ダイソーのネコポス箱は本当に売ってない？店舗在庫の探し方と代替品を徹底調査！

こんにちは、モモストアです！
フリマアプリやネットオークションが日常になった今、配送資材の中でもネコポス箱は「必需品」ですよね。

でも、「よし、ダイソーでネコポス箱を買おう！」と意気込んで行っても、
「いつ行っても売り切れで売ってない…」とガッカリした経験はありませんか？

実は、ネコポス箱が店頭から姿を消すのには、ちゃんと理由があるんです。
この記事では、ダイソーのネコポス箱の最新の販売状況から、
「売ってない！」ときの具体的な対処法、さらには
他の100均やネット通販でのおすすめの代替品まで、徹底的に解説していきます！

この記事を読めば、もうネコポス箱探しで困ることはありませんよ。

ダイソーのネコポス箱が「売ってない」と言われる本当の理由

「ダイソーに行ったのに、ネコポス箱がなかった！」という経験、本当に多いですよね。モモストアの周りのフリマユーザーさんからも、同じ声を聞くことがよくあります。
この「売ってない」状況は、単なる偶然やたまたまの品切れではないんです。そこには、需要と供給のバランスが大きく関わっています。

ネコポス箱が「幻の商品」になってしまう構造

ダイソーのネコポス箱は、基本的に110円（税込）で2枚入りや3枚入りといった高コスパで販売されています。メルカリなどの公式資材や、他のホームセンター・文具店で買うよりも断然お得なケースが多いんですね。この「安くて高品質」という点が、欠品を引き起こす最大の原因です。

具体的には、次の3つの理由が重なり合って、店頭からすぐに姿を消してしまいます。

1. フリマ市場の拡大による爆発的な需要増加
   メルカリやPayPayフリマなどの利用者が増え、ネコポスという便利な配送方法を選ぶ人が増えています。当然、ネコポス専用の資材の需要も爆発的に増えているわけですが、ダイソーの生産が追いつかないほどになっています。
2. プロの出品者による「まとめ買い」
   副業や本業として出品しているプロのフリマユーザーさんは、とにかくコストを抑えたいと考えます。1セットだけでなく、10セット、20セットと一気に購入していくため、在庫がすぐに底をついてしまいます。
3. 店舗ごとの在庫補充の頻度が低い
   ダイソーは人気商品が非常に多いため、ネコポス箱だけに特化して毎日在庫補充をするわけではありません。新商品や季節商品が優先されがちで、店舗によっては週に1〜2回しか補充されないこともあり、補充のタイミングを逃すと次はまた数日後、という状況になりやすいのです。

こうした構造を理解しておけば、「ああ、また売り切れか」と嘆くだけでなく、「どうすれば確実に手に入れられるか」という次のステップに進むことができます。在庫確保の具体的な裏技は、後の見出しで詳しく解説しますね。

ダイソーで売っているネコポス箱の具体的な仕様と人気度

ダイソーのネコポス箱は、何度かリニューアルを繰り返していますが、その人気は衰えません。特に人気の高いのは、厚さ2.5cmまでの薄型ダンボール箱で、アクセサリーや薄手の衣類を送るのに最適です。仕様のポイントをまとめてみました。

ダイソーの主なネコポス対応資材（人気商品）

商品名	厚さ（目安）	入数	価格（税込）	使い道
ネコポス用段ボール箱	約2.5cm	2枚	110円	衣類、雑誌、薄型グッズ
ネコポス対応クッション封筒	約2.5cm	2枚	110円	CD、DVD、精密機器
メール便用A4ビニール袋	最大3.0cm	5枚	110円	衣類、書類（厚さ調整が必要）

注意点として、ネコポスは「厚さ3.0cm以内」が公式規定ですが、ダイソーの箱は厚さ2.5cmを目安に作られているものが多いです。
これは、梱包材（プチプチなど）の厚みを考慮すると、2.5cmに抑えておいた方が安心だからです。ネコポスでサイズオーバーになってしまうと、宅急便料金になってしまうリスクがありますからね。
ダイソーがこの「安全マージン」をとった箱を提供していることも、ユーザーからの信頼が高く、結果的に品切れにつながっている一つの要因と言えるでしょう。

この見出しでは、ネコポス箱が売ってない理由とその人気ぶりを解説しました。次の見出しでは、具体的な商品のラインナップを見ていきましょう。

モモストアでは、フリマ出品をされる方に向けて、送料や資材に関するお得な情報も発信しています。ぜひ、最新のフリマ送料改定情報をチェックしてみてくださいね。

【サイズ別】ダイソーで取り扱いがあるネコポス対応品の全ラインナップ

ダイソーでネコポス箱を探すとき、「ダンボール箱」ばかりに目が行きがちですが、実はネコポスの規定サイズ（角形A4サイズ、厚さ3cm以内）をクリアできる商品は多岐にわたります。「売ってない」と思っても、別の商品で代用できる可能性が高いんですよ！

