ニードルが売ってないのはなぜ?販売店から購入時の注意点まで徹底解説!
「ピアスを開けたいけど、ニードルがどこにも売ってない!」
そう思って薬局やドンキをハシゴしても見つからず、困っている方は多いのではないでしょうか?
実は、ピアッシングニードルは普通の雑貨とは違い、販売に関して特別な理由があるんです。
この記事では、ニードルが市販で見つからない本当の理由と、安全に購入できる確実な方法を、モモストアが詳しく解説していきますね!
・ニードルの販売は薬機法と深く関係していた?
・市販の店舗でニードルを見つけるのは難しい?主要販売店の在庫状況
・【ドンキホーテやバラエティショップ】ニードルの取り扱いを徹底調査
・ドラッグストア(薬局)でニードルが買えないのはなぜ?
ニードルでのピアッシングを検討しているなら、安全な購入ルートと正しい知識は欠かせません。ぜひ最後まで読んで、後悔のないピアッシングライフを送りましょう!
- ピアッシング用ニードルが「売ってない」と感じる3つの大きな理由
- ニードルの販売は薬機法と深く関係していた?
- 市販の店舗でニードルを見つけるのは難しい?主要販売店の在庫状況
- 【ドンキホーテやバラエティショップ】ニードルの取り扱いを徹底調査
- ドラッグストア(薬局)でニードルが買えないのはなぜ?
- ピアッシングニードルの確実な購入方法!安心して手に入れるには?
- ニードルとピアッサーの決定的な違いとメリット・デメリット
- ニードルを使ったセルフピアッシングの危険性!注意すべき点は?
- 初心者さんが絶対に守るべき!ニードルでのピアスの開け方ステップ
- ニードル以外で使える「代替品」はある?安全性について
- 失敗しないニードルのサイズ(ゲージ)の選び方
- 衛生管理が命!ニードル使用時の消毒・滅菌の重要性
- 【フリマアプリ】メルカリやラクマでのニードル購入は危険?
- ピアッシングを安全に行うための専門家(病院)の選び方
- ニードルが手に入らない時の最後の砦!信頼できるオンラインストアの選び方
- ピアッシングニードルの正しい使用期限と保管方法
- ニードルとピアッサーの共通点!どちらにも必要なアフターケアの基礎
- ニードルを使うなら知っておきたい!部位別の難易度と注意点
- ニードルの切れ味を保つための取り扱いとメンテナンス
- ニードルと拡張器!より大きなピアスホールを開けるための知識
- ニードルの穴はピアッサーより塞がりにくい?ホールの維持について
- ニードル購入時の意外な落とし穴!偽物・粗悪品を見抜く方法
- ピアッシングニードルの痛みを最小限に抑える裏ワザとコツ
- ピアッシング後のトラブル!化膿・肉芽・ケロイドの対処法
- ニードルとピアッサーの将来性!ボディピアス業界の動向
ピアッシング用ニードルが「売ってない」と感じる3つの大きな理由

「ニードルが売ってない」と感じるのには、実はちゃんとした理由があります。
単に人気がないから品切れ、というわけではなく、ニードルという商品の特性上、一般的な店舗では取り扱いが難しい背景があるんです。
主な理由は、大きく分けてこの3つに集約されます。
薬機法(旧薬事法)の規制対象となる可能性があるから
ピアッシングニードルは、厳密には「医療機器」として分類される可能性があります。
特に滅菌処理が施されている製品や、人体に触れて使用する目的が明確なものは、厚生労働省が定める薬機法(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)の規制対象となることがあるのです。
この法律に基づくと、医療機器を販売するためには、販売業者が都道府県知事の許可を得る必要があり、一般の雑貨店やコンビニなどでは、この許可を取得していないケースがほとんどです。
そのため、多くの店舗では、ニードルの販売自体を避けている、あるいは「雑貨」として販売できるギリギリのラインの製品しか扱っていない、という現状があるわけです。ユーザーから見ると「売ってない」という状況になりますが、これは法律を遵守している結果と言えるでしょう。
未成年者への販売リスクや倫理的な問題
ピアッシング行為は、身体に傷をつける医療行為に準ずる行為です。特に未成年者が保護者の同意なしにピアスを開けることには、社会的な懸念があります。
ニードルを簡単に手に入れられるようにしてしまうと、安易なセルフピアッシングによるトラブル(化膿、ケロイド、感染症など)が増加するリスクが高まります。
販売店側も、未成年者に対してこのようなリスクの高い商品を販売することに倫理的な責任を感じ、自主的に取り扱いを控えている場合があります。
店舗での対面販売では、購入者の年齢確認や使用目的を確認することが難しいため、トラブルを未然に防ぐ目的で、店頭から姿を消しているのです。
衛生管理・品質管理の難しさ
ニードルは滅菌状態であることが非常に重要です。もし不衛生な状態で販売された場合、使用者が重篤な感染症にかかる危険性があります。
店舗でニードルを保管・陳列する場合、その衛生状態を適切に保つための管理体制が求められますが、これもまた一般小売店にとっては大きな負担となります。
パッケージの破損や温度・湿度の影響で滅菌状態が破られてしまうリスクを考慮すると、品質管理が徹底できる専門のオンラインストアやクリニックのみで取り扱うのが最も安全かつ確実な方法と言えるのです。
これらの理由から、ニードルは一般的な日用品のようにどこでも手に入る商品ではなくなっているのです。では、法律とニードルは具体的にどのように関わってくるのでしょうか?
モモストアの豆知識:ニードルと「注射針」
ニードルと聞くと注射針をイメージしますが、注射針は医師や看護師が使用する「医療機器」であり、厳しく管理されています。ピアッシングニードルも見た目や使用目的は似ていますが、販売ルートや規制は異なる部分も多いです。ただし、「人の体に触れて傷をつける道具」という点で、販売には慎重さが求められるのは共通しています。
ニードルの販売は薬機法と深く関係していた?
ニードルが店頭から消えた最大の理由の一つが、やはり薬機法(旧薬事法)の存在です。
この法律は、医薬品や医療機器の安全性と有効性を確保し、国民の健康を守ることを目的としています。
ニードルが販売される際、どの規定が適用されるのかは、そのニードルが「医療機器」と見なされるかどうかで大きく変わってきます。
「医療機器」としてのニードル
一般的に、医師や医療従事者が使うことを想定して製造・輸入されたニードルは、当然ながら医療機器として扱われます。
これらを販売するには、高度管理医療機器等販売業の許可が必要となり、無許可で販売することは明確な法律違反です。
多くのピアッシングニードルは、製造工程で「滅菌済み」であることを謳っていますが、この「滅菌」という行為自体が医療機器としての側面を強めることになります。
そのため、専門知識を持たない一般の小売店がリスクを負ってまで取り扱うメリットがないと判断しているわけです。
「雑貨」としてのニードル販売のグレーゾーン
一部の製品は、医療機器ではなく「雑貨」として販売されているケースもあります。
これは、その製品が「ピアッシング」という特定の行為にのみ使用されるものではなく、広範な用途を持つ「工具」や「手芸用品」などとして解釈される場合に多いです。
しかし、ピアッシングニードルとしてパッケージされ、その用途が明記されている場合、当局から「実質的には医療機器ではないか」という指摘を受けるリスクは常に存在します。
過去には、このグレーゾーンで販売されていたニードルに対し、行政指導が入った事例もあり、多くの販売店が自主規制へと舵を切るきっかけとなりました。
海外からの個人輸入と自己責任
インターネット上では、海外のニードルが簡単に購入できますが、これは「個人輸入」という形になります。
個人輸入の場合、使用は自己責任であり、日本の薬機法の規制対象外となることが多いです。
しかし、品質や衛生状態が日本の基準を満たしている保証はなく、トラブルがあっても自己責任で解決しなければならないという大きなリスクが伴います。
モモストアとしては、安全性と信頼性を考慮すると、できる限り日本の法律に基づいて適切に販売されている国内の専門オンラインストアを利用することを強く推奨します。
このように、ニードルの販売経路は法律によって非常に複雑な状況になっているため、「売ってない」という感覚になるのは当然のことと言えるでしょう。
| 販売場所 | 販売形態 | 薬機法との関連 |
| 医療機関 | 医療行為として使用 | 医療機器として厳格に管理 |
| 専門オンラインストア | 医療機器販売業の許可を持つ | 法を遵守した上で販売 |
| 一般小売店(ドンキ、薬局) | 原則取り扱いなし | 許可がないため販売回避 |
| フリマアプリ | 個人間の取引 | 法律上のリスクが高い |
市販の店舗でニードルを見つけるのは難しい?主要販売店の在庫状況
では、実際にニードルを探して歩き回った時、なぜ見つからないのでしょうか?
