ダイソーの穴釣りロッドはどこで買える？売ってる場所と在庫の探し方を徹底解説！

ダイソーで手軽に買えると話題の「穴釣りロッド」、みなさんも探しているのではないでしょうか？
770円（税込）という破格の値段で本格的な穴釣りが楽しめることから、釣り初心者さんやファミリー層の間で爆発的な人気を集めています。
でも、人気すぎて「どこに売ってるの？」「在庫がない！」という声もよく聞きますよね。
この記事では、ダイソーの穴釣りロッドを確実にゲットするための具体的な販売場所と在庫の探し方をモモストアが徹底解説します！
さらに、このロッドと一緒に揃えるべきおすすめのダイソー釣り具や、もし売り切れだった場合の代用アイデアまで、全てお教えしますよ。

ダイソーの「穴釣りロッド」ってどんな商品？人気の秘密を深掘り！

ダイソーから2024年6月に登場した「穴釣り用ミニロッド」は、なぜこれほどまでに釣り人の間で話題になっているのでしょうか？
その最大の魅力は、やはり「価格」と「性能」のバランスにあります。
一般的な釣り具メーカーの穴釣りロッドが安くても1,500円～2,000円程度で販売されている中、ダイソーのこのロッドはなんと770円（税込）！
この価格で、十分に実釣に耐えうるスペックを持っているというのが驚きですよね。

驚異のコスパ！穴釣りロッドの基本的なスペック

まずは、このロッドの基本的な仕様を見ていきましょう。このスペックを770円で実現している点が、コスパ最強と言われる所以です。

項目	仕様	特記事項
価格（税込）	770円	破格の1,000円以下！
全長	約56cm（1.83ft）	短く、テトラなどの足元狙いに最適
自重	約61g	非常に軽量で、お子さんや女性でも扱いやすい
素材	グラスファイバー	粘りがあり、不意の大物にも対応しやすい
継数	1本（ワンピース）	構造がシンプルでトラブルが少ない
錘負荷の目安	2号～8号（約7.5g～30g）	ブラクリや重めの仕掛けにも対応
対応リール	スピニング/ベイト両対応	お手持ちのリールが使えます

特に注目したいのが、全長56cmという短さです。穴釣りは文字通り、テトラポットや岩場の隙間に仕掛けを落とし込む釣り方なので、長いロッドはかえって邪魔になってしまいます。
このミニロッドは、足元をピンポイントで狙うのに最適な設計になっているんです。
また、自重がわずか61gと非常に軽いため、長時間の釣行でも疲れにくいというメリットもあります。ファミリーフィッシングや、ちょっとした小物釣りを楽しみたい方には、まさに理想的な一本だと言えるでしょう。

穴釣りロッドで狙える魚たち

「短い竿でどんな魚が釣れるの？」と疑問に思うかもしれませんね。このロッドは、パッケージにも記載されている通り、主に根魚（ねざかな）をターゲットにしています。
具体的には、以下のような魚が狙えますよ。

• カサゴ（ガシラ）：最もポピュラーなターゲット。煮付けや唐揚げが絶品です。
• メバル：引きが強く、食べても美味しい人気の根魚。
• ムラソイ：カサゴによく似ていますが、より強烈な引きを楽しむことができます。
• アイナメ：高級魚としても知られ、独特の体色が特徴的です。
• タケノコメバル：地域によっては「ベッコウゾイ」とも呼ばれ、春から初夏にかけてよく釣れます。

これらの魚は、基本的に岩の隙間やテトラの穴に潜んでいるため、遠くに投げる必要がなく、釣り初心者の方でも手軽にチャレンジできるのが穴釣りの良いところです。
ダイソーロッドの柔軟なグラスファイバー素材は、岩に潜ろうとする根魚の強烈な引きにも粘り強く対応してくれると評判ですよ。

ダイソーの穴釣りロッドは、その手軽さとコスパの良さから、釣りの敷居を一気に下げてくれた革命的なアイテムだと言っても過言ではありません。
まずはこのロッドで、気軽に釣りをスタートしてみてはいかがでしょうか。

穴釣りロッドはダイソーのどこに売ってる？具体的な売り場を解説

この人気の穴釣りロッドを手に入れるために、まず知っておきたいのは「どこに行けば見つかるのか」ということですよね。

全国のダイソーで売ってる？取り扱い店舗の現実

まず大前提として、ダイソーの釣具は、全店舗で取り扱いがあるわけではありません。ここが最も重要なポイントです。
ダイソーは店舗によって取り扱う商品の種類やジャンルが大きく異なります。特に、釣具のようなホビー・レジャー用品は、店舗の規模や立地条件に左右されることが多いんです。