薄型・標準型：ダンボール箱と紙製ケース

まず、誰もが探す「箱型」の資材です。これらは商品の保護力が高く、発送準備も非常に簡単なので、最も人気があります。

主なネコポス対応ダンボール箱の種類

ダイソーでは、いくつかの種類のネコポス用ダンボール箱が販売されています。形状はほぼ同じですが、入数と厚みに若干の違いがあります。

• ネコポス箱（2枚入り）：
  サイズ：約31cm×22.6cm×2.5cm（内寸）。A4サイズがぴったり入ります。最も一般的なタイプで、在庫が最も早くなくなります。薄手の衣類やコミック本、雑誌を送るのに最適です。
• メール便用ケース（3枚入り）：
  こちらは「ネコポス」という名称はついていないことが多いですが、厚さが約2.0cm〜2.5cm程度のものが多く、ネコポスの規格内に収まります。入数が多いため、ヘビーユーザーに好まれます。
• B5サイズ対応ケース（2枚入り）：
  A4より一回り小さいB5サイズも、ネコポス対応が可能です。小さめのアクセサリーや雑貨を送るときに、無駄なスペースができないためおすすめです。

ここで大事なのが、「厚さ」に関する注意点です。ネコポスの上限は3.0cmですが、ダイソーの箱は、梱包後の厚さを考慮して2.5cmや2.8cm設計になっているものがほとんどです。購入する際は、パッケージに記載されている「対応サイズ」を必ず確認し、お手持ちのメジャーで箱を組み立てた後の厚みをチェックする癖をつけておくと安心です。

クッション性重視：クッション封筒とプチプチ袋

CD、DVD、スマホケース、小型のフィギュアなど、割れ物や衝撃に弱いものを送る場合は、クッション性のある資材が必須です。これらの商品は、ダンボール箱が売り切れていても、意外と棚に残っていることがあります。

ネコポス対応クッション資材の活用術

ダイソーのクッション資材には、以下の種類があり、ネコポスの厚さ3cm以内を満たせるものがたくさんあります。

1. ネコポス対応クッション封筒：
   茶封筒の内側にプチプチ（緩衝材）が貼られている一体型の封筒です。封入するだけで梱包が完了するため、手間がかからず非常に便利です。こちらも2〜3枚入りで110円で販売されていることが多く、手間を省きたい人には最強のアイテムと言えます。
2. A4サイズ対応プチプチ袋：
   商品そのものをこのプチプチ袋に入れ、さらに薄手の紙袋やビニール袋に入れて送る方法です。この方法だと、厚みをギリギリまで調整しやすく、柔軟性のある商品を送る際に特に重宝します。

これらのクッション資材は、ダンボール箱のコーナーではなく、梱包材や文具の封筒コーナーに置かれていることが多いので、探す場所を変えてみると見つかる可能性がアップします。在庫がないと諦める前に、ぜひチェックしてみてくださいね。モモストアでは、このクッション封筒がダイソーで手に入らない場合、ネットでのまとめ買いもおすすめしています。

ネコポス箱が欠品しやすい店舗の特徴と在庫を確保する裏技

「売ってない」のは単なる運ではない、とお伝えしましたが、実はネコポス箱の在庫状況には、店舗の立地や規模が大きく影響しています。欠品しやすい店舗の特徴を知り、逆に在庫を抱えやすい店舗を狙うことで、無駄足を踏むことが格段に減りますよ。

欠品しやすい店舗と在庫がありやすい店舗の見分け方

ネコポス箱がすぐに売り切れる店舗には、共通する特徴があります。

1. ターミナル駅周辺の大型店
   通勤・通学途中の人が多く立ち寄るため、フリマユーザーはもちろん、ビジネス利用で資材を急いで買う人も多く、需要が圧倒的に高いです。在庫の補充量も多いはずですが、それ以上に売れるスピードが速い傾向にあります。
2. 住宅街の中心にある生活密着型店舗
   近隣に住む主婦層や高齢者層など、フリマアプリの利用者が多いエリアの店舗は、やはり回転が速いです。特に週末の午前中は、大量購入者が現れる可能性が高く、要注意です。

