ダイソーのモンステラが「売ってない」真相!入荷状況から確実ゲット術まで徹底解説

ダイソーのモンステラが「売ってない」真相!入荷状況から確実ゲット術まで徹底解説

「ダイソーにモンステラが売っているらしい!」と聞いて探しに行ったのに、全然見つからない…そんな経験ありませんか?
実は、ダイソーのモンステラは観葉植物の中でも入手難易度がトップクラスの「幻のアイテム」なんです。
この記事では、なぜ売ってないのかという真相から、見つけるための裏ワザ、さらにはお迎えした後の育て方の基本まで、モモストアが徹底的に解説します!

ダイソーでモンステラを探している方はもちろん、他の100均やネット通販での購入を検討している方も、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

・ダイソーのモンステラが「売ってない」と言われる本当の理由
・ダイソーモンステラの販売状況!いつ、どこに入荷するのか徹底調査
・ダイソーで買えるモンステラの種類と価格帯を詳しくチェック
・幻の「ダイソーモンステラ」を確実に入手するための3つの裏ワザ
・他の100均(セリア・キャンドゥ)でもモンステラは売っている?
  1. ダイソーのモンステラが「売ってない」と言われる本当の理由
    1. 異常な人気と入荷数のミスマッチ
    2. 店舗の規模による品揃え格差
    3. 季節限定の販売体制
  2. ダイソーモンステラの販売状況!いつ、どこに入荷するのか徹底調査
    1. 公式からの正確な入荷情報はほぼない
    2. 狙うべきは週に1〜2回の納品日
    3. 実際に目撃情報が多い店舗の傾向
  3. ダイソーで買えるモンステラの種類と価格帯を詳しくチェック
    1. 基本となるのは「デリシオーサ種」のカット苗
    2. 300円・500円で見かける大株やフェイクグリーン
    3. モンステラ「以外」で人気のある100均観葉植物リスト
  4. 幻の「ダイソーモンステラ」を確実に入手するための3つの裏ワザ
    1. 店員さんに直接「予約・取り置き」を相談する
    2. SNSの入荷速報コミュニティをチェックする
    3. ネット通販やフリマアプリでの購入を検討する
  5. 他の100均(セリア・キャンドゥ)でもモンステラは売っている?
    1. セリアとキャンドゥの観葉植物の傾向
    2. 100均の観葉植物コーナーの巡回ルートを確立する
  6. ホームセンターや園芸店でのモンステラの値段はダイソーとどう違う?
    1. 園芸店・ホームセンターの価格相場と品質
    2. コスパを重視するなら「株分け」も検討しよう
  7. ネット通販(Amazon・楽天)でモンステラを買うメリット・デメリット
    1. ネット通販の最大のメリットは「確実性」と「品種の多さ」
    2. 輸送によるダメージと現物を見れないデメリット
    3. ネット通販で優良なショップを見極める3つのポイント
  8. メルカリやフリマアプリでダイソーモンステラは買っても大丈夫?
    1. フリマアプリで売られている「ダイソー産」の現状
    2. トラブルを避けるための購入時のチェック項目
    3. 専門業者による「種」や「挿し木用」の出品も狙い目
  9. ダイソーモンステラを大きく育てる!置き場所と水やりの基本
    1. モンステラが好む「明るい日陰」のベストポジション
    2. 「乾燥気味」が基本!季節ごとの正しい水やり方法
    3. 霧吹き(葉水)の重要性とその効果
  10. ダイソーモンステラを長持ちさせる!やってはいけないNG行動
    1. 鉢底の穴がない容器のまま放置するのは絶対NG
    2. 真夏の直射日光と真冬の窓際放置
    3. 植え替えをサボると根詰まりで成長が止まる
  11. 葉っぱに穴が開かない!モンステラ特有の「葉割れ」を楽しむ育て方
    1. 葉に穴(切れ込み)が入るメカニズム
    2. 切れ込みが入らないのは「日照不足」か「栄養不足」のサイン
    3. 肥料と液体肥料の正しい与え方
  12. 【Q&A】ダイソーモンステラに関するよくある疑問をモモストアが解決
    1. 買ったばかりのモンステラの植え替えはすぐにするべき?
    2. 葉が黄色や茶色になってきたけど大丈夫?
    3. ダイソーで「ヒメモンステラ」も見かけることはある?

ダイソーのモンステラが「売ってない」と言われる本当の理由

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ダイソーでモンステラを探しても見つからないのは、あなたが運が悪いからではありません。実は、多くの人が同じように「売ってない!」と感じているのが現状なんです。
その背景には、いくつかの明確な理由が存在します。このセクションでは、ダイソーモンステラがなぜこれほどまでに「幻」と呼ばれるアイテムになってしまったのか、その裏側にある事情を深掘りしていきましょう。

異常な人気と入荷数のミスマッチ

まず、最大の理由として挙げられるのは、「需要と供給のバランスが完全に崩壊している」ことです。
ダイソーのモンステラは、通常、小さなカット苗や種、あるいは200円や300円の鉢植えとして販売されます。園芸店で買うと数千円するモンステラが、たったの100円(税抜)で手に入るという破格の値段設定は、SNSや口コミで瞬く間に拡散されました。
その結果、観葉植物好きの方はもちろん、「ちょっと試しに育ててみたい」という初心者の方まで、大量の人がダイソーの園芸コーナーに殺到する事態になったんです。
しかし、ダイソーの店舗に観葉植物が入荷する数には限りがあります。ましてやモンステラは、他の多肉植物などに比べて入荷頻度や数が少ない傾向にあります。
入荷したその日のうちに、早い時間帯で売り切れてしまうことも珍しくなく、午後に探しに行っても影も形もない…という状況が日常化してしまったんですね。
この「入荷はするけど、すぐに消える」という状況こそが、「売ってない」という認識を強くしている核となる理由なんです。