それは、先述の法的な理由に加え、実店舗のビジネスモデルと商品の特性が合わないという点も関係しています。
主要な小売店でのニードルの取り扱い状況を見ていきましょう。
コンビニエンスストア(セブン・ローソン・ファミマ)
コンビニは、日常使いの消耗品や食料品を中心に扱っています。ニードルは需要の少ないニッチな商品であり、かつ法規制のリスクもあるため、原則として取り扱いはありません。
もし販売されていたとしたら、それは「医療機器」としてではなく、非常に簡易的な「手芸用品」などとして分類されている可能性が高いですが、ピアッシング目的での使用は推奨できません。
大型雑貨店・バラエティショップ(ロフト・プラザなど)
これらの店舗は、アクセサリーやコスメ、トラベルグッズなど、幅広い雑貨を扱っています。
以前はピアッサーやピアッシング後のケア用品などは取り扱っていましたが、ニードル自体を販売している店舗はほとんど見かけなくなりました。
若年層が多く訪れるため、未成年者への販売リスクや衛生管理の面から、取り扱いを中止したところが大半です。
代わりに、耳たぶ用のシンプルなピアッサーは、まだ販売されていることが多いです。
ホームセンターや手芸用品店
工具や手芸用の針は売っていますが、これらはピアッシング用のニードルとは全く別物です。
特に手芸用の針は、切れ味が悪く、衛生的にもピアッシングには適していません。
「ニードル」という名前で探すのではなく、「ピアッシング専用品」として滅菌されているかどうかを最優先で確認してください。
結論として、市販の店舗をくまなく探しても、安全性が保証されたピアッシングニードルを見つけるのは非常に難しいと言わざるを得ません。
時間と労力を無駄にしないためにも、次に紹介する確実な購入方法を知っておくことが大切です。
販売店の在庫状況と取り扱い傾向
| 店舗の種類 | ニードルの取り扱い | 主な取り扱い商品 |
| コンビニ | ✕ ほぼなし | 消耗品、食料品 |
| バラエティショップ | △ ほぼなし | ピアッサー、ケア用品 |
| ドラッグストア | ✕ ほぼなし | 絆創膏、消毒液など(衛生用品はあり) |
| 専門オンラインストア | ◎ 確実 | 各種ニードル、拡張器、ジュエリー |
【ドンキホーテやバラエティショップ】ニードルの取り扱いを徹底調査
「ドン・キホーテ(ドンキ)」といえば、何でも揃うイメージがありますよね。だからこそ、「もしかしたらドンキならニードルが売っているかも?」と期待する方は多いはずです。
実際、ドンキのコスメ・美容グッズコーナーは充実しており、ピアッサーやボディピアスは豊富に並んでいます。
しかし、ピアッシングニードルに関しては、以前と比べて取り扱いが大幅に減少しているのが現状です。
ドンキホーテのニードル販売の変遷
過去には、一部のドンキホーテ店舗でニードルが販売されていた時期もありました。しかし、これは前述した薬機法の解釈の厳格化や、若者による安易な使用に伴うトラブル増加を受けて、多くの店舗で自主規制が行われました。
現在は、ほとんどの店舗でニードル本体を見ることはできません。
販売されているのは、主に以下の商品です。
- 耳たぶ用の使い捨てピアッサー(瞬間的に穴を開ける器具)
- ピアッシング後の消毒液や軟膏
- ボディピアスやファーストピアス
もし、ドンキでニードルを探しているなら、残念ながら徒労に終わる可能性が高いです。ドンキで見つからなかった場合は、無理に探し回るよりも、次の章で紹介する確実な方法に切り替えるのが賢明です。
バラエティショップでの取り扱いの実情
ロフトや東急ハンズ、PLAZAといったバラエティショップでも同様の傾向が見られます。
これらのショップは「おしゃれ」「トレンド」を意識した商品を多く扱いますが、ニードルは「医療的な色彩が強い商品」とみなされ、客層や販売許可の面から敬遠されています。
販売する側としても、万が一の健康被害や感染症のリスクを負いたくないという判断があるため、アクセサリーとしてのピアス販売に留めているのです。
ニードルを探すなら、まずはオンラインをチェック!
市販の店舗を巡るよりも、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングといった大手オンラインプラットフォームで「ピアッシングニードル」と検索する方が、はるかに効率的です。
これらのサイトに出店している業者は、医療機器販売業の許可を持っているか、あるいは適法なルートで商品を仕入れている専門店が多いからです。特に、楽天市場では、専門のボディピアスショップが多数出店しており、信頼性の高いニードルを見つけることができますよ。
ドラッグストア(薬局)でニードルが買えないのはなぜ?
ドラッグストア(マツキヨ、スギ薬局、ウエルシアなど)は、絆創膏や消毒液、風邪薬といった医療衛生用品を扱う「薬の専門家」のいる場所です。
それなのに、なぜピアッシングニードルの取り扱いがないのでしょうか?
これは、ドラッグストアが扱う商品の特性と、ニードルが持つリスクとのバランスによるものです。
一般用医薬品と医療機器の区別
ドラッグストアが主に取り扱うのは、薬剤師や登録販売者が販売できる「一般用医薬品」や「高度管理医療機器ではない医療用品」です。
しかし、ピアッシングニードルは、たとえセルフピアッシング用として販売されていても、体の内部組織を傷つけるという点で、非常にデリケートな商品と見なされます。
前述の通り、ニードルを販売するためには「高度管理医療機器等販売業」の許可が必要になることが多く、多くのドラッグストアはこの許可を持っていない、あるいはニードル販売のためにわざわざ許可を取得するほどの需要がないと判断しているのです。
衛生用品としての責任
ドラッグストアは、人々の健康と衛生をサポートする役割を担っています。
もし、ニードルを販売し、それが原因で感染症や化膿などのトラブルが発生した場合、販売店としての社会的責任を問われかねません。
そのため、リスクの高い商品の販売を避け、より安全性の高いピアッサーの販売に留めているのが実情です。
また、薬局のスタッフは、ニードルの正しい使用方法や衛生管理について、専門的な指導を行うことが難しい場合もあります。適切な指導なしに販売することは、無責任な販売につながりかねません。
もしもの時に備えるなら
ドラッグストアではニードルは買えませんが、ピアッシング前後のケア用品は手に入ります。
消毒用アルコールや、傷口を保護するための絆創膏、化膿止めなどの軟膏は、ピアッシングを行う上で必須のアイテムです。ニードルを専門オンラインストアなどで購入する際には、これらのケア用品はドラッグストアで揃えておくと安心ですよ。
ニードルの販売は、専門知識と法的な責任を伴うため、一般的な店舗では取り扱いが難しいという背景を理解しておきましょう。
ピアッシングニードルの確実な購入方法!安心して手に入れるには?