逆に、在庫がありやすい狙い目の店舗は以下の通りです。

• 郊外のロードサイド店（車での来店がメイン）
  車でしか行けないような店舗は、手軽に立ち寄りにくいため、平日の在庫が安定しやすいです。フリマユーザーは資材購入のためにわざわざ車を出すことを厭わないため、少し遠くてもこちらを狙うのが賢明です。
• ショッピングモール内の小型〜中型店舗
  大型の路面店に比べ、店舗面積や在庫数が制限されている分、梱包資材コーナーが目立たない場所にあり、目につきにくいことがあります。これがかえって、在庫が残る要因になることがあります。

重要なのは、「フリマユーザーが最も立ち寄りやすい店舗」を避けることです。

在庫を確実に確保するための「3つの裏技」

在庫がどこにあるか分からない、という状況を打破するための具体的なテクニックを3つご紹介します。この裏技を使えば、無駄足を踏むことなくネコポス箱を手に入れられるはずです。

裏技1：開店直後の「朝イチ狙い」

これが最もシンプルな確実な方法です。多くのダイソーでは、前日のうちに品出し作業を行いますが、中には開店直前の朝の時間帯に補充を行う店舗もあります。また、プロの大量購入者は午後から動き出すことが多いため、開店時刻（10時前後）から1時間以内が、最も在庫が安定している時間帯です。このタイミングを狙うのが、一番効率が良いと言えます。

裏技2：電話で「品番」を指定して問い合わせる

ダイソーの店員さんに「ネコポス箱ありますか？」と聞いても、「今は売れてしまって…」と言われることが多いです。そこで活用したいのが「品番」です。人気商品の品番は、フリマ関連のSNSやブログで公開されていることが多いです。電話で「商品名と品番を伝えて、現在の在庫状況（何セットあるか）」を聞きましょう。これにより、店員さんもスムーズに検索でき、確実な情報を得られます。

裏技3：店員さんに「入荷予定日」を聞いて取り置きを依頼する

在庫がない場合でも、諦めてはいけません。在庫管理システムで「次回入荷予定日」を確認してもらいましょう。入荷が確定しているなら、「入荷次第、○セット取り置きをお願いできますか？」と頼んでみるのです。店舗によっては「取り置き不可」の場合もありますが、まずは聞いてみる価値は十分あります。特に、大量に購入したい場合は、事前に予約・取り置きを依頼するのが最も確実です。

このように、在庫がないと嘆く前に、戦略的に動くことでネコポス箱は手に入ります。モモストアでは、この裏技は他の人気商品、例えば人気の高見えポーチなどにも応用できるテクニックとして紹介しています。

ダイソー以外でネコポス箱を買える場所を徹底比較！100均・コンビニ・郵便局

ダイソーでネコポス箱が見つからなかったとしても、出品を止めるわけにはいきませんよね。幸い、ネコポス対応資材は様々な場所で手に入れることができます。ここでは、ダイソー以外の主な購入場所を徹底的に比較し、それぞれのメリット・デメリットを解説します。

主要な購入場所のメリット・デメリット一覧

ネコポス箱の購入場所比較

場所	主なメリット	主なデメリット	価格帯（目安）
セリア・キャンドゥ	ダイソーより在庫が安定していることがある。	種類が少ない。店舗数がダイソーより少ない。	110円（1〜2枚入り）
郵便局（ゆうパケット箱）	ゆうパケットも使える。全国どこでも買える。	ネコポス専用ではない。価格が割高。	65円〜80円程度/枚
コンビニ（ローソン・セブン等）	24時間いつでも買える。緊急時に便利。	ほとんどが宅急便コンパクトの資材。ネコポス箱は稀。	60円程度/枚（ネコポスに近いもの）
ホームセンター（カインズ・コーナン等）	種類が豊富。まとめ買いがお得。	100均より単価が高い。車での来店が必要なことが多い。	100円〜150円程度/枚

モモストアの結論として、ダイソーがダメなら、まずはセリアやキャンドゥなど他の100均を探すのが最もコストパフォーマンスが良いです。ただし、これらの店舗でも人気は高いので、見つからなかった場合は、次に「ネット通販」を検討することをおすすめします。

緊急時！24時間対応のコンビニ活用術

「今すぐ梱包して、今日の集荷に間に合わせたい！」という緊急時には、24時間営業しているコンビニが頼りになります。

ただし、コンビニで売っているのは、基本的にヤマト運輸の宅急便コンパクト専用箱（税込70円）や、ゆうパックの箱が中心です。ネコポス専用の資材は、残念ながらほとんどの店舗では取り扱いがありません。

では、コンビニでどうするべきかというと、「コンビニで売っている封筒や紙袋＋梱包資材」でネコポス規格に収めるというアプローチが現実的です。コンビニでは、レジ横などにA4サイズの角形2号封筒（1枚10円程度）や、小さなプチプチ（緩衝材）が売られています。これらを組み合わせて、ネコポスの厚さ3cmを厳密に測りながら梱包するのです。少々手間はかかりますが、緊急時の発送を諦めるよりは断然良いでしょう。

