ガラス絵の具はダイソーで売ってないの？在庫がない時の代替品や購入場所を徹底調査！

こんにちは！モモストアです。
突然ですが、今、100円ショップのダイソーで「ガラス絵の具」を探している方、なかなか見つからなくて困っていませんか？
「SNSで見たけど、どこの店舗に行っても品切れ…」「もうダイソーでは売ってないの？」と疑問に思っている人も多いのではないでしょうか。

結論からお伝えすると、ダイソーのガラス絵の具は現在も販売されています！

ただ、人気が高すぎて品薄になっている店舗が多いのが現状です。
この記事では、なぜダイソーのガラス絵の具が「売ってない」と言われるのか、在庫を確実に見つける方法や、もし見つからなかった場合の優秀な代替品、そしてネット通販での購入方法まで、モモストアが徹底的に調査して解説します。
この記事を読めば、あなたの疑問はすべて解決し、素敵なガラスアート作品作りに取り掛かれますよ！

ダイソーのガラス絵の具が「売ってない」と言われる本当の理由とは？

ダイソーのガラス絵の具は、なぜこれほどまでに「幻のアイテム」と言われるのでしょうか？
「売ってない」という声がSNSやネット掲示板で溢れているのには、いくつかの明確な理由があります。
単なる品薄というだけでなく、商品の特性やブームの波が重なっているからこそ、店舗から姿を消していることが多いのです。

理由１：ステンドグラス風アートの大ブームとメディア露出

最も大きな理由の一つは、やはりSNSやテレビ、雑誌などのメディアで「ステンドグラス風アート」が手軽に作れると紹介されたことです。
ガラス絵の具を使えば、特別な道具や技術がなくても、窓ガラスやクリアファイルなどに貼ってはがせる、カラフルなアートが作れます。
この「手軽さ」と「仕上がりの美しさ」が注目を集め、子どもの工作から大人の趣味まで、幅広い層に支持された結果、需要が爆発的に増加しました。

特に、夏休みや冬休みなどの長期休暇前は、家族で楽しめる工作材料として一気に在庫が掃けてしまいます。
また、ハロウィンやクリスマスなどのイベント時には、窓ガラスに季節の飾りを描く用途で購入する人も増えるため、季節的な需要の波も非常に大きいのです。

ブームの要因	内容
SNSでの拡散	100均商品で作ったとは思えないクオリティの作品画像が多数投稿された。
手軽さ	特別な窯や技術不要で、乾かすだけでステンドグラス風になる。
汎用性	ガラス以外にも、クリアファイルやアクリル板、鏡など様々なものに使える。

理由２：ライナーペン（黒・白）の「必須アイテム」化

ガラス絵の具の醍醐味は、色を塗るだけでなく、輪郭線（ライナー）を引くことです。
ダイソーのガラス絵の具の中でも、特に「黒」と「白」のライナーペンは、作品の完成度を格段に上げる必須アイテムとされています。
黒はステンドグラスの枠のように色と色を区切り、白は雪やハイライトなど、アクセントとして使われます。

しかし、このライナーペンだけが、その他のカラーよりも生産数が少ないのか、あるいは用途が広すぎるためか、他の色より先に売り切れてしまう傾向が非常に強いです。
結果として、「ライナーペンがないと作品が作れない」という人が多いため、ライナーペンを求めて複数の店舗を巡る人が続出し、さらに品薄に拍車がかかっています。

理由３：店舗ごとの在庫補充の頻度とタイミング

ダイソーは非常に多くの商品を扱っているため、商品の入荷頻度や陳列のタイミングは店舗によって大きく異なります。
大規模な店舗であれば在庫も豊富で補充頻度も高いですが、駅前の小型店やフランチャイズ店などでは、ガラス絵の具のような「趣味・ホビー」系のアイテムは優先度が低くなることがあります。

また、店舗のスタッフさんに聞いても「次回の入荷は未定です」と言われることが多いのは、ダイソーの物流システムが日々変動しているためです。
特定の店舗で在庫がない場合でも、他の店舗では大量に入荷していることも珍しくありません。

このように、「ブームによる需要増加」「特定色（ライナー）の品薄」「店舗ごとの在庫格差」の3つの要素が組み合わさって、「ダイソーのガラス絵の具は売ってない」という状況を生み出しているのです。
諦める前に、次の見出しで紹介する調査方法を試してみてください！

ダイソーのガラス絵の具の現在の販売状況をモモストアが調査

モモストアでは、読者の皆様に最新かつ正確な情報をお届けするため、ダイソーのガラス絵の具の販売状況について独自の調査を行いました。
その結果、いくつかの重要なポイントと、在庫を見つけるための具体的なヒントが得られました。

調査結果１：廃盤の情報はなし！販売は継続中

まず最も気になる「廃盤になったのか？」という疑問ですが、現時点（2025年11月時点）でダイソーの公式発表や、信頼できる情報筋から「廃盤になった」という情報は見つかっていません。
これは非常に重要なポイントで、「売ってない」＝「もう二度と買えない」わけではないことを意味しています。

現在流通しているパッケージは、一部リニューアルされているものもありますが、基本的な「GLASS PAINT」という名称や、ポリアクリルエマルジョンを主成分とする品質は維持されています。
そのため、もし店舗で過去のパッケージのものが陳列されていても、安心して購入して大丈夫です。

調査結果２：狙い目は「大型店」と「平日午前中」

調査を進める中で、圧倒的に在庫が見つかりやすかったのは、やはり郊外のロードサイドにある大型店舗や、ショッピングモール内の大型ダイソーでした。
これらの店舗は商品の陳列スペースが広く、バックヤードの在庫量も多いため、品切れを起こしにくい傾向にあります。

また、いつ店舗に行くかも重要です。
多くのダイソー店舗は、週明けの「月曜日や火曜日の午前中」に入荷・補充作業を行うことが多いです。
週末に大量に売れてしまった商品が、週明けに補充されるタイミングを狙うのが賢明です。
土曜日や日曜日の午後は、家族連れや学生が多く来店するため、品切れの可能性が最も高くなります。

在庫が見つかりやすい条件	理由
大型店舗	在庫スペースが広く、物流も安定しているため。
平日（特に月曜・火曜）	週末の売上後の入荷・品出しのタイミングが多いため。
開店直後	前日の夜に入荷された商品が朝一で陳列されている可能性がある。
住宅街から離れた店舗	競合する客層が少ないため、在庫が残っている可能性が高い。

調査結果３：問い合わせる際は「商品名」と「バーコード」を伝える

在庫を確実に見つける最も有効な手段は、店舗に電話で問い合わせることです。
しかし、ただ「ガラス絵の具ありますか？」と聞いただけでは、「確認します」と言われて時間がかかったり、「ありません」と即答されてしまうことがあります。

問い合わせる際は、具体的な商品名と、可能であればバーコードの番号を伝えるようにしましょう。
ダイソーのスタッフさんは毎日膨大な数の商品を扱っているため、特定の商品を識別するための情報が重要になります。

【ガラス絵の具（黒ライナー）の例】
商品名：GLASS PAINT（グラスペイント）
色：黒（ライナー）
バーコード（JANコード）：4947678651416（※時期により異なる可能性あり。事前にネットで最新のものを調べておくのがベストです）

バーコードの番号を伝えれば、在庫管理システムで正確に検索してもらえるため、無駄足を踏むリスクを大幅に減らせます。
ぜひ、問い合わせる前の準備として、この情報を控えておいてください。

【最新】ダイソーでガラス絵の具が陳列されているのはどのコーナー？

「ダイソーに行ったけど、どこにあるかわからなかった…」という声をよく聞きます。
ダイソーの商品陳列は店舗の規模やレイアウトによって異なるため、特定が難しいことがあります。
しかし、ガラス絵の具のようなホビー・クラフト用品には、共通して陳列されやすい「定番の場所」が存在します。
モモストアが調査した結果に基づき、見つけるべき具体的なコーナーを解説します。

定番の場所１：文具・画材コーナーの「絵の具」エリア

ほとんどの店舗で、ガラス絵の具は文房具コーナーや画材コーナーの「絵の具」が並んでいる場所に陳列されています。
特に、アクリル絵の具や水彩絵の具、ポスターカラーなど、チューブタイプの絵の具がまとめて置かれている棚を探しましょう。

ガラス絵の具は、通常の絵の具と違い、乾くと透明になる特殊な絵の具です。
そのため、一般的な絵の具と並んでいることもあれば、少し離れた場所に「特殊画材」として陳列されていることもあります。
もし見つからなければ、棚の端や、上段・下段の目立たない場所も隈なくチェックしてください。