ちなみに、ダイソーの観葉植物は非常に人気が高いため、モンステラに限らず、アボカドの種やユーカリなども瞬殺で売り切れることが多いですよ。

店舗の規模による品揃え格差

次に、モンステラのような生きた植物の取り扱いは、全てのダイソー店舗で行われているわけではないという点も重要です。
園芸品コーナーの充実度は、店舗の規模に大きく依存します。

店舗のタイプ モンステラの取り扱い傾向 探す際のポイント
大型店・郊外路面店 ★★★★★(高確率) 園芸用品のスペースが広く、生きた植物の入荷量が多い。
ショッピングモール内の大型店 ★★★★☆(比較的高い) 納品タイミングが他の商品と共通している可能性あり。
駅前・商業施設内の小型店 ★☆☆☆☆(極めて低い) そもそも園芸品スペース自体がないか、フェイクグリーンのみの取り扱いが多い。

特に都心部の駅ビル内などにある小さな店舗では、生きた観葉植物の管理スペースや、土を扱うこと自体が難しい場合が多いため、最初から入荷の対象外となっていることが多いんです。
あなたが探している店舗がもし小型店であれば、残念ながら「売ってない」のではなく、「そもそも入荷していない」可能性が高いので、少し足を延ばして大きな店舗を狙うのが賢明な戦略になります。

季節限定の販売体制

観葉植物の販売には、「季節」という大きな壁もあります。
モンステラは熱帯の植物であり、暖かくて湿度が高い時期、つまり春から夏にかけてが最も活発に成長する「生育期」にあたります。
ダイソー側も、商品として販売する以上、輸送や店頭での管理がしやすい時期を選びますので、一般的に入荷が増えるのは4月~9月頃です。

  • 春~夏(4月~9月): 生育期で入荷数が増える時期。最も見つけやすい。
  • 秋(10月~11月): 入荷が落ち着き始める時期。在庫も少なくなる。
  • 冬(12月~3月): 休眠期にあたり、入荷が激減する時期。「売ってない」と感じる人が最も多い。

もしあなたが今、真冬の寒い時期にダイソーでモンステラを探しているのであれば、これは季節的な要因による在庫不足である可能性が高いです。春になるのを待つか、次に解説する確実な入手ルートを検討する必要がありますね。

ダイソーモンステラの販売状況!いつ、どこに入荷するのか徹底調査

ダイソーモンステラが「幻」である理由が分かったところで、次に知りたいのは「じゃあ、いつ行けば買えるの?」という具体的な情報ですよね。
このセクションでは、ダイソーの観葉植物の入荷サイクルと、それを知るための具体的なアクションについて、モモストアが調査結果を基にお伝えします。

公式からの正確な入荷情報はほぼない

まず、残念なお知らせですが、ダイソーは非常に多くの商品を扱っているため、個別の店舗の「モンステラの入荷情報」を公式ウェブサイトやSNSで公開することはありません。
また、本社に問い合わせても、特定の店舗の入荷日を教えてもらうことは難しいのが実情です。これは、商品の入荷が物流センターや仕入れルート、そして季節によって常に変動しているためです。
そのため、私たちは「店舗の納品サイクル」を自分で予測し、行動する必要があります。この予測こそが、ダイソーモンステラをゲットする鍵となります。

公式サイトをチェックする手間は省いて、代わりに店舗に足を運ぶ回数やタイミングを最適化することに集中しましょう。

狙うべきは週に1〜2回の納品日

多くのダイソー店舗には、「納品日」というものが存在します。これは、店舗に新商品や欠品していた商品が運び込まれる日のことです。

  • 納品頻度: 多くの店舗で週に1〜2回、または2〜3回程度。
  • 植物の入荷: 園芸品は、他の日用品とは別のルートで納品されることが多いですが、納品日と前後して入荷するケースが多いです。

最も有効な手段は、店舗の店員さんに直接尋ねてみることです。
「観葉植物の納品が一番多い曜日はいつですか?」や「いつも入荷するのは何時頃が多いですか?」と具体的に聞いてみましょう。
もちろん、店員さんが正確な時間を知らなかったり、「いつもバラバラです」と言われる可能性もありますが、常連客からの情報や、植物好きの店員さんであれば、教えてくれるヒントをくれることがあります。
納品日の午前中、特に開店直後からお昼前までの時間帯は、品出しが終わったばかりで商品が最も充実している可能性が高いので、この時間帯を狙って訪問するのがベストな戦略になります。

実際に目撃情報が多い店舗の傾向

どのような店舗でモンステラの目撃情報が多いのか、SNSや体験談を基に傾向を分析した結果をまとめました。

目撃頻度が高い店舗の特徴 理由・考察
郊外の大型路面店 敷地が広く、園芸品の在庫を保管するスペースが確保しやすいため。
新しくオープンした店舗 オープン時は全商品の在庫をフルで揃える傾向にあるため、初期入荷で見つかる可能性がある。
駐車場が広い店舗 来店客が車で郊外から集まるため、大型商品や季節品の在庫も潤沢にする傾向がある。
イオンやアリオなどの大型SC内のダイソー SC自体が広いエリアから集客するため、品揃えを豊富にしていることが多い。

