iPhoneの有線イヤホンはどこで買える?販売店から選び方、種類まで徹底解説
iPhoneを使っているけど「やっぱり充電切れを気にせず使える有線イヤホンが好き!」という方や、急なリモート会議で「今すぐイヤホンが必要になった!」という方、多いのではないでしょうか?
ですが、Lightning端子に変わってから「どこで売ってるの?」と迷ってしまうこともありますよね。
この記事では、iPhoneの有線イヤホンが買える場所から、失敗しないための選び方、さらには最新のUSB-Cタイプまで、モモストアがわかりやすく解説します!
ぜひ最後まで読んで、あなたにぴったりのイヤホンを見つけてくださいね。
・いますぐ欲しい!コンビニやドラッグストアでの取り扱い状況
・100円ショップでも買える?ダイソー・セリアの有線イヤホン事情
・iPhone有線イヤホンを買うなら【大手家電量販店】がベストな理由
・Apple Store以外にも!携帯電話ショップでの購入メリット
- iPhoneの有線イヤホンが買える場所【実店舗編】
- いますぐ欲しい!コンビニやドラッグストアでの取り扱い状況
- 100円ショップでも買える?ダイソー・セリアの有線イヤホン事情
- iPhone有線イヤホンを買うなら【大手家電量販店】がベストな理由
- Apple Store以外にも!携帯電話ショップでの購入メリット
- オンラインショップなら種類豊富!Amazon・楽天・Yahoo!ショッピング
- Lightning接続?3.5mmジャック?iPhone有線イヤホンの種類と違い
- 音質だけじゃない!有線イヤホンを選ぶときの重要ポイント
- 【MFi認証】って何?iPhoneユーザーが知っておくべき規格
- iPhoneの新しい規格!USB-C接続イヤホンの現状と対応機種
- 有線イヤホンを長く使うためのお手入れと保管方法
- 中古でも大丈夫?メルカリやリサイクルショップで探すときの注意点
- 【モモストア解説】失敗しない有線イヤホン選びのQ&A
iPhoneの有線イヤホンが買える場所【実店舗編】

「今すぐ欲しい!」と思ったとき、すぐに駆け込める実店舗は心強いですよね。iPhone用の有線イヤホンは、一見すると専用品のため売っている場所が限られているように思えますが、実は様々な場所で手に入れることができるんです。
ただし、店舗によって品揃えや価格帯が大きく異なります。ここでは、主要な実店舗での取り扱い状況を詳しく見ていきましょう。
家電量販店(ヨドバシカメラ、ビックカメラ、ヤマダ電機など)
有線イヤホンを探すなら、まず訪れるべきは家電量販店です。
ここは品揃えの豊富さが圧倒的で、Apple純正品はもちろん、サードパーティ製のMFi認証モデル、ハイレゾ対応の高音質モデルまで、幅広いラインナップが並びます。
特に嬉しいのは、実際に試聴できるモデルが多いことです。音質はカタログスペックだけではわからない部分なので、自分の耳で確かめられるのは大きなメリットと言えます。
また、知識豊富な店員さんに相談できるのもポイント。予算や用途(通勤・通学、ゲーム、音楽鑑賞など)を伝えれば、最適なモデルを提案してくれますよ。Lightning変換アダプタなども豊富に揃っているので、もしイヤホン本体が見つからなくても、手持ちの3.5mmイヤホンを活かせるグッズが見つかる可能性が高いです。
ディスカウントストア(ドンキホーテなど)
「とりあえず安く手に入れたい!」という方におすすめなのが、ディスカウントストアです。代表的なのはドンキホーテですね。
ドンキホーテでは、驚きの安価なモデルから、ちょっとした高音質モデルまで、ユニークな商品が揃っていることが多いです。
ただし、Apple製品の専門知識を持つ店員さんがいるわけではないため、MFi認証の有無などは自分でパッケージをしっかり確認する必要があります。急ぎで安価なものが欲しい、または少し変わったデザインのものを探している、という時に覗いてみると掘り出し物が見つかるかもしれません。
携帯電話ショップ(ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルなど)
意外と忘れがちなのが、携帯電話ショップです。
iPhoneのキャリア(ドコモ、au、ソフトバンクなど)や、最近では楽天モバイルでも、充電器やケースと並んで純正品や推奨アクセサリーのイヤホンを取り扱っていることがあります。
