コアマンVjが売ってない本当の理由と今すぐ在庫を見つける方法

アングラーの皆さん、こんにちは！モモストアのライターです。
突然ですが、最近コアマンのVj（バイブレーションジグヘッド）が全然お店に並んでいないと思いませんか？
「釣れるルアー」としてあまりにも有名すぎて、探しても見つからない状況が続いていますよね。その「売ってない」理由と、
今すぐにでもVjを手に入れるための裏技的な方法を、徹底的に解説していきます！

コアマンVjが「売ってない」と言われる深刻な3つの理由

「コアマンVjがどこにもない！」と嘆く声は、もはや釣り業界の風物詩のようになっています。しかし、単に「人気があるから」という理由だけで、
これほどまでに品薄が続くのでしょうか？実は、Vjが店頭から姿を消す背景には、複数の深刻な理由が複雑に絡み合っています。

理由1：圧倒的な「釣れすぎ」による需要の爆発的増加

まず、最大の理由はシンプルです。Vjは「他のルアーでは釣れない魚も釣ってしまう」という驚異的な実績を出し続けているからです。
特にシーバスゲームにおいて、その釣果は「エサ」とまで呼ばれるほど。実績が実績を呼び、SNSやYouTubeで連日「Vj爆釣！」の報告が上がります。
これにより、「Vjを持っていれば釣れるかも」と期待する初心者からベテランまで、すべてのアングラーが購入に走るため、需要が天井知らずで増加しています。

この釣果の秘密は、コアマン独自の構造にあります。

パーツ	特徴と効果
ワーム（VJヘッド）	波動が強く、食わせのタイミングを作りやすい。
コアマンオリジナルワーム	耐久性が高く、アピール力も抜群。
ブレードフック	高いフッキング率と、キラキラとしたフラッシング効果で集魚力アップ。

特に「デカいシーバスもイチコロ」と言われるほどのバイト誘発力は、一度使ったら手放せなくなる魔力を持っています。この
「絶対的な信頼感」が、品薄の根源的な原因と言えるでしょう。

理由2：中小メーカーゆえの生産体制の限界

コアマンは、メガバスやシマノといった大手企業とは異なり、代表の泉裕文氏の哲学が色濃く反映された少数精鋭のメーカーです。
開発から製造、販売に至るまで、徹底した品質管理のもとで行われています。これは商品の信頼性につながりますが、裏を返せば、
「爆発的な需要に即座に対応できるような大量生産体制ではない」ということを意味します。

一つ一つのVjのパーツは、最高のパフォーマンスを発揮するためにこだわり抜かれています。例えば、ジグヘッドの形状、フックの強度、
そしてワームの素材やカラーリングなど、すべてが緻密に設計されています。このような「職人技」が求められる製造工程では、
簡単に生産数を倍増させることはできません。結果として、供給が需要に追いつかず、常に品薄状態が続いてしまうのです。

理由3：メディア露出による急激なブームの波

近年、釣り業界ではYouTubeやSNSのインフルエンサーの影響力が非常に大きくなっています。有名アングラーがVjを使って驚異的な釣果を上げ、
その映像がアップロードされると、数時間後には全国の店頭から該当商品が消えるという現象が頻繁に発生しています。
特に、季節の変わり目や特定の魚種（ヒラメ、マゴチ、青物など）が好調なシーズン直前には、一気にVjの需要が高まります。

特定のカラーやモデルが紹介された場合、その商品はさらに手に入りにくくなります。これは、アングラーが「プロが使っているから釣れる」と信じ、
同じものを買い求める心理が働くためです。このメディアによる「ブームの波」は予測が難しく、メーカー側も対応に苦慮しているのが現状です。

転売ヤーの標的に？人気モデル・カラーが手に入りにくい実態

Vjが店頭から消える理由のもう一つに、非常に残念ながら「転売行為」の存在があります。
Vjの市場価格は定価2,000円〜3,000円程度ですが、人気カラーや限定モデルは、フリマアプリやオークションサイトで
平気で定価の2倍、3倍といった価格で取引されているのをご存知でしょうか？

高値で取引される「人気カラー」のリスト

特に転売ヤーの標的になりやすい、手に入りづらいカラーをまとめました。もし店頭で見つけたら、それは奇跡かもしれません。

• 沖堤イワシ：オールシーズン、場所を選ばず釣れる鉄板中の鉄板カラー。
• チャートヘッド：濁りや夜間など、アピール力が求められる状況で最強。
• イワシゴールド：マズメ時や澄潮で威力を発揮する定番のフラッシング系。
• ピンクヘッド：濁り潮やヒラメ、マゴチ狙いで実績が高く、常に品薄。

これらのカラーは、店頭に並んだ瞬間に即座に買い占められることが多く、本当に必要としているアングラーの手に届きにくい状況を生み出しています。
転売ヤーは入荷情報をいち早くキャッチし、組織的に購入に走るため、一般のユーザーが入荷のタイミングで遭遇するのは非常に困難です。

転売品を購入することの是非とリスク

「どうしても今すぐ欲しい！」という気持ちはわかりますが、高額な転売品を購入することには以下のようなリスクがあります。

1. 割高なコスト：定価を大幅に超える価格での購入は、家計に大きな負担となります。
2. メーカーへの打撃：転売品が売れることで、メーカーに利益が入らず、生産体制の改善に繋がりにくい構造を生みます。
3. 偽造品のリスク：非常に稀ですが、人気の高さゆえに粗悪な偽造品が出回る可能性もゼロではありません。

モモストアとしては、適正価格での購入を強く推奨します。しかし、どうしても緊急で必要な場合は、後述する
中古ショップやフリマサイトでの「賢い購入方法」を参考にしてください。

Vjシリーズの驚異的な釣果実績とアングラーからの評価

なぜVjはこれほどまでに「釣れすぎる」のでしょうか？
その秘密は、従来のジグヘッド＋ワームにはない「絶妙なバイブレーション」と、「フラッシングによる視覚的アピール」の融合にあります。
ここでは、アングラーがVjに寄せる絶大な信頼の裏付けとなっている実績と評価を掘り下げてみましょう。

