JCBギフトカードは通販で使える?オンラインショッピングでの利用方法を徹底解説
ご親戚や会社の上司からJCBギフトカードをいただいて、「ネット通販で使えたら便利なのにな…」と思ったことはありませんか?
せっかくもらったギフト券、できれば利用範囲の広いAmazonや楽天市場などのオンラインショッピングで活用したいですよね。
結論から言うと、JCBギフトカードは原則として通販では使えません。しかし、ある「裏ワザ」を使えば、実質的にオンラインで利用できるようになるんです!
この記事では、JCBギフトカードをオンラインで賢く使う方法から、利用できない場合の対処法、さらには知っておきたい基礎知識まで、モモストアの筆者が徹底的に解説します!
・JCBギフトカードは原則「通販・オンライン」では使えません!その理由と例外とは
・JCBギフトカードをネットで使う!唯一の「裏ワザ」はJCBプレモカードへのチャージ
・JCBプレモカードがあればAmazonや楽天市場などオンラインショッピングが広がる
・JCBプレモカードへのチャージ方法を詳しく解説!注意点と手順
・オンラインで使えるJCBギフトカードの見分け方と確認方法
- JCBギフトカードは原則「通販・オンライン」では使えません!その理由と例外とは
- JCBギフトカードをネットで使う!唯一の「裏ワザ」はJCBプレモカードへのチャージ
- JCBプレモカードがあればAmazonや楽天市場などオンラインショッピングが広がる
- JCBプレモカードへのチャージ方法を詳しく解説!注意点と手順
- オンラインで使えるJCBギフトカードの見分け方と確認方法
- 「JCBギフトカード取扱店」のECサイトなら利用できる?確認ポイントを解説
- JCBギフトカードが利用できない場合の賢い代替決済手段【クレジットカード・電子マネー】
- 換金して通販の資金にする方法!金券ショップの換金率とメルカリでの売買
- JCBギフトカードを実店舗で賢く使う!おすすめの利用場所リスト
- JCBギフトカードの有効期限や残高確認方法など基本的な知識
- JCBギフトカードの購入方法とオンラインで購入できる場所
- JCBギフトカード利用時のレジでの会計処理と注意すべき点
- 知っておきたい!JCBギフトカードとJCB PREMOカードの違いを徹底比較
JCBギフトカードは原則「通販・オンライン」では使えません!その理由と例外とは

JCBギフトカードをお持ちの方にとって、まず知っておくべき最も重要なことは、「JCBギフトカード(紙の商品券)は、基本的にインターネット通販では使えない」ということです。
なぜ使えないのかというと、JCBギフトカードが発行された歴史的経緯と、その利用システムに理由があります。
JCBギフトカードは、お店のレジで直接「金券」として扱われるように設計されています。つまり、「対面での決済」を前提とした商品券なんですね。
紙の商品券とオンライン決済の壁
オンラインショッピングの決済システムは、基本的に「クレジットカード番号」や「電子マネーのID」といったデジタルデータを要求します。紙のギフトカードには、そういったデジタルな情報がないため、決済画面で入力する術がないんです。これが、オンラインで利用できない一番の理由です。
想像してみてください。Amazonの決済画面で「JCBギフトカードの番号を入力してください」という項目があったとしても、ギフトカードには番号なんて書いてありませんよね。書いてあるのは券種と金額くらいです。
また、お店側(ECサイト運営者側)が、商品券を受け付けるための特別なシステムを導入し、さらに郵送などで送られてきた商品券をいちいち確認・管理する手間も発生します。オンラインでのスピード感や効率性を重視する現代の通販サイトでは、その手間をかけてまで紙の金券を受け付けるメリットが少ないのが現状です。
それでもオンラインで使える「わずかな例外」
ただし、ごくわずかですが、例外的にJCBギフトカードが使えるオンラインショップも存在します。それは、ECサイトの運営元が、元々JCBギフトカードの「取扱店」として登録されており、かつ独自の金券受付システムを持っている場合です。
例えば、百貨店系や一部の高級ホテル、旅行会社などが運営するECサイトでは、独自のルールでJCBギフトカードによる支払いを認めている場合があります。しかしこれは本当に少数派で、一般の通販サイトではまず使えないと考えておくのが賢明です。
もし、どうしても利用したいECサイトがある場合は、そのサイトの「お支払い方法」のページを確認するか、直接問い合わせてみることをおすすめします。
ちなみに、JCBの公式サイトでも、ギフトカードの利用に関する詳細な情報が提供されていますので、一度確認しておくと安心です。
(JCBギフトカードの公式情報を見る)
このように、JCBギフトカードは「実店舗専用」と割り切る必要がありますが、次のセクションで解説する「裏ワザ」を使えば、間接的にオンラインでも利用できるようになりますよ!