特に、購入時にイヤホンも一緒に契約したい、または純正品を確実に手に入れたいという場合に便利です。ただし、品揃えは家電量販店に比べて限定的で、価格も定価販売が多い傾向にあります。
実店舗での購入は、商品を見て、触って、試せるという大きな利点がありますが、営業時間や在庫の有無がネックになることもあります。オンラインでの購入と併せて検討するのが賢明ですね。
いますぐ欲しい!コンビニやドラッグストアでの取り扱い状況
「電車に乗り遅れそう!」「出張先で忘れた!」など、一刻を争う事態でイヤホンが必要になったとき、頼りになるのがコンビニやドラッグストアです。これらのお店は24時間営業だったり、夜遅くまで開いていたりするので、緊急時には本当に助かりますよね。
では、実際にiPhone用の有線イヤホンは置いてあるのでしょうか?モモストアが調査した結果をお伝えします。
コンビニエンスストア(セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートなど)
多くのコンビニで、充電ケーブルやモバイルバッテリーと一緒に、イヤホンが販売されています。
しかし、店頭に並んでいるのは、主に3.5mmの汎用イヤホンか、最新機種で使えるUSB-Cタイプのイヤホン、またはLightningへの変換アダプタであることが多いです。
iPhoneに直接接続できるLightning端子のイヤホン本体は、残念ながらすべての店舗にあるわけではありません。特に都市部の大きな店舗や、駅構内の店舗など、ビジネスマンの利用が多い場所では見かける確率が上がりますが、期待しすぎず、まずは変換アダプタの有無をチェックするのが現実的です。
もし3.5mmのイヤホンを持っているなら、コンビニで変換アダプタ(非純正品が多い)を購入すれば、急場をしのぐことは可能です。価格帯は1,000円〜2,000円程度で、あくまで「緊急用」として割り切るのが良いでしょう。
ドラッグストア(マツモトキヨシ、スギ薬局、ウエルシアなど)
最近のドラッグストアは、薬や化粧品だけでなく、日用品や食品、そして簡単な電化製品も取り扱うようになっていますよね。
イヤホンの取り扱いも増えていますが、コンビニと同様、Lightningイヤホン本体よりも変換アダプタや汎用性の高いイヤホンがメインです。
ただし、ドラッグストアは店舗の規模が大きいことが多く、家電コーナーや日用品コーナーに、安価なサードパーティ製のLightningイヤホンが紛れていることがあります。特に、大型のロードサイド店舗や、品揃えを強化している店舗を重点的に探してみてください。
また、ドラッグストアのポイントを利用して少しお得に購入できる可能性があるのも魅力の一つです。
緊急時に探すイヤホン・アダプタの優先順位
緊急でイヤホンが必要になった場合の、お店で見つけるための優先順位は以下の通りです。
| 優先度 | 商品名 | 対応可能な場所 | コメント |
| 第1位 | Lightning変換アダプタ | コンビニ、ドラッグストア、携帯ショップ | 手持ちの3.5mmイヤホンがあればすぐに利用可能。品揃えが多い。 |
| 第2位 | Lightning直結イヤホン | 大型コンビニ、一部ドラッグストア、家電量販店 | 変換不要で使えるが、置いていない店舗も多い。 |
| 第3位 | USB-C直結イヤホン | コンビニ、ドラッグストア | iPhone 15以降の機種なら利用可能。iPhoneの機種を確認。 |
どこにでもある「3.5mmイヤホン」と「変換アダプタ」のセットを狙うのが、最も早く解決する可能性が高いですよ。
より詳細な店舗検索については、こちらのリンクから試してみてくださいね。お近くのコンビニの取り扱いをGoogleで調べる
100円ショップでも買える?ダイソー・セリアの有線イヤホン事情
「できれば出費は抑えたい!」「音質にはこだわらないから、とりあえず音が聞ければOK!」という場合、真っ先に頭に浮かぶのが100円ショップですよね。ダイソーやセリア、キャンドゥなどでは、最近の技術進化のおかげで、100円とは思えないほど便利な商品がたくさん並んでいます。
では、iPhoneユーザーが求める有線イヤホンや関連商品は、本当に100円(税込み110円)で手に入るのでしょうか?