主要なターゲット魚種とVjの実績

Vjは万能性が高いルアーですが、特に以下のターゲットに対して驚くほどの成果を上げています。

• シーバス（スズキ）：港湾部から河口、サーフまで、あらゆるフィールドでランカークラスを仕留める実績No.1。
• フラットフィッシュ（ヒラメ・マゴチ）：サーフの遠投性と、ボトムでのアピール力が、砂の中のターゲットを誘い出します。
• 青物（イナダ・サゴシなど）：ブレードのフラッシングと強い波動が、回遊魚の群れの中で圧倒的な存在感を発揮します。
• ロックフィッシュ：磯場でのリフト＆フォールでも、食い気の薄い魚に口を使わせる力があります。

特にシーバスにおいては、スレた場所でも食わせる力があり、他のルアーに見向きもしない魚もVjには反応するという報告が後を絶ちません。
これが「エサ」と呼ばれる所以であり、アングラーが「多少高くても、手に入らなくても欲しい」と熱望する理由なのです。

アングラーからの具体的な評価の声

SNSや釣り掲示板に寄せられるVjに関するアングラーの声をいくつかピックアップしてみました。

アングラーの声	評価ポイント
「正直、Vjを投げればボウズは免れると思ってる。」	絶大な信頼性（ボウズ回避）
「他のジグヘッドは使えなくなった。飛距離もアクションも段違い。」	高性能（飛距離、アクション）
「人気カラーじゃないけど、この渋い色でランカー獲れた！カラーじゃないかも。」	基本性能の高さ（カラー依存度が低い）
「初めてサーフでヒラメが釣れたのがVj。それからボックスから外せない。」	初心者への優しさ（扱いやすさ）

これらの声からもわかる通り、Vjは単なるルアーではなく、アングラーの信頼と実績の塊となっているのです。
この高い評価があるからこそ、市場に出回る数が少ないとすぐに品薄になってしまうのは、ある意味当然の流れと言えるかもしれません。

この「釣れるルアー」を手に入れるためにも、次の章では具体的な購入方法と在庫の探し方について解説します。

コアマンVjはどこで売ってる？リアル店舗とオンライン在庫状況

「Vjが売ってない」という問題に直面したとき、まず考えるのが「じゃあ、どこに行けば買えるんだ？」という疑問ですよね。
コアマンVjは、通常のルアーと同じように特定の販売ルートで取り扱われています。しかし、その在庫状況は店舗やオンラインサイトによって大きく異なります。

Vjの主要な販売ルート

コアマンVjは、主に以下の場所で販売されています。

1. 大型釣具チェーン店：タックルベリー、上州屋、キャスティング、ポイントなど。
2. 地域密着型の個人釣具店：コアマンとの取引がある、昔ながらの釣具店。
3. 大手オンラインショッピングサイト：Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング。
4. 中古・フリマサイト：メルカリ、ヤフオク！、中古釣具店。

最も重要なのは、これらのルートの「在庫状況が常に変動している」という事実を理解することです。
昨日の昼にはあった在庫が、今日の朝にはゼロになっている、そんなことが日常茶飯事なのです。

リアル店舗のメリットとデメリット

リアル店舗での購入は、実際に商品を見て選べるというメリットがありますが、在庫を見つけるのは至難の業です。

メリット	デメリット
・実際に色や状態を確認できる。	・入荷タイミングが不明確で、足繁く通う必要がある。
・定価で購入できる。	・在庫があるか電話で聞いても、すぐに売り切れることが多い。
・店員さんから入荷情報を聞ける場合がある。	・競争率が非常に高く、開店待ちの客に負ける。

オンラインでのメリットとデメリット

オンラインは在庫を探しやすいですが、リアルタイムでの購入競争になります。

メリット	デメリット
・全国の在庫を一瞬でチェックできる。	・人気商品は即座に「在庫切れ」となる。
・夜間や早朝など、いつでも購入チャンスがある。	・送料がかかる場合がある。
・ポイント還元やセールで定価以下になることもある。	・転売価格で出品されているものもあるため注意が必要。

次の章では、それぞれの場所でどのようにVjを見つけるべきか、具体的な戦略を解説していきます。

【店舗一覧】大型釣具店でのVjの入荷サイクルと穴場

コアマンVjをリアル店舗でゲットするためには、「入荷サイクル」と「穴場店舗」を知っておくことが非常に重要です。
闇雲に巡回しても、ガソリン代と時間の浪費になってしまいます。賢く、効率的にVjを探しに行きましょう。

大手釣具チェーン店の入荷傾向と攻略法

大手チェーン店は、入荷量が多いためチャンスも多いですが、その分、競争率も高いです。店舗ごとの一般的な傾向をまとめました。

店舗名	入荷傾向と攻略法
上州屋・キャスティング	週末の特定曜日（水曜・木曜が多い）に入荷する傾向があります。開店直後の時間帯を狙うのが鉄則です。
タックルベリー	新製品の入荷というよりは、中古品の買取でVjが入ってくるチャンスがあります。毎日、中古コーナーをチェックしましょう。
ポイント・釣具のブンブン	メーカーからの直送便があるため、他の店より早い時間に入荷が反映されることがあります。店員さんと仲良くなって「入荷予定」を聞くのがベストです。

共通して言えるのは、「電話での在庫確認は当てにならない」ということです。電話で「あります」と言われても、店舗に到着するまでに
売り切れてしまうことが多いため、基本的には「足を運ぶ」しかありません。もし電話で確認する場合は、「これからすぐに向かう」と伝えて
一時的な取り置きをお願いできるか交渉してみるのも手です。

地方の「穴場」釣具店を見つけるコツ

実は、Vjを比較的容易に見つけられる可能性があるのが、「地域密着型の小さな釣具店」です。
大手チェーン店ほど情報が拡散されないため、Vjの在庫がひっそりと残っていることがあります。

• 幹線道路沿いではない店：メインストリートから一本入った、地元の人しか知らないような店。
• 古くから営業している店：ネット販売に力を入れていない、昔ながらの個人店。
• 取り扱いメーカーが少ない店：コアマンのVjをメインで扱っていないが、少量入荷している店。

これらの穴場店を見つけるには、Googleマップで「釣具店」を検索して片っ端から見ていくのが最も有効です。
遠方であっても、旅行や出張のついでに立ち寄ってみる価値は十分にありますよ。

ただし、小さな店でVjを見つけた場合、「一人で大量に購入しない」というマナーも大切です。
本当に困っている他のアングラーのことも考えて、必要な分だけ購入するようにしましょう。

