で検討する: 異常に高額な出品には手を出さない。メーカーの再販を待った方が賢明です。

特に、「素組み品」や「ジャンク品」は、部品取りや改造の素材として非常に優秀です。完成品を分解して塗装の練習に使ったり、オリジナルのミキシングビルド(複数のキットのパーツを組み合わせる)の素材にしたりと、ガンプラの楽しみ方が広がりますよ。

【再販カレンダー】人気ガンプラの再入荷時期を効率的に知る方法

ガンプラ探しにおいて、最も重要な情報源の一つが「再販カレンダー」です。
なぜなら、ガンプラは「常に作っている」のではなく、「決まった時期に決まったキットが再生産される」というサイクルで市場に出回っているからです。
このサイクルを把握すれば、「売ってない」状態を予測し、備えることができるようになります。

バンダイホビーサイトの公式情報と非公式情報の活用

再販情報は、まずバンダイホビーサイトの公式情報をチェックするのが基本です。ここでは、翌月以降の再販予定が公開されています。ただし、ここで公開されるのはあくまで「予定」であり、金型メンテナンスや生産状況によって変更される可能性があることを頭に入れておきましょう。

さらに重要なのは、非公式の「再販カレンダー」サイトやSNSアカウントです。
これらは、複数のホビーショップや問屋からの情報を集約し、より詳細な入荷時期を予測してくれています。もちろん非公式なので情報の正確性は保証されませんが、多くのモデラーが参考にしている信頼性の高い情報源です。

「ガンプラ 再販カレンダー」で検索すれば、複数のサイトが見つかりますので、いくつか信頼できそうな情報源をフォローしておくことをお勧めします。

再販情報を見た後の「入荷待ち戦略」

再販カレンダーで狙いのキットの入荷月が分かったら、あとはその日に向けて行動するのみです。

  1. 入荷月の前月末から情報収集を強化: 実際に店舗に並ぶのは、再販予定月の初旬〜中旬が多いです。
  2. 複数の販売店をリストアップ: ヨドバシ、ビック、Joshin、地元の模型店など、購入候補となる店舗の入荷頻度や販売方法を事前にチェックしておきます。
  3. SNSで「入荷報告」をチェック: Twitter(X)などで「ガンプラ 入荷」「〇〇(店舗名)ガンプラ」といったキーワードを検索し、実際に商品が並んだという報告がないかチェックします。

この戦略的な動きによって、発売日組と同じように、再販組の争奪戦で優位に立つことができるわけです。

ガンプラが売ってない時に試すべき「代替キット」のススメ

どうしても欲しいキットが売ってない!そんな時、ただ指をくわえているだけではもったいないです。
モモストアから、「ガンプラと同じくらい楽しめて、かつ比較的在庫が見つけやすい」他社やバンダイの別シリーズのキットをご紹介します。

バンダイの「30 MINUTES MISSIONS (30MM)」シリーズ

ガンプラと同じバンダイスピリッツから発売されている「30 MINUTES MISSIONS(30MM)」シリーズは、今、非常に人気を集めているプラモデルです。

「組み立てやすさ」「改造のしやすさ」「低価格」の三拍子が揃っており、初心者から上級者まで幅広く支持されています。パーツが共通規格なので、複数の機体やオプションパーツを組み合わせて、オリジナルの機体を簡単に作ることができます。

ガンプラに比べて生産数が確保されているのか、比較的店頭に並んでいることが多いため、「何か作りたい!」という熱意をすぐに満たしてくれます。ガンプラで培った技術を30MMで試してみるのも楽しいですよ。

コトブキヤなどの他社メーカーのプラモデル

ガンプラ以外にも、素晴らしいプラモデルを世に送り出しているメーカーはたくさんあります。

特に有名なのは「コトブキヤ」です。代表的な「フレームアームズ」や「メガミデバイス」などのシリーズは、その精密なディテールや可動域の広さで、熱狂的なファンを持っています。

コトブキヤのキットは、ガンプラよりもパーツ数が多い傾向がありますが、その分、完成度の高いメカや美少女モデルが手に入ります。ガンプラに疲れたら、一度他社のキットに浮気してみるのも、模型趣味の幅を広げる良いきっかけになるはずです。