JCBギフトカードをネットで使う!唯一の「裏ワザ」はJCBプレモカードへのチャージ
「原則使えない」と聞いても、まだ諦める必要はありません!
JCBギフトカードを間接的に、しかし確実にオンラインで利用できる方法があります。それが、JCBグループが発行している「JCB PREMOカード(ジェーシービー プレモカード)」へのチャージです。
JCBプレモカードとは?オンライン決済に対応した優れもの
JCBプレモカードは、JCBが発行するチャージ式のプリペイドカードです。クレジットカードではありませんが、JCBの加盟店(JCB PREMO加盟店)としてオンラインでも幅広く使えるのが最大の特徴です。
このJCBプレモカードに現金をチャージするのと同様に、なんとJCBギフトカードを使ってチャージすることができるのです。これが、紙のギフトカードをデジタルマネーに変えてオンラインで使えるようにする「唯一の裏ワザ」になります。
チャージのステップ(イメージ)
- お手元のJCBギフトカードを用意します。
- JCBプレモカードを用意します(専用サイトやコンビニで購入)。
- JCBの専用サイトを通じて、ギフトカードの額面をプレモカードにチャージします。
- チャージされたプレモカードは、Amazonや楽天市場などのJCB PREMO加盟店で利用可能になります!
この方法なら、紙のギフトカードが持つ「実店舗での利用限定」という制約を飛び越えて、現代のオンライン決済に対応したデジタルな残高として生まれ変わります。チャージさえしてしまえば、あとは電子マネーのように手軽に使えるのが魅力です。
ただし、チャージできる場所や手順にはいくつかのルールがありますので、次のセクション「JCBプレモカードへのチャージ方法を詳しく解説!注意点と手順」で詳しくご説明しますね。
「JCBギフトカードをそのまま通販で使いたい!」というご要望には直接お応えできませんが、「JCBギフトカードの価値をオンラインで使いたい!」という目的は、このJCBプレモカードのチャージによって高確率で達成可能です。ぜひこの「裏ワザ」を活用して、ギフトカードの使い道を広げてください!
この裏ワザを使えば、実質的にAmazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングといった大手ECサイトの一部店舗でも利用できるようになるため、非常に利便性が高いですよ。
JCBプレモカードがあればAmazonや楽天市場などオンラインショッピングが広がる
JCBギフトカードの額面をJCBプレモカードにチャージしたとして、具体的にどのようなオンラインショップで利用できるのでしょうか?