コアマンVjをネットで手に入れる！Amazon・楽天・Yahoo!の活用法

リアル店舗での争奪戦に疲れたら、次はネットでの購入戦略に切り替えましょう。
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングは、Vjの在庫を最も効率的に探せる場所であり、
リアルタイムの在庫変動にすぐ対応できる体制を整えることが勝利の鍵となります。

オンラインサイト別の在庫傾向

各サイトには、在庫の出方や価格にそれぞれ特徴があります。

サイト名	在庫傾向と狙い目
Amazon	価格が安定しにくいが、海外からの並行輸入品や、個人出品の転売品も多く出品されやすい。稀に定価で、Prime対象の在庫が入る瞬間がある。
楽天市場	実店舗を持つ釣具店のオンラインストアが多数出店しているため、入荷情報が比較的信頼できる。ポイントアップを狙うなら楽天が有利。
Yahoo!ショッピング	実店舗系の他、個人経営のマイナーな釣具店が出店していることがある。競争率が低い在庫を見つけられる可能性がある。

「入荷アラート」をフル活用する

Vjをネットで手に入れる最も効果的な方法は、各サイトの「再入荷通知」や「入荷アラート」機能を設定することです。
これは、商品が在庫切れになった際に、再入荷があった場合にメールなどで通知してくれるシステムです。

• 楽天市場：「お気に入り」登録後、商品ページにある「再入荷通知」ボタンを押す。
• Yahoo!ショッピング：「再入荷お知らせ機能」を利用する。
• 一部の釣具店オンラインサイト：独自に「メールマガジン」などで入荷情報を配信しているため、登録は必須です。

通知が届いた瞬間にスマホを開き、「1秒でも早く購入手続きを完了させる」ことが鉄則です。
通知が届いた時点で、あなた以外にも数百人が同じ通知を受け取っていると思って行動してください。

複数のキーワードで検索する裏技

「コアマンVj」だけで検索するのではなく、商品名、型番、ワームの名前など、様々なキーワードを組み合わせることで、
検索に引っかかりにくい穴場商品を見つけられることがあります。

• 商品名で検索：「コアマン VJ-16」「コアマン VJ-22」「コアマン バイブレーションジグヘッド」
• カラー名で検索：「Vj 沖堤イワシ」「Vj イワシゴールド」
• セットで検索：「コアマン Vj 3個セット」「コアマン VJ ワームセット」

特にセット販売の商品は、価格が高くなるため単体よりも競争率が低くなる傾向があります。どうしても欲しい場合は、
セット品を検討してみるのも一つの戦略です。

メルカリや中古ショップでの購入はアリ？注意すべきポイント

「新品が買えないなら、中古でもいい！」と考えるアングラーも多いでしょう。
フリマサイトのメルカリや、中古釣具専門のタックルベリーなどは、Vjを探す上で非常に重要なチェックポイントになります。
しかし、これらの場所には特有の注意点があります。

フリマサイト（メルカリなど）での購入戦略とリスク

メルカリやヤフオク！では、新品未使用のVjや、人気カラーのセットなどが頻繁に出品されています。しかし、そのほとんどが定価を大きく上回る価格です。

メリット	デメリット・リスク
・人気カラーや廃番カラーが見つかる。	・転売価格での購入になることが多い。
・交渉次第で価格が下がる可能性がある。	・商品の状態を写真だけで判断しなければならない。
・セット販売が多く、一度に複数手に入る。	・フックのサビやワームの劣化など、品質が低い場合がある。

【注意点】
購入する際は、出品者の評価を必ずチェックし、商品の写真が鮮明であるか、フックの状態（サビがないか）を細かく確認しましょう。
特にワームは、他の素材と接触していると溶けたり変形したりする可能性があるため、ワームの適切な保管方法がされていたかどうかも気になるところです。

中古釣具店での賢い探し方

タックルベリーなどの実店舗を持つ中古釣具店も、Vjを探す上で見逃せません。
新品未開封の状態で買い取られたものが、定価に近い価格で販売されていることもあります。

• チェックすべき時間帯：中古品は「夕方〜夜」に入荷（買取）されることが多いです。翌日の開店直後ではなく、夕方に立ち寄ってみましょう。
• パーツごとのチェック：Vjのジグヘッド部分（ヘッド）と、ワーム部分（デカカリシャッドなど）がバラバラで売られていることがあります。それぞれを組み合わせて購入すれば、結果的にVjを完成させることができます。

中古品の場合、多少のキズやフックの劣化は避けられませんが、その分、定価よりも安く手に入るチャンスがあります。「実釣には問題ない」という割り切りも大切です。

最終手段として中古品を視野に入れるなら、中古釣具店でのVjの在庫情報をチェックするのがおすすめです。

コアマンVjの代わりになる？おすすめの優秀な代替ルアー3選

Vjが買えないからといって、釣りを諦める必要はありません。
Vjの「強い波動」「フラッシング」「遠投性」という長所を兼ね備えた、非常に優秀な代替ルアーがいくつも存在します。
ここでは、Vjに匹敵する釣果を期待できる、モモストアおすすめのルアーを3つご紹介します。

代替ルアー1：マドネス「バクリースピン30」

コアマンVjと同じく、ジグヘッドとブレードの組み合わせが特徴的なルアーです。Vjと比べるとより細身のシルエットで、
特にベイトフィッシュが小さいときや、シーバスがマイクロベイトを偏食している状況で効果を発揮します。

• Vjとの違い：ワームではなく、テールにブレードが付いているため、より強いフラッシング効果があります。
• 適した状況：河川や湾奥のプレッシャーが高いエリア、また表層〜中層を高速で巻くパターン。

代替ルアー2：ダイワ「モアザン スイッチヒッター LH」

Vjはジグヘッド＋ワームの組み合わせですが、こちらはシンキングペンシル＋ブレードという異色の組み合わせです。
Vjよりもゆっくりと、水面直下を引くことができるため、バチ抜けパターンや、活性が低いときの低速巻きに強いです。

• Vjとの違い：Vjほどの強い波動は出しませんが、よりナチュラルで艶かしい動きを演出できます。
• 適した状況：水深が浅いシャローエリア、水面を意識しているシーバス、渋い状況での食わせ。