また、セブン-イレブンやファミリーマートでも、店舗によってはA4サイズのクリアファイルや厚紙が売られていることもあるので、それらを補強材として活用するのも一つの手です。もちろん、ダイソーのネコポス箱のように「完璧な形状」ではありませんが、一時的な対応としては十分です。

「ネコポス箱がない」＝「発送できない」ではないことを覚えておくと、フリマ出品のストレスが軽減されますよ。

セリア・キャンドゥのネコポス箱はダイソーとどう違う？サイズと価格比較

ダイソーのネコポス箱が売ってないなら、同じ100円ショップのセリアやキャンドゥをチェックするのは当然の流れですよね。しかし、これら3社の100均には、それぞれ特徴があります。特にネコポス箱に関しては、サイズ規格や入数、そしてデザインに明確な違いがあるんです。

100均3社のネコポス箱徹底比較

ここでは、最も重要な要素である「入数」「厚さ」「デザイン」で比較してみましょう。

主要100円ショップのネコポス対応資材比較

項目	ダイソー	セリア	キャンドゥ
入数（標準箱）	2枚入りが多い	1枚入りが多い	2枚入りが多い
標準の厚さ	2.5cm（安全マージン）	3.0cm（最大規格ぴったり）	2.8cm（中間的な設計）
デザイン・色	シンプルなクラフト色	白無地が多い。デザイン系も	クラフト色。商品名が分かりやすい
特徴	コスパ最高だが欠品率が高い。	3cmギリギリまで使いたい人向け。	薄型クッション封筒が充実している。

注目すべきは、セリアのネコポス箱です。セリアは、ネコポスの最大規定である「厚さ3.0cm」をフル活用できる箱を扱っていることが多いです。ダイソーの2.5cmでは入らない、厚手のトレーナーや少し分厚いハードカバーの本を送りたいときには、セリアの3.0cm箱が非常に重宝します。

セリアは「厚さ重視」、キャンドゥは「梱包材重視」

モモストアの体感として、この2つの傾向が強く出ています。

セリアのネコポス箱の強み

セリアの強みは、その「規格の限界まで攻める」設計です。特に、B5サイズの厚さ3cm対応箱など、細かいサイズバリエーションが充実している傾向があります。ただし、入数が1枚入りで110円となることもあり、ダイソーの「2枚入り110円」と比較すると、単価は若干高くなります。

しかし、「この厚さじゃないと送れない」という商品がある場合、多少単価が高くてもセリアの箱は非常に価値があります。フリマでは送料を抑えることが利益に直結するため、数円の資材代の差よりも、「ネコポスで送れるか、宅急便になるか」の差の方が遥かに大きいからです。

キャンドゥのネコポス対応資材の強み

キャンドゥは、クッション封筒やビニール製メール便バッグなど、箱以外のネコポス対応資材のラインナップが充実しています。特に、雨に強いビニール製のバッグは、衣類や濡れて困る商品を発送する際に非常に便利で、ダイソーやセリアでは見かけないデザインやカラーが展開されていることもあります。

フリマ出品をされる方は、ダイソーで箱が見つからなかったら、次はセリアで3.0cm箱を探し、それでも見つからなかったらキャンドゥでクッション封筒を探す、というローテーションを組むと、資材探しの効率がぐっと上がりますよ。

ダイソー、セリア、キャンドゥを巡る時間がなければ、やはりネットでのまとめ買いも賢い選択肢です。

今すぐネコポスで送りたい！おすすめの代用品と梱包のコツ

出品した商品がすぐに売れたのに、ネコポス箱が手元にない…！　こんな時に、焦って高価な資材を買ってしまうのはもったいないですよね。ここでは、ダイソーの箱が「売ってない」緊急事態でも、自宅にあるものでネコポス規格をクリアできる「代用品」と、それを上手に梱包するための具体的なコツをモモストアがご紹介します。

代用品として使える意外なアイテム

ネコポス箱の代用品として使えるアイテムは、実は身近にたくさんあります。重要なのは、「角形A4サイズ」「厚さ3cm以内」「最低限の強度」を満たすことです。

• お菓子やAmazonの空き箱
  これが最強の代用品の一つです。特に海外のお菓子やサプリメントの箱は、意外と頑丈なダンボールでできています。これを解体し、ネコポスのA4サイズ（31.2cm×22.8cm）に合わせてカッターでカットすれば、オリジナルの箱が作れます。
• 不要なクリアファイルや厚紙
  CDや書類など、曲がって困るものを送る場合、クリアファイルや厚紙で挟んで補強するだけで、強度が増します。これを封筒や紙袋に入れることで、ネコポスのサイズ上限をクリアしながら安全に送ることができます。
• アパレルブランドの紙袋・ビニール袋
  薄手の衣類やタオルなどを送る場合、頑丈なブランドの紙袋や、耐久性の高いビニール製のショッパーが使えます。厚さを測りながら、テープで余分な部分を折り込み、「A4サイズ」を厳密に作り出すのがコツです。