• 大型店舗：駅ビル内の大型店やロードサイドの大型独立店舗など、売り場面積が広い店舗では、釣具コーナーが充実している可能性が高いです。
• 郊外店舗：海や川、湖といった釣り場に近い地域にある店舗も、釣具の需要が高いため、在庫を多く置いている傾向があります。
• 小型店舗・都心店舗：オフィス街や駅構内の小型店舗、生活用品がメインの店舗では、ほとんど取り扱いがないか、あっても針やオモリなどの消耗品に限定されていることが多いです。

そのため、「とりあえず近所のダイソーに行ってみよう」というスタンスだと、空振りに終わってしまう可能性が高いので注意が必要です。
釣具の取り扱いに力を入れている店舗、つまり「レジャー用品のコーナーが広い店舗」を狙って探すのが成功の鍵となります。

ロッドが陳列されている売り場の特徴

穴釣りロッドを見つけるための具体的な売り場ですが、ダイソー店内では主に以下のコーナーに陳列されています。

売り場名	主な陳列場所	チェックポイント
釣り用品コーナー	他の釣り針、オモリ、ルアー、仕掛けが集まっている場所	釣具を専門に扱っている店舗なら必ずここにあります。
アウトドア・レジャーコーナー	キャンプ用品、バーベキュー用品、スポーツ用品、旅行グッズなどがある場所	釣具コーナーがない店舗の場合、このレジャー用品の棚に紛れていることがあります。
DIY・園芸用品の近く	店舗によっては、なぜか工具や園芸用品の棚の端に置かれていることもあります。	ロッドが長いため、縦置きの陳列棚の側面などを確認してみましょう。

穴釣りロッドは、仕舞寸法が56cmと短いため、他の長いロッドとは異なり、リールや仕掛けが並んでいる釣具什器の棚の端に立てかけてあることが多いです。
もし売り場が分からなければ、「釣り竿はどこにありますか？」と店員さんに尋ねるのが最も早いでしょう。特に「穴釣り用のミニロッド」であることを伝えるとスムーズです。
しかし、店員さんも商品の場所は知っていても、リアルタイムの在庫数までは把握していない場合が多いので、次に紹介する「確実な在庫確認方法」を試すのがベストです。

確実にゲットしたい！在庫の有無を確認する一番確実な方法

「せっかく足を運んだのに売り切れだった…」という事態は避けたいですよね。特に人気のダイソー釣り具は、入荷してもすぐに売り切れてしまうことが珍しくありません。
ここでは、無駄足を踏まないために、最も確実な在庫確認方法を解説します。

電話で問い合わせるのが最強の策

ダイソーの公式ウェブサイトでは、残念ながら「この店舗に穴釣りロッドの在庫があるか」をリアルタイムで検索できる機能は提供されていません。
そのため、店舗に直接電話で問い合わせるのが、今のところ最強かつ唯一の確実な方法です。

問い合わせの際に、ただ「穴釣りロッドありますか？」と聞くだけでは、店員さんが商品を特定しにくい場合があります。以下の情報をまとめて伝えることで、スムーズに確認してもらえますよ。

• 商品名：「穴釣り用ミニロッド（56cm）」または「770円の穴釣りロッド」
• JANコード：4550480500843
  このJANコードを伝えることで、店員さんは正確に商品のデータベースを検索できます。電話する前に、このコードをメモしておくことを強くおすすめします。
• カラー：ピンク×ブルー、またはブルー×イエローなど、希望するカラーがあれば伝えてみましょう。（ただし、在庫確認が最優先です）

在庫確認後の行動計画

電話で在庫があることが確認できたら、すぐに店舗へ向かいましょう！ただし、一つ注意点があります。

取り置きは可能？

ダイソーでは、基本的に商品の取り置きサービスを行っていない店舗が多いです。
特に770円という低価格帯のアイテムや、回転率の高い人気商品については、断られてしまう可能性が高いと考えておきましょう。
在庫があることを確認しても、店舗に到着するまでの間に他のお客さんが購入してしまうリスクはゼロではありません。

そのため、在庫確認の電話をした後は、できるだけ早くお店に到着できるように移動を開始するのが鉄則です。
また、電話で在庫を聞く時間帯も重要です。開店直後の忙しい時間帯や、閉店間際は避けて、比較的余裕のある平日の午後などに連絡すると、丁寧に対応してもらいやすいですよ。