代替ルアー3：ジャッカル「ビッグバッカーライザー」

こちらは完全にメタルジグの部類ですが、Vjの「圧倒的な飛距離」を求めるなら、これ以上の選択肢はありません。
サーフや磯場など、沖の潮目を直撃したい状況で大活躍します。Vjのように巻くだけで泳ぐというよりは、ジャークやリフト＆フォールで
アクションさせるのが基本ですが、「遠投」という点でVjの代わりになります。

• Vjとの違い：操作性が異なるが、驚異的な飛距離で広範囲を探れる。
• 適した状況：青物狙いの外洋、広大なサーフ、強風時のキャスティング。

これらのルアーは、Vjが売っていないときの強力な「次の一手」となります。
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでも代替ルアーの在庫状況は常にチェックしておきましょう。

Vjシリーズの選び方：主要モデル（VJ-16/22/28）の違いと使い分け

無事にVjを手に入れたとしても、どのモデルを使えばいいのか迷う方も多いでしょう。
コアマンVjシリーズには、主にVJ-16、VJ-22、VJ-28の3種類の重さがあり、フィールドや狙う魚、水深によって最適なモデルが異なります。
ここでは、それぞれのモデルの特徴と、具体的な使い分けについて解説します。

モデル別スペックと特徴

モデル	重さ（g）	飛距離	沈下速度	最適なフィールド・水深
VJ-16	16g	中〜遠投	やや遅い	湾奥、河川、シャロー（水深2m前後まで）
VJ-22	22g	遠投	標準	河口、中規模港湾、サーフ（汎用性が高い）
VJ-28	28g	超遠投	速い	沖堤防、磯場、ディープエリア（水深5m以上）

シチュエーションごとの使い分け

基本的には、「水深が浅い場所や、ゆっくり引きたいときは軽いモデル」、「遠くに投げたい、または水深がある場所は重いモデル」と覚えておきましょう。

• 【初心者におすすめ】VJ-22：
  最も汎用性が高く、全国どこでも使えるオールラウンドモデルです。
  まずはこのモデルでVjのアクションやレンジ（層）を覚えるのがおすすめです。
• 【都市型河川・湾奥】VJ-16：
  水深が浅い場所や、シーバスが表層近くを意識しているとき、また、プレッシャーが高いエリアでゆっくりと見せて食わせたいときに威力を発揮します。
  軽いため、流れが緩やかな場所でのドリフトにも使いやすいです。
• 【サーフ・沖堤防】VJ-28：
  とにかく飛距離を出したい、潮の流れが速い、水深があるといった、パワーが必要なフィールドで使います。
  ヒラメ狙いのサーフゲームでは、底取りのしやすさからVJ-28がメインになることも多いです。

特にVJ-16とVJ-22は非常に人気が高いため、どちらか一方でも手に入ったらラッキーだと思ってください。

コアマンVjのカラー選びで迷わない！実績の高い必勝カラー

Vjのカラーは非常に豊富ですが、どれを選んだら良いのか迷いますよね。
カラー選びは釣果に直結する重要な要素ですが、基本的には「ベイト（小魚）の色」と「水の濁り」の2つの要素で絞り込むのが鉄則です。
ここでは、先ほど転売ヤーの標的にもなると紹介した、特に実績の高い「必勝カラー」と、その使い分けを解説します。

基本の3系統：アピール系・ナチュラル系・万能系

系統	特徴と適した状況	代表的なカラー
アピール系	濁り潮、夜間、マズメ時など、ルアーの存在を魚に強く知らせたいときに使用。	チャートヘッド、ピンクヘッド、ゼブラグロー
ナチュラル系	澄潮、日中、プレッシャーが高いときなど、本物の小魚に限りなく近いアピールをしたいときに使用。	泉ナイトスペシャル、沖堤イワシ、銀粉イワシ
万能系	迷ったとき、初めてのフィールドで状況を問わず使いたいときに使用。	イワシゴールド、コノシロ

迷ったらコレ！鉄板の必勝カラー3選

手持ちのカラーが少ない場合は、以下の3色を揃えることを目標にしてください。この3色があれば、ほとんどのシチュエーションに対応可能です。

• ① 沖堤イワシ：
  【万能系/ナチュラル系】コアマンVjの中でも最も人気が高く、迷ったらこの色で間違いありません。
  どんな時間帯、どんな水色でも高い実績を誇ります。見つけたら即買い推奨のカラーです。
• ② チャートヘッド：
  【アピール系】特に雨後の濁りが入った河川や、完全に日が落ちた夜間に強いです。
  ヘッド部分が蛍光色で魚に見えやすく、濁りの中でルアーを見つけさせたいときに使います。
• ③ イワシゴールド：
  【万能系/フラッシング系】日中の澄んだ潮や、朝夕のマズメ時に、ゴールドのフラッシングが効きます。
  キラキラとしたアピールで、遠くの魚にもアピールできるため、サーフなどでも活躍します。

もちろん、これ以外のカラーも釣れますが、まずはこの3色を揃えてから、徐々に他のカラーを試していくのが、「釣果への近道」になりますよ。

Vjを使う上で知っておきたい飛距離アップとロストを防ぐ裏技

Vjは遠投性に優れていますが、ただ投げているだけではもったいないです。
ここでは、さらに飛距離を伸ばすためのキャスティングテクニックと、高価で貴重なVjをロストから守るための対策を解説します。

飛距離を最大限に伸ばすキャスティングの裏技

Vjの特性を活かせば、さらに数メートル先のポイントにルアーを届かせることができます。

1. ロッドの反発を最大限に利用する：
   ルアーを軽く垂らし、ロッド全体をしならせるようなキャストを意識してください。Vjの重さをロッドに乗せ、
   ティップ（竿先）ではなく、バット（根元）から振り抜くイメージです。
2. 「サミング」で空気抵抗を軽減：
   キャスト直後、ルアーが最高速で飛んでいるときに、スプール（糸巻き）を指で軽く抑える「サミング」を行います。
   これにより、Vjの飛行姿勢が安定し、ブレによる空気抵抗を軽減できます。
   着水直前までサミングを続けることで、ラインの放出をコントロールし、トラブルも防げます。
3. 向かい風を味方につける：
   向かい風のときは、低弾道で風に乗せるのではなく、「風を切り裂く」ような鋭い弾道で投げてください。
   Vjのようなコンパクトなルアーは、低弾道で投げると失速しにくいという特性があります。