市販の店舗でニードルが見つからないことがわかった今、最も安全で確実な購入方法を知っておくことが大切です。
ピアッシングニードルは、その品質が直接、ピアッシングの成功と体の安全性に直結します。
適当なものを選ぶと、化膿したり、治りが悪くなったりする原因になりますから、信頼できるルートを選びましょう。
専門のボディピアスオンラインストア
これが最も推奨される方法です。
ニードルを専門的に扱っているオンラインストアの多くは、医療機器販売業の許可を取得しているか、または信頼できるサプライヤーから滅菌済みの製品のみを仕入れています。
特に、Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングに出店している、レビューが多く、長年営業している老舗のボディピアス専門店を選びましょう。
これらのストアでは、ニードルのゲージ(太さ)や長さ、素材(ステンレスやチタンなど)のバリエーションが豊富で、自分の開けたい部位に最適なものを選ぶことができます。
チェックすべきポイント
- 「滅菌済み」であることが明記されているか
- 製造元や素材が明確に記載されているか
- ストアの運営者情報がしっかりと公開されているか
- 購入者のレビューや評価が高いか
病院や提携クリニックでの購入(または施術)
最も安全なのは、皮膚科や美容外科などの医療機関でピアッシング施術を受けることです。
医師が使用するニードルは、全て高度に管理された医療機器であり、もちろん滅菌済みです。
もし、セルフピアッシングを検討している場合でも、ピアッシング相談を受け付けているクリニックであれば、ニードルを販売してくれる場合があります。
ただし、この場合はニードル単体ではなく、施術とセットになることがほとんどです。
メルカリやラクマなどのフリマアプリは避けるべき
後述しますが、フリマアプリでのニードル購入は非常にリスクが高いです。
個人が出品しているニードルは、その滅菌状態が保証できません。
パッケージが開封されていたり、保管状態が悪かったりする可能性があり、感染症のリスクが格段に高まります。
安全性の確保のためにも、安易な個人取引は避けてください。
適切なルートで購入したニードルは、ピアッサーに比べて「痛みが少ない」「治りが早い」「開ける位置の自由度が高い」といったメリットを最大限に引き出すことができますよ。
購入時に確認したいニードルの素材
金属アレルギーのリスクを減らすためにも、ニードルの素材は重要です。特に以下の素材が推奨されます。
- サージカルステンレス(316L):最も一般的で、アレルギー反応が起こりにくい素材。
- チタン:非常に軽く、金属アレルギーが極めて起こりにくい最高品質の素材。
安価なニードルには、ニッケルなどのアレルギーを起こしやすい金属が含まれている可能性があるため、必ず素材を確認しましょう。
ニードルとピアッサーの決定的な違いとメリット・デメリット
ニードルが手に入らないからといって、すぐにピアッサーに切り替える前に、それぞれの道具が持つ特性を理解しておきましょう。
ニードル派とピアッサー派が存在するのは、それぞれに明確なメリットとデメリットがあるからです。
最終的に、どの道具を使うかは、開けたい部位、痛みの耐性、そして自分の衛生管理能力によって決めるのがベストです。
ニードル(Hollow Needle)
ニードルは、注射針のような筒状の針で、皮膚を「鋭利に切り裂く」ことで穴を開けます。
穴を開けた後、ニードルの筒の中にファーストピアスを差し込み、そのまま押し出して装着します。この「切り裂く」という動作が、ニードルの最大の利点と欠点になります。
メリット
- 痛みが少ない:鋭利な刃先が細胞を押し潰さず、スムーズに切り裂くため、ピアッサーに比べて瞬間の痛みが少ないとされています。
- 組織への負担が少ない:開けた穴が安定しやすく、治癒が早い傾向にあります。
- 様々な部位に対応:耳たぶ以外にも、軟骨(ヘリックス、トラガスなど)やへそ、舌など、幅広い部位に正確に開けることができます。
デメリット
- 技術が必要:手動で行うため、角度や深さがブレやすく、ピアッシングに技術と慣れが必要です。
- 出血のリスク:切り裂くため、ピアッサーよりも出血量が多くなる傾向があります。
- 自己管理が必須:ニードルの滅菌や、使用時の衛生管理が全て自己責任になります。
ピアッサー(Piercer)
ピアッサーは、バネの力やテコの原理を使い、「ファーストピアスの先端を勢いよく押し込んで」穴を開けます。
穴開けと同時にピアスが装着される仕組みなので、手軽さが最大の魅力です。
メリット
- 手軽で簡単:ボタンを押すだけで一瞬でピアッシングが完了し、技術がほとんど不要です。
- 衛生的なものが多い:ほとんどが使い捨てで、滅菌された状態でパッケージされているため衛生的です。
- 装着が同時:ピアスが穴に自動で装着されるため、ニードルのように後からピアスを挿入する手間がないです。
デメリット
- 組織を押し潰す:穴を開ける際に、組織を押し潰しながら進むため、ニードルよりも瞬間的な「鈍い痛み」を感じやすいとされます。
- 対応部位が限られる:基本的に耳たぶ専用が多く、軟骨や硬い部位には適していません。
- シャフトが短い場合がある:腫れを考慮したシャフトの長さが足りず、トラブルになることがあります。
初めてのピアッシングで不安な方はピアッサー、開ける部位にこだわりがあり、安全を最優先したい方はニードルを専門のオンラインストアで購入するのがおすすめです。
ニードルを使ったセルフピアッシングの危険性!注意すべき点は?
ニードルでのセルフピアッシングは、ピアッサーよりも高い自由度と低い組織負担が魅力ですが、その分、大きな危険性も伴います。
この危険性を理解せずに安易に行うと、一生残る傷や深刻な健康被害につながる可能性があります。モモストアが特に注意してほしい点をまとめました。
感染症のリスク
ニードルの滅菌が不十分であったり、使用する環境(手、皮膚、周囲の器具)が不衛生であったりすると、細菌やウイルスが体内に侵入し、重篤な感染症を引き起こす可能性があります。
特に、ニードルを使い回したり、他人に貸したりすることは、B型・C型肝炎やHIVといった血液感染症のリスクを伴うため、絶対に避けてください。
セルフで行う際は、滅菌済みのニードルを必ずワンポイント(一回限り)で使用し、使用前後の手洗いや、皮膚の消毒を徹底することが命綱となります。
神経や血管の損傷
耳や体の部位には、重要な神経や太い血管が通っています。
特に軟骨のピアッシングは、素人が行うと神経を損傷し、麻痺や痺れといった後遺症を残すリスクがあります。
また、大きな血管を傷つけてしまうと、大量出血や内出血につながることもあります。
ピアッシング前には、開けたい部位の解剖図を必ず確認し、安全な場所を正確にマーキングすることが必須です。もし、自信がない場合は、迷わず専門医に相談しましょう。
角度や位置の失敗
ニードルは手動で操作するため、慣れていないと斜めに穴が開いてしまうことが非常に多いです。
斜めに開いた穴は、ピアスがスムーズに通らず、ホールが安定しにくくなる原因となります。
また、理想の位置からずれてしまうと、ピアスを諦めて塞ぐことになったり、開け直しによって皮膚に余計な負担をかけることになります。
セルフで行う場合は、皮膚をしっかり固定し、鏡で横や後ろからも角度を確認しながら、慎重にニードルを進めることが成功の秘訣です。
ニードルでのピアッシングは、「安いから」「簡単そうだから」といった安易な理由で行うべきではありません。
リスクを最小限に抑えるためには、正しい知識と徹底した準備が必要であることを肝に銘じてください。
| リスク項目 | 回避するための対策 |
| 感染症 | 滅菌済みニードルをワンポイント使用、使用前後の手洗い・消毒 |
| 神経・血管損傷 | 解剖図を確認、専門医の相談を検討 |
| 角度失敗 | 正確なマーキング、皮膚をしっかり固定、鏡で確認 |
初心者さんが絶対に守るべき!ニードルでのピアスの開け方ステップ
ニードルでのセルフピアッシングを安全かつ成功させるためには、準備段階からアフターケアまで、すべての工程をプロ意識を持って行うことが大切です。
ここでは、初心者さんが失敗しないための、基本的なピアッシングのステップを解説します。この手順を忠実に守ってくださいね。
ステップ1:徹底した準備と環境の整備
ピアッシングは、清潔な環境で行うことが何よりも重要です。
まずは、ニードル、ファーストピアス、マーキングペン、消毒液、清潔な手袋、ガーゼなど、必要なものをすべて手の届くところに準備します。
ニードルとファーストピアスは、開封直前の滅菌状態を保ち、作業中は使い捨ての手袋(ニトリル手袋が推奨)を着用してください。
作業場所も、埃が少なく、清潔なテーブルの上などで行い、鏡を正面と、必要に応じて横からも確認できるように配置します。
ステップ2:開ける位置のマーキングと消毒
マーキングペン(サージカルペン)を使い、開けたい位置に正確に印をつけます。
鏡で様々な角度から確認し、位置に納得がいったら、マーキングした部位とその周辺を消毒用アルコールやイソジンなどで広範囲に消毒します。
消毒が完了したら、触らずに乾燥させてください。この作業中に、もう一度手を洗い、清潔な手袋を交換するのが理想的です。
ステップ3:ニードルによるピアッシングとピアス挿入
皮膚の裏側(ピアスが抜ける側)に、消しゴムやコルクなどをしっかりと当てて、皮膚を固定します。