定番の場所２：手芸・クラフトコーナーの「レジン」付近

最近のダイソーでは、レジン液やモールド、デコレーションパーツなどの「手芸・クラフト」用品が非常に充実しています。
ガラス絵の具は、レジン作品の色付けや、プラ板アートの着色などにも使われるため、手芸・クラフトコーナーに移動している店舗も増えています。

特に、「デコレーション」や「DIY」と書かれたポップが貼ってある棚の付近を見てみましょう。
レジン液の隣や、グルーガン、デコレーションクリームなどと一緒に置かれている可能性が高いです。
この場所は、一般的な絵の具を探している人には盲点となりやすいため、在庫が残っていることが多い穴場スポットです。

定番の場所３：子ども向けのおもちゃ・知育コーナー

ガラス絵の具は、手軽な知育玩具や工作キットとしても人気があります。
そのため、大型店舗やファミリー層が多い店舗では、子ども向けのおもちゃコーナーの「工作キット」の隣に陳列されているケースもあります。

このコーナーには、粘土やスライムの材料、ビーズなどが並んでいます。
「GLASS PAINT」という文字が書かれたパッケージを探すのではなく、「工作」「DIY」といったキーワードをヒントに棚を見て回るのが効率的です。

陳列場所の優先順位	陳列されやすい商品
① 文具・画材コーナー	アクリル絵の具、油絵の具、筆、パレット
② 手芸・クラフトコーナー	レジン液、モールド、デコレーションパーツ、フェルト
③ おもちゃ・知育コーナー	粘土、スライムキット、ビーズ、知育玩具

もし、これらの場所をすべて確認しても見つからない場合は、近くのスタッフさんに「ガラス絵の具のGLASS PAINTはどこにありますか？」と尋ねるのが一番早いです。
先ほど述べたように、バーコードなどの具体的な情報があれば、在庫確認もスムーズに進みますよ。

ダイソーで「黒」や「白」のライナーペンだけが見つからない時の対処法

先ほどもお話ししましたが、ダイソーのガラス絵の具を探している人にとって、最も見つかりにくいのが「黒」と「白」のライナーペンです。
透明カラーは豊富にあるのに、肝心の輪郭線となる色がないと、作品のクオリティが下がってしまいそうで心配ですよね。
ここでは、ライナーペンだけが品切れの場合の、具体的な対処法をモモストアが提案します。

対処法１：他の100均のライナーペンで代用する

セリアやキャンドゥなど、他の100円ショップにもガラス絵の具や、それに類似したデコレーション用のペンが販売されていることがあります。
ダイソー以外の100均の黒や白の絵の具が、ダイソーの透明カラーと問題なく組み合わせて使えることがあります。

ただし、注意点があります。
異なるメーカーの絵の具を混ぜたり重ねて塗ったりすると、乾燥時間や剥がれやすさ、仕上がりの透明度に影響が出る可能性があります。
できるだけ「ガラス絵の具」または「デコレーション用のライナー」として販売されているものを選び、目立たない場所で少量試してから使用することをおすすめします。

代替品を探す場所	探すべき商品名
セリア	ガラス絵の具（セリア独自のパッケージ）、デコレーションペン
キャンドゥ	ガラス絵の具、アイシングカラー（レジン用など）の濃色
手芸店	布用や陶器用のライナー（裏面にガラスにも使えるか確認）

対処法２：ダイソーのアウトライナーやデコレーションペンを使う

ダイソーには、ガラス絵の具以外にも、輪郭線として使えるペンがいくつかあります。
例えば、「デコレーション用のアウトライナー」や「立体的なデコレーションができるペン」などです。
これらは本来、ネイルアートやスイーツデコなどに使われますが、ガラス絵の具の輪郭線としても非常に優秀です。

特に、少し盛り上がるように描けるタイプのペンは、ステンドグラスの金属枠のような立体感を出すのに役立ちます。
ただし、これもガラス絵の具と成分が異なるため、乾いた後の仕上がりや剥がれやすさが変わる可能性があることは覚えておきましょう。

対処法３：あえて黒を使わず「カラーライナー」で個性を出す

もし黒や白のライナーがどうしても見つからなければ、発想を転換してみましょう。
あえて黒を使わず、ダイソーで売っている他の色のガラス絵の具をライナー代わりに使うのです。

例えば、デザインの輪郭を「金」や「銀」のガラス絵の具で描いたり、「濃い青」や「濃い緑」などで描くと、ステンドグラス風とはまた違った、オリジナリティあふれるアート作品が完成します。
特にメタリックカラーのライナーペンは、ゴージャスな雰囲気が出て、黒よりもおしゃれに見えることがあります。
品切れで諦めるのではなく、手元にあるもので工夫するのもアートの醍醐味です。

結論として、ライナーペンがないからといって諦める必要はありません。
他の商品や色で代用する方法はいくつもあります。あなたの創造性を信じて、手に入った画材で最高の作品を作ってみてくださいね。

セリア・キャンドゥなど他の100均でのガラス絵の具の取り扱い状況

ダイソーでガラス絵の具が見つからない時、次に頼りになるのが、セリアやキャンドゥといった他の人気100円ショップです。
実は、これらの100均でもガラス絵の具を取り扱っていることが多く、ダイソーとはまた違った特徴の商品が手に入ることがあります。
「ダイソーに固執しない」ことが、欲しいアイテムをゲットする近道になりますよ！

セリアのガラス絵の具：ダイソーと並ぶ人気と透明度

セリアでも、ダイソーと同様にガラス絵の具（または類似のステンドグラス風アート用絵の具）が販売されています。
セリアの商品の特徴として、「乾いた後の透明度が高い」という評価が多く見られます。
中には、ダイソーのものよりも粘度が高く、塗りやすいと感じる人もいるようです。

ただし、セリアもダイソーと同様に、人気商品のため品切れになることが頻繁にあります。
特に「ブラック」や「クリア（透明）」といった基本色は、常にチェックが必要です。
セリアの商品も、画材コーナーやクラフトコーナーに陳列されていることが多いので、この2つの場所を重点的に探してみてください。

キャンドゥのガラス絵の具：穴場になることも

キャンドゥでは、ダイソーやセリアほど大規模にガラス絵の具がプッシュされていないこともありますが、店舗によっては取り扱いがあります。
キャンドゥで見かけるガラス絵の具は、他社製品のOEM（他社ブランド製品の製造）品であることも多く、ダイソーやセリアとは異なるカラーバリエーションが手に入る可能性があります。

キャンドゥは、他の2社に比べて店舗数が少ないため、「穴場」になることが多いです。
もしお住まいの地域にキャンドゥがあれば、一度立ち寄ってみることを強くおすすめします。
意外と、探していたライナーペンや、珍しいパステルカラーが見つかるかもしれません。

100円ショップ	特徴	探し方のコツ
ダイソー	カラーが豊富、ラインナップが多い。	大型店、平日午前中、JANコード問い合わせ。
セリア	透明度が高く、仕上がりがきれいと評判。	クラフト・手芸コーナーを念入りにチェック。
キャンドゥ	穴場になることが多い、独自のカラーがある可能性。	文具・DIYコーナー、スタッフに直接確認。

他のメーカーの100円ショップ製品との比較

100円ショップ以外にも、ナカトシ産業株式会社などのメーカーが製造・販売しているガラス絵の具が、まれに100円ショップ以外のディスカウントストアなどで見つかることもあります。
これらの製品は、ダイソーやセリアの製品と成分が近く、価格も手頃なことが多いです。

ただし、100円ショップで購入するメリットは、何と言っても「安さ」と「手軽さ」です。
まずはダイソー、セリア、キャンドゥの3社を順番にチェックし、それでも見つからない場合は、次に紹介するネット通販や手芸店に視野を広げてみましょう。
いくつかの店舗を巡る労力と、ネットでポチっと購入する手軽さを比較して、自分に合った方法を選ぶのが一番です。

ダイソー品切れ時にチェックすべき！手芸店・文房具店の購入場所

「もう100均は諦めた！多少高くてもいいから、確実に手に入れたい！」という方のために、ダイソーのガラス絵の具が品切れの際にチェックすべき、専門店の情報を紹介します。
専門店では、100均製品とは一線を画した、高品質で本格的なガラス絵の具が手に入ります。
仕上がりの美しさや色の発色にこだわりたい方は、ぜひこれらの場所を訪れてみてください。

専門店の王道１：大型画材店（世界堂、ユザワヤなど）

画材や手芸用品の大型専門店は、ガラス絵の具を探す上で最も確実な場所です。
特に、世界堂（世界堂の公式サイトで店舗情報を確認）やユザワヤ（ユザワヤの公式サイトはこちら）など、全国展開している店舗であれば、ほぼ間違いなく取り扱いがあります。