根掛かり（ロスト）を最小限にするための対策

Vjはジグヘッド＋ワームの構造上、根掛かりしやすいルアーの一つです。高価なVjをロストすると心が折れますよね。以下の対策を徹底しましょう。

• リーダーは太めに：
  シーバスゲームであれば、最低でもフロロカーボン20lb（5号）以上のリーダーを使用しましょう。
  万が一根掛かりしても、リーダーが切れる前にフックを伸ばして回収できる可能性があります。
• ラインスラッグ（糸ふけ）を出さない：
  着水直後や、フォール（沈下）中は、ラインのテンションを張り続けることを意識してください。
  糸ふけが出ると、Vjが意図しない動きでボトム（海底）に刺さりやすくなります。
• フック交換の検討：
  標準装備のフックは優秀ですが、根掛かり回避性能が高いフック（やや内向きの形状など）に交換することを検討しましょう。
  ただし、フックサイズを大きくしすぎるとVjのアクションが損なわれるため、純正と同じかワンサイズアップ程度に留めてください。

発売元コアマンの製造状況と今後の安定供給への期待

Vjが買えない状況が続くと、「コアマンはやる気がないのでは？」といった声も聞かれますが、それは大きな誤解です。
むしろ、コアマンはアングラーの期待に応えるべく、製造・供給体制の改善に真摯に取り組んでいます。
ここでは、コアマンの現状と、今後のVjの安定供給への期待について解説します。

コアマン代表・泉裕文氏のメッセージから読み取る現状

コアマンの代表である泉裕文氏は、ブログやSNSを通じて、Vjの品薄状態について度々言及しています。
その内容は一貫して、「品質を落としてまで大量生産はしない」という強いこだわりと、「アングラーの皆様に申し訳ない」という誠実な姿勢です。

製造工程では、Vjを構成するヘッド、ワーム、ブレードフックの全てにおいて、高い基準での検品が行われています。
この品質基準を維持したまま、急激に生産量を増やすことは、製造ラインの増設や、新たな職人の育成など、
一朝一夕には解決できない問題が山積していることを意味します。

• コアマンの課題：熟練の技術が必要なパーツ製造と、安定したワーム供給体制の構築。
• アングラーへのメッセージ：「急ぎますが、手抜きはしません。」という、品質優先の姿勢。

私たちは、コアマンの公式サイトやSNSを定期的にチェックし、メーカーからの正式な入荷情報を待つのが最も賢明な方法と言えます。

今後、Vjは安定供給されるようになるのか？

長期的に見れば、Vjの安定供給は実現に向かう可能性が高いです。その根拠として、以下の点が挙げられます。

1. 製造ラインの最適化：
   継続的に製造工程の見直しが行われており、徐々に生産効率は向上しています。
2. ワーム素材の安定確保：
   ワーム素材の原料確保や、製造パートナーとの連携強化により、ワームの供給不安は解消されつつあります。
3. 新モデルの分散効果：
   Vj以外の人気ルアーが発売されることで、需要が分散し、Vjへの集中が緩和される可能性があります。

ただし、アングラー人口の増加や、Vjの「エサ」としての信頼感が揺るがない限り、「常に入手しやすい」という状態になるには、もう少し時間がかかると予想されます。
今は、Vjを見つけたら迷わず買う、というスタンスでいるのが、結果的にVjをボックスに揃える近道になるでしょう。

【モモストアの結論】コアマンVjを手に入れるための最も確実な方法

長々と「売ってない理由」と「探し方」を解説してきましたが、結局のところ、コアマンVjを最も確実かつ適正価格で手に入れる方法は何でしょうか？
モモストアの結論は、以下の戦略を組み合わせることに尽きます。

確実な入手のための「ハイブリッド戦略」

単一の手段に頼るのではなく、複数のアプローチを同時に行う「ハイブリッド戦略」が最も有効です。

1. オンラインサイトでの「再入荷アラート」設定（最優先）：
   Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングで人気モデル（VJ-16/22）をすべてお気に入り登録し、通知設定を最優先にします。
   これが、自宅にいながらにしてVjを手に入れる「唯一の合理的手段」です。
2. 大手釣具店の「開店直後」と「入荷曜日」狙い：
   近所の主要な釣具店の入荷傾向を把握し、仕事や学校の都合がつく範囲で、週に一度、開店直後を狙って巡回します。
   この際、人気のないカラーや重さも視野に入れると、ゲットできる確率が格段に上がります。
3. 穴場の中古釣具店を定期チェック：
   中古のVjは、高値で取引される新品と異なり、比較的安定した価格で流通しています。
   夕方の買取が多い時間帯を狙って、週に一度、中古コーナーをサッと見るだけでも、思わぬ掘り出し物に出会える可能性があります。

この「オンラインで効率よく待ち、リアル店舗で運を掴む」という二刀流の戦略こそが、Vj争奪戦を勝ち抜くための鍵となります。

Vjを手に入れた後の心構え

苦労して手に入れたVjは、まさに宝物です。大切に使い、できれば予備のワームやブレードフックも同時に手に入れておくと安心です。
そして、最も大切なのは、Vjだけに頼らず、他のルアーも試しながら「Vjがなぜ釣れるのか？」というアクションやレンジを理解することです。
それが、アングラーとしてのスキルアップに繋がります。

この記事が、皆さんがVjを手に入れ、爆釣体験をするための一助となれば幸いです。
諦めずに、粘り強くVjを探してみてください！コアマン公式サイトも要チェックですよ！

Vjシリーズの驚くべき耐久性：ワームの交換頻度と長持ちさせるコツ

コアマンVjは「釣れる」だけでなく、そのワーム（デカカリシャッドなど）の耐久性にも定評があります。
一般的なワームは魚を数匹釣るとすぐにボロボロになりますが、Vjのワームは比較的長持ちするため、
高価なVjをできるだけ長く使うためのコツを知っておくと経済的です。ここでは、ワームの交換頻度の目安と、長持ちさせるための裏技をご紹介します。