これらの代用品を使う際は、必ず梱包後のサイズがネコポスの規定（縦31.2cm以内、横22.8cm以内、厚さ3.0cm以内）をオーバーしないか、定規やメジャーで測る必要があります。

「厚さ3cm」をクリアするための裏ワザ梱包術

ネコポスで最もシビアなのは、やはり「厚さ3cm」の壁です。これをクリアするために、モモストア流の梱包術をご紹介します。

梱包のコツ1：圧縮袋やジップロックを活用する

冬物のセーターや厚手のパーカーなど、かさばる衣類を送る場合、衣類をそのまま箱に入れると簡単に3cmを超えてしまいます。そこで使うのが、衣類用の圧縮袋や、食品保存用のジップロックです。衣類をこれらに入れ、座ったり、掃除機で空気を抜いたりして、平たく圧縮してから梱包します。これにより、厚さが半分以下になることも珍しくありません。衣類がシワになりにくいよう、丁寧に畳んでから圧縮するのがポイントです。

梱包のコツ2：梱包材は最小限にする

「商品を安全に送りたい」という気持ちから、ついついプチプチを何重にも巻いてしまいがちですが、これが厚さオーバーの最大の原因になります。プチプチを巻くのは「割れやすい部分だけ」に限定し、商品の隙間を埋める緩衝材は、新聞紙やOPP袋（透明なビニール袋）の空気を利用してクッションにするなど、できるだけ厚みの出ない素材を選ぶことが大切です。

梱包のコツ3：最終チェックは「モノサシ」で！

郵便局やコンビニのレジ横には、「厚さ測定定規」が設置されていることが多いですが、できれば発送前に自宅でチェックしたいですよね。3cmの厚さを正確に測るには、「3cmのモノサシ」または「3cmの隙間」を用意するのが確実です。例えば、3cm厚の板や、3cmにカットしたダンボールの切れ端を用意し、梱包した資材がその隙間をスムーズに通るかを確認しましょう。少しでも引っかかるようなら、サイズオーバーの危険性があります。

これらのコツを活用すれば、ダイソーの箱がなくても、問題なくネコポスで発送が可能です。もし、もっと高品質で耐久性のある梱包資材が必要な場合は、ネコポス最大厚さ3cm対応箱をチェックしてみてください。

メルカリ・ヤフオク出品者必見！コストと効率を両立するネコポス箱の選び方

フリマアプリで継続的に利益を出すためには、「売上」だけでなく、いかに「コスト（資材代・送料）」と「効率（梱包時間）」を抑えるかが鍵になります。特にネコポス箱は消耗品なので、安ければいいというわけではなく、自分の出品スタイルに合ったものを選ぶことが非常に重要です。

出品商品に合わせた箱選びの「鉄則」

あなたの出品する商品に合わせて、最適なネコポス箱のタイプを選びましょう。モモストアが考える、商品別のおすすめ資材タイプは以下の通りです。

出品商品別おすすめネコポス箱タイプ

主な出品商品	最適資材	選ぶ理由
Tシャツ、薄手の衣類、ハンカチ	ビニール製メール便バッグ	軽量で水濡れに強く、厚さ調整が簡単。
コミック、雑誌、薄手の本	ダイソー・キャンドゥの2.5cmダンボール箱	安価で本が折れ曲がるのを防げる。
CD、DVD、小型ゲームソフト	クッション封筒（100均またはネットまとめ買い）	緩衝材が一体化しており、梱包時間が短縮できる。
厚手のトレーナー、パーカー	セリアの3.0cmダンボール箱 or 圧縮＋ビニールバッグ	ギリギリの厚さまで攻めるか、圧縮で薄くする。

フリマアプリでは、購入者からの「梱包が丁寧だった」という評価が次につながります。資材選びは、商品の安全性を守るだけでなく、あなたの「ショップの顔」になるという意識を持つことが大切です。

コスト効率を最大化する「まとめ買い」と「単価」の計算

ダイソーのネコポス箱（2枚110円＝1枚あたり55円）は非常に優秀ですが、売り切れが多いというリスクがあります。プロの出品者として安定した供給を確保するためには、ネット通販でのまとめ買いを検討し、単価を比較することが不可欠です。