逆に、都心の一等地にあり、客の回転率が高いがスペースが狭い店舗は、残念ながら狙い目とは言えません。
あなたの生活圏内で、上記の特徴に当てはまるダイソーを複数ピックアップし、ローテーションで巡回することが、無駄な労力をかけずにモンステラを見つける一番の近道になりますよ。

ダイソーで買えるモンステラの種類と価格帯を詳しくチェック

「ダイソーのモンステラ」と一言で言っても、実は様々な形態や価格帯で販売されている可能性があります。実際に何が売っているのか、そしていくらで手に入るのかを知っておくことで、店頭で見つけた際に迷わずゲットできますし、「これはお得だ!」という判断もすぐにできるようになりますね。

基本となるのは「デリシオーサ種」のカット苗

ダイソーで最も一般的に見かける(そして最も人気が高い)モンステラは、「モンステラ・デリシオーサ」という品種の、小さなカット苗、または挿し木用の葉がついた状態のものです。

これらは主に100円(税抜)の価格で販売されています。

  • 特徴: 葉が1枚または2枚、根が少し出ているか、土に植える前の水挿しに適した状態。
  • メリット: とにかく安い。自分で成長させる楽しみがある。
  • デメリット: 非常に小さいため、そこから大きくするまでに時間と手間がかかる。根腐れしやすい最初の難関がある。

この100円のカット苗が、SNSで話題になり、一気に人気に火が付いた立役者です。
この小さなお宝を見つけた際には、迷わずゲットすることをおすすめします!

300円・500円で見かける大株やフェイクグリーン

最近では、ダイソーの中でも「DAISO Standard Products(スタンダードプロダクツ)」などの少し高級なラインや、大型店舗の「GREEN」コーナーなどで、100円ではないモンステラも販売されるようになりました。

価格帯(税抜) 商品の形態 購入の決め手
200円~300円 プラ鉢に植えられた状態のやや育った株 すぐに飾りたい、自分で植え替える手間を省きたい人におすすめ。
500円 立派な葉が3~4枚ついた大株、またはデザイン性の高いフェイクグリーン インテリアとして即戦力になる。フェイクは手入れ不要。
種(稀に) モンステラの種子 発芽から楽しみたい、長期的な栽培を楽しみたいガチ勢向け。発芽難易度は高め。

特にフェイクグリーンは、本物のモンステラがない時の代わりとして非常に人気です。本物と見間違えるほどリアルな作りになっており、光の入らない玄関や洗面所など、植物を置けない場所に飾るのにもぴったりです。
もし本物が見つからなかったら、まずは500円のフェイクグリーンでモンステラの雰囲気を楽しむのも素敵なアイデアだと思います。

モンステラ「以外」で人気のある100均観葉植物リスト

モンステラがどうしても見つからない…そんな時は、他の100均観葉植物に目を向けてみるのはいかがでしょうか?
ダイソーやセリアには、モンステラ以外にも育てやすくて人気の高い観葉植物が豊富に揃っています。

  • ポトス(オウゴンカズラ): 圧倒的な生命力と育てやすさ。ハンギングにも最適。
  • サンスベリア: マイナスイオンを出すと言われる人気の品種。乾燥に強く、水やり頻度が少なくて済む。
  • 多肉植物・サボテン: 種類が豊富でコレクション性が高い。水やりがほとんど不要で、初心者でも枯らしにくい。
  • アロエ: 実用性も兼ね備えた人気の植物。
  • テーブルヤシ: 南国風でインテリア性も高いが、少しだけモンステラより水管理が必要。

これらの観葉植物はモンステラよりも入荷頻度が高く、比較的安定して手に入りやすい傾向にあります。
観葉植物を初めて育てるという方は、まずはポトスやサンスベリアなどで練習をしてから、モンステラ探しに再挑戦するというのも、成功率を高める賢い方法ですよ。

これらの植物は、インターネットの園芸サイトでも育て方が詳しく解説されているので、ぜひ検索してみてください。

幻の「ダイソーモンステラ」を確実に入手するための3つの裏ワザ

「毎週ダイソーに通っているのに見つからない…」と諦めかけているあなたに、モモストアが特別に教える「確実性を高めるための裏ワザ」を伝授します。
これらの方法は、通常の来店客がやらない「一歩踏み込んだ行動」であり、あなたのモンステラゲットの可能性を飛躍的に高めてくれるはずです。

店員さんに直接「予約・取り置き」を相談する

原則として、ダイソーでは商品の予約や取り置きは受け付けていないとされています。しかし、これはあくまで「一般的なルール」であり、店舗や店員さんによっては、柔軟な対応をしてくれる場合があります。

特に、あなたがいつも利用している顔なじみの店舗や、植物に詳しいベテランの店員さんがいる店舗であれば、

「モンステラをずっと探していて…。もし入荷する予定があったら教えていただくことはできますか?」

と、丁寧にお願いしてみるのは一つの手です。
入荷予定を教えてくれるだけでなく、時には「〇曜日に入ってくる予定ですよ」と具体的な納品日を教えてくれる場合もあります。ただし、迷惑にならないよう、忙しい時間帯は避け、誠意をもって尋ねるのがマナーですよ。