ワーム交換の目安とチェックポイント

ワームは、以下の状態になったら速やかに交換しましょう。そのまま使用していると、Vj本来のアクションが損なわれ、釣果が落ちる原因になります。

• テールの切れや亀裂：
  Vjの釣れる秘密の一つは、テールが生み出す微細なバイブレーションです。
  テールにわずかでも切れ込みが入ると、その動きが不自然になり、魚が食いつかなくなります。
• フックによる大きな裂け目：
  魚のバイト（食いつき）や、ランディング（取り込み）の際にフックがワームに深く刺さり、大きな裂け目ができることがあります。
  水の抵抗を受けて回転したり、バランスを崩したりする原因になるため、交換が必要です。
• 変色や異臭：
  他のルアーやワームと接触して変色したり、油分が付着して異臭がするようになった場合も、交換をおすすめします。
  特にワーム素材は他の素材と化学反応を起こしやすいため、保管方法には注意が必要です。

一般的に、シーバスを10匹程度釣ってもワームが持つという声が多く、その耐久性の高さがVjの大きな魅力の一つです。

ワームを長持ちさせるための保管方法と裏技

Vjのワームを長持ちさせるには、釣行後のケアと保管が非常に重要です。

長持ちさせるコツ	具体的な方法
使用後の塩抜き	海水で使用したVjは、ワームとジグヘッドを外し、真水で丁寧に洗い流し、完全に乾燥させてから保管する。
ワーム単体での保管	ワームは必ず純正のパッケージや、ワーム専用のケースで保管する。他のハードルアーやワームと接触させると、溶けたり変形したりするリスクがあります。
ヘッドのフックの確認	ジグヘッド側のフックがワームに食い込んでいないかを確認する。フックが刺さったままだとワームに負荷がかかり、裂けやすくなります。
補修剤の活用	小さな亀裂や穴であれば、ワーム専用の補修剤（接着剤）で補修することで、寿命を延ばすことができる。

ワームを長持ちさせることで、品薄のVjを何度も買い足す手間やコストを削減できます。
これらのケアを徹底して、手に入れたVjを大切に使っていきましょう。

Vjのカスタム術：フックチューニングとブレードチューンの効果

コアマンVjはノーマルでも十分釣れますが、さらに釣果を伸ばしたい、または特定のシチュエーションに対応したい場合、
カスタムチューニングを行うアングラーも多いです。ここでは、Vjの性能を最大限に引き出すための
主要なカスタム術（フックとブレード）について解説します。

フックのチューニング：サイズと形状の変更

Vjのフックは、フッキング率とアクションのバランスを考慮して選ばれていますが、魚のサイズやフィールドの状況に合わせて変更すると効果的です。

目的	変更するフックのタイプ	効果
フッキング率アップ	ワンサイズアップのフック、または細軸フック	大型魚の硬い顎にもしっかりと刺さりやすくなる。
根掛かり回避	シャンク（軸）が短めのフック、または内向きの形状のフック	ボトムにフックポイントが接触しにくくなる。
軽量化	細軸フックや、防錆性能の高いフック	Vjのアクションがより軽快になり、スローリトリーブ（ゆっくり巻き）に対応しやすくなる。

ただし、フックのサイズを極端に変えると、Vjのスイム姿勢が崩れてしまうため、「純正品とほぼ同じ重量」のものを選ぶのが失敗しないコツです。
また、フックを交換する際は、純正のフックアイ（輪）のサイズに合うスプリットリング（金具）を使用しましょう。

ブレードチューン：アピール力の調整

Vjのブレードフックは非常に優秀ですが、ブレード部分をあえて変更することで、アピール力や波動を調整することができます。

• ①ブレードサイズの変更：
  純正より大きなブレードに変えると、より強いフラッシングと波動でアピール力がアップし、濁り潮やディープエリアで効果的です。
  逆に小さなブレードにすると、アピールが控えめになり、スレた魚に口を使わせやすくなります。
• ②ブレード形状の変更：
  コロラドブレード（丸型）にすると、より強いウォブリング（振れ幅の大きい動き）が発生し、濁りや夜間に強いです。
  ウィローリーフ（柳の葉型）にすると、細かなフラッシングと、よりスムーズなリトリーブが可能になります。
• ③ブレードのカラー変更：
  シルバー、ゴールド、ブラックニッケルなど、ブレードのカラーを変えるだけでも、アピール度は大きく変わります。
  日中や澄潮ではシルバー、マズメ時や濁り潮ではゴールドが定番です。

これらのカスタムは、Vjをさらに「自分だけの必釣ルアー」に進化させるための楽しい試みです。
ぜひ色々と試して、あなたにピッタリのチューニングを見つけてみてください。

Vjに最適なロッド・リールの選び方とベストなラインシステム

Vjの高性能を最大限に引き出すには、ルアーに見合ったタックル（ロッド、リール、ライン）を選ぶことが重要です。
特にロッドは、Vjの重さ（16g〜28g）を気持ちよくキャストできるパワーが必要になります。
ここでは、Vjに最適なロッドとリール、そしてラインシステムの選び方について解説します。

ロッドの選び方：パワーと長さのバランス

Vjは遠投して広範囲を探るルアーですので、飛距離を稼げる長さと、Vjの重さに負けないパワーが求められます。

項目	推奨スペック	理由
長さ	9.0ft（フィート）〜10.6ft	飛距離を稼ぎやすい。サーフや磯場では10ft以上が有利。
パワー	M（ミディアム）〜ML（ミディアムライト）	VJ-22やVJ-28の重さをしっかり乗せてキャストでき、大型シーバスにも対応可能。
テーパー（曲がり方）	レギュラーテーパー（胴調子）	ルアーの重さを乗せやすく、バラシ（フックアウト）を軽減しやすい。

特に、ロッドの対応ルアーウェイトが30g程度まで対応しているものを選ぶと、Vjをストレスなくフルキャストできます。
軽量なVJ-16を使うことが多い湾奥では、MLクラスのロッドが繊細なアクションをつけやすくておすすめです。

リールの選び方：番手とギア比

リールは、Vjを遠投した後の長い距離を巻き取るため、耐久性と巻き取りの効率が重要になります。

• 番手：
  ダイワなら3000番〜4000番、シマノならC3000〜4000番が最適です。
  特にサーフなど大物狙いのフィールドでは、ドラグ性能と耐久性の高い4000番クラスを選ぶのが安心です。
• ギア比：
  ハイギア（HG）またはエクストラハイギア（XG）を選びましょう。
  Vjは基本的に巻き続けるルアーであり、ハイギアなら一巻きの巻き上げ量が多いため、効率よく広範囲を探れます。