ここで手に入るのは、主にヤマトの「グラスデコ」や、ターナー色彩の「ガラスペイント」といった、プロも愛用する本格的な製品です。
これらの製品は、ダイソーのガラス絵の具と比べて価格は高くなりますが、その分、色の透明度、定着力、そしてチューブの使いやすさが格段に向上します。
初心者向けのセット販売も充実しているため、色選びに迷う心配もありません。

専門店の王道２：大型文房具店・ホームセンター

大型の文房具専門店や、DIY用品を豊富に扱うホームセンターでも、ガラス絵の具が見つかることがあります。
特にホームセンターの「塗料コーナー」や「クラフト・DIYコーナー」は要チェックです。
ここでは、ガラス絵の具だけでなく、ガラスに色を塗るためのスプレー塗料や、ガラスマーカーなど、代替品となる様々な画材が見つかります。

文房具店では、学校教材として使われるような、少し大きめの容量のガラス絵の具セットが販売されていることもあります。
大量に消費したい方や、友達と一緒に購入したい方には、セット販売がおすすめです。

購入場所	取り扱い商品の傾向	価格帯（100均比）
画材店	ヤマト「グラスデコ」、ターナー「ガラスペイント」など専門メーカー品	高（セットで2,000円～）
手芸店	布・ガラス兼用など、多用途性の高いもの	中～高
大型文房具店	学童用品、セット販売、ライナーペンの単品販売	中

専門店のメリット・デメリット

専門店で購入する最大のメリットは、「品質の良さ」と「色の種類の豊富さ」です。
100均では扱っていないような、微妙な色合いのカラーや、ラメ入り、蓄光タイプなどの特殊な絵の具も手に入ります。
また、ライナーペンのノズル（先端）の太さや形状が選べることも、専門店の大きな魅力です。

一方でデメリットは、当然ながら「価格」です。
100均が1本110円であるのに対し、専門店では1本あたり300円〜1000円程度と、数倍の価格になります。
「試しに少し使ってみたい」という方は100均を粘り強く探すのがおすすめですが、「本格的な作品を作りたい」という方は、迷わず専門店の商品を選びましょう。

【要チェック】Amazonや楽天などネット通販でダイソーガラス絵の具は買える？

「店舗を巡るのは疲れるし、できれば家でポチっと購入したい！」と考えている方も多いでしょう。
そこで気になるのが、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングといった大手ネット通販サイトでのダイソーガラス絵の具の取り扱いです。
結論から言うと、ダイソーのガラス絵の具をネット通販で購入することは可能ですが、いくつか注意点があります。

通販サイトでの取り扱いの現状

ダイソーの商品は、基本的にダイソーの公式オンラインストア（DAISOネットストア）以外での正規販売はされていません。
しかし、Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングでは、「転売品」や「代行購入品」として出品されていることがあります。

これらの商品の多くは、個人や小規模な業者がダイソーで仕入れたものを、手間賃や送料を上乗せして販売しているものです。
そのため、価格は100円（税抜）ではなく、数百円〜数千円と高額になっていることがほとんどです。

購入場所	メリット	デメリット
ダイソー店舗	価格が安い（110円）、実物を確認できる。	在庫がない、店舗を巡る手間がかかる。
大手通販サイト	家から一歩も出ずに購入できる、セット販売が多い。	定価より高い、転売品のリスクがある、送料がかかる。
メルカリなどフリマアプリ	セットで安く手に入る可能性がある、廃盤カラーが見つかる。	中古品、品質保証がない、個人間のやり取り。

ネット通販で購入する際の注意点

ネット通販でダイソーのガラス絵の具を購入する際は、以下の点に注意してください。

注意点１：定価よりも高いことを理解する

前述の通り、ネット通販の価格は定価ではありません。
例えば、1本110円のものが、送料込みで500円以上になることも珍しくありません。
「価格が高い」＝「損」と考えるのではなく、「店舗を巡る手間と時間をお金で買っている」と割り切れる人にはおすすめです。

注意点２：セット販売がお得な場合がある

ライナーペンとカラーがセットになった「○○色セット」として販売されていることが多いです。
単品で購入するよりも、セットの方がトータルで安くなる場合や、入手困難な黒ライナーが確実についてくるメリットがあります。
特に「すぐに全色揃えたい」という方には、セット販売を狙うのが賢明です。

注意点３：フリマアプリ（メルカリなど）での購入

メルカリやラクマなどのフリマアプリでも、ダイソーのガラス絵の具は頻繁に出品されています。
ここでは、「未開封の新品」や、「一度使用した中古品」など、様々な状態の商品が取引されています。
特に、少し使ったものが格安で出品されていることもあるため、掘り出し物を見つけたい方にはおすすめです。

ただし、フリマアプリでは、絵の具が乾燥していないか、チューブが破損していないかなど、品質を細かくチェックすることができません。
出品者の評価をしっかり確認し、「製造時期」や「残量」などを質問してから購入を検討しましょう。
フリマアプリでの購入は、自己責任の範囲であることを理解して利用してください。

もし、価格を気にしないのであれば、ネット通販でヤマトの「グラスデコ」など、品質の高い本格的なガラス絵の具を購入する方が、結果的に満足度が高いかもしれません。
ネット通販は、手間を省くための最後の手段として活用しましょう。

【ネット通販のおすすめポイント】

• Amazon：配達スピードが速い、Prime会員なら送料無料のものが多い。（Amazonでガラス絵の具を検索）
• 楽天市場：ポイントがたまりやすい、店舗ごとのレビューを参考にできる。（楽天市場でガラス絵の具を検索）
• Yahoo!ショッピング：PayPayポイントを利用している方におすすめ。（Yahoo!ショッピングでガラス絵の具を検索）

ダイソーのガラス絵の具の成分や特徴を徹底解説！どんな作品に使える？

ダイソーのガラス絵の具がなぜこれほど人気なのか、その秘密は、その成分と特徴に隠されています。
110円という価格からは想像もつかない、優れた特性を持っているのです。
ここでは、ダイソーのガラス絵の具の基本的な情報と、どのような作品作りにおすすめなのかを詳しく解説します。

ダイソーガラス絵の具の基本情報と成分

ダイソーで販売されているガラス絵の具の多くは、「GLASS PAINT」という商品名で、50ml入りのチューブタイプです。
価格は、もちろん1本110円（税込）です。

主な成分は、パッケージの裏面などに記載されていることが多いですが、「ポリアクリルエマルジョン、染料、水」などが主成分となっています。
この「ポリアクリルエマルジョン」というのは、簡単に言えば水性のアクリル樹脂の一種です。

特徴	詳細
水性	水で溶けるため、使用後の筆やパレットは水で洗い流せる。
乾燥後の特性	乾くと透明度が高くなり、弾力性のあるゴム状になる。
定着力	ガラスやクリアファイルなどのツルツルした面によく定着する。
剥がせる	定着力が高いのに、しっかりと乾燥させれば比較的簡単にはがせる。

水性なので臭いが少なく、子供と一緒に安心して使えるのが大きなメリットです。
また、失敗しても水で拭き取ったり、乾いた後に剥がしたりできるため、初心者でも気軽にチャレンジできます。

ダイソーガラス絵の具が特に向いている作品

ダイソーのガラス絵の具は、その剥がせる特性から、様々な用途に活用できます。

用途１：ウィンドウアート（窓のデコレーション）

最も人気のある使い方です。
窓ガラスに直接絵を描き、乾燥させてデコレーションを楽しむことができます。
特に、クリスマスやハロウィン、季節の花などのモチーフを描くと、光が透けることでステンドグラスのような美しい効果が得られます。
イベントが終わったら、端からぺりぺりと剥がせるので、賃貸住宅でも安心して楽しめます。

用途２：ステッカー・シール作り

クリアファイルやOHPフィルムなどのツルツルした台紙に絵を描き、完全に乾燥させた後、剥がしてステッカーとして使う方法です。
この「自作ステッカー」は、スマートフォンケースやノート、鏡など、様々な場所に貼って楽しめます。
特に、立体感のある「ぷっくりシール」が手軽に作れるとあって、若者を中心に人気を集めています。

用途３：レジン作品やプラ板作品の着色

ガラス絵の具は、レジン作品の色付けや、プラ板で作った作品の裏面に塗ることで、美しい透明感と発色を加えることができます。
レジン液に少量混ぜて使用したり、プラ板を焼いた後に上から塗ったりと、応用範囲が広いです。
ただし、レジン液と混ぜる際は、量が多すぎると硬化不良を起こす可能性があるので、少しずつ試しながら使うようにしましょう。

ダイソーのガラス絵の具は、あくまで「手軽にアートを楽しむ」ための画材です。
プロの作品のような耐久性や、完璧な透明度を求める場合は、専門店の製品をおすすめしますが、まずは試しに何か作ってみたいという初心者の方には、最適なアイテムと言えます。