人気商品だけに、在庫の確保はスピード勝負になります。JANコードをフル活用して、効率的にゲットを目指しましょう！

ダイソーの穴釣りロッドはオンラインでも買える？通販情報をチェック

「近くにダイソーの大型店がない」「仕事が忙しくてなかなか店舗に行けない」という方にとって、オンライン通販で購入できるかどうかは非常に気になるところですよね。

公式オンラインストア「ダイソーネットストア」の利用

結論から言うと、ダイソーの穴釣りロッドは公式オンラインストア「ダイソーネットストア」で購入可能です！
店舗での在庫を探し回る手間を考えれば、ネットストアを利用するのは非常に賢い選択肢と言えます。
「ダイソーネットストア 穴釣り特集」（Google検索で確認）

ただし、オンラインストアを利用する際には、いくつかの注意点があります。

• 最低注文金額：ダイソーネットストアでは、1回の注文につき合計金額が1,100円（税込）以上でなければ購入できません。（※時期によって変動する場合があります。）
  穴釣りロッドは770円なので、他の消耗品（釣り針、オモリ、エサなど）を一緒に購入して最低金額をクリアする必要があります。
• 送料：別途送料がかかります。送料は配送地域によって異なりますが、基本的に店舗で購入するよりは割高になります。
  もし、他に欲しいダイソー商品（収納グッズや日用品など）があれば、この機会にまとめて購入するのがおすすめです。
• 在庫状況：オンラインストアでも人気商品であるため、在庫切れになっていることがあります。
  特に釣りシーズンに入ると、品切れの状態が続くことも珍しくありません。サイトをこまめにチェックするか、入荷通知を設定しておくと良いでしょう。

フリマアプリやECサイトでの購入は？

ダイソーネットストア以外にも、Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングといったECサイトや、メルカリなどのフリマアプリでも、ダイソーの穴釣りロッドが出品されていることがあります。

メルカリなどのフリマアプリ

フリマアプリでは、「新品未開封」の商品が頻繁に出品されています。

• メリット：店舗やネットストアで在庫切れでも見つかる可能性がある。
• デメリット：定価よりも高いプレミア価格で販売されていることがほとんどです。
  770円のロッドが1,500円～2,000円で売られていることもあります。定価を大きく上回る場合は、次に紹介する他のメーカーのロッドを購入した方がお得になる可能性もあります。

Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング

これらの大手ECサイトでは、ダイソーの商品を専門に転売している業者が出品している場合があります。こちらも定価より高くなる傾向がありますが、他の釣り具とセットになっていたり、ポイント還元を考慮するとお得になるケースもあります。
もし、フリマアプリやECサイトで探す場合は、価格と送料、商品の状態（新品か中古か）をよく比較してから購入するようにしてくださいね。

オンラインで購入する際は、まずは公式のダイソーネットストアをチェックし、在庫がなければフリマアプリやAmazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングで「穴釣りロッド」を検索してみる、という流れがおすすめです。

穴釣りロッド以外にも！ダイソーで揃えるべきおすすめの釣り具リスト

穴釣りロッドを無事ゲットしたら、次は仕掛けやエサなどの周辺アイテムを揃える必要がありますよね。
安心してください！ダイソーはロッドだけでなく、穴釣りに必要なほぼすべての道具が揃ってしまうくらい、釣り具コーナーが充実しているんです。

必須アイテム！仕掛け・オモリ・エサの選び方

穴釣りを始めるために絶対に必要となるアイテムと、ダイソーでのラインナップを紹介します。

仕掛け：ブラクリ仕掛け

穴釣りの定番中の定番が「ブラクリ仕掛け」です。
オモリと針が一体になっており、根掛かりしにくく、魚が潜んでいる穴の中に効率よく仕掛けを送り込むことができます。
ダイソーでは、ブラクリ仕掛け（オモリ付き）が110円（税込）から販売されています。号数（重さ）は、穴釣りロッドの錘負荷（2号〜8号）に合わせて、3号〜6号あたりを選んでおくと使いやすいでしょう。