結論から言うと、Lightningイヤホン本体はほぼ見つかりません。ですが、iPhoneの「音を聞く」という目的を果たすための代替品や周辺機器は、驚くほど充実しています。
100円ショップで見つかるのは「変換アダプタ」と「汎用イヤホン」
100円ショップで手に入るのは、以下の2パターンが中心です。
3.5mmステレオミニプラグの汎用イヤホン
これはスマホやPC、ゲーム機など、多くの機器で使われている最も一般的なイヤホンです。音質は価格相応ですが、音声を聞くという目的はしっかり果たしてくれます。
これをiPhoneで使うためには、別途Lightning変換アダプタが必要になります。
Lightning変換アダプタ(非純正)
これが100円ショップの真骨頂!最近では、3.5mmジャックをLightning端子に変換するためのアダプタが、なんと300円〜500円(税込み330円〜550円)で販売されていることがあります。
純正品が3,000円以上するのに対し、この価格は非常に魅力的です。
ただし、100円ショップや安価なサードパーティ製品のアダプタは、OSのアップデートで急に使えなくなるリスクがあること、そしてマイクやリモコン機能に対応していないものが多いという点に注意が必要です。特に通話や会議で使う予定がある方は、機能が制限される可能性があることを覚えておきましょう。
USB-C接続の有線イヤホンはダイソーで見かけることも
iPhone 15以降のモデルはUSB-C端子を採用したため、今後は100円ショップでもUSB-C接続の有線イヤホンを見かける機会が増えるかもしれません。
実際、ダイソーではすでにUSB-C関連のケーブルや変換アダプタが豊富に揃っており、イヤホンも今後主流になっていく可能性が高いです。
もしあなたのiPhoneがUSB-Cモデル(iPhone 15以降)なら、100円ショップでイヤホン本体が手に入る可能性もゼロではありません。訪れた際にはチェックしてみてくださいね。
安価な製品を使う際は、「自己責任」という意識が少し必要になりますが、緊急時やサブとして使う分には100円ショップの製品は賢い選択肢と言えるでしょう。
| ショップ名 | Lightningイヤホン | 3.5mmイヤホン | 変換アダプタ |
| ダイソー | ほぼ無し | 豊富(110円〜) | 有り(330円〜550円) |
| セリア | ほぼ無し | 豊富(110円) | 有り(330円〜550円) |
| キャンドゥ | ほぼ無し | 豊富(110円〜) | 有り(330円〜550円) |
iPhone有線イヤホンを買うなら【大手家電量販店】がベストな理由
「もう失敗したくない!」「長く使える良いものが欲しい!」という、品質や安心感を重視する方にとって、iPhoneの有線イヤホンを購入する場所として大手家電量販店がベストな選択肢であるとモモストアは断言します。
なぜなら、家電量販店には他の店舗にはない、購入後の満足度を高めるための要素がすべて揃っているからです。
圧倒的な品揃えと選択肢の多さ
家電量販店のイヤホンコーナーは、まさに「イヤホンの博物館」のようです。
数千円のモデルから数十万円の高級モデルまで、価格帯も幅広く、メーカーも国内外のあらゆるブランドが揃っています。
特にiPhoneユーザーにとって重要なのは、MFi認証(Made for iPhone/iPad/iPod)を受けた製品が豊富に揃っている点です。この認証があることで、OSアップデート後も安心して使えるという保証が得られます。
また、Lightning接続だけでなく、iPhone 15以降で採用されたUSB-C接続のモデルもすでに多数入荷しており、最新の規格にもしっかり対応しています。
試聴環境の充実と店員さんの専門知識
家電量販店が他の店舗と決定的に違うのは、「試聴できる環境」が整っていることです。イヤホンは音質が命。実際に自分のiPhoneに接続して、普段聴いている音楽や動画で音の傾向を確かめられるのは、失敗を防ぐ最大のポイントです。
さらに、オーディオ機器専門の店員さんが常駐していることも多いです。彼らはイヤホンの音響特性、ケーブルの素材、ブランドごとの特徴、そしてApple製品との相性について深い知識を持っています。
「ロックをよく聴く」「低音が響くものがいい」「リモートワークで通話品質も重視したい」といった、具体的な要望を伝えれば、予算内で最も適切なモデルを教えてくれるでしょう。
安心のアフターサービスとポイント還元
高額なイヤホンを購入する際、気になるのが保証です。
家電量販店では、独自の延長保証サービスを提供していることが多く、万が一の故障や断線時にも安心して対応してもらえます。また、購入金額に応じてポイントが還元されるため、実質的な購入価格が下がるのも嬉しいメリットです。このポイントを次の充電器やスマホケースの購入に充てることもできますね。
これらの理由から、特に音質にこだわりたい方や、長く安心して使いたい方は、まずは最寄りの家電量販店に足を運ぶことをモモストアは強くおすすめします。