これが分かれば、ギフトカードの使い道が想像しやすくなりますよね。
JCBプレモカードの利用可能店舗は「JCB PREMO加盟店」
JCBプレモカードは、すべてのJCB加盟店で使えるわけではなく、「JCB PREMO加盟店」と定められた場所でのみ利用可能です。しかし、この加盟店には多くの大手オンラインストアが含まれているため、非常に便利です。
主なオンラインJCB PREMO加盟店(例)
多くのユーザーが利用したいと考えるであろう、主要なオンライン加盟店の一部を表にまとめました。
| 主要ECサイト | 具体的な利用可能性 |
| Amazon.co.jp | 利用可能(Amazonギフト券の購入や通常のショッピングに) |
| 楽天市場 | 一部店舗で利用可能(利用できるかの表示を確認する必要がある) |
| Yahoo!ショッピング | 一部店舗で利用可能(利用できるかの表示を確認する必要がある) |
| 主要コンビニ(オンライン) | ローソン、ファミリーマートなどのオンラインストアやアプリで利用可能 |
| 家電量販店(オンライン) | ヨドバシカメラ、ビックカメラなどのオンラインショップで利用可能 |
この中でも特に注目したいのは、Amazonでの利用が可能という点です。Amazonでは非常に幅広い商品を取り扱っていますから、実質的にJCBギフトカードの使い道が大幅に広がると言えるでしょう。また、Amazonギフト券の購入にもプレモカードを使えるため、残高をAmazon内でロックしておく、という使い方も可能です。
利用可能店舗の確認方法
利用可能店舗はJCBの公式サイトで確認することができます。お目当てのオンラインショップがある場合は、チャージ前に一度確認しておくと安心ですね。
楽天市場やYahoo!ショッピング利用時の注意点
楽天市場やYahoo!ショッピングの場合、「一部店舗でのみ利用可能」となっています。これは、これらのモールに出店している各ストアが、JCB PREMOカードに対応した決済システムを導入しているかどうかに依存するためです。
決済画面や、各ショップの「お支払い方法」に関する説明を必ず確認するようにしてください。基本的に、決済方法の選択肢に「JCB PREMO」のロゴや名称があるかどうかが判断基準になります。
JCBプレモカードへのチャージは、JCBギフトカードのポテンシャルを最大限に引き出し、オンラインでのショッピングを快適にしてくれる素晴らしい方法ですよ。
JCBプレモカードへのチャージ方法を詳しく解説!注意点と手順
JCBプレモカードへのチャージが、JCBギフトカードをオンラインで使うための鍵であることは分かりましたね。では、実際にどのようにチャージを行うのか、その詳細な手順と、事前に知っておくべき注意点について見ていきましょう。
チャージ方法の基本
JCBプレモカードへのチャージは、主に以下の2つの方法があります。
- コンビニエンスストア(セブン-イレブンなど)での現金チャージ
- JCBプレモカードのウェブサイトからのチャージ(クレジットカード、またはJCBギフトカード)
私たちが今回使うのは、もちろん2番目の「JCBプレモカードのウェブサイトからのチャージ」で、その中でもJCBギフトカードを利用する方法です。
JCBギフトカードからJCBプレモカードへのチャージ手順
ウェブサイトからのチャージは、基本的に「MyJCB Premo」という専用サイトを通じて行います。
手順(ウェブサイト経由)
- JCBプレモカードの公式ウェブサイト「MyJCB Premo」にアクセスします。
- 会員登録(初回のみ)を行い、ログインします。
- 「チャージ」のメニューを選択します。
- チャージ方法として「JCBギフトカード」を選択します。
- チャージしたいギフトカードの額面(例:1,000円券なら1,000円)を指定し、券の裏側にある「発行元」「券番号」などの必要情報を入力します。
- 確認画面を経て、チャージを完了させます。
この手順で、お手元の紙のギフトカードの価値が、瞬時にデジタルな残高としてJCBプレモカードに移行します。このとき、ギフトカード自体は回収されず、物理的に手元に残りますが、その券面額はチャージされたものとして利用できなくなります。チャージ済みの券だと分かるように、自分でチェックマークをつけたり、破棄したりすることをおすすめします。
チャージ時の重要な注意点