ベストなラインシステム（PEラインとリーダー）

Vjを最大限に飛ばし、魚に負けない強度を確保するためのラインシステムです。

PEライン

• 太さ：0.8号〜1.5号
  飛距離優先なら0.8号〜1.0号、根ズレや大物狙いなら1.2号〜1.5号がおすすめです。

リーダー

• 素材：フロロカーボン
  根ズレに強く、適度な比重があるため、ラインがVjのアクションを邪魔しにくいです。
• 太さ：16lb〜30lb（4号〜8号）
  PEラインの強度やフィールドに合わせて選びますが、前述の通り、ロスト回避のために少し太めを選ぶのがおすすめです。

このタックルバランスを整えることで、Vjのポテンシャルを100%引き出すことができますよ。

Vjの基本アクションと「釣れる巻き方」の極意

コアマンVjは「ただ巻き（ただリールを巻くだけ）」で釣れるルアーとして有名ですが、その「ただ巻き」にも実は極意があります。
ただ巻くだけでなく、状況に合わせたわずかなアクションを加えることで、さらに爆発的な釣果を得ることができます。
ここでは、Vjの基本アクションと、魚に口を使わせるための「釣れる巻き方」を解説します。

Vjの基本アクション：ただ巻きの極意

Vjの基本は、ルアーが一定のレンジ（水深）をキープするように巻き続けることです。

【巻き速度】

• スローリトリーブ（ゆっくり巻き）：
  最も多用される巻き方です。リールハンドルを1秒間に1回転〜1.5回転程度のスピードで巻きます。
  Vjのワームとブレードが最もナチュラルかつ艶めかしい動きをする速度で、ほとんどのシーバスはこの速度で食ってきます。
• ミディアムリトリーブ（標準巻き）：
  魚の活性が高いときや、広範囲を素早く探りたいときに使います。
  リールハンドルを1秒間に2回転程度のスピードで巻き、Vjを水面直下や中層でキビキビと泳がせます。

重要なのは、「一定の速度を保つ」ことです。速度が不安定だと、Vjのアクションが乱れ、魚が違和感を覚えます。

状況に応じた「食わせの間」を作るテクニック

「ただ巻き」に、以下のテクニックを組み合わせることで、魚がバイトする「間（ま）」を意図的に作り出すことができます。

1. ストップ＆ゴー：
   数秒間ただ巻きした後、リールを巻くのをピタッと止め、Vjを瞬間的にフリーフォール（沈下）させます。
   ワームが不規則な動きで沈下するこの瞬間に、魚は反射的にバイトしてきます。
2. リフト＆フォール：
   ロッドを大きく立ててVjを持ち上げ（リフト）、すぐにロッドを倒して糸ふけを巻き取りながらVjを沈下させる（フォール）アクションです。
   特にヒラメやマゴチを狙うサーフゲームで、ボトム（海底）付近を探る際に非常に有効です。
3. トゥイッチ：
   ロッドティップ（竿先）を小刻みにシャクり、Vjに不規則なダート（横方向へのスライド）アクションを加えます。
   周囲にベイトフィッシュが逃げ惑っている状況を演出でき、魚のスイッチを入れやすいです。

これらのテクニックは、Vjが売ってない状況でも、手に入れたVjを最大限に活かすための重要な知識です。
ぜひ実践してみてください。

Vjとワームのセットアップ：綺麗に装着するコツと注意点

コアマンVjの性能を最大限に引き出すためには、ワーム（デカカリシャッドなど）をジグヘッドに「真っ直ぐ、正確に」装着することが欠かせません。
ワームが曲がって装着されていると、Vjの生命線である「一定のレンジを泳ぐアクション」が崩れてしまい、
釣果が激減してしまうためです。ここでは、ワームを綺麗にセットアップするコツと注意点について解説します。

ワームを真っ直ぐに装着するための手順

慣れないうちは難しいかもしれませんが、以下の手順を繰り返すことで、誰でも真っ直ぐにワームをセットできるようになります。

1. ワームの「センターライン」を確認する：
   ワームの背中側（上側）には、製造過程でできるわずかな「縫い目」のようなラインがあります。
   このラインが、ワームの中心を示す目印になりますので、まずこのラインを確認してください。
2. ヘッドにワームを沿わせて「刺し始め」の位置を決める：
   ジグヘッドのフックの先端をワームに軽く当て、ワームのどの位置からフックを刺し始めれば、
   ワームのテールエンドの中心からフックの先端が綺麗に出るかを予測します。これが最も重要なポイントです。
3. ヘッドの重さに負けないようにワームを貫通させる：
   ワームの先端からフックを刺し入れます。フックの軸が、ワームのセンターラインからずれないように、
   ゆっくりと、かつ真っ直ぐに貫通させます。
4. フックの先端をワームの適切な位置から出す：
   ワームのテール（尻尾）側に向けてフックを抜き出します。
   フックの先端が、ワームのボディに対して「垂直」になる位置から抜き出すのが理想です。

セットアップ時の注意点とミスした時の対処法

ワームが少しでも曲がって装着されていると、ルアーが回転したり、左右どちらかに偏って泳いだり（偏向スイム）します。
キャスト後にVjがまっすぐ泳いでいるかを必ず確認してください。

• ミスした時の対処法：
  少し曲がってしまった程度であれば、ワームを一度ヘッドから外し、逆側から再度刺し直すことで、穴が小さいうちは修正可能です。
  ただし、何度も失敗するとワームの穴が大きくなり、最終的にワームがズレやすくなるため、集中して一度で決めましょう。
• ワームキーパーの利用：
  デカカリシャッドには、ヘッドのワームキーパー（ズレ防止の突起）にしっかりとワームを固定するための穴が開いています。
  この穴にワームキーパーを確実に差し込むことで、キャスト時や魚のバイト時のワームのズレを防げます。

この正確なセットアップが、Vjの「釣れるアクション」を生み出す大前提となりますので、釣行前には必ずチェックしましょう。

Vjを巡るコミュニティ：情報交換と購入のヒントを得る場所

Vjが買えない状況だからこそ、「情報」が何よりも価値を持ちます。
どこでVjが手に入るのか、どのカラーが今釣れているのか、といったリアルタイムの情報は、一人で探しているだけではなかなか得られません。
ここでは、Vjに関する情報交換が活発に行われているコミュニティと、そこからヒントを得る方法について解説します。