どの家電量販店がご自宅の近くにあるか、営業時間も含めて調べてみましょう。大手家電量販店の店舗情報をGoogleで検索
Apple Store以外にも!携帯電話ショップでの購入メリット
iPhoneのアクセサリーというと、Apple Storeや家電量販店を思い浮かべがちですが、実は携帯電話ショップ(キャリアショップ)も、iPhoneユーザーにとって見逃せない購入場所なんです。
キャリアショップで購入するメリットは、単に商品が手に入るというだけでなく、その「安心感」と「相談のしやすさ」にあります。
純正品・キャリア推奨品を確実に手に入れられる
ドコモ、au、ソフトバンクといった大手キャリアのショップでは、iPhoneの販売と同時にアクセサリーも取り扱っています。
店頭に並んでいるのは、ほとんどがAppleの純正品、または各キャリアが品質を保証した推奨アクセサリーです。そのため、「非純正品で動作がおかしくなったらどうしよう…」といった不安を感じる必要がありません。
特に、Lightning接続のEarPodsなど、Apple純正の有線イヤホンを定価で確実に手に入れたい場合や、保証がしっかりしている製品を選びたい場合に最適です。
購入と同時に使い方やトラブルを相談できる
キャリアショップの最大のメリットは、スタッフがiPhoneのエキスパートであるという点です。
もし、「変換アダプタを使っても音が鳴らない」「通話だけうまくできない」といったトラブルが起きたとき、その場でイヤホンとiPhoneの接続を確認してもらいながら相談することができます。
これは、特にデジタル機器が苦手な方にとっては非常に心強いサポートになります。イヤホンだけでなく、スマホ本体の操作や契約内容に関する疑問も同時に解決できるため、「ついで買い」の場所としても優秀です。
ポイント利用でお得に購入可能
多くのキャリアでは、携帯電話の利用料金に応じてポイントが付与されますよね。
このポイントをイヤホンの購入代金に充当できるケースがほとんどです。
「貯まっていたポイントで、実質タダで新しいイヤホンをゲット!」なんてことも夢ではありません。
ただし、品揃えは家電量販店に比べると限定的です。高性能なハイレゾ対応モデルや特定のブランドの製品を探している場合は、家電量販店やオンラインショップの方が適しています。
まずは、ご自身のキャリアのショップを訪れて、取り扱いを確認してみましょう。
| 購入場所 | メリット | デメリット |
| キャリアショップ | ・純正品や推奨品で安心 ・iPhoneの専門家に相談可能 ・キャリアポイントが使える |
・品揃えが限定的 ・価格は定価販売が多い |
| 家電量販店 | ・圧倒的な品揃え ・試聴可能 ・専門知識豊富な店員 ・ポイント還元がある |
・選択肢が多すぎて迷う ・純正品が品切れのことも |
オンラインショップなら種類豊富!Amazon・楽天・Yahoo!ショッピング
実店舗で「探しても見つからない」「もっと多くの種類から比較したい」と感じたら、次の選択肢はオンラインショップです。
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングといった大手ECサイトは、もはやイヤホン探しの主戦場と言っても過言ではありません。
「世界中にあるほとんどすべてのイヤホン」が、あなたのスマホやPCから数クリックで手に入る時代です。実店舗では到底比べ物にならないほどの種類と在庫の豊富さが最大の魅力です。
オンラインショッピングの3つの大きなメリット
価格比較が簡単で最安値を見つけやすい
ECサイトでは、複数の販売店が同じ商品を扱っていることが多いため、一目で価格を比較できます。
セールやクーポンが頻繁に開催されており、実店舗よりも安く購入できるチャンスが多いです。また、ポイント還元率も店舗や時期によって異なるため、最もお得なタイミングを狙って購入することができます。Amazonのタイムセールや楽天のスーパーセールなどは特に狙い目です。
ユーザーレビューが豊富で失敗を防げる
実際にそのイヤホンを使った人の生の声(レビュー)を大量に確認できるのは、オンラインならではの大きなメリットです。
「音質の傾向」「リモコンの使いやすさ」「ケーブルの耐久性」「Lightning接続の安定性」など、カタログスペックだけではわからない詳細な情報を、購入前に知ることができます。ただし、レビューの中にはサクラもあるので、極端に良い評価や悪い評価だけでなく、全体の平均点や具体的なコメントを参考にすることが重要です。
中古品や限定品を探すならメルカリや専門サイト
「このブランドの前のモデルが欲しい」「限定カラーを探している」といった場合は、メルカリやラクマなどのフリマアプリ、または中古専門のオーディオ機器販売サイトが活躍します。
特にメルカリでは、使用期間の短い美品が定価よりも安く出品されていることが多く、掘り出し物に出会えるチャンスがあります。