初心者必見！ステンドグラス風アートの簡単な作り方とコツ

ダイソーのガラス絵の具を手に入れたら、まずチャレンジしたいのが「ステンドグラス風アート」ですよね。
難しそうに見えますが、実は非常に簡単で、絵心に自信がなくても失敗しにくい作り方があるんです。
ここでは、初心者の方でもすぐに始められる、ステンドグラス風アートの簡単な手順と、作品の完成度をアップさせるためのコツをモモストアが伝授します！

ステップ１：下絵（デザイン）を用意する

ステンドグラス風アートで最も重要なのは、輪郭線となる黒をきれいに描くことです。
初めて作る場合は、ガラスや台紙に直接描くのではなく、描きたいデザインを印刷した紙（下絵）を用意しましょう。

• インターネットで「ステンドグラス 図案 無料」などで検索し、好きなデザインを見つける。
• 下絵を、実際に作品を作りたいサイズに印刷する。
• 下絵の上に、透明なクリアファイルやOHPフィルム、アクリル板などを乗せ、セロハンテープで固定する。

この下絵を使うことで、絵の具を直接塗る面を汚さずに、正確な線をなぞることができます。
また、失敗しても下絵を交換すれば何度でもやり直せるため、安心して作業に取り組めます。

ステップ２：黒のライナーで輪郭を描く

下絵の上に固定したクリアファイルなどに、黒のガラス絵の具（ライナーペン）を使って、下絵の線の上をなぞっていきます。
ここが一番のポイントです。

コツ１：チューブを垂直に立てる

チューブを寝かせると線が潰れて太くなったり、曲がったりしやすくなります。
チューブの先端を、描く面に対して垂直に立て、一定の速度と力で押し出すように描きましょう。

コツ２：線は途切れさせず、厚めに描く

後から流し込むカラーの絵の具が、輪郭の外に漏れないようにするために、線は途切れさせずに、ある程度の厚み（盛り上がり）を持たせて描くことが重要です。
線と線が交わる部分は、しっかりと繋がっていることを確認しましょう。

ステップ３：カラーの絵の具を流し込む

黒のライナーが完全に乾くのを待ってから（数時間～半日）、色を塗っていきます。
ライナーが乾く前に色を塗ると、黒色が滲んで作品が台無しになってしまうので、焦らず待ちましょう。

コツ３：つまようじや竹串を使う

カラーの絵の具は、チューブから直接、輪郭線で囲まれた内側に「ポタポタ」と垂らしていきます。
小さな部分や、細かい模様の部分は、つまようじや竹串の先端に絵の具を取り、チョンと置いて広げるようにすると、きれいに塗れます。

コツ４：空気を抜く

絵の具を流し込んだ後、気泡（小さな泡）が入っていることがあります。
そのまま乾かすと穴が開いたり、見栄えが悪くなったりするので、つまようじで優しく気泡を潰したり、端に誘導して逃がしたりしましょう。
塗った後、少し時間を置くと自然に気泡が消えることもあります。

あとは、風通しの良い場所で、完全に乾くのを待つだけです。
乾くと透明な美しいステンドグラス風アートが完成しますよ！

ガラス絵の具の代用になる意外なアイテム3選と注意点

「ダイソーに行っても、どうしてもガラス絵の具が見つからない…」「今すぐ作りたいけど、手元にない！」
そんな時に役立つのが、「ガラス絵の具の代用になるアイテム」です。
実は、身近にあるもので、ガラス絵の具に近い効果を得られるものがいくつかあります。
ここでは、モモストアがおすすめする意外な代用アイテム3選と、使用時の注意点を紹介します。

代用アイテム１：木工用ボンド＋水彩絵の具（または食紅）

最も手軽で、ガラス絵の具と似た「剥がせる特性」を持つのが、木工用ボンドをベースにした自家製絵の具です。

• 作り方： 木工用ボンド（白色でOK）に、少量の水彩絵の具（透明水彩が理想）や食紅を混ぜます。
• ポイント： ボンドの比率が高すぎると乾きにくく、水が多すぎると定着力が弱くなります。ボンドが7〜8割、色材と水が2〜3割程度の比率が目安です。

木工用ボンドは乾くと透明になるため、ガラス絵の具と同じように光を透過するステッカーを作ることができます。
ただし、本物のガラス絵の具と比べると、乾燥後の透明度は若干低く、強度も劣ります。
また、ボンドの種類によっては、着色した際に分離してしまうこともあるので、必ず少量で試してから本番に使用しましょう。

代用アイテム２：デコレーション用のアイシングカラー（スイーツデコ用）

ダイソーやセリアのクラフトコーナーには、スイーツデコ用の「デコレーションソース」や「アイシングカラー」が販売されています。
これらは、チューブの先端が細く、ぷっくりと盛り上がる質感を持っているため、ライナーペンや、立体的な模様を描くのに非常に優れています。

• 利点： ノズルが細いので、細かい線を描きやすい。立体感が出やすい。
• 注意点： 乾くと不透明になる色が多いです。ステンドグラスのような「透け感」は得られないため、輪郭線専用として使うのがおすすめです。

代用アイテム３：レジン用着色剤＋クリアボンド（またはレジン液）

もしレジン液を持っているなら、レジン用の透明な着色剤（顔料）と、透明な多用途ボンドを混ぜる方法も有効です。
レジン用の着色剤は非常に発色が良く、少量で鮮やかなカラーが出せます。
ボンドの代わりに、UVレジン液を少量混ぜておくと、乾燥後の耐久性が増す可能性があります。（ただし、UVライトで硬化させる必要があります）

いずれの代替品も、本物のガラス絵の具とは成分が異なります。
必ず、作品を作る前に目立たない端材やクリアファイルなどで「乾燥後の状態」「剥がれやすさ」「透明度」を確認してください。
特に、ガラスに直接描く場合は、簡単に剥がせるかどうかのテストを忘れずに行いましょう。

ヤマトの「グラスデコ」など、本格的なガラス絵の具との違いを比較

100円ショップのガラス絵の具の代名詞がダイソーだとすれば、専門店のガラス絵の具の代名詞は、ヤマト株式会社が販売している「グラスデコ」です。
価格はダイソー製品の約10倍ですが、その品質は折り紙付き。
「高いものを買う意味があるの？」と疑問に思う方のために、ダイソー製品と本格的な製品の違いを、モモストアが徹底比較します。

比較ポイント１：乾燥後の「透明度」と「発色」

最も大きな違いは、乾燥後の仕上がりです。
ヤマトのグラスデコは、乾燥後の透明度が非常に高く、まるで本物の色ガラスや樹脂のようにクリアに仕上がります。
色の発色も非常に鮮やかで、プロが使う画材と比べても遜色ありません。

一方、ダイソーのガラス絵の具は、薄く塗りすぎたり、乾燥時間が短かったりすると、白っぽい曇りが残ることがあります。
これは、成分の樹脂の特性によるもので、特に白い面や明るい場所で見ると顕著です。
しかし、価格を考えればダイソー製品も十分なクオリティであり、「とにかく手軽に楽しみたい」という目的なら問題ありません。

比較ポイント２：ライナーの「扱いやすさ」と「定着力」

ライナーペン（特に黒）の使い勝手にも違いがあります。
グラスデコなどの本格的な製品のライナーは、粘度が高く、描いた線がしっかりと盛り上がり、液が外に漏れにくい構造になっています。
ノズルも細く作られていることが多く、均一な線を簡単に引くことができます。

ダイソーのライナーは、製品によってはやや粘度が低く、線が潰れやすいと感じることがあります。
また、チューブの材質が硬いため、力を入れすぎて一気に絵の具が出過ぎてしまう失敗も起こりやすいです。 ここは、ダイソー製品を使う上での一つの壁と言えるかもしれません。
しかし、ダイソー製品も慣れれば問題なく使えるようになるので、練習あるのみです。

比較項目	ダイソー（100均）	ヤマト グラスデコなど（専門品）
価格	110円（1本あたり）	500円～1,000円（1本あたり）
透明度	良好だが、曇りが残ることがある。	非常に高い、クリスタルな仕上がり。
ライナーの描きやすさ	やや粘度が低く、線が潰れやすいことがある。	粘度が高く、線が盛り上がりやすく扱いやすい。
色の種類	基本的な色が中心。	豊富なカラー、ラメやメタリックなど特殊色も多い。

結論：目的によって使い分けが重要

どちらの製品が良い、という単純な結論は出せません。
あなたの「作品作りへの目的」によって、どちらを選ぶべきかが変わってきます。

• 【ダイソー製品がおすすめな人】
  「子供の工作や、試しに作ってみたい」
  「失敗を恐れず、たくさんの色を使いたい」
  「価格を抑えて、手軽に楽しみたい」
• 【専門製品がおすすめな人】
  「販売目的の作品や、プレゼント用など、クオリティを最優先したい」
  「透明感と発色にこだわりたい」
  「ライナーの線も美しく仕上げたい」