チャージ作業は簡単ですが、いくつかの重要なルールがあります。
| 注意点 | 詳細 |
| チャージ単位 | 1,000円単位でのチャージが基本です。500円券などの端数はチャージできない場合があります。 |
| チャージ上限額 | 1枚のJCBプレモカードにチャージできる上限額が決められています(通常は50,000円〜100,000円程度)。 |
| 手数料 | JCBギフトカードからのチャージには、手数料がかかる場合があります。チャージ前に必ず確認してください。 |
| 利用できないギフトカード | 一部の提携企業が発行したJCBギフトカードはチャージできない場合があります。 |
特に手数料とチャージ単位は非常に重要です。せっかくもらったギフトカードなので、できるだけ損なく、効率的にチャージしたいですよね。ウェブサイトの案内をよく読んで、計画的にチャージを行いましょう。
オンラインで使えるJCBギフトカードの見分け方と確認方法
JCBギフトカードは、私たちが普段目にする「紙の商品券」だけではありません。
実は、最初からオンラインでの利用を想定して発行されている「デジタルなJCBギフト」も存在するのです。
紙の「JCBギフトカード」とデジタルな「JCBプレモデジタル」
ここが多くの人が混同しやすいポイントです。JCBが提供するギフト関連サービスには、大きく分けて以下の2種類があります。
JCBのギフトサービスの種類
- JCBギフトカード: 紙の商品券。原則実店舗でのみ利用可。
- JCBプレモデジタル: オンライン専用のギフトコード(Eメールなどで送付)。オンラインでのみ利用可。
もし、Eメールなどで「JCBからギフトが届きました」といった通知を受け取った場合は、それはおそらく「JCBプレモデジタル」や「JCBギフトチケット(オンライン)」といったデジタル形式のギフトでしょう。これらは、そもそもオンライン利用を前提としているため、紙のギフトカードのようにチャージの手間をかけることなく、直接オンラインショップで利用できます。
手元のギフト券がどちらか確認する方法
手元にあるのが「紙」なのか「デジタルコード」なのか、見分けるのは簡単です。
| ギフトの種類 | 特徴 | オンライン利用 |
| JCBギフトカード | 紙(お札のような券面)で、封筒に入っている。券面に金額(1,000円など)が記載されている。 | 不可(プレモカード経由でのみ間接的に利用可) |
| JCBプレモデジタル | 紙の券面がない。Eメールやウェブサイトで「チケット番号」や「URL」として届く。 | 可(直接JCB PREMO加盟店で利用可能) |
もし、お手元にあるのが紙の券ではなく、16桁くらいの番号が記載されたEメールやウェブページに表示されたコードであれば、それは「JCBプレモデジタル」である可能性が高いです。その場合は、すぐにオンラインで利用できるので、手間なくショッピングを楽しんでください。
JCBギフトカードの券面デザインによる違い
紙のJCBギフトカードにも、デザインの異なる複数の種類が存在します。例えば、特定企業との提携デザインのものや、古いデザインのものです。
しかし、基本的な利用ルール(実店舗限定であること)はどのデザインでも変わりません。もし古いギフトカードを持っていて不安な場合は、JCBの公式サイトで利用可能かどうかを確認できます。
(JCBギフトカードのQ&Aで確認する)
結論として、「紙」であれば裏ワザ(プレモチャージ)が必要。「コード」であればそのままオンラインで使える、と覚えておけばOKですよ!
「JCBギフトカード取扱店」のECサイトなら利用できる?確認ポイントを解説
JCBギフトカードの裏面には「JCBギフトカード取扱店」という表記がありますよね。これを見て、「このマークがあるお店のオンラインショップなら使えるのでは?」と考えるのは自然なことです。
実店舗の「取扱店」とオンラインショップの「決済システム」は別物
この問いに対する回答は、「基本的に使えません」です。
先ほども少し触れましたが、ここに大きな壁があることを理解しておきましょう。
実店舗の「JCBギフトカード取扱店」とは、そのお店のレジに「金券としてのギフトカードを受け付ける仕組みがある」ことを意味します。たとえば、百貨店や大型スーパーのレジがこれに当たります。