ニードルの鋭利な先端をマーキングの中心に当て、一気に押し込むのではなく、ゆっくりと角度を維持しながらニードルを進めます。
この際、角度がブレないように、ニードルを垂直に保つことが重要です。
ニードルが皮膚を貫通したら、ニードルの筒の中にファーストピアスの先端を差し込み、ニードルを抜きながらピアスを押し込んでいきます。
ニードルが完全に抜けたら、キャッチをしっかりと留めて終了です。
ステップ4:出血とアフターケア
ピアッシング後は少量の出血があるのが普通です。出血が止まらない場合は、清潔なガーゼで優しく圧迫止血してください。
止血後、清潔な状態を保ちながら、専用の軟膏や消毒液で毎日2回以上のケアを怠らないようにしましょう。
腫れや痛みがひどい場合は、迷わず専門の医療機関を受診することが、トラブルを最小限に抑えるための最善策です。
これらの手順を守り、焦らず慎重に行うことが、美しいピアスホールを完成させるための鍵となります。
ニードルとピアスの挿入方法(モモストア流裏技)
ニードルの後にピアスを挿入するのが難しいと感じる場合は、「ニードルとピアスを合体させる」方法を試してみてください。
ニードルの穴(筒)に、ファーストピアスのシャフトをわずかに差し込み、テープなどで固定してから一気に貫通させると、ニードルが抜けると同時にピアスが装着されるので、スムーズに行えますよ。
ニードル以外で使える「代替品」はある?安全性について
ニードルがなかなか手に入らないと、「他に何か使えるものはないかな?」と考えてしまうかもしれません。ですが、ここで安易な代替品に手を出すのは非常に危険です。
ピアッシングは体に傷をつける行為であり、安全な道具を使うことが大前提だからです。
モモストアが考える、ニードル以外の選択肢と、その安全性について詳しく見ていきましょう。
絶対に避けるべき代替品
安全ピンや縫い針
映画や漫画などで見かけるかもしれませんが、安全ピンや縫い針をピアッシングに使用することは絶対にやめてください。
これらの針はピアッシングのために作られていないため、先端が太く、皮膚を「引き裂く」ような形になり、大きな傷や腫れ、痛みを引き起こします。
また、滅菌されていないため、感染症のリスクが極めて高いです。最悪の場合、針のサビや不純物が原因で、皮膚が炎症を起こし、完治しないトラブルにつながります。
画鋲やホチキスの針
論外です。これらはピアッシングの形状とは全く異なり、皮膚を傷つけるだけで、ピアスホールを開けることはできません。絶対に試みないでください。
推奨できる代替品(実質的な選択肢)
ピアッサー(最も現実的な代替)
ニードルが手に入らない場合の最も現実的で安全な代替品は、やはりピアッサーです。
特に、耳たぶなど皮膚が薄い部位であれば、滅菌済みの使い捨てピアッサーを使うことで、安全にピアッシングを完了できます。
ピアッサーは「瞬間的に開ける」という特性上、ニードルのように時間をかけて自分で角度を調整する手間がなく、失敗のリスクも比較的低いのがメリットです。
ピアッサーを購入する際は、開けたい部位に対応しているか(耳たぶ用、軟骨用など)をパッケージで必ず確認してください。
専門医による施術(最も安全な選択)
ピアッシングのリスクをゼロに近づけたいのであれば、ニードルやピアッサーを使ったセルフピアッシングではなく、病院やクリニックでの施術を選ぶのが一番です。
医療機関では、麻酔の使用も可能であり、ニードルも医療用として滅菌・管理されています。万が一、トラブルが発生した場合も、すぐに適切な処置を受けることができます。
ニードルの代替品を探す際は、「安全に穴が開けられる」という最低限の条件を満たしているピアッサーか、専門医による施術のどちらかを選ぶべきです。体への負担とリスクを考えると、それ以外の選択肢はありません。
失敗しないニードルのサイズ(ゲージ)の選び方
ニードルを選ぶ上で、最も重要な要素の一つがサイズ(ゲージ)です。ゲージとは、ニードルの太さを示す単位で、数値が小さくなるほど太くなります。
このゲージ選びを間違えると、ファーストピアスが入らなかったり、逆にピアスホールが大きくなりすぎて安定しにくくなったりと、後々のトラブルの原因になってしまいます。
ここでは、ニードルを選ぶ際の基本的なゲージの知識と、失敗しない選び方について解説します。
ゲージ(G)の基本知識
ピアスホールの太さは、主に「ゲージ(G)」という単位で表されます。
一般的なピアスは、16G(約1.2mm)や14G(約1.6mm)が主流です。
| ゲージ (G) | 太さ (mm) | 主な使用部位 |
| 20G | 0.8mm | 一般的なファッションピアス |
| 18G | 1.0mm | 細めのセカンドピアスなど |
| 16G | 1.2mm | 耳たぶ、ヘリックスの一般的なファーストピアス |
| 14G | 1.6mm | 軟骨、へそ、舌などのファーストピアス |
ニードルゲージの鉄則:ファーストピアスよりも「1サイズ太く」
ニードルを選ぶ際の最大のポイントは、「開けたいファーストピアスのシャフトよりも1サイズ太いもの」を選ぶことです。
これは、ニードルで開けた穴に、ピアスをスムーズに挿入するために必要な工程です。
- ファーストピアスが16G(1.2mm)の場合:ニードルは14G(1.6mm)を選びます。
- ファーストピアスが14G(1.6mm)の場合:ニードルは12G(2.0mm)を選びます。
ニードルで開けた穴は、時間が経つと皮膚の弾力で少し縮まりますが、ピアスのシャフトよりもわずかに太いニードルを使うことで、ニードルが抜けた直後にピアスが無理なく通る「余裕」を作ることができます。
もし、ニードルとピアスが同じ太さだと、ニードルを抜いた瞬間に穴が縮み、ピアスが通らずに痛い思いをすることになります。
部位別の推奨ゲージ
開けたい部位によって、推奨されるゲージサイズは異なります。
- 耳たぶ:14Gまたは16Gのニードル(ファーストピアスは16Gまたは18G)
- ヘリックス(軟骨):14Gのニードル(ファーストピアスは16G)
- トラガス、インダストリアル:12Gのニードル(ファーストピアスは14G)
特に軟骨など硬い部位は、治癒に時間がかかるため、太めのゲージで安定させることが推奨されます。ニードルを購入する際は、開けたい部位とファーストピアスのゲージを必ずセットで考えて選びましょう。
モモストアが伝えるゲージ選びの落とし穴
「ニードルが太いと痛そう」と感じるかもしれませんが、実はニードルは太い方が安定しやすいというメリットもあります。
細いニードルで無理に太いピアスを入れようとすると、穴の周囲の組織を傷つけ、かえって痛みが長引く原因になります。ニードルの太さで失敗しないように注意しましょう。
衛生管理が命!ニードル使用時の消毒・滅菌の重要性
ニードルを使ったピアッシングを成功させる鍵は、間違いなく衛生管理です。どれだけ高価で良いニードルを使っても、消毒や滅菌が不十分であれば、感染症のリスクは劇的に高まります。
これは、「人体に穴を開ける」という行為の重さを理解することに他なりません。自己責任で行うからこそ、医療現場と同じくらいの徹底した衛生管理が求められます。
「滅菌」と「消毒」の違いを理解する
まず、基本的な言葉の違いを理解しましょう。
- 滅菌:全ての微生物(細菌、真菌、ウイルスなど)を死滅させること。ニードルは通常、工場出荷時に滅菌処理されています。
- 消毒:有害な微生物を減らすこと。ピアッシング前の皮膚や、手を消毒します。
ピアッシングに使うニードルは、滅菌済み(Sterilized)と明記されたものを選び、絶対に使用直前までパッケージを開封しないでください。一度開封したニードルは、たとえ未使用であっても、滅菌状態が破られている可能性が高いため、使用を避けるべきです。
使用前の徹底した消毒手順
ニードル本体が滅菌済みであっても、あなたの手や皮膚、使用環境が汚れていては意味がありません。
手の消毒
石鹸で手を肘まで念入りに洗い、使い捨てのニトリル手袋を装着します。手袋をすることで、手指からの細菌感染をほぼ防ぐことができます。
皮膚の消毒
開けたい部位を、消毒用アルコールまたはポビドンヨード(イソジン)など、皮膚用の消毒液で広範囲に丁寧に拭き取ります。
消毒が不十分だと、皮膚に常在している細菌がピアスホールから侵入し、化膿の原因となります。
消毒液は、肌に合わない場合もあるので、事前にパッチテストを行うとより安全です。
使用器具の衛生管理
マーキングペン、消しゴム、ガーゼなど、皮膚に触れる可能性のある器具は、全てアルコールで拭き取るか、清潔なものを用意してください。特に、消しゴムなどは雑菌がつきやすいため、新しいものを使うことを推奨します。
ピアッシング後のアフターケア
ピアッシング後のホールケアも衛生管理の延長です。
ホールが安定するまでの間(耳たぶで約1〜2ヶ月、軟骨で約3〜6ヶ月)、毎日、洗浄と消毒を欠かさないでください。
石鹸を泡立てて優しく洗い、シャワーでよく洗い流すのが基本です。過度な消毒は、かえって治癒を遅らせることがあるので、不安な場合は専門医に相談しましょう。
絶対にやってはいけないこと
使用後のニードルは、絶対にそのまま放置したり、家庭ごみとして捨てたりしないでください。
他の人が怪我をする危険性があります。新聞紙などで厳重に包み、針が出ないようにしてから廃棄するか、地域の自治体の指示に従って医療廃棄物として処理しましょう。
【フリマアプリ】メルカリやラクマでのニードル購入は危険?