エサ：常温保存できるエサが便利！

穴釣りは足元で手軽に楽しめる釣りですが、生きたエサを用意するのは少し面倒ですよね。
ダイソーでは、常温で保存できる便利なエサがラインナップされています。

• 常温保存生エサ Hitくん（イカ・ナチュラルなど）：
  常温で持ち運びができるため、コンビニの冷蔵ケースを探し回る必要がありません。
  イカの切り身状になっており、根魚が好むアミノ酸系の集魚剤が練り込まれているため、食いつきも抜群です。
• ワーム（疑似餌）：
  ワームと呼ばれるゴム製の疑似餌も、ダイソーで多数販売されています。
  特に甲殻類や小魚を模したタイプは、カサゴやメバルといった根魚に効果的です。
  エサ持ちが良いので、頻繁にエサを付け替えるのが面倒な方におすすめです。

リール：最低限の機能があればOK

穴釣りロッドはスピニングリールとベイトリールの両方に対応しています。
ダイソーでもリールは販売されていますが、特にベイトリールは本格的なものが多く、1,000円〜2,000円台の価格設定です。
初心者のうちは、ダイソーの2000番程度のスピニングリール（550円など）で十分です。

• スピニングリール：シンプルでトラブルが少なく、安価なものが多い。
• ベイトリール：クラッチ操作で仕掛けを素早く落とせるため、穴釣りの効率を上げるには最適です。予算に余裕があれば、外部メーカーのエントリーモデルを検討するのも良いでしょう。（「ベイトリールの選び方 初心者向け」と検索してみてください。）

あると便利な周辺グッズ

これらがなくても釣りはできますが、快適性や安全性を高めるために、ぜひ一緒に揃えておきたいアイテムです。

アイテム名	ダイソーでの価格例	用途・必要性
折りたたみバケツ	330円～550円	釣った魚や、手を洗うための水を入れておくのに必須。コンパクトにたためて便利。
フィッシュグリップ	110円～330円	カサゴやメバルには鋭いヒレやトゲがあるため、魚を安全に掴むために使います。手を怪我から守ってくれます。
プライヤー（ペンチ）	110円～220円	釣れた魚の口から針を外す際や、道糸を切る際に使用。釣り専用でなくてもOK。
メジャーステッカー	110円	釣った魚のサイズを測るためのステッカー。記念撮影や記録に役立ちます。

このように、ダイソーに行けば、ロッドとリール、仕掛け、エサ、小物まで、トータルで2,000円～3,000円程度で穴釣りをスタートできてしまいます。
ぜひこれらのアイテムをリストアップして、ロッドと一緒に購入してみてくださいね。

そもそも「穴釣り」って何？初心者でも楽しめる釣りの魅力

「穴釣りロッド」を探しているけれど、そもそも「穴釣り」って具体的にどんな釣りなの？という疑問を持っている方もいるかもしれませんね。
このセクションでは、穴釣りの基本的な概念と、その魅力について、初心者の方にも分かりやすく解説していきます。

穴釣りの定義と主な釣り場

穴釣りとは、防波堤のテトラポット（消波ブロック）や、岩場の隙間（穴）に潜んでいる魚を狙って、仕掛けを足元に落とし込む釣り方のことを指します。
一般的に釣りは、沖に向けて仕掛けを投げることが多いですが、穴釣りは投げずに垂直に落とすのが特徴です。

主な釣り場は、以下の通りです。

• テトラポット：防波堤沿いに積み重ねられたコンクリートの塊。隙間が魚の絶好の隠れ家になっています。
• ゴロタ石（岩場）：海岸線にある大小の岩が積み重なった場所。岩と岩の間に魚が潜んでいます。
• 漁港の岸壁の際：岸壁と水底の間にできたわずかな隙間や、コンクリートの割れ目なども対象になります。

特にテトラポットの穴は、潮の流れや外敵から身を守るために魚が集まりやすい場所です。
魚たちは暗くて狭い場所を好む習性があり、仕掛けを穴の奥底まで送り込むことで、高確率で魚に出会うことができるんです。

穴釣りが「初心者向け」と言われる理由

穴釣りが釣り初心者さんや、子供連れのファミリーに特におすすめされるのには、いくつかの理由があります。

理由	詳細	メリット
1. 遠投不要	仕掛けを遠くに投げ込む必要がないため、キャスティングの技術が不要です。	誰でもすぐに始められる。
2. 準備が簡単	ブラクリ仕掛けとエサさえあればOK。複雑な道具や結び方を覚える必要がありません。	手軽で荷物が少ない。
3. アタリが多い	魚の巣をピンポイントで狙うため、魚が潜んでいればすぐに反応があることが多いです。	飽きずに楽しめる。
4. 短時間で楽しめる	ちょっとした空き時間や、他の釣りの合間にもサッと楽しめる手軽さがあります。	時間を選ばない。