しかし、そのお店が運営するオンラインショップは、レジとは完全に独立した「デジタル決済システム」で動いています。このデジタル決済システムは、クレジットカードや電子マネーの番号を受け付けるように設計されており、紙の金券を処理する機能は通常備えていません。
「取扱店」でもオンラインで使えない理由をもう一度整理
- 支払い方法の選択肢がない: そもそも、決済画面に「JCBギフトカード」という選択肢が存在しない。
- 物理的な金券の確認ができない: ECサイト側が、郵送などで送られてきた紙のギフトカードの有効性をリアルタイムで確認し、残高を管理する手間がかかる。
- システムの統一化: 多くのECサイトは、決済の簡素化と効率化のために、統一されたデジタル決済手段(カード、電子マネー、QRコードなど)のみを受け付けている。
このように、実店舗が「取扱店」であっても、そのECサイトがギフトカードを受け入れる特別な決済システムを導入していない限り、利用は不可能なのです。
オンラインで使えるかを確認する「唯一の方法」
「でも、どうしてもあのサイトで使いたい!」という場合もあるでしょう。オンラインで使えるかどうかを確認する唯一の方法は、以下の2点です。
- 公式サイトの「お支払い方法」ページを確認する: * そのサイトのフッター(一番下)などにある「お支払い方法」や「ご利用ガイド」のページを開きます。 * 支払方法のリストに「JCBギフトカード」と明記されているかどうかを探します。
- サイト運営者に直接問い合わせる: * サイトに記載がない場合は、カスタマーサポートに「紙のJCBギフトカードは使えますか?」と直接聞いてみるのが最も確実です。
ただし、ほとんどの場合、「ご利用いただけません」という回答が返ってくるはずです。繰り返しになりますが、JCBギフトカードをオンラインで使いたいなら、JCBプレモカードへのチャージが最も確実で賢い選択肢ですよ。
(JCBギフトカードのオンライン取扱店をGoogleで検索)
JCBギフトカードが利用できない場合の賢い代替決済手段【クレジットカード・電子マネー】
ここまでJCBギフトカードをオンラインで使う裏ワザ(JCBプレモチャージ)を解説してきましたが、中には「チャージ手続きが面倒」「プレモカードに対応していないショップで使いたい」という方もいらっしゃるかもしれません。
そうした場合に、JCBギフトカードの「価値」を無駄にせず、通販の資金に回すための「代替手段」を考えることが重要です。
代替手段の考え方:実店舗で使うものを確保し、手元の現金を通販に回す
最も賢い代替手段は、「JCBギフトカードを、本来現金で払うはずだった実店舗での支払いに充て、手元に残った現金をオンラインショッピングに回す」という方法です。
JCBギフトカードは、実店舗では非常に汎用性が高い金券です。例えば、デパート、スーパー、ガソリンスタンド、レストラン、ホテルなど、日常生活で必ず利用する場所で使えます。
実質的に通販の資金を確保する方法
- 食費・日用品の支払いに充てる: 普段、現金やクレジットカードで支払っているスーパーやドラッグストアでの買い物に、JCBギフトカードを充てます。
- 「浮いた現金」を通販資金にする: ギフトカードで支払うことで、その分の現金を節約できます。この節約した現金を、そのままオンラインショッピングの決済手段(クレジットカードや銀行振込など)に回せば、実質的にギフトカードで通販を利用したのと同じ効果が得られます。
この方法は、チャージの手数料や手間もかからず、最も確実で損のない代替手段と言えるでしょう。通販で欲しいものが決まっているなら、その金額分の実店舗での支払いをギフトカードに切り替えるのがおすすめです。
オンライン決済の定番!おすすめのクレジットカードと電子マネー
オンラインショッピングで現金以外の決済手段を選ぶなら、以下の決済手段がおすすめです。
| 決済手段 | メリット | 通販との相性 |
| クレジットカード | ポイント還元がある、後払いが可能、ほとんどのECサイトで利用可能。 | 最も高い(汎用性・利便性No.1) |
| PayPay/楽天ペイなど | キャンペーン時の還元率が高い、チャージ方法が豊富。 | 高い(対応ECサイトが増加中) |
| デビットカード | 使いすぎを防げる(即時決済)、クレジットカードを持てない人でも作れる。 | 高い(カード決済として扱われる) |