「メルカリやラクマなら、ニードルが安く手に入るかも」と考える方もいるでしょう。実際、フリマアプリでは「未使用」と称したニードルが多数出品されています。
しかし、モモストアはフリマアプリでのニードル購入を強く非推奨します。その理由は、安全性と法律、そして衛生管理という、ピアッシングにおいて最も重要な要素が保証されないからです。
衛生面での最大のリスク
フリマアプリで販売されているニードルは、出品者が個人であるため、その滅菌状態が全く保証されません。
たとえ「未開封」と書かれていても、そのニードルが製造元から出品者の手に渡るまでの保管環境が不明です。
高温多湿の場所に保管されていたり、パッケージに目に見えないほどの小さな穴が開いていたりするだけで、滅菌状態は破られてしまいます。
また、中には使用済みのニードルを「未使用」と偽って出品している悪質なケースもゼロではありません。
ピアッシングは血液に触れる行為です。品質が保証されないニードルを使用することは、感染症や皮膚炎を引き起こす可能性が非常に高い危険な行為です。
法律(薬機法)違反のリスク
ピアッシングニードルは、その目的から医療機器に該当する可能性があり、医療機器を許可なく個人が反復・継続的に販売することは、薬機法に抵触する恐れがあります。
フリマアプリの運営側も、安全性の観点から、一部の医療器具の出品を禁止していることがほとんどです。
購入者自身が罰せられることは稀ですが、違法な取引に加担するという側面や、問題が発生した場合に誰も責任を取ってくれないというリスクがあります。
トラブル時のサポート体制の欠如
専門のオンラインストアで購入すれば、万が一商品に不備があった場合や、使用方法で困った場合に、カスタマーサポートに相談することができます。
しかし、フリマアプリでは、出品者との個人的なやり取りしかできません。トラブルが発生した場合、返金や補償、適切なアドバイスを受けることは期待できません。
あなたの体に関わる重要な道具ですから、目先の安さや手軽さに惑わされず、信頼できる専門店からの購入を選びましょう。
メルカリでのニードル出品禁止について
メルカリなどの大手フリマサービスでは、医薬品、医療機器、医療用品などの出品を原則禁止しています。
ニードルもこれに該当する可能性が高く、出品されているものは規約違反のリスクがあります。トラブルを避けるためにも、購入は控えるべきです。
ピアッシングを安全に行うための専門家(病院)の選び方
「ニードルでのセルフピアッシングは不安だけど、ピアッサーだと開けたい部位に合わない…」
そう悩んでいる方には、医療機関でのプロによるピアッシングが最もおすすめの選択肢です。
安全性が保証され、仕上がりも美しく、万が一のトラブルにも即座に対応してもらえます。しかし、どこの病院でも良いというわけではありません。ピアッシングを受ける病院を選ぶ際の重要なポイントを解説します。
皮膚科・形成外科を選ぶ
ピアッシングを行うのは、美容外科だけでなく、皮膚科や形成外科でも対応している場合があります。
特に皮膚科は、ピアッシング後の炎症や化膿といった皮膚トラブルの専門家でもあります。
「ピアッシング」を単なるおしゃれとしてだけでなく、「安全な医療行為」として捉えている病院を選ぶことが重要です。
ホームページで「ピアス外来」や「ピアッシング施術」を行っているかを確認し、使用するニードルや麻酔について説明があるかを見てみましょう。
使用するニードルの種類と衛生管理体制を確認
カウンセリングの際に、どのようなニードルを使用するのかを尋ねてみてください。
医療用として滅菌されたディスポーザブル(使い捨て)のニードルを使用していることは大前提です。
また、施術環境が清潔に保たれているか(施術室や器具の滅菌方法など)も、安心して施術を受けるための重要な判断基準となります。
アフターケアとトラブル対応が充実しているか
ピアスホールは、開けて終わりではありません。数ヶ月間のアフターケアが非常に重要です。
病院によっては、施術後に無料で検診を受けられたり、トラブルが発生した場合にすぐに診察・治療を受けられるサポート体制が整っています。
特に軟骨のピアッシングは、トラブルが発生しやすいため、アフターフォローが充実している病院を選ぶことで、不安なく過ごすことができます。
口コミや評判をチェックする
実際にその病院でピアッシングを受けた方の口コミや評判も、選ぶ際の参考にしましょう。
特に「痛みが少なかった」「仕上がりの角度がきれいだった」「スタッフの対応が丁寧だった」といった声が多い病院は、技術とホスピタリティの両面で信頼できます。
ただし、口コミはあくまで参考情報として、最終的には自分でカウンセリングを受けて判断することが大切です。
セルフピアッシングに不安を感じるなら、少し費用はかかっても、安全と安心を買うつもりで専門医に任せるのが最良の選択ですよ。
病院でのピアッシングのメリット(まとめ)
- 麻酔の使用が可能で、痛みを最小限に抑えられる。
- 医師が正確な位置と角度で施術してくれる。
- 医療機器として管理されたニードルを使用するため、衛生的で安全。
- 万が一のトラブル時に即座に対応してもらえる。
ニードルが手に入らない時の最後の砦!信頼できるオンラインストアの選び方
ニードルが売ってないという問題を解決する最後の、そして最も確実な方法は、信頼できるオンラインストアを見つけることです。
実店舗では見つからなくても、ネット上には法的な許可を得て、高品質なニードルを販売している専門業者が存在します。
ここでは、失敗しないオンラインストアの選び方と、購入時にチェックすべきポイントを具体的に解説します。
サイト運営者の情報を確認する
信頼できるショップは、会社概要や特定商取引法に基づく表記をしっかりと公開しています。
特に、「医療機器販売業の許可」や、「高度管理医療機器等販売業の登録」に関する記載があるかを確認してください。
これは、その業者が法的な規制を遵守し、専門的な知識をもって商品を販売していることの証明になります。
情報が不十分だったり、連絡先がメールアドレスしかなかったりするショップは、避けるべきです。
商品情報が詳細に記載されているか
ニードルの商品ページには、以下の情報が必ず記載されているべきです。
もしこれらの情報が不明瞭な場合は、購入を控えるべきです。
- 素材(例:サージカルステンレス316L、チタンなど)
- ゲージ(G)と長さ(mm)
- 滅菌済み(E.O.ガス滅菌など)であること
- 製造元や原産国
特に素材の記載がないニードルは、アレルギーのリスクがあるため注意が必要です。信頼できるショップは、これらの情報を隠さず、正確に伝えてくれます。
決済方法や配送体制が整っているか
安全な取引を行うために、クレジットカード決済、コンビニ決済、銀行振込など、複数の決済方法に対応しているかを確認します。
また、商品の梱包についても、ニードルが曲がったり、滅菌パッケージが破損したりしないよう、丁寧な梱包(例:段ボールや厚紙封筒での発送)を心がけているショップを選びましょう。
レビューで「梱包が丁寧だった」という声が多いショップは、商品の取り扱いにも慎重であると判断できます。
Amazon、楽天、Yahoo!ショッピングの活用
これらの大手プラットフォーム内には、多数のボディピアス専門ショップが出店しています。
プラットフォーム自体の購入者保護システムが充実しているため、万が一のトラブル時も安心感があります。