これは地域のダイソーでしか使えない、ちょっとした裏技的なコミュニケーション戦略と言えるでしょう。

SNSの入荷速報コミュニティをチェックする

今の時代、ダイソーモンステラを探す上でSNSは最強の武器になります。
X(旧Twitter)やInstagramでは、熱心なダイソーファンや観葉植物愛好家たちが、「〇〇店にモンステラありました!」「今日入荷したみたいです!」といったリアルタイムの目撃情報を投稿してくれています。

チェックすべきハッシュタグ 情報の内容
#ダイソーモンステラ ダイソーでモンステラを見つけた際の写真や日時、店舗名など。
#100均観葉植物 モンステラ以外の100均の観葉植物情報も得られる。
#ダイソー購入品 ダイソー全般の情報だが、たまに園芸品が入っていることも。

特に、自宅から近い店舗名や地域名と一緒にこれらのハッシュタグを検索することで、「今、すぐ近くのダイソーに入荷しているかもしれない!」という超速報情報を得られる可能性があります。
ただし、情報が投稿されてから時間が経つと売り切れてしまう可能性が高いので、SNSをチェックしたら即座に行動に移すフットワークの軽さが求められます。

ネット通販やフリマアプリでの購入を検討する

究極の裏ワザは、「ダイソー」という枠組みからいったん離れて、ネットでの購入を視野に入れることです。
ダイソーで100円のモンステラを探し回る時間と交通費を考えれば、Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングなどで、少し値段は上がりますが確実に入手できるモンステラを購入する方が、結果的にコストパフォーマンスが良い場合があります。

特にネット通販では、以下のような選択肢があります。

  • 通常の鉢植え: 確実に手に入る。サイズも選べる。
  • 水耕栽培キット: 土を使わずに始められるキット形式のもの。
  • 斑入りなど珍しい品種: ダイソーでは絶対手に入らないような貴重な品種も購入可能。

もちろん、ダイソーで探す「宝探し」の楽しさも分かりますが、「とにかく早くモンステラを飾りたい!」という方は、ネット通販を検討してみることを強くおすすめします。
この後の章で、ネット通販やフリマアプリでの購入のメリット・デメリットについても詳しく解説していますので、参考にしてくださいね。

もし、今すぐにでも確実な株が欲しい方は、信頼できるネットショップを探してみるのも良いでしょう。

他の100均(セリア・キャンドゥ)でもモンステラは売っている?

ダイソーでモンステラが見つからないと、「もしかして他の100円ショップならあるかも?」と考えるのは自然な流れですよね。
セリア(Seria)やキャンドゥ(Can☆Do)も、近年は園芸用品や観葉植物のラインナップを充実させています。このセクションでは、それぞれの100均の観葉植物の傾向と、モンステラ探しのヒントをお伝えします。

セリアとキャンドゥの観葉植物の傾向

結論から言うと、セリアやキャンドゥでもモンステラが販売されている可能性はゼロではありませんが、ダイソーと比べると、生きた観葉植物自体の入荷数や品種が少ない傾向にあります。

100均のブランド 植物の傾向 モンステラの目撃情報
ダイソー(DAISO) 生きた植物の種類が最も豊富。土、鉢、肥料などの資材も充実。 カット苗や小さな鉢植えで販売。人気が集中し、入手難易度が高い。
セリア(Seria) 観葉植物自体は少ないが、フェイクグリーンや園芸雑貨がおしゃれで豊富。 稀に小さなポット苗の目撃情報あり。フェイクはデザイン性が高い。
キャンドゥ(Can☆Do) 植物の取り扱いは少なめ。小型の多肉植物などが中心。 モンステラはほとんど見かけないが、ヒメモンステラの種など稀に入荷する。

セリアは、生きた植物よりも、おしゃれなデザインの鉢カバーや麻ひも、ミニチュアのガーデン雑貨に力を入れている印象が強いです。モンステラの鉢植えを見つける目的で行くよりも、むしろ「モンステラの鉢を素敵に飾るためのアイテム」を探しに行く場所として活用するのがおすすめです。
キャンドゥは、店舗によって園芸コーナーがないところもあるほど、植物の取り扱いは最も控えめです。

100均の観葉植物コーナーの巡回ルートを確立する

もしあなたが、お住まいの地域で「100均モンステラ」にこだわるのであれば、複数の100均を効率よく回る「巡回ルート」を確立することが成功の秘訣です。

例えば、「水曜日はダイソーの納品日だから午前中に大型店へ」「金曜日はセリアのおしゃれな雑貨チェックも兼ねて立ち寄る」といった形で、曜日や目的に合わせて店舗を使い分けるのです。

ダイソーで見つからなかったとしても、「今日はセリアでかわいい鉢カバーが見つかったから満足!」と思えれば、モンステラが見つかるまでのモチベーションを維持できますよね。
特にセリアのフェイクグリーンは、本物と並べて飾っても違和感がないほどクオリティが高いものが多いので、是非一度見てみてください。

巡回ルートの確立は、時間と労力を節約しながら、宝探しを楽しむための賢い方法です。

ホームセンターや園芸店でのモンステラの値段はダイソーとどう違う?