SNS（Twitter/X、Instagram）での情報収集

最も早く、リアルタイムな入荷情報を得られる可能性があるのがSNSです。

• ハッシュタグ検索：
  「#コアマンVj」「#Vj入荷」「#コアマン在庫」などのハッシュタグを定期的に検索してください。
  釣具店のスタッフや、運良くVjを手に入れたアングラーが、「〇〇店にVj入ってた！」と投稿している場合があります。
• 釣具店アカウントのフォロー：
  主要な釣具チェーン店（上州屋、キャスティングなど）や、地元の個人釣具店のSNSアカウントは必ずフォローしましょう。
  入荷があった際、真っ先にSNSで告知する店舗が増えています。
• 情報の「鮮度」に注意：
  SNSの情報は非常に速いですが、投稿を見てから数時間後には売り切れている可能性が高いです。
  通知機能をオンにするなどして、情報の鮮度を最大限に活かすことが重要です。

釣り専門掲示板とオンラインコミュニティの活用

匿名性の高い掲示板や、釣果報告がメインのオンラインコミュニティでも、Vjに関する貴重な情報が得られることがあります。

コミュニティの種類	得られる情報とヒント
大手釣り情報サイトの掲示板	特定の地域やフィールドでの「どのモデル（VJ-16/22など）が今一番釣れているか」といった、釣果に直結する生の声。
コアマン関連のファンコミュニティ	Vjの非公式な入荷情報や、中古品の譲り合いなど、コアな情報。
地域の釣り仲間とのLINEグループ	最も確実で信頼性の高い、近隣店舗のリアルタイムな在庫情報。

特に地域の釣り仲間との情報交換は、Vjをシェアしたり、一緒に購入しに行ったりするなど、購入のチャンスを広げる最も有効な手段です。
積極的にコミュニティに参加して、情報網を築いていきましょう。

また、コアマンVjの情報交換コミュニティを検索してみるのも一つの方法です。

Vjの「エサ」と呼ばれる所以：釣れる波動の秘密と構造

コアマンVjが「エサ」とまで呼ばれるのは、単に魚が食いつくだけでなく、他のルアーにはない独特の波動とアピールを持っているからです。
ここでは、Vjの核となる構造と、それがどのように魚にアピールしているのか、その科学的な秘密に迫ります。

ワームとジグヘッドの完璧なセッティング

Vjは、ジグヘッドとワームが一体となったルアーですが、その設計には「ワームが最も泳ぎやすいバランス」が追求されています。

• ジグヘッドの形状：
  ヘッド部分の形状は、水の抵抗を最小限に抑えつつ、ワームが左右に微振動しやすいような設計になっています。
  これが、Vj特有の「釣れる波動」を生み出す土台となります。
• ワーム（デカカリシャッド）の素材とテール：
  ワームは、柔らかすぎず硬すぎない絶妙な硬さの素材で作られており、これが長時間にわたって安定した微振動を発生させます。
  テールの形状も、水の抵抗を受けやすいように計算されており、わずかな水流の変化でも「プルプル」と動きます。

この二つのパーツが完璧に組み合わさることで、「泳ぎが上手な小魚」のような、非常にナチュラルで魅力的なアクションを演出できます。

ブレードフックによる「食わせのフラッシング」

Vjのもう一つの大きな特徴は、ブレード（金属片）が付いたフックです。このブレードが、魚の捕食本能を刺激する決定的な要素となります。

ブレードの役割	魚へのアピール効果
フラッシング（キラキラ）	小魚の鱗が光る様子を再現し、遠くの魚にルアーの存在を知らせる。特に日中やマズメ時に効果大。
バイブレーション（振動）	ブレードが回転することで、水中に強い波動を発生させ、視覚だけでなく側線（魚の感覚器）にも訴えかける。
フッキングの向上	ブレードが魚の口周りに当たることで、フックポイントを魚の口に誘導し、フッキング率を高める。

Vjの「エサ」と呼ばれる所以は、この「完璧な波動とフラッシング」の組み合わせにあります。
魚は、Vjを見ると「逃げ惑う弱った小魚」だと錯覚し、反射的にバイトしてしまうのです。

Vjにまつわるユーザーの疑問：Q&A形式で徹底解説

Vjに関するユーザーからの疑問や、検索でよく見かける質問をQ&A形式でまとめてみました。
この記事で解決しきれていない疑問も、ここで解消していきましょう。

Q1：Vjのワームだけが欲しいのですが、単品で売ってますか？

A：はい、売っています。「デカカリシャッド」や「アルカリシャッド」といった名称で、ワーム単体のパッケージが販売されています。
ただし、本体と同じく人気が高いため、こちらも品薄になることが頻繁にあります。
ジグヘッド本体（ヘッド部分）さえ持っていれば、ワームだけを買い足すことで、Vjを長く使い続けることができるため、ワームの在庫も要チェックです。

Q2：Vjのワームのカラーは、ヘッドの色と合わせるべきですか？

A：必ずしも合わせる必要はありませんが、ヘッドの色とワームの色で「コントラスト」をつけることで、アピール力をアップさせるというテクニックもあります。
例えば、黒いヘッドに白いワームを組み合わせることで、水中でワームのシルエットがより明確になり、
魚からの視認性が向上すると言われています。逆に、プレッシャーの高い状況では、同系色でナチュラルに見せる方が有効な場合もあります。

Q3：Vjはシーバス以外に、どんな魚が釣れますか？

A：Vjは非常に汎用性が高いルアーで、シーバス以外にも多くの魚種がターゲットになります。

• ヒラメ・マゴチ（フラットフィッシュ）：
  サーフでの実績は非常に高く、Vj-28やVJ-22を使ったリフト＆フォールやただ巻きでよく釣れます。
• 青物（サゴシ・イナダなど）：
  ブレードのフラッシングと強い波動が、回遊中の青物に非常に効果的です。メタルジグに反応しない青物がVjに食いつくこともあります。
• ロックフィッシュ（カサゴ・ソイなど）：
  穴釣りやテトラ帯でのボトム攻略にも使え、ワームの強い波動で根魚を誘い出します。

Vjが売ってないからと落ち込まず、「見つけたら、どんな魚を狙うにも使える」と思って購入しておけば間違いないでしょう。