ただし、中古品は動作保証がないことや、ケーブルの断線リスクがあるため、出品者の評価や商品の状態(写真)をしっかり確認してから購入しましょう。
購入時の注意点:純正品と認証品の確認
オンラインで非純正品を購入する際、最も注意したいのが「MFi認証」の有無です。MFi認証のない安価な製品は、iPhoneのOSがアップデートされた途端に使えなくなる(「このアクセサリは使用できません」と表示される)リスクがあります。
商品説明文に「MFi認証取得」と明記されているか、信頼できるブランドの製品であるかを必ず確認してください。
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングは、自宅にいながらにして、幅広い選択肢から最良の製品を見つけられる最強のツールですよ。
Lightning接続?3.5mmジャック?iPhone有線イヤホンの種類と違い
iPhone用の有線イヤホンを探していると、「Lightning」や「3.5mm」「USB-C」など、さまざまな接続方法があって混乱しますよね。特にAppleは機種によって接続端子を変えてきた歴史があるため、自分のiPhoneにどれが合うのかを理解しておくことが、失敗しないための第一歩です。
ここでは、iPhoneで使える主要な有線イヤホンの種類と、それぞれの特徴をわかりやすく解説します。
Lightning接続(EarPodsなど)
iPhone 7からiPhone 14までのモデルで主流だった、Apple独自のコネクタに直接接続するタイプです。
【特徴】
・直接接続: 変換アダプタが不要で、直接iPhoneの充電ポートに挿すだけで使えます。
・デジタル接続: iPhone本体から出力されるデジタル信号をイヤホン側でアナログ信号に変換するため、理論上はノイズの影響を受けにくいとされています。
・MFi認証: サードパーティ製品を購入する場合、必ずMFi認証(Made for iPhone/iPad/iPod)の有無を確認する必要があります。認証がないと、OSアップデートで使用不能になるリスクが高いです。
3.5mmステレオミニプラグ+変換アダプタ
これは最も古典的で、世界中のオーディオ機器で使われている標準的な接続方法です。iPhoneでこれを使うには、「Lightning – 3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタ」が必要になります。
【特徴】
・幅広い選択肢: 世の中のほとんどの有線イヤホンがこの規格です。そのため、高級なオーディオイヤホンや、お気に入りのデザインの製品など、選択肢が無限に広がります。
・アナログ接続: 変換アダプタを介してiPhoneに接続しますが、変換アダプタ内部にDAC(デジタル-アナログ変換機)が内蔵されています。
・充電問題: イヤホンを使っている間は充電ができないというデメリットがあります。この問題を解決するには、充電とイヤホン接続の両方が可能な二股のアダプタが必要になります。
USB-C接続(iPhone 15以降)
iPhone 15以降のモデルで採用された、最新の国際標準規格です。
【特徴】
・最新規格: AndroidスマホやMacBook、iPadなどとも共通で使えるため、互換性が非常に高いです。
・市場拡大中: 今後はこの規格のイヤホンが主流になるため、新製品も続々と登場しています。
・汎用性: 3.5mm変換アダプタもUSB-C規格のものが多く販売されており、こちらも種類が豊富です。
あなたのiPhoneに合う接続はこれ!
| お使いのiPhone | 接続端子の種類 | 推奨されるイヤホン |
| iPhone 6s以前 | 3.5mmジャック有り | 3.5mmイヤホンを直接接続 |
| iPhone 7 〜 iPhone 14 | Lightning端子 | Lightning直結イヤホン or 3.5mmイヤホン+Lightning変換アダプタ |
| iPhone 15以降 | USB-C端子 | USB-C直結イヤホン or 3.5mmイヤホン+USB-C変換アダプタ |
あなたのiPhoneがどのモデルか確認して、最適な接続方法を選んでくださいね。どの規格が良いか迷ったら、こちらの詳細情報も参考にしてみてください。iPhoneの接続規格の違いをGoogleで比較する
音質だけじゃない!有線イヤホンを選ぶときの重要ポイント
有線イヤホンを選ぶ際、「音質が良ければそれでOK!」と考えがちですが、実はiPhoneとの連携や使用シーンを考えると、音質以外にもチェックすべき重要なポイントがいくつかあります。
特に有線イヤホンは毎日使うものだからこそ、使い勝手が悪いとストレスになります。モモストアが考える、後悔しないための3つの重要ポイントをご紹介します。
マイクとリモコンの機能性
通勤中や作業中に電話がかかってきたとき、イヤホンでそのまま通話できると便利ですよね。
多くの有線イヤホンには、ケーブルの中間にリモコンとマイクが内蔵されていますが、iPhoneと連携できるかどうかは製品によって異なります。