「100均では見つからないなら、もう諦めて普通のお店で買おうかな…」と考えている方もいると思います。
ホームセンターや専門の園芸店では、ダイソーでは手に入らない質の高い株や、珍しい品種を見つけることができます。このセクションでは、その価格差と、それぞれのメリット・デメリットを詳しく比較検討してみましょう。

園芸店・ホームセンターの価格相場と品質

ダイソーのモンステラが100円~500円であるのに対し、園芸店やホームセンターで売られているモンステラの価格は、株の大きさによって大きく異なりますが、最低でも1,000円、一般的には3,000円~5,000円程度が相場となります。

購入場所 価格帯(目安) 株の状態・メリット デメリット
ダイソー 100円~500円 圧倒的な安さ。小さなカット苗から育てる楽しみがある。 入手困難。株が小さく、枯れるリスクがやや高い。
ホームセンター 1,000円~3,000円 品種が安定しており、すぐに飾れるサイズ。園芸知識も得やすい。 ダイソーより割高。品種のバリエーションは少なめ。
園芸専門店 3,000円~数万円 斑入りなど珍しい品種が多い。土や鉢の品質も高い。 価格が高い。敷居が高く感じる場合がある。

価格が高い分、園芸店やホームセンターのモンステラは、既に根がしっかりと張っており、病害虫のチェックも行き届いているため、お迎えした後の手間が少なく、元気に育つ確率が高いです。
「とにかく枯らしたくない!」という初心者の方や、「すぐにリビングに飾れる大きなサイズが欲しい」という方には、ダイソーで探すよりもホームセンターや園芸店での購入がおすすめです。

コスパを重視するなら「株分け」も検討しよう

もし、あなたがダイソーのモンステラのような「多頭飼い」を楽しみたいと考えているなら、園芸店で少し大きめの株を購入し、「株分け」をするという方法が、実は最もコストパフォーマンスが高いかもしれません。

株分けとは、成長したモンステラの株を、根っこごと複数に分けて新しい鉢に植え替える作業のことです。

  • 初期投資: 3,000円~5,000円程度の大きな株を1つ購入。
  • 得られる鉢数: 株の状態にもよりますが、小さな鉢を2~3個作れることが多い。
  • コスパ: 1鉢あたり1,000円~2,500円程度で、ダイソーのカット苗よりも最初から立派な株を手に入れられます。

株分けは少しだけ知識が必要になりますが、一度覚えてしまえば、モンステラが大きくなるたびに増やしていくことが可能です。
また、モンステラは成長が早いため、ダイソーの小さなカット苗を待つよりも、株分けで増やす方が結果的に早く複数のモンステラを楽しむことができるというメリットもありますよ。株分けについては、動画やサイトで手順を確認してみてください。

ネット通販(Amazon・楽天)でモンステラを買うメリット・デメリット

ダイソー巡りや、実店舗でのモンステラ探しに疲れてしまったら、次の候補として考えたいのがネット通販(Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング)です。
「現物を見れないから不安…」という方もいるかもしれませんが、ネット通販にはダイソーにはない、大きなメリットがたくさんあります。このセクションでは、ネット通販の光と影を詳しく見ていきましょう。

ネット通販の最大のメリットは「確実性」と「品種の多さ」

ネット通販の最大の魅力は、何と言っても「在庫を気にせず、確実に手に入れられること」です。

ダイソーのように「今日は売ってないかも…」と不安になりながら店舗を巡る必要はもうありません。サイト上で在庫を確認し、注文ボタンを押せば、数日後には自宅にモンステラが届きます。

  • 確実性: 在庫があれば必ず手に入る。
  • サイズの選択: 卓上サイズから、人の背丈を超えるような大鉢まで、自由にサイズを選べる。
  • 品種の多さ: 葉に美しい白い模様が入る「斑入りモンステラ」や、より小型の「ヒメモンステラ」など、ダイソーでは絶対に見かけない珍しい品種も豊富。

特に、楽天市場やYahoo!ショッピングには、観葉植物専門の優良ショップが多数出店しています。これらのショップでは、購入後の育て方のアフターフォローが充実している場合もあり、初心者の方でも安心して購入できる環境が整っています。

輸送によるダメージと現物を見れないデメリット

もちろん、ネット通販にはデメリットもあります。
最も心配なのは、「輸送によるダメージ」です。植物は生き物ですから、段ボールの中で揺られたり、温度変化に晒されたりすることで、葉が折れたり、土がこぼれたりするリスクがあります。

また、現物を見て選ぶことができないため、「写真で見たイメージと、実際に届いた株の形が違う」といった問題も起こり得ます。

デメリット 回避するための対策
輸送ダメージ 梱包方法を明記しているショップを選ぶ。冬場は「寒冷地オプション」などを利用する。
現物との差 レビューをしっかり読み、「写真通りの立派な株が届いた」といったコメントが多いショップを選ぶ。
送料 植物の送料は高くなりがち。送料無料の商品を探すか、複数購入で送料を節約する。

デメリットを理解した上で、しっかりと優良なショップを選べば、ネット通販はモンステラ探しの強力な味方になってくれますよ。

ネット通販で優良なショップを見極める3つのポイント

失敗しないために、ネット通販で観葉植物ショップを選ぶ際にチェックすべき3つのポイントを覚えておきましょう。

  1. レビューと評価: 最も重要です。特に「梱包が丁寧だったか」「届いた植物が元気だったか」というレビューを読みましょう。
  2. 返品・交換ポリシー: 輸送中の破損や枯れがあった場合の返品・交換について、明確に記載しているかを確認しましょう。
  3. 発送時の梱包方法の記載: 丁寧に梱包していることを写真付きで紹介しているショップは信頼できます。特に、土こぼれ対策をしているかどうかが重要です。

これらのポイントを参考に、Amazonや楽天市場で「モンステラ」と検索して、評価の高いショップを探してみてください。

メルカリやフリマアプリでダイソーモンステラは買っても大丈夫?