ダイソー製品で練習を重ねてから、本格的な製品にステップアップするのも賢い選択です。
まずは手に入るもので、アートの世界を楽しんでみてください！

ガラス絵の具で失敗しない！乾かし方・はがし方のお悩み解決

ガラス絵の具は楽しい画材ですが、使い方を間違えると「なかなか乾かない」「きれいに剥がせない」といったトラブルに見舞われることがあります。
特に、時間をかけて作った作品が台無しになってしまうのは悲しいですよね。
ここでは、ガラス絵の具をきれいに仕上げるための「乾かし方」と、失敗した時のための「はがし方」のコツを、モモストアがお教えします。

乾かし方のお悩み解決：時間をかけるのが最大のコツ

ガラス絵の具は、通常の水彩絵の具やアクリル絵の具よりも、乾燥に時間がかかるのが特徴です。
これは、厚く塗ることで立体感や透明感を出すためであり、ある意味、仕上がりの美しさとのトレードオフなのです。

コツ１：最低でも24時間、できれば48時間待つ

メーカーや製品にもよりますが、ガラス絵の具が完全に乾燥するには、最低でも丸一日（24時間）は必要です。
特に厚塗りした部分がある場合は、内側まで完全に乾かすために、48時間ほど放置することをおすすめします。
表面だけ乾いていても、触ったり剥がそうとしたりすると、内側がまだ固まっておらず、ぐにゃりと形が崩れてしまうことがあります。

コツ２：風通しの良い、直射日光の当たらない場所で乾かす

乾燥を早めたいからといって、ドライヤーの熱風を当てたり、直射日光の当たる場所に置いたりするのは避けましょう。
急激な温度変化や乾燥は、絵の具の表面にひび割れを起こしたり、気泡が入ったり、均一に乾燥せずムラになったりする原因になります。

一番良いのは、ホコリが入らないようカバーをし、風通しの良い日陰に放置することです。
エアコンの風が直接当たらない程度の、穏やかな空気の流れがある場所を選びましょう。

はがし方のお悩み解決：水分と油分を活用する

ガラス絵の具は本来「剥がせる」性質を持っていますが、薄く塗った場合や、長期間貼ったままにしていた場合は、剥がしにくいことがあります。

コツ３：ぬるま湯やアルコールで水分を与える

剥がしにくい場合は、ぬるま湯に濡らした布で絵の具の部分を優しく湿らせるか、アルコール（除菌シートやエタノール）を含ませた布で端っこを擦ってみましょう。
水分やアルコールは、絵の具の定着力を弱める効果があるため、剥がしやすくなります。

また、窓ガラスに描いた作品を剥がす際は、ヘラやカッターを使うのではなく、プラスチック製のカードや定規を使い、端から少しずつ「めくる」ように力を加えるのがコツです。
無理に引っ張ると、途中でちぎれてしまい、細かなカスが残ってしまいます。

トラブル	原因	解決策
乾かない・ベタつく	厚塗り、乾燥時間不足。	最低48時間放置。風通しの良い日陰に置く。
剥がしにくい	長期の定着、薄塗り。	ぬるま湯やアルコールで湿らせ、端からめくる。
色が濁る・白くなる	乾燥時の温度差、水分が残っている。	ゆっくり時間をかけて自然乾燥させる。

ガラス絵の具を扱う上で、「焦り」は禁物です。
特に乾燥時間は、作品の出来栄えを左右する最も重要な要素です。
時間を味方につけて、きれいに乾燥させてくださいね！

SNSで話題！ダイソーガラス絵の具を使ったおしゃれな活用アイデア

ダイソーのガラス絵の具は、ステンドグラス風アート以外にも、SNSで多くのクリエイターによって様々な使い方が提案されています。
ちょっとしたアイデアで、日用品がおしゃれなインテリア雑貨に早変わりしますよ！
ここでは、モモストアが厳選した、特に人気のある活用アイデアをいくつかご紹介します。

アイデア１：オリジナルスマホケース作り

透明なスマートフォンケースの背面に、ガラス絵の具で絵を描くアイデアです。
乾くと透明になる特性を活かし、スマホ本体の色を透かして見せるようにデザインすると、非常にスタイリッシュに仕上がります。

• 作り方： スマホケースの「外側」ではなく「内側」（スマホと接する面）に描くのがポイントです。
• メリット： 絵の具が剥がれにくく、日常的な摩擦から作品を守ることができます。

自分の好きなキャラクターや、シンプルな抽象模様などを描いて、世界に一つだけのスマホケースを作ってみましょう！

アイデア２：オリジナルネイルシール・パーツ作り

クリアファイルなどの上で、ガラス絵の具を使って小さな花やハート、幾何学模様などを描きます。
完全に乾かした後に剥がし、ネイルに乗せてトップコートでコーティングすると、立体的なネイルアートが完成します。
ネイルサロンでやってもらうような、ぷっくりとした可愛らしいパーツが、自宅で簡単に作れるとあって大人気です。

また、小さな容器に絵の具を流し込んで乾かし、レジンモールドのようにして使えば、ミニチュアのデコレーションパーツも作れます。

アイデア３：キッチングッズの滑り止め加工

これは実用的なアイデアです。
ガラス絵の具は乾燥後にゴムのような弾力性を持つため、キッチンの計量カップや、プラスチック製のお盆の裏側などに、点状に塗ると、滑り止めとして機能します。

• 注意点： 食器として使うものに直接触れる部分は避け、あくまで「滑り止め」として使用しましょう。
• 応用： ハンガーの肩の部分に塗ると、服が滑り落ちるのを防ぐことができます。

アイデア４：ランプシェード・キャンドルホルダーのリメイク

IKEAや100均で買ったシンプルなガラスの瓶や、クリア素材のランプシェードに、ガラス絵の具で模様を描き足すリメイクです。
光を通すことで、色付けした部分が幻想的な影を落とし、部屋の雰囲気を一変させてくれます。

特に、青や緑などの寒色系を使うと落ち着いた雰囲気に、赤や黄色などの暖色系を使うと明るくポップな雰囲気になります。
火を使うキャンドルホルダーの場合は、絵の具が熱で溶けたり、有害物質が発生したりする危険性があるため、必ずLEDキャンドルや間接照明として使用してください。

活用アイデア	ポイント
スマホケース	ケースの内側に描いて、剥がれを防ぐ。
ネイルアート	クリアファイル上で乾かし、シールのように使う。
滑り止め	お盆やハンガーの裏に点状に塗り、実用性を高める。
ランプシェード	光の透過性を利用し、部屋の雰囲気を変える。

これらのアイデアは、すべてダイソーの110円のガラス絵の具で実現可能です。
もしガラス絵の具が見つからなくても、他の100均製品や代替品でも挑戦できますので、ぜひトライしてみてくださいね！

ダイソーのガラス絵の具の代わりに使える？人気の「窓ガラス用クレヨン」とは

最近、ダイソーや他の100円ショップで、「窓ガラス用クレヨン」という商品を見かけることが増えました。
これも窓に絵を描いて楽しめる画材ですが、ガラス絵の具とは何が違うのでしょうか？
ここでは、窓ガラス用クレヨンがガラス絵の具の代わりになるのかどうかを詳しく見ていきます。

窓ガラス用クレヨンの特徴

窓ガラス用クレヨンは、その名の通り、窓ガラスや鏡などのツルツルした面に描くことができるクレヨンです。
主な特徴は以下の通りです。

• 非常に手軽： 乾かす時間が必要なく、描いたらすぐに完成です。
• 拭き取りが簡単： 濡れた布やウェットティッシュで簡単に拭き取ることができます。
• 色の表現： 乾くと透明になるガラス絵の具と違い、描いたそのままの色で不透明（または半透明）に仕上がります。

小さな子供でも簡単に使え、失敗を恐れずにのびのびと描けるため、「とにかく窓にラクガキを楽しみたい」という用途には最適です。

ガラス絵の具との決定的な違い

しかし、窓ガラス用クレヨンは、ガラス絵の具の完璧な代替品とは言えません。決定的な違いは以下の2点です。

違い１：透明度とステンドグラス風効果

ガラス絵の具は、乾くと非常に透明になり、光が色を透過することでステンドグラスのような美しい効果を生み出します。
一方、窓ガラス用クレヨンは不透明なため、光を遮ってしまい、ステンドグラス風の表現はできません。
あくまで「窓に描く絵」であり、ガラス絵の具の魅力である「光のアート」は楽しめません。