特に、購入前にレビューや評価をしっかりとチェックし、長く運営されているショップ、評価の高いショップを選ぶことで、失敗するリスクを大幅に減らすことができます。
これらのサイトで「ニードル」と検索すれば、安全性が高いと判断できる商品が確実に見つかるはずです。
「売ってない」と諦める前に、オンライン上の専門ショップを賢く活用しましょう。
ピアッシングニードルの正しい使用期限と保管方法
ニードルを無事に手に入れたら、次に知っておきたいのが、使用期限と正しい保管方法です。ニードルは食品ではありませんが、滅菌パックされているため、その滅菌状態には期限があります。
これを守らないと、せっかくの滅菌済みのニードルが、ただの不衛生な針になってしまう可能性があります。
滅菌有効期限の確認は必須
専門のオンラインストアで購入したニードルは、一つ一つ滅菌パックされています。
このパッケージには、通常、「滅菌有効期限」が印字されています。これは、この期限までは滅菌状態が保証されているという意味です。
この期限が切れたニードルは、たとえ未開封であっても、滅菌状態が保証できないため、絶対に使用しないでください。期限切れのニードルは、迷わず廃棄すべきです。
購入時には、期限に十分な余裕があるかを確認しましょう。
ニードルの正しい保管方法
滅菌パックは、外部からの影響を遮断するように作られていますが、保管方法が悪いと、パックが破損したり、滅菌状態が破られたりする可能性があります。
- 直射日光を避ける:日光や強い光は、パッケージの素材を劣化させ、滅菌状態を破る原因となることがあります。
- 高温多湿を避ける:湿気はパッケージ内部の滅菌状態に影響を与え、カビなどの原因となる可能性があります。
- 衝撃を与えない:ニードルの先端がパックを突き破ったり、パッケージが破れたりしないよう、硬いものと一緒に保管するのを避けてください。
- 清潔な場所に保管:埃や汚れの少ない、清潔な引き出しや箱の中に保管しましょう。
ピアッシングを行う直前まで、ニードルは絶対に開封しないで、滅菌パックのまま保管することが、安全性を保つための鉄則です。
使用後の安全な廃棄方法
前述の通り、使用後のニードルは医療廃棄物に準じた扱いで、安全に廃棄する必要があります。
そのままゴミ箱に捨てると、清掃員やご家族が怪我をする危険性があります。
- キャップを戻す:可能であれば、使用後にニードルのキャップをしっかりと戻します。
- 硬い容器に入れる:ペットボトルや厚手のプラスチック容器など、針が突き破らない硬い容器に入れます。
- 「キケン」表示:容器に「ニードル」「針」「キケン」などの表示をマジックで大きく書き、他のゴミと区別します。
- 自治体の指示に従う:最終的な廃棄方法は、お住まいの地域の自治体の指示に従ってください。自治体によっては、注射針回収ボックスや、専門の回収ルートがある場合があります。
安全なピアッシングは、購入、使用、そして廃棄までの一連の流れ全てを完璧に行うことで初めて実現します。
ニードルとピアッサーの共通点!どちらにも必要なアフターケアの基礎
ニードルとピアッサーは、ピアッシングの方法が異なりますが、穴を開けた後のケア(アフターケア)については、共通して厳守すべき基本があります。
このアフターケアを怠ると、せっかく開けたピアスホールが完成せず、化膿したり、最悪の場合は塞がなければならなくなったりします。ここでは、ピアスホールを美しく完成させるための基礎を解説します。
毎日の洗浄は欠かさない
ピアスホールのケアの基本は、「清潔に保つこと」です。
朝晩の1日2回、以下の手順で優しく洗浄しましょう。
- 手を洗う:必ず石鹸で手を洗い、清潔にします。
- 泡立てる:刺激の少ない液体石鹸やボディソープをよく泡立てます。
- 優しく洗う:ピアスを付けたまま、泡をホールとその周囲に優しく乗せ、ホールの前後を指で撫でるように洗います。ピアスを無理に動かす必要はありません。
- 完全に洗い流す:シャワーのぬるま湯で、石鹸の泡が残らないように完全に洗い流します。石鹸成分が残ると、かゆみや炎症の原因になります。
- 水分を拭き取る:清潔なタオルやティッシュで、水分を優しく押し当てるように拭き取ります。
消毒液の使用は最小限に
かつては消毒液を頻繁に使うのが一般的でしたが、最近のピアッシングケアの主流は、「洗浄」を重視し、「消毒」は最小限にするという考え方です。
消毒液(特にアルコール系)は、傷を治そうとする細胞まで傷つけてしまい、かえって治癒を遅らせることがあるからです。
基本は洗浄のみでOKです。ただし、医師から指示があった場合や、軽度の炎症が起きた場合のみ、医療用消毒液を少量使用する程度に留めましょう。
ホールが安定するまでピアスを外さない
ファーストピアスは、ホールが完全に安定するまでのお守りのようなものです。
耳たぶで1〜2ヶ月、軟骨で3〜6ヶ月は、絶対に外さないでください。
外してしまうと、ホールがすぐに塞がってしまったり、無理に再挿入しようとして皮膚を傷つけたりする原因になります。
また、ファッションピアスはファーストピアスと違って、素材や形状がデリケートなホールには適していないことが多いので、ホールが安定するまでは我慢しましょう。
正しいケアを続けることが、ピアスを長く楽しむための最も大切なステップです。
ニードルを使うなら知っておきたい!部位別の難易度と注意点
ニードルはピアッサーよりも幅広い部位に対応できますが、体の部位によってピアッシングの難易度や、その後のケアの難しさが大きく異なります。
ニードルを使ってセルフピアッシングに挑戦する前に、開けたい部位の難易度と特性を理解しておきましょう。
耳たぶ(イヤーロブ):難易度【低】
耳たぶは、ほとんどが柔らかい脂肪と皮膚で構成されているため、ニードルが最も貫通させやすい部位です。
神経や太い血管が少ないため、セルフピアッシング初心者さんにおすすめです。
- 注意点:開ける位置を欲張りすぎると、耳たぶの端ギリギリになってしまい、ピアスが裂ける原因となることがあります。内側から見て、最低でも5mm以上の余裕を持たせて開けましょう。
軟骨(ヘリックス、トラガスなど):難易度【高】
軟骨(耳の上部や内側)は、ニードルでのピアッシングが必須となることが多い部位です。
硬い軟骨を貫通させるには強い力と正確な角度が必要であり、失敗すると軟骨が砕けたり、化膿が長期化したりするリスクが高まります。
- 注意点:治癒に時間がかかるため、最低でも3〜6ヶ月はケアが必要です。また、寝る時に圧力がかかるとトラブルになりやすいため、反対側を向いて寝るなどの工夫が必要です。
へそ(ネイブル):難易度【中】
へそピアスは、皮膚の厚みや体型によって開けられるかどうかが決まります。
ニードルを貫通させる際は、皮膚をしっかりつまみ、深く開けすぎないように注意が必要です。
- 注意点:衣服の摩擦や、座った時の圧迫でホールに負担がかかりやすい部位です。また、夏の時期は汗で蒸れやすく、冬は乾燥しやすいなど、季節ごとのケアも重要になります。
舌(タン):難易度【最難関】
舌は、セルフピアッシングは絶対に避けるべき部位です。
舌の裏には太い血管が通っており、これを傷つけると大量出血や、舌の麻痺、腫れによる窒息のリスクがあります。
舌のピアッシングは、必ず専門のクリニックで行ってください。
ニードルを使う際は、自分の技術とリスク許容度を考え、無理のない部位から始めることが大切です。