特にクレジットカードは、ポイントが貯まるため、通販利用には最適です。JCBギフトカードを使い切った後も、これらの便利な決済手段をメインに使うことで、お得にオンラインショッピングを楽しめますよ。
換金して通販の資金にする方法!金券ショップの換金率とメルカリでの売買
どうしても現金化して、その現金で通販サイト(特にJCB PREMOに対応していないサイト)で買い物をしたい、という場合は「換金」という手段があります。
ただし、換金は必ず額面よりも少ない金額になってしまうというデメリットがありますので、最終手段として検討してください。
換金方法1:金券ショップを利用する
JCBギフトカードは、金券ショップにとって非常に需要の高い商品券です。そのため、ほとんどの金券ショップで高価買取してもらえます。
金券ショップの換金率の目安
換金率はショップや時期、ギフトカードの額面によって変動しますが、一般的には以下の水準で取引されています。
| 額面 | 換金率の目安 | 10,000円分を売った場合 |
| JCBギフトカード | 90%~95%程度 | 9,000円~9,500円程度 |
例えば、10,000円分のギフトカードを換金率93%で売却した場合、手元に残る現金は9,300円です。700円は手数料(金券ショップの利益)として差し引かれますが、即日で現金化できるのが最大のメリットです。
換金する際の注意点として、汚れや折れがあるギフトカードは、換金率が下がったり、買取を拒否されたりする場合があります。綺麗な状態で持ち込むようにしましょう。
換金方法2:フリマアプリ(メルカリなど)で売却する
金券ショップよりも少しでも高い金額で売りたい場合は、メルカリなどのフリマアプリを利用して個人間で売買する方法があります。
フリマアプリ売買のメリット・デメリット
| メリット | デメリット |
| 金券ショップよりも高い価格で売れる可能性がある。 | 出品や発送の手間がかかる。 |
| 価格を自分で設定できる。 | 手数料(10%程度)と送料が引かれる。 |
メルカリで額面通りの10,000円で売れたとしても、販売手数料が1,000円(10%)、送料が数百円かかるため、最終的に手元に残る金額は金券ショップと大差ないか、場合によっては下回る可能性もあります。また、金券類の売買はプラットフォームの規約で禁止されている場合もあるため、利用前に必ず確認が必要です。
(JCBギフトカードの換金率をGoogleで検索して比較する)
「現金化して全額通販に充てたい」という気持ちも分かりますが、換金は手数料の分だけ損をしてしまうことを念頭に置き、やはり「実店舗での支払いをギフトカードに置き換える」方法を最優先で検討することをおすすめしますよ。
JCBギフトカードを実店舗で賢く使う!おすすめの利用場所リスト
JCBギフトカードは、通販では使いにくい反面、実店舗での利用可能場所の広さはピカイチです。オンラインでの利用を諦めて、実店舗で賢く使い切るための「おすすめの利用場所」をご紹介します。
毎日使う場所で利用するのが一番賢い
ギフトカードは、「贅沢品」よりも「生活必需品」の支払いに充てるのが最も賢い使い方です。なぜなら、生活必需品にはどうせ現金を払うことになるからです。ギフトカードを使うことで、その分の現金を貯金したり、通販の資金に回したりできます。
JCBギフトカードが使えるおすすめの場所(例)
普段の生活で利用頻度が高い店舗をまとめました。
ホームセンターコーナン、DCM、カインズなど
| カテゴリ | 主な利用可能店舗(例) |
| スーパー・食料品 | イオン、イトーヨーカドー、西友など主要なスーパー |
| 百貨店・商業施設 | 三越、伊勢丹、高島屋、パルコなど主要な百貨店・ファッションビル |
| 家電量販店 | ヨドバシカメラ、ビックカメラ、ヤマダ電機など |
| ドラッグストア | マツモトキヨシ、ウエルシア、ツルハドラッグなど |
| レストラン・飲食店 | デパート内レストラン、一部のファミレス、ホテル内飲食店 |
| ガソリンスタンド | ENEOS、出光、コスモ石油など(一部SS除く) |
| ホテル・旅行 | JTBなどの旅行代理店、プリンスホテル、帝国ホテルなど主要ホテル |
このように、生活のあらゆる場面で使えることが分かります。特に食料品や日用品の買い物に充てれば、ギフトカードの額面はあっという間に消化できるはずです。
利用時の注意点:お釣りは出ない!