確認すべきポイントは以下の通りです。
- 通話機能: マイクの感度やノイズキャンセリング機能の有無。リモート会議や通話が多い方は、マイクの品質にこだわりましょう。
- リモコン機能: 再生/一時停止、曲送り/曲戻し(ダブルクリック/トリプルクリック)、音量調整(プラス・マイナスボタン)がiPhoneの標準機能で動作するかどうか。
- 対応OS: 特に安価なサードパーティ製品は、iOSのバージョンアップに対応できず、リモコンやマイクだけが急に使えなくなることがあります。必ず製品仕様で確認してください。
ケーブルの耐久性と材質
有線イヤホンの最大の弱点は「断線」です。特に、カバンの中で絡まったり、ドアに挟んだり、雑に扱ったりすると、あっという間に片側が聞こえなくなってしまいます。
耐久性を重視するなら、以下の点に注目しましょう。
- ケーブルの太さ: 細すぎるケーブルは断線しやすいです。適度な太さがあるものを選びましょう。
- 被覆(ひふく)の材質: TPE素材などの柔軟性があり、絡まりにくい素材がおすすめです。また、布巻き(ファブリック)のケーブルは、摩擦に強く、絡まりにくいという利点があります。
- プラグの根元(ブッシュ): ケーブルがプラグの根元でしっかり補強されているか(ブッシュが太いか、L字型になっているか)を確認してください。ここが最も断線しやすいポイントです。
MFi認証の有無(Lightning接続の場合)
前述の通り、Lightning接続のイヤホンを選ぶなら、「MFi認証(Made for iPhone/iPad/iPod)」は必須のチェック項目です。
MFi認証は、Appleが定める性能基準を満たし、動作保証を与えられた製品にのみ付与されます。パッケージにMFiロゴが入っているかどうかを確認しましょう。この認証があることで、安心して長く使うことができます。
イヤホンを選ぶ際は、この3つのポイントを忘れずにチェックして、あなたに最適な一本を見つけてくださいね。
【MFi認証】って何?iPhoneユーザーが知っておくべき規格
iPhoneユーザーがLightning接続のアクセサリーを選ぶ際、必ず耳にするのが「MFi認証」という言葉です。これは「Made for iPhone/iPad/iPod」の略称で、Appleが互換性と品質を保証するプログラムのことです。
この認証の有無は、イヤホンを快適に長く使えるかどうかに直結する、非常に重要な規格なんです。
では、なぜMFi認証が必要で、具体的にどんなメリットがあるのかをモモストアが解説します。
MFi認証がないとどうなるの?
MFi認証のない非純正品のイヤホンや充電ケーブルを使うと、次のようなトラブルが発生する可能性が高くなります。
- OSアップデート後の使用不可: iOSがバージョンアップされた際、iPhoneが「非公認のアクセサリー」と判断し、「このアクセサリは使用できません」という警告が表示され、突然使えなくなることがあります。
- 動作の不安定さ: 通話中にノイズが入ったり、リモコンの操作が効かなくなったり、最悪の場合はiPhone本体がフリーズする原因になることもあります。
- 充電の遅延や危険性: 特に充電関連のアクセサリーでは、充電速度が極端に遅くなったり、発熱して危険な状態になったりするリスクもあります。
MFi認証品の3つのメリット
動作保証による安心感
Appleが「この製品はiPhoneで正しく動作します」と太鼓判を押しているため、将来的なOSアップデートにも対応しており、安心して使い続けることができます。これは特に、サードパーティ製の商品を選ぶ上で最も大きなメリットです。
高い品質と耐久性
認証を受けるためには、Appleが定める厳しい品質基準や安全基準をクリアする必要があります。そのため、MFi認証品は、非認証品に比べて耐久性や安全性が高く、製品寿命も長くなる傾向があります。
最新機能への対応
認証プロセスを経ることで、製品はiPhoneの最新の電力要件やデータ通信プロトコルに適合します。これにより、最適な音質と安定した接続が保証されます。
もしあなたがLightning接続の有線イヤホンを探していて、家電量販店やオンラインショップでたくさんの製品を比較しているなら、パッケージにMFiロゴが印刷されているかどうかを必ずチェックしてください。
少し価格が高くても、長い目で見ればMFi認証品を選ぶ方が結果的に経済的でストレスフリーになりますよ。
MFi認証プログラムの詳細や、公認メーカーの一覧はこちらで確認できます。MFi認証製品をAppleのサイトで検索
iPhoneの新しい規格!USB-C接続イヤホンの現状と対応機種
2023年に登場したiPhone 15シリーズ以降、iPhoneの接続端子は長年使われてきたLightningから、国際標準規格であるUSB Type-C(USB-C)へと変更されました。これはiPhoneユーザーにとって大きな変化であり、有線イヤホンの選び方にも影響を与えています。