ニードルの切れ味を保つための取り扱いとメンテナンス
ニードルの切れ味は、ピアッシング時の痛みや、ホールへの負担に大きく影響します。切れ味が鈍いニードルを使うと、皮膚を押し潰すことになり、ピアッサーで開けたのと変わらないような強い痛みを伴うことがあります。
ニードルを安全に使用するために、「切れ味を保つための取り扱い」、つまり「滅菌パックを破損させないこと」が最も重要になります。
ニードルは使い捨てが原則
大前提として、ピアッシングニードルはワンポイント(使い捨て)であり、再利用を前提としていません。
一度皮膚に触れたニードルは、たとえ洗浄・消毒をしても完全に滅菌状態に戻すことはできませんし、切れ味も確実に落ちています。
「もったいない」と感じるかもしれませんが、一つのピアスホールに一つのニードルを使うのが鉄則です。
滅菌パックの取り扱い注意点
ニードルの切れ味を保つということは、パック内部の滅菌状態と針の形状を維持することに等しいです。
以下の点に注意して取り扱ってください。
- 開封は直前に:ピアッシングの準備が全て整い、今から穴を開けるという直前まで、滅菌パックは開封しないでください。
- 力を加えない:パックの上からニードルを触って形を確かめる際も、針の先端に過度な力がかからないように優しく扱います。
- パッケージの破損チェック:開封前に、パッケージの端や裏側に破れや穴がないかを必ず目視でチェックしてください。わずかな破損でも、滅菌状態は破られています。
もし切れ味が鈍いと感じたら
もしニードルを皮膚に当ててみて、わずかでも「鈍い」と感じたり、マーキングした位置からニードルの先端が滑ってしまったりする場合は、そのニードルの使用は避けるべきです。
ニードルを無理に押し込む行為は、皮膚に大きな負担をかけ、ホールが安定しにくくなる原因となります。
信頼できるショップから、新しい滅菌済みのニードルを再度購入する決断をしてください。安全を最優先することが、結果的に時間と費用を節約することにつながります。
ニードルの切れ味は、セルフピアッシングの成功率に直結するため、その取り扱いは慎重に行いましょう。
モモストアの視点:なぜ医療用ニードルは使い捨てなのか
病院で使われる注射針やメスも、すべて使い捨てです。これは、衛生面だけでなく、医療器具の切れ味や精度は1回の使用で微細に変化するため、常に最高の状態で使用するために定められています。
ピアッシングニードルも、これと同じ考え方で扱うべきです。
ニードルと拡張器!より大きなピアスホールを開けるための知識
ピアッシングニードルを手に入れた方の多くは、将来的に拡張ピアスにも興味を持つかもしれません。ニードルは、拡張ピアスへのステップとしても非常に重要な役割を果たします。
しかし、拡張はピアッシングとは全く異なるリスクと知識を伴います。ここでは、ニードルと拡張器の違い、そして安全な拡張への道筋を解説します。
ニードルは「穴を開ける」、拡張器は「穴を広げる」
ニードルが「皮膚に穴を開ける」ための道具であるのに対し、拡張器(エキスパンダー)は、「すでに開いているピアスホールを少しずつ広げていく」ための道具です。
拡張器には、テーパー(先端が細く徐々に太くなる)タイプやプラグタイプなどがあり、ホールが安定した後にのみ使用します。
拡張の鉄則:ホールが完全に安定してから
ピアスホールがまだ不安定な状態(開けてから数ヶ月以内、分泌物が出るなど)で拡張を始めると、ホールが裂けたり、肉芽と呼ばれるコブができたりする原因となります。
拡張を始めるタイミングは、ファーストピアスを外してもホールが縮まらない、炎症が全くない状態になってからです。
これは、耳たぶで最低3ヶ月、軟骨で6ヶ月以上が目安となります。焦って拡張すると、必ず後悔することになります。
安全な拡張のステップ
拡張も、ニードルと同様に自己責任で行う際は慎重さが求められます。
- ワンゲージアップを厳守:一度に太すぎる拡張器を使うのは厳禁です。必ず1サイズ(1G)ずつ、ゆっくりと拡張を進めます。
例えば、14Gのホールを12Gに拡張し、それが完全に安定したら次の10Gへ、というステップを守ります。 - 潤滑剤を使う:拡張器をスムーズに挿入するために、ワセリンなどの潤滑剤を拡張器とホールに塗布します。
- 無理な痛みは避ける:拡張時に「痛い」と感じる場合は、皮膚が裂けている可能性が高いです。無理に押し込まず、元のゲージに戻して、時間を置いてから再チャレンジしましょう。
ニードルで太いゲージのホールを開ける
最初から10Gや8Gといった太めのピアスホールを開けたい場合は、拡張器ではなくニードルで開ける方法が推奨されることがあります。
拡張器で無理やり広げるよりも、適切な太さのニードルで一気に開けた方が、組織への負担が少ないとされています。
この場合は、10Gのファーストピアスを使うなら、8Gのニードルを選ぶという鉄則が適用されます。ただし、太いニードルでのセルフピアッシングは難易度が非常に高いため、可能であれば専門医に相談するのが最も安全です。
拡張ピアスは魅力的ですが、安全なニードルピアッシングでホールを土台作りしてから進めてくださいね。
ニードルの穴はピアッサーより塞がりにくい?ホールの維持について
ニードルで開けたピアスホールは、ピアッサーで開けたホールよりも「塞がりにくい」とよく言われます。これは本当なのでしょうか?
ピアッシングの方法が、ホールを長期的に維持する能力にどう影響するのかを解説します。
ニードルで塞がりにくいと言われる理由
ニードルは、鋭利な刃先で皮膚組織を「切り裂く」ため、ホールが円錐形ではなく、キレイな円筒形になりやすいという特徴があります。
これにより、開けた穴の周囲の組織へのダメージが少なく、ホールが安定しやすくなります。
一方、ピアッサーは「組織を押し潰す」傾向があるため、ホール周辺の細胞がダメージを受けやすく、ホールが不安定になりがちです。
この「ホールが早く、きれいに安定する」という特性から、「ニードルの方が塞がりにくい」と感じられることが多いのです。
ホールの維持は「安定期間」が鍵
しかし、ピアスホールの塞がりにくさは、「ピアッシングの方法」よりも「ホールがどれだけ長い間、安定した状態で維持されたか」によって決まります。
ホールが完全に安定すると、ホールの内側が皮膚(トンネル状のエピセリウム)で覆われます。この状態になれば、ピアスを外しても短時間で塞がることはありません。
- 安定する前のホール:ニードルで開けても、開けて数ヶ月以内にピアスを外すと、すぐに塞がってしまいます。
- 安定した後のホール:ピアッサーで開けても、数年間安定して維持されていれば、数日〜数週間外しても塞がりにくくなります。
ホールを長持ちさせるための対策
ピアッシングの方法に関わらず、ホールを長く維持し、塞がりにくくするためには、以下の対策が重要です。
- ファーストピアスを外す期間を守る:安定期間が終わるまで、絶対に外さないこと。
- セカンドピアス移行後も毎日装着:ホールが完全に安定した後も、最低1年間は毎日ピアスを装着する習慣をつけましょう。
- 清潔を保つ:ホール周辺が不衛生だと、炎症が起き、ホールの維持が難しくなります。
ニードルを使うことで、ホールが安定するまでの期間を短縮できる可能性はありますが、最終的にはあなたの毎日のケア次第で、ホールの寿命が決まります。
モモストアの経験談:ピアスの穴は何年で完成する?