JCBギフトカードを利用する際に最も重要なルールが、「お釣りは出ない」という点です。
- 1,000円のギフトカードで800円の買い物をした場合、差額の200円は戻ってきません。
- 5,000円のギフトカードで4,980円の買い物をした場合、20円は戻ってきません。
このため、お釣りの出ない金券は「額面以上の買い物」に使うのが鉄則です。例えば、1,000円券を使うなら、1,000円かそれ以上の買い物に使うようにしましょう。もし商品の価格が額面を下回る場合は、現金を足して支払う方が得策です。
賢く使い切るためのコツは、「使いきり金額」を設定することです。例えば「今日は1,050円のものを買うから、ギフトカード1枚と現金50円で支払おう」というように、計画的に利用しましょう。
JCBギフトカードの有効期限や残高確認方法など基本的な知識
JCBギフトカードを使い始める前に、その基本的なルールや知識をしっかり押さえておきましょう。これを怠ると、いざ使おうと思った時に困ってしまうかもしれません。
有効期限は基本的に「ありません」
JCBギフトカードの非常に大きなメリットの一つが、有効期限が設けられていないことです。これは、多くのポイントや電子マネーに有効期限がある中で、非常にありがたい特徴ですよね。
ただし、ごくまれに企業が販促品として発行したものや、キャンペーンで発行されたものの中には有効期限が設定されているものがあるかもしれません。念のため、券面裏側の規約や小さく印字されている文字を確認しておくと安心です。
基本的に有効期限がないため、「いつか使うかも」と大切に保管しておいても問題ありませんが、使えるうちに生活費に充ててしまうのが一番お得で賢い利用方法です。
残高確認は不要!そのままの額面が使えます
JCBギフトカードは、チャージ式の電子マネーとは異なり、残高という概念がありません。券面に記載されている金額(1,000円券、5,000円券など)が、そのまま利用できる金額です。
- 1,000円券を1枚持っていれば、1,000円の価値があります。
- 5,000円券を1枚持っていれば、5,000円の価値があります。
そのため、「今、いくら残っているかな?」と残高を気にしたり、確認のために専用サイトにアクセスしたりする手間は一切不要です。財布に入っている枚数と券種を把握しておけばOKです。
紛失・盗難時の再発行は不可
有効期限がなく便利なJCBギフトカードですが、紛失したり、盗難に遭ったりした場合は、再発行が一切できません。これは現金と同じ扱いになるため、十分に注意が必要です。
「もらってすぐに使わなかったから、どこにしまったか忘れた!」とならないように、決まった場所(例えば、いつも使う財布のカード入れなど)に保管しておくことをおすすめします。せっかくの贈り物ですから、大切に扱いたいですね。
JCBギフトカードの購入方法とオンラインで購入できる場所
「もらう側」としてではなく、「贈る側」としてJCBギフトカードの購入を検討している方もいらっしゃるでしょう。
JCBギフトカードはどこで購入できるのか、また、オンラインで購入する際の注意点について解説します。
JCBギフトカードの主な購入場所
JCBギフトカードは、以下の場所で購入できます。
主な販売場所リスト
- JCBのオンラインサイト(インターネットで購入、自宅へ郵送)
- JCBギフトカード取扱店(百貨店、一部の大型スーパー、主要な金券ショップ)
- JCB指定の金融機関(銀行など)
この中で、最も手軽で確実なのが、JCBの公式オンラインサイトからの購入です。自宅にいながら注文でき、ラッピングや熨斗(のし)のサービスも充実しているため、贈答用として最適です。
オンライン購入時の注意点(手数料と送料)
JCBのオンラインサイトでギフトカードを購入する場合、いくつか注意しておくべき点があります。
オンライン購入時のコスト
| 項目 | 詳細 | 注意点 |
| ギフトカード代金 | 額面通り(例: 1,000円券は1,000円) | 額面以外の費用がかかる |
| 手数料 | 1枚あたりに設定されている場合が多い | 購入枚数に応じて総額が変わる |
| 送料 | 配送方法(普通郵便、簡易書留など)によって異なる | 急ぎの場合は速達料金がかかる |
額面以上の費用(手数料と送料)がかかるため、贈答品として合計金額を計算する際には注意が必要です。「10,000円分贈りたい」という場合は、手数料と送料をプラスした金額を支払うことになります。
購入時の支払い方法
JCBギフトカードをオンラインで購入する際の支払い方法は、基本的に以下の2つです。
- クレジットカード決済: JCBカードでの決済が主流ですが、一部の販売店では他のブランドのカードも利用できます。
- 銀行振込: 振込手数料は購入者負担となることが多いです。