違い２：「剥がせるシール」が作れない

ガラス絵の具のもう一つの大きな魅力は、クリアファイルなどの上で描いて、乾かした後に剥がし、別の場所に貼り付けられる「オリジナルシール」が作れることです。
クレヨンは描くだけで、剥がして他の場所に貼れるような弾力のあるシールにはなりません。

項目	ガラス絵の具	窓ガラス用クレヨン
ステンドグラス風	〇（光を透過）	×（光を遮る）
シール化	〇（乾くと弾力のあるシールになる）	×（描いたものがそのまま残る）
乾燥時間	24時間以上必要	不要（描いたらすぐ完成）
汚れの落としやすさ	剥がす or アルコールで除去	濡れ布巾で拭き取るだけ

結論として、「ステンドグラス風の光の透過性」や「剥がせるシール」を作りたいのであれば、窓ガラス用クレヨンは代用になりません。
しかし、「子供が窓にお絵描きをしたい」「イベント用のデコレーションを一時的に手軽に描きたい」という目的であれば、クレヨンも非常に優れた選択肢となります。

ガラス絵の具で描く際に知っておきたい！ガラス以外の素材への活用

ガラス絵の具という名前ですが、実はガラスだけでなく、さまざまな素材に活用できるのがダイソー製品の魅力です。
ガラス以外の素材に描くことで、作品の幅が格段に広がりますよ！
ここでは、ガラス絵の具を最大限に活かすための、ガラス以外の活用法をご紹介します。

素材１：クリアファイル・OHPフィルム

これはステッカー作りの定番ですが、クリアファイルやOHPフィルムは、ガラス絵の具の特性を最も活かせる素材です。
描いて、乾かして、剥がすという一連の作業が最も簡単に行えます。

• ポイント：クリアファイルの表面のツルツルした面を使うようにしましょう。ザラザラした面だと、きれいに剥がせないことがあります。
• 応用： 剥がしたシールを、文房具やパソコンに貼り付けてデコレーションを楽しむことができます。

素材２：アクリル板・プラスチック板

キーホルダーやオーナメントなど、耐久性のある小物を作りたい場合は、アクリル板やプラスチック板がおすすめです。
これらの素材はガラスと同様にツルツルしているため、絵の具の定着が良いです。
アクリル板に描いた後、穴を開けてチェーンを通せば、オリジナルのキーホルダーが完成します。

素材３：鏡・陶器（表面がツルツルしたもの）

お部屋の鏡や、表面がツルツルしたマグカップ、お皿などの陶器にも描くことができます。
鏡に描くと、絵の具の鮮やかな色と、鏡の反射が相まって、非常に美しいアート作品になります。

• 注意点： 陶器の場合、水洗いをすると剥がれてしまう可能性があるため、「観賞用」として使うのが基本です。
• 食洗機はNG： 食器として使用する場合は、衛生上の問題や、洗剤で絵の具が剥がれてしまうため、使用は避けましょう。

素材	メリット	主な用途
クリアファイル	剥がしやすく、シール作りに最適。	ステッカー、デコレーションシール
アクリル板	耐久性が高く、キーホルダーなどに使える。	キーホルダー、オーナメント
鏡	反射効果で、作品が華やかに見える。	インテリアデコレーション
陶器（ツルツル）	マグカップなどに描いて、オリジナルグッズに。	観賞用マグカップ、小物入れ

描く際に気をつけたいこと

ガラス以外の素材に描く際にも、共通して言える注意点があります。

それは、描く面の「油分や汚れを完全に拭き取っておく」ことです。
特にプラスチック製品は、手の油分やホコリが付きやすく、これが残っていると絵の具の定着が悪くなり、すぐに剥がれてしまう原因になります。
アルコールを含ませた布などで、描く面を丁寧に拭いてから作業を始めましょう。
このひと手間が、作品の持ちを大きく左右しますよ！

ダイソーのガラス絵の具の「粘度」を調整する裏ワザと方法

ダイソーのガラス絵の具を使っていると、「ちょっと硬くて線が引きにくい」「逆にサラサラしすぎて線が流れてしまう」といった、粘度に関する悩みが出てくることがあります。
特に、ライナーペンを引くときは粘度が重要です。
ここでは、ガラス絵の具の粘度を調整して、より使いやすくするための裏ワザと方法をモモストアがご紹介します。

粘度を「下げる」（柔らかくする）方法

絵の具が硬い、またはチューブから出にくいと感じた時は、水分を加えて粘度を下げます。
ただし、水性といっても水を大量に加えすぎると、乾燥後の定着力や透明度が大きく損なわれてしまうため、「ごく少量」ずつ加えるのが鉄則です。

• 方法１：少量の水を加える
  少量（本当に数滴）の水をパレットなどに取り、絵の具を少しずつ混ぜて練ります。
  チューブ全体に水を混ぜるのは危険なので、「今使う分だけ」をパレットに出して調整しましょう。
• 方法２：ぬるま湯で温める
  絵の具のチューブをぬるま湯（人肌程度）に数分間浸すと、絵の具が柔らかくなり、チューブから出しやすくなります。
  ただし、熱湯はチューブの変形や成分の変質を招くため、絶対に避けてください。

粘度を「上げる」（硬くする）方法

絵の具がサラサラしすぎて、線が流れてしまう、厚塗りができないと感じた時は、絵の具の成分を濃くして粘度を上げます。
この調整は少し難しいですが、ライナーペンが手に入らない時の代用色を作る際にも役立ちます。

• 方法３：フタを開けて放置する
  パレットに出した絵の具を、しばらくフタを開けたまま放置することで、絵の具に含まれる水分がわずかに蒸発し、粘度が増します。
  ただし、完全に乾いて固まらないように、時々様子を見ながら調整してください。
• 方法４：木工用ボンドを少量混ぜる（裏ワザ）
  これは裏ワザ的な方法ですが、粘度の高い木工用ボンド（白）をごく少量混ぜると、ライナーのような粘性を出すことができます。
  ただし、ボンドの量が多すぎると、乾燥後に白色が強く出てしまい、透明度が失われるため、あくまで「少量」に留めることが重要です。

調整方向	方法	注意点
粘度を下げる	ごく少量の水を混ぜる、ぬるま湯でチューブを温める。	水を入れすぎると定着力が落ちる。熱湯は厳禁。
粘度を上げる	パレットに出して数分放置する、木工用ボンドを少量混ぜる。	放置しすぎると固まる。ボンドは透明度を失わせる可能性がある。

ガラス絵の具は、温度や湿度によって粘度が変わりやすい画材です。
特に冬場は硬くなりやすいので、少し温めてから使うと、スムーズに線が引けるようになります。
最適な粘度を見つけることが、作品の完成度を高める鍵となりますよ。

ガラス絵の具で失敗！色ムラや気泡ができた時の修正テクニック

せっかく時間をかけて描いたのに、「色がムラになってしまった」「大きな気泡が入ってしまった」という経験は、ガラス絵の具アートではよくある失敗です。
でも大丈夫。これらの失敗は、ちょっとしたテクニックで修正することができます。
諦めずに、最後まで作品を仕上げるための修正方法を学びましょう！

修正テクニック１：色ムラを解消する「追い塗り」のコツ

色ムラができる主な原因は、絵の具を薄く塗りすぎたことや、塗布量が不均一だったことです。
完全に乾く前であれば、以下の方法で修正できます。

• ムラが出た部分に絵の具を足す：
  完全に乾いてしまう前に、ムラになっている部分に、再度同じ色の絵の具を少量足して、つまようじなどで優しく広げます。
  この際、既に塗ってある部分を掻きすぎると、線跡が残ってしまうので、あくまで「絵の具を上から乗せる」イメージで修正しましょう。
• ムラをあえて活かす：
  ムラを完全に消すのが難しい場合は、逆に別の色（例えば、濃い色や薄い色）を少量混ぜて、グラデーションやマーブル模様にするという方法もあります。
  ムラを「味」として活かすことで、オリジナリティあふれる作品に生まれ変わります。

完全に乾いてからムラに気づいた場合は、剥がしてやり直すか、上からもう一度薄く塗り重ねることで目立たなくできる可能性があります。ただし、塗り重ねると透明度が下がるので注意が必要です。

修正テクニック２：気になる気泡を潰す方法

絵の具を流し込んだ際にできる気泡は、見た目を大きく損ねてしまいます。
気泡が入った場合は、乾く前に必ず処理しましょう。

• つまようじで潰す・逃がす：
  小さな気泡は、つまようじの先端で優しく突いて潰すことができます。
  大きな気泡は、潰すだけでなく、つまようじで絵の具の端の方に誘導し、ライナーの外へ逃がすようにすると、跡が残りにくいです。
• 息を吹きかける：
  広範囲に小さな気泡ができてしまった場合は、ストローなどを使って「そっと」息を吹きかけると、気泡が潰れることがあります。
  ただし、強く吹きすぎると絵の具が飛び散ったり、ムラができたりするので、本当に優しく行ってください。