ネット通販での単価目安

Amazonや楽天市場でネコポス箱を100枚セットなどでまとめ買いした場合、品質にもよりますが、1枚あたりの単価は30円〜40円程度に抑えることが可能です。ダイソーの55円と比較しても、コストが大幅に削減できます。

コスト効率の計算例：

年間1000件発送する場合：
・ダイソーで都度購入：1000枚 × 55円 ＝ 55,000円
・ネットでまとめ買い：1000枚 × 35円 ＝ 35,000円
差額：20,000円のコスト削減！

この2万円はそのまま利益になります。また、ネットでまとめ買いしておけば、ダイソーを探し回る「時間コスト」もゼロになるというメリットは計り知れません。

もちろん、メルカリやヤフオクだけでなく、ネコポス対応箱の大量購入サイトも多数存在しますので、ぜひ検討してみてください。

ネット通販（Amazon・楽天）で「まとめ買い」がお得なネコポス箱

「ダイソーのネコポス箱が売ってない」という問題の、最もストレスフリーな解決策。それが、Amazonや楽天市場といった大手ネット通販での「まとめ買い」です。一度購入してしまえば、当分の間は資材切れの心配から解放されますし、コストパフォーマンスもダイソーに劣らないどころか、上回ることも多々あります。

Amazonで人気！高品質・低価格のネコポス箱

Amazonは、特に資材の専門業者や工場直販の業者が多く出店しているため、品質の高いネコポス箱を、非常に安い単価で購入することができます。

チェックすべき人気商品の特徴

Amazonでネコポス箱を探す際にチェックすべきポイントは以下の通りです。

• 単価の安さ：50枚、100枚といった大ロットで購入すると、1枚あたり30円台前半のものも多く見つかります。
• 厚さのバリエーション：2.5cm、2.8cm、3.0cmと、厚さのバリエーションが豊富です。フリマアプリで最も需要が高い2.5cmタイプと、厚手の商品も送れる3.0cmタイプを両方ストックしておくのがおすすめです。
• 組み立てやすさ：「ワンタッチ式」や「テープいらず」など、組み立てが簡単で時間短縮につながる設計の箱を選ぶと、梱包作業が劇的に楽になります。
• 内寸の正確さ：商品レビューをチェックし、「内寸が正確で、ネコポス規格をしっかり守れている」という評価が多いものを選びましょう。

特に、Amazonではプライベートブランドや、資材専門業者が提供するシンプルなクラフト色の箱が人気です。これらの箱は、ロゴなどもなく、自分でメッセージなどを書くスペースが十分にあるため、カスタマイズしやすいというメリットもあります。

楽天市場のメリット：「ポイント還元」と「デザイン性」

楽天市場でネコポス箱を購入する最大のメリットは、楽天ポイントの還元率です。大量に購入することで、数百円〜数千円分のポイントが貯まり、実質的なコストを下げる効果があります。楽天経済圏を利用している人には特におすすめです。

楽天市場のネコポス箱の隠れた魅力

また、楽天市場には、デザイン性を重視したネコポス箱を扱うショップが多く存在します。

1. 白地のダンボール箱：
   クラフト色ではなく、真っ白なダンボール箱は、清潔感があり、購入者に良い印象を与えます。アパレル系の出品者から人気が高いです。
2. 柄付き・ロゴ入り箱：
   ショップ名やオリジナルの柄が印刷された箱は、ブランドイメージを高めるのに役立ちます。ただし、広告色が強すぎるとフリマアプリでは敬遠されがちなので、シンプルなものを選ぶのが無難です。

Amazonと楽天市場を比較検討し、どちらで買うのがトータルで得かを計算してみてください。もし、初めてのまとめ買いで不安なら、まずは50枚程度の少量ロットから試し、品質をチェックすることをおすすめします。

モモストアの経験上、ネット通販でまとめ買いを始めてからは、もうダイソーでネコポス箱を探し回ることはなくなりました。時間と労力を節約して、その分を出品や仕入れに充てた方が、確実に利益につながりますよ。

【自作は可能？】ネコポス箱をDIYするときの注意点とメリット・デメリット

「ダイソーで見つからないなら、自分で作ってしまおう！」と考えるDIY派の方もいらっしゃると思います。ネコポス箱のDIYは、実は可能です。自宅にある資材を有効活用できるのは大きな魅力ですが、失敗すると発送時にトラブルになりかねないため、いくつかの注意点を守る必要があります。