ただし、テトラポットの上を歩く際は、足元が滑りやすく危険を伴いますので、必ずライフジャケットを着用し、動きやすい滑りにくい靴を履くなど、安全対策を徹底してくださいね。

釣りの醍醐味である「魚からの強いアタリ（反応）」を、特別な技術なしに味わえるのが穴釣りの最大の魅力です。

穴釣りについてさらに詳しく知りたい方は、「穴釣りの始め方とコツ」（Google検索で確認）と調べてみると、たくさんの情報が見つかりますよ。

ダイソー商品で楽しむ！穴釣りの基本的な仕掛けと釣り方のコツ

ダイソーの穴釣りロッドと周辺アイテムを揃えたら、いよいよ実釣です！
ここでは、ダイソー商品を活用した穴釣りの基本的な仕掛けの作り方と、釣果をアップさせるためのちょっとしたコツをモモストアが伝授します。

ダイソー仕掛けのセッティング手順

非常にシンプルなので、初めての方でもすぐにマスターできますよ。

1. リールをロッドに取り付ける：ダイソーの穴釣りロッドのリールシートに、リール（スピニングまたはベイト）をしっかり固定します。
2. ラインをガイドに通す：リールに巻かれている道糸（釣り糸）を、ロッドの先端にあるガイド（リング）に順番に通していきます。
3. ブラクリ仕掛けを結ぶ：道糸の先端に、ダイソーで購入したブラクリ仕掛けを結びます。
   結び方は「電車結び」や「ユニノット」といった簡単な結び方で十分です。
4. エサをセットする：ブラクリの針に、ダイソーの常温エサ（イカの切り身など）をしっかりと刺します。
   エサが外れにくいように、針の軸の部分まで通すように意識しましょう。

釣果を上げるための「落とし方」と「誘い方」のコツ

穴釣りのキモは、仕掛けを落とす場所と、魚を惹きつけるための「誘い」にあります。

穴の選び方：まずは水深をチェック！

テトラポットや岩場には無数の穴がありますが、魚がいる穴といない穴があります。

• 深さがある穴を狙う：水深がある程度ある穴（2m以上が目安）の方が、魚が潜んでいる可能性が高いです。
• 潮通しの良い場所：潮の流れがある場所の穴は、エサが流れ込みやすく、活性の高い魚が集まりやすいです。
• 危険な穴は避ける：ロッドを差し込んでも底が取れないほど深い穴や、足場が不安定な場所にある穴は、無理せず諦めましょう。

誘い方：シェイク＆ステイが基本！

仕掛けを穴の底まで落としたら、ただ待っているだけでは魚はなかなか食いつきません。魚に「エサがあるぞ！」とアピールするための「誘い」が重要です。

• 底をトントン叩く（シェイク）：仕掛けが底に着いたら、ロッドを上下に小刻みに動かし、オモリで海底を軽くトントンと叩くようにします。
  この動きで砂や泥が舞い上がり、魚の好奇心を刺激します。
• ステイ（待ち）：誘いの後は、数秒間ピタッと動きを止めます。
  魚は動いているものには警戒しますが、止まった瞬間に安心して食いついてくることが多いです。
• 少し巻き上げる：魚が岩陰から出てきて仕掛けをチェックしている場合があるので、底から10cm～20cmほどゆっくりと巻き上げてみるのも効果的です。

魚が食いつくと、ロッドの先が「ブルブルッ」と強く引き込まれます（これを「アタリ」と言います）。
アタリがあったら、慌てずにロッドを少し上に強く引き上げて（アワセ）、針を魚の口にしっかりとフッキングさせましょう。

ダイソーロッドはグラスファイバー製で粘りがあるため、魚が掛かった後も比較的安心してやり取りができますよ。ぜひこのコツを実践して、楽しい穴釣りを満喫してくださいね。

他の100均（セリア・キャンドゥ）でも穴釣りロッドは売ってる？比較してみた

ダイソーが穴釣りロッドを発売し、大きな話題になりましたが、「他の100円ショップ、例えばセリアやキャンドゥでも、同じような釣り竿は売っているの？」と疑問に思う方もいるかもしれません。
ここでは、ダイソーの穴釣りロッドを中心に、主要な100円ショップの釣り具事情を比較して、その違いを明確にします。

セリア・キャンドゥの釣り具の傾向

結論から言うと、セリアやキャンドゥでは、ダイソーのような「穴釣り専用のミニロッド」は今のところ（2024年12月現在）販売されていません。
両店舗とも釣り具の取り扱いはありますが、ダイソーと比べると、そのラインナップには大きな違いが見られます。