ダイソーで手に入らないなら、フリマアプリで手に入れよう!と考える方も多いでしょう。
メルカリやラクマなどのフリマアプリでは、実際にダイソーで購入したモンステラを育てて増えた株や、ダイソー産であることを明記したカット苗が数多く出品されています。ここでは、フリマアプリを利用する際の注意点と、安全に購入するためのコツを解説します。

フリマアプリで売られている「ダイソー産」の現状

フリマアプリに出品されている「モンステラ」には、主に2つのパターンがあります。

  • 家庭で増えた株: ダイソーや園芸店で買ったモンステラを自宅で大きく育て、株分けや剪定した際のカット苗を出品しているケース。
  • 転売目的の出品: ダイソーで100円で買ったものを、すぐに500円~1,000円程度の価格で出品しているケース(稀に高額なものもある)。

家庭で増えた株は、出品者さんの愛情を受けて育っているため、比較的状態が良いものが多いです。しかし、中にはダイソーの価格を知っているのに、あえて高額な転売価格で出している出品者もいるので、価格は冷静に判断する必要があります。
フリマアプリの醍醐味は、交渉によって値段が下がることもある点なので、気になる商品があれば、一度コメントで相談してみるのも良いでしょう。

トラブルを避けるための購入時のチェック項目

フリマアプリは個人間の取引であるため、購入後のトラブルを避けるために、以下のチェック項目を徹底しましょう。

チェック項目 確認すべきこと
根の張り具合 写真で根の様子が確認できるか。植え替え直後の場合は、根腐れしていないか。
病害虫の有無 葉の裏や茎に、白い綿のようなもの(カイガラムシ)や小さな点(ハダニ)がないか。
出品者の評価 「良い」評価が95%以上であるか。特に「梱包が雑だった」といった植物に関する悪い評価がないか。
商品の説明文 「ダイソー産です」と正直に書かれているか。購入時期や育てていた環境が書かれていると安心。

特に植物は生き物なので、「ノークレーム・ノーリターン」と書かれている場合でも、輸送中のトラブルについては事前に相談するのが賢明です。取引前に質問をして、出品者さんの対応が丁寧かどうかを確認することも、トラブル回避の重要なポイントになります。

専門業者による「種」や「挿し木用」の出品も狙い目

フリマアプリには、個人だけでなく、専門の園芸業者が出品しているケースもあります。

  • モンステラの種: 発芽難易度は高いですが、安価に手に入り、一から育てる楽しみがあります。
  • 水苔に包まれた挿し木用: 既に発根処理がされているものが多く、土に植え替えるだけで比較的簡単に育て始められます。

これらの専門的な出品は、個人出品よりも価格は高くなりますが、品質や品種の確実性が高いです。
特に斑入りモンステラのカット苗などは、フリマアプリでしか手に入らないことも多いので、ダイソーのモンステラを卒業して、さらに深い世界に足を踏み入れたい方は、ぜひチェックしてみてくださいね。

メルカリで検索する際は、「モンステラ カット苗」で検索すると、出品中の商品が一覧で見られますよ。

ダイソーモンステラを大きく育てる!置き場所と水やりの基本

苦労して手に入れたダイソーモンステラ。次は、この小さな株を、葉が割れるほど立派な大株に育てるための基本的な知識が必要です。
モンステラは育てやすいと言われていますが、いくつか押さえておくべきポイントがあります。このセクションでは、モンステラが元気に育つための「置き場所」と「水やり」の基本をしっかり学びましょう。

モンステラが好む「明るい日陰」のベストポジション

モンステラは熱帯のジャングルに自生する植物ですが、実は「直射日光」は大の苦手なんです。

  • NG: 南向きの窓際で、夏場の直射日光が当たる場所。→葉焼け(葉が茶色や白く変色すること)の原因になります。
  • OK: レースのカーテン越し程度の、柔らかい光が入る場所。

理想的なのは、「東向きか北向きの窓際」、または「南向きの窓から少し離れた(2~3m程度)明るい場所」です。

また、もう一つ注意したいのが「エアコンの風」です。乾燥した風がモンステラに直接当たると、葉が乾燥してしまい、害虫(ハダニなど)が発生しやすくなったり、葉のフチがチリチリになって枯れてしまう原因になります。
置き場所を決める際は、エアコンや暖房の風が直接当たらないかどうかも必ずチェックしてくださいね。

「乾燥気味」が基本!季節ごとの正しい水やり方法

観葉植物を枯らしてしまう最大の原因は、「水のやりすぎによる根腐れ」です。モンステラは水を好みますが、土が常に湿っている状態はNGです。

季節 水やりの頻度 水やりの量
春~秋(生育期) 土の表面が完全に乾いたら 鉢底から流れ出るまでたっぷりと。
冬(休眠期) 土が完全に乾いてから、さらに3~4日経ってから 控えめに。土を湿らせる程度。