ネコポス箱をDIYするメリットとデメリット

手作りすることのメリットと、プロの資材には敵わないデメリットを比較してみましょう。

ネコポス箱DIYの評価

項目	メリット	デメリット
コスト	ほぼゼロ円で済む。	制作に使うテープ代やカッターの刃代がかかる。
サイズ	送る商品に合わせた「ぴったりサイズ」が作れる。	寸法の計測・カットに時間がかかり、正確性に欠ける。
デザイン	自由にデザイン、装飾ができる。	見た目が手作り感満載になり、購入者に安っぽく見られる可能性がある。
強度	頑丈な段ボールを選べば強度が高い。	折り目や継ぎ目の強度が弱く、配送中に破れるリスクがある。

DIYは、趣味の延長や「どうしても今日中に送りたい一点もの」には向いていますが、継続的に大量出品するプロのフリマユーザーには、時間効率の面で全くおすすめできません。

DIYする際の「3つの厳守すべき注意点」

もしDIYをするなら、以下の3点だけは絶対に守ってください。これらを怠ると、集荷を断られたり、購入者へ迷惑をかけたりする原因になります。

注意点1：サイズ計測は「ミリ単位」で厳密に

ネコポスの上限は「31.2cm × 22.8cm × 3.0cm」です。特に厚さ3.0cmを超えると、完全に宅急便扱いになってしまいます。DIYの場合、切り口が斜めになったり、テープで補強した部分が膨らんだりして、規格を超えやすいです。
定規だけでなく、メジャーやノギスなども使って、梱包後の外寸をミリ単位で計測し、必ず3.0cmの隙間を余裕で通過することを確認しましょう。

注意点2：使用するダンボールの厚さを確認する

薄すぎるダンボール（例えば、お菓子のパッケージのような薄い紙）では、配送中に商品が破損するリスクがあります。最低でも、市販されているネコポス箱と同じくらいの強度がある、Eフルート（厚さ約1.5mm）以上のダンボール材を再利用してください。家電やAmazonの配送箱などが頑丈でおすすめです。

注意点3：封入はガムテープ・クラフトテープでしっかり固定

配送中に箱が開いてしまうと、大変なトラブルになります。特に手作りの箱は、継ぎ目が不安定になりがちです。封筒や紙袋を補強する際は、粘着力の弱いセロハンテープではなく、ガムテープやクラフトテープを使って、すべての角と継ぎ目をしっかりと固定し、水濡れ対策として全体を覆うようにすると安心です。

手間と時間に見合うかどうかも含めて、DIYはあくまで「最終手段」として考えておくのが、賢い出品者の選択と言えるでしょう。

ネコポス・ゆうパケット・クリックポスト…結局どれが一番安い？送料を比較

ネコポス箱を探しているということは、フリマアプリやネットオークションで最も利用頻度の高い「薄型発送」の方法を検討しているということですよね。実は、ネコポス以外にも、同じようなサイズ感で送れる発送方法がいくつかあります。「結局、どの方法が一番安くて便利なのか？」という疑問に、モモストアがズバリお答えします。

薄型・小型配送サービスの料金と規定比較

フリマアプリでよく使われる、主な小型・薄型配送方法を比較してみましょう。※料金は2025年12月時点の一般的な料金です。

小型・薄型配送サービスの比較

配送方法	厚さ上限	重さ上限	料金（目安）	主な利用場所
ネコポス	3.0cm	1kg	175円〜210円	メルカリ、ヤフオク！（匿名配送）
ゆうパケット	3.0cm	1kg	175円〜230円	メルカリ、ラクマ、郵便局
クリックポスト	3.0cm	1kg	185円	自宅から発送（Yahoo! ID必須）
定形外郵便（規格内）	3.0cm	1kg	250円〜580円	郵便局窓口（追跡・補償なし）

結論から言うと、フリマアプリで匿名配送を利用する場合、「ネコポス」か「ゆうパケット」の料金に大きな差はありません。

ネコポスとゆうパケットの「決定的な違い」

どちらも厚さ3cm、重さ1kgまでという規格は同じですが、以下の決定的な違いがあります。

• ネコポス（ヤマト運輸）：
  配送スピードが速いのが最大のメリット。本州・四国ならほとんど翌日配達で、購入者から高評価を得やすいです。
• ゆうパケット（日本郵便）：
  追跡が可能で安心ですが、土日祝の配達がないため、到着までに日数がかかることがあります。発送を急いでいない商品や、郵便局が近い人に向いています。

モモストアとしては、購入者満足度を考えると、スピードに優れるネコポスをメインに利用し、ネコポス箱がどうしても見つからない場合に、ゆうパケット資材（郵便局などで購入）で代用する、という使い分けが最も合理的だと考えます。

自宅で完結したいなら「クリックポスト」

クリックポストは、料金が全国一律185円（2025年12月時点）で、自宅で宛名ラベルを印刷し、ポストに投函するだけで発送が完了します。これは、コンビニや郵便局に行く手間が省けるため、非常に効率的です。ただし、フリマアプリの匿名配送には対応していないため、匿名性にこだわりがない場合に活用しましょう。