ここでは、最新規格であるUSB-C接続の有線イヤホンの現状と、どの機種で使えるのかを解説します。
USB-C接続の有線イヤホンが増加中
iPhone 15シリーズの登場を受け、家電メーカー各社からUSB-C接続の有線イヤホンが一気に発売されています。
【メリット】
・高い汎用性: Mac、iPad、Androidスマートフォン、Nintendo Switchなど、USB-C端子を持つほとんどのデバイスで共通して使えます。
・高音質化: USB-Cは規格上、より大きな電力と高速なデータ転送が可能です。これにより、ハイレゾ音源に対応した高音質のDAC(デジタル-アナログ変換機)をイヤホン本体に内蔵しやすくなり、音質向上に繋がっています。
・MFi認証不要: USB-Cは国際標準規格のため、LightningのようなMFi認証は不要です(ただし、Apple製品との互換性を示す認証プログラムはあります)。
USB-C対応機種と使用方法
USB-C接続の有線イヤホンがそのまま使えるのは、以下の機種です。
| 機種名 | 接続端子 | 使用方法 |
| iPhone 15 | USB-C | USB-C直結イヤホンをそのまま接続 |
| iPhone 15 Plus | USB-C | USB-C直結イヤホンをそのまま接続 |
| iPhone 15 Pro | USB-C | USB-C直結イヤホンをそのまま接続 |
| iPhone 15 Pro Max | USB-C | USB-C直結イヤホンをそのまま接続 |
| iPhone 14以前のモデル | Lightning | USB-Cイヤホンはそのままでは使用不可です。LightningからUSB-Cへの変換アダプタが必要です。 |
もしあなたがiPhone 14以前のモデルを使っていて、将来的にiPhone 15以降に機種変更を検討しているなら、今からUSB-C接続のイヤホンを選んでおくのも一つの手です。ただし、その場合は、LightningからUSB-Cに変換するアダプタを別途購入し、持ち運ぶ必要があります。
この規格変更により、今後は「iPhoneだから特別なイヤホンが必要」という考え方がなくなり、より幅広い製品を選べるようになるのは嬉しい変化ですね。USB-C規格の技術的な詳細について、さらに深く知りたい方はこちらのリンクをご参照ください。USB-C規格の詳細をGoogleで検索
有線イヤホンを長く使うためのお手入れと保管方法
お気に入りの有線イヤホンを見つけたら、できるだけ長く、良い音質で使い続けたいですよね。有線イヤホンの寿命を縮める最大の敵は「断線」と「汚れ」です。
特にiPhone用のイヤホンは、毎日持ち運ぶことが多いため、日頃のお手入れと保管方法が非常に重要になります。モモストアが実践している、簡単な長持ちテクニックをご紹介します。
断線を防ぐための3つの習慣
ケーブルは「8の字巻き」または専用ケースに
ケーブルをポケットやカバンにぐちゃぐちゃに入れてしまうと、中で絡まり、ケーブルの内部で無理な力がかかって断線してしまいます。
最も良いのは、オーディオファンが実践する「8の字巻き」でケーブルに負荷をかけずにまとめる方法です。もし難しければ、絡まりにくいようにゆるく束ねて、専用の小さなポーチやケースに入れて持ち運ぶようにしましょう。
プラグの抜き差しは「根元」を持つ
iPhoneからイヤホンを抜くとき、ついついケーブルを引っ張ってしまいがちですが、これは断線の最も大きな原因です。必ずイヤホンのプラグ(LightningやUSB-C端子のプラスチック部分)の根元を持って、まっすぐ抜き差しするように徹底してください。特に変換アダプタを使う場合は、アダプタの根元とイヤホンの根元、両方で負荷がかからないように注意が必要です。
イヤホンを挿したままポケットに入れない
iPhoneにイヤホンを挿したままポケットやカバンに入れると、コネクタ部分に横方向の強い力がかかってしまい、iPhone側の端子やイヤホン側のプラグを痛めてしまいます。
一時的に離れる場合でも、必ずプラグを抜いてから収納しましょう。
音質劣化を防ぐための簡単なお手入れ
イヤホンの音質は、耳垢やホコリがイヤーピースの奥にある「音の出口」に詰まることで劣化します。
- イヤーピースの清掃: イヤーピース(耳に入れるシリコン部分)は、定期的に取り外して中性洗剤で水洗いしましょう。完全に乾かしてから装着してください。
- 本体のメッシュ清掃: イヤーピースを外したイヤホン本体のメッシュ部分に耳垢が詰まっていたら、乾いた綿棒や柔らかい歯ブラシで優しくかき出すか、ブロワーで吹き飛ばしましょう。
- プラグの清掃: LightningやUSB-Cプラグの金属部分を、乾いた布で軽く拭き、ホコリが付着していないか確認します。
ほんの少しの手間で、イヤホンは長く最高のパフォーマンスを維持してくれますよ。正しい清掃方法について、専門家の解説も読んでみましょう。イヤホンの正しい清掃方法をGoogleで検索
中古でも大丈夫?メルカリやリサイクルショップで探すときの注意点