100均ストア	ロッドの有無	釣具の主なラインナップ	特徴
ダイソー	穴釣りロッド（770円）あり	リール、ルアー、ブラクリ、常温エサ、小物など、フルセットが揃う。	本格的なルアーやロッドなど、高価格帯（550円～1,100円）の商品も充実。
セリア	ロッドの取り扱いなし（竹製竿は除く）	釣り針、オモリ、ウキ、ハサミ、ケースなどの消耗品・小物が中心。	手芸・雑貨の側面が強く、釣り具は最小限のラインナップ。
キャンドゥ	ロッドの取り扱いなし（竹製竿は除く）	釣り針、ライン、スナップ、ルアーのワーム類など、消耗品が中心。	レジャー用品のコーナー自体が小さく、釣具の種類は限定的。

セリアやキャンドゥは、釣りのための「パーツ」や「消耗品」を110円で手に入れるには非常に優秀ですが、竿やリールといった「大物」は、現状ダイソーの一人勝ちと言える状況です。
特にダイソーの穴釣りロッドは770円と、100円ショップの枠を超えた価格設定だからこそ実現できた高性能商品なのです。

ダイソーロッドの優位性

ダイソーの穴釣りロッドが他の100均の追随を許さない主な優位性は以下の3点です。

• 専門性：「穴釣り専用」と銘打たれた、用途が明確なロッドであること。他の100均の釣り具は汎用品が多いです。
• 価格帯：770円という価格帯を選択したことで、グラスファイバー素材やしっかりしたガイドなど、実釣に耐えうる品質を確保できています。
• フルラインナップ：ロッド本体だけでなく、ブラクリ仕掛け、リール、エサまで、全てを同じ店舗で揃えられる利便性が非常に高いです。

もし、セリアやキャンドゥで穴釣りを始めようとする場合、ロッドとリールは外部の釣り具店で購入し、針やオモリ、小物類だけを100均で揃える、という形になってしまいます。
手軽に、そして安価に穴釣りを始めるなら、やはりダイソー店舗一択ということになりますね。

ただし、セリアやキャンドゥで販売されている釣り用の小物ケースや、釣り針を収納するクリアケースなどは、非常に使い勝手が良いので、ダイソーのロッドと一緒に活用するのもおすすめです！

【注意点】ダイソーの穴釣りロッドを購入する前に知っておきたいこと

ダイソーの穴釣りロッドは素晴らしい商品ですが、購入前に知っておくべきメリットだけでなくデメリットや注意点もあります。
これらを理解しておくことで、「思っていたのと違った…」という後悔をなくし、より快適に釣りを楽しむことができます。

ロッドの構造と耐久性に関する注意

グラスファイバー素材の特徴

このロッドの素材は「グラスファイバー」です。
これは折れにくいというメリットがある反面、カーボン素材のロッドと比べると「重い」「感度が低い」という特徴があります。

• 感度が低いとは？：魚がエサに食いついた（アタリがあった）際の振動が、手元に伝わりにくくなります。
  本格的なロッドに比べると、小さなアタリは感じ取りにくいかもしれません。
• 対策：ロッドの先端（穂先）を目視でしっかり確認することが大切です。穂先が「クンッ」と曲がったのを見逃さないようにしましょう。

継数と携帯性

このロッドは「1本継ぎ」（ワンピースロッド）です。
継ぎ目がないため強度が高く、魚の引きがダイレクトに伝わるというメリットがある一方、仕舞寸法（収納時の長さ）が56cmのままとなり、コンパクトに折りたためません。

• 携帯時の注意：車での移動なら問題ありませんが、電車や自転車で釣りに行く場合は、56cmのロッドが周囲に当たらないように注意して持ち運ぶ必要があります。
  ロッドケースなどに入れて、安全に持ち運びましょう。

使用後のメンテナンスと保管方法

ダイソーのロッドであっても、使用後は必ず適切なメンテナンスが必要です。海での釣りは、塩分によるサビや劣化が非常に早いため、特に注意してください。

1. 真水での洗浄：釣りが終わったら、すぐに真水（水道水）でロッド全体を洗い流してください。特にリールシートやガイド（リング）の塩分をしっかり落とすことが重要です。
2. 水分を拭き取る：乾いた布で水分を丁寧に拭き取ります。水分が残っていると、カビやサビの原因になります。
3. 日陰で乾燥：風通しの良い日陰で完全に乾燥させてから保管します。直射日光に当てるとロッドが劣化する原因になるので避けましょう。
4. リールシートの確認：リールを固定するネジの部分が塩で固着していないか、たまにチェックして動かしておきましょう。