特に冬場は、モンステラの成長が止まり、水の吸収量が極端に減ります。夏と同じ頻度で水やりをしてしまうと、根が腐ってしまい、取り返しのつかないことになります。
水やりのタイミングは、指を土に差し込んでみて、「完全に乾いている」ことを確認するのが最も確実な方法です。

霧吹き(葉水)の重要性とその効果

水やりとは別に、モンステラにとって非常に重要なのが「葉水(はみず)」、つまり霧吹きで葉っぱに水を吹きかける作業です。

これは、モンステラが自生する熱帯の環境の「湿度」を再現するために行います。

  • 加湿効果: 葉の乾燥を防ぎ、生き生きと保つ。
  • 病害虫予防: ハダニなどの乾燥を好む害虫の発生を抑える。
  • 葉のホコリ除去: 葉の表面についたホコリを洗い流し、光合成を促進する。

特に冬場の暖房を使う時期や、夏場のエアコンを使う時期は空気が乾燥しがちです。可能であれば、朝晩の2回、葉の表と裏の両方にしっかりと霧吹きをすることを日課にしてみてください。
ダイソーでも売っている「園芸用の霧吹き」を使えば、手軽にできますよ。

ダイソーモンステラを長持ちさせる!やってはいけないNG行動

モンステラを元気に育てるための「OK行動」を知ることも大切ですが、同時に「やってはいけないNG行動」を知っておくことは、枯らしてしまうリスクを避ける上でさらに重要です。
このセクションでは、特にダイソーのモンステラ(カット苗や小さな株)を育てる際に、初心者が陥りやすい失敗と、その対策について解説します。

鉢底の穴がない容器のまま放置するのは絶対NG

ダイソーで売られているモンステラの中には、おしゃれなガラス瓶や穴のないプラスチック容器に入っている状態で販売されているものがあります。これは、店頭で展示するためのものであり、そのまま育て続けるのは絶対に避けるべきNG行動です。

なぜなら、鉢底に穴がないと、水やりをした際に余分な水が抜けず、根が常に水に浸かった状態になるからです。

これは「根腐れ」という致命的な状態を引き起こします。根腐れを起こすと、株は水を吸い上げることができなくなり、やがて葉が黄色く変色し、最終的には枯れてしまいます。

ダイソーのモンステラをゲットしたら、以下の手順で、できるだけ早く穴の開いた鉢に植え替えることをおすすめします。

  • 用意するもの: 鉢底穴のある鉢(ダイソーにも売っています)、観葉植物用の土、鉢底石。
  • 植え替え: 根を傷つけないように優しく古い土を落とし、新しい土と鉢底石を敷いた鉢に植え替える。

植え替えは、モンステラを長く育てるための最初の、そして最も重要なステップだと覚えておきましょう。

真夏の直射日光と真冬の窓際放置

先ほど「明るい日陰」がベストとお伝えしましたが、この「光と温度」の管理を怠ると、すぐに株が弱ってしまいます。

NG行為 理由と対策
真夏の直射日光(午前10時~午後3時) 葉焼けの原因。レースのカーテンを閉める、窓から遠ざける。
真冬の窓際(夜間) 窓ガラスの表面は外気と同じくらい冷えるため、低温障害の原因に。夜間は窓から離す。
気温10度以下の環境 モンステラは耐寒性が低い。冬場は最低でも10度以上を保てる室内に入れる。

モンステラは、夏の暑さには比較的強いですが、冬の寒さには弱いです。
特に、夜間や朝方は窓際が非常に冷え込みますので、就寝前に窓から少し離れた部屋の中央などに移動させるという一手間が、冬越しを成功させる鍵となります。

植え替えをサボると根詰まりで成長が止まる

ダイソーのモンステラは、最初は小さなカット苗ですが、適切な環境と水やりをすれば、想像以上に早く成長します。
しかし、小さな鉢のまま放置してしまうと、鉢の中で根がギュウギュウに詰まってしまう「根詰まり」を起こしてしまいます。

根詰まりのサインは、「葉の伸びが遅くなる」「水やりをしても水がなかなか土に染み込まない」といった現象です。

ダイソーの小さなモンステラの場合、年に1回、または株が大きくなってきたと感じたら、一回り大きな鉢に植え替えるのが理想です。
植え替えは、モンステラをさらに大きく、元気な株に育てるために欠かせない作業なので、「面倒だから」とサボらずに、春から夏の生育期に合わせて行ってくださいね。

葉っぱに穴が開かない!モンステラ特有の「葉割れ」を楽しむ育て方

モンステラ最大の魅力といえば、何と言っても「葉に入った深い切れ込みや穴」ですよね。
「うちのモンステラは全然穴が開かない…」と悩んでいる方も多いと思いますが、これは株が成熟し、元気な証拠でもあるんです。
このセクションでは、モンステラの葉に切れ込みが入るメカニズムと、それを促すための具体的な育成方法を解説します。

葉に穴(切れ込み)が入るメカニズム

モンステラの葉に穴や切れ込みが入るのは、単にデザイン的なものではありません。これは、モンステラが自生する「熱帯雨林の環境に適応するための進化の形」だと言われています。

  • 風の抵抗を減らす: ジャングルでは強風が吹くため、葉に切れ込みがあることで風の抵抗を受け流し、葉が破れるのを防いでいます。
  • 下層の葉にも光を届ける: 上層の大きな葉に切れ込みがあることで、下の葉にも日光が届きやすくなり、効率よく光合成ができるようになります。