失敗の種類	原因	修正方法（乾く前）
色ムラ・線跡	塗りムラ、筆の跡、絵の具の不足。	同じ色の絵の具を少量足して、つまようじで優しく広げる。
気泡	絵の具を流し込む際の空気混入。	つまようじで潰す、端に誘導する。そっと息を吹きかける。
ライナーの歪み	手のブレ、チューブの押し出しムラ。	濡らした綿棒で拭き取り、乾いてから描き直す。

修正テクニック３：乾いた後のライナーの修正

黒のライナーが乾いた後に、「ちょっと曲がってしまった」「はみ出してしまった」という場合は、カッターの刃先や竹串の先端を使って、不要な部分を削り取ることができます。
ガラス絵の具はゴム状に固まるため、注意深く作業すれば、きれいに修正が可能です。
ただし、下にあるカラーの絵の具を傷つけないように、慎重に行ってください。

ダイソーのガラス絵の具を長持ちさせる！保存方法と保管の注意点

苦労して手に入れたダイソーのガラス絵の具、できるだけ長く使いたいですよね。
ガラス絵の具は、保存方法を間違えると、チューブの中で固まってしまったり、分離して使えなくなったりすることがあります。
ここでは、絵の具を最後まで使い切るための、正しい保存方法と保管の注意点について解説します。

保存の基本：空気を遮断し、温度変化を避ける

ガラス絵の具の主成分であるポリアクリルエマルジョンは、空気（酸素）に触れることで固まる性質を持っています。
これが、チューブの中で固まってしまう最大の原因です。

注意点１：キャップをしっかりと閉める

使用後は、必ずチューブのキャップをしっかりと、隙間なく閉めることが最優先です。
キャップの内側に絵の具が残っていると、それが固まってフタとチューブが密着しなくなり、結果的にチューブの中の絵の具が固まってしまうことがあります。
使用後は、キャップのネジ山部分をティッシュなどで拭き取り、きれいにしてから閉めましょう。

注意点２：チューブを立てて保管する

絵の具は、ノズル（先端）を上にして立てた状態で保管するのがベストです。
チューブを横にして保管すると、チューブ内の空気がノズル側に移動しやすくなり、乾燥や固まりの原因になります。
ノズルを上にしておけば、絵の具の重みで空気が押し戻され、ノズル部分に絵の具が密着した状態を保ちやすくなります。

保管場所の注意点：冷蔵庫はNG、常温が基本

絵の具の保管において、温度変化は非常に大きな敵となります。

• 直射日光・高温を避ける：
  真夏の車内や、窓際などの直射日光が当たる場所は厳禁です。
  高温になると、絵の具が分離したり、チューブが変形したりすることがあります。
• 冷蔵庫・低温を避ける：
  「食べ物ではないから」と冷蔵庫に入れるのは避けましょう。
  急激な低温は、絵の具の粘度を変化させ、成分が変質する原因になります。
  冬場も、暖房をつけていない極端に寒い部屋は避けるべきです。

理想的な保管場所は、一年を通して温度変化が少なく、直射日光の当たらない、常温の暗所です。
例えば、部屋の押し入れや、引き出しの中などが適しています。

保存のコツ	理由
キャップをしっかり閉める	チューブ内への空気の侵入を防ぎ、絵の具が固まるのを防ぐ。
ノズルを上にして立てる	チューブ内の空気がノズルに集中するのを防ぎ、乾燥を防ぐ。
常温の暗所に保管	高温による分離や、低温による粘度の変化を防ぐ。

もし、ノズルが詰まって絵の具が出なくなった場合は、安全ピンや、細い針金でノズルの先端を優しく突いてみると、固まった絵の具が取り除けることがあります。
力任せに突くとチューブを傷つける可能性があるので、慎重に行ってくださいね。

ガラス絵の具を使った作品をより美しく見せる！仕上げのテクニック

ガラス絵の具で描いた作品は、乾かして終わりではありません。
ちょっとした仕上げの工夫を加えるだけで、作品の見栄えが格段に向上し、プロの作品のようなクオリティに近づきます。
ここでは、モモストアがおすすめする、作品をより美しく見せるための仕上げのテクニックをご紹介します。

テクニック１：クリアなトップコートを塗る

ステッカーやキーホルダーなど、日常的に触れる機会が多い作品は、絵の具の表面を保護することが重要です。
完全に乾燥した後、上から透明な「トップコート（ニス）」や「透明なマニキュア」「UVレジン液」を塗ってコーティングしましょう。

• メリット：
  絵の具が剥がれにくくなる、傷や汚れが付きにくくなる、表面にツヤが出て透明感が増す。
• 注意点：
  水性のトップコートを選ぶと、絵の具がにじむ可能性があるため、アクリル系のスプレーニスや、レジン液を使うのがおすすめです。

特にUVレジン液は、光沢感が非常に高く、ぷっくりとした仕上がりになるため、おすすめです。

テクニック２：裏面にアルミホイルを貼って反射させる

ガラス絵の具をクリアファイルなどの透明な台紙に描いた作品を、壁などに飾る場合、裏から光を通さないと、せっかくの透明感が活かせません。

もし、窓ガラスに貼れない場所（壁など）に飾る場合は、裏面にアルミホイルやシルバーの折り紙を貼り付けてみましょう。
これにより、外部の光を反射させ、絵の具の色を内側から輝かせることができます。
ステンドグラスのガラス部分の輝きに近い効果が得られます。

テクニック３：ゴールドやシルバーのラインで縁取りを強化

黒のライナーで輪郭を描いた作品でも、乾燥後にゴールドやシルバーの細いペンを使って、さらに輪郭をなぞると、作品全体が引き締まり、高級感が増します。
特に、ヨーロピアンなデザインや、豪華なモチーフを描いた作品には、このテクニックが非常に有効です。

仕上げテクニック	効果	使用するアイテム
トップコートコーティング	剥がれ防止、ツヤ出し、耐久性アップ。	UVレジン液、アクリル系スプレーニス。
裏面アルミホイル	光の反射で、暗い場所でも色を輝かせる。	アルミホイル、シルバー折り紙。
ゴールドライン強化	作品の引き締め、高級感の演出。	ゴールド/シルバーの油性細字ペン。
作品の用途に合わせて、最適な仕上げを施しましょう。

これらの仕上げテクニックは、すべて100均で手に入る材料で実践できます。
ぜひ、あなたの作品にひと手間加えて、さらに魅力的なものにしてくださいね。

ガラス絵の具アートを長く楽しむための作品の「お手入れ」方法

せっかく作ったガラス絵の具の作品は、長く楽しみたいもの。
特に窓ガラスに貼った作品や、インテリアとして飾っている作品は、ホコリや手垢などで汚れてしまうことがあります。
ここでは、作品の美しさを保つための、正しいお手入れ方法をご紹介します。

お手入れ１：ホコリや手垢の除去

窓ガラスに貼った作品は、静電気でホコリが付着しやすいです。
ホコリを取る際は、ハンディモップや、柔らかいハケなどで、優しく払うようにしましょう。
硬い布で強く擦ると、表面に傷がついてしまったり、絵の具が剥がれてしまったりする原因になります。

手垢やちょっとした汚れがついてしまった場合は、水で濡らして固く絞った柔らかい布で、優しく拭き取ります。
この際、洗剤やアルコール入りのクリーナーは絶対に使わないでください。
ガラス絵の具の成分が溶け出したり、変色したりする恐れがあります。

お手入れ２：ステッカー作品の再利用時の注意点

クリアファイルなどの上で作って剥がしたステッカーを再利用したい場合、以下の点に注意しましょう。

• ホコリの除去：
  ステッカーの裏側（貼る面）にホコリがついていると、定着力が弱くなります。
  ホコリがついてしまったら、セロハンテープの粘着面で軽くペタペタと叩き、ホコリだけを取り除くようにしましょう。
• 貼り付け場所の油分除去：
  貼り付ける側のガラスや鏡の表面に油分や汚れが残っていると、すぐに剥がれてしまいます。
  必ず、アルコール（エタノール）で油分を完全に拭き取ってから貼り付けましょう。

作品の種類	お手入れ方法	絶対にしてはいけないこと
窓ガラスアート	ホコリを優しく払う、固く絞った布で拭く。	洗剤やアルコールクリーナーの使用、硬いもので擦る。
ステッカー作品	裏面のホコリをセロハンテープで取る。	無理やり剥がす、丸めて保管する。
アクリル板作品	トップコートでコーティングし、優しく拭く。	高熱の場所に放置する（変形の原因）。