「770円の竿だから適当でいいや」ではなく、長く快適に使うためにも、愛着を持って丁寧にお手入れをしてあげてくださいね。

ダイソー以外で穴釣りロッドを買うなら？おすすめの釣り具店とメーカー

もし、ダイソーの穴釣りロッドがどうしても手に入らない場合や、「もう少し本格的なものが欲しい」と感じた場合、次に検討すべきは一般の釣り具店やメーカー品です。
ダイソー製品に慣れたらステップアップとして、または緊急の代用品として、どのような選択肢があるのかを知っておきましょう。

釣り具の量販店をチェック

ダイソーのロッドが見つからない場合、まずは以下の釣り具量販店をチェックしてみましょう。これらの店には、安価なエントリーモデルの穴釣りロッドが必ず置いてあります。

• 釣具のポイント、タックルベリー、上州屋など：
  これらの大型量販店では、自社ブランドや、低価格帯のメーカーの穴釣りロッドを常時取り揃えています。
  価格帯は1,500円〜3,000円程度が中心で、ダイソー製品よりも感度や耐久性が向上しているものがほとんどです。
• 中古釣具店：
  タックルベリーなどの中古釣具店では、時折ほとんど使われていない穴釣りロッドが格安で手に入ることがあります。
  ロッドは消耗品ですが、穴釣りロッドは使用頻度が低い人も多いため、掘り出し物が見つかるかもしれません。

コスパ重視のおすすめメーカー

本格的な釣り具メーカー品の中でも、特にコスパが高く、初心者におすすめできる穴釣りロッドを出すメーカーを紹介します。

メーカー名	おすすめモデルの傾向	価格帯（目安）
プロマリン (PRO MARINE)	エントリーモデルが豊富。穴釣り専用の「ブラクリロッド」などが定番。	1,800円～2,500円
オルルド釣具	Amazonや楽天市場などのECサイト中心のブランド。デザイン性が高く、非常に安価。	2,000円～3,500円
アブガルシア (Abu Garcia)	「ズームサファリ」シリーズなど、デザイン性と携帯性に優れたロッドがある。	5,000円～8,000円

特にプロマリンやオルルド釣具の製品は、ダイソー製品に比べてロッドの感度が向上しており、魚の小さなアタリも取りやすいというメリットがあります。
「釣りの楽しさをもっと深く味わいたい」と感じたら、これらのメーカーのエントリーモデルへのステップアップを検討してみるのが良いでしょう。

Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでも、「穴釣りロッド 激安」などで検索すると、これらのメーカーの安価な商品がたくさん見つかりますよ。

穴釣りロッドが売り切れでも大丈夫！代用できるアイテムと活用術

最寄りのダイソーに行っても穴釣りロッドが売り切れだった…そんな時でも諦める必要はありません！
穴釣りは、実は専用のロッドがなくても楽しむことができる手軽な釣りなんです。ここでは、穴釣りロッドが手に入らない場合の代用アイテムと、その活用術を解説します。

代用できるロッドとその注意点

穴釣りロッド（56cm）は短いことが特徴ですが、この短さを確保できれば、他のロッドでも代用が可能です。

ダイソーのルアーロッド（1.2m）を代用する

ダイソーには、穴釣りロッド（770円）の他にも、ルアーロッド（1.2m、1,100円）などが販売されています。

• 活用術：1.2mは穴釣りロッドに比べると長いですが、テトラポットの上から少し離れた穴を狙う際には、かえって便利です。
• 注意点：ロッドが長い分、テトラの穴の真上から仕掛けを落とすのが難しくなります。また、狭い場所での取り回しには注意が必要です。

コンパクトな振り出し竿（テレスコピックロッド）

一般の釣り具店で売られている、仕舞寸法が短いコンパクトな振り出し式の万能竿も代用できます。

• 活用術：1m〜1.5m程度の長さであれば、比較的穴釣りに使いやすいです。
• 注意点：価格は2,000円程度からとダイソーよりは高くなりますが、継ぎ数が多い分、携帯性は抜群です。

延べ竿（のべざお）を代用する

リールを使わない、和竿のような延べ竿（のべざお）も代用可能です。

• 活用術：ロッドの先端に直接道糸を結び、ブラクリ仕掛けを付けて使います。リールトラブルの心配がありません。
• 注意点：水深が深い穴や、魚が掛かった際に糸を手で引っ張る必要があるため、大物には対応しにくいです。