ホールの完成には個人差がありますが、最低でも1年以上の装着期間が必要です。
「もう大丈夫かな?」と思っても、ピアスを外して数時間で入らなくなるようであれば、まだ完成していません。焦らずゆっくりとホールを育ててくださいね。
ニードル購入時の意外な落とし穴!偽物・粗悪品を見抜く方法
ニードルをオンラインで購入する際、「売ってない」問題は解決しますが、今度は「偽物や粗悪品」を掴まされてしまうリスクが出てきます。
特に安価すぎるニードルには注意が必要です。粗悪なニードルは、切れ味が悪く、金属アレルギーの原因になったり、滅菌状態が偽装されていたりする場合があります。
安全なピアッシングのためにも、偽物・粗悪品を見抜く目を養いましょう。
「滅菌済み」の表示を疑う
信頼できるニードルは、E.O.ガス滅菌などの滅菌方法が明記されており、その有効期限も記載されています。
しかし、粗悪品の場合、「滅菌済み」とだけ書かれていても、実際には適切な滅菌処理が行われていない可能性があります。
特に、ニードルが単体でビニール袋に入っているなど、パッケージが簡易すぎるものは注意が必要です。医療用品に準ずるものは、必ずしっかりとしたブリスターパックなどで密閉されています。
極端に安価なニードルは避ける
高品質なサージカルステンレスやチタン製のニードルは、製造コストがかかります。それにも関わらず、一本あたり数十円といった極端に安価なニードルは、以下のリスクがあります。
- 素材が不明:ニッケルなど、アレルギーを引き起こしやすい安価な金属が使われている可能性があります。
- 切れ味が悪い:製造時の研磨が不十分で、先端が鈍い可能性があります。
- 滅菌が不十分:コスト削減のため、滅菌工程が省略されている可能性があります。
ピアッシングは体に入れるものです。消耗品と割り切らず、適正な価格で販売されている信頼性の高い製品を選びましょう。
製造元や素材の記載がない
パッケージや商品ページに、「製造元の名称」「素材」「原産国」といった情報が一切書かれていないニードルは、信頼性が非常に低いです。
特にフリマアプリなどで、詳細情報のないニードルを掴まされないように注意してください。
専門のオンラインストアであれば、商品の問い合わせ窓口も設けられているはずなので、不安な場合は事前に問い合わせてみましょう。
「メーカー名がはっきりしているか」は、信頼できる商品かを見分ける重要な手がかりとなります。
オンラインでの購入は便利ですが、自己防衛の意識を持って商品を選ぶことが、粗悪品から身を守るための唯一の方法です。
ピアッシングニードルの痛みを最小限に抑える裏ワザとコツ
ニードルを使う最大のメリットの一つは、「ピアッサーよりも痛みが少ない」と言われている点です。
しかし、どんなに優れたニードルを使っても、痛みはゼロにはなりません。ピアッシング時の痛みを最小限に抑え、スムーズなピアッシングを行うための裏ワザとコツをご紹介します。
瞬間冷却と麻酔ジェル
痛覚を鈍らせるための古典的かつ効果的な方法です。
- 瞬間冷却:保冷剤や氷を清潔なガーゼなどに包み、ピアッシング部位に10分程度押し当てて皮膚を冷やします。
皮膚の感覚を麻痺させ、ニードルが皮膚を貫通する瞬間の痛みを軽減する効果があります。ただし、冷やしすぎると皮膚が硬くなり、逆に貫通しにくくなることもあるので、ほどほどに。 - 市販の麻酔ジェル:一部の海外製品や、クリニックが推奨する市販の麻酔ジェルを、ピアッシング部位に塗布する方法もあります。
使用する際は、必ず成分や使用方法を確認し、アレルギー反応が出ないかをパッチテストで確認してから使用してください。
深呼吸と勢い(勇気)
痛みの大部分は緊張と不安から来ています。リラックスして行うことで、痛みはかなり軽減されます。
- 深呼吸:ニードルを構える前に、目を閉じ、大きく息を吸い込み、ゆっくりと吐き切ります。
息を吐ききったタイミングで、ニードルを一気に貫通させると、痛みが最も感じにくいと言われています。 - 勢い:ニードルを皮膚に当てて、「そろそろ…」と迷っている時間が一番痛いです。角度と位置が定まったら、深呼吸の後、一気に貫通させる勢いが大切です。
ただし、角度がブレると失敗の原因になるため、「勢いよく」と「慎重に」のバランスが重要です。
角度の維持とニードルの挿入テクニック
ニードルは、角度がブレると皮膚組織を余計に傷つけ、痛みが強くなります。
皮膚をしっかり固定するための消しゴムなどを裏側に当て、ニードルを常に垂直に保つことに集中してください。
また、ニードルは「引き裂く」ように動かすのではなく、「押し込む」ように進めると、スムーズに貫通しやすくなります。
これらのコツを実践し、ニードルでのピアッシングを快適で安全なものにしてくださいね。
ピアッシング後のトラブル!化膿・肉芽・ケロイドの対処法
ニードルでピアッシングを成功させても、その後、トラブルに見舞われることは珍しくありません。特に、化膿(膿が出る)、肉芽(コブができる)、ケロイド(大きな肥厚した傷跡)は、ピアッシングにつきものの問題です。
これらのトラブルを最小限に抑え、適切に対処するための知識を持っておきましょう。
化膿(膿が出る)の対処法
ピアッシングホールから黄色っぽい膿が出たり、熱を持って腫れたりした場合は、細菌感染による化膿の可能性があります。
軽度であれば、以下の方法で対処します。
- 洗浄の徹底:毎日の洗浄をより丁寧に行い、石鹸が残らないようにしっかりと洗い流します。
- 消毒:医師に処方された軟膏や、市販の抗生物質入り軟膏を少量塗布します。
- ピアスは外さない:膿が出ても、ピアスは外さないでください。
ピアスを外すと、ホールが塞がってしまい、膿が皮膚の中に閉じ込められて症状が悪化する可能性があります。
腫れがひどく、痛みが強すぎる場合は、迷わず皮膚科を受診してください。自己判断で悪化させないことが大切です。
肉芽(にくが)の対処法
肉芽は、ホール周辺にできる赤やピンク色の小さなコブで、主にピアスホールに無理な力が加わったり、炎症が長期化したりすることで発生します。
これは、体が傷を治そうとしすぎた結果、過剰な組織が盛り上がってしまう現象です。
- ピアスの交換:まずは、サイズが長すぎず、素材がチタンやガラスなどの安全性の高いピアスに交換します。
- 圧迫療法:盛り上がった肉芽を、清潔なシリコンディスクなどで優しく圧迫し続けることで、自然に小さくなる場合があります。
- 病院での治療:自宅でのケアで改善しない場合は、皮膚科や形成外科で、ステロイドの塗り薬や、レーザー治療などの専門的な治療を受けることができます。
肉芽は時間と根気が必要なトラブルですが、適切な対処で治ることが多いです。
ケロイド(肥厚性瘢痕)の対処法
ケロイドは、肉芽よりも硬く、ピアスホールの範囲を超えて大きく盛り上がってしまう、体質的な傷跡です。
一度ケロイド体質と診断されると、ピアッシングを続けることが難しくなります。ケロイドが発生した場合は、必ず病院の形成外科を受診し、治療を行ってください。
ケロイドは自力での治癒が難しく、専門的な治療が必要となります。
トラブルを未然に防ぐためにも、日々の洗浄と、ピアスを強く引っ張ったりしないなどのホールへの配慮が欠かせません。
ニードルとピアッサーの将来性!ボディピアス業界の動向
最後に、ニードルとピアッサーが、今後ボディピアス業界でどのように進化していくのか、モモストアが考える将来の動向についてお話しします。
ピアッシングは常に進化しており、最新のトレンドと技術を知ることは、あなたのピアッシングライフをより豊かにします。
ニードルの「医療機器化」の加速
前述の通り、ニードルは法規制が厳しくなる傾向にあります。これは裏を返せば、ピアッシングニードルがより医療用品に近い、高水準の衛生管理が求められる商品として扱われるようになることを意味します。
将来的に、ニードルは一般の雑貨店から完全に姿を消し、「高度管理医療機器販売業」の許可を持った専門サイトかクリニックのみでしか手に入らなくなる可能性が高いです。
これにより、粗悪品が市場から排除され、ユーザーはより安全なニードルを選べるようになるというメリットがあります。
ピアッサーの「部位多様化」と「高機能化」
ピアッサーは、耳たぶ以外の軟骨やへそにも対応できる、より部位に特化した高機能な製品が増えてくるでしょう。
例えば、ピアッサーのピアスのシャフト(軸)部分に、より安全性の高いチタン素材が採用されたり、ピアッシング時の衝撃を吸収する機構が開発されたりするかもしれません。
手軽さと安全性を両立したピアッサーが主流となり、ニードルはより専門的な部位や拡張用として使い分けられるようになるでしょう。
3Dプリンティング技術の応用
将来的に、3Dプリンティング技術がピアス業界にも応用される可能性があります。
例えば、個人の耳の形に合わせて、最も正確な角度で穴を開けられる「カスタムメイドのピアッシングガイド」などが開発されるかもしれません。
これにより、セルフピアッシングの難易度が大幅に下がり、自宅でもより安全にニードルを使うことができるようになるかもしれません。
ニードルが売ってないのは、業界が「安全」を重視し始めている証拠でもあります。
これからのピアッシングライフが、より安全で楽しいものになるように、モモストアは応援しています!
モモストアの結びの言葉
ニードルピアッシングは、自由度が高い分、自己責任が求められます。しかし、正しい知識と安全な道具を選べば、ピアッサーよりも快適で美しいピアスホールを手に入れることができます。
「売ってない」と嘆くのではなく、安全なオンラインストアで、あなたの体に合った最高のニードルを探してみてくださいね!