お手入れ３：長期保管する場合

季節のアートなど、使わない時期は長期保管することになります。
ステッカー状にした作品は、平らなクリアファイルや、クッキングシートなどのツルツルした素材の上に貼り付けて保管しましょう。
折れたり丸まったりすると、絵の具にひびが入ったり、形が崩れたりします。

高温多湿を避け、直射日光の当たらない場所で、丁寧に保管することで、何年も美しい状態を保つことができます。
大切にお手入れをして、あなたのガラスアートを長く楽しんでくださいね。

ダイソーのガラス絵の具の色の種類を一覧で紹介！人気カラーはこれ

ダイソーのガラス絵の具の魅力の一つは、その手軽な価格と、意外と豊富なカラーバリエーションです。
ここでは、ダイソーで販売されている主な色の種類と、特に人気が高く、見つけたら即買いすべきカラーを一覧でご紹介します。
色選びに迷ったら、このリストを参考にしてみてください！

ダイソーガラス絵の具の基本カラー一覧

ダイソーのガラス絵の具は、主に以下の基本カラーがラインナップされています。（時期や店舗により異なる場合があります）

分類	色名	特徴
クリアカラー（透明色）	レッド（赤）	鮮やかな赤、太陽に透かすと非常に美しい。
	ブルー（青）	深みのある青、海や空の表現に最適。
	グリーン（緑）	明るい緑、葉っぱや草の表現に。
	イエロー（黄）	太陽のような明るい黄色、光をよく通す。
	オレンジ（橙）	暖かみのあるオレンジ、夕焼けや暖炉の表現に。
	パープル（紫）	落ち着いた色合いの紫、高級感のある仕上がりに。
	クリア（透明）	色をつけずに、透明な立体感を出したいときに使う。
ライナー/特殊カラー	ブラック（黒）	輪郭線（ライナー）の定番、ステンドグラス風の必須アイテム。
	ホワイト（白）	雪や雲、ハイライトなどに使用。黒と同様に人気。
	ゴールド（金）	豪華な縁取りや、ゴージャスな作品に。
	シルバー（銀）	クールな印象に仕上げたいときにおすすめ。

これらのカラーを混ぜ合わせることで、さらに多くの色を作り出すことができます。
特に赤と青を混ぜて紫にしたり、黄色と青を混ぜて黄緑を作ったりと、絵の具の基本的な混色も楽しめます。

見つけたら即買いすべき人気カラーは？

すべての色が人気ですが、特に品薄になりやすい、見つけたら即買いすべきカラーは以下の通りです。

人気カラー１：ブラック（黒ライナー）

やはり圧倒的な人気を誇るのが、黒のライナーペンです。
これがないと、ステンドグラス風アートの「枠」が作れないため、常に需要が高いです。
もし黒だけが残っていたら、他の色を持っていたとしても、予備として購入しておくことを強くおすすめします。

人気カラー２：ホワイト（白ライナー）

白は、黒と同じく輪郭線に使われますが、それ以外にも「雪」や「レース模様」、「ハイライト」など、不透明なアクセントとして非常に役立ちます。
黒と白はセットで使うことが多いため、こちらも品切れになりやすいカラーです。

人気カラー３：クリア（透明）

意外かもしれませんが、「クリア（透明）」も非常に重要です。
これは、他のカラーを薄めたり、ツヤを出したり、立体感を強調したりするために使われます。
クリアをベースに少量のカラーを混ぜることで、パステル調の淡い色を作ることもできます。
見つけたら、ぜひ一つは確保しておきましょう。

ダイソーのガラス絵の具は、新しいカラーや、ラメ入りの特殊なカラーが追加されることもあります。
ぜひ、店頭に足を運び、新しい発見を楽しんでくださいね！
ダイソーの公式サイトで最新情報をチェックすることも忘れずに。

自宅でできる！ダイソーガラス絵の具を使った「立体アート」に挑戦

ガラス絵の具は平面の作品だけでなく、立体的なアートにも活用できます。
特に、乾くとゴムのように弾力性を持つ特性を活かした「立体アート」は、SNSでも注目を集めています。
ここでは、自宅で簡単に挑戦できる、ダイソーのガラス絵の具を使った立体アートのアイデアをご紹介します。

アイデア１：ぷっくりハートや星のオーナメント

クリアファイルなどの上で、ハートや星、動物の形などを厚めに描きます。
この際、輪郭線と内側のカラーを同時に、または間を空けずに厚く塗りつぶすのがポイントです。
完全に乾くと、厚みのあるぷっくりとした立体的なパーツになります。
これを剥がして、紐を通せば、可愛いオーナメントやキーホルダーが完成します。

• コツ： 剥がれやすくするために、描く面には何も塗らない（油分がない）状態を保つことが重要です。
• 注意点： 厚く塗りすぎると、完全に乾くのに1週間近くかかることもあるので、時間に余裕を持って作業しましょう。

アイデア２：オリジナルデコレーションマグネット

小さなクリアな板（プラ板の余りなど）を土台にして、その上にガラス絵の具で立体的なデコレーションを施します。
例えば、小さなバラの花や、リボンなどをガラス絵の具で描いて立体的に盛り上げます。
完全に乾いた後、裏に100均で売っているマグネットシートや強力マグネットを接着剤で貼り付ければ、オリジナルのデコレーションマグネットが完成です。

冷蔵庫などに貼ると、立体的な質感が目を引く、おしゃれなインテリアになります。

アイデア３：クリア容器の「水面風」デコレーション

ガラス絵の具は、その光沢と透明感を活かして「水面」を表現するのに最適です。
例えば、ダイソーで売っている小さな透明なフィギュアケースや、ガラスのコップの底に、青や緑のガラス絵の具を薄く流し込みます。
この際、絵の具を完全にならさず、あえて波打つようなムラを残すと、本物の水面のようなリアルな表現ができます。

その上に、小さな魚や、レジンで作った水草などのミニチュアを飾ると、ミニチュアの海や池のジオラマが完成します。
このアイデアは、特にドールハウスやミニチュア作りが好きな方に人気です。

立体アートのアイデア	キーポイント	必要なダイソー商品
ぷっくりオーナメント	厚めに描く、完全に乾かす。	クリアファイル、紐、パンチ（穴あけ）。
デコレーションマグネット	土台に描いて、裏にマグネットを貼る。	マグネットシート、強力接着剤、プラ板。
水面風ジオラマ	クリアな容器を使い、ムラを残して流し込む。	透明な容器、小さなフィギュアやミニチュア。

ガラス絵の具の使い方は無限大です。
平面だけでなく、立体的な表現にも挑戦して、アートの可能性を広げてみてくださいね！

まとめ：ダイソーのガラス絵の具は粘り強く探す価値あり！

ここまで、ダイソーのガラス絵の具が「売ってない」という問題の真相から、確実に見つける方法、見つからない場合の代替品、さらには作品作りのテクニックまで、幅広く解説してきました。

最後に、この記事の重要なポイントをもう一度おさらいしましょう。

【ダイソーのガラス絵の具Q&Aまとめ】

• Q. ダイソーでは廃盤になったの？
  A. いいえ、廃盤の情報はなく、現在も販売は継続されています。人気による品薄が原因です。
• Q. 在庫を見つけるコツは？
  A. 郊外の大型店舗、週明けの平日午前中を狙い、JANコードを控えて店員さんに問い合わせるのが最も確実です。
• Q. 黒のライナーがない場合はどうすればいい？
  A. セリアやキャンドゥのライナーで代用するか、他の濃い色のガラス絵の具をライナー代わりに使うなど、発想を転換しましょう。
• Q. ネット通販で買うのはアリ？
  A. アリですが、定価より高額になることを理解し、手間と時間を買うつもりで購入しましょう。Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなどで購入可能です。

ダイソーのガラス絵の具は、110円という価格以上のクオリティと楽しさを提供してくれる、まさに「コスパ最強」の画材です。

手に入れた時の喜びはひとしおですが、もしどうしても見つからなくても、ヤマトの「グラスデコ」のような本格的な製品や、身近な材料を使った代替品で、アートを楽しむことはできます。
この記事が、あなたが求めるガラス絵の具を見つけ、素敵な作品作りに役立つことを心から願っています。

諦めずに、粘り強く探してみてくださいね！
あなたのクリエイティブな活動を、モモストアは応援しています！

筆者：モモストアより

最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今回のダイソーガラス絵の具の調査を通じて、改めて100円ショップ商品の人気の高さを実感しました。
私の記事が、あなたの疑問解決の一助となり、さらにアート制作のモチベーションアップに繋がれば幸いです。
次のお買い物や創作活動でも、良い出会いがありますように！
モモストアでした。

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