ポイントを貯めたい方は、クレジットカード決済ができるか確認してから購入手続きを進めることをおすすめします。百貨店などの実店舗で購入する場合は、現金支払いのみの場所が多いため、事前に確認しておくとスムーズですよ。
JCBギフトカード利用時のレジでの会計処理と注意すべき点
JCBギフトカードを実店舗で利用する際、レジでの会計処理は意外とシンプルですが、いくつか事前に知っておくとスマートに支払いを済ませられるポイントがあります。
レジでのスマートな支払い手順
ギフトカードを提示するタイミングや、併用時の対応を知っておくだけで、レジでの待ち時間を減らすことができます。
支払い手順
- 「金券を使います」と一言添える: * 商品合計額が確定したら、お会計の前に「JCBギフトカードで支払います」と店員さんに伝えます。これにより、店員さんはレジの「金券」ボタンを押して、処理の準備を始められます。
- 必要な枚数を渡す: * 商品代金よりも少し多めの額面になるように、ギフトカードを渡します。例えば、合計額が4,500円なら、5,000円券を1枚渡すか、1,000円券を5枚渡す、といった具合です。
- 「お釣りが出ない」ことに注意! * 前述の通り、お釣りは出ません。お釣りの差額を損しないように、可能な限り合計金額に近い額面で支払うのがベストです。
- 残りを現金やクレジットカードで支払う: * ギフトカードの額面が合計金額に満たない場合は、残りの金額を現金、クレジットカード、または電子マネーなどで支払います。この「併用払い」はほとんどの店で可能です。
併用払いで知っておきたい裏ワザ
併用払いは非常に便利ですが、特に「ポイント還元」を意識すると、さらに賢く利用できます。
併用払いの裏ワザ
例えば、5,500円の買い物で5,000円券を1枚使った場合、残りの500円の支払いをクレジットカードやポイント還元率の高い電子マネー(PayPay、楽天ペイなど)で行いましょう。
- 全額ギフトカードで支払う: ポイント還元はゼロ。
- 併用払い(残り500円をカード決済): 残り500円分の支払いに対してポイントが還元される。
このように、ギフトカードの利用は実質的に現金と同じ扱いになるため、ポイントが付く決済手段を併用することで、少しでもお得に買い物をすることができます。
レジで迷わないように、あらかじめ財布の中で「このギフトカードはこれに使う!」と決めておくと、お会計がスムーズになりますよ。
知っておきたい!JCBギフトカードとJCB PREMOカードの違いを徹底比較
JCBギフトカードを通販で使うにはJCB PREMOカードへのチャージが必須、という話をしてきましたが、この2つのカードの違いを改めて整理しておきましょう。
違いを理解することで、それぞれのカードの最適な使い道が見えてきます。特に、オンラインでの利用を考える場合は、JCB PREMOカードの特性を理解しておくことが重要です。
JCBギフトカード vs JCB PREMOカード 徹底比較表
以下の表で、それぞれのカードの基本機能、利用範囲、メリット・デメリットを比較しました。
| 項目 | JCBギフトカード | JCB PREMOカード |
| 形態 | 紙の商品券(金券) | プリペイド式電子マネーカード |
| オンライン利用 | 原則不可(プレモにチャージすれば可) | 可能(JCB PREMO加盟店) |
| 実店舗利用 | 可能(JCBギフトカード取扱店) | 可能(JCB PREMO加盟店) |
| 有効期限 | なし(原則) | あり(購入から数年間) |
| 残高管理 | 不要(券面額通り) | 必要(専用サイトで確認) |
| チャージ | 不可 | 可能(現金、ギフトカードなどから) |
使い道による使い分けのポイント
この比較表から、それぞれのカードの最適な使い道が見えてきます。
JCBギフトカードの最適な使い道
- 贈答品として: 有効期限がないため、贈られた側が好きなタイミングで使える。
- 実店舗での高額品の購入: 家電や百貨店での買い物など、額面が固定されているため分かりやすい。
- PREMOカードへのチャージ元として: オンライン利用の「原資」として使う。
JCB PREMOカードの最適な使い道
- 日常的なオンラインショッピング: AmazonなどのECサイトでの少額決済。
- コンビニやファストフードなどの決済: 電子マネーとしてスピーディに決済。
- 残高を使い切りたい場合: 1円単位で利用できるため、端数を残さずに使い切れる。
JCBギフトカードは「紙の財産」、JCB PREMOカードは「デジタルな財布」とイメージすると分かりやすいかもしれません。
どちらもJCBグループの便利な決済手段ですが、オンラインでの利便性を求めるなら、有効期限があることを承知の上でPREMOカードにチャージして使うのが、今の時代に合った賢い方法と言えるでしょう。