「最新モデルじゃなくていいから、とにかく安くApple純正のEarPodsが欲しい!」「生産終了したあの名機をもう一度手に入れたい!」という、特定のモデルを安価に探したい場合、中古市場は非常に魅力的な選択肢になります。
メルカリやラクマなどのフリマアプリ、ハードオフなどのリサイクルショップは、掘り出し物が見つかる宝庫ですが、同時に失敗のリスクも伴います。中古品購入で後悔しないための注意点をモモストアがまとめました。
中古の有線イヤホン購入で特に注意すべき3つのポイント
断線と接触不良のリスク
中古の有線イヤホンで最も多いトラブルは「断線」です。見た目では綺麗でも、ケーブルの内部が傷ついていることがあります。
・写真確認: ケーブルの根元やプラグの接続部など、負荷がかかりやすい部分の写真が鮮明に写っているかを確認しましょう。
・動作確認: 出品者に「左右の音出し、マイク、リモコンの動作確認済みですか?」と質問し、具体的な回答を得るようにしましょう。「動くはずです」ではなく、「直近で確認しました」という回答が理想です。 ・片耳だけ動作: 片側のイヤホンだけが聞こえない、またはノイズが入るという接触不良は、中古品ではよくあることです。この症状が出た場合、修理は非常に困難です。
MFi認証のない偽造品・コピー品
特にApple純正品や有名ブランドのLightningイヤホンは、精巧な偽造品が出回っていることがあります。
フリマアプリで相場よりも極端に安い価格で出品されている場合は、警戒が必要です。偽造品はMFi認証がなく、iPhoneのOSアップデートですぐに使えなくなったり、音質が極端に悪かったりします。
・出品者の評価: 過去の取引評価をチェックし、信頼できる出品者かどうかを見極めましょう。
・商品名: 「純正品と同じ」「互換品」といった曖昧な表現ではなく、正式な型番が記載されているかを確認しましょう。
衛生面(イヤーピースとメッシュ)
中古のイヤホンは、他人の耳に入っていたものですので、衛生面を気にする方も多いでしょう。
出品されている写真で、イヤーピースや音の出口のメッシュ部分に耳垢や汚れが付着していないかを確認してください。もし汚れているようであれば、購入後に自分で消毒・清掃する手間を覚悟するか、購入を控えるべきです。
イヤーピースは新しいものに交換すれば解決しますが、本体の汚れはなかなか落ちません。
中古品は、これらの注意点をクリアできるのであれば、賢くお得に高性能なイヤホンを手に入れる素晴らしい方法ですよ。
【モモストア解説】失敗しない有線イヤホン選びのQ&A
最後に、iPhone用の有線イヤホン選びで、お客様から特によく寄せられる疑問にお答えします。モモストアの視点で、あなたの疑問を一気に解決して、自信を持って購入できるようにサポートします!
Q1: 「純正品とMFi認証のサードパーティ製品、どちらがいいですか?」
A: 結論から言うと、用途によります。
純正品(EarPodsなど)は、音の傾向がiPhoneで最も最適化されており、価格も比較的安価で、最も安心感があります。特別な音質へのこだわりがなく、普段使いが目的なら純正品がおすすめです。
MFi認証のサードパーティ製品は、音質、デザイン、機能(ノイズキャンセリング搭載など)の選択肢が格段に広がります。例えば、「特定のブランドの音作りが好き」「低音がしっかり出るものが欲しい」といった、音質へのこだわりがある方は、サードパーティ製品を選びましょう。必ず「MFi認証」のロゴを確認してくださいね。
Q2: 「Lightning接続とUSB-C接続、音質に違いはありますか?」
A: 厳密に言えば、音質は接続規格というより、内蔵されているDAC(デジタル-アナログ変換機)の性能に依存します。
LightningもUSB-Cもデジタル信号をやり取りする規格です。しかし、USB-Cはより新しい規格であり、高音質なDACを搭載しやすい設計になっています。そのため、最新のハイエンドモデルではUSB-C接続の製品に軍配が上がる傾向があります。
とはいえ、普段使いの範囲であれば、Lightning接続でもUSB-C接続でも、音質の差はほとんど感じられません。ご自身のiPhoneの機種(端子の種類)で選ぶのが最も賢明です。
Q3: 「断線しにくいケーブルはありますか?」
A: 断線しにくいケーブルにはいくつか特徴があります。
最もおすすめなのは、「編み込み(布巻き)ケーブル」または「太めのOFC(無酸素銅)ケーブル」を採用している製品です。布巻きは摩擦に強く絡まりにくく、OFCケーブルは内部の導体が折れにくい特性があります。
また、プラグの根元がL字型(カギ型)になっているものも、ポケットやスマホケースとの干渉が少なく、断線リスクを大幅に下げてくれます。購入時に「耐久性」や「高強度ケーブル」といったキーワードがパッケージに記載されているかを確認してみてください。
これらのQ&Aを参考に、あなたのiPhoneライフをより快適にする有線イヤホン選びを成功させてくださいね!