ロッドなしで楽しむ「手釣り」という選択肢

究極の代用策として、ロッドを使わずに道糸を手に持って行う「手釣り」という方法もあります。

• 手釣りのメリット：魚のアタリがダイレクトに指先に伝わるため、ロッドよりも感度が高く、小さな魚のアタリも楽しめます。
• 必要な道具：道糸を巻き付けるための「たこ糸巻き」や「PEライン用スプール」、そしてブラクリ仕掛けとエサだけ。ダイソーで売られている安価なライン（道糸）を活用できます。

穴釣りロッドが売り切れで手に入らなかったとしても、これらの代用アイテムや手釣りで、まずは穴釣りの楽しさを体験することができます。
ロッドがなくても釣りはできますので、ぜひ「手釣り」から試してみるのも面白いですよ。

穴釣りロッドに関するよくある質問（Q&A）

ダイソーの穴釣りロッドや、穴釣り自体に関して、読者の方からよく寄せられる質問とその回答をまとめました。

Q1: ダイソーの穴釣りロッドは「ワカサギ釣り」に使えますか？

A: 厳密には不向きですが、代用は可能です。
ダイソーの穴釣りロッドは、メバルやカサゴなどの「根魚（ねざかな）」をターゲットとして設計されています。そのため、竿の硬さ（調子）がワカサギ釣りには少し硬すぎると言えます。
ワカサギ釣りでは、魚の小さなアタリを取るために、非常に繊細で柔らかい穂先が必要とされます。

• 代用する際の注意：
  ワカサギのアタリは小さいため、穂先の動きを集中して見る必要があります。また、このロッドは仕舞寸法が56cmと短いため、ドーム船や氷上の穴釣りには使える長さです。
  本格的にワカサギを狙うなら、ダイソーのワカサギ専用の竿（以前は電動リールセットなども販売されていました）か、外部メーカーの専用ロッドの購入をおすすめします。

Q2: 穴釣りは危険ですか？子供でもできますか？

A: 場所を選べば安全です。子供でも楽しめますが、安全対策は必須です。
穴釣りの主な釣り場であるテトラポットの上は、足元が滑りやすく、非常に危険です。

• 安全な場所を選ぶ：テトラではなく、足場が平らな漁港の岸壁の際や、安全柵がある岩場などを選びましょう。
• 安全対策：
  • ライフジャケットは必ず着用させる。
  • 滑りにくい靴（スニーカーや長靴）を履かせる。
  • 子供から目を離さない。
    これらの対策を徹底すれば、穴釣りは仕掛けを落とすだけでアタリが来る楽しい釣りなので、お子さんの釣り入門には最適ですよ。

Q3: 穴釣りで使うブラクリ仕掛けの号数は、どう選ぶべきですか？

A: 釣る場所の水深と潮の流れによって選びましょう。
ダイソーの穴釣りロッドの錘負荷は2号〜8号（約7.5g〜30g）です。

号数（重さ）	推奨される状況	釣りのしやすさ
2号～4号	水深が浅い場所（2m未満）、潮の流れが緩やかな場所	魚のアタリが分かりやすい。
5号～8号	水深が深い場所（3m以上）、潮の流れが速い場所、風が強い日	仕掛けをまっすぐ落としやすい。

穴釣りは、仕掛けを垂直に落とすことが重要なので、潮に流されにくい重さを選ぶのが基本です。
初心者の方は、まずは5号程度から試してみて、流れ具合によって重くしたり軽くしたりするのがおすすめです。

これらのQ&Aを参考に、安全に楽しくダイソーの穴釣りロッドを活用してくださいね。

まとめ：ダイソーの穴釣りロッドを見つけて楽しい釣りをしよう！

この記事では、ダイソーで大人気の「穴釣り用ミニロッド」について、どこに売っているのか、どう探せば確実なのかを詳しく解説してきました。
最後に、ロッドをゲットするための重要なポイントをもう一度おさらいしておきましょう。

ダイソーの穴釣りロッドは、釣りの楽しさや手軽さを教えてくれる素晴らしい一本です。
もしこの記事を読んで興味が湧いた方は、ぜひ「カサゴの生態と釣り方」（Google検索で確認）なども調べて、根魚釣りの世界に飛び込んでみてください！
モモストアも、みなさんの楽しいフィッシングライフを応援しています！