代替キットの選択肢 特徴 在庫の傾向
30 MINUTES MISSIONS バンダイ製、改造が簡単、低価格。 ガンプラより在庫が見つけやすい。
コトブキヤ (フレームアームズ) 精密なディテール、上級者向け、改造パーツが豊富。 コアなファンが多いが、ガンプラほどの爆発的な品薄は少ない。
タミヤ・ハセガワなどのスケールモデル 戦車、飛行機、自動車など。リアル志向。 ホビーショップでは定番品が常に在庫あり。

諦めないで!田舎や地方の店舗で在庫を見つけるための裏ワザ

都心部の競争率の高さに嫌気がさしたら、思い切って「地方」に目を向けてみるのはどうでしょうか?
モモストアの調査では、人口密度が低い地域の店舗ほど、人気キットが残っている確率が高いという結論に至っています。

「高速道路のサービスエリア」近くの店舗を狙う

これはあまり知られていない裏ワザかもしれません。
高速道路のサービスエリア(SA)やパーキングエリア(PA)の近くにある、地元のお土産屋さんや、小さなショッピングセンター内の店舗をチェックしてみてください。

これらの店舗は、主要なホビーショップの検索からは漏れてしまうことが多く、遠征組や転売ヤーの行動範囲外になっている可能性があります。
旅行や出張のついでに、スマホでサクッと近隣の模型店を検索し、立ち寄ってみると思わぬ収穫があるかもしれません。ドライブがてらのガンプラ探しは、それ自体が楽しい趣味になりますよ。

あえて「おもちゃ」の扱いが小さい店舗を回る

ガンプラは「ホビー」として扱われますが、お店によっては「おもちゃ」として扱われている場合があります。

具体的には、ホームセンターやドラッグストアの片隅にあるおもちゃコーナーです。

これらの店舗では、仕入れ担当者がホビーに詳しいわけではないため、人気キットかどうかに関わらず、一律で入荷していることがあります。陳列も雑然としていることが多いですが、その分、誰もチェックしないデッドスペースに、人気キットが残っているケースがあるんです。

ただし、入荷数は非常に少ないので、見つけたらすぐにゲットすることをお勧めします。これはまさに「運」に左右される探し方ですが、意外と成功率が高い裏ワザの一つです。

この方法でガンプラを探す際のポイントは、「主要都市から少し離れた郊外」を選ぶことです。都市部から離れるほど、ガンプラを求めるライバルが減る、という単純な理屈ですが、非常に有効ですよ。

モモストアが考える!これからガンプラとどう向き合うべきか?

ガンプラが売ってないという問題は、今後も完全に解消されることは難しいかもしれません。需要は増え続け、メーカーの生産体制も限界があるからです。
しかし、「手に入らない」という状況を楽しむくらいの余裕を持つことで、ガンプラ趣味はさらに奥深いものになります。

手に入らないキットを待つ間に「技術を磨く」

欲しいキットが手に入らない期間を、「自分の模型制作スキルを磨くための準備期間」と捉えてみてはいかがでしょうか。

例えば、以下のようなスキルアップに時間を使えます。

  • 塗装の練習: 安価なプラモデルやジャンクパーツを使って、エアブラシや筆塗りの技術を磨く。
  • 道具のメンテナンス: ニッパーやピンセット、デザインナイフなどの道具をメンテナンスし、次の制作に備える。
  • 情報収集: プロのモデラーの作品を写真や動画で研究し、次に挑戦したいテクニックを学ぶ。
  • 素組みのレビュー: すでに持っているキットを改めて素組みし、可動域やプロポーションを研究する。

技術を磨いておけば、いざ手に入った時に、そのキットを最高の状態で完成させることができます。「待つ時間」を「成長の時間」に変えることで、ガンプラ趣味はより充実しますよ。

「作るガンプラ」から「集めるガンプラ」への意識改革

ガンプラの楽しみ方は、完成させることだけではありません。

「あの時、欲しかったあのキットを手に入れた」というコレクションとしての満足感も、大きな魅力の一つです。もし、作る時間がなくても、手に入れたキットを積んでおくこと(俗にいう「積みプラ」)も、立派な趣味の形です。

「いつか作るぞ」という目標があるだけで、仕事や学業へのモチベーションにも繋がりますよね。

そして、作る時が来たら、その時の最新の技術を使って丁寧に仕上げる。これもまた、長いスパンでガンプラと向き合う素敵な方法です。

ガンプラが売ってないという状況は、私たちファンにとっては少し寂しいことかもしれませんが、それだけガンプラが世界中で愛されている証拠でもあります。

焦らず、楽しんで、この記事で紹介した方法を参考に、あなたのガンプラライフを充実させてくださいね!

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