つまり、葉に穴が開くということは、「株がしっかりと成熟し、自分の体を守るための機能を発動できるほど元気ですよ」というサインなんです。
ダイソーの小さなカット苗は、まだ未熟な葉しか出ていないため、すぐに穴が開くことはありませんが、焦らずじっくりと株を大きく育てていきましょう。

切れ込みが入らないのは「日照不足」か「栄養不足」のサイン

株が大きくなったのに、いつまで経っても新しい葉に切れ込みが入らない場合は、栽培環境を見直す必要があるかもしれません。主に考えられる原因は「日照不足」と「栄養不足」の2つです。

原因 チェックポイントと対策
日照不足 設置場所が暗すぎませんか?もう少し明るい場所(レースのカーテン越し)に移動させましょう。
栄養不足 最後に肥料をあげたのはいつですか?特に生育期(春~秋)は肥料が不可欠です。
根詰まり 小さな鉢に何年も植えっぱなしになっていませんか?一回り大きな鉢に植え替えましょう。

特に「日照不足」は、葉が柔らかく、切れ込みのないまま大きく育ってしまう最大の原因です。室内で育てている場合は、モンステラが枯れない程度の限界まで明るい場所に移動させてあげることが、葉割れを促す最も効果的な方法です。
ただし、前述した通り「直射日光」は厳禁なので、光の強さには細心の注意を払ってくださいね。

肥料と液体肥料の正しい与え方

モンステラを元気に育て、切れ込みのある葉を出すためには、生育期(春~秋)に適切な「栄養」を与えることが不可欠です。ダイソーで買ったばかりの小さな株なら、なおさらです。

肥料には大きく分けて「固形肥料」と「液体肥料」があります。

  • 固形肥料(緩効性肥料): 土の上に置くタイプ。ゆっくりと効果が持続するため、手間がかかりません。2~3ヶ月に一度、株元から少し離れた場所に置きます。
  • 液体肥料: 水で薄めて水やりの代わりに与えるタイプ。即効性があり、葉に切れ込みを早く入れたい場合や、生育期に特に成長を促したい場合に有効です。

重要なのは、「冬場(休眠期)には肥料を与えないこと」です。冬に肥料を与えると、株が弱ってしまう原因になります。
肥料を与えることで、モンステラの細胞が元気になり、より立派な葉を展開してくれるようになりますよ。

肥料の選び方については、専門家の意見を参考にしてみてください。

【Q&A】ダイソーモンステラに関するよくある疑問をモモストアが解決

最後に、ダイソーのモンステラを探している方や、育て始めたばかりの方から寄せられる、特に頻度の高い疑問やトラブルについて、モモストアがQ&A形式で分かりやすく解決していきます。

買ったばかりのモンステラの植え替えはすぐにするべき?

A. 基本的には、すぐに植え替えることを強くおすすめします。

ダイソーのカット苗や小さな鉢は、園芸用に適さない土を使っている場合や、根詰まりを起こしやすい状態で売られていることが多いからです。

  • カット苗の場合: 根が少し出ていたら、すぐに水はけの良い観葉植物用の土に植え替えましょう。
  • 小さな鉢植えの場合: 鉢から優しく抜き出し、根の状態を確認します。根がギュウギュウに回っていたら、一回り大きな鉢に植え替えましょう。

植え替えのショックで一時的に葉がしおれることがありますが、それは環境が変わったことによる一時的な反応なので、温かい場所で安静にしてあげれば大丈夫です。植え替えは、モンステラを長く育てるための愛情表現だと思って、手間をかけてあげてくださいね。

葉が黄色や茶色になってきたけど大丈夫?

A. 黄色や茶色の変色は、モンステラからの「SOSサイン」です。原因の多くは「水やり」にあります。

葉の変色のサイン 考えられる原因 対策
葉全体が黄色い 水のやりすぎによる根腐れ。 水やり頻度を大幅に減らし、土を完全に乾かしてから水を与える。
葉のフチや先端が茶色くパリパリ 水不足、または空気の乾燥。 水やり回数を少し増やすか、毎日葉水(霧吹き)を行う。
葉の一部が白や茶色に焼けたようになる 直射日光による葉焼け。 設置場所をレースのカーテン越しなど、光が当たらない場所に移動させる。

まず、土の状態と水やり履歴をチェックしましょう。根腐れが深刻な場合は、一度鉢から抜き、腐った根を切り落として新しい土に植え替えるという、緊急手術が必要になることもあります。

ダイソーで「ヒメモンステラ」も見かけることはある?

A. 非常に稀ですが、目撃情報はあります。

ヒメモンステラ(正式にはラフィドフォラ・テトラスペルマなど)は、モンステラよりも葉が小さく、切れ込みが深く入り、つる性で伸びやすいのが特徴です。

ダイソーでは、「モンステラ」という名前で売られている株の中に、ヒメモンステラが混ざっているというケースが稀にあります。モンステラよりもさらに人気があり、入荷数も少ないため、入手難易度はモンステラ以上かもしれません。

ヒメモンステラは、モンステラと比べて葉の形やつるの伸び方が異なりますので、店頭で見かけたらすぐに分かりますよ。

あなたが最高のモンステラライフを送れるよう、モモストアはこれからも応援しています!

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