このように、配送方法によって最適な資材や手間が異なります。自分のライフスタイルや出品頻度に合わせて、最適な方法を選んでみてください。そして、どの配送方法を選ぶにしても、資材は薄型発送箱のまとめ買いが最も経済的ですよ。

ダイソーのネコポス箱に関するよくある質問Q&A

最後に、ダイソーのネコポス箱を探している方からモモストアに寄せられる、よくある質問とその回答をまとめました。ここで疑問を解消して、ストレスなくフリマライフを送りましょう。

Q1：ネコポス箱はレジ裏などに隠されていませんか？

A：基本的に隠されていませんが、場所は要チェックです。
人気商品とはいえ、レジ裏などに意図的に隠すことはありません。ただ、店員さんが「品出しが追いつかない」という理由で、倉庫から出したてのカートに乗った状態で、レジ近くの通路に一時的に置いていることはあります。また、梱包資材コーナーではなく、文具コーナーの封筒・レターパックの近くや、宅配便受付カウンター近くの目立たない場所に置かれていることもあります。諦めずに周辺の棚や通路の端も探してみましょう。

Q2：ダイソーの箱の「厚さ2.5cm」は、ネコポスにそのまま使えますか？

A：そのまま使えますが、梱包材の厚みには注意が必要です。
ネコポスの最大厚さは3.0cmですが、ダイソーの箱が2.5cm設計になっているのは、商品を保護するためのプチプチやビニール袋の厚みを考慮しているためです。
つまり、2.5cmの箱に商品と梱包材を入れても、トータルで3.0cmを超えにくいように設計されています。
もし商品が薄手で梱包材が不要な場合は、2.5cmの箱を使っても全く問題ありません。反対に、厚手の衣類やクッション材を多めに使いたい場合は、2.8cmや3.0cm設計の箱（セリアやネット通販に多い）を選ぶ方が、ギリギリまで商品を詰められます。

Q3：ネコポス箱の代わりに、ダイソーの「メール便用」資材は使えますか？

A：ほとんどの場合で使えます。
ダイソーでは「ネコポス専用」という名称以外に、「メール便用」「ゆうメール対応」といった名称の資材が販売されています。これらの資材は、基本的にネコポスを含む「厚さ3cm以下のA4サイズ」という規格を満たすように作られていることが多いです。
重要なのは、パッケージに記載されている外寸（縦・横・厚さ）が、ネコポスの規格内（31.2cm×22.8cm×3.0cm以内）であるかどうかを、自分で最終確認することです。規格内であれば、名称に関わらずネコポスで利用可能です。ただし、必ず自分で一度、実際に商品を詰めて厚みを測ってから使用してください。

Q4：ネコポス箱が見つからない場合、ダイソーの店員さんに聞くのは迷惑ですか？

A：全く迷惑ではありませんが、「聞き方」が重要です。
在庫確認は店員さんの業務の一部です。しかし、ただ「ネコポス箱ありますか？」と聞くより、「○番コーナーの2枚入りのネコポス箱の在庫を、お調べいただけますでしょうか？」と、具体的に聞く方が親切です。
もし品番が分かれば、品番を伝えるとさらにスムーズです。在庫がない場合も、入荷予定日を聞いてみると、快く教えてくれるはずですよ。遠慮せず、丁寧に質問してみましょう。

まとめ：ダイソーのネコポス箱は戦略的に探すべし！

ダイソーのネコポス箱が「売ってない」というのは、あなたが悪いわけでも、お店の仕入れが悪いわけでもなく、純粋に需要が高すぎるためということがお分かりいただけたかと思います。

「ネコポス箱がない」という問題は、以下の3つの戦略で解決できます。

1. ダイソーの在庫確保戦略：
   在庫が切れにくい郊外店を狙う、開店直後の朝イチに問い合わせる、店員さんに品番を伝えて在庫を確認してもらう。
2. 100均代替品戦略：
   厚さ3.0cmまで攻めたいならセリア、クッション封筒が欲しいならキャンドゥをチェックする。
3. プロの出品者戦略：
   Amazonや楽天市場で1枚あたり30円台になる大ロットのまとめ買いに切り替える。これが最も時間とコストの効率が良いです。

フリマアプリでの利益を最大化するためには、資材探しに時間をかけるのではなく、出品作業に時間を充てるべきです。
モモストアとしては、一度ネットでネコポス箱を100枚単位で買ってしまえば、数ヶ月は資材の心配から解放され、よりスムーズなフリマライフを送れることを強くおすすめします。

この記事で、あなたのネコポス箱探しが快適になることを願っています！